JPH1013277A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH1013277A
JPH1013277A JP8166974A JP16697496A JPH1013277A JP H1013277 A JPH1013277 A JP H1013277A JP 8166974 A JP8166974 A JP 8166974A JP 16697496 A JP16697496 A JP 16697496A JP H1013277 A JPH1013277 A JP H1013277A
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Takashi Nakai
孝至 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数の異なる2つの放送を同時に受信する
ことを可能とし、ただ1つの放送を受信する際は、ダイ
バーシティ受信装置として、2つの受信部が有効に動作
する受信装置を提供する。 【解決手段】 受信装置において、第1および第2のア
ンテナ部はそれぞれ第1および第2の受信部に接続さ
れ、第2の切換部は第2の受信部のベースバンド信号を
第2のベースバンド処理部に導入するか、第1の切換部
に導入するかを切り換え、第1の切換部は、第1のベー
スバンド処理部への入力を第1の受信部からのベースバ
ンド信号とするか、第2の切換部からの出力とするかを
切り換え、第1の切換部は第1の判断部の出力信号と切
換制御部からの切換信号とで制御され、第1および第2
の受信部の同調周波数と第2の切換部は、切換制御部か
らの切換信号で制御される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM多重放送の受信
装置に関するものであって、特に受信装置を複数台有す
る場合の有効利用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FM放送においては、従来の放送に加え
て、音声放送帯域の高周波側にディジタルデータを重畳
して放送するFM多重放送が行われている。ここでのデ
ィジタルデータの情報内容は、同一の周波数で放送され
ている音声放送の番組情報の他に、交通情報、気象情
報、エンターテイメント情報等が存在する。そのため、
所望の音声放送の番組と同時に受信を希望するFM多重
のディジタル情報の番組が同一周波数でなく、周波数の
異なる別の放送局である場合が生じることは容易に想像
できる。このような状況に対応するためには、従来まで
の音声放送に対する受信装置に加えて、同時にFM多重
放送を受信するための新たな受信装置を増設する必要が
あった。
【0003】例えば、特開平6−141007号公報に
記載のFM多重受信機においては、希望するステレオ番
組と希望する多重番組が異なる周波数であっても同時に
選局し、音声出力を得ると同時に、多重番組を表示回路
に表示する技術が開示されている。すなわち、ステレオ
番組側チューナ回路と多重番組側チューナ回路との2つ
のチューナ回路を設け、それぞれに信号復調回路を設け
ることにより、音声放送の番組と同時に受信を希望する
FM多重のディジタル情報の番組が、周波数の異なる別
の放送局であっても受信することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ただ単
に受信装置を増設しただけでは、回路の大規模化あるい
は高密度化、コストの上昇を招くのみならず、1つの放
送のみを受信したい場合には、せっかく増設した受信装
置が有効に活用されないことになる。また、単一放送受
信のために選択ダイバーシティを行う受信装置では、受
信装置は複数含有してはいても、当然のことながら周波
数の異なる2つの番組を同時に受信することはできな
い。
【0005】そこで、本発明は、2つの受信装置(受信
部)を具備することにより、周波数の異なる2つの放送
を同時に受信する際に、その2つの受信装置が有効に動
作し、周波数の異なる2つの番組を同時に受信すること
が可能となり、さらに、ただ1つの周波数の放送を受信
する際にも、ただ1つの周波数放送を受信する際の受信
品質を向上させるべく2つの受信装置が有効活用される
受信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願第1の発明は、第1および第2のアンテナ部
と、受信電界に比例する信号とベースバンド信号とを出
力する第1および第2の受信部(受信回路と検波器で構
成される)と、前記の受信電界に比例する信号の大小を
比較する第1の判断部(比較器とOR回路で構成され
る)と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド
信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部
と、切換制御部とを備えた受信装置であって、前記第1
および第2のアンテナ部はそれぞれ前記第1および第2
の受信部に接続され、前記第2の切換部は前記第2の受
信部のベースバンド信号を前記第2のベースバンド処理
部に導入するか、前記第1の切換部に導入するかを切り
換え、前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処
理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信
号とするか、前記第2の切換部からの出力とするかを切
り換え、前記第1の切換部は前記第1の判断部の出力信
号と前記切換制御部からの切換信号とで制御され、前記
第1および第2の受信部の同調周波数と前記第2の切換
部は、前記切換制御部からの切換信号で制御されること
を特徴とする。なお、第1、第2の受信部からの受信電
界に比例する信号の代わりに、受信品質に対応する信
号、例えば、受信波の信号対雑音比に比例する信号を出
力する受信部を用いることもできる。
【0007】すなわち、本願第1の発明による受信装置
においては、1つの放送のみを受信する場合には、切換
制御部からの切換信号により、それぞれ、第1および第
2の受信部の同調周波数は、その1つの放送周波数にと
もに設定され、第1の切換部は第1の判断部の出力信号
のみで制御され、第2の切換部は第2の受信部のベース
バンド信号出力が第1の切換部に導入されるように切り
換えられる。このことにより、第1と第2の受信部のベ
ースバンド信号のうち、受信電界の大きいほうが、第1
の判断部によって選択され、第1の切換部を制御するこ
とによって第1のベースバンド処理部に導入される。す
なわち、この際には選択ダイバーシティ受信装置として
動作する。
【0008】次に、周波数の異なる2つの放送を同時に
受信する場合には、切換制御部からの切換信号により、
それぞれ、第1および第2の受信部の同調周波数はそれ
ぞれ第1および第2の放送の放送周波数に設定され、第
1の切換部は第1の判断部の出力にかかわらず、第1の
受信部からのベースバンド信号が第1のベースバンド処
理部に導入されるように切り換えられ、第2の切換部は
第2の受信部からのベースバンド信号が第2のベースバ
ンド処理部に導入されるように切り換えられる。このこ
とにより、第1の受信部、第1のベースバンド処理部に
よって第1の放送が受信・処理され、第2の受信部、第
2のベースバンド処理部によって第2の放送が受信・処
理されて、周波数の異なる2つの放送を同時受信が実現
することになる。
【0009】さらに、本願第2の発明は、第1および第
2のアンテナ部と、受信電界に比例する信号とベースバ
ンド信号とを出力する第1および第2の受信部と、前記
の受信電界に比例する信号の大小を比較する第1の判断
部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信
号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、
切換制御部とを備えた受信装置であって、第1および第
2のアンテナ部の出力を前記第1および第2のいずれの
受信部に接続するかを切り換える第3および第4の切換
部と、前記第1および第2の受信部からの受信電界に比
例する出力信号を前記第1の判断部に導入するか、それ
ぞれ所定の信号レベルとの大小を比較する第2および第
3の判断部に導入するかを切り換える第5および第6の
切換部を備え、前記第3および第4の切換部は前記第2
および第3の判断部からの出力信号と、前記切換制御部
からの信号によって制御され、前記第5および第6の切
換部は前記切換制御部からの信号により制御されること
を特徴とする。
【0010】すなわち、本願第2の発明による受信装置
においては、ただ1つの放送を受信する場合には、切換
制御部からの切換信号により第3および第4の切換部が
制御されて、第2および第3の判断部からの出力信号に
かかわらず、第1のアンテナ部は第1の受信部に固定し
て接続され、第2のアンテナ部は第2の受信部に固定し
て接続される。また、第1および第2の受信部からの受
信電界に比例した信号出力はともに第1の判断部に導入
されるように、第5および第6の切換部が切り換えられ
る。第1および第2の受信部の同調周波数、第1および
第2の切換部は、前記第1の発明の受信装置がただ1つ
の放送局を受信する場合と同様に制御される。このこと
により、ただ1つの放送を受信する場合には選択ダイバ
ーシティ受信装置として動作することになる。
【0011】周波数の異なる2つの放送を同時に受信す
る場合、切換制御部からの切換信号により、第3および
第4の切換部は、第2および第3の判断部からの出力信
号によって動作する。また、第5および第6の切換部
は、第1および第2の受信部からの、受信電界に比例す
る信号出力がそれぞれ第2および第3の判断部に導入さ
れるように切り換えられる。第1および第2の受信部の
同調周波数、第1および第2の切換部は、前記第1の発
明の受信装置が周波数の異なる2つの放送を同時受信す
る場合と同様に切り換えられる。このことにより、第1
の受信部と第1のベースバンド処理部とが、第2の判断
部によって、受信電界と設定レベルとが比較され、その
結果によって第1と第2のアンテナ部を切り換えて、第
1の放送を受信・処理する。同様に、第2の受信部と第
2のベースバンド処理部とが、第3の判断部によって、
受信電界と設定レベルとが比較され、その結果によって
第1と第2のアンテナ部を切り換えて、第2の放送を受
信・処理する。よって、周波数の異なる2つの放送を同
時受信が実現することになる。
【0012】さらに、前記の受信装置において、時刻取
得手段をも備え、あらかじめ設定した時間間隔を前記時
刻取得手段から得、前記切換制御部から切換信号を出力
することを特徴とする。この構成により、あらかじめ設
定した時間間隔で、切換制御部から切換信号が出力され
る切換方法を、本願第1あるいは本願第2の発明による
受信装置に適用することにより、上記した1放送のみ受
信動作と周波数の異なる2放送受信動作とが、あらかじ
め設定した時間間隔で切り換わるように設定することも
できる。
【0013】また、前記の受信装置において、前記切換
制御部に、位置取得手段より受信装置の位置情報を導入
し、それに基づいて切換信号を出力することを特徴とす
る。すると、受信装置の位置によって、切換制御部から
切換信号が出力される切換方法を、本願第1あるいは本
願第2の発明による受信装置に適用することにより、上
記した1放送のみ受信動作と周波数の異なる2放送受信
動作とが、受信装置の位置によって切り換わるように設
定することもできる。
【0014】さらに、本願第3の発明による受信装置に
おいて、1つの放送局のサービス地域端以外では2つの
受信部はその同じ放送局を受信し、ダイバーシティ受信
を行う。そして、ダイバーシティ受信を行ってもある設
定電界強度以上の受信電界が得られなくなった場合に
は、一方の受信部の同調周波数を同一内容を放送してい
る近隣放送局の周波数(異なる周波数)に変更し、受信
状態を比較し、近隣放送局の受信状態の方が良好な場合
には残りの受信部の同調周波数も近隣放送局の放送周波
数とし、ダイバーシティ受信を開始することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本願第1の発明の実施形態につい
て、図1を用いて説明する。アンテナ101、104は
それぞれ受信回路102、105に接続され、これら受
信回路102、105のIF(Intermediate Frequenc
y)出力はそれぞれ包絡線検波器103、106に、ベ
ースバンド信号出力は切換器109、110に接続され
る。ここで、受信回路102のベースバンド信号出力は
切換器109の2つの切換端子の1つに接続され、受信
回路105のベースバンド出力は、切換器110の固定
端子に接続される。切換器109の残りの切換端子は、
切換器110の切換端子の1つに接続される。切換器1
09はその固定端子に接続されるベースバンド処理部1
11に、受信部102のベースバンド信号出力あるいは
切換器110からの出力のいずれを導入するかを、その
制御端子に入力される制御信号によって切り換える。切
換器110はその固定端子に接続される受信部105か
らのベースバンド出力を、ベースバンド処理部112と
切換器109のいずれに導入するかを、その制御端子に
入力される制御信号によって切り換える。
【0016】一方、包絡線検波器103、106の出力
は比較器107に接続され、その比較器107の出力
は、OR回路108の入力に接続される。OR回路10
8の出力は、切換器109の制御信号端子に接続され
る。切換制御部100からは、受信部102、105
と、OR回路108の残りの入力端子と、切換器110
の制御信号端子に以下で説明する制御信号をそれぞれ入
力する。
【0017】ただ1つの放送のみ受信する場合には、従
来からある選択ダイバーシティ受信装置として動作す
る。すなわち、切換制御部100から2つの受信回路1
02、105に同一の同調周波数信号が導入され、これ
らは同じ周波数に同調する。切換制御部100からOR
回路108の入力の1つに導入される信号はLOW信号
であり、それゆえ、比較器107の出力信号がそのまま
切換器109の切換制御信号となり、切換制御部100
からの制御信号により、切換器110の固定端子と切換
器109につながる切換端子が導通するように切り換え
ることにより、受信回路102、105の内、包絡線検
波出力の大きいほうの出力がベースバンド処理部111
へ導入されることになる。
【0018】さて、第2の放送局を受信する必要がある
場合、切換制御部100から受信回路105へ第2の放
送局の受信周波数に相当する同調信号が導入され、第2
