JPH10138143A - 塔状構造物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置 - Google Patents
塔状構造物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置Info
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- JPH10138143A JPH10138143A JP8294894A JP29489496A JPH10138143A JP H10138143 A JPH10138143 A JP H10138143A JP 8294894 A JP8294894 A JP 8294894A JP 29489496 A JP29489496 A JP 29489496A JP H10138143 A JPH10138143 A JP H10138143A
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 煙突筒身等の塔状構造物の補修塗装時に、高
所作業であっても地上作業と同等なブラスティングによ
る塗装前処理及び吹付塗装を行うことができる塔状構造
物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置を提供
する。 【解決手段】 煙突筒身51の一定長さ区域の外周面と
間隔を維持して張設し同外周面を包囲して塗装更新作業
のための遮蔽空間を形成する二重メッシュシート10
と、遮蔽空間内で外周面と間隔を隔てて上下移動可能に
設けたリングビーム14と、リングビーム上にこの円周
方向へ走行移動可能に設けたブラストノズル16と、リ
ングビームを上下移動させる昇降用駆動ドラム15及び
ガイドワイヤー13と、ブラストノズルへブラスト材を
圧送供給する地上及び上部床53a上のブラスト装置1
9,22と、遮蔽空間内でブラストノズルから噴射され
たブラスト材等を回収する吸引用真空ポンプ24とを備
えて、ブラスト作業を行う。
所作業であっても地上作業と同等なブラスティングによ
る塗装前処理及び吹付塗装を行うことができる塔状構造
物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置を提供
する。 【解決手段】 煙突筒身51の一定長さ区域の外周面と
間隔を維持して張設し同外周面を包囲して塗装更新作業
のための遮蔽空間を形成する二重メッシュシート10
と、遮蔽空間内で外周面と間隔を隔てて上下移動可能に
設けたリングビーム14と、リングビーム上にこの円周
方向へ走行移動可能に設けたブラストノズル16と、リ
ングビームを上下移動させる昇降用駆動ドラム15及び
ガイドワイヤー13と、ブラストノズルへブラスト材を
圧送供給する地上及び上部床53a上のブラスト装置1
9,22と、遮蔽空間内でブラストノズルから噴射され
たブラスト材等を回収する吸引用真空ポンプ24とを備
えて、ブラスト作業を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塔状構造物の塗装前
処理工法及び塗装工法並びにその装置に関し、高層の鋼
製煙突、タンク、サイロ、橋塔等の塔状構造物の外周面
の補修塗装(メンテナンス或いは更新)を特に高所の塗
装更新現場で行う場合に適用して有用なものである。
処理工法及び塗装工法並びにその装置に関し、高層の鋼
製煙突、タンク、サイロ、橋塔等の塔状構造物の外周面
の補修塗装(メンテナンス或いは更新)を特に高所の塗
装更新現場で行う場合に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図10は塔状構造物の一例として多脚型
の鋼製煙突の概略構造を示す側面図、図11は図10に
示す鋼製煙突の煙突筒身に対する従来の高所での塗装更
新作業の方法を示す側面図である。
の鋼製煙突の概略構造を示す側面図、図11は図10に
示す鋼製煙突の煙突筒身に対する従来の高所での塗装更
新作業の方法を示す側面図である。
【0003】図10に示すように、多脚型の鋼製煙突
は、基礎上の対称位置に3〜4本の煙突筒身51を立設
すると共に、各煙突筒身51の間隔をおいた各高さ位置
に剛性の補強リング52を設け、結合梁53により各煙
突筒身51の補強リング52部を相互に一体的に結合し
て構成している。
は、基礎上の対称位置に3〜4本の煙突筒身51を立設
すると共に、各煙突筒身51の間隔をおいた各高さ位置
に剛性の補強リング52を設け、結合梁53により各煙
突筒身51の補強リング52部を相互に一体的に結合し
て構成している。
【0004】従来、かかる多脚型鋼製煙突において、そ
の煙突筒身51の外周面の塗装を更新するときには、一
般に図11に示すように、煙突筒身51の外周面に沿っ
て足場54を組み、この足場54上で、まず作業者56
が機動の回転式ワイヤーブラシや回転式サンダー等の錆
落機56を使用して古い塗装及び錆を落とし鋼板の下地
を磨き出す塗装前処理を塗装更新範囲の煙突筒身51の
外周面に対して行い、次に、足場54上に塗料缶を巻上
機で吊上げ、作業者56が刷毛、ローラー、手持ちスプ
レーガン等を使用して塗装前処理を行った煙突筒身51
の外周面を塗装する。
の煙突筒身51の外周面の塗装を更新するときには、一
般に図11に示すように、煙突筒身51の外周面に沿っ
て足場54を組み、この足場54上で、まず作業者56
が機動の回転式ワイヤーブラシや回転式サンダー等の錆
落機56を使用して古い塗装及び錆を落とし鋼板の下地
を磨き出す塗装前処理を塗装更新範囲の煙突筒身51の
外周面に対して行い、次に、足場54上に塗料缶を巻上
機で吊上げ、作業者56が刷毛、ローラー、手持ちスプ
レーガン等を使用して塗装前処理を行った煙突筒身51
の外周面を塗装する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】屋外に設ける鋼構造物
用の塗料としては、Zinc系、ウレタン系、フッ素樹
脂系等の耐候性、耐薬品性、耐紫外線性に優れたものが
知られている。そして一般に、これらの塗料を塗布する
際には、ショットブラスト或いはサンドブラスト等によ
る高精度の下地処理(塗装前処理)を行うことが必要と
されている。
用の塗料としては、Zinc系、ウレタン系、フッ素樹
脂系等の耐候性、耐薬品性、耐紫外線性に優れたものが
知られている。そして一般に、これらの塗料を塗布する
際には、ショットブラスト或いはサンドブラスト等によ
る高精度の下地処理(塗装前処理)を行うことが必要と
されている。
【0006】これに対し、多脚型鋼製煙突等の塔状構造
物の建造時には、工場或いは地上でブラスト処理と下地
塗装とを行い、現地で建付けと仕上げ塗装とを行うので
問題はない。しかるに年数を経た既設の塔状構造物の塗
装を更新するときには、古い塗膜と錆とを落とす塗装前
処理作業を確実に実施する必要があるが、高所での作業
となるため、ブラスト作業が難しく、作業者の手作業に
よる塗装前処理と塗装とに依存せざるを得ない状況にあ
る。
物の建造時には、工場或いは地上でブラスト処理と下地
塗装とを行い、現地で建付けと仕上げ塗装とを行うので
問題はない。しかるに年数を経た既設の塔状構造物の塗
装を更新するときには、古い塗膜と錆とを落とす塗装前
処理作業を確実に実施する必要があるが、高所での作業
となるため、ブラスト作業が難しく、作業者の手作業に
よる塗装前処理と塗装とに依存せざるを得ない状況にあ
る。
【0007】このため、塗装更新時には塗装前処理及び
塗装に時間がかかり、また十分な精度の塗装前処理がで
きないことから、新たに塗装した塗料の耐久性が悪くな
るという問題がある。
塗装に時間がかかり、また十分な精度の塗装前処理がで
きないことから、新たに塗装した塗料の耐久性が悪くな
るという問題がある。
【0008】従って本発明は上記従来技術に鑑み、煙突
筒身等の塔状構造物の補修塗装時に、高所作業であって
も地上作業と同等なブラスティングによる塗装前処理及
び吹付塗装を行うことができる塔状構造物の塗装前処理
工法及び塗装工法並びにその装置を提供することを課題
とする。
筒身等の塔状構造物の補修塗装時に、高所作業であって
も地上作業と同等なブラスティングによる塗装前処理及
び吹付塗装を行うことができる塔状構造物の塗装前処理
工法及び塗装工法並びにその装置を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の塔状構造物の塗装前処理工法は、既設の塔状構造物
の外周面の補修塗装に際し、前記塔状構造物の上部床上
を中継部として地上から前記塔状構造物上の塗装更新作
業場へブラスト材の圧送供給・回収ラインを形成すると
共に、前記塗装更新作業場はメッシュシートで前記塔状
構造物の外周面と間隔を維持して前記塔状構造物の外周
面を包囲した遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で前
記塔状構造物の外周面に対向し上下移動可能にリング状
のブラストノズル装着体を配備し、このブラストノズル
装着体上に同ブラストノズル装着体の円周方向へ走行移
動可能にブラストノズルを装着し、前記圧送供給・回収
ラインによって供給されたブラスト材を前記ブラストノ
ズルから前記塔状構造物の外周面へと噴射して無人で前
記塔状構造物の外周面のブラスト処理を行うことを特徴
とする。
明の塔状構造物の塗装前処理工法は、既設の塔状構造物
の外周面の補修塗装に際し、前記塔状構造物の上部床上
を中継部として地上から前記塔状構造物上の塗装更新作
業場へブラスト材の圧送供給・回収ラインを形成すると
共に、前記塗装更新作業場はメッシュシートで前記塔状
構造物の外周面と間隔を維持して前記塔状構造物の外周
面を包囲した遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で前
記塔状構造物の外周面に対向し上下移動可能にリング状
のブラストノズル装着体を配備し、このブラストノズル
装着体上に同ブラストノズル装着体の円周方向へ走行移
動可能にブラストノズルを装着し、前記圧送供給・回収
ラインによって供給されたブラスト材を前記ブラストノ
ズルから前記塔状構造物の外周面へと噴射して無人で前
記塔状構造物の外周面のブラスト処理を行うことを特徴
とする。
【0010】また、第1の塗装前処理装置は、塔状構造
物の一定長さ区域の外周面と間隔を維持して張設し同外
周面を包囲して塗装更新作業のための遮蔽空間を形成す
るメッシュシートと、前記遮蔽空間内で前記塔状構造物
の外周面と間隔を隔てて上下移動可能に設けたリングビ
ームと、このリングビーム上に同リングビームの円周方
向へ走行移動可能に設けたブラストノズルと、前記リン
グビームを上下移動させる昇降機構と、前記ブラストノ
ズルへブラスト材を圧送供給するブラスト装置と、前記
遮蔽空間内で前記ブラストノズルから噴射されたブラス
ト材等を回収する吸引装置とを有することを特徴とす
る。
物の一定長さ区域の外周面と間隔を維持して張設し同外
周面を包囲して塗装更新作業のための遮蔽空間を形成す
るメッシュシートと、前記遮蔽空間内で前記塔状構造物
の外周面と間隔を隔てて上下移動可能に設けたリングビ
ームと、このリングビーム上に同リングビームの円周方
向へ走行移動可能に設けたブラストノズルと、前記リン
グビームを上下移動させる昇降機構と、前記ブラストノ
ズルへブラスト材を圧送供給するブラスト装置と、前記
遮蔽空間内で前記ブラストノズルから噴射されたブラス
ト材等を回収する吸引装置とを有することを特徴とす
る。
【0011】また、第2の塗装前処理装置は、第1の塗
装前処理装置において、前記リングビームを組立て解体
可能に複数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成
し、前記各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイ
ドワイヤーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれ
ぞれ同円弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能にブラ
ストノズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互
に接続分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成
し、これらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結
して支持したことを特徴とする。
装前処理装置において、前記リングビームを組立て解体
可能に複数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成
し、前記各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイ
ドワイヤーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれ
ぞれ同円弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能にブラ
ストノズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互
に接続分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成
し、これらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結
して支持したことを特徴とする。
【0012】また、第3の塗装前処理装置は、第2の塗
装前処理装置において、ブラスト材を圧送する前記ブラ
スト装置を地上と上方の前記遮蔽空間近くの塔状構造物
の上部床上との2個所に配置し、前記塔状構造物の上部
床上のブラスト装置を中継部として前記ブラストノズル
へブラスト材を圧送すると共に、前記地上のブラスト装
置と前記塔状構造物の上部床上のブラスト装置との間に
接続したブラスト材供給ホースをブラスト材の回収に兼
用可能に構成したことを特徴とする。
装前処理装置において、ブラスト材を圧送する前記ブラ
スト装置を地上と上方の前記遮蔽空間近くの塔状構造物
の上部床上との2個所に配置し、前記塔状構造物の上部
床上のブラスト装置を中継部として前記ブラストノズル
へブラスト材を圧送すると共に、前記地上のブラスト装
置と前記塔状構造物の上部床上のブラスト装置との間に
接続したブラスト材供給ホースをブラスト材の回収に兼
用可能に構成したことを特徴とする。
【0013】また、塔状構造物の塗装工法は、既設の塔
状構造物の外周面の補修塗装に際し、前記塔状構造物の
上部床上を中継部として地上から前記塔状構造物上の塗
装更新作業場へ吹付用塗料の圧送供給ラインを形成する
と共に、前記塗装更新作業場はメッシュシートで前記塔
状構造物の外周面と間隔を維持して前記塔状構造物の外
周面を包囲した遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で
前記塔状構造物の外周面に対向し上下移動可能にリング
状の吹付塗装用ノズル装着体を配備し、この吹付塗装用
ノズル装着体上に同吹付塗装用ノズル装着体の円周方向
へ走行移動可能に吹付塗装用ノズルを装着し、前記圧送
供給ラインによって供給された吹付用塗料を前記吹付塗
装用ノズルから前記塔状構造物の外周面へと吹き付けて
無人で前記塔状構造物の外周面の吹付塗装を行うことを
特徴とする。
状構造物の外周面の補修塗装に際し、前記塔状構造物の
上部床上を中継部として地上から前記塔状構造物上の塗
装更新作業場へ吹付用塗料の圧送供給ラインを形成する
と共に、前記塗装更新作業場はメッシュシートで前記塔
状構造物の外周面と間隔を維持して前記塔状構造物の外
周面を包囲した遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で
前記塔状構造物の外周面に対向し上下移動可能にリング
状の吹付塗装用ノズル装着体を配備し、この吹付塗装用
ノズル装着体上に同吹付塗装用ノズル装着体の円周方向
へ走行移動可能に吹付塗装用ノズルを装着し、前記圧送
供給ラインによって供給された吹付用塗料を前記吹付塗
装用ノズルから前記塔状構造物の外周面へと吹き付けて
無人で前記塔状構造物の外周面の吹付塗装を行うことを
特徴とする。
【0014】また、第1の塗装装置は、塔状構造物の一
定長さ区域の外周面と間隔を維持して張設し同外周面を
包囲して塗装更新作業のための遮蔽空間を形成するメッ
シュシートと、前記遮蔽空間内で前記塔状構造物の外周
面と間隔を隔てて上下移動可能に設けたリングビーム
と、このリングビーム上に同リングビームの円周方向へ
走行移動可能に設けた吹付塗装用ノズルと、前記リング
ビームを上下移動させる昇降機構と、前記吹付塗装用ノ
ズルへ吹付用塗料を圧送供給する供給装置とを有するこ
とを特徴とする。
定長さ区域の外周面と間隔を維持して張設し同外周面を
包囲して塗装更新作業のための遮蔽空間を形成するメッ
シュシートと、前記遮蔽空間内で前記塔状構造物の外周
面と間隔を隔てて上下移動可能に設けたリングビーム
と、このリングビーム上に同リングビームの円周方向へ
走行移動可能に設けた吹付塗装用ノズルと、前記リング
ビームを上下移動させる昇降機構と、前記吹付塗装用ノ
ズルへ吹付用塗料を圧送供給する供給装置とを有するこ
とを特徴とする。
【0015】また、第2の塗装装置は、第1の塗装装置
において、前記リングビームを組立て解体可能に複数個
に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、前記各円
弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワイヤーで
支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ同円弧状
ビーム片の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装用ノズル
を備えると共に、前記メッシュシートを相互に接続分離
可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成し、これら
の各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結して支持し
たことを特徴とする。
において、前記リングビームを組立て解体可能に複数個
に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、前記各円
弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワイヤーで
支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ同円弧状
ビーム片の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装用ノズル
を備えると共に、前記メッシュシートを相互に接続分離
可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成し、これら
の各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結して支持し
たことを特徴とする。
【0016】<作用>従って、上記の塗装前処理工法に
よれば、ブラスト材が塔状構造物の上部床上を中継部と
して圧送供給・回収ラインにより地上から上方のブラス
トノズルへ供給されると共に、このブラストノズルから
塔状構造物の外周面へ噴射されて、当該外周面がブラス
ティングされる。このブラスティングは、ブラストノズ
ルがブラストノズル装着体上をその円周方向に走行移動
すると共にブラストノズル装着体が上下方向に移動する
ことによって、遮蔽空間内の塔状構造物の外周面全体に
対して行われる。そして、ブラストノズルから塔状構造
物の外周面へ噴射されたブラスト材及びそれによって発
生した粉塵は、メッシュシートで遮られて遮蔽空間内に
止まり、外部への飛散が防止されると共に、遮蔽空間内
の床部分に落下して溜まる。この遮蔽空間内の床部分に
溜まったブラスト材と粉塵は圧送供給・回収ラインによ
って回収され、回収されたブラスト材は再使用される。
よれば、ブラスト材が塔状構造物の上部床上を中継部と
して圧送供給・回収ラインにより地上から上方のブラス
トノズルへ供給されると共に、このブラストノズルから
塔状構造物の外周面へ噴射されて、当該外周面がブラス
ティングされる。このブラスティングは、ブラストノズ
ルがブラストノズル装着体上をその円周方向に走行移動
すると共にブラストノズル装着体が上下方向に移動する
ことによって、遮蔽空間内の塔状構造物の外周面全体に
対して行われる。そして、ブラストノズルから塔状構造
物の外周面へ噴射されたブラスト材及びそれによって発
生した粉塵は、メッシュシートで遮られて遮蔽空間内に
止まり、外部への飛散が防止されると共に、遮蔽空間内
の床部分に落下して溜まる。この遮蔽空間内の床部分に
溜まったブラスト材と粉塵は圧送供給・回収ラインによ
って回収され、回収されたブラスト材は再使用される。
【0017】また、上記第1の塗装前処理装置によれ
ば、ブラスト材がブラスト装置によって地上から上方の
ブラストノズルへ供給されると共に、このブラストノズ
ルから塔状構造物の外周面へ噴射されて、当該外周面が
ブラスティングされる。このブラスティングは、ブラス
トノズルがリングビーム上をその円周方向に走行移動す
ると共に昇降機構によってリングビームが上下方向に移
動することによって、遮蔽空間内の塔状構造物の外周面
全体に対して行われる。そして、ブラストノズルから塔
状構造物の外周面へ噴射されたブラスト材及びそれによ
って発生した粉塵は、メッシュシートで遮られて遮蔽空
間内に止り、外部への飛散が防止されると共に、遮蔽空
間内の床部分に落下して溜まる。この遮蔽空間内の床部
分に溜まったブラスト材と粉塵は吸引装置で吸引するこ
とによって回収され、回収されたブラスト材は再使用さ
れる。
ば、ブラスト材がブラスト装置によって地上から上方の
ブラストノズルへ供給されると共に、このブラストノズ
ルから塔状構造物の外周面へ噴射されて、当該外周面が
ブラスティングされる。このブラスティングは、ブラス
トノズルがリングビーム上をその円周方向に走行移動す
ると共に昇降機構によってリングビームが上下方向に移
動することによって、遮蔽空間内の塔状構造物の外周面
全体に対して行われる。そして、ブラストノズルから塔
状構造物の外周面へ噴射されたブラスト材及びそれによ
って発生した粉塵は、メッシュシートで遮られて遮蔽空
間内に止り、外部への飛散が防止されると共に、遮蔽空
間内の床部分に落下して溜まる。この遮蔽空間内の床部
分に溜まったブラスト材と粉塵は吸引装置で吸引するこ
とによって回収され、回収されたブラスト材は再使用さ
れる。
【0018】また、上記第2の塗装前処理装置によれ
ば、例えば多脚型剛性煙突の煙突筒身の外周面の補修塗
装を行う際に塗装更新作業位置を下方へ移動させる場
合、メッシュシートは、各帯状片に分離し、支えワイヤ
ーを緩め、各帯状片毎に前記煙突筒身の補強リング及び
結合梁の外側を通して下方の塗装更新作業位置へ移動さ
せ、ここで帯状片を再び接続して一体のメッシュシート
とすることができる。また、リングビームも、各円弧状
ビーム片に分割し、ガイドワイヤーを緩め、各円弧状ビ
ーム片毎に前記煙突筒身の補強リング及び結合梁の外側
を通して昇降機構により下方の塗装更新作業位置へ移動
させ、ここで円弧状ビーム片を再び結合して一体のリン
グビームとすることができる。
ば、例えば多脚型剛性煙突の煙突筒身の外周面の補修塗
装を行う際に塗装更新作業位置を下方へ移動させる場
合、メッシュシートは、各帯状片に分離し、支えワイヤ
ーを緩め、各帯状片毎に前記煙突筒身の補強リング及び
結合梁の外側を通して下方の塗装更新作業位置へ移動さ
せ、ここで帯状片を再び接続して一体のメッシュシート
とすることができる。また、リングビームも、各円弧状
ビーム片に分割し、ガイドワイヤーを緩め、各円弧状ビ
ーム片毎に前記煙突筒身の補強リング及び結合梁の外側
を通して昇降機構により下方の塗装更新作業位置へ移動
させ、ここで円弧状ビーム片を再び結合して一体のリン
グビームとすることができる。
【0019】また、上記第3の塗装前処理装置によれ
ば、ブラスト材は、塔状構造物の上部床上のブラスト装
置を中継部として、コンプレッサなどが供給する高圧空
気流で地上のブラスト装置からブラスト材供給ホースを
介して塔状構造物の上部床上のブラスト装置へ圧送さ
れ、この上部床上のブラスト装置からリングビーム上の
ブラストノズルへ供給される。一方、ブラストノズルか
ら塔状構造物の外周面に噴射したブラスト材及びこれに
よって発生した粉塵は、ブラスト材供給ホースを兼用し
て回収される。
ば、ブラスト材は、塔状構造物の上部床上のブラスト装
置を中継部として、コンプレッサなどが供給する高圧空
気流で地上のブラスト装置からブラスト材供給ホースを
介して塔状構造物の上部床上のブラスト装置へ圧送さ
れ、この上部床上のブラスト装置からリングビーム上の
ブラストノズルへ供給される。一方、ブラストノズルか
ら塔状構造物の外周面に噴射したブラスト材及びこれに
よって発生した粉塵は、ブラスト材供給ホースを兼用し
て回収される。
【0020】また、上記の塗装工法によれば、吹付用塗
料が塔状構造物の上部床上を中継部として圧送供給ライ
ンにより地上から上方の吹付塗装用ノズルへ供給される
と共に、この吹付塗装用ノズルから塔状構造物の外周面
へ噴射されて、当該外周面が塗装される。この吹付塗装
は、吹付塗装用ノズルが吹付塗装用ノズル装着体上をそ
の円周方向に走行移動すると共に吹付塗装用ノズル装着
体が上下方向に移動することによって、遮蔽空間内の塔
状構造物の外周面全体に対して行われる。そして、吹付
塗装用ノズルから塔状構造物の外周面へ噴射された塗料
(外周面に付着しなかった塗料)は、メッシュシートで
遮られて遮蔽空間内に止まり、外部への飛散が防止され
る。
料が塔状構造物の上部床上を中継部として圧送供給ライ
ンにより地上から上方の吹付塗装用ノズルへ供給される
と共に、この吹付塗装用ノズルから塔状構造物の外周面
へ噴射されて、当該外周面が塗装される。この吹付塗装
は、吹付塗装用ノズルが吹付塗装用ノズル装着体上をそ
の円周方向に走行移動すると共に吹付塗装用ノズル装着
体が上下方向に移動することによって、遮蔽空間内の塔
状構造物の外周面全体に対して行われる。そして、吹付
塗装用ノズルから塔状構造物の外周面へ噴射された塗料
(外周面に付着しなかった塗料)は、メッシュシートで
遮られて遮蔽空間内に止まり、外部への飛散が防止され
る。
【0021】また、上記第1の塗装装置によれば、吹付
用塗料が供給装置によって地上から上方の吹付塗装用ノ
ズルへ供給されると共に、この吹付塗装用ノズルから塔
状構造物の外周面へ噴射されて、当該外周面が塗装され
る。この吹付塗装は、吹付塗装用ノズルがリングビーム
上をその円周方向に走行移動すると共に昇降機構によっ
てリングビームが上下方向に移動することによって、遮
蔽空間内の塔状構造物の外周面全体に対して行われる。
そして、吹付塗装用ノズルから塔状構造物の外周面へ噴
射された塗料(外周面に付着しなっかた塗料)は、メッ
シュシートで遮られて遮蔽空間内に止まり、外部への飛
散が防止される。
用塗料が供給装置によって地上から上方の吹付塗装用ノ
ズルへ供給されると共に、この吹付塗装用ノズルから塔
状構造物の外周面へ噴射されて、当該外周面が塗装され
る。この吹付塗装は、吹付塗装用ノズルがリングビーム
上をその円周方向に走行移動すると共に昇降機構によっ
てリングビームが上下方向に移動することによって、遮
蔽空間内の塔状構造物の外周面全体に対して行われる。
そして、吹付塗装用ノズルから塔状構造物の外周面へ噴
射された塗料(外周面に付着しなっかた塗料)は、メッ
シュシートで遮られて遮蔽空間内に止まり、外部への飛
散が防止される。
【0022】また、上記第2の塗装装置によれば、上記
第2の塗装前処理装置の場合と同様にして、メッシュシ
ートとリングビームとを下方の塗装更新作業位置へ移動
することができる。
第2の塗装前処理装置の場合と同様にして、メッシュシ
ートとリングビームとを下方の塗装更新作業位置へ移動
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
に基づき詳細に説明する。
【0024】<実施の形態1> <構成>図1は本発明の実施の形態1に係る塗装前処理
工法とその装置を概略的に示す側面図、図2は図1のII
部拡大斜視図、図3は図1のIII-III 線矢視の拡大平面
図、図4は図3のIV-IV線矢視の拡大図、図5は図3の
V-V 線矢視の拡大断面図、図6は図3のVI-VI 線矢視の
拡大断面図である。
工法とその装置を概略的に示す側面図、図2は図1のII
部拡大斜視図、図3は図1のIII-III 線矢視の拡大平面
図、図4は図3のIV-IV線矢視の拡大図、図5は図3の
V-V 線矢視の拡大断面図、図6は図3のVI-VI 線矢視の
拡大断面図である。
【0025】図1に示すように、二重メッシュシート1
0は、1ミリ目程度のメッシュシート(図2参照)であ
り、煙突筒身51の回りに間隔をおいて上下に張渡した
複数の支えワイヤー11の外側に接するようにして支え
ワイヤー11に連結支持され、図10のA部に相当する
煙突筒身51の上下の補強リング52間を1つの塗装更
新区域として、この塗装更新区域内の煙突筒身51の外
周面の周囲を囲んで塗装更新作業のための遮蔽空間(塗
装更新作業場12)を形成している。
0は、1ミリ目程度のメッシュシート(図2参照)であ
り、煙突筒身51の回りに間隔をおいて上下に張渡した
複数の支えワイヤー11の外側に接するようにして支え
ワイヤー11に連結支持され、図10のA部に相当する
煙突筒身51の上下の補強リング52間を1つの塗装更
新区域として、この塗装更新区域内の煙突筒身51の外
周面の周囲を囲んで塗装更新作業のための遮蔽空間(塗
装更新作業場12)を形成している。
【0026】また、ガイドワイヤー13は補強リング5
2の外側を通り塗装更新作業場12内を貫通して上下に
複数張渡され、リングビーム14はガイドワイヤー13
と上下に相対移動可能に巻回し係合する複数の昇降用駆
動ドラム15部を介し煙突筒身51の外周面の回りにこ
の外周面と間隔を保持して支持され、ブラストノズル1
6はリングビーム14上にこのリングビーム14の円周
方向へ走行移動可能に間隔をおいて複数設けられてい
る。間隔保持用ローラ17は、リングビーム14の下部
に煙突筒身51の外周面に向かって突出するよう設けら
れており、煙突筒身51とリングビーム14との間隔を
保持している。
2の外側を通り塗装更新作業場12内を貫通して上下に
複数張渡され、リングビーム14はガイドワイヤー13
と上下に相対移動可能に巻回し係合する複数の昇降用駆
動ドラム15部を介し煙突筒身51の外周面の回りにこ
の外周面と間隔を保持して支持され、ブラストノズル1
6はリングビーム14上にこのリングビーム14の円周
方向へ走行移動可能に間隔をおいて複数設けられてい
る。間隔保持用ローラ17は、リングビーム14の下部
に煙突筒身51の外周面に向かって突出するよう設けら
れており、煙突筒身51とリングビーム14との間隔を
保持している。
【0027】図3に示すように、リングビーム14は、
4個に分割した円弧状のビーム片14a,14b,14
c,14dを、これらの両端部に備えた相互に着脱可能
なフランジ部14fで結合して構成されている。各円弧
状ビーム片14a,14b,14c,14dの下縁外周
部には、これらの円周方向へ連続する図4に示すような
リンクチェーン又はラックギヤー軌条14gを備えてい
る。また、各円弧状ビーム片14a,14b,14c,
14dは両端近くに2組の昇降用駆動ドラム15を備え
て2本のガイドワイヤー13により支持され、円弧状ビ
ーム片14a,14b,14c,14dを一体的に結合
してなるリングビーム14は8台の昇降用駆動ドラム1
5の同期駆動で上下移動可能となっている。
4個に分割した円弧状のビーム片14a,14b,14
c,14dを、これらの両端部に備えた相互に着脱可能
なフランジ部14fで結合して構成されている。各円弧
状ビーム片14a,14b,14c,14dの下縁外周
部には、これらの円周方向へ連続する図4に示すような
リンクチェーン又はラックギヤー軌条14gを備えてい
る。また、各円弧状ビーム片14a,14b,14c,
14dは両端近くに2組の昇降用駆動ドラム15を備え
て2本のガイドワイヤー13により支持され、円弧状ビ
ーム片14a,14b,14c,14dを一体的に結合
してなるリングビーム14は8台の昇降用駆動ドラム1
5の同期駆動で上下移動可能となっている。
【0028】そして、各円弧状ビーム片14a,14
b,14c,14dには、これらの円周方向へ走行移動
可能にブラストノズル16がそれぞれ1台ずつ設けられ
ている。
b,14c,14dには、これらの円周方向へ走行移動
可能にブラストノズル16がそれぞれ1台ずつ設けられ
ている。
【0029】また、二重メッシュシート10は、リング
ビーム14に合わせて相互に接続分離可能なボタン掛
式、紐結び式、マジックテープ式等の着脱接続部10f
を有する縦割り分割した4枚の帯状片10a,10b,
10c,10dを、着脱接続部10fで接続して構成さ
れている。
ビーム14に合わせて相互に接続分離可能なボタン掛
式、紐結び式、マジックテープ式等の着脱接続部10f
を有する縦割り分割した4枚の帯状片10a,10b,
10c,10dを、着脱接続部10fで接続して構成さ
れている。
【0030】なお、二重メッシュシート10及びリング
ビーム14は、上記のほか任意の数に分離されてよいも
のである。
ビーム14は、上記のほか任意の数に分離されてよいも
のである。
【0031】図5に示すように、リングビーム14は、
小幅の上フランジ14hと広幅の下フランジ14iとを
有するI断面のビームであり、下フランジ14iの上面
外周部に前記リンクチェーン又はラックギヤー軌条14
gを備えている。
小幅の上フランジ14hと広幅の下フランジ14iとを
有するI断面のビームであり、下フランジ14iの上面
外周部に前記リンクチェーン又はラックギヤー軌条14
gを備えている。
【0032】また、昇降用駆動ドラム15は、円弧状ビ
ーム片14a,14b,14c,14dの両端近くで下
フランジ14iの下面内側寄りに取付けられ、リングビ
ーム14の内側で上方からのガイドワイヤー13を受け
入れるように配置されている。
ーム片14a,14b,14c,14dの両端近くで下
フランジ14iの下面内側寄りに取付けられ、リングビ
ーム14の内側で上方からのガイドワイヤー13を受け
入れるように配置されている。
【0033】また、間隔保持用ローラ17は、適宜の間
隔で各円弧状ビーム片14a,14b,14c,14d
の下フランジ14iの下面外側寄りに取付けられたシリ
ンダー部17aに取付けられており、水平内向きに伸縮
して煙突筒身51の外周面と接するようになっている。
隔で各円弧状ビーム片14a,14b,14c,14d
の下フランジ14iの下面外側寄りに取付けられたシリ
ンダー部17aに取付けられており、水平内向きに伸縮
して煙突筒身51の外周面と接するようになっている。
【0034】図6に示すように、ブラストノズル16は
リングビーム14の上フランジ14hに複数個のローラ
16bを介してリングビーム14の円周方向へ走行移動
可能に支持されたノズル取付台16a上に着脱式に固定
して取付けられており、これらのノズル取付台16aの
外壁面に縦に設けた走行用モータ16cの駆動ピニオン
16dをリンクチェーン又はラックギヤー軌条14gと
噛み合い駆動させることによって、ノズル取付台16a
と共にブラストノズル16を、前記円周方向へ正逆に走
行移動させる構成としている。
リングビーム14の上フランジ14hに複数個のローラ
16bを介してリングビーム14の円周方向へ走行移動
可能に支持されたノズル取付台16a上に着脱式に固定
して取付けられており、これらのノズル取付台16aの
外壁面に縦に設けた走行用モータ16cの駆動ピニオン
16dをリンクチェーン又はラックギヤー軌条14gと
噛み合い駆動させることによって、ノズル取付台16a
と共にブラストノズル16を、前記円周方向へ正逆に走
行移動させる構成としている。
【0035】また、ブラストノズル16は首振形の機構
で支持され、首振り用モータ16eの駆動で首振式にブ
ラスティングさせる構成ともなっている。
で支持され、首振り用モータ16eの駆動で首振式にブ
ラスティングさせる構成ともなっている。
【0036】また、図1において、53aは二重メッシ
ュシート10の下部高さに位置する結合梁53上の床で
あり、この地上よりも上方に位置する上部床53a上に
は、蓄圧器18や中継用のブラスト装置19が設置され
ており、更にブラスト装置19上にはレシーバタンク2
0が設けられている。一方、地上には、コンプレッサ2
1、ブラスト装置22、除塵器23及びブラスト材吸引
用の真空ポンプ24が設置されている。コンプレッサ2
1は上部床53a上の蓄圧器18に接続され、除塵器2
3はブラスト装置22に接続され、真空ポンプ24は除
塵器23に接続されている。
ュシート10の下部高さに位置する結合梁53上の床で
あり、この地上よりも上方に位置する上部床53a上に
は、蓄圧器18や中継用のブラスト装置19が設置され
ており、更にブラスト装置19上にはレシーバタンク2
0が設けられている。一方、地上には、コンプレッサ2
1、ブラスト装置22、除塵器23及びブラスト材吸引
用の真空ポンプ24が設置されている。コンプレッサ2
1は上部床53a上の蓄圧器18に接続され、除塵器2
3はブラスト装置22に接続され、真空ポンプ24は除
塵器23に接続されている。
【0037】また、ブラスト材圧送管25はコンプレッ
サ21からブラスト装置22の出口部を経て上方へ延び
ており、流路切換弁26はブラスト材圧送管25の端部
に設けられ、ブラスト材回収管27は流路切換弁26か
ら地上のブラスト装置22の上端へ接続されている。流
路切換弁28は上部床53a上のレシーバタンク20の
入側管20aの端部に設けられ、ブラスト材回収用の吸
入ホース29は流路切換弁28から塗装更新作業場12
内の床面付近へ導かれている。ブラスト材の供給・回収
兼用ホース30は流路切換弁26と流路切換弁28との
間に接続され、ブラスト材圧送管(及びホース)31は
上部床53a上の蓄圧器18から中継用のブラスト装置
19の出口部を経て、塗装更新作業場12内のリングビ
ーム14上の4台のブラストノズル16へ接続されてい
る。
サ21からブラスト装置22の出口部を経て上方へ延び
ており、流路切換弁26はブラスト材圧送管25の端部
に設けられ、ブラスト材回収管27は流路切換弁26か
ら地上のブラスト装置22の上端へ接続されている。流
路切換弁28は上部床53a上のレシーバタンク20の
入側管20aの端部に設けられ、ブラスト材回収用の吸
入ホース29は流路切換弁28から塗装更新作業場12
内の床面付近へ導かれている。ブラスト材の供給・回収
兼用ホース30は流路切換弁26と流路切換弁28との
間に接続され、ブラスト材圧送管(及びホース)31は
上部床53a上の蓄圧器18から中継用のブラスト装置
19の出口部を経て、塗装更新作業場12内のリングビ
ーム14上の4台のブラストノズル16へ接続されてい
る。
【0038】なお、このような地上と上部床53a上と
の上下2段に設けたブラスト供給・回収用の各装置は、
例えば、地上の1台のブラスト装置22と、上部床53
a上の2台のブラスト装置19とを、1ラインの供給・
回収兼用ホース30と、流路切換弁28から分岐した入
側管20aとにより接続し、上部床53a上の1台のブ
ラスト装置19を、それぞれブラスト材圧送管31から
図示しない2本のホースに分配して2台のブラストノズ
ル16に接続する装置構成とすることもできる。
の上下2段に設けたブラスト供給・回収用の各装置は、
例えば、地上の1台のブラスト装置22と、上部床53
a上の2台のブラスト装置19とを、1ラインの供給・
回収兼用ホース30と、流路切換弁28から分岐した入
側管20aとにより接続し、上部床53a上の1台のブ
ラスト装置19を、それぞれブラスト材圧送管31から
図示しない2本のホースに分配して2台のブラストノズ
ル16に接続する装置構成とすることもできる。
【0039】即ち、上下2段のブラスト装置の配置台数
及び組合せ数は、地上及び上部床53a上に設けるブラ
スト装置の必要容量に応じて適宜に変更可能である。
及び組合せ数は、地上及び上部床53a上に設けるブラ
スト装置の必要容量に応じて適宜に変更可能である。
【0040】<作用・効果>従って、本実施の形態1に
係る塗装前処理工法では、図1に例示したように、既設
の多脚型鋼製煙突の煙突筒身51の上部床53a上を中
継部とし、地上から煙突筒身51上の塗装更新作業場1
2へブラスト材の圧送供給・回収ラインを形成すると共
に、塗装更新作業場12は二重メッシュシート10で煙
突筒身51の外周面と間隔を維持して煙突筒身51の外
周面を包囲した遮蔽空間内に形成し、、この遮蔽空間内
で煙突筒身51の外周面に対向し上下移動可能にリング
状のブラストノズル装着体としてリングビーム14を配
備し、このリングビーム14上にこのリングビーム14
の円周方向へ走行移動可能にブラストノズル16を装着
し、前記圧送供給・回収ラインによって供給されたブラ
スト材をブラストノズル16から煙突筒身51の外周面
へと噴射して無人で煙突筒身51の外周面のブラスト処
理を行う。
係る塗装前処理工法では、図1に例示したように、既設
の多脚型鋼製煙突の煙突筒身51の上部床53a上を中
継部とし、地上から煙突筒身51上の塗装更新作業場1
2へブラスト材の圧送供給・回収ラインを形成すると共
に、塗装更新作業場12は二重メッシュシート10で煙
突筒身51の外周面と間隔を維持して煙突筒身51の外
周面を包囲した遮蔽空間内に形成し、、この遮蔽空間内
で煙突筒身51の外周面に対向し上下移動可能にリング
状のブラストノズル装着体としてリングビーム14を配
備し、このリングビーム14上にこのリングビーム14
の円周方向へ走行移動可能にブラストノズル16を装着
し、前記圧送供給・回収ラインによって供給されたブラ
スト材をブラストノズル16から煙突筒身51の外周面
へと噴射して無人で煙突筒身51の外周面のブラスト処
理を行う。
【0041】このとき、図1に例示した本実施の形態1
に係る塗装前処理装置では、コンプレッサ21からブラ
スト材圧送管25へ送る高圧空気流によって地上のブラ
スト装置22から供給するブラスト材が、供給・回収兼
用ホース30及び複数分岐入側管20aを通り、上部床
53a上の複数のレシーバタンク20内へ供給される。
各レシーバタンク20では、フィルタを通して空気を外
部へ逃がし、ブラスト材だけを容器内に受け入れる。
に係る塗装前処理装置では、コンプレッサ21からブラ
スト材圧送管25へ送る高圧空気流によって地上のブラ
スト装置22から供給するブラスト材が、供給・回収兼
用ホース30及び複数分岐入側管20aを通り、上部床
53a上の複数のレシーバタンク20内へ供給される。
各レシーバタンク20では、フィルタを通して空気を外
部へ逃がし、ブラスト材だけを容器内に受け入れる。
【0042】更に、レシーバタンク20内のブラスト材
がレシーバタンク20の下部開口の開閉で中継用のブラ
スト装置19内へ供給されると共に、コンプレッサ21
に接続した蓄圧器18からブラスト圧送管31へ流れる
高圧空気流によって、ブラスト装置19より供給するブ
ラスト材が、ブラスト圧送管31から2本の分岐ホース
31を経て2台のブラストノズル16へ送られる。
がレシーバタンク20の下部開口の開閉で中継用のブラ
スト装置19内へ供給されると共に、コンプレッサ21
に接続した蓄圧器18からブラスト圧送管31へ流れる
高圧空気流によって、ブラスト装置19より供給するブ
ラスト材が、ブラスト圧送管31から2本の分岐ホース
31を経て2台のブラストノズル16へ送られる。
【0043】そして、これらの各ブラストノズル16を
外部からの遠隔制御操作で円周方向へ約45°正逆に走
行移動させ、或いは更に首振り動作をさせつつ、各ブラ
ストノズル16から一斉にブラスト材を煙突筒身51の
外周面に噴射して同外周面のブラスティングを行う。次
いで、外部からの遠隔制御操作で昇降用駆動ドラム15
によりリングビーム14を調節された低速度で下降し、
この下降した高さで上記と同様のブラスティングを繰り
返す。かくして、二重メッシュシート10によって囲ま
れた遮蔽空間内における煙突筒身51の全外周面を上か
ら下へ連続して無人下でブラスティングすることができ
る。
外部からの遠隔制御操作で円周方向へ約45°正逆に走
行移動させ、或いは更に首振り動作をさせつつ、各ブラ
ストノズル16から一斉にブラスト材を煙突筒身51の
外周面に噴射して同外周面のブラスティングを行う。次
いで、外部からの遠隔制御操作で昇降用駆動ドラム15
によりリングビーム14を調節された低速度で下降し、
この下降した高さで上記と同様のブラスティングを繰り
返す。かくして、二重メッシュシート10によって囲ま
れた遮蔽空間内における煙突筒身51の全外周面を上か
ら下へ連続して無人下でブラスティングすることができ
る。
【0044】このとき、ブラスト材と共にブラストノズ
ル16から噴出された空気は二重メッシュシート10を
通って外へ逃げる一方、ブラストノズル16から噴出さ
れたブラスト材とこのブラスト材によって掻落とされた
古い塗膜及び錆の粉塵とは、二重メッシュシート10で
遮られて遮蔽空間内に止まり、外部への飛散が防止され
ると共に、遮蔽空間内の床部分に落下して溜まる。
ル16から噴出された空気は二重メッシュシート10を
通って外へ逃げる一方、ブラストノズル16から噴出さ
れたブラスト材とこのブラスト材によって掻落とされた
古い塗膜及び錆の粉塵とは、二重メッシュシート10で
遮られて遮蔽空間内に止まり、外部への飛散が防止され
ると共に、遮蔽空間内の床部分に落下して溜まる。
【0045】従って、流路切換弁26と28とを回収側
へ切換えて真空ポンプ24を起動すると、この真空ポン
プ24に吸引されることによって、遮蔽空間内の床部分
に溜まった粉塵混じりのブラスト材が、回収用吸入ホー
ス29、供給・回収兼用ホース30及び回収管27を通
して地上のブラスト装置22のタンク上部に回収され、
更に、このブラスト装置22内を落下する間に粉塵は除
塵器23内へ吸引され、ブラスト材だけがブラスト装置
22内に回収される。回収されたブラスト材は、ブラス
ト材圧送管25を通して再び上方のブラストノズル16
に供給され、ブラスト作業に使用される。
へ切換えて真空ポンプ24を起動すると、この真空ポン
プ24に吸引されることによって、遮蔽空間内の床部分
に溜まった粉塵混じりのブラスト材が、回収用吸入ホー
ス29、供給・回収兼用ホース30及び回収管27を通
して地上のブラスト装置22のタンク上部に回収され、
更に、このブラスト装置22内を落下する間に粉塵は除
塵器23内へ吸引され、ブラスト材だけがブラスト装置
22内に回収される。回収されたブラスト材は、ブラス
ト材圧送管25を通して再び上方のブラストノズル16
に供給され、ブラスト作業に使用される。
【0046】かくして遮蔽空間内の床部分の粉塵混じり
のブラスト材を回収した後、二重メッシュシート10
は、着脱接続部10fを開放して複数枚の帯状片10
a,10b,10c,10dに分割し、支えワイヤー1
1を緩めることにより、帯状片10a,10b,10
c,10d毎に補強リング52と結合梁53の外側を通
して次の下側の塗装更新作業位置へスライド移動させ
る。
のブラスト材を回収した後、二重メッシュシート10
は、着脱接続部10fを開放して複数枚の帯状片10
a,10b,10c,10dに分割し、支えワイヤー1
1を緩めることにより、帯状片10a,10b,10
c,10d毎に補強リング52と結合梁53の外側を通
して次の下側の塗装更新作業位置へスライド移動させ
る。
【0047】同様に、リングビーム14は、フランジ部
14fを開放して複数の円弧状ビーム片14a,14
b,14c,14dに分割し、ガイドワイヤー13を緩
め、円弧状ビーム片14a,14b,14c,14d毎
に駆動ドラム15を操作することにより、補強リング5
2と結合梁53の外側を通して次の下側の塗装更新作業
位置へ下降移動させる。
14fを開放して複数の円弧状ビーム片14a,14
b,14c,14dに分割し、ガイドワイヤー13を緩
め、円弧状ビーム片14a,14b,14c,14d毎
に駆動ドラム15を操作することにより、補強リング5
2と結合梁53の外側を通して次の下側の塗装更新作業
位置へ下降移動させる。
【0048】そして、この下降位置で、円弧状ビーム片
14a,14b,14c,14dを再び相互にフランジ
部14fで結合して一体のリングビーム14とし、ガイ
ドワイヤー13を張締め、次いで、帯状片10a,10
b,10c,10dを再び相互に着脱接続部10fで接
続して一体の二重メッシュシート10とし、支えワイヤ
ー11を張締め、上下部を絞り遮蔽する。かくして、こ
の下降位置で、上記と同様の煙突筒身51の外周面のブ
ラスト作業を繰り返すことが可能になる。
14a,14b,14c,14dを再び相互にフランジ
部14fで結合して一体のリングビーム14とし、ガイ
ドワイヤー13を張締め、次いで、帯状片10a,10
b,10c,10dを再び相互に着脱接続部10fで接
続して一体の二重メッシュシート10とし、支えワイヤ
ー11を張締め、上下部を絞り遮蔽する。かくして、こ
の下降位置で、上記と同様の煙突筒身51の外周面のブ
ラスト作業を繰り返すことが可能になる。
【0049】また、上部床53a上の中継用ブラスト装
置19ほかの装置は、塗装更新作業位置の下降に応じて
適宜に下方の結合梁53の床53a上に移設していくこ
とができる。
置19ほかの装置は、塗装更新作業位置の下降に応じて
適宜に下方の結合梁53の床53a上に移設していくこ
とができる。
【0050】以上のように、本実施の形態1に係る塗装
前処理工法及びその装置によれば、煙突筒身51の上方
高所でのブラスト作業を粉塵の飛散を防止して、無人下
で困難なく行うことが可能になる。
前処理工法及びその装置によれば、煙突筒身51の上方
高所でのブラスト作業を粉塵の飛散を防止して、無人下
で困難なく行うことが可能になる。
【0051】しかも、煙突筒身51の上方高所でのブラ
スト作業を、地上でのブラスト作業と同様の精度及び能
力下で容易に行うことが可能になる。
スト作業を、地上でのブラスト作業と同様の精度及び能
力下で容易に行うことが可能になる。
【0052】また、上記構成とすることにより、煙突筒
身51の上方高所の塗装更新作業区域に少数のブラスト
ノズル16(又は後述する吹付塗装用ノズル装着体3
2)を装備し、且つ地上から塗装更新作業場へ圧送供給
するブラスト材(又は後述する吹付用塗料)の流量を少
なくし、地上と高所とに配置する材料圧送供給ライン系
の設備規模を軽量化できる。
身51の上方高所の塗装更新作業区域に少数のブラスト
ノズル16(又は後述する吹付塗装用ノズル装着体3
2)を装備し、且つ地上から塗装更新作業場へ圧送供給
するブラスト材(又は後述する吹付用塗料)の流量を少
なくし、地上と高所とに配置する材料圧送供給ライン系
の設備規模を軽量化できる。
【0053】<実施の形態2> <構成>次に、図7は本発明の実施の形態2に係る塗装
工法及びその装置を概略的に示す側面図、図8は図7の
VIII部拡大側面図である。
工法及びその装置を概略的に示す側面図、図8は図7の
VIII部拡大側面図である。
【0054】本実施の形態2は、上記実施の形態1(図
1等参照)におけるブラストノズル16と、地上及び上
部床53a上に配置したブラスト材の圧送供給・回収ラ
インとを、吹付塗装用ノズルと、吹付用塗料の圧送供給
ラインとに置き換え、リングビーム14をリング状の吹
付塗装用ノズル装着体として構成した場合である。
1等参照)におけるブラストノズル16と、地上及び上
部床53a上に配置したブラスト材の圧送供給・回収ラ
インとを、吹付塗装用ノズルと、吹付用塗料の圧送供給
ラインとに置き換え、リングビーム14をリング状の吹
付塗装用ノズル装着体として構成した場合である。
【0055】図7及び図8に示すように、リングビーム
14及びリングビーム14上に備えたノズル取付台16
aは上記実施の形態1(図1等参照)で用いたものと同
様でよく、そして、ノズル取付台16a上には、上記実
施の形態1のブラストノズル16に換えて、吹付塗装用
ノズル32が装着されている。
14及びリングビーム14上に備えたノズル取付台16
aは上記実施の形態1(図1等参照)で用いたものと同
様でよく、そして、ノズル取付台16a上には、上記実
施の形態1のブラストノズル16に換えて、吹付塗装用
ノズル32が装着されている。
【0056】また、図7において、33は地上に設置し
た1つの吹付用塗料供給タンク、34は煙突筒身51の
上部床53a上に設けた2個のレシーバタンク、35は
各レシーバタンク34の下に接続して上部床53a上に
設けた中継用の吹付用塗料供給タンク、36は地上の塗
料供給タンク33の出口管33aに接続して設けた塗料
圧送ポンプ、37は塗料圧送ポンプ36から上部床53
a上の分配器37aに接続した1本の塗料圧送管又はホ
ースである。
た1つの吹付用塗料供給タンク、34は煙突筒身51の
上部床53a上に設けた2個のレシーバタンク、35は
各レシーバタンク34の下に接続して上部床53a上に
設けた中継用の吹付用塗料供給タンク、36は地上の塗
料供給タンク33の出口管33aに接続して設けた塗料
圧送ポンプ、37は塗料圧送ポンプ36から上部床53
a上の分配器37aに接続した1本の塗料圧送管又はホ
ースである。
【0057】また、34aは分配器37aとレシーバタ
ンク34との間の分配管、38は中継用の各塗料供給タ
ンク35の出口管35aに接続して設けた2台の第二塗
料圧送ポンプ、39は第二塗料圧送ポンプ38から最寄
り高さに設けた分配器39aへ接続した塗料圧送管、4
0は各分配器39aからそれぞれリングビーム14上の
2個の吹付塗装用ノズル32へ接続した塗料供給ホース
であり、その他の構成は、上記実施の形態1と同様であ
る。
ンク34との間の分配管、38は中継用の各塗料供給タ
ンク35の出口管35aに接続して設けた2台の第二塗
料圧送ポンプ、39は第二塗料圧送ポンプ38から最寄
り高さに設けた分配器39aへ接続した塗料圧送管、4
0は各分配器39aからそれぞれリングビーム14上の
2個の吹付塗装用ノズル32へ接続した塗料供給ホース
であり、その他の構成は、上記実施の形態1と同様であ
る。
【0058】なお、この実施の形態2では、二重メッシ
ュシート10で包囲された遮蔽空間内の塗装更新作業場
12は、吹付塗装用ノズル32を使用する塗装作業場と
なる。
ュシート10で包囲された遮蔽空間内の塗装更新作業場
12は、吹付塗装用ノズル32を使用する塗装作業場と
なる。
【0059】<作用・効果>従って、本実施の形態2に
係る塗装工法では、図7に例示したように、既設の多脚
型鋼製煙突の煙突筒身51の上部床53a上を中継部と
して地上から煙突筒身51上の塗装更新作業場12へ吹
付用塗料の圧送供給ラインを形成すると共に、塗装更新
作業場12は二重メッシュシート10で煙突筒身51の
外周面と間隔を維持して煙突筒身51の外周面を包囲し
た遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で煙突筒身51
の外周面に対向し上下移動可能に吹付塗装用ノズル装着
体としてリングビーム14を配備し、このリングビーム
14上にこのリングビーム14の円周方向へ走行移動可
能に吹付塗装用ノズル32を装着し、前記圧送供給ライ
ンによって供給された吹付用塗料を吹付塗装用ノズル3
2から煙突筒身51の外周面へと吹き付けて無人で煙突
筒身51の外周面の吹付塗装を行う。
係る塗装工法では、図7に例示したように、既設の多脚
型鋼製煙突の煙突筒身51の上部床53a上を中継部と
して地上から煙突筒身51上の塗装更新作業場12へ吹
付用塗料の圧送供給ラインを形成すると共に、塗装更新
作業場12は二重メッシュシート10で煙突筒身51の
外周面と間隔を維持して煙突筒身51の外周面を包囲し
た遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で煙突筒身51
の外周面に対向し上下移動可能に吹付塗装用ノズル装着
体としてリングビーム14を配備し、このリングビーム
14上にこのリングビーム14の円周方向へ走行移動可
能に吹付塗装用ノズル32を装着し、前記圧送供給ライ
ンによって供給された吹付用塗料を吹付塗装用ノズル3
2から煙突筒身51の外周面へと吹き付けて無人で煙突
筒身51の外周面の吹付塗装を行う。
【0060】即ち、図7に例示した本実施の形態2に係
る塗装装置では、地上の塗料供給タンク33に投入した
吹付用塗料が、地上の塗料圧送ポンプ36の駆動で塗料
圧送管又はホース37及び分配器37aを経て、上方の
複数個のレシーバタンク34へ送られ、更にレシーバタ
ンク34の出口弁34aを適宜に調節して中継用の塗料
供給タンク35へ補給される。そして、中継用の塗料供
給タンク35内の塗料は、第二塗料圧送ポンプ38の駆
動で圧送管39及びホース40により各吹付塗装用ノズ
ル32へ供給され、これらの各吹付塗装用ノズル32か
ら煙突筒身51の外周面へ噴射される。
る塗装装置では、地上の塗料供給タンク33に投入した
吹付用塗料が、地上の塗料圧送ポンプ36の駆動で塗料
圧送管又はホース37及び分配器37aを経て、上方の
複数個のレシーバタンク34へ送られ、更にレシーバタ
ンク34の出口弁34aを適宜に調節して中継用の塗料
供給タンク35へ補給される。そして、中継用の塗料供
給タンク35内の塗料は、第二塗料圧送ポンプ38の駆
動で圧送管39及びホース40により各吹付塗装用ノズ
ル32へ供給され、これらの各吹付塗装用ノズル32か
ら煙突筒身51の外周面へ噴射される。
【0061】このとき、遠隔制御操作による各吹付塗装
用ノズル32のリングビーム14の円周方向への正逆の
走行移動により、或いはこの走行移動と首振り動作とに
より、煙突筒身51の円周方向の外周面全体を吹付塗装
し、次いで、昇降用駆動ドラム15によりリングビーム
14を低速度で下降移動し、下降した位置で上記と同様
の吹付塗装を繰り返す。かくして、二重メッシュシート
10によって囲まれた遮蔽空間内における煙突筒身51
の全外周面を上から下へ連続して無人下で吹付塗装す
る。
用ノズル32のリングビーム14の円周方向への正逆の
走行移動により、或いはこの走行移動と首振り動作とに
より、煙突筒身51の円周方向の外周面全体を吹付塗装
し、次いで、昇降用駆動ドラム15によりリングビーム
14を低速度で下降移動し、下降した位置で上記と同様
の吹付塗装を繰り返す。かくして、二重メッシュシート
10によって囲まれた遮蔽空間内における煙突筒身51
の全外周面を上から下へ連続して無人下で吹付塗装す
る。
【0062】なお、二重メッシュシート10及びリング
ビーム14を使用するその他の作用・効果は、上記実施
の形態1と同様である。
ビーム14を使用するその他の作用・効果は、上記実施
の形態1と同様である。
【0063】以上のように、本実施の形態2に係る塗装
方法及びその装置によれば、上記実施の形態1(図1参
照)で示した塗装前処理方法及びその装置によって、煙
突筒身51の外周面の塗装前処理を施工した後、二重メ
ッシュシート10及びリングビーム14の装置系はその
まま使用し、ブラストノズル16と地上及び上部床53
a上に配置したブラスト材の供給・回収ラインとを、吹
付塗装用ノズル32と吹付用塗料の圧送供給ラインとに
置き換えることにより、塗装前処理(ブラスト作業)に
引き続いて、上方高所での吹付塗装を、外部への塗料の
飛散を防止しながら連続的に、地上での塗装作業と同じ
ように能率よく行うことが可能になる。
方法及びその装置によれば、上記実施の形態1(図1参
照)で示した塗装前処理方法及びその装置によって、煙
突筒身51の外周面の塗装前処理を施工した後、二重メ
ッシュシート10及びリングビーム14の装置系はその
まま使用し、ブラストノズル16と地上及び上部床53
a上に配置したブラスト材の供給・回収ラインとを、吹
付塗装用ノズル32と吹付用塗料の圧送供給ラインとに
置き換えることにより、塗装前処理(ブラスト作業)に
引き続いて、上方高所での吹付塗装を、外部への塗料の
飛散を防止しながら連続的に、地上での塗装作業と同じ
ように能率よく行うことが可能になる。
【0064】<実施の形態3> <構成>次に、図9は前記塗装更新作業区域内におい
て、煙突筒身51の補強リング52の外周面をブラスト
又は塗装処理する場合の本発明の実施の形態3を示す図
3対応の平面図である。
て、煙突筒身51の補強リング52の外周面をブラスト
又は塗装処理する場合の本発明の実施の形態3を示す図
3対応の平面図である。
【0065】図9に示すように、本実施の形態3では、
上記実施の形態1(図1、図3等参照)のブラストノズ
ル16又は上記実施の形態2(図7等参照)の吹付塗装
用ノズル32を配置した組立て式のリングビーム14を
使用した場合を示し、補強リング52の外周面のブラス
ティング又は塗装時には、リングビーム14の4個の円
弧状ビーム片14a,14b,14c,14dのうち、
結合梁53に跨がる円弧状ビーム片14dを取り外し、
残りの円弧状ビーム片14a,14b,14cの組立体
だけを使用する。
上記実施の形態1(図1、図3等参照)のブラストノズ
ル16又は上記実施の形態2(図7等参照)の吹付塗装
用ノズル32を配置した組立て式のリングビーム14を
使用した場合を示し、補強リング52の外周面のブラス
ティング又は塗装時には、リングビーム14の4個の円
弧状ビーム片14a,14b,14c,14dのうち、
結合梁53に跨がる円弧状ビーム片14dを取り外し、
残りの円弧状ビーム片14a,14b,14cの組立体
だけを使用する。
【0066】<作用・効果>従って、本実施の形態3で
は、円弧状ビーム片14a,14b,14c組立体を、
遠隔制御で下降し、且つ各高さでノズル取付台16aを
円弧状ビーム片14a,14b,14cの円周方向へ約
45°正逆に走行移動して、これらのノズル取付台16
a上に装着したブラストノズル16を走行移動させ、又
はこのブラストノズル16に換えてノズル取付台16a
に装着した吹付塗装用ノズル32を走行移動させ、同時
に上記実施の形態1に示すようなブラスト材の供給装置
を使用し、又はこのブラスト材の供給装置から上記実施
の形態2に示すような吹付用塗料の供給装置に換えて使
用することにより、補強リング52の外周部全体を煙突
筒身51部と同じように、無人下で自動的にブラスティ
ング又は塗装することができる。
は、円弧状ビーム片14a,14b,14c組立体を、
遠隔制御で下降し、且つ各高さでノズル取付台16aを
円弧状ビーム片14a,14b,14cの円周方向へ約
45°正逆に走行移動して、これらのノズル取付台16
a上に装着したブラストノズル16を走行移動させ、又
はこのブラストノズル16に換えてノズル取付台16a
に装着した吹付塗装用ノズル32を走行移動させ、同時
に上記実施の形態1に示すようなブラスト材の供給装置
を使用し、又はこのブラスト材の供給装置から上記実施
の形態2に示すような吹付用塗料の供給装置に換えて使
用することにより、補強リング52の外周部全体を煙突
筒身51部と同じように、無人下で自動的にブラスティ
ング又は塗装することができる。
【0067】結合梁53間の補強リング52の外周面
は、結合梁53上の床53aに近い位置及び高さである
ため、作業者が二重メッシュシート10の外から二重メ
ッシュシート10内へ手持ちのブラストノズル16又は
吹付塗装用ノズル32を挿入し、手作業でブラスティン
グ又は塗装を困難なく行うことができる。或いはまた、
この作業者によるブラスティング又は塗装作業を、結合
梁53部に適用する自動ブラスティング又は塗装作業の
際に一緒に行うことも可能である。
は、結合梁53上の床53aに近い位置及び高さである
ため、作業者が二重メッシュシート10の外から二重メ
ッシュシート10内へ手持ちのブラストノズル16又は
吹付塗装用ノズル32を挿入し、手作業でブラスティン
グ又は塗装を困難なく行うことができる。或いはまた、
この作業者によるブラスティング又は塗装作業を、結合
梁53部に適用する自動ブラスティング又は塗装作業の
際に一緒に行うことも可能である。
【0068】なお、本発明の塗装前処理工法及び塗装工
法並びにその装置は、例示した上記実施の形態に限ら
ず、高層のタンク、サイロ、橋塔等の各種塔状構造物に
適用することができ、また特許請求の範囲に記載した本
発明の範囲内で、適宜使用する設備の構成を変更してよ
いものである。
法並びにその装置は、例示した上記実施の形態に限ら
ず、高層のタンク、サイロ、橋塔等の各種塔状構造物に
適用することができ、また特許請求の範囲に記載した本
発明の範囲内で、適宜使用する設備の構成を変更してよ
いものである。
【0069】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、本発明によれば、既設の塔状構造物の
外周面の補修塗装に際し、前記塔状構造物の上部床上を
中継部として地上から前記塔状構造物上の塗装更新作業
場へブラスト材の圧送供給・回収ラインを形成すると共
に、前記塗装更新作業場はメッシュシートで前記塔状構
造物の外周面と間隔を維持して前記塔状構造物の外周面
を包囲した遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で前記
塔状構造物の外周面に対向し上下移動可能にリング状の
ブラストノズル装着体を配備し、このブラストノズル装
着体上に同ブラストノズル装着体の円周方向へ走行移動
可能にブラストノズルを装着し、前記圧送供給・回収ラ
インによって供給されたブラスト材を前記ブラストノズ
ルから前記塔状構造物の外周面へと噴射して無人で前記
塔状構造物の外周面のブラスト処理を行うことにより、
また、塔状構造物の一定長さ区域の外周面と間隔を維持
して張設し同外周面を包囲して塗装更新作業のための遮
蔽空間を形成するメッシュシートと、前記遮蔽空間内で
前記塔状構造物の外周面と間隔を隔てて上下移動可能に
設けたリングビームと、このリングビーム上に同リング
ビームの円周方向へ走行移動可能に設けたブラストノズ
ルと、前記リングビームを上下移動させる昇降機構と、
前記ブラストノズルへブラスト材を圧送供給するブラス
ト装置と、前記遮蔽空間内でブラストノズルから噴射さ
れたブラスト材等を回収する吸引装置とを有することに
より、比較的少量の設備機材で、既設の塔状構造物の塗
装更新時の塗装前処理である高所でのブラスト作業を、
外部へのブラスト材や粉塵の飛散を防止して、地上作業
と同等の精度、能力下で、困難なく且つ無人下で自動的
に実行できる効果を奏する。
説明したように、本発明によれば、既設の塔状構造物の
外周面の補修塗装に際し、前記塔状構造物の上部床上を
中継部として地上から前記塔状構造物上の塗装更新作業
場へブラスト材の圧送供給・回収ラインを形成すると共
に、前記塗装更新作業場はメッシュシートで前記塔状構
造物の外周面と間隔を維持して前記塔状構造物の外周面
を包囲した遮蔽空間内に形成し、この遮蔽空間内で前記
塔状構造物の外周面に対向し上下移動可能にリング状の
ブラストノズル装着体を配備し、このブラストノズル装
着体上に同ブラストノズル装着体の円周方向へ走行移動
可能にブラストノズルを装着し、前記圧送供給・回収ラ
インによって供給されたブラスト材を前記ブラストノズ
ルから前記塔状構造物の外周面へと噴射して無人で前記
塔状構造物の外周面のブラスト処理を行うことにより、
また、塔状構造物の一定長さ区域の外周面と間隔を維持
して張設し同外周面を包囲して塗装更新作業のための遮
蔽空間を形成するメッシュシートと、前記遮蔽空間内で
前記塔状構造物の外周面と間隔を隔てて上下移動可能に
設けたリングビームと、このリングビーム上に同リング
ビームの円周方向へ走行移動可能に設けたブラストノズ
ルと、前記リングビームを上下移動させる昇降機構と、
前記ブラストノズルへブラスト材を圧送供給するブラス
ト装置と、前記遮蔽空間内でブラストノズルから噴射さ
れたブラスト材等を回収する吸引装置とを有することに
より、比較的少量の設備機材で、既設の塔状構造物の塗
装更新時の塗装前処理である高所でのブラスト作業を、
外部へのブラスト材や粉塵の飛散を防止して、地上作業
と同等の精度、能力下で、困難なく且つ無人下で自動的
に実行できる効果を奏する。
【0070】また、前記リングビームを組立て解体可能
に複数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、
前記各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワ
イヤーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ
同円弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能にブラスト
ノズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互に接
続分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成し、
これらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結して
支持したことにより、また、ブラスト材を圧送する前記
ブラスト装置を地上と上方の前記遮蔽空間近くの塔状構
造物の上部床上との2個所に配置し、前記塔状構造物の
上部床上のブラスト装置を中継部として前記ブラストノ
ズルへブラスト材を圧送すると共に、前記地上のブラス
ト装置と前記塔状構造物の上部床上のブラスト装置との
間に接続したブラスト材供給ホースをブラスト材の回収
に兼用可能に構成したことにより、ブラスト作業に使用
するブラストノズルの台数とブラスト材の供給系の規模
とを減少させ、また、メッシュシートとリングビームの
取付け、分解、移動作業を容易にする効果を奏する。
に複数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、
前記各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワ
イヤーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ
同円弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能にブラスト
ノズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互に接
続分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成し、
これらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結して
支持したことにより、また、ブラスト材を圧送する前記
ブラスト装置を地上と上方の前記遮蔽空間近くの塔状構
造物の上部床上との2個所に配置し、前記塔状構造物の
上部床上のブラスト装置を中継部として前記ブラストノ
ズルへブラスト材を圧送すると共に、前記地上のブラス
ト装置と前記塔状構造物の上部床上のブラスト装置との
間に接続したブラスト材供給ホースをブラスト材の回収
に兼用可能に構成したことにより、ブラスト作業に使用
するブラストノズルの台数とブラスト材の供給系の規模
とを減少させ、また、メッシュシートとリングビームの
取付け、分解、移動作業を容易にする効果を奏する。
【0071】また、既設の塔状構造物の外周面の補修塗
装に際し、前記塔状構造物の上部床上を中継部として地
上から前記塔状構造物上の塗装更新作業場へ吹付用塗料
の圧送供給ラインを形成すると共に、前記塗装更新作業
場はメッシュシートで前記塔状構造物の外周面と間隔を
維持して前記塔状構造物の外周面を包囲した遮蔽空間内
に形成し、この遮蔽空間内で前記塔状構造物の外周面に
対向し上下移動可能にリング状の吹付塗装用ノズル装着
体を配備し、この吹付塗装用ノズル装着体上に同吹付塗
装用ノズル装着体の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装
用ノズルを装着し、前記圧送供給ラインによって供給さ
れた吹付用塗料を前記吹付塗装用ノズルから前記塔状構
造物の外周面へと吹き付けて無人で前記塔状構造物の外
周面の吹付塗装を行うことにより、また、塔状構造物の
一定長さ区域の外周面と間隔を維持して張設し同外周面
を包囲して塗装更新作業のための遮蔽空間を形成するメ
ッシュシートと、前記遮蔽空間内で前記塔状構造物の外
周面と間隔を隔てて上下移動可能に設けたリングビーム
と、このリングビーム上に同リングビームの円周方向へ
走行移動可能に設けた吹付塗装用ノズルと、前記リング
ビームを上下移動させる昇降機構と、前記吹付塗装用ノ
ズルへ吹付用塗料を圧送供給する供給装置とを有するこ
とにより、塗装更新作業のための遮蔽機構、ノズル装着
体及び昇降機構はそのまま使用し、ノズル及び材料供給
ラインの装置の入れ換えだけで、高所での吹付塗装作業
を、外部への塗料の飛散を防止して、無人の吹付塗装を
連続的に、地上作業時と同じように能率よく行うことを
可能にする効果を奏する。
装に際し、前記塔状構造物の上部床上を中継部として地
上から前記塔状構造物上の塗装更新作業場へ吹付用塗料
の圧送供給ラインを形成すると共に、前記塗装更新作業
場はメッシュシートで前記塔状構造物の外周面と間隔を
維持して前記塔状構造物の外周面を包囲した遮蔽空間内
に形成し、この遮蔽空間内で前記塔状構造物の外周面に
対向し上下移動可能にリング状の吹付塗装用ノズル装着
体を配備し、この吹付塗装用ノズル装着体上に同吹付塗
装用ノズル装着体の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装
用ノズルを装着し、前記圧送供給ラインによって供給さ
れた吹付用塗料を前記吹付塗装用ノズルから前記塔状構
造物の外周面へと吹き付けて無人で前記塔状構造物の外
周面の吹付塗装を行うことにより、また、塔状構造物の
一定長さ区域の外周面と間隔を維持して張設し同外周面
を包囲して塗装更新作業のための遮蔽空間を形成するメ
ッシュシートと、前記遮蔽空間内で前記塔状構造物の外
周面と間隔を隔てて上下移動可能に設けたリングビーム
と、このリングビーム上に同リングビームの円周方向へ
走行移動可能に設けた吹付塗装用ノズルと、前記リング
ビームを上下移動させる昇降機構と、前記吹付塗装用ノ
ズルへ吹付用塗料を圧送供給する供給装置とを有するこ
とにより、塗装更新作業のための遮蔽機構、ノズル装着
体及び昇降機構はそのまま使用し、ノズル及び材料供給
ラインの装置の入れ換えだけで、高所での吹付塗装作業
を、外部への塗料の飛散を防止して、無人の吹付塗装を
連続的に、地上作業時と同じように能率よく行うことを
可能にする効果を奏する。
【0072】また、前記リングビームを組立て解体可能
に複数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、
前記各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワ
イヤーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ
同円弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装
用ノズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互に
接続分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成
し、これらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結
して支持したことをにより、塗装作業に使用する吹付塗
装用ノズルの台数と吹付用塗料の供給系の規模を減少さ
せ、且つ二重メッシュシートとリングビームの取付け、
分解、移動作業を容易にする効果を奏する。
に複数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、
前記各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワ
イヤーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ
同円弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装
用ノズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互に
接続分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成
し、これらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結
して支持したことをにより、塗装作業に使用する吹付塗
装用ノズルの台数と吹付用塗料の供給系の規模を減少さ
せ、且つ二重メッシュシートとリングビームの取付け、
分解、移動作業を容易にする効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態1に係る塗装前処理工法と
その装置を概略的に示す側面図である。
その装置を概略的に示す側面図である。
【図2】図1のII部拡大斜視図である。
【図3】図1のIII-III 線矢視の拡大平面図である。
【図4】図3のIV-IV線矢視の拡大図である。
【図5】図3のV-V 線矢視の拡大断面図である。
【図6】図3のVI-VI 線矢視の拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る塗装工法及びその
装置を概略的に示す側面図である。
装置を概略的に示す側面図である。
【図8】図7のVIII部拡大側面図である。
【図9】塗装更新作業区域内において煙突筒身の補強リ
ングの外周面をブラスト又は塗装処理する場合の本発明
の実施の形態3を示す図3対応の平面図である。
ングの外周面をブラスト又は塗装処理する場合の本発明
の実施の形態3を示す図3対応の平面図である。
【図10】塔状構造物の一例として多脚型の鋼製煙突の
概略構造を示す側面図である。
概略構造を示す側面図である。
【図11】図10に示す鋼製煙突の煙突筒身に対する従
来の高所での塗装更新作業の方法を示す側面図である。
来の高所での塗装更新作業の方法を示す側面図である。
10 二重メッシュシート 10a,10b,10c,10d 帯状片 10f 着脱接続部 11 支えワイヤー 12 塗装更新作業場 13 ガイドワイヤー 14 リングビーム 14a,14b,14c,14d 円弧状ビーム片 14f フランジ部 14g リンクチェーン又はラックギヤー軌条 14h 上フランジ 14i 下フランジ 15 昇降用駆動ドラム 16 ブラストノズル 16a ノズル取付台 16b ガイドローラ 16c 走行用モータ 16d 駆動ピニオン 16e 首振り用モータ 17 間隔保持用ローラ 17a シリンダー部 18 蓄圧器 19 中継用のブラスト装置 20 レシーバタンク 20a レシーバタンクの入側管 21 コンプレッサ 22 地上のブラスト装置 23 除塵器 24 吸引用真空ポンプ 25,31 ブラスト材圧送管 26,28 流路切換弁 27 ブラスト材回収管 29 回収用吸入ホース 30 ブラスト材供給・回収兼用ホース 32 吹付塗装用ノズル 33 地上の塗料供給タンク 33a,35a 出口管 34 レシーバタンク 34a 分配管 35 中継用の塗料供給タンク 36 塗料圧送ポンプ 37 塗料圧送管又はホース 37a,39b 分配器 38 第二塗料圧送ポンプ 39 塗料圧送管 40 塗料供給ホース 51 煙突筒身 52 剛性の補強リング 53 結合梁 53a 結合梁上の床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 浩 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 福本 昌史 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 松本 竹二 東京都港区芝五丁目34番6号 三菱重工工 事株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 既設の塔状構造物の外周面の補修塗装に
際し、前記塔状構造物の上部床上を中継部として地上か
ら前記塔状構造物上の塗装更新作業場へブラスト材の圧
送供給・回収ラインを形成すると共に、前記塗装更新作
業場はメッシュシートで前記塔状構造物の外周面と間隔
を維持して前記塔状構造物の外周面を包囲した遮蔽空間
内に形成し、この遮蔽空間内で前記塔状構造物の外周面
に対向し上下移動可能にリング状のブラストノズル装着
体を配備し、このブラストノズル装着体上に同ブラスト
ノズル装着体の円周方向へ走行移動可能にブラストノズ
ルを装着し、前記圧送供給・回収ラインによって供給さ
れたブラスト材を前記ブラストノズルから前記塔状構造
物の外周面へと噴射して無人で前記塔状構造物の外周面
のブラスト処理を行うことを特徴とする塔状構造物の塗
装前処理工法。 - 【請求項2】 塔状構造物の一定長さ区域の外周面と間
隔を維持して張設し同外周面を包囲して塗装更新作業の
ための遮蔽空間を形成するメッシュシートと、前記遮蔽
空間内で前記塔状構造物の外周面と間隔を隔てて上下移
動可能に設けたリングビームと、このリングビーム上に
同リングビームの円周方向へ走行移動可能に設けたブラ
ストノズルと、前記リングビームを上下移動させる昇降
機構と、前記ブラストノズルへブラスト材を圧送供給す
るブラスト装置と、前記遮蔽空間内で前記ブラストノズ
ルから噴射されたブラスト材等を回収する吸引装置とを
有することを特徴とする塔状構造物の塗装前処理装置。 - 【請求項3】 前記リングビームを組立て解体可能に複
数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、前記
各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワイヤ
ーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ同円
弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能にブラストノズ
ルを備えると共に、前記メッシュシートを相互に接続分
離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成し、これ
らの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結して支持
したことを特徴とする請求項2記載の塔状構造物の塗装
前処理装置。 - 【請求項4】 ブラスト材を圧送する前記ブラスト装置
を地上と上方の前記遮蔽空間近くの塔状構造物の上部床
上との2個所に配置し、前記塔状構造物の上部床上のブ
ラスト装置を中継部として前記ブラストノズルへブラス
ト材を圧送すると共に、前記地上のブラスト装置と前記
塔状構造物の上部床上のブラスト装置との間に接続した
ブラスト材供給ホースをブラスト材の回収に兼用可能に
構成したことを特徴とする請求項3記載の塔状構造物の
塗装前処理装置。 - 【請求項5】 既設の塔状構造物の外周面の補修塗装に
際し、前記塔状構造物の上部床上を中継部として地上か
ら前記塔状構造物上の塗装更新作業場へ吹付用塗料の圧
送供給ラインを形成すると共に、前記塗装更新作業場は
メッシュシートで前記塔状構造物の外周面と間隔を維持
して前記塔状構造物の外周面を包囲した遮蔽空間内に形
成し、この遮蔽空間内で前記塔状構造物の外周面に対向
し上下移動可能にリング状の吹付塗装用ノズル装着体を
配備し、この吹付塗装用ノズル装着体上に同吹付塗装用
ノズル装着体の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装用ノ
ズルを装着し、前記圧送供給ラインによって供給された
吹付用塗料を前記吹付塗装用ノズルから前記塔状構造物
の外周面へと吹き付けて無人で前記塔状構造物の外周面
の吹付塗装を行うことを特徴とする塔状構造物の塗装工
法。 - 【請求項6】 塔状構造物の一定長さ区域の外周面と間
隔を維持して張設し同外周面を包囲して塗装更新作業の
ための遮蔽空間を形成するメッシュシートと、前記遮蔽
空間内で前記塔状構造物の外周面と間隔を隔てて上下移
動可能に設けたリングビームと、このリングビーム上に
同リングビームの円周方向へ走行移動可能に設けた吹付
塗装用ノズルと、前記リングビームを上下移動させる昇
降機構と、前記吹付塗装用ノズルへ吹付用塗料を圧送供
給する供給装置とを有することを特徴とする塔状構造物
の塗装装置。 - 【請求項7】 前記リングビームを組立て解体可能に複
数個に分割した円弧状ビーム片の結合体で構成し、前記
各円弧状ビーム片をそれぞれ昇降機構及びガイドワイヤ
ーで支持し、前記各円弧状ビーム片上にはそれぞれ同円
弧状ビーム片の円周方向へ走行移動可能に吹付塗装用ノ
ズルを備えると共に、前記メッシュシートを相互に接続
分離可能に縦割り分割した複数個の帯状片で構成し、こ
れらの各帯状片をそれぞれ支えワイヤー上に連結して支
持したことを特徴とする請求項6記載の塔状構造物の塗
装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294894A JPH10138143A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 塔状構造物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294894A JPH10138143A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 塔状構造物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138143A true JPH10138143A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17813636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8294894A Withdrawn JPH10138143A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 塔状構造物の塗装前処理工法及び塗装工法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10138143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111578542A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-25 | 浙江大学 | 非平面塔式太阳能吸热屏及吸热器 |
| KR20210032116A (ko) * | 2019-09-16 | 2021-03-24 | 주식회사 로보프린트 | 도포 장치 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP8294894A patent/JPH10138143A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210032116A (ko) * | 2019-09-16 | 2021-03-24 | 주식회사 로보프린트 | 도포 장치 |
| CN111578542A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-25 | 浙江大学 | 非平面塔式太阳能吸热屏及吸热器 |
| CN111578542B (zh) * | 2020-05-26 | 2024-05-07 | 浙江大学 | 非平面塔式太阳能吸热屏及吸热器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |