JPH10142772A - ペリクル収納容器 - Google Patents
ペリクル収納容器Info
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- JPH10142772A JPH10142772A JP30992696A JP30992696A JPH10142772A JP H10142772 A JPH10142772 A JP H10142772A JP 30992696 A JP30992696 A JP 30992696A JP 30992696 A JP30992696 A JP 30992696A JP H10142772 A JPH10142772 A JP H10142772A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイズの異なるペリクルもがたつきを生じる
ことなく収容でき、大きさの異なるペリクルに対する汎
用性に優れたペリクル収納容器を提供する。 【解決手段】 容器本体10の周縁に嵌合部11を、内
底部に載置凸部12を平面視枠状に突設し、この載置凸
部12上にペリクルフレームFをペリクルP平面方向に
位置決めして載置可能な3つ条溝13A,13B,13
Cをそれぞれ同心状に形成するとともに、蓋20の周縁
部に嵌合部21を、中間部に弾性変形可能な略テーパ状
の押圧部24を形成し、1つのペリクルフレームFをそ
の大きさに対応する条溝13に載置した後、蓋20を容
器本体10に被せて嵌合部11,21を嵌合させ、蓋2
0の押さえ部24によりペリクルフレームFを押圧保持
するように構成した。
ことなく収容でき、大きさの異なるペリクルに対する汎
用性に優れたペリクル収納容器を提供する。 【解決手段】 容器本体10の周縁に嵌合部11を、内
底部に載置凸部12を平面視枠状に突設し、この載置凸
部12上にペリクルフレームFをペリクルP平面方向に
位置決めして載置可能な3つ条溝13A,13B,13
Cをそれぞれ同心状に形成するとともに、蓋20の周縁
部に嵌合部21を、中間部に弾性変形可能な略テーパ状
の押圧部24を形成し、1つのペリクルフレームFをそ
の大きさに対応する条溝13に載置した後、蓋20を容
器本体10に被せて嵌合部11,21を嵌合させ、蓋2
0の押さえ部24によりペリクルフレームFを押圧保持
するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICやLSI等
の製造に際して使用されるフォトマスクやレチクルの表
面への異物の付着を防止するために開発されたペリクル
を収納するペリクル収納容器に関する。
の製造に際して使用されるフォトマスクやレチクルの表
面への異物の付着を防止するために開発されたペリクル
を収納するペリクル収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、マスクに描か
れたパターンをウェハに転写する際にはペリクルを用い
てマスクの防塵が図られる。このようなペリクルは、ア
ルミニウム等からなるペリクルフレームに接着され、マ
スク上に装着されて用いられる。そして、パターンの転
写に際しては、ペリクル上に異物が付着しても、紫外線
等の焦点距離がずれるため、異物の像がウェハに転写さ
れることがない。しかし、ペリクルは、マスクの防塵を
目的とするものであるため、異物の付着を防止すること
が望まれる。そこで、このようなペリクルは輸送等に際
してペリクル収納容器に収容し、異物の付着が防止され
る。
れたパターンをウェハに転写する際にはペリクルを用い
てマスクの防塵が図られる。このようなペリクルは、ア
ルミニウム等からなるペリクルフレームに接着され、マ
スク上に装着されて用いられる。そして、パターンの転
写に際しては、ペリクル上に異物が付着しても、紫外線
等の焦点距離がずれるため、異物の像がウェハに転写さ
れることがない。しかし、ペリクルは、マスクの防塵を
目的とするものであるため、異物の付着を防止すること
が望まれる。そこで、このようなペリクルは輸送等に際
してペリクル収納容器に収容し、異物の付着が防止され
る。
【0003】ところで、ペリクルはマスクと対応した大
きさに形成され、マスクの大きさに応じた各種の大きさ
のペリクルが流通する。そして、ペリクルをペリクル収
納容器に収納した際にペリクルががたつきを生じると発
塵を引き起こし、ペリクルに塵埃が付着するおそれが生
じる。このため、従来では、ペリクルのサイズに合わせ
