JPH10128132A - 恒温槽装置 - Google Patents

恒温槽装置

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JPH10128132A
JPH10128132A JP29291496A JP29291496A JPH10128132A JP H10128132 A JPH10128132 A JP H10128132A JP 29291496 A JP29291496 A JP 29291496A JP 29291496 A JP29291496 A JP 29291496A JP H10128132 A JPH10128132 A JP H10128132A
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chamber
tank
air jacket
chambers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギであり、省スペースをはかること
ができるうえ、コストを低減することができ、恒温槽装
置の槽内部に設けた各チャンバー内が除湿されず、被試
験物の相互汚染が生じなくて、試験に悪影響を与えるこ
とがなく、また、各チャンバーを同じ温度に容易に維持
することができる恒温槽装置を提供する。 【解決手段】 前側面10が熱絶縁性材で構成され、他側
面は高熱伝導性を有する部材で構成されたチャンバー9
を密閉状態に形成して、前側面を開閉または着脱自在に
して槽3の1側面に取付けて、槽内部に複数個装着し、
これらのチャンバー相互間及び他の側面間に間隙を形成
して槽内にエアジャケット5を形成し、エアジャケット
の温度を検出するエアジャケット温度検出手段6を設
け、エアジャケット温度検出手段の出力に対応して、温
度制御手段7が、冷却器8及び加熱器12を駆動して、エ
アジャケットを所定温度に制御して、各チャンバー内の
温度を所定温度にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度勾配を有する恒
温槽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温度勾配を有するこの種の恒温槽
装置1′には、(1)図7に示すように、1側面が開閉
自在であって、周囲側面2に熱絶縁性材を用いて密封さ
れた槽3を形成し、槽3内の下方、または、槽3内の上
方、側方等の適宜の個所にファン4と、温度制御手段7
を有する冷却器8とを設け、槽3内部の両側に通風路31
を設けて槽3内を断熱プレート32で横断的に仕切り、他
の側面にも熱絶縁性材を用いて熱絶縁された複数のチャ
ンバー9′が形成されるようにして、各チャンバー9′
の両側面に通風路31に連通する入口開口33及び出口開口
34を設けるとともに、入口開口部に図示しない第2温度
制御手段を有する加熱器35であるヒータと、給気ファン
36とを設け、温度制御手段7によって温度制御された冷
却器8と、それに付設されたファン4とによって各チャ
ンバー9′内にそれぞれに設定された温度のなかから最
低設定温度以下に冷却した冷風を強制的に循環させると
ともに各チャンバー9′は図示しない第2温度制御手段
によって加熱器35が作動されて所望の温度が保障される
ように加熱され、給気ファン36によって通風しながらそ
れぞれのチャンバー9′が独立的にそれぞれの設定温度
になるようにしたものが用いられている。なお入口開口
部に給気ファン36を設ける代わりに出口開口部に排気フ
ァンを設けたもの、又は入口開口部に給気ファン36と出
口開口部に排気ファンとを設けたものもある。
【0003】また、(2)図8に示すように、断熱材40
で各チャンバー9″を通風路31′を形成して包囲して密
封して、そのようなものを槽3内部に複数個装着し、そ
れぞれ熱絶縁された複数のチャンバー9″のそれぞれの
上部(またはチャンバー9″の近傍にあって任意の個
所)に冷却器8と、下方(またはチャンバー9″の近傍
にあって任意の個所)に加熱器35とを設け、冷却器8に
よって冷却された空気をチャンバー9″の開口部に設け
られた送風機36′によってチャンバー9″内に流入させ
て循環させるとともに、各チャンバー9″に設けられた
温度検出手段30′の検出出力に基づいて、温度制御手段
7″によって加熱器35を作動させて冷却された空気を加
熱して各チャンバー9″内の温度を独立的に所望のもの
にするものも用いられている。なお8aは冷凍機、8b
は冷媒導管、21は扉である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の(1)のよ
うな恒温槽装置は、各チャンバーに発熱器を設けていて
一旦過冷却された空気を加熱して所望の温度にするの
で、各チャンバーには強い循環風が交流して、被試験物
である植物、小動物、昆虫、微生物及び培養液を除湿し
て損傷させ、さらに被試験物が循環風によって植物、動
物、微生物、及び匂い等の相互汚染を生じて試験に悪影
響を与え、また、(2)のようなものは各チャンバーの
周囲に断熱材が設けられており、また、冷却器、加熱
器、送風機、及び温度検出手段が個々のチャンバーに設
けられていて、省スペースとコスト低減とをはかること
ができないとともに、加熱器によって一旦過冷却された
空気を加熱して所望の温度にするので、省エネルギと、
ランニングコスト低減とをはかることができず、さらに
各チャンバー内が除湿されるとともに、チャンバー内を
循環する風が被試験物である植物、動物、微生物及び培
養液を損傷させるという問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の恒温槽装置がもつ問題を解消し、省スペース、省エ
ネルギ、及びコスト低減をはかることができて、恒温槽
装置の槽内部に設けた各チャンバー内が除湿されず、被
試験物の損傷と相互汚染とを生じることがなくて、試験
に悪影響を与えることがなく、また、各チャンバーを同
じ温度に容易に維持することができる恒温槽装置を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前
記のような恒温槽装置において、前側面が熱絶縁性材で
構成され、他側面は高熱伝導性を有する部材で構成され
たチャンバーを密閉状態に形成して、前記前側面を開閉
または着脱自在にして槽の1側面に取付けて、槽内部に
複数個装着し、これらのチャンバー相互間と、槽の他の
側面との間に間隙を形成して槽内にエアジャケットを形
成し、前記温度検出手段が、前記エアジャケットの温度
を検出するエアジャケット温度検出手段からなり、この
エアジャケット温度検出手段の出力に対応して、温度制
御手段が冷却器または加熱器を駆動して、エアジャケッ
トを所定温度に制御し、前記複数のチャンバー内の温度
をエアジャケットによって、チャンバーの他側面を介し
て前記所定温度にすることを特徴とする恒温槽装置。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、チャンバー内の温度を検出するチャン
バー温度検出手段を設け、このチャンバー温度検出手段
の出力と、エアジャケット温度検出手段との出力とが入
力された温度制御手段が、前記入力の平均温度値を演算
し、演算された前記平均温度値に対応して、冷却器また
は加熱器を駆動して、エアジャケットを所定温度に制御
し、複数のチャンバー内の温度をエアジャケットによっ
て、チャンバーの他側面を介して前記所定温度にするこ
とを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記のような恒
温槽装置において、前側面が熱絶縁性材で構成され、他
側面は高熱伝導性を有する部材で構成されたチャンバー
を密閉状態に形成して、前記前側面を開閉または着脱自
在にして槽の1側面に取付けて、槽内部に複数個装着
し、これらのチャンバー相互間と槽の他の側面との間に
間隙を形成して、槽内にエアジャケットを形成し、前記
温度検出手段が、前記チャンバー内の温度を検出するチ
ャンバー温度検出手段からなり、このチャンバー温度検
出手段の出力が入力された温度制御手段が、入力された
前記出力に対応して、冷却器または加熱器を駆動して、
エアジャケットを所定温度に制御し、前記複数のチャン
バー内の温度をエアジャケットによって、チャンバーの
他側面を介して前記所定温度にすることを特徴とするも
のである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3のいずれかに記載の発明において、前側面の熱絶
縁性材が透明性を有する部材または不透明性を有する部
材からなることを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3のいずれかに記載の発明において、チャンバー
が、エアジャケットと熱交換可能にして開閉自在な連通
管を有することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態において、前
記従来と同様な部分については同一の符号を引用して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。図
1〜3に示すこの発明の第1実施形態において、恒温槽
装置1は、周囲側面2に熱絶縁性材を用いて密封された
槽3を形成し、槽3内の上部に空気を撹拌するファン4
と冷却器8とを設け、底部には従来のような小さい容量
の加熱器35に比較して容量の大きい加熱器12を設け、チ
ャンバー9は前側面10が熱絶縁性部材を用いて扉部とし
て開閉または着脱自在に装着されており、他側面10′に
は高熱伝導性を有する望ましくは薄い部材を用いて密閉
状態に構成し、前側面10を支持する枠体を槽3の1側面
に取付けて、槽3内部に多段または多段多連に配設して
複数個装着し、このチャンバー9を、チャンバー9相互
間と槽3の前記周囲側面2との間に温度制御された風が
流通可能な間隙を有するようにして槽3内にエアジャケ
ット5を形成し、このエアジャケット5の温度を検出す
るエアジャケット温度検出手段6を設けたものである。
なお、冷却器8と加熱器12とを設置する位置は槽3内の
上部にかぎらず、槽3内の適宜の場所であってもよく、
また、ファン4は複数個所に設けてもよい。
【0012】温度制御手段7の操作部は前面に設けられ
た操作パネル11に設置されていて、外部から操作ノブま
たはプログラムチャート等によって所望の温度制御パタ
ーンを予め入力しておくことができ、その温度制御範囲
はおおよそ−20℃〜+50℃に設定できるようになってい
る。そして温度制御手段7にはエアジャケット温度検出
手段6の出力が入力される。
【0013】また、各チャンバー9内に図示しない光源
を設け、その光源をプログラム制御して明暗の環境、す
なわち日長時間の環境調節を自由なものにできるように
してもよい。
【0014】また、被試験体にはチャンバー9内で熱の
発生を伴うものがあり、微風を発生させる小型の撹拌フ
ァン13をチャンバー9内に設けてもよい。
【0015】また、チャンバー9内にバケットを取付
け、バケットに水を入れて湿度を与えるようにしてもよ
い。
【0016】このようなものにあって、温度制御手段7
は、予め設定された、または予めプログラムによって設
定されたエアジャケット5の所定温度の入力信号に基づ
いて、エアジャケット温度検出手段6の出力に対応し
て、冷却器8、または加熱器12を駆動させ、エアジャケ
ット5を所定温度に制御して、所定温度に制御されたエ
アジャケット5によって、各チャンバー9内は、各チャ
ンバー9の熱伝導性材の他側面10′からエアジャケット
5の熱が伝導され、エアジャケット5の温度と同一の温
度に維持され、各チャンバー9内は、前記所定の恒温環
境条件がえられるうえ、各チャンバー9は相互に完全に
隔離されており、チャンバー9内はエアジャケット5内
の空気の強制交流が行われることがなくて、各チャンバ
ー9内が除湿されず、被試験体である植物、小動物、昆
虫、微生物や培養液が乾燥して被試験体等が損傷するこ
とがなく、また、被試験体等、匂い、ごみ等の相互汚染
を生じることがなく、極めて自然の状態で、生物の発
芽、長時間の培養、小動物または昆虫等の飼育等を比較
評価する研究成果も信頼度が高く、それらの試験研究を
同時に行うことができて比較試験も容易であり、試験研
究のスピードアップを達成することができる。また、エ
アジャケット温度検出手段6をエアジャケット5の複数
個所に設けて、その出力の平均温度値を温度制御手段7
によって求めて、求められたこの平均温度値をエアジャ
ケット5の温度としてもよい。
【0017】そして、各チャンバー9は、密閉されてお
り、各チャンバー9から微生物、匂い、ごみ等の汚染物
質がエアジャケット5内に発散して繁殖、蓄積して槽内
を汚染することがなく、これらが各チャンバー9内に逆
流することもない。
【0018】さらにエアジャケット5と各チャンバー9
内とを容易に同一温度条件にすることができるので、目
一杯チャンバー9の壁面部に接近させて試料を設置する
ことができて全容積を有効に使用することができ、さら
に各チャンバー9にはそれらを包囲する分厚い断熱材が
ないのでチャンバー9内のスペースをそれだけ広くとれ
てコンパクトにまとめることができて、かつ省スペース
であり、冷却器8及び加熱器13を1台設置すればよく
て、各チャンバー9内に加熱器を設置する必要がなく、
各チャンバー9を同時に的確に温度制御することができ
て、冷却器8がエアジャケット5を過冷却することがな
く、または、加熱器12がエアジャケット5を過加熱する
ことがなくて省エネルギ化をはかることができて、低コ
ストの恒温槽装置1をえることができる。
【0019】第2実施形態は、第1実施形態において、
図示しないが、前側面10の熱絶縁性材が透明性を有する
部材または不透明性を有する部材からなるものである。
このようなものにあって、熱絶縁性材がチャンバー9内
の保温性を保ちながら、透明性を有する部材を使用した
ものにあっては内部を観察でき、または不透明性を有す
