JPH10141497A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH10141497A
JPH10141497A JP29878696A JP29878696A JPH10141497A JP H10141497 A JPH10141497 A JP H10141497A JP 29878696 A JP29878696 A JP 29878696A JP 29878696 A JP29878696 A JP 29878696A JP H10141497 A JPH10141497 A JP H10141497A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロックアップ制御と後進段選択時のリバースク
ラッチに対する係合制御とを1つの制御弁で行う。 【解決手段】前進変速段を選択するとマニュアルバルブ
18にて、ロックアップクラッチ16に連通する油路3
0がトルクコンバータレギュレータバルブ25により調
圧されたレギュレータ圧PRを流通する油路24に対し
ソレノイド弁32を介装する油路31を介して接続さ
れ、ソレノイド弁32にて制御された作動圧をロックア
ップクラッチ16に供給する。又、後進段を選択すると
ライン圧を供給する油路22がリバースクラッチ9に連
通する油路20にソレノイド弁32を介装する油路31
を介して接続され、ソレノイド弁32にて制御された作
動圧をリバースクラッチ9に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックアップ制御
と後進段選択時の摩擦係合要素に対する油圧制御とを1
つの制御弁で行う自動変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の自動変速機では、運転
者がセレクトレバーを中立段(Nレンジ)から後進段
(Rレンジ)へセレクト操作すると、上記セレクトレバ
ーと連動するマニュアルバルブを介して、作動圧をリバ
ースクラッチ及びローアンドリバース(L&R)ブレー
キに供給し、このリバースクラッチ及びL&Rブレーキ
を係合動作させることで、エンジン出力軸を自動変速機
の後進段を介して走行駆動系に伝達し後進走行を可能に
する。
【0003】このとき、上記リバースクラッチ及びL&
Rブレーキに対して作動圧が急激に印加されると、エン
ジン出力が上記後進段を介して走行駆動系に急激に伝達
される、いわゆるセレクトショックが生じる。
【0004】このセレクトショックを軽減する手段とし
て、例えば特開平7−269685号公報には、L&R
ブレーキに、オリフィスを介装する第1の油圧通路とオ
リフィスを設けない第2の油圧通路とを連通し、Nレン
ジから後進段を選択した直後の過渡時においては、上記
L&Rブレーキに供給されている作動圧をオリフィスが
介装されていない第2の油圧通路を介して速やかに排出
し、一方リバースクラッチの係合動作が開始されると、
上記L&Rブレーキに対しオリフィスを介装する第1の
油圧通路から作動圧を徐々に昇圧させながら供給する技
術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した先行
技術では、セレクトショックを軽減するため、Nレンジ
から後進段を選択したとき、L&Rブレーキを係合させ
るために供給されている作動圧をオリフィスのない第2
の油圧通路を介して一度解放し、リバースクラッチが係
合した後に再度、オリフィスのある第1の油圧通路を介
して上記L&Rブレーキに作動圧を供給するようにして
いるため、上記L&Rブレーキの立ち上がりが遅く、そ
の分、後進段を選択したときから実際に後進動作が開始
されるまでの所要セレクト時間を短縮することが困難で
ある。
【0006】又、オリフィスの有る第1の油圧通路とオ
リフィスの無い第2の油圧通路との2つの油圧通路をL
&Rブレーキに接続しているため、この2つの油圧通路
を切換える切換え弁、及び逆流を防止するための逆止弁
などを装備しなければならず、油圧回路の複雑化に加え
て、部品点数の増加により製造コストの高騰を招く不都
合がある。
【0007】一方、例えばSAEペーパ890528号
には、1つのソレノイド弁と1つの切換え弁とを用い
て、1速時でのL&Rブレーキの係合制御と2速以上で
のロックアップ制御とを制御することで、ソレノイド弁
及び一部の油圧通路の共用化による部品点数の削減、及
び油圧回路の簡素化を実現する技術が開示されている。
