JPH10145907A - 鉄道交通システム - Google Patents
鉄道交通システムInfo
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- JPH10145907A JPH10145907A JP8293527A JP29352796A JPH10145907A JP H10145907 A JPH10145907 A JP H10145907A JP 8293527 A JP8293527 A JP 8293527A JP 29352796 A JP29352796 A JP 29352796A JP H10145907 A JPH10145907 A JP H10145907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】輸送能力を増大させた鉄道交通システムを提供
する。 【解決手段】道床1,レール2などから構成される軌道
と、レール2の間に敷設された金属プレート3と、レー
ル2上の鉄輪11と鉄輪11で支持される台車12に設
置された回転形電動機13とによって車体16を駆動す
る回転電機式鉄道車両10と、レール2上の車輪21で
支持される台車22に設置されたリニアモータの一次巻
線23と金属プレート3とによって車体25を駆動する
リニアモータ式鉄道車両20とを備え、回転電機式鉄道
車両10とリニアモータ式鉄道車両20とが連結された
列車、又はそれぞれ個別にも走行できるようにして、登
坂能力の大きい車両は多層化したプラットホームの上階
に停車するように構成して、輸送能力を増大させる。
する。 【解決手段】道床1,レール2などから構成される軌道
と、レール2の間に敷設された金属プレート3と、レー
ル2上の鉄輪11と鉄輪11で支持される台車12に設
置された回転形電動機13とによって車体16を駆動す
る回転電機式鉄道車両10と、レール2上の車輪21で
支持される台車22に設置されたリニアモータの一次巻
線23と金属プレート3とによって車体25を駆動する
リニアモータ式鉄道車両20とを備え、回転電機式鉄道
車両10とリニアモータ式鉄道車両20とが連結された
列車、又はそれぞれ個別にも走行できるようにして、登
坂能力の大きい車両は多層化したプラットホームの上階
に停車するように構成して、輸送能力を増大させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軌道としての2
本のレール上を車輪で走行する鉄道車両による鉄道交通
システムに関する。
本のレール上を車輪で走行する鉄道車両による鉄道交通
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現状の鉄道交通システムは、2本のレー
ル上を回転形電動機により駆動される鉄輪を利用した回
転電機式鉄道車両によるものが殆どである。この鉄道交
通システムでは鉄輪とレール間の摩擦力によって発生す
る牽引力を利用して車体を駆動している。
ル上を回転形電動機により駆動される鉄輪を利用した回
転電機式鉄道車両によるものが殆どである。この鉄道交
通システムでは鉄輪とレール間の摩擦力によって発生す
る牽引力を利用して車体を駆動している。
【0003】近年、この回転電機式鉄道車両に代わっ
て、2本のレール間に敷設された金属プレートと台車に
設置されたリニアモータの一次巻線とによって発生する
牽引力を利用して車体を駆動するリニアモータ式鉄道車
両の実用化が進んでいる。このリニアモータ式鉄道車両
の車輪は、単に台車を支持するために使われている。図
5は、この種の回転電機式鉄道車両による鉄道交通シス
テムの模式的構成図を示し、1は道床、2はレール、1
0は回転電機式鉄道車両であり、回転電機式鉄道車両1
0は鉄輪11、台車12、台車12に設置された回転形
電動機13、鉄輪11と回転形電動機13と間の減速ギ
ア14、台車支持装置15、車体16、車体支持装置1
7から構成されている。
て、2本のレール間に敷設された金属プレートと台車に
設置されたリニアモータの一次巻線とによって発生する
牽引力を利用して車体を駆動するリニアモータ式鉄道車
両の実用化が進んでいる。このリニアモータ式鉄道車両
の車輪は、単に台車を支持するために使われている。図
5は、この種の回転電機式鉄道車両による鉄道交通シス
テムの模式的構成図を示し、1は道床、2はレール、1
0は回転電機式鉄道車両であり、回転電機式鉄道車両1
0は鉄輪11、台車12、台車12に設置された回転形
電動機13、鉄輪11と回転形電動機13と間の減速ギ
ア14、台車支持装置15、車体16、車体支持装置1
7から構成されている。
【0004】図6は、この種のリニアモータ式鉄道車両
による鉄道交通システムの模式的構成図を示し、1は道
床、2はレール、20はリニアモータ式鉄道車両であ
り、リニアモータ式鉄道車両20は車輪21、台車2
2、台車22に設置されたリニアモータの一次巻線2
3、台車支持装置24、車体25、車体支持装置26か
ら構成され、また、金属プレート3はレール2の間に敷
設され、該リニアモータの二次導体に相当する。
による鉄道交通システムの模式的構成図を示し、1は道
床、2はレール、20はリニアモータ式鉄道車両であ
り、リニアモータ式鉄道車両20は車輪21、台車2
2、台車22に設置されたリニアモータの一次巻線2
3、台車支持装置24、車体25、車体支持装置26か
ら構成され、また、金属プレート3はレール2の間に敷
設され、該リニアモータの二次導体に相当する。
【0005】図7は、この種の鉄道交通システムにおけ
る駅のプラットホームの模式的構成図を示し、30aは
上りプラットホーム、30bは下りプラットホーム、2
aは上りレール、2bは下りレールである。このプラッ
トホームは、2本のレールなどからなる上り線、下り線
それぞれに1本のプラットホームを備える平面構造の構
成例であり、従来の回転電機式鉄道車両による鉄道交通
システム、または従来のリニアモータ式鉄道車両による
鉄道交通システムにおいて、それぞれ個別に供用されて
いる構成例である。
る駅のプラットホームの模式的構成図を示し、30aは
上りプラットホーム、30bは下りプラットホーム、2
aは上りレール、2bは下りレールである。このプラッ
トホームは、2本のレールなどからなる上り線、下り線
それぞれに1本のプラットホームを備える平面構造の構
成例であり、従来の回転電機式鉄道車両による鉄道交通
システム、または従来のリニアモータ式鉄道車両による
鉄道交通システムにおいて、それぞれ個別に供用されて
いる構成例である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転電機式鉄道
車両による鉄道交通システムでは、レールと鉄輪との間
の摩擦力を利用しているので牽引力が大きくできず、そ
の結果の加減速性能によって車両間隔に限界が生じ、単
位時間当たりの輸送能力の増大を阻害していた。また、
回転電機式鉄道車両による鉄道交通システムでも、駅の
プラットホームは2階建てが一部実用化されているが、
レールと鉄輪との間の粘着力の限界から軌道の勾配は1
0乃至20パーミル(1パーミルは1000分1の勾配
を示す)程度であり、その結果、地上から2階まで分岐
するための軌道長は数百メートル程度必要であり、この
ために膨大な敷地と費用を必要とし、大都市でのこの鉄
道交通システムの駅のプラットホームの1階構成から2
階構成への変更は、事実上不可能であり、このことから
も輸送能力の増大を阻害していた。
車両による鉄道交通システムでは、レールと鉄輪との間
の摩擦力を利用しているので牽引力が大きくできず、そ
の結果の加減速性能によって車両間隔に限界が生じ、単
位時間当たりの輸送能力の増大を阻害していた。また、
回転電機式鉄道車両による鉄道交通システムでも、駅の
プラットホームは2階建てが一部実用化されているが、
レールと鉄輪との間の粘着力の限界から軌道の勾配は1
0乃至20パーミル(1パーミルは1000分1の勾配
を示す)程度であり、その結果、地上から2階まで分岐
するための軌道長は数百メートル程度必要であり、この
ために膨大な敷地と費用を必要とし、大都市でのこの鉄
道交通システムの駅のプラットホームの1階構成から2
階構成への変更は、事実上不可能であり、このことから
も輸送能力の増大を阻害していた。
【0007】一方、リニアモータ式鉄道車両による鉄道
交通システムの場合、従来は新しく専用軌道を建設して
いるので建設コストが嵩んでいる。また、リニアモータ
式鉄道車両は、本質的に乗合自動車並の高加減速性能を
有しているが、乗合自動車は高加減速運転に対して乗客
の乗り心地と安全に配慮した車両構造を採用しているの
に対し、現状のリニアモータ式鉄道車両の車両構造は、
従来の回転電機式鉄道車両とほぼ同じ構造にしている。
交通システムの場合、従来は新しく専用軌道を建設して
いるので建設コストが嵩んでいる。また、リニアモータ
式鉄道車両は、本質的に乗合自動車並の高加減速性能を
有しているが、乗合自動車は高加減速運転に対して乗客
の乗り心地と安全に配慮した車両構造を採用しているの
に対し、現状のリニアモータ式鉄道車両の車両構造は、
従来の回転電機式鉄道車両とほぼ同じ構造にしている。
【0008】さらに、従来のリニアモータ式鉄道車両に
よる鉄道交通システムの駅のプラットホームは平面構造
(一階構造)ものが殆どであり、乗降客の乗降時間か
