JPH10128259A - 蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置 - Google Patents

蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置

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JPH10128259A
JPH10128259A JP29250096A JP29250096A JPH10128259A JP H10128259 A JPH10128259 A JP H10128259A JP 29250096 A JP29250096 A JP 29250096A JP 29250096 A JP29250096 A JP 29250096A JP H10128259 A JPH10128259 A JP H10128259A
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phosphor sheet
stimulable phosphor
dust
brush
dust removing
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JP29250096A
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Shigeto Adachi
成人 足立
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の塵埃除去装置では,蓄積性蛍光体シート
1表面に付着した塵埃に空気を吹きつける等して除去し
ていたが,帯電して付着した塵埃は,電気的吸着力によ
り強く蓄積性蛍光体シート1と引き合うため除去するこ
とができなかった。 【解決手段】本発明は帯電した塵埃を静電的に吸着及び
/若しくは離反させることにより上記蓄積性蛍光体シー
ト1から除去することを図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,蓄積性蛍光体シー
トの塵埃除去装置に係り,詳しくは,該蓄積性蛍光体シ
ート表面に帯電して付着した塵埃を静電的に除去する蓄
積性蛍光体シートの塵埃除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばX線等の放射線が予め照射された
蓄積性蛍光体に励起光を照射すると,該蓄積性蛍光体は
上記放射線のエネルギー量に応じて輝尽発光する。この
蓄積性蛍光体の性質を利用して,人体等の被検体の放射
線画像を電気的に記録することができる。図6にシート
状の蓄積性蛍光体シートを用いた放射線画像読み取り装
置の概略構成を示す。図6に示すように上記放射線画像
読み取り装置は,被検体を介して蓄積性蛍光体シート1
に放射線を照射し画像情報を蓄積性蛍光体シート1に蓄
積記録する放射線露光部2と,放射線露光部2において
放射線が照射された蓄積性蛍光体シート1に励起光を照
射する励起光照射手段3,蓄積性蛍光体シート1の輝尽
発光の光量を検出して電気信号を出力する光検出器4,
光検出器4により得られた画像の処理を行う画像処理手
段5を具備してなる放射線画像読み取り部6と,放射線
露光部2と放射線画像読み取り部6との間を巡回して蓄
積性蛍光体シート1を搬送する搬送手段7とから構成さ
れている。
【0003】上記放射線画像読み取り装置では,放射線
露光部2において蓄積性蛍光体シート1に放射線が照射
されて蓄積性蛍光体シート1に放射線画像情報が蓄積記
録される。ここで,放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍
光体シート1の表面に用いられる材料は,ポリエチレ
ン,ポリアミド,セルロース誘電体等の高分子材料であ
る。放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シー
ト1は,搬送手段7により放射線画像読み取り部6に搬
送される。放射線画像読み取り部6では,励起光照射手
段3により蓄積性蛍光体シート1に励起光が照射され
る。励起光が照射されると,蓄積性蛍光体シート1は輝
尽発光する。光検出器4は,この輝尽発光光を電子増倍
管等により検出して画像情報を電気信号化する。光検出
器4により取り込まれた画像情報は画像処理手段5に送
出され,適当な画像処理が施される。画像処理手段5に
より画像処理が施された画像情報はモニタ等に出力され
る。また,画像情報の読み取りが終わった蓄積性蛍光体
シート1は,搬送手段7により再び放射線露光部2に搬
送される。蓄積性シート1は再利用が可能で上述した放
射線露光部2から始まる工程が繰り返され,順次放射線
画像の読み取りが行われる。
【0004】しかし,上記放射線画像読み取り装置で
は,蓄積性蛍光体シート1が搬送手段7により搬送され
ている時等に,空気中を浮遊する塵埃等が蓄積性蛍光体
シート1表面に付着して,放射線画像の読み取りに影響
を与えてしまう場合がある。即ち,蓄積性蛍光体シート
1表面に付着した塵埃に輝尽発光光が遮られ,塵埃が付
着した部分が白抜けとなって画像を忠実に読み取ること
ができなくなることがある。例えば人体等の検査の場合
には,この白抜けは病変部として誤認される恐れがあ
る。画像読み取り時に作業者が,この塵埃に手を触れて
除去していたのでは効率が悪いし,装置の保全性も低下
する。従って,上記放射線画像読み取り装置には,蓄積
性蛍光体シート1表面に付着した塵埃を除去する手段が
必要となる。このような蓄積性蛍光体シートの塵埃除去
装置は,例えば特開平5−68131号公報に開示され
ている。上記参考文献に記載の技術では,図7に示すよ
うに,例えば放射線画像読み取り部6の直前に設けられ
た,ノズル8が蓄積性蛍光体シート1表面に空気を吹き
つけることにより,蓄積性蛍光体シート1から塵埃が除
去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,塵埃が
帯電して蓄積性蛍光体シート1表面に付着している場
合,塵埃と蓄積性蛍光体シート1とが静電気力により強
固に引き合うために,上記蓄積性蛍光体シートの塵埃除
去装置のように空気を吹きつけるのみでは塵埃を完全に
除去することができない場合がある。また,蓄積性蛍光
体シート1表面に付着した塵埃を除去するための他の装
置が,例えば特開昭61−17135及び63−373
40号公報に開示されている。両文献に記載の装置の主
要部である塵埃除去手段は,例えばフェルト,ビロー
ド,毛皮等のクリーニング部材がその周表面に設けられ
た回転クリーニングロール9である。図8に示すよう
に,回転クリーニングロール9は例えば放射線画像読み
取り部6の直前に設けられ,該回転クリーニングロール
9を蓄積性蛍光体シート1表面に押しつけることにより
塵埃が除去される。この場合,クリーニング部材との摩
擦により帯電している塵埃等をも除去することが可能で
ある。しかし,このような塵埃除去装置では,上記クリ
ーニング部材が蓄積性蛍光体シート1表面と摩擦して蓄
積性蛍光体シート1自体が帯電してしまうという問題が
生じる。蓄積性蛍光体シート1の帯電が問題となるの
は,蓄積性蛍光体シート1が帯電すると,一旦塵埃を除
去しても,空気中を浮遊する他の塵埃が蓄積性蛍光体シ
ート1に吸い付けられて付着しやすくなってしまうから
である。本発明は,このような従来の技術における課題
を解決するために,蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置
を改良し,帯電した塵埃を上記蓄積性蛍光体シートから
除去すると共に,上記蓄積性蛍光体シート自体が帯電す
るのを防止することができる蓄積性蛍光体シートの塵埃
除去装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は,放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍光
体シートの表面に付着した塵埃を除去する蓄積性蛍光体
シートの塵埃除去装置において,上記蓄積性蛍光体シー
ト表面に帯電して付着した塵埃を静電的に吸着及び/若
しくは離反して上記蓄積性蛍光体シートから除去する静
電除去手段を具備してなることを特徴とする蓄積性蛍光
体シートの塵埃除去装置として構成されている。このた
め,上記蓄積性蛍光体シート表面に帯電して付着し,機
械的操作や空気の流れでは取れない塵埃を静電的に上記
蓄積性蛍光体から除去することができ,上記放射線画像
の読み取り時に塵埃に遮られて生じた白抜けが発生する
のを防止することができる。従って,上記蓄積性蛍光体
シートの塵埃除去装置を用いることにより,上記蓄積性
蛍光体シートを用いた放射線画像読み取り装置の読み取
りの信頼性が向上する。
【0007】上記蓄積性蛍光体シートに帯電して付着し
た塵埃を静電的に除去するために,例えば上記静電除去
手段を,上記蓄積性蛍光体シート表面に帯電して付着し
た塵埃に所定電界を印加する第1の電界印加手段と,上
記第1の電界印加手段とは逆極性の電界を上記塵埃に印
加する第2の電界印加手段とから構成することができ
る。この場合,上記蓄積性蛍光体シート表面に帯電して
付着した塵埃に正負交互の電界を印加することによりシ
ートに静電的に付着した上記塵埃を吸着して上記蓄積性
蛍光体シートから上記塵埃を除去することができる。ま
た,上記静電除去手段が上記蓄積性蛍光体シートと同じ
材料若しくは帯電列の近い材料が用いられ,上記蓄積性
蛍光体シートと接触することにより上記塵埃を除去する
塵埃除去ブラシである場合,上記蓄積性蛍光体シートと
接触する塵埃除去ブラシが上記蓄積性蛍光体シートと同
じ若しくは帯電列の近い材質により構成されるから,上
記塵埃除去ブラシとの摩擦により上記蓄積性蛍光体シー
ト自体が帯電するのを防止することができる。従って,
上記蓄積性蛍光体シートが帯電して空気中を浮遊する塵
埃が付着しやすくなることを防止することができる。ま
た,同じ材料でも接触状態により帯電することが可能で
あるから,塵埃除去ブラシの毛それぞれが接触する面積
を大きくすることにより上記塵埃除去ブラシを帯電させ
て,上記蓄積性蛍光体シートに帯電して付着した塵埃を
静電的に吸着若しくは離反して除去することができる。
もちろん,帯電していない中性の塵埃も上記塵埃除去ブ
ラシと接触することにより除去される。
【0008】さらに,上記塵埃除去ブラシの帯電を除去
するブラシ帯電除去手段を設ければ,蓄積性蛍光体シー
トに付着した塵埃を除去しない時に,上記塵埃除去ブラ
シの帯電を例えば接地する等して除去することができ
る。従って,上記塵埃除去ブラシに吸着された塵埃を上
記塵埃除去ブラシから除去することができるから,上記
塵埃除去ブラシの目詰まりが防止される。さらに,上記
塵埃除去ブラシの柄の部分を該塵埃除去ブラシと摩擦す
ることにより正及び/若しくは負に帯電する材質により
構成すれば,異なる材質の部材同士が摩擦するから,よ
り上記塵埃除去ブラシが帯電しやすく,且つ帯電量も大
きくなり,上記蓄積性蛍光体シートに帯電して付着した
塵埃を静電的に容易に除去することができる。さらに,
上記蓄積性蛍光体シートと接触して上記蓄積性蛍光体シ
ート表面の帯電を除去するシート帯電除去手段を設けれ
ば,例えば上記蓄積性蛍光体シートを接地する等して,
上記蓄積性蛍光体シートが帯電するのをより確実に防止
することができる。従って,上記蓄積性蛍光体シートが
帯電して塵埃が付着しやすくなるのを防止することがで
きる。
【0009】また,第2の発明は,放射線画像を蓄積記
録する蓄積性蛍光体シートの表面に付着した塵埃を除去
する蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置において,上記
蓄積性蛍光体シート表面と接触するブラシと,上記ブラ
シとの摩擦により帯電した上記蓄積性蛍光体シート表面
と接触する導電性部材と,上記導電性部材を接地する接
地手段とを具備してなることを特徴とする蓄積性蛍光体
シートの塵埃除去装置として構成されている。上記導電
性部材及び上記接地手段により上記ブラシを接地するこ
とにより,上記ブラシとの摩擦により上記蓄積性蛍光体
シートが帯電するのを防止することができる。また,上
記ブラシが帯電する場合には,上記蓄積性蛍光体シート
表面に帯電して付着した塵埃を除去することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化したものであ
って,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の一実施の形態に係る静電吸
着手段である塵埃除去ブラシの概略構成を示す図,図2
は上記塵埃除去ブラシによる帯電した塵埃除去の説明図
である。図1(a)に示すように,本発明の特徴点であ
る塵埃除去ブラシBは蓄積性蛍光体シート1と同じ若し
くは帯電列の近い材料が用いられた帯電防止ブラシb1
と,帯電防止ブラシb1と摩擦することにより負に帯電
する静電ブラシb2とを完備して構成されている。ま
た,図1(b)に示すように,塵埃除去ブラシBと接触
可能な導電性バー10と導電性バー10を接地する接地
手段11が塵埃除去装置Kに設けられている。また,上
記塵埃除去ブラシBは,例えば放射線画像読み取り装置
の放射線画像読み取り部6の直前に設けられ,帯電防止
ブラシb1の先端部が蓄積性蛍光体シート1表面と接触
する位置に配置される。
【0011】上記塵埃除去ブラシBにおいて,蓄積性蛍
光体シート1と接触する帯電防止ブラシb1が蓄積性蛍
光体シート1と同じ若しくは帯電列の近い材質から構成
されているのは,蓄積性蛍光体シート1と塵埃除去ブラ
シBとの摩擦により蓄積性蛍光体シート1自体及び帯電
防止ブラシb1が帯電するのを防止するためである。こ
れは,帯電列の近いもの同士を摩擦させた場合,互いに
帯電しにくいという性質を利用したものである。もちろ
ん,同じ材料でも摩擦状態により帯電を生じることもあ
るが,帯電防止ブラシb1と蓄積性蛍光体シート1との
接触面積はわずかであるから,帯電防止ブラシb1は蓄
積性蛍光体シート1をほとんど帯電させることがない。
また,帯電していない中性の塵埃は帯電防止ブラシb1
と接触して除去される。このように,蓄積性蛍光体シー
ト1の帯電を防止すれば,蓄積性蛍光体シート1が空気
中を浮遊する塵埃を電気的に吸いつけることが少なくな
り,塵埃を除去した状態を維持しやすくなる。これとは
逆に,帯電防止ブラシb1と静電ブラシb2との間で
は,静電ブラシb2の材質が帯電防止ブラシb1より帯
電列の負側にあり,容易に帯電が生じる。静電ブラシb
2との摩擦により正に帯電した帯電防止ブラシb1は,
図2をもとに以下で説明するように蓄積性蛍光体シート
1表面に帯電して付着した塵埃を除去する。
【0012】図2に示すように,負に帯電して蓄積性蛍
光体シート1表面に付着した塵埃d1は正に帯電した帯
電防止ブラシb1に静電気力により吸着される。また,
正に帯電して蓄積性蛍光体シート1表面に付着した塵埃
d2は,正に帯電した帯電防止ブラシb1との間に働く
電気的反発力により搬送方向に対して後方に追いやら
れ,最終的には蓄積性蛍光体シート1から排除される。
このように,塵埃除去ブラシBを帯電させることによ
り,帯電して蓄積性蛍光体シート1に付着した塵埃を除
去することができる。また,塵埃除去ブラシBは静電的
に塵埃を吸着するから,塵埃除去ブラシBの目詰まりを
防止するために導電性バー10及び接地手段11が必要
となる。導電性バー10及び接地手段11により蓄積性
蛍光体シート1が無いときに塵埃除去ブラシBを接地し
て帯電を除去し,塵埃除去ブラシBから塵埃を排除す
る。塵埃除去ブラシBの目詰まりを防止することによっ
て塵埃ブラシの長寿命化を図ることができる。このよう
に,本実施の形態に係る蓄積性蛍光体シートの塵埃除去
装置Kでは,蓄積性蛍光体シート1の帯電を防止しつ
つ,蓄積性蛍光体シート1表面に帯電して付着した塵埃
を除去することができる。また,帯電していない,即ち
中性の塵埃も塵埃除去ブラシBとの物理的接触により蓄
積性蛍光体シート1から除去することができる。
【0013】
【実施例】上記実施の形態では,蓄積性蛍光体シート1
と同じ若しくは帯電列の近い材料を塵埃除去ブラシBに
用いることにより蓄積性蛍光体シート1自体が帯電する
ことを防止したが,より確実に蓄積性蛍光体シート1の
帯電を防止するために,塵埃除去ブラシBで塵埃を除去
した蓄積性蛍光体シート1を,さらに,接地された導電
性ブラシGと接触させることにより(図3に図示),蓄
積性蛍光体シート1を接地して帯電を除去してもよい。
また,接地された導電性ブラシGを用いれば,任意の材
料のブラシにより塵埃を除去しても,蓄積性蛍光体シー
ト1自体が帯電するのを防止することができる(第2の
発明)。このような蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置
も本発明におる蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置の一
例である。また,上記実施の形態では,帯電防止ブラシ
b1の材質と静電ブラシb2の材質とが異なっていた
が,帯電防止ブラシb1と静電ブラシb2との接触面積
を大きく設けることにより同一材料でも帯電した塵埃を
除去することが可能である。これは,同一の材料を摩擦
した場合にも,接触状態により帯電が生じることを利用
したものである。このような蓄積性蛍光体シートの塵埃
除去装置も本発明におる蓄積性蛍光体シートの塵埃除去
装置の一例である。
【0014】また,上記実施の形態では,静電ブラシb
2との摩擦により帯電した帯電防止ブラシb1を用いて
帯電した塵埃を静電的に吸着及び離反し,蓄積性蛍光体
シート1から塵埃を除去したが,帯電した塵埃に静電界
を印加することにより塵埃を除去してもよい。帯電した
塵埃に静電界を印加して除去する蓄積性蛍光体シートの
塵埃除去装置の一例を図4に示す。図4に示すように,
上記蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置は,塵埃に電界
を印加する第1の電界印加手段41と,第1の電界印加
手段とは逆極性の電界を印加する第2の電界印加手段4
2と,蓄積性蛍光体シート1の表面に空気を吹きつけて
中性の塵埃を除去する中性塵埃除去手段43とから構成
される。第1の電界印加手段41及び第2の電界印加手
段42に蓄積性蛍光体シート1を通過させることによ
り,蓄積性蛍光体シート1表面に帯電して付着した塵埃
に正負電界を交互に印加すれば,正及び負に帯電してい
た塵埃の両方が静電的に電極41aあるいは42aに吸
着され,蓄積性蛍光体シート1から除去される。また,
帯電していない塵埃は中性塵埃除去手段43により吸引
されて蓄積性蛍光体シート1から除去される。また,電
界を印加して帯電した塵埃を除去する装置の他の例を図
5に示す。図5に示した塵埃除去装置では,電界印加手
段51の電極51aと電極51bとが,蓄積性蛍光体シ
ート1の搬送方向に所定量だけずれて配置されている。
従って,電界印加手段51が発生する電界は,蓄積性蛍
光体シート1の搬送方向及びそれに垂直な方向の成分を
有する。上記塵埃除去装置では,電界と逆極性に帯電し
た塵埃は,電極51aに静電的に吸着され,電界と同極
性に帯電した塵埃は,静電的に反発されて蓄積性蛍光体
シート1表面を移動し,最終的に蓄積性蛍光体シート1
から排除される。このような蓄積性蛍光体シートの塵埃
除去装置も本発明におる蓄積性蛍光体シートの塵埃除去
装置の一例である。
【0015】
【発明の効果】上記のように,第1の発明は,放射線画
像を蓄積記録する蓄積性蛍光体シートの表面に付着した
塵埃を除去する蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置にお
いて,上記蓄積性蛍光体シート表面に帯電して付着した
塵埃を静電的に吸着及び/若しくは離反して上記蓄積性
蛍光体シートから除去する静電除去手段を具備してなる
ことを特徴とする蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置と
して構成されている。このため,上記蓄積性蛍光体シー
ト表面に帯電して付着し,機械的操作や空気の流れでは
取れない塵埃を静電的に上記蓄積性蛍光体から除去する
ことができ,上記放射線画像の読み取り時に塵埃に遮ら
れて生じた白抜けが発生するのを防止することができ
る。従って,上記蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置を
用いることにより,上記蓄積性蛍光体シートを用いた放
射線画像読み取り装置の読み取りの信頼性が向上する。
【0016】上記蓄積性蛍光体シートに帯電して付着し
た塵埃を静電的に除去するために,例えば上記静電除去
手段を,上記蓄積性蛍光体シート表面に帯電して付着し
た塵埃に所定電界を印加する第1の電界印加手段と,上
記第1の電界印加手段とは逆極性の電界を上記塵埃に印
加する第2の電界印加手段とから構成することができ
る。この場合,上記蓄積性蛍光体シート表面に帯電して
付着した塵埃に正負交互の電界を印加することにより上
記蓄積性蛍光体シートに静電的に付着した上記塵埃を吸
着して上記蓄積性蛍光体シートから上記塵埃を除去する
ことができる。また,上記静電除去手段が上記蓄積性蛍
光体シートと同じ材料若しくは帯電列の近い材料が用い
られ,上記蓄積性蛍光体シートと接触することにより上
記塵埃を除去する塵埃除去ブラシである場合,上記蓄積
性蛍光体シートと接触する塵埃除去ブラシが上記蓄積性
蛍光体シートと同じ若しくは帯電列の近い材質により構
成されるから,上記塵埃除去ブラシとの摩擦により上記
蓄積性蛍光体シート自体が帯電するのを防止することが
できる。従って,上記蓄積性蛍光体シートが帯電して空
気中を浮遊する塵埃が付着しやすくなることを防止する
ことができる。また,同じ材料でも接触状態により帯電
することが可能であるから,塵埃除去ブラシの毛それぞ
れが接触する面積を大きくすることにより上記塵埃除去
ブラシを帯電させて,上記蓄積性蛍光体シートに帯電し
て付着した塵埃を静電的に吸着若しくは離反して除去す
ることができる。もちろん,帯電していない中性の塵埃
も上記塵埃除去ブラシと接触することにより除去され
る。
【0017】さらに,上記塵埃除去ブラシの帯電を除去
するブラシ帯電除去手段を設ければ,蓄積性蛍光体シー
トに付着した塵埃を除去しない時に,上記塵埃除去ブラ
シの帯電を例えば接地する等して除去することができ
る。従って,上記塵埃除去ブラシに吸着された塵埃を上
記塵埃除去ブラシから除去することができるから,上記
塵埃除去ブラシの目詰まりが防止され,上記塵埃除去ブ
ラシの長寿命化を図ることができる。さらに,上記塵埃
除去ブラシの柄の部分を該塵埃除去ブラシと摩擦するこ
とにより正及び/若しくは負に帯電する材質により構成
すれば,異なる材質の部材同士が摩擦するから,より上
記塵埃除去ブラシが帯電しやすく,且つ帯電量も大きく
なり,上記蓄積性蛍光体シートに帯電して付着した塵埃
を静電的に容易に除去することができる。さらに,上記
蓄積性蛍光体シートと接触して上記蓄積性蛍光体シート
表面の帯電を除去するシート帯電除去手段を設ければ,
例えば上記蓄積性蛍光体シートを接地する等して,上記
蓄積性蛍光体シートが帯電するのをより確実に防止する
ことができる。従って,上記蓄積性蛍光体シートが帯電
して塵埃が付着しやすくなるのを防止することができ
る。
【0018】また,第2の発明は,放射線画像を蓄積記
録する蓄積性蛍光体シートの表面に付着した塵埃を除去
する蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置において,上記
蓄積性蛍光体シート表面と接触するブラシと,上記ブラ
シとの摩擦により帯電した上記蓄積性蛍光体シート表面
と接触する導電性部材と,上記導電性部材を接地する接
地手段とを具備してなることを特徴とする蓄積性蛍光体
シートの塵埃除去装置として構成されている。上記導電
性部材及び上記接地手段により上記ブラシを接地するこ
とにより,上記ブラシとの摩擦により上記蓄積性蛍光体
シートが帯電するのを防止することができる。また,上
記ブラシが帯電する場合には,上記蓄積性蛍光体シート
表面に帯電して付着した塵埃を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る塵埃除去ブラシの
構成を示す図。
【図2】 上記塵埃除去ブラシによる塵埃除去を説明す
るための図。
【図3】 導電性ブラシを設けた蓄積性蛍光体シートの
塵埃除去装置の概略構成を示す図。
【図4】 本発明の一実施例に係る蓄積性蛍光体シート
の塵埃除去装置の概略構成を示す図。
【図5】 本発明の他の実施例に係る蓄積性蛍光体シー
トの塵埃除去装置の義略構成を示す図。
【図6】 蓄積性蛍光体シートを用いた放射線画像読み
取り装置の概略構成を示す図。
【図7】 従来の蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置の
概略構成を示す図。
【図8】 従来の他の蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装
置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…蓄積性蛍光体シート 2…放射線露光部 3…励起光照射手段 4…光検出器 5…画像処理手段 6…画像読み取り部 7…搬送手段 8…ノズル 9…回転クリーニングロール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍光体シ
    ートの表面に付着した塵埃を除去する蓄積性蛍光体シー
    トの塵埃除去装置において,上記蓄積性蛍光体シート表
    面に帯電して付着した塵埃を静電的に吸着及び/若しく
    は離反して上記蓄積性蛍光体シートから除去する静電除
    去手段を具備してなることを特徴とする蓄積性蛍光体シ
    ートの塵埃除去装置。
  2. 【請求項2】上記静電除去手段が,上記蓄積性蛍光体シ
    ート表面に帯電して付着した塵埃に所定電界を印加する
    第1の電界印加手段と,上記第1の電界印加手段とは逆
    極性の電界を上記塵埃に印加する第2の電界印加手段と
    からなる請求項1記載の蓄積性蛍光体シートの塵埃除去
    装置。
  3. 【請求項3】上記静電除去手段が,上記蓄積性蛍光体シ
    ートと同じ材料若しくは帯電列の近い材料が用いられ,
    上記蓄積性蛍光体シートと接触することにより上記塵埃
    を除去する塵埃除去ブラシである請求項1記載の蓄積性
    蛍光体シートの塵埃除去装置。
  4. 【請求項4】上記塵埃除去ブラシの柄の部分が該塵埃除
    去ブラシと摩擦することにより正及び/若しくは負に帯
    電する材質により構成されてなる請求項3記載の蓄積性
    蛍光体シートの塵埃除去装置。
  5. 【請求項5】上記塵埃除去ブラシの帯電を除去するブラ
    シ帯電除去手段を設けてなる請求項3若しくは4記載の
    蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装置。
  6. 【請求項6】上記蓄積性蛍光体シートと接触して上記蓄
    積性蛍光体シート表面の帯電を除去するシート帯電除去
    手段を設けてなる請求項3,4,若しくは5記載の蓄積
    性蛍光体シートの塵埃除去装置。
  7. 【請求項7】放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍光体シ
    ートの表面に付着した塵埃を除去する蓄積性蛍光体シー
    トの塵埃除去装置において,上記蓄積性蛍光体シート表
    面と接触するブラシと,上記ブラシとの摩擦により帯電
    した上記蓄積性蛍光体シート表面と接触する導電性部材
    と,上記導電性部材を接地する接地手段とを具備してな
    ることを特徴とする蓄積性蛍光体シートの塵埃除去装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006171603A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像読取装置
CN111069184A (zh) * 2019-12-27 2020-04-28 珠海格力电器股份有限公司 一种清理细小物体的方法及系统
CN117150580A (zh) * 2023-08-15 2023-12-01 速度科技股份有限公司 一种智能化数据库的数据储存硬件安全防护系统

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