JPH10138480A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents
インクジェット記録ヘッドInfo
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- JPH10138480A JPH10138480A JP29521196A JP29521196A JPH10138480A JP H10138480 A JPH10138480 A JP H10138480A JP 29521196 A JP29521196 A JP 29521196A JP 29521196 A JP29521196 A JP 29521196A JP H10138480 A JPH10138480 A JP H10138480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater board
- heater
- substrates
- recording head
- ink jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 それぞれ複数の吐出エネルギー発生素子を備
えた複数の各基板(ヒータボード)100をベースプレ
ート300上に配設し、これらを天板200で覆ってイ
ンク流路を形成するフルライン形式のインクジェット記
録ヘッドにおいて、隣接する前記各ヒータボード100
の配設位置精度を向上させて、製品歩留まりと信頼性を
向上させるための手段を提供する。 【解決手段】 このため、それぞれ隣接する各ヒータボ
ード100の配列隙間を、ノズル長領域以外で広くなる
よう、ヒータボード100の形状寸法を加工することに
より、ヒータボード配列隙間xを、より小さくすること
ができるようにした。
えた複数の各基板(ヒータボード)100をベースプレ
ート300上に配設し、これらを天板200で覆ってイ
ンク流路を形成するフルライン形式のインクジェット記
録ヘッドにおいて、隣接する前記各ヒータボード100
の配設位置精度を向上させて、製品歩留まりと信頼性を
向上させるための手段を提供する。 【解決手段】 このため、それぞれ隣接する各ヒータボ
ード100の配列隙間を、ノズル長領域以外で広くなる
よう、ヒータボード100の形状寸法を加工することに
より、ヒータボード配列隙間xを、より小さくすること
ができるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を吐出させて
記録を行うインクジェット記録装置のインクジェット記
録ヘッドに、また特に、素子基板を複数並べて長尺化が
図られたインクジェット記録ヘッドに関するものであ
る。
記録を行うインクジェット記録装置のインクジェット記
録ヘッドに、また特に、素子基板を複数並べて長尺化が
図られたインクジェット記録ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年に到り、インクジェット記録方式で
は、低騒音での高速記録が可能であることから、広く利
用されるようになってきた。中でも、熱エネルギーをイ
ンクに作用させることにより、インクに状態変化を生起
させ、生じた気体の熱膨張による圧力を利用してインク
を吐出させる方式(以下、“バブルジェット方式”とも
称する)のインクジェット記録ヘッドは、プリント(記
録)信号に対する応答性が良く、吐出口の高密度化が容
易であるなどの利点を有している。
は、低騒音での高速記録が可能であることから、広く利
用されるようになってきた。中でも、熱エネルギーをイ
ンクに作用させることにより、インクに状態変化を生起
させ、生じた気体の熱膨張による圧力を利用してインク
を吐出させる方式(以下、“バブルジェット方式”とも
称する)のインクジェット記録ヘッドは、プリント(記
録)信号に対する応答性が良く、吐出口の高密度化が容
易であるなどの利点を有している。
【0003】また、最近では、プリントされるデータ量
も増大しており、特に図画等もプリントアウトされるよ
うになると、そのデータ量の多さから、より一層の高速
プリントが要求されるようになってきている。
も増大しており、特に図画等もプリントアウトされるよ
うになると、そのデータ量の多さから、より一層の高速
プリントが要求されるようになってきている。
【0004】そして、上述のバブルジェット方式のイン
クジェット記録ヘッドであって、被プリント材の全幅に
亘って吐出口及び電気熱変換体を長尺に配列させる、い
わゆる“フルラインタイプ”のインクジェット記録ヘッ
ド及びこの種のインクジェット記録ヘッドを備えたイン
クジェット記録装置は、上述のプリント速度を向上させ
るものとして大いに期待されている。
クジェット記録ヘッドであって、被プリント材の全幅に
亘って吐出口及び電気熱変換体を長尺に配列させる、い
わゆる“フルラインタイプ”のインクジェット記録ヘッ
ド及びこの種のインクジェット記録ヘッドを備えたイン
クジェット記録装置は、上述のプリント速度を向上させ
るものとして大いに期待されている。
【0005】このようなフルラインタイプのインクジェ
ット記録ヘッドとしては、前記電気熱変換体の全数を一
枚の基板(以下、“ヒータボード”と称する)に全て形
成する方法が考えられるが、この方法では、基板上に設
けられた電気熱変換体のうち一つでも欠陥が生じた場合
に、その基板は使えなくなってしまうため、歩留まりが
極めて悪くなる。よって、従来より、これらフルライン
タイプのインクジェット記録ヘッドにおいては、複数の
ヒータボードに分割して電気熱変換体を設ける構成が採
られている。
ット記録ヘッドとしては、前記電気熱変換体の全数を一
枚の基板(以下、“ヒータボード”と称する)に全て形
成する方法が考えられるが、この方法では、基板上に設
けられた電気熱変換体のうち一つでも欠陥が生じた場合
に、その基板は使えなくなってしまうため、歩留まりが
極めて悪くなる。よって、従来より、これらフルライン
タイプのインクジェット記録ヘッドにおいては、複数の
ヒータボードに分割して電気熱変換体を設ける構成が採
られている。
【0006】すなわち、ノズル数が32〜128個とな
るような比較的電気熱変換体の数の少ない複数のヒータ
ボードを、単一の支持体上にノズルの配列密度に合わせ
て高精度に並べることによって、例えば電気熱変換体の
一つに欠陥が生じても、その部分のヒータボードを替え
るだけで済み、また、ヒータボード自体が小形化される
ことにより製造し易くなるため、従来に比べ歩留まりが
