JPH10134256A - 電子式金銭登録機 - Google Patents

電子式金銭登録機

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Publication number
JPH10134256A
JPH10134256A JP28562196A JP28562196A JPH10134256A JP H10134256 A JPH10134256 A JP H10134256A JP 28562196 A JP28562196 A JP 28562196A JP 28562196 A JP28562196 A JP 28562196A JP H10134256 A JPH10134256 A JP H10134256A
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JP
Japan
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data
information
processing
sales
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Pending
Application number
JP28562196A
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English (en)
Inventor
Hideaki Sakuma
英朗 佐久間
Junji Ishimaru
純二 石丸
Keizo Kasano
惠三 笠野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体の更新処理動作を止めることなく、商品
の売上情報を得る。 【解決手段】 金銭登録機の本体1aでは、登録モード
の商品登録動作内の更新処理動作で、登録した商品ごと
の売上個数および売上金額を累計して、その累計結果を
集計データとして、メモリ4にストアする。リモコン1
4から集計データの第1または第2簡易点検処理が指示
されると、本体1aの中央処理装置2は、商品登録処理
動作を含むメイン処理タスクの空き時間に、第1または
第2簡易点検処理を行うリモコン処理タスクを実施す
る。この処理の処理結果は、光インタフェイス11を介
してリモコン14に送信され、その表示装置に目視表示
される。これによって、登録モードの商品登録動作を止
めることなく、疑似的に並列して、第1または第2簡易
点検処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の売上登録処
理を行う金銭登録機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式金銭登録機(以下、「登録機」と
も言う)は、店舗などに設置されて、商品の売上登録処
理を電子的に行う機器である。売上登録処理には、商品
取引の記録、金銭管理などが挙げられる。また、具体的
には、たとえば伝票、顧客に手渡すレシート、およびジ
ャーナルと称される営業記録レポートの作成を行う。こ
のような登録機は、一般にECR(Electronic Cash Re
gister)などと称される。またこの登録機は、いわゆる
POS(Point Of Sale)システムの端末装置として実
現可能な装置であることも多い。POSシステムとは、
店頭販売情報を中心に発注、仕入れ、点品、顧客などの
小売営業活動の必要情報をとらえて、コンピュータ・シ
ステムを活用して商品を管理するシステムである。
【0003】このような金銭登録機では、登録機本体に
備えられたキーボードから商品取引の取引品目、取引金
額などの情報を入力する。このような入力装置の先行技
術として、たとえば特開平5−216616号公開公報
に開示される技術が挙げられる。本公報では、パーソナ
ルコンピュータの入力装置として、赤外線信号を用いて
光通信するリモコン(リモートコントローラ)部を用い
てパーソナルコンピュータ本体によって制御される表示
装置の表示画面に表示される表示内容を変更する。
【0004】また、金銭登録機の他の先行技術が、特開
平5−334560号公開公報に開示される。本公報の
商品販売登録装置では、いわゆる点検・精算レポートを
生成するときに、各商品の売上個数および売上金額の日
計の他に、1日の営業時間を複数に区分した時間帯毎に
おける売上個数および売上金額の集計額も同時に演算し
てレポートに印刷する。
【0005】
【発明を解決するための課題】上述した金銭登録機およ
び商品売上販売登録装置を用いる店舗では、顧客の多様
化および店舗間の競争の激化が生じている。これによっ
て、各店舗での顧客動向を素早く、適確に判断し、迅速
に対応して顧客の購買意欲を高めることが必要になって
いる。このため、各店舗では、期間限定セール、タイム
サービス、特売コーナの設置、閉店前の値引、およびこ
れらを顧客に知らせる店内放送の実施が行われている。
このとき、当日の各商品の売上個数および売上金額につ
いての情報は、金銭登録機での商品の売上登録処理を一
時的に停止して、登録機本体に精算処理を行わせて得て
いる。このため、金銭登録機の設置位置と上述の各種の
処理対象の商品の設置位置とが離れているとき、商品の
設置位置で、当日の売上状況に合わせて、各種の商品に
対する個別的な処理、たとえば売上の低下した商品に対
する迅速な対応を行うことが困難になる。
【0006】上述した第1の先行技術であるパソコンの
遠隔制御装置と同様のリモコン部を商品登録機の外部制
御装置として使用するとき、金銭登録機本体における操
作を一時的に中断する必要が生じるので、登録機本体に
おける商品の売上登録処理に支障を生ずることがある。
また第2の従来技術である商品販売登録装置では、時間
帯別の売上データを得ることができるけれども、該デー
タは精算時にしか得ることができないので、登録機本体
に精算処理を行わせる必要があり、そのために商品の売
上登録処理を中断する必要がある。精算処理には一般的
に売上登録処理と比べて時間がかかることが多く、その
間、顧客を待たせる必要が生じる。したがって、この精
算処理を店舗の営業時間内に行うことは困難である。
【0007】本発明の目的は、金銭登録機本体における
処理動作を停止させることなく、店舗の営業時間内の所
望の時刻における商品の売上情報を得ることができる電
子式金銭登録機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品を識別す
るための商品情報と売上金額および売上個数を含む売上
情報とを入力する入力手段と、売上情報の累積結果を表
す取引情報を商品情報毎に記憶する第1記憶手段と、入
力手段から商品情報および売上情報が入力されたとき
に、入力された商品情報毎に取引情報を求めて、求めた
取引情報を第1記憶手段に更新して記憶させる更新処理
を実行する制御手段とを含む電子式金銭登録機におい
て、第1記憶手段に記憶された取引情報に対して予め定
める処理を実施することを指示する第1指示手段と、前
記予め定める処理を実施することによって得られた結果
を出力する第1出力手段とを含んで構成される操作手段
をさらに含み、前記制御手段は、入力手段から商品情報
および売上情報が入力されているときに、第1指示手段
からの指示が与えられると、更新処理が行われていない
空き時間に、第1記憶手段の記憶内容を保持したまま取
引情報を読出し、該取引情報に予め定める処理を施して
第1出力手段に与えることを特徴とする電子式金銭登録
機である。本発明に従えば、電子式金銭登録機では、単
一の制御手段に対して、入力手段と操作手段とを有す
る。この入力手段は、登録機本体に備えられる。操作手
段は、登録機本体とは離された操作装置として用いられ
る。登録機は、入力手段から売上情報を入力させ、その
売上情報を用いて、更新登録を行う。この入力動作から
更新動作迄の一連の処理動作は、金銭登録機のいわゆる
商品登録処理動作である。この登録機では、入力手段を
用いて更新処理のための売上情報を入力する間、操作手
段から第1記憶手段に記憶される取引情報に対する予め
定める処理の実施を指示することができる。操作手段か
らの指示が与えられると、本体の制御手段は、いわゆる
タスクを用いた時分割処理によって、入力手段を操作し
て行われる商品登録処理動作と、操作手段からの指示に
基づく予め定める処理とを、疑似的に並列して行わせ
る。具体的には、制御手段は、商品登録処理動作のたと
えば操作者の入力待ち時間であるような、更新処理を行
っていない空き時間に、予め定める処理を行う。これに
よって、第1記憶手段の記憶内容に対する予め定める処
理を、登録機本体での商品登録処理動作を止めることな
く、本体の制御手段に行わせることができる。また、そ
の処理結果を、本体の商品登録動作を止めることなく操
作手段側の第1出力手段で得ることができる。
【0009】また本発明は、前記予め定める処理は、第
1記憶手段に記憶された取引情報のうちの少なくとも2
以上の取引情報を、予め定める商品情報毎に集計して、
その集計結果を表す第1精算情報を求める処理であるこ
とを特徴とする。本発明に従えば、予め定める処理は、
第1記憶手段内の取引情報のうち、少なくとも一部の商
品情報に関するいわゆる精算および点検処理である。従
来の金銭登録機では、この精算および点検処理は、本体
での商品登録処理動作を一旦止めて実施する必要がある
けれども、本件の登録機では本体の処理動作を止める必
要がない。したがって、登録機本体の処理動作を止める
ことなく、容易に最新の売上情報に関するデータを得る
ことができる。
【0010】また本発明は、前記電子式金銭登録機は、
前記第1精算情報をストアする第2記憶手段と、第1記
憶手段に記憶された全ての取引情報を集計して、その集
計結果を表す第2精算情報を求めることを指示する第2
指示手段と、第1および第2精算情報を出力する第2出
力手段とをさらに含み、前記制御手段は、求めた第1精
算情報を第1出力手段に与えるとともに、該第1精算情
報を第2記憶手段に与え、第2指示手段からの指示が与
えられると、第2精算情報を求めて第2出力手段に与え
るとともに、第2記憶手段に記憶された第1精算情報を
第2出力手段に与えた後、第1および第2記憶手段の記
憶内容を消去することを特徴とする。本発明に従えば、
金銭登録機は、本体の入力手段からの指示に基づいて、
商品登録処理を止めて、第2精算処理を実施することが
できる。この第2精算処理時には、該第2精算処理の処
理結果を表す第2精算情報だけでなく、該第2精算処理
の実施前に、操作手段からの指示に基づいて実施された
第1精算処理の処理結果を表す第1精算情報が共に出力
される。この出力手段は、たとえばレシートを印刷する
ための印刷手段である。これによって、一般的に店舗の
閉店後に実施される第2精算処理時に、その第2精算情
報だけでなく、店舗の営業時間内に実施された第1精算
情報を共に確認することができる。
【0011】また本発明は、前記電子式金銭登録機は、
時刻を計測する時刻計測手段をさらに含み、前記制御手
段は、求めた第1精算情報を前記第2記憶手段に与える
とともに、第1精算情報を求めたときに時刻計測手段で
計測された時刻を読出して、該時刻を該第1精算情報に
対応付けて第2記憶に与えて記憶させ、第2記憶手段に
記憶された第1精算情報を第2出力手段に与えるとき
に、対応する時刻を共に与え、前記第2出力手段は、該
時刻をさらに出力することを特徴とする。本発明に従え
ば、上述した入力手段からの指示に基づく第2精算処理
時には、第1精算情報を、その第1精算処理の実施時刻
も併せて確認することができる。これによって、出力さ
れた第2精算情報は、その実施時刻の店舗の販売状況を
表すデータとして取扱うことができる。店舗の営業時間
内の時間別の販売状況を、店舗の閉店後に再確認するこ
