JPH1013316A - フェージング等化装置 - Google Patents
フェージング等化装置Info
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- JPH1013316A JPH1013316A JP16486296A JP16486296A JPH1013316A JP H1013316 A JPH1013316 A JP H1013316A JP 16486296 A JP16486296 A JP 16486296A JP 16486296 A JP16486296 A JP 16486296A JP H1013316 A JPH1013316 A JP H1013316A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非最小位相推移形フェージングは遅延特性を
等化できないという課題があった。 【解決手段】 減算器から出力された信号を遅延させる
第1の遅延器と、第1の遅延器から出力された信号を増
幅して出力する第1の振幅調整器と、第1の振幅調整器
から出力された信号をN系統に分配させる分配器と、分
配されたN系統の信号を遅延調整信号の値に2iを掛け
た値が示す遅延量だけ遅延させる第2の遅延器と、第2
の遅延器から出力された信号を振幅調整信号の値を2i
乗した値に基づいた増幅度で増幅する第2の振幅調整器
と、第2の振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを
具備するものである。
等化できないという課題があった。 【解決手段】 減算器から出力された信号を遅延させる
第1の遅延器と、第1の遅延器から出力された信号を増
幅して出力する第1の振幅調整器と、第1の振幅調整器
から出力された信号をN系統に分配させる分配器と、分
配されたN系統の信号を遅延調整信号の値に2iを掛け
た値が示す遅延量だけ遅延させる第2の遅延器と、第2
の遅延器から出力された信号を振幅調整信号の値を2i
乗した値に基づいた増幅度で増幅する第2の振幅調整器
と、第2の振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを
具備するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線伝送路で発
生する選択性フェージングを等化して受信信号の周波数
特性を平坦化するフェージング等化装置に関するもので
ある。
生する選択性フェージングを等化して受信信号の周波数
特性を平坦化するフェージング等化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に電波は回折、反射、散乱等によっ
て多重に伝送路が発生するなどのために多数の電波が干
渉しあってフェージングを発生する。特に周波数ごとに
異なるフェージング現象を引き起こすフェージングを特
に選択性フェージングという。
て多重に伝送路が発生するなどのために多数の電波が干
渉しあってフェージングを発生する。特に周波数ごとに
異なるフェージング現象を引き起こすフェージングを特
に選択性フェージングという。
【0003】図6は従来の選択性のフェージングを等化
するフェージング等化器の構成を示す回路図である。図
において、10は受信信号の入力端子、20は可変共振
素子を用いて受信信号の等化を行う等化部、30は等化
部20の出力信号のうち、特定の3つの周波数f1 、f
2 、f3 (f1 <f2 <f3 )の成分をそれぞれ通過さ
せる帯域通過フィルタ、40は帯域通過フィルタ30が
出力した信号をそれぞれ検波して3つのレベル信号を出
力する検波器、50は3つのレベル信号に基づいて等化
部20を制御する制御部、60は出力端子をそれぞれ示
している。
するフェージング等化器の構成を示す回路図である。図
において、10は受信信号の入力端子、20は可変共振
素子を用いて受信信号の等化を行う等化部、30は等化
部20の出力信号のうち、特定の3つの周波数f1 、f
2 、f3 (f1 <f2 <f3 )の成分をそれぞれ通過さ
せる帯域通過フィルタ、40は帯域通過フィルタ30が
出力した信号をそれぞれ検波して3つのレベル信号を出
力する検波器、50は3つのレベル信号に基づいて等化
部20を制御する制御部、60は出力端子をそれぞれ示
している。
【0004】なお、等化部20は、可変抵抗素子21
と、誘導素子22aおよび容量素子22bからなる共振
器22と、可変容量素子23とを有している。さらに制
御部50は検波器40が出力する3つのレベル信号に基
づいて等化部20の可変抵抗素子21の抵抗値を制御す
るための抵抗制御信号RSと、等化部20の可変容量素
子23の容量値を制御するための容量制御信号CSとを
生成して等化部20に供給するように構成されている。
と、誘導素子22aおよび容量素子22bからなる共振
器22と、可変容量素子23とを有している。さらに制
御部50は検波器40が出力する3つのレベル信号に基
づいて等化部20の可変抵抗素子21の抵抗値を制御す
るための抵抗制御信号RSと、等化部20の可変容量素
子23の容量値を制御するための容量制御信号CSとを
生成して等化部20に供給するように構成されている。
【0005】次に動作について説明する。選択性フェー
ジングによる伝搬路歪みを受けた受信信号は、帯域阻止
濾波回路の特性が重畳された周波数特性を有している。
周波数特性に歪みを持つこのような信号は、可変共振回
路によって等化することができる。図6に示したフェー
ジング等化器は、このような考え方に基づいて構成され
たもので、可変共振回路が有する帯域通過濾波特性の中
心周波数及び尖鋭度を自動制御し、歪みを受けた受信信
号の帯域阻止濾波特性を補正して周波数特性を平坦化す
るものである。
ジングによる伝搬路歪みを受けた受信信号は、帯域阻止
濾波回路の特性が重畳された周波数特性を有している。
周波数特性に歪みを持つこのような信号は、可変共振回
路によって等化することができる。図6に示したフェー
ジング等化器は、このような考え方に基づいて構成され
たもので、可変共振回路が有する帯域通過濾波特性の中
心周波数及び尖鋭度を自動制御し、歪みを受けた受信信
号の帯域阻止濾波特性を補正して周波数特性を平坦化す
るものである。
【0006】まず、送信側から出力され、空間を伝搬し
てきた電波に対応する受信信号が入力端子10から入力
される。一方、出力端子60に設けられた帯域通過フィ
ルタ30は等化部20の出力信号に含まれている周波数
成分のうち、特定の3つの周波数f1 、f2 、f3 の各
成分を抽出する。すなわち、受信信号の周波数特性の歪
みを3つの周波数f1 、f2 、f3 において監視する。
帯域通過フィルタ30が抽出した周波数f1 、f2 、f
3 の各信号成分は、それぞれ検波器40でそれらの振幅
レベル信号に比例した直流信号として出力される。
てきた電波に対応する受信信号が入力端子10から入力
される。一方、出力端子60に設けられた帯域通過フィ
ルタ30は等化部20の出力信号に含まれている周波数
成分のうち、特定の3つの周波数f1 、f2 、f3 の各
