JPH10140611A - 旋回式作業機械 - Google Patents
旋回式作業機械Info
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- JPH10140611A JPH10140611A JP31887696A JP31887696A JPH10140611A JP H10140611 A JPH10140611 A JP H10140611A JP 31887696 A JP31887696 A JP 31887696A JP 31887696 A JP31887696 A JP 31887696A JP H10140611 A JPH10140611 A JP H10140611A
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 旋回フレームまたは旋回装置に剛性を低下さ
せた部分を設け、旋回フレームから旋回装置の外輪を介
して転動体に伝わる荷重を軽減させる。 【解決手段】 旋回装置10を、内輪11、外輪12お
よび転動体13から構成する。そして、内輪11を下部
走行体1の丸胴14に取付け、外輪12を上部旋回体2
の旋回フレーム3の底板4に取付ける。さらに、内輪1
1の転動面11Cと外輪12の転動面12Dとの間に転
動体13を転動可能に設ける。一方、外輪12の取付け
面12Cには、その内周側に位置して底板4との間に環
状段部21を形成し、この環状段部21により形成され
た隙間22を介して外輪12の取付け面12Cの内周側
と底板4とを対向させる。これにより、底板4と外輪1
2との間の剛性をこの部位で低下させ、底板4から外輪
12を介して転動体13に伝わる荷重をこの部位で緩和
する。
せた部分を設け、旋回フレームから旋回装置の外輪を介
して転動体に伝わる荷重を軽減させる。 【解決手段】 旋回装置10を、内輪11、外輪12お
よび転動体13から構成する。そして、内輪11を下部
走行体1の丸胴14に取付け、外輪12を上部旋回体2
の旋回フレーム3の底板4に取付ける。さらに、内輪1
1の転動面11Cと外輪12の転動面12Dとの間に転
動体13を転動可能に設ける。一方、外輪12の取付け
面12Cには、その内周側に位置して底板4との間に環
状段部21を形成し、この環状段部21により形成され
た隙間22を介して外輪12の取付け面12Cの内周側
と底板4とを対向させる。これにより、底板4と外輪1
2との間の剛性をこの部位で低下させ、底板4から外輪
12を介して転動体13に伝わる荷重をこの部位で緩和
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の旋回式作業機械に関する。
ル、油圧クレーン等の旋回式作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで、図8ないし図11に従来技術に
よる旋回式作業機械として油圧ショベルを示す。
よる旋回式作業機械として油圧ショベルを示す。
【0003】図中、1は下部走行体、2は該下部走行体
1上に後述の旋回装置10を介して旋回可能に支持され
た上部旋回体を示し、該上部旋回体2は、後述の底板4
および縦板5からなる旋回フレーム3と、該旋回フレー
ム3上に設けられた運転室6、機械室7およびカウンタ
ウェイト8等から構成されている。また、上部旋回体2
の前側には、ブーム、アーム、バケットおよびこれらを
作動させる各油圧シリンダ等からなる作業装置9が俯仰
動可能に取付けられている。
1上に後述の旋回装置10を介して旋回可能に支持され
た上部旋回体を示し、該上部旋回体2は、後述の底板4
および縦板5からなる旋回フレーム3と、該旋回フレー
ム3上に設けられた運転室6、機械室7およびカウンタ
ウェイト8等から構成されている。また、上部旋回体2
の前側には、ブーム、アーム、バケットおよびこれらを
作動させる各油圧シリンダ等からなる作業装置9が俯仰
動可能に取付けられている。
【0004】ここで、旋回フレーム3は図11に示す如
く、平板状の底板4と、該底板4上に上向きに突設さ
れ、前,後方向に延びつつ互いに対向する左,右一対の
縦板5,5とから構成されている。そして、底板4の下
端面は図10に示すように後述の外輪12が取付けられ
る取付け面4Aとなり、該取付け面4Aには複数のねじ
穴4B,4B,…が外輪12の各ボルト挿通穴12Aに
対応して形成されている。一方、各縦板5の前部5A側
には図9に示す如く、作業装置9のブームと、このブー
ムを作動させるためのブームシリンダとが回動可能に取
付けられている。
く、平板状の底板4と、該底板4上に上向きに突設さ
れ、前,後方向に延びつつ互いに対向する左,右一対の
縦板5,5とから構成されている。そして、底板4の下
端面は図10に示すように後述の外輪12が取付けられ
る取付け面4Aとなり、該取付け面4Aには複数のねじ
穴4B,4B,…が外輪12の各ボルト挿通穴12Aに
対応して形成されている。一方、各縦板5の前部5A側
には図9に示す如く、作業装置9のブームと、このブー
ムを作動させるためのブームシリンダとが回動可能に取
付けられている。
【0005】10は下部走行体1と旋回フレーム3との
間に設けられた旋回装置を示し、該旋回装置10は図9
および図10に示す如く、後述の内輪11、外輪12お
よび転動体13から大略構成されている。
間に設けられた旋回装置を示し、該旋回装置10は図9
および図10に示す如く、後述の内輪11、外輪12お
よび転動体13から大略構成されている。
【0006】11は下部走行体1側に設けられた環状の
内輪で、該内輪11には図10に示す如く、複数のボル
ト挿通穴11A,11A,…(1個のみ図示)が周方向
に間隔をもって軸方向に形成され、該各ボルト挿通穴1
1Aを介して各ボルト11Bが後述する丸胴14の各ね
じ穴14Aに螺着されることにより、内輪11は下部走
行体1の上端側に取付けられている。
内輪で、該内輪11には図10に示す如く、複数のボル
ト挿通穴11A,11A,…(1個のみ図示)が周方向
に間隔をもって軸方向に形成され、該各ボルト挿通穴1
1Aを介して各ボルト11Bが後述する丸胴14の各ね
じ穴14Aに螺着されることにより、内輪11は下部走
行体1の上端側に取付けられている。
【0007】また、内輪11の外周側には、後述の各転
動体13と摺動する半球凹面状の転動面11C,11
C,…(1個のみ図示)が周方向に間隔をもって形成さ
れ、該各転動面11Cよりも下端側の位置には、後述の
シール部材15を嵌合するためのシール嵌合溝11Dが
周方向に形成されている。
動体13と摺動する半球凹面状の転動面11C,11
