JPH10137452A - 可動機構とその可動機構を用いた玩具装置 - Google Patents

可動機構とその可動機構を用いた玩具装置

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JPH10137452A
JPH10137452A JP31695996A JP31695996A JPH10137452A JP H10137452 A JPH10137452 A JP H10137452A JP 31695996 A JP31695996 A JP 31695996A JP 31695996 A JP31695996 A JP 31695996A JP H10137452 A JPH10137452 A JP H10137452A
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JP
Japan
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pinion
connecting body
bodies
bent
movable mechanism
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Application number
JP31695996A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kawabe
周一 川部
Chizuko Kirifuchi
千鶴子 桐渕
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Bandai Co Ltd
Konami Sports Club Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
People Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で経年変化や長期の反復使用にも
充分耐え得る可動機構を提供することを目的とし、ま
た、この可動機構を用いることにより、簡単な構成で興
趣性の高い玩具装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 連結本体2と当該連結本体2へ放射状に
取り付けられる複数の屈曲体3,4,5,6,7,8と
を有する。各屈曲体はそれぞれ連鎖状に連結される複数
の連結体を有する。各連結体の一端には少なくとも1の
収納部が形成され、収納部にはピニオン91と爪92が
収納されている。ピニオン91はピニオン軸94に固定
され、当該ピニオン軸94は収納部に回動自在に軸支さ
れている。爪92は弾性部材で形成されピニオン91と
噛合している。各連結体の他端には収納部を受ける受け
部が形成され、受け部にはピニオン軸94を固定して構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、簡単な構成で成
る可動機構とその可動機構を用いた玩具装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の可動機構とその可動機構を用いた
玩具装置としては、実公昭52ー14072号公報に示
すようなものが知られている。従来の可動機構は、円筒
状の指の先端より上掌部を通り下掌部下端まで貫通する
緊張したゴム紐を有し、この緊張したゴム紐によって積
極的に各関節部が牽引密着されている。このように緊張
したゴム紐によって指を屈曲させることができる。しか
しながら、従来の可動機構は緊張したゴム紐を用いてい
るので、長期間の使用や経年変化でゴム紐自体が劣化し
てしまうという問題点を有していた。
【0003】また、実公昭52ー14072号公報に
は、上記可動機構を用いた手型の玩具装置が示されてい
る。すなわち、円筒状の第2指、第3指、第4指、第5
指のそれぞれの先端より、上掌部を通り下掌部下端まで
貫通する緊張したゴム紐を有すると共に、円筒状の第1
指の先端より、第1指付根部を通り下掌部の他端を回っ
て再び第1指付根部に出る緊張したゴム紐を有し、これ
らの緊張したゴム紐によって積極的に各関節部が牽引密
着されている。このように緊張したゴム紐によって人間
の手及び指の執る姿勢の様々な形を実現し、且つその姿
勢を保持することができる。しかしながら、上記従来の
玩具装置は緊張したゴム紐を用いているので、長期間の
使用や経年変化でゴム紐自体が劣化してしまうという欠
点を有していた。このためゴム紐を交換する必要が生じ
るが、その作業が煩雑であるという問題点を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願請求項1に記載の
発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡
単で経年変化や長期の反復使用にも充分耐え得る可動機
構を提供することを目的とする。
【0005】本願請求項2乃至3に記載の発明は、上記
問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で経年変化
や長期の反復使用にも充分耐え得る可動機構を用いるこ
とにより、簡単な構成で興趣性の高い玩具装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の可動機構は下記の要件を
備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)少なくとも一対の連結体を有すること。 (ロ)一方の連結体は、少なくとも1の収納部を有する
こと。 (ハ)前記収納部には、ピニオンと爪が収納されている
こと。 (ニ)前記ピニオンはピニオン軸に固定されており、当
該ピニオン軸は前記収納部に回動自在に軸支されている
こと。 (ホ)前記爪は弾性部材で形成されており、前記ピニオ
ンと噛合していること。 (ヘ)他方の連結体は、少なくとも前記収納部を受ける
受け部を有すること。 (ト)前記受け部には、前記ピニオン軸が固定されてい
ること。
【0007】上記の課題を解決するため、本発明の請求
項2に記載の玩具装置は下記の要件を備えたことを特徴
とする。すなわち、 (イ)連結本体と、当該連結本体へ放射状に取り付けら
れる複数の屈曲体とを有すること。 (ロ)前記各屈曲体は、それぞれ連鎖状に連結される複
数の連結体を有すること。 (ハ)前記各連結体の一端には、少なくとも1の収納部
が形成されていること。 (ニ)前記収納部には、ピニオンと爪が収納されている
こと。 (ホ)前記ピニオンはピニオン軸に固定されており、当
該ピニオン軸は前記収納部に回動自在に軸支されている
こと。 (ヘ)前記爪は弾性部材で形成されており、前記ピニオ
ンと噛合していること。 (ト)前記各連結体の他端には、前記収納部を受ける受
け部が形成されていること。 (チ)前記受け部には、前記ピニオン軸が固定されてい
ること。
【0008】上記の課題を解決するため、本発明の請求
項3に記載の玩具装置は下記の要件を備えたことを特徴
とする。 (イ)連結本体と、当該連結本体へ放射状に取り付けら
れる複数の屈曲体とを有すること。 (ロ)前記各屈曲体は、それぞれ連鎖状に連結される複
数の連結体を有すること。 (ハ)前記複数の連結体は、第1の連結体と第2の連結
体とが交互に連結されていること。 (ニ)前記第1の連結体の両端には、少なくとも1の収
納部が形成されていること。 (ホ)前記収納部には、ピニオンと爪が収納されている
こと。 (ヘ)前記ピニオンはピニオン軸に固定されており、当
該ピニオン軸は前記収納部に回動自在に軸支されている
こと。 (ト)前記爪は弾性部材で形成されており、前記ピニオ
ンと噛合していること。 (チ)前記第2の連結体の両端には、前記収納部を受け
る受け部が形成されていること。 (リ)前記受け部には、前記ピニオン軸が固定されてい
ること。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る可動機構と、その可
動機構を用いた玩具装置の実施の形態を図1乃至図4に
基づいて説明する。図1は可動機構とその可動機構を用
いた玩具装置の分解斜視図であり、図2は可動機構とそ
の可動機構を用いた玩具装置の外観斜視図であり、図3
は可動機構とその可動機構を用いた玩具装置の要部断面
図であり、図4は爪の他の実施の形態を示した斜視図で
ある。
【0010】まず、全体的な構成を説明する。玩具装置
1は、中心部に位置する連結本体2と、当該連結本体2
へ放射状に取り付けられる複数の屈曲体3,4,5,
6,7,8とを有する。これらの連結本体2及び複数の
屈曲体3,4,5,6,7,8は合成樹脂、プラスチッ
ク等の適宜の部材から形成されている。そして、各屈曲
体3,4,5,6,7,8はそれぞれ連鎖状に連結され
る複数の連結体を有する。すなわち、屈曲体3は連結本
体2へ連結される連結体31と、当該連結体31へ連結
される連結体32と、当該連結体32へ連結される円盤
状の連結体33とを有する。また、屈曲体4は連結本体
2へ連結される連結体41と、当該連結体41へ連結さ
れる連結体42と、当該連結体42へ連結される円盤状
の連結体43とを有する。また、屈曲体5は連結本体2
へ連結される連結体51と、当該連結体51へ連結され
る連結体52と、当該連結体52へ連結される円盤状の
連結体53とを有する。また、屈曲体6は連結本体2へ
連結される連結体61と、当該連結体61へ連結される
連結体62と、当該連結体62へ連結される円盤状の連
結体63とを有する。また、屈曲体7は連結本体2へ連
結される連結体71と、当該連結体71へ連結される連
結体72と、当該連結体72へ連結される円盤状の連結
体73とを有する。また、屈曲体8は連結本体2へ連結
される連結体81と、当該連結体81へ連結される連結
体82と、当該連結体82へ連結される円盤状の連結体
83とを有する。
【0011】次に、連結本体2を説明する。ほぼ円盤状
に形成される連結本体2は、上部体2Aと下部体2Bと
を有する。上部体2Aの中心部には穴11aが開口され
ている。この穴11aに取り付けられる操作部12aに
は段部を有するボス13aが設けられている。このボス
13aの先端部は、穴11aに挿入し得るように穴11
aの直径よりも僅かに小さい直径の円筒状に形成されて
いる。同様に、下部体2Bの中心部には穴11bが開口
されている。この穴11bに取り付けられる操作部12
bには段部を有するボス13bが設けられている。この
ボス13bの先端部は、穴11bに挿入し得るように穴
11bの直径よりも僅かに小さい直径の円筒状に形成さ
れている。また、連結本体2内にはボス14を有し、こ
のボス14は上部体2Aの内側からボス13aへ取り付
けられる。そして、連結本体2内にはピニオン15を有
し、このピニオン15は下部体2Bの内側からボス13
bへ取り付けられる。また、下部体2Bの3箇所にはボ
ス16,17,18のそれぞれが一体に形成されてい
る。このボス16,17,18のそれぞれは外部からビ
スを挿入するための穴が開口されている。また、ボス1
6には接触片19が固定され、当該接触片19は前記ピ
ニオン15と圧接状態に接触する。このように、接触片
19がピニオン15と圧接状態に接触しているので、ピ
ニオン15を回転させたときにクリック音が発生するよ
うになっている。
【0012】上部体2Aには、放射状に突出して形成さ
れた枠体23a,24a,25a,26a,27a,2
8aを有する。これらの枠体23a,24a,25a,
26a,27a,28aは、上部体2Aと一体に形成さ
れる。そして、下部体2Bには、上記枠体23a,24
a,25a,26a,27a,28aと対応する位置に
枠体23b,24b,25b,26b,27b,28b
が一体に形成されている。この上部体2Aを下部体2B
に取り付けることにより、枠体23a,24a,25
a,26a,27a,28aが対応する枠体23b,2
4b,25b,26b,27b,28bと合致し、それ
ぞれが収納部を形成する。すなわち、枠体23aと枠体
23bとで収納部23を形成し、枠体24aと枠体24
bとで収納部24を形成し、枠体25aと枠体25bと
で収納部25を形成し、枠体26aと枠体26bとで収
納部26を形成し、枠体27aと枠体27bとで収納部
27を形成し、枠体28aと枠体28bとで収納部28
を形成する。
【0013】次に、連結本体2へ放射状に取り付けられ
る複数の屈曲体3,4,5,6,7,8の内、屈曲体3
を代表して説明する。この屈曲体3は、連鎖状に連結さ
れた複数の連結体31と、連結体32と、連結体33と
を有する。連結体31は、連結上部体31Aと連結下部
体31Bとで構成され、同様に連結体32は、連結上部
体32Aと連結下部体32Bとで構成されている。連結
体31の一端には収納部が形成されている。すなわち、
連結上部体31Aの一端には枠体31cが一体に形成さ
れ、連結下部体31Bの一端には枠体31dが一体に形
成されている。この連結上部体31Aを連結下部体31
Bに取り付けることにより、枠体31cと枠体31dと
が合致し、当該枠体31cと枠体31dとで収納部が形
成される。そして、枠体31cと枠体31dの側壁に
は、後で説明するピニオン軸を回転自在に軸支するため
の丸穴31eが形成されている。また、連結体31の他
端には他方の連結体、例えば連結本体2の収納部23を
受けるための受け部31fが形成されている。そして、
この受け部31fには後で説明するピニオン軸を固定す
るための角穴31gが形成されている。
【0014】連結体32の構成は、上記連結体31と同
様であり詳細な説明を省略する。そして、連結体33は
連結体32側の収納部を受けるための受け部33Aを有
し、当該受け部33Aには円盤体33Bが取り付けら
れ、当該円盤体33Bには曲面を有する突起33Cが取
り付けられている。尚、図1及び図2に示した例では、
同一形状の2個の連結体31,32を連鎖状に連結した
場合を説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、1の連結体又は3以上の同一形状の連結体を用いて
構成することができる。もちろん、各連結体31,32
の外観形状は図1及び図2に示すような形状には限定さ
れず、少なくとも収納部と受け部とを有するものであれ
ば、いかなる形状に形成してもよい。また、連鎖状に連
結される複数の連結体31,32,33の内、最終端の
連結体33は受け部33Aと、円盤体33Bと、突起3
3Cとを有して構成したが、本発明はこれに限定される
ことなく、少なくとも受け部を有するものであれば適宜
の形状に形成することができる。もちろん、最終端の連
結体33を除いて連結体31と同一形状の複数の連結体
を用いて屈曲体3を構成してもよい。
【0015】前述した屈曲体3の構成は、他の屈曲体
4,5,6,7,8についても同様であり、詳細な説明
を省略する。尚、図1及び図2に示した例では、6個の
屈曲体3,4,5,6,7,8を連結本体2へ放射状に
取り付けた場合を示したが、本発明はこれに限定される
ことなく適宜の数の屈曲体を連結本体2へ取り付けて構
成することができる。
【0016】次に、可動機構を説明する。前述したよう
に、本発明は連結本体2へ放射状に取り付けられる複数
の屈曲体3,4,5,6,7,8を有し、各屈曲体3,
4,5,6,7,8はそれぞれ連鎖状に連結される複数
の連結体を有する。これらの複数の連結体の内、隣り合
う一対の連結体によってそれぞれ本発明に係る可動機構
を構成している。この場合、連結本体2も上記可動機構
を構成する連結体に含まれる。すなわち、連結本体2
と、当該連結本体2へ取り付けられる連結体とによって
本発明に係る可動機構を構成する。例えば、連結本体2
と屈曲体3とで形成される可動機構を説明すると、連結
本体2と連結体31とで可動機構を構成し、連結体31
と連結体32とで可動機構を構成し、連結体32と連結
体33とで可動機構を構成する。また、連結本体2と屈
曲体4について説明すると、連結本体2と連結体41と
で可動機構を構成し、連結体41と連結体42とで可動
機構を構成し、連結体42と連結体43とで可動機構を
構成する。このような可動機構は、連結本体2と他の屈
曲体5,6,7,8についても同様であり、隣り合う一
対の連結体によってそれぞれが本発明に係る可動機構を
構成している。
【0017】次に、上記複数の可動機構の内、連結本体
2と連結体31とで構成される可動機構を詳細に説明す
る。枠体23aと枠体23bとで形成される収納部23
には、ピニオン91と、爪92が収納されている。ピニ
オン91は合成樹脂等で形成されている。また、突起9
2aを有する爪92は、合成樹脂等を用いた適宜の弾性
部材から一体成形されている。そして、ピニオン91と
爪92を収納部23へ収納したときに、弾性部材で形成
される爪92がピニオン91と押圧状態に噛合される。
ピニオン91には四角柱状の形状を有するピニオン軸9
4が固定されている。上記枠体23aと枠体23bの側
壁にはピニオン軸94を回転自在に軸支するための丸穴
21が形成されている。連結体31の他端には、収納部
23を受ける受け部31fが形成されている。この受け
部31fの側壁には、ピニオン軸94の断面の一辺の長
さとほぼ等しいか、僅かに長い一辺を有する角穴31g
が形成される。すなわち、連結体31は、連結上部体3
1Aと連結下部体31Bとで構成され、この連結上部体
31Aと連結下部体31Bとを合致させたときに角穴3
1gが形成される。この角穴31gにはピニオン軸94
を回転しないように固定する。
【0018】図1に示した爪92は全体が環状に形成さ
れ、ピニオン91と対向する部分に突起92aが設けら
れているが、本発明はこれに限定されることなく、適宜
の形状に形成することができる。例えば、図4に示すよ
うに爪93全体を非環状に形成して隙間93bを設け、
ピニオン91と対向する部分に突起93aを設けて構成
してもよい。このように爪93全体を非環状に形成して
隙間93bを設けることにより、爪93の弾力性を向上
させることができる。尚、上記では連結本体2と連結体
31とで構成される可動機構を説明したが、他の可動機
構の構成についても前述した可動機構と同様であり、詳
細な説明を省略する。
【0019】次に、本発明に係る可動機構の作用を説明
する。複数の可動機構の内、連結本体2と連結体31と
で構成される可動機構を例にとって説明する。前述した
ように連結体体2の一端に形成された収納部23にはピ
ニオン91と爪92が収納され、この爪92がピニオン
91に押圧状態で噛み合い、且つピニオン軸94が回転
自在に軸支されている。また、連結体31の受け部31
f側にはピニオン軸94が角穴31gへ固定されている
ので、連結体体2に対して連結体31を任意の角度に屈
曲させることができる。すなわち、連結体31を屈曲さ
せると、ピニオン91が連結体31と一体に回転するこ
とになる。このピニオン91が回転すると、このピニオ
ン91に押圧状態で噛み合っている爪92がその噛み合
いを乗り越える際にクリック音を発生する。このように
ピニオン91が回転した後も、このピニオン91に対し
て爪92が押圧状態で噛み合っているので、その屈曲状
態が保持される。以上のごとく、収納部23にはピニオ
ン91と爪92が収納され、この爪92がピニオン91
に押圧状態で噛み合っているので、構造が簡単であり経
年変化や長期の反復使用にも充分耐え得る可動機構が得
られる。尚、上記では連結本体2と連結体31とで構成
される可動機構について説明したが、他の可動機構の作
用についても前述したと同様であり、詳細な説明を省略
する。
【0020】次に、本発明に係る玩具装置の作用を説明
する。連結本体2へ放射状に取り付けられる複数の屈曲
体3,4,5,6,7,8の内、屈曲体3を代表して説
明する。この屈曲体3は、連鎖状に連結された複数の連
結体31と、連結体32と、連結体33とを有する。連
結本体2と連結体31とで可動機構を構成し、連結体3
1と連結体32とで可動機構を構成し、連結体32と連
結体33とで可動機構を構成している。従って、連結本
体2に対して連結体31を上下に折り曲げて任意の角度
に屈曲させることができ、その屈曲状態を保持すること
ができる。同様に、連結体32を連結体31に対して任
意の角度に屈曲させることができ、その屈曲状態を保持
することができる。また、図3に二点鎖線で示すように
連結体33を連結体32に対して任意の角度に屈曲させ
ることができ、その屈曲状態を保持することができる。
このような屈曲体3の作用は、他の屈曲体4,5,6,
7,8についても同様である。従って、複数の屈曲体
3,4,5,6,7,8をそれぞれ任意の角度に屈曲さ
せることにより、玩具装置1全体を奇抜な形状に屈曲さ
せ、且つその形状を保持することができる。また、複数
の屈曲体3,4,5,6,7,8をそれぞれ任意の角度
に屈曲させる際にクリック音が発生するので、遊戯者に
興味を抱かせることができ、興趣性の高い知育玩具を実
現することができる。また、遊戯者が操作部12a又は
12bを回転させると、当該操作部12a,12bと一
体にピニオン15が回転する。ピニオン15には接触片
19が圧接状態に接触しているので、ピニオン15が回
転する際にクリック音を発生する。
【0021】次に、図5及び図6を参照して本発明に係
る他の実施の形態における可動機構とその可動機構を用
いた玩具装置100を説明する。ほぼ円盤状に形成され
る連結本体2は、上部体2Aと下部体2Bとを有する。
上部体2Aと下部体2Bとが当接する部分には、複数の
溶着部101,101,…が形成されている。この溶着
部101は、超音波振動により接着させる場合に当該溶
着部101が溶け出して上部体2Aと下部体2Bとを接
着させるための接着剤である。また、連結体31は連結
上部体31Aと連結下部体31Bとで形成され、この連
結上部体31A若しくは連結下部体31Bのいずれか一
方に複数の溶着部102,102が形成される。図5に
示す実施例では連結下部体31Bに2つの溶着部102
が形成され、当該溶着部102の長さはその先端部が連
結上部体31Aと接触する程度に設定されている。この
溶着部102は、超音波振動により接着させる場合に当
該溶着部102の先端部が溶け出して連結上部体31A
と連結下部体31Bとを接合させるための接着剤であ
る。このような構成は他の連結体についても同様であり
詳細な説明を省略する。
【0022】次に、上記複数の可動機構の内、連結本体
2と連結体31とで構成される可動機構を説明する。枠
体23aと枠体23bとで形成される収納部23には、
ピニオン191と、爪92が収納されている。ピニオン
191は合成樹脂等により形成され、円周の一部分、す
なわち爪92と噛み合う部分にギアが形成されている。
また、ピニオン191はピニオン軸194に固定されて
いる。このピニオン軸194はほぼ円柱状に形成され、
角穴31gと当接する部分だけが平らに切除されてい
る。このピニオン軸194の平らに切除された部分が角
穴31gと当接することにより、当該角穴31gにピニ
オン軸194が回転しないように固定される。
【0023】また、連鎖状に連結される複数の連結体3
1,32,133の内、最終端の連結体133は上部円
盤体133Aと、下部円盤体133Bとで構成されてい
る。前述したと同様に、超音波振動により上部円盤体1
33Aと下部円盤体133Bとの当接部分が溶け出して
当該上部円盤体133Aと下部円盤体133Bとが接合
するようになっている。
【0024】尚、上記に示した以外の構成は、図1乃至
図4に示したと同様であり、同一構成部分については同
一番号を付して詳細な説明を省略する。また、本発明に
係る可動機構は前述した玩具装置のみならず、人形やロ
ボット等の関節装置としてそのまま適用することができ
る。
【0025】
【実施例】次に、図1乃至図4に示した本発明に係る玩
具装置1の組立を説明する。まず、連結本体2の組立を
説明する。上部体2A側の穴11aへ操作部12a側の
ボス13aの先端部を挿入する。この挿入されたボス1
3aの先端部は、ボス14へ挿入される。ボス13aに
はネジ山が形成されており、ビスをボス14から挿入し
てボス13aにビス止めすることにより、ボス13aと
ボス14が固定される。このとき、穴11aへ挿入され
るボス13aの先端部の直径は、穴11aの直径よりも
僅かに小さく設定されているので、操作部12a及びボ
ス14は上部体2Aへ回動自在に取り付けられる。同様
に、下部体2B側の穴11bへ操作部12b側のボス1
3bの先端部を挿入する。この挿入されたボス13bの
先端部は、ピニオン15の基部に挿入される。ボス13
bにはネジ山が形成されており、ビスをピニオン15側
から挿入してボス13bにビス止めすることにより、ボ
ス13bとピニオン15が固定される。このとき、ピニ
オン15には接触片19が圧接状態に接触する。また、
穴11bへ挿入されるボス13bの先端部の直径は、穴
11bの直径よりも僅かに小さく設定されているので、
操作部12b及びピニオン15は下部体2Bへ回動自在
に取り付けられる。
【0026】次に、各収納部23,24,25,26,
27,28へそれぞれピニオン91と爪92を収納す
る。このとき爪92がピニオン91に押圧状態で噛み合
うように収納される。このように各収納部にピニオン9
1と爪92を収納した状態で下部体2Bを上部体2Aへ
ビス止めする。すなわち、上部体2A側にはボス16,
17,18と対応する位置に図示しないボスが設けられ
ており、当該ボスにはネジ山が形成されている。また、
各ボス16,17,18には外部に連通する穴が形成さ
れており、下部体2Bの外部から各ボス16,17,1
8の穴を介してビスを挿入し、当該ビスを上部体2A側
のボスへビス止めする。このように、下部体2Bを上部
体2Aへビス止めすると、各収納部23,24,25,
26,27,28の側壁に回転自在に軸支されたピニオ
ン軸94が外部へ突出することになる。
【0027】次に、連結本体2に対する屈曲体3の取付
を説明する。連結体31の枠体31cと枠体31dとで
形成される収納部へピニオン91と爪92を収納する。
このときピニオン91のピニオン軸が丸穴31eへ回転
自在に軸支されると共に、爪92がピニオン91に押圧
状態で噛み合うように収納される。また同時に、連結体
31の他端に形成された受け部31fへ連結本体2の収
納部23を受けるべく当該収納部23の側壁から突出し
たピニオン軸94を角穴31gへ固定する。このような
状態で連結上部体32Aと連結下部体32Bとをビス又
は適宜の接着剤を用いて固定する。同様に、連結体31
へ連結体32を連結し、当該連結体32へ連結体33を
連結することにより、屈曲体3が連結本体2へ取付けら
れる。尚、他の屈曲体4,5,6,7,8が連結本体2
へ取付けられる場合も上記と同様であり、詳細な説明を
省略する。また、上記の説明では先に連結本体2を組立
てて当該連結本体2に対して屈曲体3を取り付けるよう
にしたが、先に屈曲体3を組立てて当該屈曲体3に対し
て連結本体2を組み付けるようにしてもよい。
【0028】次に、図5及び図6に示した玩具装置10
0の組立を説明する。まず、最終端の連結体133を組
み立てる場合は、上部円盤体133Aと下部円盤体13
3Bとを当接させた状態で超音波振動を与えることによ
り上部円盤体133Aと下部円盤体133Bとを接合さ
せる。すなわち、超音波振動を与えると上部円盤体13
3Aと下部円盤体133Bとの当接部分が超音波振動に
より溶け出して当該上部円盤体133Aと下部円盤体1
33Bとが確実に接合する。次に、連結体31を組み立
てる場合を説明する。連結下部体31Bには2つの溶着
部102が形成されており、連結上部体31Aと連結下
部体31Bとを当接させた状態で当該当接部分に超音波
振動を与えたときに溶着部102の先端部が溶け出して
連結上部体31Aと連結下部体31Bとを接合させる。
次に、連結本体2の組立を説明する。上部体2Aと下部
体2Bとが当接する部分には、複数の溶着部101,1
01,…が形成されており、上部体2Aと下部体2Bと
を当接させた状態で超音波振動を与えると当該複数の溶
着部101,101,…が溶け出して上部体2Aと下部
体2Bとを接着させる。尚、上記以外の組立工程につい
ては図1乃至図4に示したと同様であり、詳細な説明を
省略する。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項1
に記載の可動機構は少なくとも一対の連結体を有し、一
方の連結体は少なくとも1の収納部を有し、収納部には
ピニオンと爪が収納されている。ピニオンはピニオン軸
に固定され、当該ピニオン軸は収納部に回動自在に軸支
されている。前記爪は弾性部材で形成され、前記ピニオ
ンと噛合している。また、他方の連結体は少なくとも収
納部を受ける受け部を有し、受け部にはピニオン軸が固
定されている。このように、ピニオンに爪を噛み合わせ
て可動機構を構成したので、構造が簡単で経年変化や長
期の反復使用にも充分耐え得る可動機構を提供すること
ができるという効果を有する。また、可動機構を屈曲さ
せる際にクリック音が発生するので、遊戯者に興味を抱
かせることができ、興趣性の高い知育玩具を実現するこ
とができるという効果を有する。
【0030】また、本願請求項2に記載の玩具装置は、
連結本体と当該連結本体へ放射状に取り付けられる複数
の屈曲体とを有し、各屈曲体はそれぞれ連鎖状に連結さ
れる複数の連結体を有する。各連結体の一端には少なく
とも1の収納部が形成され、収納部にはピニオンと爪が
収納されている。ピニオンはピニオン軸に固定されてお
り当該ピニオン軸は収納部に回動自在に軸支されてい
る。前記爪は弾性部材で形成されており前記ピニオンと
噛合している。また、各連結体の他端には収納部を受け
る受け部が形成され、この受け部にはピニオン軸が固定
されている。このように、連結本体と当該連結本体へ放
射状に取り付けられる複数の屈曲体とを有し、各屈曲体
はそれぞれ連鎖状に連結される複数の連結体により構成
しており、構造が簡単で経年変化や長期の反復使用にも
充分耐え得る可動機構を上記連結体として用いることに
より、簡単な構成で興趣性の高い玩具装置を実現するこ
とができるという効果を有する。また、複数の屈曲体を
それぞれ任意の角度に屈曲させることにより、玩具装置
全体を奇抜な形状に屈曲させることができ、且つその形
状を保持することができるという効果を有する。また、
複数の屈曲体をそれぞれ任意の角度に屈曲させる際にク
リック音が発生するので、特に幼児等の遊戯者に興味を
抱かせつつ、指先の機能向上のための訓練に最適であ
り、興趣性の高い知育玩具を実現することができるとい
う効果を有する。
【0031】また、本願請求項3に記載の玩具装置は、
連結本体と当該連結本体へ放射状に取り付けられる複数
の屈曲体とを有し、各屈曲体はそれぞれ連鎖状に連結さ
れる複数の連結体を有する。複数の連結体は第1の連結
体と第2の連結体とが交互に連結されている。第1の連
結体の両端には少なくとも1の収納部が形成され、当該
収納部にはピニオンと爪が収納されている。ピニオンは
ピニオン軸に固定されており、ピニオン軸は収納部に回
動自在に軸支されている。そして、爪は弾性部材で形成
されており前記ピニオンと噛合している。また、第2の
連結体の両端には収納部を受ける受け部が形成され、当
該受け部にはピニオン軸が固定されている。このよう
に、連結本体と当該連結本体へ放射状に取り付けられる
複数の屈曲体とを有し、各屈曲体はそれぞれ連鎖状に連
結される複数の連結体により構成しており、構造が簡単
で経年変化や長期の反復使用にも充分耐え得る可動機構
を上記連結体として用いることにより、簡単な構成で興
趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果
を有する。また、複数の屈曲体をそれぞれ任意の角度に
屈曲させることにより、玩具装置全体を奇抜な形状に屈
曲させることができ、且つその形状を保持することがで
きるという効果を有する。また、複数の屈曲体をそれぞ
れ任意の角度に屈曲させる際にクリック音が発生するの
で、特に幼児等の遊戯者に興味を抱かせつつ、指先の機
能向上のための訓練に最適であり、興趣性の高い知育玩
具を実現することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の可動機構とその可動機
構を用いた玩具装置の分解斜視図である。
【図2】図1の可動機構とその可動機構を用いた玩具装
置の外観斜視図である。
【図3】図1の可動機構とその可動機構を用いた玩具装
置の要部断面図である。
【図4】爪の他の実施例を示した斜視図である。
【図5】本発明に係る他の実施の形態における可動機構
とその可動機構を用いた玩具装置の分解斜視図である。
【図6】図5の可動機構とその可動機構を用いた玩具装
置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 玩具装置 2 連結本体 3 屈曲体 4 屈曲体 5 屈曲体 6 屈曲体 7 屈曲体 8 屈曲体 31 連結体 32 連結体 33 連結体 41 連結体 42 連結体 43 連結体 51 連結体 52 連結体 53 連結体 61 連結体 62 連結体 63 連結体 71 連結体 72 連結体 73 連結体 81 連結体 82 連結体 83 連結体 91 ピニオン 92 爪 93 爪 94 ピニオン軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る可動機構。 (イ)少なくとも一対の連結体を有すること。 (ロ)一方の連結体は、少なくとも1の収納部を有する
    こと。 (ハ)前記収納部には、ピニオンと爪が収納されている
    こと。 (ニ)前記ピニオンはピニオン軸に固定されており、当
    該ピニオン軸は前記収納部に回動自在に軸支されている
    こと。 (ホ)前記爪は弾性部材で形成されており、前記ピニオ
    ンと噛合していること。 (ヘ)他方の連結体は、少なくとも前記収納部を受ける
    受け部を有すること。 (ト)前記受け部には、前記ピニオン軸が固定されてい
    ること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る玩具装置。 (イ)連結本体と、当該連結本体へ放射状に取り付けら
    れる複数の屈曲体とを有すること。 (ロ)前記各屈曲体は、それぞれ連鎖状に連結される複
    数の連結体を有すること。 (ハ)前記各連結体の一端には、少なくとも1の収納部
    が形成されていること。 (ニ)前記収納部には、ピニオンと爪が収納されている
    こと。 (ホ)前記ピニオンはピニオン軸に固定されており、当
    該ピニオン軸は前記収納部に回動自在に軸支されている
    こと。 (ヘ)前記爪は弾性部材で形成されており、前記ピニオ
    ンと噛合していること。 (ト)前記各連結体の他端には、前記収納部を受ける受
    け部が形成されていること。 (チ)前記受け部には、前記ピニオン軸が固定されてい
    ること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る玩具装置。 (イ)連結本体と、当該連結本体へ放射状に取り付けら
    れる複数の屈曲体とを有すること。 (ロ)前記各屈曲体は、それぞれ連鎖状に連結される複
    数の連結体を有すること。 (ハ)前記複数の連結体は、第1の連結体と第2の連結
    体とが交互に連結されていること。 (ニ)前記第1の連結体の両端には、少なくとも1の収
    納部が形成されていること。 (ホ)前記収納部には、ピニオンと爪が収納されている
    こと。 (ヘ)前記ピニオンはピニオン軸に固定されており、当
    該ピニオン軸は前記収納部に回動自在に軸支されている
    こと。 (ト)前記爪は弾性部材で形成されており、前記ピニオ
    ンと噛合していること。 (チ)前記第2の連結体の両端には、前記収納部を受け
    る受け部が形成されていること。 (リ)前記受け部には、前記ピニオン軸が固定されてい
    ること。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019366A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Tomy Co Ltd 手遊び玩具
JP2003507274A (ja) * 1999-08-20 2003-02-25 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 可聴クロージャー指示器付き柔軟な貯蔵袋
WO2003031007A1 (en) * 2001-10-09 2003-04-17 Lego A/S An automotive toy comprising flexible elements

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