JPH10131373A - 根太ユニット - Google Patents

根太ユニット

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JPH10131373A
JPH10131373A JP30420296A JP30420296A JPH10131373A JP H10131373 A JPH10131373 A JP H10131373A JP 30420296 A JP30420296 A JP 30420296A JP 30420296 A JP30420296 A JP 30420296A JP H10131373 A JPH10131373 A JP H10131373A
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joist
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floor joist
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Application number
JP30420296A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Hirakuri
弘明 平栗
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Taisei Electronic Industries Co Ltd
Original Assignee
Taisei Electronic Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋の隅角部等において床の沈み込みを生ず
ることなく充分に高い支持強度でもって床パネルを支持
できる根太ユニットを提供する。 【解決手段】 根太ユニット1は、少なくとも2本の断
面矩形の根太部材2a,2bを、それらの上面が同一平
面を形成するように各根太部材の端部と端部又は側部に
おいて実質的に接合状態に、連結部材4により揺動自在
に連結し、連結された複数の根太部材のうち少なくとも
1本の根太部材には、所定の間隔をおいて少なくとも2
つの支持部材6が上下調節可能に取り付けられている。
好適には、各根太部材の下面に吸音材5が固着されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、根太ユニットに関
し、特に集合住宅等において正方形及び/又は長方形の
床パネルとユニット支持脚を用いて既存の基礎床面との
間に空間を形成して構築される乾式二重床の施工に用い
る根太ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】二重床は、木質系、金属系、コンクリー
ト系、珪酸カルシウム系などの材質で成形された複数枚
の床パネル(床板材)を、支持脚によって基礎床上一定
の高さに支持するようにして構築されており、既存床面
と二重床との間の空間は、給排水管、ガス管などの各種
配管を通すための空間、電気用、通信用の配線を通すた
めの空間、冷暖房用の空間、床下に空調用ダクトを設置
するための空間、床下に保温材、防音材を敷設するため
の空間などとして利用されたり、防音効果又は保温効果
を高めるための空調用ダクトなどとして利用されてい
る。
【0003】従来の乾式二重床施工の方法としては、例
えば、棒状脚部と該棒状脚部の上端部に上下調節可能に
装着された受け板とからなるユニット支持脚群及び横長
根太材の少なくとも2箇所に上下調節可能な支持脚を有
する根太ユニット群並びに定尺長方形の床パネル群とを
組み合わせて用い、基礎床の床面上に上記根太ユニット
及びユニット支持脚を所定ピッチで配置し、所定の間隙
を介して配置した床パネルをその縁部の所定の位置で上
記根太ユニット及びユニット支持脚により支持する方法
がある。
【0004】前記従来の乾式二重床の施工方法を図10
乃至図12を参考にしてさらに具体的に説明する。前記
ユニット支持脚100は、図10に示すように、ゴム等
の弾性材料からなる防振台座102の中央部に形成され
た非貫通又は貫通の中央孔(図示せず)に下端部が回動
自在に挿入され、そのフランジ部105を支持部として
立設された支持ボルト103からなる棒状脚部101
と、外周下部に突設された環状の支持部107を有する
レベル調整用ナット106と、中央部に挿入孔110を
有し、かつ上面に粘着シート109が貼着された受け板
108とから構成される。レベル調整用ナット106
は、受け板108に穿設された挿入孔110に嵌合して
取り付けられ、あるいはさらに支持部107上面にリン
グ状の粘着シート(図示せず)を貼着し、これを受け板
108の挿入孔110周囲下面に接着して取り付ける。
