JPH10141096A - 内燃機関の絞り弁制御装置 - Google Patents

内燃機関の絞り弁制御装置

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JPH10141096A
JPH10141096A JP32614597A JP32614597A JPH10141096A JP H10141096 A JPH10141096 A JP H10141096A JP 32614597 A JP32614597 A JP 32614597A JP 32614597 A JP32614597 A JP 32614597A JP H10141096 A JPH10141096 A JP H10141096A
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JP
Japan
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throttle valve
accelerator
lever
throttle
spring
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JP32614597A
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English (en)
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Yasuhiro Kamimura
康宏 上村
Yasushi Sasaki
靖 佐々木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセルセンサの回転軸が、絞り弁の回転軸
とは別に設けられていても、アクセル操作量の検出が高
精度で得られるようにした内燃機関の絞り弁制御装置を
提供すること。 【解決手段】 絞り弁1の軸3と平行な軸23を有する
アクセルポジションセンサ19を用い、その軸23に取
り付けたレバー24を、アクセルワイヤ15によりアク
セルペダル14に連結されたスロットルレバー11b
に、接合ピン24aを介して連結させることにより、絞
り弁1に連動してるアクセルポジションセンサ19が回
動されるようにしたものにおいて、アクセルポジション
センサ19の軸23にスプリング13を設け、スロット
ルレバー11bの回動とレバー24の回動の間での遊び
を無くすようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絞り弁開閉操作用
のアクチュエータを備え、通常時は、このアクチュエー
タにより絞り弁の開度を制御し、異常時には、このアク
チュエータを絞り弁から切り離し、アクセルペダルの操
作により絞り弁の開度が制御出来るようにしてフェイル
セイフ機能をもたせるようにした車載用の内燃機関にお
ける絞り弁制御装置に係り、特に自動車用のエンジンに
好適な内燃機関の絞り弁制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば自動車など、車両用内燃機
関の絞り弁(スロットルバルブ)の制御方式として、従来
のアクセルペダル操作による直接的な絞り弁の操作に代
えて、アクセルペダルの操作量をセンサにより電気信号
として取り込み、所定の演算処理を施してから電動機な
どからなるアクチュエータに供給し、このアクチュエー
タにより絞り弁を開閉制御する、いわゆる電子スロット
ル方式の絞り弁制御装置が注目されるようになり、エン
ジンの高出力化など自動車の高性能化に際して有効なト
ラクションコントロールなどの各種のエンジン制御に適
用されるようになっている。
【0003】ところで、このような電子スロットル方式
の絞り弁制御装置では、そこに使用されているアクチュ
エータや、その制御装置などでの異常に際しても、常に
充分な安全性が確保されるようにする、いわゆるフェイ
ルセイフ機能の付与が不可欠である。
【0004】そこで、例えば、特開平2−30933号
公報の開示に代表される従来技術では、絞り弁のアクチ
ュエータ側とアクセルペダル側の両方に、それぞれ電磁
クラッチを設け、正常時には、アクチュエータ側の電磁
クラッチをつないでアクチュエータによる絞り弁の電子
制御、つまり電子スロットルモードでの動作を可能と
し、アクチュエータ系が故障等の異常状態となったとき
には、アクセルペダル側の電磁クラッチにつなぎ代え、
アクセルペダルによる直接的な絞り弁の制御を可能に
し、異常発生にもかかわらず、とにかく自動車の自力で
の運行継続を可能にして、修理工場などへの自動車の持
込ができるようにした、いわば、“異常時補助走行”と
でも言うべきモードが得られるようにしていた。
【0005】また、このようなフェイルセイフ機能を付
与した電子スロットル方式の絞り弁制御装置では、絞り
弁の開度と、アクセル操作量とを検出する必要があり、
このため、絞り弁の開度を検出する絞り弁センサと、ア
クセル操作量を検出するアクセルセンサの2個のセンサ
を用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、アクセル
センサの回転軸が、絞り弁の回転軸とは別に設けられて
いる場合について配慮がされておらず、精度保持の点に
問題があった。すなわち、アクセルセンサの回転軸が、
絞り弁の回転軸とは別に設けられていると、アクセルの
操作により、絞り弁の回転軸が回動されたとき、それに
連動してアクセルセンサの回転軸が回動されることにな
るが、このときの連動機構に遊びが存在してしまうた
め、アクセルセンサの検出精度の保持が困難になってし
まうのである。
【0007】本発明の目的は、アクセルセンサの回転軸
が、絞り弁の回転軸とは別に設けられていても、アクセ
ル操作量の検出が高精度で得られるようにした内燃機関
の絞り弁制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、アクセルの
操作量に応じて電気的に駆動される電気的駆動装置によ
り絞り弁を開閉制御するものにおいて、前記アクセルの
操作に応じて前記絞り弁と連動して回動され、前記絞り
弁の回転軸と平行に配置された回転軸を有するアクセル
センサと、前記絞り弁の回転軸を付勢する第1のスプリ
ングと、前記アクセルセンサの回転軸を付勢する第2の
スプリングとを設け、これら第1のスプリングと第2の
スプリングは、それぞれ前記アクセルを初期位置に戻す
方向に付勢されているようにして達成される。
【0009】第2のスプリングは、絞り弁の回転軸とア
クセルセンサの回転軸の間の回動伝達系に存在する遊び
を無くすように働く。従って、アクセルセンサの回転軸
は、絞り弁の回転軸の回動に対応して正確に追従して回
動することになり、検出精度の保持が充分に得られるこ
とになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による内燃機関の絞
り弁制御装置について、図示の実施形態により詳細に説
明する。図1は本発明の一実施形態で、図において、1
は絞り弁で、この絞り弁1は、支持体(スロットルボデ
ィ)2に回動自在に支承されている絞り弁軸3に固定さ
れている。次に、4はコントロールユニット、6は絞り
弁開度制御用のアクチュエータとなるモータで、コント
ロールユニット4には、エンジンの運転状態を示す種々
の情報に基づいて設定された目標開度5が入力され、そ
れにより、モータ6へ駆動信号7を伝送する。
【0011】また、8は電磁クラッチで、コントロール
ユニット4からの励磁信号9により動作し、絞り弁軸3
とモータ6の間での駆動力の伝達切離しを制御する駆動
力結合切離手段を構成する。この電磁クラッチ8のロー
タ8aは絞り弁軸3に取付けられ、その入力側のギア8
bは、絞り弁軸3に対して回動自在に構成されている。
そして、このギア8bに噛み合っている減速機10を介
してモータ6から駆動力が伝達されるようになってい
る。
【0012】次に、11はスプリング駆動力伝達機構
で、絞り弁軸3に取付けられた制御レバー11aと、ア
クセルワイヤ15を介してアクセルペダル14に連結さ
れたスロットルレバー11b、それに2個のロストモー
ション用のスプリング11c、11dで構成されてい
る。そして、スロットルレバー11bと制御レバー11
aは、これら2個のロストモーション用のスプリング1
1c、11dにより係合されている。また、スロットル
レバー11bには、リターンスプリング12が設けてあ
り、これにより、絞り弁1を閉じ方向に付勢されてい
る。
【0013】次に、18はスロットルポジションセンサ
で、絞り弁1の実開度を検出する検出手段となり、19
はアクセルポジションセンサで、スロットルレバー11
bの操作位置を検出する検出手段となる。また、20は
アジャストレバーで、これは絞り弁軸3に固定されてお
り、全開ストッパ16、全閉ストッパ17と係合して絞
り弁1の回動範囲を規定する働きをする。なお、この図
1では、全開ストッパ16は表われていない。
【0014】次に、21、22はスプリング受けで、樹
脂材のような摩擦係数の小さい材料で作られ、ロストモ
ーション用のスプリング11c、11dをこれらのスプ
リング受け21、22上に設けることにより、これらの
摺動抵抗を少なくする働きをする。
【0015】また、23はアクセルポジションセンサ軸
で、これは、センサハウジング25に回動自在に挿入保
持され、これにレバー24が取付けられている。そし
て、このレバー24は、スロットルレバー11bと、接
