JPH10130156A - 点眼剤組成物 - Google Patents

点眼剤組成物

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JPH10130156A
JPH10130156A JP30566396A JP30566396A JPH10130156A JP H10130156 A JPH10130156 A JP H10130156A JP 30566396 A JP30566396 A JP 30566396A JP 30566396 A JP30566396 A JP 30566396A JP H10130156 A JPH10130156 A JP H10130156A
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JP
Japan
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benzalkonium chloride
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Application number
JP30566396A
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Yukio Ishiguro
幸男 石黒
Masahiro Orihashi
正浩 折橋
Yuki Takeda
由紀 武田
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Teika Pharamaceutical Co Ltd
Original Assignee
Teika Pharamaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防腐剤の微量の配合によって、防腐剤による
副作用への危惧の軽減をを図ると共に、ホウ酸イオンを
加えることによって抗菌性を保ち、特に塩化ベンザルコ
ニウム耐性菌に対しても効果のある点眼剤に関する。 【解決手段】 0.001〜0.005重量%の塩化ベ
ンザルコニウム、および8.14mM〜0.244M濃
度のホウ酸イオン、を含有する点眼剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防腐剤の微量の配合
によって、防腐剤による副作用への危惧の軽減をを図る
と共に、ホウ酸イオンを加えることによって抗菌性を保
ち、特に塩化ベンザルコニウム耐性菌に対しても効果の
ある点眼剤に関する。
【0002】
【従来の技術】点眼剤は水を媒体とする医薬品組成物で
あることから、その保存において殺菌防腐剤を配合する
ことは必須な要素として考えられてきた。最近の研究報
告によると防腐剤の配合によって、角結膜障害、角膜上
皮障害をもたらす可能性があることを指摘している報告
もある(あたらしい眼科8(10):1599−160
3,1991、眼科33:533−538(199
1)、Toxicology and Applied
Pharmacology62,251 161(1
982))。医薬品製剤として点眼剤が抗菌性を具備す
るのは当然のことであるが、上記のような障害発生の懸
念を未然に防止すべく防腐剤の量を低減し、且つ点眼剤
の抗菌性を保つことが望まれている。特公平07−54
56号公報には塩化ベンザルコニウムとパラオキシ安息
香酸エステルを防腐剤とし更にキレート剤を配合してな
る、防腐剤の濃度が小さく、且つ殺菌効果をもち刺激性
の少ない点眼剤が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
07−5456号公報は、殺菌効果の強い塩化ベンザル
コニウムの量を少なくし、抗菌力のやや弱いパラオキシ
安息香酸エステルを加え、更に殺菌効果のあるエデト酸
ナトリウムを加えることによって物理的に防腐力を保っ
たものを単に開示しているに過ぎない。本発明は、強い
殺菌効果をもつと共に眼障害をおこす恐れのある防腐剤
である塩化ベンザルコニウムの濃度を少なくすることに
よってその危険性を減少させ、且つ抗菌性を維持し、し
かも抗菌性が問題となる塩化ベンザルコニウム耐性菌に
対しても強い殺菌効果を得ることに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の点眼剤組成物
は、以下の(a)および(b)成分を含有することを特
徴とする。 (a)0.001〜0.005重量%の塩化ベンザルコ
ニウム。 (b)8.14mM〜0.244M濃度のホウ酸イオ
ン。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では防腐剤として(a)成
分の塩化ベンザルコニウムを配合する。塩化ベンザルコ
ニウムは、点眼剤で最も汎用されている防腐剤である
が、その欠点として耐性菌の存在があり、また、高濃度
に配合すると眼障害の発生のおそれや刺激性の問題があ
る。そこで本発明では、防腐効果の確保と眼障害・刺激
性防止の観点から、点眼剤組成物中への塩化ベンザルコ
ニウムの配合量を0.001〜0.005重量%、好ま
しくは0.002〜0.003重量%の微量範囲に設定
した。そして本発明では、上記塩化ベンザルコニウムの
微量範囲においても、(b)成分としてホウ酸イオンを
適量配合することにより、抗菌作用、特に塩化ベンザル
コニウム耐性菌に対する抗菌作用が改善されることを見
い出した。
【0006】ホウ酸イオンは、ホウ酸バッファー等で点
眼剤に利用されており、抗菌作用があることも知られて
いる。また、ホウ酸イオン濃度が0.244Mを超える
と、アレルギーを起こすことがあることも知られてい
る。しかしながら、ホウ酸バッファーと低濃度の塩化ベ
ンザルコニウムとの組合せは、他のバッファー、例えば
クエン酸バッファー、リン酸バッファー、酢酸バッファ
ーとの組み合わせに比較して、後述の実験例1のよう
に、明らかに抗菌性に優れており、また、同じく後述す
る実験例2のように、配合する薬剤成分に依らずに効果
を発揮する。しかも検討の結果、用いるホウ酸イオンと
塩化ベンザルコニウムとの組合せは、一定の配合量の範
囲内で有効であることを見い出した。
【0007】(b)成分のホウ酸イオンは、本発明の点
眼剤組成物中に8.14mM(ミリモル)〜0.244
M(モル)、好ましくは10mM〜0.2Mの範囲で含
有されるように配合される。この配合量が8.14mM
未満であると本発明の抗菌効果が得られず、一方、0.
244Mを超えるとアレルギー発生の懸念を生じる。ホ
ウ酸イオンは、ホウ酸、ホウ砂などのホウ酸塩から供給
され、なお、ホウ酸/ホウ酸塩を組み合わせてホウ酸バ
ッファーとする。
【0008】本発明の点眼剤組成物は、上記(a),
(b)両必須成分に加え、種々の任意成分を配合するこ
とができ、例えば、マレイン酸チモロール、塩酸アゼラ
スチン、ヒアルロン酸ナトリウム等の薬剤、ポリソルベ
ート80、ステアリン酸ポリオキシル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油誘導体等の非イオン性界面活性剤を用
いることができる。また、溶剤としてエタノール、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル等の多価アルコール、キレート剤としてのエデト酸ナ
トリウムなどを配合することができる。本発明の点眼剤
組成物は、pH5〜8程度がよい。また、浸透圧比は通
常1になるように配合すればよく、塩化ナトリウム、塩
化カリウムまたはグリセリン等の多価アルコールで調整
できる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、刺激性や眼障害の生じ
るおそれがない低濃度範囲で防腐剤としての塩化ベンザ
ルコニウムを配合し、これに特定量のホウ酸イオンを存
在せしめることにより、抗菌性を高めることができ、特
に塩化ベンザルコニウム耐性菌に対しても優れた効果を
示す。
【0010】
【実施例】
実施例1 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
ホウ酸1.5部(0.243M)、ホウ砂0.019部
(0.49mM)、塩化ナトリウム0.13部を順次加
えて撹拌、溶解し、滅菌精製水を適量加えて100ml
とする。この液を0.22μmのメンブランフィルター
を通してろ過し本発明の点眼剤組成物とする。なお、
「部」は特に断りがない限り重量規準である。また、
「濃塩化ベンザルコニウム液50」は、塩化ベンザルコ
ニウムの50〜55%液を示す。点眼剤組成物における
塩化ベンザルコニウムの含有量は0.002%である。
実施例1の点眼剤組成物のホウ酸イオン濃度は0.24
3Mである。
【0011】実施例2 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、ホウ酸1.5部(0.243M)、
ホウ砂0.015部(0.39mM)、塩化ナトリウム
0.13部を順次加えて撹拌、溶解し、滅菌精製水を適
量加えて100mlとする。この液を0.22μmのメ
ンブランフィルターを通してろ過して本発明の点眼剤組
成物とする。実施例2の点眼剤組成物のホウ酸イオン濃
度は0.243Mである。
【0012】実施例3 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
ホウ酸1.5部(0.243M)、ホウ砂0.14部
(3.67mM)、塩化ナトリウム0.12部を順次加
え撹拌、溶解し、滅菌精製水を適量加えて100mlと
する。この液を0.22μmのメンブランフィルターを
通してろ過し本発明の点眼剤組成物とする。実施例3の
点眼剤組成物のホウ酸イオン濃度は0.243Mであ
る。
【0013】実施例4 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
ホウ酸0.05部(0.008M)、ホウ砂0.002
部(0.052mM)、塩化ナトリウム0.875部を
順次加え撹拌、溶解し、滅菌精製水を適量加えて100
mlとする。この液を0.22μmのメンブランフィル
ターを通してろ過し本発明の点眼剤組成物とする。実施
例4の点眼剤組成物のホウ酸イオン濃度は0.008M
である。
【0014】実施例5 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
ホウ酸0.5部(0.081M)、ホウ砂0.005部
(0.131mM)、塩化ナトリウム0.67部を順次
加え撹拌、溶解し滅菌精製水を適量加えて100mlと
する。この液を0.22μmのメンブランフィルターを
通してろ過し、本発明の点眼剤組成物とする。実施例5
の点眼剤組成物のホウ酸イオン濃度は0.081Mであ
る。
【0015】実施例6 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
ホウ酸1部(0.162M)、ホウ砂0.009部
(0.236mM)、塩化ナトリウム0.3部を順次加
え、撹拌、溶解し、滅菌精製水を適量加えて100ml
とする。この液を0.22μmのメンブランフィルター
を通してろ過し、本発明の点眼剤組成物とする。実施例
6の点眼剤組成物のホウ酸イオン濃度は0.162Mで
ある。
【0016】比較例1 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
クエン酸ナトリウム0.3部、クエン酸0.023部、
塩化ナトリウム0.82部を順次加え撹拌、溶解し、滅
菌精製水を加えて100mlとする。この液を0.22
μmのメンブランフィルターを通してろ過し、比較例の
点眼剤組成物とする。
【0017】比較例2 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
酢酸ナトリウム0.3部、氷酢酸0.045部、塩化ナ
トリウム0.77部を順次加え撹拌、溶解し、滅菌精製
水を加えて100mlとする。この液を0.22μmの
メンブランフィルターを通してろ過し比較例の点眼剤組
成物とする。
【0018】比較例3 0.004部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精
製水90部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、
リン酸水素ナトリウム1.3部、リン酸水素二ナトリウ
ム0.8部、塩化ナトリウム0.1部を順次加え撹拌、
溶解し、滅菌精製水を加えて100mlとする。この液
を0.22μmのメンブランフィルターを通してろ過
し、比較例の点眼剤組成物とする。
【0019】実施例7 マレイン酸チモロール0.00342部、および0.0
04部の濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精製水9
0部に加え、エデト酸ナトリウム0.005部、ホウ酸
0.5部(0.081M)、ホウ砂0.0015部
(0.039mM)、塩化ナトリウム0.64部を順次
加え撹拌、溶解し、滅菌精製水を適量加えて100ml
とする。この液を0.22μmのメンブランフィルター
を通してろ過し、本発明の点眼剤組成物とする。実施例
7の点眼剤組成物のホウ酸イオン濃度は0.081Mで
ある。
【0020】実施例8 塩酸アゼラスチン0.025部、および0.004部の
濃塩化ベンザルコニウム液50を滅菌精製水90部に加
え、エデト酸ナトリウム0.01部、ホウ酸1.5部
(0.243M)、ホウ砂0.049部(0.001
M)、塩化ナトリウム0.1部を順次加え撹拌、溶解
し、滅菌精製水を適量加えて100mlとする。この液
を0.22μのメンブランフィルターを通してろ過し、
本発明の点眼剤組成物とする。実施例8の点眼剤組成物
のホウ酸イオン濃度は0.244Mである。
【0021】[実験例]以下の実験例においては下記の
手法により、抗菌効果を評価した。 (1)接種菌液の調製 細菌:SCD寒天斜面培地を用い37℃で、少なくとも
3日前より毎日移植を繰り返し、充分に発育する事を確
認する。もし充分な発育が認められなければ、充分な発
育が認められるまで継代培養を繰り返す。使用前日にS
CD寒天培地よりSCD培地30mlに当該菌を1白金
耳移植し、37℃で16〜18時間培養する。培養後、
滅菌遠沈管に培養後のSCD培地を入れ、3,000r
pm、5分間遠心分離する。上澄み液をデカンテーショ
ンで取り除き、滅菌PBS30mlを用い、同条件で2
回洗浄する。細菌計数板を用いて、滅菌PBSで希釈
し、4×106 〜2×107 個/mlの菌濃度の浮遊液
を調製し接種菌液とする。さらにSCD寒天培地を用い
て寒天平板混釈法により生菌数を測定する。
【0022】真菌:1)Candida albica
ns GP寒天斜面培地を用いて25℃で、細菌と同様に培養
し、調製する。 2)Aspergillus niger、Asper
gillus pullulans GP寒天斜面培地を用い25℃で、7日間以上培養し、
培地上に発育した分生子を30mlの滅菌PBSに浮遊
し、滅菌したガーゼでろ過する。ろ液を滅菌遠沈管に取
り、3000rpm、5分間分離する。上澄み液をデカ
ンテーションで取り除き、滅菌PBS30mlを用い、
同条件で2回洗浄する。細菌計算板を用いて、滅菌PB
Sで希釈し、4×106 〜2×107 個/mlの菌濃度
の浮遊液を調製し接種菌液とする。さらに、GP寒天培
地を用いて寒天平板混釈法により生菌数を測定する。
【0023】(2)被験資料の分取 被験試料19.5mlを滅菌した試験管または適当な容
器に分取する。対照としてPBSを用いる。被験試料及
び対照は全て0.22μmのメンブランフィルターを用
いてろ過する。
【0024】(3)菌の接種 被験試料及び対照の19.5mlに接種菌液0.5ml
を接種し、よく混合して菌接種試料(試験液)とする。
この試験液20ml中の濃度(個/ml)を接種菌数と
する。例えば接種菌液2.0×107 個/mlの場合、
接種菌数は5.0×105 個/mlとなる。
【0025】(4)菌接種試料の保存及びサンプリング 細菌を接種した試験液は30〜32℃に、真菌を接種し
た試験液は20〜25℃にそれぞれ保存し、接種直後、
6時間後、1、4、7日後によく撹拌または混合し、試
験液1mlを無菌的にサンプリングし、寒天平板混釈法
により生菌数の経時的減少を測定する。
【0026】(5)生菌数の測定:寒天平板混釈法によ
る。 寒天平板の調製 細菌用にSCD寒天培地、真菌用にGP寒天培地を使用
する。試験液1mlをLP希釈液9mlに懸濁して試料
10倍希釈液とする。10倍希釈液1mlを用いて同操
作を繰り返し試料の10倍段階希釈液を調製する。各段
階希釈液をそれぞれ1mlづつ、それぞれ2枚の滅菌シ
ャーレに入れる。ついで、予め滅菌溶解し、約50°に
保った所定の寒天培地15〜20mlを無菌的に注ぎ、
シャーレのふたに付着しないように注意しながら試料と
培地をよく混和したのち、冷却固化させる。
【0027】(6)培養 平板を上下転倒して培養する。細菌用(SCD寒天培
地)は、30℃で3日間培養する。真菌用(GP寒天培
地)は、25℃で7日間培養する。 (7)集落数の算定 培養後ただちに発生した集落数を計数する。集落数の算
定は、拡散集落がなく一平板に20〜200個の集落が
みられる平板を選んで行なう。 (8)菌数計算 得られた1平板当たりの集落数(平均値)と、希釈倍数
から試験液1ml中の生菌数を測定する。
【0028】(9)残存率の計算 以下の数1により接種菌数に対する百分率で表す。
【数1】
【0029】(10)使用指標菌株 Pseudomonas cepacia:IFO14
595 Pseudomonas cepacia耐性:IFO
15124 Candida albicans:IFO1594 Aspergillus niger:IFO4414 Aspergillus pullulans:IFO
5353 (11)判定 細菌(Ps.cepacia,耐性Ps.cepaci
a):6時間で0.1%以下、24時間で陰性、以後7
日まで陰性であるものが合格とする 真菌(Candida albicans,Asper
gillus niger,Aspergillus
pullulans):7日で0.01%以下、以後増
殖なしであるものが合格とする
【0030】実験例1 実施例1および比較例1〜3の点眼剤について、Ps.
cepacia、耐性Ps.cepaciaに対する抗
菌効果を確認し、後記の表1および表2に示した。ホウ
酸イオンを含有せしめてホウ酸バッファーとした実施例
1の点眼剤が優れた抗菌効果を示したのに対し、クエン
酸バッファー、リン酸バッファー、酢酸バッファーを用
いた比較例1〜3ではいずれも抗菌性が認められなかっ
た。
【0031】
【表1】 表1:実験例1(残存率:%) Ps.cepacia 経時 実施例1 比較例1 比較例2 比較例3 0時間 7.6 65 12 43 6時間 0 44 2.6 2.7 1日 0 129 1.5 25 4日 0 106 1.8 65 7日 0 171 38 153
【0032】
【表2】 表2:実験例1(残存率:%) Ps.cepacia耐性 経時 実施例1 比較例1 比較例2 比較例3 0時間 0.067 27 3.3 32 6時間 0 17 1.9 52 1日 0 133 5.6 253 4日 0 173 12 267 7日 0 160 95 147
【0033】実験例2 異なる薬剤を配合した本発明の点眼剤〔実施例7の(マ
レイン酸チモロール)、実施例8(塩酸アゼラスチ
ン)〕についての抗菌効果を確認し、その結果を表3に
示した。本発明の点眼剤は、配合薬剤に依ることなく抗
菌効果を発揮することが判る。
【0034】
【表3】 表3:実験例2(残存率:%) Ps.Cepacia Ps.Cepacia(耐性) 経時 実施例7 実施例8 実施例7 実施例8 0時間 29 18 52 41 6時間 0 0 0.01 0.01 1日 0 0 0 0 4日 0 0 0 0 7日 0 0 0 0
【0035】実験例3 各種の指標菌株について、ホウ酸イオン濃度を変化させ
て本発明の点眼剤の抗菌力を確認した。ホウ酸イオン濃
度8.14mM〜0.244Mの範囲で優れた抗菌力を
示すことが判る。
【0036】
【表4】 表4:実験例3(残存率:%) Ps.cepacia 経時 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 0時間 7.6 0.16 0.026 53 20.1 13.4 6時間 0 0 0 0.058 0 0 1日 0 0 0 0 0 0 4日 0 0 0 0 0 0 7日 0 0 0 0 0 0
【0037】
【表5】 表5:実験例3(残存率:%) Ps.cepacia耐性 経時 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 0時間 0.067 0.036 0.01 50 53.4 3.3 6時間 0 0 0 0.04 0.02 0.01 1日 0 0 0 0 0 0 4日 0 0 0 0 0 0 7日 0 0 0 0 0 0
【0038】
【表6】 表6:実験例3(残存率:%) Candida albicans 経時 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 0時間 0.17 0 0 34 20.4 2.1 6時間 0 0 0 0 0 0 1日 0 0 0 0 0 0 4日 0 0 0 0 0 0 7日 0 0 0 0 0 0
【0039】
【表7】 表7:実験例3(残存率:%) Aspergillus niger 経時 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 0時間 10 0 0 105 84.1 20.3 6時間 0 0 0 0.24 0.15 0.02 1日 0 0 0 0.017 0 0 4日 0 0 0 0.014 0 0 7日 0 0 0 0.005 0 0
【0040】
【表8】 表8:実験例3(残存率:%) Aspergillus pullulans 経時 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 0時間 0 0.03 0.01 17 3.2 0.05 6時間 0 0 0 0 0 0 1日 0 0 0 0 0 0 4日 0 0 0 0 0 0 7日 0 0 0 0 0 0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)0.001〜0.005重量%の
    塩化ベンザルコニウム、および(b)8.14mM〜
    0.244M濃度のホウ酸イオン、を含有することを特
    徴とする点眼剤組成物。
JP30566396A 1996-10-30 1996-10-30 点眼剤組成物 Pending JPH10130156A (ja)

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