JPH10127859A - 遊戯機 - Google Patents

遊戯機

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JPH10127859A
JPH10127859A JP8329807A JP32980796A JPH10127859A JP H10127859 A JPH10127859 A JP H10127859A JP 8329807 A JP8329807 A JP 8329807A JP 32980796 A JP32980796 A JP 32980796A JP H10127859 A JPH10127859 A JP H10127859A
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正典 菅沼
Sadahito Kato
禎人 加藤
Takashi Yamaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の各個体を液流中の一連の流れの中で捉
え得るようにし、遊戯者に各個体の撹拌状態を目視可能
にして技量がゲームに反映し得るような印象を与える高
い演出効果を実現する。 【解決手段】 ゲームの操作、表示及びゲーム結果に対
する評価を行う入力部11と、機構部1とからなる。機
構部1は、水Wが満たされたタンク30と、その内部中
心に配置された上昇液流通路としての筒体40と、筒体
40の下方のノズル61を有する上昇液流を形成する送
液部6を備えると共に、筒体40の周囲の複数のボール
Bの沈降領域であって、その一部に読取部5が設けられ
ている。この沈降部には、旋回するガイドレール422
が設けられ、このガイドレール422に拾らわれたボー
ルBは、その下端から離れるタイミングと、この下端と
読取部5との対向するタイミングとが一致すると、抽出
され、磁気コードデータが読み取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術の分野】本発明は、それぞれ固有情報が付
されたN個の個体の内からランダムに抽出されたM(<
N)個の個体であって、これらに付された固有情報が所
定の関連性を有するとき、該関連性に応じた評価を与え
るようにした遊戯機に係り、特に個体の抽出に特異な構
成を施して遊戯性を高めた遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個のボールを撹拌する球状の
回転カゴと、撹拌されたボールを受けるボール受けと、
ボール受けからボールを1個ずつ受取り、落下させるボ
ール受取り部と、ボールを一時的に貯溜してボールの数
字を検出する検出部と、検知され案内パイプ内を落下し
たボールを順次所定個数溜めるボール溜め部とから構成
されるとともに、各遊戯者のためのゲームディスプレイ
には所定の数字がランダム的に配列されたビンゴカード
が表示されており、順次検出されたボールの数字がビン
ゴカード上で一致し、更にこの一致した数字が一列に並
ぶと、「上がり」とされ、その評価に応じた枚数のメダ
ルが払出されるビンゴ遊戯機が提案されている(特開平
6−71010号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記遊戯機は、複数の
ボールにそれぞれ異なる数字を付し、これらを球状の大
きな回転カゴを用いて撹拌するようにして複数のボール
から1個を無作為に選択させるものであるが、ボールの
撹拌が1つの回転動作であって、かつ各ボールが煩雑に
混ぜ合わせる動作であるため、撹拌動作中のボール個々
の状況を遊戯者が目視で追従することが困難であり、遊
戯者の技量がゲームに反映され難いという印象を与える
こととなる。従って、ゲーム性、遊戯性の点からみた演
出効果の点でも十分とはいえないという問題がある。さ
らに、一旦、選択され、検出されボールを同一ゲーム中
はボール溜め部に溜めて、再使用させないようにしてい
るため、ボール選択の余地を順次狭ばめるものであっ
た。
【0004】本発明は、複数の個体の撹拌を液体中で個
体を循環させることによって行わせて、各個体を液流中
の一連の流れの中で捉え得るようにし、遊戯者に各個体
の撹拌状態を目視可能にして技量がゲームに反映し得る
ような印象を与える高い演出効果を実現する遊戯機を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
それぞれ固有情報が付されたN個の個体の内からランダ
ムに抽出されたM(<N)個の個体であって、これらに
付された固有情報が所定の関連性を有するとき、該関連
性に応じた評価を与えるようにした遊戯機において、液
体を収容する透明なタンクと、上記タンク内に上下方向
の循環液流を形成し、上記個体を上記タンク内で循環さ
せる循環液流発生部と、上記循環液流中であって、この
液流と交差する面の一部に介在され、循環中の上記個体
が上記一部分を通過するとき、該個体を抽出して、その
固有情報を読み取る情報読取部とを備えてなるものであ
る。
【0006】この構成によれば、複数の個体は、循環液
流内で個々に順序が入れ替わりなが循環移動される循環
液流路には、その一部分に面して情報読取部が設けられ
ており、循環中の個体がこの読取位置以外の位置を通過
したときは、その個体に対しては固有情報は読み取られ
ず、次の循環時にゆだねられ、一方、循環中の個体がこ
の位置を通過すると、当該個体に付された固有情報が読
み取られる。なお、この個体は循環するので、次回にも
抽出される可能性がある。そして、M個の個体に対して
固有情報の読取が終了すると、得られた固有情報の関係
を判断して、それに応じた評価が与えらる。このよう
に、液流の中で個々に勝手な振舞をしつつ、すなわち順
序が入れ替わりながら個体が移動するので、その状況を
遊技者が目視が可能となり、個体が抽出されるかどうか
も遊技者が個々に確認可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、それぞれ固有情報
が付されたN個の個体の内からランダムに抽出されたM
(<N)個の個体であって、これらに付された固有情報
が所定の関連性を有するとき、該関連性に応じた評価を
与えるようにした遊戯機において、上記個体より比重の
小なる液体を収容する透明なタンクと、上記タンク内の
底部の一部に上昇液流を形成して、底部に存在する上記
個体を強制的に浮上させるとともに、浮上した個体が上
記上昇液流の周囲を経て上記底部に沈降するようにした
循環液流発生部と、上記上昇液流の周囲の一部に設けら
れ、沈降中の上記個体が上記一部分を通過するとき、該
個体を抽出して、その固有情報を読み取る情報読取部と
を備えてなるものである。
【0008】この構成によれば、複数の個体は、上昇液
流内で個々に順序が入れ替わりなが上昇され、上昇位置
からその周囲に吹き出されて、循環液流乃至は自重によ
り、その周囲を下方に沈降させられる。上昇液流の周
囲、すなわち個体が沈降する流路の一部に設けられた情
報読取部で、沈降中の個体に対する抽出、非抽出がラン
ダムに行わる。そして、抽出、非抽出に拘らず、全ての
個体は底部から再度循環水流に沿って上昇される。この
ように、上昇液流の中で個々に勝手な振舞をしつつ、す
なわち順序が入れ替わりながら個体が移動し、また、沈
降中に特定の読取位置を通過するかどうかも目視可能で
ある。
【0009】請求項3記載の発明は、上記循環液流発生
部が、上記タンクの中央に立設された上昇通路筒と、こ
の上昇通路筒の下方から筒内に向けて液体を送り込む送
液部とからなるものである。個体は、下方から送り込ま
れる液体によって強制的に上昇通路筒内を不規則に上昇
させられる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の遊
戯機において、上記上昇通路筒の上方に液面からの個体
の飛び上がりを規制する規制部材を設けたものである。
この規制部材により液面から上方に跳び跳ねて遊技機上
部の部材にボールが衝突することが防がれる。
【0011】請求項5記載の発明は、浮上した個体が沈
降する上記タンクの底部であって、上記上昇通路筒の周
りに周設され、該底部より僅かに個体を持ち上げる突起
と、上記突起の外周側で上記突起上の個体に、その底面
から上昇流を付与するべく上記送液部との間に形成され
た孔を備えたものである。この構成により、タンク底部
に沈降したボールに対し、効率の良い浮き上がり力を付
与することが可能となる。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項2又は3記
載の遊戯機において、上記上昇通路筒と上記タンクの周
面との間に、上方から垂設され、上下方向に順次径の異
なるスパイラル状のガイド部材が設けられているもので
ある。沈降する個体はその途中でガイド部材に拾われ
て、これに沿って沈降されるので沈降軌道が安定し、抽
出の可能性が高くなる。
【0013】請求項7記載の発明は、上記個体が球であ
り、上記ガイド部材が少なくとも上記個体の直径以下の