る部材を使用したものにあっては外部からの光を遮蔽し
て光源を用いて明暗の環境、すなわち日長時間の環境調
節を自由なものとすることができる。
【0020】第3実施形態は、第1実施形態において、
図4に示すように、チャンバー9に、熱交換手段14と、
開閉自在な開閉弁15とを有する連通管16をそれぞれ設け
たものである。そして、連通管16の外部気体の取入口16
aとガスボンベ19との中間には圧力調整弁17及び圧力計
18が設けられており、その後に連通管16は、各チャンバ
ー9に分岐され、この分岐されたそれぞれの連通管16に
開閉弁15を設け、開閉弁15の後にはフイルター27を設け
ていて、供給するガス体がフイルター27を通過して濾過
されて各チャンバー9に配送されるようになっている。
そして、槽3内に配置された部分には熱交換器14を設
け、さらに各チャンバー9には開閉自在な開閉弁25を設
けた排出管26をそれぞれ接続し、開閉弁25の後のそれぞ
れの排出管26は排気を大気に放出させように開放されて
いる。
【0021】このようなものは、それぞれのチャンバー
9内の環境、すなわち、湿度(水分)、空気、酸素、炭
酸ガス、または窒素ガスなどを連通管16によって、適宜
外部から供給して環境条件を任意に設定することがで
き、かつ、これらの水分、ガス体は熱交換手段14によっ
てエアジャケット5の温度と同一にして供給されるの
で、試験研究の継続に支障が生じることがない。
【0022】第4実施形態は、第1実施形態において、
図5に示すように、チャンバー9内の温度を検出するチ
ャンバー温度検出手段30を任意のチャンバー9に設け、
このチャンバー温度検出手段30の出力を温度制御手段7
に入力したものである。各チャンバー9はエアジャケッ
ト5によって均一な温度になっており、1つのチャンバ
ー9の温度を検出して、それを各チャンバー9の温度の
代表値として用いることができる。
【0023】このようなものにあって、温度検出手段30
の出力と、エアジャケット温度検出手段6との出力が入
力された温度制御手段7は、前記温度検出手段30の出力
と、エアジャケット温度検出手段6の出力との平均温度
値を演算し、演算された前記平均温度値に対応して、冷
却器8、または加熱器12を駆動させ、エアジャケット5
の温度を予め設定された所定温度に制御して、各チャン
バー9内の温度をエアジャケット5によってチャンバー
9の他側面10′を介して前記所定温度にする。なお、図
示しないが、温度検出手段30を各チャンバー9または複
数のチャンバー9に設けて、これらの出力の平均温度値
を温度制御手段7によって求めて、求められた平均温度
値をチャンバー9の温度としてもよい。また、この実施
形態を第2,3実施形態に用いてもよい。
【0024】第5実施形態は、第4実施形態において、
図6に示すように、エアジャケット温度検出手段を除去
し、チャンバー温度検出手段30の出力を温度制御手段7
に入力したものである。このようなものにあって、チャ
ンバー温度検出手段30の出力が入力された温度制御手段
7は、入力された前記出力に対応して、冷却器8、また
は加熱器12を駆動させ、エアジャケット5の温度を予め
設定された所定温度に制御して、各チャンバー9内の温
度を前記エアジャケット5によってチャンバー9の他側
面10′を介して前記所定温度にする。なお、この実施形
態を第2,3実施形態に用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、請求
項1に記載の発明は、前記のような恒温槽装置におい
て、前側面が熱絶縁性材で構成され、他側面は高熱伝導
性を有する部材で構成されたチャンバーを密閉状態に形
成して、前記前側面を開閉または着脱自在にして槽の1
側面に取付けて、槽内部に複数個装着し、これらのチャ
ンバー相互間と、槽の他の側面との間に間隙を形成して
槽内にエアジャケットを形成し、前記温度検出手段が、
前記エアジャケットの温度を検出するエアジャケット温
度検出手段からなり、このエアジャケット温度検出手段
の出力に対応して、温度制御手段が冷却器または加熱器
を駆動して、エアジャケットを所定温度に制御し、前記
複数のチャンバー内の温度をエアジャケットによって、
チャンバーの他側面を介して前記所定温度にするので、
省エネルギであり、装置をコンパクトにすることができ
て、省スペースをはかることができるうえ、コストを低
減することができ、チャンバー内の温度を適正に保つこ
とができて、複数のチャンバー相互に隔離されており、
チャンバー内が除湿されず、また生物相互汚染を生じて
試験に悪影響を与えることがなく、さらに各チャンバー
の温度を所望のものに精密に同一条件下に保持すること
ができて発芽、培養、飼育などの試験研究が同時にでき
