JPH10135112A - レジスト感光パラメータの測定方法およびそれを用いた半導体リソグラフィ方法 - Google Patents
レジスト感光パラメータの測定方法およびそれを用いた半導体リソグラフィ方法Info
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- JPH10135112A JPH10135112A JP8291367A JP29136796A JPH10135112A JP H10135112 A JPH10135112 A JP H10135112A JP 8291367 A JP8291367 A JP 8291367A JP 29136796 A JP29136796 A JP 29136796A JP H10135112 A JPH10135112 A JP H10135112A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レジスト感光パラメータを簡易に高精度で測
定し得るようにする。 【解決手段】 基板上に形成されたレジスト膜Lに感光
波長の光を照射して、瞳面17での反射光強度分布を連
続的に検出し、その検出結果に基づいてレジスト膜の膜
厚、屈折率、消衰係数の過渡変化を算出する。算出され
た膜厚および屈折率の過渡変化特性に基づいて、レジス
ト膜L内の平均消衰係数の理論値を算出し、この理論値
と前記消衰係数の過渡変化特性とを照合して感光パラメ
ータを算出する。この感光パラメータを用いて、レジス
ト膜L内における潜像の立体形状を求めて、その立体形
状から露光装置の露光条件を制御する。
定し得るようにする。 【解決手段】 基板上に形成されたレジスト膜Lに感光
波長の光を照射して、瞳面17での反射光強度分布を連
続的に検出し、その検出結果に基づいてレジスト膜の膜
厚、屈折率、消衰係数の過渡変化を算出する。算出され
た膜厚および屈折率の過渡変化特性に基づいて、レジス
ト膜L内の平均消衰係数の理論値を算出し、この理論値
と前記消衰係数の過渡変化特性とを照合して感光パラメ
ータを算出する。この感光パラメータを用いて、レジス
ト膜L内における潜像の立体形状を求めて、その立体形
状から露光装置の露光条件を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路を構
成する回路や配線などのデバイスパターンを基板に形成
するためのリソグラフィ技術に関し、特に、ポジ型ホト
レジスト膜の感光パラメータを測定し、その測定結果を
用いて半導体リソグラフィ工程を制御し得るようにした
半導体リソグラフィ技術に関する。
成する回路や配線などのデバイスパターンを基板に形成
するためのリソグラフィ技術に関し、特に、ポジ型ホト
レジスト膜の感光パラメータを測定し、その測定結果を
用いて半導体リソグラフィ工程を制御し得るようにした
半導体リソグラフィ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の製造においては、
感光性ホトレジスト膜が形成された基板上に、半導体集
積回路を構成する回路や配線などのデバイスパターンに
対応したレジストパターンを形成するホトリソグラフィ
技術が適用されている。
感光性ホトレジスト膜が形成された基板上に、半導体集
積回路を構成する回路や配線などのデバイスパターンに
対応したレジストパターンを形成するホトリソグラフィ
技術が適用されている。
【0003】半導体ウエハ上にデバイスパターンを形成
する場合には、ウエハ上にレジスト液を塗布してレジス
ト膜を形成し、これに対するプリベークが終了した後
に、露光装置を用いてデバイスパターンをレジスト膜に
焼き付け、これにより化学変化したレジスト膜を現像液
により処理して不要部分を溶出することによってデバイ
スパターンを形成している。このようなホトリソグラフ
ィ技術にあっては、デバイスパターンを基板上に所望の
寸法精度で形成できるか否かがパターン微細化の重要な
課題となっている。
する場合には、ウエハ上にレジスト液を塗布してレジス
ト膜を形成し、これに対するプリベークが終了した後
に、露光装置を用いてデバイスパターンをレジスト膜に
焼き付け、これにより化学変化したレジスト膜を現像液
により処理して不要部分を溶出することによってデバイ
スパターンを形成している。このようなホトリソグラフ
ィ技術にあっては、デバイスパターンを基板上に所望の
寸法精度で形成できるか否かがパターン微細化の重要な
課題となっている。
【0004】そのため、半導体リソグラフィ工程では、
寸法精度を維持するために種々の作業が行われており、
その1つに膜厚の管理がある。レジスト膜厚が変化する
と、露光エネルギーの実効的な吸収効率が変化し、スイ
ングカーブと言われる寸法変動が生じる。そこで、回転
式レジスト塗布装置やベーク炉の動作点検を行うため
に、分光反射式や偏光解析式等の光学測定装置を用いて
レジスト膜厚を測定管理している。
寸法精度を維持するために種々の作業が行われており、
その1つに膜厚の管理がある。レジスト膜厚が変化する
と、露光エネルギーの実効的な吸収効率が変化し、スイ
ングカーブと言われる寸法変動が生じる。そこで、回転
式レジスト塗布装置やベーク炉の動作点検を行うため
に、分光反射式や偏光解析式等の光学測定装置を用いて
レジスト膜厚を測定管理している。
【0005】最近のサブミクロンのデバイスパターンの
形成では、走査型電子顕微鏡(SEM)により現像後の
レジストパターンを観察、測長することが、寸法精度の
向上および管理を行う上で最も重要な手法になってい
る。SEMでの測定結果に基づいて、露光装置における
露光量やフォーカスなどの露光条件の初期設定を行うと
ともに、定期的に寸法精度の検査を行っている。また、
パターン寸法の制御は、予め取得しておいた露光量と寸
法との関係図などを参照し、SEMの測定結果に基づ
き、露光装置の露光量を増減することにより行われてい
る。この関係図は、パターンの種類、露光装置の違いや
レジスト液の種類により異なるため、必要に応じて各組
合せでそれぞれ準備する必要がある。
形成では、走査型電子顕微鏡(SEM)により現像後の
レジストパターンを観察、測長することが、寸法精度の
向上および管理を行う上で最も重要な手法になってい
る。SEMでの測定結果に基づいて、露光装置における
露光量やフォーカスなどの露光条件の初期設定を行うと
ともに、定期的に寸法精度の検査を行っている。また、
パターン寸法の制御は、予め取得しておいた露光量と寸
法との関係図などを参照し、SEMの測定結果に基づ
き、露光装置の露光量を増減することにより行われてい
る。この関係図は、パターンの種類、露光装置の違いや
レジスト液の種類により異なるため、必要に応じて各組
合せでそれぞれ準備する必要がある。
【0006】パターンの寸法精度を劣化させる要因とし
ては、レジスト膜厚以外にも、基板上に成膜された酸化
膜などの薄膜層の厚さ、レジスト材料および現像液温度
などの変動がある。ここで、レジスト材料の光学特性と
しては、屈折率、消衰係数および感光パラメータA,B
およびCがある。この感光パラメータA,BおよびC
は、ホトレジストパターンの立体形状のシミュレーショ
ンを行う上での入力値であり、その概念、測定原理およ
び測定装置の概要は、IEEE Trans.Electron Devices.ED
-22,7. pp445〜452 (1975 年7月発行)におけるFreder
ick H.Dill他による「characterization of Positive P
hotoresist」と題する文献、および電子情報通信学会論
文誌C−II Vol.J77-C-II No.12 pp.555〜563 (1994 年
12月発行)における関口他による「ホトレジストの感光
パラメータ(A,B,C)測定装置の開発」と題する文
献に記載されている。
ては、レジスト膜厚以外にも、基板上に成膜された酸化
膜などの薄膜層の厚さ、レジスト材料および現像液温度
などの変動がある。ここで、レジスト材料の光学特性と
しては、屈折率、消衰係数および感光パラメータA,B
およびCがある。この感光パラメータA,BおよびC
は、ホトレジストパターンの立体形状のシミュレーショ
ンを行う上での入力値であり、その概念、測定原理およ
び測定装置の概要は、IEEE Trans.Electron Devices.ED
-22,7. pp445〜452 (1975 年7月発行)におけるFreder
ick H.Dill他による「characterization of Positive P
hotoresist」と題する文献、および電子情報通信学会論
文誌C−II Vol.J77-C-II No.12 pp.555〜563 (1994 年
12月発行)における関口他による「ホトレジストの感光
パラメータ(A,B,C)測定装置の開発」と題する文
献に記載されている。
【0007】ここで、感光パラメータAは露光前の感光
剤の光吸収係数を表し、感光パラメータBは基材樹脂の
光吸収係数を表し、感光パラメータCは感光剤の分解速
度(レジスト感度)を表す。
剤の光吸収係数を表し、感光パラメータBは基材樹脂の
光吸収係数を表し、感光パラメータCは感光剤の分解速
度(レジスト感度)を表す。
【0008】図15は感光パラメータA,BおよびCを
測定するための従来の測定装置を示す概略図であり、従
来では、レジスト膜Lを透過した光を検出することによ
り、感光パラメータA,BおよびCを測定するようにし
ている。この測定装置にあっては、レジスト膜Lが形成
された透明基板Tは、光源51からの光を平行光にする
コリメータレンズ52と検出器53との間に配置される
ようになっている。透明基板Tを配置した状態で、シャ
ッタ54を開いてコリメータレンズ52により平行光と
なった光源51からの光を単色フィルタ55によりパタ
ーン露光と同一の波長の光として、これをレジスト膜L
に照射すると、透明基板Tを透過した光が検出器53に
より検出され、検出器53の出力信号から、図16に示
すような透過率の過渡変化特性が求められる。
測定するための従来の測定装置を示す概略図であり、従
来では、レジスト膜Lを透過した光を検出することによ
り、感光パラメータA,BおよびCを測定するようにし
ている。この測定装置にあっては、レジスト膜Lが形成
された透明基板Tは、光源51からの光を平行光にする
コリメータレンズ52と検出器53との間に配置される
ようになっている。透明基板Tを配置した状態で、シャ
ッタ54を開いてコリメータレンズ52により平行光と
なった光源51からの光を単色フィルタ55によりパタ
ーン露光と同一の波長の光として、これをレジスト膜L
に照射すると、透明基板Tを透過した光が検出器53に
より検出され、検出器53の出力信号から、図16に示
すような透過率の過渡変化特性が求められる。
【0009】ホトレジストにはネガ型レジストとポジ型
レジストとがあり、ネガ型レジストは光が照射されると
重合または架橋反応を起こして現像液に不溶性または難
溶性となり、現像後まで基板表面に残る特性を有する感
光材料であり、ポジ型レジストは光が照射されると分解
して現像液に可溶性となり、現像時に基板表面から除去
される特性を有する感光材料である。
レジストとがあり、ネガ型レジストは光が照射されると
重合または架橋反応を起こして現像液に不溶性または難
溶性となり、現像後まで基板表面に残る特性を有する感
光材料であり、ポジ型レジストは光が照射されると分解
して現像液に可溶性となり、現像時に基板表面から除去
される特性を有する感光材料である。
【0010】ポジ型レジストは、基材樹脂、感光剤およ
び有機溶媒の3成分で構成され、紫外線の照射により感
光剤が化学反応を起こしてレジスト膜を可溶化させる。
このとき感光剤の光吸収係数が減少するために、図16
に示すように、レジスト膜の透過率が上昇つまりブリー
チングする。また、感光剤の化学反応が終了すると、透
過率は上昇しなくなり、この状態をブリーチアウトと呼
ぶ。露光前の透過率をT0 、ブリーチアウト時の透過率
をT∞、レジスト膜表面での光強度をl、レジスト膜圧
をdとすると、感光パラメータA,BおよびCは次式で
与えられる。
び有機溶媒の3成分で構成され、紫外線の照射により感
光剤が化学反応を起こしてレジスト膜を可溶化させる。
このとき感光剤の光吸収係数が減少するために、図16
に示すように、レジスト膜の透過率が上昇つまりブリー
チングする。また、感光剤の化学反応が終了すると、透
過率は上昇しなくなり、この状態をブリーチアウトと呼
ぶ。露光前の透過率をT0 、ブリーチアウト時の透過率
をT∞、レジスト膜表面での光強度をl、レジスト膜圧
をdとすると、感光パラメータA,BおよびCは次式で
与えられる。
【0011】
【数1】
【0012】ホトレジストパターンの形状をシミュレー
ションするには、まず、レジスト膜に投影される光学像
の強度計算をし、次いで、感光パラメータとレジスト膜
内の定在波算出値を用いた潜像つまりレジスト膜内の感
光剤濃度分布を計算し、さらに、レジスト溶解速度パラ
メータつまり現像パラメータを用いた現像の計算を行
い、現像後のレジストパターン形状を求めている。感光
パラメータA,BおよびCは潜像の計算に必要な入力パ
ラメータである。
ションするには、まず、レジスト膜に投影される光学像
の強度計算をし、次いで、感光パラメータとレジスト膜
内の定在波算出値を用いた潜像つまりレジスト膜内の感
光剤濃度分布を計算し、さらに、レジスト溶解速度パラ
メータつまり現像パラメータを用いた現像の計算を行
い、現像後のレジストパターン形状を求めている。感光
パラメータA,BおよびCは潜像の計算に必要な入力パ
ラメータである。
【0013】シミュレーション法の概要は、SPIE Vol.5
38 Optical Microlithography IV.pp207〜220 (1985 年
発行)におけるChris A.Mackによる「PROLITH:a compre
hensive optical lithography model 」と題する文献、
および電子情報通信学会論文誌C-II Vol.J76-C-II No.8
pp562〜570 (1993 年8月発行)における南他による
「ホトリソグラフィにおける実測溶解速度を用いたデフ
ォーカスシミュレーションの検討」と題する文献に記載
されている。シミュレーション技術は、ホトレジストの
選択、露光量、フォーカス裕度などをプロセス設計の段
階で検討する上で有効な手法となっている。
38 Optical Microlithography IV.pp207〜220 (1985 年
発行)におけるChris A.Mackによる「PROLITH:a compre
hensive optical lithography model 」と題する文献、
および電子情報通信学会論文誌C-II Vol.J76-C-II No.8
pp562〜570 (1993 年8月発行)における南他による
「ホトリソグラフィにおける実測溶解速度を用いたデフ
ォーカスシミュレーションの検討」と題する文献に記載
されている。シミュレーション技術は、ホトレジストの
選択、露光量、フォーカス裕度などをプロセス設計の段
階で検討する上で有効な手法となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホトレジスト
形状のシミュレーションは、リソグラフィ工程の制御、
たとえば、露光装置などの運転条件出しなどにはあまり
活用されていない。この理由は、製造工程における各種
パラメータの正確な値を入力しなければ、シミュレーシ
ョン結果は実際のレジスト形状とは一致せず、各種パラ
メータを製造工程で簡単に精度良く取得できないからで
ある。
形状のシミュレーションは、リソグラフィ工程の制御、
たとえば、露光装置などの運転条件出しなどにはあまり
活用されていない。この理由は、製造工程における各種
パラメータの正確な値を入力しなければ、シミュレーシ
ョン結果は実際のレジスト形状とは一致せず、各種パラ
メータを製造工程で簡単に精度良く取得できないからで
ある。
【0015】たとえば、図15に示す測定装置を用いた
場合には、レジスト膜Lに光を透過させて透過率の過渡
変化を測定し、前記した算出式により感光パラメータ
A,BおよびCを求めており、レジスト膜Lと透明基板
Tとの境界面S1での反射、および透明基板Tのうち検
出器側の表面S2での反射がいずれも全く存在しないこ
とを仮定した方式である。したがって、厳密な測定に
は、それぞれの面S1,S2をともに無反射面としなけ
ればならない。面S1を無反射にするには、透明基板T
の屈折率をレジスト膜Lに一致させるか、面S1に反射
防止膜をつける必要がある。しかし、基板材料の屈折率
は離散的であり、無反射条件を満足する反射防止膜も材
料の制約があり実現は難しく、面S2にも同様の問題が
ある。また、レジスト膜Lの種類、製造ロットの違いな
どによる屈折率の不一致、露光中のレジストの屈折率の
変化も測定誤差要因となる。
場合には、レジスト膜Lに光を透過させて透過率の過渡
変化を測定し、前記した算出式により感光パラメータ
A,BおよびCを求めており、レジスト膜Lと透明基板
Tとの境界面S1での反射、および透明基板Tのうち検
出器側の表面S2での反射がいずれも全く存在しないこ
とを仮定した方式である。したがって、厳密な測定に
は、それぞれの面S1,S2をともに無反射面としなけ
ればならない。面S1を無反射にするには、透明基板T
の屈折率をレジスト膜Lに一致させるか、面S1に反射
防止膜をつける必要がある。しかし、基板材料の屈折率
は離散的であり、無反射条件を満足する反射防止膜も材
料の制約があり実現は難しく、面S2にも同様の問題が
ある。また、レジスト膜Lの種類、製造ロットの違いな
どによる屈折率の不一致、露光中のレジストの屈折率の
変化も測定誤差要因となる。
【0016】また、透明基板Tの上のレジスト膜Lの厚
さdは、固定値を入力するために、予め別の装置により
測定する必要があり、透明基板Tのような測定専用の基
板を使わなければならないことは、生産性を劣化させる
要因となってしまう。
さdは、固定値を入力するために、予め別の装置により
測定する必要があり、透明基板Tのような測定専用の基
板を使わなければならないことは、生産性を劣化させる
要因となってしまう。
【0017】一方、SEMによる測定はその高解像性能
によって、ウエハ上に形成したデバイスパターンの寸法
が許容範囲内かどうかの判定を厳密に行う最適な手法で
ある。しかし寸法変動が基板の不均一性により生じたの
か、レジスト感度のばらつきなのかといった原因の特定
や、製造プロセスの補正量を定量的に決定することは困
難である。また、SEMは真空排気時間などが必要なた
め、光学機器に比べてスループットが遅く、装置価格も
高い。このため、SEMの多用を前提とした半導体装置
の量産は望ましい形態とは言いがたい。
によって、ウエハ上に形成したデバイスパターンの寸法
が許容範囲内かどうかの判定を厳密に行う最適な手法で
ある。しかし寸法変動が基板の不均一性により生じたの
か、レジスト感度のばらつきなのかといった原因の特定
や、製造プロセスの補正量を定量的に決定することは困
難である。また、SEMは真空排気時間などが必要なた
め、光学機器に比べてスループットが遅く、装置価格も
高い。このため、SEMの多用を前提とした半導体装置
の量産は望ましい形態とは言いがたい。
【0018】本発明の目的は、レジスト感光パラメータ
を簡易に高精度で測定し得るようにすることにある。
を簡易に高精度で測定し得るようにすることにある。
【0019】本発明の他の目的は、シリコンウエハなど
のように露光波長に対して光学的に不透明な材料の基板
上に形成されたレジスト膜を測定対象とし、これの感光
パラメータを測定し得るようにすることにある。
のように露光波長に対して光学的に不透明な材料の基板
上に形成されたレジスト膜を測定対象とし、これの感光
パラメータを測定し得るようにすることにある。
【0020】本発明のさらに他の目的は、半導体デバイ
スパターンを形成するための基板に形成されたレジスト
膜の感光パラメータを測定し、リソグラフィ工程の露光
条件を制御して半導体集積回路装置の生産性を向上する
ことにある。
スパターンを形成するための基板に形成されたレジスト
膜の感光パラメータを測定し、リソグラフィ工程の露光
条件を制御して半導体集積回路装置の生産性を向上する
ことにある。
【0021】本発明のさらに他の目的は、感光パラメー
タを測定することにより、リソグラフィ工程を管理し得
るようにすることにある。
タを測定することにより、リソグラフィ工程を管理し得
るようにすることにある。
【0022】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0024】すなわち、本発明のレジスト感光パラメー
タの測定方法は、基板に形成されたレジスト膜に感光波
長の光を集光照射し、照明開始後の反射光をレンズで捕
捉し、該レンズの瞳面における反射光強度分布の時間に
伴う変化を検出し、この検出値に基づいて感光パラメー
タを算出する。
タの測定方法は、基板に形成されたレジスト膜に感光波
長の光を集光照射し、照明開始後の反射光をレンズで捕
捉し、該レンズの瞳面における反射光強度分布の時間に
伴う変化を検出し、この検出値に基づいて感光パラメー
タを算出する。
【0025】また、本発明の感光パラメータの測定方法
は、前記レジスト膜の膜厚、屈折率および消衰係数を連
続的に検出してこれらの過渡変化特性を算出し、前記膜
厚および屈折率の過渡変化特性に基づいて前記レジスト
膜内の平均消衰係数の理論値を算出し、この理論値と前
記消衰係数の過渡変化特性とを照合して感光パラメータ
を算出する。
は、前記レジスト膜の膜厚、屈折率および消衰係数を連
続的に検出してこれらの過渡変化特性を算出し、前記膜
厚および屈折率の過渡変化特性に基づいて前記レジスト
膜内の平均消衰係数の理論値を算出し、この理論値と前
記消衰係数の過渡変化特性とを照合して感光パラメータ
を算出する。
【0026】さらに、本発明の感光パラメータの測定方
法にあっては、前記感光波長に対して不透明な基板に形
成されたレジスト膜の感光パラメータを測定したり、あ
るいは前記基板に形成された前記感光波長に対して不透
明な基板成膜に形成されたレジスト膜の感光パラメータ
を測定する。
法にあっては、前記感光波長に対して不透明な基板に形
成されたレジスト膜の感光パラメータを測定したり、あ
るいは前記基板に形成された前記感光波長に対して不透
明な基板成膜に形成されたレジスト膜の感光パラメータ
を測定する。
【0027】そして、前記反射光を偏光素子を通過した
後に検出するようにしたり、前記反射光をレジスト膜の
結像面に設置した絞りを通過した後に検出するようにし
ても良い。
後に検出するようにしたり、前記反射光をレジスト膜の
結像面に設置した絞りを通過した後に検出するようにし
ても良い。
【0028】このように、本発明のレジスト感光パラメ
ータの測定方法にあっては、レジスト膜を透過した光に
よって感光パラメータを測定することなく、レジスト膜
からの反射光を検出して感光パラメータを測定するよう
にしたことから、実際に使用される半導体ウエハなどを
基板としてこれに形成されたレジスト膜について、高い
精度で感光パラメータを検出することができる。
ータの測定方法にあっては、レジスト膜を透過した光に
よって感光パラメータを測定することなく、レジスト膜
からの反射光を検出して感光パラメータを測定するよう
にしたことから、実際に使用される半導体ウエハなどを
基板としてこれに形成されたレジスト膜について、高い
精度で感光パラメータを検出することができる。
【0029】本発明の半導体リソグラフィ方法は、基板
にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト
塗布工程と、前記レジスト膜にパターンを露光する露光
工程と、レジスト膜の不要部分を溶出する現像工程とを
有する半導体リソグラフィ方法であって、前記レジスト
膜に照射した光の反射光により前記レジスト膜の膜厚、
屈折率および消衰係数を連続的に検出してこれらの過渡
変化特性を算出し、前記レジスト膜に照射した光の反射
光により前記レジスト膜のレジスト膜パラメータを算出
し、レジスト膜パラメータとパターン情報とステッパ光
学条件とによりレジスト膜内の潜像を算出し、算出され
た潜像と現像パラメータとによりレジスト膜内に形成さ
れる潜像の立体形状を算出し、前記露光工程における露
光条件を制御するようにしたことを特徴とする。
にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト
塗布工程と、前記レジスト膜にパターンを露光する露光
工程と、レジスト膜の不要部分を溶出する現像工程とを
有する半導体リソグラフィ方法であって、前記レジスト
膜に照射した光の反射光により前記レジスト膜の膜厚、
屈折率および消衰係数を連続的に検出してこれらの過渡
変化特性を算出し、前記レジスト膜に照射した光の反射
光により前記レジスト膜のレジスト膜パラメータを算出
し、レジスト膜パラメータとパターン情報とステッパ光
学条件とによりレジスト膜内の潜像を算出し、算出され
た潜像と現像パラメータとによりレジスト膜内に形成さ
れる潜像の立体形状を算出し、前記露光工程における露
光条件を制御するようにしたことを特徴とする。
【0030】また、本発明の半導体リソグラフィ方法
は、前記基板に基板成膜を介して形成されたレジスト膜
のレジスト膜パラメータとパータン情報と基板成膜パラ
メータと前記ステッパ光学条件とによりレジスト膜内の
潜像を算出する。前記レジスト膜パラメータが膜厚、屈
折率および感光パラメータであり、前記現像パラメータ
がレジスト溶解速度であり、前記基板成膜パラメータが
前記基板と前記レジスト膜との間に形成された薄膜の膜
厚および光学定数である。
は、前記基板に基板成膜を介して形成されたレジスト膜
のレジスト膜パラメータとパータン情報と基板成膜パラ
メータと前記ステッパ光学条件とによりレジスト膜内の
潜像を算出する。前記レジスト膜パラメータが膜厚、屈
折率および感光パラメータであり、前記現像パラメータ
がレジスト溶解速度であり、前記基板成膜パラメータが
前記基板と前記レジスト膜との間に形成された薄膜の膜
厚および光学定数である。
【0031】さらに本発明の半導体リソグラフィ方法
は、レジスト膜パラメータと現像パラメータと基板成膜
パラメータのいずれかを測定し、測定値が規格値以内で
あるか否かを比較し、規格値を外れたパラメータからリ
ソグラフィ工程における異常個所を検出する。
は、レジスト膜パラメータと現像パラメータと基板成膜
パラメータのいずれかを測定し、測定値が規格値以内で
あるか否かを比較し、規格値を外れたパラメータからリ
ソグラフィ工程における異常個所を検出する。
【0032】このように本発明の半導体リソグラフィ方
法にあっては、半導体集積回路装置の生産ラインにおい
て感光パラメータを検出収集することができるので、こ
れを活用して露光条件を制御することができ、半導体集
積回路の製造を能率良く行うことができる。
法にあっては、半導体集積回路装置の生産ラインにおい
て感光パラメータを検出収集することができるので、こ
れを活用して露光条件を制御することができ、半導体集
積回路の製造を能率良く行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の一実施の形態であるポジ型
ホトレジストの感光パラメータを測定する装置を示す概
略図であり、この装置はレジスト膜Lが形成された半導
体ウエハWを支持する支持ステージ10を有し、レジス
ト膜Lには、照明系の光が照射されるようになってい
る。照明系は光源11、コレクタレンズ12、単色フィ
ルタ13、シャッタ14、ハーフミラー15および対物
レンズ16を有している。光源11から放射される光に
は、レジストが感光する波長の光が含まれており、単色
フィルタ13により半導体露光装置のデバイスパターン
の転写に用いられる単色光と同等な光が取り出される。
この単色光は対物レンズ16により集光されてレジスト
膜Lに照射される。
ホトレジストの感光パラメータを測定する装置を示す概
略図であり、この装置はレジスト膜Lが形成された半導
体ウエハWを支持する支持ステージ10を有し、レジス
ト膜Lには、照明系の光が照射されるようになってい
る。照明系は光源11、コレクタレンズ12、単色フィ
ルタ13、シャッタ14、ハーフミラー15および対物
レンズ16を有している。光源11から放射される光に
は、レジストが感光する波長の光が含まれており、単色
フィルタ13により半導体露光装置のデバイスパターン
の転写に用いられる単色光と同等な光が取り出される。
この単色光は対物レンズ16により集光されてレジスト
膜Lに照射される。
【0035】レジスト膜Lからの反射光を受光して対物
レンズ16の瞳面17における光強度分布を検出する検
出系は、対物レンズ16と検出器21とを有しており、
これらの間には、レンズ22と絞り23と偏光板24が
配置され、瞳面17における光強度分布が検出器21に
結像される。この検出器21は光電変換素子が1次元も
しくは2次元配列されて形成されたものである。
レンズ16の瞳面17における光強度分布を検出する検
出系は、対物レンズ16と検出器21とを有しており、
これらの間には、レンズ22と絞り23と偏光板24が
配置され、瞳面17における光強度分布が検出器21に
結像される。この検出器21は光電変換素子が1次元も
しくは2次元配列されて形成されたものである。
【0036】図2は図1に示した測定装置の制御回路を
示すブロック図であり、制御回路は中央演算処理部CP
U31を有し、このCPU31からの信号によって、支
持ステージ10を光軸方向に作動させるZ軸モータ3
2、照明系のシャッタ14および偏光板24の作動が制
御される。CPU31には検出器21からの光強度分布
に対応する信号が送られるようになっており、検出器2
1からのアナログ信号は、図示しないA/D変換器によ
りデジタル信号に変換されてCPU31に送られる。測
定装置を構成する前述したシャッタ14などの部材は、
予めROM33に格納された手順に従って作動が制御さ
れるようになっている。
示すブロック図であり、制御回路は中央演算処理部CP
U31を有し、このCPU31からの信号によって、支
持ステージ10を光軸方向に作動させるZ軸モータ3
2、照明系のシャッタ14および偏光板24の作動が制
御される。CPU31には検出器21からの光強度分布
に対応する信号が送られるようになっており、検出器2
1からのアナログ信号は、図示しないA/D変換器によ
りデジタル信号に変換されてCPU31に送られる。測
定装置を構成する前述したシャッタ14などの部材は、
予めROM33に格納された手順に従って作動が制御さ
れるようになっている。
【0037】制御部は検出器21からの光強度分布に対
応する検出波形を格納するための波形メモリ34を有し
ており、レジスト膜Lは光が照射されると光化学反応に
よって変化するので、シャッタ14が開くのと同期して
波形メモリ34に検出信号が格納され、レジスト膜Lへ
の光の照射開始から感光するまでの瞳面17における光
強度分布の変化が検出される。さらに、制御回路は波形
メモリ34に格納された光強度分布の波形からレジスト
膜Lの反射率を算出する反射率算出部35と、過渡変化
算出部36とを有しており、この過渡変化算出部36は
反射率算出部35により求められた反射率からレジスト
膜Lの膜厚d、屈折率n、および消衰係数kを求めると
ともに、照明開始後の各時点に検出波形に対して同様の
処理を繰り返すことにより、膜厚d、屈折率n、消衰係
数kの過渡変化特性が求められる。この過渡変化特性に
基づいて、感光パラメータA,BおよびCを算出するた
めに、感光パラメータ算出部37がCPU31に接続さ
れている。
応する検出波形を格納するための波形メモリ34を有し
ており、レジスト膜Lは光が照射されると光化学反応に
よって変化するので、シャッタ14が開くのと同期して
波形メモリ34に検出信号が格納され、レジスト膜Lへ
の光の照射開始から感光するまでの瞳面17における光
強度分布の変化が検出される。さらに、制御回路は波形
メモリ34に格納された光強度分布の波形からレジスト
膜Lの反射率を算出する反射率算出部35と、過渡変化
算出部36とを有しており、この過渡変化算出部36は
反射率算出部35により求められた反射率からレジスト
膜Lの膜厚d、屈折率n、および消衰係数kを求めると
ともに、照明開始後の各時点に検出波形に対して同様の
処理を繰り返すことにより、膜厚d、屈折率n、消衰係
数kの過渡変化特性が求められる。この過渡変化特性に
基づいて、感光パラメータA,BおよびCを算出するた
めに、感光パラメータ算出部37がCPU31に接続さ
れている。
【0038】次に、瞳面17での光強度分布から、反射
率を算出してレジスト膜Lの光学特性n,k,dを求め
る算出原理を説明する。この実施の形態にあっては、シ
リコン半導体ウエハWに形成されたレジスト膜Lを測定
対象としており、レジスト膜Lは平行平面に挟まれた均
質で等方性の単層薄膜と考える。以下の説明では、符号
iは虚数単位を示し、添字のjは媒体を識別するもので
あり、空気がj=0、レジスト膜Lがj=1、半導体ウ
エハWがj=2とする。また、薄膜dj 、屈折率nj 、
消衰係数kj 、複素屈折率Nj =nj −ikj 、波長
λ、入射角θj 、振幅反射率rと表記する。dj 、
nj 、kj 、λは実数、Nj 、θj 、rは複素数のパラ
メータである。
率を算出してレジスト膜Lの光学特性n,k,dを求め
る算出原理を説明する。この実施の形態にあっては、シ
リコン半導体ウエハWに形成されたレジスト膜Lを測定
対象としており、レジスト膜Lは平行平面に挟まれた均
質で等方性の単層薄膜と考える。以下の説明では、符号
iは虚数単位を示し、添字のjは媒体を識別するもので
あり、空気がj=0、レジスト膜Lがj=1、半導体ウ
エハWがj=2とする。また、薄膜dj 、屈折率nj 、
消衰係数kj 、複素屈折率Nj =nj −ikj 、波長
λ、入射角θj 、振幅反射率rと表記する。dj 、
nj 、kj 、λは実数、Nj 、θj 、rは複素数のパラ
メータである。
【0039】図3に示すように、レジスト膜Lに入射し
た1本の光線5は、境界面で振幅分割され、空気−レジ
スト境界面とレジスト−ウエハ境界面で繰り返し反射す
る。そして、レジスト膜Lの表面からは徐々に振幅が減
少した多数の平行な光線が反射される。膜厚d1 が波長
オーダーでは、これらの反射光線には干渉性があるた
め、振幅加算した結果が反射率に対応する。振幅加算は
対物レンズ16により反射光線束を瞳面17の一点に収
束させることと等価であり、収束点Pの振幅は入射光線
の振幅に振幅反射率rを乗じたものとなる。振幅反射率
rは次式で与えられる。
た1本の光線5は、境界面で振幅分割され、空気−レジ
スト境界面とレジスト−ウエハ境界面で繰り返し反射す
る。そして、レジスト膜Lの表面からは徐々に振幅が減
少した多数の平行な光線が反射される。膜厚d1 が波長
オーダーでは、これらの反射光線には干渉性があるた
め、振幅加算した結果が反射率に対応する。振幅加算は
対物レンズ16により反射光線束を瞳面17の一点に収
束させることと等価であり、収束点Pの振幅は入射光線
の振幅に振幅反射率rを乗じたものとなる。振幅反射率
rは次式で与えられる。
【0040】
【数2】
【0041】ここではδはレジスト膜Lを光線が一往復
することで生じる光路差、rj,j+1は媒体jから媒体j
+1に光が入射するときの境界面の振幅反射率で、フレ
ネルの式で与えられる。これは、偏光状態により異な
り、P偏光では、
することで生じる光路差、rj,j+1は媒体jから媒体j
+1に光が入射するときの境界面の振幅反射率で、フレ
ネルの式で与えられる。これは、偏光状態により異な
り、P偏光では、
【0042】
【数3】
【0043】S偏光では、
【0044】
【数4】
【0045】となる。
【0046】また、スネルの法則により、次式の関係が
成り立つ。
成り立つ。
【0047】
【数5】
【0048】したがって、強度反射率Rは次式で表され
る。
る。
【0049】
【数6】
【0050】ここで、r* はrの共役複素数、gは関数
を意味している。
を意味している。
【0051】本実施の形態では、n0 、k0 、n2 、k
2 、λを一定値とし、d1 、n1 、k1 を決定する。こ
のため入射角θ0 を変えたときの反射率特性R(θ0)を
検出する。そして、最小自乗法による反射率照合計算を
行うことにより、3つのパラメータを決定する。これに
は、理論計算した反射率特性Rthと、検出した反射率特
性Rの一致度を調べれば良い。すなわち、一致度の評価
関数M1 をたとえば次式で与える。
2 、λを一定値とし、d1 、n1 、k1 を決定する。こ
のため入射角θ0 を変えたときの反射率特性R(θ0)を
検出する。そして、最小自乗法による反射率照合計算を
行うことにより、3つのパラメータを決定する。これに
は、理論計算した反射率特性Rthと、検出した反射率特
性Rの一致度を調べれば良い。すなわち、一致度の評価
関数M1 をたとえば次式で与える。
【0052】
【数7】
【0053】この式により評価関数M1 が最小になる場
合を探索することにより、レジスト膜パラメータである
膜厚d1 、屈折率n1 、消衰係数k1 を決定することが
できる。
合を探索することにより、レジスト膜パラメータである
膜厚d1 、屈折率n1 、消衰係数k1 を決定することが
できる。
【0054】次に、反射率特性を測定する方法について
説明する。
説明する。
【0055】図3において対物レンズ16は正弦条件を
満足する。このとき瞳面17に反射光線が収束する位置
は、次式で与えられる。
満足する。このとき瞳面17に反射光線が収束する位置
は、次式で与えられる。
【0056】
【数8】
【0057】ここで、Xは対物レンズ16の光軸から収
束点Pまでの距離、θL は対物レンズ16の光軸の入射
角、fは対物レンズ16の焦点距離である。P点の強度
は、入射角θ0 のときのレジスト膜Lの反射率に対応す
る。
束点Pまでの距離、θL は対物レンズ16の光軸の入射
角、fは対物レンズ16の焦点距離である。P点の強度
は、入射角θ0 のときのレジスト膜Lの反射率に対応す
る。
【0058】図4に示すように、入射光線5a,6aに
挟まれた紙面に平行な収束光束でレジスト膜Lを照明す
ることを考えると、収束光束はある入射角範囲にわたる
光線が集まったもので、それぞれの反射光線5b,6b
の強度反射率は前記式(2a)に従い、収束位置は前記
式(8)に従う。つまり、瞳面17には反射率特性R
(θ0)に対応した明暗の変化が生じる。これは等傾角干
渉縞と呼ばれる。そこで、等傾角干渉縞をアレイセンサ
つまり検出器21で撮像すれば、反射率特性R(θ0)を
一括検出できる。
挟まれた紙面に平行な収束光束でレジスト膜Lを照明す
ることを考えると、収束光束はある入射角範囲にわたる
光線が集まったもので、それぞれの反射光線5b,6b
の強度反射率は前記式(2a)に従い、収束位置は前記
式(8)に従う。つまり、瞳面17には反射率特性R
(θ0)に対応した明暗の変化が生じる。これは等傾角干
渉縞と呼ばれる。そこで、等傾角干渉縞をアレイセンサ
つまり検出器21で撮像すれば、反射率特性R(θ0)を
一括検出できる。
【0059】照明光に感光波長の単色光を用いれば、照
明によりレジスト膜Lは化学反応を起こし、光学特性値
が徐々に変化する。したがって、等傾角干渉縞も変化す
る。そこで、検出器21により瞳面17の強度を連続撮
像すれば、図4に示すような感光中の反射率特性の過渡
変化R(θ0,t)を検出できる。そして、各時点で反射
率照合計算を行うことにより、膜厚、屈折率、消衰係数
の過渡変化特性d1(t), n1(t), k1(t)を算出できる。
明によりレジスト膜Lは化学反応を起こし、光学特性値
が徐々に変化する。したがって、等傾角干渉縞も変化す
る。そこで、検出器21により瞳面17の強度を連続撮
像すれば、図4に示すような感光中の反射率特性の過渡
変化R(θ0,t)を検出できる。そして、各時点で反射
率照合計算を行うことにより、膜厚、屈折率、消衰係数
の過渡変化特性d1(t), n1(t), k1(t)を算出できる。
【0060】また、図5に示すように、等傾角干渉縞は
対物レンズ16の光軸が試料に対して垂直(θL =0)
でも検出できる。この場合、対物レンズ16の光軸が試
料面に垂直となり、瞳面17で反射光線が収束する位置
は、次式で与えられる。
対物レンズ16の光軸が試料に対して垂直(θL =0)
でも検出できる。この場合、対物レンズ16の光軸が試
料面に垂直となり、瞳面17で反射光線が収束する位置
は、次式で与えられる。
【0061】
【数9】
【0062】最大入射角は対物レンズ16のNA数(開
口数)で制限される。図5は、瞳面17上のPinを通過
した光線が視野内の試料面で反射し、軸対称位置Pout
に収束する光路を示している。瞳面17には同心円状の
等傾角干渉縞ができ、中心Oから半径方向の強度分布が
反射率特性に対応する。図5に示すように、検出方向O
→Pout が偏光方向と平行であれば、P偏光の反射率特
性となり、垂直であればS偏光の特性に対応する。これ
には、図1に示す偏光板24と検出器21の取り付けを
調整すれば良い。偏光板24を用いることにより、ハー
フミラー15などの光学部品の偏光特性を厳密に設定す
る必要がなくなり、光学系を容易に製作できる利点があ
る。また、直線偏光状態で検出すれば、前記式(3)、
(4)による反射率照合における理論計算も低減でき
る。
口数)で制限される。図5は、瞳面17上のPinを通過
した光線が視野内の試料面で反射し、軸対称位置Pout
に収束する光路を示している。瞳面17には同心円状の
等傾角干渉縞ができ、中心Oから半径方向の強度分布が
反射率特性に対応する。図5に示すように、検出方向O
→Pout が偏光方向と平行であれば、P偏光の反射率特
性となり、垂直であればS偏光の特性に対応する。これ
には、図1に示す偏光板24と検出器21の取り付けを
調整すれば良い。偏光板24を用いることにより、ハー
フミラー15などの光学部品の偏光特性を厳密に設定す
る必要がなくなり、光学系を容易に製作できる利点があ
る。また、直線偏光状態で検出すれば、前記式(3)、
(4)による反射率照合における理論計算も低減でき
る。
【0063】ところで、図6に示すように、通常の光学
装置では広い視野にわたり、均一な照度で照明すること
は難しい。そこで、本実施の形態では、検出する視野を
限定し、照度の均一な領域から反射光だけを検出する。
このために、図1に示す検出光学系には、絞り23が設
置されている。絞り23は対物レンズ16とレンズ22
により、試料表面が結像する光軸方向の位置に置かれ
る。これにより、検出する瞳面17の強度分布は、試料
面上の照度が均一な領域からの反射光に限定できる。換
言すれば、レジスト膜の化学変化の進度が均一な領域か
らの反射光に限定できる。
装置では広い視野にわたり、均一な照度で照明すること
は難しい。そこで、本実施の形態では、検出する視野を
限定し、照度の均一な領域から反射光だけを検出する。
このために、図1に示す検出光学系には、絞り23が設
置されている。絞り23は対物レンズ16とレンズ22
により、試料表面が結像する光軸方向の位置に置かれ
る。これにより、検出する瞳面17の強度分布は、試料
面上の照度が均一な領域からの反射光に限定できる。換
言すれば、レジスト膜の化学変化の進度が均一な領域か
らの反射光に限定できる。
【0064】図7は強度反射率の過渡変化特性の測定例
を示し、露光時間が経過するとともに、反射率が増加す
ることがわかる。これは、露光によりレジスト膜がブリ
ーチングし透明度が増加したためである。図8は前記式
(7)の反射率照合計算を繰り返して光学特性値を算出
した結果であり、消衰係数kの過渡変化の算出結果であ
り、ブリーチング現象を光学定数により定量的に表した
ものである。消衰係数kは光が吸収される度合いを表
し、消衰係数kが大きいほど光は吸収され、透明度は低
下する。
を示し、露光時間が経過するとともに、反射率が増加す
ることがわかる。これは、露光によりレジスト膜がブリ
ーチングし透明度が増加したためである。図8は前記式
(7)の反射率照合計算を繰り返して光学特性値を算出
した結果であり、消衰係数kの過渡変化の算出結果であ
り、ブリーチング現象を光学定数により定量的に表した
ものである。消衰係数kは光が吸収される度合いを表
し、消衰係数kが大きいほど光は吸収され、透明度は低
下する。
【0065】図8においては、感光パラメータAはこれ
が露光前の感光剤の光吸収係数であることから、露光時
間が0の場合における消衰係数kに所定の係数をかけた
値に相当する。感光パラメータBはこれが基材樹脂の光
吸収係数であることから、露光時間を無限大にした場合
における消衰係数に所定の係数をかけた値に相当する。
また、感光パラメータCは感光剤の分解速度であること
から、消衰係数kが減少している速度に相当する。
が露光前の感光剤の光吸収係数であることから、露光時
間が0の場合における消衰係数kに所定の係数をかけた
値に相当する。感光パラメータBはこれが基材樹脂の光
吸収係数であることから、露光時間を無限大にした場合
における消衰係数に所定の係数をかけた値に相当する。
また、感光パラメータCは感光剤の分解速度であること
から、消衰係数kが減少している速度に相当する。
【0066】次に、感光パラメータA,BおよびCの算
出手順について説明する。薄膜に単色光を照射すると、
膜内を上下方向に進む光が干渉するために、深さにより
光強度が異なる。光強度は深さ方向に周期変動し、これ
を定在波と呼ぶ。図9は膜厚がdであるレジスト膜内の
定在波の計算例を示す。横軸はレジスト膜表面(レジス
ト−空気の境界面)からの深さZを表し、縦軸は定在波
の強度を表す。
出手順について説明する。薄膜に単色光を照射すると、
膜内を上下方向に進む光が干渉するために、深さにより
光強度が異なる。光強度は深さ方向に周期変動し、これ
を定在波と呼ぶ。図9は膜厚がdであるレジスト膜内の
定在波の計算例を示す。横軸はレジスト膜表面(レジス
ト−空気の境界面)からの深さZを表し、縦軸は定在波
の強度を表す。
【0067】Z=0はレジスト表面を意味し、Z=dは
レジスト−半導体ウエハ境界面を意味する。t=0は露
光前の状態を、t=t1 、t2 は露光開始後の状態をそ
れぞれ示し、t1 <t2 である。深くなるほど定在波強
度が小さくなるのは、レジスト膜が光を吸収するためで
ある。
レジスト−半導体ウエハ境界面を意味する。t=0は露
光前の状態を、t=t1 、t2 は露光開始後の状態をそ
れぞれ示し、t1 <t2 である。深くなるほど定在波強
度が小さくなるのは、レジスト膜が光を吸収するためで
ある。
【0068】図10はレジスト膜内の膜厚方向の消衰係
数分布の理論計算例である。露光前(t=0)は材料が
均一なため、消衰係数は一定である。しかし、露光開始
後は、図9に示したように定在波が生じるため、レジス
ト膜の化学変化の進みかたが深さ方向で異なる。このた
め、消衰係数も深さ方向に周期的に変動する。
数分布の理論計算例である。露光前(t=0)は材料が
均一なため、消衰係数は一定である。しかし、露光開始
後は、図9に示したように定在波が生じるため、レジス
ト膜の化学変化の進みかたが深さ方向で異なる。このた
め、消衰係数も深さ方向に周期的に変動する。
【0069】図9の定在波強度および図10の消衰係数
理論計算値kthは、前述したSPIE Vol.538 Optical Mi
crolithography IV,pp.207〜220 (1985 年発行)におけ
るChris A.Mackによる「PROLITH:a comprehensive opti
cal lithography model 」と題する文献に記載された方
法で行えば良い。この方法を要約すれば、露光時間t、
照度l、膜厚d、屈折率n、感光パラメータA,Bおよ
びC、空気と基板の光学定数を入力変数とし、定在波計
算と消衰係数計算とを交互に行い、時間方向の変化を算
出するものである。すなわち、膜厚方向の消衰係数分布
kthは、以下の関数で表現される。
理論計算値kthは、前述したSPIE Vol.538 Optical Mi
crolithography IV,pp.207〜220 (1985 年発行)におけ
るChris A.Mackによる「PROLITH:a comprehensive opti
cal lithography model 」と題する文献に記載された方
法で行えば良い。この方法を要約すれば、露光時間t、
照度l、膜厚d、屈折率n、感光パラメータA,Bおよ
びC、空気と基板の光学定数を入力変数とし、定在波計
算と消衰係数計算とを交互に行い、時間方向の変化を算
出するものである。すなわち、膜厚方向の消衰係数分布
kthは、以下の関数で表現される。
【0070】
【数10】
【0071】ここで、感光パラメータA,BおよびCの
算出のため、次式で表す平均消衰係数kth ave(膜厚方
向の消衰係数の平均値)を次のように新たに定義する。
算出のため、次式で表す平均消衰係数kth ave(膜厚方
向の消衰係数の平均値)を次のように新たに定義する。
【0072】
【数11】
【0073】先に述べた膜厚、屈折率、消衰係数の過渡
変化測定法は、レジスト膜を平行平面に挟まれた均質で
等方性な薄膜と仮定したものである。つまりこの方法で
求めた消衰係数の過渡変化特性k1(t)は平均消衰係数k
th ave(t,A,B,C)に対応する。そこで、A,B
およびCパラメータを算出するには、以下の評価関数M
2 を用いて最小自乗法を適用すれば良い。
変化測定法は、レジスト膜を平行平面に挟まれた均質で
等方性な薄膜と仮定したものである。つまりこの方法で
求めた消衰係数の過渡変化特性k1(t)は平均消衰係数k
th ave(t,A,B,C)に対応する。そこで、A,B
およびCパラメータを算出するには、以下の評価関数M
2 を用いて最小自乗法を適用すれば良い。
【0074】
【数12】
【0075】感光パラメータ算出部37では、膜厚と屈
折率の過渡変化の測定結果が入力されて、平均消衰係数
kth aveの過渡変化を理論計算する。そして、消衰係数
の過渡変化測定値k1 と前記式(12)により照合計算
することによって、感光パラメータA,BおよびCが求
められる。
折率の過渡変化の測定結果が入力されて、平均消衰係数
kth aveの過渡変化を理論計算する。そして、消衰係数
の過渡変化測定値k1 と前記式(12)により照合計算
