JPH10128662A - ワイヤソー用のスラリー撹拌装置 - Google Patents

ワイヤソー用のスラリー撹拌装置

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JPH10128662A
JPH10128662A JP28826796A JP28826796A JPH10128662A JP H10128662 A JPH10128662 A JP H10128662A JP 28826796 A JP28826796 A JP 28826796A JP 28826796 A JP28826796 A JP 28826796A JP H10128662 A JPH10128662 A JP H10128662A
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slurry
stirring
wire
tank
stirring blade
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JP28826796A
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English (en)
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Kazuo Nakajima
和男 中嶋
Mitsuo Takaku
光男 高久
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/025Use, recovery or regeneration of abrasive mediums

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤソーにおいて、撹拌羽根によるスラリー
タンクの撹拌を停止した場合でも、撹拌羽根が砥粒の堆
積層によって捕縛されないようにする。 【解決手段】スラリータンク33の蓋体の一部を構成す
る支持板21に突設された垂直支持部21a及び垂直な
ガイドポール35に対し、台座体36を上下動可能に取
り付ける。台座体36には撹拌羽根32と作動連結され
た撹拌モータ31を固定する。そして、台座体36に螺
合したスクリュー部材38を昇降用モータ37で回動し
て、台座体36ごと撹拌モータ31及び撹拌羽根32を
昇降動させる。ワイヤソーの運転停止時には、台座体3
6を上動させて撹拌羽根32をタンク33内のスラリー
S中の堆積層より上方へ引き上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砥粒及び分散液か
らなるスラリーを貯留するスラリータンクから当該スラ
リーを走行中のワイヤに供給し、当該ワイヤと砥粒のラ
ッピング作用に基づいてワークを切断するワイヤソーに
関し、特に、ワイヤソーにおいて用いられる前記タンク
内のスラリーの撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤソーは、所定ピッチで形成
された多数の溝を有する2〜4本のローラを備えてい
る。これらの溝付きローラには、繰り出しリールから繰
り出された切断用ワイヤが前記各溝に沿って所定ピッチ
で周回支持され、その後、巻き取りリールに巻き取り回
収されている。ワイヤソーの作動時には、溝付きローラ
群、繰り出しリール及び巻き取りリールを同期回転させ
て、切断用ワイヤを一定の線速度あるいは所定の制御プ
ログラムに従った線速度で走行させている。そして、砥
粒を水系あるいはオイル系の分散液に分散させて得たス
ラリーを、その走行中のワイヤに供給してワイヤ表面に
砥粒を付着させ、この状態のワイヤに円柱状や角柱状の
ワークを押し当てて、砥粒のラッピング作用に基づきワ
ークを多数のスライス片に切断加工している。
【0003】このようなワイヤソーでは、スラリーの有
効利用を図るため、走行中のワイヤに供給した後のスラ
リーをスラリータンクに一旦回収し、その回収したスラ
リーを走行中のワイヤに再供給するというスラリーの循
環利用系を併設している。かかる循環利用系では、スラ
リータンク内に相当量のスラリーを直ちに利用可能な状
態で貯留する必要から、スラリータンクには、撹拌モー
タと作動連結された撹拌羽根が収容されており、これに
よって貯留中のスラリーを常時撹拌して砥粒と分散液と
の固液分離を防止しつつスラリーの均質化を図ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ワイヤソー
の運転停止等によって撹拌羽根による撹拌が長時間停止
すると、スラリータンク内においてスラリーが固液分離
を起こし、砥粒がタンクの底に沈殿する。すると、タン
クの底から砥粒分リッチの堆積層が次第に形成され、こ
の堆積層の中に撹拌羽根の先端(下端部)が埋まってし
まうことがある。砥粒分リッチの堆積層は硬いペースト
状であり、撹拌羽根を捕縛してその回転を阻害するにい
たる。このため、ワイヤソーの運転再開に際して撹拌モ
ータを駆動させても容易には撹拌羽根を回転させること
ができず、また、撹拌モータへの通電を無理に続ける
と、撹拌羽根を破損したり撹拌モータの焼き付きを生じ
てしまう。
【0005】それ故、かかる事態に陥った場合には、作
業者は撹拌羽根や撹拌モータをクレーン等で持ち上げて
撹拌羽根を砥粒の堆積層から一旦取り出し、撹拌羽根の
全体を堆積層の上方に分離した分散液の中に浸し、その
分散液層の撹拌を通じて堆積層の砥粒分が分散液にある
程度再分散された後に、撹拌羽根及び撹拌モータを本来
の取り付け位置に再度位置決めするという作業を必要と
した。このような作業は作業者にとって困難かつ煩雑な
ものであるのみならず、作業の安全を確保する上でも、
またワイヤソーの稼働率を向上させる上でも回避すべき
ものである。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、スラリータンクでの撹拌羽根による
撹拌を停止した場合でも、撹拌羽根が砥粒の堆積層によ
って捕縛されることがなく、撹拌羽根を容易に再起動す
ることができるワイヤソー用のスラリー撹拌装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、砥粒及び分散液からなるスラリーを貯留するスラリ
ータンクから当該スラリーを走行中のワイヤに供給し、
当該ワイヤと砥粒のラッピング作用に基づいてワークを
切断するワイヤソー用のスラリー撹拌装置であって、前
記スラリータンク内のスラリーを撹拌するための撹拌羽
根を備えたスラリー撹拌手段と、当該スラリー撹拌手段
を前記スラリータンクに対して昇降動させる昇降手段と
を備えてなることをその要旨とする。
【0008】このスラリー撹拌装置によれば、ワイヤソ
ーの運転停止時には、昇降手段を用いてスラリー撹拌手
段を撹拌羽根ごとスラリータンク内から引き上げること
で、スラリーの撹拌が停止した状態で撹拌羽根がスラリ
ー中に深く浸されるという事態を予め回避できる。従っ
て、仮に長時間の撹拌停止によってスラリーの砥粒分が
タンクの底に堆積層を形成したとしても、その堆積層の
中に撹拌羽根の一部が埋まってしまうということがな
く、撹拌羽根の再起動に支障を生じない。また、スラリ
ー撹拌手段の昇降動は昇降手段により行われるため、安
全性やワイヤソーの稼働率の向上という観点からも有利
である。
【0009】請求項2の発明にあっては、前記スラリー
撹拌手段は、前記撹拌羽根を回転させるための撹拌モー
タを備えてなることを特徴とする。この構成によれば、
スラリー撹拌手段を最も簡易に構成することができる。
【0010】請求項3の発明にあっては、前記昇降手段
は、前記スラリー撹拌手段を搭載した台座体と、当該台
座体を昇降動可能に支持する支持手段と、前記スラリー
撹拌手段及び前記台座体に昇降動を生じさせる駆動手段
とを備えてなることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、駆動手段により、台座
体と共にスラリー撹拌手段は支持手段に案内されつつ昇
降動される。即ち、ワイヤソーの運転が停止された場合
には、駆動手段を用いてスラリー撹拌手段を撹拌羽根ご
とスラリータンク内から引き上げることができる。一
方、ワイヤソーの運転再開時には、駆動手段によって撹
拌羽根を再びスラリータンク内に進入させることができ
る。尚、駆動手段は、昇降用の電動モータ、エアシリン
