JPH10132007A - 空気ばね - Google Patents
空気ばねInfo
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- JPH10132007A JPH10132007A JP30099396A JP30099396A JPH10132007A JP H10132007 A JPH10132007 A JP H10132007A JP 30099396 A JP30099396 A JP 30099396A JP 30099396 A JP30099396 A JP 30099396A JP H10132007 A JPH10132007 A JP H10132007A
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Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローリングスリーブ型の空気ばねにお
いて、繊維コードのプライ数を円筒状本体の中央部以外
の他の部分では増やすことなく、円筒状本体の中央部の
みで増大することにより、屈曲部における屈曲抵抗を増
大させずに耐圧性を向上し、円筒状本体の外面にリング
やバンドを嵌めることを不要にする。 【解決手段】 繊維コード層24で補強されたゴム膜
によって円筒状に形成され、両端に開口部21a、23
aを備えたローリングスリーブ型の空気ばね20におい
て、両端の各開口部21a、23aに設けたビードリン
グ27、28を介して折返された繊維コード層24の両
端末部をそれぞれ円筒状本体21の中央部で互いに重ね
合わせて重なり部24aを形成する。
いて、繊維コードのプライ数を円筒状本体の中央部以外
の他の部分では増やすことなく、円筒状本体の中央部の
みで増大することにより、屈曲部における屈曲抵抗を増
大させずに耐圧性を向上し、円筒状本体の外面にリング
やバンドを嵌めることを不要にする。 【解決手段】 繊維コード層24で補強されたゴム膜
によって円筒状に形成され、両端に開口部21a、23
aを備えたローリングスリーブ型の空気ばね20におい
て、両端の各開口部21a、23aに設けたビードリン
グ27、28を介して折返された繊維コード層24の両
端末部をそれぞれ円筒状本体21の中央部で互いに重ね
合わせて重なり部24aを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のサスペンショ
ン等に用いられる空気ばねに関するものである。
ン等に用いられる空気ばねに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のサスペンションに用いられる空気
ばねとして、ゴム膜でほぼ円筒状に、かつ一端の開口部
が他端の開口部よりも大径に作られ、大径の開口部を上
にし、下の小径の開口部を円筒部の内側に押し込んだ形
で使用するローリングスリーブ型の空気ばねが知られて
いる。図1はこのローリングスリーブ型の空気ばね10
の使用状態を示し、円筒状本体11の下部(本体下部1
3)を内側に折返して屈曲部12が形成され、上端開口
部が受け板17を介して車体に固定され、下端開口部が
ピストン18を介して車軸台に固定される。なお、上記
のゴム膜は、ナイロンやポリエステル(例えば、ポリエ
チレンテレフタレート)からなる多数本の繊維コードを
円筒状本体11の周方向に対して傾斜させ、かつ互いに
平行に配列してなる繊維コード層14で補強されてお
り、その上端は上端開口部に沿って埋設した上側ビード
リング15に対し内側から外側に巻付けられ、下端は下
端開口部に沿って埋設した下側ビードリング16に対し
内側から外側に巻付けられる。なおまた、空気ばね10
の内側空間は、受け板17に設けた中心孔17aを通じ
て車体上の補助空気室または給気管に連通される。
ばねとして、ゴム膜でほぼ円筒状に、かつ一端の開口部
が他端の開口部よりも大径に作られ、大径の開口部を上
にし、下の小径の開口部を円筒部の内側に押し込んだ形
で使用するローリングスリーブ型の空気ばねが知られて
いる。図1はこのローリングスリーブ型の空気ばね10
の使用状態を示し、円筒状本体11の下部(本体下部1
3)を内側に折返して屈曲部12が形成され、上端開口
部が受け板17を介して車体に固定され、下端開口部が
ピストン18を介して車軸台に固定される。なお、上記
のゴム膜は、ナイロンやポリエステル(例えば、ポリエ
チレンテレフタレート)からなる多数本の繊維コードを
円筒状本体11の周方向に対して傾斜させ、かつ互いに
平行に配列してなる繊維コード層14で補強されてお
り、その上端は上端開口部に沿って埋設した上側ビード
リング15に対し内側から外側に巻付けられ、下端は下
端開口部に沿って埋設した下側ビードリング16に対し