することによって、感光パラメータA,BおよびCが求
められる。
【0076】次に、図11に示すフローチャートを参照
しながら、図1に示す測定装置によりレジスト膜Lの感
光パラメータを測定する手順について説明する。
しながら、図1に示す測定装置によりレジスト膜Lの感
光パラメータを測定する手順について説明する。
【0077】まず、参照面と暗レベルの瞳面波形をステ
ップS1,S2で示すように検出する。参照面として
は、たとえば、シリコン半導体ウエハのような屈折率と
消衰係数が既知の金属反射面などのように、理論計算で
反射率特性を算出できるものを用いる。暗レベル波形を
求めるには、試料を対物レンズ16の下から退避して検
出すれば良く、これらの値はメモリに格納される。
ップS1,S2で示すように検出する。参照面として
は、たとえば、シリコン半導体ウエハのような屈折率と
消衰係数が既知の金属反射面などのように、理論計算で
反射率特性を算出できるものを用いる。暗レベル波形を
求めるには、試料を対物レンズ16の下から退避して検
出すれば良く、これらの値はメモリに格納される。
【0078】次いで、被測定膜であるレジスト膜Lが形
成されたウエハWを対物レンズ16の下に設置し、照明
開始後に瞳面17の波形を連続的に検出し、図2に示す
波形メモリ34に記憶する(ステップS3,S4)。被
測定膜と参照面のそれぞれの検出波形から、ステップS
5において暗レベル補正する。この暗レベル補正は、図
12に示すように、被測定膜の波形から暗レベル波形を
減算するとともに、参照面の波形からも暗レベル波形を
減算して、測定光学系の迷光や検出器の電気回路上の誤
差で生じるオフセットを除くために行われる。
成されたウエハWを対物レンズ16の下に設置し、照明
開始後に瞳面17の波形を連続的に検出し、図2に示す
波形メモリ34に記憶する(ステップS3,S4)。被
測定膜と参照面のそれぞれの検出波形から、ステップS
5において暗レベル補正する。この暗レベル補正は、図
12に示すように、被測定膜の波形から暗レベル波形を
減算するとともに、参照面の波形からも暗レベル波形を
減算して、測定光学系の迷光や検出器の電気回路上の誤
差で生じるオフセットを除くために行われる。
【0079】暗レベル補正後の反射光の強度に対応した
波形信号I,Iref に基づいて、図2に示す反射率算出
部35ではステップS6に示すように反射率特性Rを算
出する。その算出の手順は、図12に示すように、被測
定膜の波形信号Iが反射率Rに照度分布Dを乗じた値で
あり、参照面の波形信号Iref が参照面の理論反射率R
ref に照度分布Dを乗じた値であるので、これらを割算
処理して照度分布項Dを除いてまずI2 の値を求める。
この値I2 はR/Rref で表されるので、I2に理論反
射率Rref の値を乗算することにより、反射率特性Rが
求められる。
波形信号I,Iref に基づいて、図2に示す反射率算出
部35ではステップS6に示すように反射率特性Rを算
出する。その算出の手順は、図12に示すように、被測
定膜の波形信号Iが反射率Rに照度分布Dを乗じた値で
あり、参照面の波形信号Iref が参照面の理論反射率R
ref に照度分布Dを乗じた値であるので、これらを割算
処理して照度分布項Dを除いてまずI2 の値を求める。
この値I2 はR/Rref で表されるので、I2に理論反
射率Rref の値を乗算することにより、反射率特性Rが
求められる。
【0080】このようにして反射率特性Rが求められた
ならば、過渡変化算出部36においてはステップS7に
より反射率照合計算を行って、被測定膜の光学特性値で
ある膜厚d、屈折率n、消衰係数kが算出される。これ
らのレジスト膜特性値の算出をステップS8で所定回数
まで終了することが判断されるまで繰り返して行って、
各時点における光学特性値のそれぞれを求めると、ステ
ップS9で示すように、膜厚、屈折率および消衰係数の
過渡変化特性d1(t)、n1(t)、k1(t)を算出することが
できる。
ならば、過渡変化算出部36においてはステップS7に
より反射率照合計算を行って、被測定膜の光学特性値で
ある膜厚d、屈折率n、消衰係数kが算出される。これ
らのレジスト膜特性値の算出をステップS8で所定回数
まで終了することが判断されるまで繰り返して行って、
各時点における光学特性値のそれぞれを求めると、ステ
ップS9で示すように、膜厚、屈折率および消衰係数の
過渡変化特性d1(t)、n1(t)、k1(t)を算出することが
できる。
【0081】次いで、ステップS9で求められた過渡変
化特性d1(t)、n1(t)の値を前記式(11)に代入し
て、感光パラメータ算出部37において、ステップS1
0に示すように、平均消衰係数kth aveの過渡変化を理
論計算する。この平均消衰係数kth aveと消衰係数の測
定値k(t) とを、ステップS11において式(12)に
代入して最小自乗法により感光パラメータA,Bおよび
Cが算出される。
化特性d1(t)、n1(t)の値を前記式(11)に代入し
て、感光パラメータ算出部37において、ステップS1
0に示すように、平均消衰係数kth aveの過渡変化を理
論計算する。この平均消衰係数kth aveと消衰係数の測
定値k(t) とを、ステップS11において式(12)に
代入して最小自乗法により感光パラメータA,Bおよび
Cが算出される。
【0082】図示する実施の形態にあっては、図1に示
す光学系で検出した膜厚、屈折率および消衰係数の過渡
変化特性を用いて感光パラメータA,BおよびCを算出
するために、まず、試料は異なる入射角の光線により同
時に照明するようにし、次いで、円形の瞳面を通過した
全ての光線で試料を照明するようにすることに留意す
る。
す光学系で検出した膜厚、屈折率および消衰係数の過渡
変化特性を用いて感光パラメータA,BおよびCを算出
するために、まず、試料は異なる入射角の光線により同
時に照明するようにし、次いで、円形の瞳面を通過した
全ての光線で試料を照明するようにすることに留意す
る。
【0083】このために、照明光線の入射角とその重み
を考慮した定在波の理論計算が必要となる。図13に瞳
面17と定在波計算のためのサンプリング点列を示す。
試料は瞳面17を通過するすべての光で照明される。こ
のとき、同図のリング部を通過する光は、同一の入射角
で試料を照明することになる。しかし、半径が異なれば
入射角が変わり、光強度に対応したリング部の面積も変
わることになる。そこで、リング部の面積を各入射角の
光線の重みとして定在波を計算する。
を考慮した定在波の理論計算が必要となる。図13に瞳
面17と定在波計算のためのサンプリング点列を示す。
試料は瞳面17を通過するすべての光で照明される。こ
のとき、同図のリング部を通過する光は、同一の入射角
で試料を照明することになる。しかし、半径が異なれば
入射角が変わり、光強度に対応したリング部の面積も変
わることになる。そこで、リング部の面積を各入射角の
光線の重みとして定在波を計算する。
【0084】実際の計算では中心Oから半径方向に離散
的なサンプリング点列を通過した光線による定在波強度
を算出することになる。そこで、図13に示すように、
定在波計算のサンプリングを瞳面17上でΔrとした場
合、リング内径の半径をr−Δr/2、外側の半径をr
+Δr/2とし、リング部の面積から重みを算出する。
これを各入射角の場合の定在波強度に乗じ、さらにすべ
ての入射角の場合を積算することで定在波の強度を算出
する。これをもとに平均消衰係数の理論計算値kth ave
を算出して前記式(12)により感光パラメータA,B
およびCを求めれば良い。
的なサンプリング点列を通過した光線による定在波強度
を算出することになる。そこで、図13に示すように、
定在波計算のサンプリングを瞳面17上でΔrとした場
合、リング内径の半径をr−Δr/2、外側の半径をr
+Δr/2とし、リング部の面積から重みを算出する。
これを各入射角の場合の定在波強度に乗じ、さらにすべ
ての入射角の場合を積算することで定在波の強度を算出
する。これをもとに平均消衰係数の理論計算値kth ave
を算出して前記式(12)により感光パラメータA,B
およびCを求めれば良い。
【0085】これまでの説明では、シリコンウエハWの
表面に塗布形成されたレジスト膜Lを測定対象とした
が、シリコンウエハWの表面に絶縁膜などの薄膜つまり
基板成膜が数層形成され、さらにその上に塗布形成され
たレジスト膜Lの測定にも適用することができる。この
場合には、レジスト膜Lの下の基板成膜の光学的影響を
考慮して、レジスト膜の膜厚、屈折率および消衰係数を
算出し、レジスト膜内の定在波の理論計算を行えば良
い。つまり、基板成膜の膜厚と光学定数とを既知の値と
し、反射率分布の定在波の理論計算を行えば良い。この
場合には、瞳面17の反射率分布の検出に関してはなん
ら変わるところはなく、図1に示す測定装置により感光
パラメータA,BおよびCを測定することができる。
表面に塗布形成されたレジスト膜Lを測定対象とした
が、シリコンウエハWの表面に絶縁膜などの薄膜つまり
基板成膜が数層形成され、さらにその上に塗布形成され
たレジスト膜Lの測定にも適用することができる。この
場合には、レジスト膜Lの下の基板成膜の光学的影響を
考慮して、レジスト膜の膜厚、屈折率および消衰係数を
算出し、レジスト膜内の定在波の理論計算を行えば良
い。つまり、基板成膜の膜厚と光学定数とを既知の値と
し、反射率分布の定在波の理論計算を行えば良い。この
場合には、瞳面17の反射率分布の検出に関してはなん
ら変わるところはなく、図1に示す測定装置により感光
パラメータA,BおよびCを測定することができる。
【0086】次に、前述したレジスト膜の感光パラメー
タの測定方法を利用した半導体リソグラフィ方法につい
て説明する。
タの測定方法を利用した半導体リソグラフィ方法につい
て説明する。
【0087】図14は半導体リソグラフィ工程を示す図
であり、この工程はシリコンウエハWの上に回転式レジ
スト塗布装置であるスピンコータなどのレジスト塗布装
置41aを用いてレジスト液を塗布し、レジスト膜Lを
形成するレジスト塗布工程41と、ステッパなどの投影
露光装置42aを用いてホトマスクに形成されたマスク
パターンをレジスト膜Lに露光する露光工程42と、現
像装置43aによりレジスト膜Lの不要部分を溶出する
現像工程43とを有しており、さらに、ウエハWの表面
に形成された薄膜の特定部位を食刻するエッチング工程
およびレジスト除去工程などを有している。
であり、この工程はシリコンウエハWの上に回転式レジ
スト塗布装置であるスピンコータなどのレジスト塗布装
置41aを用いてレジスト液を塗布し、レジスト膜Lを
形成するレジスト塗布工程41と、ステッパなどの投影
露光装置42aを用いてホトマスクに形成されたマスク
パターンをレジスト膜Lに露光する露光工程42と、現
像装置43aによりレジスト膜Lの不要部分を溶出する
現像工程43とを有しており、さらに、ウエハWの表面
に形成された薄膜の特定部位を食刻するエッチング工程
およびレジスト除去工程などを有している。
【0088】シリコンウエハWにレジスト塗布工程41
で形成されたレジスト膜Lの膜厚、屈折率および感光パ
ラメータA,BおよびCからなるレジスト膜パラメータ
を測定装置44により前述のように求め、求められたレ
ジスト膜パラメータは、シミュレーション部45に送ら
れるようになっている。感光パラメータA,BおよびC
を含めたレジスト膜パラメータを検出するためのレジス
ト膜Lとしては、実際に製造される半導体ウエハWに形
成されたものを使用するようにしても良く、半導体ウエ
ハWと同種の材料により製造された試料用の半導体ウエ
ハWを基板としてこれにレジスト膜Lを形成し、そのレ
ジスト膜Lを使用して感光パラメータなどのレジスト膜
パラメータを測定するようにしても良い。
で形成されたレジスト膜Lの膜厚、屈折率および感光パ
ラメータA,BおよびCからなるレジスト膜パラメータ
を測定装置44により前述のように求め、求められたレ
ジスト膜パラメータは、シミュレーション部45に送ら
れるようになっている。感光パラメータA,BおよびC
を含めたレジスト膜パラメータを検出するためのレジス
ト膜Lとしては、実際に製造される半導体ウエハWに形
成されたものを使用するようにしても良く、半導体ウエ
ハWと同種の材料により製造された試料用の半導体ウエ
ハWを基板としてこれにレジスト膜Lを形成し、そのレ
ジスト膜Lを使用して感光パラメータなどのレジスト膜
パラメータを測定するようにしても良い。
【0089】現像装置43aには現像装置の作動を制御
するための制御部から制御信号が送られるようになって
おり、その制御部からはレジスト溶解速度を表す現像パ
ラメータがシミュレーション部45に送られるようにな
っている。この現像パラメータとして与えられるレジス
ト溶解速度の測定には、現像中のレジスト膜減りを干渉
強度変化として捉える従来の手法が適用できる。
するための制御部から制御信号が送られるようになって
おり、その制御部からはレジスト溶解速度を表す現像パ
ラメータがシミュレーション部45に送られるようにな
っている。この現像パラメータとして与えられるレジス
ト溶解速度の測定には、現像中のレジスト膜減りを干渉
強度変化として捉える従来の手法が適用できる。
【0090】シミュレーション部45には、パターン情
報と基板成膜パラメータとステッパ光学条件などが送ら
れるようになっている。パターン情報とはホトマスクに
描かれたデバイスパターンの形状の情報のことであり、
半導体集積回路装置の製品名と工程に対応したマスク情
報を検索することにより求められる。また、基板成膜パ
ラメータつまり基板成膜情報はシリコンウエハWの表面
に積層された各薄膜の厚さ、光学定数の設計値もしくは
生産ラインで収集した実測値であり、これによりレジス
ト膜Lの下の光学特性を算出することができる。ただ
し、ウエハWの表面に直接レジスト膜を形成するのであ
れば、基板成膜パラメータは不要である。さらに、ステ
ッパ光学条件は露光装置42aを作動させるための波
長、投影露光レンズのNA数、コヒーレンシー係数、照
度などのように光学的な結像性能の計算に必要な値であ
る。
報と基板成膜パラメータとステッパ光学条件などが送ら
れるようになっている。パターン情報とはホトマスクに
描かれたデバイスパターンの形状の情報のことであり、
半導体集積回路装置の製品名と工程に対応したマスク情
報を検索することにより求められる。また、基板成膜パ
ラメータつまり基板成膜情報はシリコンウエハWの表面
に積層された各薄膜の厚さ、光学定数の設計値もしくは
生産ラインで収集した実測値であり、これによりレジス
ト膜Lの下の光学特性を算出することができる。ただ
し、ウエハWの表面に直接レジスト膜を形成するのであ
れば、基板成膜パラメータは不要である。さらに、ステ
ッパ光学条件は露光装置42aを作動させるための波
長、投影露光レンズのNA数、コヒーレンシー係数、照
度などのように光学的な結像性能の計算に必要な値であ
る。
【0091】測定装置44から送られた膜厚、屈折率お
よび感光パラメータA,BおよびCからなるレジスト膜
パラメータと、パターン情報、ステッパ光学条件および
基板成膜パラメータとにより、潜像データが算出され、
この潜像データと現像パラメータとにより、界面溶解現
象を逐次計算することによってレジスト立体形状が求め
られる。
よび感光パラメータA,BおよびCからなるレジスト膜
パラメータと、パターン情報、ステッパ光学条件および
基板成膜パラメータとにより、潜像データが算出され、
この潜像データと現像パラメータとにより、界面溶解現
象を逐次計算することによってレジスト立体形状が求め
られる。
【0092】このようにして、レジストの立体形状が算
出できれば、露光装置42aの寸法調整パラメータであ
る露光量などの露光条件の最適値を設定できる。また、
レジスト材料の製造ロット間でのばらつきなどにより、
レジスト膜パラメータである感光パラメータA,Bおよ
びCが変動した場合には、最適露光量を短時間で修正す
ることも可能となる。
出できれば、露光装置42aの寸法調整パラメータであ
る露光量などの露光条件の最適値を設定できる。また、
レジスト材料の製造ロット間でのばらつきなどにより、
レジスト膜パラメータである感光パラメータA,Bおよ
びCが変動した場合には、最適露光量を短時間で修正す
ることも可能となる。
【0093】従来では、感光パラメータA,BおよびC
を簡易に高精度で測定する手段がなく、レジスト形状の
シミュレーション技術をリソグラフィ工程の管理に適用
することが困難であったが、本発明によれば、レジスト
膜の反射光から感光パラメータA,BおよびCを測定す
ることができるので、これらのパラメータを生産ライン
で容易に収集できるため、所望のレジスト立体形状を獲
得するための露光条件の設定が可能となる。
を簡易に高精度で測定する手段がなく、レジスト形状の
シミュレーション技術をリソグラフィ工程の管理に適用
することが困難であったが、本発明によれば、レジスト
膜の反射光から感光パラメータA,BおよびCを測定す
ることができるので、これらのパラメータを生産ライン
で容易に収集できるため、所望のレジスト立体形状を獲
得するための露光条件の設定が可能となる。
【0094】半導体リソグラフィ方法の他の実施の形態
としては、レジスト膜パラメータと現像パラメータおよ
び基板成膜パラメータを監視し、露光作業の流れを管理
するようにしても良い。すなわち、ホトリソグラフィ工
程の異常を検知するための各パラメータを測定し、これ
らの測定値が規格値から逸脱しなければ、大量のウエハ
を露光する前に行うSEMによる寸法確認作業を省略す
ることも可能となり、SEMによる寸法検査を省略する
ことができれば、生産性を向上することができる。ま
た、測定値が規格値から逸脱した場合には、生産を中断
し、測定データの異常個所を調べ、成膜、レジスト塗
布、現像のいずれが原因であるのかを速やかに判断する
ことができる。
としては、レジスト膜パラメータと現像パラメータおよ
び基板成膜パラメータを監視し、露光作業の流れを管理
するようにしても良い。すなわち、ホトリソグラフィ工
程の異常を検知するための各パラメータを測定し、これ
らの測定値が規格値から逸脱しなければ、大量のウエハ
を露光する前に行うSEMによる寸法確認作業を省略す
ることも可能となり、SEMによる寸法検査を省略する
ことができれば、生産性を向上することができる。ま
た、測定値が規格値から逸脱した場合には、生産を中断
し、測定データの異常個所を調べ、成膜、レジスト塗
布、現像のいずれが原因であるのかを速やかに判断する
ことができる。
【0095】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0096】たとえば、図示する場合にはシリコンウエ
ハを基板としてこれに形成されたレジスト膜の感光パラ
メータA,BおよびCを測定するようにしているが、ホ
トマスクを製造する際にホトマスクの基板に形成された
レジスト膜の感光パラメータA,BおよびCを測定する
ために本発明を適用するようにしても良い。
ハを基板としてこれに形成されたレジスト膜の感光パラ
メータA,BおよびCを測定するようにしているが、ホ
トマスクを製造する際にホトマスクの基板に形成された
レジスト膜の感光パラメータA,BおよびCを測定する
ために本発明を適用するようにしても良い。
【0097】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0098】(1).レジスト膜に照射した感光波長の光の
レジスト膜からの反射光を検出して感光パラメータを算
出するようにしたので、半導体ウエハなどのように照明
波長に対して不透明な基板に形成されたレジスト膜を測
定対象とすることができる。
レジスト膜からの反射光を検出して感光パラメータを算
出するようにしたので、半導体ウエハなどのように照明
波長に対して不透明な基板に形成されたレジスト膜を測
定対象とすることができる。
【0099】(2).これにより、測定専用の透明基板が不
要となり測定誤差要因が少ないことから、検査コストを
増加させることなく、レジスト感光パラメータを高精度
で測定することができ、測定値の信頼性を向上すること
ができる。
要となり測定誤差要因が少ないことから、検査コストを
増加させることなく、レジスト感光パラメータを高精度
で測定することができ、測定値の信頼性を向上すること
ができる。
【0100】(3).感光パラメータの検出と同時に膜厚も
測定することができるので、レジスト膜厚の測定も行う
ことができ、さらに、屈折率をも測定することができる
ので、これらのレジスト膜パラメータを管理することが
でき、半導体リソグラフィ工程の変動要因をより多くの
項目で定量的に監視して、半導体集積回路装置の生産性
を向上することができる。
測定することができるので、レジスト膜厚の測定も行う
ことができ、さらに、屈折率をも測定することができる
ので、これらのレジスト膜パラメータを管理することが
でき、半導体リソグラフィ工程の変動要因をより多くの
項目で定量的に監視して、半導体集積回路装置の生産性
を向上することができる。
【0101】(4).現像後のレジスト膜に形成されるレジ
スト立体形状をシミュレーションするための入力パラメ
ータを生産ラインで収集することができるので、収集し
たデータに基づいて露光条件を制御することができ、半
導体デバイスパターン寸法の制御、監視を厳密に行うこ
とが可能となり、高精度のデバイスパターンを能率良く
生産することができる。
スト立体形状をシミュレーションするための入力パラメ
ータを生産ラインで収集することができるので、収集し
たデータに基づいて露光条件を制御することができ、半
導体デバイスパターン寸法の制御、監視を厳密に行うこ
とが可能となり、高精度のデバイスパターンを能率良く
生産することができる。
【図1】本発明の一実施の形態であるレジスト感光パラ
メータ測定方法を適用した測定装置を示す概略構成図で
ある。
メータ測定方法を適用した測定装置を示す概略構成図で
ある。
【図2】図1に示す測定装置の制御回路を示すブロック
図である。
図である。
【図3】レジスト膜での繰り返し反射干渉の状態を示す
原理図である。
原理図である。
【図4】レジスト感光パラメータの測定方法の原理図で
ある。
ある。
【図5】図1に示す測定装置の光学系を示す概略図であ
る。
る。
【図6】図1に示す測定装置における検出視野の限定に
よる照度分布均一化の説明図である。
よる照度分布均一化の説明図である。
【図7】レジスト膜からの検出波形の一例を示すグラフ
である。
である。
【図8】消衰係数の過渡変化の測定例を示すグラフであ
る。
る。
【図9】レジスト膜中の定在波の計算例を示すグラフで
ある。
ある。
【図10】レジスト膜中の消衰係数の計算例を示すグラ
フである。
フである。
【図11】レジスト感光パラメータA,BおよびCを算
出する手順を示すフローチャートである。
出する手順を示すフローチャートである。
【図12】レジスト感光パラメータA,BおよびCの算
出アルゴリズムを示すフローチャートである。
出アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図13】定在波計算における重みの考え方を示す概略
図である。
図である。
【図14】本発明の一実施の形態である半導体リソグラ
フィ方法を示す工程図である。
フィ方法を示す工程図である。
【図15】従来のレジスト感光パラメータの測定装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図16】図15に示す測定装置による測定結果を示す
グラフである。
グラフである。
L レジスト膜 W ウエハ 5a,6a 入射光線 5b,6b 反射光線 11 光源 12 コレクタレンズ 13 単色フィルタ 14 シャッタ 15 ハーフミラー 16 対物レンズ 17 瞳面 21 検出器 22 レンズ 23 絞り 24 偏光板 31 CPU 32 Z軸モータ 34 波形メモリ 35 反射率算出部 36 過渡変化算出部 37 感光パラメータ算出部 41 レジスト塗布工程 42 露光工程 43 現像工程 44 測定装置 45 シミュレーション部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國吉 伸治 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内
Claims (10)
- 【請求項1】 基板に形成されたレジスト膜に感光波長
の光を集光照射し、照明開始後の反射光をレンズで捕捉
し、該レンズの瞳面における反射光強度分布の時間に伴
う変化を検出し、この検出値に基づいて感光パラメータ
を算出するようにしたことを特徴とするレジスト感光パ
ラメータの測定方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のレジスト感光パラメータ
の測定方法であって、前記レジスト膜の膜厚、屈折率お
よび消衰係数を連続的に検出してこれらの過渡変化特性
を算出し、前記膜厚および屈折率の過渡変化特性に基づ
いて前記レジスト膜内の平均消衰係数の理論値を算出
し、この理論値と前記消衰係数の過渡変化特性とを照合
して感光パラメータを算出するようにしたことを特徴と
するレジスト感光パラメータの測定方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のレジスト感光パラメータ
の測定方法であって、前記感光波長に対して不透明な基
板に形成されたレジスト膜の感光パラメータを測定する
ようにしたことを特徴とするレジスト感光パラメータの
測定方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のレジスト感光パラメータ
の測定方法であって、前記基板に形成された前記感光波
長に対して不透明な基板成膜に形成されたレジスト膜の
感光パラメータを測定するようにしたことを特徴とする
レジスト感光パラメータの測定方法。 - 【請求項5】 請求項1記載のレジスト感光パラメータ
の測定方法であって、前記反射光を偏光素子を通過した
後に検出するようにしたことを特徴とするレジスト感光
パラメータの測定方法。 - 【請求項6】 請求項1記載のレジスト感光パラメータ
の測定方法であって、前記反射光をレジスト膜の結像面
に設置した絞りを通過した後に検出するようにしたこと
を特徴とするレジスト感光パラメータの測定方法。 - 【請求項7】 基板にレジスト液を塗布してレジスト膜
を形成するレジスト塗布工程と、前記レジスト膜にパタ
ーンを露光する露光工程と、レジスト膜の不要部分を溶
出する現像工程とを有する半導体リソグラフィ方法であ
って、 前記レジスト膜に照射した光の反射光により前記レジス
ト膜の膜厚、屈折率および消衰係数を連続的に検出して
これらの過渡変化特性を算出し、 前記レジスト膜に照射した光の反射光により前記レジス
ト膜のレジスト膜パラメータを算出し、 前記レジスト膜パラメータとパターン情報とステッパ光
学条件とによりレジスト膜内の潜像を算出し、 算出された潜像と現像パラメータとによりレジスト膜内
に形成される潜像の立体形状を算出し、 前記露光工程における露光条件を制御するようにしたこ
とを特徴とする半導体リソグラフィ方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の半導体リソグラフィ方法
であって、 前記基板に基板成膜を介して形成されたレジスト膜のレ
ジスト膜パラメータとパータン情報と基板成膜パラメー
タと前記ステッパ光学条件とによりレジスト膜内の潜像
を算出するようにしたことを特徴とする半導体リソグラ
フィ方法。 - 【請求項9】 請求項7記載の半導体リソグラフィ方法
であって、 レジスト膜パラメータと現像パラメータと基板成膜パラ
メータのいずれかを測定し、 測定値が規格値以内であるか否かを比較し、 規格値を外れたパラメータからリソグラフィ工程におけ
る異常個所を検出するようにしたことを特徴とする半導
体リソグラフィ方法。 - 【請求項10】 請求項8記載の半導体リソグラフィ方
法であって、 前記レジスト膜パラメータが膜厚、屈折率および感光パ
ラメータであり、前記現像パラメータがレジスト溶解速
度であり、前記基板成膜パラメータが前記基板と前記レ
ジスト膜との間に形成された薄膜の膜厚および光学定数
であることを特徴とする半導体リソグラフィ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8291367A JPH10135112A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | レジスト感光パラメータの測定方法およびそれを用いた半導体リソグラフィ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8291367A JPH10135112A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | レジスト感光パラメータの測定方法およびそれを用いた半導体リソグラフィ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10135112A true JPH10135112A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17768007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8291367A Pending JPH10135112A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | レジスト感光パラメータの測定方法およびそれを用いた半導体リソグラフィ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10135112A (ja) |
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-
1996
- 1996-11-01 JP JP8291367A patent/JPH10135112A/ja active Pending
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