JPH10145156A - 音量調節回路 - Google Patents

音量調節回路

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JPH10145156A
JPH10145156A JP9235431A JP23543197A JPH10145156A JP H10145156 A JPH10145156 A JP H10145156A JP 9235431 A JP9235431 A JP 9235431A JP 23543197 A JP23543197 A JP 23543197A JP H10145156 A JPH10145156 A JP H10145156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の操作によってデューティ比が可変す
るPWM信号を利用した音量調節回路を提供する。 【解決手段】 本発明は,使用者のアップキー/ダウン
キー操作によってPWM信号発生手段11がデューティ
比の変化するPWM信号を発生させ,発生されたPWM
信号を整流手段12が直流レベルに変換し,音声信号入
力手段10が入力した音声信号のレベルと整流手段12
が出力する直流レベルを音声信号レベル調節用集積素子
13が比較増幅して音声信号のレベルを調節し,音声信
号レベル調節用集積素子13によってレベルが調節され
た音声信号は音声信号処理手段14によって処理された
後,音声出力手段を介して出力されるので,長期間使用
しても雑音等が発生せず,音声信号をミュートさせる場
合にはPWM信号発生手段が出力するパルスの幅を調節
することによりポップ雑音等が発生しなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,使用者の操作によ
ってデューティ比が変化するパルス幅変調(以下,PW
Mと略称する。)信号を発生させて音声信号の出力レベ
ルを調節するPWM信号を利用した音量調節回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に音声信号を出力するTV受像機
及びオーディオシステム等の音声出力機器達は通常的に
増幅器を具備して音声信号を増幅及び出力している。
【0003】また,前記音声出力機器達はレベル調節手
段を具備して,使用者が前記レベル調節手段を操作する
ことによって音声信号のレベルが調節され出力されるよ
うになっている。
【0004】一方,コンピュータシステムに関聯する技
術の発展につれてマルチメディア技術が適用され,コン
ピュータシステムではサウンドカードを具備していろい
ろな音声信号を出力している。
【0005】例えば,コンピュータシステムを利用して
数々のゲームを楽しむ場合,サウンドカードがゲームの
進行による音声信号を出力している。
【0006】コンピュータシステムに装着されているC
D−ROMドライブでオーディオ用CDあるいはVCD
を再生する場合にもオーディオ用CD及びVCDの再生
音声信号をサウンドカードが出力している。
【0007】コンピュータシステムにサウンドカードを
設けて音声信号を出力することによって,コンピュータ
システムの画面出力装置として使用されているモニタ
も,単に所定の映像だけを表示する機能から音声出力機
能を備えて,コンピュータシステムから出力される音声
信号を増幅し,スピーカから出力している。
【0008】その際には,モニタに音声出力機能を制御
するためのレベル調節手段を設け,使用者がレベル調節
手段を操作することによって音声信号レベルを調整して
出力するように構成されている。
【0009】このように音声出力機器及びコンピュータ
システムから出力される音声信号のレベルを調節するた
めに,従来の装置ではレベル調節手段として可変抵抗を
使用していた。
【0010】従来の装置を,図5を参照しながら詳細に
説明する。図5は,レベル調節手段として可変抵抗を使
用して音声信号の出力レベルを調節する従来の音声の大
きさ調節回路図である。
【0011】ここで,LSI及びRSIはLチャンネル
音声信号及びRチャンネル音声信号を各々入力する音声
信号入力端子である。前記音声信号入力端子(LSI)
(RSI)は結合コンデンサ(CI)(C2)を介して
可変抵抗(VR1)(VR2)にそれぞれ接続される。
また前記可変抵抗(VR1)(VR2)の可変端子はミ
ュート(mute)用スイッチ(SWI)(SW2)を
介して音声増幅器(1)の入力端子に接続される。
【0012】前記音声増幅器(1)の出力端子はコンデ
ンサ(C3)(C4)を各々介した後,Lチャンネル音
声信号及びRチャンネル音声信号を各々出力するスピー
カ(SP1)(SP2)に接続される。
