JPH1013206A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH1013206A
JPH1013206A JP8159573A JP15957396A JPH1013206A JP H1013206 A JPH1013206 A JP H1013206A JP 8159573 A JP8159573 A JP 8159573A JP 15957396 A JP15957396 A JP 15957396A JP H1013206 A JPH1013206 A JP H1013206A
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毅 大下
Katsushi Asahina
克志 朝比奈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタースライス方式での設計の自由度を上
げると共に、出力信号の時間変化を制御してノイズを抑
制する。 【解決手段】 プリバッファ2は集積回路内部からの入
力信号を受け、メインバッファ3はプリバッフア2の出
力を受けて集積回路の出力端子1に信号を出力する。帰
還回路4は出力端子1の電位を検出し、プリバッファ2
の出力と比較を行い、メインバッファ3を制御する。具
体的には出力端子1の電位を正帰還させることにより、
その時間変化の緩急に応じて、出力端子1に流れ込む
(あるいは流れ出す)電流の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置の出力回路において、出力信号の変化を制御する出
力回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路装置(以下「集
積回路」)の出力側において、高速な伝送を行うには大
電流が必要とされる。しかし、急峻な電流変化はノイズ
を引き起こし、集積回路、および集積回路が組み込まれ
たシステムの誤動作の原因となる。これを回避するため
に、意図的に出力信号の時間変化を抑制し、ノイズの発
生を押さえるスルーレートコントロールが行われてい
る。
【0003】図16は、スルーレートコントロールを行
う、従来の出力回路の例を示した回路図である。プリバ
ッファ200が集積回路内部からの入力信号を受け、メ
インバッファ300がプリバッファ200の出力を受け
て出力端子1に出力信号を与える。
【0004】プリバッファ2は、入力信号を受けるイン
バータ41と、いずれもインバータ41の出力を反転す
るインバータ39,40とを有している。
【0005】メインバッファ300は、いずれもインバ
ータ39の出力を受けるゲートを含むPMOSトランジ
スタ35及びNMOSトランジスタ36、いずれもイン
バータ40の出力を受けるゲートを含むPMOSトラン
ジスタ37及びNMOSトランジスタ38、トランジス
タ35,36のドレインに共通して接続されたゲートを
含むPMOSトランジスタ5、トランジスタ37,38
のドレインに共通して接続されたゲートを含むNMOS
トランジスタ6を有している。トランジスタ5,6のド
レインは共通して出力端子1に接続され、トランジスタ
35,5のソースにはいずれも電位Vdd(論理“H”
に相当する)が与えられ、トランジスタ38,6のソー
スにはいずれも接地電位GND(論理“L”に相当す
る)が与えられている。
【0006】但し、トランジスタ5,6のチャネル幅は
トランジスタ35〜38のチャネル幅より大きく作られ
ている。また、NMOSトランジスタ36、PMOSト
ランジスタ37は、PMOSトランジスタ35、NMO
Sトランジスタ38と比較して、ゲート長を長くとって
いる。
【0007】上記ゲート長の相違により、PMOSトラ
ンジスタ5のゲート電位が“L”から“H”となるのに
要する時間と比較して、“H”から“L”となるのに要
する時間は非常に長くなる。同様にして、NMOSトラ
ンジスタ6のゲート電位が“H”から“L”となるのに
要する時間と比較して、“L”から“H”となるのに要
する時間は非常に長くなる。その結果、トランジスタ
5,6はいずれもそれがオフするのが速やかであり、オ
ンするのが緩やかである。
【0008】図17は、出力信号が“L”から“H”へ
と変化する場合の、図16に示された出力回路の各部の
動作を示すダイアグラムである。同図(a)〜(g)は
それぞれ集積回路内部からの入力信号、インバータ39
の出力(インバータ40の出力も同一の波形を呈す
る)、PMOSトランジスタ5のゲート電位、NMOS
トランジスタ6のゲート電位、出力端子1の電位、出力
電流(出力端子1へと流れる電流)、トランジスタ3
6,5,38,6,35,37のオン/オフ状態を示
す。
【0009】入力信号が時刻T1で“L”から“H”に
変化すると、インバータ39,40の出力がこれに応答
してそれぞれ“L”から“H”へと変化する。PMOS
トランジスタ37、NMOSトランジスタ38はそれぞ
れはオフ、オンする。これによってNMOSトランジス
タ6はオンするが、これはゲート長の短いトランジスタ
38のオンに起因するので、その動作は速やかである。
つまりほぼ時刻T1においてNMOSトランジスタ6は
オフする。
【0010】しかし、PMOSトランジスタ5がオンす
るのは、ゲート長の長いトランジスタ36のオンに起因
するので、その動作は緩やかである。つまり時刻T1で
はトランジスタ5は完全にはオンしておらず、時刻T1
から遅れた時刻T2においてNMOSトランジスタ6は
ようやく完全にオンする。以上のことから、変化する時
間全体でみれば、結果的には出力信号は緩やかに変化す
ることとなる。
【0011】発生するノイズは、原因となる電流の微分
が大きいほど大きくなるが、出力回路は規格上、最大電
流になるまでに要する変化時間が決まっているので、電
流の値が小さいことが望ましい。出力回路が出力する電
位が急激な変化を行えば、その際に流れる電流は大きく
なってしまうので出力端子1の電位は直線的な変化をす
ることが望ましい。
【0012】図16に示した従来の技術では、トランジ
スタ5,6がオン/オフするのに必要な変化時間を非対
称にすることで、望ましいスルーレートを実現してい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、出力
信号が変化する初期(時刻T1〜T2)ではその変化が
大きく、逆に、変化の終期(時刻T2以降)では変化は
非常に緩やかになる。換言すれば、出力信号の変化がそ
の初期で大きく変化することを抑制できず、従って、ノ
イズの発生を十分に抑制することができなかった。
【0014】また、マスタースライス方式の集積回路で
はあらかじめ使用可能なトランジスタをすべて配置して
作成しておく必要がある。従来の技術を用いてスルーレ
ートを改善した出力回路の設計を可能にするためには、
ゲート長の異なる複数のトランジスタを用意する必要が
ある。しかしながら、集積回路上で出力回路の占めうる
面積には制限があり、標準ゲート長以外のトランジスタ
を用意するためには標準ゲート長のトランジスタの数を
減らさねばならない。図16におけるトランジスタ3
5,38として標準ゲート長トランジスタを採用した場
合には、トランジスタ36,37を形成するためには標
準よりゲート長の長いトランジスタを設ける必要があ
る。この結果、マスタースライス方式の利点である設計
の自由度が著しく損なわれるという問題点があった。
【0015】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、使用するトランジスタのゲート長を異
ならせること無くスルーレートを改善した出力回路を提
供することによって、マスタースライス方式での設計の
自由度を上げると共に、出力信号の時間変化を制御して
ノイズを抑制することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、2値論理に則った入力信号が与えられ
る入力端子と、前記入力信号の論理の遷移に対応して遷
移する出力信号を出力する出力端子とを備える出力回路
である。そして、(a)(a-1)前記2値論理の一方である第
1論理値に対応する第1電位が与えられる第1電極と、
前記出力端子に接続された第2電極と、第1の主制御信
号を受ける制御電極とを有する第1の主トランジスタ
と、(a-2)前記2値論理の第1論理値と相補的な第2論
理値に対応する第2電位が与えられる第1電極と、前記
出力端子に接続された第2電極と、第2の主制御信号を
受ける制御電極とを有する第2の主トランジスタと、(a
