JPH10134441A - 光磁気記録方法 - Google Patents
光磁気記録方法Info
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- JPH10134441A JPH10134441A JP8283824A JP28382496A JPH10134441A JP H10134441 A JPH10134441 A JP H10134441A JP 8283824 A JP8283824 A JP 8283824A JP 28382496 A JP28382496 A JP 28382496A JP H10134441 A JPH10134441 A JP H10134441A
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- magnetization
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造の光磁気ディスクで高い記録周波
数のオーバーライトを実現する。 【解決手段】 光磁気ディスク1に磁気ヘッド5、6か
ら反対向きの磁界を印加し、光強度が第1のレベルのレ
ーザー光を照射すると、メモリー層3の磁化がヘッド5
の磁界の向きに反転可能でヘッド6の磁界の向きに反転
不可能な温度分布がディスク1に生じ、メモリー層3の
磁化はビット「0」に対応したヘッド5の磁界の向きに
倣う。光強度が第1のレベルより高い第2のレベルのレ
ーザー光を照射すると、メモリー層3の磁化がヘッド6
の磁界の向きに反転可能な温度分布がディスク1に生
じ、メモリー層3の磁化はビット「1」に対応したヘッ
ド6の磁界の向きに倣う。こうして、単層の磁性層でオ
ーバーライトが可能となる。
数のオーバーライトを実現する。 【解決手段】 光磁気ディスク1に磁気ヘッド5、6か
ら反対向きの磁界を印加し、光強度が第1のレベルのレ
ーザー光を照射すると、メモリー層3の磁化がヘッド5
の磁界の向きに反転可能でヘッド6の磁界の向きに反転
不可能な温度分布がディスク1に生じ、メモリー層3の
磁化はビット「0」に対応したヘッド5の磁界の向きに
倣う。光強度が第1のレベルより高い第2のレベルのレ
ーザー光を照射すると、メモリー層3の磁化がヘッド6
の磁界の向きに反転可能な温度分布がディスク1に生
じ、メモリー層3の磁化はビット「1」に対応したヘッ
ド6の磁界の向きに倣う。こうして、単層の磁性層でオ
ーバーライトが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクに
情報を記録する光磁気記録方法に係り、特に光磁気ディ
スクに対してオーバーライトを行う光磁気記録方法に関
するものである。
情報を記録する光磁気記録方法に係り、特に光磁気ディ
スクに対してオーバーライトを行う光磁気記録方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、高密度、大容量、高いアクセス速
度、並びに高い記録及び再生速度を含めた種々の要求を
満足する光学的記録再生方法、それに使用される記録装
置、再生装置及び記録媒体を開発しようとする努力がな
されている。広範囲な光学的記録再生方法の中で、光磁
気記録再生方式は、情報を記録した後、消去することが
でき、再び新たな情報を記録することが繰り返し何度も
可能であるというユニークな利点のために、最も大きな
魅力に満ちている。この光磁気記録再生方式で使用され
る光磁気ディスクは、記録を残す層として1層又は多層
からなる磁性膜を有する。磁性膜は、記録密度が高く、
信号強度も高い垂直磁化膜が開発され使用されている。
度、並びに高い記録及び再生速度を含めた種々の要求を
満足する光学的記録再生方法、それに使用される記録装
置、再生装置及び記録媒体を開発しようとする努力がな
されている。広範囲な光学的記録再生方法の中で、光磁
気記録再生方式は、情報を記録した後、消去することが
でき、再び新たな情報を記録することが繰り返し何度も
可能であるというユニークな利点のために、最も大きな
魅力に満ちている。この光磁気記録再生方式で使用され
る光磁気ディスクは、記録を残す層として1層又は多層
からなる磁性膜を有する。磁性膜は、記録密度が高く、
信号強度も高い垂直磁化膜が開発され使用されている。
【0003】ところで、光磁気記録では、その記録にレ
ーザー光による熱を用いるため、記録した部分に再記録
する場合、一度消去する必要があった。つまり、磁気記
録では、記録した情報を消去することなしに直接新たな
情報に書き換える重ね書き、いわゆるオーバーライトが
可能であるのに対し、光磁気記録ではこのようなオーバ
ーライトが不可能であった。この短所を克服するため
に、記録時に磁界を変調して消去動作を不要とした磁界
変調オーバーライト方法が提案されているが、この方法
では変調周波数を高くできないという欠点があった。そ
こで、光ビームの強度を記録すべき2値化情報に従って
変調するだけでオーバーライトが可能な光強度変調オー
バーライト方法、並びにそれに使用される光磁気ディス
ク及び情報記録再生装置が提案された(特開昭62−1
75948号公報)。
ーザー光による熱を用いるため、記録した部分に再記録
する場合、一度消去する必要があった。つまり、磁気記
録では、記録した情報を消去することなしに直接新たな
情報に書き換える重ね書き、いわゆるオーバーライトが
可能であるのに対し、光磁気記録ではこのようなオーバ
ーライトが不可能であった。この短所を克服するため
に、記録時に磁界を変調して消去動作を不要とした磁界
変調オーバーライト方法が提案されているが、この方法
では変調周波数を高くできないという欠点があった。そ
こで、光ビームの強度を記録すべき2値化情報に従って
変調するだけでオーバーライトが可能な光強度変調オー
バーライト方法、並びにそれに使用される光磁気ディス
ク及び情報記録再生装置が提案された(特開昭62−1
75948号公報)。
【0004】この光強度変調オーバーライトで用いる光
磁気ディスクは、室温で保磁力が大きい垂直磁化可能な
磁性材料からなる、記録情報を保持するためのメモリー
層と、メモリー層に比べてキュリー温度が高い垂直磁化
可能な磁性材料からなる記録層とを有する。記録前に外
部からの初期化磁界によって記録層の磁化の向きだけを
一方向に揃え、その上で、光磁気ディスクに低パワーレ
ベルのレーザー光を照射すると、ディスクの温度が上昇
して、メモリー層の保磁力が非常に小さくなるか極端に
は0となる。その結果、交換結合力によりメモリー層の
磁化は記録層の磁化の向きにならう。こうして、消去動
作が行われる。
磁気ディスクは、室温で保磁力が大きい垂直磁化可能な
磁性材料からなる、記録情報を保持するためのメモリー
層と、メモリー層に比べてキュリー温度が高い垂直磁化
可能な磁性材料からなる記録層とを有する。記録前に外
部からの初期化磁界によって記録層の磁化の向きだけを
一方向に揃え、その上で、光磁気ディスクに低パワーレ
ベルのレーザー光を照射すると、ディスクの温度が上昇
して、メモリー層の保磁力が非常に小さくなるか極端に
は0となる。その結果、交換結合力によりメモリー層の
磁化は記録層の磁化の向きにならう。こうして、消去動
作が行われる。
【0005】一方、高パワーレベルのレーザー光をディ
スクに照射すると、ディスクの温度は低レベルのレーザ
ー照射時よりも上昇して、メモリー層の保磁力が0とな
り、記録層の保磁力は非常に小さくなるか極端には0と
なる。その結果、記録層の磁化は記録磁界の向きに反転
し、媒体温度の低下に伴ってメモリー層の磁化は反転し
た記録層の磁化の向きにならって現れる。これが記録動
作である。このようにして、元のメモリー層の磁化の向
きには依存せずに、メモリー層の磁化方向を決定するこ
とができ、オーバーライトが可能となる。また、上記初
期化磁界の代わりに初期化層と呼ぶ磁性層を設けること
により、記録層の初期化を行うことを実現することも提
案されている(特開昭63−268103号公報)。
スクに照射すると、ディスクの温度は低レベルのレーザ
ー照射時よりも上昇して、メモリー層の保磁力が0とな
り、記録層の保磁力は非常に小さくなるか極端には0と
なる。その結果、記録層の磁化は記録磁界の向きに反転
し、媒体温度の低下に伴ってメモリー層の磁化は反転し
た記録層の磁化の向きにならって現れる。これが記録動
作である。このようにして、元のメモリー層の磁化の向
きには依存せずに、メモリー層の磁化方向を決定するこ
とができ、オーバーライトが可能となる。また、上記初
期化磁界の代わりに初期化層と呼ぶ磁性層を設けること
により、記録層の初期化を行うことを実現することも提
案されている(特開昭63−268103号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の磁
界変調オーバーライト方法では、変調周波数(記録周波
数)を高くできないという問題点があった。また、光強
度変調オーバーライト方法では、光磁気ディスクの磁性
層を複数にする必要があり、光磁気ディスクの作製が難
しくなるという問題点があった。本発明は、上記課題を
解決するためになされたもので、簡単な構造の光磁気デ
ィスクで高い記録周波数のオーバーライトが可能な光磁
気記録方法を提供することを目的とする。
界変調オーバーライト方法では、変調周波数(記録周波
数)を高くできないという問題点があった。また、光強
度変調オーバーライト方法では、光磁気ディスクの磁性
層を複数にする必要があり、光磁気ディスクの作製が難
しくなるという問題点があった。本発明は、上記課題を
解決するためになされたもので、簡単な構造の光磁気デ
ィスクで高い記録周波数のオーバーライトが可能な光磁
気記録方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、基板上に情報を保持するための垂直磁化可
能な磁性材料からなるメモリー層が形成された、回転す
る光磁気ディスクに対し、このディスクのトラック方向
に沿って配置された第1、第2の磁界発生手段から互い
に反対向きの第1、第2の外部磁界をそれぞれ印加し、
光強度を少なくとも2値に変調したレーザー光を照射し
てオーバーライトを行う光磁気記録方法であり、第2の
磁界発生手段は、第1の磁界発生手段よりもディスク移
動方向前方に配置され、2値化情報のうち第1のビット
情報を記録するときは、メモリー層の磁化が第1の外部
磁界の向きに反転可能で、かつ第2の外部磁界の向きに
反転不可能な第1のレベルに光強度を変調し、第2のビ
ット情報を記録するときは、メモリー層の磁化が第2の
外部磁界の向きに反転可能な、第1のレベルより高い第
2のレベルに光強度を変調するようにしたものである。
このように、回転する光磁気ディスクにディスクのトラ
ック方向に沿って配置された第1、第2の磁界発生手段
から互いに反対向きの第1、第2の外部磁界を印加し、
光強度が第1のレベルのレーザー光を照射すると、メモ
リー層の磁化が第1の外部磁界の向きに反転可能である
と共に第2の外部磁界の向きに反転不可能な温度分布が
ディスクに生じる。これにより、メモリー層3の磁化は
例えばビット「0」である第1のビット情報に対応した
第1の外部磁界の向きに倣う。また、光強度が第2のレ
ベルのレーザー光を照射すると、ディスクの温度が第1
のレベルの場合よりも高くなり、メモリー層の磁化が第
2の外部磁界の向きに反転可能な温度分布がディスクに