【0013】このように構成された従来の音声の大きさ
調節回路は,Lチャンネル音声信号及びRチャンネル音
声信号が音声信号入力端子(LSI)(RSI)に各々
入力される。
【0014】音声信号入力端子(LSI)(RSI)に
入力されたLチャンネル音声信号及びRチャンネル音声
信号は結合コンデンサ(C1)(C2)を介して,使用
者が可変抵抗(VR1)(VR2)を操作することによ
ってレベルが調節された後,ミュートスイッチ(SW
1)(SW2)を介して音声増幅器(1)に入力され
る。
【0015】その結果,前記音声増幅器(1)は入力さ
れたLチャンネル音声信号及びRチャンネル音声信号を
それぞれ増幅し,コンデンサ(C3)(C4)を介して
スピーカ(SP1)(SP2)から出力して使用者が聴
取ることができるようになる。
【0016】前記ミュートスイッチ(SW1)(SW
2)は使用者の直接操作あるいは使用者のミュートキー
(図面に図示されてない)等の操作によって,マイクロ
コンピュータ等の制御手段が出力するミュート制御信号
によって作動するもので,ミュートスイッチ(SW1)
(SW2)が開放される場合には音声信号が遮断され,
出力されない。
【0017】すなわち,前記の従来の技術は,使用者が
可変抵抗(VR1)(VR2)を操作することによっ
て,Lチャンネル音声信号及びRチャンネル音声信号の
レベルを調整して出力するように構成されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし,音声信号を可
変抵抗(VR1)(VR2)により変更してレベル調節
する場合には,一定量の可変範囲に正確に調節すること
が難しく,可変抵抗(VR1)(VR2)の誤差等によ
って均一なSN比を得ることができないという問題点が
あった。
【0019】そして長期間使用の場合に可変抵抗(VR
1)(VR2)が劣化したり,周辺の環境条件,例え
ば,ほこりや湿度等によって可変抵抗(VR1)(VR
2)を変化する場合に雑音が発生するという問題点があ
った。
【0020】また,ミュートスイッチ(SW1)(SW
2)を開放して音声信号をミュートさせるので,音声信
号が音声増幅器(1)に入力され増幅及び出力される状
態で音声信号をミュートさせる場合には,音声増幅器
(1)に入力される音声信号が瞬間的に遮断される。そ
のため,ミュート時,ポップ雑音等が発生して使用者に
不快感を与え,製品に対する信頼性を低下させる要因と
なった。
【0021】したがって,本発明は,従来の装置が有す
る上記問題点に鑑みてなされたものであり,その目的
は,使用者の操作によってデューティ比が変化するPW
M信号を発生させ音声信号の出力レベルを調節するPW
M信号を利用した音量調節回路を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は,モニタに具備されて
あるマイクロコンピュータから使用者の操作によってデ
ューティ比が可変するPWM信号を発生させ,コンピュ
ータシステムのサウンドカードが出力する音声信号のレ
ベルを調節するそのPWM信号を利用した音声の大きさ
調節回路を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,請求項1に記載のよ
うに,音声信号を入力する音声信号入力手段と,アップ
キー及びダウンキーの押下によってデュティ比が変化す
るPWM信号を発生させるPWM信号発生手段と,前記
PWM信号発生手段が発生するPWM信号を直流レベル
に変換する整流手段と,前記音声信号入力手段から入力
された音声信号のレベルを前記整流手段の出力レベルに
応じて調節する音声信号レベル調節手段と,前記音声信
号レベル調節手段によってレベルが調節された音声信号
を処理する音声信号処理手段と,前記音声信号処理手段
によって処理された音声信号を増幅して出力する音声出
力手段とから構成されることを特徴とする,パルス幅変
調を利用した音量調節回路が提供される。
【0024】また,前記PWM信号発生手段は,請求項
2に記載のように,マイクロコンピュータを使用してア
ップキー及びダウンキーを押下することによってPWM
信号を発生させることが好ましい。
【0025】また,前記整流手段は,請求項3に記載の
ように,前記PWM信号発生手段の出力信号を直流レベ
ルに変換する抵抗及びコンデンサと,前記抵抗及びコン
デンサによって変換された直流レベルを調節するレベル
調節手段から構成することができる。また,前記整流手
段は,請求項4に記載のように,外部サージ電圧を除去
するための定電圧ダイオードを含むように構成すること
ができる。
【0026】さらに,前記音声信号処理手段は,請求項
5に記載のように,前記音声信号レベル調節手段が出力
