JPH10133737A - プラント運転支援システム - Google Patents
プラント運転支援システムInfo
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- JPH10133737A JPH10133737A JP28980996A JP28980996A JPH10133737A JP H10133737 A JPH10133737 A JP H10133737A JP 28980996 A JP28980996 A JP 28980996A JP 28980996 A JP28980996 A JP 28980996A JP H10133737 A JPH10133737 A JP H10133737A
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 天候等の不確定要素で出力や特性が大きく左
右されるプラント1における各機器の運転の目標値を制
度良くかつ簡単に設定する。 【解決手段】 プラント1における各機器の運転に関す
る各種条件、各機器の運転の目標値、及び各プロセス値
を含むプラントデータ11を収集して記憶保持するプラ
ント実績データベース14と、プラント1を運転する場
合に必要となる、機器を含む複数の項目と条件との組合
せで構成される複数の知識情報を記憶する知識データベ
ース15と、選択された知識情報の指定する項目及び条
件に合致する目標値をプラント実績データベース14か
ら検索するデータベース検索手段16と、選択された項
目と条件及び検索された目標値をプラント制御部9へ送
出する目標値設定手段19とを備えている。
右されるプラント1における各機器の運転の目標値を制
度良くかつ簡単に設定する。 【解決手段】 プラント1における各機器の運転に関す
る各種条件、各機器の運転の目標値、及び各プロセス値
を含むプラントデータ11を収集して記憶保持するプラ
ント実績データベース14と、プラント1を運転する場
合に必要となる、機器を含む複数の項目と条件との組合
せで構成される複数の知識情報を記憶する知識データベ
ース15と、選択された知識情報の指定する項目及び条
件に合致する目標値をプラント実績データベース14か
ら検索するデータベース検索手段16と、選択された項
目と条件及び検索された目標値をプラント制御部9へ送
出する目標値設定手段19とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラントの運
転を支援するプラント運転支援システムに係わり、特
に、プラントに組込まれた各機器の運転の目標値を設定
するプラント運転支援システムに関する。
転を支援するプラント運転支援システムに係わり、特
に、プラントに組込まれた各機器の運転の目標値を設定
するプラント運転支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、下水処理プラントには、各家
庭、各事務所、各工場から排出される各種汚水や排水及
び雨水等が流入する。下水処理プラントに流入したこれ
らの下水は、一旦ポンプ井に貯水される。ポンプ井に貯
水された未処理水はポンプで汲上げられて水処理施設へ
送水される。そして、未処理水は、この水処理施設にお
いて例えば好気性微生物を用いて水処理される。水処理
施設を通過した処理済水は河川や海へ放流されるか又は
雑用水として再利用される。
庭、各事務所、各工場から排出される各種汚水や排水及
び雨水等が流入する。下水処理プラントに流入したこれ
らの下水は、一旦ポンプ井に貯水される。ポンプ井に貯
水された未処理水はポンプで汲上げられて水処理施設へ
送水される。そして、未処理水は、この水処理施設にお
いて例えば好気性微生物を用いて水処理される。水処理
施設を通過した処理済水は河川や海へ放流されるか又は
雑用水として再利用される。
【0003】しかしながら、このような下水処理プラン
トにおいて、この下水処理プラントにおける最終の下水
処理量や処理特性は、このプラントに流れ込む流入量の
変化、流入してきた下水を処理するために使用する好気
性微生物の活性化状態、降雨、水温、気温、流入水質、
流入量等の不確定要素に大きく影響される。
トにおいて、この下水処理プラントにおける最終の下水
処理量や処理特性は、このプラントに流れ込む流入量の
変化、流入してきた下水を処理するために使用する好気
性微生物の活性化状態、降雨、水温、気温、流入水質、
流入量等の不確定要素に大きく影響される。
【0004】したがって、この下水処理プラントを構成
するポンプや送風機の制御目標値を設定する場合に上述
した多数の不確定要素を考慮しながら最適値に設定する
必要がある。この各種機器の制御目標値をその都度監視
員が最適値に設定することは非常に困難である。
するポンプや送風機の制御目標値を設定する場合に上述
した多数の不確定要素を考慮しながら最適値に設定する
必要がある。この各種機器の制御目標値をその都度監視
員が最適値に設定することは非常に困難である。
【0005】そのために、従来、前記各不確定要素をそ
れぞれパラメータとして下水処理プラント全体をモデル
化し、変動予測を行いながら制御目標値を設定してい
た。しかし、上述した不確定要素を数学的モデルに組込
むと数学的モデルが非常に複雑化し、かつ誤差も大き
く、実用面で多々の誤差が生じた。このような不都合を
回避するために、AI(人口知能)等の学習システムを
採用することが考えらる。
れぞれパラメータとして下水処理プラント全体をモデル
化し、変動予測を行いながら制御目標値を設定してい
た。しかし、上述した不確定要素を数学的モデルに組込
むと数学的モデルが非常に複雑化し、かつ誤差も大き
く、実用面で多々の誤差が生じた。このような不都合を
回避するために、AI(人口知能)等の学習システムを
採用することが考えらる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このAI(人
口知能)等の学習システムの適用では、知識者からの知
識の獲得の限界が存在する。また、たとえ詳細な知識獲
得ができたとしても、その後に発生するさまざまな不確
定要素や性質の変化に対応すべき新しい知識の獲得、ル
ール化の実現が非常に煩雑であり、実用的でなかった。
口知能)等の学習システムの適用では、知識者からの知
識の獲得の限界が存在する。また、たとえ詳細な知識獲
得ができたとしても、その後に発生するさまざまな不確
定要素や性質の変化に対応すべき新しい知識の獲得、ル
ール化の実現が非常に煩雑であり、実用的でなかった。
【0007】また、下水処理プラントの実際の運転にお
いては、これら不確定要素を含めた運転方法の知識化に
加え、プラント施設運転上に関わる機器の突発的な故障
や、点検等の要素を全てルール化することはさらに困難
である。
いては、これら不確定要素を含めた運転方法の知識化に
加え、プラント施設運転上に関わる機器の突発的な故障
や、点検等の要素を全てルール化することはさらに困難
である。
【0008】さらに、最終の下水処理量や処理特性は、
処理池の構造や、流入下水幹線の性質、好気性微生物と
ういう生物の状態等の不確定要素に多々影響されるの
で、たとえ、ある特定地域に建設された下水処理プラン
トにおいて、上述した数学的モデルやAI学習システム
を用いることによって、各機器の制御目標が正しく設定
されたとしても、この数学的モデルやAI学習システム
を他の地域に建設された別の下水処理プラントに適用し
た場合に、各機器の制御目標が正しく設定されるとは限
らない。
処理池の構造や、流入下水幹線の性質、好気性微生物と
ういう生物の状態等の不確定要素に多々影響されるの
で、たとえ、ある特定地域に建設された下水処理プラン
トにおいて、上述した数学的モデルやAI学習システム
を用いることによって、各機器の制御目標が正しく設定
されたとしても、この数学的モデルやAI学習システム
を他の地域に建設された別の下水処理プラントに適用し
た場合に、各機器の制御目標が正しく設定されるとは限
らない。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、プラントを運転する場合に必要となる機器
を含む項目と条件との組合わせを知識情報として記憶保
持することによって、過去の膨大な実績データより自動
的に必要な機器の運転の目標値を取出すことができ、各
プラント毎に、最適の目標値を設定でき、監視員の負担
を大幅に軽減できるとともに、プラントを高い精度でか
つ効率的に運転できるプラント運転支援システムを提供
することを目的とする。
ものであり、プラントを運転する場合に必要となる機器
を含む項目と条件との組合わせを知識情報として記憶保
持することによって、過去の膨大な実績データより自動
的に必要な機器の運転の目標値を取出すことができ、各
プラント毎に、最適の目標値を設定でき、監視員の負担
を大幅に軽減できるとともに、プラントを高い精度でか
つ効率的に運転できるプラント運転支援システムを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部環境に応
じて運転状況が変化するプラントに組込まれた各機器を
運転制御するプラント制御部に対して各機器の運転の目
標値を設定するプラント運転支援システムに適用され
る。
じて運転状況が変化するプラントに組込まれた各機器を
運転制御するプラント制御部に対して各機器の運転の目
標値を設定するプラント運転支援システムに適用され
る。
【0011】そして、上記課題を解消するために、請求
項1の発明においては、プラントにおける各機器の運転
に関する各種条件、各機器の運転の目標値、及び各プロ
セス値を含むプラントデータを収集するプラントデータ
収集手段と、プラントデータ収集手段にて収集されるプ
ラントデータを時系列的に記憶保持するプラント実績デ
ータベースと、プラントを運転する場合に必要となる、
機器を含む複数の項目と条件との組合せで構成される複
数の知識情報を記憶する知識データベースと、知識デー
タベースにおける複数の知識情報のなかからヒューマン
インタフェース部を介して選択された知識情報の指定す
る項目及び条件に合致する目標値をプラント実績データ
ベースから検索するデータベース検索手段と、選択され
た項目と条件及び検索された目標値をプラント制御部へ
送出する目標値設定手段とを備えている。
項1の発明においては、プラントにおける各機器の運転
に関する各種条件、各機器の運転の目標値、及び各プロ
セス値を含むプラントデータを収集するプラントデータ
収集手段と、プラントデータ収集手段にて収集されるプ
ラントデータを時系列的に記憶保持するプラント実績デ
ータベースと、プラントを運転する場合に必要となる、
機器を含む複数の項目と条件との組合せで構成される複
数の知識情報を記憶する知識データベースと、知識デー
タベースにおける複数の知識情報のなかからヒューマン
インタフェース部を介して選択された知識情報の指定す
る項目及び条件に合致する目標値をプラント実績データ
ベースから検索するデータベース検索手段と、選択され
た項目と条件及び検索された目標値をプラント制御部へ
送出する目標値設定手段とを備えている。
【0012】このように構成されたプラント運転支援シ
ステムにおいては、プラント実績データベース内には、
過去の膨大なプラントデータの実績値が記憶保持されて
いる。また、知識データベース内には、プラントを運転
する場合に必要となる複数の項目と条件との組合せで構
成される複数の知識情報が記憶されている。
ステムにおいては、プラント実績データベース内には、
過去の膨大なプラントデータの実績値が記憶保持されて
いる。また、知識データベース内には、プラントを運転
する場合に必要となる複数の項目と条件との組合せで構
成される複数の知識情報が記憶されている。
【0013】そして、監視員が例えばプラントの状況に
基づいてヒューマンインタフェース部を介して知識デー
タベース内に登録されている一つの知識情報を指定する
と、この指定された知識情報に含まれる複数の項目と条
件に合致する制御対象機器の運転の目標値がプラント実
績データベース内から検索され、この検索された目標値
がプラント制御部へ自動的に設定される。
基づいてヒューマンインタフェース部を介して知識デー
タベース内に登録されている一つの知識情報を指定する
と、この指定された知識情報に含まれる複数の項目と条
件に合致する制御対象機器の運転の目標値がプラント実
績データベース内から検索され、この検索された目標値
がプラント制御部へ自動的に設定される。
【0014】すなわち、監視員はプラントの状況に対応
する一つの知識情報を指定するのみで、該当プラントに
おける過去の実績データから最良の目標値が自動的に設
定される。
する一つの知識情報を指定するのみで、該当プラントに
おける過去の実績データから最良の目標値が自動的に設
定される。
【0015】また、請求項2の発明においては、上述し
た請求項1におけるプラントデータ収集手段、プラント
実績データベースの他に、プラントを運転する場合に必
要となる、機器を含む複数の項目と条件との組合せで構
成される複数の知識情報及び機器を含む複数の項目のみ
で構成される複数の知識情報を記憶する知識データベー
スと、この知識データベースにおける複数の知識情報の
なかからヒューマンインタフェース部を介して選択され
た知識情報が項目及び条件で構成されていたとき、この
知識情報が指定する項目及び条件に合致する目標値をプ
ラント実績データベースから検索するデータベース検索
手段と、ヒューマンインタフェース部を介して選択され
た知識情報が項目のみで構成されていたとき、プラント
における現在のプラントデータに基づいて条件を作成す
る条件作成手段と、選択された知識情報の項目及び作成
された条件に合致する目標値をプラント実績データベー
スから検索するデータベース検索手段と、選択された知
識情報の項目と条件又は作成された条件及び検索された
目標値をプラント制御部へ送出する目標値設定手段とを
備えている。
た請求項1におけるプラントデータ収集手段、プラント
実績データベースの他に、プラントを運転する場合に必
要となる、機器を含む複数の項目と条件との組合せで構
成される複数の知識情報及び機器を含む複数の項目のみ
で構成される複数の知識情報を記憶する知識データベー
スと、この知識データベースにおける複数の知識情報の
なかからヒューマンインタフェース部を介して選択され
た知識情報が項目及び条件で構成されていたとき、この
知識情報が指定する項目及び条件に合致する目標値をプ
ラント実績データベースから検索するデータベース検索
手段と、ヒューマンインタフェース部を介して選択され
た知識情報が項目のみで構成されていたとき、プラント
における現在のプラントデータに基づいて条件を作成す
る条件作成手段と、選択された知識情報の項目及び作成
された条件に合致する目標値をプラント実績データベー
スから検索するデータベース検索手段と、選択された知
識情報の項目と条件又は作成された条件及び検索された
目標値をプラント制御部へ送出する目標値設定手段とを
備えている。
【0016】このように構成されたプラント運転支援シ
ステムにおいては、監視員がヒューマンインタフェース
部を介して指定した知識情報が項目のみの場合は、プラ
ントにおける現在のプラントデータに基づいて必要な条
件が自動的に作成される。そして、この作成された条件
と先に指定した知識情報の項目とでプラント実績データ
ベースから対応する目標値が検索される。
ステムにおいては、監視員がヒューマンインタフェース
部を介して指定した知識情報が項目のみの場合は、プラ
ントにおける現在のプラントデータに基づいて必要な条
件が自動的に作成される。そして、この作成された条件
と先に指定した知識情報の項目とでプラント実績データ
ベースから対応する目標値が検索される。
【0017】すなわち、知識情報に条件が設定されてい
ない場合は、とりあえず現在時点における条件を採用す
る。また、請求項3においては、請求項1又は2記載の
プラント運転支援システムにおいて、ヒューマンインタ
フェース部を介して入力された修正指令に基づいて、デ
ータベース検索手段にて検索されプラント制御部へ送出
する目標値を修正する目標値修正手段が設けられてい
る。
ない場合は、とりあえず現在時点における条件を採用す
る。また、請求項3においては、請求項1又は2記載の
プラント運転支援システムにおいて、ヒューマンインタ
フェース部を介して入力された修正指令に基づいて、デ
ータベース検索手段にて検索されプラント制御部へ送出
する目標値を修正する目標値修正手段が設けられてい
る。
【0018】このように構成されたプラント運転支援シ
ステムにおいては、実績データベースから検索された目
標値が不適当な場合は、監視員はこの目標値を修正する
ことが可能である。
ステムにおいては、実績データベースから検索された目
標値が不適当な場合は、監視員はこの目標値を修正する
ことが可能である。
【0019】請求項4においては、請求項1から請求項
3までに記載のプラント運転支援システムにおいて、ヒ
ューマンインタフェース部を介して入力された登録指令
に基づいて、任意の時点に、前記知識データベースに任
意の項目のプラントデータを登録するデータベース登録
手段が設けられている。
3までに記載のプラント運転支援システムにおいて、ヒ
ューマンインタフェース部を介して入力された登録指令
に基づいて、任意の時点に、前記知識データベースに任
意の項目のプラントデータを登録するデータベース登録
手段が設けられている。
【0020】このように構成されたプラント運転支援シ
ステムにおいては、例えば、春,夏,秋,冬等の典型的
な日におけるプラントデータを取込んでこのプラントデ
ータに含まれる各項目や条件を知識情報として知識デー
タベースへ登録することが可能である。
ステムにおいては、例えば、春,夏,秋,冬等の典型的
な日におけるプラントデータを取込んでこのプラントデ
ータに含まれる各項目や条件を知識情報として知識デー
タベースへ登録することが可能である。
【0021】さらに、請求項5においては、プラントは
流入下水を好気性微生物を用いて処理する下水処理プラ
ントである。すなわち、下水処理プラントは上記好気性
微生物を含む前述した建設地域やプラント固有の事項に
起因する不確定要素が多いので、上述した手法で目標値
を設定することによって、より高い精度でかつ効率的に
下水処理プラントを運転できる。
流入下水を好気性微生物を用いて処理する下水処理プラ
ントである。すなわち、下水処理プラントは上記好気性
微生物を含む前述した建設地域やプラント固有の事項に
起因する不確定要素が多いので、上述した手法で目標値
を設定することによって、より高い精度でかつ効率的に
下水処理プラントを運転できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態のプラント運転支援シ
ステム及びこのシステムが適用される下水処理プラント
の概略構成を示すブロック図である。
用いて説明する。図1は実施形態のプラント運転支援シ
ステム及びこのシステムが適用される下水処理プラント
の概略構成を示すブロック図である。
【0023】下水処理プラント1において、各家庭、各
事務所、各工場から排出される各種汚水や排水及び雨水
等の下水は流入幹線(配管)2を介して一旦ポンプ井3
に貯水される。ポンプ井3に貯水された未処理水はポン
プ4で汲上げられて水処理施設5へ送水される。この水
処理施設5は、前沈殿池、エアレーションタンク、後沈
殿池等から構成され、内部には好気性微生物が生息して
いる活性汚泥が収納されており、未処理水は活性汚泥を
通過する過程で好気性微生物にて水処理される。水処理
施設5を通過した処理済水は放水管6を介して河川や海
へ放流されるか又は雑用水として再利用される。さら
に、送風機7で送付管8を介して水処理施設5へ空気を
送り、活性汚泥を強制曝気させる。
事務所、各工場から排出される各種汚水や排水及び雨水
等の下水は流入幹線(配管)2を介して一旦ポンプ井3
に貯水される。ポンプ井3に貯水された未処理水はポン
プ4で汲上げられて水処理施設5へ送水される。この水
処理施設5は、前沈殿池、エアレーションタンク、後沈
殿池等から構成され、内部には好気性微生物が生息して
いる活性汚泥が収納されており、未処理水は活性汚泥を
通過する過程で好気性微生物にて水処理される。水処理
施設5を通過した処理済水は放水管6を介して河川や海
へ放流されるか又は雑用水として再利用される。さら
に、送風機7で送付管8を介して水処理施設5へ空気を
送り、活性汚泥を強制曝気させる。
【0024】なお、説明を簡単にするために図1におい
ては、1台のポンプ4と1台の送風機7を示したが、実
際の下水処理プラント1においては、膨大な数のポンプ
や送風機やバルブ等が組込まれている。
ては、1台のポンプ4と1台の送風機7を示したが、実
際の下水処理プラント1においては、膨大な数のポンプ
や送風機やバルブ等が組込まれている。
【0025】上記下水処理プラント1に組込まれたポン
プ4や送風機7やバルブ等の各機器はプラント制御部9
で運転制御される。すなわち、プラント制御部9は下水
処理プラント1に組込まれた各機器の回転数が予め設定
された目標値になるように各機器を駆動制御する。
プ4や送風機7やバルブ等の各機器はプラント制御部9
で運転制御される。すなわち、プラント制御部9は下水
処理プラント1に組込まれた各機器の回転数が予め設定
された目標値になるように各機器を駆動制御する。
【0026】プラントデータインタフェース10は、こ
の下水処理プラント1に関する種々のプラントデータを
1分周期で採取して外部へ出力する。図2に示すよう
に、プラントデータ11としては、このデータの採取時
刻を示す年,月,時,分の時刻情報、ポンプ4や送風機
7等の各機器の実際の回転数や目標値や、バルブの開度
の目標値や、測定された各配管の流量やポンプ井3の水
位や、水処理施設5の水位や、さらに雨量、水温、気
温、晴れ雲の等の天候からなる気象データ等が含まれ
る。なお、この気象データも一つの信号として取り扱わ
れる。さらに、各機器の運転に関する条件が含まれる。
この運転に関する条件とは、4台のポンプのうち1台の
ポンプが故障して、3台のポンプで運転している等の条
件である。実施形態においてはこのプラントデータ11
は500点以上のデータ項目で構成されている。
の下水処理プラント1に関する種々のプラントデータを
1分周期で採取して外部へ出力する。図2に示すよう
に、プラントデータ11としては、このデータの採取時
刻を示す年,月,時,分の時刻情報、ポンプ4や送風機
7等の各機器の実際の回転数や目標値や、バルブの開度
の目標値や、測定された各配管の流量やポンプ井3の水
位や、水処理施設5の水位や、さらに雨量、水温、気
温、晴れ雲の等の天候からなる気象データ等が含まれ
る。なお、この気象データも一つの信号として取り扱わ
れる。さらに、各機器の運転に関する条件が含まれる。
この運転に関する条件とは、4台のポンプのうち1台の
ポンプが故障して、3台のポンプで運転している等の条
件である。実施形態においてはこのプラントデータ11
は500点以上のデータ項目で構成されている。
【0027】プラントデータインタフェース10は1分
周期で採取した図2に示すフォーマットのプラントデー
タ11を実施形態のプラント運転支援システムを構成す
る条件作成部12及びプラントデータ収集部13へ送出
する。
周期で採取した図2に示すフォーマットのプラントデー
タ11を実施形態のプラント運転支援システムを構成す
る条件作成部12及びプラントデータ収集部13へ送出
する。
【0028】プラント運転支援システムは一種のコンピ
ュータで構成されており、内部に、前記条件作成部1
2,プラントデータ収集部13の他に、プラント実績デ
ータベース14、知識データベース15、データベース
検索部16、登録部25、監視員17が操作するCRT
とキーボードとからなるヒューマンインタフェース部1
8、目標値設定部19、目標値修正部20、出力部21
等で構成されている。
ュータで構成されており、内部に、前記条件作成部1
2,プラントデータ収集部13の他に、プラント実績デ
ータベース14、知識データベース15、データベース
検索部16、登録部25、監視員17が操作するCRT
とキーボードとからなるヒューマンインタフェース部1
8、目標値設定部19、目標値修正部20、出力部21
等で構成されている。
【0029】前記プラント実績データベース14内に
は、図3に示すように、図2に示す1分毎のプラントデ
ータ11を記憶するN個の領域が形成された分単位メモ
リ14a、1時間毎のプラントデータ11を記憶するN
個の領域が形成された時単位メモリ14b、1月毎のプ
ラントデータ11を記憶する多数の領域が形成された月
単位メモリ14cが形成されている。
は、図3に示すように、図2に示す1分毎のプラントデ
ータ11を記憶するN個の領域が形成された分単位メモ
リ14a、1時間毎のプラントデータ11を記憶するN
個の領域が形成された時単位メモリ14b、1月毎のプ
ラントデータ11を記憶する多数の領域が形成された月
単位メモリ14cが形成されている。
【0030】例えば、領域数NをN=9×105 程度に
設定すれば、分単位メモリ14a内には2ヶ月分以上の
プラントデータ11が記憶保持され、時単位メモリ14
b内には10年分以上のプラントデータ11が記憶保持
される。さらに、月単位メモリ14c内には例えば50
年分以上のプラントデータ11が記憶保持される。
設定すれば、分単位メモリ14a内には2ヶ月分以上の
プラントデータ11が記憶保持され、時単位メモリ14
b内には10年分以上のプラントデータ11が記憶保持
される。さらに、月単位メモリ14c内には例えば50
年分以上のプラントデータ11が記憶保持される。
【0031】知識データベース15内には、図4に示す
ように、熟練監視員や有知識者により定義づけられる実
績データベース14を検索する時に使用する複数の項目
22と条件23とからなる多数の知識情報がそれぞれ番
号を付されて記憶されている。なお、複数の項目22の
みで構成される知識情報もある。
ように、熟練監視員や有知識者により定義づけられる実
績データベース14を検索する時に使用する複数の項目
22と条件23とからなる多数の知識情報がそれぞれ番
号を付されて記憶されている。なお、複数の項目22の
みで構成される知識情報もある。
【0032】複数の項目22とは、この下水処理プラン
ト1を運転する過程で前述した種々の不確定要素と、該
当不確定要素が発生又は変化した場合に、下水処理プラ
ント1を構成する各機器のうちの操作すべき機器とを示
す。したがって、対象となる機器は1種類の場合も、複
数種類の場合もある。
ト1を運転する過程で前述した種々の不確定要素と、該
当不確定要素が発生又は変化した場合に、下水処理プラ