たペリクル収納容器を用いてがたつきを防止している
が、ペリクル収納容器の製造にはペリクルのサイズに合
わせた金型装置が容器本体と蓋の双方に必要であり、製
造コストが大きいという問題があった。
きさに形成され、マスクの大きさに応じた各種の大きさ
のペリクルが流通する。そして、ペリクルをペリクル収
納容器に収納した際にペリクルががたつきを生じると発
塵を引き起こし、ペリクルに塵埃が付着するおそれが生
じる。このため、従来では、ペリクルのサイズに合わせ
たペリクル収納容器を用いてがたつきを防止している
が、ペリクル収納容器の製造にはペリクルのサイズに合
わせた金型装置が容器本体と蓋の双方に必要であり、製
造コストが大きいという問題があった。
【0004】そこで、本出願人にあっては、製造コスト
の低減を目的に、異なる大きさのペリクルもがたつきを
生じることなく収納できるペリクル収納容器を特願平7
−227002号や特願平7−227003号等で先に
提案した。前者の特願平7−227002号には、ペリ
クルを載置可能な平板状の載置部材が着脱交換可能な容
器本体に蓋を組み合わせ、ペリクルの大きさに応じて載
置部材を選択交換して用いるペリクル収納容器が提案さ
れる。また、後者の特願平7−227003号には、ペ
リクルを載置する載置部の大きさが異なる複数種の容器
本体と、載置部上のペリクルフレームを押圧保持可能な
押さえ部が階段状に形成された蓋とを組み合わせ、ペリ
クル(ペリクルフレーム)の大きさに応じて1つの容器
本体を選択して用いるペリクル収納容器が提案される。
の低減を目的に、異なる大きさのペリクルもがたつきを
生じることなく収納できるペリクル収納容器を特願平7
−227002号や特願平7−227003号等で先に
提案した。前者の特願平7−227002号には、ペリ
クルを載置可能な平板状の載置部材が着脱交換可能な容
器本体に蓋を組み合わせ、ペリクルの大きさに応じて載
置部材を選択交換して用いるペリクル収納容器が提案さ
れる。また、後者の特願平7−227003号には、ペ
リクルを載置する載置部の大きさが異なる複数種の容器
本体と、載置部上のペリクルフレームを押圧保持可能な
押さえ部が階段状に形成された蓋とを組み合わせ、ペリ
クル(ペリクルフレーム)の大きさに応じて1つの容器
本体を選択して用いるペリクル収納容器が提案される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
特願平7−227002号に提案されるペリクル収納容
器にあっては、ペリクルのサイズに合わせた複数種の載
置部材が必要であるため、これらの載置部材を成形する
金型装置も複数が必要で、満足すべき製造コストの低減
を得られなかった。また、後者の特願平7−22700
3号に提案されるペリクル収納容器にあっても、ペリク
ルの大きさに合わせた複数種の容器本体を成形しなけれ
ばならず、容器本体の成型用の金型装置が複数種必要で
あり、製造コストの低減が十分ではなかった。さらに、
前者と後者を組み合わせてペリクル収納容器を構成して
も、前者のペリクル収納容器の問題、すなわち、複数種
の載置部材が必要という問題は解決されず、製造コスト
のさらなる低減は不可能であった。この発明は、上記問
題に鑑みてなされたもので、サイズの異なるペリクルも
がたつきを生じることなく収容でき、大きさの異なるペ
リクルに対する汎用性に優れたペリクル収納容器を提供
することを目的とする。
特願平7−227002号に提案されるペリクル収納容
器にあっては、ペリクルのサイズに合わせた複数種の載
置部材が必要であるため、これらの載置部材を成形する
金型装置も複数が必要で、満足すべき製造コストの低減
を得られなかった。また、後者の特願平7−22700
3号に提案されるペリクル収納容器にあっても、ペリク
ルの大きさに合わせた複数種の容器本体を成形しなけれ
ばならず、容器本体の成型用の金型装置が複数種必要で
あり、製造コストの低減が十分ではなかった。さらに、
前者と後者を組み合わせてペリクル収納容器を構成して
も、前者のペリクル収納容器の問題、すなわち、複数種
の載置部材が必要という問題は解決されず、製造コスト
のさらなる低減は不可能であった。この発明は、上記問
題に鑑みてなされたもので、サイズの異なるペリクルも
がたつきを生じることなく収容でき、大きさの異なるペ
リクルに対する汎用性に優れたペリクル収納容器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、ペリクルフレームに張設されたペリク
