JPH10138054A - C形止め輪挿入機及びc形止め輪挿入工具 - Google Patents

C形止め輪挿入機及びc形止め輪挿入工具

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JPH10138054A
JPH10138054A JP9240075A JP24007597A JPH10138054A JP H10138054 A JPH10138054 A JP H10138054A JP 9240075 A JP9240075 A JP 9240075A JP 24007597 A JP24007597 A JP 24007597A JP H10138054 A JPH10138054 A JP H10138054A
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shaped retaining
shaft
chuck
shaped
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JP9240075A
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Tomoo Funato
智雄 船渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸や穴を傷付けることなく、容易にC形止め
輪を相手部材の溝に取り付けることのできるC形止め輪
挿入機を提供すること。 【解決手段】 テーパー面72Aを向かい合わせるよう
にして一対のチャック72をガイド軸71に沿ってスラ
イド可能に支持し、これらのチャック72をスプリング
86で互いに当接する方向に付勢する。チャック72に
はピン94の突出したチャック用チップ88を取り付け
る。軸用C形止め輪の小孔にピン94を挿入し、一対の
チャック72の間に楔状のチャックガイドブロック76
を第3のエアシリンダー63で進入させると軸用C形止
め輪が拡径される。拡径したC形止め輪を軸の溝位置ま
で挿入し、その後チャックガイドブロック76を上方へ
移動すると、チャック72が互いに接近して軸用C形止
め輪が縮径し、軸用C形止め輪が軸の溝に挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、C形止め輪を被装
着部材の装着用溝に挿入するC形止め輪挿入機及びC形
止め輪挿入工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸の溝に軸用のC形止め輪を挿入
する方法として、ペンチ状の専用工具で軸用のC形止め
輪を拡径して挿入する方法や、図34に示すようにテー
パー状の治具400を軸100の端部に取り付け、プレ
ス装置等に取り付けられたパイプ状の部材402でC形
止め輪38を滑らせ、C形止め輪38を軸100の溝1
08に挿入する方法があった。
【0003】また、穴の内壁面に形成された溝に穴用の
C形止め輪を挿入する方法として、ペンチ状の専用工具
で穴用のC形止め輪を縮径して挿入する方法や、図35
に示すようにテーパー孔404の形成された治具406
を穴408の形成された部材410の端部に取り付け、
プレス装置等に取り付けられた棒部材412を用いて穴
用C形止め輪302を押し込んで溝322に挿入する方
法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ペンチ状の専
用工具でC形止め輪を拡径または縮径するには握力を必
要とし、手作業であるため非効率的で大量生産には向か
ない。
【0005】また、治具を用いて挿入する場合、力は必
要としないが軸100の外周面や穴408の内周面がC
形止め輪を摺動させたときに傷付く問題がある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、軸や穴を傷付
けることなく、容易にC形止め輪を相手部材の溝に取り
付けることができるC形止め輪挿入機及びC形止め輪挿
入工具を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、C形止め輪を被装着部材の装着用溝に挿入するC形
止め輪挿入機であって、C形止め輪の周方向両端部に設
けられた被係合部に係合する一対の係合手段と、前記C
形止め輪を位置決めする位置決め部と、前記一対の係合
手段を互いに接離する方向に移動して前記C形止め輪の
径を拡縮させる拡縮手段と、を有することを特徴として
いる。
【0008】請求項1に記載のC形止め輪挿入機では、
先ず位置決め部にC形止め輪を位置決めし、位置決めさ
れたC形止め輪の被係合部に係合手段を係合させる。
【0009】ここで、C形止め輪が軸用の場合には、拡
縮手段を作動させてC形止め輪の内径が軸径よりも大と
なるようにC形止め輪を拡径する。このようにして拡径
されたC形止め輪に軸を挿入し、軸の装着用溝とC形止
め輪とを対応させた後に拡縮手段を作動させてC形止め
輪を縮径して元の径に戻せばC形止め輪が軸の装着用溝
に挿入される。
【0010】一方、C形止め輪が穴用の場合には、拡縮
手段を作動させてC形止め輪の外径が穴径よりも小とな
るようにC形止め輪を縮径する。このようにして縮径さ
れたC形止め輪を穴に挿入し、穴の装着用溝とC形止め
輪とを対応させた後に拡縮手段を作動させてC形止め輪
を拡径して元の径に戻せばC形止め輪が穴の装着用溝に
挿入される。
【0011】本発明のC形止め輪挿入機によれば、軸の
外周面や穴の内周面にC形止め輪を摺動させないので、
軸の外周面や穴の内周面に傷を付けることがない。ま
た、拡縮手段によってC形止め輪を拡縮するため、効率
的に作業ができるようになる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のC形止め輪挿入機において、前記C形止め輪を保持す
るC形止め輪保持部と、前記一対の係合手段に連結さ
れ、前記一対の係合手段に支持された前記C形止め輪を
前記C形止め輪保持部から所定位置に位置決めされた被
装着部材の装着用溝に向けて移動する移動手段と、を有
することを特徴としている。
【0013】請求項2に記載のC形止め輪挿入機では、
C形止め輪を保持するC形止め輪保持部と、被装着部材
を保持する保持部と、一対の係合手段に支持されたC形
止め輪を所定位置に位置決めされた被装着部材の装着用
溝に向けて移動する移動手段と、を有しているので、移
動手段を駆動することによってC形止め輪保持部に保持
させたC形止め輪を被装着部材の装着用溝に移動するこ
とができる。
【0014】したがって、C形止め輪保持部にC形止め
輪を保持させれば、C形止め輪を装着用溝に自動で取り
付けることができるようになり、効率的に作業ができる
ようになる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のC形止め輪挿入機において、前記C形止め輪を複数枚
装填し、装填された前記C形止め輪を一枚ずつ前記C形
止め輪保持部に供給する供給手段を有することを特徴と
している。
【0016】請求項3に記載のC形止め輪挿入機では、
供給手段にC形止め輪を複数枚装填することができる。
供給手段は装填されたC形止め輪を一枚ずつC形止め輪
保持部に供給することができるため、人手によりC形止
め輪を供給する場合に比較して効率的に作業ができるよ
うになる。
【0017】また、請求項4に記載のC形止め輪挿入工
具は、C形止め輪の周方向両端部に設けられた被係合部
に係合する一対の係合手段と、流体の圧力により前記一
対の係合手段を互いに接離する方向に移動して前記C形
止め輪を拡縮させる拡縮手段と、前記拡縮手段に作用す
る前記流体の圧力を変更する変更手段と、前記拡縮手段
に連結される把持部と、を有することを特徴としてい
る。
【0018】次に、請求項4に記載のC形止め輪挿入工
具の作用を説明する。先ず、C形止め輪の被係合部に係
合手段を係合させる。その状態で変更手段を操作して拡
縮手段に作用する流体の圧力を変更して拡縮手段を作動
させ、C形止め輪の径を拡径又は縮径させる。次に、拡
径又は縮径されたC形止め輪を装着すべき溝と対応さ
せ、変更手段を操作してC形止め輪の径を縮径又は拡径
して元の径に戻す。これによりC形止め輪が溝に装着さ
れる。
【0019】また、このC形止め輪挿入工具には把持部
が設けられているので、把持部を把持して操作すること
ができる。
【0020】本発明のC形止め輪挿入工具によれば、変
更手段を操作するのみで容易にC形止め輪を拡縮でき、
効率的にC形止め輪の挿入作業ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]本発明に係るC形止め輪挿入機の第
1の実施形態を図1乃至図12にしたがって説明する。
【0022】図1及び図2に示すように、C形止め輪挿
入機10は、ベースプレート12、サイドプレート1
4、シリンダ取付プレート16及び補強プレート18で
構成される、コ字状のフレーム20を備えている。
【0023】ベースプレート12には、幅広の溝22が
形成されており、この溝22にはスライダー24がスラ
イド自在に挿入されている。
【0024】図2に示すように、スライダー24は、一
端がサイドプレート14の背面側(図の矢印B方向側)
に突出しており、その一端にはスライダー取付プレート
26の一端が図示しないネジで固定されている。
【0025】図3(A)に示すように、サイドプレート
14にはスライダー24と平行に第1のエアシリンダー
28が取り付けられており、この第1のエアシリンダー
28のシリンダロッド30がスライダー取付プレート2
6の他端にナット32で固定されている。
【0026】図2及び図3(A)に示すように、サイド
プレート14には、正面側(図の矢印F方向側)にL字
状金属板34を介してガイドシャフト36が取り付けら
れている。
【0027】図2に示すように、ガイドシャフト36は
垂直に配置されており、ガイドシャフト36の下端とス
ライダー24との間には僅かな隙間(軸用C形止め輪3
8の厚みよりも小さな寸法)が設けられている。
【0028】ガイドシャフト36の外径は軸用C形止め
輪38の内径よりも若干小さく、また、L字状金属板3
4の厚みは、軸用C形止め輪38の間隙40(図3
(B)参照)よりも若干小さくされており、ガイドシャ
フト36の上端から複数枚の軸用C形止め輪38を一方
向向に揃えて落とし込めるようになっている。
【0029】図2及び図3(A)に示すように、シリン
ダ取付プレート16には、U字状の逃げ42が形成され
ており、シリンダ取付プレート16の上から軸用C形止
め輪38を落とし込めるようになっている。
【0030】図5(A),(B)に示すように、スライ
ダー24の他端には、軸用C形止め輪38の厚みとほぼ
同一寸法の深さを有するC形止め輪保持部としての段部
44が設けられている。この段部44には、スライダー
24の長手方向に沿って延びる細長のガイド46が幅方
向中央に突出形成されており、端部側にはストッパー4
8が突出形成されている。これらのガイド46及びスト
ッパー48によって、軸用C形止め輪38は図5(A)
に示すように位置決めされる。なお、スライダー24の
幅は、軸用C形止め輪38のリング状部分の外径よりも
若干大きい寸法であり、ベースプレート12の溝22の
内壁面に接触しないようになっている。
【0031】また、ベースプレート12には、スライダ
ー24の上面を押さえる薄肉の板ばね49が取り付けら
れている。
【0032】図2及び図3(A)に示すように、シリン
ダ取付プレート16の上面には移動手段としての第2の
エアシリンダー50が取り付けられている。
【0033】図2に示すように、第2のエアシリンダー
50のシリンダロッド52は、シリンダ取付プレート1
6に形成された逃げ孔54を介して下方へ突出してお
り、シリンダロッド52には、カラー56、取付プレー
ト58及びボルト60によって第3のエアシリンダー6
2が取り付けられている。
【0034】図1及び図2に示すように、第3のエアシ
リンダー62の上面には互いに平行とされた一対のガイ
ドシャフト65が垂直に固定されている。これら一対の
ガイドシャフト65はシリンダ取付プレート16に取り
付けられたブッシュ64に挿入されており、第2のエア
シリンダー50のシリンダロッド52が出入りした時に
第3のエアシリンダー62が円滑に上下するようにガイ
ドする。なお、ガイドシャフト65には、第3のエアシ
リンダー62を下方へ付勢するためのコイルスプリング
66が挿入されている。
【0035】図1に示すように、第3のエアシリンダー
62の下面には略L字状に形成されたチャックブラケッ
ト68が互いに向かい合うように取り付けられている。
【0036】これらチャックブラケット68の互いに向
かい合う内面側には、穴70が形成されており、この穴
70には、一方のチャックブラケット68から他方のチ
ャックブラケット68へ橋渡されるガイド軸71の端部
が挿入されている。このガイド軸71は、前述したスラ
イダー24のスライド方向と直交する方向に位置決めさ
れている。
【0037】チャックブラケット68とチャックブラケ
ット68との間には、一対のチャック72が配置されて
いる。これらのチャック72の互いに向かい合う側面に
は、上方へ向かうに従って互いの距離が大となるような
テーパー面72Aが形成されている。
【0038】チャック72には、ブッシュ74が取り付
けられており、このブッシュ74にガイド軸71が挿入
されている。したがって、これらのチャック72はガイ
ド軸71にガイドされ、スライダー24のスライド方向
と直交する方向にスライドできるようになっている。
【0039】チャック72とチャック72との間には、
下方へ向かうに従って幅狭となるテーパー状に形成され
たチャックガイドブロック76が配置されている。な
お、このチャックガイドブロック76は、ボルト78に
よって第3のエアシリンダー62のシリンダロッド80
に取り付けられている。
【0040】チャックブラケット68の側板68Aに
は、ストローク調整ねじ82がねじ込まれている。スト
ローク調整ねじ82の先端は細い丸棒状に加工されてい
る。ストローク調整ねじ82の丸棒部分82Aはチャッ
ク72の側面に形成された穴84に挿入されており、丸
棒部分82Aの先端と穴84の底部とを突き当てること
でチャック72の移動量を制限する。
【0041】また、ストローク調整ねじ82の丸棒部分
82Aにはスプリング86が挿入されており、チャック
72のテーパー面72Aをチャックガイドブロック76
のテーパー面76Aに押し付けている。したがって、チ
ャックガイドブロック76が下方に移動するとチャック
72が互いに離間してスプリング86が圧縮され、チャ
ックガイドブロック76が上方に移動するとスプリング
86で押圧されたチャック72が互いに接近することに
なる。
【0042】図1及び図2に示すように、各々のチャッ
ク72の下面にはチャック用チップ88が図示しないボ
ルトで取り付けられている。
【0043】チャック用チップ88の下面には、軸用C
形止め輪38の厚みとほぼ同じ寸法の深さを有する溝9
0が形成されている。
【0044】なお、図1に示すように、チャック用チッ
プ88が互いに接触しているときの2つの溝90を合わ
せた溝幅がスライダー24の幅よりも若干大きくなって
いる。
【0045】チャック用チップ88には上下に貫通する
細孔92が形成されており、この細孔92には焼入れを
施した鋼製のピン94が上側から挿入されている。な
お、このピン94は、チャック用チップ88をチャック
72から取り外すことで交換できる。
【0046】また、ピン94の先端は、軸用C形止め輪
38の厚みとほぼ同じ寸法だけ溝90の底部から突出し
ており、チャック用チップ88が互いに接触している状
態のときのピン94同士のピッチは、図3(B)に示す
ように軸用C形止め輪38の周方向両端部に形成されて
いる被係合部としての小孔96同士のピッチと同一であ
る。
【0047】図2及び図4に示すように、各々のチャッ
ク用チップ88には互いに当接した際に丸穴を形成する
凹部98がピン94の近傍に形成されている。これら一
対の凹部98で形成される丸穴は、軸用C形止め輪38
を取り付ける軸100の端部が挿入される逃げ穴となっ
ている。
【0048】図2に示すように、C形止め輪挿入機10
の下方には孔102が形成された治具104を載せたパ
レット106が配設されており、この治具104の孔1
02に軸用C形止め輪38を取り付ける軸100が挿入
されている。
【0049】なお、第3のエアシリンダー62、チャッ
クブラケット68、ガイド軸71、チャック72、ブッ
シュ74、チャックガイドブロック76、ボルト78、
ストローク調整ねじ82、スプリング86、チャック用
チップ88によって本発明の拡縮手段が構成されてい
る。
【0050】また、スライダー24(段部44)、スラ
イダー取付プレート26、第1のエアシリンダー28、
L字状金属板34、ガイドシャフト36によって本発明
の供給手段が構成されている。 (作用)次に、本実施形態のC形止め輪挿入機10の作
用を説明する。 (1) 先ず、図2に示すように、ガイドシャフト36
の上端から複数枚の軸用C形止め輪38を落とし込む。 (2) 図6に示すように、第1のエアシリンダー28
のシリンダロッド30を突出させてスライダー24の段
部44をガイドシャフト36の下方へ位置させる。これ
により、一番下の軸用C形止め輪38が図5(A)に示
すように段部44に位置決めされる。 (3) 次に、図7に示すように、シリンダロッド30
を引っ込めてスライダー24の段部44に位置決めした
軸用C形止め輪38をチャック用チップ88の下方へ位
置決めする。 (4) 第2のエアシリンダー50のシリンダロッド5
2を突出させ、図8に示すようにチャック用チップ88
の溝90の底面が軸用C形止め輪38に突き当たるまで
下方へ移動させる。これにより、チャック用チップ88
のピン94が図9に示すように軸用C形止め輪38の小
孔96に挿入される。 (5) 次に、図10に示すように、第3のエアシリン
ダー62のシリンダロッド80を突出させて、チャック
ガイドブロック76を下方へ移動させる。これによりチ
ャック72が互いに離間し、図11に示すように、軸用
C形止め輪38が拡径され、その内径が軸用C形止め輪
38を取り付ける軸100の外径(2点鎖線で図示)よ
りも大きくなると共に、軸用C形止め輪38がピン94
によって保持される。 (6) 次に、軸用C形止め輪38を保持したチャック
用チップ88を上方へ移動し、スライダー24を矢印B
方向へ移動して退避させ、段部44をガイドシャフト3
6の下方へ位置させる。これにより、次の軸用C形止め
輪38が段部44に位置決めされる。 (7) 次に、図12に示すように軸用C形止め輪38
を保持したチャック用チップ88を下方へ移動し、パレ
ット106の治具104に保持された軸100の端部を
チャック用チップ88の凹部98に挿入し、軸用C形止
め輪38を軸100の溝108に対応させる。 (8) 次に、チャックガイドブロック76を上方へ移
動させてチャック72を互いに接近させると、軸用C形
止め輪38が縮径して軸用C形止め輪38が軸100の
溝108に挿入される。 (9) その後、第2のエアシリンダー50のシリンダ
ロッド52を引っ込め、チャック用チップ88を元の位
置(図1参照)に戻す。その後、パレット106を移動
して、次の軸100をチャック用チップ88の下方へ位
置決めする。
【0051】以後、前述した(2)〜(9)を繰り返す
ことで、次から次へと軸用C形止め輪38を軸100の
溝108に挿入することができる。
【0052】このように、本実施形態のC形止め輪挿入
機10を用いれば、自動で軸用C形止め輪38を軸10
0の溝108に挿入することができる。また、本実施形
態のC形止め輪挿入機10では、軸用C形止め輪38を
拡径してから軸100に挿入するため、軸用C形止め輪
38で軸100の表面を傷付けることがない。
【0053】なお、この実施形態では、チャック72と
チャック72との間に第3のエアシリンダー62に連結
した楔状のチャックガイドブロック76を出し入れする
ことでチャック用チップ88を接離する方向へ移動した
が、リンク機構等の他の機構を用いてチャック用チップ
88を移動させても良く、各チャック用チップ88を互
いに向かい合わせたエアシリンダーで接離する方向へ移
動しても良い。
【0054】また、機構を動かす手段としてエアシリン
ダーを用いたが、送りネジとモーターとの組み合わせ、
ラックアンドピニオン機構とモータとの組み合わせ等、
他の手段を用いて部品を動かしても良い。
【0055】なお、軸用C形止め輪38の取り付け用に
用いられるペンチ状の専用工具の先端には、軸用C形止
め輪38の小孔96に挿入するピンが設けられている
が、軸用C形止め輪38を拡縮する際に小孔96の内壁
面に対してピンの外周面が斜めに当たって擦れる。この
ため、ピンが偏摩耗し易い問題があり、ピンが偏摩耗す
ると小孔96からピンが外れ易くなる問題もある。一
方、本実施形態のC形止め輪挿入機10では、一対のピ
ン94が互いに平行のままで直線移動するので、小孔9
6の内壁面に対してピン94の外周面が平行に当たるこ
とになる。このため、ピン94は摩耗し難く、長期の使
用に耐えられる。 [第2の実施形態]本発明に係るC形止め輪挿入機の第
2の実施形態を図13乃至図18にしたがって説明す
る。なお、前述した実施形態と同一構成に関しては同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0056】本実施形態のC形止め輪挿入機200は、
小径の軸に用いられる図13に示すような小型の軸用C
形止め輪202を挿入するときに使用されるものであ
る。
【0057】図13及び図14に示すように、サイドプ
レート14には正面側(図の矢印F方向側)にホルダー
204が取り付けられている。ホルダー204には小型
の軸用C形止め輪202の外形と相似形の孔206が上
下に貫通しており、この孔206に小型の軸用C形止め
輪202が落とし込まれるようになっている。
【0058】スライダー24には、矢印F方向の上面に
円形穴210及び溝212が形成されている。円形穴2
10にはブッシュ214が圧入されており、そのブッシ
ュ214には円柱状のスライドブロック216がスライ
ド自在に挿入されている。
【0059】スライドブロック216の上面には凹部2
18が形成されており、図13及び図15に示すよう
に、凹部218は、小型の軸用C形止め輪202のリン
グ状部分202Aが挿入される幅広部分218Aと、小
型の軸用C形止め輪202の突出部分202Bが挿入さ
れる幅狭部分218Bとを有している。
【0060】図14に示すように、スライドブロック2
16は円形穴210に設けられたスプリング220によ
って上方へ付勢されており、図13乃至図15に示すよ
うに凹部218の幅広部分218Aがスライダー24の
溝212に取り付けられたプレート222に当接してい
る。
【0061】通常は、図13及び図15に示すようにス
ライドブロック216の上端はスライダー24の上面と
面一になっており、プレート222の上面はスライダー
24の上面から小型の軸用C形止め輪202の厚み分下
がった位置にある。
【0062】なお、スライドブロック216の凹部21
8及びプレート222によって本発明のC形止め輪保持
部が構成されている。 (作用)次に、本実施形態のC形止め輪挿入機200の
作用を説明する。 (1) 先ず、図14に示すように、ホルダー204の
孔206に複数枚の小型の軸用C形止め輪202を落と
し込む。 (2) 次に、図16に示すようにスライダー24を移
動してスライドブロック216をガイドシャフト36の
下方へ位置させる。これにより、一番下の小型の軸用C
形止め輪202がプレート222の上面に位置決めされ
る。 (3) 次に、スライダー24を移動してプレート22
2の上面に位置決めした小型の軸用C形止め輪202を
チャック用チップ88の下方へ位置決めした後、第2の
エアシリンダー50を作動させて図17及び図18に示
すようにチャック用チップ88の溝90の底面が小型の
軸用C形止め輪202に突き当たるまで下方へ移動させ
る。これにより、チャック用チップ88のピン94が小
型の軸用C形止め輪202の切り欠き202Cに挿入さ
れると共にチャック用チップ88に押圧されたスライド
ブロック216が下方へスライドする。 (5) 次に、チャック用チップ88を互いに離間させ
て小型の軸用C形止め輪202を拡径し、小型の軸用C
形止め輪202をピン94で保持する。 (6) 次に、小型の軸用C形止め輪202を保持した
チャック用チップ88を上方へ移動し、スライダー24
を矢印B方向へ移動して退避させ、スライドブロック2
16をホルダー204の孔206の下方へ位置させる。
これにより、次の小型の軸用C形止め輪202がプレー
ト222に位置決めされる。 (7) 次に、小型の軸用C形止め輪202を保持した
チャック用チップ88を下方へ移動し、パレット106
の治具104に保持された軸100の端部をチャック用
チップ88の凹部98に挿入し、小型の軸用C形止め輪
202を軸100の溝108に対応させる。 (8) 次に、チャックガイドブロック76を上方へ移
動させてチャック72を互いに接近させると、小型の軸
用C形止め輪202が縮径して小型の軸用C形止め輪2
02が軸100の溝108に挿入される。 (9) その後、第2のエアシリンダー50のシリンダ
ロッド52を引っ込め、チャック用チップ88を元の位
置に戻す。その後、パレット106を移動して、次の軸
100をチャック用チップ88の下方へ位置決めする。
【0063】以後、前述した(2)〜(9)を繰り返す
ことで、次から次へと小型の軸用C形止め輪202を軸
100の溝108に挿入することができる。 [第3の実施形態]本発明に係るC形止め輪挿入機の第
3の実施形態を図19乃至図23にしたがって説明す
る。なお、前述した実施形態と同一構成に関しては同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0064】本実施形態のC形止め輪挿入機300は、
図19に示すような穴用C形止め輪302を、穴の溝に
挿入するときに用いられる。
【0065】図20〜図23に示すように、第3のエア
シリンダー62の側面には板状のチャックブラケット3
04が互いに向かい合うように取り付けられている。
【0066】チャックブラケット304には、下端付近
にガイド軸71が橋渡されている。チャックブラケット
304とチャックブラケット304との間には、ガイド
軸71にスライド自在に支持された一対のチャック30
6が配置されている。これらのチャック306には、チ
ャックブラケット304と向かい合う側面にテーパー面
306Aが形成されている。
【0067】チャック306とチャックブラケット30
4との間には、下方へ向かうに従って幅狭となるテーパ
ー状に形成されたチャックガイドブロック308が一対
配置されており、これらのチャックガイドブロック30
8は、連結板310を介して第3のエアシリンダー62
のシリンダロッド80に取り付けられている。
【0068】一方のチャック306にはストローク調整
ねじ312がねじ込まれている。ストローク調整ねじ3
12の先端は、対向する他方のチャック306側へ突出
しており、先端を他方のチャック306の側面に突き当
てることでチャック306の移動量を制限する。
【0069】また、チャック306とチャック306と
の間にはスプリング314が挿入されており、チャック
306のテーパー面306Aをチャックガイドブロック
308のテーパー面308Aに押し付けている。したが
って、本実施形態では、チャックガイドブロック308
が下方に移動するとチャック306が互いに接近してス
プリング314が圧縮され、チャックガイドブロック3
08が上方に移動するとスプリング314で押圧された
チャック306が互いに離間することになる。
【0070】各々のチャック306の下面にはチャック
用チップ316が取り付けられている。
【0071】チャック用チップ316には、穴用C形止
め輪302を取り付ける穴に挿入可能な突起部316A
が形成されており、この突起部316Aの下端からピン
94が突出している。
【0072】本実施形態のC形止め輪挿入機300で
は、ピン94を穴用C形止め輪302の小孔318に挿
入した後、チャック306を互いに接近させて穴用C形
止め輪302を縮径し、図23に示すように穴用C形止
め輪302を部材319の穴320に挿入し、チャック
306を互いに離間させれば穴用C形止め輪302を溝
322に挿入できる。
【0073】なお、穴用C形止め輪302の取り付け用
に用いられるペンチ状の専用工具の先端には、穴用C形
止め輪302の小孔318に挿入するピンが設けられて
いるが、穴用C形止め輪302を拡縮する際に小孔31
8の内壁面に対してピンの外周面が斜めに当たって擦れ
る。このため、ピンが偏摩耗し易い問題があり、ピンが
偏摩耗すると小孔318からピンが外れ易くなる問題も
ある。一方、本実施形態のC形止め輪挿入機300で
は、一対のピン94が互いに平行のままで直線移動する
ので、小孔318の内壁面に対してピン94の外周面が
平行に当たることになりピン94は摩耗し難く、長期の
使用に耐えられる。 [第4の実施形態]作業員が穴用C形止め輪302を穴
の溝に挿入するときに用いるC形止め輪挿入工具の実施
形態を図24乃至図27にしたがって説明する。
【0074】図24に示すように、このC形止め輪挿入
工具500は、把持部502は、シリンダパイプ50
6、第1キャップ508及び第2キャップ510、ロッ
ド512及びピストン514を備えている。このC形止
め輪挿入工具500では、シリンダパイプ506及び第
1キャップ508側が手で把持する把持部502となっ
ており、第2キャップ510側がC形止め輪拡縮部50
4となっている。
【0075】なお、シリンダパイプ506の外周面に、
滑り止め用のローレット加工507を施すことが好まし
い。
【0076】第1キャップ508は、一部がシリンダパ
イプ506にねじ込まれており、第1キャップ508に
はシリンダパイプ506との間をシールするオーリング
515が取り付けられている。
【0077】第1キャップ508には、ピストン側から
空気孔513が形成されており、空気孔513の先端側
には操作スイッチ部517が設けられている。
【0078】操作スイッチ部517は、空気孔513と
連通し、径方向に延びる空気孔516を備えている。
【0079】空気孔516の一方には第1空気室518
が連通しており、他方には第2空気室520が連通して
いる。
【0080】第1空気室518は第1キャップ508の
外周面側から形成された穴521を閉塞部材522で閉
塞することにより形成され、第2空気室520は第1キ
ャップ508の外周面側から形成された穴523を閉塞
部材524で閉塞することにより形成されている。
【0081】第1キャップ508の端面には、ねじ孔5
28が形成されており、このねじ孔528にはエアーホ
ース525の一端に取り付けられた接続金具526がね
じ込まれる。ねじ孔528は空気孔530を介して第1
空気室518と連通している。また、エアーホース52
5の他端は図示しないエアーコンプレッサーに接続され
ている。
【0082】また、第1キャップ508には、第2空気
室520と大気とを連通する空気排出孔532が形成さ
れている。
【0083】第1空気室518には、外径が第1空気室
518の内径よりも小さく形成された円盤状の第1弁5
34が配置されている。第1弁534には前記空気孔5
16よりも細く形成された連結軸536が一体的に連結
されており、空気孔516は連結軸536が挿入された
状態でも空気が流通可能となっている。
【0084】第1空気室518には、第1弁534と第
1空気室518の底部との間に気密保持用のオーリング
538が配置されている。なお、オーリング538には
連結軸536が挿入されている。
【0085】一方、第2空気室520には、外径が第2
空気室520の内径よりも小さく形成された円柱状の第
2弁540が配置されている。第2弁540には連結軸
536の先端がねじ込まれて連結されている。
【0086】第2弁540には、軸542が一体的に形
成されている。軸542は閉塞部材524に形成された
孔544を介して第1キャップ508の外周面から突出
しており、先端にはボタン546がねじ込まれている。
【0087】なお、第2空気室520には、第2弁54
0と第2空気室520の底部との間に気密保持用のオー
リング548が配置されている。なお、オーリング54
8に軸542が挿入されている。
【0088】第1空気室518には、第1弁534と閉
塞部材522との間に、第1弁534を第1空気室51
8の底部側に付勢する圧縮コイルスプリング550が配
置されている。これにより、通常は第1弁534のオー
リング538が第1空気室518の底部に密着し、第1
空気室518と空気孔513とを遮断している。このと
きには、第2弁540のオーリング548は第2空気室
520の底部から離れており、第2空気室520と空気
孔513とは空気孔516を介して連通している。
【0089】圧縮コイルスプリング550に抗してボタ
ン546を押すと、第2弁540のオーリング548が
第2空気室520の底部に密着して第2空気室520と
空気孔513とが遮断されると共に、第1弁534のオ
ーリング538が第1空気室518の底部から離れ、第
1空気室518と空気孔513とが空気孔516を介し
て連通する。
【0090】第2キャップ510は、一部がシリンダパ
イプ506にねじ込まれており、第2キャップ510に
はシリンダパイプ506との間をシールするオーリング
552が取り付けられている。
【0091】第2キャップ510には、ロッド512を
スムーズにガイドするためのブッシュ554が取り付け
られている。また、第2キャップ510には、ピストン
514と第2キャップ510との空間を大気とを連通さ
せる空気孔556が形成されている。
【0092】シリンダパイプ506の内部には、ピスト
ン514を第1キャップ508側へ付勢する圧縮コイル
スプリング558が配設されており、通常はピストン5
14が第1キャップ508に当接している。なお、ピス
トン514には、シール用のオーリング560が取り付
けられている。
【0093】図24乃至図26に示すように、第2キャ
ップ510には、シリンダパイプ506側とは反対側に
凹部562が形成されている。
【0094】第2キャップ510には、凹部562を横
断するようにガイド軸564が取り付けられている。凹
部562の内部には一対のチャック566が配置されて
いる。チャック566にはブッシュ567が取り付けら
れており、このブッシュ567にガイド軸564が挿入
されている。
【0095】これらのチャック566には、凹部562
の側壁と向かい合う側面にテーパー面566Aが形成さ
れている。
【0096】凹部562の底部側には、略コ字形状のチ
ャックガイドブロック570が配置されている。チャッ
クガイドブロック570は、ロッド512に取り付けら
れており、両端部にはローラー570Aが回転自在に取
り付けられている。
【0097】一方のチャック566にはストローク調整
ねじ572がねじ込まれている。ストローク調整ねじ5
72の先端は、対向する他方のチャック566側へ突出
しており、先端を他方のチャック566の側面に突き当
てることでチャック566の移動量を制限する。
【0098】また、チャック566とチャック566と
の間にはスプリング574が挿入されており、チャック
566のテーパー面566Aをチャックガイドブロック
570のローラー570Aに押し付けている。
【0099】本実施形態では、チャックガイドブロック
570がチャック566と接近する方向に移動するとチ
ャック566が互いに接近してスプリング574が圧縮
され、チャックガイドブロック570がチャック566
から離れる方向に移動するとスプリング574で押圧さ
れたチャック566が互いに離間することになる。
【0100】各々のチャック566の下面にはチャック
用チップ576が取り付けられている。チャック用チッ
プ576には、穴用C形止め輪302を取り付ける穴に
挿入可能な突起部576Aが形成されており、この突起
部576Aの下端からピン94が突出している。
【0101】次に本実施形態の作用を説明する。本実施
形態のC形止め輪挿入工具500は、例えば図36に示
すように手で保持する。ピン94を穴用C形止め輪30
2の小孔318に挿入した後、ボタン546を指で押
す。ボタン546が押されると第1弁534のオーリン
グ538が第1空気室518の底部から離れ、圧縮空気
が空気孔530、第1空気室518、空気孔516、空
気孔513を介してピストン514と第1キャップ50
8との間に導入され、ピストン514が第2キャップ5
10側へ移動することによってチャック566が互いに
接近して穴用C形止め輪302が縮径される。なお、ピ
ストン514が第2キャップ510側へ移動すると、ピ
ストン514と第2キャップ510との間の空気は空気
孔556を介して大気へ押し出される。
【0102】次に、ボタン546を押し続けた状態で、
穴用C形止め輪302を部材319の穴320に挿入
し、溝322の位置でボタン546から指を離す。
【0103】ボタン546から指が離されると、圧縮コ
イルスプリング550の作用によってボタン546が元
の位置に戻り、第1弁534のオーリング538が第1
空気室518の底部に密着してピストン514に圧縮空
気の圧力が作用しなくなる。
【0104】この結果、ピストン514が圧縮コイルス
プリング558で押されて第1キャップ508に当接
し、これによりチャック566が互いに離れて穴用C形
止め輪302の径が拡大して穴320の溝322に装着
される。
【0105】なお、ピストン514が圧縮コイルスプリ
ング558で押されて移動すると、ピストン514と第
1キャップ508との間の空気は、空気孔513、空気
孔516、第2空気室520及び空気排出孔532を介
して大気に排出される。
【0106】このように、本実施形態のC形止め輪挿入
工具500では、ボタン546の押し離し操作で穴用C
形止め輪302を容易に拡縮でき、穴用C形止め輪30
2を穴320の溝322に簡単に装着できるようにな
る。
【0107】なお、穴用C形止め輪302の取り付け用
に用いられるペンチ状の専用工具の先端には、穴用C形
止め輪302の小孔318に挿入するピンが設けられて
いるが、穴用C形止め輪302を拡縮する際に小孔31
8の内壁面に対してピンの外周面が斜めに当たって擦れ
る。このため、ピンが偏摩耗し易い問題があり、ピンが
偏摩耗すると小孔318からピンが外れ易くなる問題も
ある。一方、本実施形態のC形止め輪挿入工具500で
は、一対のピン94が互いに平行のままで直線移動する
ので、小孔318の内壁面に対してピン94の外周面が
平行に当たることになりピン94は摩耗し難く、長期の
使用に耐えられる。 [第5の実施形態]本実施形態のC形止め輪挿入工具6
00は前記第4の実施形態のC形止め輪挿入工具500
の変形例である。なお、第4の実施形態と同一構成に関
しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0108】図28及び図29に示すように、本実施形
態のC形止め輪挿入工具600では、第1キャップ60
8と操作スイッチ部610とが別体になっており、操作
スイッチ部610は第1キャップ608にねじ込まれて
取り付けられている。
【0109】なお、本実施形態の操作スイッチ部610
の機構及び作用は、前記第4の実施形態の操作スイッチ
部517と同様であるので、説明は省略する。
【0110】本実施形態のC形止め輪挿入工具600も
第4の実施形態のC形止め輪挿入工具500と同様に、
操作スイッチ部610のボタン546の押し離し操作で
穴用C形止め輪302を容易に拡縮でき、穴用C形止め
輪302を穴320の溝322に簡単に装着できるよう
になる。
【0111】なお、本実施形態では、滑り止めのため
に、シリンダパイプ506の外周面にゴム等の弾性体か
らなるチューブ612が被せられている。 [第6の実施形態]作業員が軸用C形止め輪38を軸の
溝に挿入するときに用いるC形止め輪挿入工具の実施形
態を図30乃至図33にしたがって説明する。なお、前
述した実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0112】図30及び図31に示すように、ガイド軸
564には、一対のチャック702がスライド自在に支
持されている。これらのチャック702の一端には、ロ
ーラー702Aが回転自在に取り付けられている。
【0113】チャック702とチャック702との間に
は、ロッド512に取り付けられたチャックガイドブロ
ック704が配置されている。
【0114】第2キャップ510には、ストローク調整
ねじ706がねじ込まれており、丸棒部分706Aには
チャック702を押圧するスプリング708が挿入され
ている。各々のチャック702の下面には、チャック用
チップ710が図示しないボルトで取り付けられてお
り、図30乃至図32に示すように、チャック用チップ
710にはピン94が取り付けられている。また、各々
のチャック用チップ710には、軸100を逃げるため
の凹部712が形成されている。
【0115】次に、本実施形態のC形止め輪挿入工具7
00の作用を説明する。先ず、C形止め輪挿入工具70
0のピン94を軸用C形止め輪38の小孔96に挿入し
てボタン546を指で押す。ボタン546が押されると
圧縮空気でピストン514が移動し、図33に示すよう
にチャック702が互いに離間して軸用C形止め輪38
が拡径される。
【0116】次に、ボタン546を押し続けた状態で、
拡径された軸用C形止め輪38に軸100を挿入し、溝
108の位置でボタン546から指を離す。
【0117】ボタン546から指が離されるとピストン
514が元の位置に戻り、軸用C形止め輪38の径が縮
径して軸100の溝108に装着される。
【0118】本実施形態のC形止め輪挿入工具700
も、操作スイッチ部610のボタン546の押し離し操
作で軸用C形止め輪38を容易に拡縮でき、軸用C形止
め輪38を軸100の溝108に簡単に装着できるよう
になる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
C形止め輪挿入機は上記の構成としたので、軸の外周面
や穴の内周面に傷を付けることなくC形止め輪を装着用
溝に容易に挿入することができ、効率的に作業できる、
という優れた効果を有する。
【0120】請求項2に記載のC形止め輪挿入機は上記
の構成としたので、C形止め輪保持部にC形止め輪を保
持させれば、C形止め輪を装着用溝に自動で取り付ける
ことができるようになり、これにより作業が更に効率的
になる、という優れた効果を有する。
【0121】請求項3に記載のC形止め輪挿入機は上記
の構成としたので、供給手段は装填されたC形止め輪を
一枚ずつC形止め輪保持部に供給することができ、人手
によりC形止め輪を供給する場合に比較して作業が更に
効率的になる、という優れた効果を有する。
【0122】請求項4に記載のC形止め輪挿入工具は上
記の構成としたので、人力によりC形止め輪を拡縮する
場合に比較してC形止め輪の装着作業が容易になる、と
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るC形止め輪挿入
機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るC形止め輪挿入
機の側面図である。
【図3】(A)は本発明の第1の実施形態に係るC形止
め輪挿入機の平面図であり、(B)はC形止め輪の平面
図である。
【図4】チャック用チップ付近を下側から見た底面図で
ある。
【図5】(A)はC形止め輪を位置決めしたスライダー
の平面図であり、(B)は図5(A)に示すスライダー
の5(B)−5(B)線断面図である。
【図6】ガイドシャフトに挿入されたC形止め輪がスラ
イダーの溝に位置決めされた状態を示す側面図である。
【図7】位置決めされたC形止め輪がチャック用チップ
の下方へ位置した状態を示す側面図である。
【図8】位置決めされたC形止め輪にチャック用チップ
が当接した状態を示す側面図である。
【図9】ピンがC形止め輪の小孔に係合した状態を示す
底面図である。
【図10】C形止め輪を保持したチャック用チップが互
いに離間した状態を示す正面図である。
【図11】C形止め輪を保持したチャック用チップが互
いに離間した状態を示す底面図である。
【図12】軸の溝にC形止め輪を挿入した状態を示す側
面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係るC形止め輪挿
入機のC形止め輪供給機構部分の平面図である。
【図14】図13に示すC形止め輪挿入機のC形止め輪
供給機構部分の断面図である。
【図15】図14の15−15線断面図である。
【図16】ホルダーに挿入された小型のC形止め輪がプ
レート上に位置決めされた状態を示す側面図である。
【図17】位置決めされた小型のC形止め輪にチャック
用チップが当接した状態を示す側面図である。
【図18】図17の18−18線断面図である。
【図19】穴用のC形止め輪の平面図である。
【図20】本発明の第3の実施形態に係るC形止め輪挿
入機の要部の正面断面図である。
【図21】図20の21−21線断面図である。
【図22】図20に示すC形止め輪挿入機の要部の底面
図である。
【図23】穴用のC形止め輪を穴に挿入した状態を示す
C形止め輪挿入機の正面断面図である。
【図24】本発明の第4の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の側面から見た断面図である。
【図25】本発明の第4の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の正面から見た一部断面図である。
【図26】本発明の第4の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の底面図である。
【図27】穴用C形止め輪を縮径した状態を示す第4の
実施形態に係るC形止め輪挿入工具の断面図である。
【図28】本発明の第5の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の側面から見た断面図である。
【図29】本発明の第5の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の正面から見た一部断面図である。
【図30】本発明の第6の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の側面から見た断面図である。
【図31】本発明の第6の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の正面から見た一部断面図である。
【図32】本発明の第6の実施形態に係るC形止め輪挿
入工具の底面図である。
【図33】軸用C形止め輪を縮径した状態を示す第6の
実施形態に係るC形止め輪挿入工具の断面図である。
【図34】従来の治具を用いて軸用のC形止め輪を軸の
装着用溝に装着する状態を説明する説明図である。
【図35】従来の治具を用いて穴用のC形止め輪を穴の
装着用溝に装着する状態を説明する説明図である。
【図36】C形止め輪挿入工具の使用状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 C形止め輪挿入機 24 スライダー(供給手段) 26 スライダー取付プレート(供給手段) 28 第1のエアシリンダー(供給手段) 34 L字状金属板(供給手段) 36 ガイドシャフト(供給手段) 38 軸用C形止め輪 44 段部(C形止め輪保持部) 50 第2のエアシリンダー(移動手段) 62 第3のエアシリンダー(拡縮手段) 68 チャックブラケット(拡縮手段) 71 ガイド軸(拡縮手段) 72 チャック(拡縮手段) 74 ブッシュ(拡縮手段) 76 チャックガイドブロック(拡縮手段) 78 ボルト(拡縮手段) 82 ストローク調整ねじ(拡縮手段) 86 スプリング(拡縮手段) 88 チャック用チップ(拡縮手段) 94 ピン(係合手段) 96 小孔(被係合部) 100 軸(被装着部材) 108 溝(装着用溝) 200 C形止め輪挿入機 202 軸用C形止め輪 202C 切り欠き(被係合部) 216 スライドブロック(C形止め輪保持部) 222 プレート(C形止め輪保持部) 300 C形止め輪挿入機 302 穴用C形止め輪 318 小孔(被係合部) 319 部材(被装着部材) 322 溝(装着用溝) 500 C形止め輪挿入工具 502 把持部 517 操作スイッチ部(変更手段) 600 C形止め輪挿入工具 700 C形止め輪挿入工具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C形止め輪を被装着部材の装着用溝に挿
    入するC形止め輪挿入機であって、 C形止め輪の周方向両端部に設けられた被係合部に係合
    する一対の係合手段と、 前記一対の係合手段を互いに接離する方向に移動して前
    記C形止め輪を拡縮させる拡縮手段と、 を有することを特徴とするC形止め輪挿入機。
  2. 【請求項2】 前記C形止め輪を保持するC形止め輪保
    持部と、 前記一対の係合手段に連結され、前記一対の係合手段に
    支持された前記C形止め輪を前記C形止め輪保持部から
    所定位置に位置決めされた被装着部材の装着用溝に向け
    て移動する移動手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のC形止め輪
    挿入機。
  3. 【請求項3】 前記C形止め輪を複数枚装填し、装填さ
    れた前記C形止め輪を一枚ずつ前記C形止め輪保持部に
    供給する供給手段を有することを特徴とする請求項2に
    記載のC形止め輪挿入機。
  4. 【請求項4】 C形止め輪の周方向両端部に設けられた
    被係合部に係合する一対の係合手段と、 流体の圧力により前記一対の係合手段を互いに接離する
    方向に移動して前記C形止め輪を拡縮させる拡縮手段
    と、 前記拡縮手段に作用する前記流体の圧力を変更する変更
    手段と、 前記拡縮手段に連結される把持部と、 を有することを特徴とするC形止め輪挿入工具。
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