する音声信号のレベルを検出して音声信号レベル調節手
段に帰還させて音声信号のレベルを調節するようにする
音声信号レベル検出部と,前記音声信号レベル検出部が
出力する音声信号のレベルを調節して出力する音声信号
結合部と,前記音声信号結合部の出力信号のインピーダ
ンスを整合させ,低音周波数帯城を補償して前記音声出
力手段から出力する調節/低音補償部とから構成される
ことが好ましい。
【0027】上記課題を解決するために,本発明の第2
の観点によれば,請求項6に記載のように,コンピュー
タシステムのサウンドカードから音声信号を入力する音
声信号入力手段と,モニタの作動を制御し,アップキー
及びダウンキーの押下によってデュティ比が変化するP
WM信号を発生させるマイクロコンピュータと,前記マ
イクロコンピュータが発生させるPWM信号を直流レベ
ルに変換する整流手段と,前記音声信号入力手段が入力
した音声信号のレベルを前記整流手段の出力レベルによ
って調節する音声信号レベル調節手段と,前記音声信号
レベル調節手段によってレベルが調節された音声信号を
処理する音声信号処理手段と,前記音声信号処理手段に
よって処理された音声信号を増幅して出力する音声出力
手段とから構成されることを特徴とする,パルス幅の変
調を利用した音量調節回路が提供される。
【0028】なお,前記整流手段は,請求項7に記載の
ように,前記PWM信号発生手段の出力信号を直流レベ
ルに変換する抵抗及びコンデンサと,前記抵抗及びコン
デンサによって変換された直流レベルを調節するレベル
調節手段から構成することができる。また,前記整流手
段は,請求項8に記載のように,外部サージ電圧を除去
するための定電圧ダイオードを含むように構成すること
ができる。
【0029】さらに,前記音声信号処理手段は,請求項
9に記載のように,音声信号レベル調節手段が出力する
音声信号のレベルを検出し,音声信号レベル調節手段に
帰還させて音声信号のレベルを調節するようにする音声
信号レベル検出部と,前記音声信号レベル検出部が出力
する音声信号のレベルを調節して出力する音声信号結合
部と,前記音声信号結合部の出力信号のインピーダンス
を整合させ,低音周波数帯城を補償して前記音声出力手
段から出力する調節/低音補償部から構成されることが
好ましい。
【0030】以上のような構成により,本発明による
と,音声信号の出力レベルを電子的に可変させるので,
長期間使用しても雑音等が発生せず,音声信号をミュー
トさせる場合にもPWM信号発生手段が出力するPWM
信号のデューティ比を調節することによってポップ雑音
等が発生しなくなる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下,添附された図1〜図3の図
面を参照して本発明のPWM信号を利用した音量調節回
路を詳細に説明する。
【0032】図1は,本発明の音声の大きさ調節回路図
である。ここに図示されたように,音量調節回路は,コ
ンピュータシステムから音声信号入力端子(LSI)
(RSI)を介してLチャンネル音声信号及びRチャン
ネル音声信号を入力する音声信号入力手段(10)と,
アップキー(UK)及びダウンキー(DK)の押下によ
ってデューティ比が変化するPWM信号を発生させるP
WM信号発生手段(11)と,前記PWM信号発生手段
(11)が発生させたPWM信号を直流レベルに変換す
る整流手段(12)と,前記音声信号入力手段(10)
が入力したLチャンネル音声信号及びRチャンネル音声
信号のレベルを前記整流手段(12)の出力レベルによ
って調節する音声信号レベル調節用集積素子(13)
と,前記音声信号レベル調節用集積素子(13)によっ
てレベルが調節された音声信号を処理する音声信号処理
手段(14)と,前記音声信号処理手段(14)によっ
て処理された音声信号を増幅して出力する音声出力手段
(15)と,電源(Vcc)を安定化させ作動電源を供
給する電源供給手段(16)とから主に構成される。
【0033】前記音声信号入力手段(10)は,音声信
号入力端子(LSI)(RSI)を介して入力されるL
チャンネル音声信号及びRチャンネル音声信号が直列接
続されたコンデンサ(C11)(C12)及び抵抗(R
11)(R12)を介して音声信号レベル調節用集積素
子(13)の入力端子(IN11)(IN12)に各々
印加されるように接続される。
【0034】前記整流手段(12)は,前記PWM信号
発生手段(11)の出力端子が抵抗(R13)を介して
定電圧ダイオード(ZD11)のカソード,接地コンデ
ンサ(C13)及び接地抵抗(R14)に接続される。
前記定電圧ダイオード(ZD11)のカソード,接地コ
ンデンサ(C13)及び接地抵抗(R14)の接続点は
抵抗(R15)を介して音声信号レベル調節用集積素子