径差を有して同軸に配設された2本の線状物から構成さ
れているものである。下降液流内の種々の位置を通過し
ながら沈降する個体に対して、より可及的にこの個体を
拾うことが可能となる。
【0014】請求項8記載の発明は、上記ガイド部材
が、上下方向の中心軸回りに旋回されるものである。ガ
イド部材に拾われた個体は、ガイド部材の旋回により必
ずしも所定位置を通過するとはいえなくなり、ランダム
性、ゲーム性が向上する。
【0015】請求項9記載の発明は、上記送液部がポン
プを有し、上記上昇通路筒の周囲の液体を汲み取って上
記上昇通路筒に循環供給するものである。ポンプは下降
液流を吸い込んで上昇液流のために供給し、これにより
循環液流を確保している。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項1または
2記載の遊戯機において、上記循環液流発生部は、上記
タンクの中央に設けられた上昇通路筒と、この上昇通路
筒の下方から筒内に向けて液体を送り込む送液部とから
なり、上記送液部には操作弁を介して連通されたサブタ
ンクが備えられており、上記操作弁を操作することで上
記タンクとサブタンク間で液体を給排可能にしたもので
ある。タンクとサブタンク間で液体の給排を可能にする
ので、サブタンクに液を排出した状態でメインテナンス
や作業が効率的に行える。
【0017】請求項11記載の発明は、上記個体内には
固有情報送信手段が埋設され、上記情報読取部が、上記
固有情報送信手段からの送信情報を近接的に感知するこ
とで読み取るものである。個体の固有情報を近接的に読
み取るので、特に液中であっても、簡易な構成で情報読
取が行える。
【0018】請求項12記載の発明は、上記固有情報送
信手段が、直交する少なくとも2軸の各方向に沿って設
けられてなり、上記情報読取部は、上記個体が通過する
際の姿勢に応じていずれか1個から固有情報を感知可能
に構成されているものである。液中を自由沈降する個体
の姿勢とは無関係に、常に固有情報の読取が可能とな
る。
【0019】請求項13記載の発明は、上記情報読取部
が、上記ガイド部材の下端の旋回軌道の1または複数適
所であって、上記下端と対向する時に該下端から離れる
個体を抽出可能に設けられているものである。ガイド部
材の下端から個体が離れるタイミングと該下端と情報読
取部とが対向するタイミングが一致したときのみ、個体
の抽出が可能なので、ゲームのランダム性が維持されて
いる。しかも、複数個所に情報読取部を設けることで、
そのランダム性はより向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る遊戯機の外
観斜視図を示し、図2は、機構部の概略構成を示す正面
図である。ビンゴ遊戯機は、中央の機構部1と、その周
囲に配置された入力部11とからなり、前面と後面とで
同一の構成を備えるとともに、所要個数のボールBを備
えている。
【0021】機構部1は、基部2、基部2の中央上部に
立設された中央体3、その天井に冠設された頭部7、及
び左右両側の支持部8とから構成されている。基部2の
上面は環状をなし、例えば板材等で白色平面20として
形成され、その内部には図11に示すサブタンク64が
配設されている。中央体3は、円筒状のタンク30を有
し、その内部には使用されるボールBよりも比重の小さ
い液体として、例えば水Wが所要量だけ満たされてい
る。タンク30の内部には、更に、循環液流を形成する
撹拌部4、ボールBの固有情報を読み取る読取部5が配
設されている。なお、図1では見えていないが、タンク
30の下部には送液部6が配設されている。そして、基
部2内の残り空間には、送液部6の一部を構成する管路
L1,L2、ポンプP及び電磁バルブEV1〜EV4等
(図11参照)が配設されている。
【0022】タンク30上部に冠設された大径の頭部7
は、その周面にゲーム内容を示す文字や音響効果を醸し
出すスピーカ71が取り付けられ、内部には、後述する
ように、撹拌部4の一部を構成する駆動部43が中央部
に、および複数個、例えば3原色からなる3個のタンク
内照明部72が円周上の等間隔位置に設けられている。
【0023】支持部8は、基部2の左右両側の基台8
0、両端が基台80と頭部7間に固定されたそれぞれ一
対の平行なアーム81、及び一対のアーム81にそれぞ
れ取り付けられたイルミネーション部82から構成され
ている。また、頭部7の下部の左右両側には、後述する
ように、基部2の環状の白色平面20をサーチライト状
に照明する投光部9が設けられている。
【0024】入力部11は、基部2の周囲であって、そ
の前部及び後部に、複数台のゲーム端末機111,11
2,…が、例えば4台ずつ対称的に配列されてなり、各
ゲーム端末機は同一の構成を備えている。
【0025】ゲーム端末機111を代表して、その構成
を説明すると、その上面にはゲーム内容や操作メニュー
等を表示するCRT等からなる表示部111aが設けら
れている、表示部111aの隣にはメダル投入口111
bが配設されている。また、メダル投入口111bの下
部にはメダル払出口111cが設けられており、ゲーム
において所定の評価を得た場合、その評価結果に応じた
枚数のメダルが払い出されるようになっている。機器内
部には、図略のメダル払出部e(図17参照)が設けら
れており、ゲーム結果に応じた払出メダル枚数は内部の
メダル収納庫(図略)からメダルカウンタ等によって計
数して払い出されるようにしてある。
【0026】また、本遊戯機では表示部111aにビン
ゴカード等を電子的に表示する他、ゲーム参加者にゲー
ム実行に必要な各種の入力や指示をメニュー方式で表示
するようにしており、この表示メニューに対して直接ア
クセスし得るように、表示部111aの表示面に透明な
タッチパネル111dが重ねて設けられている。
【0027】タッチパネル111dは、X−Y面を持つ
2次元形状を有し、超音波伝搬可能材質で構成される板
状体であって、各軸の端に軸方向に沿って超音波発生源
が配設されており、対向するそれぞれの端に向けて高速
周期で超音波を繰り返し送波する構成を備える。そし
て、板状体の適当な位置を指等で押圧すると、その押圧
位置で伝搬中の超音波が反射されて発生源側に帰来する
ことを利用して、音波発生から帰来波の到達時間までを
計測することで押圧位置(X,Y)を逆算して求めるも
のである。そして、タッチパネル111dの押圧位置の
座標と表示面に表示されたメニュー位置の座標とを予め
関連付けておいて、表示面上のいずれの位置を指示した
かを把握するようにしている。
【0028】図2は、機構部1の概略構成を示す正面図
である。撹拌部4は、円筒状のタンク30の中央に立設
された筒体40、この筒体40を下端で支持する環状の
支持部41、筒体40とタンク30の間に介在された沈
降ガイド部42及びこの沈降ガイド部42を旋回させる
駆動部43とから構成されている。
【0029】筒体40は、円筒状の通路部401からな
る上部と、円錐台形の側面を有する下部のリターン部4
02とが一体に、乃至はリターン部402の上部円筒部
402a(図4参照)を通路部401に嵌め込むように
して一体的に形成されている。
【0030】支持部41は、基部2の内部に環状に立設
された所要本数の支柱21の上端に固定され、その上面
でタンク30を支持する環状体411、この環状体41
1から径方向内側に延びる傾斜面412、この傾斜面4
12を補強するべく周方向の複数個所に径方向に形成さ
れた下部の補強リブ413、及び補強リブ413と一体
的に形成され、傾斜面412から上方に立直された複数
の支持用リブ414から構成されている。傾斜面412
はその下端部の内径がタンク30の径の1/3程度の寸
法に設定されている。支持用リブ414は筒体40のリ
ターン部402に一致した傾斜辺を有し、その上端に突
起414aがリターン部402に対応して形成されてい
る係合孔402bと嵌合することで、筒体40を固定支
持している。筒部40のリターン部402の下端縁と傾
斜面との間の隙間は少なくともボールBが通過可能な寸
法とされている。そして、リターン部402と傾斜面4
12との形状、及びそれらの間の寸法により得られる空
間内に所要数のボールBが収容可能にされている。
【0031】タンク30の上端開口はガラス板やアクリ
ル樹脂板のみで、あるいは上記の板に対して駆動部43
が載置される中央部にアクリル樹脂板を積層して2層構
造にされた蓋体31で形成されている。蓋体31の中央
には軸孔31aが形成されており、この内部に駆動部4
3の旋回軸430が貫通されている。駆動部43は、旋
回軸430、支持用の筒体431、旋回軸430を上下
2点で軸支する上下軸受部432,433、及び旋回軸
430にベルト等を介して回転力を与えるモータ434
から構成されるとともに、旋回軸430の旋回角を検出
して旋回制御を行うための2個の旋回角センサ435を
有する。旋回角センサ435は旋回軸430の適所から
径方向に延設された検出片と、この検出片の通過を検出
するフォトセンサとから構成されるフォトインタラプタ
等で、対向位置に一対配設されて、旋回方向も監視可能
にしている。
【0032】旋回軸430の下端には水平に向けられた
旋回アーム421が共回り可能に取り付けられている。
旋回アーム421の一方端には、同軸状に並設された2
本のスパイラル形状を有するパイプからなるガイドレー
ル422が設けられており、他方端にはゲート部材42
3が垂設されている。ガイドレール422を構成する2
本のパイプ間の間隔はボールBの直径より多少小さくさ
れ、ボールBが2本のパイプ上を下方に向けて転動しな
がら沈降し得るようにされている。ガイドレール422
は上方から下方に向けて半径が連続的に小さくされてお
り、その径変化は、1回転だけ上位置における径に比し
て、ほぼ2本のパイプ間の隙間寸法分だけ小径になるよ
うに設定されている。かかる径変化を有するガイドレー
ル422を採用することで、沈降するボールBがスパイ
ラルのいずれかの位置で可及的に拾えるようにしてい
る。ガイドレール422の下端は、リターン部402の
傾斜面の適所に配設された読取部5の直ぐ上方位置とな
るように高さ位置が設定されており、後述するように、
ガイドレール422の下端から離れるボールBが読取部
5による読取位置を通過(すなわち抽出)し得るように
されている。なお、ガイドレール422は駆動部43に
より、例えば数秒〜十数秒の周期で旋回されているの
で、ガイドレール422の下端からボールBが離れるタ
イミングと、ガイドレール422の下端と読取部5が対
向したタイミングが一致するときのみ、ボールBは読取
部5の読取位置を通過し得ることとなる。また、ガイド
レール422の径変化は、逆に下側ほど大径になるよう
にしてもよい。
【0033】読取部5は、図3、図4に示すように、リ
ターン部402の斜面に取り付けられたセンサ本体5
0、センサ51、及びセンサ本体50に設けられた少な
くともボールBの直径より大径であって、水平に向けら
れたリング52とから構成されている。センサ51は、
例えば磁気を感知する磁気センサ等で、リング52に対
向する面側に磁気ヘッドとしての読取コイルが配設され
ている。ボールBがリング52の環内を通過するとき、
すなわちボールBが選択抽出されると、ボールBの内部
に埋設された磁気コード発生部材M1,M2,M3から
の磁気コードを近接的に読み取り可能にしている。ボー
ルBの内部には直交する3軸方向に沿って3個の同一の
磁気コード発生部材M1〜M3が埋設されており、それ
ぞれ同期しながら磁気コードを各軸方向に出力し、これ
により全体として無指向性を得ている。ボールBは、本
遊戯機では、例えば3色の色違いで、それぞれ10個ず
つが採用されており、内部に埋設された磁気コード発生
部材M1〜M3は、色(例えば赤、青、黄)と数字(例
えば0〜9)に対応するコードを発信している。これに
より、センサ51はボールBがリング52の環内を通過
する時の姿勢状態に拘らず、磁気コード発生部材M1,
M2,M3の内のいずれかから磁気コードを感知するこ
とができるとともに、近接的にコードを読み取るので、
機械的にボールを把持してボールの姿勢を確認してから
コードを読み取る装置に比して構造的に簡易となる。
【0034】また、読取部5はセンサ本体50の上方に
受取ガイド53が設けられている。この受取ガイド53
は2本のパイプが少なくともボールBの直径より多少小
さい距離だけ離間して並設されてなり、それらの上端は
ガイドレール422の下端の旋回軌道の直ぐ真下に位置
され、ガイドレール422の下端と方向が一致した(す
なわち対向した)タイミングでボールBがガイドレール
422の下端から離れるとき、このボールBを受け取
り、転動させてリング52の環内に導くようにしてい
る。
【0035】一方、前記旋回アーム421に垂設された
ゲート部材423は、垂直アーム423aと、この垂直
アーム423aに取付けられた環状のゲート板423b
から構成され、垂直アーム423aの下端位置はリング
52の位置に対しボールBのほぼ半径分だけ低い位置に
くるようにしてある。また、ゲート板423bは、図3
に示すように、周方向の一部、すなわちリング52の直
径と等しいか、あるいは多少大きな寸法長だけ、該リン
グ52と対面する位置から退避する大径部423cが形
成されている。従って、リング52の環内に嵌まったボ
ールBはゲート板423bにより沈降が規制されてリン
グ52に保持されて、この間に磁気コードが読み取られ
るようにしている。次いで、上記大径部423cが回っ
てきてリング52の真下を通過するときにリング52の
下方が開放されることになり、このとき保持されたボー
ルBを開放するようにしている。大径部423cの寸法
は、保持されたボールBが、旋回している大径部423
cを通過するに十分な時間が確保される程度に設定され
ている。
【0036】なお、大径部423cに代えて、切欠部を
形成してなるC形状のゲート板を採用してもよい。ま
た、ゲート板423bの周方向の一部にボールBがすり
抜け可能な大きさの切欠を所定の周方向長分だけ形成
し、この切欠を除く残部で、抽出されたボールBを一定
時間保持させるようにすることで、ガイドレール422
から連続して落下してくるボールBを続けて抽出するこ
とのないようにしてランダム性を確保するとともに、ガ
イドレール422を経由することなく水W中を自重で沈
降してくるボールBも可及的に抽出しないようにして、
ゲーム性を高めている。
【0037】また、この読取部5は周方向の1個所のみ
ならず、対称位置に2個でもよく、あるいは等分された
3個所、更にはそれ以上の位置でもよい。複数の読取部
5は等分位置に限定されなくてもよいが、逆に接近して
配置された場合には、ガイドレール422を連続して沈
降するボールBがそのままの順で読取部5で抽出される
可能性が高くなる(ランダム性が多少低下する)。読取
部5を複数設けた場合、ボールBの抽出が、1か所に集
中せず分散的に行われるので、ランダム性、ゲーム性を
共に向上させることができ、かつ、演出的にも同様な刺
激を与え得る。
【0038】また、互いに直交する3軸方向に沿って3
個の同一の磁気コード発生部材M1〜M3が埋設されて
なるボールBに代えて、2個の同一の磁気コード発生部
材M1,M2を、好ましくは互いに直交する2軸方向位
置に設けたものでもよい。かかる構成であっても、遊嵌
状態でもってリング52に保持されている間にゲート板
423b上をいわば不規則状(遊嵌状態であることによ
り、ボールBの転動する軸が一定しないという意味)に
転動することで、磁気コードの読み取りが可能である。
あるいは、ゲート板423bの上面に不規則な傾斜等そ
の他を与えておくことで積極的にボールBの転動する軸
を不安定にさせることも可能である。そして、かかる転
動軸の不安定さを考慮すれば、ボールBのゲート板42
3b上でのボール保持時間を加味すると、1個の磁気コ
ード発生部材M1の場合でも磁気コードの読取が可能と
なる。
【0039】また、旋回軸430、旋回アーム421、
ゲート部材424にはそれぞれ内部に孔が形成されてお
り、ゲート板423bの上面に所要ピッチで小孔424
が形成されている。そして、旋回軸430の上端に図略
のエアコンプレッサの給気口を連結して圧縮エアを送り
込むことでゲート板423bの小孔424から上昇気泡
流を形成するようにするとともに、タンク内照明部72
をゲート板423bの真上となる位置であって、等間隔
で4台配設して、それらからの3色及び白色の光を上記
気泡に向けて投光することで高い演出効果を実現してい
る。
【0040】また、図2、図5に示すように、上記旋回
アーム421に、その旋回軸と同心状にアーム425を
垂設するとともに、その下端に規制部材426を設ける
ことが好ましい。アーム425は、その下端が水面とほ
ぼ同一高さとなる寸法に設定され、規制部材426は堅
牢乃至は可撓性を有する円板状をなし、円筒状の通路部
401の上端に対向するように設けられている。この規
制部材426によって、通路部401からの上昇水流を
受けて水面上へ飛び上がったボールBが蓋体31に衝突
する不具合(衝突音の発生や、特に部材の破損)を効果
的に防ぐことができる。また、かかる不具合の発生を効
果的に防止する変形態様として、図6に示すように、円
板状の部材に代えて、メッシュ状に形成されたネット体
からなる規制部材426’を採用してもよい。この場
合、ネット体は、周設されたフレーム426a’で保持
され、かつアーム425に代えて、該フレーム426’
を保持する複数本(図5では一対)のアーム425’で
形成すればよい。規制部材426,426’は通路部4
01から飛び出たボールBが一旦受けとめられる形状で
あれば、リブ状体等でもよく、またその配置位置も水面
位置に限定されず、水面よりやや下方でもよい。あるい
は、少なくとも通路部401の上部を覆うような円形等
の浮体シート等であってもよい。
【0041】続いて、図2、図7及び図8を用いて送液
部6の構造及び動作を説明する。送液部6は、傾斜面4
12の下部に配設されており、吐出側筒部60、ノズル
61、吸引側筒部62、及び図8に示すポンプP、配管
L1,L2及び複数の電磁バルブEV1〜EV4を収納
される送液駆動部63を備えるとともに、タンク30と
同容量かそれ以上の容量を有するサブタンク64から構
成されている。
【0042】送液駆動部63は下部に設けられており、
その上部には仲介板67を介して中央側の吐出側筒部6
0と、その周囲の吸引側筒部62とが配設されている。
【0043】吐出側筒部60は、図7に示すように、側
壁601の上部側の天井部602に所要の孔603が形
成されるとともに、側壁601の上端は更に上方に所要
寸法だけ延設されているとともに、この延設壁部の周方
向の数個所に所要の開口面積を有するように切欠604
が形成されている。そして、この吐出側筒部60の上端
が支持部41の基板411の内径側先端部の下面に当接
されている。この側壁601は吸引側筒部62の内壁を
兼用している。また、吐出側筒部60の天井602には
孔603に被せるように上方が先窄まりノズル61が取
り付けられている。また、仲介板67には中央の孔67
1と周囲の適当な2個所の孔672が形成されている。
このように構成することで、ノズル61の外側と吸引側
筒部62の内部とが切欠604で連通され、吸引側筒部
62の内部と送液駆動部63の入口側とが孔672を介
して連通され、送液駆動部63の出口側と吐出側筒部6
0の内部とが孔671を介して連通され、吐出側筒部6
0とノズル61とが孔603を介して連通される。そし
て、ポンプPから吐出側筒部60内に送り込まれた水W
はノズル61から吐出され、撹拌部4のリターン部40
2、通路部403筒内を上昇する液流とされ、通路部4
01の上端から周囲に開放され、この開放された水W
は、結果的に下方への液流となって切欠604に向か
う。
【0044】なお、切欠604の開口面積は、ノズル6
1の吐出力が形成する水流に比して比較的小さい水流で
水Wを引き込むレベルに設定されており、これにより、
戻ってきたボールBに、下方への吸引力をほとんど与え
ないようにしている。従って、かかる液流により天井6
02に沈降してきたボールBはノズル61による上昇液
流に引き込まれて上昇を行い、これによってボールBが
筒体40とタンク30の側壁間の沈降通路を循環する。
しかも、天井602の孔603の周囲に、等半径上に多
数の小孔605が形成されており、天井602に沈降し
たボールBをこれらの小孔605からの上昇液流をノズ
ル61の先端まで浮き上がらせるようにして、ボールB
が天井602上で滞留するのを効果的に防止している。
【0045】図8の配管系において、送液駆動部63は
孔671と孔672とを連通させる管路L1を備え、こ
の管路L1には孔672側から(すなわち液流の上流側
から)、電磁バルブEV1,バルブV、ポンプP、バル
ブV、電磁バルブEV2が設けられている。また、電磁
バルブEV1とバルブVとの間の管路L1から管路L2
が分岐されている。分岐された管路L2はサブタンク6
4の入口部に連通されるとともに、サブタンク64の出
口部からバルブVと電磁バルブEV2との間の管路L1
に合流するようになっている。管路L2の入口側には電
磁バルブEV3が、他方には電磁バルブEV4が介在さ
れている。なお、図8中の2個のバルブVはゲーム中に
おける水流量を調整するためのものである。
【0046】送液動作について説明すると、ゲーム中
は、電磁バルブEV1,EV2が開状態に、電磁バルブ
EV3,EV4が閉状態にされてポンプPが駆動され
る。したがって、水Wは孔672、電磁バルブEV1、
ポンプP,電磁バルブEV2、孔671を経て、タンク
30との間で循環する。
【0047】また、メインテナンスや液交換時における
液の給排(液抜き及び充填)では、先ず、液抜き時に
は、電磁バルブEV1,EV4が開状態に、電磁バルブ
EV2,EV3が閉状態にされてポンプPが駆動され
る。したがって、タンク30内の水Wは、吸引側筒部6
2、孔672、電磁バルブEV1、ポンプP,電磁バル
ブEV4を経て、サブタンク64に導かれる。そして、
この状態で、タンク30内は空になり、メインテナンス
作業等が効率的に行える。一方、充填時には、電磁バル
ブEV2,EV3が開状態に、電磁バルブEV1,EV
4が閉状態にされてポンプPが駆動される。したがっ
て、サブタンク64内の水Wは、電磁バルブEV3、ポ
ンプP,電磁バルブEV2、孔671、吐出側筒部6
0、孔603、ノズル61を経て、タンク30に戻され
る。
【0048】ここで、読取部5におけるボールBの抽出
動作及び磁気コードの読取動作について説明する。タン
ク30内に30個のボールが入れられ、かつ所定量の水
Wが満たされた状態で、ポンプPが駆動されると、ノズ
ル61から上方に向けて水流が発生し、筒体40内に上
昇液流が形成される。同時に小孔605からの上昇流に
より天井602に滞留していたボールBがノズル61の
吐出位置まで浮き上がらされ、この後、ノズル61の上
昇液流に引き込まれて筒体40に沿って上昇させられ
る。筒体40の上端から吹き出されたボールBは、タン
ク30の側壁側に向かう液流に沿うとともに、水Wとの
比重差により徐々に沈降を開始する。沈降途上で、旋回
しているガイドレール422に拾われた(ガイドレール
422上に落下してきた)ボールBは、以後、ガイドレ
ール422に沿って下方に向かって転動し、その下端か
ら読取部5の受取ガイド53に浮け渡される。ガイドレ
ール422はスパイラル状、かつ比較的低速で旋回して
いるので、沈降途中のボールBの多くはガイドレール4
22上に落下する確率が高い。ガイドレール422の下
端から離れる時に、旋回位置が受取ガイド53と対向す
る位置であれば、該落下するボールBは読取部5に抽出
される。それ以外の時点でガイドレール422の下端か
ら離れるボールB、及び、数は少ないが、ガイドレール
422に拾われることなく読取部5の高さ位置まで沈降
してきたボールBは抽出されることなく、そのまま、傾
斜面412を経て、小孔605からの上昇流を受けてノ
ズル61の先端まで浮き上がらされ、再び筒体40内に
送り込まれて循環させられる。
【0049】一方、抽出されたボールBは、リング52
でゲート板423bによって一時保持され、この間に磁
気コードがセンサ51により読み取られる。そして、ゲ
ート板423bが1旋回して切欠部が通過するとき、ゲ
ートが解放され、傾斜面412に向けて沈降する。従っ
て、抽出されたボールBも、未抽出のボールBと同様、
再度ノズル61によって筒体40内に送り込まれる。こ
の動作がゲーム終了、すなわち所定個数のボールBの抽
出が行われてポンプPの駆動が停止するまで継続され
る。
【0050】図9は、送液部の吐出側筒部の上面構造の
他の実施形態を説明する側断面図、図10は、その斜視
図である。かかる他の実施形態は、吐出側筒部60の天
井部602に形成された孔603が充分大径であり、こ
の天井部602とノズル61の基端との間に所要厚を有
するリング形状の介在板606が夫々を互いに固定する
ようにして介設されている。介在板606の中央はノズ
ル61に液を給送するために孔が形成されており、その
周囲であって上面にはリング状に一条の突起606aが
形成され、この突起606aの直ぐ外周側には、等半径
上に、上下に貫通する多数の小孔606bが形成されて
いる。なお、吐出側筒部60の孔603は少なくともこ
の小孔606bの位置を含む径を有しているものであ
る。
【0051】突起606aは、ボールBが介在板606
の上面に位置すると共にノズル61に接している状態で
ボールBの中心OBの真下となる位置に、すなわちボー
ルBがちょうどこの突起の乗るような位置に、介在板6
06上に周設されている。これにより、いずれの位置に
落下したボールBも突起606a上に確実に乗るように
している。また、小孔606bは突起606aに比して
僅かに外周側に周設されている。すなわち、突起606
aと小孔606bの間隔は、小孔606bからの上昇流
が突起606a上に乗っているボールBの下面に効果的
に当り、ボールBに高効率で上昇力を付与し得る位置に
設定されている。また、ノズル61の外周面と傾斜面4
12下端の間隔は、ボールBがほぼ2個並ぶ寸法より多
少小さい寸法に設定されている。より好ましくは、図7
に示すように、外側のボールBが内側のボールBのほぼ
中心OB乃至はそれよりもやや下方で接するような寸法
に設定されている方がよい。なお、ノズル61の外周面
と傾斜面412下端の間隔を、ボールBがほぼ2個並ぶ
寸法より多少小さい寸法とするときは、内側のボールB
が浮き上がった後に、外側のボールBが傾斜面412の
下端から介在板606の上面へ落下するようにし、この
落下力によって外側のボールBを可及的にノズル61の
周面に接する位置まで移動させることが可能となる。
【0052】また、図11は、送液部の吐出側筒部の上
面構造の更に他の実施形態を示す斜視図である。図11
は、図10に示す一条の突起606aを、少なくともボ
ールBの半径乃至はそれ以下のピッチで周方向に切欠い
て多数周設された突起606a’を採用したものであ
