JPH10134713A - 電子銃組立方法および組立装置 - Google Patents

電子銃組立方法および組立装置

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JPH10134713A
JPH10134713A JP8329995A JP32999596A JPH10134713A JP H10134713 A JPH10134713 A JP H10134713A JP 8329995 A JP8329995 A JP 8329995A JP 32999596 A JP32999596 A JP 32999596A JP H10134713 A JPH10134713 A JP H10134713A
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JP
Japan
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electrode
electron gun
electrode part
measuring device
outer diameter
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JP8329995A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Fuwa
好朗 不破
Tomoyuki Kurihara
知幸 栗原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各電極パーツの組立位置および方向を正確に
設定する。 【解決手段】 弾性部材48、51を介して支持される
とともに互いに接離自在とされた一対のビロー34乃至
39及び40乃至45が複数組設けられた組立部材3
0、31に、、上記ビロー34乃至39及び40乃至4
5によって外周部を挟持して複数個の構成パーツ部材1
乃至10を積層状態に配列支持する。電極パーツ2乃至
4について、レーザ外径測定器24により基準位置Lか
らの中心軸の距離を測定し、この測定結果に基づいて各
電極パーツ2乃至4に対応する少なくとも一方のビロー
34乃至39を駆動手段25によって調整移動すること
により芯出しを行って電子銃の組立を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やモニタ装置等に備えられるCRT用電子銃の組立方
法及び組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CRT用電子銃は、カソード電極或いは
多数のグリッド電極によって構成されており、これら構
成部材がその中心軸を互いに精密に一致させて、すなわ
ち芯出しされた状態で組み立てられなければならない。
このため、CRT用電子銃は、例えば図10及び図11
に示した組立装置100(以下、マガジンという。)に
よって組み立てが行われいる。このマガジン100は、
基準プレート101と、上部プレート102と、基準プ
レート101側に設けられた第1の基準ビロー103
と、第2の基準ビロー104と、第3の基準ビロー10
5と、第4の基準ビロー106及び第5の基準ビロー1
07と、上部プレート102側に設けられた第1の上部
押えビロー108と、第2の上部押えビロー109と、
第3の上部押えビロー110と、第4の上部押えビロー
111及び第5の上部押えビロー112等によって構成
されている。
【0003】基準プレート101は、図示しないベット
上に水平状態で設置されており、その上面が後述する各
電極パーツ1乃至5を組み立てる際の基準面Lを構成し
ている。基準プレート101には、図10及び図11に
示すように、紙面左側から同図のZ方向に向かって、第
1の基準ビロー103と、第2の基準ビロー104と、
第3の基準ビロー105と、第4の基準ビロー106及
び第5の基準ビロー107とがこの順番で互いに所定の
間隔を以って配設されている。
【0004】上部プレート102は、基準プレート10
1に対してその上方部に所定の間隔を以って平行に対峙
した状態で配置されている。また、上部プレート102
は、一端部を支軸102aに回動自在に支持されてお
り、この支軸102aを支点として図10において鎖線
で示すように回動操作されることにより、基準プレート
101を開放する。この上部プレート102には、基準
プレート101との対向面に、図11において紙面左側
から同図のZ方向に向かって、第1の上部押えビロー1
08と、第2の上部押えビロー109と、第3の上部押
えビロー110と、第4の上部押えビロー111及び第
5の上部押えビロー112とがこの順番で互いに所定の
間隔を以って配設されている。
【0005】これら第1の上部押えビロー108乃至第
5上部押えビロー112は、それぞれ上部プレート10
2に一端を固定した第1の押えバネ113乃至第5の押
えバネ118にその他端を固定される。これら第1の押
えバネ113乃至第5の押えバネ118は、後述する各
電極パーツ1乃至5の軸方向の長さに応じて1個又は2
個からなる。第1の上部押えビロー108乃至第5上部
押えビロー112は、図10の矢印で示すこれら第1の
押えバネ113乃至第5の押えバネ118の弾性力によ
り基準プレート101側、換言すれば図10において反
X方向に付勢された状態で、上部プレート102にそれ
ぞれ支持されている。
【0006】第1の基準ビロー103と第1の上部押え
ビロー108とは、互いに対向位置されて対をなし、そ
の間にG1電極パッド1が支持される。また、第2の基
準ビロー104と第2の上部押えビロー109とは、互
いに対向位置されて対をなし、その間に第3グリッド電
極パーツ(以下、G3電極パーツという。)2が支持さ
れる。さらに、第3の基準ビロー105と第3の上部押
えビロー110とは、互いに対向位置されて対をなし、
その間に第4グリッド電極パーツ(以下、G4電極パー
ツという。)3が支持される。さらにまた、第4の基準
ビロー106と第4の上部押えビロー111とは、互い
に対向位置されて対をなし、その間に第5グリッド電極
パーツ(以下、G5電極パーツという。)4が支持され
る。そして、第5の基準ビロー107と第5の上部押え
ビロー112とは、互いに対向位置されて対をなし、そ
の間にCV電極パーツ5が支持される。
【0007】G1電極パッド1には、G3電極パーツ2
との対向側面に、2本の平行なインデンクスピン7が水
平方向に突設されており、これらインデンクスピン7を
介してG3電極パーツ2との間に位置させてプリフォー
カス系パーツ6が組み合わされる。また、G1電極パッ
ド1とプリフォーカス系パーツ6との間には、第1のス
ペーサ8が介挿配置されている。また、G3電極パーツ
2とG4電極パーツ3との間には、第2のスペーサ9が
介挿配置される。さらに、G4電極パーツ3とG5電極
パーツ4との間には、第3のスペーサ10が介挿配置さ
れる。なお、マガジン100には、第1のスペーサ8に
対応して上部プレート102側に上部押えビロー120
と押えバネ121とが配設されている。
【0008】マガジン100には、基準プレート101
の両端近傍にそれぞれ第1の側方押えバネ118と第2
の側方押えバネ119とが配設されている。第1の側方
押えバネ118は、マガジン100内に組み合わされた
G1電極パッド1の側面に当接することによってこのG
1パッド1を図10の矢印で示すようにZ方向に対して
押圧する。また、第2の側方押えバネ119は、マガジ
ン100内に組み合わされたCV電極パーツ5の側面に
当接してこのCV電極パーツ5を同図の矢印で示すよう
に反Z方向に対して押圧する。マガジン100は、これ
によって後述するように内部に装填された各電極パーツ
1乃至5を保持する。
【0009】以上のように構成されたマガジン100
は、基準プレート101に対して上部プレート102が
回動操作されて開放された状態において、第1の基準ビ
ロー103上にG1電極パッド1が載置され、同様に第
2の基準ビロー104上にG3電極パーツ2が載置さ
れ、さらに第3の基準ビロー105上にG4電極パーツ
3が載置される。また、マガジン100には、第4の基
準ビロー106上にG5電極パーツ4が載置されるとと
もに第5の基準ビロー107上にCV電極パーツ5が載
置される。
【0010】しかる後、マガジン100は、基準プレー
ト101に対して開放操作されていた上部プレート10
2が復帰操作される。G1電極パッド1は、第1の押え
バネ113の弾性力によって、上部プレート102側の
第1の上部押えビロー108を介して基準プレート10
1側の第1の基準ビロー103上に押圧されることによ
り固定される。同様に、G3電極パーツ2は、第2の押
えバネ114の弾性力によって、第2の上部押えビロー
109を介して第2の基準ビロー104上に押圧される
ことにより固定される。
【0011】G4電極パーツ3は、第3の押えバネ11
5の弾性力によって、第3の上部押えビロー110を介
して第3の基準ビロー105上に押圧されることにより
固定される。G5電極パーツ4は、第4の押えバネ11
6の弾性力によって、第4の上部押えビロー111を介
して第4の基準ビロー106上に押圧されることにより
固定される。さらに、CV電極パーツ5は、第5の押え
バネ117の弾性力によって、第5の上部押えビロー1
12を介して第5の基準ビロー107上に押圧されるこ
とにより固定される。
【0012】以上によってマガジン100に内に組み合
わされた各電極パーツ1乃至5は、図10において紙面
に直交する方向(Y方向)で、それぞれの両側から溶融
したビートガラスを押し付けることにより、すなわちビ
ーディングを行うことによって互いに一体的に連結され
てCRT用電子銃を構成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のマガジン100
においては、上述したようにG3電極パーツ2、G4電
極バーツ3或いはG5電極パーツ4が対応する第2の基
準ビロー104、第3の基準ビロー105或いは第4の
基準ビロー106上にそれぞれ載置されてその内部に装
填される。ところで、これら各電極パーツ2乃至4は、
一般に製造上の外径寸法のバラツキを有していることか
ら、装填された状態において相互の中心軸の位置ズレが
大きくなる。マガジン100は、この状態でこれら各電
極パーツ2乃至4を組み立てることによって電子銃の性
能を劣化させるといった問題を生じさせる。
【0014】また、例えばG3電極パーツ2やG5電極
パーツ4のように長軸の電極パーツにおいては、プレス
加工によって形成されるこれらパーツの形状が、図11
に強調して示すように公差内であっても漏斗状を呈して
いる。したがって、これらG3電極パーツ2やG5電極
パーツ4は、第2の基準ビロー104或いは第4の基準
ビロー106上に載置された状態において、それぞれの
中心軸が基準プレート101の基準面Lと平行とならず
に傾いた状態を呈する。したがって、マガジン100
は、この状態で各電極パーツ1乃至5を組み立てること
によって電子銃の性能を劣化させるといった問題を生じ
させる。
【0015】さらに、例えばG3電極パーツ2は、やや
大径の第1電極部材2aとやや小径で略カップ状を呈す
る第2電極部材2bとからなり、これら電極部材2a、
2bがサブ組立された状態でマガジン100内に装填さ
れる。G3電極パーツ2は、図10に示すように第2の
電極部材2bが第2の基準ビロー104上に載置され
る。したがって、このG3電極パーツ2は、第1電極部
材2aと第2電極部材2bとが精密に芯出しされてサブ
組立されていない場合、パーツ全体に中心軸のずれを有
している。したがって、マガジン100は、このG3電
極パーツ2を組み立てることによって他の電極パーツと
の中心軸のずれが生じて電子銃の性能を劣化させるとい
った問題を生じさせる。
【0016】そこで本発明は、各電極パーツの位置及び
組立方向を正確に設定して高精度の電子銃の製造を可能
とする電子銃組立方法および装置を提供することを目的
に提案されたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明に係る電子銃組立方法は、弾性部材により互いに
接近する方向に付勢された一対のビローが複数組用いら
れ、これらビロー上に配列載置した複数個の電極パーツ
を保持した状態で、レーザ外径測定器によって基準位置
からの距離を測定し、この測定結果に基づいて一対のビ
ローのいずれか一方を駆動手段によって移動させ各電極
パーツの位置を調整して互いに中心軸の芯出しを行って
組み立てるようにする。
【0018】したがって、本発明に係る電子銃組立方法
によれば、複数個の電極パーツについて外径寸法にバラ
ツキがある場合にも、互いに中心軸の芯出しが行われる
ことによって精密に組み立てられ、高精度の電子銃が製
造される。
【0019】また、上述した目的を達成する本発明に係
る電子銃組立装置は、複数個の電極パーツにそれぞれ対
応されるとともに互いに接離自在とされた一対のビロー
からなる複数組の支持手段が設けられた組立部材と、こ
の組立部材に対して一対のビローを互いに接近する方向
に付勢するようにして支持する弾性部材と、少なくとも
一方のビローを他方のビローに対してそれぞれ接離する
方向に調整移動させるビロー駆動手段と、各電極パーツ
に対して基準位置からの距離を測定するレーザ外径測定
器とを備えて構成される。
【0020】このように構成された本発明に係る電子銃
組立装置によれば、各電極パーツが外径寸法にバラツキ
を有している場合でも、これら各電極パーツが一対のビ
ローによって保持された状態でレーザ外径測定器によっ
て基準位置からの距離を測定され、この測定結果に基づ
いて基準位置との差異を有する電極パーツについてそれ
ぞれビロー駆動手段を介して対応するビローを駆動して
他の電極パーツとの芯出しが行われる。したがって、電
子銃組立装置は、多数個の電極パーツを相互に高精度に
芯出して組み立てることから高精度の電子銃の製造を可
能とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、未発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。テレビジョン受像
機やモニタ装置等に備えられるCRT用電子銃は、上述
したようにG1電極パッド1を基台部材にして、プリフ
ォーカス系パーツ6と、第1のスペーサ8と、G3電極
パーツ2と、第2のスペーサ9と、G4電極パーツ3
と、第3のスペーサ10と、G5電極パーツ4及びCV
電極パーツ5とがこの順で、図1において高さ方向(Z
方向)に積層されて組み合わされてなる。
【0022】プリフォーカス系パーツ6とG3電極パー
ツ2とは、インデックスピン7を介してG1電極パッド
1と連結される。G3電極パーツ2は、やや大径でリン
グ状の第1の電極部材2aと、上端側にレーザ出射口が
設けられた小径かつやや長軸な筒状の第2の電極部材2
bとから構成される。G3電極パーツ2は、これら第1
の電極部材2aと第2の電極部材2bとが前工程でサブ
組立された状態で供給される。また、CV電極パーツ5
は、Cプレート5aと、Cシールド5bとから構成され
る。これら各構成パーツ部材1乃至10は、組立装置2
0に装填されて組み立てが行われて電子銃を完成させ
る。
【0023】組立装置20は、図1及び図2に示すよう
に、本体マガジン部22及びCVマガジン部23とから
なるマガジン部21と、レーザ外径測定器24と、リニ
アアクチュエータ25と、一対のセットブロック部26
(26a、26b)等の各部から構成されている。ま
た、組立装置20は、基台27上にスライドテーブル2
8を介して載置されている。したがって、組立装置20
は、基台27に対してスライドテーブル28を移動操作
することによって適宜の位置に移動される。
【0024】本体マガジン部22は、スライドテーブル
28上に載置される水平な基部29と、この基部29上
に所定の対向間隔を以って一体に立設された互いに平行
な2本の柱状を呈する第1の基板部30と第2の基板部
31とからなり、正面視において略U字状を呈して構成
されている。第1の基板部30は、第2の基板部31と
の対向側面が精密な平滑面として構成され、後述する各
構成パーツ部材1乃至10を組み立てる際の基準面Lを
構成している。本体マガジン部22には、基部29の中
央部上に位置して、G1電極パッド1が中心軸を垂直に
して固定されている。したがって、このG1電極パッド
1は、その他の各構成パーツ部材2乃至10の位置決め
部材を構成する。
【0025】第1の基板部30と第2の基板部31に
は、基部29から同一高さにそれぞれ位置されることに
よって対をなす6組のビロー組込孔32、33が形成さ
れている。これらビロー組込孔32、33は、詳細を後
述するが、第1の基板部30及び第2の基板部31の一
方側面から対向側面側に貫通する水平方向の貫通孔とし
て構成されている。第1の基板部30のビロー組込孔3
2には、第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側ビロ
ー39が水平方向に対して摺動自在に組み込まれる。ま
た、第2の基板部31のビロー組込孔32には、第1の
調整側ビロー40乃至第6の調整側ビロー45が水平方
向に対して摺動自在に組み込まれる。したがって、ビロ
ー組込孔32、33は、各ビロー34乃至45の断面形
状に適合した孔形状を以って形成されている。また、第
1の基板部30と第2の基板部31とは、各ビロー34
乃至45の支持機能を奏している。
【0026】第1の基準側ビロー34と第1の調整側ビ
ロー40とは、互いに同一高さ位置に相対して配置さ
れ、図1に示すように電子銃を構成する第1のスペーサ
8の外周部を保持する。第2の基準側ビロー35と第2
の調整側ビロー41とは、互いに同一高さ位置に相対し
て配置され、電子銃を構成するG3電極パーツ2の下側
外周部を保持する。第3の基準側ビロー36と第3の調
整側ビロー42とは、互いに同一高さ位置に相対して配
置され、電子銃を構成するG3電極パーツ2の上側外周
部を保持する。
【0027】第4の基準側ビロー37と第4の調整側ビ
ロー43とは、互いに同一高さ位置に相対して配置さ
れ、図1に示すように電子銃を構成するG4電極パーツ
3の外周部を保持する。第5の基準側ビロー38と第5
の調整側ビロー44とは、互いに同一高さ位置に相対し
て配置され、電子銃を構成するG5電極パーツ4の下側
外周部を保持する。第6の基準側ビロー37と第6の調
整側ビロー45とは、互いに同一高さ位置に相対して配
置され、電子銃を構成するG5電極パーツ4の上側外周
部を保持する。
【0028】第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側
ビロー39は、詳細を後述するが各構成パーツ部材2乃
至10の外周部と当接する先端面に、それぞれV字状の
係合溝が形成されてなるVビローを構成している。ま
た、第1の調整側ビロー40乃至第6の調整側ビロー4
5は、詳細を後述するが各構成パーツ部材2乃至10の
外周部と当接する先端面が平坦面とされた平ビローを構
成している。第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側
ビロー39は、図1に示すように大きさをそれぞれ異に
するが基本的な構成をほぼ同一とされている。なお、第
4の調整側ビロー43は、断面が円形とされた丸ビロー
を構成している。
【0029】第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側
ビロー39について、以下図2に示した第3の基準側ビ
ロー36(基準側ビロー36と略称する。)によってそ
の構成を代表して説明する。基準側ビロー36は、ビロ
ー基部46と、電極保持部47と、圧縮コイルバネ48
とから構成されている。ビロー基部46は、第1の基板
部30に設けたビロー組込孔32の孔形状とほぼ等しい
断面形状を有するブロック体からなり、その内部に一方
側面に開口された内部空間部46aが形成されている。
ビロー基部46は、ビロー組込孔32内に摺動自在に組
み込まれる。
【0030】電極保持部47は、ビロー基部46の内部
空間部46aに抜け止めされた状態で摺動自在に組み込
まれており、その先端面にG3電極パーツ2の外周面に
相対係合されるV字状の係合溝47aが形成されてい
る。電極保持部47は、内部空間部46aに装填した圧
縮コイルバネ48の弾性力により、この内部空間部46
aからの突出習性が付与される。
【0031】次に第1の調整側ビロー40乃至第6の調
整側ビロー45について、以下図2に示した第3の調整
側ビロー42(調整側ビロー42と略称する。)によっ
てその構成を代表して説明する。調整側ビロー42は、
上述した基準側ビロー36と基本的な構成がほぼ同等と
され、ビロー基部49と、電極保持部50と、圧縮コイ
ルバネ51とからなる。ビロー基部49は、第2の基板
部31に設けたビロー組込孔33の孔形状とほぼ等しい
断面形状を有する矩形ブロック体からなり、その内部に
一方側面に開口された内部空間部49aが形成されてい
る。ビロー基部49は、ビロー組込孔33内に摺動自在
に組み込まれる。
【0032】電極保持部50は、ビロー基部49の内部
空間部49aに抜け止めされた状態で摺動自在に組み込
まれており、上述したようにその先端面が平坦面として
構成されている。電極保持部50は、内部空間部49a
に装填した圧縮コイルバネ51の弾性力により、この内
部空間部49aからの突出習性が付与される。なお、図
1においては、G3電極パーツ2に対応する第4の基準
側ビロー37と第4の調整側ビロー43とが、第の基板
部30及び第2の基板部31の外側に取り出されて図示
されている。
【0033】以上のように構成された本体マガジン部2
2には、基部29に載置されたG1電極パッド1上にそ
の他の電極パーツ2乃至6が順次組み込まれる。すなわ
ち、G1電極パッド1上には、プリフォーカス系パーツ
6が載置され、その上に第1のスペーサ8を介してG3
電極パーツ2が積層載置される。本体マガジン部22に
は、以下順に第2のスペーサ9を介してG4電極パーツ
3が載置され、さらに第3のスペーサ10を介してG5
電極パーツ4が積層載置される。各構成パーツ部材2乃
至10は、詳細を後述するように上述した第1の基準側
ビロー34乃至第6の基準側ビロー39及び第1の調整
側ビロー40乃至第6の調整側ビロー45によって適宜
保持される。
【0034】本体マガジン部22には、各構成パーツ部
材1乃至10を組み込んだ状態において、第1の基板部
30及び第2の基板部31の上部にCVマガジン部23
が組み合わされる。CVマガジン部23は、図1に示す
ように、第1の基板部30と第2の基板部31とにそれ
ぞれ対応される側面部23a、23bと、内面に突設さ
れた中心軸部23cとからなる正面視形状が略下向きE
字状を呈している。また、CVマガジン部23には、側
面部23a、23bを貫通して先端が内部に突出される
ロックボルト53が設けられている。さらに、CVマガ
ジン部23には、CV電極パーツ5のCプレート5aと
Cシールド5bとの間隔を保持するサイドスペーサ54
と、サイドスペーサ押え55とが設けられている。
【0035】CVマガジン部23は、高さ方向の連結孔
に、第1の基板部30及び第2の基板部31に設けられ
た連結シャフト52が嵌合されることにより位置合わせ
された状態で本体マガジン部22と組み合わされる。C
Vマガジン部23は、この状態において中心軸部23c
がG1電極パッド1に対して中心軸を一致されて本体マ
ガジン部22と組み合わされる。CVマガジン部23に
は、サイドスペーサ54によってCプレート5aとCシ
ールド5bとの間隔が保持された状態でCV電極パーツ
5が組み合わされる。CVマガジン部23は、ロックボ
ルト53をねじ込むことによってその先端部でサイドス
ペーサ押え55を中心部に向かって押圧する。CV電極
パーツ5は、これによってCVマガジン部23の内部に
固定保持される。また、CV電極パーツ5は、CVマガ
ジン部23が本体マガジン部22に対して中心軸を一致
された状態で組み合わされることによって、本体マガジ
ン部22側の各構成パーツ部材1乃至10との位置合わ
せがなされる。
【0036】上述した本体マガジン部22には、第1の
基板部30及び第2の基板部31の外側に位置してレー
ザ外径測定器24、リニアアクチュエータ25及びセッ
トブロック部26が配置される。レーザ外径測定器24
は、図2に示すように、第1の基板部30及び第2の基
板部31と直交する方向(Y方向)に位置して本体マガ
ジン部22の外側に配設された第1の支持基板56上に
配設されている。このレーザ外径測定器24は、本体マ
ガジン部22の内部に装填された電極パーツを挟んで対
向位置されるレーザ出射部57とレーザ受光部58とか
ら構成される。
【0037】第1の支持基板56は、基台29に対し
て、図示しないエレベータ機構を介して高さ方向に昇降
自在とされている。したがって、レーザ外径測定器24
は、後述する各電極パーツ1乃至6の外径の測定操作に
際して、これら各電極パーツ1乃至6に対応してその高
さ位置が調整される。レーザ外径測定器24は、図6に
G1電極パッド1の外径測定図に示すように、レーザ出
射部57から本体マガジン部22の第1の基板部30と
第2の基板部31との対向間隔よりもやや広い幅でレー
ザ光を出射する。レーザ外径測定器24は、介在される
G1電極パッド1の外径領域のレーザ光が遮光されると
ともに、このG1電極パッド1の外周部と第1の基板部
30及び第2の基板部31との間から露光されるレーザ
光がレーザ受光部58によって受光される。
【0038】リニアアクチュエータ25は、図1及び図
2に示すように、第1の基板部30と対向するようにし
て本体マガジン部22の外側に配設された第2の支持基
板59上に配設されている。第2の支持基板59は、図
示しない駆動機構によって高さ方向に昇降自在とされる
とともに第1の基板部30に対して接離自在とされてい
る。駆動機構は、図示しない制御部に上述したレーザ外
径測定器24による測定結果に基づく制御信号が入力さ
れ、この制御部からの駆動信号により第1の基板部30
に沿って昇降動作しかつ接離動作するように制御され
る。リニアアクチュエータ25は、図示しない制御部
と、この制御部によって駆動制御される図示しないアー
クチュエータと、このアークチュエータによって水平方
向(X方向)に進退動作される駆動ロッド59等から構
成されている。
【0039】リニアアクチュエータ25は、後述するセ
ットブロック部26がマガジン部21に組み合わされて
いない状態において、各構成パーツ部材1乃至10を駆
動してその芯出しを行う。すなわち、リニアアクチュエ
ータ25は、レーザ外径測定器24による測定の結果、
芯出し操作を要する電極パーツに対応してその高さ位置
が設定されるとともに第1の基板部30の側面に対して
接近位置した位置に設定される。リニアアクチュエータ
25は、数値制御されたアークチュエータが駆動される
ことによって、駆動ロッド60が第1の基板部30側へ
と所定の突出量を以って動作される。リニアアクチュエ
ータ25は、この駆動ロッド60の先端部によって対向
位置された所定の基準側ビローの側面を押圧する。
【0040】基準側ビローは、これによってビロー組込
孔32内を第2の基板部31側へと移動し、調整ビロー
側の圧縮コイルバネの弾性力に抗して対応する電極パー
ツを押圧する。したがって、本体マガジン部22は、こ
の電極パーツに対応して配設される後述するセットブロ
ック部26bのビローロックボルト66を調整操作する
ことにより、調整側ビローの位置決めが行われる。な
お、基準側ビローは、リニアアクチュエータ25を移動
操作した後、後述するセットブロック部26aのビロー
ロックボルト66を操作することにより設定位置され
る。
【0041】本体マガジン部22には、第1の基板部3
0と第2の基板部31との外側に位置してそれぞれセッ
トブロック部26(26a、26b)が配置される。こ
れらセットブロック部26は、図2に示すように、断面
が略C字状を呈する高さ方向のブロック部61と、この
ブロック部61の両端に設けられたスライドプレート部
62a、62bと、一対の断面略L字状のブロックガイ
ド部63a、63b及びガイドプレート部64a、64
bとを備えている。セットブロック部26は、同図に示
すように、ブロック部61側のスライドプレート部62
a、62bがブロックガイド部63a、63bとガイド
プレート部64a、64bとの間に相対係合されること
によって一体に組み合わされてなる。
【0042】また、セットブロック部26には、ブロッ
ク部61に各電極パーツ2乃至6に対応する位置にそれ
ぞれねじ孔65が設けられている。これらねじ孔65に
は、それぞれビローロックボルト66が水平方向にねじ
込まれている。ビローロックボルト66は、それぞれ各
基準側ビロー34乃至39及び調整側ビロー40乃至4
5のビロー基部46、49の側面に対向位置しており、
ねじ込み操作されることによってその先端部が各ビロー
基部46、49を押圧する。各基準側ビロー34乃至3
9及び調整側ビロー40乃至45は、これによって本体
マガジン部22の内部へと進出して対応位置した各電極
パーツ2乃至6を水平方向へと移動させる。
【0043】セットブロック部26は、例えば第1の基
板部30側に配置される第1のセットブロック部26a
が基台27に対して移動自在に組み合わされるととも
に、第2の基板部31側に配置される第2のセットブロ
ック部26bがこの第2の基板部31と所定の対向間隔
を保持されて基台27に対して固定されている。したが
って、第1のセットブロック部26aは、上述したリニ
アアクチュエータ25による芯出し操作に際して、第1
の基板部30と対向する位置から移動操作されてリニア
アクチュエータ25をこの第1の基板部30と対向位置
させる。
【0044】マガジン部21は、スライドテーブル28
を基台27に対して所定の位置に移動操作することによ
って、このスライドテーブル28上に載置され或いは取
り出される。また、マガジン部21は、装填した各構成
パーツ部材1乃至10について、後述する芯出し操作を
行う場合、スライドテーブル28が基台27に対して所
定の位置へと移動操作される。組立装置20において
は、各構成パーツ部材1乃至10の芯出し操作を行う場
合、図2に示すように、マガジン部21を中心としてそ
のX方向の両側にセットブロック部26が位置される。
組立装置20においては、Y方向の両側にレーザ外径測
定器24のレーザ発光部57とレーザ受光部58とがそ
れぞれ位置される。さらに組立装置20においては、第
1のセットブロック部26aの外側にリニアアクチュエ
ータ25が位置される。
【0045】組立装置20は、マガジン部21に各構成
パーツ部材1乃至10を装填するに際して、図3に示し
たマガジン開放装置70が用いられる。マガジン開放装
置70は、水平な基台71と、この基台71上に所定の
対向間隔を以って立設された一対のガイドバー72、7
3とから構成されている。ガイドバー72、73は、同
図に示すように、その間隔が本体マガジン部22の基部
29の水平方向の幅寸法よりもやや大きな対向間隔とさ
れている。また、ガイドバー72、73には、その先端
部に外側に向かって次第に傾斜する傾斜ガイド72a、
73bがそれぞれ付されている。
【0046】以上のように構成されたマガジン開放装置
70は、本体マガジン部22の下方部からガイドバー7
2、73の先端部をそれぞれ基準側ビロー34乃至39
及び調整側ビロー40乃至45の内部空間部46a、4
9aに貫通させて組み合わされる。マガジン開放装置7
0は、上方へと押し込まれるにしたがって、傾斜ガイド
72a、73bの作用により基準側ビロー34乃至39
及び調整側ビロー40乃至45を外側へと移動させる。
したがって、マガジン開放装置70は、基準側ビロー3
4乃至39及び調整側ビロー40乃至45をそれぞれの
圧縮コイルバネ48、51の弾性力に抗して互いに離間
した状態に位置されることによって、本体マガジン部2
2を開放した状態とする。
【0047】以上のように構成された組立装置20につ
いて、以下各構成パーツ部材1乃至10を装填して電子
銃を組み立てる操作を図4に示したフローチャート図を
参照しながら説明する。先ず、組立装置20は、ステッ
プ1において、マガジン開放装置70が組み合わされて
本体マガジン部22の開放操作が行われる。組立装置2
0は、マガジン開放装置70のガイドバー72、73に
よって、基準側ビロー34乃至39及び調整側ビロー4
0乃至45がそれぞれ側方へと移動操作されかつこの移
動状態が保持される。組立装置20には、本体マガジン
部22の基部29上にG1電極パッド1が載置される。
【0048】組立装置20には、ステップ2において、
プリフォーカス系パーツ6が載置され、その上に第1の
スペーサ8を介してG3電極パーツ2が積層載置され
る。組立装置20は、この状態において本体マガジン部
22からマガジン開放装置70が取り外される。本体マ
ガジン部22は、これによって第1の基準側ビロー34
と第1の調整側ビロー40とがそれぞれ圧縮コイルバネ
48、51の弾性力によって内部側へと移動することに
より、第1のスペーサ8の外周部を両側から挟持する。
また、本体マガジン部22は、第2の基準側ビロー35
と第3の基準側ビロー36及び第2の調整側ビロー41
と第3の調整側ビロー42とがそれぞれ圧縮コイルバネ
48、51の弾性力によって内部側へと移動することに
より、G3電極パーツ2の外周部の上下2箇所を両側か
ら挟持する。
【0049】組立装置20は、ステップ3において、G
3電極パーツ2上に第2のスペーサ9を介してG4電極
パーツ3が積層載置され、さらに第3のスペーサ10を
介してG5電極パーツ4が積層載置される。本体マガジ
ン部22は、圧縮コイルバネ48、51の弾性力により
第4の基準側ビロー37と第4の調整側ビロー43とに
よってG4電極パーツ3の外周部を両側から挟持する。
また、本体マガジン部22は、圧縮コイルバネ48、5
1の弾性力により第5の基準側ビロー38と第6の基準
側ビロー39及び第5の調整側ビロー44と第6の調整
側ビロー45とによってG5電極パーツ4の外周部の上
下2箇所を両側から挟持する。
【0050】組立装置20は、ステップ4において、本
体マガジン部22に対してCV電極パーツ5をセッティ
ングしたCVマガジン部23が組み合わされる。すなわ
ち、CVマガジン部23は、第1の基板部30及び第2
の基板部31に設けた連結シャフト52を連結孔に嵌合
することにより、本体マガジン部22に位置合わせされ
た状態で組み合わされる。CV電極パーツ5は、これに
よってG1電極パッド1に対して中心軸を一致された状
態で組立装置20に組み合わされる。
【0051】組立装置20は、上述した工程によって各
構成パーツ1乃至10をマガジン部21内に装填した状
態で、ステップ5においてこれら各構成パーツ1乃至1
0に対する基準寸法COの測定操作が行われる。組立装
置20には、この測定操作に際して、本体マガジン部2
2の第2の基板部31側に第2のセットブロック26b
が取り付けられる。第2のセットブロック26bには、
所定の電極パーツ及びスペーサに対応位置してビローロ
ックボルト66が取り付けられる。
【0052】マガジン部21は、図1に示すようにスラ
イドテーブル28に載置されて基台27上を所定の測定
位置へと移動操作される。マガジン部21は、この測定
位置において、上述した図2に示すように、レーザ外径
測定器24のレーザ発光部57とレーザ受光部58との
間に位置される。また、マガジン部21には、第1の基
板部30側にリニアアクチュエータ25が対応位置され
る。各構成パーツ1乃至10は、図5に強調して示すよ
うに、組立装置20に対してその位置調整が行われてい
ない状態で装填されることによってそれぞれの中心軸の
位置及び方向が一定していない。
【0053】組立装置20は、レーザ外径測定器24を
本体マガジン部22の基部27上に載置されたG1電極
パッド1に対応する高さ位置に設定し、このG1電極パ
ッド1の中心軸と第1の基板部30の内側面、すなわち
基準面Lとの間隔を測定してこれを基準寸法COとす
る。すなわち、レーザ外径測定器24は、G1電極パッ
ド1に対して、レーザ出射部57から本体マガジン部2
2の第1の基板部30と第2の基板部31との対向間隔
よりもやや広い幅でレーザ光を出射する。レーザ外径測
定器24は、G1電極パッド1の外周部と第1の基板部
30及び第2の基板部31との間を通過するレーザ光を
レーザ受光部58によって受光する。
【0054】レーザ外径測定器24は、この受光レーザ
光から、G1電極パッド1の外周部と第1の基板部30
の基準面Lとの間隔Aを計測するとともに、レーザ光の
遮光領域間隔Bとを計測する。そして、組立装置20
は、このレーザ外径測定器24による計測値から基準寸
法、CO=A+B/2を計算することで基準面Lに対す
るG1電極パッド1の基準位置を設定する。
【0055】組立装置20は、ステップ6において、基
準面Lに対するG3電極パーツ2乃至G5電極パーツ4
の距離が測定された後、これらG3電極パーツ2乃至G
5電極パーツ4の位置調整が行われる。組立装置20
は、レーザ外径測定器24をG3電極パーツ2乃至G5
電極パーツ4に対応位置させて上述したG1電極パッド
1を対象とした基準寸法の測定操作と同様の測定操作が
行われる。
【0056】レーザ外径測定器24は、図5に示すよう
にG3電極パーツ2の第2の電極部材2bを対象とし
て、その2箇所の測定ポイントで基準面Lに対する中心
軸の距離寸法C4,C5を測定する。また、レーザ外径
測定器24は、G4電極パーツ3を対象として、1箇所
の測定ポイントで基準面Lに対する中心軸の距離寸法C
3を測定する。さらに、レーザ外径測定器24は、G5
電極パーツ4を対象としてその2箇所の測定ポイントで
基準面Lに対する中心軸の距離寸法C1,C2を測定す
る。なお、これらの測定ポイントは、第2の基準側ビロ
ー35乃至第6の基準側ビロー39にそれぞれ対応して
いる。
【0057】組立装置20は、ステップ6において、上
述した測定結果に基づいてG1電極パッド1及びG3電
極パーツ2乃至G5電極パーツ4について組立位置の調
整操作を行う。すなわち、組立装置20は、本体マガジ
ン部22の第1の基板部30側に設置したリニアアクチ
ュエータ25が、第2の支持基板59が昇降駆動される
ことによって、G3電極パーツ2乃至G5電極パーツ4
にそれぞれ対応位置される。リニアアクチュエータ25
は、上述したレーザ外径測定器24による測定の結果に
基づいて、アークチュエータが数値制御されて駆動され
る。リニアアクチュエータ25は、駆動ロッド60が所
定量突き出されて第2の基準側ビロー35乃至第6の基
準側ビロー39を押圧してこれらを水平方向に対して所
定量移動させる。
【0058】G3電極パーツ2乃至G5電極パーツ4
は、これら第2の基準側ビロー35乃至第6の基準側ビ
ロー39を介して第2の基板部31側へとそれぞれ所定
の移動量を以って移動する。G3電極パーツ2乃至G5
電極パーツ4は、これによってG1電極パッド1に対し
て互いにその中心軸が一致されて芯出しされた状態とな
る。しかる後、組立装置20は、第2の基板部31側に
配設された第2のセットブロック部26bのビローロッ
クボルト66が、トルクドライバによってねじ込操作さ
れて第2の調整側ビロー41乃至第6の調整側ビロー4
5の水平方向の位置が規定される。
【0059】しかる後、組立装置20は、本体マガジン
部22の第1の基板部30に対して第1のセットブロッ
ク26aが組み合わされる。第1のセットブロック26
aには、第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側ビロ
ー39に対応してそれぞれビローロックボルト66がね
じ込まれる。組立装置20は、これらビローロックボル
ト66をその先端が対応するG3電極パーツ2乃至G5
電極パーツ4の外周部に当接するまでトルクドライバに
よってねじ込操作を行う。組立装置20は、これによっ