【0008】しかし、この先行技術では、2速以上の摩
擦係合要素へ供給する作動圧を利用して動作する上記切
換え弁により、上記L&Rブレーキに連通する油圧通路
とロックアップクラッチに連通する油圧通路とに対して
上記ソレノイド弁を選択的に接続するので、1速時にお
いては上記切換え弁が上記ソレノイド弁をL&Rブレー
キ側の油圧通路に連通すると共に、ロックアップクラッ
チ側の油圧通路を遮断し、2速以上では、逆にロックア
ップクラッチ側の油圧通路を上記ソレノイド弁に連通
し、上記L&Rブレーキに連通する油圧通路を遮断す
る。
【0009】その結果、1速時においてはロックアップ
制御が不可能となり燃料消費率が悪化する。又、2速以
上では、L&Rブレーキに連通する油圧通路が遮断され
ているため、例えば、2速から1速へ変速するときの上
記ロックアップクラッチ側を解放し、上記L&Rブレー
キを係合動作させると共に2&4ブレーキを係合動作さ
せる際に、上記L&Rブレーキに対して速やかに作動圧
を供給することができず、その結果、2&4ブレーキの
解放動作とL&Rブレーキの係合動作との間に時間的な
ずれが生じ運転者に違和感を与えてしまう。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、簡単な構成で
後進段選択時の所要セレクト時間の短縮とセレクトショ
ックの軽減との双方を実現し、安価でしかも高い制御精
度を有する自動変速機の油圧制御装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による自動変速機の油圧制御装置は、トルクコン
バータのロックアップクラッチに連通する第1の油圧通
路と、後進段選択用の摩擦係合要素に連通する第2の油
圧通路と、制御弁を介装する作動圧供給用の第3の油圧
通路と、セレクトレバーに連動して前進変速段選択時は
上記第3の油圧通路を上記第1の油圧通路に接続し、後
進段選択時は上記第3の油圧通路を上記第2の油圧通路
に切換え接続するマニュアルバルブとを備えることを特
徴とする。
【0012】本発明では、運転者がセレクトレバーを操
作して前進変速段を選択すると、該セレクトレバーに連
動するマニュアルバルブが制御弁を介装する作動圧供給
用の第3の油圧通路をロックアップクラッチに連通する
第1の油圧通路に接続し、この第3の油圧通路に流入し
上記制御弁にて調圧された作動圧を上記第1の油圧通路
を経てロックアップクラッチに供給してロックアップ制
御する。一方、運転者がセレクトレバーを操作して後進
段を選択すると、上記マニュアルバルブを介して上記第
3の油圧通路を後進段選択用の摩擦係合要素に連通する
第2の油圧通路に接続し、上記第3の油圧通路に流入し
上記制御弁にて調圧された作動圧を上記第2の油圧通路
を経て上記後進段選択用の摩擦係合要素に供給し、この
摩擦係合要素を油圧制御する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1に本実施の形態で採用する
自動変速機の動力伝達列を示す。この動力伝達列には、
入力側からトルクコンバータ1、オイルポンプ2、多段
変速機3が配設され、エンジン出力軸4からの駆動力が
上記トルクコンバータ1を経て上記多段変速機3の入力
軸5に伝達される。
【0014】上記多段変速機3が、上記入力軸5の軸上
に配設するフロントプラネタリギヤユニット6とリヤプ
ラネタリギヤユニット7とを備え、この各プラネタリギ
ヤユニット6(7)がプラネタリキャリヤ6a(7
a)、リングギヤ6b(7b)、ピニオンギヤ6c(7
c)、サンギヤ6d(7d)で構成されている。
【0015】又、上記フロントプラネタリギヤユニット
6の側方に、ハイクラッチ8、リバースクラッチ9、2
&4ブレーキ10が並列に配設されている。上記ハイク
ラッチ8が上記入力軸3と上記フロントプラネタリキャ
リヤ6aとの間の動力伝達を断続し、上記リバースクラ
ッチ9が上記入力軸5と上記フロントサンギヤ6dとの
間の動力伝達を断続し、更に、上記2&4ブレーキ10
が上記フロントサンギヤ6dと上記多段変速機3の自動
変速機ケース11との間を係脱する。
【0016】上記リヤプラネタリギヤユニット7のプラ
ネタリキャリヤ7aが、上記フロントプラネタリギヤユ
ニット6のリングギヤ6bと一体に回転すると共に出力
軸12に連設されている。
【0017】又、上記両プラネタリギヤユニット6,7
の外周に、ロークラッチドラム13aが配設され、この
ロークラッチドラム13aがフロントプラネタリキャリ
ヤ6aと一体回転すると共に、ローワンウェイクラッチ
14に連設されている。更に、上記ロークラッチドラム
13aと上記リヤプラネタリギヤユニット7のリングギ
ヤ7bとの間に断続自在なロークラッチ13が介装され
ている。
【0018】又、上記リヤプラネタリギヤユニット7の
側方に、上記フロントプラネタリギヤユニット6のプラ
ネタリキャリヤ6aと上記自動変速機ケース11との間
を係脱する上記ローワンウェイクラッチ14と、このロ
ーワンウェイクラッチ14の空転を防止するローアンド
リバース(L&R)ブレーキ15とが並列に配設されて
いる。又、上記トルクコンバータ1にはインペラとター
ビンとをオイルを介さずに直結自在なロックアップクラ
ッチ16が設けられている。
【0019】このような構成による上記多段変速機3
は、前進4段、後進1段の変速段を有し、各変速段が上
記ハイクラッチ8、上記リバースクラッチ9、上記ロー
クラッチ13、上記2&4ブレーキ10、L&Rブレー
キ15の動作により適宜選択される。
【0020】尚、変速時の各クラッチ、ブレーキの作動
関係を表1に示す。
【0021】
【表1】 上記表1に示すように、例えば、運転者がセレクトレバ
ー(図示せず)を中立段(Nレンジ)から後進段(Rレ
ンジ)へシフトすると、リバースクラッチ9とL&Rブ
レーキ15が作動して後進段が選択動作される。すなわ
ち、上記L&Rブレーキ15が係合すると、フロントプ
ラネタリキャリヤ6aが上記ロークラッチドラム13a
を介して上記自動変速機ケース11に固定される。一
方、リバースクラッチ9が係合すると、エンジン出力が
上記入力軸5から上記リバースクラッチ9を介してフロ
ントプラネタリギヤユニット6のサンギヤ6dに伝達さ
れる。このとき、このフロントキャリヤ6aが自動変速
機ケース11に固定されているため、上記フロントリン
グギヤ6bがフロントピニオンギヤ6cにより入力軸5
に対して逆方向へ減速された状態で回転し、この回転力
がリヤプラネタリギヤユニット7のプラネタリキャリヤ
7aを介して出力軸12に伝達され、後進段の動力が出
力される。
【0022】図2に自動変速機の油圧回路図を示す。前
進変速段選択時に係脱動作するハイクラッチ8とローク
ラッチ13と2&4ブレーキ10とが、クラッチアンド
ブレーキ(C&B)油路17を介してマニュアルバルブ
18に並列接続されていると共に、上記C&B油路17
に上記各クラッチ8,13及び2&4ブレーキ10に供
給する作動圧を調圧するソレノイド弁19がそれぞれ介
装されている。
【0023】又、後進段選択時に係脱動作するリバース
クラッチ9が第2の油圧通路であるリバースクラッチ油
路20を介して上記マニュアルバルブ18に接続されて
いる。更に、後進段或いは1速のエンジンブレーキを必
要とする場合に係合する上記L&Rブレーキ15がL&
Rブレーキ油路21を介してライン圧油路22に接続さ
れ、又、このL&Rブレーキ油路21に上記L&Rブレ
ーキ15に供給する作動圧を調整するソレノイド弁23
が介装されている。
【0024】上記ライン圧油路22は上記マニュアルバ
ルブ18に直接々続されていると共に、上記マニュアル
バルブ18に接続するレギュレータ圧油路24に連通さ
れている。このレギュレータ圧油路24に、上記ロック
アップクラッチ16のリリース側に供給するトルクコン
バータレギュレータ圧PRを調圧するトルクコンバータ
レギュレータバルブ25が介装されている。
【0025】又、上記レギュレータ圧油路24に、L&
Rブレーキ15等、自動変速機の要潤滑部へ潤滑油を供
給する潤滑油油路26が分岐接続されている。更に、こ
の潤滑油油路26の中途にオイルクーラ27が介装され
ていると共に、その上流にオリフィス28が設けられて
おり、このオリフィス28と上記オイルクーラ27との
間に、ロックアップクラッチ16のアプライ側に連通す
るロックアップアプライ油路29が接続されている。
【0026】一方、上記ロックアップクラッチ16のリ
リース側に、上記マニュアルバルブ18に連通する第1
の油圧通路であるロックアップリリース油路30が接続
されている。
【0027】又、符号31は第3の油圧通路としての圧
力制御油路であり、この圧力制御油路31に電流制御或
いはデューテイ比制御等により弁開度を可変設定する制
御弁の一例であるソレノイド弁32が介装されている。
この圧力制御油路31が上記レギュレータ圧油路24と
上記ロックアップリリース油路30との間に、或いはラ
イン圧油路22とリバースクラッチ油路20との間に、
上記マニュアルバルブ18の切換え動作により選択的に
接続される。
【0028】このマニュアルバルブ18は図示しないセ
レクトレバーと連動し、このセレクトレバーが前進変速
段(Dレンジ等)にセレクトされると、レギュレータ圧
油路24とロックアップリリース油路30とが圧力制御
油路31を介して連通されると共に、ライン圧油路22
とC&B油路17が連通され、更に、リバースクラッチ
油路20が解放される(図3参照)。尚、図中の×は油
圧ドレーンを示す。
【0029】又、セレクトレバーが後進段(Rレンジ)
にセレクトされると、上記各油圧通路間の接続が切換え
られ、レギュレータ圧油路24とロックアップリリース
油路30とが直結されると共に、ライン圧油路22とリ
バースクラッチ油路20とが圧力制御油路31を介して
連通され、更に、C&B油路17が解放される(図4参
照)。
【0030】次に、上記構成による実施の形態の動作に
ついて説明する。エンジン始動後、図示しないオイルポ
ンプから圧送され調圧弁により調圧されたライン圧PL
はライン圧油路22を経て各油圧通路へ配送される。そ
して、このライン圧PLの一部がレギュレータ圧油路2
4に流入され、トルクコンバータレギュレータバルブ2
5にて調圧されたレギュレータ圧PRがマニュアルバル
ブ18へ送給されると共に、その中途に接続する潤滑油
油路26へ供給される。
【0031】潤滑油油路26へ供給されたレギュレータ
圧PRはオリフィス28にて所定圧力に絞られた後、ロ
ックアップアプライ油路29を経てロックアップクラッ
チ16のアプライ側にほぼ一定のアプライ圧PAP(但
し、PAP<PR)として供給されると共に、余剰の油圧
がオイルクーラ27にて冷却された後、自動変速機の要
潤滑部へ潤滑油として送給される。
【0032】セレクトレバーが中立段にあるとき、マニ
ュアルバルブ18にて上記C&B油路17は解放され、
このC&B油路17に連通するハイクラッチ8とローク
ラッチ13と2&4ブレーキ10に供給されている作動
圧がドレーンされ、各クラッチ及びブレーキが非作動状
態にある。又、ロックアップクラッチ16のリリース側
に対しては上記トルクコンバータレギュレータバルブ2
5にて調圧されたレギュレータ圧PRが供給され、アプ
ライ側に供給されているほぼ一定のアプライ圧PAPと上
記レギュレータ圧PRとの差圧から、PAP<PRによりロ
ックアップクラッチ16を非作動状態にする。
【0033】そして、運転者がセレクトレバーにより、
前進変速段、例えばDレンジをセレクトすると、図3に
示すように、上記マニュアルバルブ18を介して上記ラ
イン圧油路22がC&B油路17に直結され、このC&
B油路17にライン圧PLが配送される。その結果、上
記C&B油路17に連通するハイクラッチ8、ロークラ
ッチ13、2&4ブレーキ10に対して、各ソレノイド
弁19により制御された油圧が作動圧として供給され
る。又、リバースクラッチ9に連通するリバースクラッ
チ油路20が解放され、該リバースクラッチ9に供給さ
れている作動圧が直ちに排出され、上記リバースクラッ
チ9が非作動状態になる。
【0034】又、上記レギュレータ圧油路24とロック
アップクラッチ16のリリース側に連通するロックアッ
プリリース油路30とが圧力制御油路31を介して連通
される。上記圧力制御油路31には、スロットル開度、
車速、エンジン回転数及びギヤ位置等に基づきデューテ
ィ比制御、或いは電流制御等により開度制御されるソレ
ノイド弁32が介装されており、このソレノイド弁32
により上記ロックアップクラッチ16のリリース側へ供
給するリリース圧PREを制御する。すなわち、車速、エ
ンジン回転数等が一定の値に達するまでの過渡運転時に
は、上記ソレノイド弁32を全開状態にして、リリース
圧PREを最大(PRE=PR)とし、ロックアップクラッ
チ16を非作動状態とする。そして、車速、エンジン回
転数が一定値に達すると、上記ソレノイド弁32を徐々
に絞り込み、上記リリース圧PREを減少させる。そし
て、PAP>PREになると、先ず、上記ロックアップクラ
ッチ16が半クラッチ状態になり、次いで、ロックアッ
プクラッチ16が締結され、ロックアップ状態へスムー
ズに移行される。
【0035】一方、後進段(Rレンジ)をセレクトする
と、図4に示すように、レギュレータ圧油路24とロッ
クアップリリース油路30とが直結され、レギュレータ
圧PRが上記ロックアップクラッチ16のリリース側に
そのまま供給されるため、このロックアップクラッチ1
6が非作動状態を維持する。同様に、C&B油路17が
解放され、このC&B油路17に連通するハイクラッチ
8、ロークラッチ13、2&4ブレーキ10に供給され
ている作動圧がドレーンされ、非作動状態を維持する。
【0036】又、ライン圧油路22がリバースクラッチ
油路20に圧力制御油路31を介して接続され、上記リ
バースクラッチ油路20に連通するリバースクラッチ9
に供給する作動圧が、上記圧力制御油路31に介装した
ソレノイド弁32にて制御され、上記リバースクラッチ
9を滑らかに係合させる。そして、このとき、L&Rブ
レーキ15にはライン圧PLがソレノイド弁23により
制御されながら供給されており、従って、このL&Rブ
レーキ15を締結したままで、上記リバースクラッチ9
に対する係合制御を行うことができる。
【0037】従って、後進段選択時の所要セレクト時間
の短縮を図ることができ、その上、接続が滑らかになる
ためセレクトショックを軽減することができる。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
セレクトレバーにて前進変速段を選択すると、該セレク
トレバーに連動するマニュアルバルブにて、制御弁を介
装する第3の油圧通路がトルクコンバータのロックアッ
プクラッチに連通する第1の油圧通路に接続され、又、
後進段を選択すると、上記第3の油圧通路が後進段選択
用の摩擦係合要素に連通する第2の油圧通路に接続され
るので、1つの制御弁を用いてロックアップクラッチに
対するロックアップ制御と、後進段選択用の摩擦係合要
素に対する係合制御とを行うことができる。従って、制
御弁の共用化により部品点数の削減が図れ、製品コスト
の低減を図ることができる。
【0039】又、前進変速段選択時には、上記制御弁に
よりロックアップ制御を常時行うことができるため、全
ての前進変速段においてロックアップ制御が可能とな
り、燃料消費率を向上させることができる。
【0040】更に、後進段選択時には、後進段選択用の
摩擦係合要素に対する係合制御を行うことができるた
め、例えば、ローアンドリバースクラッチを係合した状
態で上記摩擦係合要素に対する係合制御ができるように
なり、所要セレクト時間の短縮とセレクトショックの軽
減との双方を簡単な構成で実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の動力伝達列を示す模式図
【図2】自動変速機の要部油圧回路図
【図3】前進変速段選択時の図2の部分詳細図
【図4】後進段選択時の図2の部分詳細図
【符号の説明】
1…トルクコンバータ 9…後進段選択用の摩擦係合要素(リバースクラッチ) 16…ロックアップクラッチ 18…マニュアルバルブ 20…第2の油圧通路(リバースクラッチ油路) 30…第1の油圧通路(ロックアップリリース油路) 31…第3の油圧通路(圧力制御油路) 32…制御弁(ソレノイド弁)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータのロックアップクラッ
    チに連通する第1の油圧通路と、 後進段選択用の摩擦係合要素に連通する第2の油圧通路
    と、 制御弁を介装する作動圧供給用の第3の油圧通路と、 セレクトレバーに連動して前進変速段選択時は上記第3
    の油圧通路を上記第1の油圧通路に接続し、後進段選択
    時は上記第3の油圧通路を上記第2の油圧通路に切換え
    接続するマニュアルバルブとを備えることを特徴とする
    自動変速機の油圧制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100666860B1 (ko) 2005-08-29 2007-01-10 현대자동차주식회사 차량용 자동 변속기의 유압 제어시스템
KR100708692B1 (ko) * 2005-06-14 2007-04-18 삼성에스디아이 주식회사 디스플레이 패널의 구동장치
KR100764705B1 (ko) 2006-06-23 2007-10-08 현대자동차주식회사 자동변속기의 유압제어 장치
KR100844557B1 (ko) 2006-11-14 2008-07-08 현대자동차주식회사 차량용 자동 변속기의 유압 제어장치

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