成分を抽出する。すなわち、受信信号の周波数特性の歪
みを3つの周波数f1 、f2 、f3 において監視する。
帯域通過フィルタ30が抽出した周波数f1 、f2 、f
3 の各信号成分は、それぞれ検波器40でそれらの振幅
レベル信号に比例した直流信号として出力される。
【0007】次に、制御部50は検出された3つのレベ
ル信号から3つの周波数f1 、f2、f3 におけるレベ
ルの大小関係から可変共振回路の中心周波数及び尖鋭度
を決定する。制御部50は中心周波数及び尖鋭度が、決
定した値となるように可変抵抗素子21に対して抵抗制
御信号RSを、また、可変容量素子23に対しては容量
制御信号CSを出力する。可変抵抗素子21は抵抗制御
信号RSに応じて抵抗値を変えて可変共振回路の尖鋭度
を変化させる。一方、可変容量素子23は容量制御信号
CSに応じて容量値を変えて可変共振回路の中心周波数
を変化させる。
ル信号から3つの周波数f1 、f2、f3 におけるレベ
ルの大小関係から可変共振回路の中心周波数及び尖鋭度
を決定する。制御部50は中心周波数及び尖鋭度が、決
定した値となるように可変抵抗素子21に対して抵抗制
御信号RSを、また、可変容量素子23に対しては容量
制御信号CSを出力する。可変抵抗素子21は抵抗制御
信号RSに応じて抵抗値を変えて可変共振回路の尖鋭度
を変化させる。一方、可変容量素子23は容量制御信号
CSに応じて容量値を変えて可変共振回路の中心周波数
を変化させる。
【0008】ここで、選択性フェージングについて簡単
に説明する。一般には、選択性フェージングは、2波干
渉フェージングで表現することができる。直接波を
に説明する。一般には、選択性フェージングは、2波干
渉フェージングで表現することができる。直接波を
【数1】 多重反射波を
【数2】 とすると、合成波は、
【数3】 となる。ここで、τは直接波と多重反射波との伝搬遅延
時間差であり、ρは直接波と多重反射波との振幅比(R
/D)である。
時間差であり、ρは直接波と多重反射波との振幅比(R
/D)である。
【0009】したがって、伝搬路の振幅特性A(ω)、
遅延特性D(ω)は、
遅延特性D(ω)は、
【数4】 となる。(式4)および(式5)中のパラメータは時間
的に変動するが、ρが1に近づいた場合には特定の周波
数成分が著しく減衰して選択性フェージングが発生す
る。ρをパラメータとした振幅特性、遅延特性は、ρ<
1の場合を最小位相推移形フェージングといい、遅延特
性は負になる。また、ρ>1の場合を非最小位相推移形
フェージングといい、遅延特性は正になり、最小位相推
移形フェージングとは逆の特性となる。共振回路の遅延
特性は正の値となるので、可変共振回路を用いた等化部
20は最小位相推移形フェージングについては有効に等
化できる。
的に変動するが、ρが1に近づいた場合には特定の周波
数成分が著しく減衰して選択性フェージングが発生す
る。ρをパラメータとした振幅特性、遅延特性は、ρ<
1の場合を最小位相推移形フェージングといい、遅延特
性は負になる。また、ρ>1の場合を非最小位相推移形
フェージングといい、遅延特性は正になり、最小位相推
移形フェージングとは逆の特性となる。共振回路の遅延
特性は正の値となるので、可変共振回路を用いた等化部
20は最小位相推移形フェージングについては有効に等
化できる。
【0010】なお、以上に述べたフェージング等化器に
関しては、「選択性フェージング用振幅等化器」(電子
通信学会論文誌 ’82/1,Vol.1,J65−
B,No.1)に類似の記載がある。
関しては、「選択性フェージング用振幅等化器」(電子
通信学会論文誌 ’82/1,Vol.1,J65−
B,No.1)に類似の記載がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のフェージング等
化器は以上のように構成されているので、ρ<1の最小
位相推移形フェージングについては振幅特性及び遅延特
性を等化できる。しかしながら、ρ>1の非最小位相推
移形フェージングについては振幅特性は等化できるが、
遅延特性は等化できないという課題があった。
化器は以上のように構成されているので、ρ<1の最小
位相推移形フェージングについては振幅特性及び遅延特
性を等化できる。しかしながら、ρ>1の非最小位相推
移形フェージングについては振幅特性は等化できるが、
遅延特性は等化できないという課題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、非最小位相推移形フェージングに
ついても振幅特性及び遅延特性の等化を行うことのでき
るフェージング等化装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、非最小位相推移形フェージングに
ついても振幅特性及び遅延特性の等化を行うことのでき
るフェージング等化装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るフェージング等化装置は、入力信号から帰還信号を減
算する減算器と、減算器から出力された信号を遅延調整
信号の値に基づいて遅延させる第1の遅延器と、第1の
遅延器から出力された信号を振幅調整信号の値に基づい
た増幅度で増幅して出力するとともに減算器に帰還信号
として供給する第1の振幅調整器と、第1の振幅調整器
から出力された信号をN系統(Nは自然数)に分配させ
る分配器と、分配器から分配されたN系統の信号をそれ
ぞれ遅延調整信号の値に2i(i=0、1、...、N
−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延させるN個の第
2の遅延器と、N個の第2の遅延器から出力された信号
をそれぞれ振幅調整信号の値を2i(i=0、
1、...、N−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅
して出力するN個の第2の振幅調整器と、N個の第2の
振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを具備するも
のである。
るフェージング等化装置は、入力信号から帰還信号を減
算する減算器と、減算器から出力された信号を遅延調整
信号の値に基づいて遅延させる第1の遅延器と、第1の
遅延器から出力された信号を振幅調整信号の値に基づい
た増幅度で増幅して出力するとともに減算器に帰還信号
として供給する第1の振幅調整器と、第1の振幅調整器
から出力された信号をN系統(Nは自然数)に分配させ
る分配器と、分配器から分配されたN系統の信号をそれ
ぞれ遅延調整信号の値に2i(i=0、1、...、N
−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延させるN個の第
2の遅延器と、N個の第2の遅延器から出力された信号
をそれぞれ振幅調整信号の値を2i(i=0、
1、...、N−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅
して出力するN個の第2の振幅調整器と、N個の第2の
振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを具備するも
のである。
【0014】請求項2記載の発明に係るフェージング等
化装置は、入力信号から帰還信号を減算する減算器と、
減算器から出力された信号を振幅調整信号の値に基づい
た増幅度で増幅する第1の振幅調整器と、第1の振幅調
整器から出力された信号を遅延調整信号の値に基づいて
遅延させて出力するとともに遅延させた信号を減算器に
帰還信号として供給する第1の遅延器と、第1の遅延器
から出力された信号をN系統(Nは自然数)に分配させ
る分配器と、分配器から分配されたN系統の信号をそれ
ぞれ遅延調整信号の値に2i(i=0、1、...、N
−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延させるN個の第
2の遅延器と、N個の第2の遅延器から出力された信号
をそれぞれ振幅調整信号の値を2i(i=0、
1、...、N−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅
して出力するN個の第2の振幅調整器と、N個の第2の
振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを具備するも
のである。
化装置は、入力信号から帰還信号を減算する減算器と、
減算器から出力された信号を振幅調整信号の値に基づい
た増幅度で増幅する第1の振幅調整器と、第1の振幅調
整器から出力された信号を遅延調整信号の値に基づいて
遅延させて出力するとともに遅延させた信号を減算器に
帰還信号として供給する第1の遅延器と、第1の遅延器
から出力された信号をN系統(Nは自然数)に分配させ
る分配器と、分配器から分配されたN系統の信号をそれ
ぞれ遅延調整信号の値に2i(i=0、1、...、N
−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延させるN個の第
2の遅延器と、N個の第2の遅延器から出力された信号
をそれぞれ振幅調整信号の値を2i(i=0、
1、...、N−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅
して出力するN個の第2の振幅調整器と、N個の第2の
振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを具備するも
のである。
【0015】請求項3記載の発明に係るフェージング等
化装置は、入力信号から帰還信号を減算する減算器と、
減算器から出力された信号を遅延調整信号の値に基づい
て遅延させる第1の遅延器と、第1の遅延器から出力さ
れた信号を振幅調整信号の値に基づいた増幅度で増幅し
て出力するとともに減算器に帰還信号として供給する第
1の振幅調整器と、第1の振幅調整器から出力された信
号をN系統(Nは自然数)に分配させる分配器と、分配
器から分配されたN系統の信号をそれぞれ振幅調整信号
の値を2i(i=0、1、...、N−1)乗した値に
基づいた増幅度で増幅して出力するN個の第2の振幅調
整器と、N個の第2の振幅調整器から出力された信号を
それぞれ遅延調整信号の値に2i(i=0、
1、...、N−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延
させるN個の第2の遅延器と、N個の第2の遅延器の出
力信号を合成する合成器とを具備するものである。
化装置は、入力信号から帰還信号を減算する減算器と、
減算器から出力された信号を遅延調整信号の値に基づい
て遅延させる第1の遅延器と、第1の遅延器から出力さ
れた信号を振幅調整信号の値に基づいた増幅度で増幅し
て出力するとともに減算器に帰還信号として供給する第
1の振幅調整器と、第1の振幅調整器から出力された信
号をN系統(Nは自然数)に分配させる分配器と、分配
器から分配されたN系統の信号をそれぞれ振幅調整信号
の値を2i(i=0、1、...、N−1)乗した値に
基づいた増幅度で増幅して出力するN個の第2の振幅調
整器と、N個の第2の振幅調整器から出力された信号を
それぞれ遅延調整信号の値に2i(i=0、
1、...、N−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延
させるN個の第2の遅延器と、N個の第2の遅延器の出
力信号を合成する合成器とを具備するものである。
【0016】請求項4記載の発明に係るフェージング等
化装置は、入力信号から帰還信号を減算する減算器と、
減算器から出力された信号を振幅調整信号の値に基づい
た増幅度で増幅する第1の振幅調整器と、第1の振幅調
整器から出力された信号を遅延調整信号の値に基づいて
遅延させて出力するとともに遅延させた信号を減算器に
帰還信号として供給する第1の遅延器と、第1の遅延器
から出力された信号をN系統(Nは自然数)に分配させ
る分配器と、分配器から分配されたN系統の信号をそれ
ぞれ振幅調整信号の値を2i(i=0、1、...、N
−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅して出力するN
個の第2の振幅調整器と、N個の第2の振幅調整器から
出力された信号をそれぞれ遅延調整信号の値に2i(i
=0、1、...、N−1)を掛けた値が示す遅延量だ
け遅延させるN個の第2の遅延器と、N個の第2の遅延
器の出力信号を合成する合成器とを具備するものであ
る。
化装置は、入力信号から帰還信号を減算する減算器と、
減算器から出力された信号を振幅調整信号の値に基づい
た増幅度で増幅する第1の振幅調整器と、第1の振幅調
整器から出力された信号を遅延調整信号の値に基づいて
遅延させて出力するとともに遅延させた信号を減算器に
帰還信号として供給する第1の遅延器と、第1の遅延器
から出力された信号をN系統(Nは自然数)に分配させ
る分配器と、分配器から分配されたN系統の信号をそれ
ぞれ振幅調整信号の値を2i(i=0、1、...、N
−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅して出力するN
個の第2の振幅調整器と、N個の第2の振幅調整器から
出力された信号をそれぞれ遅延調整信号の値に2i(i
=0、1、...、N−1)を掛けた値が示す遅延量だ
け遅延させるN個の第2の遅延器と、N個の第2の遅延
器の出力信号を合成する合成器とを具備するものであ
る。
【0017】請求項5記載の発明に係るフェージング等
化装置は、検出部が等化部から出力された信号の複数の
周波数のレベル信号を出力し、制御部が複数の周波数の
レベル信号に基づいて遅延調整信号および振幅調整信号
を生成するように構成したものである。
化装置は、検出部が等化部から出力された信号の複数の
周波数のレベル信号を出力し、制御部が複数の周波数の
レベル信号に基づいて遅延調整信号および振幅調整信号
を生成するように構成したものである。
【0018】請求項6記載の発明に係るフェージング等
化装置は、制御部が振幅調整信号の値をわずかに変化さ
せたのちに検出部から出力された複数の周波数のレベル