このようにして受け板108の挿入孔110に嵌合・固
定されたレベル調整用ナット106に棒状脚部101の
支持ボルト103がねじ込まれ、防振、防音機能に優れ
たユニット支持脚100が組み立てられる。なお、支持
ボルト103の上端面にはマイナス溝104(プラス溝
や多角形凹陥部でもよい)が設けられており、該溝10
4にドライバー等の回転用工具の先端を嵌め込んで支持
ボルト103を回転させることにより、レベル調整用ナ
ット106及びそれが嵌合された受け板108が上下動
し、受け板108により支持されている床パネルの床面
レベルを調整することができる。使用に際しては、粘着
シート110上面の剥離紙(図示せず)を剥して用い
る。
【0005】一方、前記根太ユニット200は、図11
に示すように、両端部近傍に形成された2個の平行な貫
通孔202a,202bを有する所定長さの断面矩形の
根太部材201と、下端部に側方に拡張された支持部2
04を有する支持ナット203と、下端部がゴム等の弾
性台座207に回動自在に植設され、かつ上端面にマイ
ナス溝208(プラス溝や多角形凹陥部でもよい)が設
けられた支持ボルト206から成る支持脚205とから
構成されている。このような根太ユニット200は、根
太部材201の貫通孔202a,202bに嵌合・固定
された支持ナット203に上記支持脚205の支持ボル
ト206を螺合することによって組み立てられ、支持ボ
ルト206上端面のマイナス溝208にドライバー等の
回転用工具の先端を嵌め込んで支持ボルト206を回転
させることにより、根太部材201の高さを調整するこ
とができる。
【0006】施工方法としては、図12に示すように、
まず、部屋の壁又は間仕切り300の所定の高さに沿っ
て根太ユニット200を設け、その上に床パネル301
の一辺を支持する。根太ユニット200上に載置されな
い床パネル301の他の縁部は、所定のピッチでコンク
リートスラブ等の基礎床上に配置した上下調節可能なユ
ニット支持脚100に片持たせの状態で載せて取り付け
る。ユニット支持脚100と床パネル301の取付け
は、ユニット支持脚100の受け板108上面に接着し
た粘着シート109等を介して行う。隣り合う床パネル
301も同様に、既に設置したユニット支持脚100上
へ床パネルのレベル調節が可能な所定の間隔を開けて載
せ、同様に他のユニット支持脚を配置して取り付ける。
このような作業を床パネル毎に繰り返し、部屋の隅など
定尺の床パネルが入らない箇所では、定尺板を加工し、
寸法を合わせて、適宜にユニット支持脚100を配置し
て床パネル301を全体に敷き詰める。その後、必要に
応じて全ての床パネルを覆うように捨て張り合板(図示
せず)を敷き詰めて床下地としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記乾式置床工法にお
いては、従来一般に、前記した各根太ユニット200
は、施工コストの点から図12に示すように間隔をあけ
て部屋の壁又は間仕切り300に沿って配置されるた
め、根太ユニット間の間隔、特に部屋の隅角部に配置さ
れる2つの根太ユニット間の間隔の箇所で床パネルが沈
み込み易く、また自立性に乏しいため施工性に劣るとい
う問題があった。一方、実公昭63−4749号公報に
は、根太材に相当する複数の支持材の下面端部間を細長
い平板状の連結部材で連結した床下地用コーナーユニッ
トが開示されている。該コーナーユニットは自立し易
く、施工性の面で有利である。しかしながら、該コーナ
ーユニットは複数の支持材の下面端部間が細長い平板状
の連結部材で連結されているため、連結される支持材端
部間に間隔が形成され、また連結部において屈曲し易
く、上記と同様な問題があると共に、部屋の凹部角部又
は凸部角部に配置する場合、平板状の連結部材が丁度角
部に位置するので、上記間隔が形成される角部における
支持強度が充分でないという問題がある。
【0008】また、前記したような集合住宅における乾
式二重床の場合、前述したような特定箇所の支持上の問
題の他に、騒音の問題もある。すなわち、床衝撃音や騒
音は壁を伝わって伝播し易いが、床衝撃音や騒音等が床
からそれを支持している根太ユニットに伝わり、さらに
壁を伝って周囲や階下の部屋に響いてしまうという問題
がある。
【0009】従って、本発明の目的は、前記したような
問題を解決し、特に部屋の隅角部において床の沈み込み
が無く充分な支持強度をもって床パネルを支持できる施
工性に優れた根太ユニットを提供することにある。本発
明の他の目的は、上記のような特性を具備すると共に、
防音効果、特に壁を介して伝播する音に対して優れた防
音効果を発揮する根太ユニットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に、本発明によれば、ユニット支持脚群と正方形及び/
又は長方形の床パネル群とを組み合せて用いて床パネル
