JPH10140193A - 漂白活性化触媒及び該触媒を含有する漂白剤組成物 - Google Patents
漂白活性化触媒及び該触媒を含有する漂白剤組成物Info
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- JPH10140193A JPH10140193A JP30062496A JP30062496A JPH10140193A JP H10140193 A JPH10140193 A JP H10140193A JP 30062496 A JP30062496 A JP 30062496A JP 30062496 A JP30062496 A JP 30062496A JP H10140193 A JPH10140193 A JP H10140193A
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Abstract
させることができる漂白活性化触媒を提供すること、及
び低温でも優れた漂白性能を示す漂白剤組成物を提供す
ること。 【解決手段】 配位性窒素原子を3個以上持つ下記式で
表される配位子又はその類縁体と遷移金属とからなる漂
白活性化触媒、及び該漂白活性化触媒とペルオキシ化合
物とを含有する漂白剤組成物。 【化1】
Description
み、食器、陶器、ガラス、プラスチック、義歯等の硬表
面についた汚れの漂白、かびとり剤、パルプの漂白、染
色排水の処理、洗濯中における染料移動の防止、衣類、
硬表面などの殺菌等を行うために広く用いられているペ
ルオキシ化合物に対する漂白活性化触媒、及び該漂白活
性化触媒を含有する漂白剤組成物に関するものである。
離するかまたはそれ自体過酸結合を有する無機の過塩、
有機過酸(以下、これらの化合物をペルオキシ化合物と
略称)、漂白浴中で過酸化水素と反応して有機過酸を発
生する有機過酸前駆体は漂白剤の有効成分としてこれま
でに広く使用されている。ところが、過酸化水素、水溶
液中で過酸化水素を遊離するかまたはそれ自体過酸結合
を有する無機の過塩は、低温では比較的漂白効果が低い
ため、低温で充分な漂白効果を得るために、これらの化
合物を活性化する種々の提案がなされている。有機過酸
前駆体により漂白力を向上させる方法では、過酸化水素
と等モル量の有機過酸前駆体が必要であり、経済的、環
境的にも極少量で有効に漂白性能を向上させる剤が望ま
れていた。
移金属の組み合わせが提案されている。例えば、米国特
許3,156,654 号公報、米国特許3,532,634 号公報及び英
国特許984,459 号公報には、EDTA、NTAやピリジ
ンカルボン酸といった通常用いられるキレート剤とC
o、Cu等の遷移金属との組み合わせが開示されてお
り、ペルオキシ化合物の分解を触媒するが、実質的な漂
白の活性化にはあまり寄与しない。又、特公平6-33431
号公報や特公平6-70240 号公報には、ヒドロキシカルボ
ン酸を配位子とするマンガン錯体が、特公平6-99719 号
公報にはポリヒドロキシ化合物を配位子とするマンガン
錯体が、特開昭52-155279 号公報、特開平1-97267号公
報、特開平2-261547号公報、特表平8-503247号公報及び
特表平8-503248号公報にはポルフィリンまたはフタロシ
アニンを配位子とする鉄またはマンガン錯体が、特公平
7-12437 号公報、同7-65074 号公報、同7-68543 号公
報、同7-122076号公報、特開平5-263098号公報及び同6-
121933号公報等には環状ポリアミンを配位子とするマン
ガン錯体が、特開平8-67687 号公報にはサリチルアルデ
ヒドと多価アミンから合成されるシッフ塩基を配位子と
するマンガン錯体が、米国特許5,021,187 号公報には置
換されたジアミンを配位子とする銅錯体が開示されてい
るが、これらはいずれも漂白性能の向上、錯体の安定
性、製造のし易さをともに満足するものではない。
ルオキシ化合物の漂白性能を向上させることができる漂
白活性化触媒を提供することを目的とする。本発明は、
又、低温でも優れた漂白性能を示す漂白剤組成物を提供
することを目的とする。
性窒素原子を3個以上持つ特定の構造の配位子を遷移金
属と組み合わせると、上記課題を効率的に達成できると
の知見に基づいてなされたのである。すなわち、本発明
は、配位性窒素原子を3個以上持つ一般式(I)で表さ
れる配位子と遷移金属とからなる漂白活性化触媒を提供
する。
(R0 )で表される基、R0 、R1 及びR2 は同一でも
異なっていてもよく、それぞれ水素、場合によっては置
換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基又は
アリール基、nは0〜2、mは0〜2、A及びBは同一
でも異なっていてもよく、それぞれ次の基
は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素、水酸
基、場合によっては置換されていてもよいアルキル基、
シクロアルキル基又はアリール基、R5 は水素、場合に
よっては置換されていてもよいアルキル又はアルコキシ
基、ハロゲン、シアノ、NR9 R10、N=R9 、N+ R
9R10R11、ピリジル基、ピリジニウム基、スルホン酸
基、チエニル基、カルボン酸基、または水酸基であり、
R9 、R10及びR11は同一でも異なっていてもよく、そ
れぞれ水素、水酸基、場合によっては置換されていても
よいアルキル基、シクロアルキル基又はアリール基であ
り、pは0〜4、qは2〜7である。))。本発明は、
又、上記漂白活性化触媒とペルオキシ化合物とを含有す
ることを特徴とする漂白剤組成物をも提供する。
ルコキシ基、シクロアルキル基及びアリール基として
は、それぞれ炭素数1〜20、1〜20、3〜8及び6
〜24のものが好ましい。又、これらの置換基として
は、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、シ
アノ基、アミノ基、四級アンモニウム基、スルホン酸
基、チエニル基、カルボン酸基などがあげられる。一般
式(I)中、Xは、窒素原子又はC(R0 )で表される
基が好ましく、R 0 は、水素原子又は炭素数1〜4のア
ルキル基が好ましく、R1 及びR2 は水素原子であるの
が好ましい。nは0〜2でmは0〜1が好ましい。分子
中に2つあるAは同一でも異なっていてもよいが、同一
の場合が好ましい。A及びBについては、A及びBが共
に式(III)で表される基である場合、A及びBが共に式
(II)で表される基である場合、及びBが式(II)又は
式(V)表され、Aが式(III)で表される基である場合
が好ましい。中でもA及びBが共に式(II)又は(III)で
表される基である場合が特に好ましく、さらに共に式
(III)で表される基である場合が好ましい。R3 及びR
4 としては、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基及
びアリール基が好ましく、R5 としては、水素原子又は
炭素数1〜4のアルキル基、水酸基、スルホン酸基、カ
ルボン酸基が好ましく、より好ましくは水素原子、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、sec −ブチル基、水
酸基である。R6 、R7 及びR8 としては、水素原子又
は炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、より好ましく
は水素原子又はメチル基であり、最も好ましくは水素原
子である。pは0又は1が好ましい。又、一般式(I)
で表される配位子のうち、3個以上の窒素原子のうち3
個の配位性窒素原子が遷移金属に対してフェイシャルに
配位することができるもの(窒素原子同士がすべてシス
になっている)が好ましい。一般式(I)で表される配
位子としては、特に下記一般式(Ia)又は(Ib)で
表されるものが好ましい。
のアルキル基、R1 及びR2 は水素原子、nは0〜2、
mは0〜2(0〜1が好ましい)、A及びBは同一でも
異なっていてもよく、それぞれ次の基
びR8 としては、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基、アリール基、水酸基、スルホン酸基、カルボン酸
基、pは0又は1である。) 上記一般式(Ia)又は(Ib)において、A及びBが
共に式(III)で表される基である場合、A及びBが共に
式(II)で表される基である場合、及びBが式(II)又
は式(V)表され、Aが式(III)で表される基である場
合が好ましい。中でもA及びBが共に式(II)又は(III)
で表される基である場合が特に好ましい。本発明の一般
式(I)で表される配位子として具体的には、次の化合
物があげられる。
新規のものも含まれる。これらの化合物、例えば次に示
す方法により容易に合成することができる。例えば、配
位子(1)は、ジピリジルアミンと2−ブロモピリジン
との反応〔William R. McWhinnie, J.Chem.Soc. (A),19
66,1199 〕、配位子(7)は、2−アミノメチルピリジ
ンと2−クロロメチルピリジンハイドロクロライドとの
反応〔Zoltan Tyeklar et.al.,J.Am.Chem.Soc.,1993,11
5,2677〕、配位子(13)は、2−ビニルピリジンと酢酸
アンモニウムとの反応〔 Chi-Ming Che et.al., J.Am.C
hem.Soc., 1990,112,2284 〕、配位子(15)は、ビス
(2−ピリジル)ケトンをビス(2−ピリジル)メタン
に還元後、2-ブロモピリジンと反応〔Allan J. Canty e
t al.,Aust. J. Chem., 1986,39,1063又はF. Richard K
eene et al., Inorg. Chem. 1988,27,2040〕、配位子
(19)は、2−(ヒドロキシメチル)−2−メチル−
1,3−プロパンジオールを三臭化リンで臭素化後、Ga
briel 合成〔北尻ら、日本化学雑誌,91,240(1970) 〕に
より合成することができ、他の配位子はこれらの合成方
法に準じて合成することができる。
配位子は一種又は二種以上の混合物として使用すること
ができる。本発明で一般式(I)で表される配位子と組
み合わせて用いる遷移金属としては、Mn、Fe、C
u、Ni、Co、Cr、V、Ru、Rh、Pd、Re、
WやMo等があげられるが、環境安全性を考慮するとM
n、Fe及びCuが好ましい。また、これらの金属は一
種又は二種以上の混合物として使用することができる。
本発明では、一般式(I)で表される配位子と遷移金属
とをそれぞれ別の化合物として両者の混合物であっても
よく、又配位子と遷移金属イオンが結合した錯体として
用いてもよい。又、該錯体に配位子又は遷移金属イオン
を加えることにより遷移金属量や配位子の量を調整した
ものとしてもよい。
として用いる場合の遷移金属としては、水溶液に入れた
時に遷移金属イオンを放出する化合物であるのが好まし
く、水溶性金属塩が好ましい。例えば、マンガンの場合
は、硝酸マンガン、硫酸マンガン、塩化マンガン、酢酸
マンガン、過塩素酸マンガン、マンガンアセチルアセト
ナート等が、鉄の場合は、硝酸鉄、硫酸鉄、塩化鉄、過
塩素酸鉄、鉄アセチルアセトナート、クエン酸鉄、クエ
ン酸鉄アンモニウム、シュウ酸鉄アンモニウム、硫酸鉄
アンモニウム等が、銅の場合は硝酸銅、硫酸銅、塩化
銅、酢酸銅、クエン酸銅、シアン化銅、シュウ酸銅、塩
化アンモニウム銅、酒石酸銅、過塩素酸銅等が好まし
い。一方、配位子としては、種々の対イオンを有するも
のがあげられる。好ましい対イオンとしては、Cl- 、
Br- 、I- 、NO3 - 、ClO4 - 、NCS- 、PF
6 - 、OAc- 、BPh4 - 、CF3 SO3 - 、RSO
3 - やRSO4 - などがあげられる。ここで、Rとして
は炭素数1〜3のアルキル基があげられる。
して用いる場合、遷移金属源として上記の水溶性塩を用
いるのが好ましいが、有機溶媒可溶性塩や過マンガン酸
カリウム等適宜適当な遷移金属源を用いてもよい。本発
明で用いる配位子と遷移金属イオンが結合した錯体とし
ては、遷移金属あたり、配位子の数は1個ないしは複数
個であってもよく、錯体を構成する遷移金属も1個ない
し複数個でもよい。従って、錯体は単核、複核、クラス
ターでもよい。また、多核の錯体を構成している遷移金
属は同種であっても異種であってもよい。遷移金属には
一般式(I)で表される配位子の他に、水、水酸基、フ
ェノール性水酸基、アミノ基、カルボン酸基、チオール
基、ハロゲン等が配位してもよい。多核錯体の架橋種と
しては酸素、硫黄、ハロゲン原子等があげられる。
場合もあるし、新規の場合もある。錯体は例えば次に示
す方法で合成されうる。 1)遷移金属塩と配位子を水中または有機溶媒中で混合
し、エバポレーターにより濃縮して錯体を得る〔WO9
525159及び特開平8-67687 号公報〕 2)遷移金属の過塩素酸塩と配位子を水中で混合し、そ
こに過酸化水素を加え、得られた沈殿を再結晶する〔Ma
satatsu Suzuki et.al.,Chem. Lett.,1988,477〕 3)遷移金属塩と配位子を反応させ、一旦酸化剤で酸化
後、アルカリ性にして酸素酸化する〔特開平7-8801号公
報〕 4)配位子と過マンガン酸カリウムを有機溶媒中で混合
し、得られた沈殿を濾別する〔浅田ら、日本化学会第70
春季年会講演予稿集、p511(1996) 〕
位子と遷移金属の割合はモル比で1:4〜200:1が
好ましく、より好ましくは1:1〜50:1である。漂
白液中で錯形成させる場合は遷移金属に対して過剰モル
量添加することが好ましいが、必要以上の多量の添加は
経済的ではない。錯体をあらかじめ合成する場合は錯体
構造に見合った割合で用いるか、または、どちらかを過
剰量用い、錯体合成後、過剰分を取り除けばよい。ま
た、配位子を過剰に用いている場合は必ずしも取り除く
必要はなく、そのまま用いてもよい。本発明の漂白活性
化触媒は、上述した一般式(I)で表される配位子と遷
移金属とからなることを特徴とする。この漂白活性化触
媒は、漂白浴中に、遷移金属の量が金属として0.001 〜
1000ppm となるように添加するのが好ましく、より好ま
しくは0.005 〜200ppm、最も好ましくは0.01〜100ppmで
ある。また、遷移金属の添加量はペルオキシ化合物に対
して0.00001 重量%(以下%と略称する)〜10%とする
のが好ましく、より好ましくは0.0001%〜1%である。
触媒とペルオキシ化合物とを含有することを特徴とす
る。ペルオキシ化合物としては、(a)過酸化水素、
(b)水溶液中で過酸化水素を遊離するかまたはそれ自
体過酸結合を有する無機の過塩、及び、(c)有機過酸
があげられる。(b)の無機の過塩としては、例えば、
アルカリ金属の過炭酸塩、過ほう酸塩、過燐酸塩、過珪
酸塩、過硫酸塩などがあげられる。これらのうち、過酸
化水素、過炭酸ナトリウム、過ほう酸ナトリウム、過硫
酸カリウムが特に好ましい。(c)の有機過酸として
は、ペルオキシ安息香酸及び環置換ペルオキシ安息香酸
(ペルオキシ−α−ナフトール酸)や脂肪族、置換脂肪
族及びアリールアルキルモノペルオキシ酸(ペルオキシ
ラウリン酸、ペルオキシステアリン酸、N, N−フタ
ロイルアミノペルオキシカプロン酸)などのモノペルオ
キシ酸;アルキルジペルオキシ酸及びアリールジペルオ
キシ酸(1,12- ジペルオキシドデカンジオン酸、1 、9
−ジペルオキシアゼライン酸、ジペルオキシブラシル
酸、ジペルオキシセバシン酸、ジペルオキシイソフタル
酸、2−デシルジペルオキシブタン-1,4- ジオン酸、4,
4-スルホニルビスペルオキシ安息香酸)などのジペルオ
キシ酸があげられる。
遊離する無機の過酸とともに用いられ、漂白浴中で有機
過酸を生成する用いられる有機過酸前駆体としては、例
えば、アシルフェノールスルホネート、アシルアルキル
フェノールスルホネート、アシルフェノールカルボキシ
レート、アシル化クエン酸エステル、アシルアルキルフ
ェノールカルボキシレート、芳香族二価カルボン酸と四
級化アミンを有するアルコールとのエステル等のエステ
ル類、具体的には、ナトリウムー4ーベンゾイルオキシ
ベンゼンスルホネート、ナトリウムー1ーメチルー2ー
ベンゾイルオキシベンゼン−4ースルホネート、ナトリ
ウムオクタノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリ
ウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウ
ムデカノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム
ドデカノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム
-3,5,5,-トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホ
ネート、ナトリウムオクタノイルオキシベンゼンスルホ
ネート、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンカルボキ
シレート、ナトリウムデカノイルオキシベンゼンカルボ
キシレート、ナトリウムドデカノイルオキシベンゼンカ
ルボキシレート、ナトリウム-3,5,5,-トリメチルヘキサ
ノイルオキシベンゼンカルボキシレート、アセチルトリ
エチルシトレート、2-(4- メトキシカルボニルベンゾイ
ルオキシ)-N,N,N-トリメチルエタンアミニウムメトサル
フェート;アシルアミド類、具体的には、N,N, N’,N’
- テトラアセチルエチレンジアミン;第4級アンモニウ
ム置換ペルオキシ酸前駆体、具体的には、N,N,N-トリメ
チルアンモニウムトルイルオキシベンゼンスルホネー
ト、2-(N,N,N- トリメチルアンモニウム)エチル-4- ス
ルホフェニルカーボネートがあげられる。
移金属、配位子、またはそれらからなる錯体を一緒に配
合してもよいし、別々に添加して漂白浴中で該濃度とな
るよう調製されてもよい。漂白組成物中、配位子を0.00
5 〜10000ppm、遷移金属を0.001 〜1000ppm 、ペルオキ
シ化合物0.0001〜15%含有するのがよく、有機過酸前駆
体を用いる場合には、ペルオキシ化合物100重量部あ
たり10〜100重量部使用するのがよい。漂白組成物
は粒状でも液体でもよく、遷移金属、配位子、またはそ
れらからなる錯体が組成物中で安定性を保持するために
適宜それらは造粒またはマイクロカプセル化されてもよ
い。ペルオキシ化合物の量は使用目的により異なるが、
漂白浴中に一般に0.0001〜15%となるようにするのがよ
く、好ましくは0.001 〜10%である。本発明の漂白組成
物には、漂白浴中のpHが7〜12、好ましくは8〜1
1となるように、無機、有機ビルダーやpH緩衝剤等を
含有させるのが好ましい。又、各種界面活性剤、キレー
ト剤、酵素、香料等と併用使用することができる。
ンゼンスルホン酸、アルキル硫酸、アルキルポリエトキ
シエーテル硫酸、アルキルフェニルエーテル硫酸エステ
ル、パラフィンスルホン酸、αーオレフィンスルホン
酸、α−スルホカルボン酸およびそれらのエステル、等
の水溶性塩、石鹸等のアニオン界面活性剤;ポリオキシ
アルキルエーテル、ポリオキシアルキルフェニルエーテ
ル等のエトキシ化ノニオン、シュガーエステル、グルコ
シドエステル、メチル グルコシドエステル、エチルグ
ルコシドエステル、アルキルポリグルコキシド等の糖系
活性剤、アルキルジエタノールアミド、脂肪酸N−アル
キルグルカミド等のアミド系活性剤等のノニオン界面活
性剤;アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホキ
シベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキ
ルアラニネート等のアミノカルボン酸塩、イミダゾリン
誘導体、アルキルアミンオキシド等の両性界面活性剤;
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチ
ルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤があげられ
る。これらの界面活性剤は、本発明の漂白剤組成物中、
0〜40%含有させるのがよい。
ノケイ酸塩、層状珪酸塩、アルカリ金属の炭酸塩、炭酸
水素塩、ほう酸塩、燐酸塩、ポリ燐酸塩、トリポリ燐酸
塩等の無機ビルダー、ニトリロトリ酢酸、乳酸、クエン
酸、グリコール酸、コハク酸、ポリアクリル酸等のポリ
カルボン酸塩等の有機ビルダーがあげられる。これらの
ビルダーは、本発明の漂白剤組成物中、0〜40%含有
させるのがよい。エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、
1-ヒドロキシエチリデン-1,1- ジホスホン酸等のキレー
ト剤の多量の使用は漂白浴中で生成した錯体中の遷移金
属をキレートしてしまうので好ましくなく、一定量以
下、例えば2%以下にとどめることが好ましい。酵素と
してはアルカラーゼやリパーゼ等があげられる。その
他、香料、蛍光剤、シリコーン等の抑泡剤、過酸化物の
安定化剤等や、他の金属イオン、Ca、Mg、Si、A
l、Zn等を含んでいても良い。
ま湯程度、例えば5〜40℃で優れた漂白効果を示す。
被漂白物としては、衣類、ふきん、じゅうたん、食器、
陶器、ガラス、プラスチック、義歯等についたしみ、有
機物汚れ、黄ばみ物質、ステインの漂白、特にしみとし
てカレー、ワイン、果汁、トマトケチャップ、ソース、
醤油、血液、草汁、紅茶、コーヒー等、洗濯浴中に衣類
から溶出した染料(移染防止)、染料廃液やパルプ、
紙、織物、糸等があげられる。
類などについた各種のしみや有機物汚れ、黄ばみ、ステ
インに対して、室温かつ中性〜アルカリ性領域でペルオ
キシ化合物の漂白を活性化し、有効な漂白を行うことが
できる。従って、本発明の漂白活性化触媒を含む漂白剤
組成物は、各種衣料用の漂白剤、トイレ洗浄剤、自動食
器用洗浄剤、義歯洗浄剤などの硬表面の洗浄漂白剤、か
びとり剤、パルプの漂白剤、染色排水の処理剤、洗濯中
における染料移動の防止剤、衣類、硬表面などの殺菌剤
などとして幅広く使用することができる。次に参考例及
び実施例により本発明を説明する。尚、化合物について
のカッコ内の番号は、前出の化合物の番号に対応する。
アミン10.27g(60mmol)、2-ブロモピリジン9.48g(60mmo
l)、炭酸カリウム15g 、銅粉8g、および0.1gのヨウ化
カリウムを添加し、150 〜160 ℃で12時間還流した。反
応溶液を150 ℃の状態で濾過し、無機塩および銅粉を取
り除いた後、濾液を室温で放置することにより、緑色の
針状結晶を得た。この結晶を水、およびジエチルエーテ
ルで洗浄し、目的の配位子トリス(2-ピリジル)アミン
(1) の白色針状結晶を得た。
塩9.84g(60mmol)と2,2'−ジピコリルアミン11.96g(60m
mol)を溶解し、5.4N水酸化ナトリウム水溶液の滴下によ
り、pHを8にした。ここまでの操作はスターラーで撹拌
しながら、0℃の条件下でおこなった。pHが8になった
ところで、反応溶液の温度を60℃に上昇させ、その温度
を保ちながら6時間撹拌した。その際、反応溶液のpHを
8〜9の範囲に保つため、5.4N水酸化ナトリウム水溶液
の滴下を随時行った。50×3ml のジエチルエーテルを用
いて反応溶液中から目的の物質を抽出し、そのまま冷蔵
庫中で放置することにより黄色の結晶を析出させた。そ
の結晶を再度ジエチルエーテル中で再結晶させることに
より目的の配位子トリス((2-ピリジル)メチル)アミ
ン(7) の白色針状結晶を得た。
31g(30mmol)をメタノール中で混合、攪拌し、室温で反
応させた。メタノールをエバポレーターで留去後、残留
物をアイスバスで冷却し、アルカリになるまで20% 水酸
化ナトリウム水溶液を添加した。溶液をジクロロメタン
100ml で4回抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、ジクロロメタンをエバポレーターで留去した。油状
の残留物をカラムクロマトグラフィーで分離し、目的の
配位子トリス(2-(2-ピリジル)エチル)アミン(13)を
得た。
0mlにビス−(2-ピリジル)ケトン5.0gを溶解した。
ヒドラジン1水和物4.0mlを加え、150℃で4時間加
熱還流した。冷後、脱イオン水150mlを加え、ベン
ゼン60mlで6回抽出した。ベンゼン層を水100mlで
3回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去後、残渣(液体)を、110℃、0−5mmHgで
減圧蒸留し、(9) に示される配位子前駆体ビス-(2-ピリ
ジル)メタンを得た。
燥ジエチルエーテル25mlに溶解し、−60℃に冷却し
た15%n−ブチルリチウム・ヘキサン溶液6.3ml中に、
15分かけて滴下した。温度を−60℃に保持した反応
溶液中に、用時蒸留した2-ブロモピリジン2.0gを乾燥
ジエチルエーテル25mlに溶解し、90分かけて滴下し
た。反応溶液を−60℃で30分間、−20℃で60分
間、0℃で30分間冷却後室温に戻し、乾燥ベンゼン6
0mlを加えた。反応液中よりジエチルエーテルを60℃
で加熱留去後、10時間加熱還流した。ここまでの操作
は窒素雰囲気下で行われた。冷後、脱イオン水60mlを
加えベンゼン層を分離した。水層をベンゼン25mlで3
回再抽出し、このベンゼン層と先のベンゼン層と合わ
せ、硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒を減圧留去後、
残渣(液体)を石油エーテル100mlで抽出した。この
溶液を活性炭と共に煮沸し、熱時濾過後、全量を約40
mlまで減圧濃縮し、放置後析出した無色結晶を濾取し
て、下記に示される目的の配位子トリス−(2-ピリジ
ル)メタン(15)を得た。
ス((2-ピリジル)メチル)アミン(7)116ppm になるよう
に水溶液を調製し、pH調節剤として炭酸水素ナトリウ
ムと炭酸ナトリウムを用いてpH10の漂白水溶液を調
製した。調製直後に各種しみで汚染した木綿の試験布を
室温で30分間浸漬した。30分経過後、水洗いした後
乾燥した。布の反射率の測定から下記の式を用いて漂白
率を求めた。 漂白率: 100×(C−B)/(A−B) A;しみ汚染前の試験布の反射率 B;しみ汚染試験布の反射率 C;漂白試験後の試験布の反射率 得られた漂白率を表−1に示す。
ル)アミン(7) を所定量調製し、カレーしみを用いて実
施例1と同様の漂白試験をpH10で行った。得られた漂白
率を表−2に示す。
者を含む本発明の漂白剤組成物のみが高い漂白率を示す
ことがわかる。
ル)アミン(7)116ppmおよび所定量の各種Mn塩を含む溶
液を調製し、カレーしみを用いて実施例1と同様の漂白
試験をpH10で行った。各Mn塩の濃度はmol 換算で0.01mM
となるように調製した。得られた漂白率を表−3に示
す。
も塩化マンガンを用いた場合と同様の漂白効果が得られ
ることがわかる。
ル)アミン(7)116ppmおよび所定量の塩化マンガン4水
和物を含む溶液を調製し、紅茶のしみを用いて実施例1
と同様の漂白試験をpH10で行った。得られた漂白率を表
−4に示す。
れ、2.0ppm以上で非常に優れた効果が得られることがわ
かる。
所定量の配位子トリス((2-ピリジル)メチル)アミン
(7) を含む溶液を調製し、紅茶のしみを用いて実施例1
と同様の漂白試験をpH10で行った。得られた漂白率を表
−5に示す。
げるに従って効果が上昇することがわかる。
位子トリス((2-ピリジル)メチル)アミン(7) を58.1pp
m を含む漂白溶液中に色素廃液のモデルとして各種色素
を所定量添加し、漂白試験を行った。この漂白溶液は炭
酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムを用いて、pH10
に調整した。各色素の特定波長の経時変化を吸光度計で
測定することにより、漂白開始1分後の色素の漂白率を
求めた。得られた漂白率を表−6に示す。
においても比較例と比べ、本発明は非常に優れた効果を
示すことがわかる。この結果は本発明の触媒が染色廃液
の処理や洗濯中の色移り防止剤として優れた効果を有す
ることを示している。
として用いる場合の遷移金属としては、水溶液に入れた
時に遷移金属イオンを放出する化合物であるのが好まし
く、水溶性金属塩が好ましい。例えば、マンガンの場合
は、硝酸マンガン、硫酸マンガン、塩化マンガン、酢酸
マンガン、過塩素酸マンガン、マンガンアセチルアセト
ナート等が、鉄の場合は、硝酸鉄、硫酸鉄、塩化鉄、過
塩素酸鉄、鉄アセチルアセトナート、クエン酸鉄、クエ
ン酸鉄アンモニウム、シュウ酸鉄アンモニウム、硫酸鉄
アンモニウム等が、銅の場合は硝酸銅、硫酸銅、塩化
銅、酢酸銅、クエン酸銅、シアン化銅、シュウ酸銅、塩
化アンモニウム銅、酒石酸銅、過塩素酸銅等が好まし
い。一方、錯体の対イオンとしては、種々の対イオンを
有するものがあげられる。好ましい対イオンとしては、
Cl−、Br−、I−、NO3 −、ClO4 −、NCS
−、PF6 −、OAc−、BPh4 −、CF3S
O3 −、RSO3 −やRSO4 −などがあげられる。こ
こで、Rとしては炭素数1〜3のアルキル基があげられ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 配位性窒素原子を3個以上持つ一般式
(I)で表される配位子と遷移金属とからなる漂白活性
化触媒。 【化1】 (式中、Xは、窒素原子、リン原子又はC(R0 )で表
される基、R0 、R1 及びR2 は同一でも異なっていて
もよく、それぞれ水素、場合によっては置換されていて
もよいアルキル基、シクロアルキル基又はアリール基、
nは0〜2、mは0〜2、A及びBは同一でも異なって
いてもよく、それぞれ次の基 【化2】 (式中、R3 、R4 、R6 、R7 及びR8 は同一でも異
なっていてもよく、それぞれ水素、水酸基、場合によっ
ては置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル
基又はアリール基、R5 は水素、場合によっては置換さ
れていてもよいアルキル又はアルコキシ基、ハロゲン、
シアノ、NR9 R10、N=R9 、N+ R9R10R11、ピ
リジル基、ピリジニウム基、スルホン酸基、チエニル
基、カルボン酸基、または水酸基であり、R9 、R10及
びR11は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素、
水酸基、場合によっては置換されていてもよいアルキル
基、シクロアルキル基又はアリール基であり、pは0〜
4、qは2〜7である。))。 - 【請求項2】 請求項1記載の漂白活性化触媒とペルオ
キシ化合物とを含有することを特徴とする漂白剤組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30062496A JP3911054B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 漂白活性化触媒及び該触媒を含有する漂白剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30062496A JP3911054B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 漂白活性化触媒及び該触媒を含有する漂白剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140193A true JPH10140193A (ja) | 1998-05-26 |
| JP3911054B2 JP3911054B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=17887108
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|---|---|---|---|
| JP30062496A Expired - Fee Related JP3911054B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 漂白活性化触媒及び該触媒を含有する漂白剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3911054B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000029036A3 (de) * | 1998-11-17 | 2000-11-16 | Henkel Kgaa | Färbemittel mit übergangsmetallkomplexen |
| EP1905418A3 (de) * | 2006-09-01 | 2008-07-02 | Henkel AG & Co. KGaA | Wasserstoffperoxid-Aktivierung mit N-Heterocyclen |
| DE102007017657A1 (de) * | 2007-04-12 | 2008-10-16 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Tris/heterocyclyl)-Metallkomplexe als Bleichkatalysatoren |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP30062496A patent/JP3911054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000029036A3 (de) * | 1998-11-17 | 2000-11-16 | Henkel Kgaa | Färbemittel mit übergangsmetallkomplexen |
| EP1905418A3 (de) * | 2006-09-01 | 2008-07-02 | Henkel AG & Co. KGaA | Wasserstoffperoxid-Aktivierung mit N-Heterocyclen |
| DE102007017657A1 (de) * | 2007-04-12 | 2008-10-16 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Tris/heterocyclyl)-Metallkomplexe als Bleichkatalysatoren |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3911054B2 (ja) | 2007-05-09 |
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