て、研究のスピードアップをはかることができ、しかも
研究成果の信頼度が高く、特に医療面での細菌、ウイル
ス、病理試料の培養、保存、検査に有効であるという効
果がある。
【0026】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、チャンバー内の温度を検出するチャン
バー温度検出手段を設け、このチャンバー温度検出手段
の出力と、エアジャケット温度検出手段との出力とが入
力された温度制御手段が、前記入力の平均温度値を演算
し、演算された前記平均温度値に対応して、冷却器また
は加熱器を駆動して、エアジャケットを所定温度に制御
し、複数のチャンバー内の温度をエアジャケットによっ
て、チャンバーの他側面を介して前記所定温度にするの
で、省エネルギであり、装置をコンパクトにすることが
できて、省スペースをはかることができるうえ、コスト
を低減することができ、さらに、チャンバー内の温度を
適正に保つことができて、複数のチャンバー相互に隔離
されており、チャンバー内が除湿されず、また生物相互
汚染を生じて試験に悪影響を与えることがなく、さらに
各チャンバーの温度を所望のものに精密に同一条件下に
保持することができて発芽、培養、飼育などの試験研究
が同時にできて、研究のスピードアップをはかることが
でき、しかも研究成果の信頼度が高く、特に医療面での
細菌、ウイルス、病理試料の培養、保存、検査に有効で
あるという効果がある。
【0027】請求項3に記載の発明は、前記のような恒
温槽装置において、前側面が熱絶縁性材で構成され、他
側面は高熱伝導性を有する部材で構成されたチャンバー
を密閉状態に形成して、前記前側面を開閉または着脱自
在にして槽の1側面に取付けて、槽内部に複数個装着
し、これらのチャンバー相互間と槽の他の側面との間に
間隙を形成して、槽内にエアジャケットを形成し、前記
温度検出手段が、前記チャンバー内の温度を検出するチ
ャンバー温度検出手段からなり、このチャンバー温度検
出手段の出力が入力された温度制御手段が、入力された
前記出力に対応して、冷却器または加熱器を駆動して、
エアジャケットを所定温度に制御し、前記複数のチャン
バー内の温度をエアジャケットによって、チャンバーの
他側面を介して前記所定温度にするので、省エネルギで
あり、装置をコンパクトにすることができて、省スペー
スをはかることができるうえ、コストを低減することが
でき、さらに、チャンバー内の温度を適正に保つことが
できて、複数のチャンバー相互に隔離されており、チャ
ンバー内が除湿されず、また生物相互汚染を生じて試験
に悪影響を与えることがなく、さらに各チャンバーの温
度を所望のものに精密に同一条件下に保持することがで
きて発芽、培養、飼育などの試験研究が同時にできて、
研究のスピードアップをはかることができ、しかも研究
成果の信頼度が高く、特に医療面での細菌、ウイルス、
病理試料の培養、保存、検査に有効であるという効果が
ある。
【0028】請求項4に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3のいずれかに記載の発明において、前側面の熱絶
縁性材が透明性を有する部材または不透明性を有する部
材からなるので、それぞれのチャンバー内の保温性を保
つことができるとともに、透明性を有する部材を使用し
たものにあっては内部を観察でき、または不透明性を有
する部材を使用したものにあっては明暗の環境を自由に
創出することが容易にできるという効果がある。
【0029】請求項5に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3のいずれかに記載の発明において、チャンバー
が、エアジャケットと熱交換可能にして開閉自在な連通
管を有するので、チャンバー内の環境条件を所望のもの
に設定することができて、生物相互汚染を生じて試験に
悪影響を与えることがなく、かつ温度条件も常にエアジ
ャケットの温度と同一に保つことができて、発芽、培
養、飼育などの試験研究が同時にでき、試験研究の継続
に支障が生じることがなくて、研究のスピードアップを
はかることができ、しかも研究成果の信頼度が高いとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の概略斜視図である。
【図2】同上の第1実施形態の概略縦断面図である。
【図3】同上の第1実施形態のチャンバーの概略透視斜
視図である。
【図4】同上の第3実施形態の概略縦断面図である。
【図5】同上の第4実施形態の概略縦断面図である。
【図6】同上の第5実施形態の概略縦断面図である。
【図7】従来の恒温槽装置の概略縦断面図である。