(13)のレベル調節端子(VL)に接続される。
【0035】前記音声信号処理手段(14)は,図2に
示すように,前記音声信号レベル調節用集積素子(1
3)がLチャンネル音声信号及びRチャンネル音声信号
を各々出力する出力端子(OT11)(OT12)の間
に抵抗(R17)(R18)が接続され,抵抗(R1
7)(R18)の接続点は音声信号レベル調節用集積素
子(13)の共通端子(COM)に接続され音声信号レ
ベル検出部(141)が構成され,さらに,抵抗(R1
7)(R18)の接続点が抵抗(R16)介して音声信
号レベル調節用集積素子(13)のレベル調節端子(V
L)に接続されることにより構成される。
【0036】また,前記音声信号レベル検出部(14
1)の出力端子(OT11)(OT12)と抵抗(R1
7)(R18)の接続点では,コンデンサ(C14)
(C15)及び抵抗(R19)(R20)が各々直列に
接続され音声信号結合部(142)が構成される。
【0037】さらに,前記音声信号結合部(142)の
抵抗(R19)(R20)の他側端子は,接地抵抗(R
21)(R22),接地コンデンサ(C16)(C1
7)及び前記音声出力手段(15)の音声増幅器(15
1)の入力端子に接続されインピーダンス調節/低音補
償部(143)が構成される。
【0038】そして,前記電源供給手段(16)は,作
動電源(Vcc)を安定化させる接地コンデンサ(C1
9)が抵抗(R23)を介して接地コンデンサ(C1
8),定電圧ダイオード(ZD12)のカソード及び前
記音声信号レベル調節用集積素子(13)の電源端子に
接続される。なお,図1の図面説明の中で符号SP1
1,SP12はスピーカである。
【0039】このように構成された本発明は印加される
作動電源(Vcc)がコンデンサ(C19)によって安
定化され音声出力手段〈15)の音声増幅器(151)
に作動電源として印加される。
【0040】また,作動電源(Vcc)が電源供給手段
(16)の抵抗(R23)を介してコンデンサ(C1
8)に印加されて安定化され,定電圧ダイオード(ZD
12)に印加され安定した定電圧に変換された後,音声
信号レベル調節用集積素子(13)の電源端子に作動電
源として印加される。
【0041】このような状態でLチャンネル音声信号及
びRチャンネル音声信号が音声信号入力端子(LSI)
(RSI)を介して音声信号入力手段(10)に入力さ
れ,入力された音声信号はコンデンサ(C11)(C1
2)及び抵抗(R11)(R12)を介して音声信号レ
ベル調節用集積素子(13)の入力端子(IN11)
(IN12)に入力される。
【0042】すると,音声信号レベル調節用集積素子
(13)は入力されるLチャンネル音声信号及びRチャ
ンネル音声信号のレベルを演算増幅器(OP1)(OP
2)からレベル調節端子(VL)に印加される直流レベ
ルによって調節し,出力端子(OT11)(OT12)
から出力することになる。
【0043】音声信号レベル調節用集積素子(13)の
出力端子(OT11)(OT12)から出力される音声
信号の電流は音声信号処理手段(14)の音声信号レベ
ル検出部(141)の抵抗(R17)(R18)に印加
されて電圧に変換される。
【0044】そして前記音声信号レベル調節用集積素子
(13)は,電源端子に印加される電源電圧のレベルを
1/2に調節した後,共通端子(COM)から出力す
る。
【0045】前記共通端子(COM)から出力された電
源電圧の1/2レベルは前記抵抗(R17)(R18)
の接続点の電圧と共に抵抗(R16)を介して前記音声
信号レベル調節用集積素子(13)のレベル調節端子
(VL)に印加されて音声信号の出力レベルの調節に使
われる。
【0046】前記抵抗(R17)(R18)で電圧に変
換された音声信号は音声信号処理手段(14)の音声信
号結合部(142)のコンデンサ(C14)(C15)
及び抵抗(R19)(R20)を介してインピーダンス
調節/低音補償部(143)に入力される。
【0047】この時,音声信号は抵抗(R19)(R2
0)によって一定レベルに補正されるので,音声信号の
レベルが高い場合に発生する歪みを補償することが可能
となる。
【0048】また前記音声信号処理手段(14)の音声
信号結合部(142)が出力する音声信号は,インピー
ダンス調節/低音補償部(143)の抵抗(R21)
(R22)によってインピーダンスが整合される。すな
わち,抵抗(R21)(R22)によって音声信号レベ
ル調節用集積素子(13)と音声出力手段(15)のイ
ンピーダンスが整合される。
【0049】そして前記抵抗(R21)(R22)によ
ってインピーダンスが調節された音声信号は,コンデン
サ(C16)(C17)によって低音周波数帯域が補償
されて出力される。
