JPH10137299A - 介護用採尿器 - Google Patents
介護用採尿器Info
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- JPH10137299A JPH10137299A JP8296037A JP29603796A JPH10137299A JP H10137299 A JPH10137299 A JP H10137299A JP 8296037 A JP8296037 A JP 8296037A JP 29603796 A JP29603796 A JP 29603796A JP H10137299 A JPH10137299 A JP H10137299A
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Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排尿を洩らすことなく確実に採取でき、長期
の使用によっても発疹や炎症などを引き起さず、安価に
製造できる介護用採尿器を提供すること。 【解決手段】 介護用採尿器1は、陰茎Pを被うための
開口部2と排出された尿を収受する尿受部3とを有する
排尿受器4と、尿受部3に接続され排尿受器4内の尿を
外部に排出する排尿管9と、排尿受器4を陰茎Pの周囲
に水密状に密着させる密着手段12と、排尿受器4内に
空気を送り込む送気手段23とを具備している。ここ
で、排尿受器4は開口部2が陰茎Pを挿通可能な径にさ
れて長尺の可撓性容器に形成され、かつ、密着手段12
は陰茎Pを内装した状態で開口部2近傍の排尿受器4外
周に巻き付けられる粘着テープ10を備えている。ま
た、送気手段23は、一端が排尿受器4内に連通して配
置される通気管13と、通気管13の他端に接続される
エアポンプ14とを備えている。
の使用によっても発疹や炎症などを引き起さず、安価に
製造できる介護用採尿器を提供すること。 【解決手段】 介護用採尿器1は、陰茎Pを被うための
開口部2と排出された尿を収受する尿受部3とを有する
排尿受器4と、尿受部3に接続され排尿受器4内の尿を
外部に排出する排尿管9と、排尿受器4を陰茎Pの周囲
に水密状に密着させる密着手段12と、排尿受器4内に
空気を送り込む送気手段23とを具備している。ここ
で、排尿受器4は開口部2が陰茎Pを挿通可能な径にさ
れて長尺の可撓性容器に形成され、かつ、密着手段12
は陰茎Pを内装した状態で開口部2近傍の排尿受器4外
周に巻き付けられる粘着テープ10を備えている。ま
た、送気手段23は、一端が排尿受器4内に連通して配
置される通気管13と、通気管13の他端に接続される
エアポンプ14とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽な介護を堤供で
きる介護用採尿器に関するものである。
きる介護用採尿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、歩行が不自由な疾病者,身体障
害者,寝たきり老人などは、点滴などの水分摂取により
1日10回以上小便の世話をする必要がある。尿瓶など
の採尿器を使用する場合は、尿意を催した毎に介護者が
採尿器を当てがわなければならず、特に夜間は介護者の
熟睡が妨げられる。そこで、採尿回数を少なくして介護
者の負担を軽減化するために、吸水性高分子を内蔵した
尿吸収パッドが汎用されている。
害者,寝たきり老人などは、点滴などの水分摂取により
1日10回以上小便の世話をする必要がある。尿瓶など
の採尿器を使用する場合は、尿意を催した毎に介護者が
採尿器を当てがわなければならず、特に夜間は介護者の
熟睡が妨げられる。そこで、採尿回数を少なくして介護
者の負担を軽減化するために、吸水性高分子を内蔵した
尿吸収パッドが汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
尿吸収パッドでは許容吸水量に近くなると、寝返りをう
った際に尿吸収パッドから尿が洩れることがある。ま
た、ベタ付かない表面素材を用いたものもあるが、性器
およびその周辺は吸収した尿の水分に常に曝されるので
発疹や炎症などが認められ、甚だしい場合には治療しな
ければならない。そのため、かかる尿吸収パッドは比較
的短時間でこまめに交換する必要がある。ところが、長
期にわたる介護のため理想通りこまめに交換できないの
が実情であり、往々にして睡眠不足による疲労が介護者
に蓄積する。また、使い捨てとして数多く使用されるパ
ッドの購入費も軽視できない。従って、被介護者も介護
者も楽に、かつ安価に採尿を行える介護用採尿器が嘱望
されてきた。
尿吸収パッドでは許容吸水量に近くなると、寝返りをう
った際に尿吸収パッドから尿が洩れることがある。ま
た、ベタ付かない表面素材を用いたものもあるが、性器
およびその周辺は吸収した尿の水分に常に曝されるので
発疹や炎症などが認められ、甚だしい場合には治療しな
ければならない。そのため、かかる尿吸収パッドは比較
的短時間でこまめに交換する必要がある。ところが、長
期にわたる介護のため理想通りこまめに交換できないの
が実情であり、往々にして睡眠不足による疲労が介護者
に蓄積する。また、使い捨てとして数多く使用されるパ
ッドの購入費も軽視できない。従って、被介護者も介護
者も楽に、かつ安価に採尿を行える介護用採尿器が嘱望
されてきた。
【0004】このような要望を満たすため、例えば実開
昭64−54522号公報や実開平7−24016号公
報に男性用のコンドーム型介護用採尿器が開示されてい
る。そこで、本発明者はこれらの従来技術と類似の介護
用採尿器を被介護人に対し約5ヵ月間試験的に使用した
ところ、発疹や炎症を生じたのである。これは、排尿受
器となるコンドームに収容された陰茎が常に尿に浸され
ている状態にあり、しかも陰茎の皮膚組織が比較的弱質
なためである。寝たきりの患者を介護する場合は昼夜を
問わず連続して使用できるのが理想的であるが、上記の
理由から従来の介護用採尿器は夜間(10〜12時間)
の装着でさえ連日で行うことが困難であった。
昭64−54522号公報や実開平7−24016号公
報に男性用のコンドーム型介護用採尿器が開示されてい
る。そこで、本発明者はこれらの従来技術と類似の介護
用採尿器を被介護人に対し約5ヵ月間試験的に使用した
ところ、発疹や炎症を生じたのである。これは、排尿受
器となるコンドームに収容された陰茎が常に尿に浸され
ている状態にあり、しかも陰茎の皮膚組織が比較的弱質
なためである。寝たきりの患者を介護する場合は昼夜を
問わず連続して使用できるのが理想的であるが、上記の
理由から従来の介護用採尿器は夜間(10〜12時間)
の装着でさえ連日で行うことが困難であった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、排尿を洩らすことなく確実に採
取でき、長期の使用によっても発疹や炎症などを引き起
こしにくく、安価に製造できる介護用採尿器の提供を目
的とする。
なされたものであって、排尿を洩らすことなく確実に採
取でき、長期の使用によっても発疹や炎症などを引き起
こしにくく、安価に製造できる介護用採尿器の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る介護用採尿器は、尿道口の周囲を被う
ための開口部と尿道口から排出された尿を収受する尿受
部とを有する排尿受器と、排尿受器の尿受部に接続され
排尿受器内の尿を外部に排出する排尿管と、排尿受器の
開口部を尿道口の周囲に水密状に密着させる密着手段
と、排尿受器内面と尿道口の周囲との間に空気を送り込
む送気手段とを具備する構成にしてある。
め、本発明に係る介護用採尿器は、尿道口の周囲を被う
ための開口部と尿道口から排出された尿を収受する尿受
部とを有する排尿受器と、排尿受器の尿受部に接続され
排尿受器内の尿を外部に排出する排尿管と、排尿受器の
開口部を尿道口の周囲に水密状に密着させる密着手段
と、排尿受器内面と尿道口の周囲との間に空気を送り込
む送気手段とを具備する構成にしてある。
【0007】また、上記構成における、排尿受器は開口
部が陰茎を挿通可能な径にされて長尺の可撓性容器に形
成され、かつ、密着手段は陰茎を内装した状態で開口部
近傍の排尿受器外周に巻き付けられる粘着テープを備え
て構成されるものである。
部が陰茎を挿通可能な径にされて長尺の可撓性容器に形
成され、かつ、密着手段は陰茎を内装した状態で開口部
近傍の排尿受器外周に巻き付けられる粘着テープを備え
て構成されるものである。
【0008】更に、上記各構成における、送気手段は、
一端が排尿受器内に連通して配置される通気管と、通気
管の他端に接続されるエアポンプとを備えてなるもので
ある。
一端が排尿受器内に連通して配置される通気管と、通気
管の他端に接続されるエアポンプとを備えてなるもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
男性用の介護用採尿器を示す側断面図、図2は図1にお
けるA−A線断面図である。各図において、介護用採尿
器1は男性用であって、被介護者の陰茎Pに装着される
排尿受器4と、排尿受器4に接続され排尿受器4内の尿
を外部に排出するための排尿管9と、排尿受器4を陰茎
Pの周囲に水密状に密着させる密着手段12と、排尿受
器4の内面と陰茎Pとの間に空気を送り込む送気手段2
3と、排尿受器4内の奥部に配置されたスペーサ5とか
ら主に構成されている。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
男性用の介護用採尿器を示す側断面図、図2は図1にお
けるA−A線断面図である。各図において、介護用採尿
器1は男性用であって、被介護者の陰茎Pに装着される
排尿受器4と、排尿受器4に接続され排尿受器4内の尿
を外部に排出するための排尿管9と、排尿受器4を陰茎
Pの周囲に水密状に密着させる密着手段12と、排尿受
器4の内面と陰茎Pとの間に空気を送り込む送気手段2
3と、排尿受器4内の奥部に配置されたスペーサ5とか
ら主に構成されている。
【0010】上記の排尿受器4は、陰茎Pの周囲を被う
ための開口部2と、排出された尿を収受する尿受部3と
からなり、開口部2が陰茎Pを挿通可能な径にされてお
り長尺筒状に形成された可撓性容器(ここでは、例えば
入手容易なコンドームを転用してあるが、コンドームに
限定されない)で構成されている。送気手段23は、一
端が排尿受器4内に連通して配置された通気管13と、
通気管13の他端に接続されたエアポンプ14とから構
成されており、通気管13の途中には送気側バルブ16
が設けられている。密着手段12は陰茎Pを内装した状
態で開口部2近傍の排尿受器4外周に巻き付けられる医
療用の粘着テープ10と、通気管13の一端側に嵌挿さ
れたシール材11とからなっている。
ための開口部2と、排出された尿を収受する尿受部3と
からなり、開口部2が陰茎Pを挿通可能な径にされてお
り長尺筒状に形成された可撓性容器(ここでは、例えば
入手容易なコンドームを転用してあるが、コンドームに
限定されない)で構成されている。送気手段23は、一
端が排尿受器4内に連通して配置された通気管13と、
通気管13の他端に接続されたエアポンプ14とから構
成されており、通気管13の途中には送気側バルブ16
が設けられている。密着手段12は陰茎Pを内装した状
態で開口部2近傍の排尿受器4外周に巻き付けられる医
療用の粘着テープ10と、通気管13の一端側に嵌挿さ
れたシール材11とからなっている。
【0011】スペーサ5は複数の通孔6を有して中空球
状に形成されており、捩じれやすい排尿受器4内に尿受
部3の尿受空間を確保するようになっている。このスペ
ーサ5は例えばピンポン球を転用してあるが、ピンポン
球以外に、コイルバネ,籠体,筒体,あるいは繊維を丸
めて毬状にしたものなどを利用しても構わない。また、
スペーサ5は排尿管9を挿通した糸巻状の接続具7と一
体に設けられており、排尿受器4の先端側に内装され
る。排尿管9の一端はスペーサ5内に連通して配備され
ており、排尿管9の他端は排気管18を有する貯尿器1
7に連通している。排気管18には排気量を調整するた
めの送気調整バルブ19が設けられている。また、貯尿
器17内には液状のポータブルトイレ用防臭剤(アロン
化成株式会社製)が予め投入されている。
状に形成されており、捩じれやすい排尿受器4内に尿受
部3の尿受空間を確保するようになっている。このスペ
ーサ5は例えばピンポン球を転用してあるが、ピンポン
球以外に、コイルバネ,籠体,筒体,あるいは繊維を丸
めて毬状にしたものなどを利用しても構わない。また、
スペーサ5は排尿管9を挿通した糸巻状の接続具7と一
体に設けられており、排尿受器4の先端側に内装され
る。排尿管9の一端はスペーサ5内に連通して配備され
ており、排尿管9の他端は排気管18を有する貯尿器1
7に連通している。排気管18には排気量を調整するた
めの送気調整バルブ19が設けられている。また、貯尿
器17内には液状のポータブルトイレ用防臭剤(アロン
化成株式会社製)が予め投入されている。
【0012】また、シール材11は軟質シリコンゴム製
で正面視三日月形状に形成されており(図2参照)、通
気管13を密封状に挿通する孔を有している。このシー
ル材11は通気管13を介在させた状態で陰茎Pを排尿
受器4内に挿入したとき排尿受器4内面と陰茎Pとの間
にできる隙間を埋めるようになっており、陰茎Pに対し
てソフトな質感を有している。エアポンプ14は送気側
に通気管13の他端が接続されており、吸気側に吸気側
バルブ15を有している。因みに、エアポンプ14は容
量が約6リットル/分の市販品(商品名:INNO−β
6000、株式会社ニッソー製)であり、例えば鑑賞魚
水槽用のものを転用することもできる。
で正面視三日月形状に形成されており(図2参照)、通
気管13を密封状に挿通する孔を有している。このシー
ル材11は通気管13を介在させた状態で陰茎Pを排尿
受器4内に挿入したとき排尿受器4内面と陰茎Pとの間
にできる隙間を埋めるようになっており、陰茎Pに対し
てソフトな質感を有している。エアポンプ14は送気側
に通気管13の他端が接続されており、吸気側に吸気側
バルブ15を有している。因みに、エアポンプ14は容
量が約6リットル/分の市販品(商品名:INNO−β
6000、株式会社ニッソー製)であり、例えば鑑賞魚
水槽用のものを転用することもできる。
【0013】引続き、上記構成による介護用採尿器1の
使用態様について説明する。一般に寝たきりの被介護者
Mについては、採尿器の交換時以外は連続使用できるこ
とが望ましいので、以下に述べるように介護用採尿器1
が好適となる。ここで、可撓性容器として市販のコンド
ームを転用する場合は、先ずコンドーム先端の精液溜め
を切り取って排尿受器4とする。そこで、スペーサ5な
どと一体の排尿管9を開口部2から排尿受器4内に挿入
し、切り取った先端開口から外に取り出す。
使用態様について説明する。一般に寝たきりの被介護者
Mについては、採尿器の交換時以外は連続使用できるこ
とが望ましいので、以下に述べるように介護用採尿器1
が好適となる。ここで、可撓性容器として市販のコンド
ームを転用する場合は、先ずコンドーム先端の精液溜め
を切り取って排尿受器4とする。そこで、スペーサ5な
どと一体の排尿管9を開口部2から排尿受器4内に挿入
し、切り取った先端開口から外に取り出す。
【0014】そうして、スペーサ5が先端開口近傍の位
置にきたとき、接続具7の外側にあたる排尿受器4の外
周を糸などの締結具8で水洩れのないように縛り付け
る。尚、市販コンドームの中でも厚手のものを使用する
のが、安価であり長期間の使用に耐える。そして、排尿
受器4内の開口部2近傍およびシール材11の内面に
は、十分な量の殺菌用軟膏(商品名:ゲンタシン軟膏、
シェーリングブラウ株式会社製)が陰茎Pの装着に先立
って塗布される。
置にきたとき、接続具7の外側にあたる排尿受器4の外
周を糸などの締結具8で水洩れのないように縛り付け
る。尚、市販コンドームの中でも厚手のものを使用する
のが、安価であり長期間の使用に耐える。そして、排尿
受器4内の開口部2近傍およびシール材11の内面に
は、十分な量の殺菌用軟膏(商品名:ゲンタシン軟膏、
シェーリングブラウ株式会社製)が陰茎Pの装着に先立
って塗布される。
【0015】そこで、図3に示すように、開口部2から
介護用採尿器1に通気管13の先端とシール材11とを
差し込んでおき、更に被介護者Mの陰茎Pを挿入する。
このとき、シール材11が開口部2の近傍位置にくるよ
うに通気管13を配置する。そして、シール材11の外
側にあたる排尿受器4の外周に粘着テープ10を巻き回
す。これにより、陰茎Pの外周にシール材11および排
尿受器4の内周面が水密状に密着する。
介護用採尿器1に通気管13の先端とシール材11とを
差し込んでおき、更に被介護者Mの陰茎Pを挿入する。
このとき、シール材11が開口部2の近傍位置にくるよ
うに通気管13を配置する。そして、シール材11の外
側にあたる排尿受器4の外周に粘着テープ10を巻き回
す。これにより、陰茎Pの外周にシール材11および排
尿受器4の内周面が水密状に密着する。
【0016】次に、排尿受器4の開口部2近傍をゴム紐
21付きのフック20で係止し、更にゴム紐21を被介
護者Mの腹部に粘着テープ22で貼り付けて介護用採尿
器1を固定する。排尿管9は敷布団などと被看護者Mの
大腿部との間を通しておき、介護用採尿器1を排尿管9
の方向に幾分引っ張ると、スペーサ5がほぼ大腿部の内
側で止まる。そして、吸気側バルブ15,送気側バルブ
16の双方を全開にし、送気調整バルブ19を適当に開
けた状態でエアーポンプ14を起動すると、通気管13
からの空気が排尿受器4の尿受部3に送られる。
21付きのフック20で係止し、更にゴム紐21を被介
護者Mの腹部に粘着テープ22で貼り付けて介護用採尿
器1を固定する。排尿管9は敷布団などと被看護者Mの
大腿部との間を通しておき、介護用採尿器1を排尿管9
の方向に幾分引っ張ると、スペーサ5がほぼ大腿部の内
側で止まる。そして、吸気側バルブ15,送気側バルブ
16の双方を全開にし、送気調整バルブ19を適当に開
けた状態でエアーポンプ14を起動すると、通気管13
からの空気が排尿受器4の尿受部3に送られる。
【0017】すると、図4に示すように、排尿受器4が
徐々に膨れていき、尿受部3のスペースが大きくなる。
これにより、排尿受器4内面が陰茎Pから離れるので、
陰茎Pの表面が傷つきにくくなり、しかも乾きやすくな
る。尿受部3がある程度膨らんだとき、送気調整バルブ
19の開度を調節し、尿受部3の脹らみが止まったとき
の開度に固定してそのままの状態で保持する。これによ
り、一連の準備が完了する。この介護用採尿器1は一度
装着すると約12時間はそのまま使用できるが、12時
間経過すると予備の介護用採尿器1と交換するのが望ま
しい。交換時には陰茎Pの同じ部位ばかりを粘着テープ
10で巻き付けず、部位を変えて巻き付けるのが肝要で
ある。尿が出にくくなるほど締め付けてはならない。
徐々に膨れていき、尿受部3のスペースが大きくなる。
これにより、排尿受器4内面が陰茎Pから離れるので、
陰茎Pの表面が傷つきにくくなり、しかも乾きやすくな
る。尿受部3がある程度膨らんだとき、送気調整バルブ
19の開度を調節し、尿受部3の脹らみが止まったとき
の開度に固定してそのままの状態で保持する。これによ
り、一連の準備が完了する。この介護用採尿器1は一度
装着すると約12時間はそのまま使用できるが、12時
間経過すると予備の介護用採尿器1と交換するのが望ま
しい。交換時には陰茎Pの同じ部位ばかりを粘着テープ
10で巻き付けず、部位を変えて巻き付けるのが肝要で
ある。尿が出にくくなるほど締め付けてはならない。
【0018】そこで、被介護者Mが排尿すると、尿は尿
受部3で収受されたのち、通孔6からスペーサ5内を通
り、更に排尿管9を経て貯尿器17に貯留される。一
方、通気管13から送り込まれた空気は陰茎Pの表面を
乾燥させたのち、同様に貯尿器17を経て排気管18か
ら外部に放出される。このとき、排気管18から放出さ
れた排気は、貯尿器17内の防臭剤によって不快な臭気
を発しない。
受部3で収受されたのち、通孔6からスペーサ5内を通
り、更に排尿管9を経て貯尿器17に貯留される。一
方、通気管13から送り込まれた空気は陰茎Pの表面を
乾燥させたのち、同様に貯尿器17を経て排気管18か
ら外部に放出される。このとき、排気管18から放出さ
れた排気は、貯尿器17内の防臭剤によって不快な臭気
を発しない。
【0019】以上のように、この介護用採尿器1によれ
ば、排尿受器4の内周面と密着していない部位の陰茎P
がよく乾かされているので、長時間の装着によっても発
疹や炎症などを生じない。また、シール材11および排
尿受器4の内周面と密着する陰茎Pの外周部位も、殺菌
用軟膏の作用により発疹や炎症などを生じていない。加
えて、この軟膏により当該部位における水密性も向上す
る。すなわち、介護用採尿器1は昼夜兼用で長時間使用
できるので、寝たきり患者に不快感を与えることがな
く、介護者には多大なる援助をもたらすことができるの
である。尚、排尿受器4が古くなったり破損したら、接
続具7の外周に巻き付けてある締結具8を除去して排尿
受器4を取り除いた後、新たなコンドームの精液溜めを
切除した排尿受器4と交換すればよく、取替が簡単で安
価にすむ。
ば、排尿受器4の内周面と密着していない部位の陰茎P
がよく乾かされているので、長時間の装着によっても発
疹や炎症などを生じない。また、シール材11および排
尿受器4の内周面と密着する陰茎Pの外周部位も、殺菌
用軟膏の作用により発疹や炎症などを生じていない。加
えて、この軟膏により当該部位における水密性も向上す
る。すなわち、介護用採尿器1は昼夜兼用で長時間使用
できるので、寝たきり患者に不快感を与えることがな
く、介護者には多大なる援助をもたらすことができるの
である。尚、排尿受器4が古くなったり破損したら、接
続具7の外周に巻き付けてある締結具8を除去して排尿
受器4を取り除いた後、新たなコンドームの精液溜めを
切除した排尿受器4と交換すればよく、取替が簡単で安
価にすむ。
【0020】上記では、エアーポンプを用いて強制的に
空気を排尿受器4内へ送り込むようにしたが、本発明の
送気手段としては自然通気によるものであってもよい。
図5に示す介護用採尿器1aでは、首部が蛇腹状に形成
された首折れストローを送気手段23aとして用いてあ
る。すなわち、送気手段23aの蛇腹側の先端をスペー
サ5の通孔6のひとつに挿通しておき、他端側を排尿受
器4の開口部2から外部に取り出した配置にしてある。
このようにスペーサ5の通孔6に送気手段23aを差し
込むことにより、尿を送気手段23aから外部へ逆流さ
せることなく、排尿管9のほうへ確実に流せるようにな
っている。尚、外部に取り出した送気手段23aの先端
は尿洩れを防ぐため、できるだけ高く配置するのが好ま
しい。
空気を排尿受器4内へ送り込むようにしたが、本発明の
送気手段としては自然通気によるものであってもよい。
図5に示す介護用採尿器1aでは、首部が蛇腹状に形成
された首折れストローを送気手段23aとして用いてあ
る。すなわち、送気手段23aの蛇腹側の先端をスペー
サ5の通孔6のひとつに挿通しておき、他端側を排尿受
器4の開口部2から外部に取り出した配置にしてある。
このようにスペーサ5の通孔6に送気手段23aを差し
込むことにより、尿を送気手段23aから外部へ逆流さ
せることなく、排尿管9のほうへ確実に流せるようにな
っている。尚、外部に取り出した送気手段23aの先端
は尿洩れを防ぐため、できるだけ高く配置するのが好ま
しい。
【0021】介護用採尿器1aの場合も、スペーサ5内
の空間はもとより、スペーサ5と陰茎Pの間の尿受部3
に空間を確保でき、被介護者Mが体を動かしたときの排
尿受器4の変形により、送気手段23aを通じて尿受部
3内に対し空気が送り込まれたり排気されたりするの
で、自然通気により陰茎Pの表面を乾かすことができ
る。この介護用採尿器1aは通気量が少ないので、比較
的排尿回数の少ない夜間専用として使用することが望ま
しい。
の空間はもとより、スペーサ5と陰茎Pの間の尿受部3
に空間を確保でき、被介護者Mが体を動かしたときの排
尿受器4の変形により、送気手段23aを通じて尿受部
3内に対し空気が送り込まれたり排気されたりするの
で、自然通気により陰茎Pの表面を乾かすことができ
る。この介護用採尿器1aは通気量が少ないので、比較
的排尿回数の少ない夜間専用として使用することが望ま
しい。
【0022】ここで、本発明を女性用に適用した態様を
例示する。すなわち、図6および図7に示すように、女
性用の介護用採尿器1bは、排尿受器4bと、排尿受器
4b内の尿を外部に排出する排尿管9と、排尿受器4b
を女性器の周囲に水密状に密着させる密着手段12b
と、排尿受器4b内に空気を送り込む送気手段とから主
に構成されている。
例示する。すなわち、図6および図7に示すように、女
性用の介護用採尿器1bは、排尿受器4bと、排尿受器
4b内の尿を外部に排出する排尿管9と、排尿受器4b
を女性器の周囲に水密状に密着させる密着手段12b
と、排尿受器4b内に空気を送り込む送気手段とから主
に構成されている。
【0023】上記の排尿受器4bは、開口部2bが尿道
口を含めた女性器全体を被える大きさ・形状に形成され
ている枠体25と、排出された尿を収受する尿受部3b
とからなっている。枠体25は硬質のポリアクリル樹脂
でほぼ逆三角形の筒枠状に形成され、その開口部2b全
周にわたって軟質のシリコーンゴム材が被着されてい
る。尿受部3bは軟質のポリ塩化ビニル樹脂で袋状に形
成されている。この場合も、枠体25の開口部2b全周
にわたって殺菌用軟膏が塗布される。排尿管9の一端は
排尿受器4bの尿受部3b底部に接続され、他端は排気
管および送気調整バルブを有する貯尿器(いずれも図示
省略、図1など参照)に接続されている。
口を含めた女性器全体を被える大きさ・形状に形成され
ている枠体25と、排出された尿を収受する尿受部3b
とからなっている。枠体25は硬質のポリアクリル樹脂
でほぼ逆三角形の筒枠状に形成され、その開口部2b全
周にわたって軟質のシリコーンゴム材が被着されてい
る。尿受部3bは軟質のポリ塩化ビニル樹脂で袋状に形
成されている。この場合も、枠体25の開口部2b全周
にわたって殺菌用軟膏が塗布される。排尿管9の一端は
排尿受器4bの尿受部3b底部に接続され、他端は排気
管および送気調整バルブを有する貯尿器(いずれも図示
省略、図1など参照)に接続されている。
【0024】密着手段12bは、被介護者の腰に巻かれ
るベルト31と、ベルト31の両側部に取り付けられた
止め輪32,33と排尿受器4bの枠体25に突設され
た止め輪27,28,29,30とを連結するゴム紐製
の吊り紐34,35,36,37とから構成されてい
る。この密着手段12bによって排尿受器4bが上向き
に引っ張られ、開口部2bが女性器全体を被って密着す
る。また、送気手段は、排尿受器4b内と連通するよう
に枠体25の前部に設けられる注気用ノズル26と、一
端が注気用ノズル26に取り付けられる通気管13と、
通気管13の他端に接続されるエアポンプ(図示省略、
図1など参照)とから構成されている。
るベルト31と、ベルト31の両側部に取り付けられた
止め輪32,33と排尿受器4bの枠体25に突設され
た止め輪27,28,29,30とを連結するゴム紐製
の吊り紐34,35,36,37とから構成されてい
る。この密着手段12bによって排尿受器4bが上向き
に引っ張られ、開口部2bが女性器全体を被って密着す
る。また、送気手段は、排尿受器4b内と連通するよう
に枠体25の前部に設けられる注気用ノズル26と、一
端が注気用ノズル26に取り付けられる通気管13と、
通気管13の他端に接続されるエアポンプ(図示省略、
図1など参照)とから構成されている。
【0025】従って、かかる構成の介護用採尿器1bに
おいても、尿に浸りやすい女性器の部位がよく乾かされ
るので、長時間の装着によっても発疹や炎症などを生じ
にくくなる。また、排尿受器4bの開口部2bと密着す
る部位も、殺菌用軟膏の作用により発疹や炎症などを抑
止でき、当該部位における水密性も向上する。すなわ
ち、介護用採尿器1bは女性用として昼夜兼用で長時間
使用できる。
おいても、尿に浸りやすい女性器の部位がよく乾かされ
るので、長時間の装着によっても発疹や炎症などを生じ
にくくなる。また、排尿受器4bの開口部2bと密着す
る部位も、殺菌用軟膏の作用により発疹や炎症などを抑
止でき、当該部位における水密性も向上する。すなわ
ち、介護用採尿器1bは女性用として昼夜兼用で長時間
使用できる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る介護用
採尿器によれば、密着手段により排尿受器の開口部が尿
道口の周囲に水密状に密着するので、尿を洩らすことな
く確実に収受して外部に排出できる。また、送気手段に
より排尿受器内面と尿道口の周囲との間に空気が送り込
まれるので、尿道口の周囲を十分に乾燥させることがで
きる。従って、使用感がよく、長期の使用によっても発
疹や炎症などの発生を抑止できる。そして、簡単な構成
で実現できるので、安価に提供できる。
採尿器によれば、密着手段により排尿受器の開口部が尿
道口の周囲に水密状に密着するので、尿を洩らすことな
く確実に収受して外部に排出できる。また、送気手段に
より排尿受器内面と尿道口の周囲との間に空気が送り込
まれるので、尿道口の周囲を十分に乾燥させることがで
きる。従って、使用感がよく、長期の使用によっても発
疹や炎症などの発生を抑止できる。そして、簡単な構成
で実現できるので、安価に提供できる。
【0027】また、エアポンプからの空気を排尿受器内
に送り込む送気手段を用いる場合は、被介護者の尿道口
の周囲に空気が強制的に送り込まれるので、尿道口の周
囲に排尿容器内周面から離間した十分な空間を確保でき
る。しかも、送り込まれた空気により当該部位が迅速に
乾くので、発疹や炎症などの発生を一層確実に防ぐこと
ができるのである。
に送り込む送気手段を用いる場合は、被介護者の尿道口
の周囲に空気が強制的に送り込まれるので、尿道口の周
囲に排尿容器内周面から離間した十分な空間を確保でき
る。しかも、送り込まれた空気により当該部位が迅速に
乾くので、発疹や炎症などの発生を一層確実に防ぐこと
ができるのである。
【図1】本発明の一実施形態に係る男性用の介護用採尿
器を示す側断面図である。
器を示す側断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】上記介護用採尿器の使用態様を示す説明図であ
る。
る。
【図4】上記介護用採尿器に送気した状態を示す側断面
図である。
図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係る男性用の介護用採
尿器を示す側断面図である。
尿器を示す側断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る女性用の介護用採
尿器を示す斜視図である。
尿器を示す斜視図である。
【図7】上記女性用の介護用採尿器の排尿受器を示す斜
視図である。
視図である。
1,1a,1b 介護用採尿器 2,2b 開口部 3,3b 尿受部 4,4b 排尿受器 9 排尿管 10 粘着テープ 11 シール材 12,12b 密着手段 13 通気管 14 エアポンプ 23,23a 送気手段 26 注気用ノズル 31 ベルト 34,35,36,37 吊り紐 P 陰茎
Claims (3)
- 【請求項1】 尿道口の周囲を被うための開口部と尿道
口から排出された尿を収受する尿受部とを有する排尿受
器と、排尿受器の尿受部に接続され排尿受器内の尿を外
部に排出する排尿管と、排尿受器の開口部を尿道口の周
囲に水密状に密着させる密着手段と、排尿受器内面と尿
道口の周囲との間に空気を送り込む送気手段とを具備し
てなることを特徴とする介護用採尿器。 - 【請求項2】 排尿受器は開口部が陰茎を挿通可能な径
にされて長尺の可撓性容器に形成され、かつ、密着手段
は陰茎を内装した状態で開口部近傍の排尿受器外周に巻
き付けられる粘着テープを備えて構成されることを特徴
とする請求項1に記載の介護用採尿器。 - 【請求項3】 送気手段は、一端が排尿受器内に連通し
て配置される通気管と、通気管の他端に接続されるエア
ポンプとを備えてなることを特徴とする請求項1または
請求項2に記載の介護用採尿器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8296037A JPH10137299A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 介護用採尿器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8296037A JPH10137299A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 介護用採尿器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10137299A true JPH10137299A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17828291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8296037A Pending JPH10137299A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 介護用採尿器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10137299A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102018588A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-04-20 | 郑忠堂 | 一种男用排尿器 |
| JP3218436U (ja) * | 2017-08-25 | 2018-10-18 | 憲章 山口 | 密着が促進される排尿集収パットと集収ボトルを透明ホースで繋いだ送り出しし瓶 |
Citations (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5314071Y2 (ja) * | 1974-12-09 | 1978-04-14 | ||
| JPS54495A (en) * | 1977-06-01 | 1979-01-05 | Wataru Adachi | Patient*s selffsuction flush lavatory |
| JPS54104696A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-17 | Tooru Nishizuka | Adsorptive water closet |
| JPS5627250A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-17 | Toshio Hirono | Automatic washing toilet stool |
| JPS572022U (ja) * | 1980-06-05 | 1982-01-07 | ||
| JPS57145656A (en) * | 1981-03-04 | 1982-09-08 | Teruo Fukuda | Filth treating apparatus of bed or wheel chair used by serious case, old man and disabled person |
| JPS5819254A (ja) * | 1981-07-25 | 1983-02-04 | 長谷川 正男 | 排便処理装置 |
| JPS58180154A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-10-21 | 岡部 明 | 傷病者用便器 |
| JPS61149148A (ja) * | 1984-12-22 | 1986-07-07 | 田阪工業株式会社 | 排泄物処理装置 |
| JPS6130654Y2 (ja) * | 1981-04-16 | 1986-09-08 | ||
| JPS622009Y2 (ja) * | 1981-05-13 | 1987-01-19 | ||
| JPH0363331U (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-20 | ||
| JPH0450019U (ja) * | 1990-09-01 | 1992-04-27 | ||
| JPH04288158A (ja) * | 1991-01-23 | 1992-10-13 | Tsuji Tokiko | 電子おむつユニット |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP8296037A patent/JPH10137299A/ja active Pending
Patent Citations (15)
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| JPS5314071Y2 (ja) * | 1974-12-09 | 1978-04-14 | ||
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