JPH10140747A - 太陽電池瓦の製造方法 - Google Patents
太陽電池瓦の製造方法Info
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- JPH10140747A JPH10140747A JP8294065A JP29406596A JPH10140747A JP H10140747 A JPH10140747 A JP H10140747A JP 8294065 A JP8294065 A JP 8294065A JP 29406596 A JP29406596 A JP 29406596A JP H10140747 A JPH10140747 A JP H10140747A
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- tile
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02S—GENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
- H02S20/00—Supporting structures for PV modules
- H02S20/20—Supporting structures directly fixed to an immovable object
- H02S20/22—Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings
- H02S20/23—Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings specially adapted for roof structures
- H02S20/25—Roof tile elements
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】瓦基材への太陽電池の取付けが長期にわたって
確保でき、又、その取付け作業も簡便であり、且つ瓦基
材にクラックが入りにくく、長期にわたって優れた外観
を有する太陽電池瓦の製造方法を提供する。 【解決手段】型枠内に、略中央部に太陽電池装着部形成
用の突出部を有する瓦成形型を、その突出部の隅部又は
縁部に太陽電池を固定する金具の先端部を突き刺すとと
もにその基端部を瓦基材に埋設される寸法だけ突出させ
た状態にて、前記突出部を上方に向けて設置する工程
と、型枠内に瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形
成層を形成して前記金具の基端部を埋設する工程と、瓦
基材形成層を硬化して脱型し、太陽電池を固定する金具
の先端部が突出する太陽電池装着部を有する瓦基材を形
成する工程、太陽電池を瓦基材の太陽電池装着部に載置
し金具により係止する工程からなる。
確保でき、又、その取付け作業も簡便であり、且つ瓦基
材にクラックが入りにくく、長期にわたって優れた外観
を有する太陽電池瓦の製造方法を提供する。 【解決手段】型枠内に、略中央部に太陽電池装着部形成
用の突出部を有する瓦成形型を、その突出部の隅部又は
縁部に太陽電池を固定する金具の先端部を突き刺すとと
もにその基端部を瓦基材に埋設される寸法だけ突出させ
た状態にて、前記突出部を上方に向けて設置する工程
と、型枠内に瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形
成層を形成して前記金具の基端部を埋設する工程と、瓦
基材形成層を硬化して脱型し、太陽電池を固定する金具
の先端部が突出する太陽電池装着部を有する瓦基材を形
成する工程、太陽電池を瓦基材の太陽電池装着部に載置
し金具により係止する工程からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池瓦の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日当たりの良い家屋の屋根瓦上は、太陽
電池の有利な設置場所の一つである。しかしながら、家
屋の屋根瓦は、通常、傾斜した屋根に葺設されているの
で表面が傾斜しており、その上に太陽電池を設置するに
は、落下しないように適当な固定部材にて固定する必要
がある。従って、別部材としての固定部材を必要とする
上に、固定作業が煩雑であるという問題点がある。
電池の有利な設置場所の一つである。しかしながら、家
屋の屋根瓦は、通常、傾斜した屋根に葺設されているの
で表面が傾斜しており、その上に太陽電池を設置するに
は、落下しないように適当な固定部材にて固定する必要
がある。従って、別部材としての固定部材を必要とする
上に、固定作業が煩雑であるという問題点がある。
【0003】この点に鑑み、従来、屋根瓦に直接太陽電
池を取り付けたものが種々提案されている。例えば、特
開平3─25146号公報には、ガラス製スレート瓦の
前部下面に太陽電池が一体に設けられたものが提案され
ているが、瓦が高価なものとなる上に、重く且つ破損し
易いという難点がある。
池を取り付けたものが種々提案されている。例えば、特
開平3─25146号公報には、ガラス製スレート瓦の
前部下面に太陽電池が一体に設けられたものが提案され
ているが、瓦が高価なものとなる上に、重く且つ破損し
易いという難点がある。
【0004】又、実開平4─28524号公報には、繊
維補強セメント製又は焼成粘土製の厚型瓦の表面の陥凹
部に太陽電池素子が収納され、接着剤にて固定されたも
のが提案され、実開昭61─194039号公報には、
屋根瓦本体に設けられた収納部内に太陽電池及び透明保
護板が嵌め込まれたものが提案されている。
維補強セメント製又は焼成粘土製の厚型瓦の表面の陥凹
部に太陽電池素子が収納され、接着剤にて固定されたも
のが提案され、実開昭61─194039号公報には、
屋根瓦本体に設けられた収納部内に太陽電池及び透明保
護板が嵌め込まれたものが提案されている。
【0005】しかしながら、日当りの良い屋根上では、
時間の経過とともに、接着剤が劣化したり、透明保護板
が反って外れたりし易いために、外観が悪くなったり、
甚だしい場合には、太陽電池素子が風雨に煽られて落下
し危険であるという問題点がある。
時間の経過とともに、接着剤が劣化したり、透明保護板
が反って外れたりし易いために、外観が悪くなったり、
甚だしい場合には、太陽電池素子が風雨に煽られて落下
し危険であるという問題点がある。
【0006】又、太陽電池が組み込まれた屋根瓦を電気
的に接続する方法が種々提案されている。例えば、特開
平7─62802号公報には、透明瓦の下半分に備えら
れた太陽電池(裏面取付)から、上半分で貫通して表側
にリード線を引き出し、太陽電池面に取り付けられた電
極が、上下の瓦を葺く際に、それぞれリード線と電極で
電気的に接続する方法が提案されている。
的に接続する方法が種々提案されている。例えば、特開
平7─62802号公報には、透明瓦の下半分に備えら
れた太陽電池(裏面取付)から、上半分で貫通して表側
にリード線を引き出し、太陽電池面に取り付けられた電
極が、上下の瓦を葺く際に、それぞれリード線と電極で
電気的に接続する方法が提案されている。
【0007】特開平6─346557号公報には、パネ
ル本体の上面側に配線ユニットを設け、配線ユニットに
複数のコネクタを設け、太陽電池瓦を配線ユニットのコ
ネクタに接続する方法が提案されている。
ル本体の上面側に配線ユニットを設け、配線ユニットに
複数のコネクタを設け、太陽電池瓦を配線ユニットのコ
ネクタに接続する方法が提案されている。
【0008】特開平5─18051号公報には、太陽電
池が瓦の裏面に樹脂で封止され、その電極がリード線に
接続され、屋根下地フレームに予め接続端子及びリード
線が組み込まれており、瓦を葺く際に電池からの電極を
フレームの電極に差し込むことでそれぞれの瓦の電気接
続を行う方法が提案されている。
池が瓦の裏面に樹脂で封止され、その電極がリード線に
接続され、屋根下地フレームに予め接続端子及びリード
線が組み込まれており、瓦を葺く際に電池からの電極を
フレームの電極に差し込むことでそれぞれの瓦の電気接
続を行う方法が提案されている。
【0009】実開平6─44867号公報には、電池か
ら直接リード線を引き出し、これを瓦枠に嵌め込み、リ
ード線を瓦本体裏をとおって接続する方法が提案されて
いる。
ら直接リード線を引き出し、これを瓦枠に嵌め込み、リ
ード線を瓦本体裏をとおって接続する方法が提案されて
いる。
【0010】しかしながら、これらの方法による場合に
は、瓦基材の電極とリード線との接続、封止作業が煩雑
であったり、瓦裏面にリード線が複雑に入り組んで瓦同
士の接続に手間がかかり時間を要し、電極から電極への
配線が多くなり、その材料費も高くつくという問題点が
ある。
は、瓦基材の電極とリード線との接続、封止作業が煩雑
であったり、瓦裏面にリード線が複雑に入り組んで瓦同
士の接続に手間がかかり時間を要し、電極から電極への
配線が多くなり、その材料費も高くつくという問題点が
ある。
【0011】一方、機械的強度に優れた建築材用の原料
として、SiO2 ─Al2 O3 系粉体及びアルカリ金属
珪酸塩を主成分とする硬化性無機質組成物が知られてお
り、例えば、特公平3─9060号公報には、電気集塵
の灰や仮焼ボーキサイトとアルカリ金属珪酸塩水溶液を
混合した含水無機成形材料が提案されている。
として、SiO2 ─Al2 O3 系粉体及びアルカリ金属
珪酸塩を主成分とする硬化性無機質組成物が知られてお
り、例えば、特公平3─9060号公報には、電気集塵
の灰や仮焼ボーキサイトとアルカリ金属珪酸塩水溶液を
混合した含水無機成形材料が提案されている。
【0012】しかしながら、この含水無機成形材料を用
いて、注型成形により、太陽電池を埋め込んだ瓦を成形
した場合、瓦が重く、瓦基材の部分の成形後の硬化収縮
率が大きいためにクラックが入るという問題点がある。
いて、注型成形により、太陽電池を埋め込んだ瓦を成形
した場合、瓦が重く、瓦基材の部分の成形後の硬化収縮
率が大きいためにクラックが入るという問題点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、瓦基材への
太陽電池の取付けが長期にわたって確保でき、又、その
取付け作業も簡便であり、且つ瓦基材にクラックが入り
にくく、長期にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦
の製造方法を提供することを目的としてなされたもので
ある。
太陽電池の取付けが長期にわたって確保でき、又、その
取付け作業も簡便であり、且つ瓦基材にクラックが入り
にくく、長期にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦
の製造方法を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0014】又、本発明は、屋根上に葺く際に、瓦同士
の電気的接続が容易で、且つ瓦基材にクラックが入りに
くく、長期にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦の
製造方法を提供することを目的としてなされたものであ
る。
の電気的接続が容易で、且つ瓦基材にクラックが入りに
くく、長期にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦の
製造方法を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の本
発明(以下、この発明のみを指す場合は本発明1とい
う)は、瓦基材に太陽電池が装着された太陽電池瓦の製
造方法であって、型枠内に、略中央部に太陽電池装着部
形成用の突出部を有する瓦成形型を、その突出部の隅部
又は縁部に太陽電池を固定する金具の先端部を突き刺す
とともにその基端部を瓦基材に埋設される寸法だけ突出
させた状態にて、前記突出部を上方に向けて設置する工
程と、型枠内にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ
金属珪酸塩と水からなる瓦基材形成用スラリーを流し込
み瓦基材形成層を形成して前記金具の基端部を埋設する
工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、太陽電池を固
定する金具の先端部が突出する凹窪状の太陽電池装着部
を有する瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基材の凹
窪状の太陽電池装着部に載置し金具により係止する工程
からなる太陽電池瓦の製造方法である。
発明(以下、この発明のみを指す場合は本発明1とい
う)は、瓦基材に太陽電池が装着された太陽電池瓦の製
造方法であって、型枠内に、略中央部に太陽電池装着部
形成用の突出部を有する瓦成形型を、その突出部の隅部
又は縁部に太陽電池を固定する金具の先端部を突き刺す
とともにその基端部を瓦基材に埋設される寸法だけ突出
させた状態にて、前記突出部を上方に向けて設置する工
程と、型枠内にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ
金属珪酸塩と水からなる瓦基材形成用スラリーを流し込
み瓦基材形成層を形成して前記金具の基端部を埋設する
工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、太陽電池を固
定する金具の先端部が突出する凹窪状の太陽電池装着部
を有する瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基材の凹
窪状の太陽電池装着部に載置し金具により係止する工程
からなる太陽電池瓦の製造方法である。
【0016】本願の請求項2記載の本発明(以下、この
発明のみを指す場合は本発明2という)は、瓦基材に太
陽電池が装着された太陽電池瓦の製造方法であって、型
枠内に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部を有
する瓦成形型を、その突出部の隅部又は縁部に太陽電池
の電極端子からのコネクタと接続できるコネクタが固定
され、そのコネクタからリード線が引き出された状態に
て、前記突出部を上方に向けて設置する工程と、型枠内
にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪酸塩と
水からなる瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形成
層を形成する工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、
太陽電池とのコネクタが導出された凹窪状の太陽電池装
着部を有し、そのコネクタからリード線が引き出された
瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基材の凹窪状の太
陽電池装着部にコネクタ同士を連結するようにして装着
する工程からなる太陽電池瓦の製造方法である。
発明のみを指す場合は本発明2という)は、瓦基材に太
陽電池が装着された太陽電池瓦の製造方法であって、型
枠内に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部を有
する瓦成形型を、その突出部の隅部又は縁部に太陽電池
の電極端子からのコネクタと接続できるコネクタが固定
され、そのコネクタからリード線が引き出された状態に
て、前記突出部を上方に向けて設置する工程と、型枠内
にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪酸塩と
水からなる瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形成
層を形成する工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、
太陽電池とのコネクタが導出された凹窪状の太陽電池装
着部を有し、そのコネクタからリード線が引き出された
瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基材の凹窪状の太
陽電池装着部にコネクタ同士を連結するようにして装着
する工程からなる太陽電池瓦の製造方法である。
【0017】本発明において、瓦基材形成用スラリーと
しては、SiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪
酸塩と水とからなるものが使用される。SiO2 ─Al
2 O3 系粉体としては、SiO2 /Al2 O3 =1/9
〜9/1(重量比)のものが好適に使用され、全体とし
てSiO2 とAl2 O3 とを合わせて50重量%以上含
まれているものが好適に使用される。
しては、SiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪
酸塩と水とからなるものが使用される。SiO2 ─Al
2 O3 系粉体としては、SiO2 /Al2 O3 =1/9
〜9/1(重量比)のものが好適に使用され、全体とし
てSiO2 とAl2 O3 とを合わせて50重量%以上含
まれているものが好適に使用される。
【0018】このようなSiO2 ─Al2 O3 系粉体と
しては、例えば、10μm以下の粒径のものを80重
量%以上含有するフライアッシュ、400〜1,00
0℃で焼成され、10μm以下の粒径のものを80重量
%含有するフライアッシュ、フライアッシュ又は粘土
を溶融し気体中に噴霧することによって得られる無機質
粉体、粘土に0.1〜30kwh/kgの機械的エネ
ルギーを作用させて得られる無機質粉体、の無機質
粉体を更に100〜750℃で加熱することによって得
られる無機質粉体、メタカオリンに0.1〜30kw
h/kgの機械的エネルギーを作用させて得られる無機
質粉体、コランダムあるいはムライト製造時の電気集
塵機の灰、粉砕仮焼ボーキサイト、メタカオリンか
ら選ばれる1種以上の粉体が挙げられる。
しては、例えば、10μm以下の粒径のものを80重
量%以上含有するフライアッシュ、400〜1,00
0℃で焼成され、10μm以下の粒径のものを80重量
%含有するフライアッシュ、フライアッシュ又は粘土
を溶融し気体中に噴霧することによって得られる無機質
粉体、粘土に0.1〜30kwh/kgの機械的エネ
ルギーを作用させて得られる無機質粉体、の無機質
粉体を更に100〜750℃で加熱することによって得
られる無機質粉体、メタカオリンに0.1〜30kw
h/kgの機械的エネルギーを作用させて得られる無機
質粉体、コランダムあるいはムライト製造時の電気集
塵機の灰、粉砕仮焼ボーキサイト、メタカオリンか
ら選ばれる1種以上の粉体が挙げられる。
【0019】ここに、フライアッシュとは、JIS A
6201に規定される、微粉砕燃焼ボイラーから集塵
機で採取する微小な灰の粒子の、SiO2 40%以上、
湿分1%以下、比重1.95以上、比表面積2,700
cm2 /g以上、44μm標準ふるい75%以上通過す
るものである。
6201に規定される、微粉砕燃焼ボイラーから集塵
機で採取する微小な灰の粒子の、SiO2 40%以上、
湿分1%以下、比重1.95以上、比表面積2,700
cm2 /g以上、44μm標準ふるい75%以上通過す
るものである。
【0020】上記フライアッシュからのフライアッシ
ュを得る方法としては、従来公知の任意の方法が採用で
き、例えば、湿式沈降分級、風力分級、比重による分離
等通常行われている分級機、もしくはジェットミル、ロ
ールミル、ボールミル等の微粉砕機及び分級機と粉砕機
の連続システムを使用することにより可能である。粒径
10μm以下のフライアッシュが80重量%を下回ると
アルカリ金属珪酸塩水溶液との反応性が低下し、強度低
下を生じたり、硬化不良が生じるおそれがある。
ュを得る方法としては、従来公知の任意の方法が採用で
き、例えば、湿式沈降分級、風力分級、比重による分離
等通常行われている分級機、もしくはジェットミル、ロ
ールミル、ボールミル等の微粉砕機及び分級機と粉砕機
の連続システムを使用することにより可能である。粒径
10μm以下のフライアッシュが80重量%を下回ると
アルカリ金属珪酸塩水溶液との反応性が低下し、強度低
下を生じたり、硬化不良が生じるおそれがある。
【0021】フライアッシュは一般に黒色であるが、着
色を必要とする場合には焼成により脱色する。400℃
以上の温度での焼成で脱色可能であるが、1,000℃
を超える温度で焼成すると、アルカリ金属珪酸塩水溶液
との反応性が低下するので、のフライアッシュにおい
ては上記の温度範囲が好ましい。
色を必要とする場合には焼成により脱色する。400℃
以上の温度での焼成で脱色可能であるが、1,000℃
を超える温度で焼成すると、アルカリ金属珪酸塩水溶液
との反応性が低下するので、のフライアッシュにおい
ては上記の温度範囲が好ましい。
【0022】の無機質粉体を得るために、フライアッ
シュ又は粘土を溶融したものを気体中に噴霧する方法と
しては、セラミックコーティングに使用される溶射技術
が応用される。この溶射技術は、好ましくは上記フライ
アッシュ及び粘土が2,000〜16,000℃の温度
で溶融され、30〜80m/sの速度で噴霧されるもの
であり、具体的には、フラズマ溶射法、高エネルギーガ
ス溶射法、アーク溶射法等が採用される。上記溶射技術
によって得られる反応性無機質粉体は、一般にその比表
面積が0.1〜60m2 /gにコントロールされる。
シュ又は粘土を溶融したものを気体中に噴霧する方法と
しては、セラミックコーティングに使用される溶射技術
が応用される。この溶射技術は、好ましくは上記フライ
アッシュ及び粘土が2,000〜16,000℃の温度
で溶融され、30〜80m/sの速度で噴霧されるもの
であり、具体的には、フラズマ溶射法、高エネルギーガ
ス溶射法、アーク溶射法等が採用される。上記溶射技術
によって得られる反応性無機質粉体は、一般にその比表
面積が0.1〜60m2 /gにコントロールされる。
【0023】における粘土としては、化学組成とし
てSiO2 5〜85重量%、Al2O3 90〜10重量
%を含有する粘土が使用され、例えば、カオリナイト、
ディッカイト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱
物、白雲母、イライト、フェンジャナイト、海緑石、セ
ラドナイト、パラゴナイト、ブランマナイト等の雲母粘
土鉱物、モンモリドナイト、バイデライト、ノントロナ
イト、サボナイト、ソーコナイト等のスメクタイト、緑
泥石、パイフィライト、タルク、ばん土頁岩を使用する
ことができる。
てSiO2 5〜85重量%、Al2O3 90〜10重量
%を含有する粘土が使用され、例えば、カオリナイト、
ディッカイト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱
物、白雲母、イライト、フェンジャナイト、海緑石、セ
ラドナイト、パラゴナイト、ブランマナイト等の雲母粘
土鉱物、モンモリドナイト、バイデライト、ノントロナ
イト、サボナイト、ソーコナイト等のスメクタイト、緑
泥石、パイフィライト、タルク、ばん土頁岩を使用する
ことができる。
【0024】乃至の無機質粉体を得る際の、機械的
エネルギーとは、圧縮力、剪断力、衝撃力を指し、これ
らは単独で作用させてもよいし、2種以上を複合させて
もよい。これらを作用させる機器としては、例えば、ボ
ールミル、振動ミル、遊星ミル、媒体攪拌型ミル、ロー
ラミル、乳鉢、ジェット粉砕装置等が挙げられる。
エネルギーとは、圧縮力、剪断力、衝撃力を指し、これ
らは単独で作用させてもよいし、2種以上を複合させて
もよい。これらを作用させる機器としては、例えば、ボ
ールミル、振動ミル、遊星ミル、媒体攪拌型ミル、ロー
ラミル、乳鉢、ジェット粉砕装置等が挙げられる。
【0025】乃至の無機質粉体を得る原料としての
粘土又はメタカオリンは、特に限定されないが、機械エ
ネルギーを有効に作用させるには、その平均粒径が0.
01〜500μmのものが好ましく、更に好ましくは
0.1〜100μmのものである。
粘土又はメタカオリンは、特に限定されないが、機械エ
ネルギーを有効に作用させるには、その平均粒径が0.
01〜500μmのものが好ましく、更に好ましくは
0.1〜100μmのものである。
【0026】乃至の無機質粉体を得る原料としての
粘土又はメタカオリンに作用させる機械的エネルギー
は、小さすぎるとアルカリ金属珪酸塩水溶液との反応性
が低下し、大きすぎると粉砕装置への負荷が大きくな
り、装置の消耗や損傷が増大し、不純物が混入する問題
が発生するので、0.1〜30kwh/kgに限定さ
れ、1.0〜26kwh/kgであるのが好ましい。
粘土又はメタカオリンに作用させる機械的エネルギー
は、小さすぎるとアルカリ金属珪酸塩水溶液との反応性
が低下し、大きすぎると粉砕装置への負荷が大きくな
り、装置の消耗や損傷が増大し、不純物が混入する問題
が発生するので、0.1〜30kwh/kgに限定さ
れ、1.0〜26kwh/kgであるのが好ましい。
【0027】粘土又はメタカオリンに機械的エネルギー
を作用させる際には、必要に応じて粉砕助剤が添加され
てもよい。粉砕助剤とは、機械エネルギーを作用させる
際に粘土又はメタカオリンの粉体が装置内部に付着した
り著しく凝集するのを防ぐものであって、例えば、メチ
ルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類、ト
リエタノールアミン等のアルコールアミン類、ステアリ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸
類、アセトン蒸気等が挙げられる。これらは単独で使用
されてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
を作用させる際には、必要に応じて粉砕助剤が添加され
てもよい。粉砕助剤とは、機械エネルギーを作用させる
際に粘土又はメタカオリンの粉体が装置内部に付着した
り著しく凝集するのを防ぐものであって、例えば、メチ
ルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類、ト
リエタノールアミン等のアルコールアミン類、ステアリ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸
類、アセトン蒸気等が挙げられる。これらは単独で使用
されてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
【0028】の無機質粉体を得るには、の無機質粉
体を100〜750℃、好ましくは200〜600℃に
加熱して得られるが、これは加熱により、得られる硬化
体の機械的強度の向上が認められるためである。加熱温
度が100℃未満であると、得られる硬化体の機械強度
の向上が小さく、750℃を無機質粉体の結晶化が生
じ、アルカリ金属珪酸塩水溶液に対する反応性が低下す
る。加熱時間は、短くなると得られる硬化体の機械的強
度の向上が小さく、長くなるとエキルギーコストが増大
するので、1分〜5時間が好ましい。
体を100〜750℃、好ましくは200〜600℃に
加熱して得られるが、これは加熱により、得られる硬化
体の機械的強度の向上が認められるためである。加熱温
度が100℃未満であると、得られる硬化体の機械強度
の向上が小さく、750℃を無機質粉体の結晶化が生
じ、アルカリ金属珪酸塩水溶液に対する反応性が低下す
る。加熱時間は、短くなると得られる硬化体の機械的強
度の向上が小さく、長くなるとエキルギーコストが増大
するので、1分〜5時間が好ましい。
【0029】又はの無機質粉体としては、特公平3
─9060号公報や特公平4─45471号公報に記載
されているものが使用される。の無機質粉体として
は、市販のメタカオリンが使用される。
─9060号公報や特公平4─45471号公報に記載
されているものが使用される。の無機質粉体として
は、市販のメタカオリンが使用される。
【0030】アルカリ金属珪酸塩としては、次式(1)
で表される化合物が好適に使用される。 M2 O・nSiO2 ・・・(1) 但し、式(1)中、Mは、K,Na,Liから選ばれる
1種以上の金属、nは有理数を表す。nの値は小さくな
ると、良好な外観の硬化体が得られず、大きくなるとゲ
ル化を生じ易くなるので、0.05〜8が好ましく、更
に好ましくは0.5〜2.5である。
で表される化合物が好適に使用される。 M2 O・nSiO2 ・・・(1) 但し、式(1)中、Mは、K,Na,Liから選ばれる
1種以上の金属、nは有理数を表す。nの値は小さくな
ると、良好な外観の硬化体が得られず、大きくなるとゲ
ル化を生じ易くなるので、0.05〜8が好ましく、更
に好ましくは0.5〜2.5である。
【0031】アルカリ金属珪酸塩は、水溶液の状態で添
加されるのが好ましい。この場合の水溶液の濃度は、低
すぎるとSiO2 ─Al2 O3 系粉体との反応性が低下
し易く、濃度が高すぎるとアルカリ金属の塩が生成し易
くなるので、10〜60重量%程度が好ましい。アルカ
リ金属珪酸塩は、そのまま加圧、加熱下で水に溶解して
もよいが、アルカリ金属珪酸塩水溶液に珪砂、珪石等の
SiO2 成分をnが所定値になるように加圧、加熱下で
添加しながら溶解してもよい。
加されるのが好ましい。この場合の水溶液の濃度は、低
すぎるとSiO2 ─Al2 O3 系粉体との反応性が低下
し易く、濃度が高すぎるとアルカリ金属の塩が生成し易
くなるので、10〜60重量%程度が好ましい。アルカ
リ金属珪酸塩は、そのまま加圧、加熱下で水に溶解して
もよいが、アルカリ金属珪酸塩水溶液に珪砂、珪石等の
SiO2 成分をnが所定値になるように加圧、加熱下で
添加しながら溶解してもよい。
【0032】アルカリ金属珪酸塩の添加量は、少なすぎ
るとSiO2 ─Al2 O3 系粉体との反応性が低下し易
く、多すぎると得られる硬化体の耐水性が低下し易いの
で、SiO2 ─Al2 O3 系粉体100重量部に対し
て、10〜80重量部が好ましく、更に好ましくは20
〜70重量部である。
るとSiO2 ─Al2 O3 系粉体との反応性が低下し易
く、多すぎると得られる硬化体の耐水性が低下し易いの
で、SiO2 ─Al2 O3 系粉体100重量部に対し
て、10〜80重量部が好ましく、更に好ましくは20
〜70重量部である。
【0033】水は、全添加量をアルカリ金属珪酸塩の水
溶液として添加されてもよいし、アルカリ金属珪酸塩水
溶液と、独立した水との両方の形態で添加されてもよ
い。水の添加量は、少なすぎると十分に硬化しにくく、
多すぎると得られる硬化体の強度が低下し易いので、S
iO2 ─Al2 O3 系粉体100重量部に対して10〜
1,000が好ましく、更に好ましくは10〜750重
量部であり、特に好ましくは50〜500重量部であ
る。
溶液として添加されてもよいし、アルカリ金属珪酸塩水
溶液と、独立した水との両方の形態で添加されてもよ
い。水の添加量は、少なすぎると十分に硬化しにくく、
多すぎると得られる硬化体の強度が低下し易いので、S
iO2 ─Al2 O3 系粉体100重量部に対して10〜
1,000が好ましく、更に好ましくは10〜750重
量部であり、特に好ましくは50〜500重量部であ
る。
【0034】上記各組成物中には、必要に応じて、無機
質充填材、補強繊維、顔料、発泡助剤等を添加すること
ができる。
質充填材、補強繊維、顔料、発泡助剤等を添加すること
ができる。
【0035】本発明において、スラリーは、例えば、5
0〜100℃の雰囲気下で加熱処理を行うことにより、
硬化して瓦基材を形成することができる。加熱処理は、
特に限定されることがないが、例えばオーブン等により
行うことができる。
0〜100℃の雰囲気下で加熱処理を行うことにより、
硬化して瓦基材を形成することができる。加熱処理は、
特に限定されることがないが、例えばオーブン等により
行うことができる。
【0036】
【作用】本発明1の太陽電池瓦の製造方法は、型枠内
に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部を有する
瓦成形型を、その突出部の隅部又は縁部に太陽電池を固
定する金具の先端部を突き刺すとともにその基端部を瓦
基材に埋設される寸法だけ突出させた状態にて、前記突
出部を上方に向けて設置する工程と、型枠内にSiO2
─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪酸塩と水からなる
瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形成層を形成し
て前記金具の基端部を埋設する工程と、瓦基材形成層を
硬化して脱型し、太陽電池を固定する金具の先端部が突
出する凹窪状の太陽電池装着部を有する瓦基材を形成す
る工程、太陽電池を瓦基材の凹窪状の太陽電池装着部に
載置し金具により係止する工程からなることにより、瓦
基材に太陽電池の装着する際に、太陽電池を凹窪状の太
陽電池装着部に載置するとともに、基端部が瓦基材に埋
設された金具により固定するので、長期にわたって太陽
電池を瓦基材に固定させた状態を確保でき、又、その取
付け作業も金具の先端を折り曲げるだけでよいので簡便