【0050】さらに,前記音声信号処理手段(14)に
よって処理され出力されたLチャンネル音声信号及びR
チャンネル音声信号は音声出力手段(15)の音声増幅
器(151)で増幅され,スピーカ(SP11)(SP
12)から出力される。
【0051】このように作動することにより,使用者が
音声信号の出力レベルを調節するためにアップキー(U
K)あるいはダウンキー(DK)を操作すると,PWM
信号発生手段(11)はアップキー(UK)あるいはダ
ウンキー(DK)の操作によってデュティ比が変化する
PWM信号を出力することになる。
【0052】つまり,PWM信号発生手段(11)は,
例えばマイクロコンピュータを使用することによって使
用者がアップキー(UK)を押下する時にはデュティ比
が大きくなるPWM信号を出力し,ダウンキー(DK)
を押下する時にはデュティ比が小さくなるPWM信号を
出力することになる。
【0053】このようにPWM信号発生手段(11)が
出力するPWM信号は,整流手段(12)の抵抗(R1
3)を介してコンデンサ(C13)によって直流レベル
に変換され,抵抗(R14)(R15)によってレベル
が調節された後,前記音声信号レベル調節用集積素子
(13)のレベル調節端子(VL)に印加される。な
お,定電圧ダイオード(ZD11)は外部から入力され
るサージ(surge)電圧を除去するためのものであ
る。
【0054】以上のようにして,音声信号レベル調節用
集積素子(13)の演算増幅器(OP1)(OP2)
は,レベル調節端子(VL)に印加された直流電圧のレ
ベルに応じて音声信号のレベルを調節して出力すること
になる。
【0055】すなわち,使用者のアップキー(UK)操
作によってPWM信号発生手段(11)がデュティ比の
大きいPWM信号を発生させる場合には,レベル調節端
子(VL)に印加される直流電圧のレベルが大きくな
り,音声信号レベル調節用集積素子(13)は音声信号
のレベルを大きく出力することになる。
【0056】これに対して,使用者のダウンキー(D
K)操作によってPWM信号発生手段(11)がデュテ
ィ比の小さなPWM信号を発生させる場合には,レベル
調節端子(VL)に印加される直流電撃のレベルが小さ
くなり,音声信号レベル調節用集積素子(13)は音声
信号のレベルを小さく出力することになる。
【0057】図3は,本発明の音声の大きさ調節回路を
モニタに適用した実施例を示した回路図である。ここ
で,符号100はコンピュータシステムであり,符号2
00はモニタである。
【0058】前記コンピュータシステム(100)に
は,ビデオカード(110)及びサウンドカード(12
0)が設けられる。前記コンピュータシステム(10
0)に設けられるビデオカード(110)はモニタ(2
00)に表示するR,G及びBの色信号を出力すると共
に水平同期信号(HS)及び垂直同期信号(VS)を出
力する。
【0059】前記モニタ(200)は,モニタ(20
0)の動作を制御し,使用者がアップキー(UK)及び
ダウンキー(DK)を押すことによってデュティ比が変
化するPWM信号を発生させるマイクロコンピュータ
(210)と,前記コンピュータシステム(100)の
ビデオカード(110)が出力するR,G及びBの色信
号を前記マイクロコンピュータ(210)の制御によっ
て処理して陰極線管(230)に出力する映像処理部
(220)と,前記コンピュータシステム(100)の
ビデオカード(110)が出力する水平同期信号(H
S)及び垂直同期信号(VS)と前記マイクロコンピュ
ータ(210)の制御によって前記陰極線管(230)
の偏向を制御して所定の映像が表示されるようにする偏
向制御部(240)を備えている。
【0060】そして,前記コンピュータシステム(10
0)のサウンドカード(120)から出力される音声信
号が前記音声信号入力手段(10)に入力され,前記マ
イクロコンピュータ(210)が出力するPWM信号を
前記整流手段(12)が整流して音声信号のレベルを調
節するように構成されている。
【0061】このように構成された本発明はコンピュー
タシステム(100)が作動する場合に,ビデオカード
(110)は水平同期信号(HS)及び垂直同期信号
(VS)を出力し,前記出力する水平同期信号(HS)
及び垂直同期信号(VS)に同期してR,G及びBの色
信号を出力する。そして,コンピュータシステム(10
0)に具備されてあるサウンドカード(120)は所定
のLチャンネル音声信号及びRチャンネル音声信号を出
力する。
【0062】また,前記ビデオカード(110)が出力
するR,G及びBの色信号はモニタ(200)の映像処
理部(220)に入力され,水平同期信号(HS)及び
垂直同期信号(VS)はモニタ(200)のマイクロコ
ンピュータ(210)及び偏向制御部(240)に入力
される。
【0063】すると,マイクロコンピュータ(210)
は入力された水平同期信号(HS)及び垂直同期信号
(VS)の周波数によって前記ビデオカード(110)
が出力するR,G及びBの色信号のモードを判断する。
【0064】つまり,マイクロコンピュータ(210)
はR,G及びBの色信号がCGAモード,VGAモード
あるいはSVGAモード等に出力されるかを判断し,判
断結果によって制御信号を出力することになる。
【0065】すると,前記映像処理部(220)は前記
ビデオカード(110)から入力されるR,G及びBの
色信号を前記マイクロコンピュータ(210)が出力す
る制御信号によって処理し,陰極線管(230)に出力
する。
【0066】そして前記偏向制御部(240)は,前記
ビデオカード(110)から入力される水平同期信号
(HS)及び垂直同期信号(VS)を前記マイクロコン
ピュータ(210)が出力する制御信号によって,所定
の処理を行い,陰極線管(230)の偏向を制御し,所
定の映像が表示されるようにする。
【0067】一方,コンピュータシステム(100)の
サウンドカード(120)から入力される音声信号は音
声信号入力手段(10)を介して音声信号レベル調節用
集積素子(13)に入力される。
【0068】このような状態で使用者がアップキー(U
K)及び/又はダウンキー(DK)を押すことによって
マイクロコンピュータ(210)はデュティ比が変化し
たPWM信号を出力することになる。
【0069】さらに,前記マイクロコンピュータ(21
0)が出力するPWM信号は整流手段(12)で整流さ
れて直流レベルに変換され,音声信号レベル調節用集積
素子(13)に入力される。
【0070】すると,音声信号レベル調節用集積素子
(13)は,前記音声信号入力手段(10)を介して入
力される音声信号のレベルを前記整流手段(12)の出
力信号によって調節し,出力することになる。さらに,
前記音声信号レベル調節用集積素子(13)が出力した
音声信号は音声信号処理手段(14)によって処理さ
れ,音声出力手段(15)を介して出力される。
【0071】以上添付図面を参照しながら本発明の好適
な実施形態にかかるパルス幅変調信号を利用した音量調
整回路の好適な実施形態について説明したが本発明はか
かる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範
囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更
例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それ
らについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば,音
声信号のレベルを電子的に調節して出力することが可能
なので,音声信号の出力レベルを簡単に調節することが
でき,長期間使用しても雑音が発生せず音量を正確に調
節できると共に音量の調節の時にも安定に作動する。
【0073】また,音声信号をミュートさせる場合に
は,PWM信号発生手段が出力するPWM信号のデュテ
ィ比を調節してミュートさせるので,ポップ雑音等が発
生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる音量調節回路の概略的な回路図
である。
【図2】図1に示す音量調節回路の音声信号処理手段の
構成を示した詳細回路図である。
【図3】本発明にかかる音量調節回路をモニタに適用し
た実施形態の概略を示した回路図である。
【図4】従来の音量調節回路の概略構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
10 音声信号入力手段 11 PWM信号発生手段 12 整流手段 13 音声信号レベル調節用集積素子 14 音声信号処理手段 15 音声出力手段 16 電源供給手段 LSI,RSI 音声信号入力端子 UK,DK アップキー,ダウンキー C11〜C19 コンデンサ R11〜R23 抵抗 IN11,IN12 音声信号レベル調節用集積素子の
入力端子 VL 音声信号レベル調節用集積素子のレベル調節端子 OT11,OT12 音声信号レベル調節用集積素子の
出力端子 OP1,OP2 演算増幅器 COM 音声信号レベル調節用集積素子の共通端子 141 音声信号レベル検出部 142 音声信号結合部 143 インピーダンス調節/低音補償部 151 音声増幅器 ZD11,ZD12 定電圧ダイオード SP11,SP12 スピーカ Vcc 作動電源

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を入力する音声信号入力手段
    と,アップキー及びダウンキーの押下によってデュティ
    比が変化するPWM信号を発生させるPWM信号発生手
    段と,前記PWM信号発生手段が発生するPWM信号を
    直流レベルに変換する整流手段と,前記音声信号入力手
    段から入力された音声信号のレベルを前記整流手段の出
    力レベルに応じて調節する音声信号レベル調節手段と,
    前記音声信号レベル調節手段によってレベルが調節され
    た音声信号を処理する音声信号処理手段と,前記音声信
    号処理手段によって処理された音声信号を増幅して出力
    する音声出力手段とから構成されることを特徴とする,
    パルス幅変調を利用した音量調節回路。
  2. 【請求項2】 前記PWM信号発生手段は,マイクロコ
    ンピュータを使用してアップキー及び/又はダウンキー
    を押下することによってPWM信号を発生させることを
    特徴とする,請求項1に記載のパルス幅変調を利用した
    音量調節回路。
  3. 【請求項3】 前記整流手段は,前記PWM信号発生手
    段の出力信号を直流レベルに変換する抵抗及びコンデン
    サと,前記抵抗及びコンデンサによって変換された直流
    レベルを調節するレベル調節手段から構成されることを
    特徴とする,請求項1または2に記載のパルス幅の変調
    を利用した音量調節回路。
  4. 【請求項4】 前記整流手段は,外部サージ電圧を除去
    するための定電圧ダイオードを含むことを特徴とする,
    請求項3に記載のパルス幅の変調を利用した音量調節回
    路。
  5. 【請求項5】 前記音声信号処理手段は,前記音声信号
    レベル調節手段が出力する音声信号のレベルを検出して
    音声信号レベル調節手段に帰還させて音声信号のレベル
    を調節するようにする音声信号レベル検出部と,前記音
    声信号レベル検出部が出力する音声信号のレベルを調節
    して出力する音声信号結合部と,前記音声信号結合部の
    出力信号のインピーダンスを整合させ,低音周波数帯城
    を補償して前記音声出力手段から出力する調節/低音補
    償部とから構成されることを特徴とする,請求項1,
    2,3または4のいずれかに記載のパルス幅の変調を利
    用した音量調節回路。
  6. 【請求項6】 コンピュータシステムのサウンドカード
    から音声信号を入力する音声信号入力手段と,モニタの
    作動を制御し,アップキー及びダウンキーの押下によっ
    てデュティ比が変化するPWM信号を発生させるマイク
    ロコンピュータと,前記マイクロコンピュータが発生さ
    せるPWM信号を直流レベルに変換する整流手段と,前
    記音声信号入力手段が入力した音声信号のレベルを前記
    整流手段の出力レベルによって調節する音声信号レベル
    調節手段と,前記音声信号レベル調節手段によってレベ
    ルが調節された音声信号を処理する音声信号処理手段
    と,前記音声信号処理手段によって処理された音声信号
    を増幅して出力する音声出力手段とから構成されること
    を特徴とする,パルス幅の変調を利用した音量調節回
    路。
  7. 【請求項7】 前記整流手段は,前記PWM信号発生手
    段の出力信号を直流レベルに変換する抵抗及びコンデン
    サと,前記抵抗及びコンデンサによって変換された直流
    レベルを調節するレベル調節手段から構成されることを
    特徴とする,請求項6に記載のパルス幅の変調を利用し
    た音量調節回路。
  8. 【請求項8】 前記整流手段は,外部サージ電圧を除去
    するための定電圧ダイオードを含むことを特徴とする,
    請求項6または7に記載のパルス幅の変調を利用した音
    量調節回路。
  9. 【請求項9】 前記音声信号処理手段は,音声信号レベ
    ル調節手段が出力する音声信号のレベルを検出し,音声
    信号レベル調節手段に帰還させて音声信号のレベルを調
    節するようにする音声信号レベル検出部と,前記音声信
    号レベル検出部が出力する音声信号のレベルを調節して
    出力する音声信号結合部と,前記音声信号結合部の出力
    信号のインピーダンスを整合させ,低音周波数帯城を補
    償して前記音声出力手段から出力する調節/低音補償部
    から構成されることを特徴とする,請求項6,7または
    8のいずれかに記載のパルス幅の変調を利用した音量調
    節回路。
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