JPH10128848A - 拡径工具及び前記拡径工具を用いた弾性自己収縮性チューブの製造方法 - Google Patents
拡径工具及び前記拡径工具を用いた弾性自己収縮性チューブの製造方法Info
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- JPH10128848A JPH10128848A JP28525996A JP28525996A JPH10128848A JP H10128848 A JPH10128848 A JP H10128848A JP 28525996 A JP28525996 A JP 28525996A JP 28525996 A JP28525996 A JP 28525996A JP H10128848 A JPH10128848 A JP H10128848A
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Abstract
工具を提供する。 【解決手段】 被拡径弾性チューブ22を拡径状態に保持
する中空支持体20と、中空支持体20を内包する筒状体12
と、筒状体12の先端に先細り状に縮径するテーパー部11
とからなり、筒状体12とそれに連なるテーパー部11の全
てが、または少なくともそれらの表面が低融点物質の凝
固層21で構成されている拡径工具。 【効果】 筒状体の先端に先細り状に縮径するテーパー
部11が設けてあるので弾性チューブ22の拡径作業が不要
である。表面の凝固体の溶けたものが潤滑作用を果たし
弾性チューブ22の拡径と移動作業が円滑に行える。拡径
された弾性チューブ22は筒状体12に内包された中空支持
体20に迅速に移し替えられる。従って中空支持体20に直
接支持された弾性自己収縮性チューブが容易に製造でき
る。
Description
径工具、及び前記拡径工具を用いて拡径状態に弾性チュ
ーブを保持する弾性チューブの拡径方法に関するもの
で、電線、ケーブル、パイプ等の接続部等を保護しまた
は絶縁被覆する弾性チューブを予め拡径しておき、接続
部等に被着するのを簡便にするものである。
部を保護、絶縁被覆、或いは補修する為に、熱を用いず
に収縮被覆できる弾性自己収縮性チューブが用いられて
いる。前記弾性自己収縮性チューブは、ゴム状弾性を有
する材料からなる弾性チューブを拡径した状態で剛性の
支持体上に支持したものである。この弾性自己収縮性チ
ューブは、例えば、電力ケーブルの接続部の外周に配し
たのち、支持体を除去して、弾性自己収縮性チューブを
収縮(縮径)させ、前記接続部に密着させて用いる。
の製造方法としては、例えば、次のような方法が提案さ
れている。先ず、弾性チューブより2倍以上長い袋状の
膨張中空体を準備する。次いで、この膨張中空体の前半
側を弾性チューブ内に配置し、膨張中空体全体を圧力気
体により膨張させ、これにより弾性チューブを拡径す
る。この後、膨張中空体内の後半側から支持体を強制的
に弾性チューブの配置位置にまで差し込み、次いで膨張
中空体から圧力気体を抜いて収縮させる。これにより、
支持体により弾性チューブが拡径された状態に保たれた
弾性自己収縮性チューブが得られる(特開昭63-74624号
公報)。
は、袋状の膨張中空体を介在させて行う為、膨張中空体
が支持体と弾性チューブとの間に強く挟まれた状態で残
り、電力ケーブル接続部等に弾性チューブを取付ける
際、弾性チューブから支持体を除去するのに多大の手間
を要する。本発明は、弾性チューブを支持体上に直接支
持させた弾性自己収縮性チューブを容易に製造できる拡
径工具、及び前記拡径工具を用いた弾性自己収縮性チュ
ーブの製造方法の提供を目的とする。
被拡径弾性チューブを拡径状態に保持する支持体と、該
支持体を内包する筒状体と、該筒状体の先端に先細り状
に縮径するテーパー部とからなり、前記筒状体とそれに
連なるテーパー部の全てが、または少なくともそれらの
表面が低融点物質の凝固層で構成されていることを特徴
とする弾性チューブの拡径工具である。
ブを拡径状態に保持する支持体を内包する筒状体の先端
に先細り状に縮径するテーパー部を有する拡径工具の全
てをまたはその少なくとも表面を低融点物質の凝固層と
し、該拡径工具のテーパー部から弾性体チューブを挿入
してテーパー部の勾配に沿って拡径しつつ筒状体上に移
動し、更に移動を続けてその先端が筒状体を通過して支
持体の端部に達したならば支持体を筒状体から引出し
て、弾性体チューブを支持体上に保持させることを特徴
とする弾性チューブの拡径方法である。
は、弾性チューブや支持体をなす材料が溶けたり変質し
たりしない温度範囲で溶解するものであれば、各種のも
のを利用できる。この低融点物質の融点は、弾性チュー
ブがシリコーンゴム製の場合は、−60℃以上であること
が望ましい。−60℃未満になるとシリコーンゴムの弾性
