JPH10144809A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置及びその製造方法Info
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- JPH10144809A JPH10144809A JP29905396A JP29905396A JPH10144809A JP H10144809 A JPH10144809 A JP H10144809A JP 29905396 A JP29905396 A JP 29905396A JP 29905396 A JP29905396 A JP 29905396A JP H10144809 A JPH10144809 A JP H10144809A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体記憶装置において、電界緩和層の周辺
やソース、ドレインの下層部に形成される高濃度の導電
型領域による影響を無くし、スイッチング速度の低下を
抑制しつつ、書き込み速度の向上を図る。 【解決手段】 P型半導体基板1に形成されたソース6
a、ドレイン6bと、2層ゲートとなるフローティング
ゲート3、コントロールゲート5と、電界緩和層7と電
界緩和層7のチャネル側領域及び電界緩和層7の底面に
接する領域に形成されるP型領域8を備えた半導体記憶
装置において、前記P型領域8のうち、電界緩和層7の
底面に接するP型領域8bを、電界緩和層7のチャネル
領域側に形成されたP型領域8aよりも不純物濃度が低
くなるようにする。
やソース、ドレインの下層部に形成される高濃度の導電
型領域による影響を無くし、スイッチング速度の低下を
抑制しつつ、書き込み速度の向上を図る。 【解決手段】 P型半導体基板1に形成されたソース6
a、ドレイン6bと、2層ゲートとなるフローティング
ゲート3、コントロールゲート5と、電界緩和層7と電
界緩和層7のチャネル側領域及び電界緩和層7の底面に
接する領域に形成されるP型領域8を備えた半導体記憶
装置において、前記P型領域8のうち、電界緩和層7の
底面に接するP型領域8bを、電界緩和層7のチャネル
領域側に形成されたP型領域8aよりも不純物濃度が低
くなるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローティングゲ
ートとコントロールゲートの2層ゲート電極を有するM
ISトランジスタ型の不揮発性記憶装置に関し、特にM
OSトランジスタ型の不揮発性半導体装置に適用して好
適である。
ートとコントロールゲートの2層ゲート電極を有するM
ISトランジスタ型の不揮発性記憶装置に関し、特にM
OSトランジスタ型の不揮発性半導体装置に適用して好
適である。
【0002】
【従来の技術】EPROM、フラッシュメモリ等の不揮
発性半導体記憶装置において、Pポケットと呼ばれる高
濃度のP領域を電界緩和層やソース、ドレインの周辺に
形成して、書き込み時におけるホットキャリアの発生効
率を向上させることにより書き込み速度の向上を図って
いる。
発性半導体記憶装置において、Pポケットと呼ばれる高
濃度のP領域を電界緩和層やソース、ドレインの周辺に
形成して、書き込み時におけるホットキャリアの発生効
率を向上させることにより書き込み速度の向上を図って
いる。
【0003】従来における不揮発性半導体記憶装置は、
図12(a)〜(d)に示す工程により製造される。具
体的には、基板上に形成されたPウェル領域1に、第1
のゲート絶縁膜2を介してフローティングゲート3を形
成し、さらに第2のゲート絶縁膜4を介してコントロー
ルゲート5を形成する。この後、酸化膜6を適当な厚さ
で形成し、N型不純物をイオン注入して、図12(b)
に示すように、ソース6a、ドレイン6bを形成し、さ
らに、N型不純物を斜めイオン注入して、図12(c)
に示すように電界緩和層7を形成する。
図12(a)〜(d)に示す工程により製造される。具
体的には、基板上に形成されたPウェル領域1に、第1
のゲート絶縁膜2を介してフローティングゲート3を形
成し、さらに第2のゲート絶縁膜4を介してコントロー
ルゲート5を形成する。この後、酸化膜6を適当な厚さ
で形成し、N型不純物をイオン注入して、図12(b)
に示すように、ソース6a、ドレイン6bを形成し、さ
らに、N型不純物を斜めイオン注入して、図12(c)
に示すように電界緩和層7を形成する。
【0004】次に、ボロンを斜めイオン注入して、図1
2(d)に示すように、Pポケットと呼ばれる高濃度の
P型領域8a、8bを電界緩和層7の周辺やソース6
a、ドレイン6bの下層部に形成する。
2(d)に示すように、Pポケットと呼ばれる高濃度の
P型領域8a、8bを電界緩和層7の周辺やソース6
a、ドレイン6bの下層部に形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように不揮発性半導体記憶装置を製造した場合において
は、電界緩和層7の下層部やドレイン6bの下層部にも
高濃度のP型領域8bが形成される。これにより、電界
緩和層7及びドレイン6bのN型領域と高濃度のP型領
域8bとの間に形成される空乏層幅が狭くなり、その結
果、拡散容量が増加してしまう。この容量の増加は、電
荷を充放電するのに必要とする時間を長くし、メモリの
スイッチング速度を低下させる。
ように不揮発性半導体記憶装置を製造した場合において
は、電界緩和層7の下層部やドレイン6bの下層部にも
高濃度のP型領域8bが形成される。これにより、電界
緩和層7及びドレイン6bのN型領域と高濃度のP型領
域8bとの間に形成される空乏層幅が狭くなり、その結