の敷設を行う乾式二重床の施工に用いる根太ユニットに
おいて、少なくとも2本の根太部材を、それらの上面が
同一平面を形成するように各根太部材の端部と端部又は
側部において実質的に接合状態に連結し、連結された複
数の根太部材のうち少なくとも1本の根太部材には、所
定の間隔をおいて少なくとも2つの支持部材が上下調節
可能に取り付けられていることを特徴とする根太ユニッ
トが提供される。好適な態様においては、上記複数の根
太部材が揺動自在に連結されており、さらに上記根太部
材の下面に吸音材が設けられている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の根太ユニットは、前記の
ように、少なくとも2本の根太部材をそれらの上面が同
一平面を形成するように各根太部材の端部と端部又は側
部を実質的に接合(接触)状態に連結し、少なくとも1
本の根太部材にレベル調整可能な2つの支持部材(支持
脚)を設けて構成されているため、連結強度を高くで
き、また連結部において屈曲を生ずることなく、根太ユ
ニット上に載置される床パネルの根太ユニット連結部に
おける沈み込みを防止でき、かつ連結部における支持強
度が高い。各根太部材の連結態様としては種々の態様が
可能であり、例えば、図11に示されるようなレベル調
整可能な支持部材(支持脚)が2本設けられた従来の根
太ユニットの端部又は中央側部に、上記根太ユニットを
構成する他の根太部材の端部を連結してL字型又はT字
型の根太ユニットとすることができる。なお、連結され
ていない端部は、支持部材(支持脚)を高さ調整自在に
装着することもできるし、あるいはユニット支持脚のよ
うな他の支持手段により支持することもできる。上記L
字型又はT字型の根太ユニットとするには、好適には、
上記レベル調整可能な支持部材(支持脚)が設けられた
根太ユニット2つを連結させて構成すれば、さらに自立
性及び支持強度に優れた根太ユニットとなる。より好適
な態様としては、該根太ユニットを構成する根太部材の
上面が連結部において途切れず、一続きになっているこ
とが好ましく、特に連結部の角部に隙間が生じないよう
に構成することで、連結部における支持強度をより強い
ものとすることができる。
【0012】上記各根太部材は直角、鈍角、鋭角等任意
の角度で連結でき、また湾曲状の根太部材を用いること
により全体的に湾曲状に連結することもできる。根太部
材間の連結方法としては、釘、ネジ、接着剤等により不
動に連結させること(固定式)も可能であるが、蝶番等
により水平方向に揺動自在に連結させて折り畳めるよう
にすれば、運搬・保管時に嵩張らず、該根太ユニットを
配置する際、2つの根太部材間の角度を調節できるとい
う利点がある。また、双方の根太部材の連結部を、互い
に嵌め込めるような形状に予め加工し、施工の際、それ
らを嵌合させて連結できるように着脱自在とすれば、運
搬・保管が容易となり、また連結部上面は上記したよう
に一続きとなるので、該根太ユニットの連結部における
支持強度は非常に高いものとなる。
【0013】本発明に係る前記根太ユニットは、前記乾
式二重床の施工において、部屋の隅角部及び間仕切りが
設けられる箇所に好適に使用され得る。また、本発明の
根太ユニットを、3つ以上の根太部材を用い、それらを
水平方向に揺動自在に連結させることで、一般的な部屋
の隅角部のような直角部に限らず、例えば角柱、円柱等
の突出部の周辺部にも配置することができる。
【0014】また、本発明に係る根太ユニットは、好適
には、根太部材の下面に吸音材として、ウレタン発泡
材、グラスウール、ロックウール、不織布等を固着させ
ることにより、防音性を有する根太ユニットとすること
もできる。上記吸音材としては、好ましくは中空繊維の
不織布であり、特にポリエステル系中空繊維の不織布が
好ましい。これらの吸音材は断熱材としても機能する。
尚、根太部材の下面に設ける吸音材の量としては、根太
ユニットを所定の高さレベルに調整して配置する際、吸
音材が基礎床面に接する長さを最大とし、それより短け
れば特に限定されないが、長ければ長いほど吸音性は増
加するので、吸音材が基礎床面に接する長さが好まし
い。またこのような吸音材付きの根太ユニットを用いて
二重床を施工する際、根太部材下面以外にも、基礎床面
のほぼ全面あるいは敷設される床パネル下面と基礎床面
上の間の空間全体に吸音材を敷設すれば、より一層防音
・断熱効果を上げることができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ本
発明についてさらに具体的に説明する。図1は、本発明
の根太ユニット1を用いて部屋の隅角部に根太施工を行
った状態を示している。該根太ユニット1は、所定長さ
の断面矩形の2本の根太部材2a,2bと、連結部材4
と、吸音材5と、支持部材6とから構成される。2本の