合ピン24aにより係合されているので、スロットルレ
バー11bの回動に伴って一緒に回動し、スロットルレ
バー11bの回動をアクセルポジションセンサ19へ伝
えることができる。
【0016】そして、このとき、このアクセルポジショ
ンセンサ軸23には、比較的弱い復帰力のリターンスプ
リング13が設けてあり、これにより、回動伝達系に存
在する遊びを無くすようになっている。このスロットル
ポジションセンサ18の出力電圧26は、コントロール
ユニット4に入力され、絞り弁1の実開度を表わす出力
電圧値26と目標開度5との比較判断により駆動信号7
がモータ6に伝送され、これにより絞り弁1のフィード
バック制御が成立している。
【0017】そして、モータ6による制御が中断してい
るときは、基本的には、スロットルポジションセンサ1
8の出力電圧26とアクセルポジションセンサ19の出
力電圧27との間には、ある一定の相関があり、これら
をコントロールユニット4に取り込み、比較判断して正
常の動作をしているか否かのフェイルセイフ制御が成立
している。但し、ここで説明したフェイルセイフ制御ロ
ジックは一例にすぎず、これに限られるものではない。
【0018】図2は、スプリング駆動力伝達機構11を
図1のP方向から見た図で、絞り弁1は絞り弁軸3に固
定され、制御レバー11aも絞り弁軸3に固定されてお
り、従って、絞り弁1と一体となって回動する。一方、
スロットルレバー11bは絞り弁軸3に対して回動自在
に支承されており、ロストモーション用のスプリング1
1c、11dは、スプリング受け21、22上に、互い
に逆方向の付勢力をもたせて組付けられており、これに
より、これらのスプリング11c、11dは、スロット
ルレバー11bに対して相互に反対方向の変位を受ける
ように配置され、且つそれぞれ予応力が与えられるよう
に構成されていることになる。
【0019】また、アクセルワイヤ15はスロットルレ
バー11bのワイヤガイド溝15aを通って、玉掛け部
11eでスロットルレバー11bに固定され、アクセル
ペダル14の操作により、リターンスプリング12の付
勢力に抗して、絞り弁1を矢印θA方向に回動させるこ
とができるように構成されている。
【0020】次に、これら図1、図2に示した実施形態
の動作について、以下、図3の構成概念図により説明す
る。この図3は、理解を容易にするため、図1の実施形
態における回転動作を左右方向の直線移動で表わし、図
1と同じ部分、もしくは同等の部分には同じ符号を付し
たものである。
【0021】図3において、いま、運転者が、図示して
ないキースイッチをONにすると、これと同時に励磁信
号9が電磁クラッチ8に伝送され、電磁クラッチ8はO
N状態となり、これで通常制御状態での準備完了とな
り、コントロールユニット4からモータ6へ駆動信号7
が伝送されて、絞り弁1が開閉制御されることになる。
【0022】このとき、絞り弁軸3に取付られている制
御レバー11aは、モータ6の回転により、絞り弁1と
一体になって、図中に破線で示すように移動(回動)する
が、この制御レバー11aの移動(回動)により発生する
スロットルレバー11bとの相対変位は、ロストモーシ
ョン用のスプリング11c、11dの一方の伸びと他方
の縮み(図1では、一方の巻き緩みと、他方の巻き締ま
りとなる)により吸収され、この結果、アクセルペダル
14の踏み込み量に応じて与えられているスロットルレ
バー11bの操作位置にかかわらず、これと独立に、モ
ータ6による絞り弁1の開閉制御が可能になり、電子ス
ロットルモードとしての動作が得られることになる。
【0023】次に、いま、何らかの理由により、モータ
駆動系に故障等の異常が発生したとする。そうすると、
コントロールユニット4に内蔵されている異常判断機能
の働きにより、まず、電磁クラッチ8の励磁が停止さ
れ、この電磁クラッチ8がOFF状態にされ、この結
果、絞り弁軸3はモータ6から切り離され、フリーにな
る。
【0024】しかして、このとき、スロットルレバー1
1bと制御レバー11aとの間に相対変位が生じていた
とすると、ロストモーション用のスプリング11cとロ
ストモーション用のスプリング11dの付勢荷重に差が
生じているので、この付勢荷重の差がバランスする位
置、つまり相対変位差をゼロとする位置まで、これらの
スプリング11c、11dの働きにより制御レバー11
aが移動(回動)され、この結果、絞り弁1もアクセルペ
ダル14の操作位置に適合した開度に移動(回動)させら
れてしまうことになる。
【0025】そして、この結果、絞り弁軸3は、制御レ
バー11aとロストモーション用のスプリング11c、
11d、それにスロットルレバー11bを介してアクセ
ルペダル14にだけ結合された状態になり、ここでアク
セルペダル14の操作で絞り弁1を駆動させるための準
備が完了されることになる。
【0026】そこで、このあとは、アクセルペダル14
を踏み込むことにより、リターンスプリング12、13
の復帰力に抗してスロットルレバー11bは回動され、
このスロットルレバー11bの移動(回動)に応じて、制
御レバー11aにはロストモーション用のスプリング1
1c、11dの荷重がバランスするような力が作用する
ので、制御レバー11aはスロットルレバー11bに追
従して、それと同位相での移動(回動)を行ない、絞り弁
1の開度制御が得られ、“異常時補助走行”機能を達成
することができるのである。
【0027】ところで、図3において、一点鎖線X−
X’で示してあるスロットルレバー11bの位置は、ロ
ストモーション用のスプリング11c、11dの荷重が
バランスしている状態、すなわち、中立位置にあるとき
での絞り弁1の全閉開度、すなわち、アイドル開度に対
応した位置を表わしている。一方、この実施形態では、
全閉ストッパ17によるアクセルペダル14を戻したと
きのスロットルレバー11bの全閉位置は、上記一点鎖
線X−X’による位置よりも、さらに所定の角度αだけ
戻し方向になるように構成されている。
【0028】この結果、この実施形態では、アクセルペ
ダル14をストロークがゼロの位置に戻すと、リターン
スプリング12、13の弾性力により、スロットルレバ
ー11bは絞り弁1の全閉開度(アイドル開度)を越えて
更に全閉ストッパ1定まる全閉位置にまで戻り、この結
果、ロストモーション用のスプリング11c、11dに
は、それらの中立位置から角度αに対応した変位が与え
られ、この変位に対応した弾性力を発生し、これにより
しっかりと全閉開度(アイドル開度)に押しつけられるの
で、エンジンの吸気負圧などにより絞り弁1が開いてし
まうという虞れを確実に防止し、“異常時補助走行”状
態での暴走等の重大事故発生は確実に抑えられ、完全な
フェイルセイフ機能と高信頼性を達成することができ
る。
【0029】図4は、この実施形態における制御可能領
域を示したもので、モータ6による絞り弁1の開度制御
領域は、この図4から明らかなように、全域にわたって
の開閉制御が可能である。また、“異常時補助走行”モ
ード時でも、従来技術と同様であり、角度α以上ではア
クセルペダル操作にそのまま追従した制御になることが
判る。
【0030】次に、図5により、“異常時補助走行”状
態での絞り弁1の動きとアクセルレバー11bの動きの
関係について説明する。この図から明らかなように、こ
の実施形態では、アクセルペダル14の操作初期時、つ
まりアクセルレバ−11bの回転角がα°以下の場合に
おいては、制御レバー11aの動きに、すなわち、絞り
弁1の開度に不感帯が与えられた形になる。
【0031】この不感帯は、絞り弁1に、全閉開度での
保持力を与えたことによるもので、これにより暴走等の
事故が発生することがなく、完全なフェイルセイフ機能
と高信頼性を達成できることが判る。そして、また、ア
クセルペダル14の操作に、この不感帯が現われること
により、自動車の運転者は、“異常時補助走行”状態に
移行したことを感じ取ることができる。
【0032】従って、この実施形態によれば、異常発生
時には、モータ6が絞り弁軸3から切り離されてアクセ
ルペダルによる開度制御下に自動的に移行すると共に、
絞り弁1の開度も、自動的にアクセルペダル14の操作
位置に対応した状態でアクセルペダルによる開度制御下
に置かれることになり、“異常時補助走行”機能が与え
られると共に、アクセルペダル14を完全に戻したとき
には、絞り弁1は所定の弾性力で全閉開度に押しつけら
れて保持されるので、“異常時補助走行”状態での暴走
等の重大事故発生は確実に抑えられ、完全なフェイルセ
イフ機能と高信頼性を達成することができる。
【0033】次に、図6は、この実施形態におけるスプ
リング駆動力伝達機構11の、モータ6による制御時
と、アクセルペダル14の操作による制御時での動作を
示す概略図で、横軸は絞り弁1の開度TVOを、縦軸は
ロストモーション用スプリング11c、11dの付勢ト
ルクTを示している。図6中で、点Oは、中立(初期)状
態を表わし、ここはアクセルペダルの操作位置に一致し
た絞り弁開度TVOにあるものとする。
【0034】まず、モータ6により、絞り弁1を角度θ
M deg だけ、開き方向に制御している状態を考えると、
一方のロストモーション用スプリング11cは巻き込ま
れる方向に偏角し、他方のロストモーション用スプリン
グ11dは、緩む方向に偏角することになり、従って、
この図6に示すO−A″特性がスプリング11cの付勢
トルクT特性を示し、O−B″特性がスプリング11d
の付勢トルクT特性を示すことになる。そして、ここ
で、A″−B″の絶対値が、モータ6が発生すべき必要
