JPH10128010A - 浚渫泥の処理方法 - Google Patents
浚渫泥の処理方法Info
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- JPH10128010A JPH10128010A JP8307525A JP30752596A JPH10128010A JP H10128010 A JPH10128010 A JP H10128010A JP 8307525 A JP8307525 A JP 8307525A JP 30752596 A JP30752596 A JP 30752596A JP H10128010 A JPH10128010 A JP H10128010A
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- mud
- meth
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- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 淡水湖沼における浚渫泥を効率良く凝集脱水
し、浚渫泥の外部搬出を容易にする処方を提供する。 【解決手段】 浚渫泥にアニオン性(メタ)アクリル系
高分子凝集剤を添加混合した後、カチオン性(メタ)ア
クリル系高分子凝集剤を添加混合し、得られた凝集浚渫
泥を脱水処理する事により上記課題を達成する事ができ
る。 アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤とし
てはコロイド当量値が−1.4〜−9.0meq/gで
あり分子量が400万以上、カチオン性(メタ)アクリ
ル系高分子凝集剤としてはコロイド当量値が3.0〜
5.00meq/gであり分子量が300万以上である
事が望ましい。
し、浚渫泥の外部搬出を容易にする処方を提供する。 【解決手段】 浚渫泥にアニオン性(メタ)アクリル系
高分子凝集剤を添加混合した後、カチオン性(メタ)ア
クリル系高分子凝集剤を添加混合し、得られた凝集浚渫
泥を脱水処理する事により上記課題を達成する事ができ
る。 アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤とし
てはコロイド当量値が−1.4〜−9.0meq/gで
あり分子量が400万以上、カチオン性(メタ)アクリ
ル系高分子凝集剤としてはコロイド当量値が3.0〜
5.00meq/gであり分子量が300万以上である
事が望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湖沼の底泥を浚渫し
外部に搬出するにあたり脱水機等により水分を除去する
に効率的な処方を提供するものであり、さらに詳しくは
浚渫泥にアニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を
添加混合した後にカチオン性(メタ)アクリル系高分子
凝集剤を添加混合して浚渫泥を凝集せしめ、凝集浚渫泥
中の水分を脱水機等により効率良く除去し、外部に搬出
するに容易な流動性の無いケーキ状の固形土を得る事を
目的とする浚渫泥の処理方法である。
外部に搬出するにあたり脱水機等により水分を除去する
に効率的な処方を提供するものであり、さらに詳しくは
浚渫泥にアニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を
添加混合した後にカチオン性(メタ)アクリル系高分子
凝集剤を添加混合して浚渫泥を凝集せしめ、凝集浚渫泥
中の水分を脱水機等により効率良く除去し、外部に搬出
するに容易な流動性の無いケーキ状の固形土を得る事を
目的とする浚渫泥の処理方法である。
【0002】
【従来の技術】従来、浚渫は海底の泥土を他の海面へ移
動させ該海面を埋め立てたり、単なる他場所への放棄を
行い、その主たる関心は埋め立てまたは放棄海面の汚濁
防止であり、浚渫パイプのサクションに高分子凝集剤を
添加する事を常道とする。 ここに添加する高分子凝集
剤は通常は液体が用いられるが粉末高分子凝集剤の分散
液を使用する方法(特開昭49−37442号公報)も
知られている。 また浚渫泥とその物性を異にするもの
の各種スラッジの脱水にデュアルシステムと総称される
2種の高分子凝集剤を逐次添加する事により凝集脱水処
理を行う方法も公知であり、アニオン性(メタ)アクリ
ル系高分子凝集剤を添加混合した後にカチオン性高分子
凝集剤を添加する方法も各種知られている。 しかしこ
の場合、通常アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集
剤を添加混合した後に低分子量の縮合系カチオン性高分
子凝集剤やポリエチレンイミン等が用いられ、高分子量
のカチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加混
合する事は稀である。 特開平08−257317号公
報には無薬注でフィルタープレスにより脱水する技術が
開示されているが作業効率が甚だしく劣り、大量の浚渫
泥を効率良く脱水するには不適である。 該公報に記載
の従来技術は、天日乾燥、石灰系の固化剤との混合によ
る吸水脱水、海面埋め立ての3種であり、その欠点は該
公報に記載されている。 湖沼の浚渫泥はヘドロ成分等
を含み、その凝集処理を効率よく行う事は従来技術では
困難であった。
動させ該海面を埋め立てたり、単なる他場所への放棄を
行い、その主たる関心は埋め立てまたは放棄海面の汚濁
防止であり、浚渫パイプのサクションに高分子凝集剤を
添加する事を常道とする。 ここに添加する高分子凝集
剤は通常は液体が用いられるが粉末高分子凝集剤の分散
液を使用する方法(特開昭49−37442号公報)も
知られている。 また浚渫泥とその物性を異にするもの
の各種スラッジの脱水にデュアルシステムと総称される
2種の高分子凝集剤を逐次添加する事により凝集脱水処
理を行う方法も公知であり、アニオン性(メタ)アクリ
ル系高分子凝集剤を添加混合した後にカチオン性高分子
凝集剤を添加する方法も各種知られている。 しかしこ
の場合、通常アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集
剤を添加混合した後に低分子量の縮合系カチオン性高分
子凝集剤やポリエチレンイミン等が用いられ、高分子量
のカチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加混
合する事は稀である。 特開平08−257317号公
報には無薬注でフィルタープレスにより脱水する技術が
開示されているが作業効率が甚だしく劣り、大量の浚渫
泥を効率良く脱水するには不適である。 該公報に記載
の従来技術は、天日乾燥、石灰系の固化剤との混合によ
る吸水脱水、海面埋め立ての3種であり、その欠点は該
公報に記載されている。 湖沼の浚渫泥はヘドロ成分等
を含み、その凝集処理を効率よく行う事は従来技術では
困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は周辺を
汚染する事無く、狭い敷地で浚渫泥を効率良く脱水する
事により、その体積を減少させると共に流動性を除去
し、外部搬出を容易にする方法を提供する事をその課題
とする。
汚染する事無く、狭い敷地で浚渫泥を効率良く脱水する
事により、その体積を減少させると共に流動性を除去
し、外部搬出を容易にする方法を提供する事をその課題
とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明者は湖沼の浚渫泥を
凝集処理する方法を各種検討し、下記方法により目的を
達成できる事を発見し、本発明を成すに至った。
凝集処理する方法を各種検討し、下記方法により目的を
達成できる事を発見し、本発明を成すに至った。
【0005】本発明の請求項1の発明は、浚渫泥にアニ
オン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加混合した
後、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加
混合して浚渫泥を凝集させ、次いで水を分離する事によ
り浚渫泥の流動性を除去する事を特徴とする浚渫泥の処
理方法である。
オン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加混合した
後、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加
混合して浚渫泥を凝集させ、次いで水を分離する事によ
り浚渫泥の流動性を除去する事を特徴とする浚渫泥の処
理方法である。
【0006】本発明の請求項2の発明は、浚渫泥の塩濃
度が水中1重量%以下である事を特徴とする請求項1に
記載の浚渫泥の処理方法である。
度が水中1重量%以下である事を特徴とする請求項1に
記載の浚渫泥の処理方法である。
【0007】本発明の請求項3の発明は、凝集浚渫泥を
脱水機にかけて水を分離する事により浚渫泥の流動性を
