JPH10138193A - 帯状物切断装置 - Google Patents
帯状物切断装置Info
- Publication number
- JPH10138193A JPH10138193A JP29881196A JP29881196A JPH10138193A JP H10138193 A JPH10138193 A JP H10138193A JP 29881196 A JP29881196 A JP 29881196A JP 29881196 A JP29881196 A JP 29881196A JP H10138193 A JPH10138193 A JP H10138193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper blade
- rotating shaft
- blade
- cutting edge
- lower blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上刃を下降させて下刃と噛み合わせる際、又
は下刃に噛み合っている上刃を上昇させる際に、刃先の
衝突や跳ね返りによる損傷を回避する。 【解決手段】 上刃回転軸4を下刃回転軸2に対して接
近及び離間する方向に移動させる上下方向送り手段41
と、上刃回転軸4を軸方向に移動させる軸方向送り手段
34とを設け、上刃10と下刃9の重なり量及び押圧力
(側圧)を調整可能にする。上刃10と下刃9の軸方向
隙間が所定値以下のとき、上下方向送り手段41による
上刃回転軸4の上下移動を阻止する規制手段51,53
を設け、刃先が衝突するおそれがある位置では、上刃回
転軸4を下降できないようにするとともに、上刃と下刃
が噛み合っている状態では上刃回転軸4を上昇できない
ようにする。
は下刃に噛み合っている上刃を上昇させる際に、刃先の
衝突や跳ね返りによる損傷を回避する。 【解決手段】 上刃回転軸4を下刃回転軸2に対して接
近及び離間する方向に移動させる上下方向送り手段41
と、上刃回転軸4を軸方向に移動させる軸方向送り手段
34とを設け、上刃10と下刃9の重なり量及び押圧力
(側圧)を調整可能にする。上刃10と下刃9の軸方向
隙間が所定値以下のとき、上下方向送り手段41による
上刃回転軸4の上下移動を阻止する規制手段51,53
を設け、刃先が衝突するおそれがある位置では、上刃回
転軸4を下降できないようにするとともに、上刃と下刃
が噛み合っている状態では上刃回転軸4を上昇できない
ようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ、シー
ト、フィルム等の連続した薄物の帯状物を所定幅などに
切断するスリッターやサイドトリマーなどの帯状物切断
装置に関する。
ト、フィルム等の連続した薄物の帯状物を所定幅などに
切断するスリッターやサイドトリマーなどの帯状物切断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯状物切断装置として、従来、実公平7
−37828号公報や特開平5−309594号公報等
に記載されているように、円形の上刃が取り付けられた
上刃回転軸と、円形の下刃が取り付けられた下刃回転軸
とを備え、上刃回転軸と下刃回転軸とを平行に配置し、
かつ上刃と下刃の刃先を重なり合わせるとともに、互い
に押圧させ、上刃と下刃を回転させて薄物の帯状材を切
断するものが知られている。
−37828号公報や特開平5−309594号公報等
に記載されているように、円形の上刃が取り付けられた
上刃回転軸と、円形の下刃が取り付けられた下刃回転軸
とを備え、上刃回転軸と下刃回転軸とを平行に配置し、
かつ上刃と下刃の刃先を重なり合わせるとともに、互い
に押圧させ、上刃と下刃を回転させて薄物の帯状材を切
断するものが知られている。
【0003】このような帯状物切断装置においては、上
刃と下刃の刃先の重なり量を組立て作業時に調整する必
要がある。このような調整をするため、実公平7−37
828号公報には、上刃回転軸を上下方向に移動させる
一対のピンを設け、その一対のピンを同時に同一高さだ
け上下移動させるカム機構を設け、分解、組立て時にカ
ム機構を駆動して上刃を昇降させるようにすることが提
案されている。また、特開平5−309594号公報に
は、上刃回転軸の支持部にくさび状のライナーを挟み込
み、そのライナーの挿入量を調整して上刃を昇降させる
ようにすることが提案されている。
刃と下刃の刃先の重なり量を組立て作業時に調整する必
要がある。このような調整をするため、実公平7−37
828号公報には、上刃回転軸を上下方向に移動させる
一対のピンを設け、その一対のピンを同時に同一高さだ
け上下移動させるカム機構を設け、分解、組立て時にカ
ム機構を駆動して上刃を昇降させるようにすることが提
案されている。また、特開平5−309594号公報に
は、上刃回転軸の支持部にくさび状のライナーを挟み込
み、そのライナーの挿入量を調整して上刃を昇降させる
ようにすることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、上刃回転軸を軸方向に移動させて上刃と
下刃の刃先の隙間を調整したり、押圧力(側圧)を微調
整すること、つまり刃先の噛み合わせ調整について配慮
されていないことから、次のような問題がある。
来の技術では、上刃回転軸を軸方向に移動させて上刃と
下刃の刃先の隙間を調整したり、押圧力(側圧)を微調
整すること、つまり刃先の噛み合わせ調整について配慮
されていないことから、次のような問題がある。
【0005】まず、組立て時に、上刃回転軸を下降させ
て上刃を下刃に噛み合わせようとする際、不用意に上刃
を下降すると下刃に衝突して超硬合金などにより形成さ
れた刃先を破損させるおそれがある。
て上刃を下刃に噛み合わせようとする際、不用意に上刃
を下降すると下刃に衝突して超硬合金などにより形成さ
れた刃先を破損させるおそれがある。
【0006】また、分解時に、上刃回転軸を不用意に上
昇させると、下刃に押圧されていた上刃の刃先が下刃か
ら離れる際に跳ね返り、刃先を損傷させるおそれがあ
る。
昇させると、下刃に押圧されていた上刃の刃先が下刃か
ら離れる際に跳ね返り、刃先を損傷させるおそれがあ
る。
【0007】また、例えば上刃回転軸を軸方向に移動し
て、上刃と下刃の噛み合わせ部に加える押圧力を調整し
ようとする際、不用意に押し付け過ぎると、やはり刃先
を損傷させるおそれがある。
て、上刃と下刃の噛み合わせ部に加える押圧力を調整し
ようとする際、不用意に押し付け過ぎると、やはり刃先
を損傷させるおそれがある。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するこ
とを課題とする。
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上刃回転軸を
下刃回転軸に対して接近及び離間する方向に移動させる
上下方向送り手段と、上刃回転軸を軸方向に移動させる
軸方向送り手段とを設けることにより、上刃と下刃の重
なり量及び押圧力(側圧)を調整可能にする。そして、
上刃と下刃の軸方向隙間が所定値以下のとき、上下方向
送り手段による上刃回転軸の下方向への移動を阻止する
規制手段を設けることにより、刃先が衝突するおそれが
ある位置では、上刃回転軸を下降できないようにして、
上刃が下刃に衝突するのを前もって回避しておくととも
に、上刃と下刃の刃先の重なり量が所定値以上で、上刃
と下刃が押圧している状態では上刃回転軸を上昇できな
いようにして、下刃に押圧されていた上刃の刃先が下刃
から離れる際の跳ね返りを防止することを特徴とする。
下刃回転軸に対して接近及び離間する方向に移動させる
上下方向送り手段と、上刃回転軸を軸方向に移動させる
軸方向送り手段とを設けることにより、上刃と下刃の重
なり量及び押圧力(側圧)を調整可能にする。そして、
上刃と下刃の軸方向隙間が所定値以下のとき、上下方向
送り手段による上刃回転軸の下方向への移動を阻止する
規制手段を設けることにより、刃先が衝突するおそれが
ある位置では、上刃回転軸を下降できないようにして、
上刃が下刃に衝突するのを前もって回避しておくととも
に、上刃と下刃の刃先の重なり量が所定値以上で、上刃
と下刃が押圧している状態では上刃回転軸を上昇できな
いようにして、下刃に押圧されていた上刃の刃先が下刃
から離れる際の跳ね返りを防止することを特徴とする。
【0010】また、上下方向送り手段により上刃回転軸
が下に移動して上刃と下刃の刃先が所定の重なり量に達
する位置まで、軸方向送り手段による上刃回転軸の移動
を阻止する軸方向移動の規制手段を設けることにより、
上刃回転軸を前進させることができないようにして、上
刃が下刃に衝突するのを回避することを特徴とする。
が下に移動して上刃と下刃の刃先が所定の重なり量に達
する位置まで、軸方向送り手段による上刃回転軸の移動
を阻止する軸方向移動の規制手段を設けることにより、
上刃回転軸を前進させることができないようにして、上
刃が下刃に衝突するのを回避することを特徴とする。
【0011】また、上刃を下刃に押圧する方向の上刃回
転軸の軸方向移動端を規制する移動端規制手段を設ける
ことにより、上刃と下刃の噛み合わせ部の押圧力を調整
する際の不用意な押し付け過ぎを防止することを特徴と
する。
転軸の軸方向移動端を規制する移動端規制手段を設ける
ことにより、上刃と下刃の噛み合わせ部の押圧力を調整
する際の不用意な押し付け過ぎを防止することを特徴と
する。
【0012】ここで、更に具体的な構成を例示する。つ
まり、円形の上刃が取り付けられた上刃回転軸と、円形
の下刃が取り付けられた下刃回転軸とを備え、前記上刃
回転軸と前記下刃回転軸とを平行に配置し、かつ前記上
刃と前記下刃の刃先を重なり合わせるとともに、互いに
押圧させて用いる帯状物切断装置において、具体的に
は、刃先噛み合わせ調整装置を次のように構成すること
ができる。
まり、円形の上刃が取り付けられた上刃回転軸と、円形
の下刃が取り付けられた下刃回転軸とを備え、前記上刃
回転軸と前記下刃回転軸とを平行に配置し、かつ前記上
刃と前記下刃の刃先を重なり合わせるとともに、互いに
押圧させて用いる帯状物切断装置において、具体的に
は、刃先噛み合わせ調整装置を次のように構成すること
ができる。
【0013】すなわち、下刃回転軸の軸方向に平行に固
定された軸方向スライドレールに沿って移動自由に軸方
向可動部材を設け、この軸方向可動部材に回転自由に軸
方向送り螺子を支持させ、この軸方向送り螺子に螺合さ
れた雌螺子を固定支持する軸送り支持部材を設ける。そ
して、軸方向可動部材に上下送り支持部材を連結し、こ
の上下送り支持部材に上刃回転軸の軸心方向に延在させ
て上下方向送り螺子を回転自由に支持させる。さらに、
上下方向送り螺子に螺合された雌螺子を固定支持する上
下方向可動部材を設け、この上下方向可動部材を移動自
由に支持する上下方向スライドレールを軸方向可動部材
に固定し、かつ上刃回転軸と下刃回転軸を含む平面に平
行に配設し、上下方向可動部材に上刃回転軸を軸支する
軸受部材を支持させる。このように形成して、軸方向送
り螺子を回転すれば、その回転量に応じて軸方向可動部
材が下刃回転軸の軸方向に沿って移動され、上下方向送
り螺子を回転すれば、その回転量に応じて上下方向可動
部材が下刃回転軸に接離する方向、つまり上下に昇降す
る方向に移動され、上刃回転軸を軸方向及び下刃回転軸
に接離する方向に移動調整することができる。
定された軸方向スライドレールに沿って移動自由に軸方
向可動部材を設け、この軸方向可動部材に回転自由に軸
方向送り螺子を支持させ、この軸方向送り螺子に螺合さ
れた雌螺子を固定支持する軸送り支持部材を設ける。そ
して、軸方向可動部材に上下送り支持部材を連結し、こ
の上下送り支持部材に上刃回転軸の軸心方向に延在させ
て上下方向送り螺子を回転自由に支持させる。さらに、
上下方向送り螺子に螺合された雌螺子を固定支持する上
下方向可動部材を設け、この上下方向可動部材を移動自
由に支持する上下方向スライドレールを軸方向可動部材
に固定し、かつ上刃回転軸と下刃回転軸を含む平面に平
行に配設し、上下方向可動部材に上刃回転軸を軸支する
軸受部材を支持させる。このように形成して、軸方向送
り螺子を回転すれば、その回転量に応じて軸方向可動部
材が下刃回転軸の軸方向に沿って移動され、上下方向送
り螺子を回転すれば、その回転量に応じて上下方向可動
部材が下刃回転軸に接離する方向、つまり上下に昇降す
る方向に移動され、上刃回転軸を軸方向及び下刃回転軸
に接離する方向に移動調整することができる。
【0014】しかし、不用意に上刃回転軸を軸方向及び
下刃回転軸に接離する方向に昇降すると、上刃が下刃に
衝突したり、上刃が下刃から離れるときの跳ね返り、あ
るいは上刃を下刃に過剰に押圧するなどの問題が生ず
る。これを防止するために、次の構成のストッパ機構を