とができる。
【0012】また本発明は、前記操作手段は、第1指示
手段の指示を表す送信信号を無線通信で送信する送信手
段をさらに有し、前記電子式金銭登録機は、無線通信に
よる送信信号を受信する受信手段と、受信手段が受信し
た送信信号が、対応する第1指示手段から送信されたか
否かを判定する判定手段とをさらに含み、前記制御手段
は、判定手段で送信信号が対応する第1指示手段から送
信されたと判定されたときだけ、受信した送信信号が表
す指示を実施することを特徴とする。本発明に従えば、
上述の金銭登録機の本体と操作手段との間の情報および
指示の授受は、無線通信で行われる。また、この本体は
予め対応付けられた操作手段からの指示だけに応答し
て、処理を行う。これによって、同一機種の金銭登録機
が複数設置された店舗で、操作手段を用いるとき、各登
録機の本体と操作手段とが混線することを防止すること
ができる。
【0013】また本発明は、前記操作手段は、前記第1
指示手段の動作を許容するパスワードを設定するパスワ
ード設定手段と、パスワード設定手段で設定されたパス
ワードを記憶するパスワード記憶手段と、第1指示手段
からの指示時に、パスワードを入力するためのパスワー
ド入力手段とをさらに含み、前記第1指示手段は、パス
ワード入力手段から入力されたパスワードが、パスワー
ド記憶手段に記憶されたパスワードと一致したときだ
け、前記制御手段に予め定める処理の実施の指示を与え
ることを特徴とする。本発明に従えば、上述の金銭登録
機の操作手段は、予め設定されたパスワードと同じパス
ワードを入力したときだけ、使用可能になる。この操作
手段を用いると、登録機本体から、当日の売上情報およ
びその累計の精算情報を引出すことができるが、これら
の情報は店舗の営業状態を示すものであって第3者には
秘匿すべき情報である。登録機にパスワードを設定して
おくことによって、このパスワードを知らない第3者が
容易に売上情報および精算情報を引出すことを防止する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある電子式金銭登録機1の電気的構成を示すブロック図
である。登録機1は、中央処理装置2、メモリ3,4、
CKDC(クロックキーディスプレイコントローラ)
5、モード切換えスイッチ6、ブザー7、キーボード
8、表示装置9、プリンタ10、光インタフェイス1
1、水晶発振回路12、ドロワ13およびリモコン14
を含んで構成される。リモコン14以外の残余の構成要
素は、登録機1の本体1aに含まれる。
【0015】中央処理装置2は、後述する各種の構成要
素からの出力が与えられる。中央処理装置2は、これら
の構成要素からの出力に応じて、他の構成要素の動作を
制御する。これによって中央処理装置2は、登録機1全
体の動作を制御する。
【0016】メモリ3はたとえばリードオンリメモリで
実現される。メモリ3には、たとえば、登録機1の動作
プログラム、不変の表示メッセージデータおよび不変の
印画メッセージデータが予め格納されている。動作プロ
グラムとしては、たとえば、後述する登録、点検/精
算、設定モードを含む複数のモードの実行時において、
中央処理装置2の周辺装置であるメモリ4、CKDC
5、プリンタ10、光インタフェイス11、水晶発振回
路12およびドロワ13の動作を制御するためのマイク
ロ命令が挙げられる。
【0017】メモリ4は、たとえばランダムアクセスメ
モリで実現され、表示用のバッファとして用いられる。
またメモリ4には、変更可能な各種設定データ、ならび
に各種のカウンタおよびフラグがストアされる。メモリ
4の出力は、中央処理装置2に与えられる。また中央処
理装置2からの出力は、メモリ4にストアされる。
【0018】CKDC5は、モード切換えスイッチ6お
よびキーボード8からの出力を中央処理装置2に与える
とともに、中央処理装置2からの出力に基づいてモード
切換えスイッチ6、ブザー7、キーボード8、および表
示装置9の動作を制御する。
【0019】登録機1は、後述する登録モード、点検/
精算モード、設定モードを含む複数のモードに基づいて
動作する。これら複数のモードは、使用者がモード切換
えスイッチ6を切換えることによって切換えられる。ブ
ザー7は、たとえば動作エラーが発生したときにブザー
を発生する。キーボード8からは、たとえば登録モード
では登録データが入力され、設定モードでは設定データ
が入力される。表示装置9には、登録モードで入力され
た登録データにかかわる情報および各種メッセージなど
が表示される。
【0020】プリンタ10には、中央処理装置2からの
出力が与えられ、たとえば登録モードで入力された登録
データにかかわる情報が所定の用紙に印刷されて、いわ
ゆるレシートおよびジャーナルとして出力される。光イ
ンタフェイス11(図1では「I/F」と略称する)
は、登録機1を遠隔操作するための遠隔制御装置である
後述するリモコン14との間で、光制御信号の授受を行
う。水晶発振回路12は、登録機1の動作タイミングの
基準となる時刻を計時して、その出力を中央処理装置2
に与える。ドロワ13は、中央処理装置2からの出力に
基づいて、金銭および小切手を収納する。
【0021】図2は、前記モード切換えスイッチ6およ
びキーボード8を含む操作パネル18を示す平面図であ
る。この操作パネル18は、金銭登録機1本体に備えら
れる。
【0022】スイッチ6は、登録機1を使用するオペレ
ータが所有する鍵が挿入される挿入孔を有する。この挿
入孔に挿入した鍵をオペレータが回動することによっ
て、登録機1に対し、鍵が配置された位置に設定された
モードの処理の実行が指定される。たとえば、オペレー
タ毎に異なる形状の鍵を所有させることによって、オペ
レータ毎に異なるモードでの操作を実施させることがで
きる。
【0023】たとえば、鍵が登録位置に配置されたと
き、登録モードが指定される。該登録モードでは、たと
えば売上金額および個数を登録する商品登録処理が実行
される。同様に、鍵が点検/精算位置に配置された点検
/精算モードでは、たとえば売上金額の点検と1日の売
上高の精算との処理が実行される。鍵が設定位置に配置
されて指定される設定モードでは、登録機1の各種の処
理手順および機能の設定処理が実行される。また、時刻
モードが指定されたとき、表示装置9に時刻が表示され
る。登録機1の主電源を切るときには、切位置に鍵が配
置される。
【0024】キーボード8は、複数のキーK1〜K22
を含んで構成される。たとえばオペレータが各キーK1
〜K22のいずれかを押下げて操作することによって、
登録機1に対して、各キーK1〜K22に設定された動
作の実行が指定される。
【0025】「レシート」キーK1が操作されたとき、
記録用の所定の用紙であり、レシートの印刷に用いられ
る用紙の紙送りが指定される。「記録紙」キーK5から
は、レシート印刷用の用紙以外の所定の用紙の紙送りが
指定される。「後レシート」キーK2からは、商品登録
処理終了後のレシートの発行が指定される。
【0026】「入」キーK3は、商品の金額とは別の入
金時に使用される。「払」キーK4は、商品の金額とは
別の支払い時に使用される。「%」キーK6は、商品金
額の割引または割増時に使用される。「戻」キーK7
は、商品の返品時に使用される。「−」キーK8は、商
品金額の値引時に使用される。「訂」キーK9は、誤っ
た登録の取消し時に使用される。これらのキーK3,K
4,K6〜K9は、各キーを操作した後に、さらに後述
する他のキーを操作して、各動作実行時におけるデータ
の入力および該データの処理の指定を行う。
【0027】「#/時刻」キーK10は、たとえば顧客
番号および時刻表示を指示するときに操作される。
「×」キーK11は、売上登録処理において、同じ商品
を2個以上連続して登録するときに用いられる。また、
該キーK11は、設定モードにおいて、データを設定す
るときにも使用される。「・」キーK12は、商品登録
処理の数値入力時において小数点の入力時に使用され
る。「CL」キーK13は、数値入力時の誤った入力の
取消しに用いられる。また該キーK13は、ブザー7が
発する警告音を停止することを指示するときにも操作さ
れる。
【0028】置数キー群K14は、「1」〜「0」およ
び「00」である各置数に対応した複数のキーを含み、
数値入力時において使用される。キー群K14のうちの
「00」キーK14aは、たとえば売上金額の数字入力
時において2桁の0を1回の操作で入力するときに使用
される。数値入力は、たとえば商品登録処理によって売
上金額、数量を入力するときに行われる。また設定モー
ドにおいて、単価、オペレータコードを入力するために
も行われる。
【0029】「PLU」キーK15は、売上登録処理に
おいて単品管理される商品の登録時に操作される。「非
課税」キーK16は、外税または内税対象商品を非課税
として取扱って売るときに操作される。「掛」キーK1
7は、掛売りで行われた商品の取引に関するデータを登
録するときに操作される。「信」キーK18は、たとえ
ばクレジットカード、商品券、および小切手での支払い
データを登録するときに使用される。「小計」キーK1
9は、商品登録処理における小計の算出および表示を指
示するために操作される。「現/預」キーK20は、商
品登録処理において現金売りおよび現金預かりを示すデ
ータを登録するときに操作される。
【0030】部門キー群K21は、複数のキーを含み、
個々の商品の売上の登録を行うときに操作される。該キ
ー群K21の各キー毎には、予め各種の部門が個別的に
設定され、該部門に対応付けられて商品が管理される。
「レシート発行/停止」キーK22は、売上登録処理を
行うときにレシートの発行または発行停止のいずれかを
指定するときに操作される。
【0031】図3は、前記表示装置9の表示画面9aを
示す平面図である。表示画面9aは、マトリクス表示部
15、セグメント表示部16、および複数のインジケー
タ部17を含んで構成される。
【0032】マトリクス表示部15には、文字および記
号を含むキャラクタが表示され、たとえば12個のキャ
ラクタを同時に表示することができる。セグメント表示
部16には、たとえば予め定める一部のキャラクタであ
る数字が表示され、たとえば10桁の数字を同時に表示
することができる。
【0033】インジケータ部17は、登録機1の動作状
態に応じて点灯または消灯する複数のインジケータを含
んで構成される。インジケータ部17のうち、1つのイ
ンジケータ17aは、登録機1がリモコン14と通信状
態にあるときだけ点灯する。他の各インジケータ17も
また、それぞれ登録機1の各種の操作状態に応じて点灯
または消灯する。これによって、オペレータは登録機1
の動作状態を認識することができる。
【0034】図4は、前記メモリ4のメモリ構成を示す
図である。メモリ4は、複数のバッファおよびメモリエ
リア26〜42を含んで構成される。
【0035】表示バッファ26は、表示装置9に表示す
るためのデータをストアするために使用される。該バッ
ファ26には、キーボード8から入力された数値デー
タ、予め固定的に設定されたメッセージデータ、メモリ
4内の他のメモリエリアまたはバッファから読出された
設定データなどがストアされる。これらのデータは、中
央処理装置2からの出力に基づいて該バッファ26にス
トアされた後、装置2の出力に基づいて読出され、CK
DC5を介して表示装置9に与えられて目視表示され
る。
【0036】メモリエリア27には、現在、登録機1を
操作しているオペレータを識別するための現在のオペレ
ータコード43がストアされる。該コード43は、たと
えば図5(A)に示されるような3桁の数字のコードで
ある。オペレータコード43は、登録機1を操作するこ
とができるオペレータ毎に異なり、たとえば店舗の開店
直後およびオペレータが交替するときに入力される。
【0037】メモリエリア28には、登録機1を操作可