トルクを表すこととなる。なお、これは、絞り弁1を開
き方向に制御している場合についての説明であるが、閉
じ方向に制御している場合も同様である。
【0035】次に、この図6において、O点からスプリ
ング駆動力伝達機構11による“異常時補助走行”機構
が作動した場合を考える。アクセルペダル14の操作に
より、スロットルレバー11bが角度θA deg だけ開き
方向に回動したとすると、スプリング11c、11dの
付勢トルクTは、それぞれがバランスする方向に相対移
動させられる。この結果、制御レバー11aはスロット
ルレバー11bの回動に伴って同一方向に追従し、図6
上では、O点→O´点に移動することになり、絞り弁1
は、同じ角度θA deg 、開き方向に回動し、この結果、
モータ6を含む駆動系に異常が発生した場合でも、確実
に“異常時補助走行”機構が成立することになる。
【0036】通常、この実施形態のように、アクセルペ
ダル14側にクラッチなどを設けないと、モータ6など
のアクチュエータにより絞り弁1の制御がなされたと
き、アクセルペダル14にキックバック現象が現われ
る。
【0037】然し乍ら、この実施形態では、ロストモー
ション用のスプリングとして、2個のスプリング11
c、11dを用い、これらの付勢トルクが反対になるよ
うにして組み立てられており、この結果、この実施形態
によれば、これらのスプリング11c、11dの絞り弁
軸3に対する付勢トルク定数を同一にとることにより、
各々の合成トルクをフラット化し、図5の特性O−Cを
得ることができる。従って、この実施形態によれば、キ
ックバック現象を無くすことが出来るという効果があ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によればコスト的に優位な構成
で、且つ、万一、駆動系が故障等の異常状態になった時
でも、フェイルセイフによりアクセルペダル操作での
“異常時補助走行”が可能で、また、暴走等の重大事故
が発生することのない完全なフェイルセイフ機構と高信
頼性を達成した内燃機関の絞り弁制御装置を容易に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内燃機関の絞り弁制御装置の一実
施形態を示す断面展開図である。
【図2】図1の実施形態の一部を示す側断面図である。
【図3】図1の実施形態の動作原理を説明するための構
成概念図である。
【図4】本発明の一実施形態における制御可能領域を表
わす特性図である。
【図5】本発明の一実施形態における絞り弁とスロット
ルレバーの特性図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるスプリング駆動力
伝達機構の特性図である。
【符号の説明】
1 絞り弁 2 支持体(スロットルボディ) 3 絞り弁軸 4 コントロールユニット 5 目標開度信号 6 モータ 7 駆動信号 8 電磁クラッチ 8a 電磁クラッチのロータ 8b 電磁クラッチのギア 9 励磁信号 10 減速機 11 スプリング駆動力伝達機構 11a 制御レバー 11b スロットルレバー 11c、11d ロストモーション用のスプリング 11e 玉掛け部 12、13 リターンスプリング 14 アクセルペダル 15 アクセルワイヤ 16 全開ストッパ 17 全閉ストッパ 18 スロツトルポジションセンサ 19 アクセルポジションセンサ 20 アジャストレバー 21、22 スプリング受け 23 アクセルポジションセンサ軸 24 レバー 24a 接合ピン 25 センサハウジング 26、27 出力電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/22 310 F02D 41/22 310M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルの操作量に応じて電気的に駆動
    される電気的駆動装置により絞り弁を開閉制御するもの
    において、 前記アクセルの操作に応じて前記絞り弁と連動して回動
    され、前記絞り弁の回転軸と平行に配置された回転軸を
    有するアクセルセンサと、 前記絞り弁の回転軸を付勢する第1のスプリングと、 前記アクセルセンサの回転軸を付勢する第2のスプリン
    グとを設け、 これら第1のスプリングと第2のスプリングは、それぞ
    れ前記アクセルを初期位置に戻す方向に付勢されている
    ことを特徴とする内燃機関の絞り弁制御装置。
JP32614597A 1997-11-27 1997-11-27 内燃機関の絞り弁制御装置 Pending JPH10141096A (ja)

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