JPH1013080A - 電子装置の伝導・放射雑音干渉防止対策済み給電部構造及びこの給電部構造を有する電子装置 - Google Patents

電子装置の伝導・放射雑音干渉防止対策済み給電部構造及びこの給電部構造を有する電子装置

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JPH1013080A
JPH1013080A JP8157237A JP15723796A JPH1013080A JP H1013080 A JPH1013080 A JP H1013080A JP 8157237 A JP8157237 A JP 8157237A JP 15723796 A JP15723796 A JP 15723796A JP H1013080 A JPH1013080 A JP H1013080A
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庄蔵 嶋田
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清徳 楠田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子装置の伝導・放射雑音干渉防止
対策済み給電部構造に関し、伝導・放射雑音干渉防止効
果の向上をを実現することを課題とする。 【解決手段】 通信装置のバックパネル38とバックパ
ネルの裏面を覆う裏カバー36の間の狭い空間48に、
枠状のシールド部材60を設けて、内側にシールドされ
た空間68を形成する。バックパネル上であって、枠状
のシールド部材の内側の領域に、差し込まれ側電源コネ
クタ61等、及びチップ型コンデンサC11等を設けて
なる。裏カバー36は、差し込まれ側電源コネクタに対
向する部分に限定して、開口71等を有するよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子装置の給電部構
造に係り、特に通信機器等の電子装置の給電部構造に関
する。近年、通信システムにおいては情報量の増大や高
速化が進んでおり、これに伴って、通信機器から発生す
る電波雑音干渉の量が増え、これが問題となってきてい
る。通信機器から発生する電波雑音干渉には、通信機器
から周囲に直接放射する放射雑音干渉と、電源線を伝わ
って外に漏洩する伝導雑音干渉とがある。本発明は伝導
・放射雑音干渉に対する対策に関するものである。
【0002】伝導雑音干渉に対する対策は、一般には通
信機器のうち給電部に施される。よて、通信機器の給電
部には、伝導雑音干渉を発生しにくいこと、作り易い構
造であること、耐久性を有すること等が要求される。
【0003】
【従来の技術】図9は従来の1例の給電部構造10を示
す。図10は、給電部構造10を含めた通信機器11を
概略的に示す。通信機器11は、バックパネル12を有
するシェルフ(図示せず)内に複数のプラグインユニッ
ト13が挿入されて搭載され、バックパネル13に給電
部構造10を有する構造である。
【0004】給電部構造10は、端子台20が金属カバ
ー21に固定され、金属カバー21に伝導雑音干渉対策
のための貫通コンデンサC1,C2,C3を設け、且
つ、端子台20に外線のケーブル26が直接接続される
構成である。各貫通コンデンサC1,C2,C3の端子
22に、電線23、24が半田付けされている。ここ
で、電流容量が大きいため、各電線23、24の本数は
例えば6本と多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】金属カバー21が設け
てあるとは言え、端子台20の部分は、充分にはシール
ドされてはいない。また、貫通コンデンサC1,C2,
C3の端子22には電線23、24が半田付けされてお
り、半田付けの作業等を考慮すると電線23、24には
ある程度の長さが必要となり、この電線23、24があ
る程度の長さを有することがフィルタ機能を損ねてい
た。よって、給電部構造10は、伝導雑音干渉を抑制す
る機能が充分でなかった。
【0006】上記給電部構造10は、電線23、24の
長さが短く定めてあるため、組立のときの半田付けの作
業が面倒であり、しかも半田付けの回数が多いため、組