生じる。これにより、メモリー層3の磁化は例えばビッ
ト「1」である第2のビット情報に対応した第2の外部
磁界の向きに倣う。こうして、元のメモリー層の磁化の
向きには依存せずに、メモリー層の磁化方向を決定する
ことができ、オーバーライトが可能となる。
載のように、基板上に情報を保持するための垂直磁化可
能な磁性材料からなるメモリー層が形成された、回転す
る光磁気ディスクに対し、このディスクのトラック方向
に沿って配置された第1、第2の磁界発生手段から互い
に反対向きの第1、第2の外部磁界をそれぞれ印加し、
光強度を少なくとも2値に変調したレーザー光を照射し
てオーバーライトを行う光磁気記録方法であり、第2の
磁界発生手段は、第1の磁界発生手段よりもディスク移
動方向前方に配置され、2値化情報のうち第1のビット
情報を記録するときは、メモリー層の磁化が第1の外部
磁界の向きに反転可能で、かつ第2の外部磁界の向きに
反転不可能な第1のレベルに光強度を変調し、第2のビ
ット情報を記録するときは、メモリー層の磁化が第2の
外部磁界の向きに反転可能な、第1のレベルより高い第
2のレベルに光強度を変調するようにしたものである。
このように、回転する光磁気ディスクにディスクのトラ
ック方向に沿って配置された第1、第2の磁界発生手段
から互いに反対向きの第1、第2の外部磁界を印加し、
光強度が第1のレベルのレーザー光を照射すると、メモ
リー層の磁化が第1の外部磁界の向きに反転可能である
と共に第2の外部磁界の向きに反転不可能な温度分布が
ディスクに生じる。これにより、メモリー層3の磁化は
例えばビット「0」である第1のビット情報に対応した
第1の外部磁界の向きに倣う。また、光強度が第2のレ
ベルのレーザー光を照射すると、ディスクの温度が第1
のレベルの場合よりも高くなり、メモリー層の磁化が第
2の外部磁界の向きに反転可能な温度分布がディスクに
生じる。これにより、メモリー層3の磁化は例えばビッ
ト「1」である第2のビット情報に対応した第2の外部
磁界の向きに倣う。こうして、元のメモリー層の磁化の
向きには依存せずに、メモリー層の磁化方向を決定する
ことができ、オーバーライトが可能となる。
【0008】また、請求項2に記載のように、光強度が
第1のレベルのとき、メモリー層の磁化が第1の外部磁
界の向きに反転可能であると共に第2の外部磁界の向き
に反転不可能で、光強度が第2のレベルのとき、メモリ
ー層の磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能なよう
に、光磁気ディスクの温度を制御するようにしたもので
ある。また、請求項3に記載のように、光磁気ディスク
の温度制御は、パルストレイン記録法を用いて、第1、
第2のレベル、パルス長、パルス周期を調整するように
したものである。また、請求項4に記載のように、光強
度が第1のレベルのとき、メモリー層の磁化が第1の外
部磁界の向きに反転可能であると共に第2の外部磁界の
向きに反転不可能で、光強度が第2のレベルのとき、メ
モリー層の磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能なよ
うに、第1、第2の磁界発生手段の位置とその間隔を設
定するようにしたものである。
第1のレベルのとき、メモリー層の磁化が第1の外部磁
界の向きに反転可能であると共に第2の外部磁界の向き
に反転不可能で、光強度が第2のレベルのとき、メモリ
ー層の磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能なよう
に、光磁気ディスクの温度を制御するようにしたもので
ある。また、請求項3に記載のように、光磁気ディスク
の温度制御は、パルストレイン記録法を用いて、第1、
第2のレベル、パルス長、パルス周期を調整するように
したものである。また、請求項4に記載のように、光強
度が第1のレベルのとき、メモリー層の磁化が第1の外
部磁界の向きに反転可能であると共に第2の外部磁界の
向きに反転不可能で、光強度が第2のレベルのとき、メ
モリー層の磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能なよ
うに、第1、第2の磁界発生手段の位置とその間隔を設
定するようにしたものである。
【0009】
実施の形態の1.図1、図2は本発明の第1の実施の形
態となる光磁気記録方法を説明するための概念図であ
り、図1(a)、図2(a)は光磁気ディスクを光ヘッ
ド側から見た平面図、図1(b)、図2(b)はそれぞ
れ図1(a)、図2(a)のI−I線断面図である。本
実施の形態で用いる光磁気ディスク1では、ガラス又は
プラスチックからなる円板状の透明基板2上に、TbF
eCo等の垂直磁化可能な磁性材料からなるメモリー層
3が形成されている。
態となる光磁気記録方法を説明するための概念図であ
り、図1(a)、図2(a)は光磁気ディスクを光ヘッ
ド側から見た平面図、図1(b)、図2(b)はそれぞ
れ図1(a)、図2(a)のI−I線断面図である。本
実施の形態で用いる光磁気ディスク1では、ガラス又は
プラスチックからなる円板状の透明基板2上に、TbF
eCo等の垂直磁化可能な磁性材料からなるメモリー層
3が形成されている。
【0010】基板2には、情報記録再生装置の光ヘッド
からのレーザースポット11を情報に沿って導くため
の、すなわちトラッキングのための案内溝が凹又は凸の
形で同心円状あるいはスパイラル状に形成されている。
この案内溝について詳しく説明すると、ISO規格にお
いて定義されているように光ヘッドから見た場合に凹に
なる部分つまり遠方になる部分はランドと呼ばれ、凸に
なる部分つまり近くになる部分はグルーブと呼ばれる。
このランドあるいはグルーブを記録再生トラック4と
し、ランドあるいはグルーブ上のメモリー層3に情報が
書き込まれる。
からのレーザースポット11を情報に沿って導くため
の、すなわちトラッキングのための案内溝が凹又は凸の
形で同心円状あるいはスパイラル状に形成されている。
この案内溝について詳しく説明すると、ISO規格にお
いて定義されているように光ヘッドから見た場合に凹に
なる部分つまり遠方になる部分はランドと呼ばれ、凸に
なる部分つまり近くになる部分はグルーブと呼ばれる。
このランドあるいはグルーブを記録再生トラック4と
し、ランドあるいはグルーブ上のメモリー層3に情報が
書き込まれる。
【0011】そして、情報記録再生装置には、ディスク
1のトラック方向(図1、図2左右方向)に沿って配置
された第1、第2の磁界発生手段である磁気ヘッド5、
6が設けられている。この磁気ヘッド5、6は、磁気コ
ア及びコイルが蒸着、メッキあるいはスパッタリング等
によって形成された薄膜磁気ヘッドであり、互いに反対
向きの磁界を発生する(本実施の形態では、ヘッド5が
ディスク1に対して垂直下向き、ヘッド6が垂直上向き
の磁界を発生している)。
1のトラック方向(図1、図2左右方向)に沿って配置
された第1、第2の磁界発生手段である磁気ヘッド5、
6が設けられている。この磁気ヘッド5、6は、磁気コ
ア及びコイルが蒸着、メッキあるいはスパッタリング等
によって形成された薄膜磁気ヘッドであり、互いに反対
向きの磁界を発生する(本実施の形態では、ヘッド5が
ディスク1に対して垂直下向き、ヘッド6が垂直上向き
の磁界を発生している)。
【0012】この2つの磁気ヘッド5、6は、図示しな
いスペーサーを挟んで所定の距離(例えば1μm)を保
つように配設される。なお、この磁気ヘッド5、6間の
距離は、最短記録マーク長が理想的な値である。発生磁
界の収束性が低い、すなわち発生磁界のうち媒体面に平
行な面内成分が多い場合には、磁気ヘッド5、6を離す
必要があるが、上記距離は短い方が望ましい。
いスペーサーを挟んで所定の距離(例えば1μm)を保
つように配設される。なお、この磁気ヘッド5、6間の
距離は、最短記録マーク長が理想的な値である。発生磁
界の収束性が低い、すなわち発生磁界のうち媒体面に平
行な面内成分が多い場合には、磁気ヘッド5、6を離す
必要があるが、上記距離は短い方が望ましい。
【0013】そして、情報記録再生装置は、レーザース
ポット11を目標トラックに追従させるトラッキングサ
ーボにこのような磁気ヘッド5、6を連動させて、磁気
ヘッド5、6を目標トラックに追従させる。このとき、
磁気ヘッド5は、小型の磁気ヘッドによって効率的に記
録マークを形成するために、レーザースポット11の中
心位置から後方(ここでは、ディスク1に対して左から
右に相対的に移動しているレーザースポット11の右側
を前方、左側を後方とする)にずれた所に位置し、ディ
スク1の後述する高温領域と相対するように制御され
る。
ポット11を目標トラックに追従させるトラッキングサ
ーボにこのような磁気ヘッド5、6を連動させて、磁気
ヘッド5、6を目標トラックに追従させる。このとき、
磁気ヘッド5は、小型の磁気ヘッドによって効率的に記
録マークを形成するために、レーザースポット11の中
心位置から後方(ここでは、ディスク1に対して左から
右に相対的に移動しているレーザースポット11の右側
を前方、左側を後方とする)にずれた所に位置し、ディ
スク1の後述する高温領域と相対するように制御され
る。
【0014】さらに、情報記録再生装置は、磁気ヘッド
5、6をフォーカスサーボに連動させて、磁気ヘッド
5、6と光磁気ディスク1との距離を制御している。ま
た、磁気ヘッド5、6は、ディスク1の回転によって発
生する気流で浮上する浮上式の構造としてもよい。この
ような情報記録再生装置を用いて光磁気ディスク1にオ
ーバーライトを実施するときは、図示しないスピンドル
モータによってディスク1を回転させ、磁気ヘッド5、
6から磁界を印加しながら、図示しない光ヘッドからレ
ーザー光10を照射する。
5、6をフォーカスサーボに連動させて、磁気ヘッド
5、6と光磁気ディスク1との距離を制御している。ま
た、磁気ヘッド5、6は、ディスク1の回転によって発
生する気流で浮上する浮上式の構造としてもよい。この
ような情報記録再生装置を用いて光磁気ディスク1にオ
ーバーライトを実施するときは、図示しないスピンドル
モータによってディスク1を回転させ、磁気ヘッド5、
6から磁界を印加しながら、図示しない光ヘッドからレ
ーザー光10を照射する。
【0015】回転移動している光磁気ディスク1にレー
ザー光10を照射すると、図1(a)、図2(a)に示
すように、レーザースポット11の後方(ここでは、デ
ィスク1に対して左から右に相対的に移動しているレー
ザースポット11の右側を前方、左側を後方とする)の
媒体温度が最も高くなる。この高温領域12の周囲には
これより低温で、かつメモリー層3のキュリー点程度以
上の領域13がある。この領域(以下、記録可能領域と
いう)13及び高温領域12においては、メモリー層3
の保磁力が非常に小さくなるかあるいは極端には0とな
り、メモリー層3の磁化は、外部磁界の向きに倣う。
ザー光10を照射すると、図1(a)、図2(a)に示
すように、レーザースポット11の後方(ここでは、デ
ィスク1に対して左から右に相対的に移動しているレー
ザースポット11の右側を前方、左側を後方とする)の
媒体温度が最も高くなる。この高温領域12の周囲には
これより低温で、かつメモリー層3のキュリー点程度以
上の領域13がある。この領域(以下、記録可能領域と
いう)13及び高温領域12においては、メモリー層3
の保磁力が非常に小さくなるかあるいは極端には0とな
り、メモリー層3の磁化は、外部磁界の向きに倣う。
【0016】このようなディスク1の温度分布、つまり
高温領域12及び記録可能領域13の位置と大きさは、
膜の特性(メモリー層3の反射率等)とレーザー光のパ
ワーに応じて変化する。本実施の形態では、図3(a)
のような記録信号パターンに対して複数のパルスを有す
るレーザー駆動電流を生成して、図3(b)に示すレー
ザー出力のようにレーザーをパルス発光させるパルスト
レイン記録法を用いる。このパルストレイン記録を用い
ると、パワーが一定のDC記録に比べてレーザーピーク
パワーの選択自由度を大きくできるという利点がある。
高温領域12及び記録可能領域13の位置と大きさは、
膜の特性(メモリー層3の反射率等)とレーザー光のパ
ワーに応じて変化する。本実施の形態では、図3(a)
のような記録信号パターンに対して複数のパルスを有す
るレーザー駆動電流を生成して、図3(b)に示すレー
ザー出力のようにレーザーをパルス発光させるパルスト
レイン記録法を用いる。このパルストレイン記録を用い
ると、パワーが一定のDC記録に比べてレーザーピーク
パワーの選択自由度を大きくできるという利点がある。
【0017】光磁気ディスク1に再生レーザーパワーよ
り高いパワーレベルPL のレーザー光10を照射すると
(図1(a)、図1(b))、領域12、13におい
て、メモリー層3の温度が上昇し、メモリー層3の保磁
力が非常に小さくなる。これにより、保磁力の小さくな
ったメモリー層3の磁化は、図1(b)において磁気ヘ
ッド5と相対したメモリー層3の矢印で示すように、磁
気ヘッド5から発生した磁界の向きに倣う。
り高いパワーレベルPL のレーザー光10を照射すると
(図1(a)、図1(b))、領域12、13におい
て、メモリー層3の温度が上昇し、メモリー層3の保磁
力が非常に小さくなる。これにより、保磁力の小さくな
ったメモリー層3の磁化は、図1(b)において磁気ヘ
ッド5と相対したメモリー層3の矢印で示すように、磁
気ヘッド5から発生した磁界の向きに倣う。
【0018】このとき、磁気ヘッド6の位置では、ディ
スク1が記録可能となるほど加熱されていないので、メ
モリー層3の磁化が磁気ヘッド6から発生した磁界の向
きに反転することはない。また、ディスク1の回転移動
に伴いレーザー光10が照射された箇所は磁気ヘッド6
の位置に達するが、高温領域12及び記録可能領域13
はすでに記録が行えないほどに冷却されているため、同
様にメモリー層3の磁化が磁気ヘッド6から発生した磁
界の向きに反転することはない。
スク1が記録可能となるほど加熱されていないので、メ
モリー層3の磁化が磁気ヘッド6から発生した磁界の向
きに反転することはない。また、ディスク1の回転移動
に伴いレーザー光10が照射された箇所は磁気ヘッド6
の位置に達するが、高温領域12及び記録可能領域13
はすでに記録が行えないほどに冷却されているため、同
様にメモリー層3の磁化が磁気ヘッド6から発生した磁
界の向きに反転することはない。
【0019】よって、ビット「0」の記録信号パターン
が発生すれば、それに応じたパワーレベルPL のレーザ
ー光10により、メモリー層3の磁化がビット「0」に
対応した磁気ヘッド5の磁界の向きに反転する。
が発生すれば、それに応じたパワーレベルPL のレーザ
ー光10により、メモリー層3の磁化がビット「0」に
対応した磁気ヘッド5の磁界の向きに反転する。
【0020】これに対して光磁気ディスク1にパワーレ
ベルPL より高いパワーレベルPHのレーザー光10を
照射すると(図2(a)、図2(b))、ディスク1の
温度はレベルPL のレーザー照射時よりも上昇して、高
温領域12及び記録可能領域13の大きさも大きくな
る。これにより、保磁力の小さくなったメモリー層3の
磁化は、図2(b)において磁気ヘッド6と相対したメ
モリー層3の矢印で示すように、磁気ヘッド6から発生
した磁界の向きに倣う。
ベルPL より高いパワーレベルPHのレーザー光10を
照射すると(図2(a)、図2(b))、ディスク1の
温度はレベルPL のレーザー照射時よりも上昇して、高
温領域12及び記録可能領域13の大きさも大きくな
る。これにより、保磁力の小さくなったメモリー層3の
磁化は、図2(b)において磁気ヘッド6と相対したメ
モリー層3の矢印で示すように、磁気ヘッド6から発生
した磁界の向きに倣う。
【0021】なお、パワーレベルPH のレーザー光10
が照射されると、ディスク1はかなり高温に加熱され、
冷却されるまでに時間を要するため、加熱された箇所が
回転移動に伴って磁気ヘッド6の位置に達したときに
も、メモリー層3のキュリー点程度の温度がある。した
がって、1番目の磁気ヘッド5と相対したメモリー層3
の一部にヘッド5によって記録が行われることがあって
も、2番目の磁気ヘッド6で上書き記録が行われる。
が照射されると、ディスク1はかなり高温に加熱され、
冷却されるまでに時間を要するため、加熱された箇所が
回転移動に伴って磁気ヘッド6の位置に達したときに
も、メモリー層3のキュリー点程度の温度がある。した
がって、1番目の磁気ヘッド5と相対したメモリー層3
の一部にヘッド5によって記録が行われることがあって
も、2番目の磁気ヘッド6で上書き記録が行われる。
【0022】こうして、ビット「1」の記録信号パター
ンが発生すれば、それに応じたパワーレベルPH のレー
ザー光10により、メモリー層3の磁化がビット「1」
に対応した磁気ヘッド6の磁界の向きに反転する。前述
のように光磁気ディスク1の温度分布は、膜の特性とレ
ーザー光のパワーに応じて変化するので、レーザー光を
制御すれば、所望の温度分布が得られることになる。
ンが発生すれば、それに応じたパワーレベルPH のレー
