JPH1012950A - パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置 - Google Patents

パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置

Info

Publication number
JPH1012950A
JPH1012950A JP16458396A JP16458396A JPH1012950A JP H1012950 A JPH1012950 A JP H1012950A JP 16458396 A JP16458396 A JP 16458396A JP 16458396 A JP16458396 A JP 16458396A JP H1012950 A JPH1012950 A JP H1012950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peaking
capacitor
main
reactor
reactors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16458396A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kakizaki
弘司 柿崎
Tsutomu Sumino
努 角野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16458396A priority Critical patent/JPH1012950A/ja
Publication of JPH1012950A publication Critical patent/JPH1012950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アニールに適した充分大きなパルス幅のレーザ
光の発振を行なう。 【解決手段】気密容器内に相対向して設けられた一組の
主放電電極対10と、この主放電電極対10に対して配置さ
れた予備電離電極対9 と、上記主放電電極対10間に主放
電を発生させるための電力を供給する高電圧電源1 、こ
の高電圧電源1 と接続された第1のコンデンサ4 、上記
主放電電極対10に並列接続されたn段(n:2以上の整
数)構成の第2のコンデンサ7a〜7c、及び高電圧スイッ
チング素子3 からなる高電圧電源回路とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルスガスレーザ
発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方
法、及び半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示素子や半導体の製造プロ
セスで低温化の研究が盛んに進められている。その1つ
の技術として、薄膜の膜質を改善すべく、例えば非結晶
物質の結晶化や結晶物質の粒径の向上のために、熱的な
アニール処理を施す方法がある。このアニール処理で
は、600℃程度以上もの高温に達することがあるの
で、基板材料としては高価な石英基板等の高融点のもの
が要求されている。
【0003】しかるに、アニール処理を行なう具体的な
方法として、エキシマレーザを用いたものがある。この
エキシマレーザを用いた450℃程度の低温プロセスで
のアニール処理は、基板にレーザ光を照射し、瞬間的に
材料を溶融させ、そのまま凝固させることで該材料を結
晶化させる方法である。
【0004】エキシマレーザは、負性ガスであるハロゲ
ンガスを含む2〜4気圧程度の高気圧ガス中で均一放電
を点弧させて発振させるため、その放電持続の困難性か
ら通常はレーザパルス波形の半値幅が10[nS]〜3
0[nS]程度となる。なお、特別なスパイカ・サステ
ナ回路やX線予備電離の大型装置では、200[nS]
程度の半値幅のレーザパルス波形を実現可能なものもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、半導体製造
のアニールプロセスでは、そのプロセス条件により照射
するレーザパルス波形の形状、パルス幅等で従来のエキ
シマレーザでは実現不可能なものが要求されることがあ
る。
【0006】図17は上記従来のアニール処理に用いら
れていたレーザ発振装置の等価回路を示すものであり、
1は高電圧電源、2は充電用抵抗、3は例えばサイラト
ロン等の高電圧スイッチング素子、4は主コンデンサ、
5はコイル等に代表される充電用リアクトル、6は浮遊
インダクタンス、7はピーキングコンデンサ、8はこの
ピーキングコンデンサ7に直列接続されたリアクトル、
9は予備電離電極対、10は主放電電極対である。
【0007】負性ガスであるハロゲンガスを含む2〜4
気圧程度の高気圧ガスを封入した、ここでは図示しない
ガスチャンバ内に上記浮遊インダクタンス6,ピーキン
グコンデンサ7、リアクトル8、予備電離電極対9、及
び主放電電極対10が配置される。
【0008】高電圧電源1が発生する、例えば30[k
V]の高電圧により主コンデンサ4がチャージされた状
態で、高電圧スイッチング素子3が瞬間的に導通する
と、その電位差で予備電離電極対9のギャップが絶縁破
壊により導通し、主コンデンサ4にチャージされていた
電荷がピーキングコンデンサ7に移動する。
【0009】このとき、予備電離電極対9のギャップで
は予備電離放電が点弧するもので、ピーキングコンデン
サ7の充電電圧が主放電電極対10の間の放電開始電圧
を越えると主放電が点弧し、レーザ光が発振されるもの
である。
【0010】図18(a)は上記高電圧スイッチング素
子3が導通してから主放電電極対10間に流れる放電電
流の波形を、図18(b)は実際に発振されるパルス状
のレーザ光の光強度の波形をそれぞれ示すもので、図示
する如くレーザ光は2つのピークを有し、ここでは、よ
り大きい第1のピークの半値幅は20[nS]となって
いる。
【0011】しかるに、結晶粒径を拡大させるようなア
ニール処理においては、溶融してから凝固するまでの時
間が長い方がよく、そのためにレーザ光のパルス幅をよ
り大きくすることが要求されている。そしてその際、液
晶表示装置に用いられる大面積の半導体基板に対する加
熱の均一性を確保するためにレーザ光照射を高周波数で
繰返しながら、この半導体基板上にレーザ光を走査させ
加熱することが併せて要求される。
【0012】しかしながら、この種のレーザ発振装置で
得られるレーザ光のパルス波形の半値幅は上述した如く
10[nS]〜30[nS]程度であり、要求に対して
充分に答えられるものはなかった。
【0013】ここで、リアクトル8の値を一般的な15
[nH]以下から、より大きなものとすることで、放電
電流の立上がりを遅らせ、レーザ光のパルス波形を長く
することも考えられるが、そうすると発振効率が低下
し、実用的ではない。
【0014】また、上記したスパイカ・サステナ回路は
複雑であること、スイッチング素子を2個使用しなけれ
ばならないという不具合があり、さらにX線予備電離の
大型装置は高価であること、設置面積が大きいこと、繰
返し数に制限があることなどの不具合があるため、レー
ザ発振装置でレーザ光のパルス幅をより大きくすること
が可能なものが熱望されている。
【0015】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、結晶粒径の拡大
や、アモルファスシリコンを良好な電子移動度を持つポ
リシリコンに結晶化するなど、レーザ光のパルス幅を充
分大きくした発振を行なうことが可能なパルスガスレー
ザ発振装置、この発振装置を用いたレーザアニール装
置、同レーザアニール装置を使用した半導体装置の製造
方法、及びこの製造方法によって製造された半導体装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
励起ガスを封入する容器と、この容器内に相対向して設
けられた一対の主放電電極と、これら主放電電極に対し
て配置された複数対の予備電離電極と、これら予備電離
電極間に供給する電力を充放電する主コンデンサを備え
た充放電回路と、この充放電回路に電力を供給する電源
と、上記主コンデンサからの電力を蓄電する上記一対の
主放電電極に並列に接続されたピーキングコンデンサ
と、このピーキングコンデンサに直列に接続されたリア
クトルと、上記主放電電極で発生した光を増幅する光共
振器とを具備するパルスガスレーザ発振装置において、
上記ピークングコンデンサは、それぞれ異なるインダク
タンス値を持つ上記リアクトルを介して主放電電極に対
して並列に複数段が接続された構成をとることを特徴と
する。
【0017】このような構成とすれば、各リアクトルの
インダクタンス値により放電点弧時に時間差をつけて各
ピーキングコンデンサから予備電離電極間にパルス電流
を流すこととなり、パルスレーザ光のパルス幅及びパル
ス間隔を可変にすることができる。
【0018】請求項2に係る発明は、上記請求項1に係
る発明において、上記一対の主放電電極に対して並列に
複数段が接続された構成をとる上記主コンデンサ及び上
記ピーキングコンデンサの各キャパシタンス値並びにこ
のピーキングコンデンサにそれぞれ接続されたリアクト
ルの各インダクタンス値の設定を行ない、発振光強度の
経時変化について制御することを特徴とする。
【0019】このような構成とすれば、上記請求項1に
係る発明の作用に加えて、1台のレーザ発振器でパルス
幅及びパルス間隔が可変なパルスレーザ光を発振するこ
とができる。
【0020】請求項3に係る発明は、上記請求項2に係
る発明において、上記ピーキングコンデンサが3つの場
合に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 ,C3 と
おき、これら3つのピーキングコンデンサにそれぞれ直
列接続されたリアクトルをL1 ,L2 ,L3 とおき、上
記主コンデンサをCm とおくと、これらのピーキングコ
ンデンサ及び主コンデンサの各キャパシタンス値は「C
1 ≒C2 ≒C3 」且つ「Cm ≒C1 +C2 +C3 」の関
係を満たし、且つこれら3つのリアクトルの各インダク
タンス値は「L1 <L2 <L3 」の関係を満たすことを
特徴とする。
【0021】このような構成とすれば、上記請求項2に
係る発明の作用に加えて、パルス幅が充分に長いパルス
レーザ光を発振することができる。請求項4に係る発明
は、上記請求項2に係る発明において、上記ピーキング
コンデンサが2つの場合に電気的に上記電源に近い方か
らC1 ,C2 とおき、これら2つのピーキングコンデン
サにそれぞれ直列接続されたリアクトルをL1 ,L2 と
おき、上記主コンデンサCm とおくと、これらのピーキ
ングコンデンサ及び主コンデンサの各キャパシタンス値
は「Cm ≒C1 +C2 」の関係を満たし、且つこれらピ
ーキングコンデンサの各キャパシタンス値はとこれらリ
アクトルの各インダクタンス値は「2(L1 ・C1 )
1/2 <(L2 ・C2 )1/2 」の関係を満たすことを特徴
とする。
【0022】このような構成とすれば、上記請求項2に
係る発明の作用に加えて、パルス間隔が可変なパルスレ
ーザ光を発振することができる。請求項5に係る発明
は、上記請求項2に係る発明において、上記ピーキング
コンデンサが2つの場合に電気的に上記電源に近い方か
らC1 ,C2 とおき、これら2つのピーキングコンデン
サにそれぞれ直列接続されたリアクトルをL1 ,L2 と
おき、上記主コンデンサをCm とおき、C1 からC2 へ
の電気的経路上に可飽和リアクトルと並列に接続された
リアクトルをLs とおくと、これらのピーキングコンデ
ンサ及び主コンデンサの各キャパシタンス値は「Cm ≒
C1 +C2 」の関係を満たし、且つこれらピーキングコ
ンデンサの各キャパシタンス値はとこれらリアクトルの
各インダクタンス値は「2(L1 ・C1 )1/2 <((L
2 +Ls )・C2 )1/2 」の関係を満たすことを特徴と
する。
【0023】このような構成とすれば、上記請求項2に
係る発明の作用に加えて、励起ガスを励起するための励
起回路の回路定数を変えずにレーザ光の出力を保ちなが
らパルス間隔の可変なパルスレーザ光を発振することが
できる。
【0024】請求項6に係る発明は、上記請求項1に係
る発明において、上記ピーキングコンデンサ及び上記リ
アクトルは上記容器の外にあって着脱自在に設けられて
いることを特徴とする。
【0025】このような構成とすれば、上記請求項1に
係る発明の作用に加えて、ピーキングコンデンサ及びこ
のピーキングコンデンサに接続されたリアクトルの素子
定数を任意に簡便に変更することができ、これらの素子
定数を変更することで所望のパルス幅及びパルス間隔を
容易に得ながらパルスレーザ光を発振することができ
る。
【0026】請求項7に係る発明は、励起ガスを封入す
る容器と、この容器内に相対向して設けられた一対の主
放電電極と、これら主放電電極に対して配置された複数
対の予備電離電極と、これら予備電離電極間に供給する
電力を充放電する主コンデンサを備えた充放電回路と、
この充放電回路に電力を供給する電源と、上記主コンデ
ンサからの電力を蓄電する上記一対の主放電電極に並列
に接続されたピーキングコンデンサと、このピーキング
コンデンサに直列に接続されたリアクトルと、上記主放
電電極で発生した光を増幅する光共振器とを具備するパ
ルスガスレーザ発振部と、被処理体が格納されるチャン
バと、上記パルスガスレーザ発信部から出力されたパル
ス光を上記被処理体に照射する照射手段とを有するレー
ザアニール装置において、上記ピーキングコンデンサ
は、それぞれ異なるインダクタンス値の上記リアクトル
を介して主放電電極に対して並列に複数段が接続された
構成をとることを特徴とする。
【0027】このような構成とすれば、1台のレーザ発
振器でパルス幅及びパルス間隔が可変なパルスレーザ光
を発振することができ、省スペース及び保守の簡易化を
図りながら被処理体に対する良好なアニール処理を行な
うことができる。
【0028】請求項8に係る発明は、上記請求項7に係
る発明において、上記一対の主放電電極に対して並列に
複数段が接続された構成をとる上記主コンデンサ及び上
記ピーキングコンデンサの各キャパシタンス値並びにこ
のピーキングコンデンサにそれぞれ接続されたリアクト
ルの各インダクタンス値の設定を行ない、発振光強度の
経時変化について制御することを特徴とする。
【0029】このような構成とすれば、上記請求項7に
係る発明の作用に加えて、1台のレーザ発振器でパルス
幅及びパルス間隔が可変なパルスレーザ光を発振し、被
処理体に対する良好なアニール処理を行なうことができ
る。
【0030】請求項9に係る発明は、上記請求項8に係
る発明において、上記ピーキングコンデンサが3つの場
合に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 ,C3 と
おき、これら3つのピーキングコンデンサにそれぞれ直
列接続されたリアクトルをL1 ,L2 ,L3 とおき、上
記主コンデンサをCm とおくと、これらのピーキングコ
ンデンサ及び主コンデンサの各キャパシタンス値は「C
1 ≒C2 ≒C3 」且つ「Cm ≒C1 +C2 +C3 」の関
係を満たし、且つこれら3つのリアクトルの各インダク
タンス値は「L1 <L2 <L3 」の関係を満たすことを
特徴とする。
【0031】このような構成とすれば、上記請求項8に
係る発明の作用に加えて、パルス幅が充分に長いパルス
レーザ光を発振し被処理体に対する良好なアニール処理
を行なうことができる。
【0032】請求項10に係る発明は、上記請求項8に
係る発明において、上記ピーキングコンデンサが2つの
場合に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 とお
き、これら2つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列
接続されたリアクトルをL1 ,L2 とおき、上記主コン
デンサCm とおくと、これらのピーキングコンデンサ及
び主コンデンサの各キャパシタンス値は「Cm ≒C1 +
C2 」の関係を満たし、且つこれらピーキングコンデン
サの各キャパシタンス値はとこれらリアクトルの各イン
ダクタンス値は「2(L1 ・C1 )1/2 <(L2 ・C2
1/2 」の関係を満たすことを特徴とする。
【0033】このような構成とすれば、上記請求項8に
係る発明の作用に加えて、パルス間隔が可変なパルスレ
ーザ光を発振し被処理体に対する良好なアニール処理を
行なうことができる。
【0034】請求項11に係る発明は、上記請求項8に
係る発明において、上記ピーキングコンデンサが2つの