率が1MPa未満になり変形し難くなるからである。
先細り状に縮径するテーパー部が設けてあるので、弾性
チューブを前記テーパー部から挿入することにより挿入
開始時の弾性チューブの拡径作業が不要である。表面
が凝固体なので、凝固体の溶けたものが潤滑作用を果た
し、弾性チューブのその後の拡径及び移動作業が円滑に
行える。前記拡径された弾性チューブを移し替える支
持体は、筒状体に内包されているので移し替えが迅速に
行える。従って、支持体に直接支持された弾性自己収縮
性チューブが容易に製造できる。又凝固体が溶けてな
くなるまで何度も使用できる。尚、支持体の表面に潤滑
剤を塗布しておくと、後工程における弾性チューブから
の支持体の除去が容易に行える。なお、支持体は弾性チ
ューブを被せる被着物の周囲に配置できるよう一般に中
空であることが多い。
明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す拡径工
具の側面説明図である。この拡径工具10は、前半側11の
外周部が円錐形に形成され、後半側12は外径が前半側11
の最大径と同じ径の円筒形で、内部の中空部13には中空
支持体20が遊嵌される。そして拡径工具10の表面には低
融点物質が凝固した凝固体21が形成されている。
己収縮性チューブを製造する方法を説明する。拡径工具
は表面が溶けてつるつるになっている状態である。拡径
工具10の前半側11の先端を弾性チューブ22に挿入して拡
径し、この拡径した弾性チューブ22を後半側12に移動さ
せ、弾性チューブ22の先端を拡径工具10の後半側12の後
端から引出して、中空部13から露出させた中空支持体20
の後端部分に乗り移らせ、その後中空支持体20または拡
径工具10を移動させて中空支持体20を露出させ、その上
に弾性チューブ30の全長を拡径した状態で乗り移らせ
る。ここで、後半側12の外径は中空支持体20の外径に近
い程、弾性チューブ22の拡径量を小さくできて好まし
い。
径工具の説明図である。このものは、後半側12の中空部
13の中央部分にも凝固体があり、この凝固体は中空支持
体20のガイドとなる。またこの凝固体により熱容量が増
加し、拡径工具としての寿命が図1に示したものより長
くなる。
チューブを後半側12に配し、この状態で凝固体を溶かす
ことによっても、中空支持体20上に弾性チューブ22を直
接支持させた弾性自己収縮性チューブを製造できる。
径工具の説明図である。このものは、前半側11の外周部
が円錐形をした金属またはプラスチック製円筒体30の表
面に凝固体21を形成したもので、凝固体21の量を少なく
でき生産性に優れる。
径工具の説明図である。このものは、前半側11の外周部
が円錐形であり、後半側12の外周部に後方に向けて細る
テーパーを付けたプラスチック製中実体31の表面に凝固
体21を形成したものである。弾性チューブ22は後半側12
の外周部のテーパーに沿って移動するので、弾性チュー
ブ22を中空支持体20へ極めて容易に乗り移せる。なお、
プラスチック製中実体31の後半側内部には横断面リンク
状の中空部13が形成されている。
に示した拡径工具と同じようにして弾性自己収縮性チュ
ーブを製造できる。
に示すように、前半側の内面に先細りのテーパー部41が
形成された円筒状のプラスチック製容器40を、前記テー
パー部41を下にして配し、このプラスチック製容器40内
に、低融点物質、例えば水50を入れ、次にこのプラスチ
ック製容器40の後半側(円筒部)内に、円柱体51を固定
具52を用いて固定し、この状態でプラスチック製容器40
内の水50を冷却し凝固させる。この後、プラスチック製
容器40から所定形状の氷塊を取出し、次いで前記氷塊53
から円柱体51と固定具52を取除くと図1に示した拡径工
具10が得られる。前記プラスチック製容器40及び円柱体
51の形状は、中空支持体20の形状等に合わせて任意に決
められる。図3、4に示した拡径工具は、プラスチック
製円筒体30またはプラスチック製中実体31の表面に、低
融点物質を、低温雰囲気下で塗布することにより形成し
て作製することもできる。
度を小さくすると弾性チューブへの拡径工具の挿入開始
並びに弾性チューブの拡径が容易に行える。尚、截頭円
錐形の場合、その先端径は弾性チューブの内径より小さ
くするのが望ましい。
を電力ケーブル接続部の外周に配し、この状態で弾性チ
ューブから中空支持体を除去した。中空支持体は容易に
除去でき、弾性チューブは一様に縮径して前記接続部に
均一に密着し、前記接続部は良好に保護された。
融点物質に水を用いた例について説明したが、本発明
は、拡径工具の前半側を截頭円錐形とし、低融点物質に
油等の他の液体や、グリース等の半固体等の低融点物質
を用いた場合にも、同様の効果が得られるものである。
は、筒状体の先端に先細り状に縮径するテーパー部が設
けてあるので、弾性チューブを前記テーパー部から挿入
することにより挿入開始時の弾性チューブの拡径作業が
不要である、表面が凝固体なので、凝固体の溶けたもの
が潤滑作用を果たし、弾性チューブのその後の拡径及び
移動作業が円滑に行える、前記拡径された弾性チューブ
を移し替える支持体は、筒状体に内包されているので移
し替えが迅速に行える。従って、支持体に直接支持され
た弾性自己収縮性チューブが容易に製造できる。又凝固
体が溶けてなくなるまで何度も使用できる。
明図である。
明図である。
明図である。
明図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 被拡径弾性チューブを拡径状態に保持す
る支持体と、該支持体を内包する筒状体と、該筒状体の
先端に先細り状に縮径するテーパー部とからなり、前記
筒状体とそれに連なるテーパー部の全てが、または少な
くともそれらの表面が低融点物質の凝固層で構成されて
いることを特徴とする弾性チューブの拡径工具。 - 【請求項2】 被拡径弾性チューブを拡径状態に保持す
る支持体を内包する筒状体の先端に先細り状に縮径する
テーパー部を有する拡径工具の全てを、またはその少な
くとも表面を低融点物質の凝固層とし、該拡径工具のテ
ーパー部から弾性体チューブを挿入してテーパー部の勾
配に沿って拡径しつつ筒状体上に移動し、更に移動を続
けてその先端が筒状体を通過して支持体の端部に達した
ならば支持体を筒状体から引出して、弾性体チューブを
支持体上に保持させることを特徴とする弾性チューブの
拡径方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28525996A JP3505327B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 拡径工具及び前記拡径工具を用いた弾性自己収縮性チューブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28525996A JP3505327B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 拡径工具及び前記拡径工具を用いた弾性自己収縮性チューブの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128848A true JPH10128848A (ja) | 1998-05-19 |
| JP3505327B2 JP3505327B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=17689190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28525996A Expired - Fee Related JP3505327B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 拡径工具及び前記拡径工具を用いた弾性自己収縮性チューブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3505327B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166473A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 弾性自己収縮チューブの拡径装着装置及び拡径装着方法 |
| JP2007325494A (ja) * | 2007-07-05 | 2007-12-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 遮水型常温収縮性補強絶縁筒の製造方法 |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP28525996A patent/JP3505327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166473A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 弾性自己収縮チューブの拡径装着装置及び拡径装着方法 |
| JP2007325494A (ja) * | 2007-07-05 | 2007-12-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 遮水型常温収縮性補強絶縁筒の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3505327B2 (ja) | 2004-03-08 |
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