ザー光10により、メモリー層3の磁化がビット「1」
に対応した磁気ヘッド6の磁界の向きに反転する。前述
のように光磁気ディスク1の温度分布は、膜の特性とレ
ーザー光のパワーに応じて変化するので、レーザー光を
制御すれば、所望の温度分布が得られることになる。
【0023】したがって、磁気ヘッド5、6の位置とそ
の間隔を調整すると共に、レーザーパワーPH 、PL 、
パルス長、パルス周期を調整して、レーザー光10をデ
ィスク1に照射すれば、記録信号パターンが「0」のと
きに、メモリー層3の磁化がヘッド5の磁界の向きに反
転可能で、かつヘッド6の磁界の向きに反転不可能とな
り、記録信号パターンが「1」のときに、メモリー層3
の磁化がヘッド6の磁界の向きに反転可能となるように
設定することができる。こうして、元のメモリー層3の
磁化の向きには依存せずに、メモリー層3の磁化方向を
決定することができ、オーバーライトが可能となる。
の間隔を調整すると共に、レーザーパワーPH 、PL 、
パルス長、パルス周期を調整して、レーザー光10をデ
ィスク1に照射すれば、記録信号パターンが「0」のと
きに、メモリー層3の磁化がヘッド5の磁界の向きに反
転可能で、かつヘッド6の磁界の向きに反転不可能とな
り、記録信号パターンが「1」のときに、メモリー層3
の磁化がヘッド6の磁界の向きに反転可能となるように
設定することができる。こうして、元のメモリー層3の
磁化の向きには依存せずに、メモリー層3の磁化方向を
決定することができ、オーバーライトが可能となる。
【0024】なお、メモリー層3の磁化をヘッド5の磁
界の向きに反転させることを消去動作とすれば、ヘッド
6の磁界の向きに反転させることが記録動作となり、逆
にヘッド5の磁界の向きに反転させることを記録動作と
すれば、ヘッド6の磁界の向きに反転させることが消去
動作となることは言うまでもない。また、以上のような
オーバーライトを行う際に、レベルPH の強いレーザー
光を照射すると、このレーザー照射前に記録又はこれか
ら記録するビット「0」のマークに高温領域が被さり、
ビット「1」に上書きされてしまう恐れがある。
界の向きに反転させることを消去動作とすれば、ヘッド
6の磁界の向きに反転させることが記録動作となり、逆
にヘッド5の磁界の向きに反転させることを記録動作と
すれば、ヘッド6の磁界の向きに反転させることが消去
動作となることは言うまでもない。また、以上のような
オーバーライトを行う際に、レベルPH の強いレーザー
光を照射すると、このレーザー照射前に記録又はこれか
ら記録するビット「0」のマークに高温領域が被さり、
ビット「1」に上書きされてしまう恐れがある。
【0025】このような問題を解決するためには、図3
(a)に示す記録信号パターンの立ち上がり、立ち下が
りに対して、図3(b)のようにレーザー出力のタイミ
ングをずらせばよい。また、図4(b)に示すように、
レベルPH のレーザー出力の前後でレーザーパワーをレ
ベルPL よりも低いレベルPB にいったん落とすように
してもよい。
(a)に示す記録信号パターンの立ち上がり、立ち下が
りに対して、図3(b)のようにレーザー出力のタイミ
ングをずらせばよい。また、図4(b)に示すように、
レベルPH のレーザー出力の前後でレーザーパワーをレ
ベルPL よりも低いレベルPB にいったん落とすように
してもよい。
【0026】また、本実施の形態では、レーザーパワー
PH 、PL 、パルス長、パルス周期を一定としている
が、これに限るものではなく、記録マークの長さ等に応
じて随時変化するようにしてもよい。
PH 、PL 、パルス長、パルス周期を一定としている
が、これに限るものではなく、記録マークの長さ等に応
じて随時変化するようにしてもよい。
【0027】実施の形態の2.図5は本発明の他の実施
の形態を示す磁気ヘッドを光磁気ディスク側から見た平
面図である。本実施の形態では、磁気ヘッド5、6と同
様の磁気ヘッド5a、6aからなる1組と、さらに同様
の磁気ヘッド5b、6bからなるもう1組を用いてこれ
らを向かい合わせている。
の形態を示す磁気ヘッドを光磁気ディスク側から見た平
面図である。本実施の形態では、磁気ヘッド5、6と同
様の磁気ヘッド5a、6aからなる1組と、さらに同様
の磁気ヘッド5b、6bからなるもう1組を用いてこれ
らを向かい合わせている。
【0028】このような磁気ヘッドを用いたオーバーラ
イトの動作は実施の形態の1と同様である。したがっ
て、4つの磁気ヘッドを実施の形態の1と同様の2つの
磁気ヘッドと見なして使用することになり、回転するデ
ィスク1の円周方向(図1(a)、図2(a)上下方
向)のずれに対応することができる。
イトの動作は実施の形態の1と同様である。したがっ
て、4つの磁気ヘッドを実施の形態の1と同様の2つの
磁気ヘッドと見なして使用することになり、回転するデ
ィスク1の円周方向(図1(a)、図2(a)上下方
向)のずれに対応することができる。
【0029】実施の形態の3.図6は本発明の他の実施
の形態を示す磁気ヘッドの側面図であり、図1、図2と
同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態
の磁気ヘッド7は、それぞれ独立に作動させることがで
きる複数の磁気ヘッドをディスク1のトラック方向に沿
って並べたものであり、動作のオン/オフと、発生磁界
の向きを切り換えることができる。
の形態を示す磁気ヘッドの側面図であり、図1、図2と
同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態
の磁気ヘッド7は、それぞれ独立に作動させることがで
きる複数の磁気ヘッドをディスク1のトラック方向に沿
