JPH10128666A - エアブラスト装置 - Google Patents
エアブラスト装置Info
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Abstract
気による弊害の少ない構造が簡単なエアブラスト装置を
提供する。 【解決手段】 被処理物をブラスティングした投射材を
投射材回収路を介してホッパ3に回収して循環利用する
ようにしたエアブラスト装置において、前記投射材回収
路のうちホッパ直前部分にホッパ3へ移送される投射材
の流れを転動させながら低速で移送するスクリューコン
ベア21などの低速移送路を設けてそのアースされた螺
旋羽根23や管状外壁28などの金属材よりなる除電手
段に移送される投射材を接触させて投射材を移送途中に
ホッパ直前で除電する。
Description
ティングした投射材を投射材回収路を介してホッパに回
収して循環利用するようにしたエアブラスト装置におい
て、静電気が帯び易い投射材を使用してブラスティング
を行った場合でも、投射材が帯電したことにより生ずる
弊害を低減することができるように改良されたエアブラ
スト装置に関するものである。
して被処理物に衝突させて被処理物のバリやスケール等
を除去し、ブラスティング済の投射材は投射材回収路を
介してホッパに回収して循環利用するようにしたエアブ
ラスト装置は複雑な形状の物品を大量に処理することが
できるので広く利用されているが、このようなエアブラ
スト装置を用いて電子部品のような小さな物品を静電気
が帯び易い樹脂製の投射材で処理しようとすると、投射
材が静電気を帯びて配管内部に詰まりを生じたり、被処
理物の表面に付着してその除去に多大の労力を要するな
ど種々の問題があった。
2−53952号公報に見られるように、静電気が加速
された投射材同志の摩擦によって発生する点に着目し、
投射材を静電気除去液でコーティングして静電気の発生
を抑えるべく、ノズル直近の空気配管内に界面活性剤を
添加した水等の静電気除去液の噴霧手段を設けて静電気
による弊害をなくすようにしたエアブラスト装置が提案
されているが、このような装置で静電気の発生を抑えて
もその効果が長続きせず、また、効果にむらがある等の
問題があると共に、この方法によっては発生してしまっ
た静電気は除去し難い。そこで、発生してしまった静電
気を除去して静電気による弊害を更に低減させる方法も
試みられているが、例えば、投射室内にアースされたチ
ェーン等の接触除電手段を配設する慣用法ではその効果
は充分とはいえなかった。即ち、従来のエアブラスト装
置は、ホッパの上部に集塵気流によって移送される投射
材と粉塵とを分離する粉塵分離手段としてのサイクロン
を配置し、サイクロンにより失速した投射材を直接にホ
ッパに堆積する構造であるため、投射材流路中に除電手
段を配置する場合、その除電手段において投射材は高速
に加速されていて、高速移動中の投射材がアースされた
金属部に接触する確立があまり高くないのに加えて、仮
に除電されたにしてもすぐに再び投射材同志が衝突して
帯電してしまうため、充分な除電効果は期待できなかっ
た。
するところは、前記のような問題を解決して、樹脂等の
帯電し易い投射材を使用しても静電気による弊害の少な
い構造が簡単なエアブラスト装置を提供するところにあ
る。
めになされた本発明のエアブラスト装置は、被処理物を
ブラスティングした投射材を投射材回収路を介してホッ
パに回収して循環利用するようにしたエアブラスト装置
において、前記投射材回収路のうちホッパ直前部分にホ
ッパへ移送される投射材の流れを転動させながら低速で
移送する低速移送路を設け、この低速移送路には移送さ
れる投射材と接触して除電するアースされた金属材より
なる除電手段を設けたことを特徴とするものである。
て、アースされた金属部材を、投射材回収路の低速移送
路内に設けられて該低速移送路の直前に設けられた回収
投射材の仮貯留槽とホッパとを繋ぐ金属製のスクリュー
コンベアとしたものが請求項2に係る発明であり、これ
らのエアブラスト装置において、投射材を加速してノズ
ルより噴出させるための圧縮空気流路部分に静電気防止
液の噴霧手段を設けたものが請求項3に係る発明であ
り、さらに、投射材回収路の途中に集塵気流によって移
送される投射材と粉塵とを分離する粉塵分離手段を設け
て、この粉塵分離手段の入口側に静電気防止液の噴霧手
段を設けたものが請求項4に係る発明である。
いては、投射材回収路を通じて送られてくる回収投射材
がホッパ直前部分に設けてある低速移送路において充分
に減速されたうえ転動しながら移送途中でアースされた
金属部に接触除電させることとしたので、むらなく的確
に除電されることとなるうえに、一旦除電させた投射材
は再び帯電すること無しにホッパに貯蓄されるのであ
る。特に、回収された投射材を仮貯留槽に一旦貯留させ
たうえアースされたスクリューコンベアでホッパヘ移送
するようにすれば、移送と除電とも1つのスクリューコ
ンベアで行えるので効率的であり、さらに、投射材を加
速してノズルより噴出させるための圧縮空気流路部分に
静電気防止液の噴霧手段を設けた場合には、噴射時の静
電気の発生を抑えることができるし、また、投射材回収
路の途中に集塵気流によって移送される投射材と粉塵と
を分離する粉塵分離手段を設けて、この粉塵分離手段の
入口側に静電気防止液の噴霧手段を設けた場合には、回
収時の静電気の発生も抑えることができるから、全投射
材回収路を通じて静電気の弊害を少なくすることができ
るのでより好ましいものとなる。
態を図面を参考にして更に詳しく説明する。1はエアブ
ラスト装置本体であって、このエアブラスト装置本体1
は、投射室10の天井部に投射材2が装入されるホッパ
3を設けて該投射室10の内部に位置する下方の投射材
排出口に電磁バルブ4を連結し、この電磁バルブ4には
可撓性のあるホース5を介してノズル6を連結するとと
もに、該ノズル6に静電気防止剤噴霧手段8を経由して
外部より圧縮空気が供給される圧縮空気配管7を連結し
たもので、また、投射室10の側壁には投射室10内で
飛散した投射材2と発生した粉塵との移送媒体である空
気9を導入するための吸気口11を設けてあり、さら
に、投射室10の底部はロート状に絞られて排気管前部
12に連結してあり、この排気管前部12は圧縮空気供
給パイプ14より供給される圧縮空気により静電気防止
剤を噴霧する噴霧手段13に連結されていてこの噴霧手
段13は排気管後部15を介してサイクロン16に連結
してあり、このサイクロン16が投射材回収路の途中に
集塵気流によって移送される投射材と粉塵とを分離する
粉塵分離手段として機能して粉塵と投射材とが分離さ
れ、粉塵は集塵管17に接続した図では省略した集塵機
に集められ、投射材はサイクロン16の下方の投射材回
収部18に落下するよう構成してある。
部18は振動式篩分機19に連結してあって、異物は塵
箱20に堆積させ、投射材2は仮貯留槽21に移動する
よう構成してあり、この仮貯留槽21の上部にはスクリ
ューコンベア22を立設してある。スクリューコンベア
22はその螺旋羽根23の一端を前記仮貯留槽21内に
臨ませるとともに、螺旋羽根23の他端を減速機25を
経てモータ24に連結してあって、このモータ24によ
り螺旋羽根23は回転駆動するようになっている。ま
た、スクリューコンベア22の管状外壁28には投射材
排出管26が分岐されていて、該投射材排出管26の他
端はホッパ3の内部に臨ませてある。
置の動作について脱明する。先ず、ホッパ3の内部に適
量の投射材3を収容するとともに、ブラスティングしよ
うとする被処理物Wを投射室10内の簀の子状のテーブ
ル27に載置してノズル6を所定位置に固定する。次
に、図示していない電気回路の運転スイッチを押せば、
慣用的な電気回路により圧縮空気配管7と圧縮空気供給
パイプ14に圧縮空気が供給され、これと同時に振動式
篩分機19が振動を開始するとともに、集塵機のブロア
も動作を開始し、また、スクリューコンベア22も回転
を開始するから、ここで、加工開始スイッチを操作して
電磁バルブ4を開けば、ホッパ3に装入してある投射材
2はノズル6に流下して圧縮空気により加速され、被処
理物Wに向けて噴射され、被処理物Wの加工が開始され
る。この場合、ノズル6から噴射する投射材は噴射によ
り激しく衝突して静電気を生じるので、好ましくは静電
気防止剤噴霧手段8より静電気防止剤を投射材に噴霧付
着させて投射材同志の摩擦を低減させ、静電気の発生を
少なくして投射材2が被処理物Wに付着することがない
ようにする。なお、静電気防止剤としては水であっても
よいが界面活性剤を少量添加すれば一層効果があり、ま
た、投射室10中に噴霧しても効果があるが、ノズル6
の近傍の圧縮空気供給路に設けることがより効果的であ
る。なお、被処理物Wが金属製品であって被処理物をア
ースすることにより付着した投射材を速やかに除電、除
去でき、投射材の帯電がこの部分で弊害とならない場合
等には静電気除去剤噴霧手段8は省略しても構わない。
射材2や加工の結果発生する粉塵などは、吸気口11よ
り投射室10内に侵入して集塵機に至る集塵気流により
運ばれて投射室10の下方でロート状に絞られて加速さ
れて排気管前部12と、排気管後部15を介してサイク
ロン16に導かれるが、この排気管前部12と排気管後
部15とよりなる管路は長く、しかも、この距離を投射
材2が高速に移送されることにより投射材2には静電気
が生じ易く、このため、帯電した投射材2が排気管前部
12や排気管後部15内に詰まって投射材の回収を妨げ
る問題を生ずるおそれがあるが、このようなおそれがあ
る場合には、静電気防止剤噴霧手段13により適宜静電
気防止剤が噴霧されようにしてそのような問題の発生を
低減すればよい。
た投射材2は、粉塵と共に集塵機へ至る気流と分離され
て投射材回収部18より振動式篩分機19ヘ流下してこ
こで投射材2より大きな異物と小さな異物が篩分除去さ
れるから、それら異物は塵箱20ヘ一時貯留したうえ適
宜廃棄し、一方、異物を除去された投射材2はスクリュ
ーコンベア22の下方に一端を連結した仮貯留層21へ
流下し、順次、回転させている螺旋羽根23に乗って、
管状外壁28と螺旋羽根23の相対運動により転動し、
万遍なくアースされている金属部分である管状外壁28
や螺旋羽根23に接触して除電されながら投射材排出管
26よりホッパ3へ還流される。
の直前部分にホッパ3へ移送される投射材の流れを減速
して転動させながら低速で移送する低速移送路としてス
クリューコンベア22が立設してあるので、投射材はこ
の低速移送路としてスクリューコンベア22のアースさ
れている金属部分である管状外壁28や螺旋羽根23が
除電手段として作用して除電されることとなるのであ
る。即ち、従来のエアブラスト装置においては、サイク
ロンがホッパの上部に一体に配置され、ホッパに回収さ
れるまで投射材は高速に運動する結果、投射材流路にお
いて常に投射材は強く帯電することとなって、たとえ静
電気防止剤の噴霧を行って静電気の発生を抑制しても、
ホッパ内において棚吊り現象などの静電気の弊害の発生
を防止することができなかったが、本発明では、投射材
回収路のうちホッパ直前部分にホッパ3へ移送される投
射材の流れを転動させながら低速で移送する低速移送路
を設けてこの低速移送路にアースされた状態として設け
られている金属材よりなる除電手段により充分に除電さ
れる結果、ホッパ3に回収されたところではさらさらと
大変流動性のよい状態となっており、ホッパ3内におけ
る棚吊り現象のような静電気の弊害が運転の継続を阻害
する問題を低減できるのである。
は、樹脂等の帯電し易い投射材を使用しても、帯電した
投射材を的確に除電した上で回収再利用できるので、投
射材回収流路中において棚吊り現象等により正常なエア
ブラスト装置の運転を阻害する静電気の弊害を著しく小
さく抑えることができ、また、低速下においてアースし
たスクリューコンベアにて除電するようにしたので、移
送作用と除電作用を併せもつスクリューコンベアのよう
な廉価に入手できる汎用的な装置を利用できて安価に提
供できるうえに、サイクロンの配置などの設計上の自由
度も増すことができる。さらに、投射材を加速してノズ
ルより噴出させるための圧縮空気流路部分や、投射材回
収路の途中に設けた粉塵分離手段の入口側に静電気防止
液の噴霧手段を設けておけば、より優れた効果を発揮す
るものとなる。従って、本発明は従来のこの種のエアブ
ラスト装置の問題点を解決したものとして業界の発展に
寄与するところ極めて大きいものがある。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被処理物をブラスティングした投射材を
投射材回収路を介してホッパに回収して循環利用するよ
うにしたエアブラスト装置において、前記投射材回収路
のうちホッパ直前部分にホッパへ移送される投射材の流
れを転動させながら低速で移送する低速移送路を設け、
この低速移送路には移送される投射材と接触して除電す
るアースされた金属材よりなる除電手段を設けたことを
特徴とするエアブラスト装置。 - 【請求項2】 アースされた金属部材が、投射材回収路
の低速移送路内に設けられて該低速移送路の直前に設け
られた回収投射材の仮貯留槽とホッパとを繋ぐ金属製の
スクリューコンベアである請求項1に記載のエアブラス
ト装置。 - 【請求項3】 投射材を加速してノズルより噴出させる
ための圧縮空気流路部分に静電気防止液の噴霧手段を設
けてある請求項1または2に記載のエアブラスト装置。 - 【請求項4】 投射材回収路の途中に集塵気流によって
移送される投射材と粉塵とを分離する粉塵分離手段が設
けられてこの粉塵分離手段の入口側に静電気防止液の噴
霧手段を設けてある請求項1または2または3に記載の
エアブラスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29022296A JP3789177B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | エアブラスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29022296A JP3789177B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | エアブラスト方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128666A true JPH10128666A (ja) | 1998-05-19 |
| JP3789177B2 JP3789177B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=17753345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29022296A Expired - Fee Related JP3789177B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | エアブラスト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3789177B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102172896A (zh) * | 2011-03-14 | 2011-09-07 | 开封树杰模具有限公司 | 单锥度螺杆循环抛光挤出机 |
| KR101388363B1 (ko) * | 2012-05-02 | 2014-04-23 | 황상택 | 드럼통 세척 볼 투입장치 |
| JP2023146174A (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-12 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析装置 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29022296A patent/JP3789177B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102172896A (zh) * | 2011-03-14 | 2011-09-07 | 开封树杰模具有限公司 | 单锥度螺杆循环抛光挤出机 |
| KR101388363B1 (ko) * | 2012-05-02 | 2014-04-23 | 황상택 | 드럼통 세척 볼 투입장치 |
| JP2023146174A (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-12 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3789177B2 (ja) | 2006-06-21 |
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