て本体マガジン部22に装填した各構成パーツ1乃至1
0が互いに中心軸を一致させた状態で組み合わされると
ともに、第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側ビロ
ー39と第1の調整側ビロー40乃至第6の調整側ビロ
ー45によって保持される。
【0060】組立装置20は、ステップ7において、G
3電極パーツ2乃至G5電極パーツ4の位置の再測定が
行われる。この再測定操作は、上述した第1回目の測定
操作から第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側ビロ
ー39と第1の調整側ビロー40乃至第6の調整側ビロ
ー45の間において、G3電極パーツ2乃至G5電極パ
ーツ4に位置ズレが生じた場合の確認工程である。
【0061】組立装置20は、マガジン部21をスライ
ドテーブル28上に移送し、ステップ8において、再測
定操作によってG3電極パーツ2乃至G5電極パーツ4
の基準面Lに対する寸法値が基準寸法COに対して許容
値を越えているか否かの判定操作が行われる。組立装置
20は、この判定操作において基準面Lに対する寸法値
が基準寸法COに対して許容値を越えている電極パーツ
に対して、ステップ9において上述したステップ6と同
様にビローロックボルト66の調整を行うことによって
位置の修正操作が行われる。なお、組立装置20は、こ
の修正操作後、ステップ7に戻って再測定操作が行われ
る。
【0062】各構成パーツ部材1乃至10は、組立装置
20によって上述した工程を経て組み立てられることに
よって、図7に示すように位置決め部材となるG1電極
パッド1に対して互いに中心軸が一致された状態、すな
わち芯出しされ水平方向(X方向)の位置合わせ操作を
終了する。組立装置20は、このようにして各構成パー
ツ部材1乃至10の芯出し工程を終了した後、ステップ
10において直交する方向(Y方向)の位置調整が行わ
れる。この調整操作は、第1の基板部30の側面に第1
の基準側ビロー34乃至第6基準側ビロー39に対応し
て高さ方向に配列した図示しないボルトのねじ込み操作
によって行う。これらボルトは、その先端部が各ビロー
組込孔32に進退自在とされている。
【0063】組立装置20は、これらボルトをねじ込み
操作することによって、第1の基準側ビロー34乃至第
6基準側ビロー39をそれぞれビロー組込孔32の対向
内面に押し付ける。なお、ビロー組込孔32及び第1の
基準側ビロー34乃至第6基準側ビロー39は、この押
付状態において各構成パーツ部材1乃至10のY方向に
対する位置決めが行われるように構成されている。
【0064】組立装置20は、ステップ11において、
マガジン部21を再びスライドテーブル28上に移送
し、レーザ外径測定器24によって各構成パーツ部材1
乃至10が基準寸法COに対して位置ズレを生じていな
いかが測定される。しかる後、組立装置20には、図2
のレーザ外径測定器24のレーザ出射部57及びレーザ
受光部58が配置された部位にビーディングツールが臨
ませられ、各構成パーツ部材1乃至10を一体化するビ
ーディングが行われて電子銃を完成させる。
【0065】以上のように組立装置20は、本体マガジ
ン部22の内部に各構成パーツ部材1乃至10を積層状
態で装填してそれぞれ第1の基準側ビロー34乃至第6
の基準側ビロー39と第1の調整側ビロー40乃至第6
の調整側ビロー45とによって挟持する。そして、組立
装置20は、各構成パーツ部材1乃至10について、レ
ーザ外径測定器24を用いて水平方向における基準面L
からの距離をそれぞれ測定し、この測定結果に基づいて
リニアアクチュエータ25によって第1の基準側ビロー
34乃至第6の基準側ビロー39を介して各構成パーツ
部材1乃至10を調整移動させるようにする。さらに、
組立装置20は、セットブロック部26によって第1の
基準側ビロー34乃至第6の基準側ビロー39と第1の
調整側ビロー40乃至第6の調整側ビロー45とを固定
することによって、調整された各構成パーツ部材1乃至
10を固定保持する。各構成パーツ部材1乃至10は、
互いに中心軸が精密に一致されて芯出しが行われる。
【0066】したがって、組立装置20は、各構成パー
ツ部材1乃至10がそれぞれ外径寸法にバラツキを有し
ていても、これらの芯出しを精密に行って組み立てるこ
とから、高精度の電子銃を製造する。
【0067】組立装置20は、上述したように長軸部品
であるG3電極パーツ2及びG5電極パーツ4につい
て、それぞれ上下に離間して配設される2組の基準側ビ
ローと調整側ビローとによって保持するとともに、これ
らの各ビロー位置でレーザ外径測定器24による距離の
測定操作及びリニアアクチュエータ25による位置の調
整操作を行うように構成されている。したがって、組立
装置20は、これらG3電極パーツ2及びG5電極パー
ツ4自体の芯出しが行われ、高精度の電子銃の製造を可
能とする。
【0068】ところで、G3電極パーツ2は、上述した
ように第1の電極部材2aと第2の電極部材2bとがサ
ブ組立された状態で供給される。組立装置20は、これ
ら第1の電極部材2aと第2の電極部材2bとが互いに
中心軸を一致された状態でサブ組立されていることを前
提として、上述したように第2の電極部材2bの2箇所
を対象に基準寸法との差異の測定操作を行っている。こ
のため、組立装置20には、サブ組立後に組立精度を確
認するための選別工程を事前に行われたG3電極パーツ
2が供給される。
【0069】組立装置20は、このように事前にG3電
極パーツ2の選別工程が行われることによって工数が増
加して製造コストをアップさせるとともに、不適当なG
3電極パーツ2を用いることができないことによる歩留
りの低下及び生産性の低下といった問題を有することに
なる。また、組立装置20は、G3電極パーツ2の選別
工程の選別精度に起因する電子銃の品質のバラツキとい
った問題を有することになる。
【0070】したがって、組立装置20は、G3電極パ
ーツ2を対象として、図8に示した基準面Lに対する距
離の測定方法を採用してもよい。なお、この第2の測定
方法は、上述した測定方法と同様であり、レーザ外径測
定器24を用いて基準面Lに対してG3電極パーツ2の
外周位置を測定するとともに外径寸法から中心軸の位置
が測定される。第2の測定方法は、レーザ外径測定器2
4によって、G3電極パーツ2の第1の電極部材2aの
外周部と第2の電極部材2bの上部の外周部とを測定対
象とすることを特徴とする。
【0071】また、組立装置20は、これに対応してG
3電極パーツ2を挟持する第2の基準側ビロー35及び
第3の基準側ビロー36と、これらとそれぞれ対をなす
第2の調整側ビロー41と第3の調整側ビロー42が配
設される位置に特徴を有している。第2の基準側ビロー
35と第2の調整側ビロー41とは、第1の電極部材2
aに対応して配置されている。また、第3の基準側ビロ
ー36と第3の調整側ビロー42とは、第2の電極部材
2bの上部、すなわちG4電極パーツ3と対向するレー
ザ出射部の近傍の外周部に対応して配置されている。
【0072】組立装置20には、上述したようにマガジ
ン開放装置70によって開放操作された本体マガジン部
22に対してG1電極パッド1が載置され、このG1電
極パッド1上にプリフォーカス系パーツ6、G3電極パ
ーツ2或いは他の構成パーツ部材が積層状態で組み合わ
される。各構成パーツ部材1乃至10は、本体マガジン
部22からマガジン開放装置70が取り外されることに
よって、第1の基準側ビロー34乃至第6の基準側ビロ
ー39と第1の調整側ビロー40乃至第6の調整側ビロ
ー45とによってそれぞれ挟持される。
【0073】G3電極パーツ2乃至G5電極パーツ4
は、本体マガジン部22に装填された状態でレーザ外径
測定器24が対応位置されてそれらの中心軸と第1の基
板部30の基準面Lとの間隔が測定される。なお、レー
ザ外径測定器24は、G1電極パッド1の外周部と第1
の基板部30の基準面Lとの間隔Aを計測するとともに
レーザ光の遮光領域間隔Bとを計測する。そして、組立
装置20は、このレーザ外径測定器24による計測値か
ら基準寸法、CO=A+B/2を計算することで基準面
Lに対するG1電極パッド1の基準位置を設定する。
【0074】ここで、レーザ外径測定器24は、G3電
極パーツ2に対して、図8に示すようにプリフォーカス
系パーツ6に対向する第1の電極部材2aの外周部と基
準面Lとの距離寸法C5と、G4電極パーツ3と対向す
る第2の電極部材2bのレーザ出射部の近傍の外周部と
基準面Lとの距離寸法C4とを測定する。すなわち、G
3電極パーツ2は、基準寸法COに対する第1の電極部
材2aの中心軸と第2の電極部材2bの中心軸の位置が
測定される。
【0075】組立装置20は、この測定結果に基づいて
リニアアクチュエータ25によりG3電極パーツ2を挟
持する第2の基準側ビロー35と第3の基準側ビロー3
6とを調整移動させる。G3電極パーツ2は、これによ
ってレーザ入射側である第1の電極部材2aの中心軸と
レーザ出射側である第2の電極部材2bの中心軸とが基
準面Lに対して精密に一致される。
【0076】したがって、組立装置20は、第1の電極
部材2aと第2の電極部材2bとが互いにその中心軸に
ズレを生じた状態でサブ組立されたG3電極パーツ2が
供給された場合においても、図9に示すようにその他の
各構成パーツに対して全体として中心軸を一致させた状
態で組立を行う。組立装置20は、G3電極パーツ2を
対象としたサブ組立精度の選別工程を不要として工数の
低減と生産性の向上を図る。また、組立装置20は、G
3電極パーツ2の電子ビーム透過孔の中心軸精度の向上
が図られて高精度の電子銃を製造する。さらに、組立装
置20は、比較的精度の低いG3電極パーツ2の使用を
可能とすることから部品の歩留り率の向上を図ることが
できる。
【0077】なお、組立装置20は、上述したように組
立工程内に設置されて電子銃の組み立てを行う治具とし
て利用されるばかりでなく、第1の基準側ビロー34乃
至第6の基準側ビロー39を調整移動させて各電極パー
ツ2乃至4の水平方向の組立位置を調整自在とすること
から、例えば電子銃の性能等の実験治具としても利用す
ることができる。すなわち、組立装置20は、各電極パ
ーツ2乃至4の位置を種々設定し、各電極パーツの位置
のズレが電子銃の性能に及ぼす影響等の実験を極めて簡
易に行うことを可能とする。
【0078】また、組立装置20は、各構成パーツ部材
1乃至10をビーディングした後にも、再度レーザ外径
測定器24によって基準位置からのズレの状態の確認を
可能とする。したがって、組立装置20は、ビーディン
グ工程に起因する各構成パーツ部材1乃至10の位置ズ
レ情報が得られ、これら各構成パーツ部材1乃至10に
ついてより高精度の組立を行うことを可能とする。
【0079】レーザ外径測定器24による基準位置から
の測定個所は、上述した箇所に限定されるものではな
く、例えばインデックスピン7を対象として基準面Lか
らの距離の測定を行うことによってこのインデックスピ
ン7の位置精度の測定も行うことができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、垂
直に配列した各電極バーツを、弾性部材で付勢した一対
のビローによってそれぞれ挟持した状態でレーザ外径測
定器によってこれら電極パーツの基準位置からの距離を
測定し、この測定結果に基づいて少なくとも一方のビロ
ーを駆動手段によって調整移動させて各電極パーツの芯
出しを行うようにしたことにより、各電極パーツが外径
寸法にバラツキを有している場合であってもそれらの中
心軸を高精度に一致させて組み立てることから高精度の
電子銃が製造される。
【0081】また、本発明によれば、長軸に構成される
電極パーツを複数組のビローによって挟持するととも
に、各挟持位置でレーザ外径測定器による基準位置から
の距離の測定操作及びこの測定結果に基づく位置の調整
操作を行うことにより、各電極パーツ自体に中心軸のズ
レがある場合においても全体としての芯出しが高精度に
行われ、高精度の電子銃が製造される。また、各電極パ
ーツについて、比較的精度を要求しないことから、事前
の選別工程も不要とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子銃の組立装置の実施の形態を
示す要部正面図である。
【図2】同組立装置の要部水平断面図である。
【図3】同組立装置にマガジン開放装置を組み合わせた
状態の要部正面図である。
【図4】同組立装置を用いた電子銃の組立工程を説明す
るフローチャート図である。
【図5】同組立装置に装填される各電極パーツの状態
と、レーザ外径測定器による基準面からの測定箇所を説
明する模式図である。
【図6】レーザ外径測定器を用いた基準寸法の測定方法
を説明する模式図である。
【図7】同組立装置内で各電極パーツが位置調整を行わ
れて組み立てられた状態を説明する模式図である。
【図8】同組立装置において、各電極パーツについてレ
ーザ外径測定器による基準面からの測定を行う場合の他
の方法を説明する模式図であり、各電極パーツが位置調
整される前の状態を示す。
【図9】同組立装置において、各電極パーツについてレ
ーザ外径測定器による基準面からの測定を行う場合の他
の方法を説明する模式図であり、各電極パーツが位置調
整された状態を示す。
【図10】従来の電子銃の組立装置を示す要部側面図で
ある。
【図11】同組立装置に各電極パーツが装填された状態
を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 G1電極パッド、2 G3電極パーツ、2a 第1
の電極部材、2b 第2の電極部材、3 G4電極パー
ツ、4 G5電極パーツ、5 CV電極パーツ、6 プ
リフォーカス系パーツ、7 インデックスピン、8 第
1のスペーサ、9 第2のスペーサ、10 第3のスペ
ーサ、20 組立装置、21マガジン部、22 本体マ
ガジン部、23 CVマガジン部、24 レーザ外径測
定器、25 リニアアクチュエータ、26 セットブロ
ック部、27 基台、28 スライドテーブル、30
第1の基板部、31 第2の基板部、34乃至39 基
準側ビロー、40乃至45 調整側ビロー、47、50
電極保持部、48、51圧縮コイルスプリング、53
ロックボルト、56 第1の支持基板、57 レーザ
出射部、58 レーザ受光部、59 第2の支持基板、
60 駆動ロッド、66 ビローロックボルト、70
マガジン開放装置、L 基準面、CO 基準寸法、C1
乃至C5 測定寸法、

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極パーツを互いに同軸上に位置
    して組み合わせる電子銃の組立方法において、 弾性部材を介して支持されるとともに互いに接離自在と
    された一対のビローからなる複数組の支持手段が設けら
    れた組立部材に、上記ビローによって外周部を挟み込む
    ことにより上記電極パーツをそれぞれ配列支持し、 これら各電極パーツについて、レーザ外径測定器によっ
    て基準位置からの距離をそれぞれ測定し、 この測定結果に基づいて、基準位置との差異を有する電
    極パーツについて対応する上記ビローの少なくとも一方
    を調整移動することによって他の電極パーツとの芯出し
    操作を行うことを特徴とする電子銃組立方法。
  2. 【請求項2】 上記所定の電極パーツについて芯出し操
    作を行ってその位置を調整した後、 上記各電極パーツについて上記レーザ外径測定器によっ
    て基準位置からの距離を測定するとともにこれら各電極
    パーツにビーディング処理を施して互いに組み合わせ固
    定し、 この組合せ状態において、上記各電極パーツについて上
    記レーザ外径測定器によって基準位置からの距離を再度
    測定し、 上記各電極パーツについて上記ビーディング処理の前後
    での組立位置の比較を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の電子銃組立方法。
  3. 【請求項3】 上記各電極パーツは、最下部の電極パー
    ツを位置決め治具の基板上に載置することによって高さ
    方向に積層されるようにして組み立てられ、 上記レーザ外径測定器によって上記最下部電極パーツの
    水平方向における基準位置からの距離を測定することに
    より上記位置決め治具の位置精度の確認操作を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の電子銃組立方法。
  4. 【請求項4】 上記位置決め治具は、基板上に垂直に立
    設されたインデックスピンを含み、 上記位置精度の確認操作は、上記レーザ外径測定器によ
    って基準位置からこのインデックスピンの距離が測定さ
    れることによって行われることを特徴とする請求項3に
    記載の電子銃組立方法。
  5. 【請求項5】 上記基準位置は、上記ビローが設けられ
    た組立部材の所定箇所に設けられたことを特徴とする請
    求項1に記載の電子銃組立方法。
  6. 【請求項6】 上記各電極パーツには、外径を異にする
    少なくとも2個の電極部材がサブ組立されてなる複合電
    極パーツを含み、 この複合電極パーツは、上記レーザ外径測定器によって
    上記2個の電極部材がそれぞれ基準位置からの距離を測
    定され、 この測定結果に基づいて、対応する上記ビローを調整移
    動することによって他の電極パーツとの芯出し操作が行
    われることを特徴とする請求項1に記載の電子銃組立方
    法。
  7. 【請求項7】 上記複合電極パーツは、G1電極パッド
    上に積層されたプリフォーカス系パーツと対向される大
    径の第1電極部材と、第4グリッド電極パーツと対向さ
    れる小径の第2電極部材とからなる第3グリッド電極パ
    ーツであり、 上記レーザ外径測定器によって、第1電極部材の外周部
    と、第2の電極部材の電子ビーム出射部に対応した外周
    部とがそれぞれ基準位置からの距離を測定されることを
    特徴とする請求項6に記載の電子銃組立方法。
  8. 【請求項8】 複数の電極パーツを互いに同軸上に位置
    して組み合わせる電子銃の組立装置において、 上記各電極パーツにそれぞれ対応されるとともに互いに
    接離自在とされた一対のビローからなる複数組の支持手
    段が設けられた組立部材と、 この組立部材に対して上記一対のビローを互いに接近す
    る方向に付勢するようにして支持する弾性部材と、 上記一対のビローを、少なくともその一方のビローを他
    方のビローに対してそれぞれ接離する方向に調整移動さ
    せるビロー駆動手段と、 上記各電極パーツについて、基準位置からの距離を測定
    するレーザ外径測定器とを備え、 上記一対のビローによって外周部を挟持されることによ
    って上記組立部材に支持された上記各電極パーツの基準
    位置からの距離を上記レーザ外径測定器によって測定
    し、この測定結果に基づいて基準位置との差異を有する
    電極パーツについて上記ビロー駆動手段を介して対応す
    る上記ビローを駆動して他の電極パーツとの芯出しを行
    うことを特徴とする電子銃組立装置。
  9. 【請求項9】 上記組立部材は、上記各電極パーツを挟
    んで垂直方向に立設された一対の基板からなり、相対す
    る側面にそれぞれ対をなす上記ビローがそれぞれ形成さ
    れた本体マガジンにより構成されることを特徴とする請
    求項8に記載の電子銃組立装置。
  10. 【請求項10】 上記本体マガジンには、上記各電極パ
    ーツに対応して少なくとも1組のビローが所定の間隔を
    以って設けられたことを特徴とする請求項8に記載の電
    子銃組立装置。
  11. 【請求項11】 上記ビロー駆動手段は、垂直方向に対
    して移動可能な支持基板上に配設されていることを特徴
    とする請求項8に記載の電子銃組立装置。
  12. 【請求項12】 上記ビロー駆動手段は、リニアアクチ
    ュエータによって構成されることを特徴とする請求項8
    に記載の電子銃組立装置。
  13. 【請求項13】 上記一対のビローは、少なくとも一方
    側のビローが上記各電極パーツの外周部を挟み込むよう
    にして保持する断面略V字状に形成されたVビローによ
    って構成されたことを特徴とする請求項8に記載の電子
    銃組立装置。
  14. 【請求項14】 上記ビロー駆動手段は、上記Vビロー
    側に配設され、このVビローを対応する電極パーツ側へ
    と移動させることを特徴とする請求項13に記載の電子
    銃組立装置。
  15. 【請求項15】 上記レーザ外径測定器は、レーザ光の
    出射部とレーザ光の受光部とを有し、 これらレーザ光出射部とレーザ受光部とが上記電極パー
    ツを挟んで対向配置されることを特徴とする請求項8に
    記載の電子銃組立装置。
  16. 【請求項16】 上記レーザ外径測定器は、垂直方向に
    対して移動可能な支持基板上に配設されていることを特
    徴とする請求項8に記載の電子銃組立装置。
  17. 【請求項17】 上記電極パーツは、第3グリッド電極
    パーツ、第4グリッド電極パーツ及び第5グリッド電極
    パーツを含むことを特徴とする請求項8に記載の電子銃
    組立装置。
  18. 【請求項18】 上記各電極パーツには、外径を異にす
    る少なくとも2個の電極部材がプリ組立されてなる複合
    電極パーツを含み、 この複合電極パーツは、上記レーザ外径測定器によって
    上記2個の電極部材がそれぞれ基準位置からの距離を測
    定されることを特徴とする請求項8に記載の電子銃組立
    装置。
  19. 【請求項19】 上記複合電極パーツは、プリフォーカ
    ス系パーツと対向される大径の第1電極部材と第4グリ
    ッド電極パーツと対向される小径の第2電極部材とがサ
    ブ組立されてなる第3グリッド電極であることを特徴と
    する請求項18に記載の電子銃組立装置。
  20. 【請求項20】 上記レーザ外径測定器は、上記第3グ
    リッド電極パーツについて、上記第1電極部材の外周部
    と、上記第2の電極部材の電子ビーム出射部の近傍に対
    応する外周部とを対象として基準位置からの距離をそれ
    ぞれ測定することを特徴とする請求項19に記載の電子
    銃組立装置。
JP8329995A 1996-09-09 1996-12-10 電子銃組立方法および組立装置 Withdrawn JPH10134713A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19857791B4 (de) * 1998-12-15 2008-07-17 Samtel Electron Devices Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Elektronenstrahlröhre, Verfahren zur Messung der relativen Position von Elektroden eines Strahlsystems einer solchen Elektronenstrahlröhre und Anordnung zur Durchführung eines solchen Verfahrens
CN109968271A (zh) * 2019-04-08 2019-07-05 核工业理化工程研究院 电子枪装配调试平台及使用方法
CN116079316A (zh) * 2023-03-27 2023-05-09 中国科学院空天信息创新研究院 高频互作用组件的对中装配装置及方法

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