る。これにより、いずれの位置に落下したボールBも突
起606a’上に確実に乗るようにしている。
【0053】また、図12は、送液部の吐出側筒部の上
面構造の更に他の実施形態を示す斜視図である。図12
では、突起606a’’が図11の大きさに比して小さ
く形成され、かつ僅かに異なる第1の半径と第2の半径
に沿って交互に設けられている。このように構成するこ
とで、ノズル61に接していないボールBをも効果的に
突起606a’’上に乗せることができ、前述の孔60
6bからの上昇流に当てて浮き上がらせることができ
る。なお、突起の形状は、平板状に限定されず、ボール
Bを介在板606上面よりも多少高い位置にセットし得
れば、種々の形状を採用可能である。また、放射状のリ
ブ形状にしてもよい。
【0054】続いて、図13〜図15を用いて投光部9
を説明する。図13に示すように、投光部9は頭部7の
左右側下面に配設されており、下方の基部2の白色面に
サーチライト状に投光を行うものである。
【0055】図13は、基部2、中央体3、頭部7及び
投光部9の配置関係を説明する概略構成図である。図1
3において、投光部9は頭部の左右両側に配設されてお
り(図では、作図上、左側のみ示している。)、それぞ
れから下方の基部2の環状白色面20に向けて所定幅を
有するビーム状のスポットライトSLを照射する。投光
部9は、スポットライトSLの照射位置SLPが環状白
色面20上を旋回移動するように旋回機構を備えてい
る。
【0056】図14、図15は、この旋回構造を示して
いる。これらの図に示すように、旋回機構は、頭部7の
立直端部73に固定されたブラケット90、その内部に
旋回可能に設けられた投光器91、投光器91を旋回さ
せる旋回モータ92、及び旋回力を投光器91に伝達す
る旋回機構部93とから構成されているとともに、旋回
角度を検出する旋回角センサ94が設けられている。ブ
ラケット90は、上板と四方の側板を有し、下方が開口
された形状に形成されたものである。また、上板901
は、図14において、右下がりに所定の傾斜を有して形
成されている。そして、ブラケット90の下方の開口部
には、この開口寸法より小形の四角形をなす枠を有する
枠体902が、その前後方向(図14の紙面奥行き方
向)の中央位置で、ブラケット91の左右の両側板との
間で回動可能に水平に支持されている。
【0057】投光器91は、上側が有底の円筒体を有
し、その内部には底側から、光源及びスポット径と光軸
を設定するレンズ(共に図略)がこの順で設けられてい
る。光源は、例えば特定の色を発光するもの、あるいは
ハロゲンランプ等による白色光と、その前面に色フィル
タが配設されたものでもよく、所要の色のスポットライ
トが投光し得るようにしてある。また、投光器91の中
央乃至はむしろ先端側であって、円筒体の対向位置に
は、中心軸(光軸)と直交する水平方向にピン状の軸9
03が突設されており、この軸903は、枠体902の
左右方向の中央位置であって、前後の両側の枠に回動可
能に軸支されている。従って、投光器91は、互いに直
交する面で回動可能な枠体902及び軸903によって
ジンバル構造が形成され、投光器91の光軸を下方の3
60度方向に指向可能にしている。
【0058】投光器91の底部であって、その軸上には
旋回棒911が突設されており、この旋回棒911を傾
動操作することで、投光器91によるライトの投光方向
を変更することができるようにしている。
【0059】ブラケット90の傾斜した上板901に
は、旋回モータ92が取り付けられている。上板901
は孔901aを有し、この孔901aには、上板901
に直角に回転軸921が貫通されている。回転軸921
の下端には、旋回機構部93のホルダ931が取り付け
られ、このホルダ931に回転軸921と交差する方向
に所要長を有するアーム932が取り付けられている。
このアーム932の先端には、アーム932に外嵌され
る嵌合部とその先のリング部とからなる可撓性の連結部
材933が連結されている。これにより連結部材933
は回転軸921が回転すると、その周方向に回動する。
そして、連結部材933のリング部に投光器91の旋回
棒911が嵌合されることで、旋回棒911が連結部材
933と共回りするようにされている。なお、連結部材
933のリング部と投光器91の旋回棒911とは、い
わゆるユニバーサル状に連結されたものでもよい。この
ように傾斜された上板901に直交する回転軸921を
設け、かつこの回転軸921と投光器91の光軸方向を
所定角度だけ異ならせるようにすることで、環状の白色
平面20に沿って正確に円弧上でスポットライトSLを
旋回させる事が可能となる。
【0060】回転軸921の上部側には径方向に延びる
検出片940が設けられ、この検出片940を挾めるよ
うに、回転軸921と等距離上であって、検出片940
の回転軌道上に3個のフォトインタラプタ941,94
2,943が設けられている。後側のフォトインタラプ
タ941はスポットライトSLが90度後側を照射する
位置を示し、前側のフォトインタラプタ943はスポッ
トライトSLが90度前側を照射する位置を示し、中央
のフォトインタラプタ942はスポットライトSLが最
も真下に近い方向を投光する位置を示す。なお、前後側
のフォトインタラプタ941,943が検出できなかっ
た(ミスした)時に、前後90度の位置で確認的な検知
を行い、誤動作による投光器91の旋回し過ぎに起因す
る破損等を効果的に防止するようにしている。また、投
光部9は、頭部7の左右に同一構造のものが対称に設け
られている。
【0061】ここで、図16を用いて、スポットライト
SLの投光パターンの旋回方法を説明する。なお、図に
おいて、丸Rは、頭部7の右側に設けられた投光器91
のスポットライトSLを示し、丸Lは、頭部7の左側に
設けられた投光器91のスポットライトSLを示し、旋
回の円周は、基部2の環状の白色平面20を示してい
る。
【0062】図16(a)は、左右の投光器91のスポ
ットライトSLが互いに180度をおいて同じ方向に同
期旋回させる動作を正逆方向に交互に行わせるようにし
たものである。図16(b)は、左右の投光器91のス
ポットライトSLが同じ位置から互いに逆方向に180
度だけ同期旋回し、旋回後は、逆方向に同様に同期旋回
させ、この動作を交互に繰り返すようにしたものであ
る。図16(c)は、左の投光器91を点灯させて18
0度だけ旋回させた後消灯し、引き続いて右の投光器9
1を点灯させて同じ方向に180度旋回させて消灯さ
せ、この右の投光器91が旋回する間に左の投光器91
を元のスタート位置に復帰させ、同様に左の投光器91
が旋回する間に右の投光器91を元のスタート位置に復
帰させる動作を繰り返すようにしたものである。
【0063】図17は、支持部8のイルミネーション部
82のイルミネーションに関わる部分の構成を示す図
で、(a)は斜視図、(b)は発光板の断面図、(c)
は他の変形実施態様を示す平面図である。
【0064】図17(a),(b)において、イルミネ
ーション部82は、周囲の環状カバー820内側に配設
された2枚の透明板821,822からなる発光板82
3、その周面適所に配設された光源部824、ドライバ
825及び光源制御部826から構成されている。発光
板823の透明板821はガラスあるいはアクリル板か
らなり、透明板822はアクリル板等の樹脂からなる。
透明板822の内面には所定の形状に刻部822aが拡
散面として形成されている。本実施形態では、発光板8
23は直径数十cm、肉厚10mm程度を有して形成さ
れている。また、発光板823の周面であって、光源部
824の配設位置(導光部となる)を除いて、反射テー
プや塗布された反射材等を用いて反射膜部が形成されて
おり、これにより、光源部824から内部に導かれた光
を周面で内部側に反射させることで、発光板823とし
て所要の輝度を確保し得るようにしている。
【0065】光源部824は発光板823の肉厚面に対
向して配設され、発光板823側が開口した箱体内に、
3本、すなわち赤(R)、緑(G)、青(B)3色の蛍
光管824R,824G,824Bが平行に収納されて
いる。蛍光管824R,824G,824Bは各色を発
光するものでもよく、あるいは3本共白色光源とすると
ともに、それぞれRGBフィルタを介して各色を生成す
るようにしたものでもよい。
【0066】ドライバ825は蛍光管824R,824
G,824Bに対応して各色ドライバ825R,825
G,825Bを有し、個々に発光電力を供給して発光を
行わせるものである。発光制御部826は、イルミネー
ション効果を図るべく、各色ドライバ825R,825
G,825Bに対し、個々に、あるいは2つに、あるい
は3つ全てに発光指示信号を出力するものである。この
発光指示信号により、蛍光管824R,824G,82
4Bは、適宜組み合わされて(単色あるいは合成色で)
発光が行われ、より高い演出効果が得られるようにして
いる。
【0067】なお、上記発光指示信号をゲームの状況に
応じて出力させることで、種々の態様で表示を、例え