格段に向上するものである。前述の構成例としては、例
えば特開平2−212162号公報に記載の構成を挙げ
ることができる。
るような比較的電気熱変換体の数の少ない複数のヒータ
ボードを、単一の支持体上にノズルの配列密度に合わせ
て高精度に並べることによって、例えば電気熱変換体の
一つに欠陥が生じても、その部分のヒータボードを替え
るだけで済み、また、ヒータボード自体が小形化される
ことにより製造し易くなるため、従来に比べ歩留まりが
格段に向上するものである。前述の構成例としては、例
えば特開平2−212162号公報に記載の構成を挙げ
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような構成にすることにより、上述の長所を享受できる
一方で、新たな問題点も発生している。すなわち前述の
構成では、複数のヒータボードを支持体上に配列するた
め、その配列精度が印字品位に大きく影響する。
ような構成にすることにより、上述の長所を享受できる
一方で、新たな問題点も発生している。すなわち前述の
構成では、複数のヒータボードを支持体上に配列するた
め、その配列精度が印字品位に大きく影響する。
【0008】この配列精度を向上するために、隣接ヒー
タボードとの干渉をなくしなければならず、ヒータボー
ドの加工精度(垂直度)を厳密に管理する必要があり、
これらが製品歩留まりの向上を妨げる要因となってい
た。
タボードとの干渉をなくしなければならず、ヒータボー
ドの加工精度(垂直度)を厳密に管理する必要があり、
これらが製品歩留まりの向上を妨げる要因となってい
た。
【0009】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、上記ヒータボードの加工精度の歩留ま
りを向上して、信頼性の高いフルラインタイプのインク
ジェット記録ヘッドを提供する手段の提供を目的とす
る。
なされたもので、上記ヒータボードの加工精度の歩留ま
りを向上して、信頼性の高いフルラインタイプのインク
ジェット記録ヘッドを提供する手段の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記のようなインクジェット記録ヘッドを提供す
ることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る:インクを吐出するためのエネルギーを発生する吐出
エネルギー発生素子を備える基板を複数有し、これら各
基板を支持体上に配列し、配列された各基板上に、これ
ら基板のすべてを覆う天板を接合することによりインク
流路を形成するインクジェット記録ヘッドにおいて、前
記各基板が、これら各基板の前記吐出エネルギー発生素
子並び方向幅寸法wに対し、前記吐出エネルギー発生素
子と反対側の幅寸法Wを、W≦w−2・l/w・0.0
1(ここに、lは幅寸法wと直角方向の長さ寸法)とな
る寸法とし、ノズル形成部後部両端部よりそれぞれ前記
幅寸法Wの両端部に対して引いた各直線で作られる領域
未満の寸法形状を有していることを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッド。
ては、下記のようなインクジェット記録ヘッドを提供す
ることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る:インクを吐出するためのエネルギーを発生する吐出
エネルギー発生素子を備える基板を複数有し、これら各
基板を支持体上に配列し、配列された各基板上に、これ
ら基板のすべてを覆う天板を接合することによりインク
流路を形成するインクジェット記録ヘッドにおいて、前
記各基板が、これら各基板の前記吐出エネルギー発生素
子並び方向幅寸法wに対し、前記吐出エネルギー発生素
子と反対側の幅寸法Wを、W≦w−2・l/w・0.0
1(ここに、lは幅寸法wと直角方向の長さ寸法)とな
る寸法とし、ノズル形成部後部両端部よりそれぞれ前記
幅寸法Wの両端部に対して引いた各直線で作られる領域
未満の寸法形状を有していることを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッド。
【0011】
【作用】以上のような本発明構成により、前記のような
問題点に対し、ヒータボード(素子基板)の配列精度が
印字品位に影響を与える部分、つまりノズル流路が天板
をヒータボードに当接することにより形成される範囲に
おいてのみ、隣接ヒータボードとの配列隙間を極小に抑
え込むため、加工精度を確保し得るような各ヒータボー
ドが形成される。
問題点に対し、ヒータボード(素子基板)の配列精度が
印字品位に影響を与える部分、つまりノズル流路が天板
をヒータボードに当接することにより形成される範囲に
おいてのみ、隣接ヒータボードとの配列隙間を極小に抑
え込むため、加工精度を確保し得るような各ヒータボー
ドが形成される。
【0012】また、このノズル形成範囲外の領域は、隣
接ヒータボードとの干渉がないように十分に隣接部間の
スペース(隙間)がとれる寸法形状となり、このような
ヒータボード形状にすることにより、各ヒータボードの
加工精度歩留まりも向上し、配列時の干渉も少くなり組
立歩留まりも向上する。よって、より印字品位及び信頼
性の高いインクジェット記録ヘッドを提供することがで
きる。
接ヒータボードとの干渉がないように十分に隣接部間の
スペース(隙間)がとれる寸法形状となり、このような
ヒータボード形状にすることにより、各ヒータボードの
加工精度歩留まりも向上し、配列時の干渉も少くなり組
立歩留まりも向上する。よって、より印字品位及び信頼
性の高いインクジェット記録ヘッドを提供することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を一
実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の対象となる吐出エネルギー
発生素子を備えた基板(以降、“ヒータボード”と略称
する)配置用の台座を備えるベースプレートを用いて長
尺のインクジェット記録ヘッドを構成した模式図であ
る。
発生素子を備えた基板(以降、“ヒータボード”と略称
する)配置用の台座を備えるベースプレートを用いて長
尺のインクジェット記録ヘッドを構成した模式図であ
る。
【0015】図1において、100は、インクを吐出す
るための熱エネルギーを発生する電気熱変換素子が形成
されるヒータボードであり、このヒータボード100は
単結晶シリコン、多結晶シリコン、ガラス、金属あるい
はセラミックス等の材料で構成され、前記電気熱変換素
子は、薄膜製造技術等により前記ヒータボード100上
に形成される。
るための熱エネルギーを発生する電気熱変換素子が形成
されるヒータボードであり、このヒータボード100は
単結晶シリコン、多結晶シリコン、ガラス、金属あるい
はセラミックス等の材料で構成され、前記電気熱変換素
子は、薄膜製造技術等により前記ヒータボード100上
に形成される。
【0016】300は、ヒータボード100を支持する
ベースプレートであり、このベースプレート300は、
例えば、ガラスやアルミナ、サファイア、シリコン、金
属等の材料で構成される。310は、ベースプレート3
00上に設けられたヒータボード配置用の支持部材であ
る台座である。この台座310は、各ヒータボード10
0をそれぞれ独立に支持するもので、本実施例において
はベースプレート300に一体に設けられている。ここ
で台座310の各ヒータボード100に対応する部分を
精密に設けることによって、ヒータボード100を配置
するときの目安としても使用することも可能である。
ベースプレートであり、このベースプレート300は、
例えば、ガラスやアルミナ、サファイア、シリコン、金
属等の材料で構成される。310は、ベースプレート3
00上に設けられたヒータボード配置用の支持部材であ
る台座である。この台座310は、各ヒータボード10
0をそれぞれ独立に支持するもので、本実施例において
はベースプレート300に一体に設けられている。ここ
で台座310の各ヒータボード100に対応する部分を
精密に設けることによって、ヒータボード100を配置
するときの目安としても使用することも可能である。
【0017】313は、この台座310部分に設けら
れ、ヒータボード100の配置をより確実に行うための
吸引用開口である。400は、ヒータボード100と電
気的接続され、装置本体からの駆動信号を伝達するため
の配線基板(PCB)であり、ヒータボード100と同
様にベースプレート300上に設けられている。この配
線基板(PCB)400とヒータボード100とは、ワ
イヤボンディングによって電気的に接続されている。ま
た、配線基板400は、装置本体に不図示のフレキシブ
ルケーブルを介して電気的に接続されており、このフレ
キシブルケーブルと前記配線基板400とは、コネクタ
103により接続されている。なお、図中103はコネ
クタ、401はボンディングパッドを示す。
れ、ヒータボード100の配置をより確実に行うための
吸引用開口である。400は、ヒータボード100と電
気的接続され、装置本体からの駆動信号を伝達するため
の配線基板(PCB)であり、ヒータボード100と同
様にベースプレート300上に設けられている。この配
線基板(PCB)400とヒータボード100とは、ワ
イヤボンディングによって電気的に接続されている。ま
た、配線基板400は、装置本体に不図示のフレキシブ
ルケーブルを介して電気的に接続されており、このフレ
キシブルケーブルと前記配線基板400とは、コネクタ
103により接続されている。なお、図中103はコネ
クタ、401はボンディングパッドを示す。
【0018】200は、ベースプレート300上に配置
されたヒータボード100に接合して流路を形成する天
板であり、この天板200は、インクを吐出するための
吐出口と流路を形成するための流路溝とを一体に有し、
この流路溝と前記電気熱変換素子とが対応するようにヒ
ータボード100上に接合される。
されたヒータボード100に接合して流路を形成する天
板であり、この天板200は、インクを吐出するための
吐出口と流路を形成するための流路溝とを一体に有し、
この流路溝と前記電気熱変換素子とが対応するようにヒ
ータボード100上に接合される。
【0019】この天板200を構成する材料としては、
正確に溝を形成できる樹脂であれば良く、さらには機械
的強度や寸法安定性ならびに耐インク性に優れたもので
あればより望ましい。このような材料としては、エポキ
シ樹脂やアクリル樹脂、ジグリコール、ジアルキルカー
ボネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリイミド樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂等が望ましく、特に成型性や耐液性の観点
よりポリサルフォンやポリエーテルポリサルフォン等の
樹脂が望ましい。
正確に溝を形成できる樹脂であれば良く、さらには機械
的強度や寸法安定性ならびに耐インク性に優れたもので
あればより望ましい。このような材料としては、エポキ
シ樹脂やアクリル樹脂、ジグリコール、ジアルキルカー
ボネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリイミド樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂等が望ましく、特に成型性や耐液性の観点
よりポリサルフォンやポリエーテルポリサルフォン等の
樹脂が望ましい。
【0020】以上のような構成の記録ヘッドにおいて、
ヒータボード100の配列精度は印字品位に大きな影響
を与える。ノズル並び方向の配列精度の誤差はヒータボ
ード100の切断精度や、配列時の位置決め精度などに
より生ずる。
ヒータボード100の配列精度は印字品位に大きな影響
を与える。ノズル並び方向の配列精度の誤差はヒータボ
ード100の切断精度や、配列時の位置決め精度などに
より生ずる。
【0021】図2に、ヒータボード100の形状説明図
を示すように、ヒータボード100のノズル並び方向の
辺に対する隣接ヒータボード側の直角度が出ていない
で、偏差dを有するヒータボード100が互いに隣り合
った場合、所定の隙間で吐出ヒータ側を合わせようとす
ると、反対側で相互に干渉し合い、配列誤差が生ずる。
また、図3に、ヒータボード配列状態説明図を示すよう
に、配列位置決めで、ヒータボード100が斜めに配列
された場合においても、上述したように吐出ヒータ列と
反対側で干渉が生じ、配列精度が出なくなる。
を示すように、ヒータボード100のノズル並び方向の
辺に対する隣接ヒータボード側の直角度が出ていない
で、偏差dを有するヒータボード100が互いに隣り合
った場合、所定の隙間で吐出ヒータ側を合わせようとす
ると、反対側で相互に干渉し合い、配列誤差が生ずる。
また、図3に、ヒータボード配列状態説明図を示すよう
に、配列位置決めで、ヒータボード100が斜めに配列
された場合においても、上述したように吐出ヒータ列と
反対側で干渉が生じ、配列精度が出なくなる。
【0022】以上のような相互干渉により生ずる各誤差
をなくすため、本発明実施例においては、ノズル形成部
以外では、十分な隙間を確保できるヒータボード形状寸
法とした。
をなくすため、本発明実施例においては、ノズル形成部
以外では、十分な隙間を確保できるヒータボード形状寸
法とした。
【0023】図4は、ヒータボード100の寸法、斜め
に位置決めされたときの状態を模式的に示した図であ
る。yは出っ張り量(段差)寸法、xは隙間、zは寸法
yだけ傾いたときの後方でのヒータボードのずれ量寸
法、w,lはそれぞれヒータボード100の外形の吐出
エネルギー発生素子の並び方向幅寸法及びそれと直角方
向長さ寸法である。ここで隙間xに対して、寸法yだけ
傾いた場合、後方でのヒータボードのずれ量zは、 z≒l/w・y となる。後方で隣接ヒータボード100が干渉しないた
めには、両者が傾いた場合を想定すると、 2・z=2・l/w・y<x を満足する必要がある。
に位置決めされたときの状態を模式的に示した図であ
る。yは出っ張り量(段差)寸法、xは隙間、zは寸法
yだけ傾いたときの後方でのヒータボードのずれ量寸
法、w,lはそれぞれヒータボード100の外形の吐出
エネルギー発生素子の並び方向幅寸法及びそれと直角方
向長さ寸法である。ここで隙間xに対して、寸法yだけ
傾いた場合、後方でのヒータボードのずれ量zは、 z≒l/w・y となる。後方で隣接ヒータボード100が干渉しないた
めには、両者が傾いた場合を想定すると、 2・z=2・l/w・y<x を満足する必要がある。
【0024】また、前面段差寸法yは、装置精度により
決まるが、通常吐出特性を考慮すると、前面段差寸法y
は、10μ以下に抑えることが望ましい。ここで、前面
段差寸法yが10μ以下の場合、後方幅寸法をWとする
と、 W≦w−2・l/w・0.01 とすると、隣接ヒータボード100との接触を避けるこ
とができる。ここでwはヒータボード100のエネルギ
ー発生素子側の並び方向の幅寸法、l波それと直角方向
の長さ寸法である。
決まるが、通常吐出特性を考慮すると、前面段差寸法y
は、10μ以下に抑えることが望ましい。ここで、前面
段差寸法yが10μ以下の場合、後方幅寸法をWとする
と、 W≦w−2・l/w・0.01 とすると、隣接ヒータボード100との接触を避けるこ
とができる。ここでwはヒータボード100のエネルギ
ー発生素子側の並び方向の幅寸法、l波それと直角方向
の長さ寸法である。
【0025】ノズルの正常な吐出特性を確保するために
は、少くともノズル長の範囲では、隙間xは小さい必要
がある(2〜12μ程度)。それよりも後方において
は、この隙間xは、吐出に影響を及ぼさない。
は、少くともノズル長の範囲では、隙間xは小さい必要
がある(2〜12μ程度)。それよりも後方において
は、この隙間xは、吐出に影響を及ぼさない。
【0026】そこで、本実施例においては、図5,6に
それぞれの一例を示したような寸法形状にヒータボード
100を加工した。図6は、前記ヒータボードの後方の
幅Wとノズル領域後方とを結んだラインでカットしたも
のであり、ノズル領域はエネルギー発生素子並び方向に
対し直角にカットされている。ヒータボード100を配
列したときには、ノズル領域内は隙間が最小になる。
それぞれの一例を示したような寸法形状にヒータボード
100を加工した。図6は、前記ヒータボードの後方の
幅Wとノズル領域後方とを結んだラインでカットしたも
のであり、ノズル領域はエネルギー発生素子並び方向に
対し直角にカットされている。ヒータボード100を配
列したときには、ノズル領域内は隙間が最小になる。
【0027】図5は、上記と他の形状を示すが、2点鎖
線で示した領域が図6で示したカットラインであり、図
6のような斜めのカットよりも直線的にカットした例で
ある。
線で示した領域が図6で示したカットラインであり、図
6のような斜めのカットよりも直線的にカットした例で
ある。
【0028】図7は、本実施例におけるインクジェット
記録ヘッドの製造工程シーケンスを示すフローチャート
である。本実施例においては、11個のヒータボード1
00に対して1個の溝付き天板200を用いた長尺マル
チヘッドの製造方法について述べる。
記録ヘッドの製造工程シーケンスを示すフローチャート
である。本実施例においては、11個のヒータボード1
00に対して1個の溝付き天板200を用いた長尺マル
チヘッドの製造方法について述べる。
【0029】まず、アルミ基板をダイキャスト成型する
ことにより、ヒータボード100を支持するためのヒー
タボード支持部や配線基板(PCB)400位置決め用
の突起部を有するベースプレート300を作成する。こ
の支持部には、接着剤注入用の凹部311とヒータボー
ド100を仮固定するために用いられる吸引用の開口3
13が設けられている(後述、図8,9参照)。
ことにより、ヒータボード100を支持するためのヒー
タボード支持部や配線基板(PCB)400位置決め用
の突起部を有するベースプレート300を作成する。こ
の支持部には、接着剤注入用の凹部311とヒータボー
ド100を仮固定するために用いられる吸引用の開口3
13が設けられている(後述、図8,9参照)。
【0030】記録ヘッド製造工程シーケンスは、図7に
より明らかなように、次の各工程(a)〜(k)より成
る。すなわち、(a)後述する各構成部の配列、(b)
所要部の接着、(c)先端加工、(d)配線基板400
取付け、(e)ばねユニット取付け、(f)ばねのチャ
ージ、(g)天板200の接合、(h)前記ばねチャー
ジ(f)の解除、(i)インク供給ユニット取付け、
(j)カバー取付け、及び(k)封止の各工程シーケン
スで行われる。
より明らかなように、次の各工程(a)〜(k)より成
る。すなわち、(a)後述する各構成部の配列、(b)
所要部の接着、(c)先端加工、(d)配線基板400
取付け、(e)ばねユニット取付け、(f)ばねのチャ
ージ、(g)天板200の接合、(h)前記ばねチャー
ジ(f)の解除、(i)インク供給ユニット取付け、
(j)カバー取付け、及び(k)封止の各工程シーケン
スで行われる。
【0031】以下に、上記のシーケンスに関する詳細を
追加説明する。図8は、ダイキャスト成型されたベース
プレート300を示す模式図であり、図9は、図8の台
座部分の拡大図を示す。図8,9において、310はヒ
ータボード支持部、311は、このヒータボード支持部
310に設けられる凹部、312はこの凹部311に連
絡する接着剤注入溝、313は吸引用開口、314は、
配線基板400の位置決め用突起部、315は接着剤注
入溝312と凹部311とを連絡するくぼみである。
追加説明する。図8は、ダイキャスト成型されたベース
プレート300を示す模式図であり、図9は、図8の台
座部分の拡大図を示す。図8,9において、310はヒ
ータボード支持部、311は、このヒータボード支持部
310に設けられる凹部、312はこの凹部311に連
絡する接着剤注入溝、313は吸引用開口、314は、
配線基板400の位置決め用突起部、315は接着剤注
入溝312と凹部311とを連絡するくぼみである。
【0032】このようなベースプレート300の図8に
示す斜線部分及び支持部の表面を研磨する。これによ
り、支持部の平面度が増し、ヒータボード100を配列
する際の段差の確率を減らすことができる。またベース
プレート300の両端部分は、装置への位置決め部分で
あり、装置への組み立て精度を向上させることができ
る。
示す斜線部分及び支持部の表面を研磨する。これによ
り、支持部の平面度が増し、ヒータボード100を配列
する際の段差の確率を減らすことができる。またベース
プレート300の両端部分は、装置への位置決め部分で
あり、装置への組み立て精度を向上させることができ
る。
【0033】ベースプレート300を作成する一方で、
シリコン基板上に薄膜形成技術により電気熱変換素子化
したヒータボード100を複数用意しておく。
シリコン基板上に薄膜形成技術により電気熱変換素子化
したヒータボード100を複数用意しておく。
【0034】次に、用意された複数のヒータボード10
0を前述したベースプレート300のヒータボード支持
部に、位置決め工具等を使用して高精度に配列位置決め
を行う。ここで、位置決めされたヒータボード100は
ベースプレート300下部に設置されたバキューム工具
によって前述図8,9における吸引用開口313より吸
引され仮固定される。このように各ヒータボード100
を順にベースプレート300上に配置していく(図7工
程(a))。
0を前述したベースプレート300のヒータボード支持
部に、位置決め工具等を使用して高精度に配列位置決め
を行う。ここで、位置決めされたヒータボード100は
ベースプレート300下部に設置されたバキューム工具
によって前述図8,9における吸引用開口313より吸
引され仮固定される。このように各ヒータボード100
を順にベースプレート300上に配置していく(図7工
程(a))。
【0035】次にベースプレート300の接着剤注入溝
312より接着剤を流し込む。このとき注入された接着
剤は、接着剤注入溝312と各凹部311とを連絡する
くぼみ315に入り込み、このくぼみ315より各凹部
311に毛細管現象によって入り込んで行く。このよう
に、接着剤注入溝312と各凹部311とを連絡する箇
所にくぼみ315を設けることによって、このくぼみ3
15に接着剤が溜まり、各凹部311に接着剤がスムー
ズに流れ込んでいくものである。その後、接着剤を放置
乾燥させ、ヒータボード100を完全に固定した後、前
記バキューム工具の吸引を停止する。さらにヒータボー
ド100を強力に固定したい場合には、前述の吸引用開
口313より接着剤を注入して固定しても良い(図7工
程(b))。
312より接着剤を流し込む。このとき注入された接着
剤は、接着剤注入溝312と各凹部311とを連絡する
くぼみ315に入り込み、このくぼみ315より各凹部
311に毛細管現象によって入り込んで行く。このよう
に、接着剤注入溝312と各凹部311とを連絡する箇
所にくぼみ315を設けることによって、このくぼみ3
15に接着剤が溜まり、各凹部311に接着剤がスムー
ズに流れ込んでいくものである。その後、接着剤を放置
乾燥させ、ヒータボード100を完全に固定した後、前
記バキューム工具の吸引を停止する。さらにヒータボー
ド100を強力に固定したい場合には、前述の吸引用開
口313より接着剤を注入して固定しても良い(図7工
程(b))。
【0036】ヒータボード100の配置、固定が完了し
た後、ヒータボード100の吐出口側端の段差をなくす
るためにベースプレート300及びヒータボード100
を研削加工する。これは、後述する天板200がヒータ
ボード100の吐出口側端に突き当てられて接合される
ため、この部分に段差が生じていると、クロストークを
起こしてしまうためである(図7工程(c))。
た後、ヒータボード100の吐出口側端の段差をなくす
るためにベースプレート300及びヒータボード100
を研削加工する。これは、後述する天板200がヒータ
ボード100の吐出口側端に突き当てられて接合される
ため、この部分に段差が生じていると、クロストークを
起こしてしまうためである(図7工程(c))。
【0037】次にPCB(配線基板)400をベースプ
レート300に前述の位置決め用突起部314により位
置決めされた状態で接着する。これによりPCB400
に設けられた電極パッドとヒータボード100に設けら
れた電極パッドとが個々に対応する所定の位置関係とな
る。そして、PCB400に設けられた電極パッドとヒ
ータボード100に設けられた電極パッドとをワイヤボ
ンディングすることによりヒータボード100とPCB
400とを電気的に接合する。このときにワイヤボンデ
ィングの導通チェックをも行う(図7工程(d))。
レート300に前述の位置決め用突起部314により位
置決めされた状態で接着する。これによりPCB400
に設けられた電極パッドとヒータボード100に設けら
れた電極パッドとが個々に対応する所定の位置関係とな
る。そして、PCB400に設けられた電極パッドとヒ
ータボード100に設けられた電極パッドとをワイヤボ
ンディングすることによりヒータボード100とPCB
400とを電気的に接合する。このときにワイヤボンデ
ィングの導通チェックをも行う(図7工程(d))。
【0038】次に、天板200をベースプレート300
上のヒータボード100に密着させる役目を果たす圧接
ユニットの取付けを行う。この圧接ユニットは、ヒータ
ボード100を押圧する不図示の板ばね部材とこの板ば
ね部材を固定支持するばね固定部材とから成り、板ばね
部材には、長手方向に複数の切り欠き部を有し、複数の
押圧部に分割されている。またそれぞれの押圧部には貫
通口を有し、この貫通口に治具を差し込み、各押圧部の
付勢力の規制、解除を行う。
上のヒータボード100に密着させる役目を果たす圧接
ユニットの取付けを行う。この圧接ユニットは、ヒータ
ボード100を押圧する不図示の板ばね部材とこの板ば
ね部材を固定支持するばね固定部材とから成り、板ばね
部材には、長手方向に複数の切り欠き部を有し、複数の
押圧部に分割されている。またそれぞれの押圧部には貫
通口を有し、この貫通口に治具を差し込み、各押圧部の
付勢力の規制、解除を行う。
【0039】この圧接ユニットをベースプレート300
に固定する場合は、圧接ユニットの固定部材をPCB4
00を介してベースプレート300に接合し、ねじや熱
かしめ等によって固定することができる(図7工程
(e))。
に固定する場合は、圧接ユニットの固定部材をPCB4
00を介してベースプレート300に接合し、ねじや熱
かしめ等によって固定することができる(図7工程
(e))。
【0040】天板200をヒータボード100上に接合
するために、各押圧部の付勢力を治具によって規制する
(図7工程(f))。
するために、各押圧部の付勢力を治具によって規制する
(図7工程(f))。
【0041】このようにしてヒータボード100上に十
分なスペースを確保した後、インク流路と吐出エネルギ
ー発生素子とが対応するように位置合わせを行い、天板
200をヒータボード100上に接合する(図7工程
(g))。
分なスペースを確保した後、インク流路と吐出エネルギ
ー発生素子とが対応するように位置合わせを行い、天板
200をヒータボード100上に接合する(図7工程
(g))。
【0042】そして前述の押圧部の付勢力を解放するこ
とにより、天板200の固定を行う。このとき、押圧部
の付勢力の解放(押圧部での固定)は、中央の押圧部か
ら両端に向かって順に行っていく。このように付勢力を
解放することにより、天板200の反りを矯正すること
ができ、たわみが外側に逃げるのでヒータボード100
全体に亘って良好な接合状態が確保できる。押圧部の付
勢力の解放後は、治具はヘッド本体から全て取り外され
る(図7工程(h))。
とにより、天板200の固定を行う。このとき、押圧部
の付勢力の解放(押圧部での固定)は、中央の押圧部か
ら両端に向かって順に行っていく。このように付勢力を
解放することにより、天板200の反りを矯正すること
ができ、たわみが外側に逃げるのでヒータボード100
全体に亘って良好な接合状態が確保できる。押圧部の付
勢力の解放後は、治具はヘッド本体から全て取り外され
る(図7工程(h))。
【0043】次に、天板200の両端にインク供給管が
接合する位置で、インク供給ユニットがベースプレート
300に熱溶着等により固定される。このインク供給ユ
ニットにより、天板200内にインクが供給される。イ
ンクの供給方向は両方向から供給しても差支えないし、
また、いずれか一方より循環させるように供給しても差
支えない。また、インク供給ユニットのコネクタ部に
は、気泡をトラップするためのフィルタが設けられてい
る(図7工程(i))。
接合する位置で、インク供給ユニットがベースプレート
300に熱溶着等により固定される。このインク供給ユ
ニットにより、天板200内にインクが供給される。イ
ンクの供給方向は両方向から供給しても差支えないし、
また、いずれか一方より循環させるように供給しても差
支えない。また、インク供給ユニットのコネクタ部に
は、気泡をトラップするためのフィルタが設けられてい
る(図7工程(i))。
【0044】最後に、ベースプレート300上を覆うよ
うに不図示のヘッドカバーが取り付けられ、このヘッド
カバーの前記押圧部に対応する箇所に設けられた窓部よ
り天板接合部及びワイヤボンディング部に封止剤を注入
して、本実施例のインクジェット記録ヘッドが完成する
(図7工程(j),(k))。
うに不図示のヘッドカバーが取り付けられ、このヘッド
カバーの前記押圧部に対応する箇所に設けられた窓部よ
り天板接合部及びワイヤボンディング部に封止剤を注入
して、本実施例のインクジェット記録ヘッドが完成する
(図7工程(j),(k))。
【0045】なお、本実施例において接着剤注入部はベ
ースプレートのヒータボード配置側に溝212として設
けたが、図8に示すように、ベースプレート300を貫
通する貫通口として設けても差支えない。
ースプレートのヒータボード配置側に溝212として設
けたが、図8に示すように、ベースプレート300を貫
通する貫通口として設けても差支えない。
【0046】なお、今まで説明してきたインクジェット
記録装置においては、搭載されるインクジェット記録ヘ
ッドの種類ないし個数について、単色のインク1個のみ
で説明したが、プリント色や濃度を異にする複数のイン
クに対応して複数個設けられるものであっても差支えな
い。すなわち、複数色のインクに対応した複数個のイン
クジェット記録ヘッドが搭載されたカラーインクジェッ
ト記録装置に対しても、本発明のインクジェット記録ヘ
ッドを使用することは当然である。さらに加えて、以上
説明した本発明実施例においては、インクを液体として
説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであ
っても差支えない。
記録装置においては、搭載されるインクジェット記録ヘ
ッドの種類ないし個数について、単色のインク1個のみ
で説明したが、プリント色や濃度を異にする複数のイン
クに対応して複数個設けられるものであっても差支えな
い。すなわち、複数色のインクに対応した複数個のイン
クジェット記録ヘッドが搭載されたカラーインクジェッ
ト記録装置に対しても、本発明のインクジェット記録ヘ
ッドを使用することは当然である。さらに加えて、以上
説明した本発明実施例においては、インクを液体として
説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであ
っても差支えない。
【0047】図10は、本発明のインクジェット記録ヘ
ッドの一実施例を搭載したインクジェット記録装置の一
構成例を示す図である。
ッドの一実施例を搭載したインクジェット記録装置の一
構成例を示す図である。
【0048】このインクジェット記録装置は、図10に
示すように、4個のライン形ヘッド2201a〜220
1dを備え、これらライン形ヘッド2201a〜220
1dは、ホルダ2202により、矢印X方向に所定の間
隔を持って互いに平行に固定支持されている。各ヘッド
2201a〜2201dの下面には、矢印Y方向に沿っ
て、1列に16吐出口/mmの間隔で3456個の吐出
口が下向きに設けられており、これにより218mm幅
の記録が可能となっている。
示すように、4個のライン形ヘッド2201a〜220
1dを備え、これらライン形ヘッド2201a〜220
1dは、ホルダ2202により、矢印X方向に所定の間
隔を持って互いに平行に固定支持されている。各ヘッド
2201a〜2201dの下面には、矢印Y方向に沿っ
て、1列に16吐出口/mmの間隔で3456個の吐出
口が下向きに設けられており、これにより218mm幅
の記録が可能となっている。
【0049】これらの各ヘッド2201a〜2201d
は、熱エネルギーを用いて記録液を吐出する方式のもの
であり、ヘッドドライバ2220によって吐出制御され
ている。
は、熱エネルギーを用いて記録液を吐出する方式のもの
であり、ヘッドドライバ2220によって吐出制御され
ている。
【0050】なお、前記各ヘッド2201a〜2201
d及びホルダ2202を含めてヘッドユニットが構成さ
れ、このヘッドユニットはヘッド移動手段2224によ
り、上下方向に移動可能になっている。
d及びホルダ2202を含めてヘッドユニットが構成さ
れ、このヘッドユニットはヘッド移動手段2224によ
り、上下方向に移動可能になっている。
【0051】また、各ヘッド2201a〜2201dの
下部には、各ヘッドキャップ2203a〜2203dが
各ヘッド2201a〜2201dにそれぞれ対応すると
共に、隣接して配置されている。各ヘッドキャップ22
03a〜2203dは、内部にスポンジ等のインク吸収
部材を有する。
下部には、各ヘッドキャップ2203a〜2203dが
各ヘッド2201a〜2201dにそれぞれ対応すると
共に、隣接して配置されている。各ヘッドキャップ22
03a〜2203dは、内部にスポンジ等のインク吸収
部材を有する。
【0052】なお、各キャップ2203a〜2203d
は不図示のホルダにより固定されており、そのホルダ及
び各キャップ2203a〜2203dを含んでキャップ
ユニットが構成され、このキャップユニットはキャップ
移動手段2225により矢印X方向に移動可能になって
いる。
は不図示のホルダにより固定されており、そのホルダ及
び各キャップ2203a〜2203dを含んでキャップ
ユニットが構成され、このキャップユニットはキャップ
移動手段2225により矢印X方向に移動可能になって
いる。
【0053】前記各ヘッド2201a〜2201dに
は、それぞれ各インクタンク2204a〜2204dか
ら各インク供給チューブ2205a〜2205dを通じ
てシアン,マゼンダ,イエロー,ブラックの各色のイン
クが供給され、カラー記録を可能としている。
は、それぞれ各インクタンク2204a〜2204dか
ら各インク供給チューブ2205a〜2205dを通じ
てシアン,マゼンダ,イエロー,ブラックの各色のイン
クが供給され、カラー記録を可能としている。
【0054】また、このインク供給は、ヘッド吐出口の
毛細管現象を利用しており、各インクタンク2204a
〜2204dの液面は、吐出口位置より一定距離だけ低
く設定されている。
毛細管現象を利用しており、各インクタンク2204a
〜2204dの液面は、吐出口位置より一定距離だけ低
く設定されている。
【0055】また、この装置は、被記録材である記録紙
2227を搬送するための帯電可能なシームレスベルト
2206を有する。
2227を搬送するための帯電可能なシームレスベルト
2206を有する。
【0056】このベルト2206は、駆動ローラ220
7,各アイドルローラ2209,2209a及びテンシ
ョンローラ2210により、所定の経路に引き回されて
おり、前記駆動ローラ2207に接続され、かつ、モー
タドライバ2221により駆動されるベルト駆動モータ
2208により、走行させることが可能となっている。
7,各アイドルローラ2209,2209a及びテンシ
ョンローラ2210により、所定の経路に引き回されて
おり、前記駆動ローラ2207に接続され、かつ、モー
タドライバ2221により駆動されるベルト駆動モータ
2208により、走行させることが可能となっている。
【0057】また、前記ベルト2206は、各ヘッド2
201a〜2201dの吐出口の直下において矢印X方
向に走行し、ここでは固定支持部材2226により、下
側への振れを抑制されている。
201a〜2201dの吐出口の直下において矢印X方
向に走行し、ここでは固定支持部材2226により、下
側への振れを抑制されている。
【0058】2217は、ベルト2206の表面に付着
している紙粉などを除去するクリーニングユニットを示
している。
している紙粉などを除去するクリーニングユニットを示
している。
【0059】2212は、前記ベルト2206を帯電さ
せる帯電器を指し示しており、この帯電器2212は帯
電器ドライバ2222によりオン/オフされ、この帯電
による静電的吸着力により、記録紙2227をベルト2
206に吸着する。
せる帯電器を指し示しており、この帯電器2212は帯
電器ドライバ2222によりオン/オフされ、この帯電
による静電的吸着力により、記録紙2227をベルト2
206に吸着する。
【0060】帯電器2212の前後には、前記各アイド
ルローラ2209,2209aと協動して搬送記録紙2
227をベルト2206に押しつけるためのピンチロー
ラ2211,2211aが配置されている。
ルローラ2209,2209aと協動して搬送記録紙2
227をベルト2206に押しつけるためのピンチロー
ラ2211,2211aが配置されている。
【0061】2232は、給紙カセットを指し示してお
り、このカセット2232内の記録紙2227は、モー
タドライバ2223により駆動される給紙ローラ221
6の回転により一枚ずつ送り出され、同ドライバ222
3により駆動される搬送ローラ2214及びピンチロー
ラ2215により矢印X方向に山形ガイド2213へと
搬送される。また、このガイド2213は、記録紙22
27のたわみを許容する山形のスペースを有する。
り、このカセット2232内の記録紙2227は、モー
タドライバ2223により駆動される給紙ローラ221
6の回転により一枚ずつ送り出され、同ドライバ222
3により駆動される搬送ローラ2214及びピンチロー
ラ2215により矢印X方向に山形ガイド2213へと
搬送される。また、このガイド2213は、記録紙22
27のたわみを許容する山形のスペースを有する。
【0062】2218は、記録の終了した記録紙が排出
される排紙トレイを指し示している。
される排紙トレイを指し示している。
【0063】前記ヘッドドライバ2220,ヘッド移動
手段2224,キャップ移動手段2225,各モータド
ライバ2221,2223、及び帯電器ドライバ222
2は、すべて制御回路2219により制御される。
手段2224,キャップ移動手段2225,各モータド
ライバ2221,2223、及び帯電器ドライバ222
2は、すべて制御回路2219により制御される。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクジェット記録ヘッドのヒータボードの配列隙間を
ノズル長領域以外で広くなるように、ヒータボードの形
状寸法を加工することにより、ヒータボード配列隙間を
より小さくすることができ、さらには、配列の歩留まり
を向上させることも可能となる。
インクジェット記録ヘッドのヒータボードの配列隙間を
ノズル長領域以外で広くなるように、ヒータボードの形
状寸法を加工することにより、ヒータボード配列隙間を
より小さくすることができ、さらには、配列の歩留まり
を向上させることも可能となる。
【0065】これにより、印字品位及び歩留まりを向上
し、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを提供する
ことができるようになった。
し、信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを提供する
ことができるようになった。
【図1】 長尺ヘッド模式図
【図2】 ヒータボード形状説明図
【図3】 ヒータボード配列状態説明図
【図4】 ヒータボード配列状態説明図
【図5】 本発明の一実施例
【図6】 本発明の実施例
【図7】 実施例の記録ヘッド製造工程フローチャート
【図8】 ベースプレートの模式図
【図9】 図8の台座部拡大図
【図10】 実施例インクジェット記録ヘッドを搭載し
たインクジェット記録装置の一構成例図
たインクジェット記録装置の一構成例図
100 ヒータボード(素子基板) 103 コネクタ 200 天板 300 ベースプレート 310 台座 311 凹部 312 接着剤注入溝 313 吸引用開口 314 位置決め用突起 315 くぼみ 400 配線基板(PCB) w 素子並び方向幅寸法 W 素子と反対側の幅寸法 l 幅寸法wと直角方向の長さ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 雅彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岡崎 猛史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小俣 好一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 青野 清美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 但馬 裕基 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 インクを吐出するためのエネルギーを発
生する吐出エネルギー発生素子を備える基板を複数有
し、これら各基板を支持体上に配列し、配列された各基
板上に、これら基板のすべてを覆う天板を接合すること
によりインク流路を形成するインクジェット記録ヘッド
において、 前記各基板が、これら各基板の前記吐出エネルギー発生
素子並び方向幅寸法wに対し、前記吐出エネルギー発生
素子と反対側の幅寸法Wを、W≦w−2・l/w・0.
01(ここに、lは幅寸法wと直角方向の長さ寸法)と
なる寸法とし、ノズル形成部後部両端部よりそれぞれ前
記幅寸法Wの両端部に対して引いた各直線で作られる領
域未満の寸法形状を有していることを特徴とするインク
ジェット記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29521196A JPH10138480A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | インクジェット記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29521196A JPH10138480A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | インクジェット記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138480A true JPH10138480A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17817648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29521196A Withdrawn JPH10138480A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | インクジェット記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10138480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005088206A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出ヘッド、その製造方法および前記液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置 |
| JP2012000838A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP29521196A patent/JPH10138480A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005088206A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出ヘッド、その製造方法および前記液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置 |
| JP2012000838A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
| US8746849B2 (en) | 2010-06-16 | 2014-06-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid discharge head and method for manufacturing the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |