JPH10135072A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents
金属化フィルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH10135072A JPH10135072A JP8305979A JP30597996A JPH10135072A JP H10135072 A JPH10135072 A JP H10135072A JP 8305979 A JP8305979 A JP 8305979A JP 30597996 A JP30597996 A JP 30597996A JP H10135072 A JPH10135072 A JP H10135072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- metallized film
- metal layer
- film
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電容量の減少を防止し、保安機能を向上で
きる金属化フィルムコンデンサを提供すること。 【解決手段】 フィルム1に金属層を積層し、この金属
層を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部
5−1,5−2及び5−3により分割するとともに、こ
の分割した金属層2−1及び2−2にヒューズ機能付き
金属部7−1a,7−1b及び7−1c並びに7−2
a,7−2b及び7−2cを設けた金属化フィルム3を
有する金属化フィルムコンデンサにおいて、1又は2以
上の連続する分割した金属層2−1及び2−2を単位と
し、隣接するこの単位どうしで異なる位置に設けたヒュ
ーズ機能付き金属部7−1a,7−1b及び7−1c並
びに7−2a,7−2b及び7−2cを有することを特
徴とする金属化フィルムコンデンサ。
きる金属化フィルムコンデンサを提供すること。 【解決手段】 フィルム1に金属層を積層し、この金属
層を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部
5−1,5−2及び5−3により分割するとともに、こ
の分割した金属層2−1及び2−2にヒューズ機能付き
金属部7−1a,7−1b及び7−1c並びに7−2
a,7−2b及び7−2cを設けた金属化フィルム3を
有する金属化フィルムコンデンサにおいて、1又は2以
上の連続する分割した金属層2−1及び2−2を単位と
し、隣接するこの単位どうしで異なる位置に設けたヒュ
ーズ機能付き金属部7−1a,7−1b及び7−1c並
びに7−2a,7−2b及び7−2cを有することを特
徴とする金属化フィルムコンデンサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保安機能付きの金属
化フィルムコンデンサに関する。
化フィルムコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】金属化フィルムコンデンサは、例えば、
基本的にはポリエチレンテレフタレートフィルムやポリ
プロピレンフィルム等の高分子フィルムにアルミや亜鉛
等の金属を蒸着して金属層を形成した金属化フィルムを
巻回し、端面にメタリコン部を形成し、このメタリコン
部に端子を接続し、外装を設けた構造になっている。
基本的にはポリエチレンテレフタレートフィルムやポリ
プロピレンフィルム等の高分子フィルムにアルミや亜鉛
等の金属を蒸着して金属層を形成した金属化フィルムを
巻回し、端面にメタリコン部を形成し、このメタリコン
部に端子を接続し、外装を設けた構造になっている。
【0003】ところで、高分子フィルムには、通常、ピ
ンホールや塵埃、傷等からなる絶縁の欠陥部がある。こ
のため、金属化フィルムコンデンサに電圧を印加する
と、この欠陥部で破壊が起り表面に積層している部分の
金属層が蒸発する。この金属層の蒸発により欠陥部が他
の正常な部分から絶縁される。すなわち、このセルフヒ
ーリング作用によって金属化フィルムコンデンサは正常
なコンデンサとしての機能を維持できる。
ンホールや塵埃、傷等からなる絶縁の欠陥部がある。こ
のため、金属化フィルムコンデンサに電圧を印加する
と、この欠陥部で破壊が起り表面に積層している部分の
金属層が蒸発する。この金属層の蒸発により欠陥部が他
の正常な部分から絶縁される。すなわち、このセルフヒ
ーリング作用によって金属化フィルムコンデンサは正常
なコンデンサとしての機能を維持できる。
【0004】しかし、高分子フィルムの欠陥部がセルフ
ヒーリング作用によっても絶縁されない場合には、その
まま金属化フィルムコンデンサに電圧をかけた状態にし
たままだと、欠陥部に大電流が流れる。その結果、金属
化フィルムコンデンサは発煙したり発火等したりする。
ヒーリング作用によっても絶縁されない場合には、その
まま金属化フィルムコンデンサに電圧をかけた状態にし
たままだと、欠陥部に大電流が流れる。その結果、金属
化フィルムコンデンサは発煙したり発火等したりする。
【0005】従来の金属化フィルムコンデンサは、この
発煙等を防止するために、例えば図8に示す通りの構造
の金属化フィルム70を用いている。すなわち、金属化
フィルム70の長手方向の一端部に沿って第1の非金属
部71を設けるとともに、長手方向の他端部を残して幅
方向に第2の非金属部72を設けている。そしてこの幅
方向に設けた第2の非金属部72により分割した個々の
金属層73に、金属層の幅を狭くしてヒューズ機能を持
たせた金属部74を一定の間隔で設けている。この金属
化フィルム70を用いたコンデンサは、高分子フィルム
75の欠陥部に大電流が流れると、金属部74が発熱し
て溶断する。従って、この溶断した金属部74に接続し
ていた金属層73は、他の正常な金属層73から絶縁さ
れる。このため、高分子フィルム75の欠陥部に大電流
が流れなくなる。その結果、金属化フィルムコンデンサ
が発煙や発火等するのを防止できる。
発煙等を防止するために、例えば図8に示す通りの構造
の金属化フィルム70を用いている。すなわち、金属化
フィルム70の長手方向の一端部に沿って第1の非金属
部71を設けるとともに、長手方向の他端部を残して幅
方向に第2の非金属部72を設けている。そしてこの幅
方向に設けた第2の非金属部72により分割した個々の
金属層73に、金属層の幅を狭くしてヒューズ機能を持
たせた金属部74を一定の間隔で設けている。この金属
化フィルム70を用いたコンデンサは、高分子フィルム
75の欠陥部に大電流が流れると、金属部74が発熱し
て溶断する。従って、この溶断した金属部74に接続し
ていた金属層73は、他の正常な金属層73から絶縁さ
れる。このため、高分子フィルム75の欠陥部に大電流