場合に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 とお
き、これら2つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列
接続されたリアクトルをL1 ,L2 とおき、上記主コン
デンサをCm とおき、C1 からC2 への電気的経路上に
可飽和リアクトルと並列に接続されたリアクトルをLs
とおくと、これらのピーキングコンデンサ及び主コンデ
ンサの各キャパシタンス値は「Cm ≒C1 +C2」の関
係を満たし、且つこれらピーキングコンデンサの各キャ
パシタンス値はとこれらリアクトルの各インダクタンス
値は「2(L1 ・C1 )1/2 <((L2 +Ls )・C2
1/2 」の関係を満たすことを特徴とする。
【0035】このような構成とすれば、上記請求項8に
係る発明の作用に加えて、励起ガスを励起するための励
起回路の回路定数を変えず、レーザ光の出力を保ちなが
らパルス間隔の可変なパルスレーザ光を発振し被処理体
に対する良好なアニール処理を行なうことができる。
【0036】請求項12に係る発明は、上記請求項7に
係る発明において、上記ピーキングコンデンサ及び上記
リアクトルは上記容器の外にあって着脱自在に設けられ
ていることを特徴とする。
【0037】このような構成とすれば、上記請求項7に
係る発明の作用に加えて、ピーキングコンデンサ及びこ
のピーキングコンデンサに接続されたリアクトルの素子
定数を任意に簡便に変更することができ、これらの素子
定数を変更することで所望のパルス幅及びパルス間隔を
容易に得ながらパルスレーザ光を発振し被処理体に対す
る良好なアニール処理を行なうことができる。
【0038】請求項13に係る発明は、パルスレーザ光
を用いた非晶質半導体基板のアニール工程を有する半導
体装置の製造方法において、上記非晶質半導体基板の一
部分に対する半値幅50[nS]以上のパルス幅を有す
るパルスレーザ光による光照射を繰返しながら上記パル
スレーザ光を上記非晶質半導体基板に対して相対的に走
査して上記非晶質半導体基板のアニールを行なうことを
特徴とする。
【0039】このような方法とすれば、非晶質半導体を
多結晶化する際に、結晶粒径を最適な値にすることがで
きるので、半導体基板の電子移動度を高めることが可能
となる。
【0040】請求項14に係る発明は、非晶質半導体基
板の一部分に対する半値幅50[nS]以上のパルス幅
を有するパルスレーザ光による光照射を繰返しながら上
記パルスレーザ光を上記非晶質半導体基板に対して相対
的に走査してアニールの行なわれた多結晶半導体基板を
用いることを特徴とする。
【0041】このような構成の多結晶半導体基板を用い
れば、非晶質半導体を多結晶化する際に、結晶粒径を最
適な値にすることができるので、電子移動度が高められ
た、動作速度の高い半導体装置を得ることが可能とな
る。
【0042】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下本発明の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1はレーザ発振装置
の等価回路を示すものであり、基本的には上記図17で
示したものと同様であるので、同一部分には同一符号を
付してその説明は省略する。
【0043】しかして、上記図17のピーキングコンデ
ンサ7及びリアクトル8に代えて、n段(n:2以上の
整数)、例えば3段構成のピーキングコンデンサ7a,
7b,7c及びこれらコンデンサと接続されたリアクト
ル8a,8b,8cを設け、予備電離電極対9をそのう
ちのピーキングコンデンサ7a及びリアクトル8aと直
列接続となるように配置する。
【0044】そして、上記主放電電極対10と予備電離
電極対9とがガスレーザ媒質が封入されたガスチャンバ
(図示せず)中に配設されるものとする。ここで、主コ
ンデンサ4の容量Cm と、ピーキングコンデンサ7a〜
7cの各容量C1,C2,C3とを「C1≒C2≒C
3」且つ「Cm ≒C1+C2+C3」の関係を満たすよ
うに設定し、且つリアクトル8a〜8cの値をL1〜L
3とすると「L1<L2<L3」となるように設定する
ものとする。
【0045】上記のような回路構成にあって、高電圧電
源1と充電用抵抗2、主コンデンサ4、及び充電用リア
クトル5からなるループに電流が流れることで、高電圧
電源1の発生する、例えば30[kV]の高電圧が主コ
ンデンサ4に充電される。
【0046】この主コンデンサ4に充電がなされた状態
で、トリガパルスによって高電圧スイッチング素子3が
瞬間的に導通すると、主コンデンサ4、高電圧スイッチ
ング素子3、ピーキングコンデンサ7a〜7c、リアク
トル8a〜8c、予備電離電極対9、及び浮遊インダク
タンス6で形成されるループ回路において、その電位差
で予備電離電極対9のギャップが絶縁破壊により導通
し、主コンデンサ4に充電されていた電荷がピーキング
コンデンサ7a〜7cに移動する。
【0047】ここで予備電離電極対9のギャップでは予
備電離放電が点弧するもので、ピーキングコンデンサ7
a〜7cの充電電圧が主放電電極対10の間の放電開始
電圧を越えると主放電が点弧し、レーザ光が発振される
ものである。
【0048】またこの際、上述した如くリアクトル8a
〜8cの値は「L1<L2<L3」となるように設定し
てあるため、始めに値の一番小さいリアクトル8aに直
列接続されたピーキングコンデンサ7aからの電流が主
放電電極対10を流れ、同様の理由で続いてピーキング
コンデンサ7bからの電流が、その後にピーキングコン
デンサ7cからの電流がそれぞれ主放電電極対10に流
れることとなる。
【0049】図2は、リアクトル8a〜8cの値をL1
=10[nH]、L2=40[nH]、L3=90[n
H]と設定し、且つ主コンデンサ4の容量を120[n
F]、ピーキングコンデンサ7a〜7cの容量をそれぞ
れ均等に40[nF]と設定したときの、ピーキングコ
ンデンサ7a〜7cによる放電電流Ia〜Icの波形を
示すものである。
【0050】そして、図3はこれら放電電流Ia〜Ic
によって主放電電極対10間にかかる電圧の波形を実線
Vで示すもので、極性が反転するまでの時間が100
[nS]以上となる。なお、安定した放電状態を持続さ
せる観点から、極性が反転する以前にピーキングコンデ
ンサ7a〜7cから主放電電極対10間へのエネルギ注
入を完了させる必要がある。
【0051】因みに、同図中の破線Vpは、上記図18
の従来回路の場合の主放電電極対10間にかかる電圧の
波形であり、極性が反転するまでの時間が非常に短いこ
とがわかる。
【0052】しかして、図4(a)にピーキングコンデ
ンサ7a〜7c全体での放電電流の波形を、図4(b)
に発振されるレーザ光の光強度の波形をそれぞれ示すも
ので、レーザ光のパルス波形の半値幅が100[nS]
程度と非常に長くなっていることがわかる。
【0053】また、上記リアクトル8a〜8cの値をL
1=15[nH]、L2=30[nH]、L3=45
[nH]と設定し、且つ主コンデンサ4、ピーキングコ
ンデンサ7a〜7cの各容量を上記と同様に設定したと
きの、ピーキングコンデンサ7a〜7c全体での放電電
流の波形を図5(a)に示し、実際に主放電電極対10
で発振されるレーザ光の光強度の波形を図5(b)に示
す。ここでも、レーザ光のパルス波形の半値幅が50
[nS]程度と長くなっている。
【0054】因みに、同図(b)中の破線は、上記図1
7の従来回路においてリアクトル8の値を30[nH]
と大きく設定した場合のレーザ光の光強度波形を示すも
ので、放電電流の立上がりが遅くなるため、波形の積分
値である出力エネルギが大幅に減少してしまうことがわ
かる。
【0055】なお、上記図1の構成では、主コンデンサ
4に対して3個のピーキングコンデンサ7a〜7cを設
けるものとしたが、このピーキングコンデンサの数も2
以上であればよく、以上、主コンデンサ4の容量に対す
る並列接続されたピーキングコンデンサの数、各ピーキ
ングコンデンサの容量、さらには各ピーキングコンデン
サと直列接続されるリアクトルの値等を種々組合わせる
ことにより、任意の波形形状のパルス光を得ることがで
きる。
【0056】この点において、上述した如くピーキング
コンデンサ7a〜7c、リアクトル8a〜8cは予備電
離電極対9、主放電電極対10とは別でガスチャンバ外
に設置するものとしたので、これらを任意に着脱するこ
とにより容易に実現可能である。
【0057】なお、上記図1では予備電離電極対9を最
も値の小さなリアクトル8aと接続されたピーキングコ
ンデンサ7aに直列に配置するものとしたが、実際の装
置上の位置が主放電電極対10を挟むようにした配置で
あれば、電気回路上では図6に予備電離電極対9′で示
すように浮遊インダクタンス6と直列接続するものとし
てもよいし、また図7に予備電離電極対9″で示すよう
に、ピーキングコンデンサ7a〜7c及びリアクトル8
a〜8cのすべてと直列接続するものとしても同等の効
果を得ることができるものである。
【0058】なお、主放電電極対10での主放電開始ま
でのピーキングコンデンサ7a〜7cの充電電圧の立上
がり時間が異なるので、主放電開始電圧が高いほどピー
キングコンデンサ7b,7cの充電電圧がピーキングコ
ンデンサ7aの充電電圧に近付くことになり、レーザ発
振効率が高くなる。
【0059】したがって、XeClエキシマレーザの場
合には、従来のXe、HCl、及びNeのガス混合に対
し、Neに置換するものとして5[%]〜20[%]の
割合でArを用いるものとすれば、より有効となる。
【0060】図8は上記図1で示したレーザ発振装置1
1を含むレーザアニール装置の構成例を示すものであ
る。同図で、12はレーザ発振装置11中のエキシマレ
ーザチューブであり、レーザ発振装置11で発振された
レーザ光はミラー14で反射され、ビームアッテネータ
15で適宜減衰率をもって減衰された後、ビームホモジ
ナイザ16でライン状のレーザビーム17とされ、アニ
ールチャンバ19に設けられた石英ウィンドー18を介
してアニールチャンバ19内のトレイ21上に載置され
た半導体基板20に照射される。しかるに、トレイ21
はトレイ駆動装置22によって2次元走査されるため、
該走査によりレーザビーム17を半導体基板20の表面
全面に照射することができるものである。
【0061】上記のような構成のレーザアニール装置に
あって、上記図5で示した光強度波形の半値幅が50
[nS]のレーザ光をレーザ発振装置11で発振させ、
レーザ出力を調整してエネルギ密度を変化させた場合に
得られる結晶粒径の特性例を図9(A)に示す。同図
(A)中、実線αが半値幅50[nS]の場合、破線β
が従来と同様の半値幅20[nS]の場合であり、半値
幅を大きくすることで、低いエネルギでも従来と同等の
アニール効果が得られ、特に半値幅50[nS]の場合
にはエネルギ密度350[mJ/cm2 ]で結晶粒径の
目標値である0.4[μm]を得ることができることが
わかる。
【0062】また、図9(B)は、エネルギ密度を35
0[mJ/cm2 ]固定とし、光強度波形の半値幅を変
化設定した場合に得られる結晶粒径の特性例を示すもの
である。上述した如く半値幅50[nS]で結晶粒径の
目標値である0.4[μm]を得、当然ながら半値幅を
さらに長く設定することで、より結晶粒径を拡大させる
ことが可能であることがわかる。
【0063】次いで、上記のようなレーザアニール装置
によって実際に薄膜トランジスタを製造する場合につい
て説明する。図10は、ガラス基板31上にSi0x ま
たはSiNx からなるアンダーコート層32をプラズマ
CVD法で形成した後、アモルファスシリコン33(a
−Si)を例えば50[nm]だけプラズマCVD法で
形成した状態を示す。ここでは、基板のサイズは例えば
300[mm]×400[mm]とする。
【0064】ここで、図中に矢印Lで示す如く上記レー
ザアニール装置によるアニールプロセスを施すものとす
る。エキシマレーザの照射サイズは200[mm]×
0.4[mm]の線状ビームとし、基板上でのエネルギ
密度は350[mJ/cm2 ]、オーバラップ率は90
[%]となるように設定する。レーザの繰返し周波数を
200[Hz]、基板を乗せたトレイ21をトレイ駆動
装置22により0.8[mm/S]で走査移動させて、
基板全面に上記エキシマレーザによるアニールを施す。
【0065】こうしてアニールプロセスをa−Si33
に施すことにより、平均結晶粒径を0.4[μm]以上
とし、それにより平均電子移動度100[cm2 /V・
S]を達成し、さらにa−Siを脱水素してポリシリコ
ンに改質することができる。このポリシリコン膜で図1
1に示すようなアクティブマトリクスパネルを得ること
ができる。
【0066】すなわち、図11は駆動部と画素部とを同
一基板内に作成したアクティブマトリクスパネルの回路
構造を示す。図中、40が上記アンダーコート層32を
形成したガラス基板31と同じ材質の透明な絶縁基板、
41がP型TFT(薄膜トランジスタ)のチャネル領
域、42,43がN型TFTのチャネル領域であり、こ
れら各チャネル領域41〜43が上記図10のa−Si
33に相当するもので、上述したアニールプロセスによ
ってポリシリコンに改質されたものである。
【0067】また、44〜46はゲート絶縁膜、47〜
49はゲート電極、51,52がP型TFTのソース・
ドレイン領域、53〜56がN型TFTのソース・ドレ
イン領域、59が層間絶縁膜、60,60,…が配線、
61が透明導電膜による画素電極であり、62が完成さ
れたドライバ回路部のP型TFT、63が同N型TF
T、64が完成された画素マトリクス部の画素TFTで
ある。
【0068】このような回路構造は通常のフォトリソグ
ラフィ工程で作成されるものであり、特に本発明のアニ
ールプロセスで作成した各チャネル領域41〜43の電
子移動度が高いので、駆動電圧を低く設定することがで
き、充分実用に耐え得るものとすることができる。
【0069】図12は上記のように形成したアクティブ
マトリクスパネルを用いて構成した液晶表示パネルの部
分構成を例示するもので、上記画素TFT64及び画素
電極61を含む全面が絶縁膜65で被覆され、その上に
液晶材66が透明導電膜層を含む対向電極67及び透明
基板68間に封入されて構成される。なお、スペーサ、
カラーフィルタ、ブラックマトリックス等は不図示であ
る。
【0070】このような構造とすることにより、上記図
11でも示した如く画素マトリクス部をドライバ回路部
と一体にして構成したために、液晶表示パネル全体とし
ての厚さを抑えることができると共に、ドライバ回路を
高密度で形成可能であるので、画素ピッチも抑えて画面
の高精細化に大きく寄与することができる。そして、高
い電子移動度を得られることから、駆動部のTFTでも
高速動作を実現することができ、画面表示の高速化が可
能となる。
【0071】なお、上記実施の形態では、本発明に係る
アニールプロセスをTFTのチャネル領域に施した場合
について例示したが、これに限るものではなく、半導体
製造のアニールプロセスであれば他のどのような部位に
でも適用可能であることは言うまでもない。
【0072】例えば本発明の実施の態様においては半導
体装置としてTFTを例に説明したが、アモルファスシ
リコンをポリ化して用いるものであればCMOSやSR
AM,DRAM等に代表される他の種類の半導体装置に
用いてもよいのは勿論である。これはすなわち、本発明
の目的とするところがアモルファスシリコンを良好にポ
リ化する点にあるからである。
【0073】(第2の実施の形態)以下本発明の第2の
実施の形態について図面を参照して説明する。図13は
レーザ発振装置の等価回路を示すものであり、基本的に
は上記図1で示したものと同様であるので、同一部分に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0074】しかして、上記図1のピーキングコンデン
サ7a〜7c及びリアクトル8a〜8bに代えて、2段
構成のピーキングコンデンサ7a,7b及びこれらコン
デンサと接続されたリアクトル8a,8bを設け、予備
電離電極対9をそのうちのピーキングコンデンサ7a及
びリアクトル8aと直列接続となるように配置する。
【0075】そして、上記主放電電極対10と予備電離
電極対9とがガスレーザ媒質が封入されたガスチャンバ
(図示せず)中に配設されるものとする。ここで、主コ
ンデンサ4の容量Cmと、ピーキングコンデンサ7a,
7bの各容量C1,C2とを「Cm≒C1+C2」の関
係を満たすように設定し、またリアクトル8a,8bの
各インダクタンス値L1,L2とを「2(L1 ・C1 )
1/2 <(L2 ・C2 )1/2 」となるように設定するもの
とする。
【0076】上記のような回路構成にあって、高電圧電
源1と充電用抵抗2、主コンデンサ4、及び充電用リア
クトル5からなるループに電流が流れることで、高電圧
電源1の発生する、例えば30[kV]の高電圧が主コ
ンデンサ4に充電される。
【0077】この主コンデンサ4に充電がなされた状態
で、トリガパルスによって高電圧スイッチング素子3が
瞬間的に導通すると、主コンデンサ4、高電圧スイッチ
ング素子3、ピーキングコンデンサ7a,7b、リアク
トル8a,8b、予備電離電極対9、及び浮遊インダク
タンス6で形成されるループ回路において、その電位差
で予備電離電極対9のギャップが絶縁破壊により導通
し、主コンデンサ4に充電されていた電荷がピーキング
コンデンサ7a,7bに移動して主放電電極対10間の
電圧が上昇する。主放電電極対10間の電圧が放電破壊
電圧を越えた時点で主放電電極対10間に励起放電を生
じる。
【0078】この励起放電が生じると主放電電極対10
間の抵抗値が0.8[Ω]程度となる。このとき、上述
したように「C1<C2」且つ「L1<L2」と設定し
てあるため、励起放電直後にはまずピーキングコンデン
サ7aに蓄えられた電荷がこのピーキングコンデンサ7
a、リアクトル8a、予備電離電極対9、及び主放電電
極対10で形成されるループ回路中で励起エネルギに用
いられ、この励起放電によって主放電電極対10から第
1のレーザ光が出射される。
【0079】ピーキングコンデンサ7bに蓄えられた電
荷は、このピーキングコンデンサ7b、リアクトル8
b、及び主放電電極対10で形成されるループ回路中に
上記リアクトル8aより値の大きいリアクトル8bがあ
るため、移行速度が遅くなる。したがって、この最初の
励起にはピーキングコンデンサ7bの電荷はほとんど使
用されない。
【0080】ピーキングコンデンサ7aに蓄えられた電
荷が励起に用いられると電位が下がり、これに代わって
ピーキングコンデンサ7bに蓄えられていた電荷が上記
励起放電に遅れてこのピーキングコンデンサ7b、リア
クトル8b、予備電離電極対9、リアクトル8a、及び
ピーキングコンデンサ7aで形成されるループ回路中を
移行し、ピーキングコンデンサ7aに充電される。
【0081】こうして再びピーキングコンデンサ7aの
蓄えている電荷が増加し、電位が上昇すると、このピー
キングコンデンサ7a、リアクトル8a、予備電離電極
対9、及び主放電電極対10で形成されるループ回路中
で励起エネルギに用いられ、この励起放電によって主放
電電極対10から第2のレーザ光が出射される。
【0082】同様にして、ピーキングコンデンサ7aの
電位が下がると、ピーキングコンデンサ7bから電荷が
移行して再び電位が上昇し、第3のレーザ光が出射され
る。ただし、第2のレーザ光を出射した際のピーキング
コンデンサ7bの電荷が少なく、例えばエキシマレーザ
で1[MW/cm3 ]程度必要な、ガスを発振状態まで
励起できないときは、第3のレーザ光は出射されない。
【0083】図14(a)は上記動作時の主放電電極対
10間の電圧波形であり、図14(b)は主放電電極対
10から発振されるレーザ光の光強度波形を示すもので
ある。放電後に電圧が上昇する時間は、ピーキングコン
デンサ7aの容量C1とリアクトル8aの値L1とで求
められる次式 sinh(SQR(1/(L1・C1))) …(1) に比例し、ピーキングコンデンサ7bからピーキングコ
ンデンサ7aへの充電時間は次式 sinh(SQR(1/(L1+L2)・(C1+C2))) …(2) に比例する。
【0084】レーザ光は、図14(a)の電圧波形にお
いて立上がりの途中から出射される。第2のパルス光を
得るためには、上記(1)式からピーキングコンデンサ
7aでの電位が0[V]となる時間が経過する前に上記
(2)式に基づいてピーキングコンデンサ7bから電荷
を注入する必要があり、且つそのときのエネルギが1
[MW/cm3 ]以上とならなければならないので、そ
のように各素子の値を設定するものとする。
【0085】このように、時間ΔTの間隔を有する2発
のパルスを連続して発振させることにより、このレーザ
発振措置をレーザアニール装置に適用した場合、半導体
製造のアニールプロセスにおいて、アニール対象が蒸発
などしてしまうことなく、非結晶物質の結晶化や結晶粒
径の向上等、良好な結果を得ることができるようになる
ものである。
【0086】なお、上記図13の回路構成では、励起回
路の回路定数によって、連続したレーザ光のパルスの間
隔が決まってしまうと共に、放電電圧波形が変化するた
めにレーザ出力も変化してしまうこととなる。そこで、
放電回路定数を変えずに、連続したレーザ光のパルスの
間隔を設定することが可能なものについて、第2の実施
の形態の変形例として説明する。
【0087】図15はその回路構成を示すもので、基本
的には上記図13で示したものと同様であるので、同一
部分には同一符号を付してその説明は省略する。しかし
て、上記図13の浮遊インダクタンス6の位置に代え
て、予備電離電極対9のリアクトル8aと接続されてい
ない一方側とリアクトル8bのピーキングコンデンサ7
bと接続されていない端部との間に、リアクトル6a及
び可飽和リアルトル6bを並列接続する。
【0088】ここで、主コンデンサ4の容量Cmとピー
キングコンデンサ7a,7bの各容量C1,C2とを
「Cm≒C1+C2」の関係を満たすように設定し、ま
たリアクトル8a,8bの各インダクタンス値L1,L
2、リアクトル6aの各インダクタンス値Lsとを「2
(L1 ・C1 )1/2 <((L2 +Ls)・C2 )1/2
となるように設定するものとする。の合計とが略等し
く、且つ「C1<C2」となるように設定する。
【0089】さらに、リアクトル8a,8bの値をL
1,L2、リアクトル6aの値をL4とすると「L1<
L2」且つ「L1=L4」且つ「L1+L4<L2」と
なるように設定するものとする。
【0090】上記のような回路構成にあって、高電圧電
源1と充電用抵抗2、主コンデンサ4、及び充電用リア
クトル5からなるループ回路中に電流が流れることで、
高電圧電源1の発生する、例えば30[kV]の高電圧
が主コンデンサ4に充電される。
【0091】この主コンデンサ4に充電がなされた状態
で、トリガパルスによって高電圧スイッチング素子3が
瞬間的に導通すると、主コンデンサ4、高電圧スイッチ
ング素子3、ピーキングコンデンサ7a,7b、リアク
トル8a,8b、予備電離電極対9、及びリアクトル6
aで形成されるループ回路において、その電位差で予備
電離電極対9のギャップが絶縁破壊により導通し、主コ
ンデンサ4に充電されていた電荷がピーキングコンデン
サ7a,7bに移動して主放電電極対10間の電圧が上
昇する。主放電電極対10間の電圧が放電破壊電圧を越
えた時点で主放電電極対10間に励起放電を生じる。
【0092】この励起放電が生じると主放電電極対10
間の抵抗値が0.8[Ω]程度となる。このとき、上述
したように「C1<C2」且つ「L1<L2」と設定し
てあるため、励起放電直後にはまずピーキングコンデン
サ7aに蓄えられた電荷がこのピーキングコンデンサ7
a、リアクトル8a、予備電離電極対9、及び主放電電
極対10で形成されるループ回路中で励起エネルギに用
いられ、この励起放電によって主放電電極対10から第
1のレーザ光が出射される。
【0093】ピーキングコンデンサ7bに蓄えられた電
荷は、このピーキングコンデンサ7b、リアクトル8
b、リアクトル6a、及び主放電電極対10で形成され
るループ回路中に上記リアクトル8aより値の大きいリ
アクトル8b及びリアクトル8aと同等のリアクトル6
aがあるため、移行速度が遅くなる。したがって、この
最初の励起にはピーキングコンデンサ7bの電荷はほと
んど使用されない。
【0094】ピーキングコンデンサ7aに蓄えられた電
荷が励起に用いられると電位が下がる。このとき、可飽
和リアルトル6bが飽和し、飽和時のリアクトルがイン
ダクタンス6aの1/5程度まで充分小さくなると、ピ
ーキングコンデンサ7bに蓄えられていた電荷が急激に
このピーキングコンデンサ7b、リアクトル8b、可飽
和リアルトル6b、予備電離電極対9、リアクトル8
a、及びピーキングコンデンサ7aで形成されるループ
回路中を移行し、ピーキングコンデンサ7aに充電され
る。
【0095】こうして再びピーキングコンデンサ7aの
蓄えている電荷が増加し、電位が上昇すると、このピー
キングコンデンサ7a、リアクトル8a、予備電離電極
対9、及び主放電電極対10で形成されるループ回路中
で励起エネルギに用いられ、この励起放電によって主放
