JPH10132321A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JPH10132321A
JPH10132321A JP8304042A JP30404296A JPH10132321A JP H10132321 A JPH10132321 A JP H10132321A JP 8304042 A JP8304042 A JP 8304042A JP 30404296 A JP30404296 A JP 30404296A JP H10132321 A JPH10132321 A JP H10132321A
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grill
suction
elevating
ceiling
motor
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Mihoko Hatakeno
美穂子 畠野
Keiji Wada
圭司 和田
Nobuhiro Idei
伸浩 出射
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込グリルが上限位置にあるときにはリモコ
ンの操作ミスによる上昇作動を防止し、もって電動モー
タの寿命低下や吊り紐の損傷等を少なくした天井埋込型
空気調和機を提供する。 【解決手段】 吸込グリル9が上昇して化粧パネル5に
当接すると、昇降用モータの負荷が急激に増大し、消費
電流が上昇する。そのため、ECUは、所定の遅延時間
が経過するまで昇降用モータに上昇作動を行わせる。ま
た、吸込グリル9が化粧パネル5に格納された後に、ユ
ーザーが誤ってリモコン51の上昇ボタン53を押した
場合、ECUは、モータドライバに停止指令を出力し、
昇降用モータを停止させたままとする。これにより、昇
降用モータや吊り紐13等に不要な負荷が生じることが
なくなり、昇降用モータの寿命低下や吊り紐13の損傷
が抑制できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸込グリル昇降装
置を備えた天井埋込型空気調和機に係り、詳しくは、グ
リル昇降用モータの寿命低下等を防止する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】天井面に固着された化粧パネルに吸込グ
リルを着脱自在に取り付け、この吸込グリル内にエアフ
ィルタを装着した天井埋込形空気調和機が知られている
(特開平2−233920号公報等)。この種の天井埋
込形空気調和機では、吸込グリルとエアフィルタとを一
体に取り外せるため、エアフィルタの清掃や交換等が比
較的容易に行える一方、天井面の化粧パネルから吸込グ
リルを取り外す際には、脚立等を用いた高所作業が要求
される。そこで、室内ユニットの本体にグリル昇降装置
を内蔵し、ユーザーによる遠隔操作手段(リモートコン
トローラ:以下、単にリモコンと記す)の操作に応じ、
吸込グリルを化粧パネルに対して昇降させるものが提案
されている。
【0003】グリル昇降装置の昇降機構としては、電動
モータに駆動されるプーリによって吸込グリルの四隅に
固着された吊り紐を巻き上げるものが一般的であり、リ
モコンからの入力信号に基づき電動モータを正逆転ある
いは停止させる昇降制御装置が付設されている。これに
より、リモコンの上昇スイッチや下降スイッチ、停止ス
イッチを適宜操作すると、吸込グリルが昇降あるいは停
止することになり、ユーザが所望の位置でエアフィルタ
の着脱を行えるようになる。尚、電動モータのシャフト
とプーリとの間には滑りクラッチが介装されているた
め、過剰な巻き上げ作動が行われた場合にも、電動モー
タや吊り紐に所定値以上の負荷が掛からない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した昇降制御装置
は、上昇スイッチや下降スイッチが操作された後、吸込
グリルが上限位置あるいは下限位置に達した時点で、駆
動装置を停止させる制御を行う。通常、上下限位置の検
出はリミットスイッチにより行うものが多いが、構成部
品点数や製造コストの削減を図るべく、上限位置の検出
を昇降機構の負荷(電動モータの消費電流等)に基づき
行うものが出現している。すなわち、吸込グリルの上昇
中と化粧パネルに格納された後とを比較すると、電動モ
ータの消費電流は、後者が前者より遥かに大きく(通常
は、二倍以上)なるため、消費電流が判定値を上回った
ことをもって吸込グリルが上限位置に達したことが検出
できる。また、昇降制御装置は、4本の吊り紐間におけ
る長さの不均一等による吸込グリルの不完全な格納を防
ぐべく、吸込グリルが上限位置に達したことを検出した
後も、所定時間(例えば、数秒間)に亘って昇降機構に
上昇作動を行わせる。
【0005】さて、このようなグリル昇降装置を備える
ことにより、ユーザによるエアフィルタのメンテナンス
作業は極めて容易になるが、その一方で、リモコンの操
作ミスに起因する不具合が起こることがあった。すなわ
ち、既に吸込グリルが化粧パネルに格納されているにも
拘わらず、ユーザが上昇スイッチを操作した場合、昇降
機構の上昇作動に伴って消費電流が判定値を上回る。と
ころが、その時点から所定時間が経過するまでは、昇降
制御装置が昇降機構に上昇作動を行わせるため、電動モ
ータおよび吊り紐には比較的大きな負荷が継続して作用
する。そして、このような操作ミスが長期間に亘って繰
り返されると、電動モータの寿命が著しく低下したり、
吊り紐の損傷により吸込グリルの円滑な昇降が行えなく
なることがあった。
【0006】本発明は上記状況に鑑みなされたもので、
吸込グリルが上限位置にあるときにはリモコンの操作ミ
スによる上昇作動を防止し、もって電動モータの寿命低
下や吊り紐の損傷等を少なくした天井埋込型空気調和機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
では、天井内に埋め込まれた室内ユニット本体と、この
室内ユニット本体の下部に装着されて吸込開口および吹
出開口を天井面に形成する化粧パネルと、上限位置にあ
るときに前記化粧パネルの吸込開口を覆う吸込グリル
と、前記吸込開口に対して前記吸込グリルを昇降させる
グリル昇降手段と、このグリル昇降手段を遠隔操作手段
からの入力信号に基づき駆動制御する昇降制御手段とを
備えた天井埋込型空気調和機において、前記吸込グリル
の位置を検出するグリル位置検出手段を更に備え、前記
昇降制御手段は、このグリル位置検出手段により前記吸
込グリルが上限位置にあることが検出された場合には、
前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを上昇させるため
の信号が入力しても、前記グリル昇降手段の駆動制御を
行わないものを提案する。
【0008】この発明では、例えば、グリル位置検出手
段により吸込グリルが上限位置にあることが検出された
場合には、ユーザーの誤操作により遠隔操作手段から上
昇指令信号が入力しても、グリル昇降手段の駆動制御を
行わない。これにより、グリル昇降手段や吊り紐等に無
用な負荷がかかることが防止され、装置の耐久性等が向
上する。
【0009】また、請求項2の発明では、天井内に埋め
込まれた室内ユニット本体と、この室内ユニット本体の
下部に装着されて吸込開口および吹出開口を天井面に形
成する化粧パネルと、上限位置にあるときに前記化粧パ
ネルの吸込開口を覆う吸込グリルと、前記吸込開口に対
して前記吸込グリルを昇降させるグリル昇降手段と、こ
のグリル昇降手段を遠隔操作手段からの入力信号に基づ
き駆動制御する昇降制御手段とを備えた天井埋込型空気
調和機において、前記グリル昇降手段の負荷を検出する
負荷検出手段を更に備え、前記昇降制御手段は、この負
荷検出手段の検出結果が所定値を上回った後に所定時間
が経過した場合には、前記遠隔操作手段から前記吸込グ
リルを上昇させるための信号が入力しても、前記グリル
昇降手段の駆動制御を行わないものを提案する。
【0010】この発明では、例えば、吸込グリルの上昇
時には、吸込グリルが上昇して化粧パネルに当接し、所
定時間が経過するまではグリル昇降手段に上昇動作を行
わせる。これにより、吊り紐間の長さの不均一等があっ
ても吸込グリルの確実な格納が行える。そして、吸込グ
リルが上限位置にある時に、ユーザーの誤操作により遠
隔操作手段から上昇指令信号が入力しても、グリル昇降
手段の駆動制御を行わない。これにより、グリル昇降手
段や吊り紐等に無用な負荷がかかることが防止され、装
置の耐久性等が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1には本発明に係る室内ユニットを斜視
により示し、図2には同室内ユニットの下部を平面視に
より示してある。これらの図において、室内ユニット1
は、天井内に収納されるユニット本体3と、ユニット本
体3の下部に装着される化粧パネル5と、化粧パネル5
の吸込開口7を覆う吸込グリル9とから構成されてい
る。ユニット本体3は、板金製の筐体内に熱交換器や送
風ファン、制御装置等、種々の機器類を収納したもの
で、その下部には後述するグリル昇降機構が配設されて
いる。また、化粧パネル5は、天井板の室内ユニット取
付穴を塞ぎ、その中央部には正方形の吸込開口7が形成
され、外周4辺にはそれぞれ長方形の吹出開口8が形成
されている。
【0013】吸込グリル9は、化粧パネル5の吸込開口
7に対応した形状(正方形)となっており、その全面に
多数のスリット11が形成されると共に、四本の吊り紐
13を介して昇降自在に支持されている。これらの四本
の吊り紐13には樹脂製あるいは金属製のワイヤの外周
にビニールコーティングを施したものが使用されるが、
タイヤルコードであってもよい。また、各吊り紐13
は、その一端が吸込グリル9の四隅にもうけられた図示
しない補強部材のフックにつながれ、うち2本の吊り紐
13の他端はグリル昇降機構の一対の第1主プーリ15
にそれぞれ巻回され、他の2本の吊り紐13の他端はワ
イヤガイド19を介して一対の第2主プーリ17にそれ
ぞれ巻回されている。
【0014】吊り紐13をフックに連結する際には、図
示しない結束体を用いて吊り紐13の一端にループを形
成し、吊り紐13のループをフックに引掛けた後、吊り
紐13をひいてループを軽く締めればよい。また、吸込
グリル9の補強部材は、吸込グリル9の2つの辺にねじ
等により固定され、上述したように、吊り紐13のフッ
クとして機能するほかに、吸込グリル9の補強、更には
吸込グリル9の上面に装着されるエアフィルタ21の横
ずれ防止等も兼ねている。
【0015】吊り紐13用の合計4つの主プーリ15、
17は、巻上シャフト23の両端部に一対ずつ連結され
ている。両主プーリ15,17が巻上シャフト23に対
して回動自在に遊嵌される一方、巻上シャフト23の軸
部にはねじ等を介して二対の駆動ディスク25が固着さ
れ、これら駆動ディスク25と両主プーリ15、17と
の間にはコイルスプリング等からなるクラッチ27がそ
れぞれ介装されている。
【0016】29は第1主プーリ15と第2主プーリ1
7との間に介装されて自由に回転するディスタンスカラ
ーであり、吊り紐13に吸込グリル9の重量がかかる程
度では、駆動ディスク25と主プーリ15、17とディ
スタンスカラー29とがクラッチ27を介して一体とな
り、巻上シャフト23の回転と伴に吊り紐13の繰り出
し/巻き戻しが行なわれる。そして、一本または複数本
の吊り紐13に過大な負荷がかかると、巻上シャフト2
3が回転している状態でも、クラッチ27のばね力に抗
して第1主プーリ15あるいは第2主プーリ17が空転
する。
【0017】本実施形態におけるグリル昇降機構、すな
わち、各主プーリ15、17、巻上シャフト23、クラ
ッチ27、昇降用モータ31等からなる駆動機構33
は、図1に示すように、ユニット本体3の開口部内に延
在する支持板35上に配設されている。また、ユニット
本体3の開口部内には、支持板35と対向するように、
室内ユニット1の制御を行う制御ユニット37が配設さ
れている。制御ユニット37と支持板35とは、ユニッ
ト本体3の空気取込開口に存在するが、支持板35はエ
リア39に延在し、制御ユニット37はエリア41に延
在するため、これらが空気取込機能を阻害することはな
く、残りの空間43において、十分な量の空気を取り込
める。
【0018】駆動機構33は化粧パネル5に固定される
のに対し、制御ユニット37はユニット本体3に固定さ
れており、その内部には図3に示す制御部45が収容さ
れている。駆動機構33についてより詳しく説明する
と、巻上シャフト23は支持板35上に一対の軸受47
を介して回転自在に支持されている。巻上シャフト23
の軸部のほぼ中央にはギア49が固定され、このギア4
9には昇降用モータ31の出力軸に固定されたギア51
が噛み合っている。図2において、53は下限位置検出
センサであり、吸込グリル9の下限位置を吊り紐13の
繰出し長さ、(具体的には、第2主プーリ17に巻回さ
れた吊り紐13の巻高さ)を検出する。
【0019】図3には、制御部45およびワイヤレスリ
モートコントローラ51(以下リモコンと略称する。)
の構成を示してある。リモコン51は上昇ボタン53、
下降ボタン55、停止ボタン57を備えており、上昇ボ
タン53が押されると上昇指令を出力し、下降ボタン5
5が押されると下降指令を出力し、停止ボタン57が押
されると停止信号を出力する。これら上昇、下降、停止
信号は、赤外線等の光信号L(シリアル信号)として、
リモコン51の発光部59から制御部45に接続した受
光部61に送られるようになっている。
【0020】受光部61は化粧パネル5の下面に配置さ
れており、光信号Lを電圧信号に変換し、上昇ボタン5
3、下降ボタン55、停止ボタン57のいずれが押され
たかを、制御ユニット37内のECU(電子制御ユニッ
ト)63に送る。ECU63は、電圧信号をデコードし
て上昇操作、下降操作、停止操作のいずれの指令である
かを判定した後、モータドライバ65に対して上昇、下
降、停止のいずれかの指令を出力し、昇降用モータ31
に上昇、下降、停止のいずれかの動作をさせる。すなわ
ち、モータドライバ65は、ECU63からの入力信号
に基づき、吸込グリル9を上昇させる時には、モータ端
子T1にプラス電圧を印加しかつモータ端子T2にマイ
ナス電圧を印加する。また、吸込グリル9を下降させる
時には、モータ端子T1にマイナス電圧を印加しかつモ
ータ端子T2にプラス電圧を印加する。そして、吸込グ
リル9を停止させる時には、モータ端子T1,T2のい
ずれにも電圧を印加しない。
【0021】昇降用モータ31に流れる電流は、電流検
知抵抗Rを通りGND(アース)に流れ、ECU63
は、この電流検知抵抗Rの両端に発生する電圧を読み取
り、消費電流に変換する。尚、昇降用モータ31として
は、直流モータやステッピングモータを採用することが
できる。
【0022】次に、本実施形態におけるグリル昇降制御
を図4のフローチャートを参照して説明する。室内ユニ
ット1に主電源が投入されると、ECU63は、所定の
制御インターバルで、グリル昇降制御サブルーチンを繰
り返し実行する。
【0023】サブルーチンを開始すると、ECU50
は、先ずステップS1で、上昇指令が入力したか否かを
判定する。この上昇指令は、ユーザーによりリモコン5
1の上昇ボタン53が一旦押されると、下降ボタン55
や停止ボタン57が押されるまで、図示しない指令出力
回路から出力され続ける。これは、後述する下降指令に
ついても同様であり、下降ボタン55が一旦押される
と、上昇ボタン53や停止ボタン57が押されない限り
は、指令出力回路から出力され続ける。
【0024】ECU63は、リモコン51からの上昇指
令を受けて、上昇ボタン53が押されたと判定すると、
ステップS3で上限フラグFULが1であるか否かを更に
判定する。上限フラグFULは、吸込グリル9が上限位置
にあることを示すフラグであり、その初期値は0に設定
されている。
【0025】ステップS3の判定がNoであった場合、
ECU63は、ステップS5で昇降用モータドライバ6
5に上昇指令を出力して昇降用モータ31を駆動させ、
吸込グリル9を上昇させる。しかる後、ECU63は、
ステップS7で昇降用モータの消費電流が判定値Ia
(本実施形態では、330mA)を超えたか否かを判定
し、この判定がNoである間はステップS5でモータド
ライバ65に上昇指令を出力し続ける。尚、吸込グリル
9が上昇過程にある場合には、昇降用モータ31の消費
電流Iは判定値Iaより低い値(本実施形態では、17
0mA程度)となる。
【0026】吸込グリル9が上昇して化粧パネル5に当
接すると、昇降用モータ31の負荷が急激に増大し、消
費電流Iが350〜400mAに上昇する。そのため、
ステップS7の判定がYesとなり、ECU63は、ステ
ップS9で図示しないタイマカウンタを起動させ、ステ
ップS11で遅延時間Td(本実施形態では、4秒間)
が経過したか否かを判定する。尚、吸込グリル9が化粧
パネル5に当接すると、第1主プーリ15や第2主プー
リ17の全部または一部が停止するが、クラッチ27の
作用によって巻上シャフト23は回転を続ける。
【0027】消費電流Iの上昇後に遅延時間Tdが経過
してステップS11の判定がYesになると、ECU63
は、ステップS13で上限フラグFULを1とした後、ス
テップS15でモータドライバ65に停止指令を出力す
る。これにより、昇降用モータ31が停止するが、各吊
り紐13間に長さ等のアンバランスがあった場合にも、
遅延時間Tdに亘る巻き上げによって吸込グリル9の化
粧パネル5への格納が完遂される。
【0028】一方、ステップS1の判定がNoであった
場合、ECU63は、ステップS17で停止指令が入力
したか否かを判定し、この判定がYesであった場合には
ステップS15でモータドライバ65に停止指令を出力
し、吸込グリル9の上昇あるいは下降を停止させる。こ
れにより、ユーザーが希望する位置で吸込グリル9が停
止し、エアフィルタ21の脱着作業が容易となる。
【0029】ステップS17の判定がNoであった場
合、ECU63は、ステップS19で下降指令が入力し
たか否かを判定し、この判定もNoであれば何の処理も
行わずにスタートに戻る。
【0030】ステップS19の判定がYesであった場
合、ECU63は、ステップS21で下限位置検出セン
サ53の出力により吸込グリル9が下限位置にあるか否
かを判定し、この判定がYesであれば(すなわち、既に
吸込グリル9が下限に位置していれば)、ステップS1
5でモータドライバ65に停止指令を出力する。そし
て、ステップS21の判定がNoであれば、ECU63
は、ステップS23でモータドライバ65に下降指令を
出力して昇降用モータ31を駆動させ、吸込グリル9を
下降させた後、ステップS25で上限フラグFULを0と
する。吸込グリル9の上昇はステップS17あるいはス
テップS21の判定がYesになるまで続けられ、吸込グ
リル9が下限位置あるいはユーザーが希望する位置で停
止することになる。
【0031】さて、吸込グリル9が化粧パネル5に格納
された後に、ユーザーが誤って上昇ボタン53を押した
場合、本実施形態では以下に述べる制御が行われる。す
なわち、ECU63は、ステップS1の判定に引き続き
ステップS3の判定を行うが、上限フラグFULが1とな
っているためにステップS3の判定はYesとなる。した
がって、ECU63は、ステップS15でモータドライ
バ65に停止指令を出力し、昇降用モータ31は停止し
たままとなる。これにより、昇降用モータ31や吊り紐
13等に不要な負荷が生じることがなくなり、従来装置
で問題となっていた昇降用モータ31の寿命低下や吊り
紐13の損傷が抑制できるようになった。
【0032】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態は、本発明を単一の昇降用モータ
や巻上シャフトからなるグリル昇降機構を備えた天井埋
込型空気調和機に適用したものであるが、複数の昇降用
モータや巻上シャフトを備えたものに適用してもよい
し、昇降用モータに主プーリが直付けされたものに適用
してもよい。また、上記実施形態では、4本の吊り紐に
より吸込グリルを吊り下げるようにしたが、3本以下あ
るいは5本以上の吊り紐を用いるものや、吊り紐に代え
てチェーンやパンタグラフ等を用いるようにしてもよ
い。また、上記実施形態では、吸込グリルの上限位置を
消費電流の値により検出するようにしたが、吊り紐の張
力や近接センサの出力信号等により検出するようにして
もよい。更に、装置の具体的構成や制御の手順等につい
ても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能
である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、天井内に埋め込まれた
室内ユニット本体と、この室内ユニット本体の下部に装
着されて吸込開口および吹出開口を天井面に形成する化
粧パネルと、上限位置にあるときに前記化粧パネルの吸
込開口を覆う吸込グリルと、前記吸込開口に対して前記
吸込グリルを昇降させるグリル昇降手段と、このグリル
昇降手段を遠隔操作手段からの入力信号に基づき駆動制
御する昇降制御手段とを備えた天井埋込型空気調和機に
おいて、前記吸込グリルの位置を検出するグリル位置検
出手段を更に備え、前記昇降制御手段は、このグリル位
置検出手段により前記吸込グリルが上限位置にあること
が検出された場合には、前記遠隔操作手段から前記吸込
グリルを上昇させるための信号が入力しても、前記グリ
ル昇降手段の駆動制御を行わないものとしたため、吸込
グリルが上限位置にあるときに、ユーザーの誤操作によ
り遠隔操作手段から上昇指令信号が入力しても、グリル
昇降手段の駆動制御が行われず、グリル昇降手段や吊り
紐等に無用な負荷がかかることが防止され、装置の耐久
性等が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる室内ユニットの外観
斜視図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる室内ユニットの下部
を示す平面図である。
【図3】昇降用モータの制御部とリモートコントローラ
を示すブロック図である。
【図4】昇降制御サブルーチンの手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 室内ユニット 3 ユニット本体 5 化粧パネル 9 吸込グリル 13 吊り紐 21 エアフィルタ 31 昇降用モータ 33 駆動機構 37 制御ユニット 45 制御部 51 ワイヤレスリモートコントローラ 63 ECU 65 モータドライバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井内に埋め込まれた室内ユニット本体
    と、この室内ユニット本体の下部に装着されて吸込開口
    および吹出開口を天井面に形成する化粧パネルと、上限
    位置にあるときに前記化粧パネルの吸込開口を覆う吸込
    グリルと、前記吸込開口に対して前記吸込グリルを昇降
    させるグリル昇降手段と、このグリル昇降手段を遠隔操
    作手段からの入力信号に基づき駆動制御する昇降制御手
    段とを備えた天井埋込型空気調和機において、 前記吸込グリルの位置を検出するグリル位置検出手段を
    更に備え、 前記昇降制御手段は、このグリル位置検出手段により前
    記吸込グリルが上限位置にあることが検出された場合に
    は、前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを上昇させる
    ための信号が入力しても、前記グリル昇降手段の駆動制
    御を行わないことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 天井内に埋め込まれた室内ユニット本体
    と、この室内ユニット本体の下部に装着されて吸込開口
    および吹出開口を天井面に形成する化粧パネルと、上限
    位置にあるときに前記化粧パネルの吸込開口を覆う吸込
    グリルと、前記吸込開口に対して前記吸込グリルを昇降
    させるグリル昇降手段と、このグリル昇降手段を遠隔操
    作手段からの入力信号に基づき駆動制御する昇降制御手
    段とを備えた天井埋込型空気調和機において、 前記グリル昇降手段の負荷を検出する負荷検出手段を更
    に備え、 前記昇降制御手段は、この負荷検出手段の検出結果が所
    定値を上回った後に所定時間が経過した場合には、前記
    遠隔操作手段から前記吸込グリルを上昇させるための信
    号が入力しても、前記グリル昇降手段の駆動制御を行わ
    ないことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
JP30404296A 1996-10-30 1996-10-30 天井埋込型空気調和機 Expired - Fee Related JP3625593B2 (ja)

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