JPH10145242A - ビタビ復号方法および装置 - Google Patents
ビタビ復号方法および装置Info
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- JPH10145242A JPH10145242A JP29890596A JP29890596A JPH10145242A JP H10145242 A JPH10145242 A JP H10145242A JP 29890596 A JP29890596 A JP 29890596A JP 29890596 A JP29890596 A JP 29890596A JP H10145242 A JPH10145242 A JP H10145242A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最尤判定部の比較回路の規模を縮小するとと
もにパスメトリック正規化用の最尤判定を高速化する。 【解決手段】 ビタビ復号装置1は、復調シンボルに基
づいてブランチメトリックを計算するBMU5と、ブラ
ンチメトリックから最尤パスメトリックを減算して正規
化する正規化回路7と、正規化ブランチメトリックと直
前のパスメトリックとを加算し、相互に比較し、比較結
果に基づいてパスメトリックを選択するACSU9と、
パスメトリックをレベル変換するレベル変換回路19
と、レベル変換後のパスメトリックから最小値を求める
判定回路21と、パスメトリックの最尤パス情報を求め
る最尤判定回路11と、ACSUの選択情報を貯えると
ともに最尤パス情報に従って最尤復号系列を出力するパ
スメモリ回路13と、を備える。
もにパスメトリック正規化用の最尤判定を高速化する。 【解決手段】 ビタビ復号装置1は、復調シンボルに基
づいてブランチメトリックを計算するBMU5と、ブラ
ンチメトリックから最尤パスメトリックを減算して正規
化する正規化回路7と、正規化ブランチメトリックと直
前のパスメトリックとを加算し、相互に比較し、比較結
果に基づいてパスメトリックを選択するACSU9と、
パスメトリックをレベル変換するレベル変換回路19
と、レベル変換後のパスメトリックから最小値を求める
判定回路21と、パスメトリックの最尤パス情報を求め
る最尤判定回路11と、ACSUの選択情報を貯えると
ともに最尤パス情報に従って最尤復号系列を出力するパ
スメモリ回路13と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は畳込み符号を復号す
るビタビ復号方法および装置に関し、特にその装置化に
おいて最尤判定部の回路規模を縮小化することを可能と
するビタビ復号方法および装置に関するものである。
るビタビ復号方法および装置に関し、特にその装置化に
おいて最尤判定部の回路規模を縮小化することを可能と
するビタビ復号方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル伝送における誤り訂正符号と
して、ブロック符号と畳込み符号が知られている。ブロ
ック符号と畳込み符号とを比較すれば、復号装置の複雑
さが同程度であれば、畳込み符号はブロック符号に比べ
て誤り訂正能力が高いと考えられる。このため、畳込み
符号の用途は、従来の通信用の分野から民生用の分野に
拡大されつつある。
して、ブロック符号と畳込み符号が知られている。ブロ
ック符号と畳込み符号とを比較すれば、復号装置の複雑
さが同程度であれば、畳込み符号はブロック符号に比べ
て誤り訂正能力が高いと考えられる。このため、畳込み
符号の用途は、従来の通信用の分野から民生用の分野に
拡大されつつある。
【0003】この畳込み符号の復号方法として、ビタビ
復号法(G.D.Forney,Jr.,“The V
iterbi Algorithm”Proceedi
ngs of IEEE,Vol.61,pp 268
−278,Mar.1973参照)がある。このビタビ
復号法は、最尤復号(最も確からしい符号に復号するこ
と)を効率よく、実現するアルゴリズムである。
復号法(G.D.Forney,Jr.,“The V
iterbi Algorithm”Proceedi
ngs of IEEE,Vol.61,pp 268
−278,Mar.1973参照)がある。このビタビ
復号法は、最尤復号(最も確からしい符号に復号するこ
と)を効率よく、実現するアルゴリズムである。
【0004】以下、このビタビ復号法について説明す
る。まず、送信側では、図6に示すような畳込み符号器
を用いて符号化が行われる。図6の例の符号器は、2ビ
ットのシフトレジスタと2回路の排他的論理和回路から
なり、符号器の内部状態{a,b}は、4通りの状態を
とることができる。そして、1ビットの入力信号u当た
り2ビットの符号化出力信号y(0)、y(1)が得ら
れ(符号化率R=1/2)、入力の1ビットの変化は連
続する出力3ビットに影響する(拘束長L=3)。この
ような符号器で符号化された畳込み符号は、2元対称通
信路を通じて受信側に伝送される。すなわち通信路の誤
りは、0→1または1→0への符号誤りが生じ、判定不
能な受信符号は定義されないものとする。
る。まず、送信側では、図6に示すような畳込み符号器
を用いて符号化が行われる。図6の例の符号器は、2ビ
ットのシフトレジスタと2回路の排他的論理和回路から
なり、符号器の内部状態{a,b}は、4通りの状態を
とることができる。そして、1ビットの入力信号u当た
り2ビットの符号化出力信号y(0)、y(1)が得ら
れ(符号化率R=1/2)、入力の1ビットの変化は連
続する出力3ビットに影響する(拘束長L=3)。この
ような符号器で符号化された畳込み符号は、2元対称通
信路を通じて受信側に伝送される。すなわち通信路の誤
りは、0→1または1→0への符号誤りが生じ、判定不
能な受信符号は定義されないものとする。
【0005】受信側では、誤りを含む受信符号系列を取
り出し、図7に示すトレリス表現にもとづいた復号(誤
り訂正)を行う。この図7を参照するに、各太線は時刻
k=4まで復号をすすめたときの、各状態{a,b}=
{0,0}、{0,1}、{1,0}及び{1,1}に
おいてそれぞれ選択され生き残った生き残りパス(復号
系列の候補)V(0)、V(1)、V(2)及びV
(3)を表すものである。この生き残りパスは、受信符
号系列と伝送符号系列のハミング距離差(以下、ハミン
グ距離差を単に距離差と略す)をもとに選択される。各
時刻まで復号をすすめたときの、その距離差に相当する
パスメトリックを図7では実線の四角で表している。点
線の四角は捨てられたパスのパスメトリックである。