が流れなくなる。その結果、金属化フィルムコンデンサ
が発煙や発火等するのを防止できる。
【0006】また、金属層の金属材料を適当な種類にし
たり、金属層を適当な厚さにしたり、欠陥部が少なく耐
電圧の高いフィルムを用いる等の手段によって、セルフ
ヒーリング作用が起る回数そのものを減らし、金属化フ
ィルムコンデンサの保安機能を改善することも考えられ
る。
たり、金属層を適当な厚さにしたり、欠陥部が少なく耐
電圧の高いフィルムを用いる等の手段によって、セルフ
ヒーリング作用が起る回数そのものを減らし、金属化フ
ィルムコンデンサの保安機能を改善することも考えられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示し
た金属化フィルム70は、製造が容易なため、通常、幅
方向の第2の非金属部72を長手方向に沿って一定の間
隔で設けて所定幅の各分割した金属層73を設けるとと
もに、この金属層73の所定の位置に金属部74を設け
ている。このため、この金属化フィルム70を巻回する
と、例えば、連続する第2の非金属部72間の長さが巻
回した一周の長さにほぼ等しい箇所では、幅の狭い金属
部74が数層から数10層にわたってほぼ重なる。従っ
て、この重なった箇所で1ケの金属部74が溶断する
と、この溶断時のガス圧の作用によってこの溶断した金
属部74に重なっている他の金属部74も溶断してしま
う。金属部74が溶断すると、この金属部74が設けら
れている分割した金属層73はコンデンサの電極として
の機能を果さなくなる。その結果、その分、金属化フィ
ルムコンデンサの静電容量が著しく減少する欠点があ
る。また、金属部74が溶断して、この金属部74が設
けられた金属層73が他の正常な金属層73と絶縁状態
になると、この絶縁した金属層73にはほぼ定格電圧に
等しい電荷が蓄積された状態になることがある。そして
正常な金属層73に蓄積された定格電圧に等しい電荷と
この絶縁した金属層73に蓄積された電荷とが加わって
局部的に定格電圧の2倍の電圧が加わることがある。そ
してこの定格電圧の2倍の電圧が加わった箇所で放電を
生じ、破壊した場合、その破壊状態が大きくなり、セル
フヒーリング作用によっては回復しない状態になり易
い。すなわち、金属化フィルムコンデンサの保安機能を
向上し難くなる。これらのことは、第2の非金属部の間
に分割した金属層が2以上ある場合に、その第2の非金
属部の間の長さが金属化フィルムの巻回した一周の長さ
にほぼ等しい場合にも同様である。
た金属化フィルム70は、製造が容易なため、通常、幅
方向の第2の非金属部72を長手方向に沿って一定の間
隔で設けて所定幅の各分割した金属層73を設けるとと
もに、この金属層73の所定の位置に金属部74を設け
ている。このため、この金属化フィルム70を巻回する
と、例えば、連続する第2の非金属部72間の長さが巻
回した一周の長さにほぼ等しい箇所では、幅の狭い金属
部74が数層から数10層にわたってほぼ重なる。従っ
て、この重なった箇所で1ケの金属部74が溶断する
と、この溶断時のガス圧の作用によってこの溶断した金
属部74に重なっている他の金属部74も溶断してしま
う。金属部74が溶断すると、この金属部74が設けら
れている分割した金属層73はコンデンサの電極として
の機能を果さなくなる。その結果、その分、金属化フィ
ルムコンデンサの静電容量が著しく減少する欠点があ
る。また、金属部74が溶断して、この金属部74が設
けられた金属層73が他の正常な金属層73と絶縁状態
になると、この絶縁した金属層73にはほぼ定格電圧に
等しい電荷が蓄積された状態になることがある。そして
正常な金属層73に蓄積された定格電圧に等しい電荷と
この絶縁した金属層73に蓄積された電荷とが加わって
局部的に定格電圧の2倍の電圧が加わることがある。そ
してこの定格電圧の2倍の電圧が加わった箇所で放電を
生じ、破壊した場合、その破壊状態が大きくなり、セル
フヒーリング作用によっては回復しない状態になり易
い。すなわち、金属化フィルムコンデンサの保安機能を
向上し難くなる。これらのことは、第2の非金属部の間
に分割した金属層が2以上ある場合に、その第2の非金
属部の間の長さが金属化フィルムの巻回した一周の長さ
にほぼ等しい場合にも同様である。
【0008】本発明は、以上の欠点を改良し、静電容量
の減少を防止し、保安機能を向上できる金属化フィルム
コンデンサを提供することを課題とするものである。
の減少を防止し、保安機能を向上できる金属化フィルム
コンデンサを提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、フィルムに金属層を積層し、この金属
層を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部
により分割するとともに、この分割した金属層にヒュー
ズ機能付き金属部を設けた金属化フィルムを有する金属
化フィルムコンデンサにおいて、1又は2以上の連続す
る分割した金属層を単位とし、隣接するこの単位どうし
で異なる位置に設けたヒューズ機能付き金属部を有する
ことを特徴とする金属化フィルムコンデンサを提供する
ものである。
解決するために、フィルムに金属層を積層し、この金属
層を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部
により分割するとともに、この分割した金属層にヒュー
ズ機能付き金属部を設けた金属化フィルムを有する金属
化フィルムコンデンサにおいて、1又は2以上の連続す
る分割した金属層を単位とし、隣接するこの単位どうし
で異なる位置に設けたヒューズ機能付き金属部を有する
ことを特徴とする金属化フィルムコンデンサを提供する
ものである。
【0010】本発明は、上記の通り、1又は2以上の連
続する分割した金属層を単位とし、隣接するこの単位ど
うしでヒューズ機能付き金属部を異なる位置に設けてい
る。このため、金属化フィルムを巻回した場合、分割し
た金属層からなる単位を形成する非金属部間の長さが、
巻回した一周の長さにほぼ等しい箇所においても、ヒュ
ーズ機能付き金属部どうしが重ならない状態になる。従
って、この箇所において、ヒューズ機能付き金属部の一
つが溶断してガスが発生しても、その影響を受けて同一
方向に上下に重なった、他のヒューズ機能付き金属部が
溶断するのを防止し易い。この結果、金属化フィルムコ
ンデンサの静電容量が著しく減少するのを防止でき、保
安機能を向上できる。このような機能は、金属化フィル
ムを巻回した場合だけではなく、積層した場合にも同様
である。
続する分割した金属層を単位とし、隣接するこの単位ど
うしでヒューズ機能付き金属部を異なる位置に設けてい
る。このため、金属化フィルムを巻回した場合、分割し
た金属層からなる単位を形成する非金属部間の長さが、
巻回した一周の長さにほぼ等しい箇所においても、ヒュ
ーズ機能付き金属部どうしが重ならない状態になる。従
って、この箇所において、ヒューズ機能付き金属部の一
つが溶断してガスが発生しても、その影響を受けて同一
方向に上下に重なった、他のヒューズ機能付き金属部が
溶断するのを防止し易い。この結果、金属化フィルムコ
ンデンサの静電容量が著しく減少するのを防止でき、保
安機能を向上できる。このような機能は、金属化フィル
ムを巻回した場合だけではなく、積層した場合にも同様
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。高分子フィルムはポリエチレンテ
レフタレートフィルムやポリカーボネイトフィルム、ポ
リプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエ
チレンフィルム等を用いる。また、金属層はアルミや亜
鉛等の金属を材質として用いる。図1は、高分子フィル
ム1の表面に分割した金属層2−1及び2−2を形成し
た金属化フィルム3を示す。この金属化フィルム3は、
長手方向の一端部に沿って、幅が数mm程度までの第1の
非金属部4を設けている。また、金属化フィルム3の長
手方向の他端部を残して幅方向に等間隔にまたは間隔を
違えて幅が数mm程度までの第2の非金属部5−1,5−
2及び5−3を設けている。さらに、金属化フィルム3
の長手方向の他端部に沿って、分割した金属層2−1及
び2−2毎に断片的に、幅が数mm程度までの直線状の第
3の非金属部6−1及び6−2を設けている。そしてこ
の第3の非金属部6−1及び6−2によって囲んで形成
した幅が狭いヒューズ機能付き金属部7−1a,7−1
b及び7−1c並びに7−2a,7−2b及び7−2c
を設ける。この金属部7−1a,7−1b及び7−1c
並びに7−2a,7−2b及び7−2cの幅は数mm以
下、好ましくは0.3mm程度がよい。そしてこの金属部
7−1a,7−1b及び7−1c並びに7−2a,7−
2b及び7−2cは、図1においては、分割した金属層
2−1及び2−2毎に3ケ所づつ設けているが、1ケ所
以上であればよく、2ケ所あるいは4ケ所以上設けても
よい。かつ、この金属部7−1a,7−1b及び7−1
c並びに7−2a,7−2b及び7−2cは隣接する個
々の分割した金属層2−1及び2−2において、少なく
とも1ケ所は互いに異なる位置に設けてある。すなわ
ち、互いに隣接する分割した金属層2−1と金属層2−
2を比較すると次の通りになる。すなわち、金属層2−
1に設けた金属部7−1a,7−1b及び7−1cの第
2の非金属部5−1からの距離を各々a1,b1及びc1
とし、金属層2−2に設けた金属部7−2a,7−2b
及び7−2の第2の非金属部5−2からの距離を各々a
2,b2及びc2とすると、例えば、a1≠a2,b1≠
b2及びc1≠c2の関係になっている。なお、他に、
イ)a1≠a2,b1=b2及びc1=c2,ロ)a1=a2,
b1=b2及びc1=c2,ハ)a1=a2,b1=b2及びc
1≠c2,ニ)a1≠a2,b1≠b2及びc1=c2,ホ)a
1≠a2,b1=b2及びc1≠c2,ヘ)a1=a2,b1≠
b2及びc1≠c2の関係にして、各金属部7−1a,7
−1b,7−1c及び金属部7−2a,7−2b,7−
2cを設けてもよい。そして各金属部7−1a,7−1
b及び7−1c並びに7−2a,7−2b及び7−2c
の幅が0.3mm程度の場合には、金属部7−1a,7−
1b及び7−1cと金属部7−2a,7−2b及び7−
2cとのズレは0.5mm以上とする方が好ましい。すな
わち、a1≠a2,b1≠b2,c1≠c2の場合には、|a
1−a2|≧0.5mm,|b1−b2|≧0.5mm,|c1
−c2|≧0.5mmとする。ズレが0.5mm末端では、
欠陥部を有する金属層に設けた金属部以外の金属部の溶
断を防止する効果が低い。また、金属化フィルム3は、
全体としては、金属層2−1からなる単位とこれに隣接
する金属層2−2からなる単位とを一つの組としてこの
組の繰り返しにより分割した金属層を設けている。そし
て図2に示す通り、この金属化フィルム3に、高分子フ
ィルム8の長手方向の一端を非金属部9として金属層1
0を設けた金属化フィルム11を積層し、巻回してコン
デンサ素子12とする。このコンデンサ素子12の両端
面にはメタリコン部13を設け、そしてこのメタリコン
部13に端子を接続している。また、コンデンサ素子1
2の全体はケースに収納したり、樹脂で被覆して外装と
している。
に基づいて説明する。高分子フィルムはポリエチレンテ
レフタレートフィルムやポリカーボネイトフィルム、ポ
リプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエ
チレンフィルム等を用いる。また、金属層はアルミや亜
鉛等の金属を材質として用いる。図1は、高分子フィル
ム1の表面に分割した金属層2−1及び2−2を形成し
た金属化フィルム3を示す。この金属化フィルム3は、
長手方向の一端部に沿って、幅が数mm程度までの第1の
非金属部4を設けている。また、金属化フィルム3の長
手方向の他端部を残して幅方向に等間隔にまたは間隔を
違えて幅が数mm程度までの第2の非金属部5−1,5−
2及び5−3を設けている。さらに、金属化フィルム3
の長手方向の他端部に沿って、分割した金属層2−1及
び2−2毎に断片的に、幅が数mm程度までの直線状の第
3の非金属部6−1及び6−2を設けている。そしてこ
の第3の非金属部6−1及び6−2によって囲んで形成
した幅が狭いヒューズ機能付き金属部7−1a,7−1
b及び7−1c並びに7−2a,7−2b及び7−2c
を設ける。この金属部7−1a,7−1b及び7−1c
並びに7−2a,7−2b及び7−2cの幅は数mm以
下、好ましくは0.3mm程度がよい。そしてこの金属部
7−1a,7−1b及び7−1c並びに7−2a,7−
2b及び7−2cは、図1においては、分割した金属層
2−1及び2−2毎に3ケ所づつ設けているが、1ケ所
以上であればよく、2ケ所あるいは4ケ所以上設けても
よい。かつ、この金属部7−1a,7−1b及び7−1
c並びに7−2a,7−2b及び7−2cは隣接する個
々の分割した金属層2−1及び2−2において、少なく
とも1ケ所は互いに異なる位置に設けてある。すなわ
ち、互いに隣接する分割した金属層2−1と金属層2−
2を比較すると次の通りになる。すなわち、金属層2−
1に設けた金属部7−1a,7−1b及び7−1cの第
2の非金属部5−1からの距離を各々a1,b1及びc1
とし、金属層2−2に設けた金属部7−2a,7−2b
及び7−2の第2の非金属部5−2からの距離を各々a
2,b2及びc2とすると、例えば、a1≠a2,b1≠
b2及びc1≠c2の関係になっている。なお、他に、
イ)a1≠a2,b1=b2及びc1=c2,ロ)a1=a2,
b1=b2及びc1=c2,ハ)a1=a2,b1=b2及びc
1≠c2,ニ)a1≠a2,b1≠b2及びc1=c2,ホ)a
1≠a2,b1=b2及びc1≠c2,ヘ)a1=a2,b1≠
b2及びc1≠c2の関係にして、各金属部7−1a,7
−1b,7−1c及び金属部7−2a,7−2b,7−
2cを設けてもよい。そして各金属部7−1a,7−1
b及び7−1c並びに7−2a,7−2b及び7−2c
の幅が0.3mm程度の場合には、金属部7−1a,7−
1b及び7−1cと金属部7−2a,7−2b及び7−
2cとのズレは0.5mm以上とする方が好ましい。すな
わち、a1≠a2,b1≠b2,c1≠c2の場合には、|a
1−a2|≧0.5mm,|b1−b2|≧0.5mm,|c1
−c2|≧0.5mmとする。ズレが0.5mm末端では、
欠陥部を有する金属層に設けた金属部以外の金属部の溶
断を防止する効果が低い。また、金属化フィルム3は、
全体としては、金属層2−1からなる単位とこれに隣接
する金属層2−2からなる単位とを一つの組としてこの
組の繰り返しにより分割した金属層を設けている。そし
て図2に示す通り、この金属化フィルム3に、高分子フ
ィルム8の長手方向の一端を非金属部9として金属層1
0を設けた金属化フィルム11を積層し、巻回してコン
デンサ素子12とする。このコンデンサ素子12の両端
面にはメタリコン部13を設け、そしてこのメタリコン
部13に端子を接続している。また、コンデンサ素子1
2の全体はケースに収納したり、樹脂で被覆して外装と
している。
【0012】次に、上記の実施の形態のコンデンサ素子
12を用いた金属化フィルムコンデンサの製造方法につ
いて説明する。先ず、巻取式真空蒸着装置内等におい
て、高分子フィルム1にオイルマージン法やマスキング
法によって長手方向の一端部に第1の非金属部4を形成
しながら、アルミや亜鉛等の金属を真空蒸着して金属層
を形成する。そして金属層を形成後、YAGレーザビー
ム等をスイッチング及び走査制御等して照射することに
より第2の非金属部5−1,5−2及び5−3並びに第
3の非金属部6−1及び6−2を設け、金属化フィルム
3を形成する。また、金属化フィルム11は、金属化フ
ィルム3と同様に、オイルマージン法等によって非金属
部9を形成しながら、高分子フィルム8の表面にアルミ
等の金属を真空蒸着等して金属層10を形成して製造す
る。そして、金属化フィルム3及び11を互いに積層
し、巻回する。巻回後、偏平に加工するかあるいはその
まま端面にメタリコンを照射し、メタリコン部13を形
成する。メタリコン部13を形成後、真空乾燥する。そ
の後、必要であれば、マイクロクリスタリンワックス等
の含浸剤を含浸する。そして真空乾燥後あるいは含浸
後、メタリコン部13に端子を溶接等により接続する。
端子を接続後、コンデンサ素子12をケースに収納し、
エポキシ樹脂等を充填し、硬化する。あるいは、ケース
に収納しないで、エポキシ樹脂等中にディップして硬化
し、樹脂外装を形成する。
12を用いた金属化フィルムコンデンサの製造方法につ
いて説明する。先ず、巻取式真空蒸着装置内等におい
て、高分子フィルム1にオイルマージン法やマスキング
法によって長手方向の一端部に第1の非金属部4を形成
しながら、アルミや亜鉛等の金属を真空蒸着して金属層
を形成する。そして金属層を形成後、YAGレーザビー
ム等をスイッチング及び走査制御等して照射することに
より第2の非金属部5−1,5−2及び5−3並びに第
3の非金属部6−1及び6−2を設け、金属化フィルム
3を形成する。また、金属化フィルム11は、金属化フ
ィルム3と同様に、オイルマージン法等によって非金属
部9を形成しながら、高分子フィルム8の表面にアルミ
等の金属を真空蒸着等して金属層10を形成して製造す
る。そして、金属化フィルム3及び11を互いに積層
し、巻回する。巻回後、偏平に加工するかあるいはその
まま端面にメタリコンを照射し、メタリコン部13を形
成する。メタリコン部13を形成後、真空乾燥する。そ
の後、必要であれば、マイクロクリスタリンワックス等
の含浸剤を含浸する。そして真空乾燥後あるいは含浸
後、メタリコン部13に端子を溶接等により接続する。
端子を接続後、コンデンサ素子12をケースに収納し、
エポキシ樹脂等を充填し、硬化する。あるいは、ケース
に収納しないで、エポキシ樹脂等中にディップして硬化
し、樹脂外装を形成する。
【0013】なお、図1の金属化フィルム3の場合に
は、1ケの分割した金属層を一つの単位とし、その隣接
するどうしの関係について述べている。しかし、他に、
2ケ以上の連続する分割した金属層を単位とし、隣接す
るこの単位どうしで、各単位中の金属層に設けた、幅の
狭いヒューズ機能付き金属部の位置を変えてもよい。図
3は、その一例を示し、2ケの連続する分割した金属層
を一つの単位としている。すなわち、単位20−1は分
割した金属層21−1aと金属層21−1bとからな
る。また、単位20−2は分割した金属層21−2aと
金属層21−2bとからなる。そして各単位20−1及
び20−2中においては幅の狭いヒューズ機能付き金属
部は同一の位置に設けてある。すなわち、金属層21−
1aに設けた金属部22−1aと、金属層21−1bに
設けた金属部22−1bとの、各金属層21−1a及び
21−1bの同一側に幅方向に設けた第2の非金属部2
3−1a及び23−1bからの各距離をa1’及びb1’
とすると、a1’=b1’となっている。また、金属層2
1−2aに設けた金属部22−2aと、金属層21−2
bに設けた金属部22−2bとの、各金属層21−2a
及び21−2bの同一側に幅方向に設けた第2の非金属
部23−2a及び23−2bからの各距離をa2’及び
b2’とすると、a2’=b2’となっている。そして、
単位20−1の金属部22−1a及び22−1bと、単
位20−2の金属部22−2a及び22−2bとは異な
った位置に設けてあり、a1’≠a2’あるいはb1’≠
b2’となっている。この金属化フィルム24は、巻回
した際に、その一周の長さが単位の長さにほぼ等しい場
合に用いる。同様に、分割した金属層が3ケ以上の単位
からなる金属化フィルムも、巻回した際に、その一周の
長さが単位の長さにほぼ等しい場合に用いる。
は、1ケの分割した金属層を一つの単位とし、その隣接
するどうしの関係について述べている。しかし、他に、
2ケ以上の連続する分割した金属層を単位とし、隣接す
るこの単位どうしで、各単位中の金属層に設けた、幅の
狭いヒューズ機能付き金属部の位置を変えてもよい。図
3は、その一例を示し、2ケの連続する分割した金属層
を一つの単位としている。すなわち、単位20−1は分
割した金属層21−1aと金属層21−1bとからな
る。また、単位20−2は分割した金属層21−2aと
金属層21−2bとからなる。そして各単位20−1及
び20−2中においては幅の狭いヒューズ機能付き金属