除去する事を特徴とする請求項1ないし請求項2に記載
の浚渫泥の処理方法である。
脱水機にかけて水を分離する事により浚渫泥の流動性を
除去する事を特徴とする請求項1ないし請求項2に記載
の浚渫泥の処理方法である。
【0008】本発明の請求項4の発明は、凝集浚渫泥の
水を分離する脱水機がスクリュウプレスである事を特徴
とする請求項1ないし請求項3に記載の浚渫泥の処理方
法である。
水を分離する脱水機がスクリュウプレスである事を特徴
とする請求項1ないし請求項3に記載の浚渫泥の処理方
法である。
【0009】本発明の請求項5の発明は、(メタ)アク
リル系高分子凝集剤を添加混合するにあたり粒径0.2
mm以上の粒状高分子凝集剤を、機械的に剪断をかけ粒
径0.2mm以下の微細粒子として水に分散させた液
を、浚渫泥に添加する事を特徴とする請求項1ないし請
求項4に記載の浚渫泥の処理方法である。
リル系高分子凝集剤を添加混合するにあたり粒径0.2
mm以上の粒状高分子凝集剤を、機械的に剪断をかけ粒
径0.2mm以下の微細粒子として水に分散させた液
を、浚渫泥に添加する事を特徴とする請求項1ないし請
求項4に記載の浚渫泥の処理方法である。
【0010】本発明の請求項6の発明は、アニオン性
(メタ)アクリル系高分子凝集剤のコロイド当量値が−
1.4〜−9.0meq/gであり分子量が400万以
上であり、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤
のコロイド当量値が1.0〜5.0meq/gであり分
子量が300万以上である事を特徴とする請求項1ない
し請求項5に記載の浚渫泥の処理方法である。
(メタ)アクリル系高分子凝集剤のコロイド当量値が−
1.4〜−9.0meq/gであり分子量が400万以
上であり、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤
のコロイド当量値が1.0〜5.0meq/gであり分
子量が300万以上である事を特徴とする請求項1ない
し請求項5に記載の浚渫泥の処理方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の限定の第一は、浚渫泥に
アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加混合
した後、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を
添加混合して浚渫泥を凝集させ、次いで水を分離する事
により浚渫泥の流動性を除去する事を特徴とする浚渫泥
の処理方法である。 本発明の限定の第二は、浚渫泥の
塩濃度が水中1重量%以下である事を特徴とする。 前
述の如く湖沼の浚渫泥はヘドロ等を含み、その泥粒子は
部分的にアニオン性親水コロイドに被覆されているため
か海水中の底泥はアニオン性(メタ)アクリル系高分子
凝集剤単独で凝集するのに対しカチオン性(メタ)アク
リル系高分子凝集剤を追添加する必要がある。 ここに
言うアニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤として
は、特にアクリルアミド系高分子凝集剤が有効であり、
ポリアクリルアミド部分加水分解物、アクリルアミド・
アクリル酸ナトリウム共重合物、アクリルアミド・アク
リロイルアミノアルキルスルホン酸ナトリウム共重合
物、アクリルアミド・アクリロイルアミノアルキルスル
ホン酸ナトリウム・アクリル酸ナトリウム共重合物等を
あげる事ができる。 工業的に安価である為にナトリウ
ム塩が用いられているが、カリウム塩やアンモニウム塩
でも効果的に問題が無い事は言うまでもない。 カチオ
ン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤としてはジアルキ
ルアミノアルキル(メタ)アクリレートのアミン塩ある
いは四級アンモニウム塩の(共)重合物およびジアルキ
ルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドのアミン塩あ
るいは四級アンモニウム塩の(共)重合物をあげる事が
できる。 ポリメタクリロイロキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロリド、アクリルアミド・アクリロイロキ
シエチルトリメチルアンモニウムクロリド、アクリルア
ミド・ジメチルアミノプロピルアクリルアミド塩等を代
表例として特に好ましく例示する事ができる。 かかる
カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤は他の縮合
性高分子凝集剤等とは異なり、極めて高分子量で凝集力
の強い性質を有し、強度の高い凝集浚渫泥を与える事が
できる。
アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加混合
した後、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤を
添加混合して浚渫泥を凝集させ、次いで水を分離する事
により浚渫泥の流動性を除去する事を特徴とする浚渫泥
の処理方法である。 本発明の限定の第二は、浚渫泥の
塩濃度が水中1重量%以下である事を特徴とする。 前
述の如く湖沼の浚渫泥はヘドロ等を含み、その泥粒子は
部分的にアニオン性親水コロイドに被覆されているため
か海水中の底泥はアニオン性(メタ)アクリル系高分子
凝集剤単独で凝集するのに対しカチオン性(メタ)アク
リル系高分子凝集剤を追添加する必要がある。 ここに
言うアニオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤として
は、特にアクリルアミド系高分子凝集剤が有効であり、
ポリアクリルアミド部分加水分解物、アクリルアミド・
アクリル酸ナトリウム共重合物、アクリルアミド・アク
リロイルアミノアルキルスルホン酸ナトリウム共重合
物、アクリルアミド・アクリロイルアミノアルキルスル
ホン酸ナトリウム・アクリル酸ナトリウム共重合物等を
あげる事ができる。 工業的に安価である為にナトリウ
ム塩が用いられているが、カリウム塩やアンモニウム塩
でも効果的に問題が無い事は言うまでもない。 カチオ
ン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤としてはジアルキ
ルアミノアルキル(メタ)アクリレートのアミン塩ある
いは四級アンモニウム塩の(共)重合物およびジアルキ
ルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドのアミン塩あ
るいは四級アンモニウム塩の(共)重合物をあげる事が
できる。 ポリメタクリロイロキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロリド、アクリルアミド・アクリロイロキ
シエチルトリメチルアンモニウムクロリド、アクリルア
ミド・ジメチルアミノプロピルアクリルアミド塩等を代
表例として特に好ましく例示する事ができる。 かかる
カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤は他の縮合
性高分子凝集剤等とは異なり、極めて高分子量で凝集力
の強い性質を有し、強度の高い凝集浚渫泥を与える事が
できる。
【0012】本発明の限定の第三は、凝集浚渫泥を脱水
機にかけて水を分離する事により浚渫泥の流動性を除去
する事を特徴とする。 本発明の限定の第四は、凝集浚
渫泥の水を分離する脱水機がスクリュウプレスである事
を特徴とする。 凝集浚渫泥の水を分離する方法として
は各種の方法が考えられる。 例えば埋め立てにより上
澄みを排出する方法、土嚢袋に入れたりスクリーンで水
をきる方法も実際に行われている。 しかしながら、狭
い敷地で効率良く水を分離するには脱水機が不可欠であ
り、デハイドラム、ベルトプレス、フィルタープレス、
スクリュウプレス等の脱水機を使用する事ができる。
この中でもスクリュウプレスは泥質変動に対する耐性、
作業性、脱水ケーキの性状等の点で最も好ましい脱水機
である。
機にかけて水を分離する事により浚渫泥の流動性を除去
する事を特徴とする。 本発明の限定の第四は、凝集浚
渫泥の水を分離する脱水機がスクリュウプレスである事
を特徴とする。 凝集浚渫泥の水を分離する方法として
は各種の方法が考えられる。 例えば埋め立てにより上
澄みを排出する方法、土嚢袋に入れたりスクリーンで水
をきる方法も実際に行われている。 しかしながら、狭
い敷地で効率良く水を分離するには脱水機が不可欠であ
り、デハイドラム、ベルトプレス、フィルタープレス、
スクリュウプレス等の脱水機を使用する事ができる。
この中でもスクリュウプレスは泥質変動に対する耐性、
作業性、脱水ケーキの性状等の点で最も好ましい脱水機
である。
【0013】本発明の限定の第五は、(メタ)アクリル
系高分子凝集剤を添加混合するにあたり粒径0.2mm
以上の粒状高分子凝集剤を、機械的に剪断をかけ粒径
0.2mm以下の微細粒子として水に分散させた液を、
浚渫泥に添加する事を特徴とする。 市販の高分子凝集
剤は粉末高分子凝集剤と称する場合であっても最大粒径
1〜2mmの顆粒状(ガラス破砕状)で市販されてい
る。 これは微粉であれば保存中に吸湿固結する危険性
が高い事および溶解時ママコに成りやすい事に配慮した
ものである。 かかる市販粒状高分子凝集剤をそのまま
浚渫泥に添加しても凝集はしない。 しかしながら粒径
0.2mm以下の微細粒子として水に分散させた液を浚
渫泥に添加すると微細粒子はごく短時間で溶解し浚渫泥
は凝集する。大粒径の製品状態で保存時の吸湿固結を防
止しながら、溶解時微細粒子として水に分散させるには
機械的に剪断をかける事が必要である。 かかる性能を
持つ機械はアーシェル株式会社よりコミトロールの商品
名で市販されている。 コミトロールを用いればアニオ
ン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤もカチオン性(メ
タ)アクリル系高分子凝集剤も効率良く粒状で添加しな
がら微細粒子分散液を得る事ができる。 この限定は通
常の如く高分子凝集剤を水溶液として添加する方法を否
定するものではない。 しかしながら粒状の高分子凝集
剤を溶解するには時間がかかり、大量の浚渫泥に対応す
るには溶解設備が大がかりなものと成る。また油あるい
は塩水中に高分子凝集剤の微細粒子を分散させた商品を
用いれば短時間で溶解でき、溶解装置をコンパクトなも
のとする事ができる。 しかしながら、かかる分散型の
高分子凝集剤は分散媒による汚染を引き起こす恐れが有
り、不純物を含まぬ粉末高分子凝集剤の使用が好まし
い。
系高分子凝集剤を添加混合するにあたり粒径0.2mm
以上の粒状高分子凝集剤を、機械的に剪断をかけ粒径
0.2mm以下の微細粒子として水に分散させた液を、
浚渫泥に添加する事を特徴とする。 市販の高分子凝集
剤は粉末高分子凝集剤と称する場合であっても最大粒径
1〜2mmの顆粒状(ガラス破砕状)で市販されてい
る。 これは微粉であれば保存中に吸湿固結する危険性
が高い事および溶解時ママコに成りやすい事に配慮した
ものである。 かかる市販粒状高分子凝集剤をそのまま
浚渫泥に添加しても凝集はしない。 しかしながら粒径
0.2mm以下の微細粒子として水に分散させた液を浚
渫泥に添加すると微細粒子はごく短時間で溶解し浚渫泥
は凝集する。大粒径の製品状態で保存時の吸湿固結を防
止しながら、溶解時微細粒子として水に分散させるには
機械的に剪断をかける事が必要である。 かかる性能を
持つ機械はアーシェル株式会社よりコミトロールの商品
名で市販されている。 コミトロールを用いればアニオ
ン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤もカチオン性(メ
タ)アクリル系高分子凝集剤も効率良く粒状で添加しな
がら微細粒子分散液を得る事ができる。 この限定は通
常の如く高分子凝集剤を水溶液として添加する方法を否
定するものではない。 しかしながら粒状の高分子凝集
剤を溶解するには時間がかかり、大量の浚渫泥に対応す
るには溶解設備が大がかりなものと成る。また油あるい
は塩水中に高分子凝集剤の微細粒子を分散させた商品を
用いれば短時間で溶解でき、溶解装置をコンパクトなも
のとする事ができる。 しかしながら、かかる分散型の
高分子凝集剤は分散媒による汚染を引き起こす恐れが有
り、不純物を含まぬ粉末高分子凝集剤の使用が好まし
い。
【0014】本発明の限定の第六は、アニオン性(メ
タ)アクリル系高分子凝集剤のコロイド当量値が−1.
4〜−9.0meq/gであり分子量が400万以上で
あり、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤のコ
ロイド当量値が1.0〜5.0meq/gであり分子量
が300万以上である事を特徴とする。 アニオン性
(メタ)アクリル系高分子凝集剤としてはポリアクリル
酸塩よりもアクリルアミド系のアニオン性高分子凝集剤
が有効であり適度のアニオン性基とアミド基を有する事
が望ましく前述のコロイド当量値の範囲が望ましい。
分子量は高い方が凝集力が強く、分子量が400万以上
である事が望ましく、400万未満では脱水性が劣る。
カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤のコロイ
ド当量値は高い方がケーキ含水率が下がり、流動性の無
い固い性状と成る。 分子量はアニオン性高分子凝集剤
と同様に高い方が凝集力が強く、分子量が300万以上
である事が望ましく、300万未満では脱水性が劣る。
タ)アクリル系高分子凝集剤のコロイド当量値が−1.
4〜−9.0meq/gであり分子量が400万以上で
あり、カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤のコ
ロイド当量値が1.0〜5.0meq/gであり分子量
が300万以上である事を特徴とする。 アニオン性
(メタ)アクリル系高分子凝集剤としてはポリアクリル
酸塩よりもアクリルアミド系のアニオン性高分子凝集剤
が有効であり適度のアニオン性基とアミド基を有する事
が望ましく前述のコロイド当量値の範囲が望ましい。
分子量は高い方が凝集力が強く、分子量が400万以上
である事が望ましく、400万未満では脱水性が劣る。
カチオン性(メタ)アクリル系高分子凝集剤のコロイ
ド当量値は高い方がケーキ含水率が下がり、流動性の無
い固い性状と成る。 分子量はアニオン性高分子凝集剤
と同様に高い方が凝集力が強く、分子量が300万以上
である事が望ましく、300万未満では脱水性が劣る。
【0015】
【実施例】次に実施例によって、本発明を具体的に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に制約されるものではない。
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に制約されるものではない。
【0016】(アニオン性高分子凝集剤組成)表−1に
本発明の実施例で用いるアニオン性高分子凝集剤の組成
を記載する。全て、市販粒状凝集剤であり、最大粒径
1.2mmである。
本発明の実施例で用いるアニオン性高分子凝集剤の組成
を記載する。全て、市販粒状凝集剤であり、最大粒径
1.2mmである。
【0017】
【表1】
【0018】(カチオン性高分子凝集剤組成)表−2に
本発明の実施例で用いるカチオン性高分子凝集剤の組成
を記載する。全て、市販粒状凝集剤であり、最大粒径
2.0mmである。
本発明の実施例で用いるカチオン性高分子凝集剤の組成
を記載する。全て、市販粒状凝集剤であり、最大粒径
2.0mmである。
【0019】
【表2】
【0020】(実施例ー1)某湖の底泥(懸濁物濃度2
5重量%、塩濃度0.4重量%)をポンプ浚渫し、表−
1および表−2記載の高分子凝集剤をコミトロールによ
り連続的に0.2重量%の水分散液として、逐次添加混
合し、富国工業株式会社製のトロンメル付きスクリュウ
プレスにより脱水した。 結果を表−3に示す。 表−
3記載の凝集剤添加量はアニオン性およびカチオン性の
両凝集剤ともに浚渫泥の有り姿あたり、すなわち対液あ
たりの添加量である。
5重量%、塩濃度0.4重量%)をポンプ浚渫し、表−
1および表−2記載の高分子凝集剤をコミトロールによ
り連続的に0.2重量%の水分散液として、逐次添加混
合し、富国工業株式会社製のトロンメル付きスクリュウ
プレスにより脱水した。 結果を表−3に示す。 表−
3記載の凝集剤添加量はアニオン性およびカチオン性の
両凝集剤ともに浚渫泥の有り姿あたり、すなわち対液あ
たりの添加量である。
【0021】
【表3】
【0022】
【発明の効果】本発明の凝集方法により、淡水湖沼にお
ける浚渫泥の凝集脱水処理が効率良く行われ、浚渫泥の
減量固形化による外部搬出作業を容易にする事が狭い敷
地においても簡易に行う事ができる。
ける浚渫泥の凝集脱水処理が効率良く行われ、浚渫泥の
減量固形化による外部搬出作業を容易にする事が狭い敷
地においても簡易に行う事ができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // E02F 7/00 E02F 7/00 D (72)発明者 三島 芳夫 東京都品川区西五反田2−20−1 ハイモ 株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 浚渫泥にアニオン性(メタ)アクリル系
高分子凝集剤を添加混合した後、カチオン性(メタ)ア
クリル系高分子凝集剤を添加混合して浚渫泥を凝集さ
せ、次いで水を分離する事により浚渫泥の流動性を除去
する事を特徴とする浚渫泥の処理方法。 - 【請求項2】 浚渫泥の塩濃度が水中1重量%以下であ
る事を特徴とする請求項1に記載の浚渫泥の処理方法。 - 【請求項3】 凝集浚渫泥を脱水機にかけて水を分離す
る事により浚渫泥の流動性を除去する事を特徴とする請
求項1ないし請求項2に記載の浚渫泥の処理方法。 - 【請求項4】 凝集浚渫泥の水を分離する脱水機がスク
リュウプレスである事を特徴とする請求項1ないし請求
項3に記載の浚渫泥の処理方法。 - 【請求項5】 (メタ)アクリル系高分子凝集剤を添加
混合するにあたり粒径0.2mm以上の粒状高分子凝集
剤を、機械的に剪断をかけ粒径0.2mm以下の微細粒
子として水に分散させた液を、浚渫泥に添加する事を特
徴とする請求項1ないし請求項4に記載の浚渫泥の処理
方法。 - 【請求項6】 アニオン性(メタ)アクリル系高分子凝
集剤のコロイド当量値が−1.4〜−9.0meq/g
であり分子量が400万以上であり、カチオン性(メ
タ)アクリル系高分子凝集剤のコロイド当量値が1.0
〜5.0meq/gであり分子量が300万以上である
事を特徴とする請求項1ないし請求項5に記載の浚渫泥
の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8307525A JPH10128010A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 浚渫泥の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8307525A JPH10128010A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 浚渫泥の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128010A true JPH10128010A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17970145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8307525A Pending JPH10128010A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 浚渫泥の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10128010A (ja) |
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- 1996-11-05 JP JP8307525A patent/JPH10128010A/ja active Pending
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