り出し、図7に示すトレリス表現にもとづいた復号(誤
り訂正)を行う。この図7を参照するに、各太線は時刻
k=4まで復号をすすめたときの、各状態{a,b}=
{0,0}、{0,1}、{1,0}及び{1,1}に
おいてそれぞれ選択され生き残った生き残りパス(復号
系列の候補)V(0)、V(1)、V(2)及びV
(3)を表すものである。この生き残りパスは、受信符
号系列と伝送符号系列のハミング距離差(以下、ハミン
グ距離差を単に距離差と略す)をもとに選択される。各
時刻まで復号をすすめたときの、その距離差に相当する
パスメトリックを図7では実線の四角で表している。点
線の四角は捨てられたパスのパスメトリックである。
【0006】図7から明らかなように、時刻:k=4ま
で復号をすすめたときの生き残りパスV(0)、〜、V
(3)のパスメトリックは、それぞれ1、1、2、2で
ある。一般に、各生き残りパスの過去の系列ほど1本に
まとまる確率が高いので、生き残りパスのメモリ長を適
当な長さ(例えば拘束長の4〜6倍)で打ち切り、最過
去のシンボルをその時刻の復号シンボルとして出力す
る。
で復号をすすめたときの生き残りパスV(0)、〜、V
(3)のパスメトリックは、それぞれ1、1、2、2で
ある。一般に、各生き残りパスの過去の系列ほど1本に
まとまる確率が高いので、生き残りパスのメモリ長を適
当な長さ(例えば拘束長の4〜6倍)で打ち切り、最過
去のシンボルをその時刻の復号シンボルとして出力す
る。
【0007】また誤りパターンによっては各生き残りパ
スの最過去のビットが一致しないことがままあるが、上
記パスメトリックが最小のものが、最も確からしい復号
系列に相当することはいうまでもない。
スの最過去のビットが一致しないことがままあるが、上
記パスメトリックが最小のものが、最も確からしい復号
系列に相当することはいうまでもない。
【0008】ビタビ復号の装置化において、パスメトリ
ックの演算は図8に示す状態遷移の組を単位として実現
できる。時刻(k−1)で選択された生き残りのパスメ
トリックをそれぞれΓk-1 、Γ’k-1 とし、現在の受信
符号との距離差に相当するブランチメトリックをλk 、
λ’k とする。現在の時刻kにおける生き残りパスの候
補は、各状態で2つずつ存在し、それぞれのパスメトリ
ックはΓk-1 、Γ’k-1 、λk 、λ’k を用いて(Γk-
1 +λk )、(Γ’k-1 +λ’k )、(Γk-1+λ’k
)、(Γ’k-1 +λk )で表される。また各状態では
それぞれパスメトリックの内、小さい方に相当するパス
が選択される。
ックの演算は図8に示す状態遷移の組を単位として実現
できる。時刻(k−1)で選択された生き残りのパスメ
トリックをそれぞれΓk-1 、Γ’k-1 とし、現在の受信
符号との距離差に相当するブランチメトリックをλk 、
λ’k とする。現在の時刻kにおける生き残りパスの候
補は、各状態で2つずつ存在し、それぞれのパスメトリ
ックはΓk-1 、Γ’k-1 、λk 、λ’k を用いて(Γk-
1 +λk )、(Γ’k-1 +λ’k )、(Γk-1+λ’k
)、(Γ’k-1 +λk )で表される。また各状態では
それぞれパスメトリックの内、小さい方に相当するパス
が選択される。
【0009】このようにパスメトリックの演算は、加算
(Add)、比較(Compare)及び選択(Sel
ect)の操作で実現できるので、このようなパスメト
リックの演算器をACSユニット(ACSU)と呼ぶこ
とにする。
(Add)、比較(Compare)及び選択(Sel
ect)の操作で実現できるので、このようなパスメト
リックの演算器をACSユニット(ACSU)と呼ぶこ
とにする。
【0010】ビタビ復号装置全体の構成例を図9のブロ
ック図に示す。ACSU(図9では804a及び804
bで示す)の数は、可能な状態数をNs=2L-1 (L:
拘束長)とすると、それぞれが状態2個分に対応するの
で、(Ns/2)個である。したがって、この従来例で
はL=3のため、Ns/2=2である。
ック図に示す。ACSU(図9では804a及び804
bで示す)の数は、可能な状態数をNs=2L-1 (L:
拘束長)とすると、それぞれが状態2個分に対応するの
で、(Ns/2)個である。したがって、この従来例で
はL=3のため、Ns/2=2である。
【0011】3つの比較選択回路821a,821b,
821cにより構成される最尤判定部805は、最も確
からしい生き残りパス(最尤パス)を判定するために、
最小のパスメトリックを検出することを目的とするもの
である。図9に示すように比較選択回路821a,82
1b,821cをツリー状に構成して最尤判定部805
を構成するときには、(Ns−1)個の比較選択回路を
必要とする。
821cにより構成される最尤判定部805は、最も確
からしい生き残りパス(最尤パス)を判定するために、
最小のパスメトリックを検出することを目的とするもの
である。図9に示すように比較選択回路821a,82
1b,821cをツリー状に構成して最尤判定部805
を構成するときには、(Ns−1)個の比較選択回路を
必要とする。
【0012】パスメモリ更新回路807は各状態で残す
パスを更新することを目的とするものである。すなわ
ち、各状態{0,0}=(0)、{0,1}=(1)、
{0,1}=(2)、{1,1}=(3)、で選択し残
したパスを示すパス選択信号β(0)、β(1)、β
(2)、β(3)、により図7に示すV(0)、〜、V
(3)の最過去シンボルに相当する復号シンボルの候補
σ(0)、〜、σ(3)を出力する。
パスを更新することを目的とするものである。すなわ
ち、各状態{0,0}=(0)、{0,1}=(1)、
{0,1}=(2)、{1,1}=(3)、で選択し残
したパスを示すパス選択信号β(0)、β(1)、β
(2)、β(3)、により図7に示すV(0)、〜、V
(3)の最過去シンボルに相当する復号シンボルの候補
σ(0)、〜、σ(3)を出力する。
【0013】ビタビ復号のセレクタ808はこれらの復
号シンボルの候補σ(0)、〜、σ(3)から最尤パス
に相当する復号シンボルを選択し、ビタビ復号シンボル
として、出力するものである。この選択には最尤判定部
805から出力される最尤パスを示す識別信号Pm(m
=0or 1or 2or 3)を用いる。
号シンボルの候補σ(0)、〜、σ(3)から最尤パス
に相当する復号シンボルを選択し、ビタビ復号シンボル
として、出力するものである。この選択には最尤判定部
805から出力される最尤パスを示す識別信号Pm(m
=0or 1or 2or 3)を用いる。
