JPH10137737A - 基板処理装置の処理液加熱装置 - Google Patents

基板処理装置の処理液加熱装置

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JPH10137737A
JPH10137737A JP31294396A JP31294396A JPH10137737A JP H10137737 A JPH10137737 A JP H10137737A JP 31294396 A JP31294396 A JP 31294396A JP 31294396 A JP31294396 A JP 31294396A JP H10137737 A JPH10137737 A JP H10137737A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液の液漏れを確実に防止することのでき
る基板処理装置の処理液加熱装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 処理液加熱装置2は、筒状の側壁22
と、底壁23と、フランジ24とからなるステンレス製
のハウジング25と、ハウジング25と同様のステンレ
スからなる円盤状の蓋状体26とを備える。蓋状体26
の周辺部とハウジング25のフランジ24とは、8組の
ネジ27およびナット30の作用により、互いに気密状
態で当接している。蓋状体26にはヒータ28が付設さ
れている。このヒータ28は、蓋状体26とフランジ2
4とが当接した状態において、蓋状体26とハウジング
25とにより形成される気密室内に収納されるように、
一対の基端部を蓋状体26に固定した湾曲形状をなして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用
マスク基板等の基板を処理するための基板処理装置に関
し、特に、基板を処理するための処理液を加熱する処理
液加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の基板処理装置においては、例え
ば百数十度程度の温度まで加熱した処理液をポンプによ
り圧送することにより、この処理液を基板を処理するた
めの処理液槽や基板そのものに供給する構成が採用され
ている。
【0003】このような基板処理装置に使用される処理
液加熱装置としては、例えば実開平6−60094号公
報に記載されたように、ヒータを内蔵したフッ素樹脂製
のハウジング内に処理液を循環することにより、当該処
理液を加熱するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフッ素樹脂
製のハウジングを有する処理液加熱装置においては、処
理液による内圧や熱膨張の影響からハウジングが変形
し、処理液の液漏れが生ずる場合がある。また、ハウジ
ングの変形によりハウジングとヒータとが接触し、フッ
素樹脂製のハウジングが溶融することにより液漏れが生
ずる虞もある。
【0005】このとき、処理液として有機溶剤等の引
火、爆発性の雰囲気を生成する液体を使用した場合にお
いては、上記液漏れが特に問題となる。
【0006】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、処理液の液漏れを確実に防止すること
のできる基板処理装置の処理液加熱装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板を処理するための処理液を加熱する基板処理装
置の処理液加熱装置であって、その一端が底壁により閉
止され他端に開口部が形成された筒状体と、当該筒状体
の開口部の外周に配設されたフランジとからなるハウジ
ングと、その周辺部が前記ハウジングのフランジと気密
状態で連結されることにより、前記ハウジングの開口部
を閉止する蓋状体と、前記蓋状体に付設され、前記蓋状
体が前記ハウジングの開口部を閉止した状態において前
記ハウジング内に収納されるヒータと、前記ハウジング
の底壁または前記蓋状体のいずれかに配設された処理液
導入部と、前記ハウジングの底壁または前記蓋状体にお
ける前記処理液導入部の逆側に配設された処理液流出部
とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ハウジングおよび前記蓋状体にお
ける処理液との接触部分に耐薬品性の樹脂によるコーテ
ィングが施されている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記ヒータに電流を供給する
ための電流供給線と接続する端子台が、前記蓋状体にお
ける前記ヒータとは逆側の面に配設された端子台カバー
内に設置されており、前記端子台カバーには当該端子台
カバー内に不活性ガスを供給するための不活性ガス供給
管が接続されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る処理液加
熱装置を適用する基板処理装置の概要図である。
【0011】この基板処理装置は、処理液として摂氏1
20度に加熱した有機溶剤を含む剥離液を使用し、この
処理液中に基板を浸漬してその剥離処理を行う装置であ
り、処理液を貯留する処理液槽1と、この発明に係る処
理液加熱装置2と、処理液槽1の外周部に配設され処理
液槽1の上端からオーバフローした処理液を一時的に貯
留する溢流部3と、溢流部3と処理液加熱装置2とを接
続する流路5aと、処理液加熱装置2と処理液槽1とを
接続する流路5bと、流路5a中に配設され溢流部3内
に一時的に貯留された処理液を処理液加熱装置2に圧送
するポンプ4と、流路5b中に配設されそこを通過する
処理液中の不純物を濾渦するフィルタ8とを備える。
【0012】流路5b中には、そこを処理液が通過して
いるか否かを検出するための2個のセンサ6、7が配設
されている。また、処理液加熱装置2には、後程詳細に
説明するように、窒素ガス供給源9に接続する端子台カ
バー10と、3個の温度センサ11a、11b、11c
とが配設されている。
【0013】なお、この図において12は、処理液加熱
装置2におけるエア抜き用の流路であり、13、14は
各流路5b、12中に配設された電磁弁である。
【0014】この基板処理装置においては、処理液槽1
の上端からオーバフローして溢流部3内に流下した処理
液は、ポンプ4により流路5aを介して処理液加熱装置
2に圧送され、処理液加熱装置2により所定温度まで加
熱された後、流路5bを介して処理液槽1に再度供給さ
れることにより温度制御される。
【0015】次に、この発明に係る処理液加熱装置2の
構成について説明する。図2は処理液加熱装置2の一部
を断面で示す平面図であり、図3はその左側面図、ま
た、図4はその右側面図である。
【0016】この処理液加熱装置2は、筒状の側壁22
と、底壁23と、フランジ24とからなるステンレス製
のハウジング25と、ハウジング25と同様のステンレ
スからなる円盤状の蓋状体26とを備える。蓋状体26
の周辺部とハウジング25のフランジ24とは、8組の
ネジ27およびナット30の作用により、ハウジング2
5の開口部を閉止するように互いに気密状態で当接して
いる。このため、このハウジング25と蓋状体26とに
より、処理液を加熱するための気密室が形成される。
【0017】ハウジング25および蓋状体26における
処理液との接触部分、すなわち、気密室を形成するハウ
ジング25における側壁22および底壁23の内側部分
および蓋状体26の内側部分には、例えばフッ素樹脂等
の耐薬品性の樹脂によるコーティングが施されている。
【0018】蓋状体26には、図2および図4に示すよ
うに、3個のヒータ28が付設されている。このヒータ
28は、蓋状体26とフランジ24とが当接した状態に
おいて、蓋状体26とハウジング25とにより形成され
る気密室内に収納されるように、一対の基端部を蓋状体
26に固定した湾曲形状をなしている。このヒータ28
の基端部は、蓋状体26を貫通して蓋状体26の外側面
に配設された端子台29と接続されている。また、この
端子台29には、ヒータ28に電流を供給するための一
対の電流供給線32が接続されている。
【0019】端子台29は、図2に示すように、蓋状体
26に固定された端子台カバー10に覆われている。ま
た、端子台カバー10には、端子台カバー10の内部を
窒素ガスでパージするための窒素ガス供給管33が配設
されている。この窒素ガス供給管33は、図1に示す窒
素ガス供給源9に接続されている。このように、端子台
29を端子台カバー10で覆うと共に、当該端子台カバ
ー10内を窒素ガスでパージすることにより、万一、有
機溶剤を含む処理液から発生した引火、爆発性のガスが
漏洩した状態で端子台29において火花が発生した場合
であっても、この火花からガスへの引火を防止すること
ができる。
【0020】また、蓋状体26には、図4に示すよう
に、蓋状体26とハウジング25とにより形成される気
密室内に処理液を導入するための処理液導入部35が配
設されている。この処理液導入部35は、図5に示すよ
うに、溢流部3と処理液加熱装置2とを接続する流路5
aの下流側端部に接続された樹脂製の継手36と、蓋状
体26に螺合するネジ37の作用により継手36を蓋状
体26に穿設された導入口39方向に付勢する金属製の
押さえ板38とを備える。なお、符号42は、蓋状体2
6と継手36との間に配設されたOリングである。
【0021】一方、ハウジング25の底壁23には、図
2および図3に示すように、蓋状体26とハウジング2
5とにより形成される気密室内から処理液を流出させる
ための処理液流出部45が配設されている。この処理液
流出部35は図5に示す処理液導入部35と同様の構成
を有するものであり、図6に示すように、処理液加熱装
置2と処理液槽1とを接続する流路5bの上流側端部に
接続された樹脂製の継手46と、ハウジング25の底壁
23に螺合するネジ47の作用により継手46を底壁2
3に穿設された流出口49方向に付勢する金属製の押さ
え板48とを備える。なお、符号52は、底壁23と継
手46との間に配設されたOリングである。
【0022】また、ハウジング25の底壁23には、図
2および図3に示すように、蓋状体26とハウジング2
5とにより形成される気密室内の処理液の温度を検出す
るための3個の温度検出部55a、55b、55cが配
設されているこの温度検出部55a、55b、55c
は、図7に示すように、上述した温度センサ11a、1
1b、11cを支持する樹脂製の継手56と、ハウジン
グ25の底壁23に螺合するネジ57の作用により継手
56を底壁23方向に付勢する金属製の押さえ板58と
を備える。なお、符号62は、底壁23と継手56との
間に配設されたOリングである。
【0023】上記温度センサ11a、11b、11cの
うちの中央の温度センサ11bは処理液の温度を制御す
るための温度センサであり、処理液を設定温度である摂
氏120度に維持するため、ヒータ28を制御する目的
で使用される。また、上記温度センサ11a、11b、
11cのうちの両側の温度センサ11a、11cは処理
液が過度に加熱することを防止するための温度センサで
あり、処理液の温度が摂氏140度になった時点でヒー
タ28による加熱を停止する目的で使用される。なお、
処理液が過度に加熱することを防止するために複数の温
度センサ11a、11cを使用しているのは、温度セン
サ11a、11b、11cの破損や誤動作により処理液
が過度に加熱されることを確実に防止するためである。
【0024】このような処理液加熱装置2により処理液
を加熱する場合においては、ポンプ4により圧送された
処理液を、処理液導入部35から蓋状体26とハウジン
グ25とにより形成される気密室内に導入し処理液流出
部45から流出させるとともに、この処理液をヒータ2
8により加熱する。
【0025】このとき、ハウジング25と蓋状体26と
はステンレスから構成されており、また、蓋状体26の
周辺部とハウジング25のフランジ24とをネジ27お
よびナット30により連結するフランジ構造となってい
ることから、処理液による内圧や熱膨張によってもハウ
ジング25と蓋状体26とにより形成される気密室が変
形することはない。特に、ハウジング25の側壁22は
筒型形状を有することから、ポンプ4の脈動等により処
理液の圧力が高くなった場合においても、その変形量を
最小限とすることが可能となる。
【0026】また、処理液導入部35、処理液流出部4
5および温度検出部55a、55b、55cは、いずれ
も継手36、46、56をネジ37、47、57と金属
製の押さえ板38、48、58とにより付勢する構成を
有することから、ポンプ4の脈動等により処理液の圧力
が高くなった場合においても、処理液導入部35、処理
液流出部45および温度検出部55a、55b、55c
から処理液が漏洩することを確実に防止することができ
る。
【0027】さらに、ハウジング25および蓋状体26
における処理液との接触部分、すなわち、気密室を形成
するハウジング25における側壁22および底壁23の
内側部分および蓋状体26の内側部分には、例えばフッ
素樹脂等の耐薬品性の樹脂によるコーティングが施され
ていることから、処理液の汚染を有効に防止することが
できる。なお、この処理液加熱装置2は、ハウジング2
5と蓋状体26とをネジ27およびナット30により連
結するフランジ構造を有することから、フッ素樹脂等に
よるコーティング後にハウジング25と蓋状体26とを
連結して気密室を形成することができる。このため、フ
ッ素樹脂等のコーティング後に溶接等の作業を行う必要
がないことから、フッ素樹脂のコーティングが溶けてし
まうことはない。
【0028】また、この処理液加熱装置2は、ハウジン
グ25と蓋状体26とをネジ27およびナット30によ
り連結するフランジ構造を有するとともに、ヒータ28
を蓋状体26に付設した構成を有することから、ヒータ
28を交換する場合、ネジ27およびナット30を緩め
ることにより、ヒータ28を蓋状体26ごと交換するこ
とができる。
【0029】上述した実施の形態においては、処理液の
循環路中に処理液加熱装置2を配設した場合について説
明したが、この処理液加熱装置2は、基板処理装置にお
ける処理液の流通路内であれば、各種の位置に設置する
ことができる。
【0030】また、上述した実施の形態においては、ハ
ウジング25の側壁22をその断面が円形の筒状として
いるが、側壁22としてはその断面形状が略円形のもの
であればよい。この明細書で述べる筒状とはこのような
形状をも含むものである。
【0031】また、上述した実施の形態においてはハウ
ジング25および蓋状体26をステンレス製としたが、
ステンレスと同様に耐食性のあるチタンを用いてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、その一
端が底壁により閉止され他端に開口部が形成された筒状
体と当該筒状体の開口部の外周に配設されたフランジと
からなるハウジングと、その周辺部を前記ハウジングの
フランジと気密状態で当接する蓋状体とを気密状態で連
結する構造を有することから、処理液による内圧や熱膨
張が生じた場合においても、ハウジング等が変形して処
理液の液漏れが生ずることを防止することができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、ハウジン
グおよび蓋状体における処理液との接触部分に耐薬品性
の樹脂によるコーティングが施されていることから、処
理液の汚染を有効に防止することができる。このとき、
ハウジングと蓋状体とはフランジ構造により連結されて
いることから、処理液との接触部分に容易に耐薬品性の
樹脂によるコーティングを施すことが可能となる。
【0034】請求項3に記載の発明は、ヒータに電流を
供給するための電流供給線と接続する端子台が蓋状体に
おけるヒータとは逆側の面に配設された端子台カバー内
に設置されており、端子台カバーには当該端子台カバー
内に不活性ガスを供給するための不活性ガス供給管が接
続されていることから、処理液から発生した引火、爆発
性のガスが漏洩した状態で端子台において火花が発生し
た場合であっても、この火花からガスへの引火を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る処理液加熱装置を適用する基板
処理装置の概要図である。
【図2】処理液加熱装置2の一部を断面で示す平面図で
ある。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】処理液導入部35の側断面図である。
【図6】処理液流出部45の側断面図である。
【図7】温度検出部55a、55b、55cの側断面図
である。
【符号の説明】
1 処理液槽 2 処理液加熱装置 9 窒素ガス供給源 10 端子台カバー 22 側壁 23 底壁 24 フランジ 25 ハウジング 26 蓋状体 27 ネジ 28 ヒータ 29 端子台 30 ナット 32 電源供給線 33 窒素ガス供給管 35 処理液導入部 45 処理液流出部 55a、55b、55c 温度検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理するための処理液を加熱する
    基板処理装置の処理液加熱装置であって、 その一端が底壁により閉止され他端に開口部が形成され
    た筒状体と、当該筒状体の開口部の外周に配設されたフ
    ランジとからなるハウジングと、 その周辺部が前記ハウジングのフランジと気密状態で連
    結されることにより、前記ハウジングの開口部を閉止す
    る蓋状体と、 前記蓋状体に付設され、前記蓋状体が前記ハウジングの
    開口部を閉止した状態において前記ハウジング内に収納
    されるヒータと、 前記ハウジングの底壁または前記蓋状体のいずれかに配
    設された処理液導入部と、 前記ハウジングの底壁または前記蓋状体における前記処
    理液導入部の逆側に配設された処理液流出部と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置の処理液加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置の処理液
    加熱装置において、 前記ハウジングおよび前記蓋状体における処理液との接
    触部分に耐薬品性の樹脂によるコーティングが施された
    基板処理装置の処理液加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の基板処理装置
    の処理液加熱装置において、 前記ヒータに電流を供給するための電流供給線と接続す
    る端子台が、前記蓋状体における前記ヒータとは逆側の
    面に配設された端子台カバー内に設置されており、前記
    端子台カバーには当該端子台カバー内に不活性ガスを供
    給するための不活性ガス供給管が接続されている基板処
    理装置の処理液加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220896A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Shibaura Mechatronics Corp 基板の処理装置
JP2013505831A (ja) * 2009-10-20 2013-02-21 エンビロ テック エーエス 船上ポンプ室及び海上プラットフォームの爆発性雰囲気中にバラスト水処理用紫外線システムを設置するための装置
KR20230014622A (ko) * 2021-07-21 2023-01-30 제이텍트 써모 시스템 코퍼레이션 히터 단자 커버, 히터 유닛, 및, 열처리 장치

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