根太部材2a,2bは、それらの上面が同一平面となる
ように、対向する端部側面において連結部材である蝶番
4により水平方向に揺動自在に連結されており、それぞ
れ両端部近傍には、前記図11に示した従来の根太ユニ
ットと同様に、2個の平行な貫通孔3a,3bが形成さ
れ、該貫通孔3a,3bに嵌合された支持ナット(図示
せず)に高さ調整可能に螺合された支持ボルト8及び弾
性台座7からなる支持部材6により支持されている。さ
らに、各根太部材2a,2bの下面には、上記2個の貫
通孔3a,3bの近辺を除く箇所にポリエステル系中空
繊維の不織布からなる吸音材5が固着されている。尚、
該吸音材5は各根太部材2a,2bの幅と略同一幅の略
直方体であり、その上面は、図1に示されるように根太
部材2a,2b下面の所定箇所に合致して固着されてお
り、根太部材2a,2bからはみ出ることはなく、一
方、その下面は基礎床面9に接している。
【0016】上記のように構成された根太ユニット1
は、所定の床面レベルに対応するように予めレベル調整
され、部屋の隅角部において、各根太部材2a,2bが
壁10に沿うように基礎床面9上に配置されるが、根太
部材2a,2b間は蝶番4で連結されているため、直角
部に限らず180度以内の様々な角部に対応できる一
方、折り畳むこともできるため、保管及び運搬の際、嵩
張らないという利点もある。また、各根太部材2a,2
bの端部間の連結は、その側面において蝶番4により行
われているため、連結部において屈曲を生ずることがな
く、また連結強度も比較的に高いものとなる。尚、壁と
接する根太部材2a,2bの側面に緩衝材の両面に粘着
剤層が形成された両面粘着テープ等を貼着し、該粘着テ
ープにより根太ユニット1を壁10に固定することがで
きる。それによって、防音効果及び施工性をさらに向上
させることができる。
【0017】図2は、3本の根太部材12a,12b,
12cが連結されてなる本発明の根太ユニット11を用
いて、丸柱20の周縁部に根太施工を行った状態を示し
ている。根太ユニット11の基本的構成は図1に示すも
のと同様であるが、本実施例の場合、3本の根太部材1
2a,12b,12cが、連結部材(蝶番)14a,1
4bにより揺動自在に連結されているため、このような
丸柱20においても実質的に一続きの根太ユニット11
として好適に配置され得る。尚、より短い根太部材を4
本以上連結させて構成される根太ユニット、あるいはそ
れ自体湾曲した根太部材を複数本連結させて構成される
根太ユニットを上記丸柱20の周縁部に配置すれば、該
根太ユニットと丸柱20との間に生ずる隙間が少なくな
り、あるいは殆どなくなるため、根太ユニットをさらに
丸柱20の側面に沿って配置することができると共に、
丸柱20周縁部に載置されるパネル支持強度をより強化
することもできる。
【0018】図3は、本発明の根太ユニット31を角柱
30の凸部角部に配置した状態を示している。該根太ユ
ニット31は、連結部材34が各根太部材32a,32
bの端面に取り付けられている以外、前記図1に示され
ている根太ユニット1と同様の構造を有している。該根
太ユニット31は、凸部角部に配置される際、連結部材
(蝶番)34が壁面に接触しないように構成されている
ため、図3に示されるように根太部材32a,32bと
壁面との間に隙間を生じないように配置することができ
る。
【0019】図4は、根太ユニットの他の実施例を示し
ており、根太部材42aの一側面が、もう一方の根太部
材42bの一端面と面一となり得るように構成されてお
り、それ以外の構造は、前記図1に示される根太ユニッ
ト1と同様である。2つの根太部材42a,42bに取
り付けられる連結部材44の一方の位置を上記したよう
にずらすことにより、連結された2つの根太部材42
a,42bを完全に開いた時の連結部は直角となり、ま
た、根太部材42bの端部が根太ユニット41の連結角
部に位置するので、図4に示される根太ユニット41
は、部屋の直角部において好適に配置でき、その上に敷
設される床パネルの角部における支持強度も一層強いも
のとなる。
【0020】図5は、連結部材を用いることなく2つの
根太部材52a,52bが連結された本発明の別の実施
例の根太ユニット51を示しており、各根太部材52
a,52bは、さね継ぎにより連結されている。すなわ
ち、各根太部材52a,52bの一端面は斜状に形成さ
れ、かつ一方の根太部材52aの一端面にはさね53が
突設され、他方の根太部材52bの一端面には上記さね
53が嵌合して強固に連結されるようにさね溝54が形
成されている。尚、各根太部材の一端面は必ずしも図示
のように斜状に形成する必要はなく、それらの長手方向
に直角な端面とし、一方の根太部材の端面から板状のさ
ねを突出させ、他方の根太部材の端部に上記さねが嵌合
するさね溝を形成するようにしてもよい。また、各根太
部材のさねとさね溝の嵌合による連結と共に、釘、ビ
ス、接着剤等により連結部を固定するようにすることも
できる。さらに、各根太部材の連結部、例えばさねとさ
ね溝の形状を適宜設計することにより、直角、鈍角、鋭
角等任意の角度で連結するようにすることもできる。
【0021】このような構成の根太ユニット51を用い
ることにより、保管、運搬等の際には、各根太部材52
a,52bを別々にして取扱うことができ、また、実際
の施工時において角部用の根太ユニットを即座に組み立
てることができる。さらに、該根太ユニット51は、前
記他の実施例のように蝶番等の連結部材を用いていない
ため、その連結角部内外両側とも連結部材による凹凸が
無く、従って前記図1に示されるような部屋の隅角部内
側及び図3に示されるような角柱の凸部外側に共に隙間
を生ずることなく配置することができる。尚、支持部材
(支持脚)、吸音材等の連結部分以外の構成は前述した
図1に示される根太ユニット1と同様である。
【0022】図6は、前述した図11に示される従来の
根太ユニット200と同様の根太部材62aの一方の側
面略中央部に、該根太部材62aと同等の断面を有する
根太部材62bを連結部材(蝶番)64によってT字形
に取り付けた根太ユニット61を示している。根太部材
62bは、蝶番64が取り付けられている側に折り畳む
ことができるため、持ち運びに便利である。尚、各根太
部材62a,62bの下面に吸音材5を接着固定できる
ことは前記各実施例の場合と同様である。
【0023】図7は、上記T字形根太ユニット61を用
いた根太施工例を示しており、所定の床面レベルに対応
するように予め調整されたT字形根太ユニット61a
を、根太部材62aの一側面が壁74aと接し、また、
根太部材62aに対して90度開かれた根太部材62b
の連結されていない方の端部が、予めレベル調整されて
基礎床面上に配置されたユニット支持脚71aにより支
持され、根太部材62a,62bの上面が水平に保たれ
ている。また、上記ユニット支持脚71a上には、上記
根太部材62bの延長上に他の根太材72aの一端部が
載置され、該根太材72aの他端部は、部屋の両壁74
a,74b間の略中間部に配置されたより大きな受け板
を有するユニット支持脚75上に載置されている。該ユ
ニット支持脚75は、上記ユニット支持脚71aと同じ
レベルに調整されているため、根太材72aの上面は水
平に保たれ、かつT字形根太ユニット61aの根太部材
62a,62bと同一平面を形成している。対向してい
る壁74b側にもT字形根太ユニット61b、ユニット
支持脚71b及び根太材72bが同様に配置されてお
り、さらに所定のピッチで壁74a,74bに沿って根
太ユニット61a,61bが、また、前記と同様にユニ
ット支持脚71a,71b,75並びに根太材72a,
72bが配置されている。尚、両壁74a,74b間の
略中間部に配置されているユニット支持脚75間には根
太材76が載置されている。
【0024】上記のように配置されたT字形根太ユニッ
ト61a,61b及び根太材72a,72b,76に、
各床パネル73をその縁部が支持されるように載置す
る。尚、各床パネル73は、図7に示すような千鳥状だ
けでなく格子状に配置することもできる。このようなT
字形根太ユニットを用いて二重床の施工を行うことによ
り、壁74a,74b際の根太部材62a,62cとこ
れと直交する根太部材62b,62dの上面を容易に同
一平面とすることができ、その結果、床パネル73の敷
設や、根太部材62a,62b,62c,62d及び根
太材72a,72b上への間仕切りの設置も容易となり
施工性が向上する。
【0025】図8及び図9はそれぞれ本発明の根太ユニ
ットのさらに別の実施例を示しており、いずれも連結部
材として断面略L字形の金属板を用いることにより根太
部材間の連結・固定強度をさらに強くした例を示してい
る。すなわち、図8に示す根太ユニット81では、一方
の根太部材82aの一端面を他方の根太部材82bの一
端部側面に当接した状態で、その直角凹部に略面略L字
形の金属板からなる連結部材84を当て、釘、ビス等に
より連結・固定されているが、その他の構成は図1に示
す根太ユニットと同様である。一方、図9に示すT字形
根太ユニット91では、一方の根太部材92bの一端面
を他方の根太部材92aの一側面略中央部に当接した状
態で、その一方又は両方の直角凹部に略面略L字形の金
属板からなる連結部材94を当て、釘、ビス等により連
結・固定されているが、その他の構成は図6に示す根太
ユニットと同様である。このような連結部材84,94
を用いることにより、根太部材間の連結部の角度は固定
されるが、種々の角度の連結部材を予め準備しておくこ
とにより、施工現場の状況に合わせて任意の角度で根太
部材間を連結・固定することが可能となる。また、或る
程度折り曲げ可能な材質の連結部材を用いることによっ
