JPH10137508A - 水処理凝集剤および水処理方法 - Google Patents
水処理凝集剤および水処理方法Info
- Publication number
- JPH10137508A JPH10137508A JP8313072A JP31307296A JPH10137508A JP H10137508 A JPH10137508 A JP H10137508A JP 8313072 A JP8313072 A JP 8313072A JP 31307296 A JP31307296 A JP 31307296A JP H10137508 A JPH10137508 A JP H10137508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tio
- water treatment
- turbidity
- salt
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/52—Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
- C02F1/5236—Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities using inorganic agents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理水中のアルミニウム分が少なく又はアル
ミニウム分を含まなく、更に中性領域のpHで使用する
ことができる水処理凝集剤及び処理方法を提供する。 【解決手段】 (a)硫酸チタニル水溶液またはオルト
チタン酸の塩酸溶液と、(b)アルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩とを、(a)をTiO2 に換算して
(a)/(b)=0.25〜0.0002の重量割合で
配合することを特徴とする水処理凝集剤及び処理方法。
ミニウム分を含まなく、更に中性領域のpHで使用する
ことができる水処理凝集剤及び処理方法を提供する。 【解決手段】 (a)硫酸チタニル水溶液またはオルト
チタン酸の塩酸溶液と、(b)アルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩とを、(a)をTiO2 に換算して
(a)/(b)=0.25〜0.0002の重量割合で
配合することを特徴とする水処理凝集剤及び処理方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中に懸濁または
溶解している物質の沈殿除去に有効な新規組成物とその
使用方法に関する。
溶解している物質の沈殿除去に有効な新規組成物とその
使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上水、下水、屎尿、工業用水の処理や化
学、冶金、染色、澱粉などの工業廃水の処理に際し、そ
の処理液の清澄化あるいは懸濁物の分離には各種の凝集
剤が使われている。これらの凝集剤としては、硫酸第一
鉄、硫酸第二鉄、塩素化コッパラス〔Fe2 (SO4 )
3 ・FeCl2 〕、塩化第一鉄、塩化第二鉄、ポリ塩化
アルミニウムなどの無機系凝集剤が知られており、ま
た、凝集助剤としては消石灰、活性シリカ、ケイ酸ナト
リウム、ベントナイトなどが知られている。
学、冶金、染色、澱粉などの工業廃水の処理に際し、そ
の処理液の清澄化あるいは懸濁物の分離には各種の凝集
剤が使われている。これらの凝集剤としては、硫酸第一
鉄、硫酸第二鉄、塩素化コッパラス〔Fe2 (SO4 )
3 ・FeCl2 〕、塩化第一鉄、塩化第二鉄、ポリ塩化
アルミニウムなどの無機系凝集剤が知られており、ま
た、凝集助剤としては消石灰、活性シリカ、ケイ酸ナト
リウム、ベントナイトなどが知られている。
【0003】また、特公昭35−12733号公報で
は、パルプ廃液および選炭廃液などの汚濁水の急速清澄
法として四塩化チタンが使用され、特開昭49−717
8号公報では、硫酸アルミニウム系凝集剤として硫酸ア
ルミニウムと硫酸チタンが併用されている。
は、パルプ廃液および選炭廃液などの汚濁水の急速清澄
法として四塩化チタンが使用され、特開昭49−717
8号公報では、硫酸アルミニウム系凝集剤として硫酸ア
ルミニウムと硫酸チタンが併用されている。
【0004】特開昭56−126483号公報では、流
出水のリン酸塩除去に好適な沈殿剤として硫酸鉄(I
I)、硫酸鉄(III)、硫酸アルミニウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸チタニルなどを含む水系組成物が開示さ
れている。
出水のリン酸塩除去に好適な沈殿剤として硫酸鉄(I
I)、硫酸鉄(III)、硫酸アルミニウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸チタニルなどを含む水系組成物が開示さ
れている。
【0005】特開昭59−49811号公報では、水処
理剤として、四塩化チタン、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、
硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムの一種または二種
以上を用いる方法が開示されている。
理剤として、四塩化チタン、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、
硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムの一種または二種
以上を用いる方法が開示されている。
【0006】特開平3−213194号公報では、染色
排水の処理方法として、塩化鉄などの無機塩凝集剤にア
ルカリ土類金属塩を添加して凝集効果を向上させてい
る。
排水の処理方法として、塩化鉄などの無機塩凝集剤にア
ルカリ土類金属塩を添加して凝集効果を向上させてい
る。
【0007】特開平7−108105号公報では、アオ
コ凝集剤および凝集沈殿法としてポリ硫酸鉄、ポリ塩化
鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウムおよ
び塩化アルミニウムの一種または二種以上の無機物を使
用する方法が開示されている。
コ凝集剤および凝集沈殿法としてポリ硫酸鉄、ポリ塩化
鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウムおよ
び塩化アルミニウムの一種または二種以上の無機物を使
用する方法が開示されている。
【0008】水処理技術 Vol.5 No.12, 15 (1964)には
河川水の鉄分除去に凝集処理が有効であり、四塩化チタ
ンの効果が報告されている。しかしながら、四塩化チタ
ンの除鉄効果はpH値が3.5 〜5.5 の酸性領域で優れて
おり、また、上澄水中にチタンが残留する問題が指摘さ
れている。
河川水の鉄分除去に凝集処理が有効であり、四塩化チタ
ンの効果が報告されている。しかしながら、四塩化チタ
ンの除鉄効果はpH値が3.5 〜5.5 の酸性領域で優れて
おり、また、上澄水中にチタンが残留する問題が指摘さ
れている。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】一般にアルミニウム塩
や鉄塩の無機系凝集剤は最適凝集pH領域が存在し、ア
ルミニウム塩においては中性領域、鉄塩においては中性
からアルカリ性の領域で凝集処理操作が行なわれる。し
かしながら、チタン塩は酸性側およびアルカリ側の両端
に最適凝集域があり、中性pH領域では凝集機能が低下
すると共に上澄水中にチタンの加水分解生成物がコロイ
ド状で残留する。たとえば河川水などの粘土系懸濁物を
pH6〜8の中性領域で処理しようとすると、架橋作用
によるフロックの粗大化現象が生起せず、添加したチタ
ン分の大部分はコロイド状で上澄水中に残りほとんど凝
集に寄与しない。このため、pH6〜8の中性領域での
処理が不可欠な上水道の凝集沈殿処理操作にチタン塩を
凝集剤として使用すると、凝集不良による除濁不良問
題、上澄水中のコロイド状残留チタンによるろ過池負荷
の増大の問題に加えて、注入量の増加によるスラッジ量
の増加など多くの問題を生じるので上水道で採用するこ
とが出来なかった。
や鉄塩の無機系凝集剤は最適凝集pH領域が存在し、ア
ルミニウム塩においては中性領域、鉄塩においては中性
からアルカリ性の領域で凝集処理操作が行なわれる。し
かしながら、チタン塩は酸性側およびアルカリ側の両端
に最適凝集域があり、中性pH領域では凝集機能が低下
すると共に上澄水中にチタンの加水分解生成物がコロイ
ド状で残留する。たとえば河川水などの粘土系懸濁物を
pH6〜8の中性領域で処理しようとすると、架橋作用
によるフロックの粗大化現象が生起せず、添加したチタ
ン分の大部分はコロイド状で上澄水中に残りほとんど凝
集に寄与しない。このため、pH6〜8の中性領域での
処理が不可欠な上水道の凝集沈殿処理操作にチタン塩を
凝集剤として使用すると、凝集不良による除濁不良問
題、上澄水中のコロイド状残留チタンによるろ過池負荷
の増大の問題に加えて、注入量の増加によるスラッジ量
の増加など多くの問題を生じるので上水道で採用するこ
とが出来なかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】アルミ系および鉄系凝集
剤は、その凝集特性から中性pH域で凝集沈殿操作が行
なわれる。ところが四塩化チタンおよび硫酸チタニル
は、この中性域では除濁機能が極端に低下し、さらに添
加したチタン分のほとんどが上澄水に残留するなど特異
な挙動を示す。
剤は、その凝集特性から中性pH域で凝集沈殿操作が行
なわれる。ところが四塩化チタンおよび硫酸チタニル
は、この中性域では除濁機能が極端に低下し、さらに添
加したチタン分のほとんどが上澄水に残留するなど特異
な挙動を示す。
【0011】このチタン塩水溶液の加水分解機構につい
て研究した結果、特定な濃度以上のアルカリ金属または
アルカリ土類金属の中性塩(当量塩)の共存下で加水分
解させることにより、中性域での凝集機能を大幅に改善
出来ることを見いだした。この結果、中性域でのフロッ
ク生成が可能となるとともに、付随的に上澄中の残留チ
タンが大幅に減少するため上水用凝集剤としての適用が
可能となった。
て研究した結果、特定な濃度以上のアルカリ金属または
アルカリ土類金属の中性塩(当量塩)の共存下で加水分
解させることにより、中性域での凝集機能を大幅に改善
出来ることを見いだした。この結果、中性域でのフロッ
ク生成が可能となるとともに、付随的に上澄中の残留チ
タンが大幅に減少するため上水用凝集剤としての適用が
可能となった。
【0012】中性域では全く凝集機能を有しないアルカ
リ金属およびアルカリ土類金属の添加効果の原理は明ら
かでないが、アルカリ金属または土類金属を共存せしめ
ることにより、中性域でもフロック生成可能な架橋作用
を有する加水分解生成物を生成し、コロイド状様の加水
分解生成物の発生を抑制するようである。アルカリ金属
塩としてはナトリウム、カリウム、リチウムなどのハロ
ゲン化物および硫酸塩の水溶性塩、アルカリ土類金属塩
としてカルシウム、マグネシウム、バリウムなどのハロ
ゲン化物または硫酸塩の水溶性塩が適当である。好まし
くは塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、
硫酸カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫
酸マグネシウムの1種または2種以上を用いる。
リ金属およびアルカリ土類金属の添加効果の原理は明ら
かでないが、アルカリ金属または土類金属を共存せしめ
ることにより、中性域でもフロック生成可能な架橋作用
を有する加水分解生成物を生成し、コロイド状様の加水
分解生成物の発生を抑制するようである。アルカリ金属
塩としてはナトリウム、カリウム、リチウムなどのハロ
ゲン化物および硫酸塩の水溶性塩、アルカリ土類金属塩
としてカルシウム、マグネシウム、バリウムなどのハロ
ゲン化物または硫酸塩の水溶性塩が適当である。好まし
くは塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、
硫酸カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫
酸マグネシウムの1種または2種以上を用いる。
【0013】塩化チタンおよび硫酸チタニルに対するア
ルカリ金属および土類金属塩の比率はTiO2 /(アル
カリ金属または土類金属塩)=0.25〜0.0002
の重量比率が好ましい。この比率が0.25よりも大き
い、すなわち、TiO2 の比率が大きくなると、中性p
H域での凝集能が低下し残留チタン量が増加する。他
方、比率が0.0002以下の場合は同様の効果が得ら
れるが経済的に好ましくない。本願発明によれば、従来
のチタン系凝集剤の凝集領域はもちろんのこと今まで困
難とされていた中性pH域での凝集沈殿処理を可能にし
たのである。
ルカリ金属および土類金属塩の比率はTiO2 /(アル
カリ金属または土類金属塩)=0.25〜0.0002
の重量比率が好ましい。この比率が0.25よりも大き
い、すなわち、TiO2 の比率が大きくなると、中性p
H域での凝集能が低下し残留チタン量が増加する。他
方、比率が0.0002以下の場合は同様の効果が得ら
れるが経済的に好ましくない。本願発明によれば、従来
のチタン系凝集剤の凝集領域はもちろんのこと今まで困
難とされていた中性pH域での凝集沈殿処理を可能にし
たのである。
【0014】本発明者等はさらに研究を進め、前記のチ
タン塩にアルカリ金属または土類金属を配合した系にア
ルミニウム塩、鉄塩またはジルコニウム塩を配合し、凝
集を促進させることを見出した。すなわち、チタン塩に
これらの凝集剤を配合することにより、低注入域での除
濁効果を高めることが出来る。
タン塩にアルカリ金属または土類金属を配合した系にア
ルミニウム塩、鉄塩またはジルコニウム塩を配合し、凝
集を促進させることを見出した。すなわち、チタン塩に
これらの凝集剤を配合することにより、低注入域での除
濁効果を高めることが出来る。
【0015】このチタン塩に対するアルミニウム塩、鉄
塩およびジルコニウム塩の配合割合は酸化チタン/各金
属酸化物(TiO2 /Al2 O3 ,Fe2 O3 またはZ
rO2 )=1〜40の重量割合がよい。好ましくは5〜
20の範囲が効果的である。
塩およびジルコニウム塩の配合割合は酸化チタン/各金
属酸化物(TiO2 /Al2 O3 ,Fe2 O3 またはZ
rO2 )=1〜40の重量割合がよい。好ましくは5〜
20の範囲が効果的である。
【0016】アルミニウム塩としてはポリ塩化アルミニ
ウム、硫酸アルミニウムおよび塩化アルミニウムが用い
られる。鉄塩としては塩化第2鉄、ポリ硫酸鉄、硫酸第
2鉄、塩化第1鉄および硫酸第1鉄が用いられる。ジル
コニウム塩としては二塩化酸化ジルコニウムおよび硫酸
ジルコニウムが用いられる。
ウム、硫酸アルミニウムおよび塩化アルミニウムが用い
られる。鉄塩としては塩化第2鉄、ポリ硫酸鉄、硫酸第
2鉄、塩化第1鉄および硫酸第1鉄が用いられる。ジル
コニウム塩としては二塩化酸化ジルコニウムおよび硫酸
ジルコニウムが用いられる。
【0017】硫酸チタニルとは、一般式、TiOSO4
・2H2 Oという化学式で示される白色結晶であるが、
本発明で用いる工業製品としての一般的な硫酸チタニウ
ム結晶の組成は、重量%で次の通りである。 TiO2 分 : 25〜35% 全H2 SO4 分 : 47〜53% 付着硫酸 : 約10% 付着水分 : 約10%
・2H2 Oという化学式で示される白色結晶であるが、
本発明で用いる工業製品としての一般的な硫酸チタニウ
ム結晶の組成は、重量%で次の通りである。 TiO2 分 : 25〜35% 全H2 SO4 分 : 47〜53% 付着硫酸 : 約10% 付着水分 : 約10%
【0018】本発明でいうところのオルトチタン酸の塩
酸溶液とは、四塩化チタンを水に溶解することによって
得られるTi濃度が5%〜20%の塩酸溶液をいう。こ
れらのチタニウム塩は凝集剤として優れた特性を持って
いるが、凝集効果の極大点が、それぞれpH=5〜6と
8〜9の領域にあること、上澄水中の残留チタン分が極
めて高いことに浄(上)水用凝集剤としての欠点があ
る。pHが中性から外れていると苛性ソーダなどの中和
剤が必要になり経済的に不利であり、また残留チタン分
が多いと濾過工程の負担が大きくなる。
酸溶液とは、四塩化チタンを水に溶解することによって
得られるTi濃度が5%〜20%の塩酸溶液をいう。こ
れらのチタニウム塩は凝集剤として優れた特性を持って
いるが、凝集効果の極大点が、それぞれpH=5〜6と
8〜9の領域にあること、上澄水中の残留チタン分が極
めて高いことに浄(上)水用凝集剤としての欠点があ
る。pHが中性から外れていると苛性ソーダなどの中和
剤が必要になり経済的に不利であり、また残留チタン分
が多いと濾過工程の負担が大きくなる。
【0019】そこで、チタン系凝集剤の欠点を解決する
ため研究開発を重ねた結果、硫酸チタニル水溶液、ある
いはオルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩にアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩をTiO2/アルカリ金
属またはアルカリ土類金属塩=0.25〜0.0002
(重量比)の割合で組み合わせて注入することで、pH
値が6〜8の中性領域で凝集沈殿処理可能となることを
見いだした。また、処理水中の残留チタン分も弱酸性や
アルカリ性領域での処理に比較して、中性領域で約1/
20〜1/90にまで減少することが明らかとなった。
ため研究開発を重ねた結果、硫酸チタニル水溶液、ある
いはオルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩にアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩をTiO2/アルカリ金
属またはアルカリ土類金属塩=0.25〜0.0002
(重量比)の割合で組み合わせて注入することで、pH
値が6〜8の中性領域で凝集沈殿処理可能となることを
見いだした。また、処理水中の残留チタン分も弱酸性や
アルカリ性領域での処理に比較して、中性領域で約1/
20〜1/90にまで減少することが明らかとなった。
【0020】さらに、硫酸チタニル水溶液、あるいはオ
ルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩と硫酸鉄、塩化鉄
などの鉄塩あるいは硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウ
ムなどのジルコニウム塩または二塩化酸化ジルコニウム
などをTiO2 に対する重量比、TiO2 /Fe
2 O3 、TiO2 /Al2 O3 、TiO2 /ZrO
2 が、それぞれ5〜20となる組成物に対して、塩化マ
グネシウム、または塩化カルシウムをTiO2 /MgC
l2 、TiO2 /CaCl2 =0.25〜0.0002
の比率で、さらに組み合わせることで凝集効率が大幅に
向上することを見出した。
ルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩と硫酸鉄、塩化鉄
などの鉄塩あるいは硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウ
ムなどのジルコニウム塩または二塩化酸化ジルコニウム
などをTiO2 に対する重量比、TiO2 /Fe
2 O3 、TiO2 /Al2 O3 、TiO2 /ZrO
2 が、それぞれ5〜20となる組成物に対して、塩化マ
グネシウム、または塩化カルシウムをTiO2 /MgC
l2 、TiO2 /CaCl2 =0.25〜0.0002
の比率で、さらに組み合わせることで凝集効率が大幅に
向上することを見出した。
【0021】本発明の凝集剤組成物を原水中に注入する
方式としては、 チタン塩とアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩、 チタン塩とアルミニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 チタン塩と鉄塩と塩化マグネシウム、あるいは塩化カ
ルシウム、 チタン塩とジルコニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 を別々、同時および注入前混合のいずれの手段でもよい
が、注入前混合が最も有効である。
方式としては、 チタン塩とアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩、 チタン塩とアルミニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 チタン塩と鉄塩と塩化マグネシウム、あるいは塩化カ
ルシウム、 チタン塩とジルコニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 を別々、同時および注入前混合のいずれの手段でもよい
が、注入前混合が最も有効である。
【0022】また、本発明の凝集剤組成物は、有機高分
子系凝集剤と併用して使用することも可能であり、優れ
た効果を発現する。
子系凝集剤と併用して使用することも可能であり、優れ
た効果を発現する。
【0023】これらの組み合わせによる凝集剤コストは
現在、主に使われている硫酸バンドおよびポリ塩化アル
ミニウムに比べて若干有利である。
現在、主に使われている硫酸バンドおよびポリ塩化アル
ミニウムに比べて若干有利である。
【0024】チタンの安全性に関しては、一般に毒性の
ない元素として知られている。「生体微量元素」(広川
書店)によると、チタンの代謝に関するデータが乏しく
統一見解はないが、消化系からの吸収は少なく経口的に
摂取されたチタンは、ほとんどが排泄物として体外に出
るとされている。
ない元素として知られている。「生体微量元素」(広川
書店)によると、チタンの代謝に関するデータが乏しく
統一見解はないが、消化系からの吸収は少なく経口的に
摂取されたチタンは、ほとんどが排泄物として体外に出
るとされている。
【0025】また、血液や尿中へは、ほとんど移行せ
ず、また毒性が低く、生理学的には可もなく不可もない
元素と考えられている。すなわち、チタン金属やチタン
化合物の経口摂取は無害であるとされている。
ず、また毒性が低く、生理学的には可もなく不可もない
元素と考えられている。すなわち、チタン金属やチタン
化合物の経口摂取は無害であるとされている。
【0026】本件発明によるチタン塩とアルカリ土類金
属塩またはアルカリ金属塩の配合、またはチタン塩とア
ルミニウム塩または鉄塩またはジルコニウム塩とアルカ
リ土類金属塩またはアルカリ金属塩の配合による凝集剤
及び処理方法は極めて短時間で凝集物を発生することか
ら浄(上)水用水の凝集処理方法として有効である。
属塩またはアルカリ金属塩の配合、またはチタン塩とア
ルミニウム塩または鉄塩またはジルコニウム塩とアルカ
リ土類金属塩またはアルカリ金属塩の配合による凝集剤
及び処理方法は極めて短時間で凝集物を発生することか
ら浄(上)水用水の凝集処理方法として有効である。
【0027】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0028】実験方法 (1)実験装置 ジャーテスター : 宮本理研工業株式会社製 型式JMD−8 ペラ形状 : 二段櫂型(4-Flat-blade Paddle) W 4 × L 68 × H 17 ビーカー ガラス製容量500ml 凝集剤添加手段 マイクロピペット(エッペンドルフ社製)
【0029】 (2)攪拌条件 急速攪拌 110rpm×10分 緩速攪拌 40rpm×10分 静置時間 10分
【0030】(3)温度条件 実験は室温で行った。
【0031】(4)原水/凝集剤組成 原水: 水道水に純水を加えてアルカリ度を25〜30
ppm に調整し、さらに水簸をしたカオリン(関東化学)
を添加して濁度を20度に調整した、pH7.0の人工
水を用いた。 凝集剤:使用した凝集剤を表1に示す。
ppm に調整し、さらに水簸をしたカオリン(関東化学)
を添加して濁度を20度に調整した、pH7.0の人工
水を用いた。 凝集剤:使用した凝集剤を表1に示す。
【0032】
【表1】 表1 使 用 凝 集 剤 ─────────────────────────────────── 凝 集 剤 濃 度(g/L) 原 料 TiOSO4 150 as TiO2 テイカ TM結晶 TiCl4 150 as TiO2 東邦チタニウム TiCl4 水溶液 Al2 (SO4 )3 100 、10 as Al2O3 大明化学工業 ポリ塩化アルミニウム 100 、10 as Al2O3 大明化学工業 PAC FeCl3 74 、15 as Fe2O3 関東化学 試薬 特級 Fe2 (SO4 )3 60 as Fe2O3 関東化学 試薬 特級 ZrOCl2 104 、15 as ZrO2 第一稀元素 ZrO(OH)Cl 116 as ZrO2 第一稀元素 Zr(SO4 )2 96 as ZrO2 第一稀元素 CaCl2 150 as CaCl2 関東化学 試薬 特級 MgCl2 150 as MgCl2 関東化学 試薬 特級 MgSO4 150 as MgSO4 関東化学 試薬 特級 KCl 150 as KCl 関東化学 試薬 特級 Na2 SO4 150 as Na2SO4 関東化学 試薬 特級 NaCl 150 as NaCl 関東化学 試薬 特級
【0033】(5)分析法 水質分析は10分間静置後の上澄液、200ml採取し
て測定した。 濁度: 積分球式濁度計、三菱化成工業(株)SEP-DT-5
01D pH: 上水試験法のpH測定法(比色法) 残留チタンおよびアルミニウム:試料にHNO3 を全体
で1%になるように添加し12時間放置後、ICP発光
分光分析。 溶存チタン: 試料を0.5μmのPTFE濾紙(テフ
ロン製)でろ過後、HNO3 を全体で1%になるように
添加し、12時間放置後、ICP発光分光分析
て測定した。 濁度: 積分球式濁度計、三菱化成工業(株)SEP-DT-5
01D pH: 上水試験法のpH測定法(比色法) 残留チタンおよびアルミニウム:試料にHNO3 を全体
で1%になるように添加し12時間放置後、ICP発光
分光分析。 溶存チタン: 試料を0.5μmのPTFE濾紙(テフ
ロン製)でろ過後、HNO3 を全体で1%になるように
添加し、12時間放置後、ICP発光分光分析
【0034】実施例1 原水500mlに凝集剤としてTiOSO4 とポリ塩化
アルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注
入し、各条件でのpH値、上澄濁度および溶存Ti,A
l分を測定した。実験方法、条件および装置は前記の通
りである。TiO2 /Al2 O3 (重量比)は40、2
0、5、1.6、0.3 とし、TiOSO4 添加量
は、TiO2 (mg/L)として60、50、40、3
0、20、8、6、4、2 とした。結果を表2、3に
示す。
アルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注
入し、各条件でのpH値、上澄濁度および溶存Ti,A
l分を測定した。実験方法、条件および装置は前記の通
りである。TiO2 /Al2 O3 (重量比)は40、2
0、5、1.6、0.3 とし、TiOSO4 添加量
は、TiO2 (mg/L)として60、50、40、3
0、20、8、6、4、2 とした。結果を表2、3に
示す。
【0035】
【表2】 表2 上澄濁度(度) ───────────────────────────── 添加量 重量比(TiO2 /Al2 O3 ) (as TiO2 mg/L) 40 20 5 1.6 0.3 60 − − − 1.3 6.4 50 − − − 1.4 6.6 40 − − − 1.9 9.7 30 − − − 2.8 8.1 20 凝集せず 20 20 4.9 凝集せず 8 0.4 0.5 0.8 − − 6 0.7 0.3 0.4 − − 4 1.9 1.2 0.1 − − 2 凝集せず 凝集せず 1.0 − −
【0036】
【表3】 表3 pHおよび溶存Ti,Al(TiO2 /Al2 O3 =5) 添加量 pHおよび溶存Ti,Al (mg/L as TiO2) pH Ti Al 8 6.1 0.023 0.011 6 6.3 0.027 0.014 4 6.6 0.022 0.015 2 6.8 0.019 0.025
【0037】TiO2 /Al2 O3 =5が上澄濁度から
見て最適比率で、また、上澄水のpH値も6〜7の範囲
となり溶存Ti,Alが極めて低濃度であることが分か
った。
見て最適比率で、また、上澄水のpH値も6〜7の範囲
となり溶存Ti,Alが極めて低濃度であることが分か
った。
【0038】実施例2 原水500mlに凝集剤としてTiCl4 とポリ塩化ア
ルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注入
し、各条件での上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2 /Al2 O
3 (重量比)は40、20、5、1.6、0.3 と
し、TiCl4 添加量はTiO2 (mg/L)として6
0、50、40、30、20、8、6、4、2 とし
た。結果を表4に示す。
ルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注入
し、各条件での上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2 /Al2 O
3 (重量比)は40、20、5、1.6、0.3 と
し、TiCl4 添加量はTiO2 (mg/L)として6
0、50、40、30、20、8、6、4、2 とし
た。結果を表4に示す。
【0039】
【表4】 表4 上澄濁度(度) ───────────────────────────── 添加量 重量比(TiO2 /Al2 O3 ) (as TiO2 mg/l) 40 20 5 1.6 0.3 60 − − − 1.1 6.1 50 − − − 1.1 6.2 40 − − − 1.6 9.0 30 − − − 2.5 7.8 20 凝集せず 20 20 4.6 凝集せず 8 0.6 0.5 0.2 − − 6 0.4 0.3 0.2 − − 4 2.0 1.2 0.1 − − 2 凝集せず 凝集せず 0.6 − −
【0040】実施例3 原水500mlに凝集剤としてTiOSO4 またはTi
Cl4 とFeCl3 を次の条件で同時に注入し、各条件
でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件およ
び装置は前記の通りである。TiOSO4 またはTiC
l4 の添加量はTiO2 (mg/L)として、それぞれ
8、6、4、2とした。結果を表5に示す。
Cl4 とFeCl3 を次の条件で同時に注入し、各条件
でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件およ
び装置は前記の通りである。TiOSO4 またはTiC
l4 の添加量はTiO2 (mg/L)として、それぞれ
8、6、4、2とした。結果を表5に示す。
【0041】
【表5】 表5 上澄濁度(度)およびpH値(TiO2 /Fe2 O3 =5) ───────────────────────── 添加量 TiOSO4 TiCl4 (as TiO2 mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.6 6.4 0.2 6.3 6 0.5 6.5 0.5 6.5 4 1.4 6.8 1.1 6.6 2 凝集せず 6.9 凝集せず 6.9
【0042】チタン系凝集剤との組み合わせをFeCl
3 に代えてもポリ塩化アルミニウムの場合と同程度の上
澄濁度とpH値になった。
3 に代えてもポリ塩化アルミニウムの場合と同程度の上
澄濁度とpH値になった。
【0043】実施例4 原水500mLに凝集剤としてTiOSO4 またはTi
Cl4 とZrOCl2を次の条件で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiOSO4 またはTi
Cl4 の添加量はTiO2 (mg/L)として8、6、
4、2とした。結果を表6に示す。
Cl4 とZrOCl2を次の条件で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiOSO4 またはTi
Cl4 の添加量はTiO2 (mg/L)として8、6、
4、2とした。結果を表6に示す。
【0044】
【表6】 表6 上澄濁度(度)、およびpH値(TiO2 /ZrO2 =5) ─────────────────────────────── 添加量 TiOSO4 TiCl4 (as TiO2 mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 8 2.1 6.4 1.1 6.3 6 14.9 6.5 3.4 6.5 4 凝集せず 6.7 凝集せず 6.7 2 凝集せず 6.9 凝集せず 6.9
【0045】チタン系凝集剤とZrOCl2 の組み合わ
せによる上澄濁度は浄水処理用として有効である事が分
かった。
せによる上澄濁度は浄水処理用として有効である事が分
かった。
【0046】実施例5 原水500mlに凝集剤としてTiCl4 とポリ塩化ア
ルミニウム(PAC)あるいはFeCl3 あるいはZr
OCl2 の割合がTiO2 /Al2 O3 またはFe2 O
3 またはZrO2 =5のものに対してMgCl2 あるい
はCaCl2 を次の割合と添加量で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2 /CaCl2 ま
たはMgCl2 (重量比)は、1、0.1、0.01と
し、TiCl4 添加量はTiO2(mg/L)として
8、6、4、2 とした。結果を表7、8、9、10、
11、12に示す。
ルミニウム(PAC)あるいはFeCl3 あるいはZr
OCl2 の割合がTiO2 /Al2 O3 またはFe2 O
3 またはZrO2 =5のものに対してMgCl2 あるい
はCaCl2 を次の割合と添加量で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2 /CaCl2 ま
たはMgCl2 (重量比)は、1、0.1、0.01と
し、TiCl4 添加量はTiO2(mg/L)として
8、6、4、2 とした。結果を表7、8、9、10、
11、12に示す。
【0047】上澄濁度(度)およびpH値(mg/L,
TiO2 /Al2 O3 、Fe2 O3 又はZrO2 =
5) MgCl2 との組み合わせの場合
TiO2 /Al2 O3 、Fe2 O3 又はZrO2 =
5) MgCl2 との組み合わせの場合
【0048】
【表7】 表7 TiO2 /MgCl2 =1 ───────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2 /Fe2O3 TiO2 /ZrO2 as TiO2 ──────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.2 6.3 0.1 6.2 0.7 6.4 6 0.1 6.5 0.4 6.4 2.1 6.5 4 0.1 6.6 1.9 6.5 凝集せず 6.7 2 0.4 6.9 凝集せず 6.7 凝集せず 6.9
【0049】
【表8】 表8 TiO2 /MgCl2 =0.1 ───────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2 /Fe2O3 TiO2 /ZrO2 as TiO2 ──────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.3 6.3 0.3 6.2 0.3 6.2 6 0.1 6.5 0.2 6.4 0.4 6.4 4 0.1 6.6 0.6 6.6 1.3 6.6 2 0.7 6.9 3.7 6.8 凝集せず 6.8
【0050】
【表9】 表9 TiO2 /MgCl2 =0.01 ───────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2 /Fe2O3 TiO2 /ZrO2 as TiO2 ────────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.2 6.4 0.2 6.2 0.5 6.3 6 0.2 6.5 0.3 6.5 0.5 6.5 4 0.1 6.7 0.4 6.6 0.6 6.7 2 0.5 6.9 0.6 6.8 1.2 6.8
【0051】CaCl2 との組み合わせの場合
【表10】 表10 TiO2 /CaCl2 =1 ────────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2/Fe2O3 TiO2/ZrO2 as TiO2 ─────────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.2 6.3 0.2 6.2 0.8 6.4 6 0.3 6.5 0.4 6.4 1.9 6.5 4 0.1 6.6 1.9 6.5 凝集せず 6.6 2 0.5 6.9 凝集せず 6.7 凝集せず 6.9
【0052】
【表11】 表11 TiO2 /CaCl2 =0.1 ────────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2/Fe2O3 TiO2/ZrO2 as TiO2 ───────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.2 6.3 0.3 6.2 0.4 6.2 6 0.1 6.5 0.3 6.4 0.5 6.3 4 0.2 6.6 0.5 6.6 0.9 6.5 2 0.6 6.9 2.7 6.8 11.7 6.8
【0053】
【表12】 表12 TiO2 /CaCl2 =0.01 ────────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2/Fe2O3 TiO2/ZrO2 as TiO2 ────────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.2 6.3 0.3 6.2 0.7 6.3 6 0.2 6.5 0.4 6.6 0.5 6.4 4 0.3 6.6 0.4 6.6 0.6 6.7 2 0.6 6.9 1.1 6.8 1.1 6.9
【0054】TiCl4 /ポリ塩化アルミニウムまたは
FeCl3 またはZrOCl2 の組み合わせ凝集剤に対
して、MgCl2 またはCaCl2 をTiO2 に対して
MgCl2 またはCaCl2 として4倍以上加えること
で、より低い上澄濁度が得られることが分かった。ま
た、すべての実験条件で上澄水のpH値が5.6〜8.
7の範囲であることが分かった。
FeCl3 またはZrOCl2 の組み合わせ凝集剤に対
して、MgCl2 またはCaCl2 をTiO2 に対して
MgCl2 またはCaCl2 として4倍以上加えること
で、より低い上澄濁度が得られることが分かった。ま
た、すべての実験条件で上澄水のpH値が5.6〜8.
7の範囲であることが分かった。
【0055】実施例6 原水500mlに凝集剤を実施例1〜3は別々に同時に
注入したが、TiCl4 とポリ塩化アルミニウムあるい
はFeCl3 あるいはZrOCl2 とCaCl2 を前も
って混合した後、注入した場合の上澄濁度とpH値を測
定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。結果を表13、14に示す。
注入したが、TiCl4 とポリ塩化アルミニウムあるい
はFeCl3 あるいはZrOCl2 とCaCl2 を前も
って混合した後、注入した場合の上澄濁度とpH値を測
定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。結果を表13、14に示す。
【0056】上澄濁度(度)とpH値(TiO2 /Al
2 O3 またはFe2 O3 またはZrO2 =5)
2 O3 またはFe2 O3 またはZrO2 =5)
【0057】
【表13】 表13 TiO2 /CaCl2 =0.1 ─────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2/Fe2O3 TiO2/ZrO2 as TiO2 ─────────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.1 6.5 0.0 6.3 0.2 6.3 6 0.0 6.6 0.0 6.5 0.2 6.4 4 0.1 6.8 0.2 6.7 0.6 6.7 2 0.4 7.0 2.8 6.9 5.1 6.9
【0058】
【表14】 表14 TiO2 /CaCl2 =0.01 ─────────────────────────────────── 添加量 TiO2 /Al2O3 TiO2/Fe2O3 TiO2/ZrO2 as TiO2 ──────────────────────────── (mg/L) 濁度 pH値 濁度 pH値 濁度 pH値 8 0.2 6.5 0.0 6.3 0.2 6.3 6 0.0 6.6 0.1 6.5 0.2 6.4 4 0.1 6.8 0.2 6.7 0.4 6.7 2 0.3 7.0 0.5 6.9 0.8 6.9
【0059】TiCl4 /ポリ塩化アルミニウムあるい
はFeCl3 あるいはZrOCl2とCaCl2 をあら
かじめ混合して注入した方が、別々に同時に注入するよ
りも上澄濁度が低くなることが分かった。
はFeCl3 あるいはZrOCl2とCaCl2 をあら
かじめ混合して注入した方が、別々に同時に注入するよ
りも上澄濁度が低くなることが分かった。
【0060】実施例7 原水500mlに凝集剤TiCl4 とポリ塩化アルミニ
ウムを添加する順序を次のように変えて注入し、上澄濁
度を測定した。順序を表15に示す。なお、表中でAは
ポリ塩化アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを
示し、また、T/Aは同時添加であることを示す。
ウムを添加する順序を次のように変えて注入し、上澄濁
度を測定した。順序を表15に示す。なお、表中でAは
ポリ塩化アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを
示し、また、T/Aは同時添加であることを示す。
【0061】
【表15】 表15 凝集剤の添加順序 ─────────────────────────────────── 一次投入 二次投入(5分後) 備 考 ─────────────────────────────────── ポリ塩化アルミニウム TiCl4 A → T TiCl4 ポリ塩化アルミニウム T → A TiCl4 /ポリ塩化アルミニウム 同 時 T/A ───────────────────────────────────
【0062】・攪拌条件 急速攪拌:110rpmで5分間 + 5分間 緩速攪拌: 40rpmで10分間 静置時間: 10分間
【0063】・組み合わせ割合 TiO2 /Al2 O3 =5
【0064】結果を表16に示す。表中でAはポリ塩化
アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを示し、ま
た、T/Aは同時添加であることを示す。
アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを示し、ま
た、T/Aは同時添加であることを示す。
【0065】
【表16】 表16 上澄濁度(度) ──────────────────────────── 添 加 量 濁 度 (as TiO2 mg/L) A→T T→A T/A 2 3.3 1.2 0.5 4 0.5 0.3 0.2 6 0.3 0.4 0.0 8 0.2 0.8 0.3 11 0.0 0.4 0.0 16 2.0 0.2 凝集せず 24 凝集せず 凝集せず 凝集せず
【0066】TiCl4 とポリ塩化アルミニウム(PA
C)を同時に注入した場合が他の方法に比べて上澄濁度
が低いことが分かった。
C)を同時に注入した場合が他の方法に比べて上澄濁度
が低いことが分かった。
【0067】実施例8 原水500mlに凝集剤としてTiCl4 、TiOSO
4 、FeCl3 、ZrOCl2 を注入し上澄濁度を測定
した。実施例8は実施例1〜7に対する比較データとし
て実施した。実験方法、条件および装置は前記の通りで
ある。結果を表17に示す。
4 、FeCl3 、ZrOCl2 を注入し上澄濁度を測定
した。実施例8は実施例1〜7に対する比較データとし
て実施した。実験方法、条件および装置は前記の通りで
ある。結果を表17に示す。
【0068】
【表17】 表17 上澄濁度(度) ────────────────────────────────── 添加量 凝 集 剤 as TiO2 ─────────────────────────── TiCl4 TiOSO4 Al(SO4)3 PAC FeCl3 ZrOCl2 1 − − 12.3 6.8 6.0 − 2 − − 8.3 1.8 1.0 − 3 − − 8.5 0.6 − − 4 − − − 0.8 0.3 凝集せず 5 − − − 0.3 − − 6 − − − 0.3 0.2 凝集せず 8 3.6 9.6 − 0.8 0.1 9.0 9 2.6 3.0 − − − − 10 1.6 1.5 − 16.4 0.1 4.0 15 0.5 0.8 − − 10.0 1.8 20 0.5 1.7 − − − 20.0 22 18.8 3.7 − − − −
【0069】実施例9 原水500mlに凝集剤としてTiOSO4 またはTi
Cl4 とMgCl2 またはNaClまたは、CaCl2
またはKCl,硫酸塩を次の条件で注入し、上澄濁度を
測定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。 添加量:2、4、6、8(mg/L)as TiO2 TiO2 /アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩:
1、0.1、0.01(重量比) 結果を表19、20、21、22、23、24に示す。
Cl4 とMgCl2 またはNaClまたは、CaCl2
またはKCl,硫酸塩を次の条件で注入し、上澄濁度を
測定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。 添加量:2、4、6、8(mg/L)as TiO2 TiO2 /アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩:
1、0.1、0.01(重量比) 結果を表19、20、21、22、23、24に示す。
【0070】〔TiOSO4 〕
【表18】 表18 TiO2 /(MgCl2 またはMgSO4 またはNa2 SO4 またはNaClまたはCaCl2 またはKCl)=1.0 添加量 濁 度 (度)(as TiO2mg/L ) MgCl2 MgSO4 Na2SO4 NaCl CaCl2 KCl 8 2 凝集せず 3 13 2 凝集せず 6 凝集せず 同上 凝集せず 凝集せず 凝集せず 同上 4 同上 同上 同上 同上 同上 同上 2 2 − − − − −
【0071】
【表19】 表19 TiO2 /(MgCl2 またはMgSO4 またはNa2 SO4 またはNaClまたはCaCl2 またはKCl)=0.1 添加量 濁 度 (度)(as TiO2mg/L) MgCl2 MgSO4 Na2SO4 NaCl CaCl2 KCl 8 0.2 2 4 2 0.2 2 6 0.5 5 凝集せず 凝集せず 0.3 凝集せず 4 3 凝集せず 同上 同上 5 同上 2 凝集せず 同上 同上 同上 凝集せず 同上
【0072】
【表20】 表20 TiO2 /(MgCl2 またはMgSO4 またはNa2 SO4 またはNaClまたはCaCl2 またはKCl)=0.01 添加量 濁 度 (度)(as TiO2mg/L) MgCl2 MgSO4 Na2SO4 NaCl CaCl2 KCl 8 0.1 0.6 2 0.2 3 0.2 6 0.3 1.0 凝集せず 2 0.2 0.5 4 0.5 1.5 同上 4 1.0 3 2 1 11 同上 凝集せず 1.5 20
【0073】〔TiCl4 〕
【表21】 表21 TiO2 /(MgSO4 またはNa2 SO4 )=1 添加量 濁 度 (度) (as TiO2mg/L) MgSO4 Na2 SO4 8 1 2 6 5 凝集せず 4 凝集せず 同上 2 同上 同上
【0074】
【表22】 表23 TiO2 /(MgSO4 またはNa2 SO4 )=0.1 添加量 濁 度 (度) (as TiO2mg/L) MgSO4 Na2 SO4 8 0.2 2 6 0.2 凝集せず 4 2 同上 2 凝集せず 同上
【0075】
【表23】 表23 TiO2 /(MgSO4 またはNa2 SO4 )=0.01 添加量 濁 度 (度) (as TiO2mg/L) MgSO4 Na2 SO4 8 0.2 2 6 0.2 凝集せず 4 1 同上 2 2 同上
【0076】実施例10 MgCl2 −TiCl4 系処理後の上澄水pHと濁度と
の関係を測定した結果を表25に示す。ただし、評価法
: 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×悪い、で
行った。
の関係を測定した結果を表25に示す。ただし、評価法
: 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×悪い、で
行った。
【0077】
【表24】 表24 TiCl4の上澄みpHと濁度 添加量4mg/L as TiO2 ─────────────────────────────────── TiO2/ MgCl2 上澄みpH 5.6 6.0 6.5 6.9 7.4 7.9 8.7 生成時間(秒) 120 120 発生 発生 発生 240 180 せず せず せず 0 沈降性 〇 〇 × × × △ 〇 濁度(度) 1.0 1.1 20 20 20 2.6 2.8 残留Ti(mg/LasTi) 0.35 0.42 2.16 2.27 2.17 1.15 1.19 生成時間(秒) 120 120 900 発生 発生 120 120 せず せず 1 沈降性 〇 〇 × × × 〇 〇 濁度(度) 1.2 1.1 15.6 20 20 2.1 1.6 残留Ti(mg/LasTi) 0.45 0.43 1.72 2.18 2.07 1.11 0.71 生成時間(秒) 60 60 120 180 120 60 60 4 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 1.1 1.1 1.8 2.2 1.1 0.5 0.4 残留Ti(mg/LasTi) 0.45 0.43 0.85 1.15 0.42 0.23 0.16 生成時間(秒) 60 60 120 120 120 60 60 10 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 1.0 1.1 0.8 1.0 0.7 0.5 0.5 残留Ti(mg/LasTi) 0.42 0.46 0.32 0.45 0.34 0.21 0.24 生成時間(秒) 60 60 60 60 60 60 60 100 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 1.1 1.1 1.0 0.8 0.5 0.3 0.9 残留Ti(mg/LasTi) 0.41 0.42 0.25 0.30 0.23 0.18 0.3 生成時間(秒) 60 60 60 60 60 60 60 250 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.8 0.8 1.0 0.5 0.6 0.5 0.7 残留Ti(mg/LasTi) 0.28 0.26 0.39 0.23 0.24 0.21 0.34 生成時間(秒) 60 60 60 60 60 60 60 500 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 1.0 1.2 1.2 0.4 0.6 0.6 0.5 残留Ti(mg/LasTi) 0.44 0.46 0.48 0.18 0.26 0.28 0.27 生成時間(秒) 60 60 60 60 60 60 60 1000 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 1.2 1.1 1.1 0.5 0.4 0.6 0.8 残留Ti(mg/LasTi) 0.44 0.38 0.34 0.24 0.24 0.27 0.32 生成時間(秒) 60 60 60 60 60 60 60 5000 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 1.5 1.3 1.2 0.6 0.8 0.8 1.0 残留Ti(mg/LasTi) 0.54 0.50 0.44 0.23 0.28 0.33 0.42
【0078】実施例11 MgCl2 −TiOSO4 系処理後の上澄みpHと濁度
との関係を測定した結果を表26に示す。ただし、評価
法は以下の通りである。 評価法 : 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×
悪い
との関係を測定した結果を表26に示す。ただし、評価
法は以下の通りである。 評価法 : 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×
悪い
【0079】
【表25】 表25 TiOSO4の上澄みpHと濁度 添加量4mg/L as TiO2 ─────────────────────────────────── TiO2/ MgCl2 上澄みpH 5.6 6.1 6.6 6.9 7.3 7.9 8.6 生成時間(秒) 60 120 発生 発生 発生 発生 420 せず せず せず せず 0 沈降性 〇 △ × × × × △ 濁度(度) 0.4 1.4 20 20 20 20 5.2 残留Ti(mg/LasTi) 0.16 0.63 2.09 2.16 2.08 1.99 1.41 生成時間(秒) 60 120 発生 発生 発生 発生 300 せず せず せず せず 1 沈降性 〇 〇 × × × × △ 濁度(度) 0.6 1.1 20 20 20 20 3.8 残留Ti(mg/LasTi) 0.24 0.39 1.95 1.98 2.00 1.97 1.28 生成時間(秒) 60 60 180 540 180 120 60 4 沈降性 〇 〇 △ △ △ 〇 〇 濁度(度) 0.6 0.5 1.9 12.2 1.8 0.9 0.6 残留Ti(mg/LasTi) 0.24 0.21 0.90 1.61 0.92 0.38 0.32 生成時間(秒) 60 60 120 360 120 120 60 10 沈降性 〇 〇 △ 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.6 0.5 1.0 5.0 1.2 0.6 0.3 残留Ti(mg/LasTi) 0.31 0.25 0.39 1.44 0.58 0.30 0.23 生成時間(秒) 60 60 60 120 60 60 60 100 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.6 0.5 0.4 0.4 0.3 0.4 0.2 残留Ti(mg/LasTi) 0.24 0.21 0.19 0.20 0.12 0.18 0.13 生成時間(秒) 60 60 60 120 60 60 60 250 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.5 0.4 0.4 0.4 0.4 0.2 0.2 残留Ti(mg/LasTi) 0.19 0.14 0.14 0.17 0.12 0.11 0.14 生成時間(秒) 60 60 60 120 60 60 60 500 沈降性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.5 0.4 0.4 0.3 0.4 0.3 0.2 残留Ti(mg/LasTi) 0.23 0.20 0.18 0.17 0.19 0.14 0.13 生成時間(秒) 60 60 60 120 60 60 60 1000 沈降性 〇 〇 △ 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.5 0.5 0.4 0.3 0.4 0.4 0.5 残留Ti(mg/LasTi) 0.22 0.24 0.20 0.14 0.18 0.22 0.24 生成時間(秒) 60 60 60 120 60 60 60 5000 沈降性 〇 〇 △ 〇 〇 〇 〇 濁度(度) 0.6 0.5 0.5 0.5 0.6 0.6 0.6 残留Ti(mg/LasTi) 0.24 0.18 0.21 0.17 0.20 0.25 0.26
【0080】表24、25の結果より以下のことが明ら
かである。 1) TiO2/MgCl2=0.25以上とすることにより、pH6
〜8の中性領域で上澄濁度および/または残留チタンが
大幅に低下している。 2) 従来技術であるTiCl4 単独ではpH6以下お
よびpH8以上でないと除濁効果が劣る。 3) TiO2/MgCl2=0.25以上でpH5.6〜8.7のす
べての領域で残留チタンが低下し優れた除濁効果が得ら
れる。 4) 従来技術であるTiCl4 単独ではpHを中性に
戻すために、二段処理が必要であったが、本発明の方法
によれば一段処理が可能である。 5)中性領域での水処理であるため、処理設備の腐食問
題が解消される。
かである。 1) TiO2/MgCl2=0.25以上とすることにより、pH6
〜8の中性領域で上澄濁度および/または残留チタンが
大幅に低下している。 2) 従来技術であるTiCl4 単独ではpH6以下お
よびpH8以上でないと除濁効果が劣る。 3) TiO2/MgCl2=0.25以上でpH5.6〜8.7のす
べての領域で残留チタンが低下し優れた除濁効果が得ら
れる。 4) 従来技術であるTiCl4 単独ではpHを中性に
戻すために、二段処理が必要であったが、本発明の方法
によれば一段処理が可能である。 5)中性領域での水処理であるため、処理設備の腐食問
題が解消される。
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中に懸濁または
溶解している物質の沈殿除去に有効な新規組成物とその
使用方法に関する。
溶解している物質の沈殿除去に有効な新規組成物とその
使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上水、下水、屎尿、工業用水の処理や化
学、冶金、染色、澱粉などの工業廃水の処理に際し、そ
の処理液の清澄化あるいは懸濁物の分離には各種の凝集
剤が使われている。これらの凝集剤としては、硫酸第一
鉄、硫酸第二鉄、塩素化コッパラス〔Fe2(SO4)
3・FeCl2〕、塩化第一鉄、塩化第二鉄、ポリ塩化
アルミニウムなどの無機系凝集剤が知られており、ま
た、凝集助剤としては消石灰、活性シリカ、ケイ酸ナト
リウム、ベントナイトなどが知られている。
学、冶金、染色、澱粉などの工業廃水の処理に際し、そ
の処理液の清澄化あるいは懸濁物の分離には各種の凝集
剤が使われている。これらの凝集剤としては、硫酸第一
鉄、硫酸第二鉄、塩素化コッパラス〔Fe2(SO4)
3・FeCl2〕、塩化第一鉄、塩化第二鉄、ポリ塩化
アルミニウムなどの無機系凝集剤が知られており、ま
た、凝集助剤としては消石灰、活性シリカ、ケイ酸ナト
リウム、ベントナイトなどが知られている。
【0003】また、特公昭35−12733号公報で
は、パルプ廃液および選炭廃液などの汚濁水の急速清澄
法として四塩化チタンが使用され、特開昭49−717
8号公報では、硫酸アルミニウム系凝集剤として硫酸ア
ルミニウムと硫酸チタンが併用されている。
は、パルプ廃液および選炭廃液などの汚濁水の急速清澄
法として四塩化チタンが使用され、特開昭49−717
8号公報では、硫酸アルミニウム系凝集剤として硫酸ア
ルミニウムと硫酸チタンが併用されている。
【0004】特開昭56−126483号公報では、流
出水のリン酸塩除去に好適な沈殿剤として硫酸鉄(I
I)、硫酸鉄(III)、硫酸アルミニウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸チタニルなどを含む水系組成物が開示さ
れている。
出水のリン酸塩除去に好適な沈殿剤として硫酸鉄(I
I)、硫酸鉄(III)、硫酸アルミニウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸チタニルなどを含む水系組成物が開示さ
れている。
【0005】特開昭59−49811号公報では、水処
理剤として、四塩化チタン、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、
硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムの一種または二種
以上を用いる方法が開示されている。
理剤として、四塩化チタン、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、
硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムの一種または二種
以上を用いる方法が開示されている。
【0006】特開平3−213194号公報では、染色
排水の処理方法として、塩化鉄などの無機塩凝集剤にア
ルカリ土類金属塩を添加して凝集効果を向上させてい
る。
排水の処理方法として、塩化鉄などの無機塩凝集剤にア
ルカリ土類金属塩を添加して凝集効果を向上させてい
る。
【0007】特開平7−108105号公報では、アオ
コ凝集剤および凝集沈殿法としてポリ硫酸鉄、ポリ塩化
鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウムおよ
び塩化アルミニウムの一種または二種以上の無機物を使
用する方法が開示されている。
コ凝集剤および凝集沈殿法としてポリ硫酸鉄、ポリ塩化
鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウムおよ
び塩化アルミニウムの一種または二種以上の無機物を使
用する方法が開示されている。
【0008】水処理技術Vol.5No.12,15
(1964)には河川水の鉄分除去に凝集処理が有効で
あり、四塩化チタンの効果が報告されている。しかしな
がら、四塩化チタンの除鉄効果はpH値が3.5〜5.
5の酸性領域で優れており、また、上澄水中にチタンが
残留する問題が指摘されている。
(1964)には河川水の鉄分除去に凝集処理が有効で
あり、四塩化チタンの効果が報告されている。しかしな
がら、四塩化チタンの除鉄効果はpH値が3.5〜5.
5の酸性領域で優れており、また、上澄水中にチタンが
残留する問題が指摘されている。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】一般にアルミニウム塩
や鉄塩の無機系凝集剤は最適凝集pH領域が存在し、ア
ルミニウム塩においては中性領域、鉄塩においては中性
からアルカリ性の領域で凝集処理操作が行なわれる。し
かしながら、チタン塩は酸性側およびアルカリ側の両端
に最適凝集域があり、中性pH領域では凝集機能が低下
すると共に上澄水中にチタンの加水分解生成物がコロイ
ド状で残留する。たとえば河川水などの粘土系懸濁物を
pH6〜8の中性領域で処理しようとすると、架橋作用
によるフロックの粗大化現象が生起せず、添加したチタ
ン分の大部分はコロイド状で上澄水中に残りほとんど凝
集に寄与しない。このため、pH6〜8の中性領域での
処理が不可欠な上水道の凝集沈殿処理操作にチタン塩を
凝集剤として使用すると、凝集不良による除濁不良問
題、上澄水中のコロイド状残留チタンによるろ過池負荷
の増大の問題に加えて、注入量の増加によるスラッジ量
の増加など多くの問題を生じるので上水道で採用するこ
とが出来なかった。
や鉄塩の無機系凝集剤は最適凝集pH領域が存在し、ア
ルミニウム塩においては中性領域、鉄塩においては中性
からアルカリ性の領域で凝集処理操作が行なわれる。し
かしながら、チタン塩は酸性側およびアルカリ側の両端
に最適凝集域があり、中性pH領域では凝集機能が低下
すると共に上澄水中にチタンの加水分解生成物がコロイ
ド状で残留する。たとえば河川水などの粘土系懸濁物を
pH6〜8の中性領域で処理しようとすると、架橋作用
によるフロックの粗大化現象が生起せず、添加したチタ
ン分の大部分はコロイド状で上澄水中に残りほとんど凝
集に寄与しない。このため、pH6〜8の中性領域での
処理が不可欠な上水道の凝集沈殿処理操作にチタン塩を
凝集剤として使用すると、凝集不良による除濁不良問
題、上澄水中のコロイド状残留チタンによるろ過池負荷
の増大の問題に加えて、注入量の増加によるスラッジ量
の増加など多くの問題を生じるので上水道で採用するこ
とが出来なかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】アルミ系および鉄系凝集
剤は、その凝集特性から中性pH域で凝集沈殿操作が行
なわれる。ところが四塩化チタンおよび硫酸チタニル
は、この中性域では除濁機能が極端に低下し、さらに添
加したチタン分のほとんどが上澄水に残留するなど特異
な挙動を示す。
剤は、その凝集特性から中性pH域で凝集沈殿操作が行
なわれる。ところが四塩化チタンおよび硫酸チタニル
は、この中性域では除濁機能が極端に低下し、さらに添
加したチタン分のほとんどが上澄水に残留するなど特異
な挙動を示す。
【0011】このチタン塩水溶液の加水分解機構につい
て研究した結果、特定な濃度以上のアルカリ金属または
アルカリ土類金属の中性塩(当量塩)の共存下で加水分
解させることにより、中性域での凝集機能を大幅に改善
出来ることを見いだした。この結果、中性域でのフロッ
ク生成が可能となるとともに、付随的に上澄中の残留チ
タンが大幅に減少するため上水用凝集剤としての適用が
可能となった。
て研究した結果、特定な濃度以上のアルカリ金属または
アルカリ土類金属の中性塩(当量塩)の共存下で加水分
解させることにより、中性域での凝集機能を大幅に改善
出来ることを見いだした。この結果、中性域でのフロッ
ク生成が可能となるとともに、付随的に上澄中の残留チ
タンが大幅に減少するため上水用凝集剤としての適用が
可能となった。
【0012】中性域では全く凝集機能を有しないアルカ
リ金属およびアルカリ土類金属の添加効果の原理は明ら
かでないが、アルカリ金属または土類金属を共存せしめ
ることにより、中性域でもフロック生成可能な架橋作用
を有する加水分解生成物を生成し、コロイド状様の加水
分解生成物の発生を抑制するようである。アルカリ金属
塩としてはナトリウム、カリウム、リチウムなどのハロ
ゲン化物および硫酸塩の水溶性塩、アルカリ土類金属塩
としてカルシウム、マグネシウム、バリウムなどのハロ
ゲン化物または硫酸塩の水溶性塩が適当である。好まし
くは塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、
硫酸カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫
酸マグネシウムの1種または2種以上を用いる。
リ金属およびアルカリ土類金属の添加効果の原理は明ら
かでないが、アルカリ金属または土類金属を共存せしめ
ることにより、中性域でもフロック生成可能な架橋作用
を有する加水分解生成物を生成し、コロイド状様の加水
分解生成物の発生を抑制するようである。アルカリ金属
塩としてはナトリウム、カリウム、リチウムなどのハロ
ゲン化物および硫酸塩の水溶性塩、アルカリ土類金属塩
としてカルシウム、マグネシウム、バリウムなどのハロ
ゲン化物または硫酸塩の水溶性塩が適当である。好まし
くは塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、
硫酸カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫
酸マグネシウムの1種または2種以上を用いる。
【0013】塩化チタンおよび硫酸チタニルに対するア
ルカリ金属および土類金属塩の比率はTiO2/(アル
カリ金属または土類金属塩)=0.25〜0.0002
の重量比率が好ましい。この比率が0.25よりも大き
い、すなわち、TiO2の比率が大きくなると、中性p
H域での凝集能が低下し残留チタン量が増加する。他
方、比率が0.0002以下の場合は同様の効果が得ら
れるが経済的に好ましくない。本願発明によれば、従来
のチタン系凝集剤の凝集領域はもちろんのこと今まで困
難とされていた中性pH域での凝集沈殿処理を可能にし
たのである。
ルカリ金属および土類金属塩の比率はTiO2/(アル
カリ金属または土類金属塩)=0.25〜0.0002
の重量比率が好ましい。この比率が0.25よりも大き
い、すなわち、TiO2の比率が大きくなると、中性p
H域での凝集能が低下し残留チタン量が増加する。他
方、比率が0.0002以下の場合は同様の効果が得ら
れるが経済的に好ましくない。本願発明によれば、従来
のチタン系凝集剤の凝集領域はもちろんのこと今まで困
難とされていた中性pH域での凝集沈殿処理を可能にし
たのである。
【0014】本発明者等はさらに研究を進め、前記のチ
タン塩にアルカリ金属または土類金属を配合した系にア
ルミニウム塩、鉄塩またはジルコニウム塩を配合し、凝
集を促進させることを見出した。すなわち、チタン塩に
これらの凝集剤を配合することにより、低注入域での除
濁効果を高めることが出来る。
タン塩にアルカリ金属または土類金属を配合した系にア
ルミニウム塩、鉄塩またはジルコニウム塩を配合し、凝
集を促進させることを見出した。すなわち、チタン塩に
これらの凝集剤を配合することにより、低注入域での除
濁効果を高めることが出来る。
【0015】このチタン塩に対するアルミニウム塩、鉄
塩およびジルコニウム塩の配合割合は酸化チタン/各金
属酸化物(TiO2/Al2O3,Fe2O3またはZ
rO2)=1〜40の重量割合がよい。好ましくは5〜
20の範囲が効果的である。
塩およびジルコニウム塩の配合割合は酸化チタン/各金
属酸化物(TiO2/Al2O3,Fe2O3またはZ
rO2)=1〜40の重量割合がよい。好ましくは5〜
20の範囲が効果的である。
【0016】アルミニウム塩としてはポリ塩化アルミニ
ウム、硫酸アルミニウムおよび塩化アルミニウムが用い
られる。鉄塩としては塩化第2鉄、ポリ硫酸鉄、硫酸第
2鉄、塩化第1鉄および硫酸第1鉄が用いられる。ジル
コニウム塩としては二塩化酸化ジルコニウムおよび硫酸
ジルコニウムが用いられる。
ウム、硫酸アルミニウムおよび塩化アルミニウムが用い
られる。鉄塩としては塩化第2鉄、ポリ硫酸鉄、硫酸第
2鉄、塩化第1鉄および硫酸第1鉄が用いられる。ジル
コニウム塩としては二塩化酸化ジルコニウムおよび硫酸
ジルコニウムが用いられる。
【0017】硫酸チタニルとは、一般式、TiOSO4
・2H2Oという化学式で示される白色結晶であるが、
本発明で用いる工業製品としての一般的な硫酸チタニウ
ム結晶の組成は、重量%で次の通りである。 TiO2分 : 25〜35% 全H2SO4分 : 47〜53% 付着硫酸 : 約10% 付着水分 : 約10%
・2H2Oという化学式で示される白色結晶であるが、
本発明で用いる工業製品としての一般的な硫酸チタニウ
ム結晶の組成は、重量%で次の通りである。 TiO2分 : 25〜35% 全H2SO4分 : 47〜53% 付着硫酸 : 約10% 付着水分 : 約10%
【0018】本発明でいうところのオルトチタン酸の塩
酸溶液とは、四塩化チタンを水に溶解することによって
得られるTi濃度が5%〜20%の塩酸溶液をいう。こ
れらのチタニウム塩は凝集剤として優れた特性を持って
いるが、凝集効果の極大点が、それぞれpH=5〜6と
8〜9の領域にあること、上澄水中の残留チタン分が極
めて高いことに浄(上)水用凝集剤としての欠点があ
る。pHが中性から外れていると苛性ソーダなどの中和
剤が必要になり経済的に不利であり、また残留チタン分
が多いと濾過工程の負担が大きくなる。
酸溶液とは、四塩化チタンを水に溶解することによって
得られるTi濃度が5%〜20%の塩酸溶液をいう。こ
れらのチタニウム塩は凝集剤として優れた特性を持って
いるが、凝集効果の極大点が、それぞれpH=5〜6と
8〜9の領域にあること、上澄水中の残留チタン分が極
めて高いことに浄(上)水用凝集剤としての欠点があ
る。pHが中性から外れていると苛性ソーダなどの中和
剤が必要になり経済的に不利であり、また残留チタン分
が多いと濾過工程の負担が大きくなる。
【0019】そこで、チタン系凝集剤の欠点を解決する
ため研究開発を重ねた結果、硫酸チタニル水溶液、ある
いはオルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩にアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩をTiO2/アルカリ
金属またはアルカリ土類金属塩=0.25〜0.000
2(重量比)の割合で組み合わせて注入することで、p
H値が6〜8の中性領域で凝集沈殿処理可能となること
を見いだした。また、処理水中の残留チタン分も弱酸性
やアルカリ性領域での処理に比較して、中性領域で約1
/20〜1/90にまで減少することが明らかとなっ
た。
ため研究開発を重ねた結果、硫酸チタニル水溶液、ある
いはオルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩にアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩をTiO2/アルカリ
金属またはアルカリ土類金属塩=0.25〜0.000
2(重量比)の割合で組み合わせて注入することで、p
H値が6〜8の中性領域で凝集沈殿処理可能となること
を見いだした。また、処理水中の残留チタン分も弱酸性
やアルカリ性領域での処理に比較して、中性領域で約1
/20〜1/90にまで減少することが明らかとなっ
た。
【0020】さらに、硫酸チタニル水溶液、あるいはオ
ルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩と硫酸鉄、塩化鉄
などの鉄塩あるいは硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウ
ムなどのジルコニウム塩または二塩化酸化ジルコニウム
などをTiO2に対する重量比、TiO2/Fe
2O3、TiO2/Al2O3、TiO2/ZrO
2が、それぞれ5〜20となる組成物に対して、塩化マ
グネシウム、または塩化カルシウムをTiO2/MgC
l2、TiO2/CaC12=0.25〜0.0002
の比率で、さらに組み合わせることで凝集効率が大幅に
向上することを見出した。
ルトチタン酸の塩酸溶液などチタン塩と硫酸鉄、塩化鉄
などの鉄塩あるいは硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウ
ムなどのジルコニウム塩または二塩化酸化ジルコニウム
などをTiO2に対する重量比、TiO2/Fe
2O3、TiO2/Al2O3、TiO2/ZrO
2が、それぞれ5〜20となる組成物に対して、塩化マ
グネシウム、または塩化カルシウムをTiO2/MgC
l2、TiO2/CaC12=0.25〜0.0002
の比率で、さらに組み合わせることで凝集効率が大幅に
向上することを見出した。
【0021】本発明の凝集剤組成物を原水中に注入する
方式としては、 チタン塩とアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩、 チタン塩とアルミニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 チタン塩と鉄塩と塩化マグネシウム、あるいは塩化カ
ルシウム、 チタン塩とジルコニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 を別々、同時および注入前混合のいずれの手段でもよい
が、注入前混合が最も有効である。
方式としては、 チタン塩とアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩、 チタン塩とアルミニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 チタン塩と鉄塩と塩化マグネシウム、あるいは塩化カ
ルシウム、 チタン塩とジルコニウム塩と塩化マグネシウム、ある
いは塩化カルシウム、 を別々、同時および注入前混合のいずれの手段でもよい
が、注入前混合が最も有効である。
【0022】また、本発明の凝集剤組成物は、有機高分
子系凝集剤と併用して使用することも可能であり、優れ
た効果を発現する。
子系凝集剤と併用して使用することも可能であり、優れ
た効果を発現する。
【0023】これらの組み合わせによる凝集剤コストは
現在、主に使われている硫酸バンドおよびポリ塩化アル
ミニウムに比べて若干有利である。
現在、主に使われている硫酸バンドおよびポリ塩化アル
ミニウムに比べて若干有利である。
【0024】チタンの安全性に関しては、一般に毒性の
ない元素として知られている。「生体微量元素」(広川
書店)によると、チタンの代謝に関するデータが乏しく
統一見解はないが、消化系からの吸収は少なく経口的に
摂取されたチタンは、ほとんどが排泄物として体外に出
るとされている。
ない元素として知られている。「生体微量元素」(広川
書店)によると、チタンの代謝に関するデータが乏しく
統一見解はないが、消化系からの吸収は少なく経口的に
摂取されたチタンは、ほとんどが排泄物として体外に出
るとされている。
【0025】また、血液や尿中へは、ほとんど移行せ
ず、また毒性が低く、生理学的には可もなく不可もない
元素と考えられている。すなわち、チタン金属やチタン
化合物の経口摂取は無害であるとされている。
ず、また毒性が低く、生理学的には可もなく不可もない
元素と考えられている。すなわち、チタン金属やチタン
化合物の経口摂取は無害であるとされている。
【0026】本件発明によるチタン塩とアルカリ土類金
属塩またはアルカリ金属塩の配合、またはチタン塩とア
ルミニウム塩または鉄塩またはジルコニウム塩とアルカ
リ土類金属塩またはアルカリ金属塩の配合による凝集剤
及び処理方法は極めて短時間で凝集物を発生することか
ら浄(上)水用水の凝集処理方法として有効である。
属塩またはアルカリ金属塩の配合、またはチタン塩とア
ルミニウム塩または鉄塩またはジルコニウム塩とアルカ
リ土類金属塩またはアルカリ金属塩の配合による凝集剤
及び処理方法は極めて短時間で凝集物を発生することか
ら浄(上)水用水の凝集処理方法として有効である。
【0027】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0028】実験方法 (1)実験装置 ジャーテスター : 宮本理研工業株式会社製 型式JMD−8 ペラ形状 : 二段櫂型(4−Flat−blade Pad dle) W4×L68×H17 ビーカー ガラス製容量500ml 凝集剤添加手段 マイクロピペット(エッペンドルフ社製)
【0029】(2)攪拌条件 急速攪拌 110rpm×10分 緩速攪拌 40rpm×10分 静置時間 10分
【0030】(3)温度条件 実験は室温で行った。
【0031】(4)原水/凝集剤組成 原水: 水道水に純水を加えてアルカリ度を25〜30
ppmに調整し、さらに水簸をしたカオリン(関東化
学)を添加して濁度を20度に調整した、pH7.0の
人工水を用いた。 凝集剤:使用した凝集剤を表1に示す。
ppmに調整し、さらに水簸をしたカオリン(関東化
学)を添加して濁度を20度に調整した、pH7.0の
人工水を用いた。 凝集剤:使用した凝集剤を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】(5)分析法 水質分析は10分間静置後の上澄液、200ml採取し
て測定した。 濁度: 積分球式濁度計、三菱化成工業(株)SEP−
DT−501DpH: 上水試験法のpH測定法(比色
法) 残留チタンおよびアルミニウム:試料にHNO3を全体
で1%になるように添加し12時間放置後、ICP発光
分光分析。 溶存チタン: 試料を0.5μmのPTFE濾紙(テフ
ロン製)でろ過後、HNO3を全体で1%になるように
添加し、12時間放置後、ICP発光分光分析
て測定した。 濁度: 積分球式濁度計、三菱化成工業(株)SEP−
DT−501DpH: 上水試験法のpH測定法(比色
法) 残留チタンおよびアルミニウム:試料にHNO3を全体
で1%になるように添加し12時間放置後、ICP発光
分光分析。 溶存チタン: 試料を0.5μmのPTFE濾紙(テフ
ロン製)でろ過後、HNO3を全体で1%になるように
添加し、12時間放置後、ICP発光分光分析
【0034】実施例1 原水500mlに凝集剤としてTiOSO4とポリ塩化
アルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注
入し、各条件でのpH値、上澄濁度および溶存Ti,A
l分を測定した。実験方法、条件および装置は前記の通
りである。TiO2/Al2O3(重量比)は40、2
0、5、1.6、0.3 とし、TiOSO4添加量
は、TiO2(mg/L)として60、50、40、3
0、20、8、6、4、2 とした。結果を表2、3に
示す。
アルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注
入し、各条件でのpH値、上澄濁度および溶存Ti,A
l分を測定した。実験方法、条件および装置は前記の通
りである。TiO2/Al2O3(重量比)は40、2
0、5、1.6、0.3 とし、TiOSO4添加量
は、TiO2(mg/L)として60、50、40、3
0、20、8、6、4、2 とした。結果を表2、3に
示す。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】TiO2/Al2O3=5が上澄濁度から
見て最適比率で、また、上澄水のpH値も6〜7の範囲
となり溶存Ti,Alが極めて低濃度であることが分か
った。
見て最適比率で、また、上澄水のpH値も6〜7の範囲
となり溶存Ti,Alが極めて低濃度であることが分か
った。
【0038】実施例2 原水500mlに凝集剤としてTiCl4とポリ塩化ア
ルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注入
し、各条件での上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2/Al2O
3(重量比)は40、20、5、1.6、0.3 と
し、TiCl4添加量はTiO2(mg/L)として6
0、50、40、30、20、8、6、4、2 とし
た。結果を表4に示す。
ルミニウム(PAC)を次の割合と添加量で同時に注入
し、各条件での上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2/Al2O
3(重量比)は40、20、5、1.6、0.3 と
し、TiCl4添加量はTiO2(mg/L)として6
0、50、40、30、20、8、6、4、2 とし
た。結果を表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】実施例3 原水500mlに凝集剤としてTiOSO4またはTi
Cl4とFeCl3を次の条件で同時に注入し、各条件
でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件およ
び装置は前記の通りである。TiOSO4またはTiC
l4の添加量はTiO2(mg/L)として、それぞれ
8、6、4、2とした。結果を表5に示す。
Cl4とFeCl3を次の条件で同時に注入し、各条件
でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件およ
び装置は前記の通りである。TiOSO4またはTiC
l4の添加量はTiO2(mg/L)として、それぞれ
8、6、4、2とした。結果を表5に示す。
【0041】
【表5】
【0042】チタン系凝集剤との組み合わせをFeC1
3に代えてもポリ塩化アルミニウムの場合と同程度の上
澄濁度とpH値になった。
3に代えてもポリ塩化アルミニウムの場合と同程度の上
澄濁度とpH値になった。
【0043】実施例4 原水500mLに凝集剤としてTiOSO4またはTi
Cl4とZrOCl2を次の条件で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiOSO4またはTi
Cl4の添加量はTiO2(mg/L)として8、6、
4、2とした。結果を表6に示す。
Cl4とZrOCl2を次の条件で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiOSO4またはTi
Cl4の添加量はTiO2(mg/L)として8、6、
4、2とした。結果を表6に示す。
【0044】
【表6】
【0045】チタン系凝集剤とZrOCl2の組み合わ
せによる上澄濁度は浄水処理用として有効である事が分
かった。
せによる上澄濁度は浄水処理用として有効である事が分
かった。
【0046】実施例5 原水500mlに凝集剤としてTiCl4とポリ塩化ア
ルミニウム(PAC)あるいはFeCl3あるいはZr
OCl2の割合がTiO2/Al2O3またはFe2O
3またはZrO2=5のものに対してMgCl2あるい
はCaCl2を次の割合と添加量で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2/CaCl2ま
たはMgCl2(重量比)は、1、0.1、0.01と
し、TiCl4添加量はTiO2(mg/L)として
8、6、4、2 とした。結果を表7、8、9、10、
11、12に示す。
ルミニウム(PAC)あるいはFeCl3あるいはZr
OCl2の割合がTiO2/Al2O3またはFe2O
3またはZrO2=5のものに対してMgCl2あるい
はCaCl2を次の割合と添加量で同時に注入し、各条
件でのpH値と上澄濁度を測定した。実験方法、条件お
よび装置は前記の通りである。TiO2/CaCl2ま
たはMgCl2(重量比)は、1、0.1、0.01と
し、TiCl4添加量はTiO2(mg/L)として
8、6、4、2 とした。結果を表7、8、9、10、
11、12に示す。
【0047】上澄濁度(度)およびpH値(mg/L,
TiO2/Al2O3、Fe2O3又はZrO2=
5) MgCl2との組み合わせの場合
TiO2/Al2O3、Fe2O3又はZrO2=
5) MgCl2との組み合わせの場合
【0048】
【表7】
【0049】
【表8】
【0050】
【表9】
【0051】CaCl2との組み合わせの場合
【表10】
【0052】
【表11】
【0053】
【表12】
【0054】TiCl4/ポリ塩化アルミニウムまたは
FeCl3またはZrOCl2の組み合わせ凝集剤に対
して、MgCl2またはCaCl2をTiO2に対して
MgCl2またはCaCl2として4倍以上加えること
で、より低い上澄濁度が得られることが分かった。ま
た、すべての実験条件で上澄水のpH値か5.6〜8.
7の範囲であることが分かった。
FeCl3またはZrOCl2の組み合わせ凝集剤に対
して、MgCl2またはCaCl2をTiO2に対して
MgCl2またはCaCl2として4倍以上加えること
で、より低い上澄濁度が得られることが分かった。ま
た、すべての実験条件で上澄水のpH値か5.6〜8.
7の範囲であることが分かった。
【0055】実施例6 原水500mlに凝集剤を実施例1〜3は別々に同時に
注入したが、TiCl4とポリ塩化アルミニウムあるい
はFeCl3あるいはZrOCl2とCaCl2を前も
って混合した後、注入した場合の上澄濁度とpH値を測
定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。結果を表13、14に示す。
注入したが、TiCl4とポリ塩化アルミニウムあるい
はFeCl3あるいはZrOCl2とCaCl2を前も
って混合した後、注入した場合の上澄濁度とpH値を測
定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。結果を表13、14に示す。
【0056】上澄濁度(度)とpH値(TiO2/Al
2O3またはFe2O3またはZrO2=5)
2O3またはFe2O3またはZrO2=5)
【0057】
【表13】
【0058】
【表14】
【0059】TiCl4/ポリ塩化アルミニウムあるい
はFeCl3あるいはZrOCl2とCaCl2をあら
かじめ混合して注入した方が、別々に同時に注入するよ
りも上澄濁度が低くなることが分かった。
はFeCl3あるいはZrOCl2とCaCl2をあら
かじめ混合して注入した方が、別々に同時に注入するよ
りも上澄濁度が低くなることが分かった。
【0060】実施例7 原水500mlに凝集剤TiCl4とポリ塩化アルミニ
ウムを添加する順序を次のように変えて注入し、上澄濁
度を測定した。順序を表15に示す。なお、表中でAは
ポリ塩化アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを
示し、また、T/Aは同時添加であることを示す。
ウムを添加する順序を次のように変えて注入し、上澄濁
度を測定した。順序を表15に示す。なお、表中でAは
ポリ塩化アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを
示し、また、T/Aは同時添加であることを示す。
【0061】
【表15】
【0062】・攪拌条件 急速攪拌:110rpmで5分間+5分間 緩速攪拌: 40rpmで10分間 静置時間: 10分間
【0063】・組み合わせ割合 TiO2/Al2O3=5
【0064】結果を表16に示す。表中でAはポリ塩化
アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを示し、ま
た、T/Aは同時添加であることを示す。
アルミニウム、Tは四塩化チタンであることを示し、ま
た、T/Aは同時添加であることを示す。
【0065】
【表16】
【0066】TiCl4とポリ塩化アルミニウム(PA
C)を同時に注入した場合が他の方法に比べて上澄濁度
が低いことが分かった。
C)を同時に注入した場合が他の方法に比べて上澄濁度
が低いことが分かった。
【0067】実施例8 原水500mlに凝集剤としてTiCl4、TiOSO
4、FeCl3、ZrOCl2を注入し上澄濁度を測定
した。実施例8は実施例1〜7に対する比較データとし
て実施した。実験方法、条件および装置は前記の通りで
ある。結果を表17に示す。
4、FeCl3、ZrOCl2を注入し上澄濁度を測定
した。実施例8は実施例1〜7に対する比較データとし
て実施した。実験方法、条件および装置は前記の通りで
ある。結果を表17に示す。
【0068】
【表17】
【0069】実施例9 原水500m1に凝集剤としてTiOSO4またはTi
Cl4とMgCl2またはNaClまたは、CaCl2
またはKCl,硫酸塩を次の条件で注入し、上澄濁度を
測定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。 添加量:2、4、6、8(mg/L)as TiO2 TiO2/アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩:
1、0.1、0.01(重量比) 結果を表18、19、20、21、22、23に示す。
Cl4とMgCl2またはNaClまたは、CaCl2
またはKCl,硫酸塩を次の条件で注入し、上澄濁度を
測定した。実験方法、条件および装置は前記の通りであ
る。 添加量:2、4、6、8(mg/L)as TiO2 TiO2/アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩:
1、0.1、0.01(重量比) 結果を表18、19、20、21、22、23に示す。
【0070】〔TiOSO4〕
【表18】
【0071】
【表19】
【0072】
【表20】
【0073】〔TiC14〕
【表21】
【0074】
【表22】
【0075】
【表23】
【0076】実施例10 MgCl2−TiCl4系処理後の上澄水pHと濁度と
の関係を測定した結果を表24に示す。ただし、評価法
: 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×悪い、で
行った。
の関係を測定した結果を表24に示す。ただし、評価法
: 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×悪い、で
行った。
【0077】
【表24】
【0078】実施例11 MgCl2−TiOSO4系処理後の上澄みpHと濁度
との関係を測定した結果を表26に示す。ただし、評価
法は以下の通りである。 評価法 : 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×
悪い
との関係を測定した結果を表26に示す。ただし、評価
法は以下の通りである。 評価法 : 沈降性は 〇 良い、 △ 普通、 ×
悪い
【0079】
【表25】
【0080】表24、25の結果より以下のことが明ら
かである。 1) TiO2/MgCl2=0.25以上とすること
により、pH6〜8の中性領域で上澄濁度および/また
は残留チタンが大幅に低下している。 2) 従来技術であるTiCl4単独ではpH6以下お
よびpH8以上でないと除濁効果が劣る。 3) TiO2/MgCl2=0.25以上でpH5.
6〜8.7のすべての領域で残留チタンが低下し優れた
除濁効果が得られる。 4) 従来技術であるTiCl4単独ではpHを中性に
戻すために、二段処理が必要であったが、本発明の方法
によれば一段処理が可能である。 5)中性領域での水処理であるため、処理設備の腐食問
題が解消される。
かである。 1) TiO2/MgCl2=0.25以上とすること
により、pH6〜8の中性領域で上澄濁度および/また
は残留チタンが大幅に低下している。 2) 従来技術であるTiCl4単独ではpH6以下お
よびpH8以上でないと除濁効果が劣る。 3) TiO2/MgCl2=0.25以上でpH5.
6〜8.7のすべての領域で残留チタンが低下し優れた
除濁効果が得られる。 4) 従来技術であるTiCl4単独ではpHを中性に
戻すために、二段処理が必要であったが、本発明の方法
によれば一段処理が可能である。 5)中性領域での水処理であるため、処理設備の腐食問
題が解消される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有賀 茂美 長野県上伊那郡南箕輪村3685番地の2 大 明化学工業株式会社内 (72)発明者 田中 稔 長野県上伊那郡南箕輪村3685番地の2 大 明化学工業株式会社内 (72)発明者 田中 美太郎 大阪市北区梅田1丁目11番4・900号 日 の丸鉱業株式会社内 (72)発明者 岩根 信雄 大阪市中央区博労町3丁目6番1号 テイ カ株式会社内 (72)発明者 青江 輝雄 岡山県岡山市西幸西1072番地 テイカ株式 会社岡山研究所内
Claims (14)
- 【請求項1】(a)硫酸チタニル水溶液またはオルトチ
タン酸の塩酸溶液と、(b)アルカリ金属塩またはアル
カリ土類金属塩とを、(a)をTiO2 に換算して
(a)/(b)=0.25〜0.0002の重量割合で
配合することを特徴とする水処理凝集剤。 - 【請求項2】該アルカリ金属塩がナトリウム又はカリウ
ムのハロゲン化物であり、該アルカリ土類金属塩がカル
シウム、マグネシウムのハロゲン化物又はマグネシウム
の硫酸塩である、請求項1に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項3】更に、鉄塩をFe2 O3 に換算してTiO
2 /Fe2 O3 =1〜40の重量割合で混合した、請求
項1又は2に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項4】該鉄塩が硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第
一鉄、塩化第二鉄およびポリ硫酸鉄である、請求項3に
記載の水処理凝集剤。 - 【請求項5】更に、ジルコニル塩をZrO2 に換算して
TiO2 /ZrO2 =1〜40の重量割合で混合した、
請求項1又は2に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項6】該ジルコニル塩が〔ZrO(OH)Cl,
ZrOCl2 〕または硫酸ジルコニウムである、請求項
5に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項7】更に、アルミニウム塩をAl2 O3 に換算
してTiO2 /Al2 O3 =1〜40の重量割合で混合
した、請求項1又は2に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項8】該アルミニウム塩が、ポリ塩化アルミニウ
ム、硫酸アルミニウムまたは塩化アルミニウムである、
請求項7に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項9】pH5.6〜8.7において原水へ請求項
1乃至8のいずれかに記載の水処理凝集剤を添加して処
理することを特徴とする水処理方法。 - 【請求項10】(a)をTiO2 に換算して(a)/
(b)=0.25〜0.01であり、用途が上水道用で
ある、請求項1又は2に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項11】(a)をTiO2 に換算して(a)/
(b)=0.25〜0.01であり、TiO2 /Fe2
O3 =5〜20であり、用途が上水道用である、請求項
3又は4に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項12】(a)をTiO2 に換算して(a)/
(b)=0.25〜0.01であり、TiO2 /ZrO
2 =5〜20であり、用途が上水道用である、請求項5
又は6に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項13】(a)をTiO2 に換算して(a)/
(b)=0.25〜0.01であり、TiO2 /Al2
O3 =5〜20であり、用途が上水道用である、請求項
7又は8に記載の水処理凝集剤。 - 【請求項14】pH6〜8において原水へ請求項10乃
至13のいずれかに記載の水処理凝集剤を添加して処理
することを特徴とする水道水処理方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313072A JP2987694B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 水処理凝集剤および水処理方法 |
| PCT/JP1997/004073 WO1998021148A1 (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Flocculant compositions and water treatment method using the same |
| CA002242331A CA2242331C (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Flocculant compositions and water treatment method using the same |
| US09/101,338 US6123854A (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Flocculant compositions and water treatment method using the same |
| TW086116637A TW492948B (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Flocculant compositions and water treatment method using the same |
| EP97911492A EP0886625A1 (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Flocculant compositions and water treatment method using the same |
| KR1019980705219A KR19990077084A (ko) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | 응집제 조성물 및 이것을 사용하는 수처리 방법 |
| NO983136A NO983136L (no) | 1996-11-08 | 1998-07-07 | Flokkulantsammensetninger og vannbehandlingsfremgangsmÕte ved anvendelse av samme |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313072A JP2987694B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 水処理凝集剤および水処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10137508A true JPH10137508A (ja) | 1998-05-26 |
| JP2987694B2 JP2987694B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=18036865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8313072A Expired - Fee Related JP2987694B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 水処理凝集剤および水処理方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6123854A (ja) |
| EP (1) | EP0886625A1 (ja) |
| JP (1) | JP2987694B2 (ja) |
| KR (1) | KR19990077084A (ja) |
| CA (1) | CA2242331C (ja) |
| NO (1) | NO983136L (ja) |
| TW (1) | TW492948B (ja) |
| WO (1) | WO1998021148A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100715093B1 (ko) | 2005-12-30 | 2007-05-07 | (주) 빛과환경 | 오염수의 처리와 동반하여, 응집제로서 첨가된 가수분해성금속화합물로부터 유·무기원소-도핑 금속산화물을 회수하는방법 |
| KR101016392B1 (ko) * | 2010-09-06 | 2011-02-18 | 주식회사 수엔텍 | 지르코늄을 이용한 수처리용 응집제 조성물 및 이를 이용한 수처리 방법 |
| CN103466771A (zh) * | 2013-09-27 | 2013-12-25 | 中国环境科学研究院 | 一种氧化型聚硅酸铝铁混凝剂的制备方法 |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6235339B1 (en) * | 1999-03-04 | 2001-05-22 | Purdue Research Foundation | Method of treating a meat processing plant waste stream |
| KR100353242B1 (ko) * | 2000-02-28 | 2002-09-18 | 극동화학 주식회사 | 실리카겔을 지지체로 하는 신규한 형태의 광촉매 및 그제조방법 |
| RU2179954C1 (ru) * | 2000-06-22 | 2002-02-27 | Стремилова Нина Николаевна | Композиция для очистки природных и сточных вод и способ получения композиции для очистки природных и сточных вод (варианты) |
| US20040108277A1 (en) * | 2001-07-20 | 2004-06-10 | Ionics, Incorporated | Reverse osmosis pretreatment using low pressure filtration |
| CN1300009C (zh) * | 2003-01-27 | 2007-02-14 | 费兴祖 | 一种不投加凝聚剂的物化法处理印染废水的方法及所用辅料的制备方法 |
| US20060003891A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-05 | Tao Zhang | Spent FCC catalyst based coagulating and flocculating agent and method for making it |
| US7389543B2 (en) * | 2004-06-30 | 2008-06-24 | Nike, Inc. | Optically decentered face shield |
| WO2007047624A1 (en) | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Inframat Corporation | Water treatment composition comprising nanostructured materials |
| WO2009055090A1 (en) | 2007-04-30 | 2009-04-30 | Inframat Corporation | Nanostructured compositions having reduced dissolution of manganese, method of making them and using them in water treatment |
| WO2012129441A2 (en) * | 2011-03-22 | 2012-09-27 | Argopower, Llc | Battery charger and fuel cell |
| KR101270211B1 (ko) | 2012-01-10 | 2013-05-31 | 주식회사 크린켐 | 불소 함유 폐수처리용 조성물 |
| CN102976462B (zh) * | 2012-12-20 | 2013-09-25 | 山东大学 | 一种聚合四氯化钛无机高分子絮凝剂的制备方法 |
| US10968126B2 (en) | 2017-07-07 | 2021-04-06 | Katz Water Tech, Llc | Pretreatment of produced water to facilitate improved metal extraction |
| CN110304703B (zh) * | 2019-07-12 | 2022-04-29 | 云南中泰嘉华环保科技有限责任公司 | 一种用铝灰生产聚氯化铝净水剂的制备方法 |
| CN110526382A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-12-03 | 上海电力大学 | 一种水处理药剂及其制备 |
| CN111908610B (zh) * | 2020-07-14 | 2022-03-22 | 河北美卡诺生物科技有限公司 | 一种用于污水脱氮的碳源 |
| CN112158925A (zh) * | 2020-09-04 | 2021-01-01 | 中国科学院海洋研究所 | 一种提高改性粘土絮凝效率和沉降速率的方法 |
| KR102883686B1 (ko) | 2023-03-03 | 2025-11-07 | 유니버시티 오브 지난 | 오염수 정화용 고효율 고분자 티탄염 응고제의 제조방법 |
| CN117865305A (zh) * | 2024-01-22 | 2024-04-12 | 济南大学 | 一种聚合钛锆混凝剂的制备方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2204812A (en) * | 1938-02-03 | 1940-06-18 | Pittsburgh Plate Glass Co | Composition of matter and method of using same |
| DE3004825A1 (de) * | 1980-02-09 | 1981-08-20 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Faellmittel, verfahren zu dessen herstellung und dessen verwendung zur entphosphatisierung von abwasser |
| SU1699948A1 (ru) * | 1989-05-24 | 1991-12-23 | Всесоюзный научно-исследовательский и проектный институт титана | Способ очистки сточных вод от фосфатов |
| US5234603A (en) * | 1991-06-04 | 1993-08-10 | Analytical Development Corporation | Methods employing a zirconium salt for use in wastewater treatment |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP8313072A patent/JP2987694B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-11-07 WO PCT/JP1997/004073 patent/WO1998021148A1/en not_active Ceased
- 1997-11-07 KR KR1019980705219A patent/KR19990077084A/ko not_active Withdrawn
- 1997-11-07 US US09/101,338 patent/US6123854A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-11-07 EP EP97911492A patent/EP0886625A1/en not_active Withdrawn
- 1997-11-07 TW TW086116637A patent/TW492948B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-11-07 CA CA002242331A patent/CA2242331C/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-07-07 NO NO983136A patent/NO983136L/no not_active Application Discontinuation
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100715093B1 (ko) | 2005-12-30 | 2007-05-07 | (주) 빛과환경 | 오염수의 처리와 동반하여, 응집제로서 첨가된 가수분해성금속화합물로부터 유·무기원소-도핑 금속산화물을 회수하는방법 |
| KR101016392B1 (ko) * | 2010-09-06 | 2011-02-18 | 주식회사 수엔텍 | 지르코늄을 이용한 수처리용 응집제 조성물 및 이를 이용한 수처리 방법 |
| CN103466771A (zh) * | 2013-09-27 | 2013-12-25 | 中国环境科学研究院 | 一种氧化型聚硅酸铝铁混凝剂的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2987694B2 (ja) | 1999-12-06 |
| CA2242331A1 (en) | 1998-05-22 |
| WO1998021148A1 (en) | 1998-05-22 |
| US6123854A (en) | 2000-09-26 |
| TW492948B (en) | 2002-07-01 |
| KR19990077084A (ko) | 1999-10-25 |
| EP0886625A1 (en) | 1998-12-30 |
| CA2242331C (en) | 2001-12-11 |
| NO983136L (no) | 1998-07-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2987694B2 (ja) | 水処理凝集剤および水処理方法 | |
| US5510040A (en) | Removal of selenium from water by complexation with polymeric dithiocarbamates | |
| CN1810673B (zh) | 污浊排水的凝集分离净化剂及净化方法 | |
| CN101492192A (zh) | 一种含氟废水处理用混凝剂及其应用工艺 | |
| CN108101184A (zh) | 一种污水处理剂及其制备方法 | |
| Zaki et al. | Assessing the efficacy of bentonite as a coagulant aid for raw water treatment | |
| WO2018077951A1 (en) | Purification composition for clarifying soiled water for obtaining water suitable for use in laundry | |
| US4519921A (en) | Methods for removing pollutants from water and waste water and for reducing sludge resistance to dewatering | |
| RU2131849C1 (ru) | Способ получения коагулирующе-флокулирующего реагента и способ обработки воды | |
| KR100469685B1 (ko) | 폐수처리용 응집조성물 및 그 제조방법 | |
| JP3952122B2 (ja) | チタン系凝集剤 | |
| JP2002079003A (ja) | 高純度第二鉄系無機凝集剤及びその製造方法、並びに浄水処理における凝集分離処理方法及び処理装置 | |
| Kulishenko et al. | The use of products of recycling waste of aluminum manufacturing as a coagulant when purifying highly colored natural water | |
| RU2725315C1 (ru) | Способ очистки воды от соединений мышьяка | |
| JPH11188204A (ja) | 水処理用チタン系凝集剤 | |
| JP3694813B2 (ja) | 上水処理用凝集剤 | |
| JP3520112B2 (ja) | 水処理方法 | |
| JP2788552B2 (ja) | 重金属及びトリハロメタンとその前駆物質を除去するための上水用凝集組成物 | |
| CN107986415A (zh) | 一种污泥分离配方及其制备方法 | |
| KR0155467B1 (ko) | 칼슘, 마그네슘이 같이 함유된 물질을 이용한 산업폐수 처리방법 | |
| RU2283286C1 (ru) | Нефелиновый коагулянт | |
| KR940001798B1 (ko) | 정수용 응집제 조성물 | |
| SU833573A1 (ru) | Способ очистки сточных вод отТ жЕлыХ цВЕТНыХ МЕТАллОВ | |
| JP3694816B2 (ja) | 上水処理用凝集剤 | |
| JPH11290613A (ja) | 含水金属酸化物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990907 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |