JPH10132604A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH10132604A
JPH10132604A JP8285339A JP28533996A JPH10132604A JP H10132604 A JPH10132604 A JP H10132604A JP 8285339 A JP8285339 A JP 8285339A JP 28533996 A JP28533996 A JP 28533996A JP H10132604 A JPH10132604 A JP H10132604A
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phase
sensor
signal
scale
period
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Application number
JP8285339A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ishimoto
茂 石本
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Sony Manufacturing Systems Corp
Original Assignee
Sony Precision Technology Inc
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流サーボモータの位置・速度制御用の2相
信号と磁界制御用の3相信号とを、1本のスケールから
同じエンコーダによって得る。 【解決手段】 ピッチλの目盛を記録したスケールSC
に沿って、センサa,b,V,Wがスケール1に対して
相対変位可能に設けられており、センサbは、センサa
と協働して位相差90度の2相の周期性信号cos(2
πx/λ),sin(2πx/λ)を検出すべく周期λ
のn+1/4倍の距離(nは0以上の整数)だけセンサ
aから離れているとともに、センサV,Wと協働して位
相差60度の3相の周期性信号sin(2πx/λ),
sin(2πx/λーλ/6),sin(2πx/λー
λ/3)を検出cos(2πx/λ),sin(2πx
/λ)を検出すべく周期λのそれぞれn+1/6倍,n
+1/3倍の距離だけセンサV,Wから離れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工作機械や
精密測定機器等において相対変位する2部材の変位量を
検出する位置検出装置に関し、特に、装置自体及びサー
ボ機構全体の構造の簡略化と、サーボモータの制御の高
精度化とを図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に工作機械や精密測定機器等におい
ては、相対変位する2部材の位置を目標位置に一致させ
るために、この2部材間の変位量を検出してその検出結
果を制御量として用いるサーボ機構が設けられている。
近年、このサーボ機構では、サーボモータとして交流サ
ーボモータを用いることが主流になりつつある。
【0003】ところで、交流サーボモータを制御するに
は、通常、位置及び速度を制御するためのデジタル2相
信号(位相差が90度のA/B相信号やUP/DOWN
信号)と、磁界制御を行うためのデジタル3相信号(位
相差が120度ずつのU,V,W相信号)とを交流サー
ボモータに供給することが必要である。しかるに、この
位置・速度制御用の2相信号は微細な制御を可能ならし
めるために比較的短い周期(マイクロメートル単位の長
さ)の信号でなければならないのに対し、磁界制御用の
3相信号はモータのスロットのピッチ(一般にミリメー
トル単位の長さ)に合わせた周期の信号なので、両信号
の周期は大きく異なっている。
【0004】そのため従来は、位置・速度制御用の2相
信号に応じたピッチの目盛を記録したスケールと、磁界
制御用の3相信号に応じたピッチの目盛を記録したスケ
ールとの2本のスケールを設け、これら別々のスケール
から検出した周期性信号に基づいて位置・速度制御用の
2相信号と磁界制御用の3相信号とを得るようにしてい
た。
【0005】また、リニア交流サーボモータを用いる場
合には、スケールとセンサ(検出ヘッド)との相対変位
量を符号化するエンコーダ自体も、位置・速度制御用の
2相信号を得るためのものと磁界制御用の3相信号を得
るためのものとを別々に設けるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように位
置・速度制御用と磁界制御用との2本のスケールを設け
ることには、サーボ機構の構造の複雑化やその取り付け
時の調整箇所及び組立工数の増加を招くという問題があ
った。
【0007】また、このように位置・速度制御用の2相
信号と磁界制御用の3相信号とを別々のスケールから得
ることには、位置・速度制御用の2相信号と磁界制御用
の3相信号との位相差を高い精度で合わせることが困難
となり、歩留りが悪化してしまうという問題があった。
【0008】更に、リニア交流サーボモータにおけるよ
うに位置・速度制御用と磁界制御用との2つのエンコー
ダを設ける場合には、構造の複雑化や調整箇所及び組立
工数の増加が一層甚だしくなるという問題があった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、交流サーボモータを用いたサーボ機構の構造を簡略
化し、その取り付け時の調整箇所及び組立工数を減少さ
せ、しかも位置・速度制御用の2相信号と磁界制御用の
3相信号との位相差を高い精度で合わせることのできる
位置検出装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る位置検出装
置は、所定ピッチの目盛を記録したスケールと、前記ス
ケールとの相対位置に応じた周期性信号を検出するセン
サとを有する位置検出装置において、第1のセンサと、
この第1のセンサに対して周期性信号の周期のn+1/
4倍の距離だけ離れて配置された第2のセンサと、この
第2のセンサに対してそれぞれ周期性信号の周期のn+
(所定数分の1)倍,n+(所定数分の2)倍の距離だ
け離れて配置された第3のセンサ,第4のセンサとを備
え、第1のセンサ及び第2のセンサにより周期性信号の
周期の1/4だけ位相のずれた2相の周期性信号を検出
するとともに、第2のセンサ,第3のセンサ及び第4の
センサにより周期性信号の周期の所定数分の1ずつ位相
のずれた3相の周期性信号を検出するようにしたことを
特徴としている。
【0011】この位置検出装置によれば、第2のセンサ
を2相の周期性信号の検出用のセンサと3相の周期性信
号の検出用のセンサとして兼用しつつ、それらの周期性
信号が共に検出される。したがって、これらの2相,3
相の周期性信号に基づいて交流サーボモータの位置・速
度制御用の位相差90度の2相信号と磁界制御用の位相
差120度の3相信号とを得ることができる。
【0012】尚、第2,第3,第4のセンサの距離は周
期性信号の周期の所定数分の1なので、これらのセンサ
から検出される3相信号の位相差は、この周期の所定数
分の1であって120度とは限らない。しかし、この所
定数が3であれば(即ち第2,第3,第4のセンサの距
離が周期性信号の周期の1/3であれば)位相差が12
0度ずつの3相信号が検出されることはもちろんのこ
と、例えばこの所定数を6にする(即ち第2,第3,第
4のセンサの距離を周期性信号の周期の1/6にする)
ことにより位相差が60度ずつの3相信号が検出される
場合にも、位相差が60度ずつの3相信号から位相差が
120度ずつの3相信号を得ることは周知の技術(例え
ば第3のセンサからの信号を反転させること)によって
容易に可能である。しかも、第2,第3,第4のセンサ
間の距離を周期性信号の周期の1/6にすることによ
り、この距離を周期性信号の周期の1/3にするときよ
りも第2,第3及び第4のセンサ間の間隔を狭くするこ
とができるので、位置検出装置の小型化が図られる。
【0013】このようにして位置・速度制御用の2相信
号と磁界制御用の3相信号とを1本のスケールから同じ
エンコーダによって得ることができるので、サーボ機構
の構造が簡略化するとともに、その取り付け時の調整箇
所及び組立工数が減少する。
【0014】また、このように同じスケールから検出し
た周期性信号に基づいて位置・速度制御用の2相信号と
磁界制御用の3相信号とを得ることにより、両信号の位
相差のずれが無くなる。
【0015】しかも、第2のセンサが2相の周期性信号
の検出用のセンサと3相の周期性信号の検出用のセンサ
として兼用されるので、2相の周期性信号の検出用のセ
ンサと3相の周期性信号の検出用のセンサとを別々に設
ける場合と比較して、センサ数が節減されることにより
位置検出装置自体の小型化とその構造の簡略化が図られ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明を磁気式の直線位置検出装
置(リニアエンコーダ)に適用した場合の基本的構成を
示す。所定ピッチλで磁気目盛を記録したスケールSC
に沿って、4つのセンサa,b,V,WがスケールSC
に対して相対変位可能に設けられている。センサa,
b,V,Wによる検出方式は、周知の検出方式であって
よい。
【0018】センサa,bは、スケールSCとの間の相
対変位量xに応じた2相の周期性信号を検出するために
従来から直線位置検出装置において通常設けられている
ものであってよく、したがってそれらの間の距離はこの
周期性信号の周期のn+1/4倍の距離(図では1/4
倍の距離)だけ離れている。尚、ここではこの周期性信
号の周期がピッチλに等しいものとして、センサa,b
からの信号をそれぞれcos(2πx/λ),sin
(2πx/λ)として表すことにする。
【0019】センサV,Wは、本発明において設けられ
たものであり、センサbに対してそれぞれ周期性信号の
周期のn+1/6倍,n+1/3倍の距離(図では1/
6倍,1/3倍の距離)だけ離れて配置されている。し
たがってセンサV,Wからは、センサbからの信号si
n(2πx/λ)に対してそれぞれ位相差が周期λの1
/6倍(=λ/6)ずつの信号sin(2πx/λーλ
/6),sin(2πx/λーλ/3)が検出される。
【0020】このようにして、1本のスケールSCか
ら、センサbを2相の周期性信号検出用と3相の周期性
信号検出用とに兼用しつつ、これら2相,3相の周期性
信号が検出される。
【0021】次に、本発明をMR素子(磁気抵抗素子)
をセンサとして用いた磁気式位置検出装置に適用した実
施例を図2に示す。所定ピッチλ(一例として数ミリメ
ートルのピッチ)で磁気目盛を記録したスケール1に沿
って、4組のMRヘッド2,3,4,5がスケール1に
対して相対変位可能に設けられている。
【0022】図では便宜上各MRヘッド2〜5を抽象化
して表しているが、これらのMRヘッドはそれぞれ1対
のMR素子でブリッジ構造を成した周知の構成のもので
ある。即ち、MRヘッド2を例にとると、その1対のM
R素子MR1,MR2は、図の右側の破線内に示すよう
に、スケール1に沿って後述の周期性信号の周期λ1
1/2だけ離れて配置されており、MR素子MR1側の
端子とMR素子MR2側の端子との間に電圧を印加する
ことにより、スケール1との間の相対変位による抵抗変
化に基づき、相対変位量x1 に応じた周期性信号がMR
素子MR1とMR2との接続中点から導出される。
【0023】ヘッド2と3とは、スケール1に沿ってこ
の周期性信号の周期のn+1/4倍の距離だけ離れて配
置されている。ヘッド3と4と5とは、この周期のn+
1/6倍の距離ずつ離れて配置されている。周知のよう
に、この周期性信号の周期は、バイアス磁界の有無及び
その大きさによってピッチλに一致したりピッチλの1
/2になったりするが、ここでは周期λ1 =λ/2とな
る大きさ(0を含む)のバイアス磁界が印加されるもの
とする。したがって、ヘッド2・3間の距離はλ1 =λ
/2のn+1/4倍(図では1/4倍)であり、ヘッド
3・4・5間の距離はそれぞれλ1 =λ/2のn+1/
6倍(図では1/6倍)である。
【0024】これにより、ヘッド2,3から位相差が周
期λ1 の1/4倍(=λ1 /4)の2相の周期性信号c
os(2πx1 /λ1 ),sin(2πx1 /λ1 )が
検出されるとともに、ヘッド3からの信号sin(2π
1 /λ1 )に対してそれぞれ位相差が周期λ1 の1/
6倍(=λ1 /6),1/3倍(=λ1 /3)の周期性
信号sin(2πx1 /λ1 ーλ1 /6),sin(2
πx1 /λ1 ーλ1 /3)がヘッド4,5から検出され
る。(尚、周期λ1 がピッチλに一致するようなバイア
ス磁界が印加される場合にも、ヘッド2・3間の距離を
λのn+1/4倍にするとともにヘッド3・4・5間の
距離をそれぞれλのn+1/6倍にし、各ヘッドのMR
素子間の距離をそれぞれλ/2にすれば、全く同様にし
てヘッド2,3から位相差λ/4の2相の周期性信号を
検出できるとともにヘッド3,4,5から位相差λ/6
ずつの3相の周期性信号を検出できることはもちろんで
ある。)
【0025】信号cos(2πx1 /λ1 ),sin
(2πx1 /λ1 )は、それぞれアンプ6,7を経て内
挿回路10に入力される。内挿回路10は、これらの信
号を用いて周知の内挿方法を実行することにより、図3
A,Bに例示するような、周期λ1 を所定数に分割した
位相差90度のA相,B相信号を出力する。このA相,
B相信号は、サーボ機構の交流サーボモータ(図示せ
ず)に位置・速度制御用のデジタル2相信号として送ら
れる。
【0026】また、アンプ7を経た信号sin(2πx
1 /λ1 )は、コンパレータ11にも入力され、コンパ
レータ11において所定の閾値と比較されることにより
量子化される。同様に、sin(2πx1 /λ1 ーλ1
/6),sin(2πx1 /λ1 ーλ1 /3)も、それ
ぞれアンプ8,9を経てコンパレータ12,13により
量子化される。
【0027】これによりコンパレータ11,12,13
からは、60度ずつ位相のずれた周期λ1 の矩形波信号
が出力される。コンパレータ12の出力信号はインバー
タ14により反転されて180度移相され、これにより
コンパレータ11,13,インバータ14から、図3
C,D,Eに示すような位相差120度ずつのU,V,
W相信号が得られる。このU,V,W相信号は、サーボ
機構の交流サーボモータに磁界制御用のデジタル3相信
号として送られる。
【0028】このようにして、交流サーボモータの位置
・速度制御用の2相信号と磁界制御用の3相信号とが、
1本のスケール1から同じエンコーダによって検出した
周期性信号に基づいて得られる。これにより、サーボ機
構の構造が簡略化するとともに、その取り付け時の調整
箇所及び組立工数が減少する。
【0029】また、ヘッド3を2相の周期性信号の検出
用のヘッドと3相の周期性信号の検出用のヘッドとして
兼用することによりヘッドの数が節減されるので、2相
の周期性信号の検出用のヘッドと3相の周期性信号の検
出用のヘッドとを別々に設ける場合と比較して位置検出
装置自体の小型化とその構造の簡略化が図られる。
【0030】また、ヘッド3,4,5間の距離を、図2
のように周期λ1 のn+1/6倍にする代わりに、周期
λ1 のn+1/3倍にしてもよい。そうした場合には、
位相差が周期λ1 の1/3倍(=λ1 /3)ずつの周期
性信号がこれらのヘッドにより検出されるので、コンパ
レータ11,12,13からの出力信号がそのまま位相
差120度ずつのU,V,W相信号となり、したがって
インバータ14は不要となる。しかし、図2のような構
成にすることにより、ヘッド3,4,5間の間隔をより
狭くすることができるので、これにより位置検出装置自
体の一層の小型化を図ることができる。
【0031】因みに、MR素子をセンサとして用いた磁
気式位置検出装置ではスケールのピッチが比較的荒い
(ミリメートル単位のピッチである)が、リニア交流サ
ーボモータでのスロットのピッチはこれと同程度(数ミ
リメートル程度)である。そのため、MR素子用のスケ
ールは、そこから検出した周期性信号に基づいてリニア
交流サーボモータの磁界制御用のデジタル3相信号を得
るために用いるのに適している。他方、今日では高い分
解能での内挿技術が発達しているので、こうした荒いピ
ッチのスケールから検出した周期性信号からでも、交流
サーボモータの位置・速度制御用に適したマイクロメー
トル単位のデジタル2相信号を得ることが十分可能にな
っている。したがって、本発明は、以上の実施例のよう
にMR素子を用いた磁気式位置検出装置に適用してリニ
ア交流サーボモータを制御するために利用することが特
に好適である。
【0032】しかし他方で、近年のマイクロマシーニン
グ技術の進歩によれば、スロットのピッチが数百〜数十
マイクロメートル程度にまで縮小された小型のリニア交
流サーボモータも実現可能になってきている。そこで本
発明を、例えばマイクロメートル単位のピッチで磁気目
盛を記録したスケールから磁束応答型磁気ヘッドを用い
て周期性信号を検出する磁気式位置検出装置や、あるい
は目盛格子板及び走査板にマイクロメートル単位のピッ
チでスリットを設けた光電走査方式の光学式位置検出装
置に適用してもよい。以下では、そうした実施例を説明
する。
【0033】図4は、磁束応答型ヘッドをセンサとして
用いた磁気式位置検出装置に本発明を適用したものであ
り、所定ピッチλ2 (一例として数百〜数十マイクロメ
ートル程度のピッチ)で磁気目盛を記録したスケール2
1に沿って、磁束応答型マルチギャップ磁気ヘッド22
〜25がスケール21に対して相対変位可能に設けられ
ている。
【0034】ヘッド22,23は、スケール21の磁気
目盛のピッチλ2 のn+1/4倍(図では1/4倍=λ
2 /4)の距離だけ離れて配置されている。ヘッド2
3,24,25は、このピッチλ2 のn+1/6倍(図
では1/6倍=λ2 /6)の距離ずつ離れて配置されて
いる。
【0035】ヘッド22〜25には、発振器26からの
交流信号の周波数を周波数逓降器27により1/2に逓
減した後アンプ28により増幅した信号が、それぞれ励
磁信号として供給される。これにより、スケール21と
の間の相対変位量x2 に応じて、ヘッド22,23から
位相差が周期λ2 の1/4倍(=λ2 /4)の2相の周
期性信号cos(2πx2 /λ2 ),sin(2πx2
/λ2 )が検出されるとともに、ヘッド23からのsi
n(2πx2 /λ2 )に対してそれぞれ位相差が周期λ
2 の1/6倍(=λ2 /6),1/3倍(=λ2 /3)
の周期性信号sin(2πx2 /λ2 ーλ2 /6),s
in(2πx2 /λ2 ーλ2 /3)がヘッド24,25
から検出される。
【0036】尚、これらの周期性信号の周期がスケール
21の磁気目盛のピッチλ2 に等しいことから、ヘッド
22,23間の距離はこの周期の1/4倍(=λ2
4)であるとともに、ヘッド23,24,25間の距離
はそれぞれこの周期の1/6倍(=λ2 /6)であるこ
とになる。
【0037】ヘッド22〜25からの周期性信号は、乗
算器32〜29においてそれぞれ発振器26からの交流
信号と乗算された後、ローパスフィルタ36〜33で高
調波成分を除去される。
【0038】ローパスフィルタ36,35からの信号c
os(2πx2 /λ2 ),sin(2πx2 /λ2
は、それぞれ内挿回路37に入力される。内挿回路37
は、これらの信号を用いて周知の内挿方法を実行するこ
とにより、周期λ2 を所定数に分割した位相差90度の
A相,B相信号を出力する。
【0039】また、ローパスフィルタ35からの信号s
in(2πx2 /λ2 )は、コンパレータ40にも入力
され、コンパレータ40において所定の閾値と比較され
ることにより量子化される。同様に、ローパスフィルタ
34,33からの信号sin(2πx2 /λ2 ーλ2
6),sin(2πx2 /λ2 ーλ2 /3)も、それぞ
れコンパレータ39,38により量子化される。
【0040】これによりコンパレータ38,39,40
からは、60度ずつ位相のずれた周期λ2 の矩形波信号
が出力される。コンパレータ39の出力信号はインバー
タ41により反転されて180度移相され、これにより
コンパレータ40,インバータ41,コンパレータ38
から、位相差120度ずつのU,V,W相信号が得られ
る。
【0041】このようにして、交流サーボモータの位置
・速度制御用の2相信号と磁界制御用の3相信号とが、
1本のスケール21から同じエンコーダによって検出し
た周期性信号に基づいて得られる。これにより、サーボ
機構の構造が簡略化するとともに、その取り付け時の調
整箇所及び組立工数が減少する。
【0042】また、ヘッド23を2相の周期性信号の検
出用のヘッドと3相の周期性信号の検出用のヘッドとし
て兼用することによりヘッドの数が節減されるので、2
相の周期性信号の検出用のヘッドと3相の周期性信号の
検出用のヘッドとを別々に設ける場合と比較してやはり
位置検出装置自体の小型化とその構造の簡略化が図られ
る。
【0043】また、ヘッド23,24,25間の距離を
それぞれλ2 /3ではなくその半分のλ2 /6にした分
だけヘッド23,24,25間の間隔が狭くなるので、
やはり位置検出装置自体の一層の小型化が図られる。
【0044】次に、図5は、光電走査方式の光学式位置
検出装置に本発明を適用したものであり、各スリット5
1aをピッチλ3 で配置した目盛格子板51に対し、ス
リット52a,52b間の距離をn+λ3 /4だけ離す
とともにスリット52b,52c,52d間の距離をn
+λ3 /6ずつ離して配置した走査板52が設けられて
いる。
【0045】図示しない光源及びレンズにより目盛格子
板51に照射され、目盛格子板51の各スリット51a
を通過した光が走査板52に照射される。これにより、
目盛格子板51との相対変位量x3 に応じて、スリット
52a,52bを位相差が周期λ3 の1/4倍(=λ3
/4)の2相の周期性光信号cos(2πx3 /λ3
及びsin(2πx3 /λ3 )が通過するとともに、ス
リット52bを通過する光信号sin(2πx3
λ3 )に対してそれぞれ位相差が周期λ3 の1/6倍
(=λ3 /6),1/3倍(=λ3 /3)の周期性信号
sin(2πx3 /λ 3 ーλ3 /6),sin(2πx
3 /λ3 ーλ3 /3)がスリット52c,52dを通過
する。
【0046】スリット52a〜52dを通過した光信号
は、それぞれ別々の光電素子に受光されることにより電
流信号ia〜idに変換された後、オペアンプ及び抵抗
器により電圧信号va〜vdに変換される(図では便宜
上スリット52aを通過した光信号のための光電素子5
3,オペアンプ54及び抵抗器55のみを示し、残りの
光電素子,オペアンプ及び抵抗器の図示を省略してい
る)。
【0047】電圧信号va=cos(2πx3
λ3 ),vb=sin(2πx3 /λ3 ) は図2や図4に示したのと同様にして内挿され、これに
より周期λ3 を所定数に分割した位相差90度のA相,
B相信号が得られる。
【0048】また、vb=sin(2πx3 /λ3 ),
vc=sin(2πx3 /λ3 ーλ 3 /6),vd=s
in(2πx3 /λ3 ーλ3 /3)は図2や図4に示し
たのと同様にして量子化され、vcの量子化信号はやは
り同様にして反転され、これにより位相差120度ずつ
のU,V,W相信号が得られる。
【0049】このようにして、交流サーボモータの位置
・速度制御用の2相信号と磁界制御用の3相信号とが、
1本の目盛格子板51から同じ走査板52によって検出
した光信号に基づいて得られる。これにより、サーボ機
構の構造が簡略化するとともに、その取り付け時の調整
箇所及び組立工数が減少する。
【0050】また、スリット52bを2相の周期性信号
の検出用のスリットと3相の周期性信号の検出用のスリ
ットとして兼用することによりスリットの数が節減され
るので、2相の周期性信号の検出用のスリットと3相の
周期性信号の検出用のスリットとを別々に設ける場合と
比較して走査板52の小型化が図られ、ひいては位置検
出装置自体の小型化が図られる。
【0051】また、スリット52b,52c,52d間
の距離をそれぞれλ3 /3ではなくその半分のλ3 /6
にした分だけスリット52b,52c,52d間の間隔
が狭くなって走査板52が小さくなるので、やはり位置
検出装置の一層の小型化が図られる。
【0052】尚、以上の実施例では磁気式位置検出装置
または光電走査方式の光学式位置検出装置に本発明を適
用しているが、例えば、目盛のピッチを更に微細にして
レーザー光を用いるようにした干渉計型位置検出装置等
にも本発明を適用してもよい。
【0053】また、以上の実施例ではいずれも直線位置
検出装置(リニアエンコーダ)に本発明を適用している
が、回転位置検出装置(ロータリーエンコーダ)に本発
明を適用してもよいことはもちろんである。本発明を磁
気式の回転位置検出装置に適用した場合の基本的構成を
図1と対比して示すと図6の通りであり、所定ピッチλ
(一例として円周を8分割するピッチ)で磁気目盛を記
録したスケールSCに沿って、4つのセンサa,b,
V,WがスケールSCに対して相対変位可能に設けられ
ている。センサa,bは周期λ1 =λ/2の2相の周期
性信号cos(2πx/λ1 ),sin(2πx/
λ1 )を検出するために従来から通常設けられているも
のであり、センサV,Wは、センサbに対してそれぞれ
周期性信号の周期λ1 のn+1/6倍,n+1/3倍の
距離だけ離れて配置されている。したがってセンサV,
Wからは、センサbからの信号sin(2πx/λ1
に対してそれぞれ位相差が周期λ1 の1/6倍(=λ1
/6)ずつの信号sin(2πx/λ1 ーλ1 /6),
sin(2πx/λ1 ーλ1 /3)が検出される。これ
により、直線位置検出装置の場合と同様にして2相の周
期性信号と3相の周期性信号とが検出される。
【0054】また、本発明は、以上の実施例に限らず、
本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成を
とりうることはもちろんである。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る位置検出装
置によれば、位置・速度制御用の2相信号と磁界制御用
の3相信号とを、1本のスケールから同じエンコーダに
よって得ることができる。これにより、サーボ機構の構
造を簡略化してそのコストを下げることができるとも
に、その取り付け時の調整箇所及び組立工数を減少させ
ることができるという効果を奏する。
【0056】また、このように同じスケールから検出し
た周期性信号に基づいて交流サーボモータの位置・速度
制御用の2相信号と磁界制御用の3相信号とを得ること
により、両信号の位相差のずれを無くすことができるの
で、交流サーボモータを高精度に制御することができる
という効果を奏する。
【0057】また、1つのセンサ(第2のセンサ)が2
相の周期性信号の検出用のセンサと3相の周期性信号の
検出用のセンサとして兼用されるので、2相の周期性信
号の検出用のセンサと3相の周期性信号の検出用のセン
サとを別々に設ける場合と比較して、センサ数の節減に
より位置検出装置自体の小型化とその構造の簡略化とを
図ることができるという効果を奏する。
【0058】また、第2,第3,第4のセンサ間の距離
をそれぞれ周期性信号の周期の1/6にした場合には、
第2,第3,第4のセンサ間の間隔を狭くすることがで
きるので、位置検出装置の一層の小型化を図ることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】A/B相信号及びU,V,W相信号の一例を示
す図である。
【図4】本発明の別の一実施例を示す図である。
【図5】本発明の別の一実施例を示す図である。
【図6】本発明の基本的構成の別の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
SC,1,21 スケール、 a,b,U,V セン
サ、 2,3,4,5MRヘッド、 10,37 内挿
回路、 11,12,13,38,39,40コンパレ
ータ、 14,41 インバータ、 22,23,2
4,25 磁束応答型マルチギャップ磁気ヘッド、 5
1 目盛格子板、 52 走査板、 52a,52b,
52c,52d スリット
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02P 5/00 101 H02P 5/00 101Z 6/16 6/02 351N

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ピッチの目盛を記録したスケール
    と、前記スケールとの相対位置に応じた周期性信号を検
    出するセンサとを有する位置検出装置において、 第1のセンサと、前記第1のセンサに対して前記周期性
    信号の周期のn+1/4倍(nは0以上の整数)の距離
    だけ離れて配置された第2のセンサと、前記第2のセン
    サに対してそれぞれ前記周期性信号の周期のn+(所定
    数分の1)倍,n+(所定数分の2)倍の距離だけ離れ
    て配置された第3のセンサ,第4のセンサとを備え、前
    記第1のセンサ及び前記第2のセンサにより前記周期の
    1/4だけ位相のずれた2相の周期性信号を検出すると
    ともに、前記第2のセンサ,前記第3のセンサ及び前記
    第4のセンサにより前記周期の所定数分の1ずつ位相の
    ずれた3相の周期性信号を検出するようにしたことを特
    徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位置検出装置におい
    て、前記第3のセンサ,前記第4のセンサは前記第2の
    センサに対してそれぞれ前記周期性信号の周期のn+1
    /6倍,n+1/3倍の距離だけ離れて配置されている
    ことを特徴とする位置検出装置。
JP8285339A 1996-10-28 1996-10-28 位置検出装置 Pending JPH10132604A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300727A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Jtekt Corp モータ制御装置
CN114739272A (zh) * 2021-01-07 2022-07-12 大银微系统股份有限公司 线性运动系统的位置量测机构及其量测方法

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JP2007300727A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Jtekt Corp モータ制御装置
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