【0014】ところで、図7に示すパスメトリックの値
Γ(0)、〜、Γ(3)は、このままブランチメトリッ
クを累積していくと、限りなく大きくなっていく。実際
の装置化においては、このパスメトリックを保持するパ
スメトリックレジスタ803a、〜、803dのサイズ
は有限のため、時間がたつとオーバーフローを起こすこ
とになる。
Γ(0)、〜、Γ(3)は、このままブランチメトリッ
クを累積していくと、限りなく大きくなっていく。実際
の装置化においては、このパスメトリックを保持するパ
スメトリックレジスタ803a、〜、803dのサイズ
は有限のため、時間がたつとオーバーフローを起こすこ
とになる。
【0015】このオーバーフローを防ぐためには、最小
パスメトリックで正規化すれば良い。すなわち、パスメ
トリックレジスタに保存する前に、最尤パスメトリック
レジスタ806に保存されている1単位時刻前の最小パ
スメトリックΓmin,k-1で各パスメトリックを減算
する。これは図9に示すように、予めブランチメトリッ
クユニット(BMU)801で計算したブランチメトリ
ックλ00、λ01、λ10、λ11、から正規化回路
802により、最小パスメトリックΓmin,k-1 を減
算しても同じことである。こうすることで各状態に残さ
れるパスメトリックΓ(0)、〜、Γ(3)は、ある範
囲に収まることになり、またパスメトリックレジスタ8
03a、〜803dのサイズを十分大きくとっておけ
ば、復号性能に影響は生じない。
パスメトリックで正規化すれば良い。すなわち、パスメ
トリックレジスタに保存する前に、最尤パスメトリック
レジスタ806に保存されている1単位時刻前の最小パ
スメトリックΓmin,k-1で各パスメトリックを減算
する。これは図9に示すように、予めブランチメトリッ
クユニット(BMU)801で計算したブランチメトリ
ックλ00、λ01、λ10、λ11、から正規化回路
802により、最小パスメトリックΓmin,k-1 を減
算しても同じことである。こうすることで各状態に残さ
れるパスメトリックΓ(0)、〜、Γ(3)は、ある範
囲に収まることになり、またパスメトリックレジスタ8
03a、〜803dのサイズを十分大きくとっておけ
ば、復号性能に影響は生じない。
【0016】ところで、図7では、ブランチメトリック
としてハミング距離を用いたが、より訂正能力を高める
ため受信シンボルの軟判定を導入して、ユークリッド距
離、あるいは、ユークリッド距離の二乗をブランチメト
リックに用いる方法がある。この場合ブランチメトリッ
クを3ビットで表現するとすれば、復号性能を劣化させ
ないためには各パスメトリックのレジスタは6ビットか
ら8ビットが必要である。
としてハミング距離を用いたが、より訂正能力を高める
ため受信シンボルの軟判定を導入して、ユークリッド距
離、あるいは、ユークリッド距離の二乗をブランチメト
リックに用いる方法がある。この場合ブランチメトリッ
クを3ビットで表現するとすれば、復号性能を劣化させ
ないためには各パスメトリックのレジスタは6ビットか
ら8ビットが必要である。
【0017】実際に用いる畳込み符号は、拘束長が大き
いほど、訂正能力が大きいので、L=7程度のものがよ
く用いられている。符号化率R=1/2、拘束長L=7
の場合のビタビ復号装置の全体構成図を図10に示す。
畳込み符号器の状態数はNs=2L-1=64であるか
ら、最尤判定部の比較入力の数も64となる。
いほど、訂正能力が大きいので、L=7程度のものがよ
く用いられている。符号化率R=1/2、拘束長L=7
の場合のビタビ復号装置の全体構成図を図10に示す。
畳込み符号器の状態数はNs=2L-1=64であるか
ら、最尤判定部の比較入力の数も64となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来開
発されているビタビ復号装置は拘束長7の場合、最尤判
定部にて最尤パスメトリックを選択するためには、6段
に構成された比較選択回路を通過する必要があるため、
その遅延時間が大きくなり、その影響で回路規模がさら
に拡大するという問題点があった。
発されているビタビ復号装置は拘束長7の場合、最尤判
定部にて最尤パスメトリックを選択するためには、6段
に構成された比較選択回路を通過する必要があるため、
その遅延時間が大きくなり、その影響で回路規模がさら
に拡大するという問題点があった。
【0019】例えば、処理能力30Mbps程度の高速
動作を行わせるためには、1クロックで最尤判定値を導
出することが困難であり、数クロックを必要とする。そ
のため本来1クロックで加算、比較、選択、及び正規化
のための最尤値判定が行われるべきパスメトリックが、
最尤値判定が遅れることによって、正規化までのタイム
ラグが発生し、パスメモリには余計な演算精度を必要と
したり、正規化用演算器にはアンダーフロー対策のため
のリミッタを必要とするという各種の問題点が発生す
る。
動作を行わせるためには、1クロックで最尤判定値を導
出することが困難であり、数クロックを必要とする。そ
のため本来1クロックで加算、比較、選択、及び正規化
のための最尤値判定が行われるべきパスメトリックが、
最尤値判定が遅れることによって、正規化までのタイム
ラグが発生し、パスメモリには余計な演算精度を必要と
したり、正規化用演算器にはアンダーフロー対策のため
のリミッタを必要とするという各種の問題点が発生す
る。
【0020】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、特にビタビ復号装置の実現化において、クリティカ
ルパスである正規化のための最尤判定時間を短縮し、ビ
タビ復号器を高速化するとともにその回路規模を縮小し
たビタビ復号器を提供することを目的とする。
で、特にビタビ復号装置の実現化において、クリティカ
ルパスである正規化のための最尤判定時間を短縮し、ビ
タビ復号器を高速化するとともにその回路規模を縮小し
たビタビ復号器を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の構成を有する。すなわち、請求項1記
載の発明は、復調シンボルに基づいてブランチメトリッ
クを計算するブランチメトリック演算過程と、前記ブラ
ンチメトリックと直前のパスメトリックとを加算しパス
メトリックを求める加算過程と、前記求められたパスメ
トリックを相互に比較し、比較結果に基づいてパスメト
リックを選択する比較選択過程と、パスメトリックをレ
ベル変換するレベル変換過程と、レベル変換後のパスメ
トリックから最小値を求める判定過程と、前記最小値を
用いてパスメトリックを正規化する正規化過程と、前記
比較の結果を貯えたパスメモリから最尤信号系列を出力
する出力過程と、を備えたことを要旨とするビタビ復号
方法である。
に、本発明は次の構成を有する。すなわち、請求項1記
載の発明は、復調シンボルに基づいてブランチメトリッ
クを計算するブランチメトリック演算過程と、前記ブラ
ンチメトリックと直前のパスメトリックとを加算しパス
メトリックを求める加算過程と、前記求められたパスメ
トリックを相互に比較し、比較結果に基づいてパスメト
リックを選択する比較選択過程と、パスメトリックをレ
ベル変換するレベル変換過程と、レベル変換後のパスメ
トリックから最小値を求める判定過程と、前記最小値を
用いてパスメトリックを正規化する正規化過程と、前記
比較の結果を貯えたパスメモリから最尤信号系列を出力
する出力過程と、を備えたことを要旨とするビタビ復号
方法である。
【0022】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のビタビ復号方法において、前記レベル変換過程は、
リミッタによりパスメトリック値を一定値以下に制限す
ることを要旨とする。
載のビタビ復号方法において、前記レベル変換過程は、
リミッタによりパスメトリック値を一定値以下に制限す
ることを要旨とする。
【0023】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のビタビ復号方法において、前記レベル変換過程は、
パスメトリック値と所定値との大小比較結果を用いるこ
とを要旨とする。
載のビタビ復号方法において、前記レベル変換過程は、
パスメトリック値と所定値との大小比較結果を用いるこ
とを要旨とする。
【0024】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載のビタビ復号方法において、前記レベル変換過程は、
パスメトリック値の0検出を用いることを要旨とする。
載のビタビ復号方法において、前記レベル変換過程は、
パスメトリック値の0検出を用いることを要旨とする。
【0025】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載のビタビ復号方法において、前記判定過程は、それぞ
れのパスメトリック値を2値変換した信号を互いに論理
積することを要旨とする。
載のビタビ復号方法において、前記判定過程は、それぞ
れのパスメトリック値を2値変換した信号を互いに論理
積することを要旨とする。
【0026】また、請求項6記載の発明は、復調シンボ
ルに基づいてブランチメトリックを計算するブランチメ
トリック演算回路と、前記ブランチメトリックと直前の
パスメトリックとを加算し更新後のパスメトリックを生
成する加算回路と、前記更新後のパスメトリックを相互
に比較し、比較結果に基づいてパスメトリックを選択す
る比較選択回路と、パスメトリックをレベル変換するレ
ベル変換回路と、レベル変換後のパスメトリックから最
小値を求める判定回路と、前記最小値を用いてパスメト
リックを正規化する正規化回路と、前記比較の結果を貯
えるパスメモリと、前記パスメモリから最尤信号系列を
出力する出力回路と、を備えたことを要旨とするビタビ
復号装置である。
ルに基づいてブランチメトリックを計算するブランチメ
トリック演算回路と、前記ブランチメトリックと直前の
パスメトリックとを加算し更新後のパスメトリックを生
成する加算回路と、前記更新後のパスメトリックを相互
に比較し、比較結果に基づいてパスメトリックを選択す
る比較選択回路と、パスメトリックをレベル変換するレ
ベル変換回路と、レベル変換後のパスメトリックから最
小値を求める判定回路と、前記最小値を用いてパスメト
リックを正規化する正規化回路と、前記比較の結果を貯
えるパスメモリと、前記パスメモリから最尤信号系列を
出力する出力回路と、を備えたことを要旨とするビタビ
復号装置である。
【0027】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載のビタビ復号装置において、前記レベル変換回路は、
リミッタ、被変換値と所定値とを比較する比較器、及び
被変換値が0であるか否かを検出する0検出回路のいず
れかまたはこれらの組合せであることを要旨とする。
載のビタビ復号装置において、前記レベル変換回路は、
リミッタ、被変換値と所定値とを比較する比較器、及び
被変換値が0であるか否かを検出する0検出回路のいず
れかまたはこれらの組合せであることを要旨とする。
【0028】また、請求項8記載の発明は、請求項6記
載のビタビ復号装置において、前記判定回路は、それぞ
れのパスメトリック値を2値変換した信号を互いに論理
積する論理積回路であることを要旨とする。
載のビタビ復号装置において、前記判定回路は、それぞ
れのパスメトリック値を2値変換した信号を互いに論理
積する論理積回路であることを要旨とする。
【0029】[作用]本発明においては、パスメトリッ
クのうち最も正しいものは他に比べて値が小さく、他は
非常に大きな値となることに着目し、レベル変換回路を
用いてパスメトリック値のビット数を圧縮し、このレベ
ル変換されたパスメトリックから正規化用の最小値を判
定することにより、パスメトリック正規化用の最尤判定
を高速化するとともにビタビ復号装置の回路規模を縮小
することができる。
クのうち最も正しいものは他に比べて値が小さく、他は
非常に大きな値となることに着目し、レベル変換回路を
用いてパスメトリック値のビット数を圧縮し、このレベ
ル変換されたパスメトリックから正規化用の最小値を判
定することにより、パスメトリック正規化用の最尤判定
を高速化するとともにビタビ復号装置の回路規模を縮小
することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る
ビタビ復号装置の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態においては、拘束長L=7とし、各時
刻における符号化器の可能な状態数は、Ns=2L-1 =
64となるが、これは本発明を限定するものではない。
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る
ビタビ復号装置の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態においては、拘束長L=7とし、各時
刻における符号化器の可能な状態数は、Ns=2L-1 =
64となるが、これは本発明を限定するものではない。
【0031】図1において、ビタビ復号装置1は、入力
端子3と、ブランチメトリック演算回路(以下、BMU
と略す)5と、正規化回路7と、加算比較選択ユニット
(以下、ACSUと略す)9と、最尤判定回路11と、
パスメモリ回路13と、出力端子15と、パスメトリッ
クをレベル変換するレベル変換回路19と、レベル変換
後のパスメトリックから最小値を選択して出力する判定
回路21と、を備えて構成されている。
端子3と、ブランチメトリック演算回路(以下、BMU
と略す)5と、正規化回路7と、加算比較選択ユニット
(以下、ACSUと略す)9と、最尤判定回路11と、
パスメモリ回路13と、出力端子15と、パスメトリッ
クをレベル変換するレベル変換回路19と、レベル変換
後のパスメトリックから最小値を選択して出力する判定
回路21と、を備えて構成されている。
【0032】BMU5は、入力端子3から入力された復
調シンボルに基づいて、ブランチメトリックを計算し、
正規化回路7へ出力する。正規化回路7は、ブランチメ
トリックから後述される判定回路21で選ばれた最尤パ
スメトリック値Γmin を減算して、ACSU9へ出力す
る。
調シンボルに基づいて、ブランチメトリックを計算し、
正規化回路7へ出力する。正規化回路7は、ブランチメ
トリックから後述される判定回路21で選ばれた最尤パ
スメトリック値Γmin を減算して、ACSU9へ出力す
る。
【0033】ACSU9は、Ns=64に対応して、N
s/2=32個のサブユニット、ACSU#1からAC
SU#32により構成されている。ACSU9のサブユ
ニットACSU#1〜ACSU#32は、それぞれ図示
されない2つのパスメトリックレジスタが保持している
直前状態のパスメトリックの値に正規化回路7の出力を
加算して新しいパスメトリックを求め、この新しい状態
に至るそれぞれ2つの状態遷移のパスメトリック同士を
比較し、その中から小さい方のパスメトリックを選択し
て、選択されたパスメトリック値によりパスメトリック
レジスタを更新する。また同時に選択された遷移の情報
である選択フラグβ0〜β63をパスメモリ回路13へ
送る。
s/2=32個のサブユニット、ACSU#1からAC
SU#32により構成されている。ACSU9のサブユ
ニットACSU#1〜ACSU#32は、それぞれ図示
されない2つのパスメトリックレジスタが保持している
直前状態のパスメトリックの値に正規化回路7の出力を
加算して新しいパスメトリックを求め、この新しい状態
に至るそれぞれ2つの状態遷移のパスメトリック同士を
比較し、その中から小さい方のパスメトリックを選択し
て、選択されたパスメトリック値によりパスメトリック
レジスタを更新する。また同時に選択された遷移の情報
である選択フラグβ0〜β63をパスメモリ回路13へ
送る。
【0034】パスメモリ回路13は、ACSU9から出
力される選択フラグβ0〜β63を時系列的に記憶する
とともに、最尤判定回路11から出力される最尤パス情
報に基づいてメモリ回路に記憶された内容を選択し、最
尤復号出力として出力端子15へ出力する。
力される選択フラグβ0〜β63を時系列的に記憶する
とともに、最尤判定回路11から出力される最尤パス情
報に基づいてメモリ回路に記憶された内容を選択し、最
尤復号出力として出力端子15へ出力する。
【0035】最尤判定回路11は、ACSU9から出力
されるパスメトリックから最小値を有するパスメトリッ
クの識別情報である最尤パス情報を求め、これをパスメ
モリ回路13へ出力する。
されるパスメトリックから最小値を有するパスメトリッ
クの識別情報である最尤パス情報を求め、これをパスメ
モリ回路13へ出力する。
【0036】レベル変換回路19は、ACSU9と判定
回路21との間に位置し、ACSU9から出力されるそ
れぞれのパスメトリックをレベル変換してビット数を削
減したパスメトリックを生成し、判定回路21へ出力す
るものである。
回路21との間に位置し、ACSU9から出力されるそ
れぞれのパスメトリックをレベル変換してビット数を削
減したパスメトリックを生成し、判定回路21へ出力す
るものである。
【0037】判定回路21は、レベル変換回路19によ
りビット数を削減された後のパスメトリックから最小値
を求め、この最小値である最尤パスメトリック値Γmin
を正規化回路7へ出力する。
りビット数を削減された後のパスメトリックから最小値
を求め、この最小値である最尤パスメトリック値Γmin
を正規化回路7へ出力する。
【0038】レベル変換回路19及び判定回路21は、
本発明の特徴的な構成要素であり、比較的簡単な回路構
成で、パスメトリック値を表現するビット数を削減し、
これにより最小パスメトリック検出のための回路規模を
縮小し、クリティカルパスである正規化フィードバック
ループの遅延期間を大幅に短縮するものである。
本発明の特徴的な構成要素であり、比較的簡単な回路構
成で、パスメトリック値を表現するビット数を削減し、
これにより最小パスメトリック検出のための回路規模を
縮小し、クリティカルパスである正規化フィードバック
ループの遅延期間を大幅に短縮するものである。
【0039】図2(a)は、レベル変換回路の第1実施
形態としての変換テーブル回路の例を示す詳細回路図で
あり、6ビットの入力PM5〜PM0を3ビットの出力
PML2〜PML0に変換する例を示す回路図である。
同図において、符号101、103、105はそれぞれ
論理和回路を示し、符号107、109、111、11
3はそれぞれ論理積回路を示す。
形態としての変換テーブル回路の例を示す詳細回路図で
あり、6ビットの入力PM5〜PM0を3ビットの出力
PML2〜PML0に変換する例を示す回路図である。
同図において、符号101、103、105はそれぞれ
論理和回路を示し、符号107、109、111、11
3はそれぞれ論理積回路を示す。
【0040】論理和回路101の入力には、4本の入力
信号PM5〜PM2が接続され、これらの論理和である
PML2が出力となるとともに、論理積回路107、1
11のそれぞれの一方の入力に接続されている。また論
理和回路101は反転出力を有し、PML2の相補(反
転)論理信号を論理積回路109、113のそれぞれの
一方の入力に供給している。
信号PM5〜PM2が接続され、これらの論理和である
PML2が出力となるとともに、論理積回路107、1
11のそれぞれの一方の入力に接続されている。また論
理和回路101は反転出力を有し、PML2の相補(反
転)論理信号を論理積回路109、113のそれぞれの
一方の入力に供給している。
【0041】論理積回路107、111のそれぞれの他
方の入力は、PM5、PM4に接続され、論理積回路1
09、113のそれぞれの他方の入力は、PM1、PM
0に接続されている。そして、論理積回路107および
109の出力は論理和回路103に入力され論理和回路
103の出力はPML1となっている。同様に、論理積
回路111および113の出力は論理和回路105に入
力され論理和回路105の出力はPML0となってい
る。
方の入力は、PM5、PM4に接続され、論理積回路1
09、113のそれぞれの他方の入力は、PM1、PM
0に接続されている。そして、論理積回路107および
109の出力は論理和回路103に入力され論理和回路
103の出力はPML1となっている。同様に、論理積
回路111および113の出力は論理和回路105に入
力され論理和回路105の出力はPML0となってい
る。
【0042】以上の回路構成により、この変換テーブル
回路は、入力PMが3以下のときは、PML1、0にそ
れぞれPM1、0を出力し、入力PMが4以上のとき
は、PML1、0にそれぞれPM5、4を出力すること
によりレベル変換を実行する。図2(b)はこの変換テ
ーブル回路の入出力変換表である。
回路は、入力PMが3以下のときは、PML1、0にそ
れぞれPM1、0を出力し、入力PMが4以上のとき
は、PML1、0にそれぞれPM5、4を出力すること
によりレベル変換を実行する。図2(b)はこの変換テ
ーブル回路の入出力変換表である。
【0043】図3(a)は、レベル変換回路の第2実施
形態としてのリミッタ回路の例を示す詳細回路図であ
る。同図において、符号121、123、125、及び
127は、それぞれ論理和回路を示す。このリミッタ回
路は、6ビットの入力PM5〜PM0の信号振幅を
“7”に制限した3ビットの出力PML2〜PML0に
変換する回路であり、“7”以下の入力はそのまま出力
するが、“7”以上の入力があったとき、その出力を
“7”に制限するものである。
形態としてのリミッタ回路の例を示す詳細回路図であ
る。同図において、符号121、123、125、及び
127は、それぞれ論理和回路を示す。このリミッタ回
路は、6ビットの入力PM5〜PM0の信号振幅を
“7”に制限した3ビットの出力PML2〜PML0に
変換する回路であり、“7”以下の入力はそのまま出力
するが、“7”以上の入力があったとき、その出力を
“7”に制限するものである。
【0044】図3(a)のリミッタ回路の動作は以下の
とおりである。まず、入力が“7”以下のときは、論理
和回路121の出力が付勢されず、6ビットの入力の
内、下位3ビットであるPM2〜0の値がそのまま3ビ
ットの出力PML2〜0となる。そして入力のパスメト
リック値が“8”以上になると、6ビットの入力の内、
上位3ビットであるPM5〜3の論理和を出力する論理
和回路121が付勢され、その結果、論理和回路12
3、125、127の出力も付勢され、振幅制限後の出
力PML2〜PML0の示す値が“7”となる。
とおりである。まず、入力が“7”以下のときは、論理
和回路121の出力が付勢されず、6ビットの入力の
内、下位3ビットであるPM2〜0の値がそのまま3ビ
ットの出力PML2〜0となる。そして入力のパスメト
リック値が“8”以上になると、6ビットの入力の内、
上位3ビットであるPM5〜3の論理和を出力する論理
和回路121が付勢され、その結果、論理和回路12
3、125、127の出力も付勢され、振幅制限後の出
力PML2〜PML0の示す値が“7”となる。
【0045】図3(b)は、レベル変換回路の第3実施
形態としてのリミッタ回路の例を示す詳細回路図であ
る。同図において、符号131、133、135、及び
137は、それぞれ論理和回路を示す。このリミッタ回
路は、5ビットの入力PM4〜PM0の信号振幅を“1
5”に制限した4ビットの出力PML3〜PML0に変
換する回路であり、“15”以下の入力はそのまま出力
するが、“15”以上の入力があったとき、その出力を
“15”に制限するものである。
形態としてのリミッタ回路の例を示す詳細回路図であ
る。同図において、符号131、133、135、及び
137は、それぞれ論理和回路を示す。このリミッタ回
路は、5ビットの入力PM4〜PM0の信号振幅を“1
5”に制限した4ビットの出力PML3〜PML0に変
換する回路であり、“15”以下の入力はそのまま出力
するが、“15”以上の入力があったとき、その出力を
“15”に制限するものである。
【0046】図4(a)は、レベル変換回路の第4実施
形態としての所定値との大小比較を行う比較器の例を示
す詳細回路図である。同図において、符号141は論理
和回路であり、6ビットの入力PM5〜PM0のうち、
PM5〜PM3の3本が入力されている。その他のPM
2〜PM0は、接続されていない。そして、入力される
PMの値が“8”以上のとき、出力PMLが付勢され、
入力PMが“7”以下のときは、出力PMLは付勢され
ない。すなわち比較器は、6ビットの入力PM5〜PM
0と、比較対照値“8”との比較結果、入力が“8”以
上のときに出力PMLが“1”となり、入力が“7”以
下のときに出力PMLが“0”となる比較器として動作
することになる。
形態としての所定値との大小比較を行う比較器の例を示
す詳細回路図である。同図において、符号141は論理
和回路であり、6ビットの入力PM5〜PM0のうち、
PM5〜PM3の3本が入力されている。その他のPM
2〜PM0は、接続されていない。そして、入力される
PMの値が“8”以上のとき、出力PMLが付勢され、
入力PMが“7”以下のときは、出力PMLは付勢され
ない。すなわち比較器は、6ビットの入力PM5〜PM
0と、比較対照値“8”との比較結果、入力が“8”以
上のときに出力PMLが“1”となり、入力が“7”以
下のときに出力PMLが“0”となる比較器として動作
することになる。
【0047】図4(b)は、レベル変換回路の第5実施
形態としての0検出回路の例を示す詳細回路図である。
同図において、符号19は論理和回路であり、例えば、
6ビットのパスメトリック値を示す入力PM5〜PM0
の全てが論理和回路19に接続されている。そして、入
力されるPMの値が“1”以上のとき、出力PMLが付
勢され、入力PMが“0”のときは、出力PMLは付勢
されない。すなわち論理和回路19の出力は、入力PM
と1との比較器と見なすこともできるし、負論理出力の
0検出器と見なすこともできる。
形態としての0検出回路の例を示す詳細回路図である。
同図において、符号19は論理和回路であり、例えば、
6ビットのパスメトリック値を示す入力PM5〜PM0
の全てが論理和回路19に接続されている。そして、入
力されるPMの値が“1”以上のとき、出力PMLが付
勢され、入力PMが“0”のときは、出力PMLは付勢
されない。すなわち論理和回路19の出力は、入力PM
と1との比較器と見なすこともできるし、負論理出力の
0検出器と見なすこともできる。
【0048】ところで、図1のレベル変換回路19がそ
れぞれ図4(b)に示したような、0検出器で構成され
る場合、それぞれのレベル変換器でレベル変換された後
のパスメトリックは、“0”または“1”となるので、
これらのパスメトリックから最小値を選択する判定回路
21は、これら変換後のパスメトリックの論理積をとる
論理積回路で実現される。
れぞれ図4(b)に示したような、0検出器で構成され
る場合、それぞれのレベル変換器でレベル変換された後
のパスメトリックは、“0”または“1”となるので、
これらのパスメトリックから最小値を選択する判定回路
21は、これら変換後のパスメトリックの論理積をとる
論理積回路で実現される。
【0049】実際のビタビ復号において、3ビットのブ
ランチメトリック容量を設けても、訂正可能な程度の誤
りがある状態でのブランチメトリックの値は、せいぜい
“1”または“2”程度の分布し、また誤りが連続する
ことも少ないことがしられている。
ランチメトリック容量を設けても、訂正可能な程度の誤
りがある状態でのブランチメトリックの値は、せいぜい
“1”または“2”程度の分布し、また誤りが連続する
ことも少ないことがしられている。
【0050】そこでパスメトリックの正規化に用いるビ
ット数は、1ビットに制限しても、1回の正規化で1づ
つ(もしくは2などの小さな値)を減算すれば、パスメ
トリックのオーバーフローが発生する可能性は殆どな
い。もし大きな誤りが生じて正規化値すなわち最小パス
メトリック値が1以上となった場合にも、複数回の正規
化により1づつ減算されて、最小パスメトリック値が0
になり正規化処理ができる。
ット数は、1ビットに制限しても、1回の正規化で1づ
つ(もしくは2などの小さな値)を減算すれば、パスメ
トリックのオーバーフローが発生する可能性は殆どな
い。もし大きな誤りが生じて正規化値すなわち最小パス
メトリック値が1以上となった場合にも、複数回の正規
化により1づつ減算されて、最小パスメトリック値が0
になり正規化処理ができる。
【0051】パスメトリックのビット精度に余裕があれ
ば、1回の正規化を1づつおこなうのではなく、そのパ
スメトリックの最小値が8または16を超えたときに、
8または16を減算して正規化を行うようにしてもよ
い。このとき使用するレベル変換回路は、図4(a)に
示したような比較回路が好ましく、また判定回路には論
理積回路が利用できる。
ば、1回の正規化を1づつおこなうのではなく、そのパ
スメトリックの最小値が8または16を超えたときに、
8または16を減算して正規化を行うようにしてもよ
い。このとき使用するレベル変換回路は、図4(a)に
示したような比較回路が好ましく、また判定回路には論
理積回路が利用できる。
【0052】図5は、ビタビ復号におけるビット誤り率
の特性グラフであり、パスメトリックのレベル変換を行
い、3ビットにパスメトリックを圧縮した場合のビット
誤り率、及び5ビットのパスメトリックの場合の参照値
を示したものである。
の特性グラフであり、パスメトリックのレベル変換を行
い、3ビットにパスメトリックを圧縮した場合のビット
誤り率、及び5ビットのパスメトリックの場合の参照値
を示したものである。
【0053】同図からも明らかなように、太い実線で示
すパスメトリックを3ビットにレベル変換した場合(N
m=3、□表示)と、比較対象である5ビットのパスメ
トリックの場合(Rf32、黒の△表示)で殆どビット
誤り率に差異がなく、本発明の有効性が証明されてい
る。
すパスメトリックを3ビットにレベル変換した場合(N
m=3、□表示)と、比較対象である5ビットのパスメ
トリックの場合(Rf32、黒の△表示)で殆どビット
誤り率に差異がなく、本発明の有効性が証明されてい
る。
【0054】以上好ましい実施の形態について説明した
が、これは本発明を限定するものではない。たとえば、
第1実施形態の変換テーブル回路において、入出力特性
が入力値“4”を境界として屈曲する例を示したが他の
値を屈曲点にとってもよく、入力ビット数、出力ビット
数も所望の値とすることができる。
が、これは本発明を限定するものではない。たとえば、
第1実施形態の変換テーブル回路において、入出力特性
が入力値“4”を境界として屈曲する例を示したが他の
値を屈曲点にとってもよく、入力ビット数、出力ビット
数も所望の値とすることができる。
【0055】また、第2実施形態において、リミットレ
ベルを“7”としたが、他の値をリミットレベルとする
こともできる。さらには第5実施形態における比較器の
比較対象である所定値を“8”としたが他の値としても
よいことも明らかである。
ベルを“7”としたが、他の値をリミットレベルとする
こともできる。さらには第5実施形態における比較器の
比較対象である所定値を“8”としたが他の値としても
よいことも明らかである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
CSUから最尤判定部に送られるパスメトリックをレベ
ル変換してそのビット数を圧縮し、このレベル変換され
たパスメトリックから最小値である最尤パスメトリック
を判定して正規化に利用することにより、クリティカル
パスであるパスメトリック正規化のための遅延時間を短
縮し、ビタビ復号装置全体のクロックを高速化すること
ができるという効果を奏する。
CSUから最尤判定部に送られるパスメトリックをレベ
ル変換してそのビット数を圧縮し、このレベル変換され
たパスメトリックから最小値である最尤パスメトリック
を判定して正規化に利用することにより、クリティカル
パスであるパスメトリック正規化のための遅延時間を短
縮し、ビタビ復号装置全体のクロックを高速化すること
ができるという効果を奏する。
【0057】また、本発明によれば、最尤判定部の回路
規模を縮小することが可能となり、また正規化回路にお
けるアンダーフロー対策の必要がなくなり、ビタビ復号
装置全体の回路を縮小することができるという効果を奏
する。
規模を縮小することが可能となり、また正規化回路にお
けるアンダーフロー対策の必要がなくなり、ビタビ復号
装置全体の回路を縮小することができるという効果を奏
する。
【図1】本発明に係るビタビ復号装置の全体構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明に係るビタビ復号装置に用いられるレベ
ル変換回路の詳細を示す回路構成図である。
ル変換回路の詳細を示す回路構成図である。