のチューナは第2の放送局に同調する。同時に切換制御
部100はOR回路108の入力にHIGH信号を導入
し、切換器109の制御端子に導入される制御信号をH
IGHに固定する。このことにより、切換器109の固
定端子と受信回路102のベースバンド出力につながる
切換端子を導通させる。さらに切換器110を制御し
て、その固定端子とベースバンド処理部112につなが
る切換端子を導通させる。このことにより、第1の放送
局の受信信号は、アンテナ部101、受信回路102、
切換器109を経てベースバンド処理部111に導入さ
れる。また、第2の放送局の受信信号は、アンテナ部1
04、受信回路105、切換器110を経てベースバン
ド処理部112に導入される。
【0019】このとき、切換器110において制御信号
がLOW信号の場合に固定端子と導通する切換端子と、
切換器109において制御信号がLOW信号の場合に固
定端子と導通する切換端子を接続しておけば、第1の放
送局のみを受信する場合には、OR回路108、切換器
110にLOW信号、第2の放送局を加えて2つの放送
局を受信する場合にはOR回路108、切換器110に
HIGH信号を導入すればよく、切換制御が簡略化され
る利点がある。
【0020】本実施形態では、切換器109はHIGH
信号が制御端子に制御信号として導入されることによ
り、受信回路102のベースバンド出力とベースバンド
処理部111とを接続したが、OR回路108をAND
回路に置き換え、1つの放送局を受信する場合のこのA
ND回路への入力をHIGH信号、2つの放送局を受信
する場合の入力をLOW信号とすることにより、制御信
号としてLOW信号が導入された場合に受信回路102
のベースバンド出力とベースバンド処理部111とを接
続するような切換器を用いることも可能である。
【0021】ここで、前記ベースバンド処理部111と
112について、詳しく説明する。ベースバンド処理と
は、音声信号や多重信号の復調回路などを含む処理部を
意味しており、本発明については以下のような実施形態
の装置を、適宜選択して用いれば良い。まず、第1は前
記ベースバンド処理部111が音声放送処理と多重放送
処理機能を有し、前記ベースバンド処理部112が多重
放送処理機能を有する実施形態である。この時、音声放
送のみを希望する場合には、上述のただ1つの放送のみ
を受信する場合の動作を行い、さらに多重放送を受信す
る場合には、その多重放送が現在受信中の放送に多重さ
れているならば、そのままの動作で同時に受信すること
ができ、もし周波数の異なる他の放送局で希望の多重放
送が放送されているならば、第2の放送を受信する場合
の動作に切り換えて、前記ベースバンド処理部112を
用いて受信すれば良い。
【0022】第2は前記ベースバンド処理部111と1
12のいずれもが多重放送処理機能を有する実施形態で
ある。この時、受信機は多重放送専用受信機となるが、
上述の2つの動作を切り換えることで、例えば、文字放
送と気象情報放送の2つの多重放送番組を受信すること
ができる。
【0023】第3は前記ベースバンド処理部111と1
12のいずれもが音声放送処理と多重放送処理機能を有
する実施形態である。この時、上記第1及び第2のベー
スバンド処理受信機での動作に加え、必要であるならば
2つの音声放送を同時受信することも可能となる。
【0024】第4の前記ベースバンド処理部111は音
声信号処理機能を有し、前記ベースバンド処理部112
は多重信号処理機能を有する実施形態である。本実施形
態では、音声放送と多重放送が別の周波数で放送されて
いる場合にも、同じ周波数で放送されている場合にも同
時受信することが可能となり、例えば、図2に示すよう
な装置構成に変更すれば良い。
【0025】図2において、受信回路105のベースバ
ンド信号出力が切換器109の切換端子の1つと切換器
110の切換端子の1つに接続され、前記切換器110
の固定端子がベースバンド処理の多重信号処理部112
に、残りの切換端子が前記切換器109の固定端子に接
続されている点が図1と異なる。そして、1つの放送局
のみを受信する場合には、切換器110は切換器109
の固定端子と多重信号処理部112とが導通するように
切り換えられる。その他の切り換えは、前記第1の発明
にかかる実施形態と同様である。このことにより、受信
回路105と多重信号処理部112は切り離され、例え
ば、アンテナ101で受信された同一放送局で放送され
ている音声放送と多重放送を同時に受信できる。次に、
音声放送と周波数の異なる放送局の多重放送を同時に受
信する場合には、切換器111は受信回路105と多重
信号処理部112が導通するように切換えられる。その
他の切り換えは、前記第1の発明にかかる実施形態と同
様である。このことにより、音声放送はアンテナ10
1、受信回路102、切換器109の経路で音声信号処
理部111で処理され、多重放送はアンテナ104、受
信回路105、切換器110の経路で多重信号処理部1
12で処理されることになる。
【0026】本願第2の発明の実施形態を図3を用いて
説明する。なお、上記第1の実施形態との共通部分につ
いては同じ番号で示す。本実施形態においては、上記実
施形態とは異なり、アンテナ部101の出力は切換器1
13の切換端子のひとつに接続される。そしてアンテナ
部101の出力は2分配され、切換器117の切換端子
の1つに接続される。アンテナ部104の出力も、2分
割され、切換器113の残りの切換端子と切換器117
の残りの切換端子に接続される。切換器113、117
の固定端子はそれぞれ受信回路102、105に接続さ
れており、切換器113はアンテナ部101、104の
うちのどちらの出力を受信回路102に導入するかをそ
の切換制御端子に導入される制御信号により切換える。
切換器117も同様にアンテナ部101、104のうち
のどちらの出力を受信回路105に導入するかをその切
換制御端子に導入される制御信号により切換える。包絡
線検波器103の出力は切換器115の固定端子に接続
される。
【0027】切換器115の切換端子の1つは比較器1
07の入力に接続され、残りの切換端子は比較器116
に接続される。切換器115の切換制御端子には切換制
御部100から切換制御信号線が接続される。包絡線検
波器106の出力は切換器119の固定端子に接続され
る。切換器119の切換端子の1つは比較器107の入
力に接続され、残りの切換端子は比較器120に接続さ
れる。切換器119の切換制御端子には切換制御部10
0から切換制御信号線が接続される。比較器116、1
20の残りの入力端子(図中では省略)は、それぞれ切
換基準となる固定電位に保たれている。そして比較器1
16、120の出力はそれぞれ2分周器123、124
を介して、OR回路121、122の入力端子の1つに
接続される。この2つのOR回路121、122の残り
の入力端子には切換制御部100からの切換信号線がそ
れぞれ接続される。そして、OR回路121、122の
出力は切換器113、117の切換信号端子に接続され
る。その他の接続については上記実施形態と同様であ
る。
【0028】第1の放送局のみを受信する場合には、前
記の受信装置は、選択ダイバーシティ受信装置として動
作する。すなわち、2つの受信部102、105には切
換制御部100から同じ同調制御信号が導入され、第1
の放送局の放送周波数に同調している。同時にOR回路
121、122には切換制御部100からHIGH信号
が導入され、切換器113、117へ導入される切換制
御信号はHIGH信号に固定される。切換器113、1
17はそれぞれ切換制御端子にHIGH信号が導入され
ることにより、その固定端子とそれぞれアンテナ部10
1、104につながる切換端子が導通するように結線し
ておく。さらに切換制御部100から切換器110に切
換制御信号を導入し、その固定端子と切換器109につ
ながる切換端子とが導通するようにする。また切換器1
15、119の切換制御端子に切換制御部100から切
換制御信号を導入し、その固定端子と比較器107につ
ながる切換端子が導通されるように結線しておく。そし
て、OR回路108にはLOW信号を導入することによ
り、比較器107の出力信号がそのまま切換器109の
切換制御信号となるようにする。
【0029】このようにすることによって、アンテナ部
101の出力は切換器113を通じて受信回路102に
導入され、そのIF出力が包絡線検波器103で検波さ
れ、切換器115を介して比較器107に導入される。
【0030】一方、アンテナ部104の出力は切換器1
17を通じて受信部105に導入され、そのIF出力が
包絡線検波器106で検波され、切換器119を介して
比較器107に導入される。そして、比較器107にお
いて2つの受信部のIF出力が比較され、その比較の結
果が切換信号として切換器109に導入されることによ
り、受信部の内の包絡線検波結果の大きいほうのベース
バンド出力がベースバンド処理部111に導入されるこ
とになる。
【0031】次に、第2の放送局を更に受信する必要の
ある場合、まず受信部105に切換制御部100から同
調信号が導入され、第2の放送局の放送周波数に同調さ
せる。それと同時に、OR回路108にHIGH信号が
切換制御部100から導入され、切換器109の切換制
御信号はHIGH信号に固定される。切換器109はそ
の切換制御信号としてHIGH信号は導入された場合
に、その固定端子と受信部102につながる切換端子が
導通するように結線しておく。そしてOR回路121、
122の入力として切換制御部100からLOW信号を
導入することにより、比較器116、120の比較結果
情報がそのまま切換器113、117の切換制御信号と
なるようにする。切換器115、119は切換制御部1
00から切換制御信号を導入して固定端子とそれぞれ比
較器116、120につながる切換信号が導通するよう
にする。また切換器110は、切換制御部100から切
換制御信号を導入して、その固定端子とベースバンド処
理部112につながる切換端子が導通するようにする。
【0032】このようにすることによって、第1の放送
局の受信信号は、受信部102から切換器109を介し
てベースバンド処理部111で処理される。そして受信
部102のIF出力は、包絡線検波器103で検波され
切換器115を介して比較器116で所定の切り換えレ
ベルと比較されその比較結果は、2分周器123、OR
回路121を通じて切換器113の切換制御信号として
導入され、アンテナ部101、104のいずれかを選択
する。第2の放送局の受信信号は、受信部105から切
換器110を介してベースバンド処理部112で処理さ
れる。そして受信部105のIF出力は、包絡線検波器
106で検波され切換器119を介して比較器120で
所定の切り換えレベルと比較されその比較結果は、分周
器124、OR回路122を通じて切換器117の切換
制御信号として導入され、アンテナ部101、104の
いずれかを選択する。
【0033】次に、本願のさらなる実施形態について、
図4を用いて説明する。使用者があらかじめ所望の情報
を放送している多重放送局の放送周波数と受信したい時
間を入力する。入力したデータは記憶装置200に蓄え
られ、単一放送受信動作中に設定時刻になったならば、
CPU201は、あらかじめ入力してある多重放送局の
放送周波数を記憶装置200から読み出し、切換制御部
100に伝送し、切換制御部100は、上記図1あるい
は図3に示すような切り換え動作を実行する。このこと
により、1放送のみ受信動作と周波数の異なる2放送受
信動作とが、あらかじめ設定した時間間隔で切り換える
ことが可能となる。
【0034】また、本願の別の実施形態について、図5
を用いて説明する。記憶装置にはあらかじめ、放送局の
サービス地域の位置情報をテーブルとして記憶装置20
0に蓄えておく。GPS202によって受信装置の現在
位置の情報を得、CPU201が所望の多重放送局のサ
ービス地域内にいることを判別すると、記憶装置200
からの多重放送局の放送周波数情報を切換制御部に伝送
し、上記図1あるいは図3に示すような切り換え動作を
行う。このことにより、上記した1放送のみ受信動作と
周波数の異なる2放送受信動作とが、受信装置の位置に
よって切り換えることが可能となる。
【0035】さらに、本願第3の発明の実施形態につい
て、図6を用いて説明する。本実施形態は、複数の放送
局から異なる周波数で放送されている同一内容の放送を
同時に受信するためのものである。
【0036】この種の動作を行う受信装置は、例えば特
開平5−102798号公報に示されているものがあ
り、それは複数の放送周波数の受信電界強度測定手段を
有し、現在受信中の放送局の受信状態が劣化したときに
近隣するサービス地域の同一内容を放送している放送局
に切り換え、例えば自動車で移動中であっても1つの番
組を受信し続けることができるものである。しかしなが
ら、前記構成の受信装置では、ある放送局のサービス地
域端でのみ2つの受信電界強度測定手段が有効活用され
るだけで、サービス地域端以外では1つの受信電界測定
手段すなわち受信手段は活用されていない。
【0037】そこで、本実施形態では、1つの放送局の
サービス地域端以外では2つの受信手段はその同じ放送
局を受信し、ダイバーシティ受信を行う。そしてダイバ
ーシティ受信を行ってもある設定電界強度以上の受信電
界が得られなくなった場合には、一方の受信手段の同調
周波数を同一内容を放送している近隣放送局の周波数に
変更し、受信状態を比較し、近隣放送局の受信状態の方
が良好な場合には残りの受信手段の同調周波数も近隣放
送局の放送周波数とし、ダイバーシティ受信を開始し
て、複数台の受信装置を有効に活用する。
【0038】図6を用いて詳しく説明する。アンテナ部
101の出力は受信回路102に導入され、その受信回
路102のIF出力は検波器103に導入される。一方
アンテナ部104の出力は受信部105に導入され、そ
の受信回路105のIF出力は検波器106に導入され
る。そして検波器103、106の出力は比較器107
に導入され、その大小が比較される。比較器107の出
力は、OR回路108の入力の1つになると同時に切換
制御部100にも導入される。OR回路108のもう一
方の入力は切換制御部100からの信号線が接続され
る。OR回路109の出力は切換器109の切換制御端
子に接続される。切換器109の固定端子はベースバン
ド処理部111と検波器125に接続される。切換器1
09の切換制御端子にHIGH信号が入力されたときに
固定端子と導通する切換端子には、受信回路102から
のベースバンド出力が導入され、もう一方の切換端子に
は受信回路105のベースバンド出力が導入される。検
波器125の出力は比較器126の入力の1つに導入さ
れ、比較器126の出力は切換制御部100に導入され
る。比較器126のもう一方の入力(図中では省略)に
は所望の切り換えレベルに相当する電圧がかけられてい
る。
【0039】まず、ある放送局のサービス地域端でない
地点でその放送局を使用者が選択した場合、受信回路1
02、105は両者ともその放送局の放送周波数に同調
するよう、切換制御部100から同調信号を導入する。
また切換制御部100からOR回路108にはLOW信
号を導入し、比較器107の出力がそのまま切換器10
9の切換信号となるようにする。このようにすることに
よって、アンテナ部101、104からの出力はそれぞ
れ受信回路102、105、検波器103、106を介
して比較器107で比較され、その比較結果によって切
換器109が動作し、受信電界の大なる受信部のベース
バンド出力が切換器109の固定端子に導通する。それ
により、そのベースバンド信号がベースバンド処理部1
11に導入される。同時に選択された受信波は切換器1
09の固定端子につながる検波器125で検波され、そ
の検波結果は、比較器126に導入されて設定レベルと
の比較が行われる。比較結果は切換制御部100に導入
される。
【0040】受信装置が現在の放送局のサービス地域端
に移動し、選択切換を行った後の受信出力が比較器12
6で設定レベルよりも小さくなった信号が切換制御部1
00に導入されると、切換制御部100は受信回路10
5に現在の放送局と同一内容を放送している近隣放送局
の放送周波数に対応した同調信号を導入する。同一内容
を放送している近隣放送局の放送周波数は、切換制御部
100にあらかじめ組み込んだROMから読みだせばよ
い。このようにして、受信回路105に近隣放送局の同
調信号を導入すると同時に、OR回路108の入力とし
てHIGH信号を導入し、切換器109の切換制御信号
をHIGHに固定する。このことによりベースバンド処
理部111には現在の放送局の受信信号が導入される。
一方、比較器107では現在の放送局の受信波と近隣放
送局の受信波の大小が比較され、近隣放送局の受信波の
方が小さいという比較結果が切換制御部100に導入さ
れると、切換制御部100は、(もしあれば)第2の近
隣放送局の放送周波数に対応する同調信号を受信回路1
05に導入する。近隣放送局の受信波の方が大きいとい
う比較結果が切換制御部100に導入されたならば、切
換制御部100は受信回路102に近隣放送局の放送周
波数に対応する同調信号を導入すると同時にOR回路1
08の入力としてLOW信号を導入する。
【0041】すべての近隣放送局よりも現在の放送局の
受信波の方が大きかった場合には、受信回路105に現
在の放送局に対応する同調信号を導入し、OR回路10
9の入力としてLOW信号を導入する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、周波数の異なる2つの
放送を同時に受信することを可能とし、ただ1つの放送
を受信する際にも2つの受信部が有効に動作する受信装
置が実現できる。さらに、周波数の異なる2つの放送を
同時受信する際に、アンテナ部切り換えダイバーシティ
受信が実現できることにより、ただ1つの放送を受信し
ている際の選択ダイバーシティ受信に比較しての受信品
質の低下を少なく抑えることができる受信装置を実現で
きる。
【0043】また、1放送のみ受信と周波数の異なる2
放送同時受信とを時系列に自動で切り換えることができ
る。また、第2の放送のサービス地域に移動した途端、
自動的に2放送局受信に切り変えることもできる。
【0044】さらなる発明によれば、ダイバーシティ受
信を行いながらも、良好な受信ができなくなった場合に
は、複数の放送局から異なる周波数で放送されている同
一内容の放送を同時に受信して、良好な受信状態を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1の発明による実施形態の構成図であ
る。
【図2】本願第1の発明にかかるベースバンド処理部に
ついての別の実施形態の構成図である。
【図3】本願第2の発明による実施形態の構成図であ
る。
【図4】受信状態を時間情報により切り換える実施形態
の構成図である。
【図5】受信状態を位置情報により切り換える実施形態
の構成図である。
【図6】本願第3の発明による実施形態の構成図であ
る。
【符号の説明】
100 切換制御部 101、104 アンテナ部 102、105 受信部 103、106、125 包絡線検波器 107、116、120、126 比較器 108、121、122 OR回路 109、110、113、115、117、119 切
換器 111、112 ベースバンド処理部 123、124 2分周器 200 記憶装置 201 CPU 202 GPS

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のアンテナ部と、受信電
    界に比例する信号とベースバンド信号とを出力する第1
    および第2の受信部と、前記の受信電界に比例する信号
    の大小を比較する第1の判断部と、第1および第2の切
    換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第
    2のベースバンド処理部と、切換制御部とを備えた受信
    装置であって、前記第1および第2のアンテナ部はそれ
    ぞれ前記第1および第2の受信部に接続され、前記第2
    の切換部は前記第2の受信部のベースバンド信号を前記
    第2のベースバンド処理部に導入するか、前記第1の切
    換部に導入するかを切り換え、前記第1の切換部は、前
    記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信
    部からのベースバンド信号とするか、前記第2の切換部
    からの出力とするかを切り換え、前記第1の切換部は前
    記第1の判断部の出力信号と前記切換制御部からの切換
    信号とで制御され、前記第1および第2の受信部の同調
    周波数と前記第2の切換部は、前記切換制御部からの切
    換信号で制御されることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2のアンテナ部と、受信電
    界に比例する信号とベースバンド信号とを出力する第1
    および第2の受信部と、前記の受信電界に比例する信号
    の大小を比較する第1の判断部と、第1および第2の切
    換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第
    2のベースバンド処理部と、切換制御部とを備えた受信
    装置であって、第1および第2のアンテナ部の出力を前
    記第1および第2のいずれの受信部に接続するかを切り
    換える第3および第4の切換部と、前記第1および第2
    の受信部からの受信電界に比例する出力信号を前記第1
    の判断部に導入するか、それぞれ所定の信号レベルとの
    大小を比較する第2および第3の判断部に導入するかを
    切り換える第5および第6の切換部をも備え、前記第3
    および第4の切換部は前記第2および第3の判断部から
    の出力信号と、前記切換制御部からの信号によって制御
    され、前記第5および第6の切換部は前記切換制御部か
    らの信号により制御されることを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の受信
    装置において、時刻取得手段をも備え、あらかじめ設定
    した時間間隔を前記時刻取得手段から得、前記切換制御
    部から切換信号を出力することを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2に記載の受信
    装置において、前記切換制御部に、位置取得手段より受
    信装置の位置情報を導入し、それに基づいて切換信号を
    出力することを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 第1および第2のアンテナ部と受信電界
    に比例する信号とベースバンド信号とを出力する第1お
    よび第2の受信部と、前記受信電界に比例する信号の大
    小を比較する第1の判断部と、第1の切換部と前記ベー
    スバンド信号を処理する第1のベースバンド処理部と、
    切換制御部とを備えた受信装置であって、前記第1およ
    び第2のアンテナ部は、それぞれ前記第1および第2の
    受信部に接続され、前記第1の切換部は前記第1のベー
    スバンド処理部への入力を前記第1あるいは第2のいず
    れかの受信部のベースバンド信号出力にするかを切り換
    え、前記切換部の出力レベルを判断する第2の判断部を
    も具備することにより、前記第2の判断部の出力と、前
    記第1の判断部の出力と、前記切換制御部からの信号に
    より、前記第1および第2の受信部の同調周波数と前記
    切換部を制御することを特徴とする受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229414A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Toyota Motor Corp 放送受信装置
JP2006270208A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fujitsu Ten Ltd デジタルデータ受信機
JPWO2007018134A1 (ja) * 2005-08-05 2009-02-19 パナソニック株式会社 高周波受信装置とこれに用いる集積回路

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