JPH10139058A - 広口容器用のオーバーキャップ - Google Patents
広口容器用のオーバーキャップInfo
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- JPH10139058A JPH10139058A JP8300274A JP30027496A JPH10139058A JP H10139058 A JPH10139058 A JP H10139058A JP 8300274 A JP8300274 A JP 8300274A JP 30027496 A JP30027496 A JP 30027496A JP H10139058 A JPH10139058 A JP H10139058A
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】内容物を充填した広口容器を収納した紙箱を多
段に積み重ねた場合に、広口容器の重みで紙箱が変形し
て荷崩れすることを防止する。 【手段】オーバーキャップ11の天板部13から下向きに突
設したリブ16を、蓋板Bの平坦部B2と周縁部B1との連接
角部B3に当てて、オーバーキャップ11に作用した重量
を、リブ16を介して蓋板Bで支持する。角部B3の強度が
最も強いため、大きな重量を支持できる。リブ16は、蓋
板Bのかしめ強度以上の過大な荷重が作用すると撓み変
形するため、過大な荷重のために蓋板Bが変形して密封
不完全になることを防止できる。
段に積み重ねた場合に、広口容器の重みで紙箱が変形し
て荷崩れすることを防止する。 【手段】オーバーキャップ11の天板部13から下向きに突
設したリブ16を、蓋板Bの平坦部B2と周縁部B1との連接
角部B3に当てて、オーバーキャップ11に作用した重量
を、リブ16を介して蓋板Bで支持する。角部B3の強度が
最も強いため、大きな重量を支持できる。リブ16は、蓋
板Bのかしめ強度以上の過大な荷重が作用すると撓み変
形するため、過大な荷重のために蓋板Bが変形して密封
不完全になることを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広口容器を金属板
製等の蓋板で密封した状態でその口部に装着する合成樹
脂製のオーバーキャップに関するものである。
製等の蓋板で密封した状態でその口部に装着する合成樹
脂製のオーバーキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6の断面図に示すように、清酒等の液
体を包装する広口容器Aは、一般に、その口部A1の外周
面に環状突起A2を形成して、アルミやブリキ等の金属板
製の蓋板Bを環状突起A2に対してかしめ付けることによ
って密封されているが、密封状態での保護及び開封後の
封止用のために合成樹脂製のオーバーキャップ1を装着
することが広く行われている。
体を包装する広口容器Aは、一般に、その口部A1の外周
面に環状突起A2を形成して、アルミやブリキ等の金属板
製の蓋板Bを環状突起A2に対してかしめ付けることによ
って密封されているが、密封状態での保護及び開封後の
封止用のために合成樹脂製のオーバーキャップ1を装着
することが広く行われている。
【0003】このオーバーキャップ1は、蓋板Bで密封
した状態の口部A1に被嵌する周壁部2と、その上端に連
接した天板部3とで有底筒状に形成されており、周壁部
2の内周面に、上下2段の内向き突起4,5 を形成し、密
封状態では上下内向き突起4,5 の間の部位を広口容器A
の環状突起A2に嵌め込み、開封した後は、上段の内向き
突起4の上方の部位を環状突起A2に嵌め込むようにして
いる。
した状態の口部A1に被嵌する周壁部2と、その上端に連
接した天板部3とで有底筒状に形成されており、周壁部
2の内周面に、上下2段の内向き突起4,5 を形成し、密
封状態では上下内向き突起4,5 の間の部位を広口容器A
の環状突起A2に嵌め込み、開封した後は、上段の内向き
突起4の上方の部位を環状突起A2に嵌め込むようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内容物Cを
充填して密封すると共にオーバーキャップ1を装着した
広口容器Aは、図7に示すように、ダンボール製や厚紙
製の紙箱(カートン)Dに適当な本数ずつ詰められてお
り、この紙箱Dを適宜段数積み重ねた状態で配送したり
保管したりするようにしている。
充填して密封すると共にオーバーキャップ1を装着した
広口容器Aは、図7に示すように、ダンボール製や厚紙
製の紙箱(カートン)Dに適当な本数ずつ詰められてお
り、この紙箱Dを適宜段数積み重ねた状態で配送したり
保管したりするようにしている。
【0005】このように包装済み広口容器Aを収納した
紙箱Dを積み重ねた場合、紙箱Dの上フラップD1及び底
板の撓み変形により、図6の一点鎖線で示すように、上
段の広口容器Aの重みが、紙箱Dの上フラップD1を介し
て下段の広口容器Aのオーバーキャップ1に作用するこ
とが多い。そして、オーバーキャップ1は着脱の容易性
の点から容易に撓み変形するように形成しているため、
紙箱Dを多段に積み重ねることによってオーバーキャッ
プ1にある程度以上の重量が作用すると、上段の内向き
突起4が環状突起A2を乗り越えて、オーバーキャップ1
が環状突起A2に深く嵌まり込んでしまう。すると、紙箱
Dの形が崩れて安定が悪くなり、甚だしい場合は積み重
ねた紙箱Dが倒れてしまうことになる。
紙箱Dを積み重ねた場合、紙箱Dの上フラップD1及び底
板の撓み変形により、図6の一点鎖線で示すように、上
段の広口容器Aの重みが、紙箱Dの上フラップD1を介し
て下段の広口容器Aのオーバーキャップ1に作用するこ
とが多い。そして、オーバーキャップ1は着脱の容易性
の点から容易に撓み変形するように形成しているため、
紙箱Dを多段に積み重ねることによってオーバーキャッ
プ1にある程度以上の重量が作用すると、上段の内向き
突起4が環状突起A2を乗り越えて、オーバーキャップ1
が環状突起A2に深く嵌まり込んでしまう。すると、紙箱
Dの形が崩れて安定が悪くなり、甚だしい場合は積み重
ねた紙箱Dが倒れてしまうことになる。
【0006】この点については、図6に一点鎖線で示す
ように、オーバーキャップ1に下向き凹部6を凹み形成
し、この凹部6を蓋板Bで支持すれば良いと考えられ
る。ところが、開封の容易性の点から環状突起A2に対す
る蓋板Bのかしめ付けの強度をあまり大きくできない一
方、オーバーキャップ1に形成した凹部6を蓋板Bで支
持したに過ぎない構成では、例えば紙箱Dに他の荷物を
落とした場合のように広口容器Aの蓋板Bに過大な重量
が作用した場合に、蓋板Bが変形して傷つけられたり密
封が不完全になったりする虞がある。
ように、オーバーキャップ1に下向き凹部6を凹み形成
し、この凹部6を蓋板Bで支持すれば良いと考えられ
る。ところが、開封の容易性の点から環状突起A2に対す
る蓋板Bのかしめ付けの強度をあまり大きくできない一
方、オーバーキャップ1に形成した凹部6を蓋板Bで支
持したに過ぎない構成では、例えば紙箱Dに他の荷物を
落とした場合のように広口容器Aの蓋板Bに過大な重量
が作用した場合に、蓋板Bが変形して傷つけられたり密
封が不完全になったりする虞がある。
【0007】更に、蓋板Bには、その周縁部を除いてブ
ランドや各種デザインを印刷している場合が多いが、オ
ーバーキャップ1に凹部6を形成すると、たとえオーバ
ーキャップ1が透明な合成樹脂製であっても透光性が悪
くなってブランドやデザインを視認しにくくなり、この
ため商品価値が低下すると言う問題がある。本発明は、
蓋板に印刷したブランドやデザイン等の視認性を損なっ
たり、蓋板の変形によって広口容器の密封が不完全にな
る事態を招来したりすることなく、包装済み広口容器を
収納した紙箱を安定した状態で多段に積み重ねできるよ
うにすることを目的とするものである。
ランドや各種デザインを印刷している場合が多いが、オ
ーバーキャップ1に凹部6を形成すると、たとえオーバ
ーキャップ1が透明な合成樹脂製であっても透光性が悪
くなってブランドやデザインを視認しにくくなり、この
ため商品価値が低下すると言う問題がある。本発明は、
蓋板に印刷したブランドやデザイン等の視認性を損なっ
たり、蓋板の変形によって広口容器の密封が不完全にな
る事態を招来したりすることなく、包装済み広口容器を
収納した紙箱を安定した状態で多段に積み重ねできるよ
うにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、上向きに開口した広口容器の口部を金属板製
等の蓋板で塞ぐにおいて、前記蓋板の周縁部を口部の内
面に沿うように下向きに折り曲げることにより、蓋板の
うち平面視で口部の内径部分に重なる部位を下向きに凹
ませ、以って、蓋板を、平面視で口部の内径部分に重な
る平坦部から周縁部が立ち上がる断面形状に形成して成
る広口容器に対する合成樹脂製のオーバーキャップであ
って、このオーバーキャップを、「前記蓋板で塞がれた
広口容器の口部に被嵌する周壁部と、この周壁部の上端
に連接した天板部とを備え、前記周壁部の内周面に、前
記広口容器における口部の外周面に形成した環状突起に
下方から係合する内向き突起を形成する一方、前記天板
部の下面に、前記蓋板の平坦部と縁部とが連接する角部
に当たるリブを、半径内向きに撓み変形し得る状態で下
向き突設する」の構成にした。
本発明は、上向きに開口した広口容器の口部を金属板製
等の蓋板で塞ぐにおいて、前記蓋板の周縁部を口部の内
面に沿うように下向きに折り曲げることにより、蓋板の
うち平面視で口部の内径部分に重なる部位を下向きに凹
ませ、以って、蓋板を、平面視で口部の内径部分に重な
る平坦部から周縁部が立ち上がる断面形状に形成して成
る広口容器に対する合成樹脂製のオーバーキャップであ
って、このオーバーキャップを、「前記蓋板で塞がれた
広口容器の口部に被嵌する周壁部と、この周壁部の上端
に連接した天板部とを備え、前記周壁部の内周面に、前
記広口容器における口部の外周面に形成した環状突起に
下方から係合する内向き突起を形成する一方、前記天板
部の下面に、前記蓋板の平坦部と縁部とが連接する角部
に当たるリブを、半径内向きに撓み変形し得る状態で下
向き突設する」の構成にした。
【0009】
【発明の奏する効果】この構成において、内容物を包装
した広口容器を紙箱に多数本収納し、その紙箱を多段に
積み重ねることにより、最上段の紙箱を除いた紙箱に収
納した広口容器のオーバーキャップに荷重が作用した場
合、その荷重はリブを介して蓋板で支持される。この場
合、蓋板のうち平坦部と縁部とが連接する角部は最も変
形しにくく、この変形しにくい部位にリブが当たるか
ら、蓋板で大きな重量を支持できる。
した広口容器を紙箱に多数本収納し、その紙箱を多段に
積み重ねることにより、最上段の紙箱を除いた紙箱に収
納した広口容器のオーバーキャップに荷重が作用した場
合、その荷重はリブを介して蓋板で支持される。この場
合、蓋板のうち平坦部と縁部とが連接する角部は最も変
形しにくく、この変形しにくい部位にリブが当たるか
ら、蓋板で大きな重量を支持できる。
【0010】もとより、広口容器の口部に対する蓋板の
取り付け強度には限界があるから、たとえリブを蓋板の
底部と縁部との連接角部に当てても、過大な重量が作用
すると蓋板が変形して密封不完全になってしまう。これ
に対して本願発明では、オーバーキャップに対する荷重
がある程度以上になるとリブが撓み変形するから、蓋板
が変形して傷つけられたり密封不完全になったりする事
態を防止できる。つまり、オーバーキャップに対する荷
重がある程度以上になると、紙箱の安定性よりも密封不
完全防止を優先させるのである。
取り付け強度には限界があるから、たとえリブを蓋板の
底部と縁部との連接角部に当てても、過大な重量が作用
すると蓋板が変形して密封不完全になってしまう。これ
に対して本願発明では、オーバーキャップに対する荷重
がある程度以上になるとリブが撓み変形するから、蓋板
が変形して傷つけられたり密封不完全になったりする事
態を防止できる。つまり、オーバーキャップに対する荷
重がある程度以上になると、紙箱の安定性よりも密封不
完全防止を優先させるのである。
【0011】また、本発明では、オーバーキャップのう
ちリブよりも内側の部位は平坦面に形成できるから、蓋
板の平坦面一杯にブランドや各種デザインを印刷してい
ても、オーバーキャップを透明な合成樹脂製とすること
によってそれらブランドやデザインを外側から明瞭に視
認できる。従って本願発明によると、蓋板の変形によっ
て広口容器の密封が不完全になるような事態を招来した
り、蓋板に印刷したブランドやデザイン等の視認性を損
なったりすることなく、包装済み広口容器を収納した紙
箱を安定した状態で多段に積み重ねできる効果を有す
る。
ちリブよりも内側の部位は平坦面に形成できるから、蓋
板の平坦面一杯にブランドや各種デザインを印刷してい
ても、オーバーキャップを透明な合成樹脂製とすること
によってそれらブランドやデザインを外側から明瞭に視
認できる。従って本願発明によると、蓋板の変形によっ
て広口容器の密封が不完全になるような事態を招来した
り、蓋板に印刷したブランドやデザイン等の視認性を損
なったりすることなく、包装済み広口容器を収納した紙
箱を安定した状態で多段に積み重ねできる効果を有す
る。
【0012】
【発明の実施形態】次に、本願発明の実施形態を図面
(図1〜5)に基づいて説明する。図1は第1実施形態
の斜視図で、このうち(A)は蓋板Bで塞いだ広口容器
Aとオーバーキャップ11との分離斜視図、(B)はオー
バーキャップ11をひっくり返した状態での斜視図であ
る。図2はオーバーキャップ11の底面図、図3及び図4
は使用状態を示す図である。
(図1〜5)に基づいて説明する。図1は第1実施形態
の斜視図で、このうち(A)は蓋板Bで塞いだ広口容器
Aとオーバーキャップ11との分離斜視図、(B)はオー
バーキャップ11をひっくり返した状態での斜視図であ
る。図2はオーバーキャップ11の底面図、図3及び図4
は使用状態を示す図である。
【0013】蓋板Bは従来公知のもので、その周縁部B1
を広口容器Aの口部A1の環状突起A2にかしめ付けること
によって広口容器Aを密封している。蓋板Bの外周縁に
はプルタブEを一体に連接しており、且つ、プルタブE
の付け根から円周方向に延びる2条のスコア(薄肉部)
Fを形成している。従って、プルタブEを引っ張ると蓋
板BがスコアFに沿って引き裂かれて開封される。な
お、蓋板Bに縦長の切線を円周方向に沿った適宜間隔で
形成するなど、他の開封形態にしても良いことは言うま
でもない。
を広口容器Aの口部A1の環状突起A2にかしめ付けること
によって広口容器Aを密封している。蓋板Bの外周縁に
はプルタブEを一体に連接しており、且つ、プルタブE
の付け根から円周方向に延びる2条のスコア(薄肉部)
Fを形成している。従って、プルタブEを引っ張ると蓋
板BがスコアFに沿って引き裂かれて開封される。な
お、蓋板Bに縦長の切線を円周方向に沿った適宜間隔で
形成するなど、他の開封形態にしても良いことは言うま
でもない。
【0014】図3(B)に明示するように、蓋板Bの周
縁部B1のうち広口容器Aの口部A1に当たる部分には軟質
ゴム等のパッキンGを塗着している。また、蓋板Bの周
縁部B1は口部A1の内面に沿うように下向きに折り曲げら
れており、このため、蓋板Bは、平面視で口部A1の内径
部分に重なる平坦部B2から周縁部B1が立ち上がった下向
き凸状の断面形状になっており、且つ、平坦部B2と周縁
部B1とが連接した角部B3は口部A1の内面に当接又は密接
している。
縁部B1のうち広口容器Aの口部A1に当たる部分には軟質
ゴム等のパッキンGを塗着している。また、蓋板Bの周
縁部B1は口部A1の内面に沿うように下向きに折り曲げら
れており、このため、蓋板Bは、平面視で口部A1の内径
部分に重なる平坦部B2から周縁部B1が立ち上がった下向
き凸状の断面形状になっており、且つ、平坦部B2と周縁
部B1とが連接した角部B3は口部A1の内面に当接又は密接
している。
【0015】図1(A)に部分的に表示しているよう
に、蓋板Bの平坦部には、その全体を利用してブランド
やデザイン等の各種印刷Hを施している。なお、オーバ
ーキャップ11に印刷を施さずに蓋板Bに印刷Hを施して
いるのは、合成樹脂に印刷するよりも金属板に印刷が容
易であり、また、オーバーキャップ11を使用せずに販売
することもあるからである。
に、蓋板Bの平坦部には、その全体を利用してブランド
やデザイン等の各種印刷Hを施している。なお、オーバ
ーキャップ11に印刷を施さずに蓋板Bに印刷Hを施して
いるのは、合成樹脂に印刷するよりも金属板に印刷が容
易であり、また、オーバーキャップ11を使用せずに販売
することもあるからである。
【0016】前記オーバーキャップ11は、周壁部12とそ
の上端に連接した天板部13とから成っており、周壁部12
の内面には上下2段の内向き突起14,15 を環状に形成し
ている(非ループ状に形成しても良い)。天板部13の周
縁は上向き凸状に湾曲している。そして、オーバーキャ
ップ11の天板部13に、前記蓋板Bにおける平坦部B2と周
縁部B1とが連接した角部B3に当たる3本のリブ16を下向
きに突設している。各リブ16はそれぞれ同じ幅寸法であ
り、円周方向に沿って等間隔を隔てて配置されている。
また、各リブ16は、口部A1に対する蓋板Bのかしめ付け
を解除し得る外力よりも小さい外力によって半径内向き
に撓み変形し得るような幅寸法Lに設定している。
の上端に連接した天板部13とから成っており、周壁部12
の内面には上下2段の内向き突起14,15 を環状に形成し
ている(非ループ状に形成しても良い)。天板部13の周
縁は上向き凸状に湾曲している。そして、オーバーキャ
ップ11の天板部13に、前記蓋板Bにおける平坦部B2と周
縁部B1とが連接した角部B3に当たる3本のリブ16を下向
きに突設している。各リブ16はそれぞれ同じ幅寸法であ
り、円周方向に沿って等間隔を隔てて配置されている。
また、各リブ16は、口部A1に対する蓋板Bのかしめ付け
を解除し得る外力よりも小さい外力によって半径内向き
に撓み変形し得るような幅寸法Lに設定している。
【0017】以上の構成において、図7に示したのと同
様に、内容物Cを充填して密封すると共にオーバーキャ
ップ11を装着した広口容器Aを紙箱Dに収納し、この紙
箱Dを多段に積み重ねることにより、最上段の紙箱以外
のいずれかの紙箱Dの広口容器Aのオーバーキャップ11
に対して、紙箱Dの上フラップD1を介して重量がかかっ
た場合、図3(A)(B)に示すように、オーバーキャ
ップ11に作用した重量(荷重)はリブ16を介して蓋板B
で支持される。従って、広口容器Aを収納した紙箱Dを
安定した状態で多段に積み重ねできる。
様に、内容物Cを充填して密封すると共にオーバーキャ
ップ11を装着した広口容器Aを紙箱Dに収納し、この紙
箱Dを多段に積み重ねることにより、最上段の紙箱以外
のいずれかの紙箱Dの広口容器Aのオーバーキャップ11
に対して、紙箱Dの上フラップD1を介して重量がかかっ
た場合、図3(A)(B)に示すように、オーバーキャ
ップ11に作用した重量(荷重)はリブ16を介して蓋板B
で支持される。従って、広口容器Aを収納した紙箱Dを
安定した状態で多段に積み重ねできる。
【0018】そして、例えば他の荷物が紙箱Dに落下し
たり、紙箱Dを勢い良く投げて積み重ねたりして、オー
バーキャップ11に対して過大な重量が作用すると、図3
(C)に示すように、リブ16が半径内向きに撓み変形す
ることにより、オーバーキャップ11は広口容器Aに対し
て深く嵌まり込む。これにより、蓋板Bが変形して密封
不完全になってしまう事態を防止できる。オーバーキャ
ップ11に対する外力が解除されると、オーバーキャップ
11はその弾性復元力によって図3(A)(B)のような
元の状態に復元する。
たり、紙箱Dを勢い良く投げて積み重ねたりして、オー
バーキャップ11に対して過大な重量が作用すると、図3
(C)に示すように、リブ16が半径内向きに撓み変形す
ることにより、オーバーキャップ11は広口容器Aに対し
て深く嵌まり込む。これにより、蓋板Bが変形して密封
不完全になってしまう事態を防止できる。オーバーキャ
ップ11に対する外力が解除されると、オーバーキャップ
11はその弾性復元力によって図3(A)(B)のような
元の状態に復元する。
【0019】また、オーバーキャップ11のうちリブ16よ
りも内側の部位は平板状であるから、オーバーキャップ
11を透明な合成樹脂製とすることにより、蓋板Bの平坦
部に施した印刷Hを全体にわたって明瞭に視認すること
ができ、従って、商品価値を低下させることもない。蓋
板Bを除去して開封した後は、図4に示すように、上段
の内向き突起14が環状突起A2に係合するように深く嵌め
込むことにより、広口容器Aをオーバーキャップ11で封
止することができる。この状態では、リブ16は広口容器
Aの内面に当たっておらず、開封後の封止の障害になる
ことはない(リブ16が広口容器Aの内面に当たるように
設定しても良く、この場合も、リブ16は容易に変形する
から開封後のオーバーキャップ11の嵌脱は容易である。
りも内側の部位は平板状であるから、オーバーキャップ
11を透明な合成樹脂製とすることにより、蓋板Bの平坦
部に施した印刷Hを全体にわたって明瞭に視認すること
ができ、従って、商品価値を低下させることもない。蓋
板Bを除去して開封した後は、図4に示すように、上段
の内向き突起14が環状突起A2に係合するように深く嵌め
込むことにより、広口容器Aをオーバーキャップ11で封
止することができる。この状態では、リブ16は広口容器
Aの内面に当たっておらず、開封後の封止の障害になる
ことはない(リブ16が広口容器Aの内面に当たるように
設定しても良く、この場合も、リブ16は容易に変形する
から開封後のオーバーキャップ11の嵌脱は容易である。
【0020】実施形態のようにリブ16を複数に分断する
と、リブ16を環状に形成した場合に比べて、オーバーキ
ャップ11を射出成形法によって製造する場合に樹脂の冷
却時間を短くして製造能率を向上できる利点がある。こ
の場合、樹脂の流れを均等化してヒケを防止する点から
は、実施形態のように、各リブ16は円周方向に沿って等
間隔を隔てて配置するの望ましい。
と、リブ16を環状に形成した場合に比べて、オーバーキ
ャップ11を射出成形法によって製造する場合に樹脂の冷
却時間を短くして製造能率を向上できる利点がある。こ
の場合、樹脂の流れを均等化してヒケを防止する点から
は、実施形態のように、各リブ16は円周方向に沿って等
間隔を隔てて配置するの望ましい。
【0021】複数のリブ16を断続的に設ける場合、例え
ば図5(B)に例示するように、リブ16の本数や幅寸法
及び間隔は任意に設定できる。また、図5(B)(C)
に示すようにリブ16を環状に形成しても良いが、この場
合は、リブ16を薄肉化することにより、蓋板Bの変形荷
重よりも小さい荷重で撓み変形するように設定すれば良
い。
ば図5(B)に例示するように、リブ16の本数や幅寸法
及び間隔は任意に設定できる。また、図5(B)(C)
に示すようにリブ16を環状に形成しても良いが、この場
合は、リブ16を薄肉化することにより、蓋板Bの変形荷
重よりも小さい荷重で撓み変形するように設定すれば良
い。
【0022】上記の実施形態は、金属板製の蓋板Bを広
口容器Aにおける口部A1の環状突起A2にかしめ付けて密
封した場合であったが、本願発明は、広口容器Aを合成
樹脂製として、フランジ(環状突起)付きの口部に合成
樹脂製の蓋板をヒートシール法で溶着するようにした場
合にも適用できる。
口容器Aにおける口部A1の環状突起A2にかしめ付けて密
封した場合であったが、本願発明は、広口容器Aを合成
樹脂製として、フランジ(環状突起)付きの口部に合成
樹脂製の蓋板をヒートシール法で溶着するようにした場
合にも適用できる。
【図1】本願発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】オーバーキャップの底面図である。
【図3】作用を示す断面図である。
【図4】開封後の使用状態を示す断面図である。
【図5】他の実施形態を示す図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【図7】紙箱に収納して積み重ねた状態の図である。
A 広口容器 A1 口部 A2 環状突起 B 蓋板 B1 周縁部 B2 平坦部 B3 角部 11 オーバーキャップ 12 周壁部 13 天板部 14,15 内向き突起 16 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】上向きに開口した広口容器Aの口部A1を金
属板製等の蓋板Bで塞ぐにおいて、前記蓋板Bの周縁部
B1を口部A1の内面に沿うように下向きに折り曲げること
により、蓋板Bのうち平面視で口部A1の内径部分に重な
る部位を下向きに凹ませ、以って、蓋板Bを、平面視で
口部A1の内径部分に重なる平坦部B2から周縁部B1が立ち
上がる断面形状に形成して成る広口容器Aに対する合成
樹脂製のオーバーキャップ11であって、 前記蓋板Bで塞がれた広口容器Aの口部A1に被嵌する周
壁部12と、この周壁部12の上端に連接した天板部13とを
備え、前記周壁部12の内周面に、前記広口容器Aにおけ
る口部A1の外周面に形成した環状突起A2に下方から係合
する内向き突起14,15 を形成する一方、 前記天板部13の下面に、前記蓋板Bの平坦部B2と縁部B1
とが連接する角部B3に当たるリブ16を、半径内向きに撓
み変形し得る状態で下向き突設したこと、を特徴とする
広口容器用のオーバーキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300274A JPH10139058A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 広口容器用のオーバーキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300274A JPH10139058A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 広口容器用のオーバーキャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139058A true JPH10139058A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17882826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8300274A Pending JPH10139058A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 広口容器用のオーバーキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139058A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166963A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-06-11 | Tokan Kogyo Co Ltd | 容器の蓋 |
| WO2005070782A1 (en) * | 2004-01-16 | 2005-08-04 | Heyn William M | Overcap for a container |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP8300274A patent/JPH10139058A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166963A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-06-11 | Tokan Kogyo Co Ltd | 容器の蓋 |
| WO2005070782A1 (en) * | 2004-01-16 | 2005-08-04 | Heyn William M | Overcap for a container |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060606 |
|
| A521 | Written amendment |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061220 |