信号の変化に基づいて再び振幅調整信号の値を変化させ
るように構成したものである。
化装置は、制御部が振幅調整信号の値をわずかに変化さ
せたのちに検出部から出力された複数の周波数のレベル
信号の変化に基づいて再び振幅調整信号の値を変化させ
るように構成したものである。
【0019】請求項7記載の発明に係るフェージング等
化装置は、検出部が等化部から出力された信号の符号誤
り率を出力し、制御部が符号誤り率に基づいて遅延調整
信号および振幅調整信号を生成するように構成したもの
である。
化装置は、検出部が等化部から出力された信号の符号誤
り率を出力し、制御部が符号誤り率に基づいて遅延調整
信号および振幅調整信号を生成するように構成したもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のフェー
ジング等化装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、100は受信信号の入力端子、200は受信信号
の等化を行う等化部、300は等化部200の出力信号
のうち、特定の3つの周波数成分f1 、f2 、f3 (f
1 <f2 <f3 )をそれぞれ通過させる帯域通過フィル
タ(検出部)、400は帯域通過フィルタ300が出力
した3つの周波数f1 、f2 、f3 の成分の信号をそれ
ぞれ検波して3つのレベル信号V1 、V2 、V3を出力
する検波器(検出部)、500は3つのレベル信号V1
、V2 、V3 に基づいて等化部200を制御する制御
部、600は出力端子をそれぞれ示している。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のフェー
ジング等化装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、100は受信信号の入力端子、200は受信信号
の等化を行う等化部、300は等化部200の出力信号
のうち、特定の3つの周波数成分f1 、f2 、f3 (f
1 <f2 <f3 )をそれぞれ通過させる帯域通過フィル
タ(検出部)、400は帯域通過フィルタ300が出力
した3つの周波数f1 、f2 、f3 の成分の信号をそれ
ぞれ検波して3つのレベル信号V1 、V2 、V3を出力
する検波器(検出部)、500は3つのレベル信号V1
、V2 、V3 に基づいて等化部200を制御する制御
部、600は出力端子をそれぞれ示している。
【0021】なお、制御部500は検波器400から出
力された3つの周波数f1 、f2 、f3 の成分のレベル
信号V1 、V2 、V3 をデジタル値に変換するA/Dコ
ンバータ510と、A/Dコンバータ510の出力値に
基づいてデジタル値の遅延調整信号及び振幅調整信号を
生成するCPU520と、CPU520が出力したデジ
タル値の遅延調整信号をアナログ値の遅延調整信号Vτ
に変換するD/Aコンバータ530と、CPU520が
出力したデジタル値の振幅調整信号をアナログ値の振幅
調整信号Vρに変換するD/Aコンバータ540とを有
している。
力された3つの周波数f1 、f2 、f3 の成分のレベル
信号V1 、V2 、V3 をデジタル値に変換するA/Dコ
ンバータ510と、A/Dコンバータ510の出力値に
基づいてデジタル値の遅延調整信号及び振幅調整信号を
生成するCPU520と、CPU520が出力したデジ
タル値の遅延調整信号をアナログ値の遅延調整信号Vτ
に変換するD/Aコンバータ530と、CPU520が
出力したデジタル値の振幅調整信号をアナログ値の振幅
調整信号Vρに変換するD/Aコンバータ540とを有
している。
【0022】図2は図1に示す等化部200の構成を示
すブロック図である。図において、210は入力端子か
ら入力された受信信号から帰還信号を減算する減算器、
220は減算器210から出力された信号を制御部50
0から出力された遅延調整信号Vτで指定された遅延量
τだけ遅延させる遅延器(第1の遅延器)、230は遅
延器220から出力された信号を制御部500から出力
された振幅調整信号Vρで指定された値ρを増幅度とし
て増幅する振幅調整器(第1の振幅調整器)、240は
振幅調整器230の出力をN系統(N=n+1、Nは自
然数)に分配するN分配器(分配器)、250−i(i
=0、1、...、n)はN分配器240からn+1系
統に分配された信号を遅延量2iτ(i=0、
1、...、n)だけ遅延させる遅延器(第2の遅延
器)、260−i(i=0、1、...、n)は遅延器
250−i(i=0、1、...、n)から出力された
信号を振幅調整信号Vρで指示された値ρの2i(i=
0、1、...、n)乗、すなわちρ2iの増幅度で増幅
する振幅調整器(第2の振幅調整器)、270は振幅調
整器260−i(i=0、1、...、n)の出力信号
を合成する合成器、280は等化部の出力端子をそれぞ
れ示している。
すブロック図である。図において、210は入力端子か
ら入力された受信信号から帰還信号を減算する減算器、
220は減算器210から出力された信号を制御部50
0から出力された遅延調整信号Vτで指定された遅延量
τだけ遅延させる遅延器(第1の遅延器)、230は遅
延器220から出力された信号を制御部500から出力
された振幅調整信号Vρで指定された値ρを増幅度とし
て増幅する振幅調整器(第1の振幅調整器)、240は
振幅調整器230の出力をN系統(N=n+1、Nは自
然数)に分配するN分配器(分配器)、250−i(i
=0、1、...、n)はN分配器240からn+1系
統に分配された信号を遅延量2iτ(i=0、
1、...、n)だけ遅延させる遅延器(第2の遅延
器)、260−i(i=0、1、...、n)は遅延器
250−i(i=0、1、...、n)から出力された
信号を振幅調整信号Vρで指示された値ρの2i(i=
0、1、...、n)乗、すなわちρ2iの増幅度で増幅
する振幅調整器(第2の振幅調整器)、270は振幅調
整器260−i(i=0、1、...、n)の出力信号
を合成する合成器、280は等化部の出力端子をそれぞ
れ示している。
【0023】次に動作について説明する。まず、動作原
理の概略を説明する。等化部200の出力信号が直接波
と等しくなれば、等化が達成できたと考える。直接波及
び合成波は、既述の(式1)及び(式3)で表現される
ので、等化部200の伝達関数をH(ω)とすると、
理の概略を説明する。等化部200の出力信号が直接波
と等しくなれば、等化が達成できたと考える。直接波及
び合成波は、既述の(式1)及び(式3)で表現される
ので、等化部200の伝達関数をH(ω)とすると、
【数5】 となる。
【0024】したがって、
【数6】 である。(式7)を展開すると、
【数7】 を得る。合成波を入力した場合の回路応答は、
【数8】 ここで、
【数9】
【0025】また(式9)は第n項まででとどめてい
る。(式10)の第1項及び第2項の一部は、合成波で
ある受信信号そのものを表しているので(式10)は図
2に示した減算器210、遅延器220及び振幅調整器
230で実現できる。さらに(式9)の第1項は減算器
210、遅延器220、振幅調整器230及び第1系統
(遅延器250−0、振幅調整器260−0からなる系
統)で実現できる。同様に第k項(k=2、...、n
+1)は減算器210、遅延器220、振幅調整器23
0及び第k系統(k=2、...、n+1)で実現でき
る。したがって、第1系統から第(n+1)系統の出力
値の総和は、(式9)の結果すなわち(式6)の右辺を
表していることになり、合成器270の出力信号は直接
波が再生されたものになる。
る。(式10)の第1項及び第2項の一部は、合成波で
ある受信信号そのものを表しているので(式10)は図
2に示した減算器210、遅延器220及び振幅調整器
230で実現できる。さらに(式9)の第1項は減算器
210、遅延器220、振幅調整器230及び第1系統
(遅延器250−0、振幅調整器260−0からなる系
統)で実現できる。同様に第k項(k=2、...、n
+1)は減算器210、遅延器220、振幅調整器23
0及び第k系統(k=2、...、n+1)で実現でき
る。したがって、第1系統から第(n+1)系統の出力
値の総和は、(式9)の結果すなわち(式6)の右辺を
表していることになり、合成器270の出力信号は直接
波が再生されたものになる。
【0026】制御部500が等化部200に与える遅延
調整量及び振幅調整量が(式9)及び(式10)に現れ
るτ及ρに一致すれば、遅延特性と振幅特性とが共に等
化されていることになる。次に制御部500の動作につ
いて説明する。
調整量及び振幅調整量が(式9)及び(式10)に現れ
るτ及ρに一致すれば、遅延特性と振幅特性とが共に等
化されていることになる。次に制御部500の動作につ
いて説明する。
【0027】図3はデジタル値の遅延調整信号Vτを算
出するためのCPU520が行う動作を示すフローチャ
ートである。検波器400から伝送帯域の中心周波数f
2 、下部周波数f1 及び上部周波数f3 における検波信
号であるレベル信号V1 、V2 、V3 が出力されてい
る。これらの値はA/Dコンバータ510でデジタル値
に変換されてCPU520に入力される(ステップST
1)。CPU520はデジタル値に変換されたレベル信
号V1 、V2 、V3 から(V1 −V2 )−(V3−V
2 )の演算を行ってこの値をVとする(ステップST
2)。そして、この演算結果に所定の値Aを乗じたもの
を遅延調整信号Vτとして、D/Aコンバータ530に
出力する(ステップST3)。D/Aコンバータ530
は遅延調整信号Vτをアナログ値にして等化部200に
与える。遅延調整信号Vτがアナログ変換されたものは
等化部200に与える遅延量を示している。なお、ステ
ップST3で用いた値Aは、実験等により最適の値が決
定される。
出するためのCPU520が行う動作を示すフローチャ
ートである。検波器400から伝送帯域の中心周波数f
2 、下部周波数f1 及び上部周波数f3 における検波信
号であるレベル信号V1 、V2 、V3 が出力されてい
る。これらの値はA/Dコンバータ510でデジタル値
に変換されてCPU520に入力される(ステップST
1)。CPU520はデジタル値に変換されたレベル信
号V1 、V2 、V3 から(V1 −V2 )−(V3−V
2 )の演算を行ってこの値をVとする(ステップST
2)。そして、この演算結果に所定の値Aを乗じたもの
を遅延調整信号Vτとして、D/Aコンバータ530に
出力する(ステップST3)。D/Aコンバータ530
は遅延調整信号Vτをアナログ値にして等化部200に
与える。遅延調整信号Vτがアナログ変換されたものは
等化部200に与える遅延量を示している。なお、ステ
ップST3で用いた値Aは、実験等により最適の値が決
定される。
【0028】次に、振幅調整信号を作成する動作につい
て説明する。図4はデジタル値の振幅調整信号Vρを算
出するためのCPU520が行う動作を示すフローチャ
ートである。まずCPU520は振幅調整信号Vρとし
て初期値Vρ0 を出力し(ステップST11)、レベル
信号V1 、V2 、V3 を入力する(ステップST1
2)。そして(V1 −V2 )+(V3 −V2 )の演算を
行い、結果をV(0)とする(ステップST13)。次
に振幅調整信号Vρを所定の小さい値の△Vρだけ増加
させて出力する(ステップST14)。するとレベル信
号V1 、V2 、V3 は△Vρの変化に応じて変化する。
そして新たなレベル信号V1 、V2 、V3 を入力する
(ステップST15)。次に(V1 −V2 )+(V3 −
V2 )の演算を行い、結果をV(1)とする(ステップ
ST16)。先に求めたV(0)とステップST16で
求めたV(1)との差をとって△vとする(ステップS
T17)。△v=0となれば、振幅調整信号Vρは変化
させず(ステップST18)、△v>0ならば(ステッ
プST19)、振幅調整信号Vρを△Vρだけ減少させ
る(ステップST20)。また△v<0ならば△Vρだ
け増加させる(ステップST21)。そして、V(1)
の値をV(0)として(ステップST22)、ステップ
ST15の処理へ戻る。
て説明する。図4はデジタル値の振幅調整信号Vρを算
出するためのCPU520が行う動作を示すフローチャ
ートである。まずCPU520は振幅調整信号Vρとし
て初期値Vρ0 を出力し(ステップST11)、レベル
信号V1 、V2 、V3 を入力する(ステップST1
2)。そして(V1 −V2 )+(V3 −V2 )の演算を
行い、結果をV(0)とする(ステップST13)。次
に振幅調整信号Vρを所定の小さい値の△Vρだけ増加
させて出力する(ステップST14)。するとレベル信
号V1 、V2 、V3 は△Vρの変化に応じて変化する。
そして新たなレベル信号V1 、V2 、V3 を入力する
(ステップST15)。次に(V1 −V2 )+(V3 −
V2 )の演算を行い、結果をV(1)とする(ステップ
ST16)。先に求めたV(0)とステップST16で
求めたV(1)との差をとって△vとする(ステップS
T17)。△v=0となれば、振幅調整信号Vρは変化
させず(ステップST18)、△v>0ならば(ステッ
プST19)、振幅調整信号Vρを△Vρだけ減少させ
る(ステップST20)。また△v<0ならば△Vρだ
け増加させる(ステップST21)。そして、V(1)
の値をV(0)として(ステップST22)、ステップ
ST15の処理へ戻る。
【0029】以上のようにしてCPU520から出力さ
れた振幅調整信号VρはD/Aコンバータ540によっ
てアナログ値に変換された後、等化部200に与えられ
る。そして、△v=0となる場合が最終的な振幅調整信
号Vρの値となる。なお、初期値Vρ0 及び振幅調整信
号Vρを設定するための△Vρの値は実験等で決定され
る。以上の説明において検出部400は3つの周波数の
信号を入力する構成としたが、入力する周波数成分はこ
れより多数であってもよい。
れた振幅調整信号VρはD/Aコンバータ540によっ
てアナログ値に変換された後、等化部200に与えられ
る。そして、△v=0となる場合が最終的な振幅調整信
号Vρの値となる。なお、初期値Vρ0 及び振幅調整信
号Vρを設定するための△Vρの値は実験等で決定され
る。以上の説明において検出部400は3つの周波数の
信号を入力する構成としたが、入力する周波数成分はこ
れより多数であってもよい。
【0030】なお、図2に示す等化部200において遅
延器220と振幅調整器230は順序が逆であってもよ
い。すなわち、減算器210の後段に振幅調整器230
を設け、振幅調整器230の後段に遅延器220を設け
るようにしてもよい。
延器220と振幅調整器230は順序が逆であってもよ
い。すなわち、減算器210の後段に振幅調整器230
を設け、振幅調整器230の後段に遅延器220を設け
るようにしてもよい。
【0031】さらに、遅延器250−i(i=0、
1、...、n)と振幅調整器260−i(i=0、
1、...、n)の順序は逆であってもよい。すなわ
ち、N分配器240によってN系統に分配された信号を
振幅調整器260−i(i=0、1、...、n)によ
って増幅し、振幅調整器260−i(i=0、
1、...、n)の後段に遅延器250−i(i=0、
1、...、n)を設けても良い。
1、...、n)と振幅調整器260−i(i=0、
1、...、n)の順序は逆であってもよい。すなわ
ち、N分配器240によってN系統に分配された信号を
振幅調整器260−i(i=0、1、...、n)によ
って増幅し、振幅調整器260−i(i=0、
1、...、n)の後段に遅延器250−i(i=0、
1、...、n)を設けても良い。
【0032】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2のフェージング等化装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、図1に示すものと同一の部分には同一符号
を付し重複する説明は省略する。図において、700は
等化部200からの出力信号を復調する復調部(検出
部)、800は復調部700で復調された信号の符号誤
り率を出力する符号誤り率監視部(検出部)、500a
は符号誤り率監視部800から出力される符号誤り率に
基づいて遅延調整信号Vτおよび振幅調整信号Vρを等
化部200に出力する制御部をそれぞれ示している。
態2のフェージング等化装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、図1に示すものと同一の部分には同一符号
を付し重複する説明は省略する。図において、700は
等化部200からの出力信号を復調する復調部(検出
部)、800は復調部700で復調された信号の符号誤
り率を出力する符号誤り率監視部(検出部)、500a
は符号誤り率監視部800から出力される符号誤り率に
基づいて遅延調整信号Vτおよび振幅調整信号Vρを等
化部200に出力する制御部をそれぞれ示している。
【0033】また、制御部500aは符号誤り率監視部
800から出力された符号誤り率を入力するI/Oイン
ターフェイス550と、入力された符号誤り率からデジ
タル値の遅延調整信号Vτおよび振幅調整信号Vρを生
成するCPU520aと、CPU520aから出力され
たデジタル値の遅延調整信号Vτをアナログ値に変換す
るD/Aコンバータ530aと、CPU520aから出
力されたデジタル値の振幅調整信号Vρをアナログ値に
変換するD/Aコンバータ540aとを有している。
800から出力された符号誤り率を入力するI/Oイン
ターフェイス550と、入力された符号誤り率からデジ
タル値の遅延調整信号Vτおよび振幅調整信号Vρを生
成するCPU520aと、CPU520aから出力され
たデジタル値の遅延調整信号Vτをアナログ値に変換す
るD/Aコンバータ530aと、CPU520aから出
力されたデジタル値の振幅調整信号Vρをアナログ値に
変換するD/Aコンバータ540aとを有している。
【0034】すなわち、実施の形態1では等化部200
の出力側に帯域通過フィルタ300と検波器400とを
設けたが、この実施の形態2では、これらに替えて復調
部700で復調したデジタル信号の誤り率を監視する符
号誤り率監視部800を設けている。
の出力側に帯域通過フィルタ300と検波器400とを
設けたが、この実施の形態2では、これらに替えて復調
部700で復調したデジタル信号の誤り率を監視する符
号誤り率監視部800を設けている。
【0035】次に動作について説明する。CPU520
aは入力した誤り率に応じて適当に遅延調整信号と振幅
調整信号を増加あるいは減少させて等化部200に与え
る。そして再度、符号誤り率監視部800から符号誤り
率を入力して誤り率が低下するように遅延調整信号Vτ
と振幅調整信号Vρとを変化させて等化部200へ供給
する。
aは入力した誤り率に応じて適当に遅延調整信号と振幅
調整信号を増加あるいは減少させて等化部200に与え
る。そして再度、符号誤り率監視部800から符号誤り
率を入力して誤り率が低下するように遅延調整信号Vτ
と振幅調整信号Vρとを変化させて等化部200へ供給
する。
【0036】また、上記実施の形態1および実施の形態
2では、等化部200の出力信号をもとにこの出力信号
の特定の周波数成分を検波して作成したレベル信号V
1 、V2 、V3 や出力信号を復調の際の誤り率に基づい
て遅延調整信号Vτ及び振幅調整信号Vρを等化部20
0に出力するものについて説明したが、遅延調整信号V
τ及び振幅調整信号Vρを出力できるものであれば他の
構成であってもよい。
2では、等化部200の出力信号をもとにこの出力信号
の特定の周波数成分を検波して作成したレベル信号V
1 、V2 、V3 や出力信号を復調の際の誤り率に基づい
て遅延調整信号Vτ及び振幅調整信号Vρを等化部20
0に出力するものについて説明したが、遅延調整信号V
τ及び振幅調整信号Vρを出力できるものであれば他の
構成であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、等化部を減算器、第1の遅延器、第1の振幅調整
器、分配器、第2の遅延器、第2の振幅調整器および合
成器によって構成し、制御部を等化部に対して遅延調整
信号、振幅調整信号を出力するように構成したので、非
最小位相推移形フェージングについても遅延特性と振幅
特性とを有効に等化できる効果がある。
れば、等化部を減算器、第1の遅延器、第1の振幅調整
器、分配器、第2の遅延器、第2の振幅調整器および合
成器によって構成し、制御部を等化部に対して遅延調整
信号、振幅調整信号を出力するように構成したので、非
最小位相推移形フェージングについても遅延特性と振幅
特性とを有効に等化できる効果がある。
【0038】請求項2記載の発明によれば、等化部を減
算器、第1の遅延器、第1の振幅調整器、分配器、第2
の遅延器、第2の振幅調整器および合成器によって構成
し、制御部を等化部に対して遅延調整信号、振幅調整信
号を出力するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
算器、第1の遅延器、第1の振幅調整器、分配器、第2
の遅延器、第2の振幅調整器および合成器によって構成
し、制御部を等化部に対して遅延調整信号、振幅調整信
号を出力するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
【0039】請求項3記載の発明によれば、等化部を減
算器、第1の遅延器、第1の振幅調整器、分配器、第2
の遅延器、第2の振幅調整器および合成器によって構成
し、制御部を等化部に対して遅延調整信号、振幅調整信
号を出力するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
算器、第1の遅延器、第1の振幅調整器、分配器、第2
の遅延器、第2の振幅調整器および合成器によって構成
し、制御部を等化部に対して遅延調整信号、振幅調整信
号を出力するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
【0040】請求項4記載の発明によれば、等化部を減
算器、第1の遅延器、第1の振幅調整器、分配器、第2
の遅延器、第2の振幅調整器および合成器によって構成
し、制御部を等化部に対して遅延調整信号、振幅調整信
号を出力するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
算器、第1の遅延器、第1の振幅調整器、分配器、第2
の遅延器、第2の振幅調整器および合成器によって構成
し、制御部を等化部に対して遅延調整信号、振幅調整信
号を出力するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
【0041】請求項5記載の発明によれば、検出部が等
化部から出力された信号の複数の周波数のレベル信号を
出力し、制御部は複数の周波数のレベル信号に基づいて
遅延調整信号および振幅調整信号を生成するように構成
したので、非最小位相推移形フェージングについても遅
延特性と振幅特性とを有効に等化できる効果がある。
化部から出力された信号の複数の周波数のレベル信号を
出力し、制御部は複数の周波数のレベル信号に基づいて
遅延調整信号および振幅調整信号を生成するように構成
したので、非最小位相推移形フェージングについても遅
延特性と振幅特性とを有効に等化できる効果がある。
【0042】請求項6記載の発明によれば、制御部が振
幅調整信号の値をわずかに変化させたのちに検出部から
出力された複数の周波数のレベル信号の変化に基づいて
再び振幅調整信号の値を変化させるように構成したの
で、非最小位相推移形フェージングについても遅延特性
と振幅特性とを有効に等化できる効果がある。
幅調整信号の値をわずかに変化させたのちに検出部から
出力された複数の周波数のレベル信号の変化に基づいて
再び振幅調整信号の値を変化させるように構成したの
で、非最小位相推移形フェージングについても遅延特性
と振幅特性とを有効に等化できる効果がある。
【0043】請求項7記載の発明によれば、検出部が等
化部から出力された信号の符号誤り率を出力し、制御部
は符号誤り率に基づいて遅延調整信号および振幅調整信
号を生成するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
化部から出力された信号の符号誤り率を出力し、制御部
は符号誤り率に基づいて遅延調整信号および振幅調整信
号を生成するように構成したので、非最小位相推移形フ
ェージングについても遅延特性と振幅特性とを有効に等
化できる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1のフェージング等化
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す等化部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1のCPUが行うデジ
タル値の遅延調整信号を算出する動作を示すフローチャ
ートである。
タル値の遅延調整信号を算出する動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】 この発明の実施の形態1のCPUが行うデジ
タル値の振幅調整信号を算出する動作を示すフローチャ
ートである。
タル値の振幅調整信号を算出する動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】 この発明の実施の形態2のフェージング等化
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 従来の選択性のフェージングを等化するフェ
ージング等化器の構成を示す回路図である。
ージング等化器の構成を示す回路図である。
200 等化部、210 減算器、220 遅延器(第
1の遅延器)、230振幅調整器(第1の振幅調整
器)、240 N分配器(分配器)、250−0,25
0−1,...,250−n 遅延器(第2の遅延
器)、260−0,260−1,...,260−n
振幅調整器(第2の振幅調整器)、270 合成器、3
00 帯域通過フィルタ(検出部)、400 検波器
(検出部)、700 復調部(検出部)、800 符号
誤り率監視部(検出部)、Vτ 遅延調整信号、Vρ
振幅調整信号、f1 、f2 、f3 周波数、V1 、V
2 、V3 レベル信号。
1の遅延器)、230振幅調整器(第1の振幅調整
器)、240 N分配器(分配器)、250−0,25
0−1,...,250−n 遅延器(第2の遅延
器)、260−0,260−1,...,260−n
振幅調整器(第2の振幅調整器)、270 合成器、3
00 帯域通過フィルタ(検出部)、400 検波器
(検出部)、700 復調部(検出部)、800 符号
誤り率監視部(検出部)、Vτ 遅延調整信号、Vρ
振幅調整信号、f1 、f2 、f3 周波数、V1 、V
2 、V3 レベル信号。
Claims (7)
- 【請求項1】 入力信号の周波数特性の歪みを等化する
等化部と、前記等化部から出力された信号の歪みに応じ
た検出信号を出力する検出部と、前記検出信号に基づい
て前記検出信号が示す歪みが小さくなるように前記等化
部に制御信号を供給する制御部とを有するフェージング
等化装置において、前記制御部は前記検出信号に基づい
て前記入力信号を遅延させるための遅延調整信号と前記
入力信号の振幅を調整するための振幅調整信号とを生成
し、前記等化部は、前記入力信号から帰還信号を減算す
る減算器と、前記減算器から出力された信号を前記遅延
調整信号の値に基づいて遅延させる第1の遅延器と、前
記第1の遅延器から出力された信号を前記振幅調整信号
の値に基づいた増幅度で増幅して出力するとともに前記
減算器に前記帰還信号として供給する第1の振幅調整器
と、前記第1の振幅調整器から出力された信号をN系統
(Nは自然数)に分配させる分配器と、前記分配器から
分配されたN系統の信号をそれぞれ前記遅延調整信号の
値に2i(i=0、1、...、N−1)を掛けた値が
示す遅延量だけ遅延させるN個の第2の遅延器と、前記
N個の第2の遅延器から出力された信号をそれぞれ前記
振幅調整信号の値を2i(i=0、1、...、N−
1)乗した値に基づいた増幅度で増幅して出力するN個
の第2の振幅調整器と、前記N個の第2の振幅調整器の
出力信号を合成する合成器とを具備することを特徴とす
るフェージング等化装置。 - 【請求項2】 入力信号の周波数特性の歪みを等化する
等化部と、前記等化部から出力された信号の歪みに応じ
た検出信号を出力する検出部と、前記検出信号に基づい
て前記検出信号が示す歪みが小さくなるように前記等化
部に制御信号を供給する制御部とを有するフェージング
等化装置において、前記制御部は前記検出信号に基づい
て前記入力信号を遅延させるための遅延調整信号と前記
入力信号の振幅を調整するための振幅調整信号とを生成
し、前記等化部は、前記入力信号から帰還信号を減算す
る減算器と、前記減算器から出力された信号を前記振幅
調整信号の値に基づいた増幅度で増幅する第1の振幅調
整器と、前記第1の振幅調整器から出力された信号を前
記遅延調整信号の値に基づいて遅延させて出力するとと
もに遅延させた信号を前記減算器に前記帰還信号として
供給する第1の遅延器と、前記第1の遅延器から出力さ
れた信号をN系統(Nは自然数)に分配させる分配器
と、前記分配器から分配されたN系統の信号をそれぞれ
前記遅延調整信号の値に2i(i=0、1、...、N
−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延させるN個の第
2の遅延器と、前記N個の第2の遅延器から出力された
信号をそれぞれ前記振幅調整信号の値を2i(i=0、
1、...、N−1)乗した値に基づいた増幅度で増幅
して出力するN個の第2の振幅調整器と、前記N個の第
2の振幅調整器の出力信号を合成する合成器とを具備す
ることを特徴とするフェージング等化装置。 - 【請求項3】 入力信号の周波数特性の歪みを等化する
等化部と、前記等化部から出力された信号の歪みに応じ
た検出信号を出力する検出部と、前記検出信号に基づい
て前記検出信号が示す歪みが小さくなるように前記等化
部に制御信号を供給する制御部とを有するフェージング
等化装置において、前記制御部は前記検出信号に基づい
て前記入力信号を遅延させるための遅延調整信号と前記
入力信号の振幅を調整するための振幅調整信号とを生成
し、前記等化部は、前記入力信号から帰還信号を減算す
る減算器と、前記減算器から出力された信号を前記遅延
調整信号の値に基づいて遅延させる第1の遅延器と、前
記第1の遅延器から出力された信号を前記振幅調整信号
の値に基づいた増幅度で増幅して出力するとともに前記
減算器に前記帰還信号として供給する第1の振幅調整器
と、前記第1の振幅調整器から出力された信号をN系統
(Nは自然数)に分配させる分配器と、前記分配器から
分配されたN系統の信号をそれぞれ前記振幅調整信号の
値を2i(i=0、1、...、N−1)乗した値に基
づいた増幅度で増幅して出力するN個の第2の振幅調整
器と、前記N個の第2の振幅調整器から出力された信号
をそれぞれ前記遅延調整信号の値に2i(i=0、
1、...、N−1)を掛けた値が示す遅延量だけ遅延
させるN個の第2の遅延器と、前記N個の第2の遅延器
の出力信号を合成する合成器とを具備することを特徴と
するフェージング等化装置。 - 【請求項4】 入力信号の周波数特性の歪みを等化する
等化部と、前記等化部から出力された信号の歪みに応じ
た検出信号を出力する検出部と、前記検出信号に基づい
て前記検出信号が示す歪みが小さくなるように前記等化
部に制御信号を供給する制御部とを有するフェージング
等化装置において、前記制御部は前記検出信号に基づい
て前記入力信号を遅延させる遅延調整信号と前記入力信
号の振幅を調整するための振幅調整信号とを生成し、前
記等化部は、前記入力信号から帰還信号を減算する減算
器と、前記減算器から出力された信号を前記振幅調整信
号の値に基づいた増幅度で増幅する第1の振幅調整器
と、前記第1の振幅調整器から出力された信号を前記遅
延調整信号の値に基づいて遅延させて出力するとともに
遅延させた信号を前記減算器に前記帰還信号として供給
する第1の遅延器と、前記第1の遅延器から出力された
信号をN系統(Nは自然数)に分配させる分配器と、前
記分配器から分配されたN系統の信号をそれぞれ前記振
幅調整信号の値を2i(i=0、1、...、N−1)
乗した値に基づいた増幅度で増幅して出力するN個の第
2の振幅調整器と、前記N個の第2の振幅調整器から出
力された信号をそれぞれ前記遅延調整信号の値に2i
(i=0、1、...、N−1)を掛けた値が示す遅延
量だけ遅延させるN個の第2の遅延器と、前記N個の第
2の遅延器の出力信号を合成する合成器とを具備するこ
とを特徴とするフェージング等化装置。 - 【請求項5】 検出部は等化部から出力された信号の複
数の周波数のレベル信号を出力し、制御部は前記複数の
周波数のレベル信号に基づいて遅延調整信号および振幅
調整信号を生成することを特徴とする請求項1から請求
項4のうちのいずれか1項記載のフェージング等化装
置。 - 【請求項6】 制御部は振幅調整信号の値をわずかに変
化させたのちに検出部から出力された複数の周波数のレ
ベル信号の変化に基づいて再び振幅調整信号の値を変化
させることを特徴とする請求項5記載のフェージング等
化装置。 - 【請求項7】 検出部は等化部から出力された信号の符
号誤り率を出力し、制御部は前記符号誤り率に基づいて
遅延調整信号および振幅調整信号を生成することを特徴
とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載
のフェージング等化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16486296A JPH1013316A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | フェージング等化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16486296A JPH1013316A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | フェージング等化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1013316A true JPH1013316A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15801343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16486296A Pending JPH1013316A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | フェージング等化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1013316A (ja) |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16486296A patent/JPH1013316A/ja active Pending
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