ら、単位時間当たりの列車本数は高速道路走行の乗合自
動車に比べ、非常に少なくなっている。すなわち、現状
のリニアモータ式鉄道車両による鉄道交通システムの輸
送力は、回転電機式鉄道車両による鉄道交通システムと
ほぼ同じで、高速道路走行の乗合自動車に比べ単位時間
当たりの輸送能力は非常に小さくなっている。
よる鉄道交通システムの駅のプラットホームは平面構造
(一階構造)ものが殆どであり、乗降客の乗降時間か
ら、単位時間当たりの列車本数は高速道路走行の乗合自
動車に比べ、非常に少なくなっている。すなわち、現状
のリニアモータ式鉄道車両による鉄道交通システムの輸
送力は、回転電機式鉄道車両による鉄道交通システムと
ほぼ同じで、高速道路走行の乗合自動車に比べ単位時間
当たりの輸送能力は非常に小さくなっている。
【0009】この発明の目的は、上述の難点を解決し、
輸送能力を増大させた鉄道交通システムを提供すること
にある。
輸送能力を増大させた鉄道交通システムを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、2本
のレールなどから構成される軌道と、該レールの間に敷
設された金属プレートと、該レール上の鉄輪と該鉄輪で
支持される台車に設置された回転形電動機とによって車
体を駆動する回転電機式鉄道車両と、該レール上の車輪
で支持される台車に設置されたリニアモータの一次巻線
と該金属プレートとによって車体を駆動するリニアモー
タ式鉄道車両とを備えた鉄道交通システムとする。
のレールなどから構成される軌道と、該レールの間に敷
設された金属プレートと、該レール上の鉄輪と該鉄輪で
支持される台車に設置された回転形電動機とによって車
体を駆動する回転電機式鉄道車両と、該レール上の車輪
で支持される台車に設置されたリニアモータの一次巻線
と該金属プレートとによって車体を駆動するリニアモー
タ式鉄道車両とを備えた鉄道交通システムとする。
【0011】第2の発明は前記第1の発明において、前
記軌道は、既設の回転電機式鉄道車両による鉄道交通シ
ステムの軌道とする。第3の発明は前記第1の発明にお
いて、駅のプラットホームは、2階以上の多層化した構
成にする。第4の発明は前記第3の発明において、前記
2階以上のプラットホームへの軌道の勾配は、前記リニ
アモータ式鉄道車両の登坂能力に見合った勾配とする。
記軌道は、既設の回転電機式鉄道車両による鉄道交通シ
ステムの軌道とする。第3の発明は前記第1の発明にお
いて、駅のプラットホームは、2階以上の多層化した構
成にする。第4の発明は前記第3の発明において、前記
2階以上のプラットホームへの軌道の勾配は、前記リニ
アモータ式鉄道車両の登坂能力に見合った勾配とする。
【0012】第5の発明は前記第4の発明において、前
記勾配は、回転電機式鉄道車両による鉄道交通システム
での勾配の少なくとも2倍以上の値とする。第6の発明
は、前記第1〜第4のいずれかの発明において、前記リ
ニアモータ式鉄道車両は、乗合自動車並の加減速性能を
備える。第7の発明は、前記第1〜第6のいずれかの発
明において、前記リニアモータ式鉄道車両の客室構造
は、高加減速車両構造とする。
記勾配は、回転電機式鉄道車両による鉄道交通システム
での勾配の少なくとも2倍以上の値とする。第6の発明
は、前記第1〜第4のいずれかの発明において、前記リ
ニアモータ式鉄道車両は、乗合自動車並の加減速性能を
備える。第7の発明は、前記第1〜第6のいずれかの発
明において、前記リニアモータ式鉄道車両の客室構造
は、高加減速車両構造とする。
【0013】第8の発明は前記第7の発明において、前
記リニアモータ式鉄道車両の客室構造は、全員着席構造
とする。この発明は、従来の回転電機式鉄道車両による
鉄道交通システムの2本のレール間に、車輪支持のリニ
アモータ式鉄道車両のリニアモータの二次側導体を敷設
して、同一軌道に両者の併用運転を可能にし、安い建設
コストで大幅な輸送能力の増大が図れることに着目して
なされたものである。
記リニアモータ式鉄道車両の客室構造は、全員着席構造
とする。この発明は、従来の回転電機式鉄道車両による
鉄道交通システムの2本のレール間に、車輪支持のリニ
アモータ式鉄道車両のリニアモータの二次側導体を敷設
して、同一軌道に両者の併用運転を可能にし、安い建設
コストで大幅な輸送能力の増大が図れることに着目して
なされたものである。
【0014】すなわち、リニアモータ式鉄道車両が有す
る加速性能(現状の回転電機式鉄道車両の数倍)を利用
することにより車両間隔を短くして輸送能力の増大を図
り、該車両の急勾配走行性能 (現状の回転電機式鉄道車
両の10倍の登坂性能)を利用することにより駅のプラ
ットホームを多層化して輸送能力の増大を図る。
る加速性能(現状の回転電機式鉄道車両の数倍)を利用
することにより車両間隔を短くして輸送能力の増大を図
り、該車両の急勾配走行性能 (現状の回転電機式鉄道車
両の10倍の登坂性能)を利用することにより駅のプラ
ットホームを多層化して輸送能力の増大を図る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に記載するこの発明の実施例
の説明において、図5〜図7に示した従来例と同一機能
を有するものには同一符号を付している。図1はこの発
明の第1の実施例を示し、回転電機式鉄道車両による電
車と、リニアモータ式鉄道車両による電車とを混成した
電車列車による鉄道交通システムの模式的構成図であ
る。
の説明において、図5〜図7に示した従来例と同一機能
を有するものには同一符号を付している。図1はこの発
明の第1の実施例を示し、回転電機式鉄道車両による電
車と、リニアモータ式鉄道車両による電車とを混成した
電車列車による鉄道交通システムの模式的構成図であ
る。
【0016】図1において、回転電機式鉄道車両10と
リニアモータ式鉄道車両の車体20とは連結器40で連
結され、回転電機式鉄道車両10は減速ギア14を介し
た回転形電動機13の回転トルクにより発生する鉄輪1
1とレール2間の粘着力によって駆動され、リニアモー
タ式鉄道車両の車体20はリニアモータの一次巻線23
とレール2の間に敷設された該リニアモータの二次導体
としての金属プレート3との間に発生するトルクによっ
て駆動される。
リニアモータ式鉄道車両の車体20とは連結器40で連
結され、回転電機式鉄道車両10は減速ギア14を介し
た回転形電動機13の回転トルクにより発生する鉄輪1
1とレール2間の粘着力によって駆動され、リニアモー
タ式鉄道車両の車体20はリニアモータの一次巻線23
とレール2の間に敷設された該リニアモータの二次導体
としての金属プレート3との間に発生するトルクによっ
て駆動される。
【0017】図1に示したこの発明の実施例では、回転
電機式鉄道車両10が1両とリニアモータ式鉄道車両2
0が1両の最短編成の電車列車の場合を示したが、これ
以外の組合わせも同じである。図2はこの発明の第2の
実施例を示す鉄道交通システムの模式的構成図であり、
図1と同一機能のものには同一符号を付している。
電機式鉄道車両10が1両とリニアモータ式鉄道車両2
0が1両の最短編成の電車列車の場合を示したが、これ
以外の組合わせも同じである。図2はこの発明の第2の
実施例を示す鉄道交通システムの模式的構成図であり、
図1と同一機能のものには同一符号を付している。
【0018】すなわち図2において、回転電機式鉄道車
両10a,10b,10cにより編成された電車列車1
00aとリニアモータ式鉄道車両20a,20b,20
cにより編成された電車列車100bとが、図示の矢印
を進行方向として、先に電車列車100aが走行し、そ
の直後を図示の所定の間隔(L)で電車列車100bが
走行している例である。
両10a,10b,10cにより編成された電車列車1
00aとリニアモータ式鉄道車両20a,20b,20
cにより編成された電車列車100bとが、図示の矢印
を進行方向として、先に電車列車100aが走行し、そ
の直後を図示の所定の間隔(L)で電車列車100bが
走行している例である。
【0019】図3はこの発明の第3の実施例を示す鉄道
交通システムの駅の多層化プラットホームの模式的構成
図であり、1階から2階のプラットホームへの軌道分岐
の例について片側の軌道、例えば上り線または下り線の
みについて示したもので、図3(イ)が平面の説明図、
図3(ロ)が立体の説明図である。図3において、30
1は1階のプラットホーム、302は2階のプラットホ
ームをそれぞれ示し、図示の区間は地上(1階)での
1本の軌道から2本の軌道へ分岐する平面分岐部で、2
は地上のレール、410は地上の平面分岐部の2階への
レールである。図示の区間は2階への立体分岐部で、
レール420で地上から2階へ所定の勾配で分岐する。
図示の区間は2階から3階への平面分岐部で、2階か
ら3階への立体分岐部のレール430と2階の平面分岐
部へのレール421とを分岐する。図示の区間は2階
の平面分岐部で、2階のプラットホーム302の両側の
レール422とレール423に分岐する。
交通システムの駅の多層化プラットホームの模式的構成
図であり、1階から2階のプラットホームへの軌道分岐
の例について片側の軌道、例えば上り線または下り線の
みについて示したもので、図3(イ)が平面の説明図、
図3(ロ)が立体の説明図である。図3において、30
1は1階のプラットホーム、302は2階のプラットホ
ームをそれぞれ示し、図示の区間は地上(1階)での
1本の軌道から2本の軌道へ分岐する平面分岐部で、2
