JPH10132141A - コンダクタンス調整弁および半導体製造装置 - Google Patents
コンダクタンス調整弁および半導体製造装置Info
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- JPH10132141A JPH10132141A JP28507296A JP28507296A JPH10132141A JP H10132141 A JPH10132141 A JP H10132141A JP 28507296 A JP28507296 A JP 28507296A JP 28507296 A JP28507296 A JP 28507296A JP H10132141 A JPH10132141 A JP H10132141A
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- adjusting valve
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 滑らかかつ高精度なコンダクタンスの制御に
より、コンダクタンス変化時の強い排気流の発生を抑止
する。 【解決手段】 排気流路9に設けられるコンダクタンス
調整弁10を、大径の円盤部11aおよび小径の曲面部
11bからなる弁体11を備えた構成とし、大径の円盤
部11aによる最小のコンダクタンス(全閉)の状態か
ら、回転軸12aを回動させて開度(コンダクタンス)
を増大させる方向に動作するとき、回転軸12aの単位
回転角の変化に対応して、小径の曲面部11bと排気流
路9の内径との間隙が微増するように作用させる。弁体
11にて制御されるコンダクタンスは最小値から徐々に
微増するように緩やかに変化し、排気流路9内等には急
激な排気流が形成されることが回避される。
より、コンダクタンス変化時の強い排気流の発生を抑止
する。 【解決手段】 排気流路9に設けられるコンダクタンス
調整弁10を、大径の円盤部11aおよび小径の曲面部
11bからなる弁体11を備えた構成とし、大径の円盤
部11aによる最小のコンダクタンス(全閉)の状態か
ら、回転軸12aを回動させて開度(コンダクタンス)
を増大させる方向に動作するとき、回転軸12aの単位
回転角の変化に対応して、小径の曲面部11bと排気流
路9の内径との間隙が微増するように作用させる。弁体
11にて制御されるコンダクタンスは最小値から徐々に
微増するように緩やかに変化し、排気流路9内等には急
激な排気流が形成されることが回避される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンダクタンス調
整技術および半導体製造技術に関し、特に、真空排気に
よる圧力制御を行う半導体製造装置等に適用して有効な
技術に関するものである。
整技術および半導体製造技術に関し、特に、真空排気に
よる圧力制御を行う半導体製造装置等に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体装置の製造プロセスで
は、真空排気を伴う工程が多々ある。たとえば、半導体
ウェハ(以下、単にウェハと記す)にWSi2 薄膜を形
成する低圧薄膜形成装置では、プロセスチャンバ内をコ
ンダクタンス調整弁を介して接続された真空ポンプによ
って所望の真空度に排気することにより減圧した状態で
反応ガス雰囲気を形成し、熱エネルギーを用いてサセプ
タ上のウェハに薄膜を形成する。その後、プロセスチャ
ンバ内を開放操作等に備えて、コンダクタンス調整弁の
開度(コンダクタンス)を大きくして真空ポンプによっ
て到達可能な高真空に排気することにより反応ガスを除
去して清浄化し、薄膜形成が完了したウェハを搬送アー
ムでプロセスチャンバ外に搬送する。
は、真空排気を伴う工程が多々ある。たとえば、半導体
ウェハ(以下、単にウェハと記す)にWSi2 薄膜を形
成する低圧薄膜形成装置では、プロセスチャンバ内をコ
ンダクタンス調整弁を介して接続された真空ポンプによ
って所望の真空度に排気することにより減圧した状態で
反応ガス雰囲気を形成し、熱エネルギーを用いてサセプ
タ上のウェハに薄膜を形成する。その後、プロセスチャ
ンバ内を開放操作等に備えて、コンダクタンス調整弁の
開度(コンダクタンス)を大きくして真空ポンプによっ
て到達可能な高真空に排気することにより反応ガスを除
去して清浄化し、薄膜形成が完了したウェハを搬送アー
ムでプロセスチャンバ外に搬送する。
【0003】またコンダクタンス調整弁の構造として
は、従来では、たとえば、日経マグロウヒル社、昭和6
0年6月20日発行、「MOS LSI製造技術」P1
26、等の文献にも記載されたものが知られている。す
なわち図19に例示されるように排気流路100を遮る
ように配置された板状の弁体101を回転軸102を回
動させることによってコンダクタンスを調整する構造の
ものが知られている。
は、従来では、たとえば、日経マグロウヒル社、昭和6
0年6月20日発行、「MOS LSI製造技術」P1
26、等の文献にも記載されたものが知られている。す
なわち図19に例示されるように排気流路100を遮る
ように配置された板状の弁体101を回転軸102を回
動させることによってコンダクタンスを調整する構造の
ものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、たと
えば600Pa程度の圧力でウェハ上に薄膜を形成後、
さらに100Pa程度の圧力でウェハ上に薄膜を形成
し、その後、コンダクタンス調整弁を開いてプロセスチ
ャンバ内を到達圧力まで真空排気する際、急激なコンダ
クタンスの変化によって強い排気流が形成されるため、
プロセスチャンバ内のウェハ,サセプタおよびシールド
リング等の構成部品が揺動する現象が発生し、この時、
揺動する部品から飛散する異物等がウェハに付着して欠
陥を発生させたり、ウェハが位置ずれを起こして搬送系
に障害を発生させる等の懸念がある、という技術的課題
がある。
えば600Pa程度の圧力でウェハ上に薄膜を形成後、
さらに100Pa程度の圧力でウェハ上に薄膜を形成
し、その後、コンダクタンス調整弁を開いてプロセスチ
ャンバ内を到達圧力まで真空排気する際、急激なコンダ
クタンスの変化によって強い排気流が形成されるため、
プロセスチャンバ内のウェハ,サセプタおよびシールド
リング等の構成部品が揺動する現象が発生し、この時、
揺動する部品から飛散する異物等がウェハに付着して欠
陥を発生させたり、ウェハが位置ずれを起こして搬送系
に障害を発生させる等の懸念がある、という技術的課題
がある。
【0005】この排気時の揺動を防止するためには、た
とえば、チャンバ内のウェハ,サセプタ,シールドリン
グ等が揺動しない圧力まで段階的に数十Pa程度ずつ圧
力低下させること等が考えられるが、ウェハ1枚当たり
の処理時間が長くなり、低圧薄膜形成装置の単位時間当
たりのウェハ処理枚数(スループット)が低下するとと
もに、コンダクタンス調整弁の開度を制御するプログラ
ムが煩雑になる、という他の技術的課題が発生する。
とえば、チャンバ内のウェハ,サセプタ,シールドリン
グ等が揺動しない圧力まで段階的に数十Pa程度ずつ圧
力低下させること等が考えられるが、ウェハ1枚当たり
の処理時間が長くなり、低圧薄膜形成装置の単位時間当