果、拡散容量が増加してしまう。この容量の増加は、電
荷を充放電するのに必要とする時間を長くし、メモリの
スイッチング速度を低下させる。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
電界緩和層の周辺やソース、ドレイン層の下層部に形成
される高濃度の導電型領域による影響を無くし、スイッ
チング速度の低下を抑制しつつ、書き込み速度の向上を
図ることを目的とする。
電界緩和層の周辺やソース、ドレイン層の下層部に形成
される高濃度の導電型領域による影響を無くし、スイッ
チング速度の低下を抑制しつつ、書き込み速度の向上を
図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記
載の発明においては、半導体基板(1)に形成された第
2導電型のソース(6a)、ドレイン(6b)と、2層
ゲート電極(3、5)と、電界緩和層(7)と、電界緩
和層(7)のチャネル領域側に形成された第1導電型領
域(8a)を有し、電界緩和層(7)の底面に接する第
1導電型領域(8b)は、電界緩和層(7)のチャネル
領域側に形成された第1導電型領域(8a)よりも正味
の不純物濃度が低く形成されていることを特徴とする。
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記
載の発明においては、半導体基板(1)に形成された第
2導電型のソース(6a)、ドレイン(6b)と、2層
ゲート電極(3、5)と、電界緩和層(7)と、電界緩
和層(7)のチャネル領域側に形成された第1導電型領
域(8a)を有し、電界緩和層(7)の底面に接する第
1導電型領域(8b)は、電界緩和層(7)のチャネル
領域側に形成された第1導電型領域(8a)よりも正味
の不純物濃度が低く形成されていることを特徴とする。
【0008】このように、電界緩和層(7)の底面に接
する第1導電型領域(8b)の正味の不純物濃度を、電
界緩和層(7)のチャネル領域側における第1導電型領
域(8a)の正味の不純物濃度よりも低くすることによ
り、電界緩和層(7)及びドレイン(6b)と電界緩和
層(7)の底面に接する第1導電型領域(8b)との間
に形成される空乏層幅を所定の幅に保持することがで
き、拡散容量の増加を防ぐことができる。
する第1導電型領域(8b)の正味の不純物濃度を、電
界緩和層(7)のチャネル領域側における第1導電型領
域(8a)の正味の不純物濃度よりも低くすることによ
り、電界緩和層(7)及びドレイン(6b)と電界緩和
層(7)の底面に接する第1導電型領域(8b)との間
に形成される空乏層幅を所定の幅に保持することがで
き、拡散容量の増加を防ぐことができる。
【0009】これにより、半導体記憶装置におけるスイ
ッチング速度の低下を抑制しつつ、書き込み速度の向上
を図ることができる。請求項3に記載の発明において
は、半導体基板(1)上に2層ゲート電極(3、5)を
形成し、さらに、ソース(6a)、ドレイン(6b)を
形成する。そして、第1の角度(θ1 )をもって斜めイ
オン注入を行い、電界緩和層(7)を形成する。さら
に、第1の角度(θ1 )よりも大きな第2の角度
(θ2 )をもって斜めイオン注入を行い、電界緩和層
(7)のチャネル領域側及び電界緩和層(7)の底面に
接する領域に第1導電型領域(8a、8b)を形成する
ことを特徴とする。
ッチング速度の低下を抑制しつつ、書き込み速度の向上
を図ることができる。請求項3に記載の発明において
は、半導体基板(1)上に2層ゲート電極(3、5)を
形成し、さらに、ソース(6a)、ドレイン(6b)を
形成する。そして、第1の角度(θ1 )をもって斜めイ
オン注入を行い、電界緩和層(7)を形成する。さら
に、第1の角度(θ1 )よりも大きな第2の角度
(θ2 )をもって斜めイオン注入を行い、電界緩和層
(7)のチャネル領域側及び電界緩和層(7)の底面に
接する領域に第1導電型領域(8a、8b)を形成する
ことを特徴とする。
【0010】このように、第1の角度(θ1 )よりも大
きな第2の角度(θ2 )により、斜めイオン注入を行う
と、電界緩和層(7)のチャネル領域側に、イオンが多
量に注入され、逆に、電界緩和層(7)の底面に接する
領域には、イオンが少量しか注入されない。これによ
り、電界緩和層(7)の底面に接する領域における導電
領域(8b)を、電界緩和層(7)の側面側における導
電領域(8a)よりも正味の不純物濃度が薄くなるよう
にすることができ、請求項1又は2に示す様な半導体記
憶装置を製造することができる。
きな第2の角度(θ2 )により、斜めイオン注入を行う
と、電界緩和層(7)のチャネル領域側に、イオンが多
量に注入され、逆に、電界緩和層(7)の底面に接する
領域には、イオンが少量しか注入されない。これによ
り、電界緩和層(7)の底面に接する領域における導電
領域(8b)を、電界緩和層(7)の側面側における導
電領域(8a)よりも正味の不純物濃度が薄くなるよう
にすることができ、請求項1又は2に示す様な半導体記
憶装置を製造することができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明においては、
第2の角度(θ2 )よりも小さな第3の角度(θ3 )を
もって斜めイオン注入を行い、電界緩和層(7)の底面
に接する領域に形成された第1導電型領域(8b)の正
味の不純物濃度を低くすることを特徴とする。このよう
に、第2の角度(θ2 )よりも小さな第3の角度
(θ3 )をもって斜めイオン注入を行うことにより、電
界緩和層(7)の底面に接する領域に形成された第1導
電領域(8b)の不純物を打ち消し、正味の不純物濃度
を低くすることができる。