部は同一の位置に設けてある。すなわち、金属層21−
1aに設けた金属部22−1aと、金属層21−1bに
設けた金属部22−1bとの、各金属層21−1a及び
21−1bの同一側に幅方向に設けた第2の非金属部2
3−1a及び23−1bからの各距離をa1’及びb1’
とすると、a1’=b1’となっている。また、金属層2
1−2aに設けた金属部22−2aと、金属層21−2
bに設けた金属部22−2bとの、各金属層21−2a
及び21−2bの同一側に幅方向に設けた第2の非金属
部23−2a及び23−2bからの各距離をa2’及び
b2’とすると、a2’=b2’となっている。そして、
単位20−1の金属部22−1a及び22−1bと、単
位20−2の金属部22−2a及び22−2bとは異な
った位置に設けてあり、a1’≠a2’あるいはb1’≠
b2’となっている。この金属化フィルム24は、巻回
した際に、その一周の長さが単位の長さにほぼ等しい場
合に用いる。同様に、分割した金属層が3ケ以上の単位
からなる金属化フィルムも、巻回した際に、その一周の
長さが単位の長さにほぼ等しい場合に用いる。
【0014】なお、金属化フィルムの全長に渡って、隣
接する単位どうしに設けたヒューズ機能付き金属部の位
置を変えた場合には、製造が容易になる。
接する単位どうしに設けたヒューズ機能付き金属部の位
置を変えた場合には、製造が容易になる。
【0015】また、金属化フィルムは、巻回等した際
に、その一周の長さが単位の長さにほぼ等しい箇所にお
いて、隣接する単位間でヒューズ機能付き金属部の位置
を変えた構造であればよく、他の箇所では同じ位置でも
よい。
に、その一周の長さが単位の長さにほぼ等しい箇所にお
いて、隣接する単位間でヒューズ機能付き金属部の位置
を変えた構造であればよく、他の箇所では同じ位置でも
よい。
【0016】さらに、径が大きいコンデンサ等の場合に
は、内側から外側までで、その一周の長さに大きな差が
でき易い。従って、この場合、金属化フィルムは、内側
では分割した金属層を1ケとか2ケとか少ない個数の単
位とし、外側になるに従って、3ケとか4ケとか多い個
数の単位とする構造にしてもよい。
は、内側から外側までで、その一周の長さに大きな差が
でき易い。従って、この場合、金属化フィルムは、内側
では分割した金属層を1ケとか2ケとか少ない個数の単
位とし、外側になるに従って、3ケとか4ケとか多い個
数の単位とする構造にしてもよい。
【0017】また、図4は本発明の他の実施の形態を示
す。この金属化フィルム30は1ケの分割した金属層を
単位としているが、金属層を分割するために、高分子フ
ィルム31の幅方向に設けた隣接する第2の非金属部3
2−1,32−2、32−3及び32−4どうしの長さ
を変えている。そして、高分子フィルム31の金属層が
形成されている方の端部側の第2の非金属部32−1,
32−2及び32−3の端から、高分子フィルム31の
長手方向に沿って断片的に直線状の第3の非金属部33
−1,33−2及び33−3を設け、幅の狭いヒューズ
機能付き金属部34−1,34−2及び34−3を設け
ている。従って、この各単位中に設けた金属部34−
1,34−2及び34−3は、隣接するどうしが、高分
子フィルム31の幅方向に対する位置が異なっている。
す。この金属化フィルム30は1ケの分割した金属層を
単位としているが、金属層を分割するために、高分子フ
ィルム31の幅方向に設けた隣接する第2の非金属部3
2−1,32−2、32−3及び32−4どうしの長さ
を変えている。そして、高分子フィルム31の金属層が
形成されている方の端部側の第2の非金属部32−1,
32−2及び32−3の端から、高分子フィルム31の
長手方向に沿って断片的に直線状の第3の非金属部33
−1,33−2及び33−3を設け、幅の狭いヒューズ
機能付き金属部34−1,34−2及び34−3を設け
ている。従って、この各単位中に設けた金属部34−
1,34−2及び34−3は、隣接するどうしが、高分
子フィルム31の幅方向に対する位置が異なっている。
【0018】そして図5も本発明の他の実施の形態を示
す。この金属化フィルム40も1ケの分割した金属層を
単位としている。そして金属化フィルム40は、高分子
フィルム41の幅方向に設けた第2の非金属部42−
1,42−2及び42−3によって幅の狭いヒューズ機
能付き金属部43−1,43−2及び43−3を形成
し、かつその隣接するどうしの幅方向の位置を変えてい
る。
す。この金属化フィルム40も1ケの分割した金属層を
単位としている。そして金属化フィルム40は、高分子
フィルム41の幅方向に設けた第2の非金属部42−
1,42−2及び42−3によって幅の狭いヒューズ機
能付き金属部43−1,43−2及び43−3を形成
し、かつその隣接するどうしの幅方向の位置を変えてい
る。
【0019】図6も本発明の他の実施の形態を示す。こ
の金属化フィルム50も1ケの分割した金属層を単位と
している。そしてこの分割した金属層51−1,51−
2及び51−3は、高分子フィルム52の長手方向の幅
L1,L2及びL3が隣接するどうして異なっていて、L1
≠L2及びL2≠L3となっている。かつ、幅の狭いヒュ
ーズ機能付き金属部53−1,53−2及び53−3を
各金属層51−1,51−2及び51−3の高分子フィ
ルム52の長手方向のほぼ各中央部に設けている。
の金属化フィルム50も1ケの分割した金属層を単位と
している。そしてこの分割した金属層51−1,51−
2及び51−3は、高分子フィルム52の長手方向の幅
L1,L2及びL3が隣接するどうして異なっていて、L1
≠L2及びL2≠L3となっている。かつ、幅の狭いヒュ
ーズ機能付き金属部53−1,53−2及び53−3を
各金属層51−1,51−2及び51−3の高分子フィ
ルム52の長手方向のほぼ各中央部に設けている。
【0020】なお、図4〜図6の実施の形態において、
1ケの分割した金属層を1つの単位としているが、図3
と同様に、2ケ以上の金属層を1つの単位としてもよ
い。そして1ケの分割した金属層からなる単位と、2ケ
以上の金属層からなる単位とを組み合せてもよい。
1ケの分割した金属層を1つの単位としているが、図3
と同様に、2ケ以上の金属層を1つの単位としてもよ
い。そして1ケの分割した金属層からなる単位と、2ケ
以上の金属層からなる単位とを組み合せてもよい。
【0021】また、図1〜図5の実施の形態において、
図6の実施の形態のように、各分割した金属層の長手方
向の幅を隣接する単位間で変えてもよい。
図6の実施の形態のように、各分割した金属層の長手方
向の幅を隣接する単位間で変えてもよい。
【0022】さらに、ヒューズ機能付き金属部は、各実
施の形態とも金属層の幅を狭くした形状にしている。し
かし、分割した金属層の幅が狭い場合には、幅を狭くす
ることなく、溶断し易い金属を帯状に高分子フィルムの
表面に直接蒸着したりする等の構造のヒューズ機能付き
金属部としてもよい。
施の形態とも金属層の幅を狭くした形状にしている。し
かし、分割した金属層の幅が狭い場合には、幅を狭くす
ることなく、溶断し易い金属を帯状に高分子フィルムの
表面に直接蒸着したりする等の構造のヒューズ機能付き
金属部としてもよい。
【0023】そして各分割した金属層は、高分子フィル
ムの長手方向の一端部に形成した金属層によって、互い
に電気的に接続した構造になっている。しかし、高分子
フィルムの幅方向に第2の非金属部を端まで設け、分割
した金属層を互いに絶縁された構造にしてもよい。この
場合には、各金属層はコンデンサ素子の端面に設けたメ
タリコン部によって電気的に接続する構造になる。しか
し、メタリコン部に接触しない金属層もできるため通常
は前者の構造に比較して容量が減少する。
ムの長手方向の一端部に形成した金属層によって、互い
に電気的に接続した構造になっている。しかし、高分子
フィルムの幅方向に第2の非金属部を端まで設け、分割
した金属層を互いに絶縁された構造にしてもよい。この
場合には、各金属層はコンデンサ素子の端面に設けたメ
タリコン部によって電気的に接続する構造になる。しか
し、メタリコン部に接触しない金属層もできるため通常
は前者の構造に比較して容量が減少する。
【0024】また、第1図、第3図〜第6図の場合にお
いて、単位の繰り返しは、2ケ以上であればよく、2ケ
以上の単位を一つの組とし、この組ごとに各種の分割し
た金属層を形成して金属化フィルムとする。
いて、単位の繰り返しは、2ケ以上であればよく、2ケ
以上の単位を一つの組とし、この組ごとに各種の分割し
た金属層を形成して金属化フィルムとする。
【0025】さらに、以上の場合においては、主として
金属化フィルムを巻回した金属化フィルムコンデンサに
ついて述べた。しかし、金属化フィルムを積層した積層
形の金属化フィルムについても用いることができる。
金属化フィルムを巻回した金属化フィルムコンデンサに
ついて述べた。しかし、金属化フィルムを積層した積層
形の金属化フィルムについても用いることができる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。 実施例1:金属化フィルム60は図7に示す通りの構造
のものを用いる。すなわち、1ケの分割した金属層61
−1,61−2及び61−3を各々一つの単位とし、各
々3ケの幅の狭いヒューズ機能付き金属部62−1a,
62−1b及び62−1c,62−2a,62−2b及
び62−2c並びに62−3a,62−3b及び62−
3cを設けている。高分子フィルム63には厚さ7μm
×幅600mmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い
る。そして金属化フィルム60は、高分子フィルムに巻
取式真空蒸着装置内で亜鉛を蒸着して金属層を形成し、
その後にYAGレーザービームをスイッチング及び走査
制御して照射して分割した金属層61−1,61−2及
び61−3を形成するとともに、金属部62−1a,6
2−1b及び62−1c,62−2a,62−2b及び
62−2c並びに62−3a,62−3b及び62−3
cを形成する。そしてこの金属化フィルム60を用い、
図2に示すように他の分割した金属層を設けない金属化
フィルムを積層し、巻回し、端面にメタリコン部を設
け、端子を接続してコンデンサ素子を形成する。さら
に、このコンデンサ素子をケースに収納し、エポキシ樹
脂を充填して金属化フィルムコンデンサとする。なお、
金属化フィルム60の各部の寸法は次の通りとする。す
なわち、金属層61−1,61−2及び61−3を分割
している幅方向に設けた非金属部64−1,64−2,
64−3及び64−4を基準とすると、非金属部64−
1と非金属部64−2との間の幅L1’、非金属部64
−2と非金属部64−3との間の幅L2’及び非金属部
64−3と非金属部64−4との間の幅L3’は等し
く、60mmとする。また金属層61−1では、非金属部
64−1と金属部62−1aとの間の幅a1”、金属部
62−1aと金属部62−1bとの間の幅b1”、金属
部62−1bと金属部62−1cとの間の幅c1”及び
金属部62−1cと非金属部64−2との間の幅d1”
とは等しく、15mmとする。金属層62−2では、非金
属部64−2と金属部62−2aとの間の幅a2”及び
金属部62−2cと非金属部64−3との間の幅d2”
が等しく、10mmとする。そして金属部62−2aと金
属部62−2bとの間の幅b2”及び金属部62−2b
と金属部62−2cとの間の幅c2”とが等しく、20m
mとする。さらに、金属層62−3では、非金属部64
−3と金属部62−3aとの間の幅a3”及び金属部6
2−3cと非金属部64−4との幅d3”が等しく、2
0mmとする。そして金属部62−3aと金属部62−3
bとの間の幅b3”及び金属部62−3bと金属部62
−3cとの間の幅c3”が等しく、10mmとする。
のものを用いる。すなわち、1ケの分割した金属層61
−1,61−2及び61−3を各々一つの単位とし、各
々3ケの幅の狭いヒューズ機能付き金属部62−1a,
62−1b及び62−1c,62−2a,62−2b及
び62−2c並びに62−3a,62−3b及び62−
3cを設けている。高分子フィルム63には厚さ7μm
×幅600mmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い
る。そして金属化フィルム60は、高分子フィルムに巻
取式真空蒸着装置内で亜鉛を蒸着して金属層を形成し、
その後にYAGレーザービームをスイッチング及び走査
制御して照射して分割した金属層61−1,61−2及
び61−3を形成するとともに、金属部62−1a,6
2−1b及び62−1c,62−2a,62−2b及び
62−2c並びに62−3a,62−3b及び62−3
cを形成する。そしてこの金属化フィルム60を用い、
図2に示すように他の分割した金属層を設けない金属化
フィルムを積層し、巻回し、端面にメタリコン部を設
け、端子を接続してコンデンサ素子を形成する。さら
に、このコンデンサ素子をケースに収納し、エポキシ樹
脂を充填して金属化フィルムコンデンサとする。なお、
金属化フィルム60の各部の寸法は次の通りとする。す
なわち、金属層61−1,61−2及び61−3を分割
している幅方向に設けた非金属部64−1,64−2,
64−3及び64−4を基準とすると、非金属部64−
1と非金属部64−2との間の幅L1’、非金属部64
−2と非金属部64−3との間の幅L2’及び非金属部
64−3と非金属部64−4との間の幅L3’は等し
く、60mmとする。また金属層61−1では、非金属部
64−1と金属部62−1aとの間の幅a1”、金属部
62−1aと金属部62−1bとの間の幅b1”、金属
