JPH10129682A - 多成分の分離収容型容器 - Google Patents

多成分の分離収容型容器

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JPH10129682A
JPH10129682A JP8303699A JP30369996A JPH10129682A JP H10129682 A JPH10129682 A JP H10129682A JP 8303699 A JP8303699 A JP 8303699A JP 30369996 A JP30369996 A JP 30369996A JP H10129682 A JPH10129682 A JP H10129682A
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JP
Japan
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seal portion
container
plastic material
sealed
cylindrical plastic
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JP8303699A
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English (en)
Inventor
Motohide Nishimura
元秀 西村
Tatsuo Suzuki
龍夫 鈴木
Keinosuke Isono
啓之介 磯野
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Material Engineering Technology Laboratory Inc
Original Assignee
Material Engineering Technology Laboratory Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3261Flexible containers having several compartments
    • B65D81/3266Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内に多成分を反応しないように分離して
収容し、混合操作を簡単にするためのピールシールの隔
離条壁の形成が容易で、しかも混合後の成分の開封及び
塗布操作も容易にすることができる多成分の分離収容型
容器を提供。 【構成】 可撓性の筒状プラスチック材から容器本体が
成形され、複数成分が各室に分離して収容される多成分
の分離収容型容器において、上記筒状プラスチック材の
一の端部には該端部の開口を開放不能に密封した完全シ
ール部が形成され、上記筒状プラスチック材の中間部に
は複数成分を収容した各室同士を仕切る隔離条シール部
が形成され、該隔離条シール部は隣接する室内を加圧し
たときに少なくとも一部が剥離開放するピールシール部
となっており、上記筒状プラスチック材の他の端部には
該端部の開口を開放可能に密封した不完全シール部が形
成され、該不完全シール部は上記室内を加圧したときに
少なくとも一部が剥離開放するピールシール部となって
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多成分の分離収容型容
器に関するものであり、より詳細には、複数の成分が収
容され、且つ各成分が使用直前まで分離されており、ま
た、混合後に長期間の放置、保存が不可能な成分、例え
ば、使用時に互いに混合される二液性接着剤成分の化学
薬品、或いは、酸化染料と酸化物と使用直前に混合して
使用する染毛剤等の化粧品等の容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】化粧品の染毛剤には、大別して酸化性染
毛剤、酸性染毛剤、及びイリドイド系染毛剤がある。酸
化性染毛剤は一般に酸化染料を含む第1剤と、酸化剤を
含む第2剤とを用時混合して置いて用いる2剤型のもの
である。また、酸性染料剤は1剤型を基本とするが、最
近、コンデショニング効果を持たせる関係からアミノ
酸、陽イオン界面活性剤、蛋白質等を含むものも提案さ
れている。更に、イリドイド系染毛剤には、イリドイド
化合物からなる1剤とイリドイド−アミノ酸、或いはア
ミノ酸、及び蛋白質加水分解物からなる2剤とを用時調
整して用いることがある。しかしながら、酸化性染毛剤
では、第1剤と第2剤とは分離して容器に収容して置か
なければ長期の保存に耐えない。また酸性染料剤では最
初から陽イオン界面活性剤やアミノ酸等を配合して置く
と、染料の染色性が悪くなるだけでなく、これらの成分
のコンデショニング効果も低下する。また、イリドイド
系染毛剤では、イリドイド系化合物とアミノ基を有する
成分との反応性が高く長期間の保存は不可能である。そ
こで、これらの染毛剤は従来、2つの容器に別々に収容
されて提供されている。そして、使用に際して、それぞ
れの容器を開封して使用直前に2成分を混合し、その混
合物を染毛剤として髪に塗布している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
染毛剤の容器形態で、髪の染毛を行うと、分離剤の相互
の混合処理が煩雑となる。また、混合した後、その塗布
操作において手などを染毛剤に汚染させるケースが多々
見られる。これは2液型の接着剤等の化学品等の容器の
場合も同様な問題とされ、最近、接着剤容器に2室に分
離し、それぞれの反応成分を分けて収容し、2室の隔離
条壁をピールシール部で形成したものが提案されてい
る。このような2室隔離型容器では、分離剤の相互の混
合処理が容易で汚染がないものの開封時或いは塗布時に
汚染を生じる場合が多々見られる。また、従来、染毛剤
のコンデショニング効果についてはそれほど重要視され
ていなかったが、最近、髪のあれを防止するためにアミ
ノ酸、蛋白質、陽イオン界面活性剤、ベタイン系界面活
性剤が頻用されるに至った。しかし、これらは、酸化染
料にしろ、酸性染料にしろ、イリドイド系染料にしろ、
これらとの長期の共存保存はできない状態にある。従っ
て、本発明は、容器内に多成分を反応しないように分離
して収容し、混合操作を簡単にするためのピールシール
の隔離条壁の形成が容易で、しかも混合後の成分の開封
及び塗布操作も容易にすることができる多成分の分離収
容型容器を提供することを目的としている。また、本発
明は、多彩な色調効果及びコンデショニング効果を十分
に発揮する染毛成分の分離収容型容器を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓性の筒状
プラスチック材から容器本体が成形され、複数成分が各
室に分離して収容される多成分の分離収容型容器におい
て、上記筒状プラスチック材の一の端部には該端部の開
口を開放不能に密封した完全シール部が形成され、上記
筒状プラスチック材の中間部には複数成分を収容した各
室同士を仕切る隔離条シール部が形成され、該隔離条シ
ール部は隣接する室内を加圧したときに少なくとも一部
が剥離開放するピールシール部となっており、上記筒状
プラスチック材の他の端部には該端部の開口を開放可能
に密封した不完全シール部が形成され、該不完全シール
部は上記室内を加圧したときに少なくとも一部が剥離開
放するピールシール部となっていることを特徴とする多
成分の分離収容型容器を提供することにより、上記目的
を達成したものである。
【0005】上記容器本体は、少なくとも可撓性壁を有
し非定容積性の容器である。筒状プラスチック材は、シ
ート及びフィルムから筒状に成形したもの、押出成形、
或いは射出成形したインフレーションフィルム、チュー
ブ等、ブロー成形して底部を一端開放した筒状物等であ
る。また容器のプラスチック素材としてはポリオレフィ
ン系樹脂、塩化ビニル、塩化ビニリデン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアク
リルニトリル系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂等の汎用樹脂である。筒状プラスチック材は単
層又は多層で形成されていても良い。また特に筒状プラ
スチック材の最内層は収容成分に悪影響を与えない点で
ポリオレフィン系樹脂が望ましい。例えば、直鎖状低密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等である。また、こ
れらの樹脂の中でも耐熱性、透明性等の点からメタロセ
ン触媒を用いて製造した樹脂であることが望ましい。更
に筒状プラスチック材の最内層は融点の異なる樹脂のブ
レンド物であることが望ましい。かかるブレンド物は、
後述の完全シール部とピールシール部との異なるシール
部の形成が容易になる。ブレンド物としては特に、ポリ
エチレンとポリプロピレンのブレンド物が望ましい。ま
た筒状プラスチック材は単層であれ、多層であれ、水蒸
気、及びガスのバリアー性層が設けられていることが望
ましい。このようなバリアー層は、アルミニウム等の金
属層、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール等が
ある。
【0006】本発明に係る容器は、複数成分が各室に分
離して収容される多成分の分離収容型容器である。複数
の成分が分離されて各室に収容される成分としては、用
時に混合される二液性の接着剤等の化学薬品や化粧品等
である。特に、化粧品にあっては、混合時、塗布時に手
等への付着を特に防止しなければならない染毛剤成分等
に望まれる。染毛剤の成分としては、酸化染毛剤、酸性
染毛剤、及びイリドイド系染毛剤がある。酸化染毛剤
は、酸化染料を含む成分と酸化剤を含む成分とに分離収
容される。また、酸性染毛剤は、酸性染料を含む成分と
アミン、アミド、イミド、ベタイン、蛋白質、及び蛋白
質加水分解物等のアミン系コンデショニング剤を含む成
分とに分離収容される。イリドイド系染毛剤は、イリド
イド化合物を含む成分とアミノ酸又はイリドイド−アミ
ノ酸等のアミノ酸類を含む成分とに分離収容される。
【0007】上記筒状プラスチック材の一の端部には該
端部の開口を開放不能に密封した完全シール部が形成さ
れる。完全シール部は、熱溶着シールであることが望ま
しく、熱溶着装置としては、ヒートシーラー、超音波ウ
エルダ等を使用することができる。上記筒状プラスチッ
ク材の中間部には複数成分を収容した各室同士を仕切る
隔離条シール部が形成される。分離成分が2成分の場合
は、隔離条シール部が横断方向に一本形成され、分離成
分が3成分の場合は、隔離条シール部が互いに間隔をお
いて2本形成される。従って、隔離条シール部の数は、
複数成分或いは複数室の数から一引いた数だけ形成され
る。また隔離条シール部は隣接する室内の一方を加圧し
たときに少なくとも一部が剥離開放するピールシール部
となっている。ピールシール部は弱シール部とも称さ
れ、外部から室或いは容器を圧迫し、内部が一定の加圧
状態になったときに剥離するシール部である。上記隔離
条シール部の剥離強度は、室内の圧が0.01〜1.0
Kgf/cm2、特に、0.05〜0.5Kgf/cm2
の昇圧で剥離する強度が望ましい。上記範囲を下回る強
度であれば、製造、運搬、保存時等の非剥離状態を保つ
ための安全性に欠ける。上記範囲を上回る強度であれ
ば、用時に室と室同士の連通を容易にすることができな
くなるおそれがある。筒状プラスチック材の他の端部に
は端部の開口を開放可能に密封した不完全シール部が形
成される。該不完全シール部は上記隔離条シール部と同
様に上記室内を加圧したときに少なくとも一部が剥離開
放するピールシール部となっている。また、不完全シー
ル部は、上記隔離条シール部の強度を上回り、且つ上記
剥離強度の範囲内であることが望ましい。不完全シール
部が上記隔離条シール部を上回れば、先ず、隔離条シー
ル部を剥離した後、次に不完全シール部を剥離させるこ
とが確実にできるからである。
【0008】請求項2記載の多成分の分離収容型容器
は、上記隔離条シール部が最初に剥離し、次に、不完全
シール部が確実に剥離するようにして、室内の成分の混
合操作及びその混合物の取り出しが確実にできるように
することを目的としており、請求項1記載の多成分の分
離収容型容器において、上記他の端部は上記不完全シー
ル部及びその近傍で折り返され、該折り返された他の端
部と該中間部との間に係脱可能な係合手段が設けられて
いることを特徴とする。請求項3記載の多成分の分離収
容型容器は、上記不完全シール部の剥離開放後に、該容
器内の混合成分が不用意に外部に飛び出して、手などに
付着汚染しないようにすることを目的としたものであ
り、請求項1記載の多成分の分離収容型容器において、
上記他の端部の開口には排出ポートが設けられ、該排出
ポート口には蓋材が取付られていることを特徴とする。
【0009】本発明に係る多成分の分離収容型容器の製
造方法は、先ず、筒状に形成したプラスチック材を所定
の長さに裁断し、裁断片の中間部を熱溶着シールして剥
離可能な隔離条シール部を形成する。次に裁断した一端
部の開口から第一成分を充填し、一端部を熱溶着シール
して完全シール部を形成する。次に、裁断した他端部の
開口から第二成分を充填する。分離収容物が二成分のと
きは、他端部を熱溶着シールして剥離可能な不完全シー
ル部を形成する。分離収容容器が三成分以上のときは、
中間部を熱溶着シールして剥離可能な隔離条シール部を
形成する。かかる場合に充填開口を異ならせ、第二成分
以降の収容壁を通って第一成分を充填しないため、第一
成分が第二成分以降の収容内壁を汚染して、汚染物が第
二成分以降の成分に悪影響を与えるおそれがない。この
ような本発明に係る多成分の分離収容型容器にあって、
その保存時に各成分が混ざらずに存在するため長期間の
保存ができる。使用時、先ず、該容器の開封を行わずに
隔離条シール部を剥離開放し、各室を手揉みし反応し易
い成分同士を十分に混合し、混合後、室全体を押圧して
不完全シール部を剥離開放し、かかる開口より混合成分
を押し出し使用する。かかる場合、成分が染毛剤等であ
れば、混合から髪の塗布まで一貫して手などの汚染を避
けることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る多成分の分離収容型容器
の好ましい実施例を添付図面を参照しながら詳述する。
図1(A)及び(B)は本発明に係る多成分の分離収容
型容器の第一実施例の正面図及び側断面図である。図2
(A)及び(B)は第一実施例の多成分の分離収容型容
器における使用時の側断面図である。図3は本発明に係
る多成分の分離収容型容器の第二実施例の断面図であ
る。図4は第二実施例の多成分の分離収容型容器におけ
る使用時の断面図である。図5は第二実施例の多成分の
分離収容型容器における使用時の側面図である。
【0011】図1及び図2に示す如く、本実施例の多成
分の分離収容型容器1は、可撓性の筒状プラスチック材
から容器本体2が成形され、複数成分3、4が各室5、
6に分離して収容される。しかして、多成分の分離収容
型容器1において、筒状プラスチック材2の一の端部2
Aには該端部2Aの開口7を開放不能に密封した完全シ
ール部8が形成され、筒状プラスチック材2の中間部2
Bには複数成分3、4を収容した各室5、6同士を仕切
る隔離条シール部9が形成され、隔離条シール部9は隣
接する室5、6内の加圧したときに少なくとも一部が剥
離開放するピールシール部となっており、筒状プラスチ
ック材2の他の端部2Cには該端部2Cの開口10を開
放可能に密封した不完全シール部11が形成され、不完
全シール部11は室5、6内を加圧したときに少なくと
も一部が剥離開放するピールシール部となっている。ま
た多成分の分離収容型容器1では、他の端部2Cは不完
全シール部11及びその近傍で折り返され、折り返され
た他の端部2Cと該中間部2Bとの間に係脱可能な粘着
シール材12が設けられている。
【0012】本実施例の輸液容器1を更に詳しく説明す
ると、厚みが250μmで、直鎖状中密度ポリエチレン
(密度0.930g/cm3;MFR2.1g/min
(190℃))が50重量、高密度ポリエチレン(密度
0.965g/cm3;MFR15g/min(190
℃))が20重量、ポリプロピレン(密度0.910g
/cm3;MFR3g/min(230℃))が30重
量のブレンド物層からなる内層と、厚みが20μmで、
エバール樹脂(エチレン共重合率32mol%:融点1
82℃:密度1.19g/cm3;MFR1.3g/m
in(190℃);酸素透過量0.3cc・20μm/
m・24hrs・atm(35℃、dry))からなる中間層
と、厚みが100μmで、高密度ポリエチレン(密度
0.965g/cm3;MFR15g/min(190
℃))からなる外層と、からなるプラスチック材2を共
押出しにより筒状或いはチューブ状に形成する。図1に
示す如くプラスチック材2は折り径30mmにして成形
し、長さを150mmに裁断する。プラスチック材2の
中間部2Bに幅5mmの隔離条シール部9を形成する。
ヒートシーラーのシールバーを温度140℃、押圧力4
Kg、押圧時間3.0秒の条件で用いて隔離条シール部
9を形成し、隔離条シール部9の剥離強度を0.2〜
0.8Kgf/cm2の範囲とする。
【0013】次に、2液型の酸化性染毛剤をプラスチッ
ク材2のそれぞれの裁断開口7及び10から充填する。
先ず、染料含有剤3を端部2Aの開口7から室5に充填
する。染料含有剤3は耐流動性及び付着性を付与するた
めの脂肪酸を含み、その組成は、水酸化アンモニウム
8.7%、セチルアルコール2.5%、ラウラミドDE
A3.0%、オレイン酸12.0%、ラウレッス0.5
%、フェニレンジアミド0.2%、N,Nビス(2−ヒ
ドロキシエチル)p−フェニレンジアミン硫酸塩0.1
%、1−ナフトール0.1%、レゾルシノール0.9
%、亜硫酸ナトリウム0.1%、EDTA0.04%、
水で全量100mlとしたものである。染料含有剤3を
室5に適量収容して端部2Aに幅7mmの完全シール部
8を形成し、開口7を密封する。ヒートシーラーのシー
ルバーを温度180℃、押圧力4Kg、押圧時間3.0
秒の条件を用いて完全シール部8を形成する。また、酸
化剤4を端部2Cの開口11から室6に充填する。酸化
剤4は、ノンオキシノール−9、ノンオキシノール−
4、EDTA、及び過酸化水素水からなる。酸化剤4を
室6に適量収容して端部2Cに幅5mmの不完全シール
部11を形成し、開口10を密封する。ヒートシーラー
のシールバーを温度145℃、押圧力4Kg、押圧時間
3.0秒の条件を用いて不完全シール部11を形成し、
不完全シール部11の剥離強度を0.5〜0.5Kgf
/cm2の範囲としする。図1に示す如く、他の端部2
Cを不完全シール部11の近傍で折り返し、折り返し端
部2Cと該中間部2Bとの間にエチレン−酢酸ビニル共
重合体からなる係脱可能な粘着シール材12を設けて、
多成分の分離収容型容器1を製造する。
【0014】このように構成される第一実施例の多成分
の分離収容容器1は、使用前、染料含有剤3と酸化剤4
とは分離されているので反応せず、長期の保存が可能と
なっている。また、使用に際しては、室5或いは室6を
外部から押圧して内部を圧迫するだけで容易に隔離条シ
ール部9が剥離し、図2(A)に示す如く、室5と室6
が一体となる。このため、染料含有剤3と酸化剤4とを
手等に付着させることなく素早く混合することができ
る。また、十分に混合後、容器本体2の端部2Cを粘着
シール部12から剥がして端部2Cの折り曲げを解除し
て延ばす。そして、一体となった室5及び室6を外部か
ら押圧して内部を圧迫して不完全シール部11を剥離し
て、図2(B)に示す如く開口10を開放する。この場
合、端部2Cは折り曲げられ、また不完全シール部11
の剥離強度が隔離条シール部9の剥離強度より強いた
め、不完全シール部11は隔離条シール部9より先に剥
離するおそれが少ない。また、不完全シール部11も使
用時に容易に開封することができるので手等に染料含有
剤3及び酸化剤4が付着して汚染されるおそれも少な
い。上記実施例において、係合手段として粘着シール材
12を設けたが、これに限る必要はなく、折り曲げ端部
2Cが一時的に中間部2Bに取り付けらる限り、係合手
段をこのような粘着シール材12に限る必要はない。例
えば、係合手段が係合ボタンや係合フック等であっても
良い。上記実施例で筒状プラスチック材に押出成形物を
用いたが、これに限る必要はない。例えば、インフレー
ション成形した筒状シート、二枚を重ねたシート、ブロ
ー成形物等から形成しても良い。上記実施例において、
室5、6以外に、更に室を形成し、該室にコンデショニ
ング効果剤等を収容しても良い。コンデショニング効果
剤としては、蛋白質、蛋白質加水分解物、アミノ酸、陽
イオン界面活性剤、ベタイン系界面活性剤等である。上
記実施例において、隔離条シール部9の全部をピールシ
ール部としたが、一部のみにピールシール部を形成し、
その他を完全シール部としても良い。
【0015】次に、本発明に係る多成分の分離収容型容
器の第二実施例について詳説する。図4に示す第二実施
例の多成分の分離収容型容器21は第一実施例とほぼ同
様な部材が用いられ、ほぼ同様な構造となっている。従
って、筒状プラスチック材22は寸法が相違するものの
第一実施例のプラスチック材2とほぼ類似の樹脂材を用
いている。また、完全シール部27は第一実施例の完全
シール部7と同様に形成し、隔離条シール部29A、2
9Bも第一実施例の隔離条シール部9と同様に形成し、
不完全シール部31も第一実施例の不完全シール部11
とほぼ同様に形成してある。分離収容型容器21が第一
実施例の分離収容型容器1と相違する点は以下の部分に
ある。容器本体22の中間部22Bに隔離条シール部2
9A、29Bが二本形成され、室23、24、25が三
つになっていることである。また、プラスチック材22
の不完全シール部31の形成端部22Cの開口30に排
出用ポート32がスリーブ溶着により液密に取付けら
れ、排出ポート32の口部に蓋体33が螺合して取付け
られている。更に、図5に示す如く完全シール部27が
形成される端部22Aの外面に、該端部22Aを折り曲
げた時に中間部22Bに係止される係止ホック34、3
5が設けられている。
【0016】室23、室24、及び室25にはイリドイ
ド化合物を主体とするイリドイド系染毛剤を収容する。
室23にはPH調整用のアルカリ剤36を収容し、室2
4にはアミノ酸剤37を収容し、室25にはイリドイド
化合物を含む主剤38を収容している。イリドイド化合
物は具体的にイリドイド配糖体等を酵素処理して得られ
るアグリコンであり、特に、ゲニポサイドのアグリコン
であるゲニピンを主剤としている。アミノ酸剤はグリシ
ン、バリン、トリプトファンなどである。アルカリ剤は
炭酸水素塩や炭酸塩やアンモニウム塩やアミン類等であ
る。
【0017】このように構成される第二実施例の多成分
の分離収容容器21は、使用前、主剤38とアミノ酸剤
37とアルカリ剤36とは分離されているので反応せ
ず、長期の保存が可能となっている。ここで、イリドイ
ド系染毛剤はPH値の相違により染毛色調を変えること
ができることが知られている。例えば、PH5では青褐
色に染めることができ、PH8では茶褐色に染めること
ができる。従って、使用に際して、染毛色調を青褐色に
する場合には、室24或いは室25を外部から押圧して
隔離条シール部29Bが剥離する。次に、不完全シール
部31を剥離して、アミノ酸剤37と主剤38とを十分
に混合した後、容器本体22の端部22Aを折り曲げ
で、係合ホック34、35を介して止め置き、隔離条シ
ール部29Aの剥離を防止すると共に、容器本体22内
に容積に余裕を持たせないようにする。容積に余裕を持
たせないことにより、蓋材33を外して絞り出しを行う
操作を容易にすることができる。また、染毛色調を茶褐
色にする場合には、隔離条シール部29Aも剥離してア
ルカリ剤36をアミノ酸剤37及び主剤38に混合する
ことにより、混合物のPH値を上げて使用することがで
きる。上記各実施例では、酸化性染毛剤とイリドイド系
染毛剤に適用したが、酸性染料とコンデショニング効果
剤とを分離して収容する容器に使用しても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る多成分
の分離収容型容器においては、上記筒状プラスチック材
の一の端部には該端部の開口を開放不能に密封した完全
シール部が形成され、上記筒状プラスチック材の中間部
には複数成分を収容した各室同士を仕切る隔離条シール
部が形成され、該隔離条シール部は隣接する室内を加圧
したときに少なくとも一部が剥離開放するピールシール
部となっており、上記筒状プラスチック材の他の端部に
は該端部の開口を開放可能に密封した不完全シール部が
形成され、該不完全シール部は上記室内を加圧したとき
に少なくとも一部が剥離開放するピールシール部となっ
ているので、容器内に多成分を反応しないように分離し
て収容し、混合操作を簡単にするためのピールシールの
隔離条壁の形成が容易で、しかも混合後の成分の開封及
び塗布操作も容易にすることができる。また多彩な色調
効果及びコンデショニング効果を十分に発揮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び(B)は本発明に係る多成分の
分離収容型容器の第一実施例の平面図及び側断面図であ
る。
【図2】図2(A)及び(B)は第一実施例の多成分の
分離収容型容器における使用時の側断面図である。
【図3】図3は本発明に係る多成分の分離収容型容器の
第二実施例の断面図である。
【図4】図4は第二実施例の多成分の分離収容型容器に
おける使用時の断面図である。
【図5】図5は第二実施例の多成分の分離収容型容器に
おける使用時の側面図である。
【符号の説明】
1 多成分の分離収容型容器 2 容器本体(プラスチック
材) 3 室 4 室 5 染料含有剤 6 酸化剤 7 開口 8 完全シール部 9 隔離条シール部 10 開口 11 不完全シール部 12 粘着シール材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の筒状プラスチック材から容器本
    体が成形され、複数成分が各室に分離して収容される多
    成分の分離収容型容器において、 上記筒状プラスチック材の一の端部には該端部の開口を
    開放不能に密封した完全シール部が形成され、 上記筒状プラスチック材の中間部には複数成分を収容し
    た各室同士を仕切る隔離条シール部が形成され、該隔離
    条シール部は隣接する室内を加圧したときに少なくとも
    一部が剥離開放するピールシール部となっており、 上記筒状プラスチック材の他の端部には該端部の開口を
    開放可能に密封した不完全シール部が形成され、該不完
    全シール部は上記室内を加圧したときに少なくとも一部
    が剥離開放するピールシール部となっていることを特徴
    とする多成分の分離収容型容器。
  2. 【請求項2】 上記他の端部は上記不完全シール部及び
    その近傍で折り返され、該折り返された他の端部と該中
    間部との間に係脱可能な係合手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】 上記他の端部の開口には排出ポートが設
    けられ、該排出ポート口には蓋材が取付られていること
    を特徴とする請求項1記載の容器。
  4. 【請求項4】 上記不完全シール部の剥離強度が上記隔
    離条シール部の剥離強度より大きいことを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載の容器。
  5. 【請求項5】 上記筒状プラスチック材壁の内層は融点
    の異なる樹脂のブレンド物からなることを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の容器。
  6. 【請求項6】 上記筒状プラスチック材壁の少なくとも
    一の層はガスバリアー性樹脂層であることを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載の容器。
JP8303699A 1996-10-28 1996-10-28 多成分の分離収容型容器 Pending JPH10129682A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1371575A4 (en) * 2001-03-19 2004-06-30 Kao Corp CONTAINING
US7175614B2 (en) 2002-10-17 2007-02-13 Baxter International Inc. Peelable seal
JP2010006443A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Nara Machi Nagaya Co Ltd 包装用袋体

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