ば、ゲーム開始前のデモ状態、ゲーム開始時、ボールB
が読取部5で抽出されたとき、後述するように、抽出さ
れた複数のボールBから読み取られた磁気コードの組み
合わせが所定の関係にあり、それに対応した評価が獲得
できた時などに、それぞれに応じて適宜組み合わて行わ
せるようにしてもよい。
【0068】光源部824からの光は、発光板823の
肉厚内に透過進行し、刻部822aの拡散面で乱反射さ
れて肉厚内から外方全方向に拡散される。この結果、発
光板823の刻部822aが内部に透過された光の色で
発光したように見える。本実施形態では色の3原色を採
用しているので、全ての色を発生させることが可能とな
り、イルミネーションによる演出効果はより高いものと
なる。なお、各蛍光管824R,824G,824Bは
輝度調整を輝度調整を直接にレベルを変化させることで
行わせ、あるいはそれぞれの点灯時間を制御することに
より輝度調整して全色の合成色を得るようにすることも
できる。
【0069】図17(c)は、各色の蛍光管824R,
824G,824Bを発光板823の周囲3方向に等分
配置したものである。このように各色を等分配置するこ
とで、刻部822aの全ての位置で、より均一な光量を
確保することが可能となる。この場合、発光板823の
周面の反射膜部は、各蛍光管824R,824G,82
4Bの配設位置を除いて形成されている。
【0070】図18(a)は、読取部5の変形実施形態
を示す図概略斜視図で、(b)は読取部5’の拡大図で
ある。読み取り部5’は、支持部50’、支持部50’
に内蔵されたセンサ51’、及び指示部50’に設けら
れた少なくともボールBの直径より大径であって、やや
傾斜された筒部52’とから構成され、この筒部52’
の受口521’はガイドレール422の下端の旋回軌道
に対向して配置され、下端から離れたボールBが対向位
置で、筒部52’の内部を通過する(抽出される)よう
にされている。そして、ボールBが筒部52’を通過す
る際に、内部の磁気センサでボールBの磁気コードを読
み取るようにしている。さらに、筒部52’内にボール
Bが入ると、ガイドレール422を連続して落下してき
たボールBが続けて入ることのないように、受口52
1’の下部から泡を発生させるようにしている。泡の発
生は、図略のコンプレッサとホースとを用いて、コンプ
レッサからの圧縮気体を筒部52’の受口521’下部
に導き、この受口521’の下部に形成された複数の小
孔(図略)、から放出させることで行えばよい。そし
て、この発生させられた泡により、続けて筒に入ろうと
するボールBを強制的に上方に浮かび上がらせるように
している。泡の発生時間は、少なくともガイドレール4
22が1周して戻ってくる直前まで継続される。泡の発
生をこのように継続させることで、ガイドレール422
を経由して落下していくるボールB以外のボールBの読
取部5’での抽出も可及的に防止している。
【0071】続いて、本発明に係る遊技機の制御ブロッ
クを図19を用いて説明する。
【0072】図19において、中央制御装置12(以
下、CPUという)は、本遊技機全体を統括的に制御す
るもので、制御プログラムを格納したROM121、処
理途中のデータを一時的に保存するためのRAM122
を備える。なお、CPU12は、遊技機全体を統括制御
するものであるが、機構部1側の制御に関しては、機構
部マイクロコンピュータを備えて、この機構部側マイク
ロコンピュータと通信することで機構部1側を間接的に
制御するようにしたものでもよい。メダル投入部11b
はメダルの投入の検出と、投入されたメダルの枚数を検
出するもので、CPUは、投入された枚数からゲームに
必要な所要枚数のメダルが投入されたかどうかを判断
し、所定枚数であれば、ゲームを開始させる。メダル払
出部111eはゲームの結果所定の評価を獲得したと
き、この評価結果に応じたメダルの払い出しを行わせる
ものである。なお、クレジットでゲームを行う場合に
は、RAM122内で、その遊技者の持ちメダル数を監
視しておき、この遊技者が払い出しを指示した時に、一
括して蓄積分を払い出すようにしている。給排指示部6
9はスイッチ等から構成されており、メインテナンス等
に先立って、このスイッチが操作されると、CPU12
からの指令信号が、ポンプPの駆動を行わせるべくポン
プ駆動部630に、及び電磁バルブEV1〜EV4のオ
ンオフを行わせるべくバルブ駆動部631〜633に導
かれ、これによって、タンク30内の水Wがサブタンク
64に排出され、さらにスイッチが指示されると、逆に
サブタンク64からタンク30に戻される(供給され
る)。
【0073】次に、図20〜図24を用いて、入力部1
1における端末機111の表示部111aに表示される
画面について説明する。
【0074】図20は、初期画面で、この遊技機で可能
なゲームの種類が示されている。すなわち、本遊技機で
は4種類のゲームが可能であり、ここでは、「ナンバー
スゲーム」、「ビンゴゲーム」、「プルザマザーゲー
ム」及び「ナムレースゲーム」である。遊技者によるゲ
ーム選択は、該当するゲーム名の表記された枠内に指で
タッチすることにより行われる。すなわち、タッチパネ
ル111dによりその座標位置が読み取られ、ROM1
21内の座標位置と対応付けられて記憶されているゲー
ム種類のテーブルから対応するゲームのプログラムが読
み出されて、表示画面が当該ゲーム画面に変更される。
なお、初期画面の下部に表記されている「STATIO
N.NO」、「GAME」、「BET」、「WIN」、
「PAID」、「CREDIT」は、全ての画面におい
て共通であり、「GAME」はゲームのトータル回数
を、「BET」は賭け枚数を、「WIN」はオッズ(配
当)を、「PAID」は払出メダル枚数を、そして「C
REDIT」は現在の所持メダル枚数を示している。
【0075】本遊技機は、図1〜図19に説明した構造
及び制御ブロックを用いて行われ、1回のゲームでは、
30個のボールBの中から5個のボールBが先着で抽出
され、その磁気コードが読み取られることで、色と数字
の取り込みが終了し、このボール5個分の色と数字とが
これら4種類のゲームに反映される。
【0076】先ず、「ナンバースゲーム」が選択された
場合について説明する。図21は、「ナンバースゲー
ム」の画面を示している。表示画面の内の上記した共通
画面の直ぐ上の右部には各色毎の数字0〜9が表示され
ている。なお、本説明中、1行目の無色部は赤色、2行
目の網かけ部は青色、3行目の網かけ部は黄色を示して
いるものとする。
【0077】この数字の配列の直ぐ上には、3行3列の
合計9個のマス目が表示されている。その内、遊技者
は、2行目(すなわち、図21では、赤の1、青の8、
黄の5である)の3個のマス目に対し、1,2,3列の
順番で色と数字が選択指定できる。1行目は2行目の各
列の色と同色で、1だけ小さい数字が、3行目は2行目
の各列の色と同色で、1だけ大きい数字が自動的に設定
されるようになっている。抽出されたボールBの数字
が、表記されている数字に一致すると、当該数字の表示
形態が、例えば輝度を上げたり、点滅させたりするなど
の表示変更を行わせるようにして、一致したことを報知
している。また、1行目の各列に対応して、その直ぐ上
に数字4,5,6が表記され、3列目の各行に対応し
て、その直ぐ右には数字7,2,1,3,8(但し、数
字7と8は斜めのラインを示している)が表記されてい
る。この数字は、3行3列のマス目に対し縦横及び斜め
の合計8ラインの順番を示しているもので、ボール5個
の色と数字が、8ライン中の少なくとも1ライン以上の
数字の配列に一致すると、当たりと判定されるようにな
っている。
【0078】表示画面の左上部には、当たりが発生した
場合に、当該当たりが、3個の数字に対して色の一致度
合を考慮して与えられた評価を示しているものである。
すなわち、本表示例では、オッズとして、色の一致が全
くなければ、10倍、1個だけ色の一致があれば20
倍、2個の色の一致があれば40倍、そして3個全て色
まで一致したときは100倍のメダルが払い出されるこ
とを示している。
【0079】また、表示画面の左下には、過去のゲーム
において、抽出されたボールの色が数字毎に(3本の棒
線として)統計として示されており、ベットに際して参
考データとして供されている。表示例では、数字0の青
色は常に抽出されていることを示している。
【0080】本ゲームでは、ベットの枚数が増大するに
従って、1,3行目の数字が表れるようにして当たりラ
イン数が増加するようにし、ベット枚数と当たり確率と
を関連させている。すなわち、ベット枚数が所定枚数増
える毎に1、3行目に対して、数字が1個ずつ、あるい
は2個ずつ表れるようにしている。なお、図では9個全
て表記されている。また、なお、表示画面の右の「1B
ET」,「5BET」はベットの枚数(すなわちメダル
枚数)を意味するもので、例えば「5BET」にタッチ
すると、1回のタッチでメダル5枚を賭けたこととなる
ようにしている。
【0081】次に、「ビンゴゲーム」が選択された場合
について説明する。図22は、「ビンゴゲーム」の画面