能な全てのオペレータコード43がストアされる。メモ
リエリア28には、たとえば図5(B)に示すように、
全てのオペレータのオペレータコード43がストアされ
る。
【0038】メモリエリア29には、設定データがスト
アされる。設定データは、図5(C)に示すように、各
部門毎の商品名44、商品の単価45および商品に関連
したその他のデータ46を含む。その他のデータ46と
しては、該商品の外税および内税である税区分、符号、
最大桁数、値引金額、割引または割増率、消費税率、登
録機毎に付されるコードなどを含む。これらの設定デー
タは、売上登録処理時に使用される。
【0039】メモリエリア30には、リモコン識別デー
タがストアされる。リモコン識別データは、光インタフ
ェイス11で受信したデータが、登録機1において処理
すべき光制御信号であるか否かを判断するためのデータ
である。該データは、登録機1とそれに対応するリモコ
ン14とに固有のデータがそれぞれ与えられており、リ
モコン14から光制御信号を発信するときには、該信号
に必ず付加される。このリモコン識別データを識別する
ことによって、複数の登録機1が同一店舗内で使用され
ているとき、他の登録機1のリモコン14からの光制御
信号を誤って受信するような混信が生じることを防止す
るために用いられる。
【0040】メモリエリア31には、集計データ更新フ
ラグがストアされる。該フラグは、商品登録処理におい
て、売上金額および売上個数を入力する登録操作の完了
後に行われる後述する集計データの累積更新処理を実行
しているか否かを示す。累積更新処理が実行されていれ
ば、該フラグに値1が代入されてセットされる。累積更
新処理が実行されていなければ、値0が代入されてリセ
ットされる。
【0041】リモコン送信バッファ32は、登録機本体
1aからリモコン14に対して送信する送信データおよ
び該送信時において用いられる各種のデータをストアす
るためのバッファである。送信データには、後述するよ
うに、第1簡易点検または第2簡易点検実行中メッセー
ジ、ならびに第1簡易点検または第2簡易点検データが
含まれる。
【0042】リモコン受信バッファ33は、光インタフ
ェイス11で受信したデータのうち、本体1aに対応す
るリモコン14からの正常な受信データをストアする。
該バッファ33には、送信誤りで異常が発見されたデー
タはストアされない。
【0043】メモリエリア34には、集計データがスト
アされる。集計データは、本登録機1において、電源投
入時から精算処理が行われるまでに実行された商品登録
処理の処理結果の累計を示すデータである。この処理結
果としては、たとえば登録操作によって入力または演算
されて発生する部門別の売上金額、取引回数、部門合計
が挙げられる。これら集計データは、このメモリエリア
34に、たとえば図5(D)に示すように、商品の属す
る部門名47、該部門の商品の売上個数48、および該
部門の商品の売上金額の合計49がそれぞれ各部門毎に
関連されてストアされる。この集計データは、たとえば
店舗の営業時間終了時に行われる精算処理において、記
録紙に印刷される。精算処理が終了した後、メモリエリ
ア34は、内部の全てのデータが消去されて、初期状態
に戻る。
【0044】集計データ一時記憶バッファ35には、後
述の第1簡易点検処理または第2簡易点検処理の実行時
に用いられる集計データがストアされる。バッファ35
にストアされる集計データは、第1または第2簡易点検
処理が指示されたとき、その直前にメモリエリア34に
ストアされていた集計データを複写したものである。中
央処理装置2は、この集計データに基づいて第1および
第2簡易点検処理を実行する。バッファ35のストア内
容は、第1または第2簡易点検処理が実行されている間
に商品登録処理の登録動作が行われても、累積更新され
ない。該バッファ35のストア内容は、第1または第2
簡易点検処理が終了すると、消去されて初期状態に戻
る。
【0045】メモリエリア36には、簡易点検メモリア
ドレスがストアされる。また、簡易点検データバッファ
37(図面では「簡易点検/精算バッファ」とする)に
は、第1簡易点検データおよび第2簡易点検データがス
トアされる。第1および第2簡易点検データは、第1お
よび第2簡易点検処理の実行結果をそれぞれ表すデータ
であり、後述する第1または第2簡易点検コード、第1
または第2簡易点検実行時刻、および第1または第2簡
易点検処理の処理結果がそれぞれ含まれる。各データ
は、バッファ37内にその実行時刻順にストアされる。
前述した簡易点検アドレスは、第1または第2簡易点検
処理のいずれか一方を実施したときに、該バッファ37
内で、そのとき得られた第1または第2簡易点検データ
をストアするべきアドレスを示す。
【0046】メモリエリア38には、リモコン送信フラ
グがストアされる。リモコン送信フラグは、リモコン1
4に送信すべきデータが上述のリモコン送信バッファ3
2に存在するか否かを示す。データが存在するとき、該
フラグには値1が代入されて、セットされる。存在しな
いとき、該フラグには値0が代入されて、リセットされ
る。
【0047】メモリエリア39には、リモコン送信起動
フラグがストアされる。リモコン送信起動フラグは、リ
モコン14にデータを送信しているか否かを示す。デー
タの送信中には、該フラグには値1が代入されて、セッ
トされる。送信が完了すると、該フラグは値0が代入さ
れて、リセットされる。
【0048】メモリエリア40には、受信データフラグ
がストアされる。受信データフラグは、後述する通信割
り込み処理において、リモコン14から光制御信号の形
で送信されたデータを受信したか否かを示す。データを
受信したとき、該フラグには値1が代入されて、セット
される。それ以外のときには、該フラグには値0が代入
されて、リセットされる。
【0049】プリントバッファ41は、プリンタ10に
おいて印刷するべきデータをストアするためのバッファ
である。印刷するべきデータは、登録締め操作時の締め
データ、設定完了時の設定データ、点検および精算時の
集計データ、ならびに第1簡易点検および第2簡易点検
データである。中央処理装置2は、これらのデータをプ
リントバッファ41にストアした後、該データを該バッ
ファ41から呼出してプリンタ10に与えて、該データ
を記録紙に印刷させる。
【0050】ワークバッファ42は、中央処理装置2に
おいてアプリケーションプログラムを実行するときおよ
び周辺装置である各構成要素3〜13の動作を制御する
ときに使用される各種フラグ、カウンタ、バッファ、各
種売上データ、設定データなどを一時的に保管するため
の保管領域として使用される。
【0051】図6は、前記リモコン14の外観を示す正
面図である。図7は、リモコン14の外観を示す側面図
である。図6と図7を併せて説明する。リモコン14
は、略箱形の筺体51の一方面52に、表示装置54お
よびキーボード55が配置される。表示装置54は、該
一方面52にその表示画面が露出するように設置され
る。キーボード55は複数のキーを含み、各キーが筺体
51の一方面52であって、表示装置54の表示画面と
隣接する位置に行列状に配置される。筺体51の一方面
52であって、キーボード55のキーが配置される部分
には、キーシート57が重ねて配置される。
【0052】図8は、キーシート57の詳細な構成を示
す図である。キーシート57は、矩形の平板状の部材で
あり、その厚さはキーボード55の各キーの高さよりも
小さい。キーシート57には、キーボード55の各キー
の大きさと等しい挿通孔58が、キーの数と同数だけ同
じ配置で設けられる。このキーシート57は、挿通孔5
8にキーボード55の各キーを貫通させた状態でリモコ
ン14の筺体51の一方面52に重ねて配置される。キ
ーシート57には、各挿通孔58を貫通するキーを操作
したときに入力されるキャラクタ、および登録機1に与
えられる指示が表示される。
【0053】キーボード55の各キーは、各キーを単独
で操作したとき、およびシフトキーK31を操作して同
時に各キーを操作したとき、それぞれ異なる操作に対応
する。たとえば、キーK32を例とすると、キーK32
を単独で操作したとき、そのキーK32は表示装置54
の表示画面に表示されるカーソルを左方向に動かす動作
を行う右方向移動キーとして動作する。また、シフトキ
ーK31と同時にキーK32を操作したとき、そのキー
K32は、入力された数に基づいた乗算処理を指示する
「×」キーとして動作する。
【0054】このように、キーボード55の各キーは、
たとえば2つの処理、または2種類のキャラクタにそれ
ぞれ対応し、該キーを操作するときにシフトキーK31
を操作するか否かによって、該キーの操作によって指定
される動作を切換えることができる。したがって、キー
ボード55のキーの数を、入力可能な処理動作、または
キャラクタの数よりも減少させることができる。
【0055】さらに、リモコン14には、筺体51の表
示装置54が配置された部分近傍の側方に、受発光素子
59が設けられる。受発光素子59は、後述する光イン
タフェイスの一部であり、登録機1の本体1aの光イン
タフェイス11との間でデータの授受をするときに用い
られる。
【0056】図9は、リモコン14の詳細な電気的構成
を示すブロック図である。リモコン14は、筺体51内
に、表示装置54およびキーボード55の他に、中央処
理装置61、メモリ62,63、ブザー66、および光
インタフェイス65を含んで構成される。
【0057】中央処理装置61は、キーボード55、メ
モリ62,63、光インタフェイス65からの出力が与
えられ、該出力に基づいてリモコン14の各構成要素全
体の制御を行う。中央処理装置61からの出力は、表示
装置54、メモリ63、光インタフェイス65、および
ブザー66に与えられる。
【0058】メモリ62は、たとえばリードオンリメモ
リで実現され、リモコン14の動作プログラム、不変の
表示メッセージおよび中央処理装置61の動作に用いら
れるテーブルなどが予めストアされる。動作プログラム
としては、リモコン14における各種の設定動作の実行
時において、表示装置54、メモリ63、光インタフェ
イス65およびブザー66の動作を制御するマイクロ命
令が挙げられる。
【0059】メモリ63は、たとえばランダムアクセス
メモリで実現され、たとえば電池である電力供給源から
電力が与えられて、該メモリ63のストア内容が保持さ
れる。メモリ63は、中央処理装置61における各動作
のバッファとして用いられる。たとえば、表示用のバッ
ファおよび光通信用の送受信バッファとして用いられ
る。他に、変更可能な各種設定データ、各種カウンタお
よびフラグがストアされる。さらに、このメモリ63に
は、このリモコン14の操作を行うときに入力される管
理者コードおよびパスワードがストアされる。また、た
とえば中央処理装置61における各種の処理動作におい
て用いられる設定データもストアされる。
【0060】表示装置54は、たとえば液晶表示装置で
実現され、キーボード55からの入力データ、または光
インタフェイス65を介して登録機1の本体1aから送
信されたデータ、ならびに本体1aおよびリモコン14
の動作エラーを示す表示が目視表示される。ブザー66
は、中央処理装置61からの出力に基づいて、各種のエ
ラーなどの発生時に警告音を発生する。
【0061】上述の登録機1において第1精算情報を求
める処理である第1簡易点検処理および第2簡易点検処
理の処理手順を以下に説明する。第1および第2簡易点
検処理の実施は、リモコン14からだけ指示することが
できる。第1または第2簡易点検処理が指示された場合
に登録機1の本体1aにおいてたとえば商品登録処理が
実行されているとき、商品登録処理と第1または第2簡
易点検処理とは、疑似的に並列して行われる。
【0062】これら第1および第2簡易点検処理は、一
般的な点検処理または精算処理であるような集計処理が
行われないタイミングで、商品の売上個数および売上金
額を含むようなデータの集計を行うための処理であり、
メモリエリア34内の集計データはそのまま保存され
る。第1および第2簡易点検処理は、集計項目の数およ
び種類が異なり、他の処理動作は等しい。
【0063】たとえば、第1簡易点検処理は、たとえば
登録機1を設置した店舗の開店時刻と同時に登録機1の
電源が投入されて随時商品登録処理が行われる場合、店
舗の開店時から第1簡易点検処理の実行指示があった時
点までに、登録機1の本体1aに累積更新処理で登録さ
れた商品の売上個数および売上金額の集計を行う処理で
ある。また、第2簡易点検処理は、上述の場合に店舗の
開店時から第2簡易点検処理が実行が指示された時点ま
でにおいて、商品登録処理によって登録機1の本体1a
に登録された商品の売上個数および売上金額の合計、な
らびにこれら処理結果に基づいて累計される累計データ
を集計する処理である。この累計データには、たとえば
売上金額または売上個数についての部品別構成比率、P
LU品目のゼロ売上、PLU品目の在庫数が挙げられ
る。
【0064】図10は、第1簡易点検処理を指示すると
きのリモコン14の操作手順を説明するための図であ
る。リモコン14は、該リモコン14に予め設定される
パスワードが入力されると、登録機1の本体1aに対し
て送信可能な状態となる。パスワードは、リモコン14
を操作するオペレータ、またはリモコン14の管理者が
各リモコン14毎に予め任意に設定する。
【0065】第1および第2簡易点検処理において得ら
れる第1および第2簡易点検データは、その登録機1を
用いる店舗において取引された商品の売上に関する情報
である。このような売上情報は、該店舗の関係者である
登録機1のオペレータおよび管理者にだけ公開され、そ
れ以外の第三者には秘匿されることが好ましい。したが
って、この売上情報を入手することができるリモコン1
4の操作を、オペレータおよび管理者だけが知るパスワ
ードを入力したときだけ可能とすることによって、売上
情報を第三者が容易に入手することを防止することがで
きる。
【0066】オペレータは、パスワードが入力され、送
信可能となったリモコン14に、キーボード55を用い
てJOBコードを入力することによって、本体1aに第
1簡易点検処理の実行を指示する。JOBコードは、キ
ーボード55の各キーで入力可能なキャラクタの組合せ
で表され、各JOBコードがそれぞれ単一の処理動作に
対応する。JOBコードを設けることによって、リモコ
ン14のキーボードに、該処理を指示するためのファン
クションキーであるような特定キーを設ける必要がなく
なる。
【0067】たとえば第1簡易点検処理を指示するJO
Bコードは、3桁の置数、「・」および「×」がこの順
で組合されて構成される。また、リモコン14において
入力可能な処理は、それぞれ該JOBコードの3桁の置
数の数を変更して区別する。たとえば部門およびグルー
プ別の売上金額および売上個数を点検するための第1簡
易点検処理を指示するときには、この置数を「950」
とする。部門別の売上個数および売上金額の順位を得る
ための第1簡易点検処理を指示するときには、該置数を
「951」とする。また、各部門の商品の売上個数およ
び売上合計に関して、該商品の属するグループ別の合計
を得る部門全グルーブ合計の第1簡易点検処理を指示す
るときには、該置数「952」とする。さらに、単品管
理される商品の売上個数および売上金額を該商品が属す
るグルーブ単位で全てのグルーブに関して集計したPL
U全グルーブ合計の第1簡易点検処理を指示するときに
は、該置数を「953」とする。
【0068】たとえば、部門別およびグルーブ別の売上
個数および売上金額を得る部門/グルーブの第1簡易点
検処理を実行するとき、リモコン14の使用者は、JO
Bコード「950」,「・」,「×」を入力した後、続
いてキーボード55のキーK35を操作する。キーK3
5は、たとえば商品登録処理の小計を指示するための
「小計」キーであるが、この操作では、JOBコードの
確定に用いられる。キーK35を操作することによっ
て、JOBコードの入力が確定される。
【0069】キーK35が操作されると、中央処理装置
61は、部門/グルーブの第1簡易点検処理を指示する
ための指示データを、光インタフェイス65の受発光素
子59を介し、本体1aの光インタフェイス11に対し
て、光制御信号として送信する。指示データ送信後、中
央処理装置61は光インタフェイス65を本体1aから
のデータを受信可能な状態に切換えて待機させる。また
中央処理装置61は、本体1aから折返し送信される光
制御信号に基づいて、表示装置54の表示画面に、図1
1に示すように「カンイテンケン ジッコウチュウ」と
言うメッセージ文68を表示させる。このような処理手
順に基づいて、リモコン14から本体1aに対して、第
1簡易点検処理の指示データが送信される。
【0070】登録機1の本体1aでは、常時、光インタ
フェイス11においてリモコン14からの光制御信号を
受信可能な状態として待機させている。光インタフェイ
ス11でリモコン14からの光制御信号が受信される
と、後述する処理手順に基づいて第1簡易点検処理を実
行する。このとき、本体1aではキーボード8から入力
されるデータに基づいた商品登録処理と、この指示デー
タで指示される第1簡易点検処理とを、いわゆるタスク
を用いた時分割処理で、疑似的に並列して実行する。
【0071】このとき、表示装置9の表示画面9aのマ
トリクス表示部15、セグメント表示部16およびイン
ジケータ17a以外の残余のインジケータ部17には、
並列して実行される商品登録処理に関連した情報が目視
表示される。具体的には、たとえば図12で示すよう
に、マトリクス表示部15には、登録処理されるべき商
品の部門およびグループを示す情報「ブモン01 *
01*」が表示される。またセグメント表示部16に
は、商品の単価を示す情報「100」が右詰めで表示さ
れる。さらにインジケータ17a以外の残余のインジケ
ータは、売上登録処理の実行中における本体1aの動作
状態に応じて個別的に点灯または消灯される。この状態
で、リモコン14との通信状態を示すインジケータ17
aは、リモコン14との間でデータの送受信を行ってい
ることを示す点滅表示を行う。点滅表示は、インジケー
タ17aの点灯状態と消灯状態とを予め定める時間周期
で交互に切換えて実施される。
【0072】本体1aにおいて第1簡易点検処理が終了
すると、該処理の処理結果を示す第1簡易点検データ
が、光インタフェイス11から光制御信号の形態で、リ
モコン14に送信される。リモコン14は、この光制御
信号を受信すると、該信号で表された第1簡易点検デー
タを表示装置54の表示画面に目視表示する。図13
は、この第1簡易点検データを表示装置54に目視表示
した状態を示す図である。たとえば第1簡易点検データ
には、第1簡易点検処理の実行時の日付および時刻、商
品の部門毎の売上数量、売上金額および売上金額の合計
金額が含まれる。
【0073】リモコン14の表示装置54は比較的小形
のものであり、第1簡易点検データを一度に全て目視表
示することができないことがある。このときには、リモ
コン14のキーボード55の各キーを所望の形態で操作
して、表示装置54の表示画面に表示されるデータを順
次的に切換える。このような一連の動作によって、第1
簡易点検処理が実行され、該処理の処理結果がリモコン
14の使用者に提示される。第2簡易点検処理は、第1
簡易点検処理と同様の処理手順によって指示され、本体
1aにおいて商品登録処理と疑似的に並行して実施され
る。第2簡易点検処理の処理結果もまたリモコン14の
表示装置54に表示される。
【0074】図14は、登録機1の本体1aとリモコン
14との間で送受信される光制御信号81のデータ形式
を示すデータフォーマット図である。光制御信号81
は、リモコン識別データ82、信号データ83、および
チェックキャラクタ84を含んで構成される。
【0075】リモコン識別データ82は、たとえば登録
機1の生産時に、各リモコン14毎に定められたコード
データであり、1バイトのデータで表される。光制御信
号81が本体1aで受信されたとき、本体1aの中央処
理装置2は、リモコン識別データ82に基づいて、受信
した光制御信号が本体1aに対応するリモコン14から
送信されたものであるか否かを判断する。また光制御信
号がリモコン14で受信されるとき、該リモコン14の
中央処理装置61は、リモコン識別データ82に基づい
て、受信した光制御信号が対応する本体1aから送信さ
れたものであるか否かを判断する。
【0076】信号データ83は、コマンドデータ、ある
いは第1または第2簡易点検データに対応する。たとえ
ば光制御信号81がリモコン14から送信された信号で
あるとき、信号データ83としてコマンドデータが光制
御信号81に組込まれる。コマンドデータは、第1およ
び第2簡易点検処理の処理動作の実行を指示するデータ
である。また、リモコン14から本体1aに対して指示
することができる各種の処理の実行を指示するためのデ
ータである。また、光制御信号が本体1aから送信され
た信号であるとき、信号データ83として第1または第
2簡易点検データが光制御信号81に組込まれる。第1
または第2簡易点検データは、第1または第2簡易点検
処理の処理結果を示すデータである。これら信号データ
83は、たとえば125バイトのデータとして表され
る。
【0077】チェックキャラクタ84は、たとえば2バ
イトのデータで表され、光制御信号81のデータの信頼
性を確保するために該信号81に付加される。本体1a
およびリモコン14では、光制御信号81を受信したと
きに、このチェックキャラクタ84を用いてデータ受信
が正常に行われたか否かを判断する。
【0078】図15は、登録機1のモニタシステムの設
定状態を示す図である。モニタシステムは、いわゆる監
視プログラムであり、タスクを含むソフトウェア、およ
び登録機1を構成するハードウェアの動作を統括して制
御する。タスクは、いわゆるプロセスに対応する。登録
機1のモニタシステムには、メイン処理タスク、および
リモコン処理タスクの2つのタスクが設定される。
【0079】メイン処理タスクは、本体1aのキーボー
ド8の入力操作に基づく処理動作プログラムであり、た
とえば登録モードおよび精算モードの処理動作を含む。
リモコン処理タスクは、リモコン14から光制御信号と
して本体1aに与えられる指示データに基づく処理動作
プログラムである。登録機1は、本体1aのキーボード
8からの入力操作、および中央処理装置2における処理
動作において、待ち時間が生じるとき、プログラミング
の分岐命令であるスイッチによって、これらのタスクを
順次切換えて実行する。これによって、中央処理装置2
において、本体1aのキーボード8の入力操作に基づく
処理と、リモコン14からの入力操作に基づく処理と
が、疑似的に並列して実施される。したがって、入力操
作から各処理動作終了までの処理時間が短縮される。
【0080】図16は、メイン処理タスクのうち、登録
モードの商品登録処理の処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。たとえばモード切換えスイッチ6に
よって本体1aのモードとして登録モードが指定される
と、ステップa1からステップa2に進む。
【0081】ステップa2では、キーボード8からの入
力に基づいて、商品登録処理が行われる。この商品登録
処理は、登録機1の本体1aのキーボード8のキーK1
〜K22の操作によって実施される。登録モードが選択
されるとき、中央処理装置2は、まず、たとえばキーボ
ード8の置数キー群K14、部門キー群K21、「PL
U」キーK15のいずれかが操作されるのを待つ。
【0082】商品登録処理を行うオペレータは、たとえ