ント1を構成する各機器のうちの操作すべき機器とを示
す。したがって、対象となる機器は1種類の場合も、複
数種類の場合もある。
【0033】条件23とは、例えば4台のポンプを並列
運転すべきあるが、1台のポンプが故障中であり、3台
のポンプしか運転できなかった等の下水処理プラント1
を構成する各機器の運転に関する諸条件である。
運転すべきあるが、1台のポンプが故障中であり、3台
のポンプしか運転できなかった等の下水処理プラント1
を構成する各機器の運転に関する諸条件である。
【0034】例えば、複数の項目22と条件23とから
なる知識情報として、「15mm/hの降雨強度の雨が
2時間降り続いている。かつポンプ1号機が故障中であ
る。さらに、水質(溶存酸素量)が2.0以上で運転し
たい。」このような要求に対しては、 項目…「降雨強度,降雨時間、溶存酸素量,ポンプ,送
風機」 条件…「降雨強度15mm/h,ポンプ1台故障中,連
続降雨時間120分、溶存酸素量2.0」 そして、最終的に求める目標値はポンプと送風機の各運
転回転数である。
なる知識情報として、「15mm/hの降雨強度の雨が
2時間降り続いている。かつポンプ1号機が故障中であ
る。さらに、水質(溶存酸素量)が2.0以上で運転し
たい。」このような要求に対しては、 項目…「降雨強度,降雨時間、溶存酸素量,ポンプ,送
風機」 条件…「降雨強度15mm/h,ポンプ1台故障中,連
続降雨時間120分、溶存酸素量2.0」 そして、最終的に求める目標値はポンプと送風機の各運
転回転数である。
【0035】また、複数の項目22のみからなる知識情
報としては、 項目…「降雨強度,溶存酸素量,ポンプ,送風機」 そして、最終的に求める目標値は同じくポンプと送風機
の各運転回転数である。
報としては、 項目…「降雨強度,溶存酸素量,ポンプ,送風機」 そして、最終的に求める目標値は同じくポンプと送風機
の各運転回転数である。
【0036】このプラント運転支援システムを設置した
時点においては、知識データベース15内には、複数の
項目と条件からなる知識情報や複数の項目のみからなる
知識情報は全く登録されておらず、下水処理プラント1
の稼働開始後に、運転状況を監視しながら、熟練監視員
や有知識者により図1のヒューマンインタフェース部1
8を用いて順次登録されていく。
時点においては、知識データベース15内には、複数の
項目と条件からなる知識情報や複数の項目のみからなる
知識情報は全く登録されておらず、下水処理プラント1
の稼働開始後に、運転状況を監視しながら、熟練監視員
や有知識者により図1のヒューマンインタフェース部1
8を用いて順次登録されていく。
【0037】また、熟練監視員や有知識者は、ヒューマ
ンインタフェース部18を介して登録部25を起動する
ことによって、例えば春,夏,秋,冬の典型的な日にお
けるプラントデータ24を取込んでこのプラントデータ
24に含まれる各項目や条件を知識情報として知識デー
タベース15へ登録することが可能である。
ンインタフェース部18を介して登録部25を起動する
ことによって、例えば春,夏,秋,冬の典型的な日にお
けるプラントデータ24を取込んでこのプラントデータ
24に含まれる各項目や条件を知識情報として知識デー
タベース15へ登録することが可能である。
【0038】また、工場が操業を停止している休日と平
日とにおける典型的な各プラントデータ24を取込んで
休日用及び平日用の各知識情報を作成して知識データベ
ース15へ登録することも可能である。
日とにおける典型的な各プラントデータ24を取込んで
休日用及び平日用の各知識情報を作成して知識データベ
ース15へ登録することも可能である。
【0039】さらに、台風の襲来日等の特別の日におけ
る知識情報を作成して知識データベース15へ登録する
ことも可能である。プラントデータ収集部13は図5の
流れ図に従ってデータ収集処理を行う。
る知識情報を作成して知識データベース15へ登録する
ことも可能である。プラントデータ収集部13は図5の
流れ図に従ってデータ収集処理を行う。
【0040】S(ステップ)1にて、1分が経過する
と、プラントデータインタフェース10から出力される
図2に示すプラントデータ11を収集する(S2)。そ
して、プラント実績データベース14の分単位メモリ1
4aが満杯か否かを調べて(S3)、満杯の場合、最も
古いデータをクリアする(S4)。その後、空き領域に
今回のプラントデータ11を格納する(S5)。そし
て、S6にて、該当プラントデータ11の収集時刻が0
分でなければ、S1へ戻り1分の経過を待つ。
と、プラントデータインタフェース10から出力される
図2に示すプラントデータ11を収集する(S2)。そ
して、プラント実績データベース14の分単位メモリ1
4aが満杯か否かを調べて(S3)、満杯の場合、最も
古いデータをクリアする(S4)。その後、空き領域に
今回のプラントデータ11を格納する(S5)。そし
て、S6にて、該当プラントデータ11の収集時刻が0
分でなければ、S1へ戻り1分の経過を待つ。
【0041】S6にて、該当プラントデータ11の収集
時刻が0分であれば、プラント実績データベース14の
時単位メモリ14bが満杯か否かを調べて(S7)、満
杯の場合、最も古いデータをクリアする(S8)。次
に、分単位メモリ14aの最新の60個のプラントデー
タ11を平均する(S9)。すなわち、前述した500
点以上のデータ項目をそれぞれ平均化する。平均化した
データを今回の時単位のプラントデータ11として空き
領域に格納する(S10)。そして、S11にて、該当
プラントデータ11の収集時刻が月の最初の1日の0時
0分でなければ、S1へ戻り1分の経過を待つ。
時刻が0分であれば、プラント実績データベース14の
時単位メモリ14bが満杯か否かを調べて(S7)、満
杯の場合、最も古いデータをクリアする(S8)。次
に、分単位メモリ14aの最新の60個のプラントデー
タ11を平均する(S9)。すなわち、前述した500
点以上のデータ項目をそれぞれ平均化する。平均化した
データを今回の時単位のプラントデータ11として空き
領域に格納する(S10)。そして、S11にて、該当
プラントデータ11の収集時刻が月の最初の1日の0時
0分でなければ、S1へ戻り1分の経過を待つ。
【0042】S11にて該当プラントデータ11の収集
時刻が月の最初の1日の0時0分の場合、時単位メモリ
14bと同様な手法で、月単位メモリ14cに1ヶ月の
平均のプラントデータ11を書込む。
時刻が月の最初の1日の0時0分の場合、時単位メモリ
14bと同様な手法で、月単位メモリ14cに1ヶ月の
平均のプラントデータ11を書込む。
【0043】したがって、分単位メモリ14aには最新
の2ヶ月分の1分毎のプラントデータ11が記憶保持さ
れ、時単位メモリ14bには最新の10年分の1時間毎
の平均のプラントデータ11が記憶保持され、月単位メ
モリ14cには最新の50年分の1ヶ月毎の平均のプラ
ントデータ11が記憶保持される。
の2ヶ月分の1分毎のプラントデータ11が記憶保持さ
れ、時単位メモリ14bには最新の10年分の1時間毎
の平均のプラントデータ11が記憶保持され、月単位メ
モリ14cには最新の50年分の1ヶ月毎の平均のプラ
ントデータ11が記憶保持される。
【0044】次に、プラント実績データベース14およ
び知識データベース15にプラントデータ11および知
識情報が十分に蓄積された状態で、プラント運転支援シ
ステムの各部12,16,18,19,20,21は、
監視員17の要求に基づいて図6に示す流れ図に従っ
て、下水処理プラント1のプラント制御部9に対する目
標値の設定処理を実行する。
び知識データベース15にプラントデータ11および知
識情報が十分に蓄積された状態で、プラント運転支援シ
ステムの各部12,16,18,19,20,21は、
監視員17の要求に基づいて図6に示す流れ図に従っ
て、下水処理プラント1のプラント制御部9に対する目
標値の設定処理を実行する。
【0045】Q1にて、監視員17がヒューマンインタ
フェース部18を介して知識情報の表示指令を入力する
と、知識データベース15内に登録されている全ての知
識情報の一覧をヒューマンインタフェース部18の表示
画面に表示出力する(Q2)。監視員17が表示された
多数の知識情報のなかから一つの知識情報を例えばキー
ボードで指定すると(Q3)、指定された知識情報が複
数の項目22と条件23とを含むか、複数の項目22の
みであるかを調べる(Q4)。知識情報が項目22と条
件23とを含む場合Q7へ進む。
フェース部18を介して知識情報の表示指令を入力する
と、知識データベース15内に登録されている全ての知
識情報の一覧をヒューマンインタフェース部18の表示
画面に表示出力する(Q2)。監視員17が表示された
多数の知識情報のなかから一つの知識情報を例えばキー
ボードで指定すると(Q3)、指定された知識情報が複
数の項目22と条件23とを含むか、複数の項目22の
みであるかを調べる(Q4)。知識情報が項目22と条
件23とを含む場合Q7へ進む。
【0046】なお、複数の項目22のみの知識情報の場
合、条件作成部12が起動して、プラントデータインタ
フェース10から現在時点で送出されている図2に示す
プラントデータ11を読取り(Q5)、このプラントデ
ータ11のなかの条件を今回の知識情報の条件とする
(Q6)。
合、条件作成部12が起動して、プラントデータインタ
フェース10から現在時点で送出されている図2に示す
プラントデータ11を読取り(Q5)、このプラントデ
ータ11のなかの条件を今回の知識情報の条件とする
(Q6)。
【0047】具体的には、図4の3番の項目22のみの
知識情報の場合、気温、降雨時間、降雨強度が検索キー
となり、現在の気温、降雨時間、降雨強度が+,−.K
%の許容範囲を知識情報の条件とする。
知識情報の場合、気温、降雨時間、降雨強度が検索キー
となり、現在の気温、降雨時間、降雨強度が+,−.K
%の許容範囲を知識情報の条件とする。
【0048】例えば、溶存酸素量の現在値が3.0で、
K=10%とすると、条件は 2.7< 溶存酸素量 <3,8 となる。同様な手法で、降雨時間,降雨強度の各条件も
決定する。
K=10%とすると、条件は 2.7< 溶存酸素量 <3,8 となる。同様な手法で、降雨時間,降雨強度の各条件も
決定する。
【0049】Q7においては、データベース検索部16
を起動して、知識情報に含まれる複数の項目22と条件
23とでプラント実績データベース14の各プラントデ
ータ11を検索する。該当複数の項目22と条件23と
を含むプラントデータ11が存在し、該当プラントデー
タ11に含まれる各機器の目標値が検索されると(Q
8)、その検索された目標値をヒューマンインタフェー
ス部18の表示画面に表示出力する(Q9)。
を起動して、知識情報に含まれる複数の項目22と条件
23とでプラント実績データベース14の各プラントデ
ータ11を検索する。該当複数の項目22と条件23と
を含むプラントデータ11が存在し、該当プラントデー
タ11に含まれる各機器の目標値が検索されると(Q
8)、その検索された目標値をヒューマンインタフェー
ス部18の表示画面に表示出力する(Q9)。
【0050】そして、目標値が複数検索された場合は
(Q10)、その目標値の最大値、最小値及び平均値を
求めて、ヒューマンインタフェース部18の表示画面に
追加して表示する(Q12)。
(Q10)、その目標値の最大値、最小値及び平均値を
求めて、ヒューマンインタフェース部18の表示画面に
追加して表示する(Q12)。
【0051】監視員17がヒューマンインタフェース部
18に表示された一つ又は複数の目標値から一つの目標
値を指定すると、該当目標値を反転表示する等の手法で
指定された事を監視員に告知する(Q12)。さらに、
監視員17により指定された目標値に対する修正操作が
実施されると、目標値修正部20を起動して、該当目標
値を修正する(Q14)。
18に表示された一つ又は複数の目標値から一つの目標
値を指定すると、該当目標値を反転表示する等の手法で
指定された事を監視員に告知する(Q12)。さらに、
監視員17により指定された目標値に対する修正操作が
実施されると、目標値修正部20を起動して、該当目標
値を修正する(Q14)。
【0052】そして、最終的に監視員17が出力指令を
入力すると(Q15)、目標値設定部10が起動して、
選択された知識情報の複数の項目22,条件23及び今
回検索され必要に応じて修正された目標値を出力部21
を介して下水道プラント1のプラント制御部9へ送出す
る(Q16)。
入力すると(Q15)、目標値設定部10が起動して、
選択された知識情報の複数の項目22,条件23及び今
回検索され必要に応じて修正された目標値を出力部21
を介して下水道プラント1のプラント制御部9へ送出す
る(Q16)。
【0053】プラント制御部9は受領した複数の項目2
2に含まれる各機器を条件23が指定する条件の基で、
指定された目標値で運転する。なお、Q3にて該当する
知識情報が知識データベース15に登録されていなかっ
た場合や、Q8にて対応する目標値がプラント実績デー
タベース14に記憶されていなかった場合は、監視員は
手動で目標値を設定する(Q17)。
2に含まれる各機器を条件23が指定する条件の基で、
指定された目標値で運転する。なお、Q3にて該当する
知識情報が知識データベース15に登録されていなかっ
た場合や、Q8にて対応する目標値がプラント実績デー
タベース14に記憶されていなかった場合は、監視員は
手動で目標値を設定する(Q17)。
【0054】このように構成されたプラント運転支援シ
ステムにおいては、プラント実績データベース14内に
は、この下水処理システム1における過去の大量のプラ
ントデータ11が記憶保持されている。さらに、知識デ
ータベース15内には、この下水処理プラント1を運転
する過程で、測定された各配管の流量やポンプ井の水位
や、水処理施設の水位や、さらに雨量,水温,気温、晴
れ雲の等の天候からなる気象データ等の種々の不確定要
素と、該当不確定要素が発生又は変化した場合に、下水
処理プラント1を構成する各機器のうちの操作すべき機
器との対応が複数の項目からなる知識情報として記憶さ
れている。なお、そのときの各機器の運転に関する条件
も知識情報に含まれる場合もある。
ステムにおいては、プラント実績データベース14内に
は、この下水処理システム1における過去の大量のプラ
ントデータ11が記憶保持されている。さらに、知識デ
ータベース15内には、この下水処理プラント1を運転
する過程で、測定された各配管の流量やポンプ井の水位
や、水処理施設の水位や、さらに雨量,水温,気温、晴
れ雲の等の天候からなる気象データ等の種々の不確定要
素と、該当不確定要素が発生又は変化した場合に、下水
処理プラント1を構成する各機器のうちの操作すべき機
器との対応が複数の項目からなる知識情報として記憶さ
れている。なお、そのときの各機器の運転に関する条件
も知識情報に含まれる場合もある。
【0055】したがって、監視員は、上述した不確定要
素が発生又は変化した場合、知識データベース15に記
憶されている複数の知識情報から対応する知識情報を選
択するのみで、この場合における各機器を運転する場合
の回転数や開度等の目標値が過去の実績データから検索
される。そして、この実績の目標値で下水処理プラント
が運転される。
素が発生又は変化した場合、知識データベース15に記
憶されている複数の知識情報から対応する知識情報を選
択するのみで、この場合における各機器を運転する場合
の回転数や開度等の目標値が過去の実績データから検索
される。そして、この実績の目標値で下水処理プラント
が運転される。
【0056】したがって、この過去の実績値を用いるこ
とによって、従来の数学モデルやAI学習システムを用
いて目標値を設定する場合に比較して、より高い精度で
かつより効率的に下水処理プラントを運転できる。
とによって、従来の数学モデルやAI学習システムを用
いて目標値を設定する場合に比較して、より高い精度で
かつより効率的に下水処理プラントを運転できる。
【0057】さらに、この目標値を膨大な実績データの
なかから知識情報を検索キーとして検索しているので、
短時間で目的とする各機器の目標値が得られる。したが
って、システム全体の応答性を向上できる。
なかから知識情報を検索キーとして検索しているので、
短時間で目的とする各機器の目標値が得られる。したが
って、システム全体の応答性を向上できる。
【0058】また、知識データベース15内には、春,
夏,秋,冬の典型的な日や、平日や休日等における知識
情報も登録されているので、監視員は曜日や天候を見
て、簡単に最適の目標値を設定できる。
夏,秋,冬の典型的な日や、平日や休日等における知識
情報も登録されているので、監視員は曜日や天候を見
て、簡単に最適の目標値を設定できる。
【0059】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態においては、プラント運転
支援システムを下水処理プラントに適用したが、例え
ば、地域冷暖房プラント等のように、天候や多数の人が
集まるイベントの開催等の不確定要素でプラントの運転
状況を調整する必要がある種々のプラントにも適用可能
である。
れるものではない。実施形態においては、プラント運転
支援システムを下水処理プラントに適用したが、例え
ば、地域冷暖房プラント等のように、天候や多数の人が
集まるイベントの開催等の不確定要素でプラントの運転
状況を調整する必要がある種々のプラントにも適用可能
である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラント
運転支援システムにおいては、プラントの過去の実績デ
ータを記憶保持するとともに、プラントを運転する場合
に必要となる機器を含む複数の項目と条件との組合わせ
を知識情報として記憶保持している。
運転支援システムにおいては、プラントの過去の実績デ
ータを記憶保持するとともに、プラントを運転する場合
に必要となる機器を含む複数の項目と条件との組合わせ
を知識情報として記憶保持している。
【0061】したがって、記憶保持された過去の膨大な
実績データより自動的に必要な機器の運転の目標値を取
出すことができ、各プラント毎に、最適の目標値を設定
でき、監視員の負担を大幅に軽減できるとともに、プラ
ントを高い精度でかつ効率的に運転できる。
実績データより自動的に必要な機器の運転の目標値を取
出すことができ、各プラント毎に、最適の目標値を設定
でき、監視員の負担を大幅に軽減できるとともに、プラ
ントを高い精度でかつ効率的に運転できる。
【図1】 本発明の実施形態に係わるプラント運転支援
システムの概略構成を示すブロック図
システムの概略構成を示すブロック図
【図2】 プラントから採取されるプラントデータのフ
ォーマット図
ォーマット図
【図3】 プラント実績データベースの記憶内容を示す
図
図
【図4】 知識データベースの記憶内容を示す図
【図5】 データ収集処理を示す流れ図
【図6】 目標値設定処理を示す流れ図
1…下水処理プラント 9…プラント制御部 11…プラントデータ 12…条件作成部 13…プラントデータ収集部 14…プラント実績データベース 15…知識データベース 16…データーベース検索部 17…監視員 18…ヒューマンインタフェース部 19…目標値設定部 20…目標値修正部 21…出力部 22…項目 23…条件 25…登録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 博司 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 外部環境に応じて運転状況が変化するプ
ラントに組込まれた各機器を運転制御するプラント制御
部に対して前記各機器の運転の目標値を設定するプラン
ト運転支援システムにおいて、 前記プラントにおける各機器の運転に関する各種条件、
各機器の運転の目標値、及び各プロセス値を含むプラン
トデータを収集するプラントデータ収集手段と、 このプラントデータ収集手段にて収集されるプラントデ
ータを時系列的に記憶保持するプラント実績データベー
スと、 前記プラントを運転する場合に必要となる、前記機器を
含む複数の項目と条件との組合せで構成される複数の知
識情報を記憶する知識データベースと、 この知識データベースにおける複数の知識情報のなかか
らヒューマンインタフェース部を介して選択された知識
情報の指定する項目及び条件に合致する目標値を前記プ
ラント実績データベースから検索するデータベース検索
手段と、 前記選択された項目と条件及び検索された目標値を前記
プラント制御部へ送出する目標値設定手段とを備えたプ
ラント運転支援システム。 - 【請求項2】 外部環境に応じて運転状況が変化するプ
ラントに組込まれた各機器を運転制御するプラント制御
部に対して前記各機器の運転の目標値を設定するプラン
ト運転支援システムにおいて、 前記プラントにおける各機器の運転に関する各種条件、
各機器の運転の目標値、及び各プロセス値を含むプラン
トデータを収集するプラントデータ収集手段と、 このプラントデータ収集手段にて収集されるプラントデ
ータを時系列的に記憶保持するプラント実績データベー
スと、 前記プラントを運転する場合に必要となる、前記機器を
含む複数の項目と条件との組合せで構成される複数の知
識情報及び前記機器を含む複数の項目のみで構成される
複数の知識情報を記憶する知識データベースと、 この知識データベースにおける複数の知識情報のなかか
らヒューマンインタフェース部を介して選択された知識
情報が項目及び条件で構成されていたとき、この知識情
報が指定する項目及び条件に合致する目標値を前記プラ
ント実績データベースから検索するデータベース検索手
段と、 前記ヒューマンインタフェース部を介して選択された知
識情報が項目のみで構成されていたとき、前記プラント
における現在のプラントデータに基づいて条件を作成す
る条件作成手段と、 前記選択された知識情報の項目及び前記作成された条件
に合致する目標値を前記プラント実績データベースから
検索するデータベース検索手段と、 前記選択された知識情報の項目と条件又は作成された条
件及び前記検索された目標値を前記プラント制御部へ送
出する目標値設定手段とを備えたプラント運転支援シス
テム。 - 【請求項3】 前記ヒューマンインタフェース部を介し
て入力された修正指令に基づいて、前記データベース検
索手段にて検索され前記プラント制御部へ送出する目標
値を修正する目標値修正手段を備えた請求項1又は2記
載のプラント運転支援システム。 - 【請求項4】 前記ヒューマンインタフェース部を介し
て入力された登録指令に基づいて、任意の時点に、前記
知識データベースに任意の項目のプラントデータを登録
するデータベース登録手段を備えた請求項1乃至3のい
ずれか1項記載のプラント運転支援システム。 - 【請求項5】 前記プラントは流入下水を好気性微生物
を用いて処理する下水処理プラントであることを特徴と
する請求項1乃至4のいずれか1項記載のプラント運転
支援システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28980996A JPH10133737A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | プラント運転支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28980996A JPH10133737A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | プラント運転支援システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10133737A true JPH10133737A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17748056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28980996A Pending JPH10133737A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | プラント運転支援システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10133737A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001265428A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Kurita Water Ind Ltd | 設備管理システム |
| JP2001265426A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Kurita Water Ind Ltd | 設備管理システム |
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| JP2018083162A (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | オルガノ株式会社 | 加圧浮上分離装置の運転方法および加圧浮上分離装置 |
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| WO2023032878A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | Wota株式会社 | プログラム、方法、情報処理装置、システム |
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| JPH06117886A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-04-28 | Hitachi Ltd | プラントの支援システム |
| JPH06221881A (ja) * | 1993-01-21 | 1994-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | プラント運転支援装置 |
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-
1996
- 1996-10-31 JP JP28980996A patent/JPH10133737A/ja active Pending
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