部62−1bと金属部62−1cとの間の幅c1”及び
金属部62−1cと非金属部64−2との間の幅d1”
とは等しく、15mmとする。金属層62−2では、非金
属部64−2と金属部62−2aとの間の幅a2”及び
金属部62−2cと非金属部64−3との間の幅d2”
が等しく、10mmとする。そして金属部62−2aと金
属部62−2bとの間の幅b2”及び金属部62−2b
と金属部62−2cとの間の幅c2”とが等しく、20m
mとする。さらに、金属層62−3では、非金属部64
−3と金属部62−3aとの間の幅a3”及び金属部6
2−3cと非金属部64−4との幅d3”が等しく、2
0mmとする。そして金属部62−3aと金属部62−3
bとの間の幅b3”及び金属部62−3bと金属部62
−3cとの間の幅c3”が等しく、10mmとする。
【0027】実施例2 高分子フィルムは厚さ5μm×幅600mmのポリエステ
ルフィルムを用いる。そしてこの高分子フィルムに図7
に示す通りの構造で寸法を変えて分割した金属層及びヒ
ューズ機能付き金属部を形成した金属化フィルムを用い
る。なお、高分子フィルムに金属層を形成するには、巻
取式真空蒸着装置内で、高分子フィルムの非金属部を形
成する箇所に予じめオイル蒸着方式によりパターンを形
成する。このオイル蒸着の際には、φ60で周長が約1
88.4mmの製版ロールを使用し、グラビアロール方式
でオイルを高分子フィルムの表面に付着している。そし
てパターン形成後、亜鉛を蒸着して金属層や金属部を形
成する。この金属化フィルムの寸法は、L1’=58m
m,L2’=63mm,L3’=67.4mm,a1”=d1”
=a2”=d2”=a3”=d3”=15mm,b1”=c1”
=14mm,b2”=16mm,c2”=17mm,b3”=
c3”=18.7mmとする。
ルフィルムを用いる。そしてこの高分子フィルムに図7
に示す通りの構造で寸法を変えて分割した金属層及びヒ
ューズ機能付き金属部を形成した金属化フィルムを用い
る。なお、高分子フィルムに金属層を形成するには、巻
取式真空蒸着装置内で、高分子フィルムの非金属部を形
成する箇所に予じめオイル蒸着方式によりパターンを形
成する。このオイル蒸着の際には、φ60で周長が約1
88.4mmの製版ロールを使用し、グラビアロール方式
でオイルを高分子フィルムの表面に付着している。そし
てパターン形成後、亜鉛を蒸着して金属層や金属部を形
成する。この金属化フィルムの寸法は、L1’=58m
m,L2’=63mm,L3’=67.4mm,a1”=d1”
=a2”=d2”=a3”=d3”=15mm,b1”=c1”
=14mm,b2”=16mm,c2”=17mm,b3”=
c3”=18.7mmとする。
【0028】以上の通り、本発明によれば、金属層を分
割して設けるとともに、各分割した金属層ごとにヒュー
ズ機能付き金属部を設けた金属化フィルムを用いる場
合、1又は2以上の連続する分割した金属層を単位と
し、隣接するこの単位どうしでヒューズ機能付き金属部
を異なる位置に設けているために、静電容量の減少を抑
制でき、保安機能を向上できる金属化フィルムコンデン
サが得られる。
割して設けるとともに、各分割した金属層ごとにヒュー
ズ機能付き金属部を設けた金属化フィルムを用いる場
合、1又は2以上の連続する分割した金属層を単位と
し、隣接するこの単位どうしでヒューズ機能付き金属部
を異なる位置に設けているために、静電容量の減少を抑
制でき、保安機能を向上できる金属化フィルムコンデン
サが得られる。
【図1】本発明の実施の形態の金属化フィルムの平面図
を示す。
を示す。
【図2】本発明の実施の形態のコンデンサ素子を展開し
た状態の斜視図を示す。
た状態の斜視図を示す。
【図3】本発明の他の実施の形態の金属化フィルムの平
面図を示す。
面図を示す。
【図4】本発明の実施の形態の金属化フィルムの平面図
を示す。
を示す。
【図5】本発明の実施の形態の金属化フィルムの平面図
を示す。
を示す。
【図6】本発明の実施の形態の金属化フィルムの平面図
を示す。
を示す。
【図7】本発明の実施例の金属化フィルムの平面図を示
す。
す。
【図8】従来の金属化フィルムの平面図を示す。
1,31,41,52,63…高分子フィルム、 2−1,2−2,21−1a,21−1b,21−2
a,21−2b,51−1,51−2,51−3,61
−1,61−2,61−3…分割した金属層、 3,24,30,40,50,60…金属化フィルム、 7−1a,7−1b,7−1c,7−2a,7−2b,
7−2c,22−1a,22−1b,22−2a,22
−2b,34−1,34−2,34−3,43−1,4
3−2,43−3,53−1,53−3,62−1a,
62−1b,62−1c,62−2a,62−2b,6
2−2c,62−3a,62−3b,62−3c…ヒュ
ーズ機能付き金属部。
a,21−2b,51−1,51−2,51−3,61
−1,61−2,61−3…分割した金属層、 3,24,30,40,50,60…金属化フィルム、 7−1a,7−1b,7−1c,7−2a,7−2b,
7−2c,22−1a,22−1b,22−2a,22
−2b,34−1,34−2,34−3,43−1,4
3−2,43−3,53−1,53−3,62−1a,
62−1b,62−1c,62−2a,62−2b,6
2−2c,62−3a,62−3b,62−3c…ヒュ
ーズ機能付き金属部。
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルムに金属層を積層し、この金属層
を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部に
より分割するとともに、この分割した金属層にヒューズ
機能付き金属部を設けた金属化フィルムを有する金属化
フィルムコンデンサにおいて、1又は2以上の連続する
分割した金属層を単位とし、隣接するこの単位どうしで
異なる位置に設けたヒューズ機能付き金属部を有するこ
とを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8305979A JPH10135072A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 金属化フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8305979A JPH10135072A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 金属化フィルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10135072A true JPH10135072A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17951613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8305979A Pending JPH10135072A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 金属化フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10135072A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004034412A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 金属化フィルムコンデンサ |
| JP2010199479A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Shizuki Electric Co Inc | 金属化フィルムコンデンサ |
| US20110181998A1 (en) * | 2010-01-27 | 2011-07-28 | Nuintek Co., Ltd. | Deposited film and film capacitor using the same |
| JP2014011219A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Panasonic Corp | 金属化フィルムコンデンサ |
| JP2015106608A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
| US9318262B2 (en) | 2012-01-06 | 2016-04-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Film capacitor |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP8305979A patent/JPH10135072A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004034412A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 金属化フィルムコンデンサ |
| JP2004134561A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサとそれを用いたインバータ平滑用コンデンサと自動車用コンデンサ |
| US7027286B2 (en) | 2002-10-10 | 2006-04-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Metallized film capacitor |
| JP2010199479A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Shizuki Electric Co Inc | 金属化フィルムコンデンサ |
| US20110181998A1 (en) * | 2010-01-27 | 2011-07-28 | Nuintek Co., Ltd. | Deposited film and film capacitor using the same |
| US9318262B2 (en) | 2012-01-06 | 2016-04-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Film capacitor |
| JP2014011219A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Panasonic Corp | 金属化フィルムコンデンサ |
| JP2015106608A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI56595C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av en skiktkondensator | |
| JPS6364318A (ja) | コンデンサ及びその製造方法 | |
| JP2005516387A (ja) | ポリマーコーティニグされたコンデンサーフィルム | |
| US3457478A (en) | Wound film capacitors | |
| JPH10135072A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
| JP6383933B1 (ja) | 金属化フィルム、版ロール | |
| US3248620A (en) | Electrical capacitor with co-extensive foil layers | |
| JP2015201527A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
| JPH1070038A (ja) | コンデンサー用金属蒸着フィルム | |
| JP3391677B2 (ja) | 積層体及びコンデンサ | |
| KR102495439B1 (ko) | 금속화 필름, 금속화 필름 롤, 판 롤 | |
| JP7540861B2 (ja) | インダクター | |
| JP2017059612A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
| JPS5914628A (ja) | 巻回形コンデンサ | |
| JPH06302468A (ja) | フィルムコンデンサ | |
| KR20190057382A (ko) | 초 고용량성 필름 캐패시터 및 그 제조 방법 | |
| JPH0758658B2 (ja) | 自己保安機能付コンデンサ | |
| JPH10199751A (ja) | メタライズドフィルムおよびフィルムコンデンサ | |
| JPH01158714A (ja) | コンデンサ用蒸着フイルム | |
| JP3908094B2 (ja) | 積層型金属化フィルムコンデンサの製造方法 | |
| JPS63142804A (ja) | コンデンサ | |
| JP2650139B2 (ja) | 金属化フィルムコンデンサの製造方法 | |
| JPS60170229A (ja) | 金属化フイルムコンデンサ | |
| JPH03211809A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
| JPH0143853Y2 (ja) |