-3)前記第1電位が与えられる第1電極と、前記出力端
子に接続された第2電極と、第1の副制御信号を受ける
制御電極とを有する第1の副トランジスタと、(a-4)前
記第2電位が与えられる第1電極と、前記出力端子に接
続された第2電極と、第2の副制御信号を受ける制御電
極とを有する第2の副トランジスタとを有するメインバ
ッファと、(b)前記前記第1及び第2の主制御信号を前
記入力信号に基づいて生成するプリバッファと、(c)(c-
1)第1しきい値よりも前記第2電位に近い値から前記第
1電位へと向かって遷移する途中において前記出力信号
が前記第1しきい値に達した場合に、前記第1の主制御
信号を前記第1の副制御信号として出力する第1の論理
ゲートと、(c-2)第2しきい値よりも前記第1電位に近
い値から前記第2電位へと向かって遷移する途中におい
て前記出力信号が前記第2しきい値に達した場合に、前
記第2の主制御信号を前記第2の副制御信号として出力
する第2の論理ゲートとを有する制御回路とを備える。
【0017】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の出力回路であって、前記第1電位と前記
第2の電位との中間の値に対して、前記第1及び第2し
きい値は、それぞれ前記第1及び第2の電位に近い。
【0018】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項2記載の出力回路であって、前記第1の主トラン
ジスタは前記第1の主制御信号が前記第2論理値に相当
する場合に、前記第2の主トランジスタは前記第2の主
制御信号が前記第1論理値に相当する場合に、前記第1
の副トランジスタは前記第1の副制御信号が前記第2論
理値に相当する場合に、前記第2の副トランジスタは前
記第2の副制御信号が前記第1論理値に相当する場合
に、それぞれ導通する。そして、前記第1の論理ゲート
は(c-1-1)前記出力信号を、前記第1しきい値を以て反
転するインバータと、(c-1-2)前記第1の論理ゲートの
前記インバータの出力と前記第1の主制御信号がいずれ
も前記第2論理値を採る場合に前記第2論理値を前記第
1の副制御信号として出力する論理素子とを含む。ま
た、前記第2の論理ゲートは(c-2-1)前記出力信号を、
前記第2しきい値を以て反転するインバータと、(c-2-
2)前記第2の論理ゲートの前記インバータの出力と前記
第2の主制御信号がいずれも前記第1論理値を採る場合
に前記第1論理値を前記第2の副制御信号として出力す
る論理素子とを含む。
【0019】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項2記載の出力回路であって、前記第1及び第2論
理ゲートは、前記出力信号が前記第1しきい値よりも前
記第2電位に近い値から前記第1電位へと向かって遷移
する途中において前記出力信号が前記第1しきい値に達
した場合に前記第2論理を、前記出力信号が前記第2し
きい値よりも前記第1電位に近い値から前記第2電位へ
と向かって遷移する途中において前記出力信号が前記第
2しきい値に達した場合に前記第1論理を、それぞれ出
力するヒステリシス回路を共有して含む。そして、前記
第1の論理ゲートは、前記ヒステリシス回路の出力と前
記第1の主制御信号がいずれも前記第2論理値を採る場
合に前記第2論理値を前記第1の副制御信号として出力
する論理素子を更に含む。また、前記第2の論理ゲート
は、前記ヒステリシス回路の出力と前記第2の主制御信
号がいずれも前記第1論理値を採る場合に前記第1論理
値を前記第2の副制御信号として出力する論理素子を更
に含む。
【0020】この発明のうち請求項5にかかるものは、
請求項1記載の出力回路であって、前記第1しきい値と
前記第2しきい値とは等しい。
【0021】この発明のうち請求項6にかかるものは、
請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の出力回路
であって、前記プリバッファは前記入力信号と状態制御
信号とを入力し、前記制御信号が非活性の場合には前記
入力信号のみに基づいた論理を共通して前記第1及び第
2の主制御信号として出力し、前記制御信号が非活性の
場合には前記入力信号に拘らず、前記第1の主制御信号
と前記第2の主制御信号とのいずれもを非活性化させ
て、前記第1及び第2の主トランジスタのいずれをもオ
フさせる。
【0022】この発明のうち請求項7にかかるものは、
請求項1記載の出力回路であって、前記メインバッファ
は(a-5)前記第1電位が与えられる第1電極と、前記出
力端子に接続された第2電極と、第3の副制御信号を受
ける制御電極とを有する第3の副トランジスタと、(a-
6)前記第2電位が与えられる第1電極と、前記出力端子
に接続された第2電極と、第4の副制御信号を受ける制
御電極とを有する第4の副トランジスタとを更に有す
る。そして、前記制御回路は(c-3)第3しきい値よりも
前記第2電位に近い値から前記第1電位へと向かって遷
移する途中において前記出力信号が前記第3しきい値に
達した場合に、前記第1の主制御信号を前記第3の副制
御信号として出力する第3の論理ゲートと、(c-4)第4
しきい値よりも前記第1電位に近い値から前記第2電位
へと向かって遷移する途中において前記出力信号が前記
第4しきい値に達した場合に、前記第2の主制御信号を
前記第4の副制御信号として出力する第4の論理ゲート
とを更に有する。
【0023】この発明のうち請求項8にかかるものは、
請求項7記載の出力回路であって、前記第3しきい値は
前記第2しきい値に等しく、前記第4しきい値は前記第
1しきい値に等しい。
【0024】この発明のうち請求項9にかかるものは、
2値論理に則った入力信号が与えられる入力端子と、前
記入力信号の論理の遷移に対応して遷移する出力信号を
出力する出力端子とを備える出力回路である。そして、
前記2値論理の第1論理値に対応する第1電位が与えら
れる第1端と、前記出力端子に接続された第2端とを有
し、自身の前記第1端及び前記第2端の間を導通/非導
通する主スイッチング素子と、前記第1電位が与えられ
る第1端と、前記出力端子に接続された第2端とを有
し、自身の前記第1端及び前記第2端の間を導通/非導
通する副スイッチング素子とを更に備える。ここで前記
入力信号の遷移によって前記主スイッチング素子及び前
記副スイッチング素子の何れもが非導通である状態から
前記主スイッチング素子が導通する場合には、前記主ス
イッチング素子が導通した後に前記副スイッチング素子
も導通する。
【0025】この発明のうち請求項10にかかるもの
は、請求項9記載の出力回路であって、前記主スイッチ
ング素子は前記副スイッチング素子よりも、流れる電流
が小さい。
【0026】この発明のうち請求項11にかかるもの
は、請求項9記載の出力回路であって、前記主スイッチ
ング素子、前記副スイッチング素子はトランジスタで構
成される。
【0027】この発明のうち請求項12にかかるもの
は、請求項9記載の出力回路であって、前記主スイッチ
ング素子の導通により、前記出力信号の電位が、前記2
値論理の第1論理値と相補的な第2論理値に対応する第
2電位から前記第1電位へと向かう方向に移行し、前記
移行によって前記出力信号の電位が所定のしきい値に達
した時に前記副スイッチング素子が導通し始める。
【0028】なお、本願において「しきい値」とはトラ
ンジスタのオン/オフを制御するゲート電圧のしきい値
ではなく、“L”/“H”を弁別する論理しきい値を意
味する。
【0029】
【発明の実施の形態】
基本的な思想.理想的なスルーレートを実現するには、
出力信号が変化する初期の変化を緩やかにするため、ま
ずメインの駆動手段で出力信号を変化させるように駆動
し、ある程度出力信号が変化したところで更にサブの駆
動手段で出力信号を同じ方向に変化させるように駆動さ
せればよい。
【0030】図1はこの発明による出力回路の基本的な
構成を示す回路図である。プリバッファ2は集積回路内
部からの入力信号を受け、メインバッファ3はプリバッ
フア2の出力を受けて集積回路の出力端子1に信号を出
力する。
【0031】帰還回路4は出力端子1の電位を検出し、
プリバッファ2の出力と比較を行い、メインバッファ3
を制御する。具体的には出力端子1の電位を正帰還させ
ることにより、その時間変化の緩急に応じて、出力端子
1に流れ込む(あるいは流れ出す)電流の制御を行うこ
とができる。
【0032】実施の形態1.図2はこの発明の実施の形
態1による出力回路の構成を示す回路図である。プリバ
ッファ201は、いずれも集積回路内部の入力信号を受
