JPH10133437A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10133437A
JPH10133437A JP8285007A JP28500796A JPH10133437A JP H10133437 A JPH10133437 A JP H10133437A JP 8285007 A JP8285007 A JP 8285007A JP 28500796 A JP28500796 A JP 28500796A JP H10133437 A JPH10133437 A JP H10133437A
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JP
Japan
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image forming
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forming apparatus
image
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JP8285007A
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Kunio Yamada
邦夫 山田
Atsushi Ogiwara
敦 荻原
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6033Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture
    • H04N1/4078Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture using gradational references, e.g. grey-scale test pattern analysis

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度や湿度等のショートレンジの環境変化に
対しては無調整で制御画質を得ることができ、経時変化
等に対処するロングレンジにわたる制御量のフィードバ
ック制御も簡易に行えるようにする。 【解決手段】 2成分非接触現像方式において現像器6
の現像バイアスAC電圧が所定の値の時には温度、湿度
等の環境変化に拘わらず画像濃度が安定する。同一の現
像バイアスAC電圧の下では現像ロール6aの回転数を
変えると画像濃度が変化する。現像バイアスAC電圧と
現像ローラ回転数とを同時に可変しながらバナーシート
上に基準パターンを生成し、光学センサ10で画像濃度
を測定する。その測定結果から現像バイアスAC電圧の
安定値を求め、さらに所望の画質濃度を実現する現像ロ
ーラの回転数を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置に係わり、特に画質(特に色や濃度)
を高精度でフィードバック制御し、常に一定の画質を得
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
<一般的なフィードバック制御>種々のシステム/装置
において、出力を常に目標値に一致させるために、フィ
ードバック制御が行われている。一般にフィードバック
制御の精度を向上させるために、もっとも検知精度の高
い検知対象を制御量として、常時(または頻繁に)検知
を実施してフィードバックを掛けている。
【0003】例えば、モータでは回転軸に取り付けられ
たエンコーダによって、直接的に正確に回転数を検出
し、常時、誤差補正(PWM制御:パルス幅変調制御な
ど)を行なっている。あるいはまた、恒温槽などでは温
度センサにより常に温度誤差を検出し、高精度で加熱器
/冷却器の補正制御を行なっている。
【0004】このように、多くのシステム/装置では、
その最終的な出力値を直接的に常時検知することが可能
であり、精度の高い検知結果に基づいて、正確なフィー
ドバック制御を実施している。そしてこのような検知/
制御を実行するに当たり、ユーザが不利益を受けること
は無いのが普通である。 <画像形成装置のフィードバック制御>電子写真方式を
用いた画像形成装置でも、常に目標通りの画質を得るこ
とを目的として、フィードバック制御が行われている。
特に高画質な画像形成装置では画質の安定性に対する要
求値も高いため、高精度なフィードバック制御が必要に
なっている。
【0005】これに対して従来は、電子写真の各プロセ
スにおいて、主要なパラメータ(例えば、帯電電位や露
光電位など)をそれぞれ個別の目標値に制御していた
が、間接的な制御(画像は検知していない)であるた
め、必ずしも最終画像が目標通りとはならず、精度の低
い制御方式であった(特開昭63−177176号公
報、特開昭63−177177号公報、特開昭63−1
77178号公報など)。
【0006】そこで、用紙上に定着された最終画像を直
接検知することで検知精度を上げ、結果として制御精度
を向上させる方法が提案されている。
【0007】この方法には大きく分けて二通り有る。第
一の方法は、特開昭62−296669号公報や特開昭
63−185279号公報などのように、画像読み取り
装置を備えたデジタル複写機等において、一旦基準パタ
ーンを出力し、それを人手によって画像読み取り装置に
読み込ませ、出力画像状態を検知する方法である。
【0008】また第二の方法は、特開平4−05586
8号公報や特開平7−168412号公報などのよう
に、画像形成装置の出力部に専用のセンサを設け、出力
した基準パターン(すなわち出力画像の状態)をオンラ
インで検知する方法である。この方法はプリンタなどの
ような画像読み取り装置をもたない装置でも実施できる
というメリットが有る。
【0009】しかしどちら方法も、通常の画像出力の他
に検知用の画像を出力しなければならない。希望する画
像を得ることが目的であるユーザの立場からは、希望し
た画像出力あるいはユーザにとって意味のある情報の出
力以外は、一切不要である。制御のためだけの画像出力
は、用紙の無駄使いであり、しかも検知動作中は生産性
も疎外されてしまう。
【0010】実はこの点が、一般のシステム/装置の制
御と画像形成装置における制御の最大の相違点であり、
画質制御技術固有の難しさとなっている。
【0011】すなわち、一般のシステム/装置では、最
も検知精度の高い最終出力を常時あるいは頻繁に検知で
きるのに対して、画像形成装置では、最終出力である定
着画像の検知頻度はゼロまた極力低いことが強く求めら
れているのである。 <従来の対応策>こうした画像形成装置の制御固有の問
題を解決するため、従来技術では、主として以下の二通
りの方法で対処しようとしてきた。しかし、以下に述べ
るようにどの方法にも大きな問題があり、未だ解決され
ていない。
【0012】第一の対処方法は、最終出力画像の検知を
フィードバック制御のための入力として使うことが事実
上不可能であるため(頻繁に検知用画像を出力すること
は、ユーザに受け入れられないため)、制御は別途設け
られたフィードバック制御系で行ない、そのキャリブレ
ーションのために最終出力画像の検知結果を使うという
ものである(キャリブレーションは画質制御に比べて、
はるかに実施頻度が低いため)。
【0013】フィードバック制御系としては、従来通り
の電子写真プロセスのコントロール(以下、プロコンと
略)、すなわち、電位センサによる電位制御や現像濃度
センサによる現像制御(例えば、現像バイアスやレーザ
パワーの制御など)が用いられている。
【0014】具体的には、主としてマニュアル操作によ
り基準パターンを作成/検知して、同時に検知した電位
センサ出力値や現像濃度センサ出力値との比較を行な
い、各センサのキャリブレーションを行なったり、ある
いは画像信号処理部の補正(特にトーンリプロダクショ
ンカーブの補正用ルックアップテーブルの書換え)など
を行なっている。
【0015】したがって、最終画像検知の頻度に関係な
く制御可能ではあるが、出力画像の制御自体は従来通り
のプロコンによるものであり、本来の狙いとは異なる技
術となっている。また、制御性能はキャリブレーション
により長期的な制御誤差が改善されはするものの、それ
以外には従来技術以上の改善効果は得られない。
【0016】その一方で、プロコン系とキャリブレーシ
ョン系という二系統の技術が必要(それぞれに専用のセ
ンサが必要)になり、コストが増大している。
【0017】第二の対処方法としては、検知用の基準パ
ターン作成を、ユーザに必要な情報を提供しているメッ
セージシート(通常の画像出力とは別に、プリント条件
やエラー情報などを提供するバナーシートなど)を流用
して行なう方法が考えられる)。
【0018】しかし、通常メッセージシートの出力は不
定期であり、しかも一回の出力につき一枚のみである。
したがって、この方法が有効なのは、基準パターン検知
が必要となる頻度が極めて低く(メッセージシートの出
力頻度と同程度で足りる)、しかも一枚のシート上で必
要なパターンがすべて作成/検知できる場合に限られ
る。
【0019】ところが従来の制御は、検知した誤差をゼ
ロ(0)に補正するだけの機能しか備えていなかったた