【図8】同上の恒温槽装置の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 恒温槽装置 2 周囲側面 3 槽 4 ファン 5 エアジャケット 6 エアジャケット温度検出手段 7 温度制御手段 8 冷却器 9 チャンバー 10 前側面 12 加熱器 14 熱交換器 30 チャンバー温度検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲側面に熱絶縁性材を用いて密封され
    た槽を形成し、槽内の空気を撹拌するファンと、温度検
    出手段を有する温度制御手段とが付設された冷却器及び
    加熱器とを具えた恒温槽装置において、前側面が熱絶縁
    性材で構成され、他側面は高熱伝導性を有する部材で構
    成されたチャンバーを密閉状態に形成して、前記前側面
    を開閉または着脱自在にして槽の1側面に取付けて、槽
    内部に複数個装着し、これらのチャンバー相互間と、槽
    の他の側面との間に間隙を形成して槽内にエアジャケッ
    トを形成し、前記温度検出手段が、前記エアジャケット
    の温度を検出するエアジャケット温度検出手段からな
    り、このエアジャケット温度検出手段の出力に対応し
    て、温度制御手段が冷却器または加熱器を駆動して、エ
    アジャケットを所定温度に制御し、前記複数のチャンバ
    ー内の温度をエアジャケットによって、チャンバーの他
    側面を介して前記所定温度にすることを特徴とする恒温
    槽装置。
  2. 【請求項2】チャンバー内の温度を検出するチャンバー
    温度検出手段を設け、このチャンバー温度検出手段の出
    力と、エアジャケット温度検出手段との出力とが入力さ
    れた温度制御手段が、前記入力の平均温度値を演算し、
    演算された前記平均温度値に対応して、冷却器または加
    熱器を駆動して、エアジャケットを所定温度に制御し、
    複数のチャンバー内の温度をエアジャケットによって、
    チャンバーの他側面を介して前記所定温度にすることを
    特徴とする請求項1に記載の恒温槽装置。
  3. 【請求項3】周囲側面に熱絶縁性材を用いて密封された
    槽を形成し、槽内の空気を撹拌するファンと温度検出手
    段を有する温度制御手段とが付設された冷却器及び加熱
    器を具えた恒温槽装置において、前側面が熱絶縁性材で
    構成され、他側面は高熱伝導性を有する部材で構成され
    たチャンバーを密閉状態に形成して、前記前側面を開閉
    または着脱自在にして槽の1側面に取付けて、槽内部に
    複数個装着し、これらのチャンバー相互間と槽の他の側
    面との間に間隙を形成して、槽内にエアジャケットを形
    成し、前記温度検出手段が、前記チャンバー内の温度を
    検出するチャンバー温度検出手段からなり、このチャン
    バー温度検出手段の出力が入力された温度制御手段が、
    入力された前記出力に対応して、冷却器または加熱器を
    駆動して、エアジャケットを所定温度に制御し、前記複
    数のチャンバー内の温度をエアジャケットによって、チ
    ャンバーの他側面を介して前記所定温度にすることを特
    徴とする恒温槽装置。
  4. 【請求項4】 前側面の熱絶縁性材が透明性を有する部
    材または不透明性を有する部材からなることを特徴とす
    る請求項1,2または3のいずれかに記載の恒温槽装
    置。
  5. 【請求項5】 チャンバーが、エアジャケットと熱交換
    可能にして開閉自在な連通管を有することを特徴とする
    請求項1,2または3のいずれかに記載の恒温槽装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002096564A1 (en) * 2001-05-22 2002-12-05 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Method and device for stabilizing length of engineering material using thermophysical characteristic of gallium
CN110487571A (zh) * 2019-07-29 2019-11-22 中山市爱美泰电器有限公司 一种测试实验室
CN112146788A (zh) * 2020-09-28 2020-12-29 广东韶钢松山股份有限公司 热电阻检定系统和方法

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