第2の角度(θ2 )よりも小さな第3の角度(θ3 )を
もって斜めイオン注入を行い、電界緩和層(7)の底面
に接する領域に形成された第1導電型領域(8b)の正
味の不純物濃度を低くすることを特徴とする。このよう
に、第2の角度(θ2 )よりも小さな第3の角度
(θ3 )をもって斜めイオン注入を行うことにより、電
界緩和層(7)の底面に接する領域に形成された第1導
電領域(8b)の不純物を打ち消し、正味の不純物濃度
を低くすることができる。
【0012】これにより、より完全に電界緩和層(7)
の底面に接する第1導電型領域(8b)の正味の不純物
濃度を低くすることができる。請求項5に記載の発明に
おいては、ドレイン(6b)のチャネル領域側に、イオ
ン注入により電界緩和層(7)を形成する。さらに、前
記イオン注入を行う角度と異なる角度でイオン注入を行
い、電界緩和層(7)のチャネル領域側に、電界緩和層
(7)の底面に接する部分よりも正味の不純物濃度が高
い第1導電型領域(8a)を形成するすることを特徴と
する。
の底面に接する第1導電型領域(8b)の正味の不純物
濃度を低くすることができる。請求項5に記載の発明に
おいては、ドレイン(6b)のチャネル領域側に、イオ
ン注入により電界緩和層(7)を形成する。さらに、前
記イオン注入を行う角度と異なる角度でイオン注入を行
い、電界緩和層(7)のチャネル領域側に、電界緩和層
(7)の底面に接する部分よりも正味の不純物濃度が高
い第1導電型領域(8a)を形成するすることを特徴と
する。
【0013】これにより、請求項3と同様の効果が得ら
れる。請求項6に記載の発明においては、電界緩和層
(7)を形成し、電界緩和層(7)の側面側及び底面に
接する領域に第1導電型領域(8a、8b)を形成す
る。そして、イオン注入により電界緩和層(7)の底面
に接する領域に形成された第1導電型領域(8b)の正
味の不純物濃度を低くすることを特徴とする。具体的に
は、請求項7に示すように、第1導電型領域(8a、8
b)を形成する工程におけるイオン注入は、半導体基板
(1)の垂直方向に対して所定角度(θ2 )をもって行
い、第1導電型領域(8b)の正味の不純物濃度を低く
する工程におけるイオン注入は、所定角度(θ2 )より
も小さい角度(θ3 )で行う。
れる。請求項6に記載の発明においては、電界緩和層
(7)を形成し、電界緩和層(7)の側面側及び底面に
接する領域に第1導電型領域(8a、8b)を形成す
る。そして、イオン注入により電界緩和層(7)の底面
に接する領域に形成された第1導電型領域(8b)の正
味の不純物濃度を低くすることを特徴とする。具体的に
は、請求項7に示すように、第1導電型領域(8a、8
b)を形成する工程におけるイオン注入は、半導体基板
(1)の垂直方向に対して所定角度(θ2 )をもって行
い、第1導電型領域(8b)の正味の不純物濃度を低く
する工程におけるイオン注入は、所定角度(θ2 )より
も小さい角度(θ3 )で行う。
【0014】このように、電界緩和層(7)の底面に接
する領域にイオン注入を行い、先に注入された不純物を
打ち消し、正味の不純物濃度を低くすることができる。
これにより、請求項3と同様の効果を得ることができ
る。
する領域にイオン注入を行い、先に注入された不純物を
打ち消し、正味の不純物濃度を低くすることができる。
これにより、請求項3と同様の効果を得ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1に、本発明をフラッシュメモリト
ランジスタに適用した第1実施形態を示す。また、図2
は図1におけるフラッシュメモリトランジスタの製造手
順を示す工程図である。これら図2に基づき、本実施形
態におけるフラッシュメモリトランジスタの製造方法を
説明する。
について説明する。 (第1実施形態)図1に、本発明をフラッシュメモリト
ランジスタに適用した第1実施形態を示す。また、図2
は図1におけるフラッシュメモリトランジスタの製造手
順を示す工程図である。これら図2に基づき、本実施形
態におけるフラッシュメモリトランジスタの製造方法を
説明する。
【0016】まず、図2(a)に示すように、P型半導
体基板1に、第1のゲート絶縁膜2を介してフローティ
ングゲート3を形成し、さらに第2のゲート絶縁膜4を
介してコントロールゲート5を形成する。そして、これ
らの上面に適当な厚さの酸化膜6を形成する。次に、図
2(b)に示すように、これらをマスクにして、上方か
ら比較的高濃度の砒素イオン(N型不純物)をイオン注
入してソース6aとドレイン6bを形成する。そして、
図2(c)に示すように、さらに比較的低濃度のリンイ
オン(N型不純物)を所定の角度θ1 =45度をもって
斜めイオン注入し、電界緩和層7を形成する。本実施形
態においては、所定角度θ1 =45度にしているが、所
定角度θ1 は、約0度〜70度程度の範囲に設定するこ
とができる。
体基板1に、第1のゲート絶縁膜2を介してフローティ
ングゲート3を形成し、さらに第2のゲート絶縁膜4を
介してコントロールゲート5を形成する。そして、これ
らの上面に適当な厚さの酸化膜6を形成する。次に、図
2(b)に示すように、これらをマスクにして、上方か
ら比較的高濃度の砒素イオン(N型不純物)をイオン注
入してソース6aとドレイン6bを形成する。そして、
図2(c)に示すように、さらに比較的低濃度のリンイ
オン(N型不純物)を所定の角度θ1 =45度をもって
斜めイオン注入し、電界緩和層7を形成する。本実施形
態においては、所定角度θ1 =45度にしているが、所
定角度θ1 は、約0度〜70度程度の範囲に設定するこ
とができる。
【0017】さらに、図2(d)に示すように、ボロン
イオン(P型不純物)を加速電圧70keV、ドーズ量
1.1×1014/cm-3でかつ前記角度θ1 よりも大き
な所定の角度θ2 =60度をもって斜めイオン注入し、
Pポケットと呼ばれる基板濃度よりも不純物濃度が高い
P型領域8を電界緩和層7の周囲に形成する。本実施形
態においては、所定角度θ2 =60度にしているが、所
定角度θ2 は、先に設定されたθ1 よりも約10度程度
以上大きい角度として、約10度〜80度程度の範囲に
設定することができる。
イオン(P型不純物)を加速電圧70keV、ドーズ量
1.1×1014/cm-3でかつ前記角度θ1 よりも大き
な所定の角度θ2 =60度をもって斜めイオン注入し、
Pポケットと呼ばれる基板濃度よりも不純物濃度が高い
P型領域8を電界緩和層7の周囲に形成する。本実施形
態においては、所定角度θ2 =60度にしているが、所
定角度θ2 は、先に設定されたθ1 よりも約10度程度
以上大きい角度として、約10度〜80度程度の範囲に
設定することができる。
【0018】その後、図2(e)に示すように、ドレイ
ン6b側をフォトレジスト9で覆い、ソース6a側にリ
ンイオンを注入して高いソース耐圧を確保するためのソ
ース電界緩和層10を形成する。このとき、N型のソー
ス電界緩和層10の不純物濃度をP型領域8の不純物濃
度よりも高くすることで、ソース6a側のP型領域8は
キャンセルされる。
ン6b側をフォトレジスト9で覆い、ソース6a側にリ
ンイオンを注入して高いソース耐圧を確保するためのソ
ース電界緩和層10を形成する。このとき、N型のソー
ス電界緩和層10の不純物濃度をP型領域8の不純物濃
度よりも高くすることで、ソース6a側のP型領域8は
キャンセルされる。
【0019】次に、熱処理を施し注入された各イオンを
拡散(活性化)させる。このとき、電界緩和層7の下層
部にあるP型領域(以下、P型領域下部という)8bの
不純物濃度は電界緩和層7のチャネル領域側にあるP型
領域(以下、P型領域側部という)8aの不純物濃度よ
り低く形成される。その後、図2(f)に示すように、
全面にBPSG膜等の層間絶縁膜11を形成し、ソース
6a及びドレイン6bに達するように層間絶縁膜11の
一部を開口し、コンタクト孔を形成する。そして、アル
ミニウム等の金属膜を蒸着法やスパッタ法又は化学気相
成長法等により成膜し、パターニングしてソース配線1
2a、ドレイン配線12bを形成し、フラッシュメモリ
トランジスタが完成する。
拡散(活性化)させる。このとき、電界緩和層7の下層
部にあるP型領域(以下、P型領域下部という)8bの
不純物濃度は電界緩和層7のチャネル領域側にあるP型
領域(以下、P型領域側部という)8aの不純物濃度よ
り低く形成される。その後、図2(f)に示すように、
全面にBPSG膜等の層間絶縁膜11を形成し、ソース
6a及びドレイン6bに達するように層間絶縁膜11の
一部を開口し、コンタクト孔を形成する。そして、アル
ミニウム等の金属膜を蒸着法やスパッタ法又は化学気相
成長法等により成膜し、パターニングしてソース配線1
2a、ドレイン配線12bを形成し、フラッシュメモリ
トランジスタが完成する。
【0020】ここで、リンイオン注入を角度θ1 =45
度にて行った場合において、ボロンイオン注入を角度θ
2 =60度にしたときに注入されたP型不純物の不純物
濃度分布のシミュレーション解析を図3に示し、また、
注入したボロンイオンを熱拡散させた後におけるP型不
純物の不純物濃度分布をシミュレーション解析を図4に
示す。
度にて行った場合において、ボロンイオン注入を角度θ
2 =60度にしたときに注入されたP型不純物の不純物
濃度分布のシミュレーション解析を図3に示し、また、
注入したボロンイオンを熱拡散させた後におけるP型不
純物の不純物濃度分布をシミュレーション解析を図4に
示す。
【0021】図4に示すように、P型領域下部8bが、
P型領域側部8aの濃度より低く形成されている。図3
に示すように、リンイオン及びボロンイオンを注入した
直後において、電界緩和層7のチャネル部側面において
は、電界緩和層7を通り抜けて注入されたボロンイオン
は多量であり、また、電界緩和層7の下層部において
は、電界緩和層7を通り抜けて注入されたボロンは少量
であることがわかる。
P型領域側部8aの濃度より低く形成されている。図3
に示すように、リンイオン及びボロンイオンを注入した
直後において、電界緩和層7のチャネル部側面において
は、電界緩和層7を通り抜けて注入されたボロンイオン
は多量であり、また、電界緩和層7の下層部において
は、電界緩和層7を通り抜けて注入されたボロンは少量
であることがわかる。
【0022】具体的にP型領域8を形成するために注入
されたイオンの濃度分布を見てみると、P型領域側部8
aでは、13×1017/cm-3の濃度におけるボロンイ
オンが介在しており、P型領域下部8bでは、5×10
17/cm-3の濃度におけるボロンが介在している。さら
に、その後の熱処理によるボロンイオンの拡散はリンイ
オン等のN型不純物ともお互いに影響を及ぼしながら拡
散されるため、図4に示すように、そのN型不純物の高
濃度領域、例えば、電界緩和層7内に存在するボロンイ
オンは電界緩和層7の下層部へ拡散されにくくなるとい
う効果もある。
されたイオンの濃度分布を見てみると、P型領域側部8
aでは、13×1017/cm-3の濃度におけるボロンイ
オンが介在しており、P型領域下部8bでは、5×10
17/cm-3の濃度におけるボロンが介在している。さら
に、その後の熱処理によるボロンイオンの拡散はリンイ
オン等のN型不純物ともお互いに影響を及ぼしながら拡
散されるため、図4に示すように、そのN型不純物の高
濃度領域、例えば、電界緩和層7内に存在するボロンイ
オンは電界緩和層7の下層部へ拡散されにくくなるとい
う効果もある。
【0023】このため、P型領域下部8bは、P型領域
側部8aより不純物濃度が低く形成される。また、電界
緩和層7を通り抜けて注入されるボロンイオンの量は、
角度θ1 、角度θ2 の大きさによって変化する。具体的
には、角度θ1 と角度θ2 の関係は、以下のように示さ
れる。図5〜図7に、リンイオン注入角度θ1 =45度
として、ボロンイオン注入の角度θ2 を変化させたとき
における、熱拡散後のイオン濃度分布のシミュレーショ
ン解析を示す。図5は、角度θ2 =30度、図6は、角
度θ2 =45度、図7は、角度θ2 =75度としてボロ
ンイオン注入を行っている。
側部8aより不純物濃度が低く形成される。また、電界
緩和層7を通り抜けて注入されるボロンイオンの量は、
角度θ1 、角度θ2 の大きさによって変化する。具体的
には、角度θ1 と角度θ2 の関係は、以下のように示さ
れる。図5〜図7に、リンイオン注入角度θ1 =45度
として、ボロンイオン注入の角度θ2 を変化させたとき
における、熱拡散後のイオン濃度分布のシミュレーショ
ン解析を示す。図5は、角度θ2 =30度、図6は、角
度θ2 =45度、図7は、角度θ2 =75度としてボロ
ンイオン注入を行っている。
【0024】図5のように、角度θ1 >角度θ2 の場合
においては、P型領域下部8bとP型領域側部8aのボ
ロンイオンの濃度は均等になっている。また、図6のよ
うに、角度θ1 =角度θ2 の場合においては、P型領域
下部8bのボロンイオンがP型領域8aより若干少なく
なっているが、十分に低くなっていない。そして、図7
のように、角度θ1 <角度θ2 の場合においては、P型
領域下部8bは、P型領域8aのボロンイオンの濃度よ
り十分に低く形成されている。
においては、P型領域下部8bとP型領域側部8aのボ
ロンイオンの濃度は均等になっている。また、図6のよ
うに、角度θ1 =角度θ2 の場合においては、P型領域
下部8bのボロンイオンがP型領域8aより若干少なく
なっているが、十分に低くなっていない。そして、図7
のように、角度θ1 <角度θ2 の場合においては、P型
領域下部8bは、P型領域8aのボロンイオンの濃度よ
り十分に低く形成されている。
【0025】これに基づき、シミュレーション解析によ
り角度θ1 を0度〜70度の範囲で変化させた場合にお
いて、P型領域下部8bが、P型領域8aよりボロンイ
オンの濃度が低く形成されるようにするためには、角度
θ2 が角度θ1 より大きくなければならない。また、ボ
ロンイオンの注入深さや注入されたイオン量は、加速電
圧やドーズ量に関係する。
り角度θ1 を0度〜70度の範囲で変化させた場合にお
いて、P型領域下部8bが、P型領域8aよりボロンイ
オンの濃度が低く形成されるようにするためには、角度
θ2 が角度θ1 より大きくなければならない。また、ボ
ロンイオンの注入深さや注入されたイオン量は、加速電
圧やドーズ量に関係する。
【0026】従って、このシミュレーション解析に基づ
き、ボロンイオン注入の入射角度θ 2 、加速電圧、ドー
ズ量を調節することにより、P型領域下部8bの濃度
を、P型領域側部8aに比し、十分に薄く形成すること
ができる。このように、フラッシュメモリトランジスタ
において、ドレイン6b側のP型領域下部8bの濃度が
低く抑えられているため、電界緩和層7等とP型領域8
との間の拡散容量の増加が抑制され、しかも、チャネル
領域側には、ホットキャリアの発生率を高めるのに十分
な高い濃度をもつP型領域側部8aが形成されているた
め、フラッシュメモリのスイッチング速度を遅くするこ
となくメモリの書き込み速度を向上できる。 (第2実施形態)図8に、本発明をフラッシュメモリト
ランジスタに適用した第2実施形態を示す。図8に基づ
き、本実施形態におけるフラッシュメモリトランジスタ
の製造方法を説明する。なお、本実施形態において第1
実施形態と同様の部分については省略する。
き、ボロンイオン注入の入射角度θ 2 、加速電圧、ドー
ズ量を調節することにより、P型領域下部8bの濃度
を、P型領域側部8aに比し、十分に薄く形成すること
ができる。このように、フラッシュメモリトランジスタ
において、ドレイン6b側のP型領域下部8bの濃度が
低く抑えられているため、電界緩和層7等とP型領域8
との間の拡散容量の増加が抑制され、しかも、チャネル
領域側には、ホットキャリアの発生率を高めるのに十分
な高い濃度をもつP型領域側部8aが形成されているた
め、フラッシュメモリのスイッチング速度を遅くするこ
となくメモリの書き込み速度を向上できる。 (第2実施形態)図8に、本発明をフラッシュメモリト
ランジスタに適用した第2実施形態を示す。図8に基づ
き、本実施形態におけるフラッシュメモリトランジスタ
の製造方法を説明する。なお、本実施形態において第1
実施形態と同様の部分については省略する。
【0027】まず、図8(a)〜(d)に示す第1実施
形態と同様の手順を踏まえて、図8(d)に示すよう
に、P型半導体基板1における不純物濃度よりも高い濃
度のP型領域8を形成する。このとき、第1実施形態と
同様に、P型領域下部8bは、P型領域側部8aよりも
ボロンイオンの濃度が低く形成される。この後、図8
(e)に示すように、リン等のN型不純物を前記角度θ
2 =60度よりも小さな所定角度θ3 =45度をもって
斜めイオン注入する。本実施形態においては、所定角度
θ3 =45度にしているが、所定角度θ3 は、先に設定
されたθ2 よりも小さい角度として、約0度〜70度程
度の範囲に設定することができる。
形態と同様の手順を踏まえて、図8(d)に示すよう
に、P型半導体基板1における不純物濃度よりも高い濃
度のP型領域8を形成する。このとき、第1実施形態と
同様に、P型領域下部8bは、P型領域側部8aよりも
ボロンイオンの濃度が低く形成される。この後、図8
(e)に示すように、リン等のN型不純物を前記角度θ
2 =60度よりも小さな所定角度θ3 =45度をもって
斜めイオン注入する。本実施形態においては、所定角度
θ3 =45度にしているが、所定角度θ3 は、先に設定
されたθ2 よりも小さい角度として、約0度〜70度程
度の範囲に設定することができる。
【0028】このように、P型領域下部8bにN型不純
物を注入すると、注入されたP型不純物とN型不純物が
打ち消し合い、P型領域下部8bの正味の不純物濃度
(ネット値)が低くなる。具体的には、図9に示すフラ
ッシュメモリトランジスタのA−A線上における不純物
濃度特性を図10、図11に示す。図10は、砒素イオ
ン注入前における不純物濃度特性図であり、図11は、
砒素イオン注入後における不純物濃度特性図である。こ
れら、図10、図11に示されるように、P型領域下部
8bにおける正味の不純物濃度は、リンイオン注入後の
方が低くなっている。
物を注入すると、注入されたP型不純物とN型不純物が
打ち消し合い、P型領域下部8bの正味の不純物濃度
(ネット値)が低くなる。具体的には、図9に示すフラ
ッシュメモリトランジスタのA−A線上における不純物
濃度特性を図10、図11に示す。図10は、砒素イオ
ン注入前における不純物濃度特性図であり、図11は、
砒素イオン注入後における不純物濃度特性図である。こ
れら、図10、図11に示されるように、P型領域下部
8bにおける正味の不純物濃度は、リンイオン注入後の
方が低くなっている。
【0029】また、このとき、注入されるリンイオンが
P型領域下部8bに、主に到達するように注入時の加速
電圧を設定すれば、P型領域下部8bの正味の不純物濃
度をP型半導体基板1と同等にすることができる。つま
り、P型領域下部8bを完全にキャンセルすることがで
きる。そして、第1実施形態と同様に、図8(f)に示
すように、ドレイン6b側をフォトレジスト9で覆い、
ソース6a側にリンイオンを注入して高いソース耐圧を
確保するためのソース電界緩和層10を形成する。そし
て、図8(g)に示すように、BPSG膜等の層間絶縁
膜11を形成し、この層間絶縁膜11にコンタクト孔を
空け、ソース電極12a、ドレイン電極12bを形成し
て、フラッシュメモリトランジスタが完成する。
P型領域下部8bに、主に到達するように注入時の加速
電圧を設定すれば、P型領域下部8bの正味の不純物濃
度をP型半導体基板1と同等にすることができる。つま
り、P型領域下部8bを完全にキャンセルすることがで
きる。そして、第1実施形態と同様に、図8(f)に示
すように、ドレイン6b側をフォトレジスト9で覆い、
ソース6a側にリンイオンを注入して高いソース耐圧を
確保するためのソース電界緩和層10を形成する。そし
て、図8(g)に示すように、BPSG膜等の層間絶縁
膜11を形成し、この層間絶縁膜11にコンタクト孔を
空け、ソース電極12a、ドレイン電極12bを形成し
て、フラッシュメモリトランジスタが完成する。
【0030】上述したように、N型不純物を所定角度θ
3 でイオン注入することにより、さらに効果的にP型領
域下部8bの濃度を低くすることができ、P型領域側部
8aの濃度のみを高くしたPポケット構造を形成するこ
とができる。これにより、より効果的に第1実施形態と
同様の効果が得られる。なお、フラッシュメモリトラン
ジスタは、通常多数のビットを同時に形成するため、各
ビットが近接していてイオン注入の角度θ2 をあまり十
分に取れない場合においては、リンイオン等を注入して
P型領域下部8bにおける正味の不純物濃度を調節する
方法は有効である。
3 でイオン注入することにより、さらに効果的にP型領
域下部8bの濃度を低くすることができ、P型領域側部
8aの濃度のみを高くしたPポケット構造を形成するこ
とができる。これにより、より効果的に第1実施形態と
同様の効果が得られる。なお、フラッシュメモリトラン
ジスタは、通常多数のビットを同時に形成するため、各
ビットが近接していてイオン注入の角度θ2 をあまり十
分に取れない場合においては、リンイオン等を注入して
P型領域下部8bにおける正味の不純物濃度を調節する
方法は有効である。
【0031】なお、本実施形態においては、角度θ1 と
角度θ2 の大小関係は、第1、第2実施形態に示すよう
に角度θ1 <角度θ2 でなくてもよく、例えば、角度θ
1 =角度θ2 であってもよい。具体的には、電界緩和層
7の周囲にP型領域8が形成できるように加速電圧、ド
ーズ量を調整して、ボロンイオン注入を行ったのち、そ
れに合わせて角度θ3 を調整すればよいため、角度θ1
>角度θ2 であってもよい。 (他の実施形態)第1、第2実施形態において、半導体
基板1にP型半導体を用いて、ソース6a、ドレイン6
b、電界緩和層7をそれぞれN型不純物にて形成してい
るが、半導体基板1にN型半導体を用いて、ソース6a
等をP型不純物を用いて形成してもよい。また、必要に
応じてウェル領域を形成し、その領域に上記第1、第2
実施形態に示した半導体記憶装置を形成してもよい。
角度θ2 の大小関係は、第1、第2実施形態に示すよう
に角度θ1 <角度θ2 でなくてもよく、例えば、角度θ
1 =角度θ2 であってもよい。具体的には、電界緩和層
7の周囲にP型領域8が形成できるように加速電圧、ド
ーズ量を調整して、ボロンイオン注入を行ったのち、そ
れに合わせて角度θ3 を調整すればよいため、角度θ1
>角度θ2 であってもよい。 (他の実施形態)第1、第2実施形態において、半導体
基板1にP型半導体を用いて、ソース6a、ドレイン6
b、電界緩和層7をそれぞれN型不純物にて形成してい
るが、半導体基板1にN型半導体を用いて、ソース6a
等をP型不純物を用いて形成してもよい。また、必要に
応じてウェル領域を形成し、その領域に上記第1、第2
実施形態に示した半導体記憶装置を形成してもよい。
【図1】本発明の一実施形態における半導体装置の断面
図である。
図である。
【図2】第1実施形態におけるフラッシュメモリトラン
ジスタの製造手順を示す工程図である。
ジスタの製造手順を示す工程図である。
【図3】熱処理前における各イオンの分布図である。
【図4】熱処理後における各イオンの分布図である。
【図5】ボロンイオンをθ2 =30度にてイオン注入を
行ったときにおける各イオンの分布図である。
行ったときにおける各イオンの分布図である。
【図6】ボロンイオンをθ2 =45度にてイオン注入を
行ったときにおける各イオンの分布図である。
行ったときにおける各イオンの分布図である。
【図7】ボロンイオンをθ2 =75度にてイオン注入を
行ったときにおける各イオンの分布図である。
行ったときにおける各イオンの分布図である。
【図8】第2実施形態におけるフラッシュメモリトラン
ジスタの製造手順を示す工程図である。
ジスタの製造手順を示す工程図である。
【図9】フラッシュメモリトランジスタの模式図であ
る。
る。
【図10】リンイオン注入前におけるイオン濃度を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】リンイオン注入後におけるイオン濃度を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】従来におけるフラッシュメモリトランジスタ
の製造手順を示す工程図である。
の製造手順を示す工程図である。
1…P型半導体基板、2…第1のゲート絶縁膜、3…フ
ローティングゲート、4…第2のゲート絶縁膜、5…コ
ントロールゲート、6a…ソース、6b…ドレイン、7
…電界緩和層、8…P型領域、8a…P型領域側部、8
b…P型領域下部。
ローティングゲート、4…第2のゲート絶縁膜、5…コ
ントロールゲート、6a…ソース、6b…ドレイン、7
…電界緩和層、8…P型領域、8a…P型領域側部、8
b…P型領域下部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 21/336
Claims (7)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板(1)の表層部
に形成された第2導電型のソース(6a)、ドレイン
(6b)と、 前記ソース(6a)、ドレイン(6b)間のチャネル領
域の上部にゲート絶縁膜(2、4)を介して形成された
2層ゲート電極(3、5)と、 前記ドレイン(6b)の前記チャネル領域側に形成され
た第2導電型の電界緩和層(7)と、 前記電界緩和層(7)の前記チャネル領域側に形成さ
れ、前記半導体基板(1)よりも不純物濃度の高い第1
導電型領域(8a)を有し、 前記電界緩和層(7)の底面に接する第1導電型領域
(8b)は、前記電界緩和層(7)の前記チャネル領域
側に形成された前記第1導電型領域(8a)よりも正味
の不純物濃度が低くなっていることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項2】 前記電界緩和層(7)の底面に接する領
域(8b)は、前記半導体基板(1)よりも正味の不純
物濃度が高くなっていることを特徴とする請求項1に記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 第1導電型の半導体基板(1)上にゲー
ト絶縁膜(2、4)を介して2層ゲート電極(3、5)
を形成し、この2層ゲート電極(3、5)の両側に位置
する前記半導体基板(1)の表層部に第2導電型のソー
ス(6a)、ドレイン(6b)を形成する工程と、 前記2層ゲート電極(3、5)をマスクにして、前記半
導体基板(1)の垂直方向に対して第1の角度(θ1 )
をもって斜めイオン注入を行い、第2導電型の電界緩和
層(7)を形成する工程と、 前記2層ゲート電極(3、5)をマスクにして、前記半
導体基板(1)の垂直方向に対して前記第1の角度(θ
1 )よりも大きな第2の角度(θ2 )をもって斜めイオ
ン注入を行い、前記電界緩和層(7)のチャネル領域側
及び前記電界緩和層(7)の底面に接する領域に第1導
電型領域(8a、8b)を形成する工程とを備えたこと
を特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記2層ゲート電極(3、5)をマスク
にして前記第2の角度(θ2 )よりも小さな第3の角度
(θ3 )をもって斜めイオン注入を行い、前記電界緩和
層(7)の底面に接する領域に形成された第1導電型領
域(8b)の正味の不純物濃度を低くする工程とを備え
たことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項5】 第1導電型の半導体基板(1)上にゲー
ト絶縁膜(2、4)を介して2層ゲート電極(3、5)
を形成し、この2層ゲート電極(3、5)の両側に位置
する前記半導体基板(1)の表層部に第2導電型のソー
ス(6a)、ドレイン(6b)を形成する工程と、 ドレイン(6b)のチャネル領域側に、イオン注入によ
り、電界緩和層(7)を形成する工程と、 前記イオン注入を行う角度と異なる角度でイオン注入を
行い、前記電界緩和層(7)の前記チャネル領域側及び
前記電界緩和層(7)の底面に接する領域に不純物濃度
が前記半導体基板(1)よりも高い第1導電型領域(8
a、8b)を形成する工程とを有し、 前記電界緩和層(7)の前記チャネル領域側に形成する
第1導電型領域(8a)は、前記電界緩和層(7)の底
面に接する領域に形成する第1導電型領域(8b)より
も正味の不純物濃度を高くすることを特徴とする半導体
記憶装置の製造方法。 - 【請求項6】 第1導電型の半導体基板(1)上にゲー
ト絶縁膜(2、4)を介して2層ゲート電極(3、5)
を形成し、この2層ゲート電極(3、5)の両側である
前記半導体基板(1)の表層部に第2導電型のソース
(6a)、ドレイン(6b)を形成する工程と、 前記2層ゲート電極(3、5)をマスクにしてイオン注
入を行い、第2導電型の電界緩和層(7)を形成する工
程と、 前記2層ゲート電極(3、5)をマスクにしてイオン注
入を行い、前記電界緩和層(7)の側面側及び底面に接
する領域に第1導電型領域(8a、8b)を形成する工
程と、 前記2層ゲート電極(3、5)をマスクにしてイオン注
入を行い、前記電界緩和層(7)の底面に接する領域に
形成された第1導電型領域(8b)の正味の不純物濃度
を低くする工程と、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記第1導電型領域(8a、8b)を形
成する工程におけるイオン注入は、前記半導体基板
(1)の垂直方向に対して所定角度(θ2 )をもって行
い、 前記第1導電型領域(8b)の正味の不純物濃度を低く
する工程におけるイオン注入は、前記所定角度(θ2 )
よりも小さい角度(θ3 )で行うことを特徴とする請求
項6に記載の半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29905396A JPH10144809A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
| US08/966,707 US6236085B1 (en) | 1996-11-11 | 1997-11-10 | Semiconductor memory device having high-concentration region around electric-field moderating layer in substrate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29905396A JPH10144809A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10144809A true JPH10144809A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17867606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29905396A Pending JPH10144809A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10144809A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002184879A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Hitachi Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
| US6445617B1 (en) | 1999-02-19 | 2002-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Non-volatile semiconductor memory and methods of driving, operating, and manufacturing this memory |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29905396A patent/JPH10144809A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6445617B1 (en) | 1999-02-19 | 2002-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Non-volatile semiconductor memory and methods of driving, operating, and manufacturing this memory |
| US6711060B2 (en) | 1999-02-19 | 2004-03-23 | Renesas Technology Corp. | Non-volatile semiconductor memory and methods of driving, operating, and manufacturing this memory |
| JP2010021560A (ja) * | 1999-02-19 | 2010-01-28 | Renesas Technology Corp | 不揮発性半導体記憶装置ならびにその駆動方法、動作方法および製造方法 |
| JP2002184879A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Hitachi Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
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