ば複数の商品の取引に関するデータを順次的にキーボー
ド8から登録機1の本体1aに入力する。キーボード8
から入力された入力データは、たとえば、一旦ワークバ
ッファ42にストアされる。中央処理装置2は、ワーク
バッファ42内の入力データに基づき、取引された商品
毎に、その売上個数および売上金額を含む売上情報を生
成して、ワークバッファ42にストアする。複数の商品
に関する売上情報が連続して生成されるとき、各商品に
関する売上情報が順次的にワークバッファ42にストア
される。
【0083】全ての商品の取引に関するデータの入力が
終了すると、オペレータは、データの登録操作が完了し
たことを示す締め操作を行う。該操作は、たとえばキー
ボード8の「小計」キーK19を操作することによって
行われる。締め操作が行われると、キーボード8から
は、登録操作が完了したことを示すデータが中央処理装
置2に与えられる。該データが中央処理装置2に与えら
れると、中央処理装置2は、ワークバッファ42のスト
ア内容に基づいて、レシートおよびジャーナルの印刷デ
ータを作成し、プリントバッファ41にストアする。プ
リンタ10は、中央処理装置2からの出力に基づいて、
このプリントバッファ41内のデータを読出し、記録紙
に印刷して、レシートおよび保存用のジャーナルを作成
する。
【0084】この売上情報の登録動作に関し、たとえ
ば、オペレータのキーボード8の操作を待つ待ち時間、
ならびにレシートおよびジャーナル印刷動作中の待ち時
間には、スイッチによるタスク切換が行われて、後述す
るリモコン処理タスクが実施される。
【0085】このような一連の商品登録処理で、レシー
トおよびジャーナルの印刷が終了すると、ステップa2
からステップa3に進む。ステップa3では、メモリ4
内の集計データ更新フラグに値1を代入してセットす
る。フラグのセットが終了するとステップa3からステ
ップa4に進む。
【0086】ステップa4では、メモリエリア34にス
トアされる集計データにワークバッファ39にストアさ
れる同一商品の売上情報をさらに付加して、集計データ
34の累計演算を行う。この累計演算の結果は、新たな
集計データとして、メモリエリア34にストアされる。
これによって、集計データが更新される。集計データの
更新処理が終了すると、ステップa4からステップa5
に進む。
【0087】ステップa5では、前述の集計データ更新
フラグに値0を代入してリセットする。フラグのリセッ
トが終了するとステップa5からステップa6に進み、
当該フローチャートの処理動作を終了する。
【0088】このように、登録モードの処理動作が行わ
れるとき、集計データの更新処理が行われる間だけ、集
計データ更新フラグがセットされる。これによって、該
フラグの値を判別することによって、メモリエリア34
内のストア内容を変更している最中であるか否かが判断
される。この集計データ更新フラグは、後述するリモコ
ン処理タスクでの処理動作に用いられる。
【0089】前述のリモコン処理タスクでの第1および
第2簡易点検処理を実施するとき、該処理の基礎となる
取引情報である集計データが、或る値に定まっている必
要がある。中央処理装置2は、集計データ更新フラグの
値を判断して、集計データの更新処理が行われること
で、データの変更が行われている間だけは該フローチャ
ートの処理動作を一時停止させる。これによって、リモ
コン処理タスクでは、常に最新の確定された集計データ
に基づいて第1および第2簡易点検処理が行われる。
【0090】また、本実施形態では、メイン処理タスク
の処理動作として、登録モードの商品登録処理を説明し
たが、本体1aのモードが登録モード以外の他のモード
であるときでも、集計データの更新処理が行われる直前
に集計データ更新フラグをセットし、更新処理が終了し
た直後に該フラグをリセットすることによって、登録モ
ードと同様に、集計データの更新処理動作の実行の有無
を該フラグから知ることができる。
【0091】図17は、上述のリモコン処理タスクの動
作を詳細に説明するためのフローチャートである。この
フローチャートでは、第1簡易点検を「簡易点検」、第
2簡易点検を「簡易精算」と表記して区別する。メイン
処理タスク登録動作中に待ち時間が生じて、スイッチが
切換えられると、ステップb1からステップb2に進
む。
【0092】ステップb2では、メモリ4内の受信デー
タフラグの値が1であるか否かが判断される。この受信
データフラグは、後述するように、リモコン14からの
上述の光制御信号が受信されているか否かを示す。中央
処理装置2は、リモコン14からの光制御信号の受信動
作を、後述する割込み処理動作で処理する。該フラグが
1にセットされているとき、光制御信号が受信済みであ
ると判断して、ステップb2からステップb3に進む。
【0093】ステップb3では、受信した光制御信号に
含まれるリモコン識別データおよびコマンドデータが、
正しく受信されているか否かが判断される。この受信の
良否の判断は、前述したチェックキャラクタ84を用
い、通信データの信頼性確保のためのソフト的なデータ
チェック手法で行われる。
【0094】この手法では、たとえば、リモコン識別デ
ータ82およびコマンドデータである信号データ83を
予め定める演算手法に基づいて演算して、その演算結果
がチェックキャラクタ84の値と一致するかを確認す
る。この演算結果がチェックキャラクタ84と一致した
とき、光制御信号81の受信が正常であって、データ8
2,83にデータ化けなどの誤りがなかったと判断され
る。データ受信が正常であったと判断されるとステップ
b3からステップb4に進む。
【0095】ステップb4では、受信された光制御信号
のうち、リモコン識別データ82が、本体1aのメモリ
3にストアされるリモコン識別データと一致するか否か
が判断される。一致したときには、本体1aに対応する
リモコン14からの光制御信号を受信したものと判断し
て、ステップb4からステップb5に進む。
【0096】ステップb5では、受信データのうち、信
号データであるコマンドデータが、第1または第2簡易
点検処理のいずれか一方の処理の実行を指示するもので
あるか否かが判断される。そうであるときには、ステッ
プb5からステップb6に進む。
【0097】ステップb6では、集計データ更新フラグ
が値1であるか否かが判断される。該フラグは、上述し
たように、集計データの更新処理が行われているか否か
を示すフラグである。該フラグに値1がセットされてい
て、更新処理が行われているとき、ステップb6からス
テップb7に進む。ステップb7では、タスク切換のス
イッチを切換えて、リモコン処理タスクを一時的に中断
する。これによって、中央処理装置2は、続いて、メイ
ン処理タスクの処理動作を実行する。このメイン処理タ
スクの処理動作に待ち時間が生じると、再度スイッチが
切換えられて、リモコン処理タスクのステップb6の処
理動作に戻る。
【0098】ステップb6で、集計データ更新フラグが
値0であると判断されたとき、集計データの更新処理は
行われていないと判断される。このときには、ステップ
b6からステップb7に進む。
【0099】ステップb7では、メモリ4のメモリエリ
ア34にストアされる集計データを、集計データ一時記
憶バッファ35に複写してストアする。これによって、
メモリ4には、第1および第2簡易点検処理が指示され
た時点までの集計データが、メモリエリア34およびバ
ッファ35の両方にストアされる。データの複写が終了
するとステップb8からステップb9に進む。
【0100】ステップb9では、前述のコマンドデータ
が第1簡易点検処理の実行を指示するものであったか否
かが判断される。このコマンドデータが第1簡易点検処
理を指示するとき、ステップb10〜ステップb16の
第1簡易点検処理を実施する。また、このコマンドデー
タが第2簡易点検処理を指示するとき、ステップb17
〜ステップb23の第2簡易点検処理を実施する。ま
ず、コマンドデータが第1簡易点検処理を示すときを説
明する。このとき、ステップb9からステップb10に
進む。
【0101】ステップb10では、第1簡易点検コード
「01H」を簡易点検データバッファ37に書込んでス
トアする。第1簡易点検コード「01H」は、バッファ
37に以降の処理動作でストアされるデータが、第1簡
易点検処理の処理結果を示す第1簡易点検データである
ことを示す。該コードが書込まれるメモリは、メモリエ
リア36の簡易点検メモリアドレスで指定される。該ア
ドレスは、なんらかのデータが書込まれるたびに、その
データ分だけアドレスが大きく成る方向に変更される。
第1簡易点検コードがバッファ37にストアされると、
ステップb10からステップb11に進む。
【0102】ステップb11では、第1簡易点検処理が
実行される現在の日付および時刻がCKDC5から読出
され、簡易点検データバッファ37内の第1簡易点検コ
ードのストアされた番地に続く番地に書込まれてストア
される。この書込みが終了すると、ステップb11から
ステップb12に進む。
【0103】ステップb12では、たとえばメモリ3に
ストアされる第1簡易点検実行中メッセージを読出し、
リモコン送信バッファ32に書込んでストアする。デー
タを書込むと、ステップb12からステップb13に進
む。ステップb13では、メモリ4内のリモコン送信フ
ラグに値1を代入してセットする。このリモコン送信フ
ラグをセットすると、後述する通信割込み処理が実施さ
れる。これによって、バッファ32内のメッセージデー
タが、光制御信号として、リモコン14に対して送信さ
れる。リモコン通信フラグがセットされると、ステップ
b13からステップb14に進み、タスク切換えのスイ
ッチが切換られて、本フローチャートの処理動作が一時
的に中断され、同時にメイン処理タスクが実行される。
この状態でメイン処理タスクに待ち時間が生じると、再
度スイッチが切換えられて、リモコン処理タスクのステ
ップb15の処理動作に進む。
【0104】ステップb15では、集計データ一時記憶
バッファ35にストアされた集計データに基づいて、第
1簡易点検処理の演算が実行される。該処理が終了する
とステップb15からステップb16に進む。ステップ
b16では、第1簡易点検処理の結果を示すデータを、
簡易点検データバッファ37に書込んでストアさせる。
該データがストアされる番地は、ステップb11で現在
の日付および時刻を書込んだ番地に続く番地であって、
簡易点検メモリアドレスによって指定される。
【0105】このようなステップb10〜ステップb1
6における一連の処理動作によって、第1簡易点検処理
の処理結果を示す第1簡易点検データが生成されてバッ
ファ37にストアされる。この第1簡易点検データに
は、第1簡易点検コード「01H」、第1簡易点検処理
を実行したときの日付および時刻、ならびに第1簡易点
検処理の結果が含まれる。
【0106】また、前述したステップb9で、コマンド
データが第2簡易点検処理の実行を指示するものである
と判断されるときには、ステップb9からステップb1
7に進む。ステップb17〜ステップb23では、第2
簡易点検処理の処理結果を示す第2簡易点検データが生
成される。該データの生成手順は、第1簡易点検データ
の生成手順と類似の手順であり、対応する処理動作の詳
細な説明を省略する。
【0107】ステップb17では、第2簡易点検コード
「02H」を簡易点検データバッファ37内で簡易点検
メモリアドレスで指定される番地に書込む。該コードが
書込まれると、ステップb17からステップb18に進
み、第2簡易点検処理の実行する現在の日付および時刻
をCKDC5から読出し、コード「02H」に続けて、
バッファ37に書込む。日付および時刻が書込まれると
ステップb18からステップb19に進み、第2簡易点
検処理を実行することを示す第2簡易点検実行中メッセ
ージのメッセージデータを、リモコン送信バッファ32
に書込んで、ステップb20に進む。
【0108】ステップb20では、メモリ4内のリモコ
ン送信フラグに値1を代入してセットし、通信割込み処
理でメッセージデータをリモコン14に送信させる。フ
ラグのセットが終了すると、ステップb20からステッ
プb21に進む。ステップb21では、タスク切換えの
スイッチが切換られて、本フローチャートの処理動作が
一時的に中断される。この状態でメイン処理タスクに待
ち時間が生じると、再度スイッチが切換えられて、リモ
コン処理タスクのステップb22の処理動作に進む。
【0109】ステップb22では、集計データ一時記憶
バッファ35のストア内容に基づいて第2簡易点検処理
の演算を実行する。該処理が終了するとステップb22
からステップb23に進み、第2簡易点検処理の結果を
日付および時刻に続けて、バッファ37に順次書込んで
ストアさせる。ステップb19〜ステップb23に示す
このような一連の処理動作によって、第2簡易点検処理
の処理結果を示す第2簡易点検データが生成される。
【0110】ステップb16で第1簡易点検データが全
てバッファ37に書込まれてストアされたとき、および
ステップb23で第2簡易点検データの全てのデータが
バッファ37に書込まれてストアされたとき、ステップ
b16およびステップb23からステップb24に進
む。ステップb24では、バッファ37にストアされた
第1簡易点検データまたは第2簡易点検データを読出
し、リモコン送信バッファ32に書込んで、ステップb
25に進む。
【0111】ステップb25では、メモリ4内のリモコ
ン送信フラグに値1を代入してセットし、通信割込み処
理で上述のデータをリモコン14に送信させる。フラグ
のセットが終了すると、ステップb25からステップb
26に進む。ステップb26では、集計データ一時記憶
バッファ35のストア内容を消去して、該バッファ35
を初期状態に戻す。バッファ35の初期化を終了する
と、ステップb26からステップb30に進み、当該フ
ローチャートの処理動作を終了する。
【0112】また、ステップb3で、データの演算結果
がチェックキャラクタ84と一致しないときには、デー
タ受信が不良であり、受信した光制御信号に誤りが生じ
ていたと判断される。このときには、ステップb3から
ステップb27に進む。ステップb27では、まず、受
信データフラグに値0を代入してリセットする。同時
に、受信した光制御信号に基づくリモコン受信データを
消去して、バッファ33を初期状態に戻す。また、リモ
コン14に対し光制御信号の再送信を要求するデータを
生成して、リモコン送信バッファ32にストアする。さ
らに、リモコン送信フラグに値1を代入してセットし、
通信割込み処理で、バッファ32内のデータをリモコン
14に対して送信する。再送信要求のデータを送信する
と、そのままステップb30に進み、当該フローチャー
トの処理動作を終了する。
【0113】さらにまた、ステップb4で、送信側と受
信側のリモコン識別データが一致しないときには、本体
1aと対応しない別の登録機1のリモコン14からの光
制御信号を受信したものと判断する。このときにはステ
ップb6からステップb28に進む。ステップb28で
は、受信データフラグの値0を代入してリセットする。
同時に、リモコン受信バッファ33のストア内容を消去
してバッファ33を初期状態にする。これらの処理が終
了すると、ステップb28からステップb30に進み、
そのまま当該フローチャートの処理動作を終了する。
【0114】さらにまた、ステップb5で、コマンドデ
ータが、第1または第2簡易点検処理の実行を指示する
ものではないときには、ステップb7からステップb2
9に進む。ステップb29では、該コマンドデータが指
示する処理動作を実行し、そのまま当該フローチャート
の処理動作を終了する。
【0115】このような一連のタスクの処理動作によっ
て、リモコン14から送信された光制御信号に基づく処
理動作が行われる。
【0116】図18は、中央処理装置2の割込み処理を
詳細に説明するためのフローチャートである。上述の2
つのタスクの処理動作実行中には、中央処理装置2また
はそれ以外の構成要素から、以下に説明する割込み処理
の実施を要求する割込み要求が出力される。中央制御装
置2は、これら割込み要求が与えられると、その要求に
応じた処理を実施させる。たとえば、上述のリモコン処
理タスクでは、割込み要求は、リモコン送信フラグがセ
ットされたときに、同時に出力される。
【0117】処理対象のタスクを実施しているときに割
込み要求が発生すると、ステップc1からステップc2
へ進む。ステップc2では、発生した割込み要求が、タ
イマからのタイマ割込み要求であるか否かが判断され
る。そうであるときは、ステップc3に進み、後述する
タイマ割込み処理を実施する。そうでないときは、ステ
ップc4に進む。ステップc4では、発生した割込み要
求が、光インタフェイスからの通信割込み要求であるか
否かが判断される。そうであるときは、ステップc4か
らステップc5に進み、後述する通信割込み処理を実施
する。そうでないときは、ステップc6に進む。
【0118】ステップc6では、発生した割込み要求
が、キーボード8の各キーK1〜K33からのキー割込
み要求であるか否かが判断される。このキー割込み要求
は、たとえばオペレータによってキーボード8が操作さ
れたときに発生する。そうであるときは、ステップc7
に進み、キー割込み処理を実施する。このキー割込み処
理は、キーボード8を用いて入力されるデータを、ワー
クバッファ42にストアする処理動作である。発生した
割込み要求が、このキー割込み要求ではないときは、ス
テップc6からステップc8に進む。
【0119】ステップc8では、発生した割込み要求
が、プリンタ10からのプリンタ割込み要求であるか否
かが判断される。このプリンタ割込み要求は、たとえば
上述の処理タスクで記録紙に印刷すべきデータが生成さ
れるときに出力される。そうであるときは、ステップc
8からステップc9に進み、プリンタ割込み処理を実施
する。プリンタ割込み処理は、プリントバッファ41に
ストアされたデータをプリンタ10に転送して、該デー
タを記録紙に印刷する処理動作である。
【0120】発生した割込み要求が、プリンタ10から
のものでないとき、ステップc1で割込み要求があった
と判断されたこと自体が誤りであり、実際には割込み要
求がなかったものと判断される。そのときには、ステッ
プc8からステップc10に進み。当該フローチャート
の処理動作を終了する。また、ステップc3,c5,c
7,c9でそれぞれ割込み処理が終了した時も、ステッ
プc10に進んで当該フローチャートの処理動作を終了
する。
【0121】このような割込み処理動作によって、各モ
ードの処理動作において、共通の処理動作を実施するこ
とができる。
【0122】図19は、上述した割込み処理のうちのタ
イマ割込み処理を詳細に説明するためのフローチャート
である。このタイマ割込み処理では、リモコン送信バッ
ファ21にストアされるデータを、光インタフェイス1
1を通して、リモコン14に送信する。
【0123】図18のフローチャートのステップc2
で、タイマ割込み要求があるとき、ステップd1からス
テップd2に進む。ステップd2では、たとえCKDC
5に含まれるタイマカウンタの値が0であるか否かが判
断される。値が0でないときは、予め定める経過時間が
未だ経過していないと判断される。このときには、ステ
ップd2からステップd3に進み、タイマカウンタの値
から値1だけ減算して、更新する。更新が終了すると、
ステップd4に進む。また、ステップd2で タイマカ
ウンタの値が0となるときは、ステップd2からそのま
まステップd4に進む。このタイマカウンタは、登録機
1に任意に設定され、データ送信の処理動作の実施周期
を表す設定時間の経過を計測する。たとえば、中央処理
装置2内のタイマが10m秒おきにタイマ割込要求を出
力し、かつ実施周期が50m秒に設定されるとき、タイ
マカウンタの初期値は値50に設定される。ステップd
2〜d4の動作でタイマ割込要求が出力されるたびに、
タイマカウンタの値から値1が減算されるので、タイマ
カウンタの値が0になるとき、初期値設定時から50m
秒が経過したことが判る。
【0124】ステップd4では、リモコン送信フラグが
セットされているか否かが判断される。該フラグは、リ
モコン14に送信すべきデータを生成した後にセットさ
れ、それ以外の残余の時にはリセットされる。したがっ
て、このフラグの値を調べることによって、本体1aで
リモコン14へ送信すべきデータが存在するか否かを調
べることができる。該フラグがセットされているとき、
ステップd4からステップd5に進む。
【0125】ステップd5では、リモコン送信起動フラ
グがセットされているか否かが判断される。該フラグ
は、後述するように、リモコン14へデータを送信する
間だけセットされ、それ以外の残余のときには、値が0
にリセットされる。したがって、このフラグの値を調べ
ることによって、本体1aからリモコン14へデータが
送信されているか否かを調べることができる。該フラグ
がセットされていないとき、ステップd5からステップ
d6に進む。
【0126】ステップd6では、リセットされているリ
モコン送信起動フラグに値1を代入してセットする。該
フラグをセットすると、ステップd7に進む。ステップ
d7では、リモコン14へのデータの送信動作を起動す
る。これによって、本体1aでは、光インタフェイス1
1に対して送信データバッファ32内のデータがあたえ
らえ、該データが光制御信号として、リモコン14に送
信される。送信動作が起動されると、ステップd7から
ステップd9に進み、当該フローチャートの処理動作を
終了する。
【0127】また、ステップd4で、リモコン送信フラ
グがリセットされていると判断されたとき、送信データ
バッファ32内に、送信すべきデータが存在しないと判
断される。このときには、ステップd4からステップd
8に進み、リモコン送信起動フラグに値0を代入してリ
セットする。該フラグをリセットすると、そのままステ
ップd9に進み、当該フローチャートの処理動作を終了
する。また、ステップd4でリモコン送信起動フラグが
セットされていると判断されたとき、既に送信データバ
ッファ32内の送信すべきデータの送信動作が開始され
ていると判断される。このときには、ステップd5から
そのままステップd9に進んで、当該フローチャートの
処理動作を終了する。
【0128】図20は、上述した割込み処理のうちの通
信割込み処理を詳細に説明するためのフローチャートで
ある。この通信割込み処理では、リモコン処理タスク実
施の際に必要なリモコン14からの受信データを受信し
て、リモコン受信バッファ33にストアする。
【0129】図18のフローチャートのステップc4
で、通信割込み要求があるとき、ステップe1からステ
ップe2に進む。ステップe2では、現在光インタフェ
イス11で、リモコン14からの光制御信号を受信して
いるか否かが判断される。登録機1は、たとえばリモコ
ン処理タスクで何らかの送信データをリモコン14に送
信するとき以外の残余のときには、光インタフェイス1
1を光制御信号の受信可能な状態に保持して待機させ、
リモコン14からの光制御信号の送信を待つ。この状態
で、光制御信号が受信されていると判断されたとき、ス
テップe2からステップe3に進む。
【0130】ステップe3では、受信した光制御信号を
電気信号である受信データに変換し、該受信データをメ
モリ4のリモコン受信バッファ33に転送してストアさ
せる。受信データを転送すると、ステップe3からステ
ップe4に進む。ステップe4では、受信データフラグ
に値1を代入してセットする。この受信データフラグ
は、前述のリモコン処理タスクにおいて用いられる。フ
ラグがセットされると、ステップe4からステップe9
に進み、当該フローチャートの処理動作を終了する。こ
れによって、リモコン14からのデータに基づくタスク
処理を実施することができる。
【0131】また、ステップe2でリモコン14からの
光制御信号を受信していないと判断されると、ステップ
e2からステップe5に進む。ステップe5では、リモ
コン送信フラグの値が1にセットされているか否かが判
断される。フラグがリセットされているとき、ステップ
e5からステップe9に進み、当該フローチャートの処
理動作を終了する。
【0132】リモコン送信フラグがセットされていると
き、ステップe5からステップe6に進む。ステップe
6では、光インタフェイス11を用い、リモコン送信バ
ッファ32にストアされる送信データを、予め定めるブ
ロック単位で1ブロックだけ、リモコン14に対して送
信する。1ブロックの送信が終了すると、ステップe6
からステップe7に進む。ステップe7では、リモコン
送信バッファ32にストアされた全てのデータを送信し
て、データ送信が完了したか否かが判断される。そうで
あるときは、ステップe7からステップe8に進み、リ
モコン送信フラグ、およびリモコン送信起動フラグにそ
れぞれ値0を代入してリセットする。フラグがリセット
されると、ステップe8からステップe9に進み、当該
フローチャートの処理動作を終了する。
【0133】また、ステップe7で送信データの送信が
終了しておらず、バッファ32に未だ送信データのブロ
ックが残っていると判断されたとき、ステップe7から
そのままステップe9に進み、当該フローチャートの処
理動作を終了する。これによって、バッファ32内のデ
ータが複数ブロック分あるとき、この通信割込み処理の
処理動作を複数回繰返すことになる。
【0134】このような割込み処理動作によって、光イ
ンタフェイス11の受信動作を妨げることなく、本体1
aからの送信動作を実施することができる。
【0135】上述の登録機1では、たとえば該登録機1
が使用される店舗の営業時間終了後に、オペレータの操
作によって精算レポートおよび簡易点検レポートが生成
される。精算レポートは、たとえば該店舗における1日
の売上情報のうち、登録機1を用いて登録された売上情
報の累計を記録紙に印刷したものである。また簡易点検
レポートは、前述した第1および第2簡易点検処理の各
データを記録紙に印刷したものである。
【0136】図21は、登録機1のモードとして精算モ
ードが指定されたときに行われるレポート作成処理を説
明するためのフローチャートである。
【0137】たとえば、モード切換えスイッチ6を回動
させて、本体1aのモードを精算モードに切換え、同時
にキーボード8から精算処理の実行を指示するJOBコ
ードを入力すると、ステップf1からステップf2に進
む。ステップf2では、メモリ4のメモリエリア34に
ストアされる集計データに基づいて、精算処理の演算が
行われる。この精算処理の演算では、たとえば、取引さ
れた商品の部門別の売上個数および売上金額の合計、複
数の部門を含むグループ別の売上個数および売上金額の
合計、売上金額の全合計額、入金および出金の全合計、
ならびに現在の残高が求められる。これらの項目の演算
が終了すると、プリンタ10は、この演算結果を表す精
算データを記録紙に印刷して、上述の精算レポート91
を生成する。精算レポート91が生成されると、ステッ
プf2からステップf3に進む。
【0138】ステップf3では、メモリ4内に第1また
は第2簡易点検データがストアされているか否かが判断
される。これらデータがメモリ4内に存在するか否か
は、前述のデータコード「01H」,「02H」,「0
0H」のいずれがメモリ4にストアされているかを調べ
て判断する。コード「01H」,「02H」は、それぞ
れ第1および第2簡易点検データの先頭データである。
これらコードが存在するとき、上述の2つのデータの少
なくとも一方が、メモリ4内にストアされていると判断
される。またコード「00H」は、簡易点検データバッ
ファ37の初期値であり、登録機1の電源投入時から最
初の第1または第2簡易点検処理が行われるまで該バッ
ファ37にストアされる。一度第1または第2簡易点検
処理が行われると、このコードは消去される。したがっ
て、コード「00H」が存在するとき、上述の2つのデ
ータがメモリ4内に存在しないと判断される。
【0139】第1または第2簡易点検データの少なくと
も一方があると判断されたときには、ステップf3から
ステップf4に進む。ステップf4では、バッファ37
内の第1および第2簡易点検データを、全てプリンタ1
0によって記録紙に印刷させ、後述する簡易点検レポー
ト92を作成させる。
【0140】レポート92の作成が終了すると、プリン
タ10は記録紙を切断して本体1a外部に排出して、ス
テップf4からステップf5に進む。また、ステップf
3において第1および第2簡易点検データのいずれもメ
モリ4内に存在しないと判断されたとき、ステップf3
から直接ステップf5に進む。
【0141】ステップf5では、メモリエリア34の集
計データ、ならびに簡易点検データバッファ37の第1
および第2簡易点検データを全て削除して、該メモリエ
リア34およびバッファ37を初期化する。このとき、
メモリエリア34およびバッファ37には、それぞれデ
ータがストアされていないことを示すコード「00H」
がストアされる。初期化が終了するとステップf5から
ステップf6に進む。ステップf6では、簡易点検メモ
リアドレスとして、バッファ37の先頭アドレスをメモ
リエリア36にストアして初期化する。このアドレス
は、コード「00H」がストアされたメモリ4内の番地
を示す。アドレスの初期化が終了するとステップf6か
らステップf7に進んで、当該フローチャートの処理動
作を終了する。
【0142】このように、集計データの精算処理時に、
集計データとともに第1および第2簡易点検データをも
記録紙に印刷してレポート92を作成する。このように
レポート92を作成することによって、店舗の営業時間
内に一時的な確認の意味で行った第1または第2簡易点
検処理の処理結果を保存することができる。
【0143】またこれらの第1および第2簡易点検処理
が、登録機1を用いて登録された店舗の当日の売上情報
のうち、各時間における売上情報を示す。したがって、
これら第1および第2簡易点検データを比較し、または
該データと精算処理時の集計データとを比較することに
よって、店舗の1日の売上情報の時間的変化を知ること
ができる。たとえば第1および第2簡易点検処理を店舗
における特別な販売活動が実施された後に行えば、該活
動の結果を確認することができる。これら販売活動とし
てはたとえばタイムサービス、店内放送、閉店前の値引
などが挙げられる。
【0144】図22は、図21のフローチャートで示す
レポート生成処理によって生成された精算レポート91
および簡易点検レポート92の詳細な構成を示す図であ
る。この上述の登録機1で生成されるレポート91,9
2の構成は、以下の構成以外であってもよい。
【0145】精算レポート91には、たとえば、第1行
目に、精算処理が実行された日付101および時間10
2、精算処理時にメモリエリア27にストアされる現在
のオペーレータコード103が示される。第2行目に
は、精算処理の処理手順および処理内容が複数あるとき
に、どの手順および内容の精算処理を行ったかを示すメ
ッセージ104が示されるる。第3〜第7行目には、商
品の部門別の売上個数105および売上金額106が、
各部門毎に示される。第8,9行目には、商品のグルー
プ別の売上金額107,および個数108が示される。
第10行目には、売上金額の総計額109が示される。
第11行目には、登録機1のドロア13内に現在収納さ
れる現金残高110が示される。この上述の登録機1で
生成されるレポート91の項目数およびその表示順は、
上述の数および順と異なっていても良い。
【0146】図22の簡易点検レポート92は、第1お
よび第2簡易点検データが1つずつ存在した場合のレポ
ートを示す。上述のデータは、その処理が実行された時
刻が早いものから順に印刷される。たとえば、95年1
1月1日12時に第1簡易点検処理が行われ、同日15
時10分に第2簡易点検処理が行われたものとすると、
第1簡易点検データを印刷したレポート92aは、第2
簡易点検データを印刷したレポート92bよりも先に、
記録紙に印刷される。これらレポート92a,92bの
間には、破線で示される区分線94が印刷される。
【0147】第1簡易点検データのレポート92aに
は、たとえば、その第1,2行目に、第1簡易点検処理
の実行日時111、処理が第1簡易点検であることを示
すメッセージ112が示される。第3行目には、該処理
を実行して得られたデータの種類を示すレポートタイト
ル113が示される。第4〜最終行目には、上述のデー
タの詳細データが各部門毎に順に示される。
【0148】第2簡易点検データのレポート92bは、
レポート92aと類似しており、たとえば実行日時11
1、メッセージ112、レポートタイトル113、およ
び詳細データ114が順に示される。第2簡易点検処理
では、複数種類の項目の集計を表すデータがそれぞれ得
られるので、各データ毎にそのデータを示すレポートタ
イトル113および詳細データ114が繰返して示され
る。上述の登録機1で生成されるレポート92の項目数
およびその表示順は、上述の数および順と異なっていて
も良い。
【0149】上述の登録機1のリモコン14には、リモ
コン14を操作可能にするためのパスワードを設定する
ことができる。パスワードは、リモコン14にだけ設定
され、メモリ63にストアされる。リモコン14を使用
するオペレータおよび管理者は、使用前にこのパスワー
ドを入力して、リモコン14を本体1aに対して送信可
能な状態とする。このパスワードは、オペレータおよび
管理者が、任意に設定することができる。
【0150】図23は、リモコン14においてパスワー
ドを設定する設定動作を説明するための操作フロー図で
ある。パスワードを設定するとき、または設定されてい
るパスワードを変更するとき、リモコン14の使用者
は、該設定のためのJOBコード「999」,「・」,
「×」を入力する。続いて操作者は、予め定める桁数の
キャラクタをパスワードとして入力する。このパスワー
ドは、たとえば4桁の数字である。最後に、パスワード
入力が完了したことを示す締め動作として「小計」キー
K35を操作する。これによって、中央処理装置61
は、入力された4桁の数字をパスワードとしてメモリ6
3にストアして更新する。また、該入力時にパスワード
の異なるべきキャラクタの入力を誤ったときには、「小
計」キーK35を操作する前に「CL」キーK36を操
作する。これによって、中央処理装置61は、入力され
た4桁のキャラクタを削除してパスワードとなるべきキ
ャラクタ列が入力されることを待つ状態に戻る。
【0151】パスワードは、このような容易な操作で設
定することができる。また、このパスワードの設定処理
を行うJOBコードのうち、たとえば先頭の3桁の置数
の組合せを各リモコン毎に変更しておけば、該置数の組
合せを知る者だけがパスワードの変更を行うことができ
る。したがって、第三者によって容易にパスワードが変
更されることを防止することができる。また、パスワー
ド設定のためだけの指示を行うキーをリモコンのキーボ
ードに設置しておくことと比較して、このJOBコード
を知る操作者だけが、リモコン14のパスワードを変更
することができる。これによって、第三者によって容易
にパスワードが変更されることを防止することができ
る。
【0152】上述した電子式金銭登録機では、リモコン
14は、本体1aと別個に設けられていれば、無線通信
の遠隔操作装置に限らず、たとえば有線通信の操作装置
であっても良い。またこのリモコン14を用いて指示さ
れる処理は、上述の第1および第2簡易点検処理以外の
処理であってもよい。この処理としては、たとえば本体
1aを現在操作中のオペレータのオペレータコードをメ
モリ4から読出す処理が挙げられる。または、集計デー
タを読出し、そのまま表示装置54に表示させる処理動
作が挙げられる。
【0153】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金銭登録
機は、たとえば本体とは別個に設けられる操作手段によ
って、本体の制御手段に予め定める処理の実施を指示す
ることができる。本体の制御手段は、本体に備えられる
入力手段からの入力に基づく更新処理動作の空き時間
に、操作手段からの指示に基づく処理動作を実施する。
この処理動作は、更新処理動作を妨げない。かつ、操作
手段自体に本体の記憶手段の取引情報の出力手段が設け
られるので、登録機が設置された店舗の任意の位置で、
店内の販売状況に関するデータを得ることができる。し
たがって、登録機の操作性を向上させることができる。
【0154】また、本発明によれば、操作手段では、登
録機本体に記憶される取引情報の累計を表す精算情報が
得られる。ゆえに、店舗の任意の位置で、本体の操作を
止めることなく、商品売上に関するデータが容易に得ら
れる。したがって、これらデータに基づいて、店内の販
売状況の把握およびそれに対する対応を迅速かつ適切に
行うことができる。これによって、登録機本体の操作を
妨げることなく、登録機本体のストア内容に基づいたき
め細かい販売活動を行うことができるので、顧客に対す
るサービスを向上することができる。
【0155】さらにまた本発明によれば、上述の操作手
段に基づく精算結果は、本体の入力手段の操作に基づく
精算結果とともに、本体の出力手段に出力される。した
がって、たとえば店舗の閉店後に、当日の販売状況の経
過を把握することができる。したがって、これら情報に
基づく販売活動を後日実施することができるので、顧客
に対するサービスをさらに向上させることができる。
【0156】また本発明によれば、上述の入力手段に基
づく精算処理を行うとき、操作手段の操作に基づく精算
結果は、その精算処理の実行時刻とともに本体の出力手
段に出力される。これによって、操作手段の操作に基づ
く精算結果から、当日の販売状況の時間経過を把握する
ことができる。したがって、時間経過を含む情報に基づ
く販売活動を後日実施することができるので、顧客に対
するサービスをさらに向上させることができる。
【0157】さらにまた本発明によれば、上述の操作手
段と登録機本体とは、無線通信で接続されるが、この本
体は予め対応付けられた操作手段からの送信データにだ
け反応する。これによって、同一店舗内に複数の金銭登
録機が設置されるとき、操作手段と登録機本体との混線
を防止することができる。
【0158】また本発明によれば、この操作手段で得ら
れる精算情報は、店にとって重要なデータであり、第3
者には秘匿すべきデータである。この操作手段は、予め
設定されたパスワードと同じパスワードを入力したとき
だけ操作可能になるので、パスワードを知らない第3者
が操作手段から不正に精算情報を得ることが困難であ
り、情報の機密性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である金銭登録機1の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】モード切換えスイッチ6およびキーボード8を
含む操作パネル18を示す平面図である。
【図3】表示装置9の表示画面9aを示す平面図であ
る。
【図4】メモリ4のメモリ構成を示す図である。
【図5】メモリ4のメモリエリア27〜29,34のス
トア内容を詳細に説明するための図である。
【図6】リモコン14の外観を示す正面図である。
【図7】リモコン14の外観を示す側面図である。
【図8】リモコン14のキーシート57の詳細な構成を
示す図である。
【図9】リモコン14の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図10】リモコン14から本体1aに第1簡易点検処
理を指示するときのリモコン14の操作手順を説明する
ための図である。
【図11】第1簡易点検処理が実行されているとき、リ
モコン14の表示装置54の表示画面に表示される表示
画像である。
【図12】第1簡易点検処理および商品登録処理が平行
して実施されているとき、本体1aの表示装置9の表示
画面9aの表示状態を示す図である。
【図13】第1簡易点検処理が終了したとき、リモコン
14の表示装置54に表示される表示画像を示す図であ
る。
【図14】本体1aおよびリモコン14間で送受信され
る光制御信号81のデータ構成を示すデータフォーマッ
ト図である。
【図15】本体1aの中央処理装置2のモニタシステム
に設定されるタスクを示す図である。
【図16】本体1aの中央処理装置2のメイン処理タス
クの登録モードにおける商品登録処理動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図17】本体1aの中央処理装置2のリモコン処理タ
スクの処理動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】本体1aの処理装置2のメイン処理タスクの
割込み処理の処理動作を説明するためのフローチャート
である。
【図19】割込み処理のタイマ割込み処理の詳細な処理
動作を説明するためのフローチャートである。
【図20】割込み処理の通信割込み処理の詳細な処理動
作を説明するためのフローチャートである。
【図21】本体1aの中央処理装置2のメイン処理タス
クの精算モードの処理動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図22】精算モードで生成される精算レポート91お
よび簡易点検レポート92の詳細な構成を示す図であ
る。
【図23】金銭登録機1のリモコン14においてパスワ
ードを設定するパスワード設定動作を示す操作手順を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 電子式金銭登録機 2,61 中央処理装置 3,4,62,63 メモリ 5 CKDC 6 モード切換えスイッチ 7 ブザー 8,55 キーボード 9,54 表示装置 10 プリンタ 11,65 光インタフェイス 12 水晶発振回路 13 ドロワ 14 リモコン 18 操作パネル 34 メモリエリア 35 集計データ一時記憶バッファ 37 簡易点検データバッファ 59 受発光素子 81 光制御信号 82 リモコン識別データ 83 信号データ 84 チェックキャラクタ 91 精算レポート 92 簡易点検レポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を識別するための商品情報と売上金
    額および売上個数を含む売上情報とを入力する入力手段
    と、売上情報の累積結果を表す取引情報を商品情報毎に
    記憶する第1記憶手段と、入力手段から商品情報および
    売上情報が入力されたときに、入力された商品情報毎に
    取引情報を求めて、求めた取引情報を第1記憶手段に更
    新して記憶させる更新処理を実行する制御手段とを含む
    電子式金銭登録機において、 第1記憶手段に記憶された取引情報に対して予め定める
    処理を実施することを指示する第1指示手段と、前記予
    め定める処理を実施することによって得られた結果を出
    力する第1出力手段とを含んで構成される操作手段をさ
    らに含み、 前記制御手段は、入力手段から商品情報および売上情報
    が入力されているときに、第1指示手段からの指示が与
    えられると、更新処理が行われていない空き時間に、第
    1記憶手段の記憶内容を保持したまま取引情報を読出
    し、該取引情報に予め定める処理を施して第1出力手段
    に与えることを特徴とする電子式金銭登録機。
  2. 【請求項2】 前記予め定める処理は、第1記憶手段に
    記憶された取引情報のうちの少なくとも2以上の取引情
    報を、予め定める商品情報毎に集計して、その集計結果
    を表す第1精算情報を求める処理であることを特徴とす
    る請求項1記載の電子式金銭登録機。
  3. 【請求項3】 前記電子式金銭登録機は、 前記第1精算情報をストアする第2記憶手段と、 第1記憶手段に記憶された全ての取引情報を集計して、
    その集計結果を表す第2精算情報を求めることを指示す
    る第2指示手段と、 第1および第2精算情報を出力する第2出力手段とをさ
    らに含み、 前記制御手段は、 求めた第1精算情報を第1出力手段に与えるとともに、
    該第1精算情報を第2記憶手段に与え、 第2指示手段からの指示が与えられると、第2精算情報
    を求めて第2出力手段に与えるとともに、第2記憶手段
    に記憶された第1精算情報を第2出力手段に与えた後、
    第1および第2記憶手段の記憶内容を消去することを特
    徴とする請求項2記載の電子式金銭登録機。
  4. 【請求項4】 前記電子式金銭登録機は、時刻を計測す
    る時刻計測手段をさらに含み、 前記制御手段は、 求めた第1精算情報を前記第2記憶手段に与えるととも
    に、第1精算情報を求めたときに時刻計測手段で計測さ
    れた時刻を読出して、該時刻を該第1精算情報に対応付
    けて第2記憶に与えて記憶させ、 第2記憶手段に記憶された第1精算情報を第2出力手段
    に与えるときに、対応する時刻を共に与え、 前記第2出力手段は、該時刻をさらに出力することを特
    徴とする請求項3記載の電子式金銭登録機。
  5. 【請求項5】 前記操作手段は、第1指示手段の指示を
    表す送信信号を無線通信で送信する送信手段をさらに有
    し、 前記電子式金銭登録機は、 無線通信による送信信号を受信する受信手段と、 受信手段が受信した送信信号が、対応する第1指示手段
    から送信されたか否かを判定する判定手段とをさらに含
    み、 前記制御手段は、判定手段で送信信号が対応する第1指
    示手段から送信されたと判定されたときだけ、受信した
    送信信号が表す指示を実施することを特徴とする請求項
    1記載の電子式金銭登録機。
  6. 【請求項6】 前記操作手段は、 前記第1指示手段の動作を許容するパスワードを設定す
    るパスワード設定手段と、 パスワード設定手段で設定されたパスワードを記憶する
    パスワード記憶手段と、 第1指示手段からの指示時に、パスワードを入力するた
    めのパスワード入力手段とをさらに含み、 前記第1指示手段は、パスワード入力手段から入力され
    たパスワードが、パスワード記憶手段に記憶されたパス
    ワードと一致したときだけ、前記制御手段に予め定める
    処理の実施の指示を与えることを特徴とする請求項1記
    載の電子式金銭登録機。
JP28562196A 1996-10-28 1996-10-28 電子式金銭登録機 Pending JPH10134256A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210104A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Toshiba Tec Corp Posシステム

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JP2008210104A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Toshiba Tec Corp Posシステム

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