ても、連結部の角度調整を行うことが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る根太
ユニットは、横長の根太部材をそれらの上面が同一平面
を形成するように実質的に接合させた状態で連結してい
るため、連結強度を高くでき、また連結部において屈曲
を生ずることがないと共に、連結部に実質的に間隔が形
成されないため、根太ユニット上に配置される床パネル
の根太ユニット連結部における沈み込みを生ずることな
く床パネル敷設を施工性よく行うことができ、かつ、連
結部における支持強度も充分高いという利点を有する。
さらに、各根太部材を水平方向に揺動自在に連結して本
発明の根太ユニットを構成することで、様々な角度に適
応でき、また折り畳むことができるので保管、運搬が容
易になる。また、根太部材の下面に吸音材を設けた本発
明に係る根太ユニットは、床衝撃音や騒音を防ぐ効果が
あり、該根太ユニットを壁又は間仕切りに沿って配置す
ることで、特に壁又は間仕切りを介して伝播する音を効
果的に防音することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部屋の隅角部に配置された本発明に係る根太ユ
ニットの一実施例を示す斜視図である。
【図2】丸柱の周縁部に配置された本発明に係る根太ユ
ニットの他の実施例を示す部分断面平面図である。
【図3】角柱の凸部角部に配置された本発明に係る根太
ユニットのさらに他の実施例を示す部分断面平面図であ
る。
【図4】本発明に係る根太ユニットの別の実施例を示す
斜視図である。
【図5】部屋の隅角部に配置された本発明に係る根太ユ
ニットのさらに別の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る根太ユニットのさらに他の実施例
を示す斜視図である。
【図7】図6に示す根太ユニットを二重床の施工に用い
る施工例を示す部分平面図である。
【図8】本発明に係る根太ユニットの別の実施例を示す
斜視図である。
【図9】本発明に係る根太ユニットのさらに別の実施例
を示す斜視図である。
【図10】ユニット支持脚の分解斜視図である。
【図11】従来の根太ユニットの部分破断斜視図であ
る。
【図12】図8に示すユニット支持脚及び図9に示す従
来の根太ユニットと床パネルの配置状態を示す部分平面
図である。
【符号の説明】
1,11,31,41,51,61,61a,61b,
81,91 根太ユニット、 2a,2b,12a,1
2b,12c,32a,32b,42a,42b,52
a,52b,62a,62b,62c,62d,82
a,82b,92a,92b 根太部材、 3a,3b
貫通孔、 4,14a,14b,34,44,64,
84,94 連結部材(蝶番)、 5 吸音材、 6
支持部材、7 弾性台座、 8 支持ボルト、 9 基
礎床、 10,74a,74b壁、 20 丸柱、 3
0 角柱、 53 さね、 54 さね溝、 71a,
71b,75 ユニット支持脚、 72a,72b,7
6 根太材、 73 床パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット支持脚群と正方形及び/又は長
    方形の床パネル群とを組み合せて用いて床パネルの敷設
    を行う乾式二重床の施工に用いる根太ユニットにおい
    て、少なくとも2本の根太部材を、それらの上面が同一
    平面を形成するように各根太部材の端部と端部又は側部
    において実質的に接合状態に連結し、連結された複数の
    根太部材のうち少なくとも1本の根太部材には、所定の
    間隔をおいて少なくとも2つの支持部材が上下調節可能
    に取り付けられていることを特徴とする根太ユニット。
  2. 【請求項2】 前記複数の根太部材が揺動自在に連結さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の根太ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記根太部材の下面に吸音材が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の根太ユ
    ニット。
JP30420296A 1996-10-31 1996-10-31 根太ユニット Pending JPH10131373A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102492A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Sekisui House Ltd 建物の二重床構造

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