であり、長期にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦
を製造することができる。
に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部を有する
瓦成形型を、その突出部の隅部又は縁部に太陽電池を固
定する金具の先端部を突き刺すとともにその基端部を瓦
基材に埋設される寸法だけ突出させた状態にて、前記突
出部を上方に向けて設置する工程と、型枠内にSiO2
─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪酸塩と水からなる
瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形成層を形成し
て前記金具の基端部を埋設する工程と、瓦基材形成層を
硬化して脱型し、太陽電池を固定する金具の先端部が突
出する凹窪状の太陽電池装着部を有する瓦基材を形成す
る工程、太陽電池を瓦基材の凹窪状の太陽電池装着部に
載置し金具により係止する工程からなることにより、瓦
基材に太陽電池の装着する際に、太陽電池を凹窪状の太
陽電池装着部に載置するとともに、基端部が瓦基材に埋
設された金具により固定するので、長期にわたって太陽
電池を瓦基材に固定させた状態を確保でき、又、その取
付け作業も金具の先端を折り曲げるだけでよいので簡便
であり、長期にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦
を製造することができる。
【0037】本発明2の太陽電池瓦の製造方法は、型枠
内に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部を有す
る瓦成形型を、その突出部の隅部又は縁部に太陽電池の
電極端子からのコネクタと接続できるコネクタが固定さ
れ、そのコネクタからリード線が引き出された状態に
て、前記突出部を上方に向けて設置する工程と、型枠内
にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪酸塩と
水からなる瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形成
層を形成する工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、
太陽電池とのコネクタが導出された凹窪状の太陽電池装
着部を有し、そのコネクタからリード線が引き出された
瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基材の凹窪状の太
陽電池装着部にコネクタ同士を連結するようにして装着
する工程からなることにより、瓦基材に太陽電池を装着
する際に、太陽電池の電極端子からのコネクタを太陽電
池装着部に導出されたコネクタに接続するとともに、太
陽電池を凹窪状の太陽電池装着部に載置するだけでよい
ので装着作業が楽であり、且つ屋根上に太陽電池瓦葺く
際に、隣接する瓦同士のコネクタを接続するだけでよい
ので瓦同士の電気的接続が容易な太陽電池瓦を製造する
ことができる。
内に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部を有す
る瓦成形型を、その突出部の隅部又は縁部に太陽電池の
電極端子からのコネクタと接続できるコネクタが固定さ
れ、そのコネクタからリード線が引き出された状態に
て、前記突出部を上方に向けて設置する工程と、型枠内
にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属珪酸塩と
水からなる瓦基材形成用スラリーを流し込み瓦基材形成
層を形成する工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、
太陽電池とのコネクタが導出された凹窪状の太陽電池装
着部を有し、そのコネクタからリード線が引き出された
瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基材の凹窪状の太
陽電池装着部にコネクタ同士を連結するようにして装着
する工程からなることにより、瓦基材に太陽電池を装着
する際に、太陽電池の電極端子からのコネクタを太陽電
池装着部に導出されたコネクタに接続するとともに、太
陽電池を凹窪状の太陽電池装着部に載置するだけでよい
ので装着作業が楽であり、且つ屋根上に太陽電池瓦葺く
際に、隣接する瓦同士のコネクタを接続するだけでよい
ので瓦同士の電気的接続が容易な太陽電池瓦を製造する
ことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図4は、本発明の太陽電池
瓦の製造方法の一例の製造工程を順次説明する説明図で
ある。まず、第1工程において、図1に示すように、型
枠3内に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部5
1を有するゴム製の瓦成形型5を、突出部51を上方に
向けるように設置する。
を参照して説明する。図1〜図4は、本発明の太陽電池
瓦の製造方法の一例の製造工程を順次説明する説明図で
ある。まず、第1工程において、図1に示すように、型
枠3内に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部5
1を有するゴム製の瓦成形型5を、突出部51を上方に
向けるように設置する。
【0039】瓦成形型5の突出部51には、その4隅
に、太陽電池を固定する金具6の先端部61を突き差す
とともに、その鍵状に曲げられた基端部62を瓦基材に
埋設される寸法だけ突出させた状態とされている。
に、太陽電池を固定する金具6の先端部61を突き差す
とともに、その鍵状に曲げられた基端部62を瓦基材に
埋設される寸法だけ突出させた状態とされている。
【0040】次に、第2工程において、図2に示すよう
に、型枠3内に、SiO2 ─Al2O3 系粉体とアルカ
リ金属珪酸塩と水とからなる瓦基材形成用スラリーを流
し込み、瓦基材形成層12′を形成して、金具6の基端
部62を埋設する。
に、型枠3内に、SiO2 ─Al2O3 系粉体とアルカ
リ金属珪酸塩と水とからなる瓦基材形成用スラリーを流
し込み、瓦基材形成層12′を形成して、金具6の基端
部62を埋設する。
【0041】第3工程において、型枠3に上型4を被せ
たまま図示しないオーブン中に導入して加熱処理して、
瓦基材形成層12′を硬化し脱型して、図3に示すよう
に、4隅に太陽電池を固定する金具6の基端部62が埋
設され先端部61が突出する太陽電池装着部121を有
する瓦基材12を形成する。
たまま図示しないオーブン中に導入して加熱処理して、
瓦基材形成層12′を硬化し脱型して、図3に示すよう
に、4隅に太陽電池を固定する金具6の基端部62が埋
設され先端部61が突出する太陽電池装着部121を有
する瓦基材12を形成する。
【0042】最終工程にて、太陽電池11を瓦基材12
の凹窪状に形成された太陽電池装着部121に載置し、
金具6の先端部61を曲げて太陽電池11を固定し、太
陽電池11の電極端子からリード線により引き出された
コネクタ13を瓦基材12に表出させて、図4に示すよ
うな太陽電池瓦1を得る。
の凹窪状に形成された太陽電池装着部121に載置し、
金具6の先端部61を曲げて太陽電池11を固定し、太
陽電池11の電極端子からリード線により引き出された
コネクタ13を瓦基材12に表出させて、図4に示すよ
うな太陽電池瓦1を得る。
【0043】図5〜図9は、本発明の太陽電池瓦の製造
方法の別の例の製造工程を順次説明する説明図である。
まず、第1工程において、図5に示すように、型枠3内
に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部51を有
するゴム製の瓦成形型5を、突出部51を上方に向ける
ように設置する。
方法の別の例の製造工程を順次説明する説明図である。
まず、第1工程において、図5に示すように、型枠3内
に、略中央部に太陽電池装着部形成用の突出部51を有
するゴム製の瓦成形型5を、突出部51を上方に向ける
ように設置する。
【0044】第2の工程において、図6に示すように、
瓦成形型5の突出部51には、太陽電池の電極端子から
のコネクタと接続できるコネクタ7を粘土にて固定す
る。コネクタ7からリード線8を引き出し、型枠3に設
けられた貫通孔31に嵌着されたゴム栓9を挿通するよ
うにして型枠3の外部に引き出した状態となす。
瓦成形型5の突出部51には、太陽電池の電極端子から
のコネクタと接続できるコネクタ7を粘土にて固定す
る。コネクタ7からリード線8を引き出し、型枠3に設
けられた貫通孔31に嵌着されたゴム栓9を挿通するよ
うにして型枠3の外部に引き出した状態となす。
【0045】第3工程において、図7に示すように、型
枠3内に、SiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属
珪酸塩と水とからなる瓦基材形成用スラリーを流し込
み、瓦基材形成層22′を形成する。
枠3内に、SiO2 ─Al2 O3 系粉体とアルカリ金属
珪酸塩と水とからなる瓦基材形成用スラリーを流し込
み、瓦基材形成層22′を形成する。
【0046】第4工程において、型枠3に上型4を被せ
たまま図示しないオーブン中に導入して加熱処理して、
瓦基材形成層22′を硬化し脱型し、粘土を除去して、
図8に示すように、太陽電池とのコネクタ7が導出され
た凹窪状に形成された太陽電池装着部221を有し、そ
のコネクタからリード線が引き出された瓦基材22を得
る。
たまま図示しないオーブン中に導入して加熱処理して、
瓦基材形成層22′を硬化し脱型し、粘土を除去して、
図8に示すように、太陽電池とのコネクタ7が導出され
た凹窪状に形成された太陽電池装着部221を有し、そ
のコネクタからリード線が引き出された瓦基材22を得
る。
【0047】最終工程にて、太陽電池21を瓦基材22
の凹窪状の太陽電池装着部221にコネクタ同士を連結
するようににて装着して、図9に示すような太陽電池瓦
2を得る。得られた太陽電池瓦2は、図10に示すよう
に、屋根上に葺設しつつ、隣接する瓦相互のコネクタを
接続する。
の凹窪状の太陽電池装着部221にコネクタ同士を連結
するようににて装着して、図9に示すような太陽電池瓦
2を得る。得られた太陽電池瓦2は、図10に示すよう
に、屋根上に葺設しつつ、隣接する瓦相互のコネクタを
接続する。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施例1 (1)SiO2 ─Al2 O3 系粉体の調製 フライアッシュ(関電化工社製、平均粒径20μm:J
IS A 6201に準ずる)を分球機(日清エンジニ
アリング社製、型式:TC15)により分球し粒径が1
0μm以下の粉体を100重量%含有するSiO2 ─A
l2 O3 系粉体を調製した。
IS A 6201に準ずる)を分球機(日清エンジニ
アリング社製、型式:TC15)により分球し粒径が1
0μm以下の粉体を100重量%含有するSiO2 ─A
l2 O3 系粉体を調製した。
【0049】(2)アルカリ金属珪酸塩水溶液の調製 1K珪酸カリウム水溶液(日本化学工業社製)、水を用
いて、表1に示すアルカリ金属珪酸塩水溶液を調製し
た。
いて、表1に示すアルカリ金属珪酸塩水溶液を調製し
た。
【0050】(3)瓦基材形成用スラリーの調製 オムニミキサー(千代田技研工業社製)を用いて、表2
に示す添加量の、SiO2 ─Al2 O3 系粉体、アルカ
リ金属珪酸塩水溶液及び水を加えて2分間混合した後、
瓦基材形成用スラリーを調製した。 (4)太陽電池瓦の作製 図1〜図3を参照して説明した第1工程〜最終工程の製
造工程のとおりの工程を経て、図4に示すような太陽電
池瓦を得た。
に示す添加量の、SiO2 ─Al2 O3 系粉体、アルカ
リ金属珪酸塩水溶液及び水を加えて2分間混合した後、
瓦基材形成用スラリーを調製した。 (4)太陽電池瓦の作製 図1〜図3を参照して説明した第1工程〜最終工程の製
造工程のとおりの工程を経て、図4に示すような太陽電
池瓦を得た。
【0051】実施例2 (1)〜(3)は実施例1と同様である。 (4)太陽電池瓦の作製 図5〜図8を参照して説明した第1工程〜最終工程の製
造工程のとおりの工程を経て、図9に示すような太陽電
池瓦を得た。
造工程のとおりの工程を経て、図9に示すような太陽電
池瓦を得た。
【0052】
【発明の効果】本発明1の太陽電池瓦の製造方法は、上
記のようにされているので、瓦基材への太陽電池が長期
にわたって固定され、又、その装着作業が簡便であり、
且つ軽量であり、瓦基材にクラックが入りにくく、長期
にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦を製造するこ
とができる。
記のようにされているので、瓦基材への太陽電池が長期
にわたって固定され、又、その装着作業が簡便であり、
且つ軽量であり、瓦基材にクラックが入りにくく、長期
にわたって優れた外観を有する太陽電池瓦を製造するこ
とができる。
【0053】本発明2の太陽電池瓦の製造方法は、上記
のようにされているので、瓦基材への太陽電池の装着
や、瓦同士の電気的接続が容易で、且つ瓦基材が軽量で
あり、クラックが入りにくく、長期にわたって優れた外
観を有する太陽電池瓦を製造することができる。
のようにされているので、瓦基材への太陽電池の装着
や、瓦同士の電気的接続が容易で、且つ瓦基材が軽量で
あり、クラックが入りにくく、長期にわたって優れた外
観を有する太陽電池瓦を製造することができる。
【図1】本発明の太陽電池瓦の製造方法の一例の第1工
程を説明する断面図である。
程を説明する断面図である。
【図2】本発明の太陽電池瓦の製造方法の一例の第2工
程を説明する断面図である。
程を説明する断面図である。
【図3】本発明の太陽電池瓦の製造方法の一例により得
られた瓦基材を示す断面図である。
られた瓦基材を示す断面図である。
【図4】本発明の太陽電池瓦の製造方法の一例により得
られた太陽電池瓦を示す断面図である。
られた太陽電池瓦を示す断面図である。
【図5】本発明の太陽電池瓦の製造方法の別の例の第1
工程を説明する断面図である。
工程を説明する断面図である。
【図6】本発明の太陽電池瓦の製造方法の別の例の第2
工程を説明する断面図である。
工程を説明する断面図である。
【図7】本発明の太陽電池瓦の製造方法の別の例の第3
工程を説明する断面図である。
工程を説明する断面図である。
【図8】本発明の太陽電池瓦の製造方法の別の例により
得られた瓦基材を示す断面図である。
得られた瓦基材を示す断面図である。
【図9】本発明の太陽電池瓦の製造方法の別の例により
得られた太陽電池瓦を示す断面図である。
得られた太陽電池瓦を示す断面図である。
【図10】図9に示す太陽電池瓦の使用状態を説明する
斜視図である。
斜視図である。
1,2 太陽電池瓦 3 型枠 4 上型 5 瓦成形型 11,21 太陽電池 12,22 瓦基材 12′,22′ 瓦基材形成層 51 突出部 121,221 太陽電池装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 31/042 H01L 31/04 R
Claims (2)
- 【請求項1】 瓦基材に太陽電池が装着された太陽電池
瓦の製造方法であって、型枠内に、略中央部に太陽電池
装着部形成用の突出部を有する瓦成形型を、その突出部
の隅部又は縁部に太陽電池を固定する金具の先端部を突
き刺すとともにその基端部を瓦基材に埋設される寸法だ
け突出させた状態にて、前記突出部を上方に向けて設置
する工程と、型枠内にSiO2 ─Al2 O3 系粉体とア
ルカリ金属珪酸塩と水からなる瓦基材形成用スラリーを
流し込み瓦基材形成層を形成して前記金具の基端部を埋
設する工程と、瓦基材形成層を硬化して脱型し、太陽電
池を固定する金具の先端部が突出する凹窪状の太陽電池
装着部を有する瓦基材を形成する工程、太陽電池を瓦基
材の凹窪状の太陽電池装着部に載置し金具により係止す
る工程からなることを特徴とする太陽電池瓦の製造方
法。 - 【請求項2】 瓦基材に太陽電池が装着された太陽電池
瓦の製造方法であって、型枠内に、略中央部に太陽電池
装着部形成用の突出部を有する瓦成形型を、その突出部
の隅部又は縁部に太陽電池の電極端子からのコネクタと
接続できるコネクタが固定され、そのコネクタからリー
ド線が引き出された状態にて、前記突出部を上方に向け
て設置する工程と、型枠内にSiO2 ─Al2 O3 系粉
体とアルカリ金属珪酸塩と水からなる瓦基材形成用スラ
リーを流し込み瓦基材形成層を形成する工程と、瓦基材
形成層を硬化して脱型し、太陽電池とのコネクタが導出
された凹窪状の太陽電池装着部を有し、そのコネクタか
らリード線が引き出された瓦基材を形成する工程、太陽
電池を瓦基材の凹窪状の太陽電池装着部にコネクタ同士
を連結するようにして装着する工程からなることを特徴
とする太陽電池瓦の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294065A JPH10140747A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 太陽電池瓦の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294065A JPH10140747A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 太陽電池瓦の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140747A true JPH10140747A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17802838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8294065A Pending JPH10140747A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 太陽電池瓦の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10140747A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100677726B1 (ko) * | 1999-04-12 | 2007-02-02 | 타가와 타다히로 | 발광타일 |
| JP2012530201A (ja) * | 2009-06-17 | 2012-11-29 | アズレ,アレクサンドル | 屋根用光発電タイル |
| JP2014053581A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Zhejiang Heda Solar Technology Co Ltd | 太陽光発電瓦及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP8294065A patent/JPH10140747A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100677726B1 (ko) * | 1999-04-12 | 2007-02-02 | 타가와 타다히로 | 발광타일 |
| JP2012530201A (ja) * | 2009-06-17 | 2012-11-29 | アズレ,アレクサンドル | 屋根用光発電タイル |
| JP2014053581A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Zhejiang Heda Solar Technology Co Ltd | 太陽光発電瓦及びその製造方法 |
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