立作業性が相当に面倒であった。そこで、本発明は上記
課題を解決した電子装置の伝導・放射雑音干渉防止対策
済み給電部構造及びこの給電部構造を有する電子装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、バッ
クパネル及び該バックパネルの裏面を覆う裏カバーを有
する電子装置の給電部構造において、該バックパネルと
該裏カバーとの間に、該バックパネルのアースパターン
とおよび該裏カバーと電気的に接続されて設けてあり、
内側にシールドされた空間を形成する枠状のシールド部
材を設け、且つ、該バックパネル上であって、該枠状の
シールド部材の内側の領域に、差し込まれ側電源コネク
タを設け、且つ、該バックパネル上であって、該枠状の
シールド部材の内側の領域に、チップ型コンデンサを、
上記差し込まれ側電源コネクタとフレームグランドパタ
ーンとの間に電気的に接続されて実装してなる構成とし
たものである。
【0008】請求項2の発明は、上記裏カバーは、上記
差し込まれ側電源コネクタに対応する分だけに開口を有
する構成としたものである。請求項3の発明は、上記チ
ップ型コンデンサは、各差し込まれ側電源コネクタに付
いて、2個並列に設けてある構成としたものである。
【0009】請求項4の発明は、上記枠状のシールド部
材は、上記バックパネルと対向する面側、及び、上記裏
カバーと対向する面側に、並んだ複数のばね片を有する
構成としたものである。請求項5の発明は、請求項1乃
至請求項4のうちいずれか一項記載の伝導雑音干渉防止
対策済み給電部構造を有する構成としたものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項請求項1乃至請
求項4のうちいずれか一項記載の伝導・放射雑音干渉防
止対策済み給電部構造を、バックパネルの表面側に設け
たコネクタの位置からずれた位置に設けた構成としたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の一実施例
になる給電部構造30を示し、図2、図6、図7は給電
部構造30を備えたB−ISDN用の通信機器31を示
す。説明の便宜上、先ず通信機器31について説明す
る。通信機器31は、図2、図6、図7に示すように、
箱形状の通信機器本体32と、この内部に搭載してある
プラグインユニット33及び電動ファンユニット34と
よりなる構成である。電動ファンユニット34は通信機
器本体32の高さ方向上、中央の位置に搭載してある。
プラグインユニット33は、電動ファンユニット34よ
り上側の部分と、電動ファンユニット34より下側の部
分とに分けて二段に搭載してある。
【0012】通信機器本体32は、板金製のシェルフ3
5と、板金製の裏カバー36とを有する。シェルフ35
は、シェルフ本体37と、シェルフ本体37の裏面側を
覆っている積層プリント板構造のバックパネル38と、
シェルフ本体37の前面に取り付けてある前側枠部39
とを有する。シェルフ本体37には、その底部と頂上部
とに、網板40、41が設けてあり、且つ頂上部に、O
PT端子盤42が設けてある。シェルフ本体37は、中
央部に、電動ファンユニット搭載スペース45を有し、
この上側と下側とに、プラグインユニット搭載スペース
46、47を有する。
【0013】裏カバー36は、周囲をシェルフ本体37
とばね接触された状態でシェルフ本体37に固定してあ
り、バックパネル38よりY2方向に少し離れて位置
し、バックパネル38の裏面全体を覆っている。裏カバ
ー36は、主に、後述するバックパネル38より後方に
突き出ているピン52から直接放射される放射雑音干渉
が周囲に放射されないように抑制する。48は、バック
パネル38と裏カバー36との間の偏平な空間である。
【0014】バックパネル38には、その前面(Y1側
の面)に、信号用のシートコネクタ50が、複数整列し
て設けてあり、且つ、一の電源用のシートコネクタ51
が設けてある。電源用のシートコネクタ51は、X1方
向側寄りの部位に設けてある。信号用のシートコネクタ
50のピン52は、長く、バックパネル38より後方に
突き出ている。バックパネル38の背面側で、ケーブル
(図示せず)を使用して、異なる信号用シートコネクタ
50間を接続するためである。
【0015】プラグインユニット33は、Y2方向に挿
入されて、端部のシートコネクタ53を上記のシートコ
ネクタ50に接続された状態で、プラグインユニット搭
載スペース46、47内に搭載してある。電動ファンユ
ニット34は、電動ファンを複数有する構成であり、Y
2方向に挿入されて、背面側の端部のシートコネクタ5
4を上記のシートコネクタ51に接続された状態で、電
動ファンユニット搭載スペース45内に搭載してある。
プラグインユニット33は、電動ファンユニット34が
発生する風によって、強制空冷されている。網板40、
41は、風を通して、且つ、プラグインユニット33か
ら放射される放射雑音干渉が周囲に放射されないように
抑制する。
【0016】次に、給電部構造30について説明する。
給電部構造30は、バックパネル38のうち、電動ファ
ンユニット搭載スペース45に対応する部位であって、
且つ、X2方向寄り側の位置、即ち、電源用のシートコ
ネクタ51の位置から離れている位置に配設してある。
電動ファンユニット34を挿入して搭載するとき、即
ち、シートコネクタ54がシートコネクタ51に接続さ
れるときにバックパネル38が押されて受ける撓み変形
の影響を受けないようにするためである。
【0017】給電部構造30は、図1及び図4に示すよ
うに、バックパネル38のうちの所定部分38aと、シ
ールド部材としての長方形の銅製のシールドブロック6
0と、8つのチップコンデンサC11〜C18と、メイ
ンA電源コネクタ61と、メインA電源のリターングラ
ンドコネクタ62と、メインB電源コネクタ63と、メ
インB電源のリターングランドコネクタ64と、フレー
ムグランド(FG)コネクタ65と、裏カバー36のう
ちの所定部分36aとよりなる。
【0018】給電部構造30は、以下の構造を有する。
長方形の銅製のシールドブロック60が、上記空間48
内において横長の向きとされて、止めねじ66によって
バックパネル38の所定部分38aに固定され、別の止
めねじ67によって裏カバー36の所定部分36aに固
定されている。シールドブロック60は、バックパネル
38と裏カバー36とによって挟まれ、シールドブロッ
ク60の内側に、上記の空間48に対して仕切られてシ
ールドされた空間68を形成する。バックパネル38の
所定部分38aの構造については後述する。
【0019】このシールドされた空間68内に、図5
(C)に併せて示すように、X2側からX1方向に、順
に、メインA電源コネクタ61、メインA電源のリター
ングランドコネクタ62、フレームグランドコネクタ6
5、メインB電源コネクタ63、メインB電源のリター
ングランドコネクタ64が並んでプレスフィットで取り
付けてある。
【0020】同じく、シールドされた空間68内は、メ
インA電源コネクタ61に隣接して2つのチップコンデ
ンサC11、C12が、メインA電源のリターングラン
ドコネクタ62に隣接して2つのチップコンデンサC1
3、C14が、メインB電源コネクタ63に隣接して2
つのチップコンデンサC15、C16が、メインB電源
のリターングランドコネクタ64に隣接して2つのチッ
プコンデンサC17、C18が、夫々、バックパネル3
8上に表面実装されている。コネクタに対応する2つの
チップコンデンサは、各コネクタのZ1,Z2方向端の
近傍に、1個づつ設けてある。
【0021】ここで、チップコンデンサを表面実装する
作業は、従来の電線の半田付けに比べて格段に簡単であ
る。また、各チップコンデンサC11〜C18とこれに
対応するコネクタ61、62、63、64との間の距離
aは、10mmより短い。チップコンデンサC11、C
12は、メインA電源コネクタ61(図5(A)中のメ
インA電源コネクタ実装予定パッド90)とフレームグ
ランド70(図5(A)中の表面アース層83)との間
に、並列に接続してある。他コネクタに対応する2つの
チップコンデンサも、各コネクタとフレームグランド7
0との間に、並列に接続してある。
【0022】裏カバー36の所定部分36aには、各コ
ネクタ61、62、65、63、64に対向して5つの
開口71〜75が形成してあり、各コネクタ61、6
2、65、63、64が対応する開口71〜75より突
き出ている。裏カバー36の所定部分36aは、上記の
空間68を出来るだけ覆っている。
【0023】次に、バックパネル38の所定部分38a
の構造について説明する。図5(B)は、バックパネル
38の所定部分38a及びその周辺の部分の、バックパ
ネル38の裏面38b側から見たときのパターン80を
示す。図5(A)は、レジスト層81を形成する前のパ
ターンである表面パターン82を示す。パターン80
は、図5(A)に示す、表面パターン82の略全面をレ
ジスト層81で覆った構成である。銅のパターンは左下
がりのハッチングで示し、レジスト層81は右下がりの
ハッチングで示す。
【0024】表面パターン82は、略べたの表面アース
パターン83を有し、且つ、表面アースパターン83が
形成されていずに並んでいる2つの矩形窓84、85内
に所定のパターンを有する構成である。矩形窓84に
は、メインA電源コネクタ実装予定パッド90、メイン
A電源のリターングランドコネクタ実装予定パッド9
1、8つのチップコンデンサ実装用パッド92〜99、
パッド90とパッド93、94とを繋ぐ線パターン10
1、102、表面アースパターン83とパッド92、9
5とを繋ぐ線パターン103、104等を有する。メイ
ンA電源のリターングランドコネクタ実装予定パッド9
1及びパッド91に関連するパッド96〜99から、同
じく線パターンが延びている。図示はしていないけれど
も、パッド90とパッド93には、プレスフィットのた
めの小さい貫通孔が形成してある。別の矩形窓85内に
も矩形窓84内のパターンと同じパターンが形成してあ
る。その説明は、省略する。
【0025】レジスト層81は、表面アースパターン8
3の一部を矩形枠状に露出させ、且つチップコンデンサ
実装用パッド92〜99を露出させて形成してある。表
面アースパターン83が矩形枠状に露出された部分が、
シールドブロック固定予定部110となる。
【0026】また、シールドブロック固定予定部110
で囲まれた領域に、X2側からX1方向に、順に、メイ
ンA電源コネクタ実装予定部111、メインA電源のリ
ターングランドコネクタ実装予定部112、フレームグ
ランドコネクタ実装予定部113、メインB電源コネク
タ実装予定部114、メインB電源のリターングランド
コネクタ実装予定部115が並んでいる、また、各実装
予定部111、112、114、115毎に、チップコ
ンデンサ実装予定部116〜123が2つづつ設けてあ
る。実装予定部111、112、113、114、11
5は、プレスフィットのための小さい孔を複数有する。
【0027】シールドブロック固定予定部110には、
シールドブロック60が密着して固定される。よって、
シールドブロック60は、表面アースパターン83と電
気的に確実に接続された状態とされる。実装予定部11
1、112、113、114、115には、小さい孔に
プレスフィットピンを貫通されて、コネクタ61、6
2、65、63、64が固定される。
【0028】チップコンデンサ実装予定部116〜12
3には、チップコンデンサC11〜C18が表面実装さ
れる。次に、上記構成の給電部構造30の特性等につい
て説明する。給電部構造30には、図1に示すように、
電源ケーブル130の先端の差し込み側コネクタ131
が開口71を通してメインA電源コネクタ61に差し込
まれている。他のコネクタ62、65、63、64にも
ケーブルの先端のコネクタが差し込まれている。ここ
で、コネクタ131等はシールド構造でないのが一般的
である。
【0029】コネクタ131等はシールド構造ではない
けれども、コネクタ131等が接続される空間はシール
ド空間68であるため、B−ISDN用の通信機器31
から発生する電波雑音干渉が、給電部構造30の部位に
おいて、電源ケーブル130にのることが起きない。
【0030】また、各コネクタ61、62、63、64
ごとに2つのチップコンデンサC11〜C18が設けて
あるため、更には、チップコンデンサC11〜C18が
各コネクタ61、62、63、64に10mm以内と近
接して配設してあるため、給電部構造30は従来に比べ
てフィルタ機能を良好に発揮する。よって、B−ISD
N用の通信機器31の内部で発生して電源線を伝わって
外に漏洩してしまう伝導雑音干渉が従来に比べて良好に
抑制される。
【0031】図8は、シールドブロック60の別の例を
示す。このシールドブロック140は、板金部材であ
り、裏カバー36と対向する部分の四辺に、多数の板ば
ね片141が密に並んで設けてあり、且つ、バックパネ
ル38に対向する部分の四辺に、多数の板ばね片142
が密に並んで設けてある。
【0032】このシールドブロック140を使用する
と、多数の板ばね片141が撓んで裏カバー36と弾性
的に押し当たることにより、シールドブロック140と
裏カバー36との電気的接続が確実になされる。また、
多数の板ばね片142が撓んでバックパネル38に弾性
的に押し当たることにより、シールドブロック140と
バックパネル38との電気的接続が確実になされる。よ
って、シールドブロック140内の空間はより確実にシ
ールドされる。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
バックパネルと裏カバーとの間に枠状のシールド部材を
設け、この枠状のシールド部材の内側のシールドされた
空間内に、差し込まれ側電源コネクタ及びチップ型コン
デンサを設けた構成であるため、第1には差し込まれ側
電源コネクタがシールドされた空間内に位置しているこ
とによって、第2にはチップ型コンデンサが差し込まれ
側電源コネクタに近接して配設されることによって、従
来の構造に比べて、電源線を伝わって外に漏洩する伝導
・放射雑音干渉を効果的に抑制することが出来る。ま
た、特に、バックパネルより裏面側に信号ピンが突き出
ている構成の電子装置に適用して効果がある。また、コ
ンデンサは、貫通型ではなくチップ型であり、表面実装
してあり、よって、電線の半田付け作業は不要であり、
給電部を作業性よく製造出来る。
【0034】請求項2の発明によれば、上記裏カバー
は、上記差し込まれ側電源コネクタに対応する分だけに
開口を有するため、枠状のシールド部材に対応する部分
全部が開口である構成に比べて、枠状のシールド部材の
内側の空間のシールド性を良好に出来、よって、電源線
を伝わって外に漏洩する放射雑音干渉を抑制する効果を
上げることが出来る。
【0035】請求項3の発明によれば、上記チップ型コ
ンデンサは、各差し込まれ側電源コネクタに付いて、2
個並列に設けてあるため、コンデンサを1個設けた従来
の構成に比べて、伝導雑音干渉を抑制する効果を上げる
ことが出来る。請求項4の発明は、上記枠状のシールド
部材がバックパネルと対向する面側、及び、裏カバーと
対向する面側に、並んだ複数のばね片を有する構成であ
るため、ばね片が撓まされた状態でバックパネル及び裏
カバーと確実に接触し、シールド部材とバックパネル及
び裏カバーとの電気的接続を確実とし得、放射雑音干渉
の抑制についての信頼性を向上出来る。
【0036】請求項5の発明によれば、請求項1乃至請
求項4のうちいずれか一項記載の伝導・放射雑音干渉防
止対策済み給電部構造を有する構成としたため、特に、
バックパネルより裏面側に信号ピンが突き出ている構成
の装置において、電源線を伝わって外に漏洩する放射雑
音干渉を効果的に抑制出来る電子装置を実現できる。
【0037】請求項6の発明によれば、伝導・放射雑音
干渉防止対策済み給電部構造を、バックパネルの表面側
に設けたコネクタの位置からずれた位置に設けた構成と
したため、ユニットを差し込んで搭載する場合にコネク
タが押されたときにも、給電部構造のバックパネルが撓
むことがなく、よって、表面実装されているチップ型コ
ンデンサが割れる等の事故が起きる危険を回避出来、よ
って、信頼性の向上を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる電子装置の伝導・放射
雑音干渉防止対策済み給電部構造の分解斜視図である。
【図2】図1の給電部構造が適用してある通信装置を、
裏カバーを取り外した状態で、裏側よりみた斜視図であ
る。
【図3】図1の給電部構造の断面図である。
【図4】図1の給電部構造の回路図である。
【図5】図1の給電部構造のバックパネル及び給電部構
造を示す図である。
【図6】図1の給電部構造が適用してある通信装置の概
略図である。
【図7】図1の給電部構造が適用してある通信装置を裏
側よりみた斜視図である。
【図8】図1中のシールド部材の変形例を示す図であ
る。
【図9】従来の給電部構造を示す図である。
【図10】図9の給電部構造の回路図である。
【符号の説明】
30 給電部構造 31 B−ISDN用の通信機器 32 箱形状の通信機器本体 33 プラグインユニット 34 電動ファンユニット 35 板金製のシェルフ 36 裏カバー 37 シェルフ本体 38 バックパネル 48 バックパネルと裏カバーとの間の偏平な空間 52 バックパネルより後方に突き出ているピン 60 長方形の銅製のシールドブロック 61 メインA電源コネクタ 62 メインA電源のリターングランドコネクタ 63 メインB電源コネクタ 64 メインB電源のリターングランドコネクタ 65 フレームグランドコネクタ 66,67 ねじ 68 シールドされた空間 C11〜C18 チップ型コンデンサ 83 略べたの表面アースパターン 84、85 矩形窓 90 メインA電源コネクタ実装予定パッド 91 メインA電源のリターングランドコネクタ実装予
定パッド 92〜99 チップコンデンサ実装用パッド 101〜104 線パターン 111 メインA電源コネクタ実装予定部 112 メインA電源のリターングランドコネクタ実装
予定部 113 フレームグランドコネクタ実装予定部 114 メインB電源コネクタ実装予定部 115 メインB電源のリターングランドコネクタ実装
予定部 116〜122 チップコンデンサ実装予定部 140 板金部材製のシールドブロック 141、142 多数の板ばね片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックパネル及び該バックパネルの裏面
    を覆う裏カバーを有する電子装置の給電部構造におい
    て、該バックパネルと該裏カバーとの間に、該バックパ
    ネルのアースパターンとおよび該裏カバーと電気的に接
    続されて設けてあり、内側にシールドされた空間を形成
    する枠状のシールド部材を設け、 且つ、該バックパネル上であって、該枠状のシールド部
    材の内側の領域に、差し込まれ側電源コネクタを設け、 且つ、該バックパネル上であって、該枠状のシールド部
    材の内側の領域に、チップ型コンデンサを、上記差し込
    まれ側電源コネクタとフレームグランドパターンとの間
    に電気的に接続されて実装してなる構成としたことを特
    徴とする電子装置の伝導・放射雑音干渉防止対策済み給
    電部構造。
  2. 【請求項2】 上記裏カバーは、上記差し込まれ側電源
    コネクタに対応する分だけに開口を有する構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子装置の放射雑音干渉
    防止対策済み給電部構造。
  3. 【請求項3】 上記チップ型コンデンサは、各差し込ま
    れ側電源コネクタに付いて、2個並列に設けてある構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の電子装置の伝導
    雑音干渉防止対策済み給電部構造。
  4. 【請求項4】 上記枠状のシールド部材は、上記バック
    パネルと対向する面側、及び、上記裏カバーと対向する
    面側に、並んだ複数のばね片を有する構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の電子装置の伝導・放射雑音干
    渉防止対策済み給電部構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のうちいずれか一
    項記載の伝導・放射雑音干渉防止対策済み給電部構造を
    有する構成としたことを特徴とする電子装置。
  6. 【請求項6】 請求項請求項1乃至請求項4のうちいず
    れか一項記載の伝導・放射雑音干渉防止対策済み給電部
    構造を、バックパネルの表面側に設けたコネクタの位置
    からずれた位置に設けた構成としたことを特徴とする電
    子装置。
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