め(例えば、濃度が薄ければ、目標濃度との差分だけ、
濃くなるように補正する)、周囲環境の温度や湿度のよ
うに短時間の内に変化する外乱があると、補正した設定
値が短時間の内に不適当になってしまった。
【0020】また、特にカラー画像の場合には、例えば
YMCK4色の基準パターンが必要である。これに対し
て従来は、基準パターン測定手段として1個のカラーセ
ンサを用いる方式がほとんどである。そのため、全ての
色の基準パターンを一枚のシート上に(一列に)配置す
るため、1色毎に作成/検知できる基準パターンの数は
減少してしまい(YMCK各単色の場合、各色毎の基準
パターンの数は単色の場合の1/4)、その検知結果に
基づいて行われる制御演算の精度を低いものにしてい
る。
【0021】すなわち、せっかく最終画像を用いて検知
精度を高めていながら、出力画像は不安定なものになっ
ていた。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上述したような画像形成装置の制御技術固
有の問題点を解決し、ユーザに不利益が生じること無し
に、最終出力画像を検知して、高い精度で常に一定に制
御/維持できる技術を提供することにある。
【0023】より具体的には、性質の異なる複数の操作
量をそれぞれ最適に制御することによって、上記課題を
解決しようとするものであり、特に複数の操作量に対し
て、高精度なフィードバック制御を行なうのに必要十分
な基準パターンの作成/検知を、一枚の最終出力画像の
中ですべて完了し、しかも、出力画像品質の安定化を高
めるような操作量設定値を決定でき、これをもって、不
定期に低頻度で出力されるメッセージシートのみを基準
パターン作成用シートとして用いるだけで、画像出力を
常に高精度で一定に維持できる検知/制御手段を提供し
ようとするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
目的を達成するために、画像品質に関する制御量が目標
値になるように、複数の電子写真パラメータを操作量と
してフィードバック制御を行い、かつ所定の第1の電子
写真パラメータの所定の安定領域において上記制御量が
所定の環境変動に対して安定し、さらに所定の第2の電
子写真パラメータが上記第1の電子写真パラメータの上
記安定領域における上記制御量を変化させる電子写真方
式の画像形成装置に、上記制御量の目標値を設定する手
段と、上記操作量の設定値を可変する手段と、上記第1
の電子写真パラメータを上記安定領域を含む範囲にわた
って変化させ、かつ上記第2の電子写真パラメータを、
少なくとも、上記安定領域における上記制御量を上記目
標値にする上記第2の電子写真パラメータの値を含む範
囲で、上記第1の電子写真パラメータの変化と協調させ
て変化させながら、基準パターンを作成する手段と、上
記基準パターンに関して上記制御量を測定する基準パタ
ーン測定手段と、上記基準パターン測定手段の測定結果
に基づいて、上記第1の電子写真パラメータの安定領域
における値を決定し、さらに上記決定された値における
上記制御量を上記目標値に対応させる上記第2のパラメ
ータの値を決定する手段とを設けるようにしている。
【0025】この構成においては、操作量は、主として
出力画像の安定化に寄与する第1の電子写真パラメータ
(パラメータA)と、主として制御量の絶対値を調整す
るパ電子写真パラメータ(パラメータB)の二種類を含
むように構成され、基準パターンは、上記パラメータA
を、例えば直線的(連続的または離散的)に変え、同時
に上記パラメータBを二点以上の設定値に変えながら作
成/出力され、この基準パターンは基準パターン測定手
段により測定され、基準パターン測定手段による測定値
およびその変化率と各操作量設定値の対応関係に基づい
て、各操作量をフィードバック制御している。
【0026】ここで、一般にゼログラフィでは、種々の
物理量変化に対する出力画像の変化は非線形であること
が多く、それぞれの物理量変化の影響が大きな出力変動
となって現れる領域と、小さな領域とがある。また、ほ
とんど影響を受けない不感帯が存在することもある。あ
るいは、このような不感帯が構成されるように意図的に
設計している画像形成装置もある。
【0027】したがって、そのような物理量に関わる電
子写真パラメータ(上記パラメータA)を変動の影響が
もっとも少ない領域に設定することにより、画像形成装
置の出力安定性は向上する。
【0028】このような安定な状態では、例えば温湿度
環境などが変化したような場合でも、出力画像変動は最
小になる。特に不感帯が存在し、十分に機能している場
合には、ほとんど影響を受けない。
【0029】しかし、通常こうした非線形な特性(ここ
では特に、パラメータAの最適値)は常に一定ではな
く、画像形成装置の経時劣化などに伴って次第に変化し
てしまう。
【0030】以上のことから、パラメータAを(その時
点での)最適値に設定した上で、画質の絶対値(例え
ば、濃度の値など)をパラメータBによって目標値に調
整すれば、外部環境条件などが短時間の内に変化しても
出力画像は所定の状態で安定に保たれるので、頻繁に基
準パターンを作成/検知してフィードバック補正する必
要がなくなる。
【0031】その一方で、画像形成装置自体の経時劣化
によるパラメータA(パラメータBも同様)の最適値変
化に対しては、実質的に経時劣化の影響が現れてくるよ
りも前に(例えば、前回の検知/補正から一日以内ある
いは1000プリント以内などに)、検知/補正を繰り
返し実施すれば解決できる。
【0032】以上の構成によれば、パラメータAを変化
させたときの基準パターンの変動量を検出し、変化率が
もっとも小さくなる値または領域の中央などにパラメー
タAを設定できるため、画像形成装置の出力安定性を常
に最大にするという作用がある。
【0033】また、パラメータAの任意の設定値におけ
るパラメータBと基準パターンの対応関係(画質絶対値
の補正ルール)を捉えられるため、パラメータBを調整
して、画質の絶対値を目標値と一致させる作用が得られ
る。
【0034】さらに、一回のフィードバック補正でパラ
メータAおよびBがそれぞれ最適に設定できることか
ら、フィードバック補正の後、出力画質の安定性はもっ
とも高い状態で長期間(経時劣化の影響が現れてくるま
で)維持されるため、基準パターンの作成/検知頻度を
大幅に低減できるという作用がある。
【0035】また、この構成においては、上記基準パタ
ーンを作成する際、N(正の整数)種類の第2の電子写
真パラメータの各設定値の組み合わせは、少なくとも
(N+1)通りとし、各設定値の組み合わせによる行列
(N+1,N)に対して、成分がすべて等しい(N+
1)項列ベクトルを組み合わせた行列(N+1,N+
1)が、正則となる組み合わせを含むようにしてもよ
い。
【0036】これにより、一回の基準パターン作成/検
知により、同時に一括して、N個の各パラメータの最適
設定値を求めることができる。すなわち、N個のパラメ
ータBのそれぞれを変更したときの出力画像の変化分、
すなわち各パラメータBの制御ルールを、(N+1)個
のN元一次連立方程式の各係数として捉えときに、N個
の各パラメータの解が解析的に求まる。
【0037】また、本発明においては、上記基準パター
ンが書き込まれる記録媒体は、ユーザに情報を伝えるた
めに通常の画像出力とは別に出力されるシートのみを用
いるようにしてもよい。この場合、基準パターンが書き
込まれる記録媒体は、例えばユーザに対して画像形成装
置の状態やエラー情報等々のメッセージを伝えるバナー
シートのみであるため、基準パターンを作成するためだ
けの専用のシートは、一切必要としない。
【0038】また本発明においては、画像形成装置本体
をカラー画像形成装置とする場合には、上記基準パター
ンは、各色毎にメッセージシート上の異なる位置に一列
に配置され、上記基準パターン測定手段は、各色毎に用
意され、上記基準パターン上の各色の配列位置に一致し
て設置されるようにしてもよい。
【0039】ここで、通常用いられる基準パターンは、
1〜数センチ角程度のパッチ画像であり、画像出力の際
に基準パターン測定手段を通過するように、用紙搬送方
向に一列に並べられている。
【0040】そのため、有限な長さのメッセージシート
一枚中に一列に並べられるパッチ数は限られてしまう。
例えば、A3長手方向(420mm)に20mm角程度
のパッチを並べた場合、21個が限界であり、これをY
MCK4色に割り振ると、一色当たり5種類程度のパッ
チしか作成できない。すなわち補正制御のためには、5
データしか使えない。
【0041】これに対して、上述のように構成すれば、
3倍(YMC)または4倍(YMCK)のデータを採取
でき、1枚のメッセージシートのみであっても、大量の
データに基づいて精度の高い制御演算を行なえるという
作用がある。
【0042】また、本発明においては、上記第1の電子
写真パラメータの上記安定領域において、画像形成装置
本体内で生じる複数の物理変動が、上記制御量の変化に
対しては互いに打ち消し合うように作用するようにして
もよい。これにより、個々の物理的変動の影響をすべて
無くさなくても、出力画像を安定化することが可能にな
る。この場合、現像工程を二成分非接触現像方式とする
ことができる。
【0043】また、本発明においては、上記第1の電子
写真パラメータの上記安定領域において、画像形成装置
本体内で生じる物理変動を吸収するように構成された機
構の変動吸収機能が、最大化または最適化されるように
してもよい。このため、出力画像が最も高精度に、また
は長期間に渡って安定化できる。また、変動吸収機構の
設定によって他の画像品質に二次障害が出るような場合
には、二次障害を解消または最小にする。
【0044】また、本発明においては、さらに他の電子
写真パラメータに対して、該パラメータ自身が変動した
際の上記制御量の変動が最小となるように、該パラメー
タを設定するようにしてもよい。このようにすると、個
々のパラメータ自身が変動(例えば、電源電圧の変動や
負荷の変動などによる)した場合でも、出力画像は一定
に保たれるという作用がある。この場合、現像工程を、
トナー供給制限による飽和領域を用いた現像方式とする
ことができる。
【0045】
【発明の実施の態様】
[実施例1]本発明を適用した電子写真方式の画像形成
装置の、第1の実施例について説明する。
【0046】この実施例では、二成分非接触現像方式を
用いており、制御量は、定着工程後の用紙上のソリッド
画像濃度とし、主として安定化に寄与するパラメータA
としては、現像器の現像バイアスのAC(p−p)電圧
値、ソリッド画像濃度の絶対値を調整するパラメータB
としては、現像器の現像ロール回転速度を用いている。
【0047】また、この実施例は、特に請求項5で述べ
ているように、画像形成装置内で生じる複数の物理的な
変動が、出力画像変化については互いに打ち消し合うよ
うに構成され、制御される実施例を示している。
【0048】(1)画像形成装置の構成 この実施例の画像形成装置の画像出力部IOT(イメー
ジアウトプットターミナル)の概要を図1に示す。な
お、図1では、画像読み取り部や画像処理部は省略して
いる。すなわち、電子写真方式による画像出力部IOT
のみを示している。
【0049】図1を用いて画像形成手順を説明する。
【0050】画像読み取り部(図示せず)で原稿を読み
取ったり、あるいは外部のコンピュータ(図示せず)な
どで作成されたりして得られた原画像信号に、画像処理
部(図示せず)で適切な処理を行う。これにより得られ
る入力画像信号は、レーザ出力部1に入力され、レーザ
光線Rを変調する。このようにして、入力画像信号によ
って変調されたレーザ光線Rが、感光体2上にラスター
照射される。
【0051】一方、感光体2はスコロトロン帯電器3に
よって一様に帯電され、レーザ光線Rが照射されると、
その表面には入力画像信号に対応した静電潜像が形成さ
れる。次いで、現像器6により上記静電潜像が非接触現
像される。一方、用紙トレイ9からの記録媒体Pの供給
に伴い、転写装置7によって現像トナーが記録媒体P上
に転写され、定着装置8によって定着される。その後、
感光体2はクリーナー11によりクリーニングされ、除
電装置12で残留電荷が除電され一回の画像形成動作が
終了する。
【0052】本実施例で特徴的な2成分非接触現像方式
は、例えば、特開昭59−91453号公報、特開昭6
0−126668号公報、特公平3−2304号公報な
どで開示される、感光体上の静電潜像を現像器の現像ス
リーブ上の現像剤層が非接触で現像を行なう現像方式で
ある。
【0053】2成分非接触現像方式では、出力画像濃度
と密接な関係がある現像量は、現像バイアスAC電圧
と、トナー帯電量に依存する。現像バイアスAC電圧
は、トナーキャリア間の付着力に依存し、トナーキャリ
ア間の付着力は、湿度に依存して、高湿度になるほど高
くなる。従って、トナー帯電量が同一の場合、現像量は
図2に示すように高温高湿から低温低湿になるに従って
増加する。図2から分かるように環境間の現像量の比は
現像バイアスAC電圧の値により異なる。一方トナー帯
電量は、摩擦帯電のため、高温高湿なほど低下し、低温
低湿になるほど増加する。逆に、現像量は低温低湿にな
るほど低下し、高温高湿なほど増加する。このため、環
境変動によるトナー帯電量の変動に対し、その影響を相
殺するような、現像バイアスAC電圧を印加することに
より、環境変動による現像量の変動を抑制することが可
能となる。
【0054】さらに、現像剤の経時的な劣化により、ト
ナーキャリア間の付着力と、トナー帯電量はさらに変動
する。この変動は一律に起こるものではなく、従って、
環境変動に対し、現像量(=出力画像濃度)を一定とす
る、現像バイアスAC電圧を最適値に制御する必要が有
る。
【0055】(2)基準パターン作成機構およびそのモ
ニタ機構 この実施例におけるバナーシート上の画質制御用の基準
パターン作成およびそのモニタ機構について説明する。
本実施例に用いるバナーシートには、プリントアウトし
た書類の名称やフォント情報等のメッセージの表示と共
に出力画像濃度をモニタするための基準パターンが形成
されている。本実施例においては、バナーシートの出力
は、バナーシート本来の使用目的であるプリントアウト
時の情報を伝える時に加え、装置の電源投入時やユーザ
ーの希望による装置のセットアップを行う場合にも出力
するようにしている。
【0056】基準パターンは、図3に示すように、ソリ
ッド(=網点カバレッジ100%)濃度パターンを採用
している。そして、濃度パターンは、図3に示すよう
に、いずれも1cm角程度の大きさに設定され、後述す
るように各操作量設定値を切り換えながら繰り返し作成
される。
【0057】また、光学センサ10は、図4に示すよう
に、バナーシートの表面に光を照射するLED照射部1
0aと、バナーシート表面からの拡散光を受光する受光
素子10bとから構成されている。
【0058】(3)制御部の構成 次に、図5は、現像器の現像ロール回転速度および現像
バイアスAC電圧を制御する制御部20の構成を示すブ
ロック図である。
【0059】図において、21は制御量目標値メモリで
あり、ソリッド基準パターンの目標濃度に対応した光学
センサ10の出力換算値(この実施例の場合は「0」〜
「255」の間の値)を格納している。
【0060】一方、光学センサ10の読み取り値と、温
度湿度センサ18による画像形成装置内部の温度湿度情
報と、操作量メモリ22内の操作量設定値は操作量補正
演算器24に入力され、この演算器内で、後述するよう
に操作量の補正演算が行われる。
【0061】操作量としては、この実施例の場合は、環
境変動に対する安定領域確保のために、現像器の現像バ
イアスのAC電圧のピーク・ツウ・ピーク設定値(0〜
255、以下VBpp設定値と略称する)、絶対値の調
整のための現像器の現像ロール回転速度設定値(0〜2
55、以下DR設定値と略称する)である。
【0062】また、バナーシート作成時および、通常の
画像出力時のVBpp設定値、DR設定値は、各々操作
量メモリ22に記憶されており、操作量補正演算器24
の出力信号に対応した値が適宜読み出されるようになっ
ている。そして、操作量メモリ22から読み出されたV
Bpp設定値は現像バイアス電源17に供給され、これ
により、現像バイアス電源17はVBpp設定値に応じ
たAC電圧を現像器に印加する。また、操作量メモリ2
2から読み出されたDR設定値は、モータコントローラ
19に供給され、これにより、モータコントローラ19
はDR設定値に応じた回転速度で現像器の現像ロールを
回転させる。
【0063】一方、基準パターン信号発生器30は、バ
ナーシート上にソリッド濃度パターンの作成を指示する
回路であり、バナーシート出力時の基準パターン作成タ
イミングにおいて校正用基準パターン信号を画像出力部
IOTに出力する。これによって、図3に示す基準パタ
ーンが作成される。
【0064】基準パターン信号発生器30の動作タイミ
ングは、I/O調整部28によって行われる。I/O調
整部28は、バナーシート出力時においてクロックタイ
マ27が出力するタイム信号を監視し、ソリッド濃度パ
ッチが所定位置に形成されるように、基準パターン信号
発生器30に動作タイミング信号を供給する。
【0065】(4)画像形成装置の動作 次に、上記構成によるこの画像形成装置の動作について
主に図6を用いて説明する。
【0066】まず、VBpp、DR設定値を変更しなが
らバナーシート上に基準パターンを作成する(S1
1)。VBpp、DR設定値の変更方法は図7に示すよ
うに安定化に寄与するパラメータであるVBpp設定値
を直線的に(一定の割合で)変えながら、絶対値を調整
するパラメータであるDR設定値を2点繰り返しつつ設
定する。このとき、DR設定値の一方は、標準設定値と
して固定する。形成した基準パターンの濃度をセンサに
より測定する(S12)。
【0067】次に、VBpp設定値の最適設定値を決定
する(S13)。これは、DR設定値を標準設定値とし
た時の今回のVBpp設定値とソリッド濃度との対応関
係と、前回セットアップ時に得られた対応関係より求め
る。先に述べたように、2成分非接触現像方式において
は、環境変動に対し出力画像濃度が変動しない現像バイ
アスAC電圧最適値が存在する。前回と今回では、経時
劣化の程度は、ほぼ等しいとみなし、劣化による変動を
考えないと、前回の対応関係と今回の対応関係が一致す
る現像バイアスの値は、環境変動に対し、出力画像濃度
が変動しない安定領域となる。従って、前回と今回の温
度湿度差が基準値以上の時、前回と今回の対応関係の交
点となる現像バイアス設定値を最適値に設定する(図
8)。前回と今回の温度湿度差が基準値以下の場合は、
前回の対応関係と今回の対応関係はほぼ重なるため、V
Bpp設定値は前回の最適値をそのまま設定する。
【0068】つぎに、ソリッド濃度の目標値を達成する
ためのDR設定値の最適値を決定する(S14)。これ
は、各DR設定値毎のVBpp最適設定値としたときの
ソリッド濃度と、ソリッド目標濃度との比例配分により
求められる(図9)。式で示すと、
【0069】
【数1】 ただし、DR:DR設定値の最適値、DR1:DR設定
値1、DR2:DR設定値2、DT:ソリッド濃度目標
値、D1:VBpp最適値におけるDR1のソリッド濃
度、D2:VBpp最適値におけるDR2でのソリッド
濃度である。これをDRについて解いて
【0070】
【数2】 この式に、目標濃度、DR設定値、測定濃度を代入する
ことにより、DR設定値の最適値が計算される。図9に
おいては、DR=116が最適設定値となる。
【0071】以上のようにして、セットアップにより、
ソリッド濃度を所望の値に実現するための最適なVBp
p設定値、DR設定値が決定できる。そして、これらの
設定値で主画像の形成をおこなう(S15)。
【0072】これにより、一連の制御動作は終了する。
以後、同様にして、目標濃度を実現するために最適な操
作量設定値が設定され、的確な画像制御が行われる。
【0073】(5)変形例 上述した実施例においては、以下に述べるような種々の
変形が可能である。 本実施例では、2成分非接触現像方式を例に説明した
が、これは一例であり、画像形成装置本体内で生じる複
数の物理変動が、制御量の変化に対して互いに打ち消し
あうように作用する画像形成装置に対して本発明は有効
である。 本実施例では、パラメータAを連続的に一度振る間
に、パラメータBを2点繰り返しながら設定している
が、パラメータA,Bの振り方はこれに限られない。パ
ラメータBをある値に固定してパラメータAを連続的に
増加させて振り、その後、パラメータBを別の値に切り
替えてパラメータAを連続的に減少させて振ることとし
てもよい。パラメータA,Bの変更は、必要なパッチが
一枚のバナーシート内に納まればどのようなものでもよ
い。 本実施例では、パラメータAを一定の割合で、直線
的、離散的に変更しているが、パラメータAの変更幅は
一定でなくてもよい。例えば、パラメータBの設定値毎
にパラメータAの変更幅を切り替えてパッチ作成しても
よい。パラメータAに対する測定濃度の変化率が求まる
ような設定値であればかまわない。 本実施例では、パラメータBが1個の場合について説
明したが、これに限らず、パラメータBが2個以上の場
合においても本発明は可能である。この場合は、パラメ
ータBのそれぞれの設定値の変化に対する制御量の変化
率が求まるような組み合わせでそれぞれのパラメータを
変更してパッチ画像を形成するようにすればよい。 本実施例においては、基準パターン作成用にバナーシ
ートを用いたが、基準パターン専用のシートを使える場
合や、バナーシートを使わないユーザに対しては、専用
シートを用いて基準パターンを作成してもよい。あるい
は、基準パターンは感光体上の現像パッチなど、画像形
成プロセスの中間段階に作成/検知してもよい。
【0074】[実施例2]本発明を適用した電子写真方
式の画像形成装置の、第2の実施例について説明する。
【0075】この実施例の画像形成装置は、スコロトロ
ン帯電器で感光体表面に一様帯電を行なった後、レーザ
光線の照射により静電潜像を形成し、この静電潜像をト
ナーにより現像するゼログラフィエンジンをYMCK各
色毎に備えたタンデム型のカラー電子写真方式の画像形
成装置であり、さらに、トナー供給制限現像方式と、加
熱による同時転写定着方式を用いている。
【0076】この実施例では、制御量は、定着工程後の
用紙上のソリッド画像濃度とし、主として安定化に寄与
するパラメータAとしては、現像器の現像バイアスのD
C電圧値、ソリッド画像濃度の絶対値を調整するパラメ
ーBとしては、現像器の現像ロール回転速度を用いてい
る。
【0077】また、この実施例では、基準パターンは、
各色毎にメッセージシート上の異なる位置に一列に配置
され、基準パターン測定手段は、各色毎に用意され、上
記基準パターン上の各色の配列位置に一致して設置され
る。また、画像形成装置内で発生する変動を吸収するよ
うに構成された機構(トナー供給制限現像方式)の変動
吸収機能を、最大化し、最適化するように制御するよう
になっている。
【0078】(1)画像形成装置の構成 先ず、この実施例の画像形成装置の画像出力部IOT
(イメージアウトプットターミナル)の概要を図10に
示す。なお、図10では、画像読み取り部や画像処理部
は省略している。すなわち、電子写真方式による画像出
力部IOTのみを示している。
【0079】図10を用いて画像形成手順を説明する
と、まず、画像読み取り部(図示せず)で原稿を読み取
ったり、あるいは外部のコンピュータ(図示せず)など
で作成されたりして得られた原画像信号に、画像処理部
(図示せず)で適切な処理を行う。これにより得られる
入力画像信号は、レーザ出力部1に入力され、レーザ光
線Rを変調する。このようにして、入力画像信号によっ
て変調されたレーザ光線Rが、4つの感光体2−1、2
−2、2−3、2−4上にラスター照射される。
【0080】一方、4つの感光体はスコロトロン帯電器
3−1、3−2、3−3、3−4によって一様に帯電さ
れ、レーザ光線Rが照射されると、その表面には入力画
像信号に対応した静電潜像が形成される。次いで、現像
器6−1、6−2、6−3、6−4により現像されトナ
ー像が形成される。この各色トナー像は、順次、転写装
置7−1、7−2、7−3、7−4によって中間転写体
50へ静電転写される。
【0081】中間転写体50は、ロール51、52およ
び加熱ロール8aにより支持され、矢印方向に回転す
る。加熱ロール8aは、定着温度が略一定となるように
温度制御されている。加熱ロール8aには、加圧ロール
8bが対向して配置されている。加圧ロール8bは用紙
トレイ9からの記録媒体Pの供給に伴い、加熱ロール8
aに圧接する。その後、トナー像を保持した中間転写体
50と記録媒体Pが、タイミングを合わせて、加熱、加
圧ロール間を移動し、加圧、加熱される。溶融温度以上
に加熱されたトナーは、軟化溶融し記録媒体Pに浸透す
る。その後、冷却装置11により冷却された、中間転写
体50、記録媒体Pは、曲率半径の小さなロール52に
おいて記録媒体が、記録媒体P自体の腰の強さによって
中間転写体50から剥離されカラー画像が形成される。
【0082】以下に、本実施例で特徴的な構成要素につ
いて、詳細な説明を行なう。
【0083】(感光体)本実施例に使用する感光体2−
1〜2−4は、帯電された感光体を照射するレーザー光
線Rのエネルギーの増加に対する、前記感光体の表面電
位の絶対値の低下が、所定の光エネルギーで変曲点を持
つカーブを描く特性を有する感光体であって、図11に
示したような感光特性(実線)を持つ。比較のために、
従来、一般的に用いられている有機半導体を利用した機
能分離型の感光体の感光特性を点線にて併記している。
本感光体のように変曲点を持ったS字型の光電位減衰特
性を有する感光体自体は公知であり、例えば、特開平1
−169454号公報等に開示されているものを用いる
ことができる。
【0084】(現像器)本実施例に用いた現像手段は、
二値化された潜像に対して、トナー供給制限による飽和
特性を示す現像方式である(図12)。現像トナー量が
コントラスト電位(露光部の感光体表面電位と現像バイ
アスの直流電圧との電位差)に対して十分に飽和するよ
うに、現像ロールに印加する現像バイアスの直流電圧を
設定するものである。現像器内のトナー・キャリア混合
比は、8%(重量比)とした。さらに、画像処理部より
入力される画像信号に応じて、トナー消費量を推定し、
トナー供給を行うことにより、トナー・キャリア混合比
を略一定に保っている。
【0085】トナー供給制限は、例えば2成分現像方式
においてキャリアの導電率を高くすることにより可能と
なる。
【0086】このトナー供給制限現像方式は、環境変動
により、飽和領域の閾値が変動する。具体的には、低温
低湿になるほど閾値はコントラスト電位が高くなる方向
にシフトし、逆に高温高湿になるほど、閾値はコントラ
スト電位が低くなる方向にシフトする。温度湿度変化に
対し、常に飽和領域を確保するためには、コントラスト
電位をなるべく高く設定することが望ましい。
【0087】一方、コントラスト電位を高く上げすぎる
と、背景部にカブリが発生しやすくなる。かぶりの点か
らは、コントラスト電位を下げるほうが望ましい。この
ため、環境変動があっても、安定領域が確保でき、さら
にかぶりの発生を抑えた最適なコントラスト電位が存在
する。
【0088】さらに、現像剤の劣化により、飽和領域の
閾値はコントラスト電位が低くなる方向にシフトする。
そのうえ、同じクリーニング電位(感光体の帯電電位と
現像バイアスのDC電圧との電位差)においても、劣化
によりかぶりが生じやすくなる。このため、現像バイア
スを、初期状態でコントラスト電位が最適となる値に固
定した場合、現像剤の劣化に伴い、よりかぶりが生じや
すくなる。安定領域の確保と、画質欠陥の防止の点か
ら、現像バイアスの設定値は、現像剤の劣化に合わせて
コントラスト電位が低くなる方向にシフトさせる必要が
有る。従って、現像バイアスを現状の最適値になるよう
制御するのである。
【0089】(中間転写体)本実施例では、記録媒体へ
のトナー像の転写を非静電的に行なうために、中間転写
体ベルトを用いた加熱による同時転写定着方式を採用し
ている。さらに、中間転写体の体積抵抗値を適切化する
ことにより、感光体上のトナー像を中間転写体に一次転
写する際の転写率を、単色と2次色以上で同等にしてい
る。
【0090】中間転写体50は、ベース層と表面層の2
層構造のものを用いた。
【0091】ベース層はカーボンブラックを添加した厚
さ70μmのポリイミドフィルムを用いた。本実施例で
は、トナー像を感光体から中間転写体に静電的に、画像
乱れなく転写するために、ベース層の体積抵抗率は、カ
ーボンブラックの添加量を変化させ1010Ωcmに調整
した。なお、ベース層としては、例えば、厚さ10〜3
00μmの耐熱性の高いシートを使用することが可能で
あり、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエーテルサルフォン、ポリエーテルケトン、ポリサル
フォン、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリアミド等
のポリマーシート等を用いることができる。
【0092】また、表面層は、トナー像を感光体から中
間転写体に静電的に乱れなく転写するために、その体積
抵抗率を1014Ωcmに調整し、また、中間転写体から
記録媒体への同時転写定着を行う際に、トナー像を挟み
中間転写体と記録媒体との密着をよくするために、ゴム
硬度40度、厚さ50μmのシリコーン共重合体を用い
た。シリコーン共重合体は、弾性を持ち、その表面が常
温でトナーに対して粘着性を示し、さらに、記録媒体へ
トナーを効率的に移行させるために、溶融して流動化し
たトナーを離しやすくする特性を有しているため、表面
層には最適である。なお、表面層は、例えば厚さ1〜1
00μmの離型性の高い樹脂層を使用することが可能で
あり、たとえば、テトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリテトラフルオ
ロエチレン等を用いることができる。
【0093】上記のように構成された本実施例における
画像形成装置は、制御量であるYMCK各単色の定着画
像濃度(ソリッド濃度)が、飽和領域内でかつ目標値に
なるように、現像器の現像バイアス電圧および現像ロー
ル回転速度を操作量として制御を行なう。
【0094】ここで、出力する画像濃度を目標値に保つ
ために、本発明では記録媒体上に基準パターンを作成
し、最終画像形成工程後にオンラインで測定するように
している。この基準パターンを作成するに当たっては、
本実施例ではバナーシートを用いている。ここで、バナ
ーシートとは、通常の画像出力(ユーザーが必要な絵柄
をプリントしたり複写したりする画像出力)とは別に、
画像形成装置の状態や出力文書の名称やエラー情報等々
のメッセージを伝えるために出力するシートである。な
お、10は光学センサであり、バナーシート上に形成さ
れる画質制御用の基準パターンの濃度をオンラインで検
出している。
【0095】(2)基準パターン作成機構およびそのモ
ニタ機構 ここで、この実施例におけるバナーシート上の画質制御
用の基準パターン作成およびそのモニタ機構について説
明する。本実施例に用いるバナーシートには、プリント
アウトした書類の名称やフォント情報等のメッセージの
表示と共に出力画像濃度をモニタするための基準パター
ンが形成されている。本実施例においては、バナーシー
トの出力は、バナーシート本来の使用目的であるプリン
トアウト時の情報を伝える時に加え、電源投入時やセッ
トアップを行う場合にも出力する。
【0096】基準パターンは、図13に示すように、
黒、イエロー、マゼンタ、シアン単色のソリッド(網点
カバレッジ100%)濃度パターンを採用している。そ
して、これら濃度パターンは、図13に示すように、い
ずれも1cm角程度の大きさに設定され、後述するよう
に各操作量設定値を切り換えながら複数作成される。
【0097】光学センサ10は、実施例1と同様の構造
のものを用いており、バナーシートの表面に光を照射す
るブルー、グリーンまたは、レッドのLED照射部10
aと、バナーシート表面からの拡散光を受光する受光素
子10bとから構成されている。そして、イエローのパ
ターンをブルーのLEDで、マゼンタパターンをグリー
ンLEDで、シアンパターンをレッドLEDでそれぞれ
照明する。さらに、黒パターンについては、原理的には
ブルー、グリーン、レッド、あるいは白色光の、どの照
明光を用いても良く、本実施例においては、受光素子の
感度がより高いレッドLEDで照明する。
【0098】(3)制御部の構成 次に、図14は、現像器の現像ロール回転速度および現
像バイアス電圧を制御する制御部100の構成を示すブ
ロック図である。4色分あるが各色すべて同じ作業なの
で、ここでは黒パターンを例に説明する。
【0099】図において、21は制御量目標値メモリで
あり、ソリッド基準パターンの目標濃度に対応した光学
センサ10の出力換算値(この実施例の場合は「0」〜
「255」の間の値)を格納している。
【0100】一方、光学センサ10の読み取り値と操作
量メモリ22内の操作量設定値は操作量補正演算器24
に入力され、この演算器内で、後述するように操作量の
補正演算が行われる。
【0101】操作量としては、この実施例の場合は、安
定領域確保のために、現像器の現像バイアスのDC電圧
設定値(0〜255、以下DC設定値と略称する)、絶
対値の調整のための現像器の現像ロール回転速度設定値
(0〜255、以下DR設定値と略称する)である。
【0102】また、バナーシート作成時および、通常の
画像出力時のDC設定値、DR設定値は、各々操作量メ
モリ22に記憶されており、操作量補正演算器24の出
力信号に対応した値が適宜読み出されるようになってい
る。そして、操作量メモリ22から読み出されたDC設
定値は現像バイアス電源17に供給され、これにより、
現像バイアス電源17はDC設定値に応じたDC電圧を
現像器に印加する。また、操作量メモリ22から読み出
されたDR設定値は、モータコントローラ19に供給さ
れ、これにより、モータコントローラ19はDR設定値
に応じた回転速度で現像器の現像ロールを回転させる。
【0103】一方、基準パターン信号発生器30は、バ
ナーシート上にソリッド濃度パッチの作成を指示する回
路であり、バナーシート出力時の基準パターン作成タイ
ミングにおいて校正用基準パターン信号を画像出力部I
OTに出力する。これによって、図14に示す基準パタ
ーンが作成される。
【0104】基準パターン信号発生器30の動作タイミ
ングは、I/O調整部28によって行われる。I/O調
整部28は、バナーシート出力時においてクロックタイ
マ27が出力するタイム信号を監視し、ソリッド濃度パ
ッチが所定位置に形成されるように、基準パターン信号
発生器30に動作タイミング信号を供給する。
【0105】(4)画像形成装置の動作 次に、上記構成によるこの画像形成装置の動作について
主に図15を用いて説明する。
【0106】制御動作は、装置に電源が投入された時、
または利用者による装置のセットアップの指示があった
とき、あるいは通常の画像出力の指示があったときに開
始して、セットアップを行なうかを判断する(S2
1)。
【0107】装置に電源が投入された時には、セットア
ップを行なうものと判断する(yes)。利用者による
装置のセットアップの指示があった時にもセットアップ
を行なうものと判断する(yes)。通常の画像出力の
指示があった時には、前回のセットアップからの経過時
間が規定時間内かどうか比較される。このとき、規定時
間を越えている場合にはセットアップを行なうものと判
断し、バナーシート出力時にセットアップを行なう(y
es)。一方、規定時間内であれば、セットアップを行
なわず(no)、操作量メモリに記憶されている前回の
セットアップ時のDC,DR最適値を用いて、主画像形
成が行われる(S27,S28)。
【0108】セットアップは、まず、DC,DR設定値
を変更しながらバナーシート上に基準パターンを作成す
る(S22)。DC,DR設定値の変更方法は図16に
示すように安定化に寄与するパラメータDC設定値を直
線的(一定の割合で)変えながら、絶対値を調整するパ
ラメータDR設定値を、2点繰り返し設定する。本実施
例では、パラメータBの数Nは、現像ロールの回転速度
のみ(N=1)で、現像ロールの回転速度の変化に対す
るソリッド濃度の変化率を求めるためには、DRの設定
値は、2点振ればよい。設定値のグラフ化すると図17
a,図17bのようになる。形成した基準パターン(図
17c)の濃度をセンサにより測定する(S23)。
【0109】次に、安定領域の判別を行なう(S2
4)。安定領域では、DR設定値が一定であれば、DC
設定値を変更してもソリッド濃度の変化は極めて小さい
(事実上ゼロと見なせる)。安定領域外では、DC設定
値の変更によりソリッド濃度は変化する。そのため、各
DR設定値に対するDC設定値とソリッド濃度測定値と
の対応関係(図17d)から、それぞれのDR設定値毎
に、DC設定値に対するソリッド濃度変化の傾き(微係
数)を計算し(図17e)、その値が、許容範囲内とな
るDC設定範囲を安定領域と判断する。図17eにおい
ては、DC設定値が140以上で安定領域となる。
【0110】つぎに、安定領域内のDC設定値から、最
適設定値を決定する(S25)。DC最適設定値は、セ
ットアップ後の温度湿度変化に対し、常に安定領域を確
保できるように、判別された安定領域となる閾値に、現
在の装置内の温度湿度に応じたマージンを加えることに
より決定する。このマージンは、かぶりが、生じない範
囲で装置内の温度湿度が低温低湿なほど小さく、高温高
湿になるほど大きく取る。これにより、セットアップ後
の環境変動に対し常に安定領域が確保でき、かぶりによ
る画質欠陥が生じない最適なDC設定値が決定される。
【0111】つぎに、上記、DC最適設定値において、
ソリッド濃度の目標値を達成するためのDR設定値の最
適値を決定する(S26)。これは、先程のDC設定値
が安定領域内の、DRの設定値毎のソリッド濃度の平均
値と、ソリッド目標濃度との比例配分により求められ
る。式で示すと、
【0112】
【数3】 ただし、DR:DR設定値の最適値、DR1:DR設定
値1、DR2:DR設定値2、DT:ソリッド濃度目標
値、Dm1:DR1でのソリッド濃度の平均値、Dm
2:DR2でのソリッド濃度の平均値である。これをD
Rについて解いて
【0113】
【数4】 この式に、目標濃度、DR設定値、測定濃度の平均値を
代入することにより、DR設定値の最適値が計算され
る。
【0114】以上のようにして、ソリッド濃度を、環境
変動に対して常に変化せず、所望の値に実現するための
最適なDC設定値、DR設定値が決定できる。そして、
これらの設定値で主画像の形成を行なう(S28)。
【0115】(5)変形例 上述した実施例においてはトナー供給制限現像方式を
例に説明したが、これは一例であり、環境変動に対して
影響を吸収できるパラメータを含む画像形成装置に対し
て本発明は有効である。 上述した実施例においては、実施例1に記載した変形
例〜が同様に適応できる。
【0116】[実施例3]本発明を適用した電子写真方
式の画像形成装置の、第3の実施例について説明する。
【0117】この実施例では、一般的な二成分現像方式
を用いた画像形成装置を用いており、制御量は、定着工
程後の用紙上のシャドー、ハイライト、極ハイライト画
像濃度であり、主としてパラメータ自身が変動した際の
制御量の変動が最小となるようなパラメータとしては、
現像器の現像バイアスのAC電圧値(P−P値)、画像
濃度の絶対値を調整するパラメータBとしては、レーザ
ー露光量とスコロトロン帯電器のグリッド電圧を用いて
いる。
【0118】また、この実施例は、パラメータA自身が
変動した際の出力画像変動が最小となるような設定にパ
ラメータAを制御する実施例を示しており、さらにパラ
メータBの個数(上記N)が二個である場合の実施例を
示している。
【0119】(1)画像形成装置の構成 この実施例の画像形成装置の構成は実施例1と同様であ
る。ただし、実施例1では現像方式が、2成分非接触現
像方式を用いていたのに対し、本実施例では、通常の2
成分現像方式を用いていることが異なる。
【0120】ここで、現像器の現像バイアスのAC電圧
値(P−P値)と、出力画像濃度との関係について図1
8を用いて説明する。図18は、新品の現像剤における
現像器の現像バイアスのAC電圧値(P−P値)に対す
る、シャドー、ハイライト、極ハイライト画像濃度との
関係を示すグラフである。図18から分かるように、現
像バイアスのAC電圧値が、約1.3kV以上であれ
ば、現像バイアスのAC電圧値が変動しても、目標値の
許容範囲に納まる画像濃度が得られることが分かる。
【0121】この対応関係は、経時劣化とともに、変動
し、かつその変動は、画像形成装置の使用条件により様
々であり、従って、その時々で、出力画像濃度が目標値
を達成するように現像バイアスのAC電圧値を最適値に
制御する必要が有る。
【0122】本実施例でも、実施例1と同様に出力画像
の濃度および階調性を目標値に保つために、記録媒体上
にシャドー、ハイライト、極ハイライトの3組の基準パ
ターンを作成し、最終画像形成工程後にオンラインで測
定するようにしている。
【0123】(2)基準パターン作成機構およびそのモ
ニタ機構 この実施例におけるバナーシート上の画質制御用の基準
パターン作成およびそのモニタ機構は、基本的には、実
施例1と同様である。ただし、実施例1では、基準パッ
チとしてソリッド濃度パターンの1種類を用いていたの
に対し、本実施例では、図19に示すように、シャドー
(=網点カバレッジ70%)濃度パターンと、ハイライ
ト(=網点カバレッジ30%)濃度パターンと、極ハイ
ライト(=網点カバレッジ8%)濃度パターンの3種類
を採用しているところが異なる。
【0124】(3)制御部の構成 次に、図20は、スコロトロン帯電器3、レーザー出力
部1、現像器6を制御する制御部20の構成を示すブロ
ック図である。
【0125】図20において、21は制御量目標値メモ
リであり、シャドー、ハイライト、極ハイライト基準パ
ターンの目標濃度に対応した光学センサ10の出力換算
値を格納している。
【0126】一方、光学センサ10の読み取り値と操作
量メモリ22内の操作量設定値は制御ルール演算器23
に入力され、この演算器内で、後述するように制御ルー
ルを抽出する。
【0127】ここで、操作量とは、被制御対象の出力値
を変化させるパラメータの調整量をいい、本実施例の場
合は、パラメータ自身が変動した際のシャドー、ハイラ
イト濃度変動が最小となるような値に制御する操作量と
して、現像器の現像バイアスのAC電圧のピーク・ツウ
・ピーク設定値(0〜255、以下VBpp設定値と略
称する)、絶対値の調整(シャドー、ハイライト濃度)
のための操作量としてスコロトロン帯電器3のグリッド
電圧設定値(0〜255、以下SC設定値と略称する)
とレーザーパワー設定値(0〜255、以下LP設定値
と略称する)である。なお、極ハイライト濃度の絶対値
の調整に対しては、VBpp設定値を併用する。
【0128】また、バナーシート作成時および、通常の
画像出力時のSC設定値、LP設定値およびVBpp設
定値は、各々操作量メモリ22に記憶されており、操作
量補正演算器24の出力信号に対応した値が適宜読み出
されるようになっている。そして、操作量メモリ22か
ら読み出されたSC設定値はグリッド電源15に供給さ
れ、これにより、グリッド電源15はSC設定値に応じ
た電圧をスコロトロン帯電器3に印加する。また、操作
量メモリ22から読み出されたLP設定値は、光量コン
トローラ16に供給され、これにより、光量コントロー
ラ16はLP設定値に応じたレーザーパワーをレーザー
出力部1に与える。また、操作量メモリ22から読み出
されたVBpp設定値は現像バイアス電源17に供給さ
れ、これにより、現像バイアス電源17はVBpp設定
値に応じたAC電圧のP−P電圧を現像器6に印加す
る。
【0129】基準パターン信号発生器30は、バナーシ
ート上にシャドー、ハイライト、極ハイライト濃度パッ
チの作成を指示する回路であり、バナーシート出力時の
基準パターン作成タイミングにおいて校正用基準パター
ン信号を画像出力部IOTに出力する。これによって、
図19に示す基準パターンが作成される。
【0130】基準パターン信号発生器30の動作タイミ
ングは、I/O調整部28によって行われる。I/O調
整部28は、バナーシート出力時においてクロックタイ
マ27が出力するタイム信号を監視し、シャドー、ハイ
ライト、極ハイライトの各濃度パッチが所定位置に形成
されるように、基準パターン信号発生器30に動作タイ
ミング信号を供給する。
【0131】(4)画像形成装置の動作 次に、上記構成によるこの画像形成装置の動作について
主に図21を用いて説明する。
【0132】まず、LP,SC、VBpp設定値を変更
しながらバナーシート上に基準パターンを作成する(S
12)。LP、SC、VBppの変更方法は、図22に
示すように、VBpp設定値を直線的に(一定の割合
で)変えながら、絶対値を調整するパラメータであるL
P、SC設定値を3組の組合せパターンとして繰り返し
設定する。このように各パラメータ設定値を変えながら
作成した基準パターンの濃度を、センサにより測定する
(S13)。
【0133】次に、安定領域の判別を行なう(S1
4)。先述したように安定領域では、LPとSCの設定
値が一定であれば、VBpp設定値を変更してもシャド
ー濃度、ハイライト濃度の変化は極めて小さい(事実上
ゼロと見なせる)。そのため、実施例1と同様に、各L
P,SC設定値の組合せパターン毎に、VBpp設定値
に対する濃度変化率(微係数)を計算し、その値が、規
定値以下となるVBpp設定範囲を求め、3組のLP/
SC設定値の組合せパターンの中で最も広い範囲をVB
ppの安定領域と判断する。各LP、SC設定値の組合
せパターン毎に、VBpp設定値に対するパッチ濃度の
測定結果を図23に示す。図23では、VBppが18
0以上で安定領域となる。
【0134】つぎに、シャドーおよびハイライト濃度を
制御するための制御ルールを作成する(S15)。制御
ルールは、上記安定領域内のLP/SC設定値の組合せ
と、シャドー、ハイライト濃度より、図24に示すよう
な制御ルール平面として抽出される。
【0135】図24において、P1〜P9は、3組のL
P設定値とSC設定値の組み合わせを示す点である。こ
こで、点P1〜P9に対応するシャドー濃度を示す点を
S1〜S9とし、同様に点P1〜P9に対応するハイラ
イト濃度を示す点をH1〜H9とする。そして、点S1
〜S9から、最小二乗誤差近似した平面をシャドールー
ル平面SPとし、点H1〜H9から、最小二乗誤差近似
した平面をハイライトルール平面HPとする。ここで、
LP設定値とSC設定値を適宜変化させたときに得られ
るシャドー濃度を示す点は、すべてシャドールール平面
SP内に収まることになる。また、同様にして、LP設
定値とSC設定値を適宜変化させたときに得られるハイ
ライト濃度を示す点は、全てハイライトルール平面HP
内に収まる。
【0136】ここで、パッチ作成時に3組のLP設定値
とSC設定値の組合せを用いた理由を述べると、以下の
通りである。まず、一般には、操作量の数をNとした場
合、制御ルールを示す面は、N+1次元空間内のN次元
平面になる。したがって、このN次元平面を一義的に決
定するには、N+1個のデータ点が必要で、さらに、各
設定値の組み合わせによる行列(N+1,N)に対して
成分がすべて等しい(N+1)項列ベクトルを組み合わ
せた行列(N+1,N+1)が正則となることが必要で
ある。これにより、一回のパッチ作成/検知により、同
時に一括して、N個の各操作量の最適設定値を求めるこ
とができる。すなわち、N個の操作量のそれぞれを変更
したときの出力画像の変化分、すなわち各操作量の制御
ルールを、(N+1)個のN元一次連立方程式の各係数
として捉えときに、N個の各操作量の解が解析的に求ま
る。
【0137】この実施例の場合は、LP設定値とSC設
定値という2つの操作量を設定しているため、N=2に
なり、3組の制御事例が必要となるのである。そして図
26に示すように(N+1、N+1)=(3、3)の行
列が正則である必要がある。例えば、図27に示すよう
に(SC、LP)が(76,98)、(76,108)
および(96,98)の場合には、行列式が−200と
なり、正則となる。
【0138】このようにして得られた制御ルールを用い
ると、所定の目標濃度を実現するLP設定値およびSC
設定値を一意に決定できる。すなわち、上述した制御ル
ール空間内に、シャドー濃度パターンとハイライト濃度
パターンの目標濃度を、目標濃度平面として設定する。
操作量補正演算器は、制御ルール空間に濃度目標値の平
面(LP設定値軸−SC設定値軸平面に平行な面)を記
述し、制御ルール演算器から読み出したシャドールール
平面SP、ハイライトルール平面HPに重ね合わせる。
【0139】以上の処理により、制御ルール空間内に
は、図25に示すように、シャドー濃度に関するシャド
ールール平面SPと、ハイライト濃度に関するハイライ
トルール平面HPと、シャドー目標濃度平面STPと、
ハイライト目標濃度平面HTPが構成され、そこへ上述
したセットアップ時の制御内容がプロットされることに
なる。
【0140】数式を用いて示せば、シャドー濃度に関す
る制御ルールおよび、ハイライト濃度に関する制御ルー
ルは、それぞれ
【0141】
【数5】D70=a1・SC+a2・LP+a3 D30=b1・SC+b2・LP+b3 となる。ここでD70はシャドー濃度、D30はハイラ
イト濃度、SCはSC設定値、LPはLP設定値であ
る。
【0142】また、a1,a2,a3,b1,b2,b
3は係数である。この式をSC設定値SC、LP設定値
LPについて解くと、
【0143】
【数6】SC=(b2・D70−a2・D30−a3・
b2+a2・b3)/(a1・b2−a2・b1) LP=(b1・D70−a1・D30−a3・b1+a
1・b3)/(a2・b1−a1・b2) を得る。この式のD70およびD30にシャドー目標濃
度およびハイライト目標濃度を代入すればSCおよびL
P最適設定値が決定できる(S16)。制御ルールは係
数a1,a2,a3,b1,b2,b3で表すことがで
きる。
【0144】図25で用いた例の場合、上記の計算によ
りLPおよびSC設定値を(128、115)に設定す
れば、シャドーとハイライトのそれぞれの目標濃度が同
時に実現できる。このようにして、セットアップデータ
から、シャドーとハイライト濃度を所望の値に実現する
ための最適なSC設定値とLP設定値が決定できる。
【0145】つぎに、極ハイライト濃度を制御するため
の制御ルールを作成する(S17)。極ハイライト濃度
制御ルールも、基本的には、シャドーおよびハイライト
濃度を制御するための制御ルール作成と同様の手法によ
り、作成可能である。ただし、極ハイライト濃度は、V
Bppが上記安定領域内にあっても、濃度が変化するた
め、VBppをルール作成用のパラメータに加える。さ
らに、極ハイライトの場合、設定値によってはウォッシ
ュアウトしてしまい濃度がでない場合が有るため、ルー
ル作成に用いる制御量は、規定値以上の濃度が検出され
たデータのみ用いる。このような条件のもと、最低4点
の極ハイライト濃度(極ハイライト濃度パターンの検出
濃度)を示す点から、最小二乗誤差近似し、極ハイライ
ト濃度の制御ルール平面が抽出できる。
【0146】数式を用いて示せば、次のようになる。極
ハイライト濃度に関する制御ルールは、
【0147】
【数7】 D08=c1・SC+c2・LP+c3・Vb+c4 となる。ここでD08は極ハイライト濃度、SCはSC
設定値、LPはLP設定値、VbはVBpp設定値であ
る。また、c1〜c4は係数である。制御ルールは係数
c1〜c4で表すことができる。
【0148】つぎに、極ハイライト濃度の目標値を達成
するVBpp設定値の最適値を決定する(S18)。V
Bpp設定値の最適値は、上記極ハイライト濃度に関す
る制御ルールに、極ハイライト濃度の目標値および、シ
ャドー、ハイライト目標濃度を達成するLP,SC設定
値をそれぞれ代入し、Vbに付いて解くことにより求ま
る。
【0149】以上のようにして、セットアップにより、
シャドー、ハイライト、極ハイライト濃度を所望の値に
実現するための最適なLP設定値、SC設定値および、
VBpp設定値が決定できる。そして、これらの設定値
で実際の画像形成をおこなう(S20)。
【0150】これにより、一連の制御動作は終了する。
以後、同様にして、現像バイアスのAC電圧自身が変動
した際、出力画像のシャドー、ハイライト濃度変動が最
小となるような値にVBpp設定値が設定され、目標濃
度を実現するために最適なLP設定値、SC設定値が設
定され、的確な画質(濃度および階調性)の制御が行わ
れる。
【0151】(5)変形例 上述した実施例においては、以下に述べるような種々の
変形が可能である。 本実施例においては、黒、または単色の画像形成装置
を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定される
ものではなく、例えば、1つの感光体に、イエロー、マ
ゼンタ、シアンあるいは黒、イエロー、マゼンタ、シア
ンの現像を順次繰り返して作像するタイプのカラー画像
形成装置や、あるいはアナログ方式の複写機であって
も、全く同様の効果を発揮することができる。 実施例では、基準パターンの濃度としてシャドー(網
点カバレッジ70%)濃度パターン、ハイライト(網点
カバレッジ30%)濃度パターン、極ハイライト(網点
カバレッジ8%)濃度パターンの3種類を採用した。こ
れは一例で、この3種類に限定されることなく、たとえ
ば、網点カバレッジ50%に対応する濃度と、極ハイラ
イト(網点カバレッジ8%)濃度パターンの2種類を制
御対象としても良いし、さらに多くの種類のパターンを
用いて、より多くの階調ポイントを制御しても良い。た
だし、各階調ポイントをそれぞれ独立に制御したい場合
は、操作量の種類を階調ポイント数に見合った数だけ用
意する必要がある。あるいは、(白色の)背景部の濃度
を検知し、カブリを制御してもよい。 本実施例では、制御量は、単色基準パターンの定着画
像濃度を用いたが、転写定着工程後の最終画像品質は、
これに限らない。例えば、最終画像品質として、線幅、
線濃度、解像度パターンを制御量としてもよい。この場
合には、制御量をオンラインで測定する測定手段もそれ
ぞれの制御量に見合ったものを用いる。 本実施例では、操作量としてパラメータ自身が変動し
た際の出力画像変動が最小となるような値に制御するパ
ラメータとして現像器の現像バイアスのAC電圧値(P
−P値)を採用し、主に絶対値を調整するパラメータと
してレーザー露光量、スコロトロン帯電器のグリッド電
圧を用いている。これは、一例であり、出力画像濃度を
変更可能なパラメータであれば、どのパラメータを用い
てもかまわない。例えば、絶対値を調整するパラメータ
として現像ロール回転速度や、現像バイアスのDC電圧
と組み合せて用いても、本実施例と同様の効果が得られ
る。 本実施例において用いた光学センサは単なる一例であ
り、本発明の効果を得るためには、基準パターンの画質
が正しく測定できるセンサであれば良く、例えばCCD
センサなど、どのような方式のものでも構わない。 本実施例においては、基準パターン作成用にバナーシ
ートを用いたが、基準パターン専用のシートを使える場
合や、バナーシートを使わないユーザに対しては、専用
シートを用いて基準パターンを作成してもよい。特に温
湿度をモニタしておき、温湿度が大きく変わった時に専
用のシートを使って基準パターンを作成/検知を行なう
と効果が大きい。
【0152】
【発明の効果】本発明を用いれば、画像形成装置をフィ
ードバック制御するに当たり、最も検知精度が高い最終
画像を検知対象に用いることができるという効果があ
る。
【0153】また本発明を用いれば、最終画像検知のみ
でフィードバック制御が行えるので、他の制御系を併用
する必要が無くなり、大幅にコストダウンできるという
効果がある。
【0154】また本発明を用いれば、従来は別途行う必
要があったキャリブレーションが不要になるという効果
がある。
【0155】また本発明を用いれば、画像形成装置に関
わる物理量が変動しても出力画像に影響しにくい設定が
行えるため、一回の補正制御の効果が長期間有効であ
り、頻繁に基準パターンを出力しなくても高精度の画質
制御が可能になるという効果が得られる。
【0156】また本発明を用いれば、主として出力画像
の安定性に関わるパラメータと、画質の絶対値を調整す
るための複数のパラメータの、それぞれの振る舞いを、
同一の基準パターンから一括して検知できるという効果
がある。
【0157】そのためさらに、基準パターンを記録する
シートが一枚でよく、これをメッセージシートと兼用す
ることで、最終画像上の基準パターンを用いていなが
ら、制御専用のシートが一切不要になるという効果が得
られる。
【0158】また本発明を用いれば、出力画像品質の安
定性を高めるように操作量設定値を決定できる為、頻繁
なフィードバック制御を行うことなく、常に一定の画像
品質を提供できるという効果がある。
【0159】また本発明を用いれば、以上の効果が組み
合わされることから、ユーザは基準パターンを作成/検
知することによる不利益(用紙の消費や画像形成時間の
疎外による生産性の低下など)を受けることなく、制御
精度向上の利益のみを享受できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例における画像出力部
の概略を示す構成図である。
【図2】 同実施例の2成分非接触現像方式の現像量の
環境依存性を示すグラフである。
【図3】 同実施例のバナーシートを示す概略図であ
る。
【図4】 同実施例の光学センサの構成図である。
【図5】 同実施例の画像濃度制御部20の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 同実施例のバナーシート作成時の各操作量の
設定値を示す図である。
【図8】 同実施例のVBpp設定値の最適値決定の動
作を説明するための図である。
【図9】 同実施例のDR設定値の最適値決定の動作を
説明するための図である。
【図10】 この発明の第2の実施例における画像出力
部の概略を示す構成図である。
【図11】 同実施例に用いた感光体および従来技術の
感光体の光電位減衰特性を示すグラフである。
【図12】 同実施例に用いたトナー供給制限現像方式
の現像特性を示すグラフである。
【図13】 同実施例のバナーシートを示す概略図であ
る。
【図14】 同実施例の画像濃度制御部100の構成を
示すブロック図である。
【図15】 同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図16】 同実施例のバナーシート作成時の各操作量
の設定値を示す図である。
【図17】 同実施例の安定領域の決定の動作を説明す
るための図である。
【図18】 この発明の第3の実施例における現像バイ
アスAC電圧と出力画像濃度との対応関係を示すグラフ
である。
【図19】 同実施例のバナーシートを示す概略図であ
る。
【図20】 同実施例の画像濃度制御部20の構成を示
すブロック図である。
【図21】 同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図22】 同実施例のバナーシート作成時の各操作量
の設定値を示す図である。
【図23】 同実施例のVBpp設定値に対するパッチ
測定値のグラフである。
【図24】 同実施例のシャドーおよびハイライト制御
ルール学習の動作を説明するための図である。
【図25】 同実施例のLP,SC設定値の最適値決定
の動作を説明するための図である。
【図26】 同実施例のLP,SC設定値の最適値決定
の動作を説明するための図である。
【図27】 同実施例のLP,SC設定値の最適値決定
の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 レーザ出力部 2、2−1〜2−4 感光体 3、3−1〜3−4 帯電器 6、6−1〜6−4 現像器 8 定着装置 8a 加熱ロール 8b 加圧ロール 9 用紙トレイ 10 光学センサ 10a LED照射部 10b 受光素子 20 画像濃度制御部 21 制御量目標値メモリ 22 操作量メモリ 23 制御ルール演算器 24 操作量補正演算器 25 状態量コンパレータ 30 基準パターン信号発生器 50 中間転写体 51 ロール 52 ロール 100 画像濃度制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像品質に関する制御量が目標値になる
    ように、複数の電子写真パラメータを操作量としてフィ
    ードバック制御を行い、かつ所定の第1の電子写真パラ
    メータの所定の安定領域において上記制御量が所定の環
    境変動に対して安定し、さらに所定の第2の電子写真パ
    ラメータが上記第1の電子写真パラメータの上記安定領
    域における上記制御量を変化させる電子写真方式の画像
    形成装置において、 上記制御量の目標値を設定する手段と、 上記操作量の設定値を可変する手段と、 上記第1の電子写真パラメータを上記安定領域を含む範
    囲にわたって変化させ、かつ上記第2の電子写真パラメ
    ータを、少なくとも、上記安定領域における上記制御量
    を上記目標値にする上記第2の電子写真パラメータの値
    を含む範囲で、上記第1の電子写真パラメータの変化と
    協調させて変化させながら、基準パターンを作成する手
    段と、 上記基準パターンに関して上記制御量を測定する基準パ
    ターン測定手段と、 上記基準パターン測定手段の測定結果に基づいて、上記
    第1の電子写真パラメータの安定領域における値を決定
    し、さらに上記決定された値における上記制御量を上記
    目標値に対応させる上記第2のパラメータの値を決定す
    る手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記基準パターンを作成する際、N(正
    の整数)種類の第2の電子写真パラメータの各設定値の
    組み合わせは、少なくとも(N+1)通りとし、各設定
    値の組み合わせによる行列(N+1,N)に対して、成
    分がすべて等しい(N+1)項列ベクトルを組み合わせ
    た行列(N+1,N+1)が、正則となる組み合わせを
    含む請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記基準パターンが書き込まれる記録媒
    体は、ユーザに情報を伝えるために通常の画像出力とは
    別に出力されるシートのみを用いる請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体はカラー画像形成装置
    であり、上記基準パターンは、各色毎にメッセージシー
    ト上の異なる位置に一列に配置され、上記基準パターン
    測定手段は、各色毎に用意され、上記基準パターン上の
    各色の配列位置に一致して設置される請求項1記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の電子写真パラメータの上記安
    定領域において、画像形成装置本体内で生じる複数の物
    理変動が、上記制御量の変化に対しては互いに打ち消し
    合うように作用する請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 現像工程は二成分非接触現像方式とする
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の電子写真パラメータの上記安
    定領域において、画像形成装置本体内で生じる物理変動
    を吸収するように構成された機構の変動吸収機能が、最
    大化または最適化される請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 現像工程は、トナー供給制限による飽和
    領域を用いた現像方式とする請求項7記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 さらに他の電子写真パラメータに対し
    て、該パラメータ自身が変動した際の上記制御量の変動
    が最小となるように、該パラメータを設定する請求項1
    記載の画像形成装置。
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