設ける。
下刃回転軸に接離する方向に昇降すると、上刃が下刃に
衝突したり、上刃が下刃から離れるときの跳ね返り、あ
るいは上刃を下刃に過剰に押圧するなどの問題が生ず
る。これを防止するために、次の構成のストッパ機構を
設ける。
【0015】つまり、軸方向送り螺子に同軸に半割り円
筒カムを固定し、この半割り円筒カムの半割り面に円筒
カム面から一方の先端を突出させて板状カムを固定し、
板状カムの突出端を上にして半割り円筒カムの半割り面
を上刃回転軸と下刃回転軸を含む平面に平行に位置させ
たときに、その半割り面内にストッパの先端が突出する
ようにストッパを上下方向可動部材に取り付ける。そし
て、ストッパの先端位置は、上刃回転軸を上昇させて上
刃が下刃から十分に離れた位置に達したときに、つまり
初期設定位置にあるときに、半割り円筒カムの半割り面
内にストッパの先端が突出するように調整し、逆に上刃
回転軸を下降させて上刃と下刃の重なり量が所定の寸法
以上に達したときに、半割り円筒カムの半割り面内から
退出するように調整する。なお、初期設定位置におい
て、上刃と下刃の軸方向隙間が所定値以上になるよう
に、刃先噛み合わせ装置の各部品の位置等を設定する。
筒カムを固定し、この半割り円筒カムの半割り面に円筒
カム面から一方の先端を突出させて板状カムを固定し、
板状カムの突出端を上にして半割り円筒カムの半割り面
を上刃回転軸と下刃回転軸を含む平面に平行に位置させ
たときに、その半割り面内にストッパの先端が突出する
ようにストッパを上下方向可動部材に取り付ける。そし
て、ストッパの先端位置は、上刃回転軸を上昇させて上
刃が下刃から十分に離れた位置に達したときに、つまり
初期設定位置にあるときに、半割り円筒カムの半割り面
内にストッパの先端が突出するように調整し、逆に上刃
回転軸を下降させて上刃と下刃の重なり量が所定の寸法
以上に達したときに、半割り円筒カムの半割り面内から
退出するように調整する。なお、初期設定位置におい
て、上刃と下刃の軸方向隙間が所定値以上になるよう
に、刃先噛み合わせ装置の各部品の位置等を設定する。
【0016】このようにストッパ機構を形成することに
より、上刃回転軸を十分に下げなければ、半割り円筒カ
ムがストッパに突き当たって軸方向送り螺子を回転でき
ないことから、上刃を下刃の方向に送ることができない
ため、上刃が下刃に衝突するのを防止できる。そして、
上刃回転軸を十分に下げて下刃との重なり量が所定値以
上になると、半割り円筒カム面がストッパから外れるの
で、軸方向送り螺子を回転して上刃を下刃方向に送っ
て、両者を互いに押圧させることができる。このとき、
軸方向送り螺子の回転にともない板状カムがストッパの
位置に達し、必要以上に上刃を送ることが規制されるか
ら、押圧力が過大になるのを防止できる。
より、上刃回転軸を十分に下げなければ、半割り円筒カ
ムがストッパに突き当たって軸方向送り螺子を回転でき
ないことから、上刃を下刃の方向に送ることができない
ため、上刃が下刃に衝突するのを防止できる。そして、
上刃回転軸を十分に下げて下刃との重なり量が所定値以
上になると、半割り円筒カム面がストッパから外れるの
で、軸方向送り螺子を回転して上刃を下刃方向に送っ
て、両者を互いに押圧させることができる。このとき、
軸方向送り螺子の回転にともない板状カムがストッパの
位置に達し、必要以上に上刃を送ることが規制されるか
ら、押圧力が過大になるのを防止できる。
【0017】一方、分解時には、軸方向送り螺子を戻し
て上刃と下刃の押圧状態を解除した後、上刃を上昇させ
る。このとき、上刃が下刃に押圧されている状態で、上
刃を上昇させようとしても、ストッパの頭が半割り円筒
カムの円筒カム面に当接してしまうから、上刃を上昇さ
せることができない。これにより、刃先の跳ね返りによ
る損傷を防止できる。
て上刃と下刃の押圧状態を解除した後、上刃を上昇させ
る。このとき、上刃が下刃に押圧されている状態で、上
刃を上昇させようとしても、ストッパの頭が半割り円筒
カムの円筒カム面に当接してしまうから、上刃を上昇さ
せることができない。これにより、刃先の跳ね返りによ
る損傷を防止できる。
【0018】なお、軸方向送り螺子を必要以上に戻させ
ないようにするため、初期設定位置における半割り円筒
カム面等に当接して、その戻り回転を規制するように、
他のストッパを軸方向可動部材又は上下送り支持部材に
設けることが好ましい。
ないようにするため、初期設定位置における半割り円筒
カム面等に当接して、その戻り回転を規制するように、
他のストッパを軸方向可動部材又は上下送り支持部材に
設けることが好ましい。
【0019】また、サイドトリマーに用いる場合は、軸
送り支持部材を軸方向スライドレールに沿って移動可能
に設け、適宜位置に移動して固定するように形成するこ
とにより、帯状材の切断幅を所定値に調整することがで
きる。この場合、下刃は所定の切断幅に合わせて軸方向
に複数設けることが好ましい。
送り支持部材を軸方向スライドレールに沿って移動可能
に設け、適宜位置に移動して固定するように形成するこ
とにより、帯状材の切断幅を所定値に調整することがで
きる。この場合、下刃は所定の切断幅に合わせて軸方向
に複数設けることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1〜6に、本発明の一実施の形態
に係るサイドトリマー装置の構成図を示す。図1は本発
明の特徴部である刃先噛み合わせ調整装置の斜視図、図
2は図1と異なる角度から見た斜視図、図3はサイドト
リマー装置の全体を表す立面図、図4は上刃と下刃の位
置関係を説明する図、図5と図6は動作を説明するため
の主要部の部分破断図である。
の形態を説明する。図1〜6に、本発明の一実施の形態
に係るサイドトリマー装置の構成図を示す。図1は本発
明の特徴部である刃先噛み合わせ調整装置の斜視図、図
2は図1と異なる角度から見た斜視図、図3はサイドト
リマー装置の全体を表す立面図、図4は上刃と下刃の位
置関係を説明する図、図5と図6は動作を説明するため
の主要部の部分破断図である。
【0021】図3に示すように、サイドトリマー装置
は、ベース1の上面に下刃回転軸2を一対の軸受3を介
して回転自由に固定し、この下刃回転軸2の上方に軸を
平行させて、かつ下刃回転軸2の左右の軸端に一対の上
刃回転軸4が、それぞれ刃先噛み合わせ調整装置5を介
して上下方向及び軸方向移動自由に取り付けられてい
る。下刃回転軸2は軸端8に連結される図示していない
モータにより回転され、上刃回転軸4には上下方向の所
定位置で噛み合う歯車6,7を介して下刃回転軸2から
回転力が伝達されるようになっている。また、下刃回転
軸2には、図4に示すように、環状に形成された下刃9
が切断位置ないし切断幅に合わせて適宜配設され、この
下刃9の刃先面側の軸表面には、上刃10が挿入される
一定の空隙部からなる逃げ段部11が形成されている。
は、ベース1の上面に下刃回転軸2を一対の軸受3を介
して回転自由に固定し、この下刃回転軸2の上方に軸を
平行させて、かつ下刃回転軸2の左右の軸端に一対の上
刃回転軸4が、それぞれ刃先噛み合わせ調整装置5を介
して上下方向及び軸方向移動自由に取り付けられてい
る。下刃回転軸2は軸端8に連結される図示していない
モータにより回転され、上刃回転軸4には上下方向の所
定位置で噛み合う歯車6,7を介して下刃回転軸2から
回転力が伝達されるようになっている。また、下刃回転
軸2には、図4に示すように、環状に形成された下刃9
が切断位置ないし切断幅に合わせて適宜配設され、この
下刃9の刃先面側の軸表面には、上刃10が挿入される
一定の空隙部からなる逃げ段部11が形成されている。
【0022】また、図3において、左右の上刃回転軸4
及び刃先噛み合わせ調整装置5はそれぞれ対称的に形成
されており、その一方の詳細構成を図1,2に示して説
明する。図1に示すように、下刃回転軸2の軸方向に平
行に固定されたバックステー20に2つの軸方向スライ
ドレール21,22が取り付けられている。一方のスラ
イドレール21にはスライダ23を介してスライド板2
4,25からなる軸送り支持部材が移動自由に設けられ
ている。そして、スライド板25にはインデックスプラ
ンジャー26がスライドレール22に向かって挿通さ
れ、スライドレール22に穿設された複数の穴27の1
つに係合可能に設けられている。また、スライド板25
はクランクレバー28を操作することによりスライドレ
ール22にしっかりと固定可能になっている。スライド
板25には、後述する軸方向送り螺子が螺合される雌螺
子29を支持するホルダ30が取り付けられている。
及び刃先噛み合わせ調整装置5はそれぞれ対称的に形成
されており、その一方の詳細構成を図1,2に示して説
明する。図1に示すように、下刃回転軸2の軸方向に平
行に固定されたバックステー20に2つの軸方向スライ
ドレール21,22が取り付けられている。一方のスラ
イドレール21にはスライダ23を介してスライド板2
4,25からなる軸送り支持部材が移動自由に設けられ
ている。そして、スライド板25にはインデックスプラ
ンジャー26がスライドレール22に向かって挿通さ
れ、スライドレール22に穿設された複数の穴27の1
つに係合可能に設けられている。また、スライド板25
はクランクレバー28を操作することによりスライドレ
ール22にしっかりと固定可能になっている。スライド
板25には、後述する軸方向送り螺子が螺合される雌螺
子29を支持するホルダ30が取り付けられている。
【0023】また、スライドレール22に沿って移動自
由に設けられたスライド板31(図5参照)と、これに
直立させて固定された軸送り螺子ヘッド32とからなる
軸方向可動部材が設けられている。そして、軸送り螺子
ヘッド32に回転自由に軸方向送り螺子33が支持さ
れ、この軸方向送り螺子33の一端は前述した雌螺子2
9に螺入され、他端は軸送り量微調整手段34に連結さ
れている。軸送り量微調整手段34は、例えば右に回転
することにより軸送り螺子ヘッド32が前進し、左に回
転することによって軸送り螺子ヘッド32が後退するよ
うになっている。また、ハンドル部には目盛が刻んであ
り、ゼロ目盛位置で初期設定位置に対応させることがで
きるようになっている。
由に設けられたスライド板31(図5参照)と、これに
直立させて固定された軸送り螺子ヘッド32とからなる
軸方向可動部材が設けられている。そして、軸送り螺子
ヘッド32に回転自由に軸方向送り螺子33が支持さ
れ、この軸方向送り螺子33の一端は前述した雌螺子2
9に螺入され、他端は軸送り量微調整手段34に連結さ
れている。軸送り量微調整手段34は、例えば右に回転
することにより軸送り螺子ヘッド32が前進し、左に回
転することによって軸送り螺子ヘッド32が後退するよ
うになっている。また、ハンドル部には目盛が刻んであ
り、ゼロ目盛位置で初期設定位置に対応させることがで
きるようになっている。
【0024】軸方向可動部材を構成するスライド板31
又は軸送り螺子ヘッド32に上下送り支持部材を構成す
る昇降用螺子ヘッド35が連結されている。この昇降用
螺子ヘッド35に下方に延在させて上下方向送り螺子3
6を回転自由に支持させている。そして、上下方向送り
螺子36の下端は上下方向可動部材としての雌螺子ホル
ダ38に形成された雌螺子に螺合され、上端は上下送り
微調整手段41に連結されている。雌螺子ホルダ38は
昇降用螺子ヘッド35に固定された上下方向スライドレ
ール39に昇降自由に支持されている。この上下方向ス
ライドレール39はスライダ40を介して軸方向スライ
ドレール21に摺動自由に係合されている。雌螺子ホル
ダ38に上刃回転軸4を軸支する上刃軸受45が支持さ
れている。また、上下送り微調整手段41はハンドル4
1aを、例えば右に回転することにより雌螺子ホルダ3
8とともに上刃軸受45が上昇し、左に回転することに
よって雌螺子ホルダ38とともに上刃軸受45が下降す
るようになっている。なお、雌螺子ホルダ38の上昇位
置はストッパ37が昇降用螺子ヘッド35の下面に当接
することによって規制されている。また、上下送り微調
整手段41のハンドル部には目盛が刻んであり、ゼロ目
盛位置で初期設定位置に対応させることができるように
なっている。軸方向可動部材を構成するスライド板31
と、上下送り支持部材を構成する昇降用螺子ヘッド35
は、それぞれクランプレバー42,43を操作すること
により、それぞれスライドレール22,39にしっかり
固定可能になっている。
又は軸送り螺子ヘッド32に上下送り支持部材を構成す
る昇降用螺子ヘッド35が連結されている。この昇降用
螺子ヘッド35に下方に延在させて上下方向送り螺子3
6を回転自由に支持させている。そして、上下方向送り
螺子36の下端は上下方向可動部材としての雌螺子ホル
ダ38に形成された雌螺子に螺合され、上端は上下送り
微調整手段41に連結されている。雌螺子ホルダ38は
昇降用螺子ヘッド35に固定された上下方向スライドレ
ール39に昇降自由に支持されている。この上下方向ス
ライドレール39はスライダ40を介して軸方向スライ
ドレール21に摺動自由に係合されている。雌螺子ホル
ダ38に上刃回転軸4を軸支する上刃軸受45が支持さ
れている。また、上下送り微調整手段41はハンドル4
1aを、例えば右に回転することにより雌螺子ホルダ3
8とともに上刃軸受45が上昇し、左に回転することに
よって雌螺子ホルダ38とともに上刃軸受45が下降す
るようになっている。なお、雌螺子ホルダ38の上昇位
置はストッパ37が昇降用螺子ヘッド35の下面に当接
することによって規制されている。また、上下送り微調
整手段41のハンドル部には目盛が刻んであり、ゼロ目
盛位置で初期設定位置に対応させることができるように
なっている。軸方向可動部材を構成するスライド板31
と、上下送り支持部材を構成する昇降用螺子ヘッド35
は、それぞれクランプレバー42,43を操作すること
により、それぞれスライドレール22,39にしっかり
固定可能になっている。
【0025】次に、上刃と下刃の衝突等から刃先を保護
するストッパ機構について説明する。まず、軸方向送り
螺子33に同軸に半割り円筒カム51を固定する。この
固定は、半割り円筒カム51の半割り面に板状カム52
を当て、これらによって軸方向送り螺子33を挟持して
固定する。半割り円筒カム51の半割り面は、初期設定
位置において上下送り方向に平行させて配置され、板状
カム52は円筒カム面から一方の先端を上に突出させて
固定されている。また、板状カム52の下端は半割り円
筒カム51の半割り面を残すように短く形成されてい
る。その板状カム52の下方の半割り面内に、先端が突
出するようにストッパ53を上下方向スライドレール3
9に昇降自在に支持されている雌螺子ホルダ38に取り
付けている。そして、ストッパ53の先端位置は、上刃
回転軸4を上昇させて上刃10が下刃9から十分に離れ
た位置に達したときに、つまり初期設定位置にあるとき
に、半割り円筒カム51の半割り面内にストッパ53の
先端が突出するように調整する。逆に、上刃回転軸4を
下降させて上刃10と下刃9の重なり量が所定の寸法以
上に達したときに、半割り円筒カム51の半割り面内か
ら退出するように調整する。また、初期設定位置におい
て、上刃10と下刃9の軸方向隙間が所定値以上になる
ように、刃先噛み合わせ調整装置5の各部品の位置等を
設定する。また、この初期設定位置において、半割り円
筒カム51の後退方向の回転を規制するように、半割り
面の上端がストッパに当接するようにストッパ55を軸
送り螺子ヘッド32に取り付けている。
するストッパ機構について説明する。まず、軸方向送り
螺子33に同軸に半割り円筒カム51を固定する。この
固定は、半割り円筒カム51の半割り面に板状カム52
を当て、これらによって軸方向送り螺子33を挟持して
固定する。半割り円筒カム51の半割り面は、初期設定
位置において上下送り方向に平行させて配置され、板状
カム52は円筒カム面から一方の先端を上に突出させて
固定されている。また、板状カム52の下端は半割り円
筒カム51の半割り面を残すように短く形成されてい
る。その板状カム52の下方の半割り面内に、先端が突
出するようにストッパ53を上下方向スライドレール3
9に昇降自在に支持されている雌螺子ホルダ38に取り
付けている。そして、ストッパ53の先端位置は、上刃
回転軸4を上昇させて上刃10が下刃9から十分に離れ
た位置に達したときに、つまり初期設定位置にあるとき
に、半割り円筒カム51の半割り面内にストッパ53の
先端が突出するように調整する。逆に、上刃回転軸4を
下降させて上刃10と下刃9の重なり量が所定の寸法以
上に達したときに、半割り円筒カム51の半割り面内か
ら退出するように調整する。また、初期設定位置におい
て、上刃10と下刃9の軸方向隙間が所定値以上になる
ように、刃先噛み合わせ調整装置5の各部品の位置等を
設定する。また、この初期設定位置において、半割り円
筒カム51の後退方向の回転を規制するように、半割り
面の上端がストッパに当接するようにストッパ55を軸
送り螺子ヘッド32に取り付けている。
【0026】また、上刃10は、上刃回転軸4に取り付
けられた上刃取付け座61に、上刃ホルダ62と皿バネ
63を介して挿入し、さらに上刃カラー64と刃物押え
65を挿入し、螺子66により締め付けて取り付けられ
ている。
けられた上刃取付け座61に、上刃ホルダ62と皿バネ
63を介して挿入し、さらに上刃カラー64と刃物押え
65を挿入し、螺子66により締め付けて取り付けられ
ている。
【0027】次に、このように形成されるサイドトリマ
ー装置の動作について説明する。図1に示す各部の状態
において、上刃回転軸4は最も上昇された状態にあり、
この状態で図4に示すように上刃10が下刃9の逃げ段
部11の上方に位置され、かつ上刃10と下刃9の軸方
向隙間12が所定値以上になるように、各部の位置関係
を初期設定しておく。
ー装置の動作について説明する。図1に示す各部の状態
において、上刃回転軸4は最も上昇された状態にあり、
この状態で図4に示すように上刃10が下刃9の逃げ段
部11の上方に位置され、かつ上刃10と下刃9の軸方
向隙間12が所定値以上になるように、各部の位置関係
を初期設定しておく。
【0028】図1の状態において、クランプレバー42
を操作して軸送り螺子ヘッド32の拘束を解き、軸送り
微調整手段34のハンドル34aを回転しようとして
も、反割り円筒カム51の半割り面がストッパ53と5
5に当接し、いずれの方向にも回転することができな
い。この状態で、クランプレバー43を弛めて、上下送
り微調整手段41のハンドル41aを左に回転すると、
昇降用送り螺子36の作用により、上刃軸受45が下降
して上刃回転軸4が下刃回転軸2に接近し、さらには上
刃10の刃先が下刃9の刃先に重なる位置まで下降され
る。それらの刃先の重なり量が所定値に達すると、図5
に示すように、ストッパ53の上端が半割り円筒カム5
1の半割り面から外れる。ここで、軸送り微調整手段3
4のハンドル34aを右に回転すると、軸方向送り螺子
33とともに半割り円筒カム51が回転し、軸送り螺子
ヘッド32とともに上刃軸受45を支持している昇降用
螺子ヘッド35が軸方向に移動、つまり上刃10が下刃
9に当接する方向に移動する。この例では、軸方向送り
螺子33が半回転したとき又は半回転する前に、上刃1
0と下刃9の押圧力が適切な所定値に達するように設定
されており、刃先の様子を確認しながら軸方向送り量を
調整する。このとき、送り過ぎたとしても、図6に示す
ように、板状カム52の先端がストッパ53に当接する
ため、ハンドル34aの回転が規制されるから、過剰な
押圧力(側圧)が刃先に加わることはない。このように
して、刃先の噛み合わせ調整を完了したら、クランプレ
バー42,43を締めて上刃回転軸4の移動を拘束して
組立てを終了する。そして、下刃回転軸2と上刃回転軸
4を回転し、上刃10と下刃9の間に帯状材を送って、
サイドトリミングを行う。
を操作して軸送り螺子ヘッド32の拘束を解き、軸送り
微調整手段34のハンドル34aを回転しようとして
も、反割り円筒カム51の半割り面がストッパ53と5
5に当接し、いずれの方向にも回転することができな
い。この状態で、クランプレバー43を弛めて、上下送
り微調整手段41のハンドル41aを左に回転すると、
昇降用送り螺子36の作用により、上刃軸受45が下降
して上刃回転軸4が下刃回転軸2に接近し、さらには上
刃10の刃先が下刃9の刃先に重なる位置まで下降され
る。それらの刃先の重なり量が所定値に達すると、図5
に示すように、ストッパ53の上端が半割り円筒カム5
1の半割り面から外れる。ここで、軸送り微調整手段3
4のハンドル34aを右に回転すると、軸方向送り螺子
33とともに半割り円筒カム51が回転し、軸送り螺子
ヘッド32とともに上刃軸受45を支持している昇降用
螺子ヘッド35が軸方向に移動、つまり上刃10が下刃
9に当接する方向に移動する。この例では、軸方向送り
螺子33が半回転したとき又は半回転する前に、上刃1
0と下刃9の押圧力が適切な所定値に達するように設定
されており、刃先の様子を確認しながら軸方向送り量を
調整する。このとき、送り過ぎたとしても、図6に示す
ように、板状カム52の先端がストッパ53に当接する
ため、ハンドル34aの回転が規制されるから、過剰な
押圧力(側圧)が刃先に加わることはない。このように
して、刃先の噛み合わせ調整を完了したら、クランプレ
バー42,43を締めて上刃回転軸4の移動を拘束して
組立てを終了する。そして、下刃回転軸2と上刃回転軸
4を回転し、上刃10と下刃9の間に帯状材を送って、
サイドトリミングを行う。
【0029】何らかの理由で、サイドトリミング装置を
分解するときは、上記組立てと逆の動作になる。つま
り、上刃10と下刃9の刃先が押圧状態のとき、半割り
円筒カム51の円筒カム面がストッパ53の上方に位置
しているから、上下送り微調整手段41のハンドル41
aを回転して上刃回転軸4を上昇させようとしてもでき
ない。したがって、まず、軸送り微調整手段34のハン
ドル34aを左に回転して上刃10が下刃9から離れる
方向に上刃回転軸4を移動する。そして、軸方向送り螺
子33が初期設定位置まで戻ると、半割り円筒カム51
の半割り面の上端がストッパ55に当接し、ハンドル3
4aの左回転が拘束される。この状態になると、上刃1
0が下刃9から十分離れた位置になり、かつストッパ5
3の上方から半割り円筒カム51の円筒カム面が外れる
ので、上刃回転軸4を自由に上昇させることが可能にな
る。そこで、上下送り微調整手段41のハンドル41a
を右に回転して、上刃回転軸4を上昇させることによ
り、初期状態に戻すことができる。
分解するときは、上記組立てと逆の動作になる。つま
り、上刃10と下刃9の刃先が押圧状態のとき、半割り
円筒カム51の円筒カム面がストッパ53の上方に位置
しているから、上下送り微調整手段41のハンドル41
aを回転して上刃回転軸4を上昇させようとしてもでき
ない。したがって、まず、軸送り微調整手段34のハン
ドル34aを左に回転して上刃10が下刃9から離れる
方向に上刃回転軸4を移動する。そして、軸方向送り螺
子33が初期設定位置まで戻ると、半割り円筒カム51
の半割り面の上端がストッパ55に当接し、ハンドル3
4aの左回転が拘束される。この状態になると、上刃1
0が下刃9から十分離れた位置になり、かつストッパ5
3の上方から半割り円筒カム51の円筒カム面が外れる
ので、上刃回転軸4を自由に上昇させることが可能にな
る。そこで、上下送り微調整手段41のハンドル41a
を右に回転して、上刃回転軸4を上昇させることによ
り、初期状態に戻すことができる。
【0030】以上説明した本発明の一実施形態によれ
ば、上刃回転軸4を十分に下げなければ、半割り円筒カ
ム51がストッパ53に突き当たって軸方向送り螺子3
3を回転できないことから、上刃10を下刃9の方向に
送ることができない。その結果、上刃10が下刃9に衝
突するのを防止できる。
ば、上刃回転軸4を十分に下げなければ、半割り円筒カ
ム51がストッパ53に突き当たって軸方向送り螺子3
3を回転できないことから、上刃10を下刃9の方向に
送ることができない。その結果、上刃10が下刃9に衝
突するのを防止できる。
【0031】また、上刃回転軸4を十分に下げ、上刃1
0と下刃9との重なり量が所定値以上になると、半割り
円筒カム51の半割り面がストッパ53から外れるの
で、軸方向送り螺子33を回転して上刃10を下刃9方
向に送って、両者を押圧状態にすることができる。この
とき、軸方向送り螺子33の回転にともない板状カム5
2がストッパ53の位置に達して送りが規制されるか
ら、必要以上に上刃10を送ることができない。その結
果、押圧力が過大になるのを防止できる。
0と下刃9との重なり量が所定値以上になると、半割り
円筒カム51の半割り面がストッパ53から外れるの
で、軸方向送り螺子33を回転して上刃10を下刃9方
向に送って、両者を押圧状態にすることができる。この
とき、軸方向送り螺子33の回転にともない板状カム5
2がストッパ53の位置に達して送りが規制されるか
ら、必要以上に上刃10を送ることができない。その結
果、押圧力が過大になるのを防止できる。
【0032】一方、分解時には、軸方向送り螺子33を
戻して上刃10と下刃9の押圧状態を解除した後、上刃
10を上昇させることになるが、このとき、上刃10が
下刃9に押圧されている状態で、上刃10を上昇させよ
うとしても、ストッパ53の頭が半割り円筒カム51の
円筒カム面に当接しているから、上刃10を上昇させる
ことができない。これにより、刃先の跳ね返りによる損
傷を防止できる。
戻して上刃10と下刃9の押圧状態を解除した後、上刃
10を上昇させることになるが、このとき、上刃10が
下刃9に押圧されている状態で、上刃10を上昇させよ
うとしても、ストッパ53の頭が半割り円筒カム51の
円筒カム面に当接しているから、上刃10を上昇させる
ことができない。これにより、刃先の跳ね返りによる損
傷を防止できる。
【0033】上記の実施の形態において、スライド板2
5に取り付けられたインデックスプランジャー26を係
合させる穴27を切り替えて、ホルダ30の位置を調整
することにより、サイドトリマーによる帯状材の切断幅
を所定値に調整することができる。この場合、下刃9は
所定の切断幅に合わせて軸方向に複数設けることが好ま
しい。
5に取り付けられたインデックスプランジャー26を係
合させる穴27を切り替えて、ホルダ30の位置を調整
することにより、サイドトリマーによる帯状材の切断幅
を所定値に調整することができる。この場合、下刃9は
所定の切断幅に合わせて軸方向に複数設けることが好ま
しい。
【0034】上記の実施の形態では、サイドトリマー装
置に本発明を適用したものを説明したが、本発明はこれ
に限らず、例えば、上刃回転軸と下刃回転軸にそれぞれ
上刃と下刃を等間隔で取り付け、これにより帯状材を切
断して所定幅の複数のテープ材を得るスリッター装置に
も適用できる。この場合の実施の形態は、図7に示すよ
うに、上刃回転軸4は一本ものになるので、上述した刃
先噛み合い調整装置5は上刃回転軸4の一方の軸端部に
設ければよい。そして、上軸4の上下移動は、上刃回転
軸4の他端に上下送り微調整従動装置71を設け、上下
送り微調整手段41と駆動棒72で連結して構成すれば
よい。なお、図7において、図1〜6と同一符号は、同
一の部品を表す。
置に本発明を適用したものを説明したが、本発明はこれ
に限らず、例えば、上刃回転軸と下刃回転軸にそれぞれ
上刃と下刃を等間隔で取り付け、これにより帯状材を切
断して所定幅の複数のテープ材を得るスリッター装置に
も適用できる。この場合の実施の形態は、図7に示すよ
うに、上刃回転軸4は一本ものになるので、上述した刃
先噛み合い調整装置5は上刃回転軸4の一方の軸端部に
設ければよい。そして、上軸4の上下移動は、上刃回転
軸4の他端に上下送り微調整従動装置71を設け、上下
送り微調整手段41と駆動棒72で連結して構成すれば
よい。なお、図7において、図1〜6と同一符号は、同
一の部品を表す。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上刃と下刃の軸方向隙間が所定値以下のとき、上下方向
送り手段による上刃回転軸の下方向への移動を阻止する
規制手段を設け、刃先が衝突するおそれがある位置で
は、上刃回転軸を下降できないようにしているから、上
刃が下刃に衝突するのを回避するのを前もって回避して
おくとともに、上刃と下刃の刃先の重なり量が所定値以
上で、上刃と下刃が押圧している状態では上刃回転軸を
上昇できないようにしているから、下刃に押圧されてい
た上刃の刃先が下刃から離れる際の跳ね返りを防止する
ことができる。これにより、超硬合金などにより形成さ
れた刃先を破損させることを防止できる。
上刃と下刃の軸方向隙間が所定値以下のとき、上下方向
送り手段による上刃回転軸の下方向への移動を阻止する
規制手段を設け、刃先が衝突するおそれがある位置で
は、上刃回転軸を下降できないようにしているから、上
刃が下刃に衝突するのを回避するのを前もって回避して
おくとともに、上刃と下刃の刃先の重なり量が所定値以
上で、上刃と下刃が押圧している状態では上刃回転軸を
上昇できないようにしているから、下刃に押圧されてい
た上刃の刃先が下刃から離れる際の跳ね返りを防止する
ことができる。これにより、超硬合金などにより形成さ
れた刃先を破損させることを防止できる。
【0036】また、上下方向送り手段により上刃回転軸
が下に移動して上刃と下刃の刃先が所定の重なり量に達
する位置まで、軸方向送り手段による上刃回転軸の前進
を阻止する軸方向移動の規制手段を設けていることか
ら、上刃と下刃の噛み合わせ部の押圧力を調整する際の
不用意な押し付け過ぎを防止して、超硬合金などにより
形成された刃先を破損させることを防止できる。
が下に移動して上刃と下刃の刃先が所定の重なり量に達
する位置まで、軸方向送り手段による上刃回転軸の前進
を阻止する軸方向移動の規制手段を設けていることか
ら、上刃と下刃の噛み合わせ部の押圧力を調整する際の
不用意な押し付け過ぎを防止して、超硬合金などにより
形成された刃先を破損させることを防止できる。
【図1】図1は、本発明に係るサイドトリマー装置の特
徴部である刃先噛み合わせ調整装置の斜視図である。
徴部である刃先噛み合わせ調整装置の斜視図である。
【図2】図2は、図1の刃先噛み合わせ調整装置を異な
る角度から見た斜視図である。
る角度から見た斜視図である。
【図3】図3は、本発明に係るサイドトリマー装置の全
体を表す立面図である。
体を表す立面図である。
【図4】図4は、上刃と下刃の位置関係を説明する図で
ある。
ある。
【図5】図5は、動作を説明するための主要部の部分破
断図である。
断図である。
【図6】図6は、動作を説明するための主要部の部分破
断図である。
断図である。
【図7】図7は、本発明の他の実施の形態に係るスリッ
ター装置の全体を表す立面図である。
ター装置の全体を表す立面図である。
2 下刃回転軸 4 上刃回転軸 5 刃先噛み合わせ調整装置 9 下刃 10 上刃 21,22 スライドレール 23 スライダ 24,25 スライド板 26 インデックスプランジャー 29 雌螺子 30 ホルダ 31 スライド板 32 軸送り螺子ヘッド 33 軸送り螺子 34 軸送り微調整手段 35 昇降用螺子ヘッド 36 上下方向送り螺子 38 雌螺子ホルダ 39 スライドレール 40 スライダ 41 上下送り微調整手段 45 上刃軸受 51 反割り円筒カム 52 板状カム 53,55 ストッパ
Claims (3)
- 【請求項1】 円形の上刃が取り付けられた上刃回転軸
と、円形の下刃が取り付けられた下刃回転軸とを備え、
前記上刃回転軸と前記下刃回転軸とを平行に配置し、か
つ前記上刃と前記下刃の刃先を重なり合わせるととも
に、互いに押圧させて用いる帯状物切断装置において、
前記上刃回転軸を前記下刃回転軸に対して接近及び離間
する方向に移動させる上下方向送り手段と、前記上刃回
転軸を軸方向に移動させる軸方向送り手段と、前記上刃
と前記下刃の軸方向隙間が所定値以下のとき、前記上下
方向送り手段による前記上刃回転軸の移動を阻止する上
下方向移動の規制手段を設けたことを特徴とする帯状物
切断装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の帯状物切断装置におい
て、前記上下方向送り手段により前記上刃回転軸が移動
して前記上刃と前記下刃の刃先が所定の重なり量に達す
る位置まで、前記軸方向送り手段による前記上刃回転軸
の移動を阻止する軸方向移動の規制手段を設けたことを
特徴とする帯状物切断装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の帯状物切断装置におい
て、前記上刃を前記下刃に押圧する方向の前記上刃回転
軸の軸方向移動端を規制する移動端規制手段を設けたこ
とを特徴とする帯状物切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29881196A JPH10138193A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 帯状物切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29881196A JPH10138193A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 帯状物切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138193A true JPH10138193A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17864536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29881196A Pending JPH10138193A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 帯状物切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10138193A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012077442A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | 東レエンジニアリング株式会社 | シート状物の切断装置 |
| JP2014104559A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Kyocera Corp | 切断装置用ユニット、切断装置およびシート加工物の製造方法 |
| JP2018140465A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 甲南設計工業株式会社 | 樹脂シートのサイドトリミング装置 |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29881196A patent/JPH10138193A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012077442A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | 東レエンジニアリング株式会社 | シート状物の切断装置 |
| JP2014104559A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Kyocera Corp | 切断装置用ユニット、切断装置およびシート加工物の製造方法 |
| JP2018140465A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 甲南設計工業株式会社 | 樹脂シートのサイドトリミング装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1184845A (en) | Slitter mounting bracket | |
| CN1344622A (zh) | 纸带打印装置 | |
| EP2159200A2 (en) | Brittle material breaking device | |
| CA1066490A (en) | Automatic component mounting apparatus | |
| JPH10138193A (ja) | 帯状物切断装置 | |
| CN113183342B (zh) | 一种划切头装置及具有其的芯片解理设备 | |
| CN119974122B (zh) | 一种铜箔自动裁切机 | |
| CN118951388B (zh) | 一种双工位激光切割机 | |
| CN117207256A (zh) | 纵向切纸装置、与该纵向切纸装置配合使用的横向切纸装置及折图机 | |
| WO2024190216A1 (ja) | トリミング装置 | |
| JP3706067B2 (ja) | 剪断加工装置を備えた成形機 | |
| CN216288373U (zh) | 一种旋转平台和晶圆裂片设备 | |
| CN215093918U (zh) | 一种可自动对齐切纸机 | |
| KR102945314B1 (ko) | 이차전지 극판 컷팅 스트리퍼 구조 및 이차전지 극판 스트리핑 방법 | |
| CN223288708U (zh) | 一种裁切装置及极片涂布设备 | |
| CN222176152U (zh) | 一种板材剪切定位装置 | |
| CN223862740U (zh) | 线圈冲剪模具 | |
| CN111673463A (zh) | 一种幕墙铝合金框对拼装置 | |
| CN220992690U (zh) | 校直剪切装置 | |
| CN220663125U (zh) | 一种pe包装袋用裁切机 | |
| CN111702289B (zh) | 一种柜体板火焰切割装置 | |
| CN218533687U (zh) | 一种铆钉加工用切割装置 | |
| CN118218628A (zh) | 加工部及电路板加工设备 | |
| CN213560231U (zh) | 一种适用范围广的卷筒切角装置 | |
| KR20260044505A (ko) | 이차전지 극판 컷팅 사행 보정 시스템 및 이차전지 극판 컷팅 사행 보정 방법 |