は地上のレール、410は地上の平面分岐部の2階への
レールである。図示の区間は2階への立体分岐部で、
レール420で地上から2階へ所定の勾配で分岐する。
図示の区間は2階から3階への平面分岐部で、2階か
ら3階への立体分岐部のレール430と2階の平面分岐
部へのレール421とを分岐する。図示の区間は2階
の平面分岐部で、2階のプラットホーム302の両側の
レール422とレール423に分岐する。
【0020】図4はこの発明の第4の実施例を示す鉄道
交通システムの駅の多層化プラットホームの模式的構成
図であり、2階から3階のプラットホームへの軌道分岐
の例について片側の軌道、例えば上り線または下り線の
みについて示したもので、図4(イ)が平面の説明図、
図4(ロ)が立体の説明図であり、図3と同一機能の有
するものには同一符号を付している。
交通システムの駅の多層化プラットホームの模式的構成
図であり、2階から3階のプラットホームへの軌道分岐
の例について片側の軌道、例えば上り線または下り線の
みについて示したもので、図4(イ)が平面の説明図、
図4(ロ)が立体の説明図であり、図3と同一機能の有
するものには同一符号を付している。
【0021】すなわち図4において、図示の区間で2
階からの立体分岐部のレール430で3階に分岐したレ
ールは、図示の区間の3階への平面分岐部で上階への
立体分岐部のレール440と3階へのレール431とを
分岐する。レール431は3階のプラットホーム303
の両側のレール432とレール433とに分岐する。図
3,図4に示した実施例では、駅のプラットホームが3
階迄の例を示したが、4階以上の高層のプラットホーム
への分岐も、図4の実施例と同様に行えるので、その説
明を省略する。
階からの立体分岐部のレール430で3階に分岐したレ
ールは、図示の区間の3階への平面分岐部で上階への
立体分岐部のレール440と3階へのレール431とを
分岐する。レール431は3階のプラットホーム303
の両側のレール432とレール433とに分岐する。図
3,図4に示した実施例では、駅のプラットホームが3
階迄の例を示したが、4階以上の高層のプラットホーム
への分岐も、図4の実施例と同様に行えるので、その説
明を省略する。
【0022】なお、図3,図4に示した実施例での立体
分岐部のレール(420、430、440、・・・)の
勾配は、リニアモータ式鉄道車両の登坂能力に対応した
勾配とする。すなわち、リニアモータ式鉄道車両の登坂
能力は回転電機式鉄道車両の数倍の性能があるので、前
記勾配は回転電機式鉄道交通システムの数倍、少なくと
も2倍以上にできる。
分岐部のレール(420、430、440、・・・)の
勾配は、リニアモータ式鉄道車両の登坂能力に対応した
勾配とする。すなわち、リニアモータ式鉄道車両の登坂
能力は回転電機式鉄道車両の数倍の性能があるので、前
記勾配は回転電機式鉄道交通システムの数倍、少なくと
も2倍以上にできる。
【0023】次に、図1に示した回転電機式鉄道車両1
0とリニアモータ式鉄道車両20とを連結器40で連結
した車両を、図3,図4に示した駅のプラットホームで
運行する場合について説明する。すなわち回転電機式鉄
道車両10のみでは、図3,図4に示した立体分岐部は
急勾配のため登坂することができないが、リニアモータ
式鉄道車両20を連結しているので、このリニアモータ
式鉄道車両20の登坂能力で駅のプラットホームへの進
入の際の急勾配軌道でも走行可能となる。
0とリニアモータ式鉄道車両20とを連結器40で連結
した車両を、図3,図4に示した駅のプラットホームで
運行する場合について説明する。すなわち回転電機式鉄
道車両10のみでは、図3,図4に示した立体分岐部は
急勾配のため登坂することができないが、リニアモータ
式鉄道車両20を連結しているので、このリニアモータ
式鉄道車両20の登坂能力で駅のプラットホームへの進
入の際の急勾配軌道でも走行可能となる。
【0024】さらに、図2に示した回転電機式鉄道車両
10a〜10cによる電車列車100aとリニアモータ
式鉄道車両20a〜20cによる電車列車100bと
を、図3,図4に示した駅のプラットホームで運行する
場合について説明する。すなわち回転電機式鉄道車両の
みの電車列車100aでは図3,図4に示した急勾配の
立体分岐部は走行できないので、地上(1階)のプラッ
トホーム301を使用し、またリニアモータ式鉄道車両
のみの電車列車100bが2階以上のプラットホーム3
02,303などを使用する。
10a〜10cによる電車列車100aとリニアモータ
式鉄道車両20a〜20cによる電車列車100bと
を、図3,図4に示した駅のプラットホームで運行する
場合について説明する。すなわち回転電機式鉄道車両の
みの電車列車100aでは図3,図4に示した急勾配の
立体分岐部は走行できないので、地上(1階)のプラッ
トホーム301を使用し、またリニアモータ式鉄道車両
のみの電車列車100bが2階以上のプラットホーム3
02,303などを使用する。
【0025】また、この発明による鉄道交通システムに
おいては、先述の如く、乗合自動車並の加減速性能を有
するので、車両構造すなわち客室構造は、乗合自動車の
ように手すりを設けるなど急加減速運行に適した構造す
るか、又は全員着席構造にすることにより乗客の安全が
確保できる。
おいては、先述の如く、乗合自動車並の加減速性能を有
するので、車両構造すなわち客室構造は、乗合自動車の
ように手すりを設けるなど急加減速運行に適した構造す
るか、又は全員着席構造にすることにより乗客の安全が
確保できる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、既設の回転電機式鉄
道車両による鉄道交通システムのレール間に金属プレー
トを敷設し、乗合自動車並の加減速性能を有するリニア
モータ駆動式鉄道車両も運行させるようにし、さらに駅
のプラットホームを2階以上の高層化した鉄道交通シス
テムとしているので、以下の〜の効果が得られ、特
に、大都市の鉄道交通システムとして最適な交通システ
ムである。 :電車列車の間隔が、従来の鉄道交通システムによる
間隔の数分の1に短縮できるので、列車密度が大幅に高
められ、輸送能力が大幅に増大する。 :2階以上のプラットホームへの軌道は、従来の鉄道
交通システムに比して急勾配にすることが可能となるの
で、既設の駅の敷地内で多層化したプラットホームが実
現可能である。 :回転電機式鉄道車両とリニアモータ式鉄道車両の混
成列車運行により、駅進入時の急勾配軌道をリニアモー
タ式鉄道車両の優れた登坂能力によって2階以上のプラ
ットホームへ登坂ができるので、既設車両の有効活用が
図れる。 :前記〜から輸送能力増大のための投資費用は大
幅に節減できる。
道車両による鉄道交通システムのレール間に金属プレー
トを敷設し、乗合自動車並の加減速性能を有するリニア
モータ駆動式鉄道車両も運行させるようにし、さらに駅
のプラットホームを2階以上の高層化した鉄道交通シス
テムとしているので、以下の〜の効果が得られ、特
に、大都市の鉄道交通システムとして最適な交通システ
ムである。 :電車列車の間隔が、従来の鉄道交通システムによる
間隔の数分の1に短縮できるので、列車密度が大幅に高
められ、輸送能力が大幅に増大する。 :2階以上のプラットホームへの軌道は、従来の鉄道
交通システムに比して急勾配にすることが可能となるの
で、既設の駅の敷地内で多層化したプラットホームが実
現可能である。 :回転電機式鉄道車両とリニアモータ式鉄道車両の混
成列車運行により、駅進入時の急勾配軌道をリニアモー
タ式鉄道車両の優れた登坂能力によって2階以上のプラ
ットホームへ登坂ができるので、既設車両の有効活用が
図れる。 :前記〜から輸送能力増大のための投資費用は大
幅に節減できる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す鉄道交通システ
ムの構成図
ムの構成図
【図2】この発明の第2の実施例を示す鉄道交通システ
ムの構成図
ムの構成図
【図3】この発明の第3の実施例を示す鉄道交通システ
ムの構成図
ムの構成図
【図4】この発明の第4の実施例を示す鉄道交通システ
ムの構成図
ムの構成図
【図5】従来の回転電機式鉄道車両による鉄道交通シス
テムの構成図
テムの構成図
【図6】従来のリニアモータ式鉄道車両による鉄道交通
システムの構成図
システムの構成図
【図7】従来の鉄道交通システムの駅のプラットホーム
の構成図
の構成図
1…道床、2…レール、3…金属プレート、10,10
a,10b,10c…回転電機式鉄道車両、11…鉄
輪、12…台車、13…回転形電動機、14…減速ギ
ア、15…台車支持装置、16…車体、17…車体支持
装置、20,20a,20b,20c…リニアモータ式
鉄道車両、21…車輪、22…台車、23…リニアモー
タの一次巻線、24…台車支持装置、25…車体、26
…車体支持装置、30a,30b,301,302,3
03…プラットホーム、40…連結器、100a,10
0b…電車列車、2a,2b,410,420〜42
3,430〜433,440…レール。
a,10b,10c…回転電機式鉄道車両、11…鉄
輪、12…台車、13…回転形電動機、14…減速ギ
ア、15…台車支持装置、16…車体、17…車体支持
装置、20,20a,20b,20c…リニアモータ式
鉄道車両、21…車輪、22…台車、23…リニアモー
タの一次巻線、24…台車支持装置、25…車体、26
…車体支持装置、30a,30b,301,302,3
03…プラットホーム、40…連結器、100a,10
0b…電車列車、2a,2b,410,420〜42
3,430〜433,440…レール。
Claims (8)
- 【請求項1】2本のレールなどから構成される軌道と、
該レールの間に敷設された金属プレートと、該レール上
の鉄輪と該鉄輪で支持される台車に設置された回転形電
動機とによって車体を駆動する回転電機式鉄道車両と、
該レール上の車輪で支持される台車に設置されたリニア
モータの一次巻線と該金属プレートとによって車体を駆
動するリニアモータ式鉄道車両とを備えたことを特徴と
する鉄道交通システム。 - 【請求項2】請求項1に記載の鉄道交通システムにおい
て、 前記軌道は、既設の回転電機式鉄道車両による鉄道交通
システムの軌道としたことを特徴とする鉄道交通システ
ム。 - 【請求項3】請求項1に記載の鉄道交通システムにおい
て、 駅のプラットホームは、2階以上の多層化した構成にし
たことを特徴とする鉄道交通システム。 - 【請求項4】請求項3に記載の鉄道交通システムにおい
て、 前記2階以上のプラットホームへの軌道の勾配は、前記
リニアモータ式鉄道車両の登坂能力に見合った勾配とし
たことを特徴とする鉄道交通システム。 - 【請求項5】請求項4に記載の鉄道交通システムにおい
て、 前記勾配は、回転電機式鉄道車両による鉄道交通システ
ムでの勾配の少なくとも2倍以上の値としたことを特徴
とする鉄道交通システム。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
鉄道交通システムにおいて、 前記リニアモータ式鉄道車両は、乗合自動車並の加減速
性能を備えたことを特徴とする鉄道交通システム。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
鉄道交通システムにおいて、 前記リニアモータ式鉄道車両の客室構造は、高加減速車
両構造としたことを特徴とする鉄道交通システム。 - 【請求項8】請求項7に記載の鉄道交通システムにおい
て、 前記リニアモータ式鉄道車両の客室構造は、全員着席構
造としたことを特徴とする鉄道交通システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293527A JPH10145907A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 鉄道交通システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293527A JPH10145907A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 鉄道交通システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10145907A true JPH10145907A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17795905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8293527A Pending JPH10145907A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 鉄道交通システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10145907A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009184585A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Light Rail:Kk | 総2階建て車両により列車当り床面積を倍増する鉄道交通システム |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP8293527A patent/JPH10145907A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009184585A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Light Rail:Kk | 総2階建て車両により列車当り床面積を倍増する鉄道交通システム |
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