ルを容器本体上に載置し、該容器本体を蓋により被って
防塵するペリクル収納容器において、前記容器本体の底
部に平面視枠状に膨出させて載置凸部を形成し、該載置
凸部の上面に全周にわたって連続する複数の条溝を大き
さの異なる複数種のペリクルフレームが選択的に嵌合可
能に形成するとともに、前記蓋に前記載置凸部上のペリ
クルフレームを押圧保持可能な押圧部を形成した。
め、この発明は、ペリクルフレームに張設されたペリク
ルを容器本体上に載置し、該容器本体を蓋により被って
防塵するペリクル収納容器において、前記容器本体の底
部に平面視枠状に膨出させて載置凸部を形成し、該載置
凸部の上面に全周にわたって連続する複数の条溝を大き
さの異なる複数種のペリクルフレームが選択的に嵌合可
能に形成するとともに、前記蓋に前記載置凸部上のペリ
クルフレームを押圧保持可能な押圧部を形成した。
【0007】そして、この発明にかかるペリクル収納容
器は、前記複数の条溝に高低差を設けて階段状に形成す
る態様(請求項2)に、望ましくは、外側の条溝が低く
なるように形成する態様に、また、前記蓋の押さえ部を
断面階段状に形成、すなわち、前述した特願平7−27
003号に提案される蓋の構造を採用する態様(請求項
3)に構成することができる。
器は、前記複数の条溝に高低差を設けて階段状に形成す
る態様(請求項2)に、望ましくは、外側の条溝が低く
なるように形成する態様に、また、前記蓋の押さえ部を
断面階段状に形成、すなわち、前述した特願平7−27
003号に提案される蓋の構造を採用する態様(請求項
3)に構成することができる。
【0008】ペリクルは、透光性を有する薄膜、具体的
には、厚みが数ミクロンから数十ミクロン程度のニトロ
セルロース等の薄膜であり、ペリクルフレームに接着さ
れて輸送され、また、使用される。ペリクルフレーム
は、アルミニウム(合金)等からなり、一面側にペリク
ルの周縁部が接着される。
には、厚みが数ミクロンから数十ミクロン程度のニトロ
セルロース等の薄膜であり、ペリクルフレームに接着さ
れて輸送され、また、使用される。ペリクルフレーム
は、アルミニウム(合金)等からなり、一面側にペリク
ルの周縁部が接着される。
【0009】容器本体および蓋は、ポリプロピレン(P
P)系、ポリスチレン(PS)系、アクリル系、ポリカ
ーボネート系、ポリエステル系またはアクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン(ABS)系等の熱可塑性若し
くは熱硬化性樹脂、好ましくは、熱可塑性の帯電防止樹
脂あるいは熱可塑性エラストマを用い、射出成形等によ
り、すなわち、金型を用いて各部が一体成形される。こ
れら容器本体と蓋は同一あるいは異種の樹脂から構成す
ることも任意であるが、組み合わせとしては、容器本体
がABS系で蓋をアクリル系、あるいは、ABS系とP
P系あるいはアクリル系とアクリル系が例示される。
P)系、ポリスチレン(PS)系、アクリル系、ポリカ
ーボネート系、ポリエステル系またはアクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン(ABS)系等の熱可塑性若し
くは熱硬化性樹脂、好ましくは、熱可塑性の帯電防止樹
脂あるいは熱可塑性エラストマを用い、射出成形等によ
り、すなわち、金型を用いて各部が一体成形される。こ
れら容器本体と蓋は同一あるいは異種の樹脂から構成す
ることも任意であるが、組み合わせとしては、容器本体
がABS系で蓋をアクリル系、あるいは、ABS系とP
P系あるいはアクリル系とアクリル系が例示される。
【0010】容器本体は、その底面部分を表面側に突出
させて上面に複数の条溝を有する載置凸部が形成され、
周縁部に蓋と嵌合する嵌合部が形成される。望ましい態
様としては、載置凸部は容器本体の底部分を膨出成形し
て底部分の載置凸部内側部分を平面的に形成し、また、
複数の条溝は同心状に、さらに、これら条溝は請求項2
に記載されるように高低差を設けて階段状に形成する。
これら条溝は、平面視形状が各種の大きさのペリクルフ
レームをペリクル平面方向に位置決めして載置あるいは
嵌合保持可能に、すなわち、平面視形状を各種のペリク
ルフレームと略一致させて形成される。
させて上面に複数の条溝を有する載置凸部が形成され、
周縁部に蓋と嵌合する嵌合部が形成される。望ましい態
様としては、載置凸部は容器本体の底部分を膨出成形し
て底部分の載置凸部内側部分を平面的に形成し、また、
複数の条溝は同心状に、さらに、これら条溝は請求項2
に記載されるように高低差を設けて階段状に形成する。
これら条溝は、平面視形状が各種の大きさのペリクルフ
レームをペリクル平面方向に位置決めして載置あるいは
嵌合保持可能に、すなわち、平面視形状を各種のペリク
ルフレームと略一致させて形成される。
【0011】蓋は、周縁部に容器本体の嵌合部と嵌合可
能な嵌合部が、中央側にペリクルフレームを押圧保持す
る押さえ部が形成される。押さえ部は、上記複数の条溝
に載置される可能性がある全てのペリクルフレームを押
圧保持可能に、例えば、載置凸部の幅と同等の範囲にわ
たってテーパ状に傾斜する傾斜部として、あるいは、請
求項3に記載される略階段状に傾斜する傾斜部として成
形される。
能な嵌合部が、中央側にペリクルフレームを押圧保持す
る押さえ部が形成される。押さえ部は、上記複数の条溝
に載置される可能性がある全てのペリクルフレームを押
圧保持可能に、例えば、載置凸部の幅と同等の範囲にわ
たってテーパ状に傾斜する傾斜部として、あるいは、請
求項3に記載される略階段状に傾斜する傾斜部として成
形される。
【0012】
【作用】この発明にかかるペリクル収納容器は、容器本
体の載置凸部の条溝をそれぞれ異なる大きさのペリクル
フレームに合わせて形成し、条溝の1つに合致するペリ
クルフレームを載置し、条溝の側壁でペリクルフレーム
をペリクル平面方向に位置決めする。そして、容器本体
に蓋を被せ、容器本体の嵌合部と蓋の嵌合部とを嵌着さ
せ、蓋の押さえ部によりペリクルフレームを押圧保持す
る。このため、大きさの異なるペリクルフレームもがた
つきを生じることなく収容でき、輸送時等の発塵を防止
でき、容器内でペリクルに異物が付着することが防止さ
れる。そして、容器本体と蓋、すなわち、異なる大きさ
に対応した容器本体と蓋がそれぞれ1つの金型で成形で
きるため、安価に製造できる。
体の載置凸部の条溝をそれぞれ異なる大きさのペリクル
フレームに合わせて形成し、条溝の1つに合致するペリ
クルフレームを載置し、条溝の側壁でペリクルフレーム
をペリクル平面方向に位置決めする。そして、容器本体
に蓋を被せ、容器本体の嵌合部と蓋の嵌合部とを嵌着さ
せ、蓋の押さえ部によりペリクルフレームを押圧保持す
る。このため、大きさの異なるペリクルフレームもがた
つきを生じることなく収容でき、輸送時等の発塵を防止
でき、容器内でペリクルに異物が付着することが防止さ
れる。そして、容器本体と蓋、すなわち、異なる大きさ
に対応した容器本体と蓋がそれぞれ1つの金型で成形で
きるため、安価に製造できる。
【0013】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図4はこの発明の一の実施の
形態にかかるペリクル収納容器を示し、図1が蓋を半部
を取り除いた状態の平面図、図2が図1のA−A矢視断
面図、図3が図2の一部を拡大した部分断面図、図4が
図3と異なる大きさのペリクルフレームを収納した状態
の部分断面図である。
照して説明する。図1から図4はこの発明の一の実施の
形態にかかるペリクル収納容器を示し、図1が蓋を半部
を取り除いた状態の平面図、図2が図1のA−A矢視断
面図、図3が図2の一部を拡大した部分断面図、図4が
図3と異なる大きさのペリクルフレームを収納した状態
の部分断面図である。
【0014】図中、Pはペリクル、RはペリクルPを収
容するペリクル収納容器を示す。ペリクルPは、ニトロ
セルロース等の薄膜からなり、周縁がペリクルフレーム
Fの一面に接着される。ペリクルフレームFは、アルミ
ニウム(合金)等から平面視矩形の枠状に形成される。
なお、この実施の形態では、ペリクルPおよびペリクル
フレームFに付いてそれぞれ大きさの異なる3種(必要
に応じて,A,B,Cで表す)を例示する。
容するペリクル収納容器を示す。ペリクルPは、ニトロ
セルロース等の薄膜からなり、周縁がペリクルフレーム
Fの一面に接着される。ペリクルフレームFは、アルミ
ニウム(合金)等から平面視矩形の枠状に形成される。
なお、この実施の形態では、ペリクルPおよびペリクル
フレームFに付いてそれぞれ大きさの異なる3種(必要
に応じて,A,B,Cで表す)を例示する。
【0015】ペリクル収納容器Rは、容器本体10と蓋
20からなり、これら容器本体10と蓋20が前述した
熱可塑性帯電防止樹脂の射出成形等で成形される。容器
本体10は、平面視矩形の板状をなし、周縁部に全周に
わたって嵌合部11が形成される。この嵌合部11は、
容器本体10の周縁部分を略直角に上方へ屈曲させてな
り、内側面に蓋20の後述する嵌合部が嵌着する。な
お、図2中、19は容器本体10の裏面に形成された脚
である。
20からなり、これら容器本体10と蓋20が前述した
熱可塑性帯電防止樹脂の射出成形等で成形される。容器
本体10は、平面視矩形の板状をなし、周縁部に全周に
わたって嵌合部11が形成される。この嵌合部11は、
容器本体10の周縁部分を略直角に上方へ屈曲させてな
り、内側面に蓋20の後述する嵌合部が嵌着する。な
お、図2中、19は容器本体10の裏面に形成された脚
である。
【0016】また、容器本体10は、嵌合部11の内側
に表面側へ凸の載置凸部12が嵌合部11と平面視略相
似の枠状に膨出成形され、この載置凸部12の内側部分
が表裏ともに平面、すなわち、平板状をなす。載置凸部
12は、断面略矩形状をなし、上面に3条の条溝13
A,13B,13Cが同心状に形成される。これら条溝
13A,13B,13Cはそれぞれ、異なる大きさのペ
リクルフレームFA,FB,FCと対応し、幅寸法が対
応するペリクルフレームFA,FB,FCの幅寸法と若
干小さく、また、対応するペリクルフレームFA,F
B,FCと略等しい平面形状を有する。
に表面側へ凸の載置凸部12が嵌合部11と平面視略相
似の枠状に膨出成形され、この載置凸部12の内側部分
が表裏ともに平面、すなわち、平板状をなす。載置凸部
12は、断面略矩形状をなし、上面に3条の条溝13
A,13B,13Cが同心状に形成される。これら条溝
13A,13B,13Cはそれぞれ、異なる大きさのペ
リクルフレームFA,FB,FCと対応し、幅寸法が対
応するペリクルフレームFA,FB,FCの幅寸法と若
干小さく、また、対応するペリクルフレームFA,F
B,FCと略等しい平面形状を有する。
【0017】蓋20は、周縁に嵌合部21を、中央に天
蓋部22を有し、これら嵌合部21と天蓋部22が下側
テーパ部23、押さえ部24および上側テーパ部25を
介して一体に連続する。嵌合部21は、蓋の周縁部分を
略U字状に屈曲してなり、蓋20の被蓋時に容器本体1
0の嵌合部11に嵌着する。下側テーパ部23は比較的
大きな傾斜角度で傾斜し、上側テーパ部25は比較的小
さな傾斜角度で傾斜する。
蓋部22を有し、これら嵌合部21と天蓋部22が下側
テーパ部23、押さえ部24および上側テーパ部25を
介して一体に連続する。嵌合部21は、蓋の周縁部分を
略U字状に屈曲してなり、蓋20の被蓋時に容器本体1
0の嵌合部11に嵌着する。下側テーパ部23は比較的
大きな傾斜角度で傾斜し、上側テーパ部25は比較的小
さな傾斜角度で傾斜する。
【0018】図3,4に示すように、押さえ部24は、
小さな傾斜角度で傾斜し、上記テーパ部23,25間に
連続する。この押さえ部24は、上述した載置凸部12
の幅寸法と略同等あるいはより大きな平面視幅寸法Wを
有し、蓋20が容器本体10を被う被蓋時に条溝13A
に載置されたペリクルフレームFA、条溝13Bに載置
されたペリクルフレームFBあるいは条溝13Cに載置
されたペリクルフレームFCのいずれを押圧保持可能に
形成される。なお、この押さえ部24は、上述した形状
および後述する実施の形態の形状に限られるものではな
く、収納するペリクルフレームFの大きさ等に応じて適
当な形状に成形することが可能であり、また、後述する
図5に示すように載置凸部12の条溝13A,13B,
13Cと対応した3つの成形部分を階段状に形成するこ
とも可能である。
小さな傾斜角度で傾斜し、上記テーパ部23,25間に
連続する。この押さえ部24は、上述した載置凸部12
の幅寸法と略同等あるいはより大きな平面視幅寸法Wを
有し、蓋20が容器本体10を被う被蓋時に条溝13A
に載置されたペリクルフレームFA、条溝13Bに載置
されたペリクルフレームFBあるいは条溝13Cに載置
されたペリクルフレームFCのいずれを押圧保持可能に
形成される。なお、この押さえ部24は、上述した形状
および後述する実施の形態の形状に限られるものではな
く、収納するペリクルフレームFの大きさ等に応じて適
当な形状に成形することが可能であり、また、後述する
図5に示すように載置凸部12の条溝13A,13B,
13Cと対応した3つの成形部分を階段状に形成するこ
とも可能である。
【0019】この実施の形態にかかるペリクル収納容器
Rにあっては、ペリクルフレームFA,FB,FCのい
ずれか1つを収納でき、ペリクルフレームFAは容器本
体10の条溝13Aに載置し、以下同様に、ペリクルフ
レームFBは条溝13Bに、ペリクルフレームFCは条
溝13Cに載置する。ここで、条溝13に載置されたペ
リクルフレームFは条溝13の両側壁あるいはいずれか
一方の側壁によりペリクル平面方向に位置決めされる。
Rにあっては、ペリクルフレームFA,FB,FCのい
ずれか1つを収納でき、ペリクルフレームFAは容器本
体10の条溝13Aに載置し、以下同様に、ペリクルフ
レームFBは条溝13Bに、ペリクルフレームFCは条
溝13Cに載置する。ここで、条溝13に載置されたペ
リクルフレームFは条溝13の両側壁あるいはいずれか
一方の側壁によりペリクル平面方向に位置決めされる。
【0020】次いで、このペリクルフレームFが載置さ
れた容器本体10に蓋20を被せて嵌合部11,21を
嵌着すると、ペリクルフレームFは蓋20の押さえ部2
4により押圧保持される。すなわち、ペリクルフレーム
FAには押さえ部24の径方向内側部分が弾性的に接触
して保持され、ペリクルフレームFBには押さえ部24
の径方向中間部分が弾性的に接触して保持され(図3参
照)、ペリクルフレームFCには押さえ部24の径方向
外側部分が弾性的に接触して保持される(図4参照)。
れた容器本体10に蓋20を被せて嵌合部11,21を
嵌着すると、ペリクルフレームFは蓋20の押さえ部2
4により押圧保持される。すなわち、ペリクルフレーム
FAには押さえ部24の径方向内側部分が弾性的に接触
して保持され、ペリクルフレームFBには押さえ部24
の径方向中間部分が弾性的に接触して保持され(図3参
照)、ペリクルフレームFCには押さえ部24の径方向
外側部分が弾性的に接触して保持される(図4参照)。
【0021】そして、このペリクル収納容器Rは、何ら
改変することなく3種のペリクルPA,PB,PCを収
納すること、すなわち、同一の容器本体10と蓋20を
用いて3種のペリクルPA,PB,PCを収納すること
ができる。したがって、容器本体10と蓋20をそれぞ
れ同一の金型を用いて成形でき、ペリクル収納容器Rの
製造コストを低減できる。
改変することなく3種のペリクルPA,PB,PCを収
納すること、すなわち、同一の容器本体10と蓋20を
用いて3種のペリクルPA,PB,PCを収納すること
ができる。したがって、容器本体10と蓋20をそれぞ
れ同一の金型を用いて成形でき、ペリクル収納容器Rの
製造コストを低減できる。
【0022】図5はこの発明の他の実施の形態にかかる
ペリクル収納容器を示し、一部を拡大した部分断面図で
ある。なお、この実施の形態においては、前述した実施
の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明と図示
を割愛する。
ペリクル収納容器を示し、一部を拡大した部分断面図で
ある。なお、この実施の形態においては、前述した実施
の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明と図示
を割愛する。
【0023】この実施の形態においては、容器本体10
は載置凸部12の3つの条溝13A,13B,13Cが
高低差をもって断面階段状に形成され、径方向外側の条
溝13Cが最も低い位置に位置する。そして、これら条
溝13Aの両側にそれぞれ側壁となる突条14a,14
bが、条溝13Bの径方向外側の縁には側壁となる突条
14cが、条溝13Cの径方向外側の縁には側壁となる
突条14dが一体に形成される。
は載置凸部12の3つの条溝13A,13B,13Cが
高低差をもって断面階段状に形成され、径方向外側の条
溝13Cが最も低い位置に位置する。そして、これら条
溝13Aの両側にそれぞれ側壁となる突条14a,14
bが、条溝13Bの径方向外側の縁には側壁となる突条
14cが、条溝13Cの径方向外側の縁には側壁となる
突条14dが一体に形成される。
【0024】また、蓋20は、押さえ部24が傾斜角度
が比較的小さな3つの押さえ部分41A,41B,41
Cと、これら押さえ部分41A,41B,41C間の傾
斜角度が比較的大きな段差部分42a,42bとを有す
る。押さえ部分41Aは被蓋時に条溝13A上のペリク
ルフレームFAを押圧保持し、同様に、押さえ部分41
Bは条溝13B上のペリクルフレームFBを、押さえ部
分41Cは条溝13C上のペリクルフレームFCを押圧
保持する。なお、上述した段差部分42A,42Bの傾
斜角度は異ならせることも可能である。また、この蓋2
0は前述した特願平7−227003号に提案されるも
のと基本的思想は同一であり、その詳細な説明は割愛す
る。
が比較的小さな3つの押さえ部分41A,41B,41
Cと、これら押さえ部分41A,41B,41C間の傾
斜角度が比較的大きな段差部分42a,42bとを有す
る。押さえ部分41Aは被蓋時に条溝13A上のペリク
ルフレームFAを押圧保持し、同様に、押さえ部分41
Bは条溝13B上のペリクルフレームFBを、押さえ部
分41Cは条溝13C上のペリクルフレームFCを押圧
保持する。なお、上述した段差部分42A,42Bの傾
斜角度は異ならせることも可能である。また、この蓋2
0は前述した特願平7−227003号に提案されるも
のと基本的思想は同一であり、その詳細な説明は割愛す
る。
【0025】この実施の形態にかかるペリクル収納容器
Rにあっても、3種のペリクルフレームFA,FB,F
Cのいずれか1つを同一の容器本体10と蓋20を用い
て何ら改造を施すことなく収容できる。したがって、容
器本体10や蓋20の成形に複数の金型が不要で、安価
に製造できる。特に、この実施の形態は、各条溝13を
外側の条溝13Cが低くなる階段状に形成するため、マ
スクへの装着に際してのロボット等による取出が容易に
行える。
Rにあっても、3種のペリクルフレームFA,FB,F
Cのいずれか1つを同一の容器本体10と蓋20を用い
て何ら改造を施すことなく収容できる。したがって、容
器本体10や蓋20の成形に複数の金型が不要で、安価
に製造できる。特に、この実施の形態は、各条溝13を
外側の条溝13Cが低くなる階段状に形成するため、マ
スクへの装着に際してのロボット等による取出が容易に
行える。
【0026】なお、条溝13の側壁(突条14a〜14
d等)は必ずしも連続した突条とする必要はなく、間欠
的に、すなわち、条溝13の側壁を一定間隔で所定長さ
ずつ所定深さに切り欠くことも可能であり、条溝13の
側壁を切り欠くことでロボットによるペリクルPの取出
も容易に行える。また、上述した実施の形態にかかるペ
リクル収納容器Rは、いずれも3種のペリクルフレーム
FA,FB,FCの1つを選択的に収納できる構造であ
るが、条溝の数とそれに対応する側壁(突条)並びに押
さえ部の数を増減することにより2種あるいは4種以上
のペリクルフレームから1つを選択的に収納できるよう
に構成することも可能である。
d等)は必ずしも連続した突条とする必要はなく、間欠
的に、すなわち、条溝13の側壁を一定間隔で所定長さ
ずつ所定深さに切り欠くことも可能であり、条溝13の
側壁を切り欠くことでロボットによるペリクルPの取出
も容易に行える。また、上述した実施の形態にかかるペ
リクル収納容器Rは、いずれも3種のペリクルフレーム
FA,FB,FCの1つを選択的に収納できる構造であ
るが、条溝の数とそれに対応する側壁(突条)並びに押
さえ部の数を増減することにより2種あるいは4種以上
のペリクルフレームから1つを選択的に収納できるよう
に構成することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
ペリクル収納容器によれば、容器本体の内底部に載置凸
部を枠状に突設し、この載置凸部上にペリクルフレーム
をペリクル平面方向に位置決めして載置可能な複数の条
溝をそれぞれ形成するとともに、蓋に条溝に載置された
いずれのペリクルフレームも押圧保持可能な押圧部を形
成するため、1種の容器本体と1種の蓋の組み合わせで
複数種のペリクル(ペリクルフレーム)の収納に共用す
ることができ、大きさの異なるペリクルに対して優れた
汎用性が得られる。
ペリクル収納容器によれば、容器本体の内底部に載置凸
部を枠状に突設し、この載置凸部上にペリクルフレーム
をペリクル平面方向に位置決めして載置可能な複数の条
溝をそれぞれ形成するとともに、蓋に条溝に載置された
いずれのペリクルフレームも押圧保持可能な押圧部を形
成するため、1種の容器本体と1種の蓋の組み合わせで
複数種のペリクル(ペリクルフレーム)の収納に共用す
ることができ、大きさの異なるペリクルに対して優れた
汎用性が得られる。
【図1】この発明の一の実施の形態にかかるペリクル収
納容器の蓋の半部を取り除いた状態の平面図である。
納容器の蓋の半部を取り除いた状態の平面図である。
【図2】同ペリクル収納容器の図1中のA−A矢視断面
図である。
図である。
【図3】同ペリクル収納容器の一部を拡大した断面図で
ある。
ある。
【図4】同ペリクル収納容器の図3と異なる大きさのペ
リクルを収納した状態を示す一部拡大断面図である。
リクルを収納した状態を示す一部拡大断面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態にかかるペリクル収
納容器の一部を拡大した断面図である。
納容器の一部を拡大した断面図である。
10 容器本体 11 嵌合部 12 載置凸部 13A 条溝 13B 条溝 13C 条溝 20 蓋 21 嵌合部 24 押さえ部 41A 押さえ部分 41B 押さえ部分 41C 押さえ部分 FA ペリクルフレーム FB ペリクルフレーム FC ペリクルフレーム P ペリクル R ペリクル収納容器
Claims (3)
- 【請求項1】 ペリクルフレームに張設されたペリクル
を容器本体上に載置し、該容器本体を蓋により被って防
塵するペリクル収納容器において、 前記容器本体の底部に平面視枠状に突出させて載置凸部
を形成し、該載置凸部の上面に全周にわたって連続する
複数の条溝を大きさの異なる複数種のペリクルフレーム
が選択的に嵌合可能に形成するとともに、 前記蓋に前記載置凸部上のペリクルフレームを押圧保持
可能な押圧部を形成したことを特徴とするペリクル収納
容器。 - 【請求項2】 前記複数の条溝に高低差を設けて階段状
に形成した請求項1に記載のペリクル収納容器。 - 【請求項3】 前記蓋の押さえ部が断面階段状に形成さ
れた傾斜部である請求項1または請求項2に記載のペリ
クル収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30992696A JPH10142772A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | ペリクル収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30992696A JPH10142772A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | ペリクル収納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10142772A true JPH10142772A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17999011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30992696A Pending JPH10142772A (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | ペリクル収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10142772A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047238A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | ペリクル用収納容器 |
| JP2010040887A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具の搬送容器 |
| JP2010217775A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Asahi Kasei E-Materials Corp | ペリクル収納容器 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP30992696A patent/JPH10142772A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047238A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | ペリクル用収納容器 |
| JP2010040887A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具の搬送容器 |
| JP2010217775A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Asahi Kasei E-Materials Corp | ペリクル収納容器 |
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