を示している。表示画面には3枚のビンゴカードが表示
される。ビンゴカードの作成は多数のカードがROM1
21内に登録されており、その中から任意の3枚が選出
されるようにしてもよいし、その都度、所定のルールに
従ってランダムに作成するようにしてもよい。所定のル
ールとは、例えば、当りを示す星マークを4個用いると
して、残り21個のマス目に、それぞれの色を所定個数
ずつ割り付けるとともに、0〜9の数字に対しても少な
くとも1回は用い、最大でも所定個以内というようにし
てランダムに決定していけばよい。
【0082】なお、各ビンゴカードの表示は黒ベタ表示
されているが(網かけのマス目は抽出されたボールBの
数字に一致していることを示している。)、実際には、
赤、青、黄の3色で表示されているものである。
【0083】そして、ビンゴカードの下の「BET」に
タッチした後、表示画面の右側の「1BET」,「5B
ET」のメニューにタッチすることでベットを行う。ベ
ットした枚数は各ビンゴカードの下に、本表示例のよう
に、20、10、20というように表示される。中央の
ビンゴカードのオッズが低いのは、斜めラインに、既に
当りに相当する星マークが3個採用されているからであ
る。3枚のビンゴカードに対するベットが終了したら、
「ALLBET」のメニューにタッチすることでゲーム
が開始される。当りは、縦、横、あるいは斜めの8ライ
ンのいずれかに一致が成立することが条件である。
【0084】表示例では、4個のボールが既に抽出され
ており、それらは、青の2、赤の1、黄の4、および赤
の8である。従って、ビンゴカードの数字、1,2,
4,8のマス目は表示形態が、例えば輝度の強弱、点滅
表示等により変更されて、遊戯者に報知している。オッ
ズは、右上に表示されており、本表示例では、100倍
にされている。なお、ボールBが1個毎にラッキー色
(赤、青、黄のいずれか)が設定されており、その表示
は、画面の左上に行われる。そして、色に対しても一致
した回数に応じてチャンスカラーとして、オッズの直ぐ
下に倍率が表記されている。例えば、5個全て色まで一
致したときは、100倍のオッズの更に5倍となる。ま
た、本発明は、1回抽出されたボールBも循環されて何
度でも抽出される可能性があるので、仮りに、同一色、
同一数字のボールBが選択されたときは、前回の、同一
数字に対する一致が取り決されるようにして、ゲーム性
を高めているということができる。本表示例では、抽出
された数字が1,2,4,8であることから、左のビン
ゴカードでは、3行目「7,8,8,8」がビンゴ待ち
であり、中央のビンゴカードでは、2列目「4,8,
0,0」と4行目「8,2,9,4」と左下がりの斜め
ライン「1,7」がビンゴ待ちであり、右のビンゴカー
ドでは、1列目「8,4,4,6」がビンゴ待ちである
ことが判る。
【0085】次に、「プルザマザーゲーム」が選択され
た場合について説明する。図23は、「プルザマザーゲ
ーム」の画面を示している。表示画面には3枚のカード
が表示され、ゲーム開始時に、それぞれのカードの25
個のマス目にはランダムに数字が、実際にはそれぞれに
色が付されて、表記されている。カードの作成はビンゴ
カードの場合と同様にして作成すればよい。但し、この
ゲームではビンゴカードのように星マークは採用されて
いない。
【0086】このゲームは、抽出されたボールBの数字
に一致する数字が、そのマス目から消去され、この数字
の消去されたマス目に上からの数字が落下するようにし
ている。更に、落下した数字のマス目に隣接する左右の
マス目の数字と一致すると、一致する数字も全て消去さ
れるようになっている。そして、いずれかの縦ライン
(コラム)において、全ての文字が消去できたら、その
カードに対しては、「上がり」として処理される。オッ
ズは、「上がり」のライン数(1〜5ライン)に応じて
設定されており、本表示例では、1ラインでは10倍、
2ラインでは20倍、3ラインでは40倍、4ラインで
は100倍、5ライン全て消去できると250倍であ
る。また、図23のゲーム途中の画面から、既に、数字
2,1,4,8が抽出されており、従って各カードで
は、これらの数字2,1,4,8は全て消去されている
ということができる。
【0087】次に、「ナムレースゲーム」が選択された
場合について説明する。図24は、「ナムレースゲー
ム」の画面を示している。表示画面の左側には6列のコ
ラムが表示されており、その下部には各コラムに対して
単勝式でのオッズが表記されている。その直ぐ上には、
ボールBが最小1個から最大4個まで色と数字で表記さ
れている。ボールの表記数が多いほどオッズは常識的に
小さくしてある。このボールの個数、色及び数字はゲー
ム毎にランダムに設定される。一方、画面の右半部には
連勝複式方式のオッズ表が表記されている。遊戯者は、
希望する側、あるいは単勝と連勝複式の双方に対して
も、「1BET」、「5BET」のメニューにタッチす
ることで賭けを行うことができる。
【0088】このゲームは、抽出されたボール1個ずつ
に対して、下部に設定されたボールの色と数字との一致
を判断し、色と数字の双方が一致すると、2個だけ枠が
増加し、また、色のみ、あるは数字のみが一致したとき
は1個だけ枠が増加するようになっている。そして、枠
が順次増加して12枚重なると、天井部に達して、「G
OAL」のマークが表示され、「上がり」となるもので
ある。また、全てのコラムが同着のときは、単勝全てに
ベットしていたとして払い戻しが行われるようになって
いる。なお、各コラムに同じ色かつ同じ数字のボールを
より多く設定しておくと、最後のボールの色と数字によ
っては逆転する可能性が高く、遊戯者は最後までゲーム
を楽しむことができる。
【0089】なお、本発明では、ノズルを用いて強制的
に上昇水流を形成したが、ノズルを上部に設け、下方へ
の強制下降水流を形成して、循環水流を形成するように
してもよい。この場合、ボールBの比重は液の比重に比
して小さくしておくことが必要である。
【0090】また、ボールの比重は、全てのボールで一
致させる必要はなく、ランダムに、あるいは意図的に特
定のボールBに対して異なる比重を設定して、遊技機を
個性化してもよい。
【0091】また、ガイドレール422は2本パイプに
限定されず、断面半円状の帯状物であってもよい。
【0092】また、読取部5,5’は、磁気的なセンサ
に限定されず、光センサでもよい。この場合、ボールB
の表面上、種々の方向(例えば3軸方向)にコードを表
記しておき、これをボールBの姿勢に拘らず、CCDス
キャナのようなもので近接的に読み取るようにしてもよ
い。また、ボールBの表面に特定パターン模様を付して
おき、この模様パターンを工学的に読み取ることで、対
応する固有情報(色と数字)に変換するものでもよい。
【0093】
【発明の効果】請求項1、2,3記載の発明によれば、
複数の個体は、液流内で個々に順序が入れ替わりなが循
環移動され、上下液流位置あるいは下降液流位置の一部
で、個体の抽出を行う構成としたので、液流の中で個々
に勝手な振舞をしつつ、すなわち順序が入れ替わりなが
ら個体を移動させることができ、その状況を遊技者が目
視が可能で、個体が抽出されるかどうかも遊技者が個々
に確認できるので、遊技者の技量がゲームに反映し得る
ような印象を与える高い演出効果を実現する遊戯機を提
供することができる。
【0094】請求項4記載の発明によれば、上昇通路筒
の上方に液面からの個体の飛び上がりを規制する規制部
材を設けた構成としたので、液面から上方に跳び跳ねて
遊技機上部の部材にボールが衝突して部材が破損したり
衝突音が発生したりする不具合の発生を効果的に防止で
きる。
【0095】請求項5記載の発明によれば、タンクの底
部より僅かに個体を持ち上げ、その底面から上昇流を付
与することで、タンク底部に沈降したボールに対し、効
率の良い浮き上がり力を付与することができ、この底部
で個体が滞留することを防止できる。
【0096】請求項6記載の発明によれば、沈降する個
体をその途中でガイド部材に拾うことで沈降軌道を安定
し、抽出の可能性を高くすることができる。
【0097】請求項7記載の発明によれば、下降液流内
の種々の位置を通過しながら沈降する個体を、より可及
的に拾うことができる。
【0098】請求項8記載の発明によれば、ガイド部材
の旋回させてガイド部材に拾われた個体を必ずしも所定
位置を通過するとはいえなくしたので、よりランダム
性、ゲーム性を向上させることができる。
【0099】請求項9記載の発明によれば、送液部のポ
ンプによって、上昇通路筒の周囲の液体を汲み取って上
記上昇通路筒に供給するようにしたので、循環液流を得
ることができる。
【0100】請求項10記載の発明によれば、タンクと
サブタンク間で液の給排を可能にする構成としたので、
サブタンクに液を移した状態でメインテナンスや作業を
効率的に行うことができる。
【0101】請求項11記載の発明によれば、個体の固
有情報を近接的に読み取るように構成したので、特に液
中であっても、簡易な構成で情報読取を行うことができ
る。
【0102】請求項12記載の発明によれば、液中を自
由沈降する個体の姿勢とは無関係に、常に固有情報の読
取を行うことができる。
【0103】請求項13記載の発明によれば、ガイド部
材の下端から個体が離れるタイミングと該下端と情報読
取部とが対向するタイミングが一致したときのみ、個体
の抽出を可能としたので、ゲームのランダム性を維持で
き、しかも複数個所に情報読取部を設けることで、その
ランダム性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊戯機の外観斜視図である。
【図2】機構部の概略構成を示す正面図である。
【図3】読取部の構成を示す平面図である。
【図4】読取部の構成を示す側面図である。
【図5】機構部の概略構成を示す斜視図である。
【図6】規制部材の他の実施形態を示す概略斜視図であ
る。
【図7】送液部の吐出側筒部の構造を示す図である。
【図8】配管系を説明する図である。
【図9】送液部の吐出側筒部の上面構造の他の実施形態
を説明する側断面図である。
【図10】送液部の吐出側筒部の上面構造の他の実施形
態を示す斜視図である。
【図11】送液部の吐出側筒部の上面構造の更に他の実
施形態を示す斜視図である。
【図12】送液部の吐出側筒部の上面構造の更に他の実
施形態を示す斜視図である。
【図13】基部、中央体、頭部及び投光部の配置関係を
説明する概略構成図である。
【図14】投光部の旋回構造を示す側面図である。
【図15】投光部を上方から見た図である。
【図16】投光パターンを説明する図で、(a)、
(b)、(c)はそれぞれのパターン図である。
【図17】支持部のイルミネーション部のイルミネーシ
ョンに関わる部分の構成を示す図で、(a)は斜視図、
(b)は発光板の断面図、(c)は他の変形実施態様を
示す平面図である。
【図18】(a)は読取部の変形実施形態を示す図概略
斜視図で、(b)は読取部の拡大図である。
【図19】本発明に係る遊技機の制御ブロック図であ
る。
【図20】本遊戯機の表示部の初期画面を示す図であ
る。
【図21】本遊戯機の「ナンバースゲーム」を示す図で
ある。
【図22】本遊戯機の「ビンゴゲーム」を示す図であ
る。
【図23】本遊戯機の「プルザマザーゲーム」を示す図
である。
【図24】本遊戯機のナムレースゲーム」を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 機構部 2 基部 20 白色平面 3 中央部 30 タンク 4 撹拌部 40 筒体 41 支持部 412 傾斜面 42 沈降ガイド部 422 ガイドレール 423b ゲート板 425,425’ アーム 426,426’ 規制部材 43 駆動部 434 旋回モータ 5,5’ 読取部 51 センサ 52 リング 6 送液部 60吐出側筒部 604 切欠 606 介在板 606a,606a’,606a’’ 突起 606b 孔 61 ノズル 64 サブタンク 69 給排指示部 7 頭部 72 タンク内照明部 8 支持部 81 一対の平行なアーム 82 イルミネーション部 821,822 透明板 823 発光板 824 光源部 825 ドライバ 826 光源制御部 824R,824G,824B 各色の蛍光管 9 投光部 91 投光器 92 旋回モータ 93 旋回機構部 94 旋回角センサ 11 入力部 111a 表示部 111b メダル投入部 111c メダル払出口 111d タッチパネル 111e メダル払出部 12 CPU 123 表示制御部 B ボール M1〜M3 磁気コード発生部材 P ポンプ EV1〜EV4 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 禎人 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内 (72)発明者 山口 隆司 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ固有情報が付されたN個の個体
    の内からランダムに抽出されたM(<N)個の個体であ
    って、これらに付された固有情報が所定の関連性を有す
    るとき、該関連性に応じた評価を与えるようにした遊戯
    機において、液体を収容する透明なタンクと、上記タン
    ク内に上下方向の循環液流を形成し、上記個体を上記タ
    ンク内で循環させる循環液流発生部と、上記循環液流中
    であって、この液流と交差する面の一部に介在され、循
    環中の上記個体が上記一部分を通過するとき、該個体を
    抽出して、その固有情報を読み取る情報読取部とを備え
    てなる遊戯機。
  2. 【請求項2】 それぞれ固有情報が付されたN個の個体
    の内からランダムに抽出されたM(<N)個の個体であ
    って、これらに付された固有情報が所定の関連性を有す
    るとき、該関連性に応じた評価を与えるようにした遊戯
    機において、上記個体より比重の小なる液体を収容する
    透明なタンクと、上記タンク内の底部の一部に上昇液流
    を形成して、底部に存在する上記個体を強制的に浮上さ
    せるとともに、浮上した個体が上記上昇液流の周囲を経
    て上記底部に沈降するようにした循環液流発生部と、上
    記上昇液流の周囲の一部に設けられ、沈降中の上記個体
    が上記一部分を通過するとき、該個体を抽出して、その
    固有情報を読み取る情報読取部とを備えてなる遊戯機。
  3. 【請求項3】 上記循環液流発生部は、上記タンクの中
    央に立設された上昇通路筒と、この上昇通路筒の下方か
    ら筒内に向けて液体を送り込む送液部とからなることを
    特徴とする請求項2記載の遊戯機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の遊戯機において、上記上
    昇通路筒の上方に液面からの個体の飛び上がりを規制す
    る規制部材を設けたことを特徴とする遊戯機。
  5. 【請求項5】 浮上した個体が沈降する上記タンクの底
    部であって、上記上昇通路筒の周りに周設され、該底部
    より僅かに個体を持ち上げる突起と、上記突起の外周側
    で上記突起上の個体に、その底面から上昇流を付与する
    べく上記送液部との間に形成された孔を備えたことを特
    徴とする請求項3記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項2又は3記載の遊戯機において、
    上記上昇通路筒と上記タンクの周面との間に、上方から
    垂設され、上下方向に順次径の異なるスパイラル状のガ
    イド部材が設けられていることを特徴とする遊戯機。
  7. 【請求項7】 上記個体は球であり、上記ガイド部材
    は、少なくとも上記個体の直径以下の径差を有して同軸
    に配設された2本の線状物から構成されていることを特
    徴とする請求項6記載の遊戯機。
  8. 【請求項8】 上記ガイド部材は、上下方向の中心軸回
    りに旋回されるものであることを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の遊戯機。
  9. 【請求項9】 上記送液部はポンプを有し、上記上昇通
    路筒の周囲の液体を汲み取って上記上昇通路筒に循環供
    給するものであることを特徴とする請求項3記載の遊戯
    機。
  10. 【請求項10】 請求項1または2記載の遊戯機におい
    て、上記循環液流発生部は、上記タンクの中央に設けら
    れた上昇通路筒と、この上昇通路筒の下方から筒内に向
    けて液体を送り込む送液部とからなり、上記送液部には
    操作弁を介して連通されたサブタンクが備えられてお
    り、上記操作弁を操作することで上記タンクとサブタン
    ク間で液体を給排可能にしたことを特徴とする遊戯機。
  11. 【請求項11】 上記個体内には固有情報送信手段が埋
    設され、上記情報読取部は、上記固有情報送信手段から
    の送信情報を近接的に感知することで読み取るものであ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
    遊戯機。
  12. 【請求項12】 上記固有情報送信手段は、直交する少
    なくとも2軸の各方向に沿って設けられてなり、上記情
    報読取部は、上記個体が通過する際の姿勢に応じていず
    れか1個から固有情報を感知可能に構成されていること
    を特徴とする請求項11記載の遊戯機。
  13. 【請求項13】 上記情報読取部は、上記ガイド部材の
    下端の旋回軌道の1または複数適所であって、上記下端
    と対向する時に該下端から離れる個体を抽出可能に設け
    られていることを特徴とする請求項8記載の遊戯機。
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