JPH10129560A - 自動2輪車の車体フレーム - Google Patents
自動2輪車の車体フレームInfo
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- JPH10129560A JPH10129560A JP8288384A JP28838496A JPH10129560A JP H10129560 A JPH10129560 A JP H10129560A JP 8288384 A JP8288384 A JP 8288384A JP 28838496 A JP28838496 A JP 28838496A JP H10129560 A JPH10129560 A JP H10129560A
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- Japan
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- main pipe
- pipe portion
- body frame
- joint member
- head pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体フレームの主部材を構成するヘッドパイ
プ部とメインパイプ部との結合を、溶接による熱の影響
をなくして容易に行なえるようにした自動2輪車の車体
フレームを提供する。 【解決手段】 ハンドル回転軸を回転自在に支承するヘ
ッドパイプ部2が鋳造により形成され、該ヘッドパイプ
部2に連なり後方へ伸長するメインパイプ部3が異種部
材により形成され、これら両部が結合されて主部材1と
される自動2輪車の車体フレームにおいて、前記メイン
パイプ部3の先端部15をジョイント部材8に鋳ぐるみ一
体とした後、該ジョイント部材8と前記ヘッドパイプ部
2とをボルト結合したことを特徴とする自動2輪車の車
体フレームである。
プ部とメインパイプ部との結合を、溶接による熱の影響
をなくして容易に行なえるようにした自動2輪車の車体
フレームを提供する。 【解決手段】 ハンドル回転軸を回転自在に支承するヘ
ッドパイプ部2が鋳造により形成され、該ヘッドパイプ
部2に連なり後方へ伸長するメインパイプ部3が異種部
材により形成され、これら両部が結合されて主部材1と
される自動2輪車の車体フレームにおいて、前記メイン
パイプ部3の先端部15をジョイント部材8に鋳ぐるみ一
体とした後、該ジョイント部材8と前記ヘッドパイプ部
2とをボルト結合したことを特徴とする自動2輪車の車
体フレームである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、自動2輪車の車体
フレームに関し、特にそのフレームの主部材を構成する
ヘッドパイプ部とメインパイプ部との結合を、溶接によ
る熱の影響をなくして容易に行なえるようにした自動2
輪車の車体フレームに関する。
フレームに関し、特にそのフレームの主部材を構成する
ヘッドパイプ部とメインパイプ部との結合を、溶接によ
る熱の影響をなくして容易に行なえるようにした自動2
輪車の車体フレームに関する。
【0002】
【従来技術】従来の自動2輪車の車体フレームとして、
図17に図示されるものがある。このものにおいては、
ヘッドパイプ部02とピボットプレート部04とが鋳造によ
り形成され、メインパイプ部03が異種部材の押出し成形
により形成され、これらが溶接治具にセットされて、ヘ
ッドパイプ部02とメインパイプ部03とが図のa部におい
て、また、ピボットプレート部04とメインパイプ部03と
が図のb部において、それぞれ溶接により結合されて、
車体フレームの主要部分が構成されている。
図17に図示されるものがある。このものにおいては、
ヘッドパイプ部02とピボットプレート部04とが鋳造によ
り形成され、メインパイプ部03が異種部材の押出し成形
により形成され、これらが溶接治具にセットされて、ヘ
ッドパイプ部02とメインパイプ部03とが図のa部におい
て、また、ピボットプレート部04とメインパイプ部03と
が図のb部において、それぞれ溶接により結合されて、
車体フレームの主要部分が構成されている。
【0003】また、他の従来の自動2輪車の車体フレー
ムとして、特開平4−55185号公報、特開平4−5
5186号公報に記載されたものがある。これらのもの
においては、車体フレームを構成する各要素(各パイプ
部要素)は、これら構成要素間の結合部にそれぞれ係合
部を有しており、該係合部が接着剤もしくはボルトによ
り各構成要素に固着されることにより、車体フレームが
構成されるようになっている。
ムとして、特開平4−55185号公報、特開平4−5
5186号公報に記載されたものがある。これらのもの
においては、車体フレームを構成する各要素(各パイプ
部要素)は、これら構成要素間の結合部にそれぞれ係合
部を有しており、該係合部が接着剤もしくはボルトによ
り各構成要素に固着されることにより、車体フレームが
構成されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に図示される従来のものにあっては、自動2輪車の車体
フレームを構成する各要素間の結合が溶接により行なわ
れるため、熱の影響による材料強度の低下や、熱歪みに
よる寸法精度の低下の問題があり、また、溶接の品質が
安定しにくく、溶接後にハンド修正が必要であったり、
スパッタの除去が必要であるなど、溶接後の仕上げ作業
に多くの労力を要していた。さらに、前記のような構成
要素の結合により構成される車体フレームの部分は、外
部に露出する部分であることが多く、このため、その結
合部の溶接は、美観を損なわないようになされる必要が
あり、溶接作業に熟練度を要していた。これらにより、
車体フレームの製造がコストの高いものとなっていた。
に図示される従来のものにあっては、自動2輪車の車体
フレームを構成する各要素間の結合が溶接により行なわ
れるため、熱の影響による材料強度の低下や、熱歪みに
よる寸法精度の低下の問題があり、また、溶接の品質が
安定しにくく、溶接後にハンド修正が必要であったり、
スパッタの除去が必要であるなど、溶接後の仕上げ作業
に多くの労力を要していた。さらに、前記のような構成
要素の結合により構成される車体フレームの部分は、外
部に露出する部分であることが多く、このため、その結
合部の溶接は、美観を損なわないようになされる必要が
あり、溶接作業に熟練度を要していた。これらにより、
車体フレームの製造がコストの高いものとなっていた。
【0005】また、前記各公報記載の従来のものにあっ
ては、自動2輪車の車体フレームを構成する各要素間の
結合が溶接により行なわれていないため、前記のような
問題は生じないが、各構成要素間に介在させられる係合
部があるので、構造が複雑となり、強度が弱くなり、ま
た、外観商品性が損なわれるという難点がある。
ては、自動2輪車の車体フレームを構成する各要素間の
結合が溶接により行なわれていないため、前記のような
問題は生じないが、各構成要素間に介在させられる係合
部があるので、構造が複雑となり、強度が弱くなり、ま
た、外観商品性が損なわれるという難点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明
は、このような難点を解決した自動2輪車の車体フレー
ムであり、その請求項1に記載された発明は、ハンドル
回転軸を回転自在に支承するヘッドパイプ部が鋳造によ
り形成され、該ヘッドパイプ部に連なり後方へ伸長する
メインパイプ部が異種部材により形成され、これら両部
が結合されて主部材とされる自動2輪車の車体フレーム
において、前記メインパイプ部の先端部をジョイント部
材に鋳ぐるみ一体とした後、該ジョイント部材と前記ヘ
ッドパイプ部とをボルト結合したことを特徴とする自動
2輪車の車体フレームである。
は、このような難点を解決した自動2輪車の車体フレー
ムであり、その請求項1に記載された発明は、ハンドル
回転軸を回転自在に支承するヘッドパイプ部が鋳造によ
り形成され、該ヘッドパイプ部に連なり後方へ伸長する
メインパイプ部が異種部材により形成され、これら両部
が結合されて主部材とされる自動2輪車の車体フレーム
において、前記メインパイプ部の先端部をジョイント部
材に鋳ぐるみ一体とした後、該ジョイント部材と前記ヘ
ッドパイプ部とをボルト結合したことを特徴とする自動
2輪車の車体フレームである。
【0007】請求項1に記載された発明は、前記のよう
に構成されているので、ヘッドパイプ部とメインパイプ
部とを結合するに当たって、ジョイント部材を使用する
が、該ジョイント部材は、メインパイプ部の先端部を鋳
ぐるむことによって一体化されており、かつ、ヘッドパ
イプ部とはボルト結合により強固に結合されるので、構
造が簡素化され、外観商品性が向上するとともに、強度
も保持される。また、溶接が行なわれないので、溶接の
ために従来行なわれていた溶接前後の作業時間が節約さ
れ、全体として作業時間が短縮されて、製造コストが低
減する。さらに、溶接の熱の影響による材料強度の低下
や、熱歪みによる寸法精度の低下の問題がなくなり、品
質が安定する。
に構成されているので、ヘッドパイプ部とメインパイプ
部とを結合するに当たって、ジョイント部材を使用する
が、該ジョイント部材は、メインパイプ部の先端部を鋳
ぐるむことによって一体化されており、かつ、ヘッドパ
イプ部とはボルト結合により強固に結合されるので、構
造が簡素化され、外観商品性が向上するとともに、強度
も保持される。また、溶接が行なわれないので、溶接の
ために従来行なわれていた溶接前後の作業時間が節約さ
れ、全体として作業時間が短縮されて、製造コストが低
減する。さらに、溶接の熱の影響による材料強度の低下
や、熱歪みによる寸法精度の低下の問題がなくなり、品
質が安定する。
【0008】また、請求項2記載のように請求項1記載
の発明を構成することにより、鋳造後、メインパイプ部
のジョイント部材からの抜け出しが防止される。
の発明を構成することにより、鋳造後、メインパイプ部
のジョイント部材からの抜け出しが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図11に図示さ
れる請求項1および請求項2記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。これらの図において、自動2輪車の車
体フレームは、ハンドル回転軸を回転自在に支承するヘ
ッドパイプ部2と、該ヘッドパイプ部2に連なり後方へ
伸長する左右一対のメインパイプ部3とを備え、これら
が結合されて主部材1とされており、該メインパイプ部
3の後方には、さらに略上下方向へ伸長する左右一対の
ピボットプレート部4が連なっている。
れる請求項1および請求項2記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。これらの図において、自動2輪車の車
体フレームは、ハンドル回転軸を回転自在に支承するヘ
ッドパイプ部2と、該ヘッドパイプ部2に連なり後方へ
伸長する左右一対のメインパイプ部3とを備え、これら
が結合されて主部材1とされており、該メインパイプ部
3の後方には、さらに略上下方向へ伸長する左右一対の
ピボットプレート部4が連なっている。
【0010】前記ヘッドパイプ部2は、通常はアルミ材
を用いて、鋳造により形成され、その前部に図示されな
いハンドル回転軸が挿通される孔6が、また、その後部
左右の斜め後方に指向する面7(左方の面のみ図示)に
は、後述する態様で左右一対のメインパイプ部3の先端
部15が結合されている。
を用いて、鋳造により形成され、その前部に図示されな
いハンドル回転軸が挿通される孔6が、また、その後部
左右の斜め後方に指向する面7(左方の面のみ図示)に
は、後述する態様で左右一対のメインパイプ部3の先端
部15が結合されている。
【0011】また、前記メインパイプ部3は、図2ない
し図5、図7および図8に詳細に図示されるように、通
常は前記ヘッドパイプ部2とは異なるアルミ材を用い
て、これを目の字状に押出し成形して得られる直管9を
曲げ加工し、その両端部15、16の両側面にエンボス加工
により凹部(抜止め部)10を複数形成し、さらに、その
両端にキャップ11を圧入、被冠させることにより形成さ
れる。なお、これらの図に図示されるメインパイプ部3
は、車体の左側に使用されるものであり、車体の右側に
使用されるメインパイプ部3は、同図のものと左右対称
に形成される。
し図5、図7および図8に詳細に図示されるように、通
常は前記ヘッドパイプ部2とは異なるアルミ材を用い
て、これを目の字状に押出し成形して得られる直管9を
曲げ加工し、その両端部15、16の両側面にエンボス加工
により凹部(抜止め部)10を複数形成し、さらに、その
両端にキャップ11を圧入、被冠させることにより形成さ
れる。なお、これらの図に図示されるメインパイプ部3
は、車体の左側に使用されるものであり、車体の右側に
使用されるメインパイプ部3は、同図のものと左右対称
に形成される。
【0012】さらに、前記ピボットプレート部4は、車
体フレームの略中央部に位置して、その後方部には図示
されないリアフレームの前端部が、また、その上下部に
はクロスパイプ5等のブリッジ部の端部が連結されて、
車体フレームの構成要素全体を1つのまとまった構造体
に結び付ける役目をしており、その上方前部には、前記
メインパイプ部3の後端部16との結合部をなす接続部12
が形成されている。そして、該ピボットプレート部4
も、前記ヘッドパイプ部2と同様の材料を用いて、鋳造
により形成される。17は、ピボットプレート部4の上下
部に形成され、上下のクロスパイプ5の端部の孔18とと
もに、ボルトが挿通される孔であり、これらの孔にボル
トが挿通され、該ボルトにナットが螺着されることによ
り、上下のクロスパイプ5がピボットプレート部4に連
結される。
体フレームの略中央部に位置して、その後方部には図示
されないリアフレームの前端部が、また、その上下部に
はクロスパイプ5等のブリッジ部の端部が連結されて、
車体フレームの構成要素全体を1つのまとまった構造体
に結び付ける役目をしており、その上方前部には、前記
メインパイプ部3の後端部16との結合部をなす接続部12
が形成されている。そして、該ピボットプレート部4
も、前記ヘッドパイプ部2と同様の材料を用いて、鋳造
により形成される。17は、ピボットプレート部4の上下
部に形成され、上下のクロスパイプ5の端部の孔18とと
もに、ボルトが挿通される孔であり、これらの孔にボル
トが挿通され、該ボルトにナットが螺着されることによ
り、上下のクロスパイプ5がピボットプレート部4に連
結される。
【0013】以上のようにして構成されるヘッドパイプ
部2と左側メインパイプ部3とを結合する方法につい
て、次に説明する。先ず、前記のようにして形成された
左側メインパイプ部3を、図10に図示されるように、
上型13および下型14からなる鋳型にセットし、その先端
部15を後述するジョイント部材8を形成するための鋳型
空間19に、また、その後端部16を左側ピボットプレート
部4を形成するための鋳型空間20に、それぞれ突出させ
る。なお、左側メインパイプ部3の略中央部分は、鋳型
外に露出させておく。
部2と左側メインパイプ部3とを結合する方法につい
て、次に説明する。先ず、前記のようにして形成された
左側メインパイプ部3を、図10に図示されるように、
上型13および下型14からなる鋳型にセットし、その先端
部15を後述するジョイント部材8を形成するための鋳型
空間19に、また、その後端部16を左側ピボットプレート
部4を形成するための鋳型空間20に、それぞれ突出させ
る。なお、左側メインパイプ部3の略中央部分は、鋳型
外に露出させておく。
【0014】次いで、前記鋳型空間19、鋳型空間20に、
それぞれ鋳湯を注げば、ジョイント部材8および左側ピ
ボットプレート部4が造形されると同時に、これらのジ
ョイント部材8および左側ピボットプレート部4は、左
側メインパイプ部3の先端部15および後端部16を鋳ぐる
むので、鋳湯の固化後、これらを鋳型から取り出せば、
ジョイント部材8および左側ピボットプレート部4が左
側メインパイプ部3と一体に形成されたもの(左側サブ
フレーム)が得られる。ここで、前記ジョイント部材8
には、後述するヘッドパイプ部2の左側の面7に形成さ
れるねじ穴21と対応する位置に、ボルト挿通用の孔22が
複数形成されている。また、左側ピボットプレート部4
には、前記したボルト挿通用の孔17がその上下部に形成
されている。なお、これらの孔22、孔17は、鋳造後、機
械加工により形成されてもよい。
それぞれ鋳湯を注げば、ジョイント部材8および左側ピ
ボットプレート部4が造形されると同時に、これらのジ
ョイント部材8および左側ピボットプレート部4は、左
側メインパイプ部3の先端部15および後端部16を鋳ぐる
むので、鋳湯の固化後、これらを鋳型から取り出せば、
ジョイント部材8および左側ピボットプレート部4が左
側メインパイプ部3と一体に形成されたもの(左側サブ
フレーム)が得られる。ここで、前記ジョイント部材8
には、後述するヘッドパイプ部2の左側の面7に形成さ
れるねじ穴21と対応する位置に、ボルト挿通用の孔22が
複数形成されている。また、左側ピボットプレート部4
には、前記したボルト挿通用の孔17がその上下部に形成
されている。なお、これらの孔22、孔17は、鋳造後、機
械加工により形成されてもよい。
【0015】次いで、同様の方法により、ヘッドパイプ
部2および右側ピボットプレート部4が右側メインパイ
プ部3と一体に形成されたもの(右側サブフレーム)を
製造する(図1参照)。このためには、前記の鋳型とは
左右対称の鋳型で、ジョイント部材8を形成するための
鋳型空間19のみがヘッドパイプ部2を形成するための鋳
型空間(図示されず)に置き換えられた鋳型を用いて、
同様に行なえばよい。なお、該ヘッドパイプ部2の左側
の面7には、鋳造後、前記ジョイント部材8のボルト挿
通用の孔22と対応する位置に、所要径のボルトのねじ部
が螺合されるねじ穴21が加工形成される。
部2および右側ピボットプレート部4が右側メインパイ
プ部3と一体に形成されたもの(右側サブフレーム)を
製造する(図1参照)。このためには、前記の鋳型とは
左右対称の鋳型で、ジョイント部材8を形成するための
鋳型空間19のみがヘッドパイプ部2を形成するための鋳
型空間(図示されず)に置き換えられた鋳型を用いて、
同様に行なえばよい。なお、該ヘッドパイプ部2の左側
の面7には、鋳造後、前記ジョイント部材8のボルト挿
通用の孔22と対応する位置に、所要径のボルトのねじ部
が螺合されるねじ穴21が加工形成される。
【0016】そして、以上のようにして製造された左側
サブフレームのジョイント部材8に形成された孔22を、
右側サブフレームのヘッドパイプ部2に形成されたねじ
穴21に符合させて、孔22の側からねじ穴21にボルトをね
じ込めば、ヘッドパイプ部2と左側メインパイプ部3と
が結合されることとなる。また、これにより、ヘッドパ
イプ部2と左右側メインパイプ部3、3とが一体に結合
されることとなる。
サブフレームのジョイント部材8に形成された孔22を、
右側サブフレームのヘッドパイプ部2に形成されたねじ
穴21に符合させて、孔22の側からねじ穴21にボルトをね
じ込めば、ヘッドパイプ部2と左側メインパイプ部3と
が結合されることとなる。また、これにより、ヘッドパ
イプ部2と左右側メインパイプ部3、3とが一体に結合
されることとなる。
【0017】なお、左側ピボットプレート部4と右側ピ
ボットプレート部4とを一体に結合するには、両者間に
クロスパイプ5を介在させて、該クロスパイプ5の孔18
とピボットプレート部4の孔17とにボルトを挿通し、該
ボルトにナットを螺着することにより行なう。
ボットプレート部4とを一体に結合するには、両者間に
クロスパイプ5を介在させて、該クロスパイプ5の孔18
とピボットプレート部4の孔17とにボルトを挿通し、該
ボルトにナットを螺着することにより行なう。
【0018】本実施形態は、前記のように構成されてい
るので、ヘッドパイプ部2と左側メインパイプ部3とを
結合するに当たって、ジョイント部材8を使用するが、
該ジョイント部材8は、メインパイプ部3の先端部15を
鋳ぐるむことによって一体化されており、かつ、ヘッド
パイプ部2とはボルト結合により強固に結合されるの
で、構造が簡素化され、外観商品性が向上するととも
に、強度も保持される。また、溶接が行なわれないの
で、溶接のために従来行なわれていた、溶接治具への取
付け、スパッタの除去等の溶接前後の作業時間が節約さ
れ、全体として作業時間が短縮されて、製造コストが低
減する。さらに、溶接の熱の影響による材料強度の低下
や、熱歪みによる寸法精度の低下の問題がなくなり、品
質が安定する。
るので、ヘッドパイプ部2と左側メインパイプ部3とを
結合するに当たって、ジョイント部材8を使用するが、
該ジョイント部材8は、メインパイプ部3の先端部15を
鋳ぐるむことによって一体化されており、かつ、ヘッド
パイプ部2とはボルト結合により強固に結合されるの
で、構造が簡素化され、外観商品性が向上するととも
に、強度も保持される。また、溶接が行なわれないの
で、溶接のために従来行なわれていた、溶接治具への取
付け、スパッタの除去等の溶接前後の作業時間が節約さ
れ、全体として作業時間が短縮されて、製造コストが低
減する。さらに、溶接の熱の影響による材料強度の低下
や、熱歪みによる寸法精度の低下の問題がなくなり、品
質が安定する。
【0019】さらに、左側メインパイプ部3の先端部15
および後端部16の両側面には、前記のとおり、凹部10が
形成されているので、これらの部分をジョイント部材8
や左側ピボットプレート部4で鋳ぐるむに際しては、鋳
湯が該凹部10に導入されて、鋳湯の固化後、ジョイント
部材8および左側ピボットプレート部4が左側メインパ
イプ部3の両端部から抜け出ることが防止される(図9
参照)。
および後端部16の両側面には、前記のとおり、凹部10が
形成されているので、これらの部分をジョイント部材8
や左側ピボットプレート部4で鋳ぐるむに際しては、鋳
湯が該凹部10に導入されて、鋳湯の固化後、ジョイント
部材8および左側ピボットプレート部4が左側メインパ
イプ部3の両端部から抜け出ることが防止される(図9
参照)。
【0020】以上の実施形態において、ヘッドパイプ部
2と左側メインパイプ部3とを結合するのに、ジョイン
ト部材8に形成された孔22をヘッドパイプ部2に形成さ
れたねじ穴21に符合させて、孔22の側からねじ穴21にボ
ルトをねじ込むことによって行なったが、ねじ穴21をボ
ルト挿通孔に換え、背後からナットを当てがって、ボル
トとナットのねじ結合により結合するようにしてもよ
い。
2と左側メインパイプ部3とを結合するのに、ジョイン
ト部材8に形成された孔22をヘッドパイプ部2に形成さ
れたねじ穴21に符合させて、孔22の側からねじ穴21にボ
ルトをねじ込むことによって行なったが、ねじ穴21をボ
ルト挿通孔に換え、背後からナットを当てがって、ボル
トとナットのねじ結合により結合するようにしてもよ
い。
【0021】また、左側メインパイプ部3の両端部に形
成された凹部10に換えて、図12に図示されるように、
プラグ(突起)23を溶接して、これを抜止め部としても
よい。あるいは、図13および図14に図示されるよう
に、凹部10の位置に孔を穿設し、ここにリベット24を挿
通してカシメることにより、鋳ぐるみ面に凸部を形成し
て、これを抜止め部としてもよい。
成された凹部10に換えて、図12に図示されるように、
プラグ(突起)23を溶接して、これを抜止め部としても
よい。あるいは、図13および図14に図示されるよう
に、凹部10の位置に孔を穿設し、ここにリベット24を挿
通してカシメることにより、鋳ぐるみ面に凸部を形成し
て、これを抜止め部としてもよい。
【0022】さらに、左側メインパイプ部3の先端部14
および後端部15の上下面に、図15および図16に図示
されるように、溝25を形成して、これらの部分をジョイ
ント部材8や左側ピボットプレート部4で鋳ぐるむに際
し、ここにも鋳湯が導入されるようにして、これによ
り、ジョイント部材8および左側ピボットプレート部4
と左側メインパイプ部3の両端部との結合の強化を図る
ようにしてもよい。
および後端部15の上下面に、図15および図16に図示
されるように、溝25を形成して、これらの部分をジョイ
ント部材8や左側ピボットプレート部4で鋳ぐるむに際
し、ここにも鋳湯が導入されるようにして、これによ
り、ジョイント部材8および左側ピボットプレート部4
と左側メインパイプ部3の両端部との結合の強化を図る
ようにしてもよい。
【図1】本願の請求項1および請求項2記載の発明の一
実施形態を図示した自動2輪車の車体フレームの分解斜
視図である。
実施形態を図示した自動2輪車の車体フレームの分解斜
視図である。
【図2】図1の実施形態で、押出し成形して得られた直
管状態のメインパイプ部素材の斜視図である。
管状態のメインパイプ部素材の斜視図である。
【図3】図2のメインパイプ部素材を曲げ加工して得ら
れたメインパイプ部素材の斜視図である。
れたメインパイプ部素材の斜視図である。
【図4】図3のメインパイプ部素材の両端部をエンボス
加工して得られたメインパイプ部素材の斜視図である。
加工して得られたメインパイプ部素材の斜視図である。
【図5】図4のメインパイプ部素材の両端部にキャップ
を被冠させたメインパイプ部の完成品の斜視図である。
を被冠させたメインパイプ部の完成品の斜視図である。
【図6】図5のメインパイプ部の両端部をジョイント部
材および左側ピボットプレート部により鋳ぐるんだ左側
サブフレームの斜視図である。
材および左側ピボットプレート部により鋳ぐるんだ左側
サブフレームの斜視図である。
【図7】図4のVII −VII 線で截断した断面図であっ
て、メインパイプ部の先端部に形成される抜止め部(凹
部)を示す図である。
て、メインパイプ部の先端部に形成される抜止め部(凹
部)を示す図である。
【図8】図5のVIII−VIII線で截断した断面図であっ
て、メインパイプ部の先端部に形成される抜止め部(凹
部)および同部に被冠されるキャップを示す図である。
て、メインパイプ部の先端部に形成される抜止め部(凹
部)および同部に被冠されるキャップを示す図である。
【図9】図6のIX−IX線で截断した断面図であって、メ
インパイプ部の先端部をジョイント部材により鋳ぐるん
だ状態を示す図である。
インパイプ部の先端部をジョイント部材により鋳ぐるん
だ状態を示す図である。
【図10】図5のメインパイプ部の両端部をジョイント
部材および左側ピボットプレート部により鋳ぐるむ工程
を示す図であって、鋳湯前の状態を示す図である。
部材および左側ピボットプレート部により鋳ぐるむ工程
を示す図であって、鋳湯前の状態を示す図である。
【図11】図5のメインパイプ部の両端部をジョイント
部材および左側ピボットプレート部により鋳ぐるむ他の
工程を示す図であって、鋳湯後の状態を示す図である。
部材および左側ピボットプレート部により鋳ぐるむ他の
工程を示す図であって、鋳湯後の状態を示す図である。
【図12】メインパイプ部の両端部に形成される抜止め
部の他の実施例を示す図である。
部の他の実施例を示す図である。
【図13】メインパイプ部の両端部に形成される抜止め
部のさらに他の実施例を示す図である
部のさらに他の実施例を示す図である
【図14】図13のXIV−XIV線で截断した断面図であ
る。
る。
【図15】図5のメインパイプ部の先端部をジョイント
部材により鋳ぐるんだ状態を示す他の実施例の斜視図で