って並べたものであり、動作のオン/オフと、発生磁界
の向きを切り換えることができる。
【0030】オーバーライトを実施する際の記録条件の
変化として、ディスク1の線速度、周囲の温度、ディス
ク個々の個体差による熱容量及び熱伝導度あるいは同一
ディスク内での位置による熱容量及び熱伝導度等のばら
つきが存在する。よって、本実施の形態では、これら記
録条件の変化に応じて、2つあるいはそれ以上の磁気ヘ
ッドを作動させると共にその発生磁界の向きを選択する
ことにより、磁極の長さと磁極間距離を変化させている
(図6では、発生磁界を示す矢印が記されている磁気ヘ
ッドが作動している)。こうして、上記記録条件の変化
に対応することができる。
変化として、ディスク1の線速度、周囲の温度、ディス
ク個々の個体差による熱容量及び熱伝導度あるいは同一
ディスク内での位置による熱容量及び熱伝導度等のばら
つきが存在する。よって、本実施の形態では、これら記
録条件の変化に応じて、2つあるいはそれ以上の磁気ヘ
ッドを作動させると共にその発生磁界の向きを選択する
ことにより、磁極の長さと磁極間距離を変化させている
(図6では、発生磁界を示す矢印が記されている磁気ヘ
ッドが作動している)。こうして、上記記録条件の変化
に対応することができる。
【0031】実施の形態の4.実施の形態の1〜3で
は、磁界発生手段として、小型化が可能で発生磁界の収
束性がよいという利点を有する薄膜磁気ヘッドを用いて
いるが、図7に示すようなコア21にコイル22を巻い
た通常のバルク形態の磁気ヘッドを用いてもよいし、図
8に示すようなコア23を加工して微小な磁極を形成し
た磁気ヘッドを用いてもよい。
は、磁界発生手段として、小型化が可能で発生磁界の収
束性がよいという利点を有する薄膜磁気ヘッドを用いて
いるが、図7に示すようなコア21にコイル22を巻い
た通常のバルク形態の磁気ヘッドを用いてもよいし、図
8に示すようなコア23を加工して微小な磁極を形成し
た磁気ヘッドを用いてもよい。
【0032】ただし、このような磁気ヘッドを用いる
と、比較的漏れ磁束が多いことと、薄膜磁気ヘッドに比
べて大きいことから、磁気ヘッド間の距離を長くする必
要があり、光磁気ディスクを通常よりも高速に回転させ
る必要がある。
と、比較的漏れ磁束が多いことと、薄膜磁気ヘッドに比
べて大きいことから、磁気ヘッド間の距離を長くする必
要があり、光磁気ディスクを通常よりも高速に回転させ
る必要がある。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、回転する光磁気ディスクにディスクのトラック方向
に沿って配置された第1、第2の磁界発生手段から互い
に反対向きの第1、第2の外部磁界を印加し、光強度を
少なくとも2値に変調したレーザー光を照射することに
より、オーバーライトが可能となるので、従来の光強度
変調オーバーライト方法のように複数の磁性層を有する
光磁気ディスクを用いることなく、単層の磁性層でオー
バーライトが実現でき、また光強度変調を用いることに
より、高い記録周波数が可能となる。その結果、簡単な
構造の光磁気ディスクで高い記録周波数のオーバーライ
トが可能なオーバーライト光磁気ディスクシステムを構
成することができる。
に、回転する光磁気ディスクにディスクのトラック方向
に沿って配置された第1、第2の磁界発生手段から互い
に反対向きの第1、第2の外部磁界を印加し、光強度を
少なくとも2値に変調したレーザー光を照射することに
より、オーバーライトが可能となるので、従来の光強度
変調オーバーライト方法のように複数の磁性層を有する
光磁気ディスクを用いることなく、単層の磁性層でオー
バーライトが実現でき、また光強度変調を用いることに
より、高い記録周波数が可能となる。その結果、簡単な
構造の光磁気ディスクで高い記録周波数のオーバーライ
トが可能なオーバーライト光磁気ディスクシステムを構
成することができる。
【0034】また、請求項2に記載のように、光磁気デ
ィスクの温度を制御することにより、光強度が第1のレ
ベルのとき、メモリー層の磁化が第1の外部磁界の向き
に反転可能であると共に第2の外部磁界の向きに反転不
可能となり、光強度が第2のレベルのとき、メモリー層
の磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能となるように
調整することができる。
ィスクの温度を制御することにより、光強度が第1のレ
ベルのとき、メモリー層の磁化が第1の外部磁界の向き
に反転可能であると共に第2の外部磁界の向きに反転不
可能となり、光強度が第2のレベルのとき、メモリー層
の磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能となるように
調整することができる。
【0035】また、請求項3に記載のように、パルスト
レイン記録法を用いて、第1、第2のレベル、パルス
長、パルス周期を調整することにより、光磁気ディスク
の温度分布を容易に制御することができる。
レイン記録法を用いて、第1、第2のレベル、パルス
長、パルス周期を調整することにより、光磁気ディスク
の温度分布を容易に制御することができる。
【0036】また、第1、第2の磁界発生手段の位置と
その間隔を設定することにより、光強度が第1のレベル
のとき、メモリー層の磁化が第1の外部磁界の向きに反
転可能であると共に第2の外部磁界の向きに反転不可能
となり、光強度が第2のレベルのとき、メモリー層の磁
化が第2の外部磁界の向きに反転可能となるように調整
することができる。
その間隔を設定することにより、光強度が第1のレベル
のとき、メモリー層の磁化が第1の外部磁界の向きに反
転可能であると共に第2の外部磁界の向きに反転不可能
となり、光強度が第2のレベルのとき、メモリー層の磁
化が第2の外部磁界の向きに反転可能となるように調整
することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態となる光磁気記録
方法を説明するための概念図である。
方法を説明するための概念図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態となる光磁気記録
方法を説明するための概念図である。
方法を説明するための概念図である。
【図3】 記録信号パターンとレーザー出力の関係を示
す図である。
す図である。
【図4】 記録信号パターンとレーザー出力の関係を示
す図である。
す図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態を示す磁気ヘッドの
平面図である。
平面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態を示す磁気ヘッドの
側面図である。
側面図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態を示す磁気ヘッドの
構造図である。
構造図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態を示す磁気ヘッドの
構造図である。
構造図である。
1…光磁気ディスク、2…基板、3…メモリー層、4…
トラック、5、6、5a、6a、5b、6b、7…磁気
ヘッド。
トラック、5、6、5a、6a、5b、6b、7…磁気
ヘッド。
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上に情報を保持するための垂直磁化
可能な磁性材料からなるメモリー層が形成された、回転
する光磁気ディスクに対し、 このディスクのトラック方向に沿って配置された第1、
第2の磁界発生手段から互いに反対向きの第1、第2の
外部磁界をそれぞれ印加し、 光強度を少なくとも2値に変調したレーザー光を照射し
てオーバーライトを行う光磁気記録方法であって、 前記第2の磁界発生手段は、第1の磁界発生手段よりも
ディスク移動方向前方に配置され、 2値化情報のうち第1のビット情報を記録するときは、
前記メモリー層の磁化が第1の外部磁界の向きに反転可
能で、かつ第2の外部磁界の向きに反転不可能な第1の
レベルに光強度を変調し、 第2のビット情報を記録するときは、前記メモリー層の
磁化が第2の外部磁界の向きに反転可能な、第1のレベ
ルより高い第2のレベルに光強度を変調することを特徴
とする光磁気記録方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の光磁気記録方法におい
て、 光強度が第1のレベルのとき、前記メモリー層の磁化が
第1の外部磁界の向きに反転可能であると共に第2の外
部磁界の向きに反転不可能で、光強度が第2のレベルの
とき、メモリー層の磁化が第2の外部磁界の向きに反転
可能なように、光磁気ディスクの温度を制御することを
特徴とする光磁気記録方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の光磁気記録方法におい
て、 前記光磁気ディスクの温度制御は、パルストレイン記録
法を用いて、第1、第2のレベル、パルス長、パルス周
期を調整するようにしたものであることを特徴とする光
磁気記録方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の光磁気記録方法におい
て、 光強度が第1のレベルのとき、前記メモリー層の磁化が
第1の外部磁界の向きに反転可能であると共に第2の外
部磁界の向きに反転不可能で、光強度が第2のレベルの
とき、メモリー層の磁化が第2の外部磁界の向きに反転
可能なように、第1、第2の磁界発生手段の位置とその
間隔を設定することを特徴とする光磁気記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283824A JPH10134441A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 光磁気記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283824A JPH10134441A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 光磁気記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10134441A true JPH10134441A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17670634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8283824A Pending JPH10134441A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 光磁気記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10134441A (ja) |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP8283824A patent/JPH10134441A/ja active Pending
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