けるインバータ9,10で構成される。帰還回路401
は、出力端子1の電位を入力し、それぞれ第1及び第2
のしきい値を以て反転して出力するインバータ11,1
2と、インバータ11の出力とインバータ9の出力を受
ける2入力NORゲート13と、NORゲート13の出
力を反転するインバータ14と、インバータ12の出力
とインバータ10の出力を受ける2入力NANDゲート
15と、NANDゲート15の出力を反転するインバー
タ16により構成される。
【0033】メインバッファ301はソースに電位Vd
dが与えられ、ドレインが出力端子1に接続され、イン
バータ9の出力がゲートに入力されるPMOSトランジ
スタ5と、ソースに接地電位GNDが与えられ、ドレイ
ンが出力端子1に接続され、インバータ10の出力がゲ
ートに入力されるNMOSトランジスタ6、ソースに電
位Vddが与えられ、ドレインが出力端子1に接続さ
れ、インバータ14の出力がゲートに入力されるPMO
Sトランジスタ7、ソースに接地電位GNDが与えら
れ、ドレインが出力端子1に接続され、インバータ16
の出力がゲートに入力されるNMOSトランジスタ8に
より構成される。
【0034】第1及び第2のしきい値はそれぞれ2Vd
d/3,Vdd/3に設定される。
【0035】トランジスタ5,6は前節「基本的思想」
で述べたメインの駆動手段に相当し、トランジスタ7,
8は同サブの駆動手段に相当する。トランジスタ7,8
はそれぞれトランジスタ5,6と比較してチャネル幅を
広く採る。
【0036】インバータ9の出力はトランジスタ5の導
通を制御する第1のメイン制御信号M1として機能し、
インバータ10の出力はトランジスタ6の導通を制御す
る第2のメイン制御信号M2として機能する。またイン
バータ14の出力はトランジスタ7の導通を制御する第
1のサブ制御信号S1として機能し、インバータ10の
出力はトランジスタ6の導通を制御する第2のサブ制御
信号S2として機能する。
【0037】図3は、出力端子1において出力信号が
“L”から“H”へと変化する場合の各部の動作を示す
ダイアグラムである。同図(a)〜(h)はそれぞれ集
積回路内部からの入力信号、第1のメイン制御信号M1
(第2のメイン制御信号M2も同一の波形を呈する)、
NANDゲート15の出力、インバータ11の出力、N
ORゲート13の出力、出力端子1の電位、出力電流
(出力端子1へと流れる電流)、トランジスタ5〜8の
オン/オフ状態を示す。
【0038】まず入力信号が“L”であるので、第1の
メイン制御信号M1は“H”であり、PMOSトランジ
スタ5はオフ状態にある。NORゲート13はその入力
端子の一方に第1のメイン制御信号M1が加わるので、
インバータ11の出力の値によらずに“L”を出力す
る。よって第1のサブ制御信号S1は“H”であり、P
MOSトランジスタ7もオフ状態にある。
【0039】一方、第2のメイン制御信号M2は“H”
であり、NMOSトランジスタ6はオン状態にある。P
MOSトランジスタ5,7がオフ状態であるので、NM
OSトランジスタ8のオン/オフによらず、出力端子1
の電位は接地電位GNDにある。従って、NANDゲー
ト15の各入力は、第2のメイン制御信号M2が
“H”、出力端子1の電位を反転したインバータ12の
出力は“H”なので、NANDゲート15の出力は
“L”となる。よってこれがインバータ16により反転
されて得られる第2のサブ制御信号S2は“H”とな
り、NMOSトランジスタ8もオン状態にある。
【0040】このような状態から、時刻T1に集積回路
内部からの入力信号が“L”から“H”へと変化する
と、第1のメイン制御信号M1、第2のメイン制御信号
M2はいずれも“H”から“L”へと変化し、直ちにP
MOSトランジスタ5がオンし、NMOSトランジスタ
6がオフする。また第2のメイン制御信号M2が“L”
となることによってインバータ12の出力に拘らずにN
ANDゲート15の出力は“L”から“H”へと変化す
るので、第2のサブ制御信号S2が“L”となり、時刻
T1とほぼ同時刻にNMOSトランジスタ8がオフす
る。
【0041】以上の様にして、時刻T1において入力信
号が“L”から“H”へと変化することにより出力端子
1の電位に拘らずに、NMOSトランジスタ6,8がオ
フし、PMOSトランジスタ5がオンするので、出力端
子1の電位は接地電位GNDから電位Vddへと向かっ
て上昇する。但し、その電位が第1のしきい値2Vdd
/3に達するまではインバータ11は出力端子1の電位
を“L”と判断し、その出力は“H”のままである。よ
ってNORゲート13の出力は“L”を維持し、PMO
Sトランジスタ7はオフのままとなる。
【0042】そしてPMOSトランジスタ5がオンして
いることによって出力端子1の電位は上昇し続け、時刻
T2に出力端子1の電位が第1のしきい値2Vdd/3
となると、インバータ11の出力が“H”から“L”へ
と転ずる。この結果NORゲート13は入力がすべて
“L”となるので、その出力は“L”から“H”へと転
じ、第1のサブ制御信号S1が“H”から“L”へと変
化する。その結果、それまでオフしていたPMOSトラ
ンジスタ7がオンすることになる。
【0043】この結果、時刻T2において出力端子1に
はPMOSトランジスタ5,7の2つを介して電位Vd
dに接続されるので、出力端子1に供給される電流が増
大し、出力端子1の電位の上昇率が大きくなる。NAN
Dゲート15の出力は、インバータ12の出力に依存せ
ずに、第2のメイン制御信号M2が“L”である限り
“H”であるので、第2のサブ制御信号S2は出力端子
1の電位に依存せずに“L”のままとなる。従って、N
MOSトランジスタ6,8は時刻T2になってもオフし
たままであり、これらが出力端子1の電位に影響を与え
ることはない。
【0044】図4は、出力端子1において出力信号が
“H”から“L”へと変化する場合の各部の動作を示す
ダイアグラムである。同図(a)〜(h)はそれぞれ集
積回路内部からの入力信号、第1のメイン制御信号M1
(第2のメイン制御信号M2も同一の波形を呈する)、
NANDゲート15の出力、インバータ12の出力、N
ORゲート13の出力、出力端子1の電位、出力電流
(出力端子1から接地へと流れる電流)、トランジスタ
5〜8のオン/オフ状態を示す。
【0045】まず入力信号が“H”であるので、第1の
メイン制御信号M1、第2のメイン制御信号M2のいず
れも“L”であり、図3に示された時刻T2以降と同様
に、NMOSトランジスタ5,7はオンし、PMOSト
ランジスタ6,8はオフしている。そして出力端子1の
電位はVddである。インバータ11,12はいずれも
“L”を出力している。
【0046】このような状態から、時刻T3に入力信号
が“H”から“L”へと変化すると、第1のメイン制御
信号M1、第2のメイン制御信号M2はいずれも“L”
から“H”へと変化し、直ちにNMOSトランジスタ6
がオンし、PMOSトランジスタ5がオフする。また第
1のメイン制御信号M1が“H”となることによってイ
ンバータ11の出力に拘らずにNORゲート13の出力
は“H”から“L”へと変化するので、第1のサブ制御
信号S1が“H”となり、時刻T3とほぼ同時刻にPM
OSトランジスタ7がオフする。
【0047】以上の様にして、時刻T3において入力信
号が“H”から“L”へと変化することにより出力端子
1の電位に拘らずに、PMOSトランジスタ5,7がオ
フし、NMOSトランジスタ6がオンするので、出力端
子1の電位は電位Vddから接地電位GNDへと向かっ
て下降する。但し、その電位が第2のしきい値Vdd/
3に達するまではインバータ12は出力端子1の電位を
“H”と判断し、その出力は“L”のままである。よっ
てNANDゲート15の出力は“H”を維持し、NMO
Sトランジスタ8はオフのままとなる。
【0048】そしてNMOSトランジスタ6がオンして
いることによって出力端子1の電位は下降し続け、時刻
T4に出力端子1の電位が第2のしきい値Vdd/3と
なると、インバータ12の出力が“L”から“H”へと
転ずる。この結果NANDゲート15は入力がすべて
“H”となるので、その出力は“H”から“L”へと転
じ、第2のサブ制御信号S2が“L”から“H”へと変
化する。その結果、それまでオフしていたNMOSトラ
ンジスタ8がオンすることになる。
【0049】この結果、時刻T4において出力端子1に
はNMOSトランジスタ6,8の2つを介して接地電位
GNDに接続されるので、出力端子1から流れ出る電流
が増大し、出力端子1の電位の下降率が大きくなる。N
ORゲート13の出力は、インバータ11の出力に依存
せずに、第1のメイン制御信号M1が“H”である限り
“L”であるので、第1のサブ制御信号S1は出力端子
1の電位に依存せずに“H”のままとなる。従って、P
MOSトランジスタ5,7は時刻T4になってもオフし
たままであり、これらが出力端子1の電位に影響を与え
ることはない。
【0050】メインバッフア3の構成が、メインの駆動
手段たるトランジスタ5,6と、正帰還が掛けられるこ
とによって動作するサブの駆動手段たるトランジスタ
7,8との2段に分かれているので、これらをそれぞれ
メインの制御信号及び、メインの制御信号に遅れるサブ
の制御信号によって制御することにより、出力端子1に
流れ込む(あるいは流れ出す)電流を制御できる。
【0051】特に、トランジスタ5,6のチャネル幅を
トランジスタ7,8のそれぞれよりも狭く設定すること
により、前者の電流駆動能力は小さい。従って、特に出
力信号の立ち上がり、立ち下がりの時点における電位変
化を緩和することができる。
【0052】更に、出力端子1の電位を検出するインバ
ータ11、12のしきい値を互いに異なるように設計す
ることで、出力端子1の電位が変化する終期において正
帰還を掛けることができる。従って、出力端子1の電位
の変化が緩やかになった時期に電位の変化率を増加で
き、出力端子1における電流の変化をその変化する期間
において直線状に近づけることができ、ノイズを抑制す
ることができる。
【0053】さらにレイアウト上、従来の技術における
トランジスタ36,37のように、他と異なるチャネル
長をもつトランジスタを使う必要が無く、マスタースラ
イス方式の集積回路におけるマスタ上には、すべて標準
ゲー卜長のトランジスタのみを配置しておけばよい。こ
れにより、出力回路の回路設計の自由度を向上すること
ができる。
【0054】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による出力回路の構成を示す回路図である。実施の
形態1に示された出力回路と比較して、帰還回路401
を帰還回路402に置換した構成を有している。
【0055】帰還回路402は、第1のメイン制御信号
M1、第2のメイン制御信号M2をそれぞれ反転するイ
ンバータ19,21と、いずれも同一のしきい値、例え
ばVdd/2を以て反転して出力するインバータ17,
18の直列接続と、インバータ18,19の出力を受
け、第1のサブ制御信号S1を出力する2入力NAND
ゲート20と、インバータ18,21の出力を受け、第
2のサブ制御信号S2を出力する2入力NORゲート2
2とにより構成される。インバータ17の入力端は出力
端子1に接続される。
【0056】帰還回路402は帰還回路401における
第1のしきい値と第2のしきい値とを等しくした構成を
有している。即ち、帰還回路401におけるNORゲー
ト13とインバータ14との直列回路は、帰還回路40
2におけるインバータ18,19及びNANDゲート2
0によって論理値的に等価に置換されている。同様にし
て帰還回路401におけるNANDゲート15とインバ
ータ16との直列回路は、帰還回路402におけるイン
バータ18,21及びNORゲート22によって論理値
的に等価に置換されている。そして帰還回路401にお
けるインバータ11,12はいずれも帰還回路402に
おけるインバータ17によって論理値的に等価に置換さ
れている。
【0057】帰還回路401,402を相互に比較する
と、いずれもNORゲート、NANDゲートが各々1つ
づつ、インバータが4つ備えられている点で差異はな
い。しかし、インバータ11,12のように互いに異な
るしきい値を有する論理素子を形成する場合と比較し
て、インバータ17,18のように同一のしきい値を有
する論理素子を形成する方が、必要なレイアウト面積を
小さくすることができる。
【0058】例えば、実施の形態1に示されたインバー
タ11のようにしきい値が2Vdd/3であるような論
理素子を形成するためにはPMOSトランジスタのチャ
ネル幅のNMOSトランジスタのチャネル幅に対する比
を4〜8程度にする必要がある。一方、実施の形態2に
示されるインバータ17,18のようにしきい値がVd
d/2であるような論理素子を形成するためには前述の
比をほぼ2程度にすることで足りる。つまりインバータ
17はインバータ11よりもPMOSトランジスタが占
める面積を抑制することができるというメリットがあ
る。
【0059】図6は、出力端子1において出力信号が
“L”から“H”へと変化する場合の各部の動作を示す
ダイアグラムである。同図(a)〜(h)はそれぞれ集
積回路内部からの入力信号、第1のメイン制御信号M1
(第2のメイン制御信号M2も同一の波形を呈する)、
インバータ18の出力、第1のサブ制御信号S1、第2
のサブ制御信号S2、出力端子1の電位、出力電流(出
力端子1へと流れる電流)、トランジスタ5〜8のオン
/オフ状態を示す。
【0060】まず入力信号が“L”であるので、第1の
メイン制御信号M1は“H”であり、PMOSトランジ
スタ5はオフ状態にある。NANDゲート20はその入
力端子の一方に、インバータ19の出力として第1のメ
イン制御信号M1が反転した“L”が加わるので、イン
バータ18の出力の値によらずに第1のサブ制御信号S
1として“H”を出力する。これによってPMOSトラ
ンジスタ7もオフ状態にある。
【0061】一方、第2のメイン制御信号M2は“H”
であり、NMOSトランジスタ6はオン状態にある。P
MOSトランジスタ5,7がオフ状態であるので、NM
OSトランジスタ8のオン/オフによらず、出力端子1
の電位は接地電位GNDにある。NORゲート22の各
入力は、第2のメイン制御信号M2の反転をインバータ
21が反転して出力して“L”、インバータ18の出力
が出力端子1の電位の論理を2回反転した(従って、出
力端子と同じ論理)“L”なので、NORゲート22は
第2のサブ制御信号S2として“H”を出力し、NMO
Sトランジスタ8もオン状態にある。
【0062】このような状態から、時刻T1に集積回路
内部からの入力信号が“L”から“H”へと変化する
と、第1のメイン制御信号M1、第2のメイン制御信号
M2はいずれも“H”から“L”へと変化し、直ちにP
MOSトランジスタ5がオンし、NMOSトランジスタ
6がオフする。また第2のメイン制御信号M2が“L”
となることによってインバータ18の出力に拘らずに第
2のサブ制御信号S2が“L”となり、時刻T1とほぼ
同時刻にNMOSトランジスタ8がオフする。
【0063】以上の様にして、時刻T1において入力信
号が“L”から“H”へと変化することにより出力端子
1の電位に拘らずに、NMOSトランジスタ6,8がオ
フし、PMOSトランジスタ5がオンするので、出力端
子1の電位は接地電位GNDから電位Vddへと向かっ
て上昇する。但し、その電位がしきい値Vdd/2に達
するまではインバータ17は出力端子1の電位を“L”
と判断し、インバータ18の出力は“L”のままであ
る。よって第1のサブ制御信号S1は“H”を維持し、
PMOSトランジスタ7はオフのままとなる。
【0064】そしてPMOSトランジスタ5がオンして
いることによって出力端子1の電位は上昇し続け、時刻
T2に出力端子1の電位がしきい値Vdd/2となる
と、インバータ18の出力が“L”から“H”へと転ず
る。この結果NANDゲート20は入力がすべて“H”
となるので、第1のサブ制御信号S1が“H”から
“L”へと変化する。その結果、それまでオフしていた
PMOSトランジスタ7がオンすることになる。
【0065】この結果、時刻T2において出力端子1に
はPMOSトランジスタ5,7の2つを介して電位Vd
dに接続されるので、出力端子1に供給される電流が増
大し、出力端子1の電位の上昇率が大きくなる。第2の
サブ制御信号S2は、第2のメイン制御信号M2が
“H”である限り、出力端子1の電位に依存せずに
“L”のままとなる。従って、NMOSトランジスタ
6,8は時刻T2になってもオフしたままであり、これ
らが出力端子1の電位に影響を与えることはない。
【0066】図7は、出力端子1において出力信号が
“H”から“L”へと変化する場合の各部の動作を示す
ダイアグラムである。同図(a)〜(h)はそれぞれ集
積回路内部からの入力信号、第1のメイン制御信号M1
(第2のメイン制御信号M2も同一の波形を呈する)、
インバータ18の出力、第1のサブ制御信号S1、第2
のサブ制御信号S2、出力端子1の電位、出力電流(出
力端子1から接地へと流れる電流)、トランジスタ5〜
8のオン/オフ状態を示す。
【0067】まず入力信号が“H”であるので、第1の
メイン制御信号M1、第2のメイン制御信号M2のいず
れも“L”であり、図6に示された時刻T2以降と同様
に、NMOSトランジスタ5,7はオンし、PMOSト
ランジスタ6,8はオフしている。そして出力端子1の
電位はVddである。インバータ18は“H”を出力し
ている。
【0068】このような状態から、時刻T3に入力信号
が“H”から“L”へと変化すると、第1のメイン制御
信号M1、第2のメイン制御信号M2はいずれも“L”
から“H”へと変化し、直ちにNMOSトランジスタ6
がオンし、PMOSトランジスタ5がオフする。また第
1のメイン制御信号M1が“H”となることによってイ
ンバータ18の出力に拘らずに第1のサブ制御信号S1
が“H”となり、時刻T3とほぼ同時刻にPMOSトラ
ンジスタ7がオフする。
【0069】以上の様にして、時刻T3において入力信
号が“H”から“L”へと変化することにより出力端子
1の電位に拘らずに、PMOSトランジスタ5,7がオ
フし、NMOSトランジスタ6がオンするので、出力端
子1の電位は電位Vddから接地電位GNDへと向かっ
て下降する。但し、その電位がしきい値Vdd/2に達
するまではインバータ17は出力端子1の電位を“H”
と判断し、インバータ18の出力は“H”のままであ
る。よって第2のサブ制御信号S2は“L”を維持し、
NMOSトランジスタ8はオフのままとなる。
【0070】そしてNMOSトランジスタ6がオンして
いることによって出力端子1の電位は下降し続け、時刻
T4に出力端子1の電位がしきい値Vdd/2となる
と、インバータ18の出力が“H”から“L”へと転ず
る。この結果NORゲート22は入力がすべて“L”と
なるので、第2のサブ制御信号S2が“L”から“H”
へと変化する。その結果、それまでオフしていたNMO
Sトランジスタ8がオンすることになる。
【0071】この結果、時刻T4において出力端子1に
はNMOSトランジスタ6,8の2つを介して接地電位
GNDに接続されるので、出力端子1から流れ出る電流
が増大し、出力端子1の電位の下降率が大きくなる。イ
ンバータ18の出力に依存せずに、第1のメイン制御信
号M1が“H”である限り第1のサブ制御信号S1は
“H”のままとなる。従って、PMOSトランジスタ
5,7は時刻T4になってもオフしたままであり、これ
らが出力端子1の電位に影響を与えることはない。
【0072】以上のような回路構成にすることにより、
実施の形態1とほぼ同様の効果が得られる上、必要なレ
イアウト面積を縮小することができる。
【0073】実施の形態3.実施の形態1及び実施の形
態2においては、出力端子1の電位はインバータ11,
12,17に与えられる。よって、これらのしきい値近
傍における出力端子1の電位変動がこれらの出力に反映
されることとなり、出力端子1にノイズが生じた場合に
誤動作を生じる可能性も残る。そこで、実施の形態3に
おいては単一のしきい値を持つインバータでなく、出力
端子1の電位を検出する素子としてヒステリシス性を有
する回路(以下「ヒステリシス回路」と称す)を用いる
ことによりノイズ耐性を強くする技術を開示する。
【0074】図8はこの発明の実施の形態3による出力
回路の構成を示す回路図である。実施の形態1に示され
た出力回路と比較して、帰還回路401を帰還回路40
3に置換した構成を有している。
【0075】帰還回路403は、帰還回路401のイン
バータ11,12をヒステリシス回路23に置換した構
成を有している。ヒステリシス回路23は、出力端子1
に接続された入力端と、NORゲート13の入力端の一
方に接続される第1出力端と、NANDゲート15の入
力端の一方に接続される第2出力端とを有している。
【0076】図9は、ヒステリシス回路23のヒステリ
シス性を示すグラフである。出力端子1の電位が“L”
から“H”へと変化する場合には、しきい値は高い方の
Vth2が用いられる。逆に“H”から“L”へと変化
する場合には、しきい値は低い方のVth1が用いられ
る。そしてこれらのしきい値に基づいてヒステリシス回
路23は出力信号を反転してその第1及び第2の出力端
に出力する。
【0077】以下の動作説明では、簡単の為に第1及び
第2の出力端にいずれも同じ出力を与える場合について
示すが、第1出力端においてはしきい値Vth1,Vt
h2を以て出力信号を反転して出力し、第2出力端にお
いてはしきい値Vth3(≠Vth1),Vth4(>
Vth3)を以て出力信号を反転して出力するようにヒ
ステリシス回路23を構成しても良い。
【0078】図9に示されたヒステリシス回路23を用
いれば、メインバッファ301が実施の形態1と同様に
して動作する。実施の形態1における第1のしきい値が
Vth2に、第2のしきい値がVth1に相当してお
り、また第1のメイン制御信号M1が“H”の場合には
出力信号の状態に拘らず第1のサブ制御信号S1も
“H”であり、第2のメイン制御信号M2が“L”の場
合には出力信号の状態に拘らず第2のサブ制御信号S2
も“L”であり、ヒステリシス回路23の出力をNOR
ゲート13及びNANDゲート15が共通して受けても
第1のサブ制御信号S1、第2のサブ制御信号S2の論
理値は実施の形態1と異ならない為である。
【0079】従って、実施の形態3によれば、実施の形
態1の効果を、ノイズ耐性を高めつつ得ることができ
る。
【0080】実施の形態4.実施の形態1乃至実施の形
態3に示された出力回路は、入力信号の遷移によって遷
移する出力信号を出力するが、出力回路を制御する信号
も入力して出力信号を制御する場合でもこの発明は適用
可能である。以下ではこの発明をトライステート出力回
路に適用した場合を例に採って説明する。
【0081】図10はこの発明の実施の形態4による出
力回路の構成を示す回路図である。実施の形態1に示さ
れた出力回路と比較して、プリバッファ201をプリバ
ッファ202に置換した構成を有している。
【0082】プリバッファ202は、出力回路の動作状
態を制御する制御信号を受けるインバータ24、入力信
号を受けるインバータ25、インバータ24,25の出
力を受けるNANDゲート28、NANDゲート28の
出力を反転して出力するインバータ10、インバータ2
4の出力を反転するインバータ26、インバータ25,
26の出力を受けるNORゲート27、NORゲート2
7の出力を反転するインバータ9により構成される。
【0083】制御信号が“L”の場合には、インバータ
24,26の出力はそれぞれ“H”,“L”となり、N
ANDゲート28及びNORゲート27はいずれもイン
バータとして機能する。一方、入力信号は一旦インバー
タ25で反転されているので、インバータ9,10はい
ずれも入力信号を反転した値を出力することになる。つ
まり制御信号が“L”の場合にはプリバッファ201と
同じ機能を果たす。
【0084】制御信号が“H”の場合には、インバータ
24,26の出力はそれぞれ“L”,“H”となり、N
ORゲート27及びNANDゲート28は、インバータ
24,26の出力以外に拘らずにそれぞれ“L”,
“H”を出力する。よって第1のメイン制御信号M1、
第2のメイン制御信号M2はそれぞれ“H”,“L”を
出力する。
【0085】第1のメイン制御信号M1、第2のメイン
制御信号M2がそれぞれ“H”,“L”であることによ
り、NORゲート13及びNANDゲート15の出力は
それぞれ出力端子1の論理状態に拘らずに“L”,
“H”となる。よって第1のサブ制御信号S1、第2の
サブ制御信号S2はそれぞれ“H”,“L”となる。こ
の結果、メインバッファ3の全てのトランジスタ5〜8
がオフする。つまり、出力回路は出力端子1にハイイン
ピーダンス状態を与えることとなる。
【0086】以上の様にして、実施の形態1で示された
プリバッファ201をプリバッファ202で置換するこ
とにより、トライステート出力回路のように、制御信号
により動作が変化する出力回路にもこの発明を適用し、
実施の形態1の効果をも得ることができる。
【0087】実施の形態5.図11はこの発明の実施の
形態5による出力回路の構成を示す回路図である。実施
の形態2に示された出力回路と比較して、プリバッファ
201をプリバッファ202に置換した構成を有してい
る。従って、本実施の形態に示された出力回路はトライ
ステート出力回路であり、実施の形態2の効果をも得る
ことができる。
【0088】実施の形態6.図12はこの発明の実施の
形態6による出力回路の構成を示す回路図である。実施
の形態3に示された出力回路と比較して、プリバッファ
201をプリバッファ202に置換した構成を有してい
る。従って、本実施の形態に示された出力回路はトライ
ステート出力回路であり、実施の形態3の効果をも得る
ことができる。
【0089】実施の形態7.図13はこの発明の実施の
形態7による出力回路の構成を示す回路図である。実施
の形態1に示された出力回路と比較して、帰還回路40
1を帰還回路404に、メインバッファ301をメイン
バッファ302に、それぞれ置換した構成を有してい
る。
【0090】帰還回路404は、帰還回路401の構成
に対し、インバータ12の出力と第1のメイン制御信号
M1とを受ける2入力NORゲート31、NORゲート
31の出力を反転して第3のサブ制御信号S3を出力す
るインバータ32、インバータ11の出力と第2のメイ
ン制御信号M2とを受けるNANDゲート33、NAN
Dゲート33の出力を反転して第4のサブ制御信号S4
を出力するインバータ34が追加された構成を有してい
る。
【0091】メインバッファ302はメインバッファ3
01の構成に加え、PMOSトランジスタ29とNMO
Sトランジスタ30とを追加した構成を有している。P
MOSトランジスタ29はそのゲートに第3のサブ制御
信号S3を受け、ソースに電位Vddが与えられ、ドレ
インに出力端子1が接続される。またNMOSトランジ
スタ30はそのゲートに第4のサブ制御信号S4が与え
られ、ソースに接地電位GNDが与えられ、ドレインに
出力端子1が接続される。
【0092】トランジスタ29,30は、トランジスタ
5,6よりもチャネル幅が大きく、トランジスタ7,8
よりもチャネル幅が小さく設定される。
【0093】図14は出力端子1において出力信号が
“L”から“H”へと変化する場合の各部の動作を示す
ダイアグラムである。同図(a)〜(j)はそれぞれ集
積回路内部からの入力信号、第1のメイン制御信号M1
(第2のメイン制御信号M2も同一の波形を呈する)、
インバータ11の出力、インバータ12の出力、NOR
ゲート31の出力、NORゲート13の出力、NAND
ゲート15,33の出力出力端子1の電位、出力電流
(出力端子1へと流れる電流)、トランジスタ5〜8,
29,30のオン/オフ状態を示す。
【0094】まず入力信号が“L”であるので、第1の
メイン制御信号M1は“H”であり、PMOSトランジ
スタ5はオフ状態にある。NORゲート13,31はい
ずれもその入力端子の一方に第1のメイン制御信号M1
が加わるので、インバータ11,12の出力の値によら
ずに“L”を出力する。よって第1のサブ制御信号S1
及び第3のサブ制御信号S3はいずれも“H”であり、
PMOSトランジスタ7,29もオフ状態にある。
【0095】一方、第2のメイン制御信号M2は“H”
であり、NMOSトランジスタ6はオン状態にある。P
MOSトランジスタ5,7,29がオフ状態であるの
で、NMOSトランジスタ8,30のオン/オフによら
ず、出力端子1の電位は接地電位GNDにある。従っ
て、NANDゲート15の各入力は、第2のメイン制御
信号M2が“H”、出力端子1の電位を反転したインバ
ータ12の出力が“H”なので、NANDゲート15の
出力は“L”となる。よってこれがインバータ16によ
り反転されて得られる第2のサブ制御信号S2は“H”
となり、NMOSトランジスタ8もオン状態にある。ま
た、NANDゲート33の各入力は、第2のメイン制御
信号M2が“H”、出力端子1の電位を反転したインバ
ータ11の出力が“H”なので、NANDゲート33の
出力も“L”となる。よってこれがインバータ34によ
り反転されて得られる第4のサブ制御信号S4は“H”
となり、NMOSトランジスタ30もオン状態にある。
【0096】このような状態から、時刻T1に集積回路
内部からの入力信号が“L”から“H”へと変化する
と、第1のメイン制御信号M1、第2のメイン制御信号
M2はいずれも“H”から“L”へと変化し、直ちにP
MOSトランジスタ5がオンし、NMOSトランジスタ
6がオフする。また第2のメイン制御信号M2が“L”
となることによってインバータ11,12の出力に拘ら
ずにNANDゲート15,33の出力は“L”から
“H”へと変化するので、第2のサブ制御信号S2及び
第4のサブ制御信号S4が“L”となり、時刻T1とほ
ぼ同時刻にNMOSトランジスタ8,30がオフする。
【0097】以上の様にして、時刻T1において入力信
号が“L”から“H”へと変化することにより出力端子
1の電位に拘らずに、NMOSトランジスタ6,8,3
0がオフし、PMOSトランジスタ5がオンするので、
出力端子1の電位は接地電位GNDから電位Vddへと
向かって上昇する。但し、その電位が第2のしきい値V
dd/3に達するまではインバータ11,12のいずれ
も出力端子1の電位を“L”と判断し、その出力は
“H”のままである。よってNORゲート13,31の
出力はいずれも“L”を維持し、PMOSトランジスタ
7,29はオフのままとなる。
【0098】そしてPMOSトランジスタ5がオンして
いることによって出力端子1の電位は上昇し続け、時刻
T2に出力端子1の電位が第2のしきい値Vdd/3と
なると、インバータ12の出力が“H”から“L”へと
転ずる。この結果NORゲート31は入力がすべて
“L”となるので、その出力は“L”から“H”へと転
じ、第3のサブ制御信号S3が“H”から“L”へと変
化する。その結果、それまでオフしていたPMOSトラ
ンジスタ29がオンすることになる。但し、出力端子1
の電位が第1のしきい値2Vdd/3に達するまではイ
ンバータ11の出力は“H”のままであり、第1のサブ
制御信号S1も“H”のままであってPMOSトランジ
スタ7はオンしない。
【0099】時刻T2において出力端子1にはPMOS
トランジスタ5,29の2つを介して電位Vddに接続
されるので、出力端子1に供給される電流が増大し、出
力端子1の電位の上昇率が大きくなる。そして時刻T3
において出力端子1の電位が第1のしきい値2Vdd/
3に達するとインバータ11の出力が“H”から“L”
へと転ずる。この結果NORゲート13は入力がすべて
“L”となるので、その出力は“L”から“H”へと転
じ、第1のサブ制御信号S1が“H”から“L”へと変
化する。その結果、それまでオフしていたPMOSトラ
ンジスタ7がオンすることになる。
【0100】NANDゲート15,33の出力は、イン
バータ11,12の出力に依存せずに、第2のメイン制
御信号M2が“L”である限りいずれも“H”であるの
で、第2のサブ制御信号S2及び第4のサブ制御信号S
4は出力端子1の電位に依存せずにいずれも“L”のま
まとなる。従って、NMOSトランジスタ6,8,30
は時刻T2になっても、時刻T3になってもオフしたま
まであり、これらが出力端子1の電位に影響を与えるこ
とはない。
【0101】このように電流の追加する時期を2段階に
分けることにより、実施例1より滑らかなスルーレート
コントロールを実現することができる。
【0102】図15は、出力端子1において出力信号が
“H”から“L”へと変化する場合の各部の動作を示す
ダイアグラムである。同図(a)〜(j)はそれぞれ集
積回路内部からの入力信号、第1のメイン制御信号M1
(第2のメイン制御信号M2も同一の波形を呈する)、
インバータ11の出力、インバータ12の出力、NAN
Dゲート33の出力、NANDゲート15の出力、NO
Rゲート13,31の出力、出力端子1の電位、出力電
流(出力端子1から接地へと流れる電流)、トランジス
タ5〜8,29,30のオン/オフ状態を示す。
【0103】まず入力信号が“H”であるので、第1の
メイン制御信号M1、第2のメイン制御信号M2のいず
れも“L”であり、図3に示された時刻T3以降と同様
に、NMOSトランジスタ5,7,29はオンし、PM
OSトランジスタ6,8,30はオフしている。そして
出力端子1の電位はVddである。インバータ11,1
2はいずれも“L”を出力している。
【0104】このような状態から、時刻T4に入力信号
が“H”から“L”へと変化すると、第1のメイン制御
信号M1、第2のメイン制御信号M2はいずれも“L”
から“H”へと変化し、直ちにNMOSトランジスタ6
がオンし、PMOSトランジスタ5がオフする。また第
1のメイン制御信号M1が“H”となることによってイ
ンバータ11,12の出力に拘らずにNORゲート1
3,31の出力はいずれも“H”から“L”へと変化す
るので、第1のサブ制御信号S1、第3のサブ制御信号
S3のいずれもが“H”となり、時刻T4とほぼ同時刻
にPMOSトランジスタ7,29がオフする。
【0105】以上の様にして、時刻T4において入力信
号が“H”から“L”へと変化することにより出力端子
1の電位に拘らずに、PMOSトランジスタ5,7,2
9がオフし、NMOSトランジスタ6がオンするので、
出力端子1の電位は電位Vddから接地電位GNDへと
向かって下降する。但し、その電位が第1のしきい値2
Vdd/3に達するまではインバータ11,12は出力
端子1の電位を“H”と判断し、その出力はいずれも
“L”のままである。よってNANDゲート15,33
の出力はいずれも“H”を維持し、NMOSトランジス
タ8,30はオフのままとなる。
【0106】そしてNMOSトランジスタ6がオンして
いることによって出力端子1の電位は下降し続け、時刻
T5に出力端子1の電位が第1のしきい値2Vdd/3
となると、インバータ11の出力が“L”から“H”へ
と転ずる。この結果NANDゲート33は入力がすべて
“H”となるので、その出力は“H”から“L”へと転
じ、第4のサブ制御信号S4が“L”から“H”へと変
化する。その結果、それまでオフしていたNMOSトラ
ンジスタ30がオンすることになる。但し、出力端子1
の電位が第2のしきい値Vdd/3に達するまではイン
バータ12の出力は“L”のままであり、第2のサブ制
御信号S2も“L”のままであってNMOSトランジス
タ8はオンしない。
【0107】時刻T5において出力端子1にはNMOS
トランジスタ6,30の2つを介して接地電位GNDに
接続されるので、出力端子1から流れ出る電流が増大
し、出力端子1の電位の下降率が大きくなる。そして時
刻T6において出力端子1の電位が第2のしきい値Vd
d/3に達するとインバータ12の出力が“L”から
“H”へと転ずる。この結果NANDゲート15は入力
がすべて“H”となるので、その出力は“H”から
“L”へと転じ、第2のサブ制御信号S2が“L”から
“H”へと変化する。その結果、それまでオフしていた
NMOSトランジスタ8がオンすることになる。
【0108】NORゲート13,31の出力は、インバ
ータ11,12の出力に依存せずに、第1のメイン制御
信号M1が“H”である限り“L”であるので、第1の
サブ制御信号S1及び第3のサブ制御信号S3は出力端
子1の電位に依存せずに“H”のままとなる。従って、
PMOSトランジスタ5,7,29は時刻T5になって
も時刻T6になってもオフしたままであり、これらが出
力端子1の電位に影響を与えることはない。
【0109】このように本実施の形態では電流の追加す
る時期を2段階に分けることにより、実施例1より滑ら
かなスルーレートコントロールを実現することができ
る。
【0110】勿論、出力端子の電位が上昇する際と、下
降する際とで、異なるしきい値をもって出力信号の論理
を判断するようにすることもできる。しかし、本実施の
形態のように、出力端子の電位が上昇する際と、下降す
る際とで、同じしきい値(2Vdd/3,Vdd/3)
をもって論理を判断する方が構成が簡単になるというメ
リットがある。
【0111】本実施の形態を用いて、実施の形態4乃至
実施の形態6のようにトライステート出力回路を構成す
ることもできる。
【0112】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる出力回
路によれば、第1の主トランジスタがオンした後、出力
信号に対して正帰還がかかるように第2の副トランジス
タがオンする。第2の主トランジスタ及び第2の副トラ
ンジスタについても同様である。よって出力信号の急激
な変化を抑制する為の出力回路において、ゲート長の異
なるトランジスタを準備する必要はない。従って、マス
タースライス方式での設計の自由度を高めることができ
る。
【0113】この発明のうち請求項2にかかる出力回路
によれば、出力信号が第1電位から第2電位へ向かう場
合も、その逆の場合も、電位変化が緩やかになるタイミ
ングで第1あるいは第2の副トランジスタがオンするの
で、電位変化を一層直線に近づけることができる。
【0114】この発明のうち請求項3にかかる出力回路
によれば、異なる2つの第1及び第2のしきい値を実現
することができる。
【0115】この発明のうち請求項4にかかる出力回路
によれば、出力信号の変化をヒステリシスを有する回路
で判断するので、ノイズ耐性を強くすることができる。
【0116】この発明のうち請求項5にかかる出力回路
によれば、簡単な構成によって出力信号に対して正帰還
をかけることができる。
【0117】この発明のうち請求項6にかかる出力回路
によれば、トライステートバッファとして機能しつつも
請求項1乃至請求項5の効果を得ることができる。
【0118】この発明のうち請求項7にかかる出力回路
によれば、副トランジスタの数を多くして、出力信号の
電位変化をより一層直線に近づけることができる。
【0119】この発明のうち請求項8にかかる出力回路
によれば、回路構成を複雑にすること無く、請求項7の
効果を得ることができる。
【0120】この発明のうち請求項9にかかる出力回路
によれば、入力信号の遷移によって出力信号が第1電位
へと遷移するに際し、まず主スイッチング素子が導通
し、その後に副スイッチング素子が導通する。このよう
に出力信号の電位は複数の段階を経て第1電位へと向か
うので、急激に変化すること無く、ノイズの発生を抑制
することができる。
【0121】この発明のうち請求項10にかかる出力回
路によれば、出力信号の、特に電位変化の当初を抑制す
ることができ、ノイズの発生の抑制をより一層効果的に
行うことができる。
【0122】この発明のうち請求項11にかかる出力回
路によれば、トランジスタを用いて出力回路を構成して
も、出力信号の急激な変化を抑制する為に、ゲート長の
異なるトランジスタを準備する必要はない。従って、マ
スタースライス方式での設計の自由度を高めることがで
きる。
【0123】この発明のうち請求項12にかかる出力回
路によれば、出力信号の電位は、まず主スイッチング素
子の導通によって第2電位から第1電位へ向かう方向に
移行し始め、その途中で所定のしきい値に到達する。出
力信号の電位が所定のしきい値に到達して始めて副スイ
ッチング素子が導通するのであるから、副スイッチング
素子の導通を主スイッチング素子の導通よりも後で行わ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による出力回路の基本的な構成を示
す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による出力回路の構
成を示す回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による出力回路の動
作を示すダイアグラムである。
【図4】 この発明の実施の形態1による出力回路の動
作を示すダイアグラムである。
【図5】 この発明の実施の形態2による出力回路の構
成を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による出力回路の動
作を示すダイアグラムである。
【図7】 この発明の実施の形態2による出力回路の動
作を示すダイアグラムである。
【図8】 この発明の実施の形態3による出力回路の構
成を示す回路図である。
【図9】 ヒステリシス回路23のヒステリシス性を示
すグラフである。
【図10】 この発明の実施の形態4による出力回路の
構成を示す回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による出力回路の
構成を示す回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による出力回路の
構成を示す回路図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による出力回路の
構成を示す回路図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による出力回路の
動作を示すダイアグラムである。
【図15】 この発明の実施の形態7による出力回路の
動作を示すダイアグラムである。
【図16】 従来の出力回路の例を示した回路図であ
る。
【図17】 従来の出力回路の動作を示すダイアグラム
である。
【符号の説明】
1 出力端子、2,201,202 プリバッファ、
3,301〜302 メインバッファ、4,401〜4
04 帰還回路、5,7,29 PMOSトランジス
タ、6,8,30 NMOSトランジスタ、11,1
2,14,16〜19,21 インバータ、13,2
2,31 NORゲート、15,20,33 NAND
ゲート、23 ヒステリシス回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値論理に則った入力信号が与えられる
    入力端子と、前記入力信号の論理の遷移に対応して遷移
    する出力信号を出力する出力端子とを備える出力回路で
    あって、 (a)(a-1)前記2値論理の一方である第1論理値に対応す
    る第1電位が与えられる第1電極と、前記出力端子に接
    続された第2電極と、第1の主制御信号を受ける制御電
    極とを有する第1の主トランジスタと、 (a-2)前記2値論理の第1論理値と相補的な第2論理値
    に対応する第2電位が与えられる第1電極と、前記出力
    端子に接続された第2電極と、第2の主制御信号を受け
    る制御電極とを有する第2の主トランジスタと、 (a-3)前記第1電位が与えられる第1電極と、前記出力
    端子に接続された第2電極と、第1の副制御信号を受け
    る制御電極とを有する第1の副トランジスタと、 (a-4)前記第2電位が与えられる第1電極と、前記出力
    端子に接続された第2電極と、第2の副制御信号を受け
    る制御電極とを有する第2の副トランジスタとを有する
    メインバッファと、 (b)前記前記第1及び第2の主制御信号を前記入力信号
    に基づいて生成するプリバッファと、 (c)(c-1)第1しきい値よりも前記第2電位に近い値から
    前記第1電位へと向かって遷移する途中において前記出
    力信号が前記第1しきい値に達した場合に、前記第1の
    主制御信号を前記第1の副制御信号として出力する第1
    の論理ゲートと、 (c-2)第2しきい値よりも前記第1電位に近い値から前
    記第2電位へと向かって遷移する途中において前記出力
    信号が前記第2しきい値に達した場合に、前記第2の主
    制御信号を前記第2の副制御信号として出力する第2の
    論理ゲートとを有する制御回路とを備える出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1電位と前記第2の電位との中間
    の値に対して、前記第1及び第2しきい値は、それぞれ
    前記第1及び第2の電位に近い、請求項1記載の出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1の主トランジスタは前記第1の
    主制御信号が前記第2論理値に相当する場合に、前記第
    2の主トランジスタは前記第2の主制御信号が前記第1
    論理値に相当する場合に、前記第1の副トランジスタは
    前記第1の副制御信号が前記第2論理値に相当する場合
    に、前記第2の副トランジスタは前記第2の副制御信号
    が前記第1論理値に相当する場合に、それぞれ導通し、
    前記第1の論理ゲートは(c-1-1)前記出力信号を、前記
    第1しきい値を以て反転するインバータと、(c-1-2)前
    記第1の論理ゲートの前記インバータの出力と前記第1
    の主制御信号がいずれも前記第2論理値を採る場合に前
    記第2論理値を前記第1の副制御信号として出力する論
    理素子とを含み、前記第2の論理ゲートは(c-2-1)前記
    出力信号を、前記第2しきい値を以て反転するインバー
    タと、(c-2-2)前記第2の論理ゲートの前記インバータ
    の出力と前記第2の主制御信号がいずれも前記第1論理
    値を採る場合に前記第1論理値を前記第2の副制御信号
    として出力する論理素子とを含む、請求項2記載の出力
    回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2論理ゲートは、前記出
    力信号が前記第1しきい値よりも前記第2電位に近い値
    から前記第1電位へと向かって遷移する途中において前
    記出力信号が前記第1しきい値に達した場合に前記第2
    論理を、前記出力信号が前記第2しきい値よりも前記第
    1電位に近い値から前記第2電位へと向かって遷移する
    途中において前記出力信号が前記第2しきい値に達した
    場合に前記第1論理を、それぞれ出力するヒステリシス
    回路を共有して含み、 前記第1の論理ゲートは、前記ヒステリシス回路の出力
    と前記第1の主制御信号がいずれも前記第2論理値を採
    る場合に前記第2論理値を前記第1の副制御信号として
    出力する論理素子を更に含み、 前記第2の論理ゲートは、前記ヒステリシス回路の出力
    と前記第2の主制御信号がいずれも前記第1論理値を採
    る場合に前記第1論理値を前記第2の副制御信号として
    出力する論理素子を更に含む、請求項2記載の出力回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第1しきい値と前記第2しきい値と
    は等しい、請求項1記載の出力回路。
  6. 【請求項6】 前記プリバッファは前記入力信号と状態
    制御信号とを入力し、 前記制御信号が非活性の場合には前記入力信号のみに基
    づいた論理を共通して前記第1及び第2の主制御信号と
    して出力し、 前記制御信号が非活性の場合には前記入力信号に拘ら
    ず、前記第1の主制御信号と前記第2の主制御信号との
    いずれもを非活性化させて、前記第1及び第2の主トラ
    ンジスタのいずれをもオフさせる、請求項1乃至請求項
    5のいずれか一つに記載の出力回路。
  7. 【請求項7】 前記メインバッファは (a-5)前記第1電位が与えられる第1電極と、前記出力
    端子に接続された第2電極と、第3の副制御信号を受け
    る制御電極とを有する第3の副トランジスタと、 (a-6)前記第2電位が与えられる第1電極と、前記出力
    端子に接続された第2電極と、第4の副制御信号を受け
    る制御電極とを有する第4の副トランジスタとを更に有
    し、 前記制御回路は (c-3)第3しきい値よりも前記第2電位に近い値から前
    記第1電位へと向かって遷移する途中において前記出力
    信号が前記第3しきい値に達した場合に、前記第1の主
    制御信号を前記第3の副制御信号として出力する第3の
    論理ゲートと、 (c-4)第4しきい値よりも前記第1電位に近い値から前
    記第2電位へと向かって遷移する途中において前記出力
    信号が前記第4しきい値に達した場合に、前記第2の主
    制御信号を前記第4の副制御信号として出力する第4の
    論理ゲートとを更に有する、請求項1記載の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記第3しきい値は前記第2しきい値に
    等しく、前記第4しきい値は前記第1しきい値に等し
    い、請求項7記載の出力回路。
  9. 【請求項9】 2値論理に則った入力信号が与えられる
    入力端子と、前記入力信号の論理の遷移に対応して遷移
    する出力信号を出力する出力端子とを備える出力回路で
    あって、 前記2値論理の第1論理値に対応する第1電位が与えら
    れる第1端と、前記出力端子に接続された第2端とを有
    し、自身の前記第1端及び前記第2端の間を導通/非導
    通する主スイッチング素子と、 前記第1電位が与えられる第1端と、前記出力端子に接
    続された第2端とを有し、自身の前記第1端及び前記第
    2端の間を導通/非導通する副スイッチング素子とを更
    に備え、 前記入力信号の遷移によって前記主スイッチング素子及
    び前記副スイッチング素子の何れもが非導通である状態
    から前記主スイッチング素子が導通する場合には、前記
    主スイッチング素子が導通した後に前記副スイッチング
    素子も導通する出力回路。
  10. 【請求項10】 前記主スイッチング素子は前記副スイ
    ッチング素子よりも、流れる電流が小さい請求項9記載
    の出力回路。
  11. 【請求項11】 前記主スイッチング素子、前記副スイ
    ッチング素子はトランジスタで構成される請求項9記載
    の出力回路。
  12. 【請求項12】 前記主スイッチング素子の導通によ
    り、前記出力信号の電位が、前記2値論理の第1論理値
    と相補的な第2論理値に対応する第2電位から前記第1
    電位へと向かう方向に移行し、 前記移行によって前記出力信号の電位が所定のしきい値
    に達した時に前記副スイッチング素子が導通し始める、
    請求項9記載の出力回路。
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