ある。
部材により鋳ぐるんだ状態を示す他の実施例の斜視図で
ある。
【図16】図15のXVI−XVI線で截断した拡大断面図
である。
である。
【図17】従来の自動2輪車の車体フレームの斜視図で
ある。
ある。
1…主部材、2…ヘッドパイプ部、3…メインパイプ
部、4…ピボットプレート部、5…クロスパイプ、6…
孔、7…面、8…ジョイント部材、9…直管(メインパ
イプ部素材)、10…凹部、11…キャップ、12…接続部、
13…上型、14…下型、15…先端部、16…後端部、17…
孔、18…孔、19…鋳型空間、20…鋳型空間、21…ねじ
穴、22…孔、23…プラグ(突起)、24…リベット、25…
溝。
部、4…ピボットプレート部、5…クロスパイプ、6…
孔、7…面、8…ジョイント部材、9…直管(メインパ
イプ部素材)、10…凹部、11…キャップ、12…接続部、
13…上型、14…下型、15…先端部、16…後端部、17…
孔、18…孔、19…鋳型空間、20…鋳型空間、21…ねじ
穴、22…孔、23…プラグ(突起)、24…リベット、25…
溝。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハンドル回転軸を回転自在に支承するヘ
ッドパイプ部が鋳造により形成され、該ヘッドパイプ部
に連なり後方へ伸長するメインパイプ部が異種部材によ
り形成され、これら両部が結合されて主部材とされる自
動2輪車の車体フレームにおいて、 前記メインパイプ部の先端部をジョイント部材に鋳ぐる
み一体とした後、該ジョイント部材と前記ヘッドパイプ
部とをボルト結合したことを特徴とする自動2輪車の車
体フレーム。 - 【請求項2】 前記メインパイプ部の先端部に、鋳ぐる
み時に鋳湯を導入して抜止め部を形成する凹部または凸
部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の自動2
輪車の車体フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288384A JPH10129560A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 自動2輪車の車体フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288384A JPH10129560A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 自動2輪車の車体フレーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10129560A true JPH10129560A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17729511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8288384A Pending JPH10129560A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 自動2輪車の車体フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10129560A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11255170A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-21 | Honda Motor Co Ltd | 2輪車の車体フレームの製造方法 |
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-
1996
- 1996-10-30 JP JP8288384A patent/JPH10129560A/ja active Pending
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| JP2019119332A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 本田技研工業株式会社 | フレーム構造 |
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Legal Events
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