【図3】本発明に係るビタビ復号装置に用いられるリミ
ッタ回路の詳細を示す回路構成図である。
ッタ回路の詳細を示す回路構成図である。
【図4】本発明に係るビタビ復号装置に用いられる比較
回路(a)及び0検出回路(b)の詳細を示す回路構成
図である。
回路(a)及び0検出回路(b)の詳細を示す回路構成
図である。
【図5】本発明に係るビタビ復号装置のビット誤り率特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図6】畳込み符号器の構成を示す図である。
【図7】ビタビ復号の原理を説明するトレリス線図であ
る。
る。
【図8】状態遷移の組とパスメトリックとの関係を説明
するための図である。
するための図である。
【図9】従来のビタビ復号装置全体の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図10】従来のビタビ復号装置全体の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1…ビタビ復号装置、3…入力端子、5…ブランチメト
リック計算回路(BMU)、7…正規化回路、9…加算
比較選択回路(ACSU)、11…最尤判定回路、13
…パスメモリ回路、15…出力端子、19…レベル変換
回路、21…判定回路。
リック計算回路(BMU)、7…正規化回路、9…加算
比較選択回路(ACSU)、11…最尤判定回路、13
…パスメモリ回路、15…出力端子、19…レベル変換
回路、21…判定回路。
Claims (8)
- 【請求項1】 復調シンボルに基づいてブランチメトリ
ックを計算するブランチメトリック演算過程と、 前記ブランチメトリックと直前のパスメトリックとを加
算しパスメトリックを求める加算過程と、 前記求められたパスメトリックを相互に比較し、比較結
果に基づいてパスメトリックを選択する比較選択過程
と、 パスメトリックをレベル変換するレベル変換過程と、 レベル変換後のパスメトリックから最小値を求める判定
過程と、 前記最小値を用いてパスメトリックを正規化する正規化
過程と、 前記比較の結果を貯えたパスメモリから最尤信号系列を
出力する出力過程と、 を備えたことを特徴とするビタビ復号方法。 - 【請求項2】 前記レベル変換過程は、リミッタにより
パスメトリック値を一定値以下に制限することを特徴と
する請求項1記載のビタビ復号方法。 - 【請求項3】 前記レベル変換過程は、パスメトリック
値と所定値との大小比較結果を用いることを特徴とする
請求項1記載のビタビ復号方法。 - 【請求項4】 前記レベル変換過程は、パスメトリック
値の0検出を用いることを特徴とする請求項1記載のビ
タビ復号方法。 - 【請求項5】 前記判定過程は、それぞれのパスメトリ
ック値を2値変換した信号を互いに論理積することを特
徴とする請求項1記載のビタビ復号方法。 - 【請求項6】 復調シンボルに基づいてブランチメトリ
ックを計算するブランチメトリック演算回路と、 前記ブランチメトリックと直前のパスメトリックとを加
算し更新後のパスメトリックを生成する加算回路と、 前記更新後のパスメトリックを相互に比較し、比較結果
に基づいてパスメトリックを選択する比較選択回路と、 パスメトリックをレベル変換するレベル変換回路と、 レベル変換後のパスメトリックから最小値を求める判定
回路と、 前記最小値を用いてパスメトリックを正規化する正規化
回路と、 前記比較の結果を貯えるパスメモリと、 前記パスメモリから最尤信号系列を出力する出力回路
と、 を備えたことを特徴とするビタビ復号装置。 - 【請求項7】 前記レベル変換回路は、リミッタ、被変
換値と所定値とを比較する比較器、及び被変換値が0で
あるか否かを検出する0検出回路のいずれかまたはこれ
らの組合せであることを特徴とする請求項6記載のビタ
ビ復号装置。 - 【請求項8】 前記判定回路は、それぞれのパスメトリ
ック値を2値変換した信号を互いに論理積する論理積回
路であることを特徴とする請求項6記載のビタビ復号装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29890596A JPH10145242A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | ビタビ復号方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29890596A JPH10145242A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | ビタビ復号方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10145242A true JPH10145242A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17865690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29890596A Pending JPH10145242A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | ビタビ復号方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10145242A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1024602A1 (en) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Nec Corporation | Viterbi decoder with path metric normalisation unit |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29890596A patent/JPH10145242A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1024602A1 (en) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Nec Corporation | Viterbi decoder with path metric normalisation unit |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |