JPH10138253A - 付加重合シリコーンゲル用成形型 - Google Patents
付加重合シリコーンゲル用成形型Info
- Publication number
- JPH10138253A JPH10138253A JP31001896A JP31001896A JPH10138253A JP H10138253 A JPH10138253 A JP H10138253A JP 31001896 A JP31001896 A JP 31001896A JP 31001896 A JP31001896 A JP 31001896A JP H10138253 A JPH10138253 A JP H10138253A
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- JP
- Japan
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- silicone gel
- mold
- addition
- silicone
- rubber
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリコーンゲル成形体を容易に離型できる付
加重合シリコーンゲル用成形型を提供することを目的と
する。 【解決手段】 遊離硫黄分を0.01〜0.1%含む所
定形状のゴム型5であることを特徴とする。 【効果】シリコーンゲル成形型の遊離硫黄含量を所定量
に制御したため、シリコーンゲル成形体を容易に所定形
状に製造でき、また容易に離型可能であるという利点が
ある。
加重合シリコーンゲル用成形型を提供することを目的と
する。 【解決手段】 遊離硫黄分を0.01〜0.1%含む所
定形状のゴム型5であることを特徴とする。 【効果】シリコーンゲル成形型の遊離硫黄含量を所定量
に制御したため、シリコーンゲル成形体を容易に所定形
状に製造でき、また容易に離型可能であるという利点が
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は付加重合シリコーンゲル
用成形型、さらに詳細には架橋障害を生じることなく、
かつ容易にシリコーンゲル成形体を離型可能な成形型に
関するものである。
用成形型、さらに詳細には架橋障害を生じることなく、
かつ容易にシリコーンゲル成形体を離型可能な成形型に
関するものである。
【0002】
【従来技術及び問題点】シリコーンゲルは、クッション
材などとして使用される。たとえば、特願平8−132
607号で開示されているように、防振ダンパーのクッ
ション材として使用する場合、図2に示すように、弾性
のある材料で製造されたホルダー1の周囲にコイルバネ
2を配するとともに、前記ホルダー1中にシリコーンゲ
ル3を装入した構造になっている。そして前記ホルダー
1にふた体4を被せて、前記シリコーンゲル3が密閉さ
れるような構造になっている。このようにシリコーンゲ
ル3を使用する場合、形状保持等を行うホルダー1中に
シリコーン組成物を装入し、前記ホルダー中で付加重合
させてゲル化する方法がある。
材などとして使用される。たとえば、特願平8−132
607号で開示されているように、防振ダンパーのクッ
ション材として使用する場合、図2に示すように、弾性
のある材料で製造されたホルダー1の周囲にコイルバネ
2を配するとともに、前記ホルダー1中にシリコーンゲ
ル3を装入した構造になっている。そして前記ホルダー
1にふた体4を被せて、前記シリコーンゲル3が密閉さ
れるような構造になっている。このようにシリコーンゲ
ル3を使用する場合、形状保持等を行うホルダー1中に
シリコーン組成物を装入し、前記ホルダー中で付加重合
させてゲル化する方法がある。
【0003】シリコーンゲルはシリコーン樹脂(ゴム)
のモノマーにシリコーンオイルを付加させて通常のシリ
コーンエラストマーの1/5〜1/10の架橋密度で硬
化させたものであり、振動吸収性に優れ、柔らかく、小
さな圧力で容易に変形し、低弾性率を有するなど防振材
料として良好な性質を有している。このような付加重合
シリコーンゲルを製造するためのシリコーン組成物は、
硫黄あるいは過酸化物加硫剤やアミン含有物が存在する
と架橋障害を起こすことが知られており、このためシリ
コーンゲルを製造する際に、成形型中に硫黄あるいは過
酸化物が存在すると、所定形状のシリコーンゲルが形成
できない。一方、このような架橋障害を防止するため
に、硫黄などを含まない金型などによって成形せんとす
ると、製造されたシリコーンゲルの粘度が大きいため金
型とシリコーンゲルが密着して離型できない欠点があっ
た。このためシリコーンゲルを上述のようなホルダーか
ら取り出すことは難しいという欠点があった。このた
め、ホルダーとしては架橋重合時に影響を受けないよう
な、そしてシリコーン樹脂組成物の架橋障害を生じない
ような材料から構成されることが必要となり、使用に際
して種々の制限を受けるという欠点があった。
のモノマーにシリコーンオイルを付加させて通常のシリ
コーンエラストマーの1/5〜1/10の架橋密度で硬
化させたものであり、振動吸収性に優れ、柔らかく、小
さな圧力で容易に変形し、低弾性率を有するなど防振材
料として良好な性質を有している。このような付加重合
シリコーンゲルを製造するためのシリコーン組成物は、
硫黄あるいは過酸化物加硫剤やアミン含有物が存在する
と架橋障害を起こすことが知られており、このためシリ
コーンゲルを製造する際に、成形型中に硫黄あるいは過
酸化物が存在すると、所定形状のシリコーンゲルが形成
できない。一方、このような架橋障害を防止するため
に、硫黄などを含まない金型などによって成形せんとす
ると、製造されたシリコーンゲルの粘度が大きいため金
型とシリコーンゲルが密着して離型できない欠点があっ
た。このためシリコーンゲルを上述のようなホルダーか
ら取り出すことは難しいという欠点があった。このた
め、ホルダーとしては架橋重合時に影響を受けないよう
な、そしてシリコーン樹脂組成物の架橋障害を生じない
ような材料から構成されることが必要となり、使用に際
して種々の制限を受けるという欠点があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みなされたものであ
り、シリコーンゲル成形体を容易に離型できる成形型を
提供することを目的とする。
り、シリコーンゲル成形体を容易に離型できる成形型を
提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、本発明による付加重合シリコーンゲル用成形型
は、遊離硫黄分を0.01〜0.1%含む所定形状のゴ
ム型であることを特徴とする。
ため、本発明による付加重合シリコーンゲル用成形型
は、遊離硫黄分を0.01〜0.1%含む所定形状のゴ
ム型であることを特徴とする。
【0006】本発明者は種々の付加重合型シリコーンゲ
ルについて研究したところ、成形型中の遊離硫黄含量を
制御することによって、離型の容易なシリコーンゲル成
形体を形成させることが可能であることを見いだした。
すなわち、図1に示すようにシリコーン成形型5中の遊
離硫黄含量を制御することにより、シリコーンゲル成形
体6の成形型5に接触する表面に加硫障害によるシリコ
ーンオイル層7が形成される。このためシリコーンゲル
成形型5より容易に離型できる。
ルについて研究したところ、成形型中の遊離硫黄含量を
制御することによって、離型の容易なシリコーンゲル成
形体を形成させることが可能であることを見いだした。
すなわち、図1に示すようにシリコーン成形型5中の遊
離硫黄含量を制御することにより、シリコーンゲル成形
体6の成形型5に接触する表面に加硫障害によるシリコ
ーンオイル層7が形成される。このためシリコーンゲル
成形型5より容易に離型できる。
【0007】本発明をさらに詳しく説明すると、図1に
示すように本発明によるシリコーンゲル成形型5は、例
えば円筒状の成形部51を有しており、前記成形部51
は成形面52を有している。そしてこの成形面52のシ
リコーンゲル成形体6(あるいはシリコーンゲルを製造
するための材料であるシリコーン組成物)の接触する接
触面53の遊離硫黄含量は0.01〜0.1%である。
遊離硫黄含量が0.01%未満であると、シリコーンオ
イル層7が形成されにくく、成形型より離型しにくいお
それがあり、一方0.1%を越えると、シリコーンオイ
ル層7が厚くなり過ぎて所定形状のシリコーンゲル成形
体6が形成されないおそれがある。
示すように本発明によるシリコーンゲル成形型5は、例
えば円筒状の成形部51を有しており、前記成形部51
は成形面52を有している。そしてこの成形面52のシ
リコーンゲル成形体6(あるいはシリコーンゲルを製造
するための材料であるシリコーン組成物)の接触する接
触面53の遊離硫黄含量は0.01〜0.1%である。
遊離硫黄含量が0.01%未満であると、シリコーンオ
イル層7が形成されにくく、成形型より離型しにくいお
それがあり、一方0.1%を越えると、シリコーンオイ
ル層7が厚くなり過ぎて所定形状のシリコーンゲル成形
体6が形成されないおそれがある。
【0008】上述のような成形型5の材料としては、硫
黄加硫を行わなくともよいゴム、たとえば臭素化ブチル
系ゴムを使用することができる。この臭素化ブチル系ゴ
ムはジチオカルバミン酸系加硫剤、たとえばジメチルジ
チオカルバミン酸亜鉛によって加硫することができ、遊
離硫黄の量を制御するのに適当である。
黄加硫を行わなくともよいゴム、たとえば臭素化ブチル
系ゴムを使用することができる。この臭素化ブチル系ゴ
ムはジチオカルバミン酸系加硫剤、たとえばジメチルジ
チオカルバミン酸亜鉛によって加硫することができ、遊
離硫黄の量を制御するのに適当である。
【0009】上述のような臭素化ブチル系ゴムとジチオ
カルバミン酸系加硫剤を使用する場合、加硫剤の添加量
はゴム100重量部に対し1〜10重量部であるのが好
ましい。上述の範囲を外れると、遊離硫黄の量が前述の
範囲にならないおそれがあるからである。また、このよ
うな臭素化ブチル系ゴムに対して、通常添加される添加
剤、例えば充填剤なども添加可能である。
カルバミン酸系加硫剤を使用する場合、加硫剤の添加量
はゴム100重量部に対し1〜10重量部であるのが好
ましい。上述の範囲を外れると、遊離硫黄の量が前述の
範囲にならないおそれがあるからである。また、このよ
うな臭素化ブチル系ゴムに対して、通常添加される添加
剤、例えば充填剤なども添加可能である。
【0010】このようなシリコーンゲル成形体は、好ま
しくは針入度で50〜70であるのが好ましい。50未
満であると、所定形状のシリコーンゲルを製造できない
おそれがあり、一方70を越えると、防振特性が悪くな
るからである。
しくは針入度で50〜70であるのが好ましい。50未
満であると、所定形状のシリコーンゲルを製造できない
おそれがあり、一方70を越えると、防振特性が悪くな
るからである。
【0011】
【実施例】図1に示すような、円筒形中空部である成形
部を有する臭素化ブチル製のシリコーンゲル成形型を製
造した。この成形部の寸法はφ21mm×18mmであ
った。前記成形型は臭素化ブチルゴム材料にジメチルジ
チオカルバミン酸亜鉛をゴム100重量部に対し3重量
部添加して加硫を行って製造したものであり、遊離硫黄
を0.02%含んでいた。
部を有する臭素化ブチル製のシリコーンゲル成形型を製
造した。この成形部の寸法はφ21mm×18mmであ
った。前記成形型は臭素化ブチルゴム材料にジメチルジ
チオカルバミン酸亜鉛をゴム100重量部に対し3重量
部添加して加硫を行って製造したものであり、遊離硫黄
を0.02%含んでいた。
【0012】上述のようなシリコーンゲル成形型にシリ
コーンゲル材料(KE1052A/B;商標名;信越化
学株式会社製:針入度65、粘度700〜1000ポイ
ズ)を装入し、加熱架橋した。架橋は140℃、15分
の架橋条件で行った。このシリコーンゲルの針入度は6
0であった。このように成形されたシリコーンゲル成形
物は容易に成形型より離型できた。離型したシリコーン
ゲル成形体の重量の減少率は−7.5%であり、型の内
壁の表面積当り−0.05g/cm2である。所望形状
のシリコーンゲル成形体が形成できた。
コーンゲル材料(KE1052A/B;商標名;信越化
学株式会社製:針入度65、粘度700〜1000ポイ
ズ)を装入し、加熱架橋した。架橋は140℃、15分
の架橋条件で行った。このシリコーンゲルの針入度は6
0であった。このように成形されたシリコーンゲル成形
物は容易に成形型より離型できた。離型したシリコーン
ゲル成形体の重量の減少率は−7.5%であり、型の内
壁の表面積当り−0.05g/cm2である。所望形状
のシリコーンゲル成形体が形成できた。
【0013】製造されたシリコーンゲルの針入度は通常
成形品と同じであった。
成形品と同じであった。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればシ
リコーンゲル成形型の遊離硫黄含量を所定量に制御した
ため、シリコーンゲル成形体を容易に所定形状に製造で
き、また容易に離型可能であるという利点がある。
リコーンゲル成形型の遊離硫黄含量を所定量に制御した
ため、シリコーンゲル成形体を容易に所定形状に製造で
き、また容易に離型可能であるという利点がある。
【図1】本発明によるシリコーンゲル成形型の断面図。
【図2】防振ダンパーの断面図。
5 シリコーンゲル成形型 6 シリコーンゲル成形体 7 シリコーンオイル層
Claims (3)
- 【請求項1】 遊離硫黄分を0.01〜0.1%含む所
定形状のゴム型であることを特徴とする付加重合シリコ
ーンゲル用成形型。 - 【請求項2】 前記ゴムは臭素化ブチル系ゴムであり、
加硫剤はジチオカルバミン酸系加硫剤であることを特徴
とする請求項1記載の付加重合シリコーンゲル用成形
型。 - 【請求項3】 前記加硫剤の添加量はゴム100重量部
に対し1〜10重量部であることを特徴とする請求項2
記載の付加重合シリコーンゲル用成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31001896A JP3429146B2 (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 付加重合シリコーンゲル用成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31001896A JP3429146B2 (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 付加重合シリコーンゲル用成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138253A true JPH10138253A (ja) | 1998-05-26 |
| JP3429146B2 JP3429146B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=18000175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31001896A Expired - Fee Related JP3429146B2 (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 付加重合シリコーンゲル用成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3429146B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP31001896A patent/JP3429146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3429146B2 (ja) | 2003-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030422 |
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