内側から外側に巻付けられる。なおまた、空気ばね10
の内側空間は、受け板17に設けた中心孔17aを通じ
て車体上の補助空気室または給気管に連通される。
【0003】そして、従来の空気ばね10では、円筒状
本体11の耐圧性を向上するため、その中央部、詳しく
は空気ばね10の膨張時に外径が最大となり屈曲の生じ
ない部分の外面に金属製またはFRP製のバンド19を
嵌めたり、繊維コード層14のプライ数を多くしたり、
繊維コードの配列密度を増大したり、また繊維コードの
代わりに炭素繊維コード、スチールコード、ガラス繊維
コード等の高強度コードを用いたりすることが行われて
いた。
本体11の耐圧性を向上するため、その中央部、詳しく
は空気ばね10の膨張時に外径が最大となり屈曲の生じ
ない部分の外面に金属製またはFRP製のバンド19を
嵌めたり、繊維コード層14のプライ数を多くしたり、
繊維コードの配列密度を増大したり、また繊維コードの
代わりに炭素繊維コード、スチールコード、ガラス繊維
コード等の高強度コードを用いたりすることが行われて
いた。
【0004】しかしながら、バンド19を嵌めた場合
は、バンド19が外れ落ちたり、バンド19と円筒状本
体11との間に土砂が詰まって円筒状本体11のゴム膜
が摩耗し破損することがあり、また繊維コード層14の
プライ数を増大した場合は、屈曲部12におけるプライ
数が円筒状本体11の中央部と同じになるため、屈曲部
12の膜剛性も大きくなって変形抵抗が大きくなり、そ
のため繰返し屈曲により疲労し易くなって耐久性が阻害
され、また繊維コードの配列密度を増大した場合は、繊
維コード相互の隙間にゴムを確保することが不可能にな
って層間が剥離し易くなり、また高強度コードを使用し
た場合は、空気ばねの補強用としての伸度が不足し、屈
曲性が乏しくなり、かつ高価になる等の問題があった。
は、バンド19が外れ落ちたり、バンド19と円筒状本
体11との間に土砂が詰まって円筒状本体11のゴム膜
が摩耗し破損することがあり、また繊維コード層14の
プライ数を増大した場合は、屈曲部12におけるプライ
数が円筒状本体11の中央部と同じになるため、屈曲部
12の膜剛性も大きくなって変形抵抗が大きくなり、そ
のため繰返し屈曲により疲労し易くなって耐久性が阻害
され、また繊維コードの配列密度を増大した場合は、繊
維コード相互の隙間にゴムを確保することが不可能にな
って層間が剥離し易くなり、また高強度コードを使用し
た場合は、空気ばねの補強用としての伸度が不足し、屈
曲性が乏しくなり、かつ高価になる等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ローリン
グスリーブ型の空気ばねにおいて、円筒状本体の中央部
における繊維コードのプライ数を円筒状本体の中央部以
外の部分(屈曲部および本体下部を含む)に比べて増大
することにより、屈曲部における屈曲抵抗を増大させず
に耐圧性を向上し、しかも円筒状本体の外面にリングや
バンドを嵌めることを不要にしたものである。
グスリーブ型の空気ばねにおいて、円筒状本体の中央部
における繊維コードのプライ数を円筒状本体の中央部以
外の部分(屈曲部および本体下部を含む)に比べて増大
することにより、屈曲部における屈曲抵抗を増大させず
に耐圧性を向上し、しかも円筒状本体の外面にリングや
バンドを嵌めることを不要にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、請求項1
に記載のごとく、繊維コード層で補強されたゴム膜によ
って円筒状に形成され、両端に開口部を備えたローリン
グスリーブ型の空気ばねにおいて、両端の各開口部に設
けたビードリングを介して折返された繊維コード層の両
端末部をそれぞれ円筒状本体の中央部で互いに重ね合わ
せる。
に記載のごとく、繊維コード層で補強されたゴム膜によ
って円筒状に形成され、両端に開口部を備えたローリン
グスリーブ型の空気ばねにおいて、両端の各開口部に設
けたビードリングを介して折返された繊維コード層の両
端末部をそれぞれ円筒状本体の中央部で互いに重ね合わ
せる。
【0007】上記の繊維コードは、従来と同様にナイロ
ンやポリエステル等の合成繊維からなるコードが好まし
い。そして、繊維コード層は、上下のビードリング間の
距離の2倍以上の長さの円筒状に形成され、その両端末
側をビードリングを介して折返し、円筒状本体の使用時
に屈曲の及ばない範囲、好ましくは空気ばねの膨張時に
外径が最大となる部分を含む幅で互いに重ねられる。し
たがって、1プライの繊維コード層を用いた場合、その
端末側を重ねた部分では3プライ構造となり、その他の
部分では2プライ構造となり、従来の2プライの繊維コ
ード層を用いた通常の車両用空気ばねに比べて耐圧性が
約50%上昇し、しかも屈曲部における屈曲抵抗は、上
記通常の車両用空気ばねと同程度になる。
ンやポリエステル等の合成繊維からなるコードが好まし
い。そして、繊維コード層は、上下のビードリング間の
距離の2倍以上の長さの円筒状に形成され、その両端末
側をビードリングを介して折返し、円筒状本体の使用時
に屈曲の及ばない範囲、好ましくは空気ばねの膨張時に
外径が最大となる部分を含む幅で互いに重ねられる。し
たがって、1プライの繊維コード層を用いた場合、その
端末側を重ねた部分では3プライ構造となり、その他の
部分では2プライ構造となり、従来の2プライの繊維コ
ード層を用いた通常の車両用空気ばねに比べて耐圧性が
約50%上昇し、しかも屈曲部における屈曲抵抗は、上
記通常の車両用空気ばねと同程度になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図2において、20はローリング
スリーブ型空気ばねであり、円筒状本体21が繊維コー
ド層24、その表裏に重なる内側ゴム層25および外側
ゴム層26からなるゴム膜で一体に成形され、その下部
に本体下部23の押込みによる屈曲部22が形成され、
比較的大径の上端開口部21aに沿って上側ビードリン
グ27が、また比較的小径の下端開口部23aに沿って
下側ビードリング28がそれぞれ埋設されている。そし
て、円筒状本体21の周方向に対して傾斜する多数本の
繊維コードからなる1プライの繊維コード層24が上下
のビードリング27、28に対して内側から外側に巻付
けられ、円筒状本体21の外層側に折返されて円筒状本
体21のほぼ中央部分、すなわち空気ばね20の膨張時
に外径D0 が最大となり屈曲が生じない部分で重ねられ
て3プライの重なり部24aが形成され、残りの全域で
2プライに重ねられる。
スリーブ型空気ばねであり、円筒状本体21が繊維コー
ド層24、その表裏に重なる内側ゴム層25および外側
ゴム層26からなるゴム膜で一体に成形され、その下部
に本体下部23の押込みによる屈曲部22が形成され、
比較的大径の上端開口部21aに沿って上側ビードリン
グ27が、また比較的小径の下端開口部23aに沿って
下側ビードリング28がそれぞれ埋設されている。そし
て、円筒状本体21の周方向に対して傾斜する多数本の
繊維コードからなる1プライの繊維コード層24が上下
のビードリング27、28に対して内側から外側に巻付
けられ、円筒状本体21の外層側に折返されて円筒状本
体21のほぼ中央部分、すなわち空気ばね20の膨張時
に外径D0 が最大となり屈曲が生じない部分で重ねられ
て3プライの重なり部24aが形成され、残りの全域で
2プライに重ねられる。
【0009】上記の空気ばね20は、円筒状の繊維コー
ド層24を従来よりも長く成形し、端末側を円筒状本体
21の中央部まで折返して重ねる以外は、従来と同様に
して製造することができる。すなわち、ナイロンまたは
ポリエステルからなる繊維コードを経糸とするすだれ織
物をゴムで被覆してトッピングコードとし、これを所定
の間隔で斜めに切断して平行四辺形のトッピングコード
片とし、このトッピングコード片を耳側の経糸の部分で
順に継ぎ足して帯状とし、その長さ方向に対して上記の
経糸(繊維コード)が傾斜するバイアストッピングコー
ドを得、これを所定の長さに上記経糸に沿って切断す
る。
ド層24を従来よりも長く成形し、端末側を円筒状本体
21の中央部まで折返して重ねる以外は、従来と同様に
して製造することができる。すなわち、ナイロンまたは
ポリエステルからなる繊維コードを経糸とするすだれ織
物をゴムで被覆してトッピングコードとし、これを所定
の間隔で斜めに切断して平行四辺形のトッピングコード
片とし、このトッピングコード片を耳側の経糸の部分で
順に継ぎ足して帯状とし、その長さ方向に対して上記の
経糸(繊維コード)が傾斜するバイアストッピングコー
ドを得、これを所定の長さに上記経糸に沿って切断す
る。
【0010】一方、あらかじめ用意された未加硫ゴムか
らなる帯状のゴムシートを所定の長さに切断して成形ド
ラム上にゴムシートの両側耳部が成形ドラムの縁から突
出するように巻付け、その両端を接続して円筒状の内側
ゴム層25を形成する。次いで、その上に上記の所定の
長さに切断されているバイアストッピングコードを両側
が内側ゴム層25の縁から外側にはみ出すように巻付
け、その両端を接続して円筒状の繊維コード層24を形
成する。次いで、成形ドラムの片側の縁から外れた繊維
コード層24上に大径の上側ビードリング27を、反対
側の縁から外れた繊維コード24上に小径の下側ビード
リング28をそれぞれ被着する。
らなる帯状のゴムシートを所定の長さに切断して成形ド
ラム上にゴムシートの両側耳部が成形ドラムの縁から突
出するように巻付け、その両端を接続して円筒状の内側
ゴム層25を形成する。次いで、その上に上記の所定の
長さに切断されているバイアストッピングコードを両側
が内側ゴム層25の縁から外側にはみ出すように巻付
け、その両端を接続して円筒状の繊維コード層24を形
成する。次いで、成形ドラムの片側の縁から外れた繊維
コード層24上に大径の上側ビードリング27を、反対
側の縁から外れた繊維コード24上に小径の下側ビード
リング28をそれぞれ被着する。
【0011】次いで、上記繊維コード層24のビードリ
ング27、28から外側にはみ出た部分をビードリング
27、28に沿って折返して成形ドラム上で重ね合わ
せ、その上に内側ゴム層25と同様にして外側ゴム層2
6を形成し、内側ゴム層25および外側ゴム層26でビ
ードリング27、28を包み、ほぼ円筒状でその両端の
ビードリング取付け部が内側にフランジ状に突出する形
の成形品を得る。しかるのち、この円筒状の成形品を成
形ドラムから外し、この成形品の内側にエアバッグから
なる中型を挿入し、この中型に空気、蒸気、温水等の内
圧を充填してビヤダル形に膨張させ、外側を金型で拘束
して加硫する。
ング27、28から外側にはみ出た部分をビードリング
27、28に沿って折返して成形ドラム上で重ね合わ
せ、その上に内側ゴム層25と同様にして外側ゴム層2
6を形成し、内側ゴム層25および外側ゴム層26でビ
ードリング27、28を包み、ほぼ円筒状でその両端の
ビードリング取付け部が内側にフランジ状に突出する形
の成形品を得る。しかるのち、この円筒状の成形品を成
形ドラムから外し、この成形品の内側にエアバッグから
なる中型を挿入し、この中型に空気、蒸気、温水等の内
圧を充填してビヤダル形に膨張させ、外側を金型で拘束
して加硫する。
【0012】得られたビヤダル形の空気ばね20は、従
来と同様に図1の受け板17とピストン18との間に介
設され、空気ばね20の内側空間を上記の受け板17に
設けた中心孔17aを通じて車体上の補助空気室または
給気管に連通させ、図示のように本体下部23を前記の
ピストンに沿って折返して屈曲部22を形成し、上記内
側空間に空気を充填して使用される。このとき、走行車
両の振動等によって受け板17とピストン18の距離が
変動し、屈曲部22の底部が上下に移動しても、この屈
曲部22では繊維コード層24が2プライであるため、
屈曲部22の移動に伴う屈曲抵抗は、従来の2プライ構
造の空気ばねと変わらない。しかし、円筒状本体21の
中央部の外径D0 が最大になる部分には、繊維コード層
24が3プライの重なり部24aが形成されるため、従
来の2プライ構造の空気ばねに比べて耐圧強度が1.5
倍に向上する。なお、上記3プライの重なり部24aに
おける繊維コード層24の端末は、ビードリングには固
定されていないが、繊維コード層24の内外面がトッピ
ングゴムで被覆され、加硫により一体に結合されている
ため、隣接層に層間の接着力によって固定される。
来と同様に図1の受け板17とピストン18との間に介
設され、空気ばね20の内側空間を上記の受け板17に
設けた中心孔17aを通じて車体上の補助空気室または
給気管に連通させ、図示のように本体下部23を前記の
ピストンに沿って折返して屈曲部22を形成し、上記内
側空間に空気を充填して使用される。このとき、走行車
両の振動等によって受け板17とピストン18の距離が
変動し、屈曲部22の底部が上下に移動しても、この屈
曲部22では繊維コード層24が2プライであるため、
屈曲部22の移動に伴う屈曲抵抗は、従来の2プライ構
造の空気ばねと変わらない。しかし、円筒状本体21の
中央部の外径D0 が最大になる部分には、繊維コード層
24が3プライの重なり部24aが形成されるため、従
来の2プライ構造の空気ばねに比べて耐圧強度が1.5
倍に向上する。なお、上記3プライの重なり部24aに
おける繊維コード層24の端末は、ビードリングには固
定されていないが、繊維コード層24の内外面がトッピ
ングゴムで被覆され、加硫により一体に結合されている
ため、隣接層に層間の接着力によって固定される。
【0013】なお、繊維コードの強度、空気ばね20の
膨張時における繊維コード密度および空気ばね20の周
方向に対する繊維コードの傾斜角度が一定のとき、空気
ばね20の耐圧強度は、円筒状本体21における繊維コ
ード層24のプライ数に比例し、円筒状本体21の外径
D0 に反比例する。したがって、空気ばね20の外径D
0 が不変のとき、上記のとおり従来の2プライ構造に比
べて耐圧強度が1.5倍に向上する。一方、耐圧強度を
一定にすると、外径D0 を1.5倍に大きくできる。し
たがって、車両用の一般的空気ばね20における耐圧強
度の規格値25kgf/cm2 を得るために抑制を必要とさ
れていた外径D0 の330〜340mmを380〜400
mm程度に増大することが容易になり、この場合は円筒状
本体21の外径と本体下部23の内径との平均値で示さ
れる受圧直径D1 (図2参照)が大きくなるため、受圧
面積と内圧の積で示される耐荷力が増大する。
膨張時における繊維コード密度および空気ばね20の周
方向に対する繊維コードの傾斜角度が一定のとき、空気
ばね20の耐圧強度は、円筒状本体21における繊維コ
ード層24のプライ数に比例し、円筒状本体21の外径
D0 に反比例する。したがって、空気ばね20の外径D
0 が不変のとき、上記のとおり従来の2プライ構造に比
べて耐圧強度が1.5倍に向上する。一方、耐圧強度を
一定にすると、外径D0 を1.5倍に大きくできる。し
たがって、車両用の一般的空気ばね20における耐圧強
度の規格値25kgf/cm2 を得るために抑制を必要とさ
れていた外径D0 の330〜340mmを380〜400
mm程度に増大することが容易になり、この場合は円筒状
本体21の外径と本体下部23の内径との平均値で示さ
れる受圧直径D1 (図2参照)が大きくなるため、受圧
面積と内圧の積で示される耐荷力が増大する。
【0014】
【発明の効果】上記のとおり、この発明によれば、ロー
リングスリーブ型空気ばねの円筒状本体の中央部におけ
る繊維コードのプライ数を残りの部分の1.5倍に増大
させ、円筒状本体の下部に形成される屈曲部における屈
曲抵抗を増大させずに耐圧性を1.5倍に向上すること
ができ、円筒状本体の外面にリングやバンドを嵌めるこ
とが不要である。しかも、ビードワイヤに巻き付けた繊
維コード層の端末を円筒状本体の中央部側に延長するの
みであるから、従来の製造設備をそのまま用いて製造す
ることができる。
リングスリーブ型空気ばねの円筒状本体の中央部におけ
る繊維コードのプライ数を残りの部分の1.5倍に増大
させ、円筒状本体の下部に形成される屈曲部における屈
曲抵抗を増大させずに耐圧性を1.5倍に向上すること
ができ、円筒状本体の外面にリングやバンドを嵌めるこ
とが不要である。しかも、ビードワイヤに巻き付けた繊
維コード層の端末を円筒状本体の中央部側に延長するの
みであるから、従来の製造設備をそのまま用いて製造す
ることができる。
【図1】従来の空気ばねを示す断面図である。
【図2】実施形態の断面図である。
10、20:空気ばね 11、21:円筒状本体 12、22:屈曲部 13、23:本体下部 14、24:繊維コード層 15、27:上側ビードリング 16、28:下側ビードリング 17:受け板 17a:中心孔 18:ピストン 19:バンド 21a:上端開口部 23a:下端開口部 24a:重なり部 25:内側ゴム層 26:外側ゴム層
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維コード層で補強されたゴム膜によっ
て円筒状に形成され、両端に開口部を備えたローリング
スリーブ型の空気ばねにおいて、両端の各開口部に設け
たビードリングを介して折返された繊維コード層の両端
末部をそれぞれ円筒状本体の中央部で互いに重ね合わせ
たことを特徴とする空気ばね。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30099396A JPH10132007A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 空気ばね |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30099396A JPH10132007A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 空気ばね |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132007A true JPH10132007A (ja) | 1998-05-22 |
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|---|---|---|---|---|
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| CN113815158A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-12-21 | 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 | 大曲囊空气弹簧气囊硫化模具及方法 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP30099396A patent/JPH10132007A/ja active Pending
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