C,…(1個のみ図示)が周方向に間隔をもって形成さ
れ、該各転動面11Cよりも下端側の位置には、後述の
シール部材15を嵌合するためのシール嵌合溝11Dが
周方向に形成されている。
【0008】12は内輪11の外周側に位置して上部旋
回体2側に設けられた環状の外輪で、該外輪12には複
数のボルト挿通穴12A,12A,…が周方向に間隔を
もって軸方向に形成され、該各ボルト挿通穴12Aを介
して各ボルト12Bが底板4の各ねじ穴4Bに螺着され
ることにより、外輪12は上端側の取付け面12Cを介
して底板4の取付け面4Aに取付けられている。
回体2側に設けられた環状の外輪で、該外輪12には複
数のボルト挿通穴12A,12A,…が周方向に間隔を
もって軸方向に形成され、該各ボルト挿通穴12Aを介
して各ボルト12Bが底板4の各ねじ穴4Bに螺着され
ることにより、外輪12は上端側の取付け面12Cを介
して底板4の取付け面4Aに取付けられている。
【0009】また、外輪12の内周側には、内輪11の
各転動面11Cに対応する位置に半球凹面状の転動面1
2D,12D,…が形成され、該各転動面12Dよりも
上端側の位置にはシール部材15用のシール嵌合溝12
Eが形成されている。
各転動面11Cに対応する位置に半球凹面状の転動面1
2D,12D,…が形成され、該各転動面12Dよりも
上端側の位置にはシール部材15用のシール嵌合溝12
Eが形成されている。
【0010】13,13,…は内輪11に対して外輪1
2を旋回可能に支持するための転動体を示し、該各転動
体13は図10および図11に示す如く、例えば鋼球等
からなり、内輪11と外輪12との各転動面11C,1
2D間に転動可能に挟持され、これらの間で周方向に一
定の間隔をもって配設されている。
2を旋回可能に支持するための転動体を示し、該各転動
体13は図10および図11に示す如く、例えば鋼球等
からなり、内輪11と外輪12との各転動面11C,1
2D間に転動可能に挟持され、これらの間で周方向に一
定の間隔をもって配設されている。
【0011】14は下部走行体1の上端側に固着された
環状の丸胴で、該丸胴14には図10に示す如く、内輪
11を取付けるため複数のねじ穴14A,14A,…が
軸方向に形成されている。
環状の丸胴で、該丸胴14には図10に示す如く、内輪
11を取付けるため複数のねじ穴14A,14A,…が
軸方向に形成されている。
【0012】15,15は内輪11と外輪12との間に
設けられた環状のシール部材で、該各シール部材15
は、基端側が内輪11のシール嵌合溝11D(外輪12
のシール嵌合溝12E)内に嵌合され、先端側が外輪1
2の下端面(内輪11の上端面)に摺接し、これにより
内輪11と外輪12との間をシールするものである。
設けられた環状のシール部材で、該各シール部材15
は、基端側が内輪11のシール嵌合溝11D(外輪12
のシール嵌合溝12E)内に嵌合され、先端側が外輪1
2の下端面(内輪11の上端面)に摺接し、これにより
内輪11と外輪12との間をシールするものである。
【0013】従来技術による旋回式作業機械は上述の如
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0014】油圧ショベルの運転中には、前記各油圧シ
リンダを作動させることにより作業装置9を俯仰動さ
せ、該作業装置9により土砂等の掘削作業を行う。ま
た、上部旋回体2の旋回時には、上部旋回体2側に設け
られた旋回モータ(図示せず)を駆動することにより、
旋回装置10の外輪12が各転動体13を介して内輪1
1の外周側で回転し、これによって上部旋回体2が下部
走行体1上で旋回する。
リンダを作動させることにより作業装置9を俯仰動さ
せ、該作業装置9により土砂等の掘削作業を行う。ま
た、上部旋回体2の旋回時には、上部旋回体2側に設け
られた旋回モータ(図示せず)を駆動することにより、
旋回装置10の外輪12が各転動体13を介して内輪1
1の外周側で回転し、これによって上部旋回体2が下部
走行体1上で旋回する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、例えば土砂等を掘削するため作業装置9を
作動させると、掘削対象から作業装置9に加わる反力
(荷重)が上部旋回体2に作用することがある。そし
て、例えば作業装置9から上部旋回体2に対して図9に
示す如く荷重F1 が作用すると、この荷重F1 は図10
に示す如く、旋回フレーム3の底板4から取付け面4
A,12Cを介して外輪12に伝わり、外輪12の転動
面12Dから転動体13に荷重F2 として作用する。さ
らに、この荷重F2 は転動体13を介して内輪11に伝
わり、このとき転動体13は内輪11から荷重F2 と大
きさの等しい反力F2 ′を受けることになる。
来技術では、例えば土砂等を掘削するため作業装置9を
作動させると、掘削対象から作業装置9に加わる反力
(荷重)が上部旋回体2に作用することがある。そし
て、例えば作業装置9から上部旋回体2に対して図9に
示す如く荷重F1 が作用すると、この荷重F1 は図10
に示す如く、旋回フレーム3の底板4から取付け面4
A,12Cを介して外輪12に伝わり、外輪12の転動
面12Dから転動体13に荷重F2 として作用する。さ
らに、この荷重F2 は転動体13を介して内輪11に伝
わり、このとき転動体13は内輪11から荷重F2 と大
きさの等しい反力F2 ′を受けることになる。
【0016】特に、例えば作業装置9のバケット等を掘
削対象に強く突き立てたりした場合には、旋回フレーム
3に対して各縦板5の伸長方向(上下方向および前後方
向)に大きな荷重F1 がかかる。しかし、各縦板5は伸
長方向の剛性が高く、また底板4は板厚方向の曲げ剛性
が低く、底板4は各縦板5の伸長方向の剛性が各縦板5
との結合部では高いので、荷重F1 の上下方向成分の荷
重F1aによって、底板4は各縦板5との結合部で各縦板
5の伸長方向(前後方向)のまわりに曲げ変形し上下方
向に変位する。
削対象に強く突き立てたりした場合には、旋回フレーム
3に対して各縦板5の伸長方向(上下方向および前後方
向)に大きな荷重F1 がかかる。しかし、各縦板5は伸
長方向の剛性が高く、また底板4は板厚方向の曲げ剛性
が低く、底板4は各縦板5の伸長方向の剛性が各縦板5
との結合部では高いので、荷重F1 の上下方向成分の荷
重F1aによって、底板4は各縦板5との結合部で各縦板
5の伸長方向(前後方向)のまわりに曲げ変形し上下方
向に変位する。
【0017】この結果、各ボルト11Bにより底板4と
螺着されている外輪12が各縦板5の付近にて上下方向
に変位するため、外輪12から転動体13に作用する図
10中の荷重F2 とその反力F2 ′とは、図11に示す
如く縦板5の付近で大きくなり、これによって各転動体
13に対する外輪12(内輪11)の面圧は不均一な状
態となる。
螺着されている外輪12が各縦板5の付近にて上下方向
に変位するため、外輪12から転動体13に作用する図
10中の荷重F2 とその反力F2 ′とは、図11に示す
如く縦板5の付近で大きくなり、これによって各転動体
13に対する外輪12(内輪11)の面圧は不均一な状
態となる。
【0018】このため、従来技術では、作業装置9から
旋回フレーム3に大きな荷重F1 がかかったときに、内
輪11および外輪12の転動面11C,12Dと各転動
体13との間の面圧が部分的に高くなることがあり、こ
の状態で各転動体13が転動面11C,12Dと摺動す
ると、これらが偏摩耗して内輪11と外輪12とが各転
動体13を介して円滑に相対回転できなくなったり、旋
回装置10の寿命が短くなったりするという問題があ
る。
旋回フレーム3に大きな荷重F1 がかかったときに、内
輪11および外輪12の転動面11C,12Dと各転動
体13との間の面圧が部分的に高くなることがあり、こ
の状態で各転動体13が転動面11C,12Dと摺動す
ると、これらが偏摩耗して内輪11と外輪12とが各転
動体13を介して円滑に相対回転できなくなったり、旋
回装置10の寿命が短くなったりするという問題があ
る。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、旋回フレームに大きな荷重が加わった場
合でも、旋回装置の外輪を介して転動体に作用する荷重
を軽減でき、転動体に対する外輪および内輪の面圧を均
一化できると共に、これらが偏摩耗するのを防止でき、
耐久性や寿命を向上させることができるようにした旋回
式作業機械を提供することを目的としている。
されたもので、旋回フレームに大きな荷重が加わった場
合でも、旋回装置の外輪を介して転動体に作用する荷重
を軽減でき、転動体に対する外輪および内輪の面圧を均
一化できると共に、これらが偏摩耗するのを防止でき、
耐久性や寿命を向上させることができるようにした旋回
式作業機械を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、下部走行体と、この下部走行体に旋回
装置を介して旋回可能に支持された上部旋回体とを備
え、前記旋回装置は、前記下部走行体の丸胴に取付けら
れた内輪と、前記上部旋回体の旋回フレームに取付けら
れた外輪と、前記内輪に対して外輪を旋回可能に支持す
るためにこれらの間に設けられた転動体とから構成して
なる旋回式作業機械に適用される。
ために本発明は、下部走行体と、この下部走行体に旋回
装置を介して旋回可能に支持された上部旋回体とを備
え、前記旋回装置は、前記下部走行体の丸胴に取付けら
れた内輪と、前記上部旋回体の旋回フレームに取付けら
れた外輪と、前記内輪に対して外輪を旋回可能に支持す
るためにこれらの間に設けられた転動体とから構成して
なる旋回式作業機械に適用される。
【0021】そして、請求項1に記載の発明が採用する
構成の特徴は、前記旋回フレームから旋回装置の転動体
に荷重が加えられるとき、その荷重に対する剛性を低下
させる剛性低下部を、旋回フレームに外輪を取付ける取
付け面と前記外輪の転動面との間に位置して設けたこと
にある。
構成の特徴は、前記旋回フレームから旋回装置の転動体
に荷重が加えられるとき、その荷重に対する剛性を低下
させる剛性低下部を、旋回フレームに外輪を取付ける取
付け面と前記外輪の転動面との間に位置して設けたこと
にある。
【0022】上記構成によれば、旋回フレームまたは外
輪の剛性をこれらの取付け面と外輪の転動面との間で剛
性低下部により低下させることができるから、旋回フレ
ームに大きな荷重が加わるときでも、この荷重を剛性低
下部により緩和でき、旋回フレーム側の変形に伴って外
輪の転動面側の部位が歪むのを防止できると共に、外輪
の歪みにより転動面から転動体に作用する荷重を軽減で
きる。
輪の剛性をこれらの取付け面と外輪の転動面との間で剛
性低下部により低下させることができるから、旋回フレ
ームに大きな荷重が加わるときでも、この荷重を剛性低
下部により緩和でき、旋回フレーム側の変形に伴って外
輪の転動面側の部位が歪むのを防止できると共に、外輪
の歪みにより転動面から転動体に作用する荷重を軽減で
きる。
【0023】また、請求項2に記載の発明では、前記剛
性低下部は、前記旋回フレームと外輪との間の取付け面
に位置して、これら旋回フレームと外輪のうち少なくと
も一方側に設けている。
性低下部は、前記旋回フレームと外輪との間の取付け面
に位置して、これら旋回フレームと外輪のうち少なくと
も一方側に設けている。
【0024】これにより、旋回フレームと外輪との間の
剛性を取付け面の位置で剛性低下部によって低下させる
ことができるから、旋回フレームに大きな荷重が加わる
ときでも、この荷重を剛性低下部により旋回フレームと
外輪との間で緩和でき、旋回フレームの変形に伴って外
輪が歪むのを防止できる。
剛性を取付け面の位置で剛性低下部によって低下させる
ことができるから、旋回フレームに大きな荷重が加わる
ときでも、この荷重を剛性低下部により旋回フレームと
外輪との間で緩和でき、旋回フレームの変形に伴って外
輪が歪むのを防止できる。
【0025】そして、請求項3に記載の発明では、前記
剛性低下部は、前記外輪の上端面の内周側に設けてい
る。
剛性低下部は、前記外輪の上端面の内周側に設けてい
る。
【0026】これにより、旋回フレームと外輪との間の
剛性を外輪の上端面内周側の位置で剛性低下部によって
低下させることができるから、外輪の上端面外周側を旋
回フレームの取付け面に取付けた状態で、旋回フレーム
に加わわった荷重を内周側の剛性低下部により緩和で
き、旋回フレームの変形に伴って外輪が歪むのを防止で
きる。
剛性を外輪の上端面内周側の位置で剛性低下部によって
低下させることができるから、外輪の上端面外周側を旋
回フレームの取付け面に取付けた状態で、旋回フレーム
に加わわった荷重を内周側の剛性低下部により緩和で
き、旋回フレームの変形に伴って外輪が歪むのを防止で
きる。
【0027】また、請求項4に記載の発明では、前記剛
性低下部は、前記旋回フレームの下側面にあって、前記
外輪の上端面の内周側と対向する位置に設けている。
性低下部は、前記旋回フレームの下側面にあって、前記
外輪の上端面の内周側と対向する位置に設けている。
【0028】これにより、旋回フレームの剛性を外輪の
上端面内周側と対向する位置で剛性低下部によって低下
させることができるから、旋回フレームに加わる荷重を
外輪の取付位置よりも内周側の部位で剛性低下部によっ
て緩和でき、旋回フレームの変形に伴って外輪が歪むの
を防止できる。
上端面内周側と対向する位置で剛性低下部によって低下
させることができるから、旋回フレームに加わる荷重を
外輪の取付位置よりも内周側の部位で剛性低下部によっ
て緩和でき、旋回フレームの変形に伴って外輪が歪むの
を防止できる。
【0029】さらに、請求項5に記載の発明では、前記
剛性低下部は、前記外輪の内周側であって前記転動体よ
りも上側位置に設けている。
剛性低下部は、前記外輪の内周側であって前記転動体よ
りも上側位置に設けている。
【0030】これにより、外輪の内周側の剛性を転動体
(転動面)よりも上側の位置で剛性低下部によって低下
させることができるから、旋回フレームから外輪の上端
外周側に伝わった荷重を内周側の剛性低下部により緩和
でき、旋回フレームの変形に伴って外輪の転動面側の部
位が歪むのを防止できる。
(転動面)よりも上側の位置で剛性低下部によって低下
させることができるから、旋回フレームから外輪の上端
外周側に伝わった荷重を内周側の剛性低下部により緩和
でき、旋回フレームの変形に伴って外輪の転動面側の部
位が歪むのを防止できる。
【0031】一方、請求項6に記載の発明では、前記外
輪の内周側にはシール嵌合溝を設け、このシール嵌合溝
には前記内輪の上端面と摺接することによって前記外輪
と内輪との間をシールするシール部材を設け、前記剛性
低下部は前記シール嵌合溝によって形成する構成として
いる。
輪の内周側にはシール嵌合溝を設け、このシール嵌合溝
には前記内輪の上端面と摺接することによって前記外輪
と内輪との間をシールするシール部材を設け、前記剛性
低下部は前記シール嵌合溝によって形成する構成として
いる。
【0032】これにより、シール嵌合溝を内輪の上端面
に対応させるため、転動体よりも上側となる位置で外輪
の内周側に形成できる。そして、旋回フレームから外輪
の上端側に荷重が加わった場合には、この荷重によって
転動面よりも上側の位置でシール嵌合溝が変形すること
により外輪の歪みを吸収でき、外輪の転動面側の部位が
歪むのを防止できる。
に対応させるため、転動体よりも上側となる位置で外輪
の内周側に形成できる。そして、旋回フレームから外輪
の上端側に荷重が加わった場合には、この荷重によって
転動面よりも上側の位置でシール嵌合溝が変形すること
により外輪の歪みを吸収でき、外輪の転動面側の部位が
歪むのを防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。
図面に従って詳細に説明する。
【0034】ここで、図1および図2は本発明による第
1の実施例を示し、本実施例では、旋回式作業機械とし
て油圧ショベルを例に挙げて説明する。なお、本実施例
では、従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
1の実施例を示し、本実施例では、旋回式作業機械とし
て油圧ショベルを例に挙げて説明する。なお、本実施例
では、従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0035】図中、21は本実施例による油圧ショベル
の旋回装置10に剛性低下部として設けられた環状段部
を示し、該環状段部21は外輪12の取付け面12Cの
内周側に段付き凹状をなして形成され、図2に示す如く
外輪12の周方向に延びている。また、環状段部21
は、底板4の撓み変形を許容する隙間22を取付け面4
Aとの間に形成し、これにより底板4と外輪12との間
の剛性はある程度小さくなっている。
の旋回装置10に剛性低下部として設けられた環状段部
を示し、該環状段部21は外輪12の取付け面12Cの
内周側に段付き凹状をなして形成され、図2に示す如く
外輪12の周方向に延びている。また、環状段部21
は、底板4の撓み変形を許容する隙間22を取付け面4
Aとの間に形成し、これにより底板4と外輪12との間
の剛性はある程度小さくなっている。
【0036】そして、例えば作業装置9から上部旋回体
2に大きな荷重が加わった場合には、この荷重が旋回フ
レーム3の各縦板5を介して底板4に伝わり、該底板4
が撓み変形するが、この撓み変形は隙間22によって吸
収され、底板4に作用した荷重は外輪12の取付け面1
2Cの内周側に伝わるのを防止される。
2に大きな荷重が加わった場合には、この荷重が旋回フ
レーム3の各縦板5を介して底板4に伝わり、該底板4
が撓み変形するが、この撓み変形は隙間22によって吸
収され、底板4に作用した荷重は外輪12の取付け面1
2Cの内周側に伝わるのを防止される。
【0037】この結果、外輪12は底板4の撓み変形に
伴って歪むことがなくなり、外輪12の転動面12Dか
ら各転動体13に伝わる荷重F2 (反力F2 ′)は図1
1中に一点鎖線で示す如く従来技術に比較して軽減され
ると共に、その大きさは外輪12の周方に列設された各
転動体13間で小さくなる。また、外輪12(転動面1
2D)の歪みが防止されるため、各転動体13に対する
面圧はその外周面全体に亘ってほぼ均一化される。
伴って歪むことがなくなり、外輪12の転動面12Dか
ら各転動体13に伝わる荷重F2 (反力F2 ′)は図1
1中に一点鎖線で示す如く従来技術に比較して軽減され
ると共に、その大きさは外輪12の周方に列設された各
転動体13間で小さくなる。また、外輪12(転動面1
2D)の歪みが防止されるため、各転動体13に対する
面圧はその外周面全体に亘ってほぼ均一化される。
【0038】本実施例による旋回式作業機械は上述の如
き構成を有するもので、その作動については従来技術に
よるものと格別差異はない。
き構成を有するもので、その作動については従来技術に
よるものと格別差異はない。
【0039】然るに、本実施例では、外輪12の取付け
面12Cの内周側に位置して環状段部21を形成したか
ら、底板4と外輪12との間の剛性を環状段部21によ
って低下させることができ、旋回フレーム3に大きな荷
重が加わった場合でも、この荷重を環状段部21の位置
で緩和できると共に、底板4と共に外輪12が歪むのを
確実に防止することができる。
面12Cの内周側に位置して環状段部21を形成したか
ら、底板4と外輪12との間の剛性を環状段部21によ
って低下させることができ、旋回フレーム3に大きな荷
重が加わった場合でも、この荷重を環状段部21の位置
で緩和できると共に、底板4と共に外輪12が歪むのを
確実に防止することができる。
【0040】これにより、外輪12の転動面12Dから
各転動体13に伝わる荷重を従来技術に比較して大幅に
軽減でき、各転動体13間で加わる荷重の差を小さくで
きると共に、各転動体13に対する外輪12の転動面1
2Dの面圧を外周面全体に亘ってほぼ均一化することが
できる。
各転動体13に伝わる荷重を従来技術に比較して大幅に
軽減でき、各転動体13間で加わる荷重の差を小さくで
きると共に、各転動体13に対する外輪12の転動面1
2Dの面圧を外周面全体に亘ってほぼ均一化することが
できる。
【0041】従って、本実施例によれば、旋回フレーム
3に大きな荷重が加わる場合でも、各転動体13が旋回
フレーム3から外輪12を介して作用する荷重により偏
摩耗するのを確実に防止でき、旋回装置10の耐久性や
寿命を大幅に向上させることができる。
3に大きな荷重が加わる場合でも、各転動体13が旋回
フレーム3から外輪12を介して作用する荷重により偏
摩耗するのを確実に防止でき、旋回装置10の耐久性や
寿命を大幅に向上させることができる。
【0042】次に、図3は本発明による第2の実施例を
示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。しかし、本実施例の特徴は、剛性低下部としての環
状凹溝31を旋回フレーム3の底板4に設けたことにあ
る。
示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。しかし、本実施例の特徴は、剛性低下部としての環
状凹溝31を旋回フレーム3の底板4に設けたことにあ
る。
【0043】ここで、環状凹溝31は、外輪12の取付
け面12Cの内周側と対向する位置で底板4の取付け面
4Aに形成され、外輪12に沿って環状に延びている。
また、環状凹溝31は、外輪12の取付け面12Cの内
周側との間に位置して底板4の撓み変形を許容する隙間
32を形成し、底板4の剛性は環状凹溝31の位置であ
る程度小さくなっている。
け面12Cの内周側と対向する位置で底板4の取付け面
4Aに形成され、外輪12に沿って環状に延びている。
また、環状凹溝31は、外輪12の取付け面12Cの内
周側との間に位置して底板4の撓み変形を許容する隙間
32を形成し、底板4の剛性は環状凹溝31の位置であ
る程度小さくなっている。
【0044】そして、底板4に大きな荷重が加わった場
合には、該底板4が比較的剛性の低い環状凹溝31の位
置で撓み変形することにより、この撓み変形は隙間32
によって吸収され、底板4に作用した荷重は外輪12の
取付け面12Cの内周側に伝わるのを防止される。
合には、該底板4が比較的剛性の低い環状凹溝31の位
置で撓み変形することにより、この撓み変形は隙間32
によって吸収され、底板4に作用した荷重は外輪12の
取付け面12Cの内周側に伝わるのを防止される。
【0045】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0046】次に、図4は本発明による第3の実施例を
示し、本実施例では、前記第1および第2の実施例と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施例の特徴は、環状段部41
を外輪12の取付け面12Cに設け、環状凹溝42を旋
回フレーム3の底板4に設けると共に、該環状段部4
1、環状凹溝42により剛性低下部を構成したことにあ
る。
示し、本実施例では、前記第1および第2の実施例と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施例の特徴は、環状段部41
を外輪12の取付け面12Cに設け、環状凹溝42を旋
回フレーム3の底板4に設けると共に、該環状段部4
1、環状凹溝42により剛性低下部を構成したことにあ
る。
【0047】ここで、環状段部41は第1の実施例と同
様に、外輪12の取付け面12Cの内周側に形成されて
いる。また、環状凹溝42は前記第2の実施例と同様
に、外輪12の取付け面12Cの内周側と対向する位置
で底板4の取付け面4Aに形成されている。そして、底
板4と外輪12との間には、環状段部41および環状凹
溝42内に位置して底板4の撓み変形を許容する隙間4
3が形成されている。
様に、外輪12の取付け面12Cの内周側に形成されて
いる。また、環状凹溝42は前記第2の実施例と同様
に、外輪12の取付け面12Cの内周側と対向する位置
で底板4の取付け面4Aに形成されている。そして、底
板4と外輪12との間には、環状段部41および環状凹
溝42内に位置して底板4の撓み変形を許容する隙間4
3が形成されている。
【0048】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0049】次に、図5は本発明による第4の実施例を
示し、本実施例の特徴は、外輪の内周側に剛性低下部を
設けたことある。なお、本実施例では、前記第1の実施
例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
示し、本実施例の特徴は、外輪の内周側に剛性低下部を
設けたことある。なお、本実施例では、前記第1の実施
例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0050】図中、51は本実施例による剛性低下部と
しての環状凹溝を示し、該環状凹溝51は、外輪12の
内周側に位置して各転動体13よりも上側位置に形成さ
れている。また、環状凹溝51は外輪12の径方向外向
きに一定の深さ寸法を有し、外輪12の全周に亘って延
びている。さらに、環状凹溝51の内部は外輪12の撓
み変形を許容する隙間52を構成し、これにより外輪1
2の剛性は環状凹溝51の位置である程度小さくなって
いる。
しての環状凹溝を示し、該環状凹溝51は、外輪12の
内周側に位置して各転動体13よりも上側位置に形成さ
れている。また、環状凹溝51は外輪12の径方向外向
きに一定の深さ寸法を有し、外輪12の全周に亘って延
びている。さらに、環状凹溝51の内部は外輪12の撓
み変形を許容する隙間52を構成し、これにより外輪1
2の剛性は環状凹溝51の位置である程度小さくなって
いる。
【0051】そして、底板4に大きな荷重が加わった場
合には、この荷重が底板4から外輪12の上端側に伝わ
ると、外輪12が比較的剛性の低い環状凹溝51の位置
で撓み変形することにより、この撓み変形は隙間52に
よって吸収され、外輪12に作用した荷重は外輪12の
各転動体13(転動面12D)側の部位に伝わるのを防
止される。
合には、この荷重が底板4から外輪12の上端側に伝わ
ると、外輪12が比較的剛性の低い環状凹溝51の位置
で撓み変形することにより、この撓み変形は隙間52に
よって吸収され、外輪12に作用した荷重は外輪12の
各転動体13(転動面12D)側の部位に伝わるのを防
止される。
【0052】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0053】次に、図6は本発明による第5の実施例を
示し、本実施例の特徴は、外輪の内周側に設けたシール
嵌合溝により剛性低下部を構成したことある。なお、本
実施例では、前記第4の実施例と同一の構成要素に同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。
示し、本実施例の特徴は、外輪の内周側に設けたシール
嵌合溝により剛性低下部を構成したことある。なお、本
実施例では、前記第4の実施例と同一の構成要素に同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0054】図中、61は本実施例による剛性低下部と
してのシール嵌合溝を示し、該シール嵌合溝61は外輪
12の内周側で内輪11の上端面に対応する位置に形成
され、各転動体13よりも上側位置に配設されている。
また、シール嵌合溝61は外輪12の径方向外向きに従
来技術のシール嵌合溝12Eよりも深い一定の深さ寸法
を有し、外輪12の全周に亘って延びている。さらに、
シール嵌合溝61の内部は外輪12の撓み変形を許容す
る隙間62を構成し、これにより外輪12の剛性はシー
ル嵌合溝61の位置である程度小さくなっている。
してのシール嵌合溝を示し、該シール嵌合溝61は外輪
12の内周側で内輪11の上端面に対応する位置に形成
され、各転動体13よりも上側位置に配設されている。
また、シール嵌合溝61は外輪12の径方向外向きに従
来技術のシール嵌合溝12Eよりも深い一定の深さ寸法
を有し、外輪12の全周に亘って延びている。さらに、
シール嵌合溝61の内部は外輪12の撓み変形を許容す
る隙間62を構成し、これにより外輪12の剛性はシー
ル嵌合溝61の位置である程度小さくなっている。
【0055】63はシール嵌合溝61内に装着される環
状のシール部材で、該シール部材63は従来技術による
シール部材15とほぼ同様に、基端側(外周側)がシー
ル嵌合溝61内に嵌合され、先端側(内周側)が内輪1
1の上端面に摺接しているものの、本実施例では、シー
ル部材63の上側面に径方向の途中位置から上向きに突
出する環状の鍔部63Aが一体形成されている。そし
て、シール部材63は、鍔部63Aが外輪12の内周側
に当接することにより、シール嵌合溝61内の浅い位置
に位置決めされている。
状のシール部材で、該シール部材63は従来技術による
シール部材15とほぼ同様に、基端側(外周側)がシー
ル嵌合溝61内に嵌合され、先端側(内周側)が内輪1
1の上端面に摺接しているものの、本実施例では、シー
ル部材63の上側面に径方向の途中位置から上向きに突
出する環状の鍔部63Aが一体形成されている。そし
て、シール部材63は、鍔部63Aが外輪12の内周側
に当接することにより、シール嵌合溝61内の浅い位置
に位置決めされている。
【0056】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1ないし第4の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができ、底板4から外輪12の上端側に大
きな荷重が加わった場合には、外輪12が比較的剛性の
低いシール嵌合溝61の位置で撓み変形することによ
り、この荷重をシール嵌合溝61によって吸収でき、外
輪12に作用した荷重が外輪12の各転動体13側の部
位に伝わるのを確実に防止することができる。
でも、前記第1ないし第4の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができ、底板4から外輪12の上端側に大
きな荷重が加わった場合には、外輪12が比較的剛性の
低いシール嵌合溝61の位置で撓み変形することによ
り、この荷重をシール嵌合溝61によって吸収でき、外
輪12に作用した荷重が外輪12の各転動体13側の部
位に伝わるのを確実に防止することができる。
【0057】また、シール嵌合溝61を従来技術のシー
ル嵌合溝12Eよりも深尺に形成することで、従来技術
に対して剛性低下部の形成作業等を新たに追加すること
なく剛性低下部をシール嵌合溝61として簡単に形成す
ることができる。
ル嵌合溝12Eよりも深尺に形成することで、従来技術
に対して剛性低下部の形成作業等を新たに追加すること
なく剛性低下部をシール嵌合溝61として簡単に形成す
ることができる。
【0058】次に、図7は本発明による第6の実施例を
示し、本実施例の特徴は、旋回装置の転動体を円柱状の
ローラによって構成したことある。なお、本実施例で
は、前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
示し、本実施例の特徴は、旋回装置の転動体を円柱状の
ローラによって構成したことある。なお、本実施例で
は、前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0059】図中、71は本実施例による旋回装置を示
し、該旋回装置71は前記第1の実施例とほぼ同様に、
内輪72および外輪73を有しているものの、本実施例
では、内輪72と外輪73との間に後述のローラ76
A,76B,76Cが転動可能に配設されている。
し、該旋回装置71は前記第1の実施例とほぼ同様に、
内輪72および外輪73を有しているものの、本実施例
では、内輪72と外輪73との間に後述のローラ76
A,76B,76Cが転動可能に配設されている。
【0060】ここで、内輪72の外周側には径方向外向
きに突出する環状の凸部72Aが一体形成されている。
また、外輪73は、取付け面74Aが底板4の取付け面
4Aに取付けられた上端部74と、該上端部74の下端
側に一体的に取付けられた下端部75とから構成されて
いる。そして、外輪73は、上端部74にローラ76
A,76B,76Cと摺接する転動面74B,74Cが
形成され、下端部75に転動面75Aが形成されてい
る。
きに突出する環状の凸部72Aが一体形成されている。
また、外輪73は、取付け面74Aが底板4の取付け面
4Aに取付けられた上端部74と、該上端部74の下端
側に一体的に取付けられた下端部75とから構成されて
いる。そして、外輪73は、上端部74にローラ76
A,76B,76Cと摺接する転動面74B,74Cが
形成され、下端部75に転動面75Aが形成されてい
る。
【0061】76A,76B,76Cは旋回装置71の
転動体を構成する円柱状のローラで、該ローラ76A,
76Bは内輪72の凸部72Aと外輪73の上端部74
との間に位置してそれぞれ内輪11の径方向、軸方向に
転動可能に配設され、ローラ76Cは内輪72の凸部7
2Aと外輪73の下端部75との間に位置して内輪11
の径方向に転動可能に配設されている。
転動体を構成する円柱状のローラで、該ローラ76A,
76Bは内輪72の凸部72Aと外輪73の上端部74
との間に位置してそれぞれ内輪11の径方向、軸方向に
転動可能に配設され、ローラ76Cは内輪72の凸部7
2Aと外輪73の下端部75との間に位置して内輪11
の径方向に転動可能に配設されている。
【0062】77は外輪73の取付け面74Aの内周側
に段付き凹状をなして形成された剛性低下部としての環
状段部を示し、該環状段部77は前記第1の実施例の環
状段部21とほぼ同様に構成され、外輪73の転動面7
4B,74C,75Aよりも上側位置に配設されると共
に、底板4と外輪12との間の剛性をある程度低下させ
ている。
に段付き凹状をなして形成された剛性低下部としての環
状段部を示し、該環状段部77は前記第1の実施例の環
状段部21とほぼ同様に構成され、外輪73の転動面7
4B,74C,75Aよりも上側位置に配設されると共
に、底板4と外輪12との間の剛性をある程度低下させ
ている。
【0063】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0064】なお、前記実施例では、旋回式作業機械と
して油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限らず、例えばクレーン等の建設機械や、農耕用お
よび産業用の旋回式作業機械に適用してもよい。
して油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限らず、例えばクレーン等の建設機械や、農耕用お
よび産業用の旋回式作業機械に適用してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、旋回フレームから旋回装置の転動体に荷重
が加えられるとき、その荷重に対する剛性を低下させる
剛性低下部を旋回フレームの取付け面と外輪の転動面と
の間に設ける構成としたから、旋回フレームに大きな荷
重が加わるときでも、この荷重を剛性低下部により確実
に緩和でき、旋回フレーム側の変形に伴って外輪が歪む
のを防止できると共に、転動面から転動体に作用する荷
重を従来技術に比較して大幅に軽減することができる。
従って、転動体に対する外輪の面圧をその転動面全体に
亘ってほぼ均一化することができ、旋回フレームに大き
な荷重が加わるときでも、転動体が旋回フレームから外
輪を介して作用する荷重により偏摩耗するのを確実に防
止できると共に、旋回装置の耐久性や寿命を大幅に向上
させることができる。
明によれば、旋回フレームから旋回装置の転動体に荷重
が加えられるとき、その荷重に対する剛性を低下させる
剛性低下部を旋回フレームの取付け面と外輪の転動面と
の間に設ける構成としたから、旋回フレームに大きな荷
重が加わるときでも、この荷重を剛性低下部により確実
に緩和でき、旋回フレーム側の変形に伴って外輪が歪む
のを防止できると共に、転動面から転動体に作用する荷
重を従来技術に比較して大幅に軽減することができる。
従って、転動体に対する外輪の面圧をその転動面全体に
亘ってほぼ均一化することができ、旋回フレームに大き
な荷重が加わるときでも、転動体が旋回フレームから外
輪を介して作用する荷重により偏摩耗するのを確実に防
止できると共に、旋回装置の耐久性や寿命を大幅に向上
させることができる。
【0066】また、請求項2に記載の発明によれば、旋
回フレームと外輪との間の取付け面のうち少なくとも一
方の取付け面に剛性低下部を設ける構成としたから、旋
回フレームに大きな荷重が加わるときでも、この荷重を
剛性低下部により旋回フレームと外輪との間で緩和で
き、旋回フレーム側の変形に伴って外輪が歪むのを防止
できると共に、転動体が転動面との摺動で偏摩耗するの
を確実に防ぐことができる。
回フレームと外輪との間の取付け面のうち少なくとも一
方の取付け面に剛性低下部を設ける構成としたから、旋
回フレームに大きな荷重が加わるときでも、この荷重を
剛性低下部により旋回フレームと外輪との間で緩和で
き、旋回フレーム側の変形に伴って外輪が歪むのを防止
できると共に、転動体が転動面との摺動で偏摩耗するの
を確実に防ぐことができる。
【0067】そして、請求項3に記載の発明によれば、
剛性低下部を外輪の上端面の内周側に設けるようにした
から、外輪の上端面外周側を旋回フレームの取付け面に
取付けた状態で、旋回フレームに加わる荷重を内周側の
剛性低下部により緩和でき、旋回フレーム側の変形に伴
って外輪が歪むのを確実に防止することができる。
剛性低下部を外輪の上端面の内周側に設けるようにした
から、外輪の上端面外周側を旋回フレームの取付け面に
取付けた状態で、旋回フレームに加わる荷重を内周側の
剛性低下部により緩和でき、旋回フレーム側の変形に伴
って外輪が歪むのを確実に防止することができる。
【0068】また、請求項4に記載の発明によれば、剛
性低下部を、外輪の上端面内周側と対向する位置で旋回
フレームの下側面に設けるようにしたから、旋回フレー
ムに加わる荷重を外輪の取付位置よりも内周側の部位で
剛性低下部によって緩和でき、旋回フレームの変形に伴
って外輪が歪むのを確実に防止することができる。
性低下部を、外輪の上端面内周側と対向する位置で旋回
フレームの下側面に設けるようにしたから、旋回フレー
ムに加わる荷重を外輪の取付位置よりも内周側の部位で
剛性低下部によって緩和でき、旋回フレームの変形に伴
って外輪が歪むのを確実に防止することができる。
【0069】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
剛性低下部を、転動体よりも上側位置で外輪の内周側に
設けるようにしたから、旋回フレームから外輪の上端外
周側に伝わった荷重を内周側の剛性低下部により緩和で
き、旋回フレームの変形に伴って外輪の転動面側の部位
が歪むのを確実に防止することができる。
剛性低下部を、転動体よりも上側位置で外輪の内周側に
設けるようにしたから、旋回フレームから外輪の上端外
周側に伝わった荷重を内周側の剛性低下部により緩和で
き、旋回フレームの変形に伴って外輪の転動面側の部位
が歪むのを確実に防止することができる。
【0070】一方、請求項6に記載の発明によれば、外
輪の内周側に設けたシール部材用のシール嵌合溝によっ
て剛性低下部を構成したから、旋回フレームから外輪の
上端側に荷重が加わったときには、シール嵌合溝が変形
することにより外輪の上端側の歪みを吸収でき、外輪の
転動面側の部位が歪むのを確実に防止することができ
る。
輪の内周側に設けたシール部材用のシール嵌合溝によっ
て剛性低下部を構成したから、旋回フレームから外輪の
上端側に荷重が加わったときには、シール嵌合溝が変形
することにより外輪の上端側の歪みを吸収でき、外輪の
転動面側の部位が歪むのを確実に防止することができ
る。
【図1】第1の実施例による油圧ショベルの旋回装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】図1中の旋回装置の一部を示す平面図である。
【図3】第2の実施例による油圧ショベルの旋回装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図4】第3の実施例による油圧ショベルの旋回装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図5】第4の実施例による油圧ショベルの旋回装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図6】第5の実施例による油圧ショベルの旋回装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図7】第6の実施例による油圧ショベルの旋回装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図8】従来技術による油圧ショベルを示す外観図であ
る。
る。
【図9】図8中の旋回フレームを旋回装置と共に示す側
面図である。
面図である。
【図10】図9中の旋回装置の要部を拡大して示す縦断
面図である。
面図である。
【図11】作業装置から旋回フレームに加わる荷重の分
布状態を示す説明図である。
布状態を示す説明図である。
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 旋回フレーム 4 底板 4A,12C 取付け面 10,71 旋回装置 11,72 内輪 11C,12D,74B,74C,75A 転動面 12,73 外輪 13 転動体 21,41,77 環状段部(剛性低下部) 31,42,51 環状凹溝(剛性低下部) 61 シール嵌合溝(剛性低下部) 63 シール部材 76A,76B,76C ローラ(転動体)
Claims (6)
- 【請求項1】 下部走行体と、この下部走行体に旋回装
置を介して旋回可能に支持された上部旋回体とを備え、
前記旋回装置は、前記下部走行体の丸胴に取付けられた
内輪と、前記上部旋回体の旋回フレームに取付けられた
外輪と、前記内輪に対して外輪を旋回可能に支持するた
めにこれらの間に設けられた転動体とから構成してなる
旋回式作業機械において、 前記旋回フレームから旋回装置の転動体に荷重が加えら
れるとき、その荷重に対する剛性を低下させる剛性低下
部を、旋回フレームに外輪を取付ける取付け面と前記外
輪の転動面との間に位置して設けたことを特徴とする旋
回式作業機械。 - 【請求項2】 前記剛性低下部は、前記旋回フレームと
外輪との間の取付け面に位置して、これら旋回フレーム
と外輪のうち少なくとも一方側に設けてなる請求項1に
記載の旋回式作業機械。 - 【請求項3】 前記剛性低下部は、前記外輪の上端面の
内周側に設けてなる請求項1に記載の旋回式作業機械。 - 【請求項4】 前記剛性低下部は、前記旋回フレームの
下側面にあって、前記外輪の上端面の内周側と対向する
位置に設けてなる請求項1に記載の旋回式作業機械。 - 【請求項5】 前記剛性低下部は、前記外輪の内周側で
あって前記転動体よりも上側位置に設けてなる請求項1
に記載の旋回式作業機械。 - 【請求項6】 前記外輪の内周側にはシール嵌合溝を設
け、このシール嵌合溝には前記内輪の上端面と摺接する
ことによって前記外輪と内輪との間をシールするシール
部材を設け、前記剛性低下部は前記シール嵌合溝によっ
て形成する構成としてなる請求項1に記載の旋回式作業
機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31887696A JPH10140611A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 旋回式作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31887696A JPH10140611A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 旋回式作業機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140611A true JPH10140611A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18103957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31887696A Pending JPH10140611A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 旋回式作業機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10140611A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012144949A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
| CN108951735A (zh) * | 2018-10-08 | 2018-12-07 | 三汽车制造有限公司 | 一种回转支承组件及平地机 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP31887696A patent/JPH10140611A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012144949A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
| CN108951735A (zh) * | 2018-10-08 | 2018-12-07 | 三汽车制造有限公司 | 一种回转支承组件及平地机 |
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