JPH10138241A - 紙含有樹脂ペレット - Google Patents
紙含有樹脂ペレットInfo
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- JPH10138241A JPH10138241A JP29540696A JP29540696A JPH10138241A JP H10138241 A JPH10138241 A JP H10138241A JP 29540696 A JP29540696 A JP 29540696A JP 29540696 A JP29540696 A JP 29540696A JP H10138241 A JPH10138241 A JP H10138241A
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】紙成分の含有率が50重量%以上の合成樹脂と
紙とを混合した再生材料から製造される紙含有樹脂ペレ
ットを、安定した密度と良好な分散性をもって製造する
とともに、機上適性のある射出成形性の良好な紙含有樹
脂ペレットを製造することにある。 【解決手段】両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂
層を有する複合紙を細断して得られる細断紙成分と、低
密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレンのうちいずれか1種乃至3種の樹脂、又は
高密度ポリエチレン、メタロセン−ポリエチレンのうち
のいずれか1種乃至2種の樹脂を細断して得られる細断
樹脂成分とを混合して得られる紙含有樹脂ペレットであ
って紙成分含有率が少なくとも50重量%以上である。
紙とを混合した再生材料から製造される紙含有樹脂ペレ
ットを、安定した密度と良好な分散性をもって製造する
とともに、機上適性のある射出成形性の良好な紙含有樹
脂ペレットを製造することにある。 【解決手段】両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂
層を有する複合紙を細断して得られる細断紙成分と、低
密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレンのうちいずれか1種乃至3種の樹脂、又は
高密度ポリエチレン、メタロセン−ポリエチレンのうち
のいずれか1種乃至2種の樹脂を細断して得られる細断
樹脂成分とを混合して得られる紙含有樹脂ペレットであ
って紙成分含有率が少なくとも50重量%以上である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙片と樹脂とを含
有する複合ペレットであって、ペレット製造適性と複合
ペレットを用いた成形品の射出成形性を良好にした紙含
有樹脂ペレットに関する。
有する複合ペレットであって、ペレット製造適性と複合
ペレットを用いた成形品の射出成形性を良好にした紙含
有樹脂ペレットに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂と紙とを混合した再生材料を用
いて成形したプラスチック成形品としては、合成樹脂に
紙片をインサートしてインジェクション成形(射出成
形)した成形品や、合成樹脂に紙片をインサートしてメ
ルトコンプレッション成形(溶融圧縮成形)した成形品
や、合成樹脂に紙片を混合して圧縮成形した成形品など
がある。
いて成形したプラスチック成形品としては、合成樹脂に
紙片をインサートしてインジェクション成形(射出成
形)した成形品や、合成樹脂に紙片をインサートしてメ
ルトコンプレッション成形(溶融圧縮成形)した成形品
や、合成樹脂に紙片を混合して圧縮成形した成形品など
がある。
【0003】これら成形加工に使用する再生材料は、回
収された再生用のプラスチックと紙とを細断し混練して
溶融しながら溶融押出機にてペレット状に押し出し、合
成樹脂−紙の紙含有樹脂ペレット(複合ペレット)とし
て成形して、成形加工用の再生材料に使用することが実
施されている。
収された再生用のプラスチックと紙とを細断し混練して
溶融しながら溶融押出機にてペレット状に押し出し、合
成樹脂−紙の紙含有樹脂ペレット(複合ペレット)とし
て成形して、成形加工用の再生材料に使用することが実
施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂成
分(プラスチック成分)と紙成分の分散性が良くなかっ
たり、完成した紙含有樹脂ペレットの密度が安定しなか
ったりして、良好な再生成形品が得られなかった。
分(プラスチック成分)と紙成分の分散性が良くなかっ
たり、完成した紙含有樹脂ペレットの密度が安定しなか
ったりして、良好な再生成形品が得られなかった。
【0005】また、紙成分とプラスチック成分とを混合
してペレット状に作成する際に、紙成分として紙単体を
使用していたため、紙含有率が50重量%以上のペレッ
トを作成することは、樹脂成分と紙成分との混練性や分
散性が良くないなどの理由からペレットの密度が安定し
なかったりして、良好な再生成形品を得るだけのペレッ
トが得られず困難であった。
してペレット状に作成する際に、紙成分として紙単体を
使用していたため、紙含有率が50重量%以上のペレッ
トを作成することは、樹脂成分と紙成分との混練性や分
散性が良くないなどの理由からペレットの密度が安定し
なかったりして、良好な再生成形品を得るだけのペレッ
トが得られず困難であった。
【0006】また、作成した複合ペレットの紙と樹脂と
の融着性が良くないために、そのペレットを用いて成形
加工された成形品の表面に面割れなどが発生し易く、特
に比較的肉薄品(例えば1.2mm〜1.5以下の成形
品)を成形することが困難であった。
の融着性が良くないために、そのペレットを用いて成形
加工された成形品の表面に面割れなどが発生し易く、特
に比較的肉薄品(例えば1.2mm〜1.5以下の成形
品)を成形することが困難であった。
【0007】本発明は、紙成分の含有率が50重量%以
上の合成樹脂と紙とを混合した再生材料から製造される
紙含有樹脂ペレットを、安定した密度と良好な分散性を
もって製造できるようにペレット製造における溶融押出
機での再生材料の機上適性をもたせるとともに、複合ペ
レットを用いた成形品の射出成形性を良好にすることに
ある。
上の合成樹脂と紙とを混合した再生材料から製造される
紙含有樹脂ペレットを、安定した密度と良好な分散性を
もって製造できるようにペレット製造における溶融押出
機での再生材料の機上適性をもたせるとともに、複合ペ
レットを用いた成形品の射出成形性を良好にすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂層を有する複
合紙を細断して得られる細断紙成分と、低密度ポリエチ
レン、リニア低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン
のうちいずれか1種乃至3種の樹脂又は高密度ポリエチ
レン、触媒−ポリエチレンのうちのいずれか1種乃至2
種の樹脂を細断して得られる細断樹脂成分とを混合して
得られる紙含有樹脂ペレットであって、紙成分含有率が
少なくとも50重量%以上であることを特徴とする紙含
有樹脂ペレットである。
両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂層を有する複
合紙を細断して得られる細断紙成分と、低密度ポリエチ
レン、リニア低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン
のうちいずれか1種乃至3種の樹脂又は高密度ポリエチ
レン、触媒−ポリエチレンのうちのいずれか1種乃至2
種の樹脂を細断して得られる細断樹脂成分とを混合して
得られる紙含有樹脂ペレットであって、紙成分含有率が
少なくとも50重量%以上であることを特徴とする紙含
有樹脂ペレットである。
【0009】本発明の第2の発明は、両面又は片面に主
としてポリプロピレン樹脂層を有する複合紙を細断して
得られる細断紙成分と、ブロック重合ポリプロピレン、
ランダム重合ポリプロピレン、ホモ重合ポリプロピレン
のうちいずれか1種乃至3種の樹脂又は触媒−ポリプロ
ピレン、触媒−ポリエチレンのうちいずれか1種乃至2
種の樹脂を細断して得られる細断樹脂成分とを混合して
得られる紙含有樹脂ペレットであって、紙成分含有率が
少なくとも50重量%以上であることを特徴とする紙含
有樹脂ペレットである。
としてポリプロピレン樹脂層を有する複合紙を細断して
得られる細断紙成分と、ブロック重合ポリプロピレン、
ランダム重合ポリプロピレン、ホモ重合ポリプロピレン
のうちいずれか1種乃至3種の樹脂又は触媒−ポリプロ
ピレン、触媒−ポリエチレンのうちいずれか1種乃至2
種の樹脂を細断して得られる細断樹脂成分とを混合して
得られる紙含有樹脂ペレットであって、紙成分含有率が
少なくとも50重量%以上であることを特徴とする紙含
有樹脂ペレットである。
【0010】また本発明は、上記第1の発明、又は第2
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記紙成分含有
率が50〜70重量%である紙含有樹脂ペレットであ
る。
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記紙成分含有
率が50〜70重量%である紙含有樹脂ペレットであ
る。
【0011】また本発明は、上記第1の発明、又は第2
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記紙成分含有
率が50〜80重量%である紙含有樹脂ペレットであ
る。
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記紙成分含有
率が50〜80重量%である紙含有樹脂ペレットであ
る。
【0012】また本発明は、上記第1の発明、又は第2
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記細断紙成分
が4mm角以下の細断紙成分を90重量%以上含有する
紙含有樹脂ペレットである。
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記細断紙成分
が4mm角以下の細断紙成分を90重量%以上含有する
紙含有樹脂ペレットである。
【0013】また本発明は、上記第1の発明、又は第2
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記細断樹脂成
分がフィルム小片状若しくは粒状若しくは粉体状である
紙含有樹脂ペレットである。
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記細断樹脂成
分がフィルム小片状若しくは粒状若しくは粉体状である
紙含有樹脂ペレットである。
【0014】また本発明は、上記第1の発明、又は第2
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記細断紙成分
と細断樹脂成分の比重差が、±0.05〜±0.16g
/cm3 の範囲である紙含有樹脂ペレットである。
の発明の紙含有樹脂ペレットにおいて、前記細断紙成分
と細断樹脂成分の比重差が、±0.05〜±0.16g
/cm3 の範囲である紙含有樹脂ペレットである。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の発明の紙含有樹脂ペレット
は、両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂層を有す
る複合紙を細断して得られる細断紙成分と、樹脂を細断
して得られる細断樹脂成分とを混合し、それを加熱溶融
しながら混練して、溶融押出機にてペレット状に押し出
し成形したものである。
は、両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂層を有す
る複合紙を細断して得られる細断紙成分と、樹脂を細断
して得られる細断樹脂成分とを混合し、それを加熱溶融
しながら混練して、溶融押出機にてペレット状に押し出
し成形したものである。
【0016】一方の細断紙成分は、両面又は片面にポリ
エチレン樹脂層がコーティング若しくはラミネートされ
ている複合紙を再生材料として使用するもので、これを
シュレッダーなどの細断機や粉砕機にて、1mm角〜5
mm角程度の微細な小片状、粒状、粉体状にに細かく細
断したものである。
エチレン樹脂層がコーティング若しくはラミネートされ
ている複合紙を再生材料として使用するもので、これを
シュレッダーなどの細断機や粉砕機にて、1mm角〜5
mm角程度の微細な小片状、粒状、粉体状にに細かく細
断したものである。
【0017】他方の細断樹脂成分は、低密度ポリエチレ
ン、リニア低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンの
うちいずれか1種若しくは2種若しくは3種の樹脂(ブ
ロック状、プレート状、又は単層若しくは積層フィルム
状)、又は高密度ポリエチレン、メタロセン(触媒)−
ポリエチレンのうちいずれか1種若しくは2種の樹脂
(ブロック状、プレート状、又は単層若しくは積層フィ
ルム状)を再生材料として使用するもので、これをシュ
レッダーなどの細断機や粉砕機にて、1mm角〜5mm
角程度の微細な小片状、粒状、粉体状に細かく細断した
ものである。
ン、リニア低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンの
うちいずれか1種若しくは2種若しくは3種の樹脂(ブ
ロック状、プレート状、又は単層若しくは積層フィルム
状)、又は高密度ポリエチレン、メタロセン(触媒)−
ポリエチレンのうちいずれか1種若しくは2種の樹脂
(ブロック状、プレート状、又は単層若しくは積層フィ
ルム状)を再生材料として使用するもので、これをシュ
レッダーなどの細断機や粉砕機にて、1mm角〜5mm
角程度の微細な小片状、粒状、粉体状に細かく細断した
ものである。
【0018】そして、前記細断紙成分と細断樹脂成分と
を、紙成分含有率が少なくとも50重量%以上(例えば
50〜70重量%、あるいは50〜80重量%)になる
ように、それぞれ所定の配合比率(重量%)にて均一に
混合してペレット作成用の混合材料を作成する。
を、紙成分含有率が少なくとも50重量%以上(例えば
50〜70重量%、あるいは50〜80重量%)になる
ように、それぞれ所定の配合比率(重量%)にて均一に
混合してペレット作成用の混合材料を作成する。
【0019】そして、均一に混合した前記混合材料を加
熱しながら、細断紙成分の紙成分に付着しているポリエ
チレン樹脂層と、細断樹脂成分の樹脂とを溶融しなが
ら、ボールミル、ロールミルなど混練機にて混練しなが
ら溶融押出機にて押し出して、紙を少なくとも50重量
%以上(例えば50〜70重量%、あるいは50〜80
重量%)含有する樹脂ペレットを作成する。
熱しながら、細断紙成分の紙成分に付着しているポリエ
チレン樹脂層と、細断樹脂成分の樹脂とを溶融しなが
ら、ボールミル、ロールミルなど混練機にて混練しなが
ら溶融押出機にて押し出して、紙を少なくとも50重量
%以上(例えば50〜70重量%、あるいは50〜80
重量%)含有する樹脂ペレットを作成する。
【0020】次に第2の発明の紙含有樹脂ペレットは、
第1の発明と同様に、両面又は片面にポリエチレン樹脂
層を有する複合紙を細断して得られる細断紙成分と、樹
脂を細断して得られる細断樹脂成分とを混合し、それを
加熱溶融しながら混練して、溶融押出機にてペレット状
に押し出し成形したものである。
第1の発明と同様に、両面又は片面にポリエチレン樹脂
層を有する複合紙を細断して得られる細断紙成分と、樹
脂を細断して得られる細断樹脂成分とを混合し、それを
加熱溶融しながら混練して、溶融押出機にてペレット状
に押し出し成形したものである。
【0021】一方の細断紙成分は、両面又は片面に主と
してポリプロピレン樹脂層がコーティング若しくはラミ
ネートされている複合紙を再生材料として使用するもの
で、これをシュレッダーなどの細断機や粉砕機にて、1
mm角〜5mm角程度の微細な小片状、粒状、粉体状に
に細かく細断したものである。
してポリプロピレン樹脂層がコーティング若しくはラミ
ネートされている複合紙を再生材料として使用するもの
で、これをシュレッダーなどの細断機や粉砕機にて、1
mm角〜5mm角程度の微細な小片状、粒状、粉体状に
に細かく細断したものである。
【0022】他方の細断樹脂成分は、ブロック重合ポリ
プロピレン、ランダム重合ポリプロピレン、ホモ重合ポ
リプロピレンのうちいずれか1種乃至3種の樹脂(ブロ
ック状、プレート状、又は単層若しくは積層フィルム
状)、又はメタロセン(触媒)−ポリプロピレン、メタ
ロセン(触媒)−ポリエチレンのうちいずれか1種乃至
2種の樹脂(ブロック状、プレート状、又は単層若しく
は積層フィルム状)を再生材料として使用するもので、
これをシュレッダーなどの細断機や粉砕機にて、1mm
角〜5mm角程度の微細な小片状、粒状、粉体状に細か
く細断したものである。
プロピレン、ランダム重合ポリプロピレン、ホモ重合ポ
リプロピレンのうちいずれか1種乃至3種の樹脂(ブロ
ック状、プレート状、又は単層若しくは積層フィルム
状)、又はメタロセン(触媒)−ポリプロピレン、メタ
ロセン(触媒)−ポリエチレンのうちいずれか1種乃至
2種の樹脂(ブロック状、プレート状、又は単層若しく
は積層フィルム状)を再生材料として使用するもので、
これをシュレッダーなどの細断機や粉砕機にて、1mm
角〜5mm角程度の微細な小片状、粒状、粉体状に細か
く細断したものである。
【0023】そして、前記細断紙成分と細断樹脂成分と
を、紙成分含有率が少なくとも50重量%以上(例えば
50〜70重量%、あるいは50〜80重量%)になる
ように、それぞれ所定の配合比率(重量%)にて均一に
混合してペレット作成用の混合材料を作成する。
を、紙成分含有率が少なくとも50重量%以上(例えば
50〜70重量%、あるいは50〜80重量%)になる
ように、それぞれ所定の配合比率(重量%)にて均一に
混合してペレット作成用の混合材料を作成する。
【0024】そして、均一に混合した前記混合材料を加
熱しながら、細断紙成分の紙成分に付着しているポリプ
ロピレン樹脂層と、細断樹脂成分の樹脂とを溶融しなが
ら、ボールミル、ロールミルなど混練機にて混練しなが
ら、溶融押出機にて押し出して、紙を少なくとも50重
量%以上(例えば50〜70重量%、あるいは50〜8
0重量%)含有する樹脂ペレットを作成する。
熱しながら、細断紙成分の紙成分に付着しているポリプ
ロピレン樹脂層と、細断樹脂成分の樹脂とを溶融しなが
ら、ボールミル、ロールミルなど混練機にて混練しなが
ら、溶融押出機にて押し出して、紙を少なくとも50重
量%以上(例えば50〜70重量%、あるいは50〜8
0重量%)含有する樹脂ペレットを作成する。
【0025】上記第1の発明又は第2の発明の紙含有樹
脂ペレットは、溶融押出機にて混合材料を加熱しながら
押し出してペレット作成する際の押出ノズルの材料通過
性、あるいは特に作成された紙含有樹脂ペレット(複合
ペレット)を加熱溶融して射出成形機にて成形型内に射
出して成形品を型成形加工する際の射出成形機射出ゲー
トの溶融材料通過性を考慮して、ペレット製造の際の混
合材料において、細断紙成分が、4mm角サイズ以下の
小片状の紙片を90重量%以上含まれていることが望ま
しい。
脂ペレットは、溶融押出機にて混合材料を加熱しながら
押し出してペレット作成する際の押出ノズルの材料通過
性、あるいは特に作成された紙含有樹脂ペレット(複合
ペレット)を加熱溶融して射出成形機にて成形型内に射
出して成形品を型成形加工する際の射出成形機射出ゲー
トの溶融材料通過性を考慮して、ペレット製造の際の混
合材料において、細断紙成分が、4mm角サイズ以下の
小片状の紙片を90重量%以上含まれていることが望ま
しい。
【0026】また、ペレット製造の際の混合材料におい
て、細断紙成分が、2.5mm角サイズ以下の小片状の
紙片を90重量%以上含まれていてもよい。
て、細断紙成分が、2.5mm角サイズ以下の小片状の
紙片を90重量%以上含まれていてもよい。
【0027】そして、上記第1の発明又は第2の発明の
紙含有樹脂ペレットは、押出機でのペレットの混練性、
分散性、安定成形性などを考慮して、混合する細断紙成
分と細断樹脂成分のそれぞれ比重が互いに大きく相違し
ないように、近似した比重に設定することが適当であ
る。
紙含有樹脂ペレットは、押出機でのペレットの混練性、
分散性、安定成形性などを考慮して、混合する細断紙成
分と細断樹脂成分のそれぞれ比重が互いに大きく相違し
ないように、近似した比重に設定することが適当であ
る。
【0028】即ち、細断紙成分の比重と、細断樹脂成分
の比重の差分を、少なくとも±0.05〜±0.16g
/cm3 の範囲に設定することが望ましい。
の比重の差分を、少なくとも±0.05〜±0.16g
/cm3 の範囲に設定することが望ましい。
【0029】そして、前記細断紙成分の紙片のサイズ
と、細断紙成分と細断樹脂成分との比重の差分を、上記
の範囲内で適宜に設定することにより、ペレット製造時
の混合材料の均一混練性と均一分散性が得られ、射出成
形における成形品の成形安定性が得られる。
と、細断紙成分と細断樹脂成分との比重の差分を、上記
の範囲内で適宜に設定することにより、ペレット製造時
の混合材料の均一混練性と均一分散性が得られ、射出成
形における成形品の成形安定性が得られる。
【0030】本発明の紙含有樹脂ペレットは、再生材料
である単一紙片と合成樹脂とを混合して製造した複合ペ
レットを用いて成形品をインジェクション成形(射出成
形)したり、単一紙片と合成樹脂とを溶融状態でメルト
コンプレッション成形(溶融圧縮成形)する場合の複合
成形材料として使用できる。
である単一紙片と合成樹脂とを混合して製造した複合ペ
レットを用いて成形品をインジェクション成形(射出成
形)したり、単一紙片と合成樹脂とを溶融状態でメルト
コンプレッション成形(溶融圧縮成形)する場合の複合
成形材料として使用できる。
【0031】また、本発明の紙含有樹脂ペレットは、ペ
レット内の紙の重量比率を50重量%以上にしても、射
出成形や溶融圧縮成形における成形性の良好なペレット
として製造できるとともに、本発明の紙含有樹脂ペレッ
トを用いた成形品の分別廃棄処理においては、紙製の成
形品として廃棄処理することが可能である。
レット内の紙の重量比率を50重量%以上にしても、射
出成形や溶融圧縮成形における成形性の良好なペレット
として製造できるとともに、本発明の紙含有樹脂ペレッ
トを用いた成形品の分別廃棄処理においては、紙製の成
形品として廃棄処理することが可能である。
【0032】また、本発明の紙含有樹脂ペレットは、紙
の重量比率が50重量%以上であるため、これを用いた
成形品には発泡樹脂のような断熱性が付与でき、断熱性
のある容器などを容易に成形加工できる。
の重量比率が50重量%以上であるため、これを用いた
成形品には発泡樹脂のような断熱性が付与でき、断熱性
のある容器などを容易に成形加工できる。
【0033】以下に、本発明の実施例としての紙含有樹
脂ペレットと、比較例としての紙含有樹脂ペレットとの
ペレット製造におけるそれぞれ安定成形性、混練性、分
散性などの比較結果(表1)を示す。
脂ペレットと、比較例としての紙含有樹脂ペレットとの
ペレット製造におけるそれぞれ安定成形性、混練性、分
散性などの比較結果(表1)を示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明の紙含有樹脂ペレットは、両面若
しくは片面に樹脂層を有する高密度な一定サイズの細断
面積の細断紙成分(樹脂層を一体的に付着する紙片)を
使用することで、紙−樹脂の混合における偏り分散が解
消されて均一分散性が向上し、ペレットの密度が安定す
る効果がある。
しくは片面に樹脂層を有する高密度な一定サイズの細断
面積の細断紙成分(樹脂層を一体的に付着する紙片)を
使用することで、紙−樹脂の混合における偏り分散が解
消されて均一分散性が向上し、ペレットの密度が安定す
る効果がある。
【0036】また、本発明の紙含有樹脂ペレットは、特
に、両面若しくは片面に樹脂層を有する細断紙成分を使
用することで、ペレット内の紙成分含有比率が50重量
%以上のペレットとして製造しても、ペレット内での紙
成分と樹脂成分の混合における分散が平均化でき、分散
性及び成形性の良好な紙含有複合ペレットとして製造で
きる。
に、両面若しくは片面に樹脂層を有する細断紙成分を使
用することで、ペレット内の紙成分含有比率が50重量
%以上のペレットとして製造しても、ペレット内での紙
成分と樹脂成分の混合における分散が平均化でき、分散
性及び成形性の良好な紙含有複合ペレットとして製造で
きる。
【0037】また、細断紙成分の紙片は、樹脂層を一体
的に付着する紙片であるため、細断樹脂成分(ベースレ
ジン)との融着性が良好で、成形品に紙−樹脂界面での
割れや亀裂が発生せず、特に肉薄成形品の成形加工が良
好に実施できる効果がある。
的に付着する紙片であるため、細断樹脂成分(ベースレ
ジン)との融着性が良好で、成形品に紙−樹脂界面での
割れや亀裂が発生せず、特に肉薄成形品の成形加工が良
好に実施できる効果がある。
Claims (7)
- 【請求項1】両面又は片面に主としてポリエチレン樹脂
層を有する複合紙を細断して得られる細断紙成分と、低
密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレンのうちいずれか1種乃至3種の樹脂又は高
密度ポリエチレン、触媒−ポリエチレンのうちのいずれ
か1種乃至2種の樹脂を細断して得られる細断樹脂成分
とを混合して得られる紙含有樹脂ペレットであって、紙
成分含有率が少なくとも50重量%以上であることを特
徴とする紙含有樹脂ペレット。 - 【請求項2】両面又は片面に主としてポリプロピレン樹
脂層を有する複合紙を細断して得られる細断紙成分と、
ブロック重合ポリプロピレン、ランダム重合ポリプロピ
レン、ホモ重合ポリプロピレンのうちいずれか1種乃至
3種の樹脂又は触媒−ポリプロピレン、触媒−ポリエチ
レンのうちいずれか1種乃至2種の樹脂を細断して得ら
れる細断樹脂成分とを混合して得られる紙含有樹脂ペレ
ットであって、紙成分含有率が少なくとも50重量%以
上であることを特徴とする紙含有樹脂ペレット。 - 【請求項3】前記紙成分含有率が50〜70重量%であ
る請求項1又は請求項2記載の紙含有樹脂ペレット。 - 【請求項4】前記紙成分含有率が50〜80重量%であ
る請求項1又は請求項2記載の紙含有樹脂ペレット。 - 【請求項5】前記細断紙成分が4mm角以下の細断紙成
分を90重量%以上含有する請求項1乃至請求項4記載
の紙含有樹脂ペレット。 - 【請求項6】前記細断樹脂成分がフィルム小片状若しく
は粒状若しくは粉体状である請求項1乃至請求項5記載
の紙含有樹脂ペレット。 - 【請求項7】前記細断紙成分と細断樹脂成分の比重差が
±0.05〜±0.16g/cm3の範囲であ請求項1
乃至請求項6記載の紙含有樹脂ペレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29540696A JPH10138241A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 紙含有樹脂ペレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29540696A JPH10138241A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 紙含有樹脂ペレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138241A true JPH10138241A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17820202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29540696A Pending JPH10138241A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 紙含有樹脂ペレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10138241A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002052563A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Key Tranding Co Ltd | 樹脂成形品 |
| JP2002052564A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Key Tranding Co Ltd | 樹脂成形品 |
| JP2002052562A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Key Tranding Co Ltd | 樹脂成形品 |
| WO2010106592A1 (ja) | 2009-11-02 | 2010-09-23 | 株式会社環境経営総合研究所 | 微細紙粉製造方法、微細紙粉含有樹脂組成物 |
| EP2537891A1 (en) | 2011-06-22 | 2012-12-26 | Kankyokeieisogokenkyusho Co, Inc. | Manufacturing method for resin composition containing fine paper powder |
| EP2537890A1 (en) | 2011-06-22 | 2012-12-26 | Kankyokeieisogokenkyusho Co, Inc. | Manufacturing method for resin composition containing fine paper powder |
| CN103215007A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-07-24 | 马鞍山市中澜橡塑制品有限公司 | 一种以pa6为主料的热熔胶及其制备方法 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP29540696A patent/JPH10138241A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8038841B2 (en) | 2009-11-02 | 2011-10-18 | Kankyokeieisogokenkyusho Co., Inc. | Method for producing fine paper powder and resin composition containing the same |
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| CN103215007A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-07-24 | 马鞍山市中澜橡塑制品有限公司 | 一种以pa6为主料的热熔胶及其制备方法 |
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