JPH10132307A - ダクトレス空調システム - Google Patents
ダクトレス空調システムInfo
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- JPH10132307A JPH10132307A JP8292272A JP29227296A JPH10132307A JP H10132307 A JPH10132307 A JP H10132307A JP 8292272 A JP8292272 A JP 8292272A JP 29227296 A JP29227296 A JP 29227296A JP H10132307 A JPH10132307 A JP H10132307A
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- JP
- Japan
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- air
- conditioned
- closed space
- ceiling
- room
- Prior art date
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダクトの敷設コストを低下させるとともに天
井面の結露を防止することができるダクトレス空調シス
テムを提供する。 【解決手段】 空調対象室4の天井5裏に形成した天井
裏閉空間6に空調されたエアを供給し、この空調エアを
天井裏閉空間6から空調対象室4にダクトを介すること
なく吹き出すダクトレス空調システムにおいて、空調さ
れた一次給気エアと空調対象室4内からの還気エアとの
混合気により空調エアを形成する混気部9と、混合気を
混気部9から天井裏閉空間6内に送り出すファン2とを
有する。ファン2に、吹出口19から天井裏閉空間6内
に空調エアを送り出す給気チャンバ3を接続する。ファ
ン2を、熱負荷に応じて送風量の変更ができる可変風量
送風機とする。
井面の結露を防止することができるダクトレス空調シス
テムを提供する。 【解決手段】 空調対象室4の天井5裏に形成した天井
裏閉空間6に空調されたエアを供給し、この空調エアを
天井裏閉空間6から空調対象室4にダクトを介すること
なく吹き出すダクトレス空調システムにおいて、空調さ
れた一次給気エアと空調対象室4内からの還気エアとの
混合気により空調エアを形成する混気部9と、混合気を
混気部9から天井裏閉空間6内に送り出すファン2とを
有する。ファン2に、吹出口19から天井裏閉空間6内
に空調エアを送り出す給気チャンバ3を接続する。ファ
ン2を、熱負荷に応じて送風量の変更ができる可変風量
送風機とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調エアを空調対
象室の天井裏に形成した閉空間に供給し、ここからダク
トを介さずに空調対象室の天井に設けた吹出口を通して
室内に供給するダクトレス空調システムに関するもので
ある。
象室の天井裏に形成した閉空間に供給し、ここからダク
トを介さずに空調対象室の天井に設けた吹出口を通して
室内に供給するダクトレス空調システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の空調システムにおいては、空調対
象となる部屋や区画(以下、空調対象室と総称する)の
天井内に、吹出口に連通する給気ダクトを設け、空調さ
れたエアを天井内給気ダクトを介して吹出口から室内に
供給している。このようなダクト方式の空調システムで
は、天井内にダクトを敷設するため、天井裏スペースが
狭い場合等には施工がしにくく、また、空調対象室の室
温との温度差が10℃程度の冷風或いは温風からなる空
調エアを空調対象室内に吹き出すため、空調対象室の天
井裏に保温材を装着した給気ダクトを敷設する必要があ
り、施工が面倒になって、敷設コストの上昇が避けられ
なかった。
象となる部屋や区画(以下、空調対象室と総称する)の
天井内に、吹出口に連通する給気ダクトを設け、空調さ
れたエアを天井内給気ダクトを介して吹出口から室内に
供給している。このようなダクト方式の空調システムで
は、天井内にダクトを敷設するため、天井裏スペースが
狭い場合等には施工がしにくく、また、空調対象室の室
温との温度差が10℃程度の冷風或いは温風からなる空
調エアを空調対象室内に吹き出すため、空調対象室の天
井裏に保温材を装着した給気ダクトを敷設する必要があ
り、施工が面倒になって、敷設コストの上昇が避けられ
なかった。
【0003】そこで、敷設コストを下げるために、供給
ダクトの配置を一部省略したダクトレス空調システムが
実用化されている。既存のダクトレス空調システムは、
空調対象室の天井裏迄は、ダクト方式の空調システムと
同様に給気ダクトを敷設するが、空調対象室の天井裏で
は給気ダクトを敷設せず、天井裏に形成した閉空間をチ
ャンバとみなしこの閉空間に空調エアを供給している。
ダクトの配置を一部省略したダクトレス空調システムが
実用化されている。既存のダクトレス空調システムは、
空調対象室の天井裏迄は、ダクト方式の空調システムと
同様に給気ダクトを敷設するが、空調対象室の天井裏で
は給気ダクトを敷設せず、天井裏に形成した閉空間をチ
ャンバとみなしこの閉空間に空調エアを供給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天井裏
に形成した閉空間に空調エアを供給すると、空調エアは
空調対象室の室温との温度差が10℃程度あるので、冷
房運転時には天井の温度が下がって天井面に結露してし
まい成長して水滴の滴下を起こし空調対象室へ不具合を
きたす。天井面の結露を防止するためには、空調対象室
の室温と6〜7℃程度の温度差となるように、供給する
空調エアの温度を高めに設定せざるを得ない。空調エア
の温度を高めに設定すると、温度差が10℃程度ある場
合と同様の条件で空調するためには、温度差が少ないの
で供給する空調エアの量を多くしなければならない。空
調エアの供給量を多くするのには給気ダクトの径を大き
くする必要があり、給気ダクトの大型化によりダクトの
敷設コストが増大してしまうという問題点があった。
に形成した閉空間に空調エアを供給すると、空調エアは
空調対象室の室温との温度差が10℃程度あるので、冷
房運転時には天井の温度が下がって天井面に結露してし
まい成長して水滴の滴下を起こし空調対象室へ不具合を
きたす。天井面の結露を防止するためには、空調対象室
の室温と6〜7℃程度の温度差となるように、供給する
空調エアの温度を高めに設定せざるを得ない。空調エア
の温度を高めに設定すると、温度差が10℃程度ある場
合と同様の条件で空調するためには、温度差が少ないの
で供給する空調エアの量を多くしなければならない。空
調エアの供給量を多くするのには給気ダクトの径を大き
くする必要があり、給気ダクトの大型化によりダクトの
敷設コストが増大してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ダクトの敷設コストの増大を招くことなく天井面の
結露を防止することができるダクトレス空調システムの
提供を目的とする。
で、ダクトの敷設コストの増大を招くことなく天井面の
結露を防止することができるダクトレス空調システムの
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、空調対象室の天井裏に形成した
閉空間に空調されたエアを供給し、この空調エアを前記
閉空間から前記空調対象室にダクトを介することなく吹
き出すダクトレス空調システムにおいて、空調された一
次給気エアと前記空調対象室内からの還気エアとの混合
気により前記空調エアを形成する混気部と、前記混合気
を前記混気部から前記閉空間内に送り出す送風機とを有
することを特徴とするダクトレス空調システムを提供す
る。
め、本発明においては、空調対象室の天井裏に形成した
閉空間に空調されたエアを供給し、この空調エアを前記
閉空間から前記空調対象室にダクトを介することなく吹
き出すダクトレス空調システムにおいて、空調された一
次給気エアと前記空調対象室内からの還気エアとの混合
気により前記空調エアを形成する混気部と、前記混合気
を前記混気部から前記閉空間内に送り出す送風機とを有
することを特徴とするダクトレス空調システムを提供す
る。
【0007】上記構成によると、冷房運転時の一次給気
エアとしての冷風は閉空間内の混気部に送られ、ここで
室内からの環気エアと混合された後に空調エアとして閉
空間に吹き出される。これにより、閉空間内に吹き出さ
れた空調エアと室内空気との温度差が小さくなって室内
空気の天井面での結露が防止される。したがって、一次
給気エアの温度をさらに低くすることが可能となり、低
風量で所望の空調条件を満たすことができ、一次給気ダ
クト径の縮小ができ、施工性の向上やコストの低減が図
られるとともに空調機の小型化や氷蓄熱システム等の効
率の良い冷凍システムの実用化が可能になる。
エアとしての冷風は閉空間内の混気部に送られ、ここで
室内からの環気エアと混合された後に空調エアとして閉
空間に吹き出される。これにより、閉空間内に吹き出さ
れた空調エアと室内空気との温度差が小さくなって室内
空気の天井面での結露が防止される。したがって、一次
給気エアの温度をさらに低くすることが可能となり、低
風量で所望の空調条件を満たすことができ、一次給気ダ
クト径の縮小ができ、施工性の向上やコストの低減が図
られるとともに空調機の小型化や氷蓄熱システム等の効
率の良い冷凍システムの実用化が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態においては、
前記送風機に給気チャンバを接続し、この給気チャンバ
に設けた吹出口から前記天井裏の閉空間内に空調エアを
送り出すことを特徴としている。
前記送風機に給気チャンバを接続し、この給気チャンバ
に設けた吹出口から前記天井裏の閉空間内に空調エアを
送り出すことを特徴としている。
【0009】この構成により、送風機から直接天井裏に
送風せずに、一旦給気チャンバに供給し、ここからその
吹出口を通して天井裏の閉空間へ吹き出すため、天井裏
の高さや形状或いは他の設備や構造物等に応じて、吹出
口の数や方向等を適当に設定することにより、天井裏全
体にわたって空調エアを最適な分布状態で送風すること
ができる。従って、空調対象室への空調エアの吹出し風
量を周縁部或いは中央部に対し所定の割合で分散させる
ことができる。
送風せずに、一旦給気チャンバに供給し、ここからその
吹出口を通して天井裏の閉空間へ吹き出すため、天井裏
の高さや形状或いは他の設備や構造物等に応じて、吹出
口の数や方向等を適当に設定することにより、天井裏全
体にわたって空調エアを最適な分布状態で送風すること
ができる。従って、空調対象室への空調エアの吹出し風
量を周縁部或いは中央部に対し所定の割合で分散させる
ことができる。
【0010】さらに、好ましい実施の形態においては、
前記送風機は、熱負荷に応じて送風量の変更ができる可
変風量送風機であることを特徴としている。
前記送風機は、熱負荷に応じて送風量の変更ができる可
変風量送風機であることを特徴としている。
【0011】この構成により、ピーク負荷時に送風機が
最大風量を吐出し、部分負荷或いは低負荷時に送風機の
吐出量を少なくすることができるため、前述の給気チャ
ンバを介して送風することにより、最大熱負荷時には吹
出口からの風速が速くなって到達距離が長くなり、熱負
荷の大きいペリメータゾーンへの風量が増加し、熱負荷
に対応した適正な室内風量分布が自動的に得られる。従
って、空調対象室への空調エアの吹き出しを自然発生的
に制御することが可能になる。また、期間的な熱負荷の
変動にファン運転動力が追従するため省エネルギに寄与
することができる。
最大風量を吐出し、部分負荷或いは低負荷時に送風機の
吐出量を少なくすることができるため、前述の給気チャ
ンバを介して送風することにより、最大熱負荷時には吹
出口からの風速が速くなって到達距離が長くなり、熱負
荷の大きいペリメータゾーンへの風量が増加し、熱負荷
に対応した適正な室内風量分布が自動的に得られる。従
って、空調対象室への空調エアの吹き出しを自然発生的
に制御することが可能になる。また、期間的な熱負荷の
変動にファン運転動力が追従するため省エネルギに寄与
することができる。
【0012】さらに、好ましい実施の形態においては、
前記一次給気エアは、前記閉空間の外部に設置した空気
調和機から前記混気部に連通する給気ダクトを介し供給
されることを特徴としている。
前記一次給気エアは、前記閉空間の外部に設置した空気
調和機から前記混気部に連通する給気ダクトを介し供給
されることを特徴としている。
【0013】この構成により、閉空間の外部に設置した
空気調和機から給気ダクトを介して一次給気エアを供給
することができる。この場合、前述のように、給気ダク
ト径の縮小が可能となり、ダクトの敷設コストの増大を
招くことなく冷房運転時の天井面の結露を防止すること
ができる。
空気調和機から給気ダクトを介して一次給気エアを供給
することができる。この場合、前述のように、給気ダク
ト径の縮小が可能となり、ダクトの敷設コストの増大を
招くことなく冷房運転時の天井面の結露を防止すること
ができる。
【0014】別の好ましい実施の形態においては、前記
一次給気エアは、前記閉空間内に設置され前記混気部に
接続された空気調和機から供給されることを特徴として
いる。
一次給気エアは、前記閉空間内に設置され前記混気部に
接続された空気調和機から供給されることを特徴として
いる。
【0015】この構成により、閉空間内に設置された空
気調和機から一次給気エアを供給することができる。こ
れにより、閉空間外に敷設する給気ダクトをなくすこと
ができる。
気調和機から一次給気エアを供給することができる。こ
れにより、閉空間外に敷設する給気ダクトをなくすこと
ができる。
【0016】さらに別の好ましい実施の形態において
は、前記一次給気エアは、前記閉空間内に設置され前記
混気部に接続されたビル用マルチエアコンの室内機から
供給されることを特徴としている。
は、前記一次給気エアは、前記閉空間内に設置され前記
混気部に接続されたビル用マルチエアコンの室内機から
供給されることを特徴としている。
【0017】この構成により、閉空間内に設置されたビ
ル用マルチエアコンの室内機から一次給気エアを供給す
ることができる。この構成においても、ダクトの敷設コ
ストの増大を招くことなく冷房運転時の天井面の結露を
防止することができ、また、閉空間外に敷設する給気ダ
クトをなくすことができる。
ル用マルチエアコンの室内機から一次給気エアを供給す
ることができる。この構成においても、ダクトの敷設コ
ストの増大を招くことなく冷房運転時の天井面の結露を
防止することができ、また、閉空間外に敷設する給気ダ
クトをなくすことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るダクトレス空
調システムの平面説明図である。図2は、本発明の一実
施例に係るダクトレス空調システムを設置した天井裏の
状態を示す断面説明図である。
明する。図1は、本発明の一実施例に係るダクトレス空
調システムの平面説明図である。図2は、本発明の一実
施例に係るダクトレス空調システムを設置した天井裏の
状態を示す断面説明図である。
【0019】図1及び図2に示すように、本発明のダク
トレス空調システムは、空調エアを形成する混気部とし
てのケーシング1と、ケーシング1から空調エアを送り
出すファン(送風機)2と、ファン2に接続された給気
チャンバ3とを有している。これらケーシング1、ファ
ン2及び給気チャンバ3は、混気ファンユニットとして
空調対象となる部屋や区画(以下、空調対象室4と総称
する)の天井5の裏に形成された閉空間6内の建物イン
テリア側に設置されている(図2参照)。即ち、ダクト
レス空調システムは、混気ファンユニットを介して空調
対象室4の天井裏閉空間6に空調されたエアを供給し、
この空調エアを天井裏閉空間6から空調対象室4にダク
トを介することなく吹き出している。
トレス空調システムは、空調エアを形成する混気部とし
てのケーシング1と、ケーシング1から空調エアを送り
出すファン(送風機)2と、ファン2に接続された給気
チャンバ3とを有している。これらケーシング1、ファ
ン2及び給気チャンバ3は、混気ファンユニットとして
空調対象となる部屋や区画(以下、空調対象室4と総称
する)の天井5の裏に形成された閉空間6内の建物イン
テリア側に設置されている(図2参照)。即ち、ダクト
レス空調システムは、混気ファンユニットを介して空調
対象室4の天井裏閉空間6に空調されたエアを供給し、
この空調エアを天井裏閉空間6から空調対象室4にダク
トを介することなく吹き出している。
【0020】ケーシング1は、矩形の密閉箱状に形成さ
れ、内部は、整流板7によって混気部8とファン部9の
2区画に分割されている。整流板7は、例えば無数の貫
通孔7aが開けられたパンチングボードあるいはルーバ
等からなり、整流板7を通って混気部8からファン部9
に吸い込まれる空調エアを整流して風速や動圧分布を均
一化し、安定したファン2の吸い込み動作を達成する。
混気部8側のケーシング1の対向する両壁面1a,1b
には、混気部8に連通する開口10,11がそれぞれ開
けられ、各開口10,11には、一次給気ダクト12と
レタンダクト13がそれぞれ接続されている。
れ、内部は、整流板7によって混気部8とファン部9の
2区画に分割されている。整流板7は、例えば無数の貫
通孔7aが開けられたパンチングボードあるいはルーバ
等からなり、整流板7を通って混気部8からファン部9
に吸い込まれる空調エアを整流して風速や動圧分布を均
一化し、安定したファン2の吸い込み動作を達成する。
混気部8側のケーシング1の対向する両壁面1a,1b
には、混気部8に連通する開口10,11がそれぞれ開
けられ、各開口10,11には、一次給気ダクト12と
レタンダクト13がそれぞれ接続されている。
【0021】一次給気ダクト12は、天井裏閉空間6の
外部に設置した空気調和機(図示せず)に接続されてい
る。この一次給気ダクト12を介して空気調和機により
空調された一次給気エアが混気部8に供給される。な
お、この空気調和機へ空調対象室からの環気エアがレタ
ンダクトを介して返されるが図示は省く。一次給気エア
は、空調対象室4内を所望の空調条件に調節するように
制御され、空調対象室4を冷房する場合、空調対象室4
の室温との温度差が例えば10℃程度の冷風に設定され
る。なお、空調対象室4を暖房する場合も同様に、所定
の温度差の温風に設定される。
外部に設置した空気調和機(図示せず)に接続されてい
る。この一次給気ダクト12を介して空気調和機により
空調された一次給気エアが混気部8に供給される。な
お、この空気調和機へ空調対象室からの環気エアがレタ
ンダクトを介して返されるが図示は省く。一次給気エア
は、空調対象室4内を所望の空調条件に調節するように
制御され、空調対象室4を冷房する場合、空調対象室4
の室温との温度差が例えば10℃程度の冷風に設定され
る。なお、空調対象室4を暖房する場合も同様に、所定
の温度差の温風に設定される。
【0022】レタンダクト13は、空調対象室4の天井
5に設けられた吸込口14に接続され、空調対象室4と
混気部8を連通している。このレタンダクト13を介し
て、空調対象室4の室内空気が結露防止用の還気エアと
して混気部8に取り入れられる。
5に設けられた吸込口14に接続され、空調対象室4と
混気部8を連通している。このレタンダクト13を介し
て、空調対象室4の室内空気が結露防止用の還気エアと
して混気部8に取り入れられる。
【0023】混気部8内には、一次給気ダクト12に連
通する定風量装置15と混合促進器16が設置されてい
る。この定風量装置15は、ダンパ(図示せず)を内蔵
し、通過風量を一定に制御する。このダンパは、一次給
気ダクト12のケーシング1近傍に設置された風速セン
サ(図示せず)でダクト内風量に比例する風速を検出
し、これに基づき自動制御により風量を調節する。この
定風量装置15に接続された混合促進器16は、風量及
び向きを調節するブレード或いはルーバ(図示せず)を
内蔵し、その出口16aから混気部8内に導入される一
次給気エアと対向し流入する環気エアとの混合を促進す
る。
通する定風量装置15と混合促進器16が設置されてい
る。この定風量装置15は、ダンパ(図示せず)を内蔵
し、通過風量を一定に制御する。このダンパは、一次給
気ダクト12のケーシング1近傍に設置された風速セン
サ(図示せず)でダクト内風量に比例する風速を検出
し、これに基づき自動制御により風量を調節する。この
定風量装置15に接続された混合促進器16は、風量及
び向きを調節するブレード或いはルーバ(図示せず)を
内蔵し、その出口16aから混気部8内に導入される一
次給気エアと対向し流入する環気エアとの混合を促進す
る。
【0024】この混気部8において、空調された一次給
気エアと空調対象室4からの還気エアとが混合されて、
空調エアである混合気が形成される。この混合気の温度
は、一次給気エアよりも上昇し、空調対象室4の室温と
の温度差が結露を起こさない6〜7℃程度になる。一次
給気の温度や風量は、室内空調条件に応じて、通常の制
御方式に従って温度や湿度を検出し、これに基づいて制
御される。
気エアと空調対象室4からの還気エアとが混合されて、
空調エアである混合気が形成される。この混合気の温度
は、一次給気エアよりも上昇し、空調対象室4の室温と
の温度差が結露を起こさない6〜7℃程度になる。一次
給気の温度や風量は、室内空調条件に応じて、通常の制
御方式に従って温度や湿度を検出し、これに基づいて制
御される。
【0025】本発明では、この一次給気制御による室内
空調制御とともに、さらに、冷房運転時の天井面の結露
防止となるユニット吹出温度制御が行われる。このユニ
ット吹出温度(結露防止)制御は、天井面温度または天
井面裏近傍の温度を検出し、この天井面温度と室内温度
との差に応じて後述の可変風量ファンの吹出し風量を制
御するものである。従って、温度差が大きいときには、
還気量を増やして温度差を小さくするために風量が大き
くなる。
空調制御とともに、さらに、冷房運転時の天井面の結露
防止となるユニット吹出温度制御が行われる。このユニ
ット吹出温度(結露防止)制御は、天井面温度または天
井面裏近傍の温度を検出し、この天井面温度と室内温度
との差に応じて後述の可変風量ファンの吹出し風量を制
御するものである。従って、温度差が大きいときには、
還気量を増やして温度差を小さくするために風量が大き
くなる。
【0026】ファン部9には、ファン2が設置されてい
る。このファン2は、熱負荷等に応じて送風量の変更が
できる可変風量型のファンである。ファン2の送風口
は、ケーシング1の壁面1cに開けられた開口17を経
てキャンバス継手18等を介し、給気チャンバ3に連通
している。
る。このファン2は、熱負荷等に応じて送風量の変更が
できる可変風量型のファンである。ファン2の送風口
は、ケーシング1の壁面1cに開けられた開口17を経
てキャンバス継手18等を介し、給気チャンバ3に連通
している。
【0027】給気チャンバ3には、吹き出す方向を設定
できる複数(この例では3個)の吹出口19が設けられ
ている。吹出口19は、天井裏閉空間6の形状や大きさ
及び他の設備や構造物等を考慮して、吹き出される空調
エアが天井裏閉空間6の最奥部まで達し天井裏閉空間6
内に満遍に且つ効率良く空調エアを満たして最適分布状
態にすることができるように、その数や個々の向き及び
風量割合等を設定する。
できる複数(この例では3個)の吹出口19が設けられ
ている。吹出口19は、天井裏閉空間6の形状や大きさ
及び他の設備や構造物等を考慮して、吹き出される空調
エアが天井裏閉空間6の最奥部まで達し天井裏閉空間6
内に満遍に且つ効率良く空調エアを満たして最適分布状
態にすることができるように、その数や個々の向き及び
風量割合等を設定する。
【0028】天井5には、吹出口20が複数個設けら
れ、この吹出口20から天井裏閉空間6の空調エアが空
調対象室4へ吹き出される。エア吹出口20の設置位置
及び設置数は、空調対象室4の床面積や天井5の高さお
よび負荷分布等の室内条件に応じて適宜選択される。
れ、この吹出口20から天井裏閉空間6の空調エアが空
調対象室4へ吹き出される。エア吹出口20の設置位置
及び設置数は、空調対象室4の床面積や天井5の高さお
よび負荷分布等の室内条件に応じて適宜選択される。
【0029】上記構成を有するダクトレス空調システム
において、冷房運転にて説明すると、天井裏閉空間6の
外部に設置された空気調和機から混気部8に供給された
一次給気エアは、混気部8内で空調対象室4からの還気
エアと混合され、空調対象室4の室温との温度差が小さ
くなった混合気が形成される。この混合気が、天井裏閉
空間6に吹き出され、さらに吹出口20から空調対象室
4に吹き出される。よって、空調対象室4の室温との温
度差を大きくした冷風を一次給気エアとして送り込んで
も、天井裏閉空間6と室内との温度差は大きくならず、
天井面に結露することはない。
において、冷房運転にて説明すると、天井裏閉空間6の
外部に設置された空気調和機から混気部8に供給された
一次給気エアは、混気部8内で空調対象室4からの還気
エアと混合され、空調対象室4の室温との温度差が小さ
くなった混合気が形成される。この混合気が、天井裏閉
空間6に吹き出され、さらに吹出口20から空調対象室
4に吹き出される。よって、空調対象室4の室温との温
度差を大きくした冷風を一次給気エアとして送り込んで
も、天井裏閉空間6と室内との温度差は大きくならず、
天井面に結露することはない。
【0030】このように、大温度差を有する低温一次給
気エアを用いることができるため、低風量で熱負荷に対
処することができる。よって、風量の減少による一次給
気ダクト12のダクトサイズの縮小や空調機の小型化が
可能となり、ダクト敷設費用の大幅な減少とともに狭い
場所でも設置し易くなって施工性が向上する。
気エアを用いることができるため、低風量で熱負荷に対
処することができる。よって、風量の減少による一次給
気ダクト12のダクトサイズの縮小や空調機の小型化が
可能となり、ダクト敷設費用の大幅な減少とともに狭い
場所でも設置し易くなって施工性が向上する。
【0031】この大温度差低風量の空調システムが可能
になることは、最近普及してきた、一次給気エアと室温
との温度差が大きいビル用マルチタイプエアコンや氷蓄
熱による冷凍システム等を採用する場合に、とりわけ有
効である。
になることは、最近普及してきた、一次給気エアと室温
との温度差が大きいビル用マルチタイプエアコンや氷蓄
熱による冷凍システム等を採用する場合に、とりわけ有
効である。
【0032】また、ファン2は、ピーク負荷時に最大風
量を吐出する。このとき、吹出口20から吹き出される
空調エアは、吹出し風量とともに吹出し気流速度も最大
となるため、ピーク負荷時には、空調対象室4内の気流
速度が速くなり在室者の体感温度が下がる。従って、冷
房時に、体感温度が下がった分だけ空調対象室4の室内
設定温度を上げることができる。このため、負荷処理用
の熱量が少なくて済み省エネルギに寄与する。また、気
流速度が速くなることにより、暖房時には、空調エアの
吹出し到達距離が増すことになり、空調対象室4の床面
近傍に暖房域を確保することが容易になる。従って、空
調対象室4の室内上部と下部の間の温度差が解消されて
室内の温度がより均一化し、効率良く暖房することがで
き省エネルギに寄与する。さらに、通常運転時や負荷が
少ない空調運転時には、自動的に送風量を少なくするこ
とができるので省エネルギに寄与する。
量を吐出する。このとき、吹出口20から吹き出される
空調エアは、吹出し風量とともに吹出し気流速度も最大
となるため、ピーク負荷時には、空調対象室4内の気流
速度が速くなり在室者の体感温度が下がる。従って、冷
房時に、体感温度が下がった分だけ空調対象室4の室内
設定温度を上げることができる。このため、負荷処理用
の熱量が少なくて済み省エネルギに寄与する。また、気
流速度が速くなることにより、暖房時には、空調エアの
吹出し到達距離が増すことになり、空調対象室4の床面
近傍に暖房域を確保することが容易になる。従って、空
調対象室4の室内上部と下部の間の温度差が解消されて
室内の温度がより均一化し、効率良く暖房することがで
き省エネルギに寄与する。さらに、通常運転時や負荷が
少ない空調運転時には、自動的に送風量を少なくするこ
とができるので省エネルギに寄与する。
【0033】また、本発明のダクトレス空調システム
は、給気チャンバ3を備えることにより、以下のよう
に、空調エアの吹出し風量と空調対象室4の熱負荷パタ
ーンとのゾーン的合致を可能とする。
は、給気チャンバ3を備えることにより、以下のよう
に、空調エアの吹出し風量と空調対象室4の熱負荷パタ
ーンとのゾーン的合致を可能とする。
【0034】すなわち、空調対象室4の熱負荷が最大と
なるピーク負荷時、空調エアである混合気を給気チャン
バ3へ吹き出すファン2は最大風量を吐出する。ファン
2が最大風量を吐出することで、給気チャンバ3の吹出
口19での風速が最大になる。従って、到達距離が長く
なり、建物周縁部のペリメータゾーンでの風量が増大し
て建物内側のインテリアゾーンでの風量が減少する状態
になる。ピーク負荷時、ペリメータゾーンは空調対象室
4の窓側で外気による熱負荷が大きく、インテリアゾー
ンは熱負荷が小さい。即ち、ファン2が最大風量を吐出
することにより、ピーク負荷時において熱負荷が大とな
るペリメータゾーンに空調エアが大量に吹き出され、ペ
リメータゾーンに比べて熱負荷が小となるインテリアゾ
ーンには空調エアの吹出し量が少なくなる。
なるピーク負荷時、空調エアである混合気を給気チャン
バ3へ吹き出すファン2は最大風量を吐出する。ファン
2が最大風量を吐出することで、給気チャンバ3の吹出
口19での風速が最大になる。従って、到達距離が長く
なり、建物周縁部のペリメータゾーンでの風量が増大し
て建物内側のインテリアゾーンでの風量が減少する状態
になる。ピーク負荷時、ペリメータゾーンは空調対象室
4の窓側で外気による熱負荷が大きく、インテリアゾー
ンは熱負荷が小さい。即ち、ファン2が最大風量を吐出
することにより、ピーク負荷時において熱負荷が大とな
るペリメータゾーンに空調エアが大量に吹き出され、ペ
リメータゾーンに比べて熱負荷が小となるインテリアゾ
ーンには空調エアの吹出し量が少なくなる。
【0035】一方、空調対象室4の熱負荷が部分負荷或
いは低負荷時、空調エアである混合気を給気チャンバ3
へ吹き出すファン2の吐出量は少なくなる。ファン2の
吐出風量が少ないことで、給気チャンバ3の吹出口19
での風速が小さくなり到達距離が短くなる。そのため、
天井裏から吹出口20を経て空調対象室4に吹き出され
る空調エアは、インテリアゾーンでの風量が増大してペ
リメータゾーンでの風量が減少する状態になる。即ち、
ファン2の吐出量が少ないことにより、部分負荷或いは
低負荷時において熱負荷が小となるペリメータゾーンに
は空調エアの吹出し量が少なくなり、ペリメータゾーン
に比べて熱負荷が大となるインテリアゾーンには空調エ
アの吹出し量が多くなる。
いは低負荷時、空調エアである混合気を給気チャンバ3
へ吹き出すファン2の吐出量は少なくなる。ファン2の
吐出風量が少ないことで、給気チャンバ3の吹出口19
での風速が小さくなり到達距離が短くなる。そのため、
天井裏から吹出口20を経て空調対象室4に吹き出され
る空調エアは、インテリアゾーンでの風量が増大してペ
リメータゾーンでの風量が減少する状態になる。即ち、
ファン2の吐出量が少ないことにより、部分負荷或いは
低負荷時において熱負荷が小となるペリメータゾーンに
は空調エアの吹出し量が少なくなり、ペリメータゾーン
に比べて熱負荷が大となるインテリアゾーンには空調エ
アの吹出し量が多くなる。
【0036】このように、給気チャンバ3と可変風量型
のファン2を備えることにより、熱負荷パターンの異な
るペリメータゾーンとインテリアゾーンに対する空調エ
アの吹出し量を各ゾーンの負荷の大小に対応して自然発
生的に自動的に増減することが可能になる。よって、快
適で上質な空調環境を自動的に得ることができる。
のファン2を備えることにより、熱負荷パターンの異な
るペリメータゾーンとインテリアゾーンに対する空調エ
アの吹出し量を各ゾーンの負荷の大小に対応して自然発
生的に自動的に増減することが可能になる。よって、快
適で上質な空調環境を自動的に得ることができる。
【0037】また、天井面での結露防止のために、天井
面温度または天井裏面近傍温度を検出し室内空気との温
度差に基づいてファン2の風量制御を行うことにより、
温度差が大きいときにはその差を小さくして結露を防止
するために風量を増大して環気量が増やされる。このよ
うに温度差が大きいときは、熱負荷が大きいときであり
風量を多く必要とするときである。即ち、天井面の結露
防止のための風量制御は熱負荷に対応した風量制御と一
致する。従って、可変風量ファン2を用いた風量制御は
一次給気の室内温度制御と矛盾なく自動的に行われ効果
的な空調制御が実現される。
面温度または天井裏面近傍温度を検出し室内空気との温
度差に基づいてファン2の風量制御を行うことにより、
温度差が大きいときにはその差を小さくして結露を防止
するために風量を増大して環気量が増やされる。このよ
うに温度差が大きいときは、熱負荷が大きいときであり
風量を多く必要とするときである。即ち、天井面の結露
防止のための風量制御は熱負荷に対応した風量制御と一
致する。従って、可変風量ファン2を用いた風量制御は
一次給気の室内温度制御と矛盾なく自動的に行われ効果
的な空調制御が実現される。
【0038】図3は、本発明の別の実施例に係るダクト
レス空調システムを設置した天井裏の状態を示す断面説
明図である。
レス空調システムを設置した天井裏の状態を示す断面説
明図である。
【0039】この例では、一次給気エアは、天井裏に設
置された空気調和機21から供給される。空気調和機2
1には、バイパス用電動三方弁22を備えた冷温水配管
23とドレン管24が接続される。また、この空気調和
機21には、図示しないが、結露防止用のエア吸込口1
4とは別に空調対象室4から還気エアを導入するレタン
ダクトと、外気を導入する外気ダクトが接続されてい
る。空気調和機21と混気部8は、キャンバス継手25
等で接続されている。
置された空気調和機21から供給される。空気調和機2
1には、バイパス用電動三方弁22を備えた冷温水配管
23とドレン管24が接続される。また、この空気調和
機21には、図示しないが、結露防止用のエア吸込口1
4とは別に空調対象室4から還気エアを導入するレタン
ダクトと、外気を導入する外気ダクトが接続されてい
る。空気調和機21と混気部8は、キャンバス継手25
等で接続されている。
【0040】このように、一次給気エアを、天井裏閉空
間6内に設置された空気調和機21から供給することに
より、冷温水配管23とドレン管24の設置だけで済
み、外部の空気調和機から天井裏閉空間6の混気部8迄
敷設していた一次給気ダクト12をなくすことができ
る。その他の構成及び作用効果は前記図2の実施例と同
様である。
間6内に設置された空気調和機21から供給することに
より、冷温水配管23とドレン管24の設置だけで済
み、外部の空気調和機から天井裏閉空間6の混気部8迄
敷設していた一次給気ダクト12をなくすことができ
る。その他の構成及び作用効果は前記図2の実施例と同
様である。
【0041】図4は、本発明のさらに別の実施例に係る
ダクトレス空調システムを設置した天井裏の状態を示す
断面説明図である。
ダクトレス空調システムを設置した天井裏の状態を示す
断面説明図である。
【0042】この例では、一次給気エアは、天井裏に設
置されたビル用マルチエアコン(セパレート空調機)の
室内機26から供給される。セパレート空調機の室内機
26には、冷媒配管27とドレン管28が接続される。
このセパレート空調機の室内機26には、図示しない
が、結露防止用のエア吸込口14とは別に空調対象室4
から還気エアを導入するレタンダクトと、外気を導入す
る外気ダクトが接続されている。セパレート空調機の室
内機26と混気部8は、キャンバス継手29等で接続さ
れている。
置されたビル用マルチエアコン(セパレート空調機)の
室内機26から供給される。セパレート空調機の室内機
26には、冷媒配管27とドレン管28が接続される。
このセパレート空調機の室内機26には、図示しない
が、結露防止用のエア吸込口14とは別に空調対象室4
から還気エアを導入するレタンダクトと、外気を導入す
る外気ダクトが接続されている。セパレート空調機の室
内機26と混気部8は、キャンバス継手29等で接続さ
れている。
【0043】このように、一次給気エアを、天井裏閉空
間6内に設置されたセパレート空調機の室内機26から
供給することにより、冷媒配管27とドレン管24の設
置だけで済み、外部の空気調和機から天井裏閉空間6の
混気部8迄敷設していた一次給気ダクト12をなくすこ
とができる。その他の構成及び作用効果は前記図2の実
施例と同様である。
間6内に設置されたセパレート空調機の室内機26から
供給することにより、冷媒配管27とドレン管24の設
置だけで済み、外部の空気調和機から天井裏閉空間6の
混気部8迄敷設していた一次給気ダクト12をなくすこ
とができる。その他の構成及び作用効果は前記図2の実
施例と同様である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るダク
トレス空調システムによれば、空調エアを形成する混気
部と送風機とを有するので、冷房運転時の一次給気エア
としての冷風は閉空間内の混気部に送られて室内からの
還気エアと混合された後に空調エアとして閉空間に吹き
出される。これにより、閉空間内に吹き出された空調エ
アと室内空気との温度差が小さくなって室内空気の天井
面での結露が防止される。このため、一次給気エアの温
度をさらに低くすることが可能となり、低風量で所望の
空調条件を満たすことができ、一次給気ダクト径の縮小
ができ、施工性の向上やコストの低減が図られるととも
に空調機の小型化や氷蓄熱システム等の効率の良い冷凍
システムの実用化が可能になる。
トレス空調システムによれば、空調エアを形成する混気
部と送風機とを有するので、冷房運転時の一次給気エア
としての冷風は閉空間内の混気部に送られて室内からの
還気エアと混合された後に空調エアとして閉空間に吹き
出される。これにより、閉空間内に吹き出された空調エ
アと室内空気との温度差が小さくなって室内空気の天井
面での結露が防止される。このため、一次給気エアの温
度をさらに低くすることが可能となり、低風量で所望の
空調条件を満たすことができ、一次給気ダクト径の縮小
ができ、施工性の向上やコストの低減が図られるととも
に空調機の小型化や氷蓄熱システム等の効率の良い冷凍
システムの実用化が可能になる。
【0045】また、前記送風機に給気チャンバを接続し
た構成にすれば、送風機から直接天井裏に送風せずに、
一旦給気チャンバに供給し、ここからその吹出口を通し
て天井裏の閉空間へ吹き出すため、天井裏の高さや形状
或いは他の設備や構造物等に応じて、吹出口の数や方向
等を適当に設定することにより、天井裏全体にわたって
空調エアを最適な分布状態で送風することができる。従
って、空調対象室への空調エアの吹出し風量を周縁部或
いは中央部に対し所定の割合で分散させることができ
る。
た構成にすれば、送風機から直接天井裏に送風せずに、
一旦給気チャンバに供給し、ここからその吹出口を通し
て天井裏の閉空間へ吹き出すため、天井裏の高さや形状
或いは他の設備や構造物等に応じて、吹出口の数や方向
等を適当に設定することにより、天井裏全体にわたって
空調エアを最適な分布状態で送風することができる。従
って、空調対象室への空調エアの吹出し風量を周縁部或
いは中央部に対し所定の割合で分散させることができ
る。
【0046】また、前記送風機は、熱負荷に応じて送風
量の変更ができる可変風量送風機である構成にすれば、
ピーク負荷時に送風機が最大風量を吐出し、部分負荷或
いは低負荷時に送風機の吐出量を少なくすることができ
るため、前述の給気チャンバを介して送風することによ
り、最大熱負荷時には吹出口からの風速が速くなって到
達距離が長くなり、熱負荷の大きいペリメータゾーンへ
の風量が増加し、熱負荷に対応した適正な室内風量分布
が自動的に得られる。従って、空調対象室への空調エア
の吹き出しを自然発生的に制御することが可能になる。
また、期間的な熱負荷の変動にファン運転動力が追従す
るため省エネルギに寄与することができる。
量の変更ができる可変風量送風機である構成にすれば、
ピーク負荷時に送風機が最大風量を吐出し、部分負荷或
いは低負荷時に送風機の吐出量を少なくすることができ
るため、前述の給気チャンバを介して送風することによ
り、最大熱負荷時には吹出口からの風速が速くなって到
達距離が長くなり、熱負荷の大きいペリメータゾーンへ
の風量が増加し、熱負荷に対応した適正な室内風量分布
が自動的に得られる。従って、空調対象室への空調エア
の吹き出しを自然発生的に制御することが可能になる。
また、期間的な熱負荷の変動にファン運転動力が追従す
るため省エネルギに寄与することができる。
【0047】また、前記一次給気エアは、前記閉空間の
外部に設置した空気調和機から供給される構成にすれ
ば、閉空間の外部に設置した空気調和機から給気ダクト
を介して一次給気エアを供給することができるため、前
述のように、給気ダクト径の縮小が可能となり、ダクト
の敷設コストの増大を招くことなく冷房運転時の天井面
の結露を防止することができる。
外部に設置した空気調和機から供給される構成にすれ
ば、閉空間の外部に設置した空気調和機から給気ダクト
を介して一次給気エアを供給することができるため、前
述のように、給気ダクト径の縮小が可能となり、ダクト
の敷設コストの増大を招くことなく冷房運転時の天井面
の結露を防止することができる。
【0048】また、前記一次給気エアは、前記閉空間内
に設置された空気調和機から供給される構成にすれば、
閉空間内に設置された空気調和機から一次給気エアを供
給することができるため、閉空間外に敷設する給気ダク
トをなくすことができる。
に設置された空気調和機から供給される構成にすれば、
閉空間内に設置された空気調和機から一次給気エアを供
給することができるため、閉空間外に敷設する給気ダク
トをなくすことができる。
【0049】さらに、前記一次給気エアは、前記閉空間
内に設置されたビル用マルチエアコンの室内機から供給
される構成にすれば、閉空間内に設置されたビル用マル
チエアコンの室内機から一次給気エアを供給することが
できるため、ダクトの敷設コストの増大を招くことなく
冷房運転時の天井面の結露を防止することができ、ま
た、閉空間外に敷設するダクトをなくすことができる。
内に設置されたビル用マルチエアコンの室内機から供給
される構成にすれば、閉空間内に設置されたビル用マル
チエアコンの室内機から一次給気エアを供給することが
できるため、ダクトの敷設コストの増大を招くことなく
冷房運転時の天井面の結露を防止することができ、ま
た、閉空間外に敷設するダクトをなくすことができる。
【図1】 本発明の一実施例に係るダクトレス空調シス
テムの平面説明図。
テムの平面説明図。
【図2】 本発明の一実施例に係るダクトレス空調シス
テムを設置した天井裏の状態を示す断面説明図。
テムを設置した天井裏の状態を示す断面説明図。
【図3】 本発明の別の実施例に係るダクトレス空調シ
ステムを設置した天井裏の状態を示す断面説明図。
ステムを設置した天井裏の状態を示す断面説明図。
【図4】 本発明のさらに別の実施例に係るダクトレス
空調システムを設置した天井裏の状態を示す断面説明
図。
空調システムを設置した天井裏の状態を示す断面説明
図。
1:ケーシング、2:ファン(送風機)、3:給気チャ
ンバ、4:空調対象室、5:天井、6:天井裏閉空間、
7:整流板、8:混気部、9:ファン部、12一次給気
ダクト、13:レタンダクト、14:エア取入口、1
5:定風量装置、16:混合促進器、18:キャンバス
継手、19:吹出口、21:空気調和機、23:冷温水
配管、24:ドレン管、26:ビル用マルチエアコンの
室内機、27:冷媒配管、28:ドレン管。
ンバ、4:空調対象室、5:天井、6:天井裏閉空間、
7:整流板、8:混気部、9:ファン部、12一次給気
ダクト、13:レタンダクト、14:エア取入口、1
5:定風量装置、16:混合促進器、18:キャンバス
継手、19:吹出口、21:空気調和機、23:冷温水
配管、24:ドレン管、26:ビル用マルチエアコンの
室内機、27:冷媒配管、28:ドレン管。
Claims (6)
- 【請求項1】空調対象室の天井裏に形成した閉空間に空
調されたエアを供給し、この空調エアを前記閉空間から
前記空調対象室にダクトを介することなく吹き出すダク
トレス空調システムにおいて、 空調された一次給気エアと前記空調対象室内からの還気
エアとの混合気により前記空調エアを形成する混気部
と、 前記混合気を前記混気部から前記閉空間内に送り出す送
風機とを有することを特徴とするダクトレス空調システ
ム。 - 【請求項2】前記送風機に給気チャンバを接続し、この
給気チャンバに設けた吹出口から前記閉空間内に空調エ
アを送り出すことを特徴とする請求項1に記載のダクト
レス空調システム。 - 【請求項3】前記送風機は、熱負荷に応じて送風量の変
更ができる可変風量送風機であることを特徴とする請求
項1または2に記載のダクトレス空調システム。 - 【請求項4】前記一次給気エアは、前記閉空間の外部に
設置した空気調和機から前記混気部に連通する給気ダク
トを介し供給されることを特徴とする請求項1から3の
いずれかに記載のダクトレス空調システム。 - 【請求項5】前記一次給気エアは、前記閉空間内に設置
され前記混気部に接続された空気調和機から供給される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のダ
クトレス空調システム。 - 【請求項6】前記一次給気エアは、前記閉空間内に設置
され前記混気部に接続されたビル用マルチエアコンの室
内機から供給されることを特徴とする請求項1から3の
いずれかに記載のダクトレス空調システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8292272A JPH10132307A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | ダクトレス空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8292272A JPH10132307A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | ダクトレス空調システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132307A true JPH10132307A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17779611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8292272A Pending JPH10132307A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | ダクトレス空調システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132307A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003074959A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Sanki Technos Kk | 送風機の空気混合ダクト |
| KR100866100B1 (ko) * | 2008-03-07 | 2008-10-30 | 주식회사 콘첼 | 공기조화기 |
| WO2016085040A1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 박재홍 | 냉각에너지를 이용한 에어컨디셔너 |
| CN112212399A (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种利用管道导风的空调室内机 |
| JP2023089847A (ja) * | 2021-12-16 | 2023-06-28 | 株式会社熊谷組 | 空調システム |
| WO2023152543A1 (en) * | 2022-02-09 | 2023-08-17 | Pure Impact Fzco | Ductless hvac system for sustainable farming |
| JP7816455B1 (ja) * | 2024-10-24 | 2026-02-18 | 積水ハウス株式会社 | 結露防止システム及び建築物 |
-
1996
- 1996-11-05 JP JP8292272A patent/JPH10132307A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003074959A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Sanki Technos Kk | 送風機の空気混合ダクト |
| KR100866100B1 (ko) * | 2008-03-07 | 2008-10-30 | 주식회사 콘첼 | 공기조화기 |
| WO2016085040A1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 박재홍 | 냉각에너지를 이용한 에어컨디셔너 |
| CN112212399A (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种利用管道导风的空调室内机 |
| JP2023089847A (ja) * | 2021-12-16 | 2023-06-28 | 株式会社熊谷組 | 空調システム |
| WO2023152543A1 (en) * | 2022-02-09 | 2023-08-17 | Pure Impact Fzco | Ductless hvac system for sustainable farming |
| JP7816455B1 (ja) * | 2024-10-24 | 2026-02-18 | 積水ハウス株式会社 | 結露防止システム及び建築物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050926 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051005 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060314 |