ダや油圧シリンダの他、手動式の駆動機構であってもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各種実施形態を
図面を参照しつつ詳細に説明する。 (第1実施形態)図1に示すように、ワイヤソーの基台
1上には、三つの機構フレーム2,3,4が設けられて
いる。第1機構フレーム2上には切断機構5が装設さ
れ、第3機構フレーム4上には一対のリール機構6及び
トラバース機構7が装設されている。第2機構フレーム
3上には、切断機構5とリール機構6との間に位置する
ようにワイヤ張力付与機構8が配設されている。また、
第2機構フレーム3上には切断機構5の上方に位置する
ようにワーク支持機構9が設けられている。
【0013】切断機構5は、溝付き駆動ローラ11並び
に第1及び第2の溝付き被動ローラ12,13を備えて
いる。これらのローラ11,12,13は、互いに平行
でかつ各軸芯を結ぶ図形が二等辺三角形状となるように
配置されている。各ローラ11,12,13の外周部に
は多数の環状溝が所定ピッチで形成されている。リール
機構6からトラバース機構7及びワイヤ張力付与機構8
を介して、鋼線よりなる一本の切断用ワイヤ14が切断
機構5に提供されている。この切断用ワイヤ14は、各
溝付きローラ11,12,13の各環状溝に順次連続的
に巻回されており、溝ピッチに応じた間隔でワイヤの各
部が並列配置されている。溝付き駆動ローラ11はモー
タ(図示略)によって回転され、これにより、ワイヤ1
4の走行による両被動ローラ12,13の従動を伴いな
がらワイヤ14が特定の一方向又は双方向に走行され
る。
【0014】リール機構6は、繰り出しリール6aから
切断機構5に向けてワイヤ14を繰り出すと共に、切断
機構5からのワイヤ14を巻き取りリール6bに巻き取
っている。トラバース機構7は、前記繰り出しリール6
aからのワイヤ14の繰り出し及び前記巻き取りリール
6bへのワイヤ14の巻き取りを上下にトラバースしつ
つ案内する。ワイヤ張力付与機構8は、各ローラ11,
12,13間を走行するワイヤ14に所定の張力を付与
する。ワーク支持機構9は、ワークWを昇降可能に支持
すると共に、切断動作時にはワークWを駆動ローラ11
と第1被動ローラ12との間で走行するワイヤ14に押
しつける。ワークWとしては、半導体材料、磁性材料、
セラミックや金属のインゴット等があげられる。
【0015】基台1の下側あるいは基台1に隣接して、
可動式のスラリータンク33が配設されている。スラリ
ータンク33とその付属機構の詳細については後述する
が、基本的に、スラリータンク33の内部には撹拌モー
タ31に作動連結された撹拌羽根32が収容されてい
る。スラリータンク33には、砥粒を水系あるいはオイ
ル系の分散液に分散させて得たスラリーSが貯留され
る。このスラリータンク33の底部にはキャスター33
aが取り付けられており、スラリータンク33のみをワ
イヤソー本体から切り離して移動させることができる。
尚、撹拌モータ31及び撹拌羽根32は、スラリー撹拌
手段を構成する。
【0016】駆動ローラ11と第1被動ローラ12との
間のワイヤ14の上方には、前後一対のスラリー供給パ
イプ15が設けられている。これらの供給パイプ15は
ワイヤ14の走行方向と直交する方向に延びている。各
供給パイプ15の底側には、スラリーSを走行中のワイ
ヤ14上にスクリーン状に落下供給するための孔又は溝
が形成されている。これらのスラリー供給パイプ15
は、供給用配管16によって前記スラリータンク33と
つながれている。供給用配管16の途中には、バルブ1
7及びポンプ18が設けられており、バルブ17を開放
した状態でポンプ18を作動させることにより、スラリ
ータンク33内のスラリーSが供給用配管16を介して
各スラリー供給パイプ15に圧送供給される。
【0017】駆動ローラ11と第1被動ローラ12とを
つなぐワイヤ14の下側で三本のローラ11,12,1
3で囲まれた三角領域内には、スラリー受け19が配設
されている。このスラリー受け19の底部は、回収用配
管20によって前記スラリータンク33とつながれてい
る。各スラリー供給パイプ15からワイヤ14上に落下
供給されたスラリーSは、並走するワイヤ各部間を通り
抜け、スラリー受け19によって受け止められる。そし
て、スラリー受け19の底部に集められたスラリーS
は、回収用配管20を通ってスラリータンク33に回収
される。
【0018】図2に示すように、スラリータンク33の
蓋体の一部を構成する支持板21には垂直支持部21a
が突設され、この垂直支持部21aには、垂直に延びる
ガイド溝34が形成されている。また、支持板21に
は、ガイドポール35が垂直に固定されている。尚、前
記昇降手段における支持手段は、支持板21、垂直支持
部21a、ガイド溝34及びガイドポール35により構
成される。
【0019】前記撹拌モータ31は台座体36上に固定
されている。この台座体36は、前記ガイド溝34内に
嵌入されると共にこれに沿って上下動可能な第1のスラ
イドガイド部36aと、前記ガイドポール35によって
貫通されると共にこれに沿って上下動可能な第2のスラ
イドガイド部36bとを有している。尚、台座体36
は、昇降手段の一部を構成する。
【0020】垂直支持部21aの上端には昇降用モータ
37が配設され、この昇降用モータ37の出力軸37a
は、前記ガイド溝34のほぼ全域にわたって延びるスク
リュー部材38とつながれている。このスクリュー部材
38の下端部は支持板21によって回動可能に支持され
ている。また、前記台座体36の第1のスライドガイド
部36aには、スクリュー部材38のスクリューと対応
するネジ孔が形成され、当該ネジ孔にスクリュー部材3
8が螺合されている。従って、昇降用モータ37の出力
軸37aの正逆回転に応じて、台座体36はガイド溝3
4及びガイドポール35にガイドされながら垂直方向に
移動することができる。尚、この実施形態では、昇降用
モータ37及びスクリュー部材38が昇降手段における
駆動手段を構成する。
【0021】ガイドポール35の近傍において支持板2
1には、目盛板43が立設され、第2のスライドガイド
部36bの端部に設けられた指示針44が目盛板43上
のスケール(目盛)を指示するようになっている。
【0022】前記撹拌羽根32は撹拌モータ31の出力
軸と作動連結されている。撹拌羽根32は、各々水平方
向に分岐した上段羽根32a、中段羽根32b及び下段
羽根32cを備えている。これらの各分岐羽根32a〜
32cは、撹拌羽根32の本体部に異なる高さで形成さ
れている。従って、撹拌モータ31及び台座体36の上
下動に応じて、各分岐羽根32a〜32cは、スラリー
タンク33の深さ方向(垂直方向)における高さを変え
ることができる。
【0023】さて、図1に示すワイヤソーの通常運転時
には、図3(A)に示すように、撹拌羽根32は、その
上段、中段及び下段羽根32a,32b,32cの全て
がスラリーS中に沈み込むようなスラリータンク33内
の位置(作用位置と呼ぶ)に配置される。撹拌羽根32
が作用位置に配置されると、下段羽根32cはタンク3
3の底に近いところに位置するため、撹拌羽根32の回
転により、タンク33の底に沈殿しがちな砥粒分を巻き
上げつつタンク33内の全体が満遍なく撹拌される。そ
れ故、図3(A)の状態で、撹拌モータ31が作動する
と、撹拌羽根32によるタンク内スラリーSの撹拌が効
率的に行われ、砥粒と分散液からなるスラリー濃度の均
一化が図られる。
【0024】ワイヤソーの運転停止時には、昇降用モー
タ37を駆動することで撹拌羽根32は撹拌モータ31
と共に引き上げられて図3(B)に示すような第1待避
位置に配置される。撹拌羽根32が第1待避位置に配置
された場合でも、上段羽根32aはスラリー液面より上
方に位置するが、中段及び下段羽根32b,32cはス
ラリーS中に入ったままである。但し、この場合でも、
中段及び下段羽根32b,32cは、スラリーSが固液
分離を起こして砥粒分の堆積層と分散液の液層とに分離
したときの液層側領域(境界Bより上の領域)に存在す
る。
【0025】また、スラリータンク33の内部を清掃す
るときや、摩耗ないし損傷した撹拌羽根32を交換する
ときには、図3(C)に示すように、撹拌羽根32は前
記第1待避位置よりも更に高い第2待避位置まで持ち上
げられる。第2待避位置では撹拌羽根32の全体が完全
にスラリー液面の上方に位置する。この場合には、撹拌
羽根32の全体がスラリータンク33の上蓋(図示略)
の上面よりも更に上方に引き上げられるため、その上蓋
を外して外部に置いた時でもその上蓋によって撹拌羽根
32が傷つけられることがない。また、撹拌羽根32を
第2待避位置に配置すれば、タンクの上蓋を外さずとも
或いは撹拌モータ31を取り外さずとも、撹拌羽根32
を交換することができる。
【0026】図3(B)及び(C)のいずれの場合も、
スラリーSの固液分離によってタンク33内に形成され
得る砥粒分の堆積層に、撹拌羽根32の一部が埋まって
しまうことはない。このように、ワイヤソーの運転停止
時には、撹拌羽根32は、その最下端部がスラリーSの
固液分離時における砥粒分の堆積層と分散液の液層との
境界Bよりも上方に位置するように、引き上げられる。
【0027】この第1実施形態の特徴的効果は次の通り
である。 (イ)ワイヤソーの運転停止時には、撹拌モータ31ご
と撹拌羽根32をスラリータンク33上方の待避位置に
待避させることができる。このため、撹拌停止によって
スラリータンク33の底に形成され得る砥粒の堆積層に
撹拌羽根32が捕縛されることがなく、長時間の撹拌停
止後にあっても撹拌羽根32を容易に再起動することが
できる。
【0028】(ロ)撹拌羽根32と連結した撹拌モータ
31を台座体36上に固定し、この台座体36を前記ガ
イド溝34及びガイドポール35でガイドしつつ上下動
するようにしたので、撹拌羽根32及び撹拌モータ31
の上下動時にあっても、作業者は殊更危険にさらされる
ことはなく、安全に撹拌羽根32の位置決め作業を遂行
することができる。
【0029】(ハ)台座体36の配置(高さ)に応じて
指示針44が目盛板43のスケールを指示するので、こ
れを参照して撹拌羽根32の配置、特にタンク33の底
から下段羽根32cまでの高さを容易に把握することが
でき、位置決め作業が極めて容易となる。
【0030】(第2実施形態)図4は手動で台座体36
等を昇降動可能とする駆動機構を示す。図4に示すよう
に、スクリュー部材38の上端部には第1プーリ39が
取り付けられ、また、垂直支持部21a上には第2プー
リ40が回動可能に取り付けられている。両プーリ3
9,40はベルト41によって相互連結され、第2プー
リ40にはハンドル42が取り付けられている。この構
成によれば、作業者がハンドル42を回すことで、ベル
ト41を介して第1プーリ39及びスクリュー部材38
を手動で正逆回転させ台座体36及びモータ31を手動
で上下動させることができる。従って、スクリュー部材
38、第1及び第2プーリ39,40、ベルト41及び
ハンドル42によって昇降手段における手動式の駆動手
段が構成される。
【0031】この第2実施形態に従うスラリー撹拌装置
によっても、前記(イ)、(ロ)及び(ハ)に記載の効
果を奏する。それに加えて、第2実施形態によれば、仮
に停電となった場合でも、作業者はハンドル42を回動
操作することで台座体36等を手動で上動させることが
できるので、非常時においても撹拌羽根32をスラリー
S中から取り出すことができるという利点がある。
【0032】尚、図5に示すように、前記第1実施形態
の駆動モータ37と、前記第2実施形態の手動式駆動機
構とを合体させて、自動及び手動両用の駆動機構を構成
してもよい。
【0033】(第3実施形態)図6は、台座体36等を
昇降動可能とする、エアシリンダ46等を用いて構成し
た駆動機構を示す。図6に示すように、垂直支持部21
aの上端にはエアシリンダ46が設けられている。エア
シリンダ46からは作動ロッド47が下方に延び、その
下端部は台座体36の第1スライドガイド部36aに連
結されている。エアシリンダ46は図示しないエア源と
つながれており、そのエア源からのエア供給に応じて作
動ロッド47を垂直方向に出没させ、台座体36と共に
撹拌モータ31及び撹拌羽根32を昇降動させる。この
実施形態では、エアシリンダ46及び作動ロッド47に
より昇降手段における駆動手段が構成される。
【0034】この構成によれば、停電を契機としてアキ
ュームレータ等から必要なエアをエアシリンダ46に導
き、強制的に撹拌モータ31及び撹拌羽根32を引き上
げるというシステム設計が可能となるため、非常時対応
が容易となる。また、電動モータ方式に較べて、スクリ
ューが必要とされない等、メカニズムの構成が簡略化さ
れるため、保守管理が容易となる。
【0035】尚、図7に示すように、エアシリンダ46
を垂直支持部21aの側壁に隣接配置し、その上方に延
びる作動ロッド47の先端を台座体36の第1スライド
ガイド部36aの一部と連結してもよい。
【0036】本発明は上記第1〜第3実施形態にのみ限
定されるものではなく、次のような態様にて実施しても
よい。 (a)図6及び図7に示すエアシリンダ46を、油圧式
のシリンダに取り替えてもよい。
【0037】(b)前記第1実施形態(図2)におい
て、前記目盛板43に、台座体36の昇降動の作用位
置、第1待避位置及び第2待避位置をそれぞれ検知する
三つのリミットスイッチを設け、台座体36の昇降動に
応じて指示針44が前記三つのリミットスイッチのいず
れかに接触した場合に、昇降用モータ37の駆動を停止
するように構成された昇降用モータ制御回路を付加して
もよい。
【0038】(c)前記各実施形態ではスケール付きの
目盛板43を特に設けたが、ガイドポール35の表面に
スケールを刻んで目盛板43の機能を持たせてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、各請求項に記載の
本発明によれば、スラリータンクでの撹拌羽根による撹
拌を停止する場合には、昇降手段によって撹拌羽根をス
ラリータンク内から待避させることができるので、撹拌
停止によってスラリータンクの底に形成され得る砥粒の
堆積層に撹拌羽根が捕縛されることがない。従って、長
時間の撹拌停止後にあっても撹拌羽根を容易に再起動す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤソーの全体構成を示す正面図。
【図2】第1実施形態に従うスラリー撹拌装置の断面
図。
【図3】撹拌羽根の配置状態を示し、(A)は作用位
置、(B)は第1待避位置、(C)は第2待避位置を示
す模式図。
【図4】第2実施形態に従うスラリー撹拌装置の要部断
面図。
【図5】第2実施形態の別例となるスラリー撹拌装置の
要部断面図。
【図6】第3実施形態に従うスラリー撹拌装置の要部断
面図。
【図7】第3実施形態の別例となるスラリー撹拌装置の
要部断面図。
【符号の説明】
1…基台、14…切断用ワイヤ、21…支持板、21a
…垂直支持部、31…撹拌モータ、32…撹拌羽根(3
1,32はスラリー撹拌手段を構成する)、33…スラ
リータンク、34…ガイド溝、35…ガイドポール(2
1,21a,34,35は昇降手段における支持手段を
構成する)、36…台座体(昇降手段を構成する)、3
7…昇降用モータ、38…スクリュー部材(37,38
は昇降手段における駆動手段を構成する)、39,40
…第1及び第2プーリ、41…ベルト、42…ハンドル
(38,39,40,41,42は昇降手段における駆
動手段を構成する)、46…エアシリンダ、47…作動
ロッド、S…スラリー、W…ワーク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥粒及び分散液からなるスラリーを貯留す
    るスラリータンクから当該スラリーを走行中のワイヤに
    供給し、当該ワイヤと砥粒のラッピング作用に基づいて
    ワークを切断するワイヤソー用のスラリー撹拌装置であ
    って、 スラリータンク内のスラリーを撹拌するための撹拌羽根
    を備えたスラリー撹拌手段と、当該スラリー撹拌手段を
    前記スラリータンクに対して昇降動させる昇降手段とを
    備えてなるワイヤソー用のスラリー撹拌装置。
  2. 【請求項2】前記スラリー撹拌手段は、前記撹拌羽根を
    回転させるための撹拌モータを備えてなる請求項1に記
    載のスラリー撹拌装置。
  3. 【請求項3】前記昇降手段は、前記スラリー撹拌手段を
    搭載した台座体と、当該台座体を昇降動可能に支持する
    支持手段と、前記スラリー撹拌手段及び前記台座体に昇
    降動を生じさせる駆動手段とを備えてなる請求項1又は
    請求項2に記載のスラリー撹拌装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106985062A (zh) * 2017-03-14 2017-07-28 黄河科技学院 一种化学机械抛光设备
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