電電極対10から第2のレーザ光が出射される。
【0096】図16(a)は上記動作時の主放電電極対
10間の電圧波形であり、図16(b)は主放電電極対
10から発振されるレーザ光の光強度波形を示すもので
ある。可飽和リアルトル6bはリアクトル6a、ピーキ
ングコンデンサ7a,7b、リアクトル8a,8bと同
様に、予備電離電極対9と主放電電極対10とが配置さ
れたガスチャンバ外に着脱自在にして設けられる。その
ため、連続して発振される第1のレーザ光と第2のレー
ザ光の時間の間隔ΔTは、この可飽和リアルトル6bの
動作タイミングにより任意に設定することができる。
【0097】このように、連続して発振されるレーザ光
パルスの時間の間隔ΔTを任意に設定可能としたこと
で、このレーザ発振装置をレーザアニール装置に適用し
た場合、アニール対象の特性に応じてより良好なアニー
ルプロセスを施すことができるようになる。
【0098】例えば、本発明の実施の態様においては半
導体装置としてTFTを例に説明したが、アモルファス
シリコンをポリ化して用いるものであればCMOSやS
RAM,DRAM等に代表される他の種類の半導体装置
に用いてもよいのは勿論である。これはすなわち、本発
明の目的とするところがアモルファスシリコンを良好に
ポリ化する点にあるからである。
【0099】また半導体基板上に設けられた銅などの金
属薄膜に対して、蒸発を防ぎながら溶融させ、この金属
薄膜による配線を形成することにも用いることができ
る。なお、本発明は上記第1及び第2の実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々変形して実施することが可能であることは言うまで
もない。
【0100】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、各リアク
トルのインダクタンス値により放電点弧時に時間差をつ
けて各ピーキングコンデンサから予備電離電極間にパル
ス電流を流すこととなり、パルスレーザ光のパルス幅及
びパルス間隔を可変にすることができる。
【0101】請求項2に係る発明によれば、上記請求項
1に係る発明の効果に加えて、1台のレーザ発振器でパ
ルス幅及びパルス間隔が可変なパルスレーザ光を発振す
ることができる。
【0102】請求項3に係る発明によれば、上記請求項
2に係る発明の効果に加えて、パルス幅が充分に長いパ
ルスレーザ光を発振することができる。請求項4に係る
発明によれば、上記請求項2に係る発明の効果に加え
て、パルス間隔が可変なパルスレーザ光を発振すること
ができる。
【0103】請求項5に係る発明によれば、上記請求項
2に係る発明の効果に加えて、励起ガスを励起するため
の励起回路の回路定数を変えずにレーザ光の出力を保ち
ながらパルス間隔の可変なパルスレーザ光を発振するこ
とができる。
【0104】請求項6に係る発明によれば、上記請求項
1に係る発明の効果に加えて、ピーキングコンデンサ及
びこのピーキングコンデンサに接続されたリアクトルの
素子定数を任意に簡便に変更することができ、これらの
素子定数を変更することで所望のパルス幅及びパルス間
隔を容易に得ながらパルスレーザ光を発振することがで
きる。
【0105】請求項7に係る発明によれば、1台のレー
ザ発振器でパルス幅及びパルス間隔が可変なパルスレー
ザ光を発振することができ、省スペース及び保守の簡易
化を図りながら被処理体に対する良好なアニール処理を
行なうことができる。
【0106】請求項8に係る発明によれば、上記請求項
7に係る発明の効果に加えて、1台のレーザ発振器でパ
ルス幅及びパルス間隔が可変なパルスレーザ光を発振
し、被処理体に対する良好なアニール処理を行なうこと
ができる。
【0107】請求項9に係る発明によれば、上記請求項
8に係る発明の効果に加えて、パルス幅が充分に長いパ
ルスレーザ光を発振し被処理体に対する良好なアニール
処理を行なうことができる。
【0108】請求項10に係る発明によれば、上記請求
項8に係る発明の効果に加えて、パルス間隔が可変なパ
ルスレーザ光を発振し被処理体に対する良好なアニール
処理を行なうことができる。
【0109】請求項11に係る発明によれば、上記請求
項8に係る発明の効果に加えて、励起ガスを励起するた
めの励起回路の回路定数を変えず、レーザ光の出力を保
ちながらパルス間隔の可変なパルスレーザ光を発振し被
処理体に対する良好なアニール処理を行なうことができ
る。
【0110】請求項12に係る発明によれば、上記請求
項7に係る発明の効果に加えて、ピーキングコンデンサ
及びこのピーキングコンデンサに接続されたリアクトル
の素子定数を任意に簡便に変更することができ、これら
の素子定数を変更することで所望のパルス幅及びパルス
間隔を容易に得ながらパルスレーザ光を発振し被処理体
に対する良好なアニール処理を行なうことができる。
【0111】請求項13に係る発明によれば、非晶質半
導体を多結晶化する際に、結晶粒径を最適な値にするこ
とができるので、半導体基板の電子移動度を高めること
が可能となる。
【0112】請求項14に係る発明によれば、非晶質半
導体を多結晶化する際に、結晶粒径を最適な値にするこ
とができるので、電子移動度が高められた、動作速度の
高い半導体装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るレーザ発振装
置の回路構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【図3】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【図4】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【図5】同実施の形態に係る動作を説明する図。
【図6】同実施の形態に係る他の回路構成を例示する
図。
【図7】同実施の形態に係る他の回路構成を例示する
図。
【図8】同実施の形態に係るレーザアニール装置の機能
構成を示す図。
【図9】同実施の形態に係るレーザアニール装置の動作
を説明する図。
【図10】同実施の形態に係る薄膜トランジスタの製造
工程を説明する図。
【図11】同実施の形態に係る薄膜トランジスタを有す
るアクティブマトリクスパネルの断面構造を例示する
図。
【図12】同実施の形態に係る薄膜トランジスタを有す
る液晶表示パネルの断面構造を例示する図。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るレーザ発振
装置の回路構成を示す図。
【図14】図13の回路の動作を説明する図。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係るレーザ発振
装置の回路構成の変形例を示す図。
【図16】図15の回路の動作を説明する図。
【図17】一般的なレーザ発振装置の回路構成を示す
図。
【図18】図17の回路の動作を説明する図。
【符号の説明】
1…高電圧電源 2…充電用抵抗 3…高電圧スイッチング素子 4…主コンデンサ 5…充電用リアクトル 6…浮遊インダクタンス 6a…リアクトル 6b…可飽和リアルトル 7,7a〜7c…ピーキングコンデンサ 8a〜8c…リアクトル 9,9′,9″…予備電離電極対 10…主放電電極対 11…レーザ発振装置 12…エキシマレーザチューブ 14…ミラー 15…ビームアッテネータ 16…ビームホモジナイザ 17…レーザビーム 18…石英ウィンドー 19…アニールチャンバ 20…半導体基板 21…トレイ 22…トレイ駆動装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/0975 H01S 3/097 D 3/0977 E Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起ガスを封入する容器と、この容器内
    に相対向して設けられた一対の主放電電極と、これら主
    放電電極に対して配置された複数対の予備電離電極と、
    これら予備電離電極間に供給する電力を充放電する主コ
    ンデンサを備えた充放電回路と、この充放電回路に電力
    を供給する電源と、上記主コンデンサからの電力を蓄電
    する上記一対の主放電電極に並列に接続されたピーキン
    グコンデンサと、このピーキングコンデンサに直列に接
    続されたリアクトルと、上記主放電電極で発生した光を
    増幅する光共振器とを具備するパルスガスレーザ発振装
    置において、 上記ピークングコンデンサは、それぞれ異なるインダク
    タンス値を持つ上記リアクトルを介して主放電電極に対
    して並列に複数段が接続された構成をとることを特徴と
    するパルスガスレーザ発振装置。
  2. 【請求項2】 上記一対の主放電電極に対して並列に複
    数段が接続された構成をとる上記主コンデンサ及び上記
    ピーキングコンデンサの各キャパシタンス値並びにこの
    ピーキングコンデンサにそれぞれ接続されたリアクトル
    の各インダクタンス値の設定を行ない、発振光強度の経
    時変化について制御することを特徴とする請求項1記載
    のパルスガスレーザ発振装置。
  3. 【請求項3】 上記ピーキングコンデンサが3つの場合
    に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 ,C3 とお
    き、これら3つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列
    接続されたリアクトルをL1 ,L2 ,L3 とおき、上記
    主コンデンサをCm とおくと、これらのピーキングコン
    デンサ及び主コンデンサの各キャパシタンス値は「C1
    ≒C2 ≒C3 」且つ「Cm ≒C1 +C2 +C3 」の関係
    を満たし、且つこれら3つのリアクトルの各インダクタ
    ンス値は「L1 <L2 <L3 」の関係を満たすことを特
    徴とする請求項2記載のパルスガスレーザ発振装置。
  4. 【請求項4】 上記ピーキングコンデンサが2つの場合
    に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 とおき、こ
    れら2つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列接続さ
    れたリアクトルをL1 ,L2 とおき、上記主コンデンサ
    Cm とおくと、これらのピーキングコンデンサ及び主コ
    ンデンサの各キャパシタンス値は「Cm ≒C1 +C2 」
    の関係を満たし、且つこれらピーキングコンデンサの各
    キャパシタンス値はとこれらリアクトルの各インダクタ
    ンス値は「2(L1 ・C1 )1/2 <(L2 ・C2 )
    1/2 」の関係を満たすことを特徴とする請求項2記載の
    パルスガスレーザ発振装置。
  5. 【請求項5】 上記ピーキングコンデンサが2つの場合
    に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 とおき、こ
    れら2つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列接続さ
    れたリアクトルをL1 ,L2 とおき、上記主コンデンサ
    をCm とおき、C1 からC2 への電気的経路上に可飽和
    リアクトルと並列に接続されたリアクトルをLs とおく
    と、これらのピーキングコンデンサ及び主コンデンサの
    各キャパシタンス値は「Cm ≒C1 +C2 」の関係を満
    たし、且つこれらピーキングコンデンサの各キャパシタ
    ンス値はとこれらリアクトルの各インダクタンス値は
    「2(L1 ・C1 )1/2 <((L2 +Ls )・C2 )
    1/2 」の関係を満たすことを特徴とする請求項2記載の
    パルスガスレーザ発振装置。
  6. 【請求項6】 上記ピーキングコンデンサ及び上記リア
    クトルは上記容器の外にあって着脱自在に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のパルスガスレーザ発
    振装置。
  7. 【請求項7】 励起ガスを封入する容器と、この容器内
    に相対向して設けられた一対の主放電電極と、これら主
    放電電極に対して配置された複数対の予備電離電極と、
    これら予備電離電極間に供給する電力を充放電する主コ
    ンデンサを備えた充放電回路と、この充放電回路に電力
    を供給する電源と、上記主コンデンサからの電力を蓄電
    する上記一対の主放電電極に並列に接続されたピーキン
    グコンデンサと、このピーキングコンデンサに直列に接
    続されたリアクトルと、上記主放電電極で発生した光を
    増幅する光共振器とを具備するパルスガスレーザ発振部
    と、被処理体が格納されるチャンバと、上記パルスガス
    レーザ発信部から出力されたパルス光を上記被処理体に
    照射する照射手段とを有するレーザアニール装置におい
    て、 上記ピーキングコンデンサは、それぞれ異なるインダク
    タンス値の上記リアクトルを介して主放電電極に対して
    並列に複数段が接続された構成をとることを特徴とする
    レーザアニール装置。
  8. 【請求項8】 上記一対の主放電電極に対して並列に複
    数段が接続された構成をとる上記主コンデンサ及び上記
    ピーキングコンデンサの各キャパシタンス値並びにこの
    ピーキングコンデンサにそれぞれ接続されたリアクトル
    の各インダクタンス値の設定を行ない、発振光強度の経
    時変化について制御することを特徴とする請求項7記載
    のレーザアニール装置。
  9. 【請求項9】 上記ピーキングコンデンサが3つの場合
    に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 ,C3 とお
    き、これら3つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列
    接続されたリアクトルをL1 ,L2 ,L3 とおき、上記
    主コンデンサをCm とおくと、これらのピーキングコン
    デンサ及び主コンデンサの各キャパシタンス値は「C1
    ≒C2 ≒C3 」且つ「Cm ≒C1 +C2 +C3 」の関係
    を満たし、且つこれら3つのリアクトルの各インダクタ
    ンス値は「L1 <L2 <L3 」の関係を満たすことを特
    徴とする請求項8記載のレーザアニール装置。
  10. 【請求項10】 上記ピーキングコンデンサが2つの場
    合に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 とおき、
    これら2つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列接続
    されたリアクトルをL1 ,L2 とおき、上記主コンデン
    サCm とおくと、これらのピーキングコンデンサ及び主
    コンデンサの各キャパシタンス値は「Cm ≒C1 +C2
    」の関係を満たし、且つこれらピーキングコンデンサ
    の各キャパシタンス値はとこれらリアクトルの各インダ
    クタンス値は「2(L1 ・C1 )1/2 <(L2 ・C2 )
    1/2 」の関係を満たすことを特徴とする請求項8記載の
    レーザアニール装置。
  11. 【請求項11】 上記ピーキングコンデンサが2つの場
    合に電気的に上記電源に近い方からC1 ,C2 とおき、
    これら2つのピーキングコンデンサにそれぞれ直列接続
    されたリアクトルをL1 ,L2 とおき、上記主コンデン
    サをCm とおき、C1 からC2 への電気的経路上に可飽
    和リアクトルと並列に接続されたリアクトルをLs とお
    くと、これらのピーキングコンデンサ及び主コンデンサ
    の各キャパシタンス値は「Cm ≒C1 +C2 」の関係を
    満たし、且つこれらピーキングコンデンサの各キャパシ
    タンス値はとこれらリアクトルの各インダクタンス値は
    「2(L1 ・C1 )1/2 <((L2 +Ls )・C2 )
    1/2 」の関係を満たすことを特徴とする請求項8記載の
    レーザアニール装置。
  12. 【請求項12】 上記ピーキングコンデンサ及び上記リ
    アクトルは上記容器の外にあって着脱自在に設けられて
    いることを特徴とする請求項7記載のレーザアニール装
    置。
  13. 【請求項13】 パルスレーザ光を用いた非晶質半導体
    基板のアニール工程を有する半導体装置の製造方法にお
    いて、 上記非晶質半導体基板の一部分に対する半値幅50[n
    S]以上のパルス幅を有するパルスレーザ光による光照
    射を繰返しながら上記パルスレーザ光を上記非晶質半導
    体基板に対して相対的に走査して上記非晶質半導体基板
    のアニールを行なうことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 非晶質半導体基板の一部分に対する半
    値幅50[nS]以上のパルス幅を有するパルスレーザ
    光による光照射を繰返しながら上記パルスレーザ光を上
    記非晶質半導体基板に対して相対的に走査してアニール
    の行なわれた多結晶半導体基板を用いることを特徴とす
    る半導体装置。
JP16458396A 1996-06-25 1996-06-25 パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置 Pending JPH1012950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16458396A JPH1012950A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16458396A JPH1012950A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1012950A true JPH1012950A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15795937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16458396A Pending JPH1012950A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1012950A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000004572A1 (en) * 1998-07-17 2000-01-27 Sony Corporation Method for manufacturing thin film semiconductor device, method for manufacturing display, method for manufacturing thin film transistor, and method for forming semiconductor thin film
WO2014156818A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 国立大学法人九州大学 レーザアニール装置
JPWO2018025394A1 (ja) * 2016-08-05 2019-05-23 ギガフォトン株式会社 ガスレーザ装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000004572A1 (en) * 1998-07-17 2000-01-27 Sony Corporation Method for manufacturing thin film semiconductor device, method for manufacturing display, method for manufacturing thin film transistor, and method for forming semiconductor thin film
US6653179B1 (en) 1998-07-17 2003-11-25 Sony Corporation Method for manufacturing a thin film semiconductor device, method for manufacturing a display device, method for manufacturing a thin film transistors, and method for forming a semiconductor thin film
WO2014156818A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 国立大学法人九州大学 レーザアニール装置
KR20150133697A (ko) * 2013-03-27 2015-11-30 고쿠리쓰다이가쿠호진 규슈다이가쿠 레이저 어닐링 장치
JPWO2014156818A1 (ja) * 2013-03-27 2017-02-16 国立大学法人九州大学 レーザアニール装置
JPWO2018025394A1 (ja) * 2016-08-05 2019-05-23 ギガフォトン株式会社 ガスレーザ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3353253B2 (ja) 気体パルスレーザーのプレイオン化装置
USRE37993E1 (en) Laser processing method
US6455359B1 (en) Laser-irradiation method and laser-irradiation device
USRE48398E1 (en) Process and system for uniformly crystallizing amorphous silicon substrate by fiber laser
KR0153823B1 (ko) 반도체 소자 제조 방법
US7569441B2 (en) Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, and method for manufacturing semiconductor device
US6955956B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor device
US7485586B2 (en) Laser irradiating apparatus and method of manufacturing semiconductor apparatus
US6599790B1 (en) Laser-irradiation method and laser-irradiation device
US7842589B2 (en) Laser irradiation apparatus with means for applying magnetic field
EP1537938A2 (en) Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, and method for manufacturing semiconductor device
JPS6224959B2 (ja)
JP2001110743A (ja) 半導体デバイス及びその作製方法
JPH1012549A (ja) パルスガスレーザ発振装置、レーザアニール装置、半導体装置の製造方法、及び半導体装置
JPH1064842A (ja) レーザー照射方法およびレーザー照射装置
US7585714B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device, semiconductor device, and laser irradiation apparatus
JP3105488B2 (ja) レーザー処理方法
CN101160698A (zh) 极高能、高稳定性的气体放电激光的表面处理系统
JP6920316B2 (ja) レーザ装置およびレーザアニール装置
JP2001091970A (ja) 液晶ディスプレイパネルの製造方法
KR20180131667A (ko) 고체 레이저 결정화 장치
KR101123820B1 (ko) 초고에너지 고안정성 가스 방전 레이저 표면 처리 시스템
JPH11163447A (ja) パルスガスレーザ発振装置とそれを用いたレーザアニール装置
JP2002270510A (ja) 半導体装置の作製方法
Paetzel et al. Laser annealing of LTPS