たりのウェハ処理枚数(スループット)が低下するとと
もに、コンダクタンス調整弁の開度を制御するプログラ
ムが煩雑になる、という他の技術的課題が発生する。
【0006】本発明の目的は、滑らかかつ高精度なコン
ダクタンスの制御により、コンダクタンス変化時の強い
排気流の発生を抑止することが可能なコンダクタンス調
整技術を提供することにある。
ダクタンスの制御により、コンダクタンス変化時の強い
排気流の発生を抑止することが可能なコンダクタンス調
整技術を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、複雑な制御操作を必
要とすることなく、滑らかかつ高精度なコンダクタンス
の制御により、コンダクタンス変化時の強い排気流の発
生を抑止することが可能なコンダクタンス調整技術を提
供することにある。
要とすることなく、滑らかかつ高精度なコンダクタンス
の制御により、コンダクタンス変化時の強い排気流の発
生を抑止することが可能なコンダクタンス調整技術を提
供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、複雑な制御操作を必
要とすることなく、コンダクタンス変化時の強い排気流
の発生を抑止しつつ、高真空度への到達時間を短縮する
ことが可能なコンダクタンス調整技術を提供することに
ある。
要とすることなく、コンダクタンス変化時の強い排気流
の発生を抑止しつつ、高真空度への到達時間を短縮する
ことが可能なコンダクタンス調整技術を提供することに
ある。
【0009】本発明の他の目的は、プロセスチャンバ内
に異物や搬送障害等を発生させる強い排気流を形成する
ことなく、短時間に、高真空度に排気することが可能な
半導体製造技術を提供することにある。
に異物や搬送障害等を発生させる強い排気流を形成する
ことなく、短時間に、高真空度に排気することが可能な
半導体製造技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、プロセスチャンバ内
の異物や搬送障害等の発生の抑止による歩留り向上と、
プロセスチャンバ内の高真空度への到達時間の短縮によ
るスループットの向上を実現することが可能な半導体製
造技術を提供することにある。
の異物や搬送障害等の発生の抑止による歩留り向上と、
プロセスチャンバ内の高真空度への到達時間の短縮によ
るスループットの向上を実現することが可能な半導体製
造技術を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、良好な膜質の薄膜形
成と、スループットの向上とを両立させることが可能な
半導体製造技術を提供することにある。
成と、スループットの向上とを両立させることが可能な
半導体製造技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】本発明は、設置される排気流路のコンダク
タンスを制御する弁体を備えたコンダクタンス調整弁に
おいて、弁体は、全閉状態でコンダクタンスを一定に制
御する第1の部位と、全閉状態からの開度に応じてコン
ダクタンスをゆるやかに変化させる第2の部位とを備え
たものである。
タンスを制御する弁体を備えたコンダクタンス調整弁に
おいて、弁体は、全閉状態でコンダクタンスを一定に制
御する第1の部位と、全閉状態からの開度に応じてコン
ダクタンスをゆるやかに変化させる第2の部位とを備え
たものである。
【0015】また、本発明は、被処理物が収容されるプ
ロセスチャンバと、プロセスチャンバに反応ガスを供給
するガス供給手段と、排気流路を介してプロセスチャン
バに接続され、プロセスチャンバの排気操作を行う真空
ポンプと、排気流路に介設され、当該排気流路のコンダ
クタンスを制御するコンダクタンス調整弁とを含む半導
体製造装置において、コンダクタンス調整弁は、全閉状
態でコンダクタンスを一定に制御する第1の部位と、全
閉状態からの開度に応じてコンダクタンスをゆるやかに
変化させる第2の部位とからなる弁体を備えたものであ
る。
ロセスチャンバと、プロセスチャンバに反応ガスを供給
するガス供給手段と、排気流路を介してプロセスチャン
バに接続され、プロセスチャンバの排気操作を行う真空
ポンプと、排気流路に介設され、当該排気流路のコンダ
クタンスを制御するコンダクタンス調整弁とを含む半導
体製造装置において、コンダクタンス調整弁は、全閉状
態でコンダクタンスを一定に制御する第1の部位と、全
閉状態からの開度に応じてコンダクタンスをゆるやかに
変化させる第2の部位とからなる弁体を備えたものであ
る。
【0016】上記した本発明によれば、第1の部位によ
る最小のコンダクタンスの状態(全閉状態)からコンダ
クタンス調整弁を開くとき、第2の部位による一定時
間、一定のコンダクタンス制御、あるいは滑らかなコン
ダクタンスの増加制御が可能なので、気流およびウェハ
上下の圧力差によって、ウェハ,サセプタおよびシール
ドリング等の構成部品が揺れて異物を飛散させ、この異
物がウェハに付着すること等に起因して歩留りが低下す
ることを抑止できるとともに、ウェハ位置ズレ等に起因
する搬送障害も防止され、高真空までの到達時間の短縮
により、スループットを向上させることができる。
る最小のコンダクタンスの状態(全閉状態)からコンダ
クタンス調整弁を開くとき、第2の部位による一定時
間、一定のコンダクタンス制御、あるいは滑らかなコン
ダクタンスの増加制御が可能なので、気流およびウェハ
上下の圧力差によって、ウェハ,サセプタおよびシール
ドリング等の構成部品が揺れて異物を飛散させ、この異
物がウェハに付着すること等に起因して歩留りが低下す
ることを抑止できるとともに、ウェハ位置ズレ等に起因
する搬送障害も防止され、高真空までの到達時間の短縮
により、スループットを向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図であり、図2は、図1における線II−IIの部
分の断面図である。また、図3は、本発明の一実施の形
態である半導体製造装置の構成の一例を示す概念図であ
る。本実施の形態では、半導体製造装置の一例として低
圧薄膜形成装置に適用した場合について説明する。
実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図であり、図2は、図1における線II−IIの部
分の断面図である。また、図3は、本発明の一実施の形
態である半導体製造装置の構成の一例を示す概念図であ
る。本実施の形態では、半導体製造装置の一例として低
圧薄膜形成装置に適用した場合について説明する。
【0019】まず、図3を参照して、本実施の形態の半
導体製造装置について説明する。本実施の形態の低圧薄
膜形成装置は、ロードロックモジュール1、トランスフ
ァーモジュール2、プロセスチャンバ3、プロセスガス
供給部4、ランプヒータ5、排気流路9およびコンダク
タンス調整弁10を介してプロセスチャンバ3に接続さ
れた排気ポンプ6および制御部7等により構成されてい
る。プロセスチャンバ3内には、ウェハ17を載置する
サセプタ16、このサセプタ16を取り囲むシールドリ
ング13が設けられている。
導体製造装置について説明する。本実施の形態の低圧薄
膜形成装置は、ロードロックモジュール1、トランスフ
ァーモジュール2、プロセスチャンバ3、プロセスガス
供給部4、ランプヒータ5、排気流路9およびコンダク
タンス調整弁10を介してプロセスチャンバ3に接続さ
れた排気ポンプ6および制御部7等により構成されてい
る。プロセスチャンバ3内には、ウェハ17を載置する
サセプタ16、このサセプタ16を取り囲むシールドリ
ング13が設けられている。
【0020】排気ポンプ6はプロセスチャンバ3内を減
圧状態にし、その中の反応ガスの濃度分布を均一にする
ことで、ウェハ17に形成される膜の均一化等を行うた
めのものである。プロセスチャンバ3に配置された真空
計8でプロセスチャンバ内の圧力を検知し、目的の圧力
を維持するように、コンダクタンス調整弁10内の弁体
11の開度を制御部7で自動制御することにより、プロ
セスチャンバ3内は圧力制御される。制御部7は薄膜形
成に関する熱処理時間や反応ガスの流量、ウェハ搬送な
どの制御を行う機構も有する。ウェハ17はロードロッ
クモジュール1内のカセット15から搬送アーム14に
よってサセプタ16上に搬送される。サセプタ16上に
搬送されたウェハ17はランプヒータ5によって一定温
度に加熱される。薄膜形成が完了するとウェハ17はカ
セット15に回収される。
圧状態にし、その中の反応ガスの濃度分布を均一にする
ことで、ウェハ17に形成される膜の均一化等を行うた
めのものである。プロセスチャンバ3に配置された真空
計8でプロセスチャンバ内の圧力を検知し、目的の圧力
を維持するように、コンダクタンス調整弁10内の弁体
11の開度を制御部7で自動制御することにより、プロ
セスチャンバ3内は圧力制御される。制御部7は薄膜形
成に関する熱処理時間や反応ガスの流量、ウェハ搬送な
どの制御を行う機構も有する。ウェハ17はロードロッ
クモジュール1内のカセット15から搬送アーム14に
よってサセプタ16上に搬送される。サセプタ16上に
搬送されたウェハ17はランプヒータ5によって一定温
度に加熱される。薄膜形成が完了するとウェハ17はカ
セット15に回収される。
【0021】本実施の形態の半導体製造装置に装着され
るコンダクタンス調整弁10は、図1および図2に例示
されるように、口径2rdの排気流路9よりもわずかに
小さな口径2rcを有し、薄膜形成時の圧力制御を行う
円盤部11aと、滑らかにコンダクタンスを増加させる
曲面部11bを持つ弁体11を有する。この弁体11
は、回転軸12aを介して、制御部7の信号を受けて回
動角度が制御される弁体回転駆動用モータ12に接続さ
れており、弁体11の回動角の制御によって開度(コン
ダクタンス)が調整されるものである。
るコンダクタンス調整弁10は、図1および図2に例示
されるように、口径2rdの排気流路9よりもわずかに
小さな口径2rcを有し、薄膜形成時の圧力制御を行う
円盤部11aと、滑らかにコンダクタンスを増加させる
曲面部11bを持つ弁体11を有する。この弁体11
は、回転軸12aを介して、制御部7の信号を受けて回
動角度が制御される弁体回転駆動用モータ12に接続さ
れており、弁体11の回動角の制御によって開度(コン
ダクタンス)が調整されるものである。
【0022】本実施の形態の場合、曲面部11bの寸法
は、円盤部11aの近傍の口径が2rbで、円盤部11
aから離れた位置での口径が2ra(ra≦rb)とな
っている。すなわち、本実施の形態のコンダクタンス調
整弁10内の弁体11の各寸法の大小関係は、 ra≦rb,rb<rc,rc<rd,0°≦θ≦90
° とする。ra=rbとした場合は弁体開時(時計回転方
向)、ほぼ一定のコンダクタンスを一定時間、維持する
ことができる。
は、円盤部11aの近傍の口径が2rbで、円盤部11
aから離れた位置での口径が2ra(ra≦rb)とな
っている。すなわち、本実施の形態のコンダクタンス調
整弁10内の弁体11の各寸法の大小関係は、 ra≦rb,rb<rc,rc<rd,0°≦θ≦90
° とする。ra=rbとした場合は弁体開時(時計回転方
向)、ほぼ一定のコンダクタンスを一定時間、維持する
ことができる。
【0023】図5は、この実施の形態におけるコンダク
タンス調整弁10の特性の一例を、図19に例示した従
来の構成の特性と対照して示す線図である。
タンス調整弁10の特性の一例を、図19に例示した従
来の構成の特性と対照して示す線図である。
【0024】すなわち、本実施の形態のコンダクタンス
調整弁10では、図1に例示された全閉時には、排気流
路9の内径と円盤部11aの口径の差分(2rd−2r
c)の隙間によって決まる一定のコンダクタンスが得ら
れ、一方、たとえば排気時等において弁体11を時計方
向に回動させる場合には、ほぼ一定のコンダクタンスを
一定時間、維持することができるので単位弁開度当たり
のコンダクタンスの変化は、従来の構成に比較して、極
めて緩やかとなる。
調整弁10では、図1に例示された全閉時には、排気流
路9の内径と円盤部11aの口径の差分(2rd−2r
c)の隙間によって決まる一定のコンダクタンスが得ら
れ、一方、たとえば排気時等において弁体11を時計方
向に回動させる場合には、ほぼ一定のコンダクタンスを
一定時間、維持することができるので単位弁開度当たり
のコンダクタンスの変化は、従来の構成に比較して、極
めて緩やかとなる。
【0025】以下、本実施の形態の低圧薄膜形成装置お
よびコンダクタンス調整弁10の作用の一例を説明す
る。
よびコンダクタンス調整弁10の作用の一例を説明す
る。
【0026】まず、プロセスチャンバ3内を排気して目
的の600Pa程度の真空度に到達したら、コンダクタ
ンス調整弁10を図1の閉止状態にして一定のコンダク
タンスを維持することにより排気を抑制して当該600
Pa程度の真空度を維持しつつ、この状態で所定の時間
だけプロセスガス供給部4から、たとえばSi H2 Cl
2 およびWF6 等を供給してウェハ17上にWSi2 の
薄膜を形成する。この時、WF6 を比較的少なくして、
Siリッチな薄膜を形成する。
的の600Pa程度の真空度に到達したら、コンダクタ
ンス調整弁10を図1の閉止状態にして一定のコンダク
タンスを維持することにより排気を抑制して当該600
Pa程度の真空度を維持しつつ、この状態で所定の時間
だけプロセスガス供給部4から、たとえばSi H2 Cl
2 およびWF6 等を供給してウェハ17上にWSi2 の
薄膜を形成する。この時、WF6 を比較的少なくして、
Siリッチな薄膜を形成する。
【0027】この後、コンダクタンス調整弁10を開い
てコンダクタンスを大きくすることにより、プロセスチ
ャンバ3の圧を約100Paに減圧し、この状態でさら
に、薄膜の形成を行わせる。このとき、通常の割合でS
i H2 Cl2 およびWF6 を供給する。このように、雰
囲気ガス圧が600Pa程度と比較的高い状態でSiリ
ッチな膜を形成した後、100Paで通常の薄膜形成を
行うことにより、ウェハ17には、膜質の極めて良好な
WSi2 の薄膜をウェハ17に形成することができる。
てコンダクタンスを大きくすることにより、プロセスチ
ャンバ3の圧を約100Paに減圧し、この状態でさら
に、薄膜の形成を行わせる。このとき、通常の割合でS
i H2 Cl2 およびWF6 を供給する。このように、雰
囲気ガス圧が600Pa程度と比較的高い状態でSiリ
ッチな膜を形成した後、100Paで通常の薄膜形成を
行うことにより、ウェハ17には、膜質の極めて良好な
WSi2 の薄膜をウェハ17に形成することができる。
【0028】この薄膜形成終了後、プロセスチャンバ3
内を清浄化するために、プロセスチャンバ3内を排気ポ
ンプ6の能力にて到達可能な最大真空度まで真空排気す
べく、コンダクタンス調整弁10を開く(弁体11が時
計方向に回転する)。
内を清浄化するために、プロセスチャンバ3内を排気ポ
ンプ6の能力にて到達可能な最大真空度まで真空排気す
べく、コンダクタンス調整弁10を開く(弁体11が時
計方向に回転する)。
【0029】ここで、前述のような段階的な薄膜形成圧
の制御のために、600Paから100Paに減圧する
時、図19に例示した構造の従来のコンダクタンス調整
弁では、急激にコンダクタンスが増大し、このとき、プ
ロセスチャンバ3内の圧力が一気に100Pa以下低下
するため、プロセスチャンバ3内は急激な気流とサセプ
タ16の上下の圧力差が生じ、ウェハ17,サセプタ1
6,シールドリング13の激しい揺れが発生する。この
現象が発生した場合、巻き上がった異物がウェハ17上
に付着し、ウェハ17の品質不良を引き起こす。また、
揺れによりサセプタ16上でウェハ17が位置ズレを起
こし、搬送トラブルを引き起こすことが懸念され、後述
のやのプロファイルのような、複雑かつ長時間を要
する対策が必要となる。
の制御のために、600Paから100Paに減圧する
時、図19に例示した構造の従来のコンダクタンス調整
弁では、急激にコンダクタンスが増大し、このとき、プ
ロセスチャンバ3内の圧力が一気に100Pa以下低下
するため、プロセスチャンバ3内は急激な気流とサセプ
タ16の上下の圧力差が生じ、ウェハ17,サセプタ1
6,シールドリング13の激しい揺れが発生する。この
現象が発生した場合、巻き上がった異物がウェハ17上
に付着し、ウェハ17の品質不良を引き起こす。また、
揺れによりサセプタ16上でウェハ17が位置ズレを起
こし、搬送トラブルを引き起こすことが懸念され、後述
のやのプロファイルのような、複雑かつ長時間を要
する対策が必要となる。
【0030】これに対して、後述ののプロファイルの
ように、本実施の形態のコンダクタンス調整弁10で
は、600Pa程度の真空度下の薄膜形成中の全閉止状
態から、100Paに移行すべく、高真空排気のために
比較的早い一定速度で短時間に弁体11を開いても、コ
ンダクタンスはゆるやかに増加するため、プロセスチャ
ンバ3内に激しい気流が形成されることはなく、従っ
て、ウェハ17への異物の付着に起因する品質不良の発
生や、サセプタ16上でウェハ17が位置ズレを起こし
て搬送トラブルとなる、等の懸念は全く解消される。
ように、本実施の形態のコンダクタンス調整弁10で
は、600Pa程度の真空度下の薄膜形成中の全閉止状
態から、100Paに移行すべく、高真空排気のために
比較的早い一定速度で短時間に弁体11を開いても、コ
ンダクタンスはゆるやかに増加するため、プロセスチャ
ンバ3内に激しい気流が形成されることはなく、従っ
て、ウェハ17への異物の付着に起因する品質不良の発
生や、サセプタ16上でウェハ17が位置ズレを起こし
て搬送トラブルとなる、等の懸念は全く解消される。
【0031】図4の線図を参照して、本願発明と従来技
術の上述のような差異をさらに詳細に例示する。600
Paから100Pa程度にプロセスチャンバ3内を排気
するときのウェハ17,サセプタ16,シールドリング
13等の揺れを防止するために、従来、図4の、の
プロファイルのような排気制御手法を採っていた。
術の上述のような差異をさらに詳細に例示する。600
Paから100Pa程度にプロセスチャンバ3内を排気
するときのウェハ17,サセプタ16,シールドリング
13等の揺れを防止するために、従来、図4の、の
プロファイルのような排気制御手法を採っていた。
【0032】は6秒毎に25Paずつ圧力低下させる
方法である。図19のような従来のコンダクタンス調整
弁では、これ以上の圧力幅で圧力低下させると揺れが発
生する。また、6秒未満にしても揺れは発生する。弁体
101が開き過ぎた後、戻るような動きをするため一層
コンダクタンスが増大する。このため、前記部品の揺れ
を完全に防止できない。25Pa低下当たりの安定時間
として約6秒必要であり、全体の圧力低下に2分を要す
るためウェハ1枚の処理時間は6分45秒要する。
方法である。図19のような従来のコンダクタンス調整
弁では、これ以上の圧力幅で圧力低下させると揺れが発
生する。また、6秒未満にしても揺れは発生する。弁体
101が開き過ぎた後、戻るような動きをするため一層
コンダクタンスが増大する。このため、前記部品の揺れ
を完全に防止できない。25Pa低下当たりの安定時間
として約6秒必要であり、全体の圧力低下に2分を要す
るためウェハ1枚の処理時間は6分45秒要する。
【0033】は図19の従来のコンダクタンス調整弁
において、弁体101の開度を1あるいは2°ずつ増や
す方法である。この方法では600Paから100Pa
の圧力低下に5分を要するためウェハ1枚の処理時間は
9分45秒を要する。また、一定角度ずつ弁体を開けて
いくと従来の弁体の形状ではコンダクタンスは一定に増
加できず急激に増大する。よって高精度な開度の速度制
御が必要であり、この開度制御を行うためには、制御部
7に複雑なソフトウェアとハードウエアが必要となる。
において、弁体101の開度を1あるいは2°ずつ増や
す方法である。この方法では600Paから100Pa
の圧力低下に5分を要するためウェハ1枚の処理時間は
9分45秒を要する。また、一定角度ずつ弁体を開けて
いくと従来の弁体の形状ではコンダクタンスは一定に増
加できず急激に増大する。よって高精度な開度の速度制
御が必要であり、この開度制御を行うためには、制御部
7に複雑なソフトウェアとハードウエアが必要となる。
【0034】は本実施の形態のコンダクタンス調整弁
10を用いた場合を示している。前記揺れを発生させな
いで600Paから100Paに圧力低下させるのに必
要な時間は、最大1分であり(最小20秒)、ウェハ1
枚の処理時間は5分45秒である。すなわち、の方法
に対しては約15%、の方法に対しては約41%の所
要時間短縮が図れる。このように短時間で圧力低下が可
能な理由は弁体11が、円盤部11aおよび曲面部11
bからなる構成を有し、全閉状態からの微量なコンダク
タンス増加形状になっていることにより、一定速度で弁
体11を開いても、急激なコンダクタンスの増大が発生
することがなく、従来の,のような段階的な圧力低
下制御と高精度な開度制御を必要としないためである。
10を用いた場合を示している。前記揺れを発生させな
いで600Paから100Paに圧力低下させるのに必
要な時間は、最大1分であり(最小20秒)、ウェハ1
枚の処理時間は5分45秒である。すなわち、の方法
に対しては約15%、の方法に対しては約41%の所
要時間短縮が図れる。このように短時間で圧力低下が可
能な理由は弁体11が、円盤部11aおよび曲面部11
bからなる構成を有し、全閉状態からの微量なコンダク
タンス増加形状になっていることにより、一定速度で弁
体11を開いても、急激なコンダクタンスの増大が発生
することがなく、従来の,のような段階的な圧力低
下制御と高精度な開度制御を必要としないためである。
【0035】このように、本実施の形態のコンダクタン
ス調整弁10および低圧薄膜形成装置によれば、600
Pa程度の圧力でウェハ17上に薄膜を形成し、薄膜形
成終了後、プロセスチャンバ3内を到達圧力まで真空排
気する際、急激な圧力変化と気流によるウェハ17,サ
セプタ16およびシールドリング13の揺れを防止でき
る。これにより前記部品の揺れ起因の異物発生と異物付
着起因のウェハ17の品質不良を防止できる。また、前
記部品が揺れない圧力まで段階的に数十Pa程度ずつ圧
力低下させる等の長時間を要する対策が必要無いため、
低圧薄膜形成装置の処理能力が向上する。
ス調整弁10および低圧薄膜形成装置によれば、600
Pa程度の圧力でウェハ17上に薄膜を形成し、薄膜形
成終了後、プロセスチャンバ3内を到達圧力まで真空排
気する際、急激な圧力変化と気流によるウェハ17,サ
セプタ16およびシールドリング13の揺れを防止でき
る。これにより前記部品の揺れ起因の異物発生と異物付
着起因のウェハ17の品質不良を防止できる。また、前
記部品が揺れない圧力まで段階的に数十Pa程度ずつ圧
力低下させる等の長時間を要する対策が必要無いため、
低圧薄膜形成装置の処理能力が向上する。
【0036】また、開度を小刻みに変化させる等の複雑
な弁開度制御を必要としないため、ソフトウェアによる
コンダクタンス調整弁10の複雑な開度制御が不要とな
り、簡単かつ安価に前記効果を得ることができる。
な弁開度制御を必要としないため、ソフトウェアによる
コンダクタンス調整弁10の複雑な開度制御が不要とな
り、簡単かつ安価に前記効果を得ることができる。
【0037】従って、600Pa程度の比較的高い反応
ガス圧下および100Pa程度の低い反応ガス圧下の2
段階での膜形成による良好な膜質の実現と、スループッ
トの維持向上とを両立させることができ、半導体装置の
製造プロセスの生産性が大幅に向上する。
ガス圧下および100Pa程度の低い反応ガス圧下の2
段階での膜形成による良好な膜質の実現と、スループッ
トの維持向上とを両立させることができ、半導体装置の
製造プロセスの生産性が大幅に向上する。
【0038】なお、600Paおよび100Paの二段
階で、薄膜を形成する場合、600Paでの薄膜形成の
後、一旦、高真空に排気した後、100Paにて薄膜形
成を行ってもよい。この場合には、600Paでの反応
ガスを完全に排除して、チャンバ内を清浄化できるの
で、より膜質の良好な薄膜を得ることができる。
階で、薄膜を形成する場合、600Paでの薄膜形成の
後、一旦、高真空に排気した後、100Paにて薄膜形
成を行ってもよい。この場合には、600Paでの反応
ガスを完全に排除して、チャンバ内を清浄化できるの
で、より膜質の良好な薄膜を得ることができる。
【0039】(実施の形態2)図6は、本発明の第2の
実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図であり、図7は、図6における線VII −VII
の部分の断面図である。
実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図であり、図7は、図6における線VII −VII
の部分の断面図である。
【0040】本第2の実施の形態のコンダクタンス調整
弁20は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体21を有する。
弁20は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体21を有する。
【0041】すなわち、このコンダクタンス調整弁20
内の曲面弁体21の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部21aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部21bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
内の曲面弁体21の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部21aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部21bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
【0042】これにより、コンダクタンスが最小の状態
から一定速度で曲面弁体21を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
から一定速度で曲面弁体21を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0043】(実施の形態3)図8は、本発明の第3の
実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図であり、図9は、図8における線IX−IXの部
分の断面図、図10は、図8における線X −X の部分の
断面図である。
実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図であり、図9は、図8における線IX−IXの部
分の断面図、図10は、図8における線X −X の部分の
断面図である。
【0044】本第3の実施の形態のコンダクタンス調整
弁30は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体31を有する。
弁30は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体31を有する。
【0045】すなわち、このコンダクタンス調整弁30
内の曲面弁体31の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部31aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部31bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
内の曲面弁体31の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部31aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部31bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
【0046】これにより、コンダクタンスが最小の状態
から一定速度で曲面弁体31を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
から一定速度で曲面弁体31を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0047】(実施の形態4)図11は、本発明の第4
の実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例
を示す断面図であり、図12は、図11における線XII
−XII の部分の断面図、図13は、図11における線XI
II−XIIIの部分の断面図である。
の実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例
を示す断面図であり、図12は、図11における線XII
−XII の部分の断面図、図13は、図11における線XI
II−XIIIの部分の断面図である。
【0048】本第4の実施の形態のコンダクタンス調整
弁40は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体41を有する。
弁40は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体41を有する。
【0049】すなわち、このコンダクタンス調整弁40
内の曲面弁体41の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部41aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部41bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
内の曲面弁体41の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部41aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部41bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
【0050】これにより、コンダクタンスが最小の状態
から一定速度で曲面弁体41を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
から一定速度で曲面弁体41を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0051】(実施の形態5)図14は、本発明の第5
の実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例
を示す断面図であり、図15は、図14における線XV−
XVの部分の断面図である。
の実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例
を示す断面図であり、図15は、図14における線XV−
XVの部分の断面図である。
【0052】本第5の実施の形態のコンダクタンス調整
弁50は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする弁体51を有する。
弁50は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする弁体51を有する。
【0053】すなわち、このコンダクタンス調整弁50
内の弁体51は、大径フラッパ51aおよび小径フラッ
パ51bで構成され、各部の寸法は、排気流路9の内径
を2rc、全閉時の大径フラッパ51aの口径を2r
b、所定の角度だけの開閉方向にずれて配置された小径
フラッパ51bの口径を2raとするとき、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
内の弁体51は、大径フラッパ51aおよび小径フラッ
パ51bで構成され、各部の寸法は、排気流路9の内径
を2rc、全閉時の大径フラッパ51aの口径を2r
b、所定の角度だけの開閉方向にずれて配置された小径
フラッパ51bの口径を2raとするとき、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
【0054】これにより、コンダクタンスが最小の状態
から一定速度で弁体51を開いても、コンダクタンスの
急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1の実
施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
から一定速度で弁体51を開いても、コンダクタンスの
急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1の実
施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0055】(実施の形態6)図16は、本発明の第6
の実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例
を示す断面図であり、図17は、図16における線XVII
−XVIIの部分の断面図、図18は、図16における線XV
III −XVIII の部分の断面図である。
の実施の形態であるコンダクタンス調整弁の構成の一例
を示す断面図であり、図17は、図16における線XVII
−XVIIの部分の断面図、図18は、図16における線XV
III −XVIII の部分の断面図である。
【0056】本第6の実施の形態のコンダクタンス調整
弁60は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体61を有する。
弁60は、薄膜形成時の一定圧力制御と滑らかなコンダ
クタンス増加制御を可能にする曲面弁体61を有する。
【0057】すなわち、このコンダクタンス調整弁60
内の曲面弁体61の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部61aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部61bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
内の曲面弁体61の各寸法は、排気流路9の内径を2r
c、全閉時の最大径部61aの口径を2rb、角度θだ
けの開度における曲面部61bの口径を2raとすると
き、 ra<rb, rb<rc, 0°≦θ≦90° となるようにする。
【0058】これにより、コンダクタンスが最小の状態
から一定速度で曲面弁体61を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
から一定速度で曲面弁体61を開いても、コンダクタン
スの急激な増大が発生しないので、図1に例示した第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0059】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0060】たとえば、上述の実施の形態の説明では、
一例として枚葉式のWSi2 薄膜を形成する低圧薄膜形
成装置に適用した場合を説明したが、一般の低圧CVD
装置,プラズマCVD装置,拡散装置、複数のウェハを
一括処理するバッチ式の前記各装置等に広く適用するこ
とができる。
一例として枚葉式のWSi2 薄膜を形成する低圧薄膜形
成装置に適用した場合を説明したが、一般の低圧CVD
装置,プラズマCVD装置,拡散装置、複数のウェハを
一括処理するバッチ式の前記各装置等に広く適用するこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0062】本発明のコンダクタンス調整弁によれば、
滑らかかつ高精度なコンダクタンスの制御により、コン
ダクタンス変化時の強い排気流の発生を抑止することが
できる、という効果が得られる。
滑らかかつ高精度なコンダクタンスの制御により、コン
ダクタンス変化時の強い排気流の発生を抑止することが
できる、という効果が得られる。
【0063】また、本発明のコンダクタンス調整弁によ
れば、複雑な制御操作を必要とすることなく、滑らかか
つ高精度なコンダクタンスの制御により、コンダクタン
ス変化時の強い排気流の発生を抑止することができる、
という効果が得られる。
れば、複雑な制御操作を必要とすることなく、滑らかか
つ高精度なコンダクタンスの制御により、コンダクタン
ス変化時の強い排気流の発生を抑止することができる、
という効果が得られる。
【0064】また、本発明のコンダクタンス調整弁によ
れば、複雑な制御操作を必要とすることなく、コンダク
タンス変化時の強い排気流の発生を抑止しつつ、高真空
度への到達時間を短縮することができる、という効果が
得られる。
れば、複雑な制御操作を必要とすることなく、コンダク
タンス変化時の強い排気流の発生を抑止しつつ、高真空
度への到達時間を短縮することができる、という効果が
得られる。
【0065】本発明の半導体製造装置によれば、プロセ
スチャンバ内に異物や搬送障害等を発生させる強い排気
流を形成することなく、短時間に、高真空度に排気する
ことができる、という効果が得られる。
スチャンバ内に異物や搬送障害等を発生させる強い排気
流を形成することなく、短時間に、高真空度に排気する
ことができる、という効果が得られる。
【0066】また、本発明の半導体製造装置によれば、
プロセスチャンバ内の異物や搬送障害等の発生の抑止に
よる歩留り向上と、プロセスチャンバ内の高真空度への
到達時間の短縮によるスループットの向上を実現するこ
とができる、という効果が得られる。
プロセスチャンバ内の異物や搬送障害等の発生の抑止に
よる歩留り向上と、プロセスチャンバ内の高真空度への
到達時間の短縮によるスループットの向上を実現するこ
とができる、という効果が得られる。
【0067】また、本発明の半導体製造装置によれば、
良好な膜質の薄膜形成と、スループットの向上とを両立
させることができる、という効果が得られる。
良好な膜質の薄膜形成と、スループットの向上とを両立
させることができる、という効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態であるコンダクタン
ス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
ス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
【図2】図1における線II−IIの部分の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体製造装置の
構成の一例を示す概念図である。
構成の一例を示す概念図である。
【図4】本発明のコンダクタンス調整弁および半導体製
造装置の作用の一例を従来技術の場合と対照して例示す
る線図である。
造装置の作用の一例を従来技術の場合と対照して例示す
る線図である。
【図5】本発明のコンダクタンス調整弁の特性の一例
を、従来の構成の特性と対照して示す線図である。
を、従来の構成の特性と対照して示す線図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態であるコンダクタン
ス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
ス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
【図7】図6における線VII −VII の部分の断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態であるコンダクタン
ス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
ス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
【図9】図8における線IX−IXの部分の断面図である。
【図10】図8における線X −X の部分の断面図であ
る。
る。
【図11】本発明の第4の実施の形態であるコンダクタ
ンス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
ンス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
【図12】図11における線XII −XII の部分の断面図
である。
である。
【図13】図11における線XIII−XIIIの部分の断面図
である。
である。
【図14】本発明の第5の実施の形態であるコンダクタ
ンス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
ンス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
【図15】図14における線XV−XVの部分の断面図であ
る。
る。
【図16】本発明の第6の実施の形態であるコンダクタ
ンス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
ンス調整弁の構成の一例を示す断面図である。
【図17】図16における線XVII−XVIIの部分の断面図
である。
である。
【図18】図16における線XVIII −XVIII の部分の断
面図である。
面図である。
【図19】従来のコンダクタンス調整弁の構成の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 ロードロックモジュール 2 トランスファーモジュール 3 プロセスチャンバ 4 プロセスガス供給部 5 ランプヒータ 6 排気ポンプ 7 制御部 8 真空計 9 排気流路 10 コンダクタンス調整弁 11 弁体 11a 円盤部(第1の部位) 11b 曲面部(第2の部位) 12 弁体回転駆動用モータ 12a 回転軸 13 シールドリング 14 搬送アーム 15 カセット 16 サセプタ 17 ウェハ 20 コンダクタンス調整弁 21 曲面弁体 21a 最大径部 21b 曲面部 30 コンダクタンス調整弁 31 曲面弁体 31a 最大径部 31b 曲面部 40 コンダクタンス調整弁 41 曲面弁体 41a 最大径部 41b 曲面部 50 コンダクタンス調整弁 51 弁体 51a 大径フラッパ 51b 小径フラッパ 60 コンダクタンス調整弁 61 曲面弁体 61a 最大径部 61b 曲面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 浩 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 ミン・ツァン・ファン アメリカ合衆国、テキサス州 75248、ダ ラス、ラマンガ・ドライブ 6927
Claims (9)
- 【請求項1】 設置される排気流路のコンダクタンスを
制御する弁体を備えたコンダクタンス調整弁であって、
前記弁体は、全閉状態で前記コンダクタンスを一定に制
御する第1の部位と、前記全閉状態からの開度に応じて
前記コンダクタンスを変化させる第2の部位とを備えた
ことを特徴とするコンダクタンス調整弁。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンダクタンス調整弁に
おいて、前記弁体は、前記全閉状態において所定の流体
流通間隙を構成することにより前記コンダクタンスを最
小に制御する最大径部と、前記全閉状態からの開度に応
じて前記コンダクタンスを微増させる曲面部とからなる
ことを特徴とするコンダクタンス調整弁。 - 【請求項3】 請求項1記載のコンダクタンス調整弁に
おいて、前記弁体は、前記全閉状態において所定の流体
流通間隙を構成することにより前記コンダクタンスを一
定に制御する第1のフラッパと、前記流体流通間隙が前
記第1のフラッパよりも大きな少なくとも一つの第2の
フラッパとを前記弁体を駆動する回転軸に交差させて固
定してなることを特徴とするコンダクタンス調整弁。 - 【請求項4】 請求項1,2または3記載のコンダクタ
ンス調整弁において、半導体装置の製造プロセスにおけ
る半導体製造装置に装着されることを特徴とするコンダ
クタンス調整弁。 - 【請求項5】 被処理物が収容されるプロセスチャンバ
と、前記プロセスチャンバに反応ガスを供給するガス供
給手段と、排気流路を介して前記プロセスチャンバに接
続され、前記プロセスチャンバの排気操作を行う真空ポ
ンプと、前記排気流路に介設され、当該排気流路のコン
ダクタンスを制御するコンダクタンス調整弁とを含む半
導体製造装置であって、 前記コンダクタンス調整弁は、全閉状態で前記コンダク
タンスを一定に制御する第1の部位と、前記全閉状態か
らの開度に応じて前記コンダクタンスを変化させる第2
の部位とからなる弁体を備えたことを特徴とする半導体
製造装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体製造装置におい
て、前記コンダクタンス調整弁の前記弁体は、前記全閉
状態において所定の流体流通間隙を構成することにより
前記コンダクタンスを一定に制御する最大径部と、前記
全閉状態からの開度に応じて前記コンダクタンスを微増
させる曲面部とからなることを特徴とする半導体製造装
置。 - 【請求項7】 請求項5記載の半導体製造装置におい
て、前記コンダクタンス調整弁の前記弁体は、前記全閉
状態において所定の流体流通間隙を構成することにより
前記コンダクタンスを一定に制御する第1のフラッパ
と、前記流体流通間隙が前記第1のフラッパよりも大き
な少なくとも一つの第2のフラッパとを前記弁体を駆動
する回転軸に交差させて固定してなることを特徴とする
半導体製造装置。 - 【請求項8】 請求項5記載の半導体製造装置におい
て、前記コンダクタンス調整弁を全閉状態にして前記排
気流路のコンダクタンスを小さい一定の値にして前記プ
ロセスチャンバ内の排気を抑制することにより、前記プ
ロセスチャンバ内を比較的高い圧に保ちつつ前記反応ガ
スを供給することにより前記被処理物に薄膜を形成する
第1のステップと、前記弁体の前記全閉状態からの開度
に応じて前記コンダクタンスを微増させることにより、
前記第1のステップよりも低い圧の下で薄膜を形成する
第2のステップと、前記プロセスチャンバを高真空に排
気して前記反応ガスを除く第3のステップとを含む薄膜
形成プロセスを実行することを特徴とする半導体製造装
置。 - 【請求項9】 請求項8記載の半導体製造装置におい
て、前記反応ガスは、Si H2 Cl2 およびWF6 から
なり、前記第1のステップでは、ほぼ600paの圧力
下で前記WF6 を比較的少なくした状態でWSi2 の薄
膜形成を行い、前記第2のステップでは、ほぼ100P
aの圧力下で前記Si H2 Cl2 およびWF6 を供給し
て薄膜形成を行い、前記第3のステップでは、前記真空
ポンプの排気能力にて可能な到達真空度まで前記プロセ
スチャンバを排気することを特徴とする半導体製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28507296A JPH10132141A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | コンダクタンス調整弁および半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28507296A JPH10132141A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | コンダクタンス調整弁および半導体製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132141A true JPH10132141A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17686791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28507296A Pending JPH10132141A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | コンダクタンス調整弁および半導体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132141A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100553678B1 (ko) * | 1999-08-11 | 2006-02-24 | 삼성전자주식회사 | 반도체 제조설비용 배기밸브 |
| KR100754243B1 (ko) * | 2006-02-17 | 2007-09-03 | 삼성전자주식회사 | 반도체 제조설비의 진공 장치 |
| JP2008539596A (ja) * | 2005-04-26 | 2008-11-13 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | プラズマリアクタチャンバのためのoリングレスタンデムスロットル弁 |
| US8123194B2 (en) | 2007-03-19 | 2012-02-28 | Tokyo Electron Limited | On-off valve and process apparatus employing the on-off valve |
| KR20210098850A (ko) * | 2020-02-03 | 2021-08-11 | 씨케이디 가부시키 가이샤 | 비밀폐식 버터플라이밸브 및 그의 제조방법 |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP28507296A patent/JPH10132141A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2021124133A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | Ckd株式会社 | 非密閉式バタフライバルブおよびその製造方法 |
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