JPH10128452A - プレスブレーキ - Google Patents
プレスブレーキInfo
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- JPH10128452A JPH10128452A JP28632896A JP28632896A JPH10128452A JP H10128452 A JPH10128452 A JP H10128452A JP 28632896 A JP28632896 A JP 28632896A JP 28632896 A JP28632896 A JP 28632896A JP H10128452 A JPH10128452 A JP H10128452A
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Abstract
プルで正確な追い込みが可能であり、材料のばらつきの
影響を受けずに1度の曲げ加工で精度の高い曲げ角度を
得ることができるようにする。 【解決手段】 3軸以上の駆動軸にて駆動される駆動金
型(パンチ5)と固定金型(ダイ4)との協働によって
短尺のワークWを折り曲げる際、曲げ加工途中でワーク
Wの曲げ角度を検出するとともに、この検出される曲げ
角度と目標曲げ角度との偏差をワークWの少なくとも1
箇所で求め、この求められる偏差に基づいて各駆動軸の
軸位置における駆動金型(パンチ5)の追い込み量の補
正値を求める。
Description
にて駆動される駆動金型と、この駆動金型に対向配置さ
れる固定金型との協働によって板状のワークを折り曲げ
るプレスブレーキに関し、機械の左右方向寸法に比して
曲げ長さが極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用
いられるプレスブレーキに関するものである。
に示されているようなプレスブレーキ51が知られてい
る。このプレスブレーキ51においては、ラム52と固
定テーブル53とが対向配置されるとともに、固定テー
ブル53の両端部に一対のサイドフレーム54,55が
一体に設けられ、各サイドフレーム54,55の上端部
に設けられる油圧シリンダ56,56によってラム52
が昇降動されるように構成されている。そして、ラム5
2の下端部には上型(パンチ)57が、固定テーブル5
3の上面には下型(ダイ)58がそれぞれ配置され、こ
れら上型57と下型58との間に板状のワークを挿入し
て油圧シリンダ56,56を作動させることにより、こ
れら上型57と下型58との間でワークを挟圧して所要
の曲げ角度に折り曲げるようにされている。
1、言い換えれば長尺材用のプレスブレーキを用いて短
尺材の曲げ加工を生産性良く行う方法として、機械の左
右方向に2〜4セットの曲げ金型を取り付け、短尺材を
左右方向に順次移動させながら曲げ加工を進めていく、
所謂ステップベンドと称される加工法が知られている。
このステップベンド加工法を用いる場合、偏荷重によ
り、またはラムの傾きもしくはラムおよび固定テーブル
のたわみにより曲げ加工精度が悪化することから、ラム
を左右2軸で駆動して傾きを補正すると同時に、クラウ
ニング用の油圧シリンダーでたわみを補正する方法や、
機械の左右方向にわたって複数個のくさび装置を取り付
けることにより傾きやたわみを補正する方法によって曲
げ角度を補正することが行われている。
工品を得る方法としては、本出願人の提案になる特開平
7−265957号公報に記載のものがある。この公報
に記載の方法では、ワークの曲げ加工中に目標曲げ角度
の手前(仮の追い込み位置)で角度計測を行い、この計
測値と、スプリングバック量のデータとワークの曲げ角
度−金型追い込み量の関係に基づき最終追い込み位置を
求め、この最終追い込み位置まで金型の追い込みを行う
ことにより材料のばらつきの影響を受けずに精度良く曲
げ加工を行うようにしている。
装置を用いる方法ではワークの加圧中におけるクラウニ
ングの変更が構造上困難であるという問題点があり、ま
た油圧シリンダーを用いる方法では加圧中の変更は可能
であるが、クラウニングによる追い込み量を直接管理す
るわけではなく、油圧を管理するのみであるために、追
い込み量に対してはオープンループであって正確な追い
込みが行えないという問題点がある。
載の補正追い込みを行う方法に関して、この補正追い込
みを左右2軸駆動の長尺材用のプレスブレーキ(長尺
機)により行う場合には、この長尺機が短尺材用のプレ
スブレーキ(短尺機)に比較して相対的にたわみが大き
く、またワーク位置と金型駆動軸位置との距離が遠くな
ることにより、ワーク位置で必要な補正追い込み量を求
め金型駆動軸位置に換算して追い込む際、補正追い込み
の前後での荷重変化に起因して、これらワーク位置と金
型駆動軸位置との間における機械たわみの変化が大きい
ために、補正追い込みが正確になされないという問題点
がある。
4(a)は長尺機61により短尺のワークWを曲げ加工
する場合、図14(b)は短尺機71により同ワークW
を曲げ加工する場合をそれぞれ示している。また、図
中、実線A,Bはそれぞれ角度計測時のテーブル62,
72およびラム63,73のたわみを示し、破線A’,
B’はそれぞれ補正追い込み後のテーブル62,72お
よびラム63,73のたわみを示している。一般に、重
量増をきらうラム63,73(可動部)に対して、テー
ブル62,72(固定部)の剛性は大きくされているこ
とから、b(ラムのたわみ)>a(テーブルのたわみ)
の関係が成り立ち、補正追い込みによるテーブルおよび
ラムのたわみ増分をそれぞれΔb,Δaとすると、Δb
>Δaの関係が成り立つ。また、長尺機におけるたわみ
増分の和Δa+Δbは、短尺機におけるたわみ増分の和
Δa’+Δb’に比べて大きな値になる、すなわちΔa
+Δb≫Δa’+Δb’が成り立つ。
後での荷重変化を荷重計測手段によって計測してたわみ
変化を補正することも考えられるが、このようにする場
合には、補正追い込みの後に荷重を計測し、たわみ変化
の分だけ再度追い込みを行うことが必要となり、制御が
複雑になるほか、サイクルタイムが多くかかったり、荷
重計測手段が別に必要になるなどの問題点が発生する。
めになされたもので、曲げの途中での曲げ角度計測と、
多軸の駆動機構との組み合わせにより、長尺機により短
尺材を曲げを行う場合にシンプルで正確な追い込みが可
能であり、材料のばらつきの影響を受けずに1度の曲げ
加工で精度の高い曲げ角度を得ることのできるプレスブ
レーキを提供することを目的とするものである。
れた目的を達成するために、本発明による曲げ角度補正
方法は、機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に
短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられ、3軸以上
の駆動軸にて駆動される駆動金型と、この駆動金型に対
向配置される固定金型との協働によってそのワークを折
り曲げるプレスブレーキであって、(a)ワークの加工
条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック
角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の
追い込み量の関係を記憶する記憶手段、(b)曲げ加工
途中にワークの長手方向に沿う少なくとも1箇所位置で
ワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段、(c)
前記記憶手段に記憶されているワークの加工条件および
ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の
関係より前記駆動金型の各駆動軸毎の仮の追い込み位置
を演算するとともに、この仮の追い込み位置にて前記曲
げ角度検出手段により検出されるワークの曲げ角度と、
前記記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ角度に
対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ
角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、角度検
出位置での前記駆動金型の補正追い込み量を演算する演
算手段、(d)この演算手段により演算される補正追い
込み量から、各駆動軸位置における最終追い込み位置を
補間により求める補間演算手段および(e)前記駆動金
型を前記仮の追い込み位置まで駆動した後最終追い込み
位置まで駆動する金型駆動手段を備えることを特徴とす
るものである。
機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺
のワークの曲げ加工に際して、記憶手段に記憶されてい
るワークの加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するス
プリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対
する駆動金型の追い込み量の関係から駆動金型の仮の追
い込み位置が演算され、この仮の追い込み位置まで金型
駆動手段により駆動金型が駆動されてその位置で曲げ角
度検出手段によりワークの長手方向に沿う少なくとも1
箇所位置でのワークの曲げ角度が検出される。次いで、
この検出された曲げ角度と予め記憶手段に記憶されてい
るワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度
の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い
込み量の関係から、前記仮の追い込み位置での前記駆動
金型の補正追い込み量が求められ、更にその補正追い込
み量から各駆動軸位置での最終追い込み位置が補間演算
により求められる。そして、この求められた最終位置ま
で駆動金型が駆動されて曲げ加工が完了する。こうし
て、曲げ加工途中における一度の角度検出で、長尺のプ
レスブレーキで短尺のワークを例えばステップベンドに
よって曲げ加工する場合であっても角度計測後の補正追
い込みの誤差がごく小さく抑えられ、精度の良い補正追
い込みを行うことができ、高精度の曲げ加工を短時間で
行うことができる。ここで、短尺のワークとは、例えば
曲げ長さが500mm以下程度のもので、通常中開き現
象は起こらないが、材料ばらつきなどにより左右端で角
度差が発生するため、左右2箇所で曲げ角度計測を行う
ことが好ましい。また、曲げ長さが100mm以下とな
ると左右差は問題とならないため1箇所の計測で良い。
このように計測箇所は曲げ長さに応じて設定するのが好
ましい。また、各金型駆動軸は、機械の最大曲げ長さに
応じて個数および位置が決められ、互いに隣り合う駆動
軸間において、軸間のテーブル,ラムのたわみにより中
開き現象が起こらない程度の軸間距離および剛性とする
のが良い。
ークの左右端位置における各補正追い込み量から直線補
間により各駆動軸位置における最終追い込み位置を演算
するものであるのが好ましい。また、機械のたわみデー
タから求められるたわみ曲線により演算するようにして
も良い。
支持するテーブルの前面および/または後面に設けられ
るレールに沿ってそのテーブルの長手方向に移動自在に
装着されるのが良い。こうすることで、ワークの長手方
向に沿う任意の位置での曲げ角度を精度良く検出するこ
とができる。
キの具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明
する。
ーキの正面図、図2は同プレスブレーキの側面図、図3
は本実施例の制御システム構成を示すブロック図であ
る。
定のテーブル1と、このテーブル1に対位して昇降駆動
されるラム2とが備えられ、テーブル1の上面にはダイ
保持装置3を介してV字状の型溝を有するダイ(下金
型)4が保持され、ラム2の下部にはダイ4に対向して
パンチ(上金型)5がパンチ保持装置6を介して取り付
けられている。
フレーム7,8が一体に設けられ、各サイドフレーム
7,8の上端部を連結するように支持フレーム9が設け
られている。この支持フレーム9には複数個(本実施例
では4個)のラム駆動装置10a,10b,10c,1
0dが取り付けられており、これらラム駆動装置10a
〜10dの下端部にラム2が揺動自在に連結されてい
る。こうして、ラム駆動装置10a〜10dの作動によ
ってラム2が昇降動されることにより、パンチ5とダイ
4との間に介挿されるワークWが折り曲げられるように
なっている。
設けられるACサーボモータ11a〜11dを駆動源と
してその駆動力をタイミングベルト12を介してラム2
に連結されているボールスクリュー13に伝え、このボ
ールスクリュー13によってサーボモータ11a〜11
dの回転駆動力を上下方向の移動力に変換してワークW
に対する加圧力を発生するように構成されている。
10a〜10dの駆動軸位置に対応して設けられるリニ
アエンコーダ(インクリメンタルエンコーダ)14a〜
14dによって検出され、その検出データがNC装置に
入力されることにより、各軸位置に応じてサーボアンプ
15a〜15dを介して各サーボモータ11a〜11d
がフィードバック制御され、かつそれらサーボモータ1
1a〜11dのモータ軸に取り付けられるブレーキが機
械制御装置(シーケンサ)によって制御されるようにな
っている。ここで、前記リニアエンコーダ14a〜14
dは、各サイドフレーム7,8に沿うように設けられる
2枚のサイドプレートと、左右のサイドプレートを連結
するビームとにより構成される補正ブラケット17に支
持されている。このような構成により、これらリニアエ
ンコーダ14a〜14dは、サイドフレーム7,8の負
荷変化による変形の影響を受けることがなく、ラム2の
各軸毎の絶対位置を計測することが可能である。なお、
前記サーボモータ11a〜11dのモータ軸には、各サ
ーボモータ11a〜11dの現在位置を検出するための
エンコーダ(アブソリュートエンコーダ)18a〜18
dが付設され、これらエンコーダ18a〜18dによる
検出データによっても各サーボアンプ15a〜15dが
制御されるようになっている。
するためのNC装置29および機械制御装置(シーケン
サ)を含む制御装置20はプレスブレーキの本体フレー
ムの側部に取り付けられており、また曲げデータ等の入
力用のキーボード,各種データを表示する表示器および
各種スイッチ類を含む操作盤21は、支持フレーム9に
旋回自在なアーム22を介して吊り下げられている。さ
らに、本体フレームの側部下方には足踏み操作用のフー
トスイッチ23が設けられている。
一対で構成される角度計測ユニット25が二対、左右方
向に延設されるリニアガイド25aに沿って移動自在に
設けられている。この角度計測ユニット25は、ワーク
Wの折り曲げ外面上に線状投光像を投影するスリット状
の光源26と、この光源26による線状投光像を撮像す
るCCDカメラ27とを備える構成とされ、このCCD
カメラ27によって撮像される画像を曲げ角度演算部2
8にて処理することでワークWの曲げ角度が算出され
る。なお、この演算結果はNC装置29に入力されるよ
うになっている。
(パンチ先端半径,パンチ高さ,ダイ高さ,ダイV溝
幅,V溝角度,V溝肩半径など)、ワーク緒元(材質,
抗張力,板厚など)、曲げ条件(曲げ角度,曲げ長さ,
曲げ位置偏心量など)の曲げ加工データが入力されると
ともに、曲げ加工途中の曲げ角度計測を目標曲げ角度の
どれだけ手前で行うか、またワーク両端から左右方向に
どれだけ入った位置で計測を行うかなどの計測条件が入
力される加工条件入力部30が設けられ、この加工条件
入力部30から入力される情報に基づいて計測位置演算
部31において左右方向の曲げ角度計測位置が演算さ
れ、この演算結果により各角度計測ユニット25が所要
位置に移動されるようになっている。
加工条件入力部30から入力される加工条件に応じて、
曲げ加工における角度計測位置,計測工程番号および許
容差等のデータ、データベース更新用のサンプリング条
件(回数,角度)および曲げ角度の合否判定条件等の各
種条件を設定する計測・合否条件設定部32と、曲げ角
度に対するラム2の追い込み量の関係に係るデータが登
録されている曲げ角度〜追い込み量データ部33と、目
標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係に係る
データが登録されているスプリングバックデータ部34
と、曲げ角度演算部28からのデータにより曲げ加工の
完了したワークの曲げ精度を判定する合否判定部35
と、前記曲げ角度〜追い込み量データ部33およびスプ
リングバックデータ部34からの各データ,加工条件入
力部30からのデータおよび曲げ角度演算部28からの
データによりラム2の各角度計測位置での最終追い込み
量を演算する各計測位置での追い込み量演算部36と、
加工条件入力部30からのデータによりラム2の各駆動
軸での仮の追い込み位置(下限位置)を演算するととも
に、前記各計測位置での追い込み量演算部36からのデ
ータに基づきラム駆動軸での最終追い込み量を演算し、
その演算結果を各ラム駆動装置10a〜10dに出力す
るラム駆動軸での追い込み量演算部(補間演算部)37
とが備えられ、更に曲げ角度演算部28からのデータを
一時保管して前記曲げ角度〜追い込み量データ部33に
新規データもしくは更新データを登録するとともに、演
算フォームの設定と係数演算とを行う曲げ角度〜追い込
み量データ更新処理部38と、同じく曲げ角度演算部2
8からのデータを一時保管してスプリングバックデータ
部34に新規データもしくは更新データを登録するとと
もに、演算フォームの設定と係数演算とを行うスプリン
グバックデータ更新処理部39とが備えられている。
されているフローチャートによって説明する。
を判定し(ステップA)、計測モードでないというとき
には通常モードで曲げ加工を実行して(ステップB)、
フローを終了する。一方、計測モードであるというとき
にはステップCへ進む。なお、曲げ加工を曲げ角度計測
モードで実行するか否かは外部スイッチにてオペレータ
により設定する。
報(材質,曲げ線長さ,曲げ角度等),金型情報(型高
さ,V溝幅,V角度,パンチR等),機械情報(剛性,
スピード仕様,ストローク仕様等)等の加工条件を入力
し(ステップC)、次いで曲げ角度の計測条件である角
度計測ユニット25の長手方向位置やセッティング状態
を設定する(ステップD)。そして、前記加工条件およ
び計測条件に応じて角度計測ユニット25の長手方向位
置を演算する(ステップE)。
い換えれば曲げ角度計測時の下限値を演算する。この演
算内容については後述の図6に示されるフローチャート
によって詳述する。
ップG)、角度計測ユニット25が計算された位置まで
移動する。次に、パンチ5とダイ4との間にワークWを
セットし(ステップH)、金型駆動軸を仮の下限位置ま
で駆動し曲げ加工を行う(ステップI)。次いで、この
仮の下限位置で角度計測ユニット25により角度計測を
行うとともに、計測結果を表示する(ステップJ)。
(WA)−スプリングバック角度(SB)+定数(ここ
で、定数は許容差などの値)より小さな値であるか否
か、言い換えればラム2が最終下限値に達しているか否
かを判定する。そして、この判定の結果、最終下限値に
達していないときには、各角度計測位置における補正追
い込み量を演算する。この補正追い込み量は、図5に示
されているように、予め曲げ加工条件により層別して登
録されている曲げ角度−追い込み量カーブから、計測角
度をFAとするときに図の(D0 −D1 )として求めら
れる。なお、この補正追い込み量の計算は各角度計測位
置において行われる。
量から、各金型駆動軸における最終下限値を補間演算に
より求める。この演算内容については後述の図10に示
されるフローチャートによって詳述する。
(WA)−スプリングバック角度(SB)+定数に達し
た場合に、ラム2を上昇させ(ステップN)、次いで曲
げ加工精度の確認を行うか否かを判定する(ステップ
O)。そして、精度確認を行わない場合にはフローを終
了し、精度確認を行う場合には曲げ角度の計測を行って
その計測値を表示する(ステップP)。この場合、ラム
2の上昇によりワークWが倒れて角度計測が出来なくな
るのを防止するために、角度計測はワークWを軽くクラ
ンプした状態で行うのが望ましい。
かを見て(ステップQ)、許容範囲内にあるというとき
にはフローを終了する。一方、許容範囲内にないという
ときには曲げ加工が失敗したということなので、強制下
限修正を行うか否かを判定し(ステップR)、修正を行
う場合には最終下限値の修正を行って(ステップS)フ
ローを終了し、修正を行わない場合にはそのままフロー
を終了する。なお、最終下限値の修正方法としては、図
5に示される曲げ角度−追い込み量の関係より補正追い
込み量を求め、後述する補間演算によって各駆動軸の最
終下限値を求めるようにすれば良い。
トにおけるステップF、すなわち各金型駆動軸における
仮の下限値を演算するための手順を図6を参照しつつ説
明する。
ワーク材質MAT,板厚WT,製品目標曲げ角度WA,
スプリングバック角度SB,成形中の内側曲げ半径F
R,パンチ先端半径PR,ダイV溝幅DV,ダイV溝角
度DA,ダイV肩半径DRなどの成形性要因に関するデ
ータに基づき、まずパンチ先端食い込み量GRを求め
る。このパンチ先端食い込み量GRは、ワーク材質MA
T,板厚WT,製品目標曲げ角度WA,パンチ先端半径
PR,ダイV溝幅DVによって次式のように一義的に求
められる。 GR=f(MAT,WT,WA,PR,DV) なお、関数fは予め実験もしくはシミュレーションによ
って決定されているものとする。
計算する。この目標曲げ角度FA’は、次式で与えられ
る。 FA’=WA−SB+AA ここで、AAは、目標の何度手前で角度計測を行うかの
値である。
(図7参照)を次式により求める。 PEI=(g−h)×tan(90°−FA’/2)−
i−j ここで、 g=DV/2+DR×tan(90°−DA/2)/2 h=(DR+WT)×sin(90°−FA’/2) i=(DR+WT)×cos(90°−FA’/2)−
DR j=FR×(1/cos(90°−FA’/2)−1) である。したがって、成形性要因による追い込み量PE
は次式で求められる。 PE=PEI+GR
追い込み量PEを得るために、各部の変形状態を図8に
示されるようにモデル化し、負荷時の機械的変形を考慮
した下限位置を次のように求める。すなわち、加圧条件
入力部30から前述の成形性要因に関するデータの他
に、パンチ高さPH,ダイ高さDH,ワーク曲げ長さW
L,ワーク曲げ位置WPPなどのデータが入力され、こ
れらデータに基づいてラム2の負荷変位EUT,テーブ
ル1の負荷変位ELおよびテーブル1の各軸位置でのた
わみ量DLi(i=1,2,3,4)が求められる。こ
こで、この機械的要因の中で特に問題となるのはラム2
およびテーブル1の負荷変位である。
に等分布荷重が加わった場合の各位置における曲げたわ
み量YBiおよびせん断たわみ量YSiに実験等から求
めた差分係数DLCORを乗じて求められる。曲げたわ
み量YBiおよびせん断たわみ量YSiは次のように求
められる。図9に示されるように、軸位置のA点からの
距離をAXPとすると、 軸位置がAC間にあるとき(0≦AXP<LAのと
き) YB=−(RA/6×AXP3 +C1×AXP)/(E
×I) YS=K×RA×AXP/(G×A) 軸位置がCD間にあるとき(LA≦AXP<LBのと
き) YB=−(RA/6×AXP3 −WQ/24×(AXP
−LA)4 +C1×AXP)/(E×I) YS=(RA×AXP−WQ/2×(AXP−LA))
×K/(G×A) 軸位置がDB間にあるとき(LB≦AXP<LLのと
き) YB=−(RA/6×AXP3 −WBF/6×(AXP
−LE)3 +C5×AXP+C6)/(E×I) YS=(RA×AXP−WBF×(AXP−LE)2 ×
K/(G×A)
iでのたわみ量DLiは、次式で表される。 DLi=(YB+YS)×DLCOR ここで、 YB:曲げたわみ量 A:断面積 YS:せん断たわみ量 RA:A点での反力 E:縦弾性係数 WQ:単位長さ当た
りの荷重 G:横弾性係数 WBF:総荷重 I:断面二次モーメント C1,C5,C6:
定数 K:せん断応力比 なお、各定数C1,C5,C6は次式で与えられる。 C5=(WBF/2×(LB−LE)2 −WBF/6×
(LB−LA)2 +ZZ/LB)×LB/LL C1=(ZZ+C5×(LB−LL))/LB C6=WBF/6×(LL−LE)3 −RA/6×LL
3 −C5×LL ただし、 ZZ=WBF/24×(LB−LA)3 −WBF/6×
(LB−LE)3 +WBF/6×(LL−LE)3 −R
A/6×LL3
EUT,ELおよびテーブルたわみの差分係数DLCO
Rは、予め実験もしくはシミュレーションを行い、加工
条件が与えられると一義的に定まる実験式を求めておけ
ば即座に得ることができる。
計算する。図8に示されている例の場合、第3軸位置で
の目標値DPT3は次式で表される。 DPT3=PH+DH−PE−EUT−EL−DL3 同様にして第1軸,第2軸および第4軸についても演算
を行うことにより各駆動軸位置での下限値を求めること
ができる。
トにおけるステップM、すなわち各金型駆動軸における
最終下限値を補間演算により求めるための手順を図10
を参照しつつ説明する。
に、ワークWの左右端計測位置における補正追い込み量
HSTL,HSTRから、次式の直線補間により各駆動
軸位置での補正追い込み量DPSHiを求める。 DPSHi=HSTL−(WPXL−APPi)×(H
STR−HSTL)/(WPXR−WPXL) (i=1,2,3,4)
込み量を減算することにより、次式にて最終下限値DP
TLiを求める。ここで、減算処理が行われているの
は、この最終下限値DPTLiが下端を基準にしている
値であることによる。 DPTLi=DPTi−DPSHi (i=1,2,
3,4)
右端の2箇所で行うものとしたが、ワークの曲げ長さが
短い場合(例えば100mm以下)には、角度計測をワ
ークの中央部の1箇所のみで行うようにできる。この場
合、各駆動軸位置における最終下限値は、補正追い込み
量HSTCから次式で求められる。 DPTLi=DPTi−HSTC (i=1,2,
3,4)
ルの片側に2基ずつ計4基設けたものを説明したが、本
実施例にように角度計測ユニットをワークの長手方向に
移動可能に構成すれば、片側1基の角度計測ユニットを
移動させることによりワークの1箇所もしくは2箇所の
計測を行っても良い。また、種々の条件でワークの片側
の折り曲げ外面のみの計測しか行えない場合には、他側
の計測可能な外面の角度計測結果を2倍することにより
最終曲げ角度を得るようにしても良い。
スリット状の光源とCCDカメラとよりなる構成のもの
を用いたが、この角度計測ユニットとしては、他の接触
式のものや静電容量式のものなどいろいろなタイプのも
のを用いることができる。
ACサーボモータとボールスクリューとを用いるものを
説明したが、この駆動源としては他に油圧ユニットとシ
リンダを用いることもできる。
の場合について説明したが、この駆動軸としては3軸で
あっても良いし、5軸以上であっても良い。
キの正面図である。
ある。
テム構成を示すブロック図である。
チャートである。
グラフである。
算するための手順を示すフローチャートである。
とパンチとの幾何学的関係を示す図である。
である。
の補間演算手順を示すフローチャートである。
を説明する図である。
ある。
曲げ加工状態を短尺機との比較で示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが
極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられ、3
軸以上の駆動軸にて駆動される駆動金型と、この駆動金
型に対向配置される固定金型との協働によってそのワー
クを折り曲げるプレスブレーキであって、(a)ワーク
の加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリング
バック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動
金型の追い込み量の関係を記憶する記憶手段、(b)曲
げ加工途中にワークの長手方向に沿う少なくとも1箇所
位置でワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段、
(c)前記記憶手段に記憶されているワークの加工条件
およびワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック
角度の関係より前記駆動金型の各駆動軸毎の仮の追い込
み位置を演算するとともに、この仮の追い込み位置にて
前記曲げ角度検出手段により検出されるワークの曲げ角
度と、前記記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ
角度に対するスプリングバック角度の関係およびワーク
の曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、
角度検出位置での前記駆動金型の補正追い込み量を演算
する演算手段、(d)この演算手段により演算される補
正追い込み量から、各駆動軸位置における最終追い込み
位置を補間により求める補間演算手段および(e)前記
駆動金型を前記仮の追い込み位置まで駆動した後最終追
い込み位置まで駆動する金型駆動手段を備えることを特
徴とするプレスブレーキ。 - 【請求項2】 前記補間演算手段は、ワークの左右端位
置における各補正追い込み量から直線補間により各駆動
軸位置における最終追い込み位置を演算するものである
請求項1に記載のプレスブレーキ。 - 【請求項3】 前記曲げ角度検出手段は、前記固定金型
を支持するテーブルの前面および/または後面に設けら
れるレールに沿ってそのテーブルの長手方向に移動自在
に装着される請求項1または2に記載のプレスブレー
キ。
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|---|---|---|---|
| JP28632896A JP3830589B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | プレスブレーキ |
| US09/284,772 US6189364B1 (en) | 1996-10-29 | 1997-10-09 | Bending angle correction method and press brake |
| EP97943182A EP0940196B1 (en) | 1996-10-29 | 1997-10-09 | Bending angle correction method and press brake made using the same |
| DE69712775T DE69712775T2 (de) | 1996-10-29 | 1997-10-09 | Biegewinkelkorrekturverfahren und so hergestellte biegepresse |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28632896A JP3830589B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | プレスブレーキ |
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| JP (1) | JP3830589B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-10-29 JP JP28632896A patent/JP3830589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011096442A1 (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-11 | 国立大学法人岐阜大学 | プレスブレーキを用いた折曲げ加工方法および折曲げ加工システム |
| JP5737657B2 (ja) * | 2010-02-04 | 2015-06-17 | 国立大学法人岐阜大学 | プレスブレーキを用いた折曲げ加工方法および折曲げ加工システム |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3830589B2 (ja) | 2006-10-04 |
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